JP2003220427A - 金型プレートの同時加工方法及び金型プレート - Google Patents

金型プレートの同時加工方法及び金型プレート

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JP2003220427A
JP2003220427A JP2002016399A JP2002016399A JP2003220427A JP 2003220427 A JP2003220427 A JP 2003220427A JP 2002016399 A JP2002016399 A JP 2002016399A JP 2002016399 A JP2002016399 A JP 2002016399A JP 2003220427 A JP2003220427 A JP 2003220427A
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die
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Koji Morozumi
幸司 両角
Makoto Matsuo
誠 松尾
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パンチプレート、ダイプレート、ストリッパ
プレートを3枚同時に加工を実施してそれぞれのプレー
トの同芯度が確実にとれるようにすること。 【解決手段】 複数の加工用下穴13a等、複数の皿ネ
ジ用穴13b等、複数のセットピン穴13c等がそれぞ
れ予め前加工されたパンチプレート13、ストリッパプ
レート12及びダイプレート11を金型構成順に重ね合
わせ、これらプレートの各セットピン穴にセットピン2
7をそれぞれ挿入して個々のプレートの位置合わせをし
た後に、皿ネジ26により3つのプレートを重ね合わせ
た状態で固定し、その後にダイプレートをワイヤ放電加
工装置の加工テーブル21に取り付けられた治具15に
セットし、ダイプレートの一面を垂直基準面とし、パン
チプレートの上面を水平基準面として調整して垂直・平
行出しを行い、ワイヤ放電加工装置により3つのプレー
トに対して同時に加工用下穴に仕上加工を実施する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は金型プレートを加工
する金型プレートの加工方法及び金型プレート、特に3
枚の金型プレートを重ねて同時に加工するようにしたも
のに関する。
【0002】
【従来の技術】図10の(A)は例えば特開平9−10
3829号公報に開示されている従来のパンチング金型
におけるストリッパプレートとダイプレートとを同時に
加工する方法を説明する正面図、(B)は(A)の平面
図、図11は同ストリッパプレートとダイプレートとを
同時に加工する方法の動作説明図である。従来のパンチ
ング金型におけるストリッパプレートとダイプレートを
同時に加工する方法について説明する。図10(A)、
(B)に示されているように、例えば治具1上にダイプ
レート2とストリッパプレート3を重ねて置くと共にボ
ルト4で固定せしめる。
【0003】次いで、ワイヤカットでストリッパプレー
ト3の穴5とこの穴5に対応するダイプレート2の刃先
穴6を同時に加工すると共に、芯出し用穴7,8を同時
に加工する。その後、ストリッパプレート3のみ取り出
した後、図11に示されているように、ダイプレート2
の刃先穴6にクリアランスC分だけ大きく加工する。従
って、同時に加工された芯出し用穴7,8を利用するこ
とによって、ストリッパプレート3とダイプレート2と
の芯出しを容易に行うことができ、パンチ金型とダイ金
型との同芯度を高精度に保つことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のパ
ンチング金型におけるストリッパプレートとダイプレー
トとを同時に加工する方法では、ストリッパプレートと
ダイプレートとが同時に加工されるため、両者の芯出し
は精度よく容易に行われることとなる。しかしながら、
プレス金型加工に用いられるパンチプレートは別にワイ
ヤ放電加工やジググラインダー等の加工機械によって加
工される。
【0005】従って、ストリッパプレート及びダイプレ
ートとパンチプレートとでは同時間の加工でないため
に、プレート個々の温度変化や、例えばワイヤの傾きな
どの加工状態や、機械位置出し精度及びセッテイングの
精度や、加工時における機械累積ピッチ誤差等の要因の
影響を受けて個々にプレート穴位置精度が異なることと
なり、これら3枚のプレートを金型に組み入れた場合に
上下型の位置がズレてしまうという問題があった。ま
た、これら3枚のプレートの位置ずれにより、これらの
プレートを用いてプレス加工をした場合に、製品にカエ
リやバリを生じさせ、品質上の問題も発生させていた。
【0006】本発明は、このような問題点を解決するた
めになされたものであり、パンチプレート、ダイプレー
ト、ストリッパプレートを3枚同時に加工を実施してそ
れぞれのプレートの同芯度が確実にとれる金型プレート
の同時加工方法及び金型プレートを得ることを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る金型プレー
トの同時加工方法は、少なくとも1つの加工用下穴、プ
レート位置合わせのための複数のセットピン穴がそれぞ
れ予め前加工されたパンチプレート、ストリッパプレー
ト及びダイプレートを金型構成順に重ね合わせ、重ね合
わせた3つのプレートの各セットピン穴にセットピンを
それぞれ挿入して個々のプレートの位置合わせをした後
に、固定手段により3つのプレートを重ね合わせた状態
で固定する工程と、その固定後に重ね合わされた3つの
プレートのうちのダイプレートをワイヤ放電加工装置の
加工テーブルに直接にセット又は取り付けられた治具に
セットし、ダイプレートの一面を垂直基準面とし、パン
チプレートの上面を水平基準面として調整して垂直・平
行出しを行う工程と、重ね合わされた3つのプレートに
対してワイヤ放電加工装置により、3枚同時に加工用下
穴に仕上加工を実施する工程とを含むものである。
【0008】本発明の金型プレートの同時加工方法は、
少なくとも1つの加工用下穴と、プレート位置合わせの
ための複数のセットピン穴とがそれぞれ予め前加工され
たダイプレート、ストリッパプレート及びパンチプレー
トを金型構成順に重ね合わせ、重ね合わせた3つのプレ
ートの各セットピン穴にセットピンをそれぞれ挿入して
個々のプレートの位置合わせを行った後に、これら3つ
のプレートを重ね合わせた状態で固定手段により固定
し、その固定後に重ね合わされた3つのプレートのうち
のダイプレートをワイヤ放電加工装置の加工テーブルに
直接に又は治具を介してセットし、ダイプレートの一面
を垂直基準面とし、パンチプレートの上面を水平基準面
として調整して垂直・平行出しを行い、その後に重ね合
わされた3つのプレートに対してワイヤ放電加工装置の
ワイヤにより、3枚同時に加工用下穴に仕上加工を実施
するようにしたから、3枚のそれぞれのプレートに仕上
加工がされた上下の仕上加工穴の同芯度が確実にとれる
こととなった。
【0009】また、3枚同時に加工用下穴に仕上加工を
実施するため、従来のようなプレート個々の温度変化
や、例えばワイヤの傾きなどの加工状態や、機械位置出
し精度及びセッテイングの精度や、加工時における機械
累積ピッチ誤差等の要因の影響を受けて個々にプレート
穴位置精度が異なることがなくなり、これら3枚のプレ
ートを金型に組み入れた場合に上下型の位置がズレてし
まうという問題が解消された。従って、これら3枚のプ
レートの位置ずれにより、これらのプレートを用いてプ
レス加工をした場合に、製品にカエリやバリを生じさせ
るという品質上の問題の発生も解消されることとなっ
た。
【0010】また、重ね合わせた3つのプレートを固定
する固定手段は予め前加工されたパンチプレート、スト
リッパプレート及びダイプレートを重ねて固定するため
にそれぞれ形成された複数のネジ穴と、重ね合わされた
3つのプレートの各ネジ穴にそれぞれ螺合する皿ネジと
からなるから、簡単な構成であり、安価に製作すること
ができる。
【0011】さらに、前記3枚同時に加工用下穴に仕上
加工を実施する工程は、ストレート加工前に3枚同時の
ワイヤ放電加工装置による抜きテーパ付けを行うテーパ
加工を行うことにより、ストレート加工後にテーパ加工
を実施して加工用下穴の仕上加工を行っていたときに生
じていた、傾いたワイヤの影響で二次放電を起こし、仕
上げ面を痛めてしまうという問題を避けることができ
た。また、加工用下穴に仕上加工を実施するときに、抜
きテーパ付けを行うテーパ加工を3枚同時に行うように
したから、仕上げられた各プレートを金型に組み入れて
製品を加工する場合に、組み入れたパンチ、ピンが下の
プレートに干渉することはなくなった。
【0012】また、前記3枚同時に加工用下穴に仕上加
工を実施した工程後に、前記固定手段による3つのプレ
ートの重ね合わせ固定を解除し、パンチプレートとスト
リッパプレートをダイプレートから切り離し、残ったダ
イプレートに、ワイヤ放電加工装置によりクリアランス
加工を実施するようにしたから、同芯度が確保されたま
まクリアランス加工が実施されることとなり、クリアラ
ンス加工の精度も確保されることとなる。
【0013】さらに、重ね合わされた3つのプレートの
加工用下穴に実施される仕上加工は、加工用下穴から所
定の加工形状までのファーストカット加工と仕上げを行
う複数回のセカンドカット加工とからなり、パンチプレ
ートとストリッパプレートが同じ材質で、ダイプレート
が異質材であるときは、ワイヤ放電加工装置の加工速度
は、ファーストカット加工において3つのプレートが同
材質の場合で加工を実施した時より遅くさせて加工を実
施するようにしたことにより、ワイヤの断線のおそれも
なく、異なる材質の3つのプレートに対する同時加工が
実現でき、しかも、セカンドカット加工では通常の同材
質の場合の同様に加工速度、加工電圧に大きな変化がな
いから、通常の同材質の場合に比べてさほど加工時間が
かかるという問題もない。また、異材質は硬度の高いも
ので、これをダイプレートとすれば、加工されたダイプ
レートは金型としての耐久性を向上させることとなる。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の形態に係る
金型プレートの同時加工方法の工程を示す工程図、図2
は同金型プレートの同時加工方法の仕上加工の工程を示
す工程図、図3は同金型プレートの同時加工方法に用い
られた治具にダイプレートが取り付けられた状態を示す
平面図、図4は同金型プレートの同時加工方法において
ダイプレートからパンチプレート及びストリッパプレー
トが取り外された状態を示す斜視図、図5は同金型プレ
ートの同時加工方法が実施される異材質混入の3枚のプ
レートを示す説明図である。図において、11は予め前
加工されたダイプレートで、このダイプレート11には
ダイ穴やセットポスト穴等のイニシャルホールとなる複
数の加工用下穴、複数の皿ネジ用穴及びプレート位置合
わせのための複数のセットピン凹部穴(図示省略)、4
つの固定ボルト穴11dがそれぞれ設けられている。
【0015】12は予め前加工されたストリッパプレー
トで、このストリッパプレート12には複数の加工用下
穴、複数の皿ネジ用穴及びプレート位置合わせのための
セットピン凹部穴と同径の貫通した複数のセットピン穴
(図示省略)がそれぞれ設けられている。13は予め前
加工されたパンチプレートで、このパンチプレート13
には複数の加工用下穴13a、複数の皿ネジ用穴13b
及びプレート位置合わせのためのセットピン凹部穴と同
径の貫通した複数のセットピン穴13cがそれぞれ設け
られている。
【0016】15はダイプレート11をワイヤ放電加工
装置の対向する一対の加工テーブル21に固定するため
の平板状の一対の治具である。この一対の治具15のそ
れぞれには外側に多数の治具取付用ネジ穴15aが設け
られ、内側に複数のプレート取付用ネジ穴15bが設け
られている。22はワイヤ放電加工装置の上部ノズル、
23はワイヤ放電加工装置の下部ノズル、24はワイヤ
放電加工装置のワイヤである。26は皿ネジ、27はセ
ットピン、28は治具取付用ネジ、29はプレート取付
用ネジである。
【0017】次に、本発明に係る金型プレートの同時加
工方法について図1から図4に基づいて説明する。ま
ず、ダイプレート11、ストリッパプレート12及びパ
ンチプレート13がそれぞれSKD11という合金工具
鋼で、同じ材質のものを同時加工する場合について説明
する。最初に、図1の(a)に示すように、加工用下穴
13a等と、皿ネジ用穴13b等とプレート位置合わせ
のためのセットピン凹部穴及びセットピン穴13c等と
がそれぞれ予め前加工されたダイプレート11、ストリ
ッパプレート12及びパンチプレート13を金型構成順
に重ね合わせ、重ね合わせた3つのプレートの各セット
ピン凹部穴及び各セットピン穴13c等にセットピン2
7をそれぞれ挿入して個々のプレートの位置合わせを行
う。
【0018】かかる位置合わせをした後に、図1の
(b)に示すように、これら3つのプレート11〜13
を重ね合わせた状態で固定手段である皿ネジ26を各皿
ネジ用穴13b等に螺合することにより固定する。かか
る固定により、位置合わせはできたので、その固定後に
はセットピン27を抜いておく。次に、ワイヤ放電加工
装置の対向する一対の加工テーブル21の各ネジ穴21
aに一対の治具15の各治具取付用ネジ穴15aを整合
させ、これらネジ穴に治具取付用ネジ28をそれぞれ締
着して一対の加工テーブル21に一対の治具15を固定
しておく。しかる後に、図1の(c)に示すように、重
ね合わせて皿ネジ26により固定された3つのプレート
のうちのダイプレート11の各固定ボルト穴11dを一
対の治具15の各プレート取付用ネジ穴15bに整合さ
せ、これらネジ穴にプレート取付用ネジ29をそれぞれ
締着して一対の治具15にダイプレート11をセットす
る。
【0019】こうしてワイヤ放電加工装置の対向する一
対の加工テーブル21に一対の治具15を介して重ね合
わされた3つのプレート11〜13がセットされたら、
ダイプレート11の一面を垂直基準面とし、パンチプレ
ート13の上面を水平基準面として一対の治具15のプ
レート取付用ネジ29の締め具合を調整して垂直・平行
出しを行う。重ね合わされたプレート11〜13の垂直
・平行出しが終わったら、重ね合わされた3つのプレー
トに対してワイヤ放電加工装置の上部ノズル22と下部
ノズル23に張られたワイヤ24により、図1の(d)
に示すように、3枚同時に加工用下穴13a等に仕上加
工を実施し、これらプレート11〜13にポスト穴31
やパンチ穴、ダイ穴等となる切刃穴32を設ける。
【0020】次に、ワイヤ放電加工装置による重ね合わ
されたプレート11〜13に対する切刃穴32の同時仕
上加工について図2に基づいて詳細に説明する。まず、
図2の(a)に示すように、重ね合わされたプレート1
1〜13の加工用下穴11a、12a、13aにワイヤ
放電加工装置の上部ノズル22と下部ノズル23に張ら
れたワイヤ24を通す。次に、重ね合わされたプレート
11〜13に対してワイヤ放電加工装置のワイヤ24に
より3枚同時にテーパ加工を実施する。このとき、イニ
シャルホールである加工用下穴11a、12a、13a
から所定のテーパ加工形状までのファーストカット加工
と例えば4回のセカンドカット加工の工程を経て行い、
図2の(b)に示すように重ねた状態での抜きテーパ付
けを行う。
【0021】抜きテーパ付けが終了すれば、次に必要な
高さまでを3枚同時にストレート加工を実施し、ダイプ
レート11に逃げがある切刃を付けた切刃穴32が形成
される。このときも、所定のストレート加工形状までの
ファーストカット加工と例えば4回のセカンドカット加
工の工程を経て行い、図2の(c)に示すように重ねた
状態でのストレート付けを行い、ダイプレート11に切
刃を付ける。なお、ダイプレート11に切刃を付けると
きに、ストレート仕上げ加工後にテーパ付けを実施する
と、傾いたワイヤの影響で二次放電を起こし、仕上げ面
を痛めてしまうので行わない。
【0022】また、ダイプレート11に逃げがない切刃
を付けた切刃穴32を設ける場合は、ストレート加工だ
けを実施する。図6は同じ材質の3つのプレートに対し
て同時にストレート加工をした場合の加工条件データを
示す表である。ダイプレート11、ストリッパプレート
12及びパンチプレート13がそれぞれSKD11とい
う合金工具鋼であり、各プレートの厚さがそれぞれ5m
mであり、重ね合わされた3つのプレートの厚さが15
mmである。
【0023】そして、1回のファーストカット加工と4
回のセカンドカット加工における加工速度と加工電圧を
図6の表は示している。3つのプレート11〜13が同
じ材質の場合、加工速度及び加工電圧はいずれもファー
ストカット加工(粗加工)とセカンドカット加工(仕上
加工)ではあまり変わらないことが分かる。なお、ファ
ーストカット加工から4回目のセカンドカット加工にお
いて、加工電圧が高いのは、オフセットを狭めて加工を
念をいれてやるため、殆ど放電されないことにより、電
圧値が高くなったものである。
【0024】また、ダイプレート11においてクリアラ
ンスが必要となる加工形状については、3枚同時に加工
してダイプレート11に切刃穴32を設けた後に、図4
に示すように上側の2枚のストリッパプレート12とパ
ンチプレート13とをダイプレート11から皿ネジ26
を外して取り除き、残ったダイプレート11においてク
リアランス分をオフセットさせて加工を実施して仕上げ
る。また、クリアランス分をラッピングして仕上げても
よい。
【0025】次に、図5に示すように、ダイプレート1
1がG5という超硬材で、ストリッパプレート12及び
パンチプレート13がそれぞれSKD11という合金工
具鋼で、異材質混入のものに同時加工する場合について
説明する。この場合の同時加工は、ワイヤ放電加工装置
の加工テーブル21へのセッティングは同材質のものを
同時加工する場合と同じ手順であり、相違するのは加工
条件であるため、その手順の説明は省略する。図7は異
材質混入の3つのプレートに対して同時にストレート加
工をした場合の加工条件データを示す表である。
【0026】ダイプレート11がG5という超硬材で、
ストリッパプレート12及びパンチプレート13がそれ
ぞれSKD11という合金工具鋼であり、各プレートの
厚さがそれぞれ5mmであり、重ね合わされた3つのプ
レートの厚さが15mmである。そして、1回のファー
ストカット加工と4回のセカンドカット加工における加
工速度と加工電圧を図7の表は示している。なお、図8
は同じ材質と異材質混入の3つのプレートに対してそれ
ぞれ同時にストレート加工をした場合の加工速度の比較
を示すグラフ、図9は同じ材質と異材質混入の3つのプ
レートに対してそれぞれ同時にストレート加工をした場
合の加工電圧の比較を示すグラフである。
【0027】上記のように3つのプレート11〜13が
異なる材質の場合、図7の表、図8のグラフを見ても分
かるように、加工速度はファーストカット加工では通常
の同材質の場合の速度の50%以下まで低下させて加工
を実施している。これはダイプレート11が超硬材で合
金工具鋼より放電による溶融が遅いことにより合金工具
鋼と同じ速度で加工するとワイヤ断線するおそれがある
からである。また、図7の表、図9のグラフを見て分か
るように、加工電圧はファーストカット加工では高い。
これはファーストカット加工で加工速度を低下させたこ
とによる。セカンドカット加工では加工速度、加工電圧
に大きな変化は見られない。また、ファーストカット加
工以降のセカンドカット加工における加工形状について
は、オフセット調整で必要とする寸法に合わせて精度を
確保するようにしている。
【0028】このように、本発明の金型プレートの同時
加工方法は、加工用下穴13a等と、皿ネジ用穴13b
等とプレート位置合わせのためのセットピン凹部穴及び
セットピン穴13c等とがそれぞれ予め前加工されたダ
イプレート11、ストリッパプレート12及びパンチプ
レート13を金型構成順に重ね合わせ、重ね合わせた3
つのプレートのセットピン凹部穴及びセットピン穴13
c等にセットピン27をそれぞれ挿入して個々のプレー
トの位置合わせを行った後に、これら3つのプレート1
1〜13を重ね合わせた状態で固定手段である皿ネジ2
6により固定し、その固定後に重ね合わされた3つのプ
レート11〜13のうちのダイプレート11をワイヤ放
電加工装置の対向する一対の加工テーブル21に一対の
治具15を介してセットし、ダイプレート11の一面を
垂直基準面とし、パンチプレート13の上面を水平基準
面として一対の治具15の治具取付用ネジ28の締め具
合を調整して垂直・平行出しを行い、その後に重ね合わ
された3つのプレート11〜13に対してワイヤ放電加
工装置のワイヤ24により、3枚同時に加工用下穴13
a等に仕上加工を実施するようにしたから、それぞれの
プレートに仕上加工がされた上下の仕上加工穴の同芯度
が確実にとれることとなった。
【0029】また、3枚同時に加工用下穴13a等に仕
上加工を実施するため、従来のようなプレート個々の温
度変化や、例えばワイヤの傾きなどの加工状態や、機械
位置出し精度及びセッテイングの精度や、加工時におけ
る機械累積ピッチ誤差等の要因の影響を受けて個々にプ
レート穴位置精度が異なることがなくなり、これら3枚
のプレート11〜13を金型に組み入れた場合に上下型
の位置がズレてしまうという問題が解消された。従っ
て、これら3枚のプレート11〜13の位置ずれによ
り、これらのプレートを用いてプレス加工をした場合
に、製品にカエリやバリを生じさせるという品質上の問
題の発生も解消されることとなった。
【0030】さらに、重ね合わされた3つのプレート1
1〜13に対してワイヤ放電加工装置のワイヤ24によ
り、3枚同時に加工用下穴13a等に仕上加工を実施し
たから、その仕上加工として例えばテーパ加工を実施し
たとしても、組み入れるパンチ、ピンが下のプレートに
干渉することはない。
【0031】また、ダイプレート11においてクリアラ
ンスが必要となる加工形状については、3枚同時に加工
用下穴13a等に仕上加工を実施した後に、上側の2枚
のストリッパプレート12とパンチプレート13とをダ
イプレート11から皿ネジ26を外して取り除き、残っ
たダイプレート11においてクリアランス分をオフセッ
トさせて加工を実施して仕上げるようにしたから、同芯
度が確保されたままクリアランス加工が実施されること
となり、クリアランス加工の精度も確保されることとな
る。
【0032】また、3つのプレート11〜13が異なる
材質の場合に、ワイヤ放電加工装置による加工速度はフ
ァーストカット加工では通常の同材質の場合の速度の5
0%以下まで低下させて加工を実施するようにしたこと
により、ワイヤの断線のおそれもなく、異なる材質の3
つのプレートに対する同時加工が実現されることとなっ
た。しかも、セカンドカット加工以降では通常の同材質
の場合の同様に加工速度、加工電圧に大きな変化がない
から、通常の同材質の場合に比べてさほど加工時間がか
かるという問題もないものである。また、異材質は硬度
の高いもので、これをダイプレート11とすれば、加工
されたダイプレート11は金型としての耐久性を向上さ
せることとなる。
【0033】なお、上記異材質は全体が硬度の高いプレ
ートだけでなく、入れ子が混じったものであってもよい
ことは勿論である。また、3つのプレート11〜13が
同じ材質のものとして合金工具鋼の例を挙げて説明した
が、これに限られないことは勿論であり、3つのプレー
ト11〜13のうち、ダイプレート11がG5という超
硬材で、ストリッパプレート12及びパンチプレート1
3がそれぞれSKD11という合金工具鋼として異材質
混入の例について説明したが、超硬材や合金工具鋼に限
定されないことはいうまでもない。
【0034】
【発明の効果】以上のように、本発明の金型プレートの
同時加工方法は、少なくとも1つの加工用下穴と、プレ
ート位置合わせのための複数のセットピン穴とがそれぞ
れ予め前加工されたダイプレート、ストリッパプレート
及びパンチプレートを金型構成順に重ね合わせ、重ね合
わせた3つのプレートの各セットピン穴にセットピンを
それぞれ挿入して個々のプレートの位置合わせを行った
後に、これら3つのプレートを重ね合わせた状態で固定
手段により固定し、その固定後に重ね合わされた3つの
プレートのうちのダイプレートをワイヤ放電加工装置の
加工テーブルに直接に又は治具を介してセットし、ダイ
プレートの一面を垂直基準面とし、パンチプレートの上
面を水平基準面として調整して垂直・平行出しを行い、
その後に重ね合わされた3つのプレートに対してワイヤ
放電加工装置のワイヤにより、3枚同時に加工用下穴に
仕上加工を実施するようにしたから、3枚それぞれのプ
レートに仕上加工がされた上下の仕上加工穴の同芯度が
確実にとれるという効果がある。
【0035】また、3枚同時に加工用下穴に仕上加工を
実施するため、従来のようなプレート個々の温度変化
や、例えばワイヤの傾きなどの加工状態や、機械位置出
し精度及びセッテイングの精度や、加工時における機械
累積ピッチ誤差等の要因の影響を受けて個々にプレート
穴位置精度が異なることがなくなり、これら3枚のプレ
ートを金型に組み入れた場合に上下型の位置がズレてし
まうという問題が解消された。従って、これら3枚のプ
レートの位置ずれにより、これらのプレートを用いてプ
レス加工をした場合に、製品にカエリやバリを生じさせ
るという品質上の問題の発生も解消されることとなっ
た。
【0036】また、重ね合わせた3つのプレートを固定
する固定手段は予め前加工されたパンチプレート、スト
リッパプレート及びダイプレートに重ねて固定するため
にそれぞれ形成された複数のネジ穴と、重ね合わされた
3つのプレートの各ネジ穴にそれぞれ螺合する皿ネジと
からなるから、簡単な構成であり、安価に製作すること
ができる。
【0037】さらに、3枚同時に加工用下穴に仕上加工
を実施する工程は、ストレート加工前に3枚同時のワイ
ヤ放電加工装置による抜きテーパ付けを行うテーパ加工
を行うことにより、ストレート加工後にテーパ加工を実
施して加工用下穴に仕上加工を行っていたときに生じて
いた、傾いたワイヤの影響で二次放電を起こし、仕上げ
面を痛めてしまうという問題を避けることができるとい
う効果がある。また、3枚同時に加工用下穴に仕上加工
を実施するときに、抜きテーパ付けを行うテーパ加工を
3枚同時に行うようにしたから、仕上げられた各プレー
トを金型に組み入れて製品を加工する場合に、組み入れ
たパンチ、ピンが下のプレートに干渉することはなくな
った。
【0038】また、3枚同時に加工用下穴に仕上加工を
実施した工程後に、固定手段による3つのプレートの重
ね合わせ固定を解除し、パンチプレートとストリッパプ
レートをダイプレートから切り離し、残ったダイプレー
トに、ワイヤ放電加工装置によりクリアランス加工を実
施するようにしたから、同芯度が確保されたままクリア
ランス加工が実施されることとなり、クリアランス加工
の精度も確保されることという効果がある。
【0039】さらに、重ね合わされた3つのプレートの
加工用下穴に実施される仕上加工は、加工用下穴から所
定の加工形状までのファーストカット加工と仕上げを行
う複数回のセカンドカット加工からなり、パンチプレー
トとストリッパプレートが同じ材質で、ダイプレートが
異質材であるときは、ワイヤ放電加工装置の加工速度
は、ファーストカット加工において3つのプレートが同
材質の場合で加工を実施した時より遅くさせて加工を実
施するようにしたから、ワイヤの断線のおそれもなく、
異なる材質の3つのプレートに対する同時加工が実現で
き、しかも、セカンドカット加工では通常の同材質の場
合の同様に加工速度、加工電圧に大きな変化がないか
ら、通常の同材質の場合に比べてさほど加工時間がかか
るという問題もないという効果がある。また、異材質は
硬度の高いもので、これをダイプレートとすれば、加工
されたダイプレートは金型としての耐久性を向上させる
こととなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係る金型プレートの同
時加工方法の工程を示す工程図である。
【図2】 同金型プレートの同時加工方法の仕上加工の
工程を示す工程図である。
【図3】 同金型プレートの同時加工方法に用いられた
治具にダイプレートが取り付けられた状態を示す平面図
である。
【図4】 同金型プレートの同時加工方法においてダイ
プレートからパンチプレート及びストリッパプレートが
取り外された状態を示す斜視図である。
【図5】 同金型プレートの同時加工方法が実施される
異材質混入のプレートを示す説明図である。
【図6】 同じ材質の3つのプレートに対して同時にス
トレート加工をした場合の加工条件データを示す表であ
る。
【図7】 異材質混入の3つのプレートに対して同時に
ストレート加工をした場合の加工条件データを示す表で
ある。
【図8】 同じ材質と異材質混入の3つのプレートに対
してそれぞれ同時にストレート加工をした場合の加工速
度の比較を示すグラフである。
【図9】 同じ材質と異材質混入の3つのプレートに対
してそれぞれ同時にストレート加工をした場合の加工電
圧の比較を示すグラフである。
【図10】 従来のパンチング金型におけるストリッパ
プレートとダイプレートとを同時に加工する方法を説明
する正面図及び平面図である。
【図11】 同ストリッパプレートとダイプレートとを
同時に加工する方法の動作説明図である。
【符号の説明】
11・・・ ダイプレート、12・・・ ストリッパプ
レート、13・・・パンチプレート、13a・・・ 加
工用下穴、13b・・・ 皿ネジ用穴、13c・・・
セットピン穴、15・・・ 治具、21・・・ 加工テ
ーブル、24・・・ ワイヤ、26・・・ 皿ネジ、2
7・・・ セットピン

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1つの加工用下穴、プレート
    位置合わせのための複数のセットピン穴がそれぞれ予め
    前加工されたパンチプレート、ストリッパプレート及び
    ダイプレートを金型構成順に重ね合わせ、重ね合わせた
    3つのプレートの各セットピン穴にセットピンをそれぞ
    れ挿入して個々のプレートの位置合わせをした後に、固
    定手段により3つのプレートを重ね合わせた状態で固定
    する工程と、 その固定後に重ね合わされた3つのプレートのうちのダ
    イプレートをワイヤ放電加工装置の加工テーブルに直接
    にセット又は取り付けられた治具にセットし、ダイプレ
    ートの一面を垂直基準面とし、パンチプレートの上面を
    水平基準面として調整して垂直・平行出しを行う工程
    と、 重ね合わされた3つのプレートに対してワイヤ放電加工
    装置により、3枚同時に加工用下穴に仕上加工を実施す
    る工程と、 を含むことを特徴とする金型プレートの同時加工方法。
  2. 【請求項2】 前記固定手段は予め前加工されたパンチ
    プレート、ストリッパプレート及びダイプレートを重ね
    て固定するためにそれぞれ形成された複数のネジ穴と、
    重ね合わされた3つのプレートの各ネジ穴にそれぞれ螺
    合する皿ネジとからなることを特徴とする請求項1記載
    の金型プレートの同時加工方法。
  3. 【請求項3】 前記3枚同時に加工用下穴に仕上加工を
    実施する工程は、ストレート加工前に3枚同時のワイヤ
    放電加工装置による抜きテーパ付けを行うテーパ加工を
    含むことを特徴とする請求項1記載の金型プレートの同
    時加工方法。
  4. 【請求項4】 前記3枚同時に加工用下穴に仕上加工を
    実施した工程後に、前記固定手段による3つのプレート
    の重ね合わせ固定を解除し、パンチプレートとストリッ
    パプレートをダイプレートから切り離し、残ったダイプ
    レートに、ワイヤ放電加工装置によりクリアランス加工
    を実施することを特徴とする請求項1、2又は3のいず
    れかに記載の金型プレートの同時加工方法。
  5. 【請求項5】 少なくとも1つの加工用下穴が予め前加
    工されたパンチプレート、ストリッパプレート及びダイ
    プレートを金型構成順に重ね合わせ、重ね合わされた状
    態で固定された3つのプレートを同時にワイヤ放電加工
    装置により仕上加工する金型プレートの同時加工方法で
    あって、 重ね合わされた3つのプレートの加工用下穴に実施され
    る仕上加工は、加工用下穴から所定の加工形状までのフ
    ァーストカット加工と仕上げを行う複数回のセカンドカ
    ット加工とからなり、3つのプレートが同じ材質である
    ときには、ワイヤ放電加工装置の加工速度は各カット加
    工で略同じであることを特徴とする金型プレートの同時
    加工方法。
  6. 【請求項6】 前記3つのプレートの材質は合金工具鋼
    であることを特徴とする請求項5記載の金型プレートの
    同時加工方法。
  7. 【請求項7】 少なくとも1つの加工用下穴が予め前加
    工されたパンチプレート、ストリッパプレート及びダイ
    プレートを金型構成順に重ね合わせ、重ね合わされた状
    態で固定された3つのプレートを同時にワイヤ放電加工
    装置により仕上加工する金型プレートの同時加工方法で
    あって、 重ね合わされた3つのプレートの加工用下穴に実施され
    る仕上加工は、加工用下穴から所定の加工形状までのフ
    ァーストカット加工と仕上げを行う複数回のセカンドカ
    ット加工とからなり、パンチプレートとストリッパプレ
    ートが同じ材質で、ダイプレートが異質材であるとき
    は、ワイヤ放電加工装置の加工速度は、該ファーストカ
    ット加工において3つのプレートが同材質の場合で加工
    を実施した時とは異なることを特徴とする金型プレート
    の同時加工方法。
  8. 【請求項8】 前記ワイヤ放電加工装置の加工速度は、
    ファーストカット加工において3つのプレートが同材質
    の場合で加工を実施した時より遅いことを特徴とする請
    求項7記載の金型プレートの同時加工方法。
  9. 【請求項9】 少なくとも1つの加工用下穴が予め前加
    工されたパンチプレート、ストリッパプレート及びダイ
    プレートを金型構成順に重ね合わせ、重ね合わされた状
    態で固定された3つのプレートを同時にワイヤ放電加工
    装置により仕上加工する金型プレートの同時加工方法で
    あって、 重ね合わされた3つのプレートの加工用下穴に実施され
    る仕上加工は、加工用下穴から所定の加工形状までのフ
    ァーストカット加工と仕上げを行う複数回のセカンドカ
    ット加工とからなり、パンチプレートとストリッパプレ
    ートが同じ材質で、ダイプレートが異質材であるとき
    は、ワイヤ放電加工装置の加工電圧は、該ファーストカ
    ット加工と該セカンドカット加工では異なることを特徴
    とする金型プレートの同時加工方法。
  10. 【請求項10】 前記ワイヤ放電加工装置の加工電圧
    は、ファーストカット加工がセカンドカット加工より高
    いことを特徴とする請求項9記載の金型プレートの同時
    加工方法。
  11. 【請求項11】 前記パンチプレートとストリッパプレ
    ートが合金工具鋼で、前記ダイプレートが超硬材である
    ことを特徴とする請求項7から10のいずれかに記載の
    金型プレートの同時加工方法。
  12. 【請求項12】 請求項1〜11のいずれかに記載の金
    型プレートの同時加工方法を用いてパンチプレート、ス
    トリッパプレート及びダイプレートが同時に製造された
    ことを特徴とする金型プレート。
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