JP2003220236A - 遊技機、コンピュータプログラムおよび記録媒体 - Google Patents

遊技機、コンピュータプログラムおよび記録媒体

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JP2003220236A
JP2003220236A JP2002022140A JP2002022140A JP2003220236A JP 2003220236 A JP2003220236 A JP 2003220236A JP 2002022140 A JP2002022140 A JP 2002022140A JP 2002022140 A JP2002022140 A JP 2002022140A JP 2003220236 A JP2003220236 A JP 2003220236A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 早く飽きの来ない遊技機を実現する。 【解決手段】 識別図柄「0」および装飾図柄「熊」が
組み合わされて左図柄として表示されており、識別図柄
「1」および装飾図柄「提灯アンコウ」が組み合わされ
て中図柄として表示されており、識別図柄「2」および
装飾図柄「翼竜」が組み合わされて右図柄として表示さ
れている。そして変動表示が開始されると、識別図柄と
装飾図柄とに分離され、それぞれ個別に変動表示を行
う。そして変動時間がタイムアップすると、分離してい
た識別図柄および装飾図柄が組み合わされ、確定表示さ
れる。変動表示を開始したときは、識別図柄「1」およ
び装飾図柄「提灯アンコウ」が組合せられていたが、確
定表示したときには、識別図柄「1」および装飾図柄
「自動車」の組合せに変化している。したがって、識別
図柄および装飾図柄の組合せが常に固定されている従来
のパチンコ機よりも飽きの来ないパチンコ機を実現でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、遊技盤に発射された
遊技球が所定の領域を通過したことに基いて、複数の画
像を配列した画像列を複数個所においてそれぞれ変動表
示する表示装置を備え、上記複数個所においてそれぞれ
確定表示された画像が所定の組合せである場合に遊技者
に所定の利益を付与する遊技機、その遊技機をコンピュ
ータにより機能させるためのコンピュータプログラムお
よびそのコンピュータプログラムが記録された記録媒体
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の遊技機として、たとえば
図16に示すパチンコ機が知られている。図16は、そ
のパチンコ機を正面から見た概略説明図である。パチン
コ機500に設けられた操作ハンドル501を操作して
発射された遊技球が第1種始動口502、あるいは、両
翼を開放した普通電動役物503に入賞すると、特別図
柄表示器504の画面上の横方向3個所において複数の
図柄(たとえば、0〜9)が上下方向に変動表示され
る。そして、所定時間経過後に3個所に確定表示された
3つの特別図柄が大当り図柄(たとえば、図16に示す
ような「777」)に揃うと大当りが発生し、扉式の開
閉部材505が開作動し、大入賞口506が開口する。
そして、大入賞口506に遊技球が入賞すると、入賞球
1個に付き、所定個数(たとえば、15個)の賞球が上
受け皿507に払出される。また、大入賞口506に入
賞した入賞球の数が所定数(たとえば、10個)に達す
るか、あるいは、大入賞口506が開口してから所定時
間(たとえば、30秒)経過するか、いずれかの条件が
満たされると、開閉部材505が閉作動し、大入賞口5
06が閉口する。さらに、大入賞口506に入賞した遊
技球が大入賞口506の内部に設けられた特定領域50
8を通過すると、大入賞口506が連続して開口する権
利が発生する。このように、大入賞口506が開口して
から閉口するまでを1ラウンドとし、遊技球が特定領域
508を通過することを条件として、複数のラウンド
(たとえば、15ラウンド)の遊技を行うことができ
る。ところで、上記従来のパチンコ機500の特別図柄
表示器504により変動表示される図柄には、次の記載
するものが知られている。 (1)0〜9などの数字と、各数字を装飾する絵(以
下、装飾図柄という)とを組み合わせて一体化した図
柄。(2)0〜9などの数字のみ。(3)複数種類の絵
のみ。これらのうち、(1)に記載した図柄が最も多く
用いられている。その図柄を用いたパチンコ機では、図
柄の変動表示が開始されたころは、装飾図柄を数字より
も大きく表示し、特別図柄表示器504において3個所
で確定表示される数字のうち、2個所に同じ数字が確定
表示された場合に、残る1個所の変動表示速度が遅くな
り、大当りになるか否か遊技者をやきもきさせる演出を
行う、いわゆるリーチになったときに数字を縮小して装
飾図柄を拡大するなどの演出が行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、数字と装飾図
柄とを組み合わせて一体化した図柄を変動表示するパチ
ンコ機は、数字のみ、または絵のみを変動表示するもの
よりは、数字および装飾図柄の組合せ種類を多く考える
ことはできるが、工場出荷時から廃棄されるまで、数字
および装飾図柄の組合せが固定されているため、遊技者
が直ぐに見慣れてしまい、早く飽きてしまうという問題
がある。したがって、パチンコ機メーカーは、上記問題
を解決するため、数字および装飾図柄の組合せを変更し
た新機種を製造したり、数字と新たな装飾図柄と組み合
わせた新機種を製造したりしなければならず、非常に開
発コストが高くなるという問題を抱えている。
【0004】そこでこの発明は、上記問題を解決するた
めになされたものであり、早く飽きの来ない遊技機を実
現することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段・作用および効果】この発
明は、上記目的を達成するため、請求項1ないし請求項
4に記載の発明では、遊技盤に発射された遊技球が所定
の領域を通過したことに基いて、複数の画像を配列した
画像列を複数個所においてそれぞれ変動表示する表示装
置を備えており、前記複数個所においてそれぞれ確定表
示された画像が所定の組合せである場合に遊技者に所定
の利益を付与する遊技機において、前記表示装置は、画
像間の識別機能を有する複数の識別画像を一定の規則に
従って配列した識別画像列を変動表示する機能と、前記
識別画像を装飾する複数の装飾画像を表示する機能と、
前記識別画像と前記装飾画像とを組み合わせて表示する
機能と、組み合わせて表示された前記識別画像および前
記装飾画像を分離する機能と、前記組み合わせて表示さ
れた前記識別画像および前記装飾画像の組み替えを行う
機能とを有するという技術的手段を用いる。
【0006】表示装置は、組み合わせて表示された識別
画像および装飾画像の組み替えを行う機能を備えるた
め、その組み替えができない遊技機よりも多くの識別画
像および装飾画像の組み合わせを表示することができ
る。たとえば、0〜9の数字を表現した計10個の識別
画像と、チェリーやオレンジなどの果実を表現した計1
0個の装飾画像との組合せを考えた場合、従来のように
その組合せが固定されている場合の組合せの数は10通
りであるが、本発明のように識別画像および装飾画像の
組み替えを行うと、最大100通り、つまり従来の10
倍の組合せを実現できる。したがって、従来の遊技機よ
りも早く飽きの来ない遊技機を実現できる。また、組み
合わせて表示された識別画像および装飾画像を分離する
機能をも備えるため、表示内容をより一段と豊富にする
ことができるので、より一層飽きの来ない遊技機を実現
できる。
【0007】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の遊技機において、前記表示装置は、前記識別画像と
前記装飾画像とを組み合わせたときの態様を変更する機
能を備えるという技術的手段を用いる。
【0008】つまり、組み合わせて表示された識別画像
および装飾画像の組み替えを行う機能に加えて、その組
み合わせたときの態様を変更する機能をも備えるため、
表示内容をより一段と豊富にすることができるので、よ
り一層飽きの来ない遊技機を実現できる。
【0009】請求項3に記載の発明では、請求項1また
は請求項2に記載の遊技機において、前記表示装置は、
前記装飾画像の背景に背景画像を表示する機能と、前記
遊技者に前記所定の利益が付与される信頼度に対応して
前記装飾画像および前記背景画像の組合せを変更可能に
決定する機能とを備えたという技術的手段を用いる。
【0010】つまり、装飾画像および背景画像の組合せ
が、遊技者に所定の利益が付与される信頼度に対応して
いるため、遊技者は、表示された装飾画像および背景画
像の組合せを見ることにより、上記信頼度の程度を推定
することができる。なお、信頼度とは、たとえば図柄表
示器の3つの表示領域に「7」がそれぞれ表示された場
合を大当りとすると、2つの表示領域に「7」が表示さ
れており、残りの1つの表示領域に「7」が確定表示さ
れる確率を意味する。
【0011】請求項4に記載の発明では、請求項1また
は請求項2に記載の遊技機において、前記表示装置は、
前記装飾画像の背景に背景画像を表示する機能と、前記
所定の利益の内容に対応して前記装飾画像および前記背
景画像の組合せを変更可能に決定する機能とを備えたと
いう技術的手段を用いる。
【0012】つまり、装飾画像および背景画像の組合せ
が、遊技者に付与される利益の内容に対応しているた
め、遊技者は、表示された装飾画像および背景画像の組
合せを見ることにより、上記利益の内容を推定すること
ができる。
【0013】請求項5に記載の発明では、請求項3に記
載の遊技機において、前記表示装置は、前記信頼度が高
いほど、前記装飾画像により表現されるものが有する性
質と、前記背景画像により表現されるものが有する性質
との共通性の程度が大きい組合せの前記装飾画像および
前記背景画像を表示するという技術的手段を用いる。
【0014】つまり、信頼度が高いほど、装飾画像によ
り表現されるものが有する性質と、背景画像により表現
されるものが有する性質との共通性の程度が大きい組合
せの装飾画像および背景画像を表示することができるた
め、遊技者は、上記共通性の程度が大きい装飾画像およ
び背景画像が表示された場合は、信頼度が大きいと推定
することができる。
【0015】請求項6に記載の発明では、請求項4に記
載の遊技機において、前記表示装置は、前記利益の内容
が遊技者に有利な内容であるほど、前記装飾画像により
表現されるものが有する性質と、前記背景画像により表
現されるものが有する性質との共通性の程度が大きい組
合せの前記装飾画像および前記背景画像を表示するとい
う技術的手段を用いる。
【0016】つまり、遊技者に付与される利益の内容が
遊技者に有利な内容であるほど、装飾画像により表現さ
れるものが有する性質と、背景画像により表現されるも
のが有する性質との共通性の程度が大きい組合せの装飾
画像および背景画像を表示することができるため、遊技
者は、上記共通性の程度が大きい装飾画像および背景画
像が表示された場合は、遊技者に付与される利益の内容
の程度を推定することができる。
【0017】請求項7に記載の発明では、遊技盤に発射
された遊技球が所定の領域を通過したことに基いて、複
数の画像を配列した画像列を複数個所においてそれぞれ
変動表示する表示装置を備えており、前記複数個所にお
いてそれぞれ確定表示された画像が所定の組合せである
場合に遊技者に所定の利益を付与する遊技機をコンピュ
ータにより機能させるためのコンピュータプログラムで
あって、前記表示装置として機能するコンピュータが、
画像間の識別機能を有する複数の識別画像を一定の規則
に従って配列した識別画像列を変動表示する処理と、前
記識別画像を装飾する複数の装飾画像を表示する処理
と、前記識別画像と前記装飾画像とを組み合わせて表示
する処理と、組み合わせて表示された前記識別画像およ
び前記装飾画像を分離する処理と、前記組み合わせて表
示された前記識別画像および前記装飾画像の組み替えを
行う処理とを含む処理を実行するためのコンピュータプ
ログラムという技術的手段を用いる。
【0018】つまり、請求項1に記載の遊技機は、たと
えば、後述する発明の実施の形態に記載するように、パ
チンコ機(遊技機)に内蔵されたCPU(コンピュー
タ)により機能するため、上記コンピュータプログラム
をROM(記録媒体)に記録しておき、その記録された
コンピュータプログラムを上記CPUが実行することに
より、上記パチンコ機を機能させることができる。
【0019】請求項8に記載の発明では、遊技盤に発射
された遊技球が所定の領域を通過したことに基いて、複
数の画像を配列した画像列を複数個所においてそれぞれ
変動表示する表示装置を備えており、前記複数個所にお
いてそれぞれ確定表示された画像が所定の組合せである
場合に遊技者に所定の利益を付与する遊技機をコンピュ
ータにより機能させるためのコンピュータプログラムが
記録された記録媒体であって、前記表示装置として機能
するコンピュータが、画像間の識別機能を有する複数の
識別画像を一定の規則に従って配列した識別画像列を変
動表示する処理と、前記識別画像を装飾する複数の装飾
画像を表示する処理と、前記識別画像と前記装飾画像と
を組み合わせて表示する処理と、組み合わせて表示され
た前記識別画像および前記装飾画像を分離する処理と、
前記組み合わせて表示された前記識別画像および前記装
飾画像の組み替えを行う処理とを含む処理を実行するた
めのコンピュータプログラムが記録された記録媒体とい
う技術的手段を用いる。
【0020】つまり、コンピュータにより遊技を制御す
る遊技機にあっては、たとえば、後述する発明の実施の
形態に記載するように、パチンコ機(遊技機)に設けら
れたROM(記録媒体)に記録されたコンピュータプロ
グラムをCPU(コンピュータ)が実行することにより
機能することから、上記コンピュータプログラムを記録
したROMなどの記録媒体を使用することにより、請求
項1に記載の遊技機を実現できる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係る遊技機の実
施形態について図を参照して説明する。なお、以下に記
載する各実施形態では、この発明に係る遊技機として第
1種のパチンコ機を例に挙げて説明する。 [全体の主要構成]まず、この実施形態のパチンコ機の
主要構成について図1を参照して説明する。図1は、そ
のパチンコ機の外観を示す斜視説明図である。パチンコ
機1には、前枠2が開閉可能に備えられており、その前
枠2には、ガラス枠4が開閉可能に取付けられている。
前枠2の右側には、ガラス枠4開閉用の鍵を差し込む鍵
穴3が設けられている。ガラス枠4の内部には、遊技盤
5が設けられており、前枠2の右側下方には、遊技球を
遊技盤5へ発射する発射装置(図示省略)を操作するた
めの発射ハンドル15が回動可能に取付けられている。
ガラス枠4の下方には、賞球や貸球が供給される賞球・
貸球供給口6aが形成されており、この賞球・貸球供給
口6aの供給側には、その賞球・貸球供給口6aから供
給された賞球や貸球を溜めておくための上受け皿6が取
り付けられている。上受け皿6の下方には、上受け皿6
の収容可能数を超えて流下した賞球や上受け皿球抜きレ
バー6bの操作により上受け皿6から排出された遊技球
などを排出する排出口7aが形成されている。排出口7
aの排出側には、その排出口7aから排出された遊技球
を収容しておくための下受け皿7が設けられている。ま
た、遊技盤5の上方には、枠ランプ9が設けられてお
り、下受け皿7の左側には、灰皿7bが設けられてい
る。
【0022】[遊技盤5の主要構成]次に、遊技盤5の
主要構成について、それを示す図2を参照して説明す
る。遊技盤5の略中央には、センターケース30が取付
けられており、センターケース30には、図柄表示器3
2aが設けられている。また、センターケース30に
は、図柄表示器32aが特別図柄の変動表示を開始可能
な回数として記憶されている数(以下、特別図柄始動記
憶数と称する)を表示する4個のLEDから構成された
特別図柄始動記憶表示LED31と、図柄表示器32a
が普通図柄の変動表示を開始可能な回数(以下、普通図
柄始動記憶数と称する)として記憶されている数を表示
する4個のLEDから構成された普通図柄始動記憶表示
LED33とが設けられている。また、センターケース
30の右側には、遊技球の通過により図柄表示器32a
に普通図柄を表示する機能を有する普通図柄作動右ゲー
ト25が設けられており、センターケース30の左側に
は、同じく遊技球の通過により図柄表示器32aに普通
図柄を表示する機能を有する普通図柄作動左ゲート26
が設けられている。センターケース30の下方には、遊
技球の入賞により、図柄表示器32aに識別図柄および
装飾図柄を変動表示する機能を有する第1種始動口27
が設けられており、この第1種始動口27の下部には、
普通図柄の抽選の結果が当りであった場合に両翼を開放
する普通電動役物47が設けられている。両翼を開放し
た普通電動役物47は、第1種始動口27と同様に図柄
表示器32aに特別図柄を変動表示する機能を備えてい
る。普通電動役物47の下方には、図柄表示器32aの
3個所の表示領域に確定表示された識別図柄が大当り図
柄であった場合に作動する変動入賞装置40が設けられ
ている。
【0023】変動入賞装置40には、大当りの発生時に
開放動作して大入賞口41を開口する開閉部材43が開
閉可能に取り付けられている。また、変動入賞装置40
の内部には、遊技球の通過により開閉部材43を連続し
て開放動作させる機能を有する特定領域と、この特定領
域を通過した遊技球を検出する特定領域スイッチ(図9
に符号41bで示す)と、特定領域を変化させる部材を
駆動する特定領域ソレノイド(図9に符号41cで示
す)とが設けられている。遊技盤5の上方の両角部に
は、LEDにより装飾されたコーナー飾り11が設けら
れており、遊技盤5の両側には、LEDにより装飾され
たサイド飾り20がそれぞれ設けられている。右側のサ
イド飾り20には、右袖入賞口12と、右下入賞口45
とが設けられており、左側のサイド飾り20には、左袖
入賞口13と、左下入賞口44とが設けられている。さ
らに、遊技盤5には、風車24,24と、発射された遊
技球を遊技領域へ案内するレール16と、入賞しなかっ
た遊技球をアウト球として回収するアウト口14とが設
けられている。そして、遊技盤5には、多くの釘17が
打ち込まれており、遊技盤5に発射された遊技球は、釘
17の間を乱舞しながら落下し、普通図柄作動ゲート2
5,26を通過したり、第1種始動口27や各入賞口に
入賞したり、あるいはアウト口14から回収されたりす
る。
【0024】[図柄表示器32aの機能]次に、図柄表
示器32aの機能について図3ないし図7を参照して説
明する。図3は、識別図柄および装飾図柄の組合せの一
例を示す説明図である。図4は、識別図柄および装飾図
柄の組合せの一例を示す説明図である。図5(A)は、
前回の抽選結果を示す識別図柄および装飾図柄の組合せ
が確定表示されている状態の一例を示す説明図であり、
図5(B)は、分離された識別図柄および装飾図柄の変
動表示が開始された状態の一例を示す説明図であり、図
5(C)は、識別図柄および装飾図柄の変動表示個所が
変わった状態の一例を示す説明図であり、図5(D)
は、今回の抽選結果を示す識別図柄および装飾図柄の組
合せが確定表示されている状態の一例を示す説明図であ
る。図6(A)は、信頼度が低いリーチになった状態の
一例を示す説明図であり、図6(B)は、ハズレが確定
した状態の一例を示す説明図である。図7(A)は、信
頼度が高いリーチになった状態の一例を示す説明図であ
り、図7(B)は、大当りが確定した状態の一例を示す
説明図である。以下の説明では、図柄表示器32aの画
面の横方向の3個所においてそれぞれ変動表示される複
数の図柄を配列したものを向かって左側から順に左図柄
列、中図柄列および右図柄列と称する。また、各図柄列
を構成する1個の図柄を左図柄、中図柄および右図柄と
称する。さらに、画面に確定表示された図柄を向かって
左から順に左確定図柄、中確定図柄、右確定図柄と称す
る。なお、確定表示とは、最終的に確定した図柄を表示
したという意味であり、確定表示の態様には、変動が完
全に停止した状態、完全に停止しないで上下または左右
に振動している状態、回転している状態などの態様が含
まれる。
【0025】(図柄の種類)図柄表示器32aは、図3
に示すように、識別図柄および装飾図柄から構成される
特別図柄を変動表示する。この実施形態では、識別図柄
B0〜B9は、「0」〜「9」の計10個の数字を表現
した図柄であり、大当りかハズレかの抽選の結果に対応
して識別図柄の組合せを決定する。たとえば、大当りの
場合には、「777」、「666」などの同一の数字を
3個組み合わせた識別図柄に決定し(図7)、ハズレの
場合には、「135」、「404」などの不揃いの識別
図柄に決定する(図5、図6)。また、この実施形態で
は、装飾図柄A0〜A9は、熊を表現した装飾図柄A
0、提灯アンコウを表現した装飾図柄A1、翼竜を表現
した装飾図柄A2、自動車を表現した装飾図柄A3、船
を表現した装飾図柄A4、飛行機を表現した装飾図柄A
5、恐竜を表現した装飾図柄A6、石鯛を表現した装飾
図柄A7、カエルを表現した装飾図柄A8および人間を
表現した装飾図柄A9の計10個から構成される。ま
た、図3および図4は、識別図柄および装飾図柄の組合
せの一例を示すが、1個の識別図柄に対して10個の装
飾図柄を組合せて表示可能になっている。つまり、識別
図柄B0〜B9のそれぞれは、装飾図柄A0〜A9と組
み合わせて表示可能になっており、識別図柄および装飾
図柄の組合せは、計100種類である。
【0026】(装飾図柄のグループ化)装飾図柄は、装
飾図柄により表現されているものの性質が共通するか否
かにより、グループ分けされている。たとえば、装飾図
柄A8により表現されるカエルと、装飾図柄A9により
表現される人間とは、陸上で活動する機能、空中に飛び
上がる機能および水中を泳ぐ機能の3つの機能を有する
点で共通するグループ(以下、陸海空グループと称す
る)である。また、装飾図柄A0により表現される熊
と、装飾図柄A3により表現される自動車と、装飾図柄
A6により表現される恐竜とは、主として陸上で活動す
る機能を有する点で共通するグループ(以下、陸グルー
プと称する)である。また、装飾図柄A1により表現さ
れる提灯アンコウと、装飾図柄A4により表現される船
と、装飾図柄A7により表現される石鯛とは、主として
海で活動する機能を有する点で共通するグループ(以
下、海グループと称する)である。さらに、装飾図柄A
2により表現される翼竜と、装飾図柄A5により表現さ
れる飛行機とは、主として空を飛行して活動する機能を
有する点で共通するグループ(以下、空グループと称す
る)である。
【0027】(変動表示から確定表示) (1)図5(A)に示すように、図柄表示器32aに
は、前回の抽選結果が確定表示されている。図示の例で
は、識別図柄B0および装飾図柄A0を組み合わせた左
確定図柄と、識別図柄B1および装飾図柄A1を組み合
わせた中確定図柄と、識別図柄B2および装飾図柄A2
を組み合わせた右確定図柄とが確定表示されている。ま
た、各識別図柄は、それぞれ装飾図柄の右下部分に一体
的に確定表示されている。図示の例は、3つの識別図柄
の組合せが「012」であり、前回の抽選結果がハズレ
であったことを示している。
【0028】(2)遊技球が第1種始動口27または両
翼を開放した普通電動役物47に入賞すると、図5
(B)に示すように、識別図柄B0および装飾図柄A
0、識別図柄B1および装飾図柄A1、識別図柄B2お
よび装飾図柄A2は、それぞれ相互に分離し、その分離
した識別図柄および装飾図柄は、それぞれ分離した位置
で変動表示する。図示の例では、識別図柄B0、B1お
よびB3は、それぞれ画面の右斜め下方に移動し、装飾
図柄A0、A1およびA2は、それぞれ画面の左斜め上
方に移動している。また、図中の矢印は、図柄がその位
置にて変動表示していることを示す。たとえば、装飾図
柄の配列が、図3に示すように装飾図柄A0〜A9の順
序であるとすると、変動開始時に装飾図柄A0が表示さ
れている左図柄は、A0、A1、A2・・A9のに順に
変動表示され、変動開始時に装飾図柄A1が表示されて
いる中図柄は、A1、A2、A3・・A9、A0の順に
変動表示され、変動開始時に装飾図柄A2が表示されて
いる右図柄は、A2、A3、A4・・A9、A0、A1
の順に変動表示される。また、識別図柄の配列が、図3
に示すように識別図柄B0〜B9の順序であるとする
と、変動開始時に識別図柄「0」が表示されている左図
柄は、0、1、2・・9の順に変動表示され、変動開始
時に識別図柄「1」が表示されている中図柄は、1、
2、3・・9、0の順に変動表示され、変動開始時に識
別図柄「2」が表示されている右図柄は、2、3、4・
・9、0、1の順に変動表示される。このように、識別
図柄および装飾図柄は、それぞれ分離された状態で変動
表示するため、遊技者は、各図柄が確定表示される際
に、一体、どの識別図柄と装飾図柄とが組み合わされる
のであろうか、ハラハラドキドキしたスリルを味わうこ
とができる。
【0029】(3)そして変動開始から所定時間経過す
ると、図5(C)に示すように、変動表示している識別
図柄および装飾図柄は、その変動表示する位置をそれぞ
れ移動する。図示の例では、各識別図柄は、画面の左方
へ移動し、各装飾図柄は画面の右方へ移動している。こ
のように、識別図柄および装飾図柄は、分離した後に移
動するため、定位置にて変動表示する場合よりも遊技者
は変化に富んだ図柄の演出を楽しむことができる。
【0030】(4)そして、所定時間(たとえば7秒)
が経過すると、図5(D)に示すように、分離していた
識別図柄B1および装飾図柄A3が相互に接近し、装飾
図柄A3の右下部分に識別図柄B1が重なって左確定図
柄として確定表示される。その確定表示から所定時間
(たとえば1秒)経過すると、分離していた識別図柄B
5および装飾図柄A5が相互に接近し、装飾図柄A5の
右下部分に識別図柄B5が重なって右確定図柄として確
定表示される。その確定表示から所定時間(たとえば1
秒)経過すると、分離していた識別図柄B3および装飾
図柄A4が相互に接近し、装飾図柄A5の右下部分に識
別図柄B5が重なって中確定図柄として確定表示され
る。図3に示した識別図柄および装飾図柄の組合せを従
来のパチンコ機に適用した場合は、組合せが遊技中に変
更されることがないため、図5(D)に示すように確定
表示された際の識別図柄「1」「3」「5」に対して組
み合わされる装飾図柄は、「提灯アンコウ」「自動車」
「飛行機」になるところであるが、この実施形態のパチ
ンコ機1では、図5(D)に示すように「自動車」
「船」「飛行機」に変更されている。なお、図5(D)
に示す例では、3つの識別図柄の組合せが「135」で
あり、今回の抽選結果がハズレであったことを示してい
る。
【0031】(5)図6(A)はリーチになった場合の
表示内容の一例を示しており、識別図柄「4」および装
飾図柄A4の組合せが左確定図柄および右確定図柄とし
て確定表示されており、中図柄が変動表示している。ま
た、空、山、陸および川から構成された陸を表現した背
景画像C1が表示されている。左図柄および右図柄の装
飾図柄A4は、共に船を表現したもので海グループに属
しており、背景画像C1の陸とは性質が異なるため、大
当りに対する信頼度が低い状態になっている。図6
(B)は、図6(A)のリーチ状態から、中図柄の変動
表示が停止し、ハズレ図柄が確定表示された場合の一例
を示しており、識別図柄B0および装飾図柄A0を組み
合わせた中確定図柄が確定表示されている。この例で
は、3つの識別図柄の組合せが「404」のハズレ図柄
が確定表示されている。
【0032】(6)図7(A)はリーチになった場合の
表示内容の一例を示しており、識別図柄「7」および装
飾図柄A7の組合せが左確定図柄および右確定図柄とし
て確定表示されており、中図柄が変動表示している。ま
た、海中、島および椰子の木から構成された海を表現し
た背景画像C2が表示されている。左図柄および右図柄
の装飾図柄A7は、共に石鯛を表現したもので海グルー
プに属しており、背景画像C2の海とは性質が共通する
ため、大当りに対する信頼度が高い状態になっている。
図7(B)は、図7(A)のリーチ状態から、中図柄の
変動表示が停止し、大当り図柄が確定表示された場合の
一例を示しており、識別図柄B7および装飾図柄A7を
組み合わせた中確定図柄が確定表示されている。この例
では、3つの識別図柄の組合せが「777」の大当り図
柄が確定表示されている。なお、図柄表示器32aは、
画面上に設定された普通図柄表示部321において普通
図柄の変動表示および確定表示を行う。
【0033】[パチンコ機1の電気的構成]次に、パチ
ンコ機1の主な電気的構成についてそれをブロックで示
す図9を参照して説明する。パチンコ機1には、主基板
100が設けられており、この主基板100には、マイ
クロプロセッサ110が搭載されている。マイクロプロ
セッサ110には、普通図柄の当りかハズレかの判定、
特別図柄の大当りかハズレかの判定、大当りの遊技にお
けるラウンドの制御などの遊技の主な制御を実行するメ
インCPU112と、このメインCPU112が各種制
御などを実行するためのコンピュータプログラムなどが
記録されたROM114と、遊技球が普通図柄作動右ゲ
ート25または普通図柄作動左ゲート26を通過したこ
との検出結果、遊技球が第1種始動口27または両翼を
開放した普通電動役物47に入賞したことの検出結果な
どの遊技中に発生する各種データ、ROM114から読
出されたコンピュータプログラムなどを一時的に格納す
るRAM116とが搭載されている。主基板100に
は、次に記載するものが電気的に接続されている。遊技
球が第1種始動口27または両翼を開放した普通電動役
物47に入賞したことを検出する第1種始動口スイッチ
27a、図柄制御装置32、LEDやランプ類を制御す
るランプ制御装置300、電源基板80、賞球の払出し
などを制御する払出制御基板200、遊技中の効果音な
どを制御する音声制御装置79、遊技球の普通図柄作動
ゲートの通過、第1種始動口27の通過、大当りの発生
などの遊技中に発生した各種の遊技盤情報をパチンコホ
ールの管理室などに設けられたコンピュータ(図示省
略)へ送信するための遊技枠情報端子基板52、盤面中
継基板51、遊技枠中継基板53である。
【0034】払出制御基板200には、主基板100か
ら送信される制御コマンドを受信するマイクロプロセッ
サ210が搭載されており、マイクロプロセッサ210
には、賞球の払出しなどを制御するサブCPU212
と、このサブCPU212が賞球の払出しなどの制御を
実行するための各種制御プログラムが記録されたROM
214と、サブCPU212が各種制御プログラムを実
行する際にROM214から読出された制御プログラム
や遊技中に発生する入賞数や賞球数などの各種データを
一時的に格納するRAM216とが搭載されている。ま
た、払出制御基板200には、電源基板80、CR接続
基板56、発射モータ15eを駆動するための発射モー
タ駆動基板15c、遊技枠情報端子基板52および払出
中継基板55が電気的に接続されている。発射モータ駆
動基板15cには、発射モータ駆動基板15cから発射
モータ15eへ駆動信号を出力させるための発射スイッ
チ15dが接続されている。
【0035】遊技枠中継基板53には、満杯検出スイッ
チ72、賞球切れ検出スイッチ73およびセンサ中継基
板54が電気的に接続されている。センサ中継基板54
は、賞球ユニット62に備えられた賞球払出センサ62
a,62bおよび払出中継基板55と電気的に接続され
ている。払出中継基板55には、貸球切れスイッチ6
1、賞球払出モータ62cおよび貸球ユニット63が電
気的に接続されている。盤面中継基板51には、普通電
動役物47の両翼を開閉動作させる普通電動役物ソレノ
イド47a、普通図柄作動右ゲート25を通過した遊技
球を検出する右ゲートスイッチ25a、普通図柄作動左
ゲート26を通過した遊技球を検出する左ゲートスイッ
チ26a、大入賞口に入賞した遊技球を検出する大入賞
口スイッチ41a、右袖入賞口12に入賞した遊技球を
検出する右袖入賞口スイッチ12a、左袖入賞口13に
入賞した遊技球を検出する左袖入賞口スイッチ13a、
右下入賞口45に入賞した遊技球を検出する右下入賞口
スイッチ45a、左下入賞口44に入賞した遊技球を検
出する左下入賞口スイッチ44aおよび大入賞口中継基
板50である。大入賞口中継基板50には、特定領域ス
イッチ41b、特定領域ソレノイド41cおよび開閉部
材43を開閉駆動する大入賞口ソレノイド43aが電気
的に接続されている。電源基板80は、CR接続基板5
6と電気的に接続されており、CR接続基板56には、
プリペイドカードの残りの度数を表示する度数表示基板
やプリペイドカードを読取る装置などを備える遊技機外
装置部分71と電気的に接続されている。また、電源基
板80は、AC24V(50Hz/60Hz)の主電源
70から電源の供給を受け、各基板、装置および発射ス
イッチ15dなどへ必要電源を供給する。
【0036】[図柄制御装置32の電気的構成]次に、
図柄制御装置32の主な電気的構成について、それをブ
ロックで示す図10を参照して説明する。図柄制御装置
32は、図柄表示器32a、液晶インバータ基板32
b、液晶アナログ基板32cおよび図柄制御基板32d
を備える。図柄制御基板32dに搭載されたキャラクタ
ROM32iには、図3に示した識別図柄、装飾図柄、
背景画像、普通図柄を変動表示するための動画、大当り
の発生を祝う演出画像、大当り遊技中の演出画像、客待
ち状態の演出画像などを図柄表示器32aに表示するた
めの画像データが記録されている。図柄制御基板32d
に搭載されたサブCPU32eは、主基板100からラ
イン100aを介して送出されてきた画像制御コマンド
を受信するとともに、その受信した画像制御コマンドの
内容をROM32fに記録されたコンピュータプログラ
ムに従って解析する。続いてサブCPU32eは、その
解析結果をVDP(ビデオ・ディスプレイ・プロセッ
サ)32gへ送出し、VDP32gは、キャラクタRO
M32iから上記解析結果に対応した普通図柄、特別図
柄、背景画像などを読出す。VDP32gは、キャラク
タROM32iから読出した普通図柄や特別図柄などを
構成するドットのアドレス、表示色などを上記解析結果
に基づいて演算し、その演算結果を内蔵のパレットRA
M32hに一時的に格納する。続いてVDP32gは、
パレットRAM32hに格納されている演算結果に基づ
いてRGB信号を液晶アナログ基板32cへ送出する。
続いて液晶アナログ基板32cは、取込んだRGB信号
の色補正および輝度調整を行い、その信号を液晶インバ
ータ基板32bへ送出する。液晶インバータ基板32b
は、バックライト電源の役割を果たし、取込んだ信号を
昇圧(たとえば、12Vから600V)し、図柄表示器
32aへ送出する。そして図柄表示器32aは、取込ん
だ信号に対応する液晶ドットをスイッチングして表示す
る。これにより、普通図柄や特別図柄の変動表示、確定
図柄の表示、背景画像などの表示などを行う。なお、こ
の実施形態では、図柄表示器32aは、TFT(Thin F
ilm Transistor)を画素駆動素子とするアクティブマト
リックス方式の液晶表示装置である。
【0037】[各種カウンタおよびテーブル]次に、主
基板100のROM114に記録されている各種カウン
タおよびテーブルについて図11ないし図13を参照し
て説明する。図11(A)は大当り抽選用カウンタの説
明図であり、図11(B)はリーチ決定用カウンタの説
明図であり、図11(C)はリーチパターン決定用カウ
ンタの説明図であり、図11(D)は信頼度決定用カウ
ンタの説明図である。図12(A)は大当り識別図柄決
定用テーブルの説明図であり、図12(B)はハズレ識
別図柄決定用テーブルの説明図であり、図12(C)は
装飾図柄決定用テーブルの説明図であり、図12(D)
はリーチパターンテーブルの説明図であり、図12
(E)は信頼度決定用テーブルの説明図である。図13
(A)は信頼度が「高」の場合に用いる図柄組合せ決定
用テーブルの説明図であり、図13(B)は信頼度が
「中」の場合に用いる図柄組合せ決定用テーブルの説明
図であり、図13(C)は信頼度が「低」の場合に用い
る図柄組合せ決定用テーブルの説明図である。
【0038】図11(A)に示す大当り抽選用カウンタ
Ct1は、大当りか否かを決定するためのカウンタであ
り、複数の数値、この実施形態では「0」〜「299」
の計300個の数値をカウントし、メインCPU112
は、カウント値を取得するタイミングになったときに大
当り抽選用カウンタCt1がカウントしているカウント
値を1つ取得し、その取得したカウント値が大当り値で
あるか否かを判定する。たとえば、大当り値が「7」に
設定されている場合は、取得したカウント値が「7」で
あったときに大当りが発生する。図11(B)に示すリ
ーチ決定用カウンタCt2は、リーチ状態になる変動パ
ターンを実行するかリーチ以外の通常の変動パターンを
実行するかを決定するために用いるカウンタであり、複
数の数値、この実施形態では「0」〜「15」の計16
の数値をカウントし、メインCPU112は、カウント
値を取得するタイミングになったときにリーチ決定用カ
ウンタCt2がカウントしているカウント値を1つ取得
する。たとえば、カウント値「0〜7」のうちのいずれ
かを取得した場合にリーチパターンを実行する。
【0039】図11(C)に示すリーチパターン決定用
カウンタCt3は、リーチ決定用カウンタCt2により
リーチ状態になる変動パターンを実行することが決定さ
れた場合に、リーチパターンの種類を決定するために用
いるカウンタであり、複数の数値、この実施形態では
「0」〜「49」の計50の数値をカウントし、メイン
CPU112は、カウント値を取得するタイミングにな
ったときにリーチパターン決定用カウンタCt3がカウ
ントしているカウント値を1つ取得する。図11(D)
に示す信頼度決定用カウンタCt4は、リーチ決定用カ
ウンタCt2によりリーチ状態になる変動パターンを実
行することが決定された場合に、大当りに対する信頼度
を決定するためのカウンタであり、複数の数値、この実
施形態では「0」〜「99」の計100個の数値をカウ
ントし、メインCPU112は、カウント値を取得する
タイミングになったときに信頼度決定用カウンタCt4
がカウントしているカウント値を1つ取得する。
【0040】図12(A)に示す大当り識別図柄決定用
テーブルTb1は、大当り抽選用カウンタCt1による
抽選結果が大当りであった場合に、大当り図柄を構成す
る識別図柄を決定するためのテーブルである。大当り識
別図柄決定用テーブルTb1は、複数の数値、この実施
形態では、カウンタがカウントする「0」〜「9」の計
10個の数値と、「000」〜「999」の数字を表現
した大当り識別図柄とを対応付けて構成されており、メ
インCPU112は、カウント値を取得するタイミング
になったときにカウンタがカウントしているカウント値
を1つ取得し、その取得したカウント値と対応付けられ
ている大当り識別図柄に決定する。たとえば、取得した
カウント値が「7」であった場合は、大当り識別図柄を
「777」に決定する。図12(B)に示すハズレ識別
図柄決定用テーブルTb2は、大当り抽選用カウンタC
t1による抽選結果がハズレであった場合に、ハズレ図
柄を構成する識別図柄を決定するためのテーブルであ
る。ハズレ識別図柄決定用テーブルTb2は、複数の数
値、この実施形態では、カウンタがカウントする「0」
〜「9」の計10個の数値と、「0」〜「9」の数字を
表現したハズレ識別図柄とを対応付けて構成されてお
り、メインCPU112は、カウント値を取得するタイ
ミングになったときにカウンタがカウントしているカウ
ント値を1つ取得し、その取得したカウント値と対応付
けられているハズレ識別図柄に決定する。たとえば、取
得したカウント値が「3」であった場合は、ハズレ識別
図柄を「3」に決定する。なお、ハズレ識別図柄の決定
は、左図柄、中図柄および右図柄に対して1回ずつ行
い、計3個のハズレ識別図柄を決定する。
【0041】図12(C)に示す装飾図柄決定用テーブ
ルTb3は、変動途中、あるいは大当り抽選用カウンタ
Ct1による抽選結果がハズレであった場合に、識別図
柄と一体化してあるいは分離して変動表示する装飾図柄
を決定するためのテーブルである。装飾図柄決定用テー
ブルTb3は、複数の数値、この実施形態では、カウン
タがカウントする「0」〜「9」の計10個の数値と、
図3に示した「A0」〜「A9」の計10種類の装飾図
柄とを対応付けて構成されており、メインCPU112
は、カウント値を取得するタイミングになったときにカ
ウンタがカウントしているカウント値を1つ取得し、そ
の取得したカウント値と対応付けられている装飾図柄に
決定する。たとえば、取得したカウント値が「7」であ
った場合は、装飾図柄を「A7」に決定する。以上のよ
うに、識別図柄および装飾図柄は、それぞれ個別に無作
為に決定されるため、識別図柄および装飾図柄の組合せ
は、表示される毎に異なる確率が高いため、従来のパチ
ンコ機のように、識別図柄および装飾図柄の組合せが常
に固定されてしまうことがない。
【0042】図12(D)に示すリーチパターンテーブ
ルTb4は、リーチパターンの種類を設定したテーブル
である。この実施形態では、リーチパターンの種類とし
て、通常リーチ、ロングリーチ、スペシャルリーチおよ
びプレミアムリーチの計4種類が設定されている。各リ
ーチパターンには、リーチパターン決定用カウンタCt
3によりカウントされるカウント値「0」〜「49」が
対応付けられている。通常リーチには、カウント値
「0」〜「29」が対応付けられており、ロングリーチ
には、カウント値「30」〜「44」が対応付けられて
いる。スペシャルリーチには、カウント値「45」〜
「48」が対応付けられており、プレミアムリーチに
は、カウント値「49」が対応付けられている。つま
り、通常リーチが出現する確率は、30/50であり、
ロングリーチが出現する確率は15/50である。ま
た、スペシャルリーチが出現する確率は、4/50であ
り、プレミアムリーチが出現する確率は、1/50であ
る。このように、通常リーチ、ロングリーチ、スペシャ
ルリーチ、プレミアムリーチの順に出現する確率が低く
なっており、プレミアムリーチが、めったに出現しない
リーチとなっている。
【0043】図12(E)に示す信頼度決定用テーブル
Tb5は、信頼度決定用カウンタCt4から取得したカ
ウント値を用いて大当りに対する信頼度を決定するため
のテーブルである。この実施形態では、大当りに対する
信頼度は、高、中および低の3つのレベルが、大当りお
よびハズレの場合のそれぞれに設定されている。大当り
の場合に信頼度決定用カウンタCt4から取得したカウ
ント値が0〜69の範囲である場合は、信頼度を「高」
に設定し、70〜94の範囲である場合は、信頼度を
「中」に設定し、95〜99の範囲である場合は、信頼
度を「低」に設定する。また、ハズレの場合に信頼度決
定用カウンタCt4から取得したカウント値が0〜4の
範囲である場合は、信頼度を「高」に設定し、5〜29
の範囲である場合は、信頼度を「中」に設定し、30〜
99の範囲である場合は、信頼度を「低」に設定する。
つまり、大当りの場合は信頼度が高く設定される確率が
高く、ハズレの場合は低い。
【0044】図13(A)に示す図柄組合せ決定用テー
ブルTb6は、信頼度決定用テーブルTb5により信頼
度が「高」に決定された場合の装飾図柄および背景画像
の組合せを決定するために用いるテーブルである。この
実施形態では、図柄組合せ決定用テーブルTb6は、カ
ウンタがカウントする「0」〜「5」の計6個の数値
と、C1A8、C1A9、C2A8、C2A9、C3A
8およびC3A9の計6種類の図柄組合せとを対応付け
て構成されている。つまり、図柄組合せ決定用テーブル
Tb6に設定されている図柄組合せは、陸を表現した背
景画像C1、海を表現した背景画像C2および空を表現
した背景画像C3と、それらの総てに共通の性質を有す
る陸海空グループを構成する装飾図柄との組合せであ
る。メインCPU112は、カウント値を取得するタイ
ミングになったときにカウンタがカウントしているカウ
ント値を1つ取得し、その取得したカウント値と対応付
けられている図柄組合せに決定する。たとえば、取得し
たカウント値が「0」であった場合は、図柄組合せをC
1A8に決定する。つまり、C1A8は、大当り識別図
柄決定用テーブルTb1により決定した大当り図柄、あ
るいは、ハズレ識別図柄決定用テーブルTb2により決
定したハズレ図柄と、装飾図柄「人間」とを組み合わせ
た図柄の背景に、陸を表現した背景画像C1を表示する
組合せであるから、たとえば識別図柄「7」と装飾図柄
「人間」とを組み合わせた左確定図柄および右確定図柄
が表示されており、中図柄が変動表示されているリーチ
状態になった際に、陸を表現した背景画像C1が表示さ
れた場合は、大当りの発生する信頼度が高いと推定する
ことができる。
【0045】図13(B)に示す図柄組合せ決定用テー
ブルTb7は、信頼度決定用テーブルTb5により信頼
度が「中」に決定された場合の装飾図柄および背景画像
の組合せを決定するために用いるテーブルである。この
実施形態では、図柄組合せ決定用テーブルTb7は、カ
ウンタがカウントする「0」〜「10」の計11個の数
値と、C1A0、C1A3、C1A6、C2A1、C2
A4、C2A7、C3A2、C3A5、C1A2、C1
A5およびC1A6の計11種類の図柄組合せとを対応
付けて構成されている。つまり、図柄組合せ決定用テー
ブルTb7に設定されている図柄組合せは、陸を表現し
た背景画像C1、海を表現した背景画像C2および空を
表現した背景画像C3と、それらのいずれかに共通の性
質を有する陸グループ、海グループまたは空グループを
構成する装飾図柄との組合せである。メインCPU11
2は、カウント値を取得するタイミングになったときに
カウンタがカウントしているカウント値を1つ取得し、
その取得したカウント値と対応付けられている図柄組合
せに決定する。たとえば、取得したカウント値が「5」
であった場合は、図柄組合せをC2A7に決定する。つ
まり、C2A7は、大当り識別図柄決定用テーブルTb
1により決定した大当り図柄、あるいは、ハズレ識別図
柄決定用テーブルTb2により決定したハズレ図柄と、
装飾図柄「石鯛」とを組み合わせた図柄の背景に、海を
表現した背景画像C2を表示する組合せであるから、た
とえば図7(A)に示したように、識別図柄「7」と装
飾図柄「人間」とを組み合わせた左確定図柄および右確
定図柄が表示されており、中図柄が変動表示されている
リーチ状態になった際に、海を表現した背景画像C2が
表示された場合は、大当りの発生する信頼度が中程度で
あると推定することができる。
【0046】図13(C)に示す図柄組合せ決定用テー
ブルTb8は、信頼度決定用テーブルTb5により信頼
度が「低」に決定された場合の装飾図柄および背景画像
の組合せを決定するために用いるテーブルである。この
実施形態では、図柄組合せ決定用テーブルTb8は、カ
ウンタがカウントする「0」〜「13」の計14個の数
値と、C1A1、C1A4、C1A7、C2A0、C2
A2、C2A3、C2A5、C2A6、C3A0、C3
A1、C3A3、C3A4、C3A6およびC3A7の
計14種類の図柄組合せとを対応付けて構成されてい
る。つまり、図柄組合せ決定用テーブルTb8に設定さ
れている図柄組合せは、装飾図柄と、その装飾図柄とは
性質の異なる背景画像との組合せである。メインCPU
112は、カウント値を取得するタイミングになったと
きにカウンタがカウントしているカウント値を1つ取得
し、その取得したカウント値と対応付けられている図柄
組合せに決定する。たとえば、取得したカウント値が
「1」であった場合は、図柄組合せをC1A4に決定す
る。つまり、C1A4は、大当り識別図柄決定用テーブ
ルTb1により決定した大当り図柄、あるいは、ハズレ
識別図柄決定用テーブルTb2により決定したハズレ図
柄と、装飾図柄「船」とを組み合わせた図柄の背景に、
陸を表現した背景画像C1を表示する組合せであるか
ら、たとえば図6(A)に示したように、識別図柄
「4」と装飾図柄「船」とを組み合わせた左確定図柄お
よび右確定図柄が表示されており、中図柄が変動表示さ
れているリーチ状態になった際に、陸を表現した背景画
像C1が表示された場合は、大当りの発生する信頼度が
低いと推定することができる。
【0047】[遊技の主な流れ]次に、遊技の主な流れ
について図14および図15を参照して説明する。図1
4は、メインCPU112が実行する第1種始動口処理
の流れを示すフローチャートである。図15は、メイン
CPU112が実行する特別図柄変動処理の流れを示す
フローチャートである。 (第1種始動口処理)遊技球が第1種始動口27または
両翼を開放した普通電動役物47(図2)に入賞し、第
1種始動口スイッチ27a(図9)がONすると、メイ
ンCPU112は、第1種始動口スイッチ27aがON
したと判定する(図14のステップ(以下、Sと略す)
10:Yes)。続いてメインCPU112は、特別図
柄始動記憶数U2が「4」未満であるか否かを判定し
(S12)、「4」未満であると判定すると(S12:
Yes)、特別図柄始動記憶数U2に「1」を加算し
(S14)、大当り抽選用カウンタCt1(図11
(A))のカウント値を1つ取得し(S16)、その取
得したカウント値をRAM116に一時的に格納する
(S18)。なお、上記第1種始動口処理は、ROM1
14に記録されたコンピュータプログラムに従って実行
される。
【0048】(特別図柄変動処理)メインCPU112
は、図柄制御装置32へ特別図柄の制御コマンドを送信
しているか否か、つまり特別図柄が変動中であるか否か
を判定し(図15のS30)、変動中でないと判定する
と(S30:No)、特別図柄始動記憶数U2が「1」
以上であるか否かを判定する(S32)。ここで、特別
図柄始動記憶数U2が「1」以上であると判定すると
(S32:Yes)、特別図柄始動記憶数U2から
「1」を減算する(S34)。続いてメインCPU11
2は、第1種始動口処理のS18(図14)においてR
AM116に一時的に格納したカウント値を読出す(S
36)。続いてメインCPU112は、その読出したカ
ウント値が、大当り値と同一であるか否かに基づいて、
大当りかハズレかを判定する(S38)。ここで、大当
りと判定すると(S38:Yes)、大当り識別図柄決
定用テーブルTb1(図12(A))を用いて大当り識
別図柄を決定し(S40)、ハズレと判定した場合は
(S38:No)、ハズレ識別図柄決定用テーブルTb
2(図12(B))を用いてハズレ識別図柄を決定する
(S42)。
【0049】続いてメインCPU112は、装飾図柄決
定用テーブルTb3(図12(C))を用いて装飾図柄
を決定する(S44)。続いてメインCPU112は、
リーチ決定用カウンタCt2(図11(B))を用いて
変動パターンがリーチパターンであるか、リーチパター
ン以外の通常停止パターンであるかを決定する(S4
6)。続いてメインCPU112は、決定した変動パタ
ーンがリーチパターンであるか否かを判定し(S4
8)、リーチパターンである場合は(S48:Ye
s)、リーチパターン決定用カウンタCt3(図11
(C))およびリーチパターンテーブルTb4(図12
(D))を用いてリーチパターンを決定する(S5
0)。続いてメインCPU112は、信頼度決定用カウ
ンタCt4(図11(D))を用いて信頼度を決定し
(S52)、その決定された信頼度に対応する信頼度を
信頼度決定用テーブルTb5(図12(E))を用いて
決定し、その決定した信頼度に対応する図柄組合せテー
ブル(図13)を用いて図柄組合せを決定する(S5
4)。また、メインCPU112は、リーチパターンで
ない場合は(S48:No)、通常停止パターンに決定
する(S56)。
【0050】続いてメインCPU112は、S46にて
決定した変動パターンに対応する特別図柄変動時間(特
別図柄が変動表示を開始してから全図柄が確定表示され
るまでに要する時間)の計測を開始し(S58)、特別
図柄の変動開始を指示する特別図柄変動開始コマンドを
図柄制御装置32へ送信する(S60)。その特別図柄
変動開始コマンドには、S40にて決定した大当り識別
図柄、または、S42にて決定したハズレ識別図柄、S
46にて決定した変動パターンなどを指示する制御コマ
ンドが含まれている。そして、メインCPU112から
送信されてきた特別図柄変動開始コマンドを受信した図
柄制御装置32は、その受信した特別図柄変動開始コマ
ンドに基いて、図柄表示器32aの画面上に特別図柄の
変動表示を開始する(図5(B))。
【0051】そして、メインCPU112は、S58に
て計測を開始した特別図柄変動時間がタイムアップした
と判定すると(S62:Yes)、特別図柄の変動表示
を停止させる制御コマンドを示す変動停止コマンドを図
柄制御装置32へ送信し(S64)、計測時間をリセッ
トする(S66)。これにより、図柄表示器32aは、
分離していた識別図柄および装飾図柄を、左図柄、右図
柄、中図柄の順にそれぞれ一体化する動きを表示し、そ
の順序で各図柄を確定表示する(図5(D)、図6
(B)、図7(B))。ここで、リーチパターンが指示
されている場合は、左確定図柄および右確定図柄を表示
した状態で中図柄を変動表示させ、中図柄が左確定図柄
および右確定図柄と同一の図柄で停止するか否か、遊技
者をハラハラドキドキさせる演出を行い(図6(A)、
図7(A))、所定時間経過後に中図柄を確定表示する
(図6(B)、図7(B))。このとき、図7(A)に
示したように、左確定図柄および右確定図柄が、それぞ
れ同一の識別図柄および装飾図柄の組合せであり、装飾
図柄と性質を共通にする背景画像が表示されてリーチに
なった場合は、大当りの発生に対する信頼度が高いた
め、遊技者の大当り発生に対する期待感は一気に高ま
り、非常にスリルのある遊技を楽しむことができる。ま
た、逆に、図6(A)に示したように、左確定図柄およ
び右確定図柄が、それぞれ同一の識別図柄および装飾図
柄の組合せであるが、装飾図柄と性質が異なる背景画像
が表示されてリーチになった場合は、大当りの発生に対
する信頼度は低くなる。なお、上記特別図柄変動処理
は、ROM114に記録されたコンピュータプログラム
に従って実行される。
【0052】[実施形態の効果] (1)以上のように、上記実施形態のパチンコ機1を使
用すれば、図柄表示器32aは、組み合わせて表示され
た識別図柄および装飾図柄の組み替えを行う機能を備え
るため、その組み替えができないパチンコ機よりも多く
の識別図柄および装飾図柄の組み合わせを表示すること
ができる。したがって、従来のパチンコ機よりも早く飽
きの来ないパチンコ機を実現できる。また、組み合わせ
て表示された識別図柄および装飾図柄を分離する機能を
も備えるため、表示内容をより一段と豊富にすることが
できるので、より一層飽きの来ないパチンコ機を実現で
きる。 (2)また、装飾図柄および背景画像の組合せが、大当
りの発生に対する信頼度に対応しているため、遊技者
は、表示された装飾図柄および背景画像の組合せを見る
ことにより、上記信頼度の程度を推定することができ
る。 (3)特に、信頼度が高いほど、装飾図柄により表現さ
れるものが有する性質と、背景画像により表現されるも
のが有する性質との共通性の程度が大きい組合せの装飾
図柄および背景画像を表示することができるため、遊技
者は、上記共通性の程度が大きい装飾図柄および背景画
像が表示された場合は、信頼度が大きいと推定すること
ができる。
【0053】<他の実施形態> (1)上記実施形態では、大当りの発生に対する信頼度
が高い程、性質の共通する程度の大きい装飾図柄および
背景画像の組合せを表示する場合を説明したが、遊技者
に付与される利益の内容の種類に対応させて上記組合せ
を表示することもできる。たとえば、今回の大当りの遊
技が終了した次の遊技が、いわゆる確変になるか否かに
基づいて、上記組合せを表示することもできる。ここ
で、確変とは、大当りの発生する確率が高い遊技状態に
変化することをいう。たとえば、リーチになったときの
左確定図柄および右確定図柄として表示された識別図柄
と一体的に表示された装飾図柄(たとえば石鯛)により
表現されるものが有する性質(海)と共通性の度合いが
大きい背景画像(たとえば海を表現した背景画像C2)
を表示する。これにより、遊技者は、大当り発生および
確変に対する信頼度が高いと推定することができる。ま
た、確変になると、特別図柄および普通図柄の変動時間
が短縮された、いわゆる時短にもなるように制御される
パチンコ機が多いが、時短を伴わない確変、あるいは、
時短のみが発生するようなパチンコ機についても、確変
または時短を上記利益の内容として上記機能を適用する
ことができる。なお、これらの機能を備えたパチンコ機
が、請求項4または請求項6に係る遊技機に対応する。
【0054】(2)また、大当り図柄の種類により、時
短の条件下での特別図柄および普通図柄の両方、または
一方の変動表示回数が異なるパチンコ機に対しては、そ
の変動表示回数が多いほど、上記共通性の度合いが大き
い装飾図柄および背景画像の組合せを表示する機能を備
えるようにすることもできる。なお、その機能を備えた
パチンコ機が、請求項6に係る遊技機に対応する。
【0055】(3)図8(A)は、前回の抽選結果を示
す識別図柄および装飾図柄の組合せが確定表示されてい
る状態の一例を示す説明図であり、図8(B)は、分離
された識別図柄および装飾図柄の変動表示が開始された
状態の一例を示す説明図であり、図8(C)は、識別図
柄および装飾図柄の変動表示個所が変わった状態の一例
を示す説明図であり、図8(D)は、ハズレが確定した
状態の一例を示す説明図であり、図8(E)は、ハズレ
が確定した場合の識別図柄の確定表示位置が異なる状態
の一例を示す説明図である。つまり、図8(D),
(E)に示すように、確定表示の際に識別図柄および装
飾図柄を組合せたときの態様を確定表示する毎に、ある
いは、所定回数毎に変更する機能を備えるようにするこ
ともできる。なお、その機能を備えたパチンコ機が請求
項2に係る遊技機に対応する。
【0056】(4)識別図柄および装飾図柄を組み合わ
せたり分離したりする回数は、任意の回数に設定するこ
とができる。 (5)識別図柄および装飾図柄の組合せたときの態様
は、前記実施形態に記載したものに限定されるものでは
なく、任意の態様に設定することができる。 (6)識別図柄および装飾図柄の組合せたときの表示位
置、あるいは、分離したときの識別図柄および装飾図柄
の表示位置は、前記実施形態に記載したものに限定され
るものではなく、任意の表示位置に設定することができ
る。 (7)装飾図柄により表現されるものが有する性質およ
び背景画像により表現されるものが有する性質は、前記
実施形態に記載したものに限定されるものではなく、装
飾図柄により表現されるものおよび背景画像により表現
されるものの種類に対応して設定することができる。た
とえば、装飾図柄および背景画像それぞれの表示色が共
通あるいは類似している程度と、信頼度または利益の内
容とを対応付けることもできる。 (8)実在しない架空のものを題材にして装飾図柄およ
び背景画像を構成することもできる。 (9)この発明は、第1種パチンコ機以外のパチンコ
機、あるいはその他の遊技機に適用することもできる。
【0057】[各請求項と実施形態との対応関係]第1
種始動口27または両翼を開放した普通電動役物47
が、請求項1に記載の所定の領域に対応し、メインCP
U112および図柄制御装置32が表示装置に対応す
る。また、大当り図柄が所定の組合せに対応し、大当り
の発生が所定の利益に対応する。さらに、識別図柄が識
別画像に対応し、装飾図柄が装飾画像に対応する。そし
て、図5(A),(D)に示すように、識別図柄および
装飾図柄を組み合わせて表示する機能が、請求項1に記
載の「前記識別画像と前記装飾画像とを組み合わせて表
示する機能」に対応し、図5(B),(C)に示すよう
に、識別図柄および装飾図柄を分離して表示する機能
が、「組み合わせて表示された前記識別画像および前記
装飾画像を分離する機能」に対応する。また、メインC
PU112が実行するS40〜S44が、「前記組み合
わせて表示された前記識別画像および前記装飾画像の組
み替えを行う機能」に対応する。また、メインCPU1
12およびサブCPU32eが、請求項7または請求項
8に記載のコンピュータに対応し、メインCPU112
が特別図柄変動処理を実行するためのコンピュータプロ
グラムおよびメインCPU112から送信される画像制
御コマンドに従ってサブCPU32eが実行するコンピ
ュータプログラムが、請求項7に係るコンピュータプロ
グラムに対応し、それらのコンピュータプログラムが記
録されたROM114およびROM32fが、請求項8
に係る記録媒体に対応する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態に係るパチンコ機の外観を
示す斜視説明図である。
【図2】図1に示すパチンコ機1に備えられた遊技盤5
の主要構成を示す正面説明図である。
【図3】識別図柄および装飾図柄の組合せの一例を示す
説明図である。
【図4】識別図柄および装飾図柄の組合せの一例を示す
説明図である。
【図5】図5(A)は、前回の抽選結果を示す識別図柄
および装飾図柄の組合せが確定表示されている状態の一
例を示す説明図であり、図5(B)は、分離された識別
図柄および装飾図柄の変動表示が開始された状態の一例
を示す説明図であり、図5(C)は、識別図柄および装
飾図柄の変動表示個所が変わった状態の一例を示す説明
図であり、図5(D)は、今回の抽選結果を示す識別図
柄および装飾図柄の組合せが確定表示されている状態の
一例を示す説明図である。
【図6】図6(A)は、信頼度が低いリーチになった状
態の一例を示す説明図であり、図6(B)は、ハズレが
確定した状態の一例を示す説明図である。
【図7】図7(A)は、信頼度が高いリーチになった状
態の一例を示す説明図であり、図7(B)は、大当りが
確定した状態の一例を示す説明図である。
【図8】図8(A)は、前回の抽選結果を示す識別図柄
および装飾図柄の組合せが確定表示されている状態の一
例を示す説明図であり、図8(B)は、分離された識別
図柄および装飾図柄の変動表示が開始された状態の一例
を示す説明図であり、図8(C)は、識別図柄および装
飾図柄の変動表示個所が変わった状態の一例を示す説明
図であり、図8(D)は、ハズレが確定した状態の一例
を示す説明図であり、図8(E)は、ハズレが確定した
場合の識別図柄の確定表示位置が異なる状態の一例を示
す説明図である。
【図9】パチンコ機1の主な電気的構成をブロックで示
す説明図である。
【図10】図柄制御装置32の主な電気的構成をブロッ
クで示す説明図である。
【図11】図11(A)は大当り抽選用カウンタの説明
図であり、図11(B)はリーチ決定用カウンタの説明
図であり、図11(C)はリーチパターン決定用カウン
タの説明図であり、図11(D)は信頼度決定用カウン
タの説明図である。
【図12】図12(A)は大当り識別図柄決定用テーブ
ルの説明図であり、図12(B)はハズレ識別図柄決定
用テーブルの説明図であり、図12(C)は装飾図柄決
定用テーブルの説明図であり、図12(D)はリーチパ
ターンテーブルの説明図であり、図12(E)は信頼度
決定用テーブルの説明図である。
【図13】図13(A)は信頼度が「高」の場合に用い
る図柄組合せ決定用テーブルの説明図であり、図13
(B)は信頼度が「中」の場合に用いる図柄組合せ決定
用テーブルの説明図であり、図13(C)は信頼度が
「低」の場合に用いる図柄組合せ決定用テーブルの説明
図である。
【図14】メインCPU112が実行する第1種始動口
処理の流れを示すフローチャートである。
【図15】メインCPU112が実行する特別図柄変動
処理の流れを示すフローチャートである。
【図16】従来のパチンコ機を正面から見た概略説明図
である。
【符号の説明】
1 パチンコ機(遊技機) 27 第1種始動口(所定の領域) 32 図柄制御装置(表示装置) 40 変動入賞装置 A0〜A9 装飾図柄(装飾画像) B0〜B9 識別図柄(識別画像) C1,C2 背景画像

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技盤に発射された遊技球が所定の領域
    を通過したことに基いて、複数の画像を配列した画像列
    を複数個所においてそれぞれ変動表示する表示装置を備
    えており、前記複数個所においてそれぞれ確定表示され
    た画像が所定の組合せである場合に遊技者に所定の利益
    を付与する遊技機において、 前記表示装置は、 画像間の識別機能を有する複数の識別画像を一定の規則
    に従って配列した識別画像列を変動表示する機能と、前
    記識別画像を装飾する複数の装飾画像を表示する機能
    と、前記識別画像と前記装飾画像とを組み合わせて表示
    する機能と、組み合わせて表示された前記識別画像およ
    び前記装飾画像を分離する機能と、前記組み合わせて表
    示された前記識別画像および前記装飾画像の組み替えを
    行う機能とを有することを特徴とする遊技機。
  2. 【請求項2】 前記表示装置は、 前記識別画像と前記装飾画像とを組み合わせたときの態
    様を変更する機能を備えることを特徴とする請求項1に
    記載の遊技機。
  3. 【請求項3】 前記表示装置は、 前記装飾画像の背景に背景画像を表示する機能と、 前記遊技者に前記所定の利益が付与される信頼度に対応
    して前記装飾画像および前記背景画像の組合せを変更可
    能に決定する機能とを備えたことを特徴とする請求項1
    または請求項2に記載の遊技機。
  4. 【請求項4】 前記表示装置は、 前記装飾画像の背景に背景画像を表示する機能と、前記
    所定の利益の内容に対応して前記装飾画像および前記背
    景画像の組合せを変更可能に決定する機能とを備えたこ
    とを特徴とする請求項1または請求項2に記載の遊技
    機。
  5. 【請求項5】 前記表示装置は、 前記信頼度が高いほど、前記装飾画像により表現される
    ものが有する性質と、前記背景画像により表現されるも
    のが有する性質との共通性の程度が大きい組合せの前記
    装飾画像および前記背景画像を表示することを特徴とす
    る請求項3に記載の遊技機。
  6. 【請求項6】 前記表示装置は、 前記利益の内容が遊技者に有利な内容であるほど、前記
    装飾画像により表現されるものが有する性質と、前記背
    景画像により表現されるものが有する性質との共通性の
    程度が大きい組合せの前記装飾画像および前記背景画像
    を表示することを特徴とする請求項4に記載の遊技機。
  7. 【請求項7】 遊技盤に発射された遊技球が所定の領域
    を通過したことに基いて、複数の画像を配列した画像列
    を複数個所においてそれぞれ変動表示する表示装置を備
    えており、前記複数個所においてそれぞれ確定表示され
    た画像が所定の組合せである場合に遊技者に所定の利益
    を付与する遊技機をコンピュータにより機能させるため
    のコンピュータプログラムであって、 前記表示装置として機能するコンピュータが、画像間の
    識別機能を有する複数の識別画像を一定の規則に従って
    配列した識別画像列を変動表示する処理と、前記識別画
    像を装飾する複数の装飾画像を表示する処理と、前記識
    別画像と前記装飾画像とを組み合わせて表示する処理
    と、組み合わせて表示された前記識別画像および前記装
    飾画像を分離する処理と、前記組み合わせて表示された
    前記識別画像および前記装飾画像の組み替えを行う処理
    とを含む処理を実行するためのコンピュータプログラ
    ム。
  8. 【請求項8】 遊技盤に発射された遊技球が所定の領域
    を通過したことに基いて、複数の画像を配列した画像列
    を複数個所においてそれぞれ変動表示する表示装置を備
    えており、前記複数個所においてそれぞれ確定表示され
    た画像が所定の組合せである場合に遊技者に所定の利益
    を付与する遊技機をコンピュータにより機能させるため
    のコンピュータプログラムが記録された記録媒体であっ
    て、 前記表示装置として機能するコンピュータが、画像間の
    識別機能を有する複数の識別画像を一定の規則に従って
    配列した識別画像列を変動表示する処理と、前記識別画
    像を装飾する複数の装飾画像を表示する処理と、前記識
    別画像と前記装飾画像とを組み合わせて表示する処理
    と、組み合わせて表示された前記識別画像および前記装
    飾画像を分離する処理と、前記組み合わせて表示された
    前記識別画像および前記装飾画像の組み替えを行う処理
    とを含む処理を実行するためのコンピュータプログラム
    が記録された記録媒体。
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