JP2003219243A - 画像撮影装置及びプログラム - Google Patents

画像撮影装置及びプログラム

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JP2003219243A
JP2003219243A JP2002011543A JP2002011543A JP2003219243A JP 2003219243 A JP2003219243 A JP 2003219243A JP 2002011543 A JP2002011543 A JP 2002011543A JP 2002011543 A JP2002011543 A JP 2002011543A JP 2003219243 A JP2003219243 A JP 2003219243A
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JP
Japan
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sound
microphone
image
earphone microphone
shooting
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Application number
JP2002011543A
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English (en)
Inventor
Kazunori Morishita
和典 森下
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Kenwood KK
Original Assignee
Kenwood KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明の課題は、画像撮影時に録音対象の音を
大きく録音することである。 【解決手段】イヤホンマイクがイヤホンマイク端子1o
に接続され、動作モードが録音動画撮影モードである場
合、CPU1aは、通話スピーカ1lの音出力を解除
し、拡声スピーカ1nの音出力を設定し、予め設定され
た設定情報に基づき、イヤホンマイク又は通話マイク1
mの音入力を設定し、録音動画撮影状態に対応して、拡
声スピーカ1nから撮影開始音及び撮影終了音を音出力
可能に、音処理部1iを制御して、前記音入力を設定さ
れたイヤホンマイク又は通話マイク1mから録音して録
音信号を取得させつつ、撮像部1j及び画像処理部1k
において動画の画像ファイルを取得し、前記録音信号及
び前記画像ファイルをRAM1cに格納させ、保存形式
の保存画像ファイルに変換して記憶部1eに記憶させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像を撮影する画
像撮影装置及びそのプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、画像を撮影する画像撮影機能
を有する携帯電話が存在する。撮影は、撮像した画像を
ディスプレイ上にプレビュー表示し、撮影者は前記プレ
ビュー表示を参照して、適切な瞬間に撮影し、撮影した
画像は、JPEG(Joint Photographic Experts Grou
p)、PNG(Portable Network Graphics)等の圧縮形
式で保存されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の画像撮
影機能付の携帯電話は、静止画像を撮ることしかできな
かった。そのため、動画を撮影する動画撮影機能付加の
要請があり、更に撮影時に録音可能な動画撮影機能付加
の要請もある。
【0004】画像撮影機能付の携帯電話で録音する場
合、通話マイクから録音することになるが、例えば、撮
像部は携帯電話の背面に位置し、通話マイクは携帯電話
の正面に位置する携帯電話も多く、撮像部を被写体に向
けていると、通話マイクは被写体と反対方向に向いてし
まうといった構造に代表されるように、撮像部と通話マ
イクの位置関係が撮影しながらの録音には好ましくない
位置関係となっており、効果的に録音することができな
くなるという問題があった。
【0005】本発明の課題は、画像撮影時に録音対象の
音を大きく録音することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めに、本発明は、音の入出力を行うイヤホンマイクを接
続可能で、録音画像撮影を行う画像撮影装置であって、
音を入力するマイクと、画像を撮影する画像撮影手段
と、前記イヤホンマイクを接続するイヤホンマイク接続
手段と、前記イヤホンマイク接続手段に前記イヤホンマ
イクが接続されているかを検出するイヤホンマイク検出
手段と、前記撮影の撮影方式が録音を行う撮影方式であ
るかを判別する撮影方式判別手段と、前記イヤホンマイ
ク検出手段においてイヤホンマイクが検出され、かつ、
前記撮影方式判別手段において録音を行う撮影方式であ
ると判別された場合に、前記検出されたイヤホンマイク
及び前記マイクのうちの少なくとも1つから録音対象の
音を録音させつつ、前記画像撮影手段に画像を撮影させ
る撮影制御手段と、を具備してなることを特徴とする。
【0007】更に、本発明は、前記録音を前記マイク及
び前記イヤホンマイクの何れか又は両方に行わせるかの
録音設定情報を操作者に入力させる入力手段を更に具備
し、前記撮影制御手段は、前記入力手段において入力さ
れた録音設定情報に基づき、前記検出されたイヤホンマ
イク及び前記マイクのうちの少なくとも1つから録音対
象の音を録音させることが好ましい。
【0008】更に、本発明は、前記イヤホンマイク及び
前記マイクの音量レベルを検出する音量検出手段を更に
具備し、前記撮影制御手段は、前記音量検出手段で検出
した音量レベルに対応して、前記検出されたイヤホンマ
イク及び前記マイクのうちの少なくとも1つから録音対
象の音を録音させることが好ましい。
【0009】更に、本発明は、前記イヤホンマイク及び
前記マイクの音量レベルを検出する音量検出手段を更に
具備し、前記撮影制御手段は、前記音量検出手段で検出
した音量レベルに対応して音入力の感度を設定して、当
該音入力の感度に対応して、前記検出されたイヤホンマ
イク及び前記マイクのうちの少なくとも1つから録音対
象の音を録音させることが好ましい。
【0010】更に、本発明は、音を拡声出力する拡声音
出力手段を更に具備し、前記撮影制御手段は、前記画像
撮影手段における撮影の開始を報知する撮影開始音及び
前記撮影の終了を報知する撮影終了音のうちの少なくと
も1つを前記拡声音出力手段から音出力させることが好
ましい。
【0011】また、本発明は、音を入力するマイクと、
画像を撮影する画像撮影手段と、音の入出力を行うイヤ
ホンマイクを接続するイヤホンマイク接続手段とを備え
る画像撮影装置を制御するコンピュータに、前記イヤホ
ンマイク接続手段に前記イヤホンマイクが接続されてい
るかを検出する機能と、前記撮影の撮影方式が録音を行
う撮影方式であるかを判別する機能と、前記イヤホンマ
イクが検出され、かつ、前記撮影の撮影方式が録音を行
う撮影方式であると判別された場合に、前記検出された
イヤホンマイク及び前記マイクのうちの少なくとも1つ
から録音対象の音を録音させつつ、前記画像撮影手段に
画像を撮影させる機能と、を実現させるためのプログラ
ムであることを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明の第1の実施の形態、第2の実施の形態及び第3の実
施の形態を順に説明する。
【0013】(第1の実施の形態)本実施の形態を図1
〜図5を参照して説明する。先ず、本実施の装置的特徴
を図1及び図2を参照して説明する。図1は、本実施の
形態の画像撮影式携帯電話1の内部構成を示すブロック
図であり、図2は、図1に示す画像撮影式携帯電話1の
外観を示す図であり、(i)は、画像撮影式携帯電話1
の正面図であり、(ii)は、画像撮影式携帯電話1の背
面図である。
【0014】図1に示すように、本実施の形態の画像撮
影式携帯電話1は、各部の中央制御を行うCPU(Cent
ral Processing Unit)1aと、操作者に情報を入力さ
せる入力部1bと、情報を一時的に格納するRAM(Ra
ndom Access Memory)1cと、情報を表示する表示部1
dと、情報を記憶する記憶部1eと、情報の送受信を制
御する通信制御部1fと、無線信号の変換を行うRF
(Radio Frequency)回路1gと、無線電波を送受信す
るアンテナ1hと、音信号の入出力を処理する音処理部
1iと、画像を撮像する撮像部1jと、撮像部1jにお
いて撮像された画像を画像処理する画像処理部1kとを
備える。
【0015】画像撮影式携帯電話1は、更に、音処理部
1iから出力された通話等の音信号を操作者に音出力す
る通話スピーカ1lと、操作者から入力された通話等の
音信号を音処理部1iに入力する通話マイク1mと、音
処理部1iから出力された着信音等の音信号を拡声音出
力する拡声スピーカ1nと、イヤホンマイクを接続する
イヤホンマイク端子1oとを備える。イヤホンマイク
は、その装着者の音声の入力及び音の出力をハンズフリ
ーに行うことができる音入出力装置である。
【0016】CPU1aは、音状態設定処理及び録音動
画撮影処理を実行する。CPU1aは、音状態設定処理
の実行により、音状態について、イヤホンマイクのイヤ
ホンマイク端子1oへの接続有、かつ、画像撮影式携帯
電話1の動作モードが録音動画撮影モードである場合、
通話スピーカ1lの音出力を無効に解除し、拡声スピー
カ1nの音出力を有効に設定し、通話マイク1m又はイ
ヤホンマイクの音入力を有効に設定する、録音動画撮影
状態に設定し、イヤホンマイクの接続有、かつ、動作モ
ードが録音動画撮影モード以外の撮影モードである場
合、通話スピーカ1lの音出力を無効に解除し、拡声ス
ピーカ1nの音出力を有効に設定し、通話マイク1m及
びイヤホンマイク及の音入力を無効に解除する、他撮影
状態に設定する。
【0017】また、CPU1aは、音状態設定処理の実
行により、音状態について、イヤホンマイクの接続有、
かつ、動作モードが撮影モードでない場合、通話スピー
カ1l及び拡声スピーカ1nの音出力を無効に解除し、
通話マイク1mの音入力を無効に解除し、イヤホンマイ
クの音入出力を有効に設定する、イヤホンマイク状態に
設定し、イヤホンマイクの接続無の場合、通話スピーカ
1l及び拡声スピーカ1nの音出力を有効に設定し、通
話マイク1mの音入力を有効に設定し、イヤホンマイク
の音入出力を解除する、通常状態に設定する(図3及び
図4参照)。
【0018】また、CPU1aは、録音動画撮影処理の
実行により、プレビュー表示し、操作者に撮影開始を入
力された場合、動作モードを録音動画撮影モードに設定
し、音状態が録音動画撮影状態又は通常状態になった場
合、拡声スピーカ1nから撮影開始音を音出力し、録音
動画撮影状態又は通常状態に対応して、イヤホンマイク
又は通話マイク1mから録音して録音信号を取得しつ
つ、撮像部1j、画像処理部1kにより動画撮影して画
像ファイルを取得し、拡声スピーカ1nから撮影終了音
を音出力し、前記録音信号及び画像ファイルを保存画像
ファイルに変換して記憶部1eに記憶し、撮影終了する
場合、動作モードを通常モードに設定し、音状態が通常
状態又はイヤホンマイク状態になった場合、終了する
(図5参照)。
【0019】入力部1bは、カーソルキー、数字入力キ
ー及び各種機能キー等を備えた図2(i)に示すキーパ
ッドBを含み、操作者によりキーパッドBで押下された
押下信号をCPU1aに出力する。
【0020】RAM1cは、各種プログラム、入力指
示、入力データ及び処理結果、各種画像データ等の各種
データを、CPU1aでランダムアクセス展開可能に格
納するメモリ領域を有して、各種状態を記憶するメモリ
である。特に、撮像部1jで撮像された画像を画像処理
部1kで画像処理した画像ファイル、イヤホンマイク及
び通話マイク1mのうちの少なくとも一方から音入力し
た録音信号を一時的に格納する。
【0021】表示部1dは、LCD(Liquid Crystal D
isplay)、EL(Electro Luminescence)等の図2
(i)に示すディスプレイDにより構成され、CPU1
aから入力される表示指示に従って各種表示データの画
面表示を行う。
【0022】記憶部1eは、プログラムやデータなどが
予め記憶されまたは書込み可能な記録媒体(図示せず)
を有し、当該記録媒体は、半導体等の不揮発性メモリ等
の読取り可能な記録媒体で構成されている。記録媒体
は、フラッシュROM等の固定的に設けたもの、若しく
はメモリカード等の着脱自在に装着する可搬型のものを
含む。
【0023】記憶部1eには各種設定データ、各種処理
プログラム、及びこれらのプログラムで処理する又は処
理されたデータ等の各種データを格納する。RAM1c
及び記憶部1eは、CPU1aの制御により内部データ
の書換が可能な構成である。
【0024】また、記憶部1eに記憶されたプログラ
ム、データ等は、その一部若しくは全部を外部機器から
無線通信を介してアンテナ1h、RF回路1g、通信制
御部1fから受信して格納する構成にしてもよい。記憶
部1eは、特に、画像を撮影する図3及び図4に示す音
状態設定処理並びに図5に示す録音動画撮影処理のプロ
グラム、撮影した画像の保存画像ファイルを記憶する。
【0025】通信制御部1fは、通信用に信号を変換す
るモデム等によって構成される。CPU1aから出力さ
れた送信データを含む送信指示に対応して、通信制御部
1fは、送信信号に変換し、RF回路1gで前記送信信
号から無線信号を生成し、アンテナ1hから前記送信指
示に対応した無線信号を基地局等の外部機器へ無線送信
する。外部機器から無線信号をアンテナ1hで受信した
場合、反対に、RF回路1g、通信制御部1fを介し
て、受信した無線信号に対応する受信信号をCPU1a
へ入力させる。
【0026】音処理部1iは、音信号の入出力を制御
し、通話スピーカ1l及び通話マイク1mと接続し、操
作者の音声を通話マイク1mで音声信号に変換し、CP
U1a、通信制御部1f、RF回路1g、アンテナ1h
を介して、通話先の機器へ前記音声信号を送信し、通話
先からの音声信号を、アンテナ1h、RF回路1g、通
信制御部1f、CPU1aを介して受信し、通話スピー
カ1lから音出力させる。
【0027】また、音処理部1iは、図2(ii)に示す
拡声スピーカ1nと接続し、CPU1aの制御により、
拡声スピーカ1nから着信音等を音出力制御し、更に、
音処理部1iは、図2(i)に示すイヤホンマイク端子
1oと接続し、CPU1aの制御により、イヤホンマイ
ク端子1oに接続された図示しない音入出力手段である
イヤホンマイクに対して音入出力を制御する。
【0028】撮像部1jは、図2(ii)に示す像を形成
するレンズJと、レンズJで形成された像を撮像するC
CD(Charge Coupled Device)等を備え、CPU1a
の制御により、画像を撮像する。画像処理部1kは、C
PU1aの制御により、撮像部1jで撮像された画像を
画像処理する。画像を撮影する場合、撮影モードに対応
して、撮像された画像を画像処理し、画像ファイルとし
てRAM1cへ出力する。
【0029】次に、図3及び図4を参照して、画像撮影
式携帯電話1で実行する音状態設定処理を説明する。図
3は、音状態設定処理を示すフローチャートであり、図
4は、図3に示す音状態処理中の第1のマイク設定処理
を示すフローチャートである。
【0030】先ず、画像撮影式携帯電話1は、動作モー
ドとして、撮影モードの1つであり音付の動画を撮影す
る録音動画撮影モード、撮影モードの1つである録音動
画撮影モード以外の他撮影モード、撮影モードでない通
常モードが存在するとする。通常モードは例えば、通話
処理、通話先登録変更処理等を行うモードである。他撮
影モードは、例えば、静止画を撮影する静止画モード、
静止画を連続して複数撮影する連写撮影を行う連写モー
ド、音無しの動画を撮影する無音動画モード等である。
【0031】また、画像撮影式携帯電話1は、動作モー
ドとは別に、音の入出力の状態を示す音状態として、録
音動画撮影に対応する録音動画撮影状態、録音動画撮影
以外の撮影に対応する他撮影状態、イヤホンマイクの通
常使用に対応するイヤホンマイク状態、イヤホンマイク
の不使用に対応する通常状態が存在するとする。
【0032】また、画像撮影式携帯電話1の電源投入時
等の初期状態として、例えば、動作モードとして通常モ
ードが設定されてRAM1cに格納され、操作者の入力
部1bのキーパッドBを介する入力により、RAM1c
上の動作モードも前記入力に対応して任意に書換えられ
るものとする。
【0033】これとは別に、予め、録音動画撮影におい
て通話マイク1m又はイヤホンマイクのどちらから音入
力するかの情報である設定情報を、操作者の入力部1b
のキーパッドBを介する入力により、記憶部1e上に入
力された設定情報を記憶しておく。通話マイク1m、イ
ヤホンマイクのどちらを用いれば録音対象の音が大きく
効果的に録音できるかにより、例えば、画像撮影式携帯
電話1から被写体方向の音の録音にはイヤホンマイクを
設定し、撮影者の音声のみを録音したい場合は、通話マ
イク1mを設定する。また当該設定情報は、画像撮影式
携帯電話1の製造時に任意の初期値を記憶部1eに記憶
させておく。
【0034】音状態設定処理は、上記音状態を設定する
処理であり、CPU1aは、ある周期で定期的に、記憶
部1eに予め記憶されている音状態設定処理のプログラ
ムデータをRAM1cに展開して、音状態処理の実行を
開始する。
【0035】図3及び図4のフローチャートは、画像撮
影式携帯電話1を構成するコンピュータに各機能を実現
させるための処理を説明する為のものである。この処理
は、CPU1aが読取可能なプログラムコードの形態で
記憶部1eに格納されている例で説明するが、全ての機
能を記憶部1eに格納する必要は無く、必要に応じてそ
の一部若しくは全部を無線通信を介してアンテナ1h、
RF回路、通信制御部1fから受信して実現するように
してもよい。この説明は、図5に示す録音動画撮影処
理、図6に示す第2のマイク設定処理、図7に示す第3
のマイク設定処理で同様である。
【0036】先ず、図3に示すように、CPU1aは、
イヤホンマイク端子1oに図示しないイヤホンマイクが
接続されているかを検出する(ステップS1)。そし
て、CPU1aは、ステップS1でイヤホンマイクが検
出されたかを判別する(ステップS2)。イヤホンマイ
クが検出された場合(ステップS2;YES)、CPU
1aは、RAM1cに格納された動作モードが撮影モー
ドであるかを判別する(ステップS3)。撮影モードで
ある場合(ステップS3;YES)、CPU1aは、R
AM1cに格納された動作モードが録音動画撮影モード
であるかを判別する(ステップS4)。
【0037】録音動画撮影モードである場合(ステップ
S4;YES)、CPU1aは、音処理部1iを制御し
て、通話スピーカ1lの音出力を無効に解除し、拡声ス
ピーカ1nの音出力を有効に設定する(ステップS
5)。そして、CPU1aは、音処理部1iを制御し
て、通話マイク1m及びイヤホンマイクの音入力を解
除、設定するマイク設定処理を行う(ステップS6)。
【0038】そして、CPU1aは、画像撮影式携帯電
話1の音状態を録音動画撮影状態に設定して、設定した
録音動画撮影状態をRAM1cに格納、又はRAM1c
に格納された音状態を録音動画撮影状態に書換え(ステ
ップS7)、音状態設定処理を終了する。
【0039】録音動画撮影モードでない場合(ステップ
S4;NO)、CPU1aは、音処理部1iを制御し
て、通話スピーカ1lの音出力を無効に解除し、拡声ス
ピーカ1nの音出力を有効に設定する(ステップS
8)。そして、CPU1aは、音処理部1iを制御し
て、通話マイク1m及びイヤホンマイクの音入力を無効
に解除する(ステップS9)。
【0040】そして、CPU1aは、画像撮影式携帯電
話1の音状態を他撮影状態に設定して、設定した他撮影
状態をRAM1cに格納、又はRAM1cに格納された
音状態を他撮影状態に書換え(ステップS10)、音状
態設定処理を終了する。
【0041】撮影モードでない場合(ステップS3;N
O)、CPU1aは、音処理部1iを制御して、通話ス
ピーカ1l及び拡声スピーカ1nの音出力を無効に解除
する(ステップS11)。そして、CPU1aは、音処
理部1iを制御して、通話マイク1mの音入力を無効に
解除し、イヤホンマイクの音入出力を有効に設定する
(ステップS12)。
【0042】そして、CPU1aは、画像撮影式携帯電
話1の音状態をイヤホンマイク状態に設定して、設定し
たイヤホンマイク状態をRAM1cに格納、又はRAM
1cに格納された音状態をイヤホンマイク状態に書換え
(ステップS13)、音状態設定処理を終了する。
【0043】イヤホンマイクが検出されない場合(ステ
ップS2;NO)、CPU1aは、音処理部1iを制御
して、通話スピーカ1l及び拡声スピーカ1nの音出力
を有効に設定する(ステップS14)。そして、CPU
1aは、音処理部1iを制御して、通話マイク1mの音
入力を有効に設定し、イヤホンマイクの音入出力を無効
に解除する(ステップS15)。
【0044】そして、CPU1aは、画像撮影式携帯電
話1の音状態を通常状態に設定して、設定した通常状態
をRAM1cに格納、又はRAM1cに格納された音状
態を通常状態に書換え(ステップS16)、音状態設定
処理を終了する。なお、ステップS6,S9において、
イヤホンマイクの音出力は、有効に設定する構成でもい
いし、無効に設定する構成でもよい。
【0045】音状態設定処理の実行により、動作モード
が録音動画撮影モードの場合、音状態は、録音動画撮影
状態又は通常状態となり、動作モードが他撮影モードの
場合、音状態は、他撮影状態又は通常状態となり、動作
モードが通常モードの場合、音状態は、イヤホンマイク
状態又は通常状態となる。
【0046】ここで、図3に示す音状態設定処理のステ
ップS6のマイク設定処理(ここでは第1のマイク設定
処理とする)を、図4を参照して詳述する。図3に示す
ステップS5の実行後、CPU1aは、記憶部1cに記
憶された設定情報を読出す(ステップT1)。そして、
CPU1aは、ステップT1で読出した設定情報が、イ
ヤホンマイクから音入力する旨であるかを判別する(ス
テップT2)。
【0047】イヤホンマイクから音入力する旨である場
合(ステップT2;YES)、CPU1aは、音処理部
1iを制御して、通話マイク1mの音入力を無効に解除
し、イヤホンマイクの音入力を有効に設定し(ステップ
T3)、第1のマイク設定処理を終了し、図3に示すス
テップS7へ進む。
【0048】イヤホンマイクから音入力しない旨である
場合(ステップT2;NO)、CPU1aは、音処理部
1iを制御して、通話マイク1mの音入力を有効に設定
し、イヤホンマイクの音入力を無効に解除し(ステップ
T4)、第1のマイク設定処理を終了し、図3に示すス
テップS7へ進む。
【0049】次に、図5を参照して、録音動画撮影処理
を説明する。図5は、録音動画撮影処理を示すフローチ
ャートである。録音動画撮影処理は、音状態に応じて録
音動画撮影を行う処理であり、CPU1aは、操作者の
入力部1bのキーパッドBを介する録音動画撮影モード
の開始入力により、記憶部1eに予め記憶されている録
音動画撮影処理のプログラムデータをRAM1cに展開
して、録音動画撮影処理の実行を開始する。
【0050】この時点では、RAM1cに格納された動
作モードを、録音動画撮影モードに書換えない。また、
図3に示す音状態設定処理は、録音動画撮影処理の実行
中も、録音動画撮影処理時間に比べ十分短い周期で定期
的に実行されている。
【0051】先ず、CPU1aは、レンズJで形成され
た像を撮像部1jで撮像させ、撮像部1jに撮像された
画像を画像処理部1kに画像処理させ、画像処理部1k
に画像処理された画像データを表示部1dのディスプレ
イD上にプレビュー表示させる(ステップU1)。ここ
で、撮影者は、イヤホンマイクをイヤホンマイク端子1
oに接続する場合、イヤホンマイクをイヤホンマイク端
子1oに接続する。また、操作者は、プレビュー表示の
よいタイミングで操作者により入力部1bのキーパッド
Bを介して撮影開始を入力する。
【0052】そして、CPU1aは、操作者により入力
部1bのキーパッドBを介して撮影開始を入力されたか
を検出する(ステップU2)。そして、CPU1aは、
ステップU2において撮影開始の入力が検出されたかを
判別する(ステップU3)。撮影開始の入力が検出され
ない場合(ステップU4;NO)、ステップU2へ戻
る。
【0053】撮影開始の入力が検出された場合(ステッ
プU3;YES)、CPU1aは、RAM1cに格納さ
れた動作モードを、録音動画撮影モードに書換えて設定
する(ステップU4)。そして、CPU1aは、RAM
1cに格納された音状態を参照し、録音動画撮影状態又
は通常状態であるかを判別する(ステップU5)。録音
動画撮影状態又は通常状態でない場合(ステップU5;
NO)、ステップU5へ戻る。ステップU5は、図3に
示す音状態設定処理の実行で、RAM1cに格納された
音状態を、録音動画撮影モードに対応して、録音動画撮
影状態又は通常状態に設定するまで待機するステップで
ある。
【0054】そして、CPU1aは、音処理部1iを制
御して、図3に示す音状態設定処理で設定され、RAM
1cに記憶された音状態に応じて、通話スピーカ1l、
拡声スピーカ1nから撮影開始音を音出力させる(ステ
ップU6)。ステップU6は具体的には、CPU1a
は、音状態が通常状態の場合、通話スピーカ1l及び拡
声スピーカ1nの両方から撮影開始音を音出力し、音状
態が録音動画撮影状態の場合、拡声スピーカ1nから撮
影開始音を音出力させる。
【0055】イヤホンマイクは本来、その装着者に対し
て音を出力させるものであり、イヤホンマイクのみから
撮影開始音を音出力させる場合、被撮影者がイヤホンマ
イクから出力された撮影開始音を聞き取れないので、拡
声スピーカ1nから音出力させることにより撮影開始を
被撮影者に報知することができる。もちろん、撮影開始
音により撮影開始を撮影者にも報知する。
【0056】特に、画像撮影式携帯電話1の正面側にデ
ィスプレイDが設けられ、拡声スピーカ1n及びレンズ
Jは背面側に設けられているので、撮影者はディスプレ
イD上のプレビュー表示を見ながら撮影し、被撮影者に
効果的に撮影開始を報知することができる。
【0057】そして、CPU1aは、ステップU4で設
定された撮影モードである録音動画撮影モードに対応し
て、図3に示す音状態設定処理で設定され、RAM1c
に記憶された音状態に応じて、イヤホンマイク又は通話
マイク1mから音入力し、イヤホン端子1o、音処理部
1iを介して録音信号として取得しつつ、レンズJで形
成された像を撮像部1jで撮像させ、当該撮像した画像
を画像処理部1kで、録音動画モードの動画の画像ファ
イル形式に画像処理し、前記録音信号と共に、前記画像
処理した画像ファイルをRAM1cに格納する、録音動
画撮影を行う(ステップU7)。
【0058】そして、CPU1aは、ステップU6と同
様に、音処理部1iを制御して、図3に示す音状態設定
処理で設定され、RAM1cに記憶された音状態に応じ
て、通話スピーカ1l、又は、通話スピーカ1l及び拡
声スピーカ1nの両方から撮影終了音を音出力させる
(ステップU8)。拡声スピーカ1nから撮影終了音を
音出力させることにより、撮影開始音と同様に、撮影終
了を被撮影者及び撮影者に報知させることができる。そ
して、操作者に画像ファイルの保存指示を入力部1bの
キーパッドBから入力された場合、RAM1cに格納さ
れた前記録音信号及び前記画像ファイルを保存形式の保
存画像ファイルに変換し、当該変換された保存画像ファ
イルを記憶部1eに記憶する(ステップU9)。
【0059】そして、CPU1aは、録音動画撮影モー
ドの撮影を終了するかを判別する(ステップU10)。
例えば、操作者に録音動画撮影モードの撮影の終了指示
を入力部1bのキーパッドBから入力されたかにより判
別する。録音動画撮影モードの撮影を終了しない場合
(ステップU10;NO)、ステップU1へ戻る。
【0060】録音動画撮影モードの撮影を終了する場合
(ステップU10;YES)、CPU1aは、動作モー
ドを通常モードに設定して、RAM1cに格納された動
作モードを通常モードに書換える(ステップU11)。
そして、CPU1aは、RAM1cに格納された音状態
を参照し、通常状態又はイヤホンマイク状態であるかを
判別する(ステップU12)。通常状態又はイヤホンマ
イク状態でない場合(ステップU12;NO)、ステッ
プU12へ戻る。
【0061】ステップU12は、図3に示す音状態設定
処理の実行で、RAM1cに格納された音状態を、通常
モードに対応する、通常状態又はイヤホンマイク状態に
設定するまで待機するステップである。通常状態又はイ
ヤホンマイク状態である場合(ステップU12;YE
S)、録音動画撮影処理を終了する。
【0062】また、動作モードが他撮影モードの場合、
録音動画撮影処理と同様であるが、CPU1aは、ステ
ップU4において、他撮影モードに設定し、ステップU
7において、他撮影状態又は通常状態であるかを判別
し、ステップU7において、録音を行わない静止画撮
影、連写撮影、動画撮影等の他撮影を行い、ステップU
8の撮影終了音出力は動画撮影の場合に行う構成とな
る。
【0063】よって、本実施の形態によれば、イヤホン
マイクがイヤホンマイク端子1oに接続された場合、操
作者から入力された設定情報に対応して、イヤホンマイ
ク又は通話マイク1mから録音対象の音を大きく録音し
て動画撮影することができる。また、操作者は、設定情
報を任意に設定することができる。
【0064】また、イヤホンマイクがイヤホンマイク端
子1oに接続された場合、イヤホンマイクのみから撮影
開始音及び撮影終了音を音出力させることなく、拡声ス
ピーカ1nから撮影開始音及び撮影終了音を音出力させ
るので、それぞれ、撮影開始、撮影終了を撮影開始音、
撮影終了音により被撮影者及び撮影者に報知することが
できる。
【0065】なお、本実施の形態では、イヤホンマイク
又は通話マイク1mから録音して録音動画撮影する構成
であったが、イヤホンマイク及び通話マイク1mの両方
から録音して録音動画撮影可能な構成でもよく、また、
操作者がイヤホンマイク、通話マイク1mの音入力の感
度のバランスを設定情報として入力する構成でもよい。
【0066】(第2の実施の形態)次に、本実施の形態
を図6を参照して説明する。図6は、図3に示す音状態
設定処理中の第2のマイク設定処理を示すフローチャー
トである。本実施の形態はは、図3に示す音状態設定処
理のステップS6を、図4に示す第1のマイク設定処理
から図6に示すマイク設定処理(第2のマイク設定処
理)へ変更したものであり、以下、第2のマイク設定処
理を説明する。
【0067】図3に示す音状態設定処理中のステップS
5の実行後、CPU1aは、音処理部1iを制御して、
通話マイク1m、及び、イヤホンマイク端子1oに接続
されたイヤホンマイクの両方から音入力させ、それぞれ
の音量レベルを検出する(ステップV1)。そして、C
PU1aは、ステップV1で検出したイヤホンマイクの
音入力の音量レベルが、通話マイク1mの音入力の音量
レベルよりも大きいかを判別する(ステップV2)。
【0068】イヤホンマイクの音入力の音量レベルが大
きい場合(ステップV2;YES)、CPU1aは、音
処理部1iを制御して、通話マイク1mの音入力を無効
に解除し、イヤホンマイクの音入力を有効に設定し(ス
テップV3)、第2のマイク設定処理を終了し、図3に
示すステップS7へ進む。
【0069】イヤホンマイクの音入力の音量レベルが大
きくない場合(ステップV2;NO)、CPU1aは、
音処理部1iを制御して、通話マイク1mの音入力を有
効に設定し、イヤホンマイクの音入力を無効に解除し
(ステップV4)、第2のマイク設定処理を終了し、図
3に示すステップS7へ進む。
【0070】よって、本実施の形態によれば、イヤホン
マイクがイヤホンマイク端子1oに接続された場合も、
イヤホンマイクから音入力される音量レベルに対応し
て、イヤホンマイク又は通話マイク1mから自動的に録
音対象の音を大きく録音して動画撮影することができ
る。
【0071】また、図5に示す録音動画撮影処理時間よ
りも十分短い周期で定期的に図3及び図6に示す音状態
設定処理を実行するので、図5に示す録音動画撮影処理
のステップU7の実行中にも随時、図6に示す第2のマ
イク設定の実行によりイヤホンマイク及び通話マイク1
mの音入力の設定を行い、当該マイク設定に応じた録音
を行うことができる。
【0072】なお、本実施の形態は、例えば、イヤホン
マイク及び通話マイク1mの両方の音入力の音量レベル
が低い場合等の、両方から録音するほうが好ましい場合
に、イヤホンマイク及び通話マイク1mの両方から録音
して録音動画撮影する構成でもよい。
【0073】(第3の実施の形態)次に、本実施の形態
を図7を参照して説明する。図7は、図3に示す音状態
設定処理中の第3のマイク設定処理を示すフローチャー
トである。本実施の形態はは、図3に示す音状態設定処
理のステップS6を、図4に示す第1のマイク設定処理
から図7に示すマイク設定処理(第3のマイク設定処
理)へ変更したものであり、以下、第3のマイク設定処
理を説明する。
【0074】CPU1aは、予め、録音動画撮影時の通
話マイク1m及びイヤホンマイクの音入力の感度バラン
スを、音検出時にイヤホンマイクの音量レベルが高い場
合と、音検出時に通話マイク1mの音量レベルが高い場
合とのそれぞれの値を感度情報として、工場出荷時に値
をもっている、または、操作者に入力部1bのキーパッ
ドBから入力させ、入力部1bのキーパッドBから入力
させ、入力された感度情報を記憶部1eに記憶させても
よい。
【0075】図3に示す音状態設定処理中のステップS
5の実行後、CPU1aは、音処理部1iを制御して、
通話マイク1m、及び、イヤホンマイク端子1oに接続
されたイヤホンマイクの両方の音入力の感度を所定値に
統一して、両方から音入力させ、それぞれの音量レベル
を検出する(ステップW1)。そして、CPU1aは、
ステップV1で検出したイヤホンマイクの音入力の音量
レベルが、通話マイク1mの音入力の音量レベルよりも
大きいかを判別する(ステップW2)。
【0076】イヤホンマイクの音入力の音量レベルが大
きい場合(ステップW2;YES)、CPU1aは、記
憶部1e上の感度情報を参照して、当該感度情報に対応
して、音処理部1iを制御して、通話マイク1mの音入
力の感度を小さく設定し、イヤホンマイクの音入力の感
度を大きく設定し(ステップW3)、第3のマイク設定
処理を終了し、図3に示すステップS7へ進む。
【0077】イヤホンマイクの音入力の音量レベルが大
きくない場合(ステップW2;NO)、CPU1aは、
記憶部1e上の感度情報を参照して、当該感度情報に対
応して、音処理部1iを制御して、通話マイク1mの音
入力の感度を大きく設定し、イヤホンマイクの音入力の
感度を小さく設定し(ステップW4)、第3のマイク設
定処理を終了し、図3に示すステップS7へ進む。
【0078】よって、本実施の形態によれば、イヤホン
マイクがイヤホンマイク端子1oに接続された場合も、
イヤホンマイクから音入力される音量レベルに対応し
て、イヤホンマイク及び通話マイク1mの音入力の感度
バランスを自動的に調整して、録音対象の音を大きく録
音して動画撮影することができる。
【0079】また、また、図5に示す録音動画撮影処理
時間よりも十分短い周期で定期的に図3及び図6に示す
音状態設定処理を実行するので、図5に示す録音動画撮
影処理のステップU7の実行中にも随時、図6に示す第
2のマイク設定の実行によりイヤホンマイク及び通話マ
イク1mの音入力の感度設定を行い、当該マイク設定に
応じた録音を行うことができる。
【0080】なお、第1、第2及び第3の実施の形態の
うちの少なくとも2つを組合せる構成でもよい。また、
第1、第2及び第3の実施の形態では、動画を撮影する
場合に録音させる構成であったが、これに限るものでは
なく、静止画撮影、連写撮影時に音を録音する構成とし
てもよい。また、第1、第2及び第3の実施の形態で
は、画像撮影機能をもつ画像撮影式携帯電話を用いた
が、これに限るものではなく、イヤホンマイクを接続可
能な画像撮影装置を用いる構成でよい。
【0081】更に、第1、第2及び第3の実施の形態で
は、撮影時、拡声スピーカ1nから撮影開始音及び撮影
終了音の両方を音出力させる構成であったが、これに限
るものではなく、撮影開始音、撮影終了音のいずれか一
方のみの音出力を行う、又は、撮影開始音及び撮影終了
音のどちらも音出力を行わない構成としてもよい。
【0082】以上、本発明の実施の形態につき説明した
が、本発明は、必ずしも上述した手段及び手法にのみ限
定されるものではなく、本発明にいう目的を達成し、本
発明にいう効果を有する範囲内において適宜に変更実施
が可能なものである。
【0083】
【発明の効果】本発明によれば、イヤホンマイクが接続
された場合も、当該イヤホンマイク及びマイクのうちの
少なくとも1つから録音対象の音を大きく録音させつつ
画像を撮影することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の画像撮影式携帯電話1の
内部構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示す画像撮影式携帯電話1の外観を示す
図であり、(i)は、画像撮影式携帯電話1の正面図で
あり、(ii)は、画像撮影式携帯電話1の背面図であ
る。
【図3】音状態設定処理を示すフローチャートである。
【図4】図3に示す音状態設定処理中の第1のマイク設
定処理を示すフローチャートである。
【図5】録音動画撮影処理を示すフローチャートであ
る。
【図6】図3に示す音状態設定処理中の第2のマイク設
定処理を示すフローチャートである。
【図7】図3に示す音状態設定処理中の第3のマイク設
定処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1…画像撮影式携帯電話 1a…CPU 1b…入力部 1c…RAM 1d…表示部 1e…記憶部 1f…通信制御部 1g…RF回路 1h…アンテナ 1i…音処理部 1j…撮像部 1k…画像処理部 1l…通話スピーカ 1m…通話マイク 1n…拡声スピーカ 1o…イヤホンマイク端子 B…キーパッド D…ディスプレイ J…レンズ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】音の入出力を行うイヤホンマイクを接続可
    能で、録音画像撮影を行う画像撮影装置であって、 音を入力するマイクと、 画像を撮影する画像撮影手段と、 前記イヤホンマイクを接続するイヤホンマイク接続手段
    と、 前記イヤホンマイク接続手段に前記イヤホンマイクが接
    続されているかを検出するイヤホンマイク検出手段と、 前記撮影の撮影方式が録音を行う撮影方式であるかを判
    別する撮影方式判別手段と、 前記イヤホンマイク検出手段においてイヤホンマイクが
    検出され、かつ、前記撮影方式判別手段において録音を
    行う撮影方式であると判別された場合に、前記検出され
    たイヤホンマイク及び前記マイクのうちの少なくとも1
    つから録音対象の音を録音させつつ、前記画像撮影手段
    に画像を撮影させる撮影制御手段と、 を具備してなる画像撮影装置。
  2. 【請求項2】前記録音を前記マイク及び前記イヤホンマ
    イクの何れか又は両方に行わせるかの録音設定情報を操
    作者に入力させる入力手段を更に具備し、 前記撮影制御手段は、前記入力手段において入力された
    録音設定情報に基づき、前記検出されたイヤホンマイク
    及び前記マイクのうちの少なくとも1つから録音対象の
    音を録音させることを特徴とする請求項1記載の画像撮
    影装置。
  3. 【請求項3】前記イヤホンマイク及び前記マイクの音量
    レベルを検出する音量検出手段を更に具備し、 前記撮影制御手段は、前記音量検出手段で検出した音量
    レベルに対応して、前記検出されたイヤホンマイク及び
    前記マイクのうちの少なくとも1つから録音対象の音を
    録音させることを特徴とする請求項1又は2記載の画像
    撮影装置。
  4. 【請求項4】前記イヤホンマイク及び前記マイクの音量
    レベルを検出する音量検出手段を更に具備し、 前記撮影制御手段は、前記音量検出手段で検出した音量
    レベルに対応して音入力の感度を設定して、当該音入力
    の感度に対応して、前記検出されたイヤホンマイク及び
    前記マイクのうちの少なくとも1つから録音対象の音を
    録音させることを特徴とする請求項1、2又は3記載の
    画像撮影装置。
  5. 【請求項5】音を拡声出力する拡声音出力手段を更に具
    備し、 前記撮影制御手段は、前記画像撮影手段における撮影の
    開始を報知する撮影開始音及び前記撮影の終了を報知す
    る撮影終了音のうちの少なくとも1つを前記拡声音出力
    手段から音出力させることを特徴とする請求項1、2、
    3又は4記載の画像撮影装置。
  6. 【請求項6】音を入力するマイクと、画像を撮影する画
    像撮影手段と、音の入出力を行うイヤホンマイクを接続
    するイヤホンマイク接続手段とを備える画像撮影装置を
    制御するコンピュータに、 前記イヤホンマイク接続手段に前記イヤホンマイクが接
    続されているかを検出する機能と、 前記撮影の撮影方式が録音を行う撮影方式であるかを判
    別する機能と、 前記イヤホンマイクが検出され、かつ、前記撮影の撮影
    方式が録音を行う撮影方式であると判別された場合に、
    前記検出されたイヤホンマイク及び前記マイクのうちの
    少なくとも1つから録音対象の音を録音させつつ、前記
    画像撮影手段に画像を撮影させる機能と、 を実現させるためのプログラム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3664291A4 (en) * 2017-08-18 2020-08-19 Guangdong Oppo Mobile Telecommunications Corp., Ltd. METHOD AND DEVICE FOR AUDIO SIGNAL ADAPTATION, STORAGE MEDIUM AND TERMINAL DEVICE
US12022187B2 (en) 2021-02-25 2024-06-25 Canon Kabushiki Kaisha Image capturing apparatus including plurality of sound input units, control method, and recording medium

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