JP2004140589A - 撮影システムおよび撮影方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】撮影装置と充電装置とを含む、外観上監視カメラであることが明らかでない、撮影システムを提供する。
【解決手段】ユーザによりクレードル60の監視モード撮影開始スイッチ67が押下されると、ステップ704で、監視モード撮影を行うための設定指示を示す信号が、クレードル60からデジタル・カメラ10へ送信される。この設定は、デジタル・カメラ10の画像モニタ40、オートストロボ機能などをOFFにすることで、撮影を行っていない外観を保ちながら、撮影を行うためのものである。ステップ710で、撮影を指示する信号がクレードル60からデジタル・カメラ10に所定の時間ごとに送信される。これにもとづき、デジタル・カメラ10は被写体の撮影を行う。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、撮影システムおよび撮影方法に係り、詳細には、撮影装置と充電装置とを含む撮影システム、および、該撮影システムにおける撮影方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
パーソナル・コンピュータの普及、DPEにおけるプリント・サービスの開始、低価格化などにより、デジタル・カメラなどの撮影装置が広く普及してきている。撮影装置は、一般に、充電装置により充電される。このような、充電装置として、例えば、外観がよく、撮影装置、および、電源との接続が容易なクレードルが、使用されることが多い(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
一方、ピッキングやストーカー行為などの犯罪に対処する手段として、監視カメラの使用は、重大な犯罪の防止、および、犯人検挙に対して有効である。このような犯罪はしばしば一般の住居を対象として行われるが、経費的および慣習的に、一般の住居に監視カメラが設置されることは稀である。また、市販されている防犯カメラは、外観上防犯カメラであることが明らかであり、犯人を撮影することがないように犯人により操作および破壊される可能性がある。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−43305号(段落番号「0003」〜「0007
」、図1、2)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記事実に鑑みなされたもので、普及している撮影装置と充電装置とを使用する、外観上監視カメラであることが明らかでない、撮影システムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に記載の撮影システムは、所定領域を撮影する撮影装置と、該撮影装置を装着可能で、かつ、装着した状態で、該撮影装置を充電する充電装置と、該充電装置に該撮影装置が装着された場合、該撮影装置に監視モード撮影を行わせる制御手段と、を含む。
【0007】
すなわち、撮影システムは、所定領域を撮影する撮影装置と、該撮影装置を装着可能で、かつ、装着した状態で、該撮影装置を充電する充電装置と、を含み、該充電装置に該撮影装置が装着された場合、該撮影装置に監視モード撮影を行わせるようにしているので、本発明は、外観上監視カメラであることが明らかでない、撮影システムを提供することができる。これによれば、別途、監視カメラを購入する必要がないため、経費を低減することができる。
【0008】
請求項2に記載されるように、請求項1の撮影システムの制御手段は、撮影装置および充電装置のいずれかに含まれることができる。
【0009】
すなわち、撮影システムの制御手段は、撮影装置および充電装置のいずれかに含まれることができるので、制御手段が撮影装置に含まれる場合には、例えば、ファームウェアとして制御手段をインストールすることにより、一般の撮影装置を本発明の撮影システムに適用することができ、制御手段が充電装置に含まれる場合には、一般の撮影装置をそのまま本発明の撮影システムに適用することができる。これによれば、別途、監視カメラを購入する必要がないため、経費を低減することができる。
【0010】
請求項3に記載されるように、請求項1または2の撮影システムの撮影装置は複数の報知手段を有し、監視モード撮影は、該報知手段の少なくとも一つを動作させない周期的な撮影であってよい。
【0011】
すなわち、監視モード撮影は、撮影装置の動作を示す報知手段の少なくとも一つを動作させない周期的な撮影であるため、報知手段の少なくとも一つが動作しないことにより、外観上撮影を実施していることが明らかでなく、かつ、周期的な撮影を行うことができる、撮影システムを提供することができる。
【0012】
請求項4に記載されるように、請求項1〜3のいずれかの撮影システムの撮影装置は、撮影の際に補助光を発生する発光手段を有し、上記制御手段は、上記監視モード撮影の場合、該発光手段を動作させずに撮影を行わせてもよい。
【0013】
すなわち、監視モード撮影の場合、発光手段を動作させないため、外観上撮影を実施していることが明らかでない、撮影システムを提供することができる。
【0014】
請求項5に記載されるように、請求項1〜4のいずれかの撮影システムの制御手段は、上記監視モード撮影によって得られた第1の画像と第2の画像とにもとづいて、上記所定領域に変化が生じたか否かを判断してもよい。
【0015】
請求項6に記載されるように、請求項5に記載の撮影システムの充電装置は、画像を記憶する記憶手段をさらに有し、上記制御手段は、上記所定領域に変化が生じたことを判断した場合、上記第1の画像および上記第2の画像の少なくとも一方を該記憶手段に記憶するように、該記憶手段を制御してもよい。
【0016】
すなわち、充電装置が画像を記憶する記憶手段を有し、上記監視モード撮影によって得られた第1の画像と第2の画像とにもとづいて、上記所定領域に変化が生じたことが判断された場合、該第1の画像および該第2の画像の少なくとも一方を該記憶手段に記憶するようにしているので、本発明は、該所定領域に変化が生じたことが判断された場合に撮影された画像のみを記憶することで、必要とされる記憶手段の記憶容量を低減することができるとともに、変化が生じた場合に撮影された被写体の画像を容易に取得することができる。
【0017】
請求項7に記載されるように、請求項6の撮影システムは、上記充電装置と通信する端末装置をさらに含み、該充電装置は、上記制御手段が、上記所定領域に変化が生じたことを判断した場合、変化を示す情報を該端末装置に送信する送信手段をさらに有してもよい。
【0018】
すなわち、撮影システムは、充電装置と通信する端末装置をさらに含み、該充電装置は、上記制御手段が、上記所定領域に変化が生じたことを判断した場合、変化を示す情報を該端末装置に送信する送信手段をさらに有するので、本発明は、該所定領域に変化が生じたことが判断された場合に、変化を示す情報を該端末装置に送信する撮影システムを提供することができる。これにより、端末装置を所有するユーザは即時に異常を知ることができる。
【0019】
請求項8の撮影方法は、撮影装置と、該撮影装置を装着した状態で充電する充電装置と、を備える撮影システムにおける撮影方法であって、該充電装置に装着された状態で、該撮影装置に監視モード撮影の開始を指示するステップと、該指示により、該撮影装置が監視モード撮影を行うステップと、を有する。
【0020】
これによれば、撮影装置と、該撮影装置を装着可能で、かつ、装着した状態で、該撮影装置を充電する充電装置と、を含む撮影システムにおいて、該充電装置に該撮影装置が装着された場合、該撮影装置に監視モード撮影を行わせるようにしているので、本発明は、外観上監視カメラであることが明らかでない、撮影システムにおける撮影方法を提供することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
【0022】
図1に示すように、本発明の実施の形態にかかる撮影システムは、撮影装置としてのデジタル・カメラ10、デジタル・カメラ10を装着した状態で充電する充電装置としてのクレードル60およびパーソナル・コンピュータ80、および、パーソナル・コンピュータ80と通信する端末装置としての携帯電話90を含む。クレードル60とパーソナル・コンピュータ80とは、USB(Universal Serial Bus)インタフェースを介してUSBケーブル70により接続される。
【0023】
図2(A)に示すように、デジタル・カメラ10の正面には、被写体像を結像させるレンズ12と、露光に際して被写体が適正な露光光量が得られない低照度の場合に発光されるストロボ30と、撮影する被写体の構図を決定するために使用する光学ファインダ46と、が備えられている。
【0024】
デジタル・カメラ10の上面には、撮影を行う際にユーザにより押下されるシャッタスイッチ44と、電源スイッチ48とが備えられており、デジタル・カメラ10の側面には、USBケーブルによりクレードル60と接続するデジタル・インタフェース34と、撮影によって得られた画像を記憶する、メモリカードなどの可搬型の記録メディアをデジタル・カメラ10に装着する際に当該記録メディアが挿入される記録メディア挿入部50と、が備えられている。
【0025】
図2(B)に示すように、デジタル・カメラ10の背面には、撮影によって得られた被写体像、各種メニュー、メッセージなどを表示するLCDなどの画像モニタ40と、画像モニタ40の表示領域における上下左右の4方向の移動方向を示す矢印キーが設けられた操作スイッチ42と、メニューを表示させるとき、および、設定した処理を実行させるときに押下されるメニュー/実行スイッチ52と、撮影された被写体像を画像モニタ40に表示させるときに押下される表示スイッチ54と、が備えられている。
【0026】
図3の構成図に示すように、デジタル・カメラ10は、レンズ12を保護するレンズ・バリア13と、撮影時にレンズ12を通過した被写体からの光線の光量を制限するためにシャッタ・絞り14と、上記光線にもとづき被写体を撮像して被写体像を示すアナログ画像信号を出力するCCDによって構成された撮像デバイス18と、入力された信号に対して所定のアナログ信号処理を行うアナログ信号処理部20と、入力されたアナログ信号をデジタル信号に変換するアナログ/デジタル変換器22と、入力されたデジタル信号に対して所定のデジタル信号処理を行うデジタル信号処理部24と、入力されたデジタル信号を記憶するSDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)などのメモリ26と、入力されたデジタルデータをJPEG(Joint Photographic Experts Group)形式などの所定の圧縮形式で圧縮し、入力された圧縮済みのデジタルデータを圧縮形式に応じた伸張形式で伸張する、圧縮伸張部28と、レンズ12、レンズ・バリア13、シャッタ・絞り14、撮像デバイス18、および、ストロボ30の各々を駆動するための駆動信号を生成する駆動回路32と、を含む。
【0027】
なお、本実施の形態にかかるアナログ信号処理部20で行われる上記所定のアナログ信号処理には、相関二重サンプリング信号処理およびγ(ガンマ)補正処理が含まれる。ここで、相関二重サンプリング処理は、処理対象とする信号に対して、熱雑音の低減において効果を発揮し、S/N比(Signal to Noise Ratio)を向上できる。
【0028】
また、本実施の形態にかかるデジタル信号処理部24で行われる上記所定のデジタル信号処理には、高域信号処理および補間処理が含まれる。ここで、高域信号処理は、処理対象とする信号から、例えば、Y・Y法により画素に対応させて垂直方向/水平方向の輝度信号が有する周波数帯域を通常よりも高域に延ばすとともに、垂直方向/水平方向の周波数範囲が重ならないように処理して信号の高品位化を図るものである。また、補間処理は、撮像デバイス18で単板の色分解フィルタが用いられている場合に行われる処理であり、その位置に配した色フィルタの他の2つの色を生成する補間処理を行うものである。この補間処理を行う際には、得られた高域化された輝度信号を用いて三原色R(赤)、G(緑)、B(青)の補間データを算出する。これにより、撮像デバイス18における有効画面領域の各画素に対して三原色R、G、Bのプレーンデータが得られる。
【0029】
デジタル・カメラ10は、デジタル・カメラ10全体の動作を司るCPU(中央演算処理装置)36をさらに備えている。
【0030】
図4(A)に示すように、クレードル60は、デジタル・カメラ10が載置されるカメラ載置部62と、デジタル・カメラ10のデジタル・インタフェース34に対応する接続端子64と、パーソナル・コンピュータ80と接続する、デジタル・インタフェース69Bと、AC電源と接続する接続端子69Aと、パーソナル・コンピュータ80にデジタル・カメラ10の画像を取り込むための画像取込ボタン66と、AC電源からデジタル・カメラ10の充電が行われている際に赤色点灯、充電が終了した後に緑色点灯する充電ランプ68Aと、デジタル・カメラ10とパーソナル・コンピュータ80との間で通信が行われている際に点滅するアクセスランプ68Bと、を含む。
【0031】
図4(B)に示すように、クレードル60の底面は、監視モード撮影を開始する際にユーザにより押下される監視モード撮影開始スイッチ67と、監視モード撮影のエラーを示すエラー・ランプ67Aと、監視モード撮影が正常に行われていることを示す正常動作ランプ67Bと、を含む。
【0032】
図5の構成図に示すように、クレードル60は、監視モード撮影開始スイッチにより起動され、監視モード撮影を制御する制御手段としての監視モード制御回路61と、接続端子69Aを介してAC電源に接続し、デジタル・カメラ10の充電を行う充電回路63と、デジタル・インタフェース69Bを介してパーソナル・コンピュータ80と接続し、デジタル・カメラ10との通信を行う通信回路65と、を含む。監視モード制御回路61、充電回路63、通信回路65は、デジタル・インタフェース64を介してデジタル・カメラ10と接続される。
【0033】
図6に示すように、パーソナル・コンピュータ80は、パーソナル・コンピュータ80全体の動作を司る処理手段としてのCPU82と、クレードル60と接続するデジタル・インタフェース84と、各種プログラムや画像などを記憶する記憶手段としてのハードディスク86と、画像などを一時的に記憶するメモリ87と、端末装置90と通信する送信手段としての通信回路88と、画像およびアプリケーション画面などを表示するディスプレイ81と、起動、エラーなどを音声により報知するスピーカ83と、を含む。
【0034】
クレードル60の充電ランプ68A、アクセスランプ68B、および、パーソナル・コンピュータ80のディスプレイ81、スピーカ83は、報知手段を構成する。
【0035】
次に、図7〜9を用いて、本発明の実施の形態の作用を説明する。
【0036】
図7に示すクレードル60で行われる監視モード撮影処理は、ユーザにより監視モード撮影開始スイッチ67が押下されることにより開始される。ステップ702で、クレードル60にデジタル・カメラ10およびパーソナル・コンピュータ80が接続されているか否かが判断される。デジタル・カメラ10およびパーソナル・コンピュータ80が接続されていないと判断された場合には、エラー・ランプ67Aを点灯し、処理は終了する。
【0037】
なお、デジタル・カメラ10はクレードル60に載置することにより、クレードル60に接続することができる。詳細には、図4(A)に示すように、デジタル・カメラ10を、底面を下向きとして矢印A方向に挿入した後、矢印B方向にスライドさせると、デジタル・カメラ10のデジタル・インタフェース34の接続端子が接続端子64に接続される。パーソナル・コンピュータ80とクレードル60との接続は、パーソナル・コンピュータ80のデジタル・インタフェース84とクレードル60のデジタル・インタフェース69Bとを、USBケーブル70で接続することにより行われる。
【0038】
ステップ702で、デジタル・カメラ10およびパーソナル・コンピュータ80が接続されていると判断された場合には、正常動作ランプ67Bを点灯させ、ステップ704で、監視モード撮影を行うための設定指示を示す信号を、デジタル・インタフェース64を介してデジタル・カメラ10へ、デジタル・インタフェース69Bを介してパーソナル・コンピュータ80へ送信する。これらの設定は、撮影を行っていない外観を保ちながら、撮影を行うためのものであり、詳細は、後述する。
【0039】
クレードル60は、充電ランプ68Aを点灯させ、アクセス・ランプ68Bを消灯する。これにより、クレードル60は、デジタル・カメラ10の充電を行ってはいるが、デジタル・カメラ10による撮影、および、デジタル・カメラ10とパーソナル・コンピュータ80との間の画像の送受信は行われていない外観が保たれる。このように、クレードル60、デジタル・カメラ10、パーソナル・コンピュータ80の外観は撮影を行っていない状態に保たれるが、ユーザは、正常動作ランプ67Bの点灯により、監視モード撮影が正常に開始されたことを知ることができる。
【0040】
ステップ706で、所定時間が経過したか否かを判断する。この所定時間は予めユーザにより設定されることができる。ピッキング行為などによる侵入時間の平均を求めることにより、デフォルトで設定されていてもよい。所定時間が経過したことが判定されると、ステップ708で、撮影を行うように、デジタル・カメラ10に指示信号を送信する。
【0041】
ステップ710で、指示信号にもとづいて被写体を撮影し、生成された画像がデジタル・カメラ10から受信されたか否かが判断される。画像が受信されたことが判断された場合には、ステップ712で、画像をパーソナル・コンピュータ80に送信する。次に、ステップ714で、終了指示があるか否かが判断される。終了指示は、再度、監視モード撮影開始スイッチ67がユーザにより押下されることにより行われる。終了指示があるまで、ステップ706〜714の処理が繰り返される。
【0042】
終了指示があることが判断されると、デジタル・カメラ10およびパーソナル・コンピュータ80に終了指示信号を送信して、クレードル60は監視モード撮影処理を終了する。詳細は後述するが、これにより、デジタル・カメラ10およびパーソナル・コンピュータ80の外観は通常動作の状態に戻る。
【0043】
図8に示すデジタル・カメラ10の監視モード撮影処理は、ステップ802で、クレードル60からの監視モード撮影を行うための設定指示を示す信号を受信したか否かを判断する。信号を受信したと判断されると、ステップ804で、監視モード撮影を行うための設定、すなわち、デジタル・カメラ10の外観を撮影していない状態に保つための設定が行う。
【0044】
詳細には、画像モニタ40、図示されない電源ONを示すランプ、メモリカードへのアクセスを示すランプ、エラー音、シャッター音などを発生するスピーカ、などをOFFにする。さらに、周囲の明るさに応じてストロボ30を発光させるオートストロボ機能をOFFにする。ただし、充電中であることを示すランプはONにされ、被写体を撮影することができるように、レンズ・バリア13は開放される。
【0045】
ステップ806で、クレードル60からの撮影指示信号が受信されたか否かが判断される。撮影指示信号が受信された場合には、ステップ808で、CPU36により駆動回路32を制御し、シャッタ・絞り14を駆動することにより、被写体を撮影する。撮影された画像はメモリカード挿入部50に装着されているメモリカードに記憶される。
【0046】
ステップ810で、メモリカードに記憶された画像をパーソナル・コンピュータ80に送信する。ステップ812で、クレードル60からの終了指示信号を受信したか否かが判断される。終了指示信号が受信されない場合は、ステップ806〜812の処理が繰り返される。終了指示信号が受信された場合は、監視モード撮影の設定を解除し、すなわち、画像モニタ40、各種ランプ、スピーカなどをONにし、デジタル・カメラ10の外観を通常の動作状態に戻し、監視モード撮影処理を終了する。
【0047】
図9に示すパーソナル・コンピュータ80の監視モード撮影処理は、ステップ902で、クレードル60からの監視モード撮影を行うための設定指示を示す信号を受信したか否かを判断する。信号を受信したと判断されると、ステップ904で、監視モード撮影を行うための設定、すなわち、パーソナル・コンピュータ80の外観を動作していない状態に保つための設定を行う。詳細には、ディスプレイ81、スピーカ83、図示されない電源ONを示すランプ、ハードディスク86へのアクセスを示すランプ、などをOFFにする。
【0048】
ステップ906で、クレードル60から画像を受信したか否かが判断される。受信された画像はメモリ87に一時的に記憶される。画像が受信されると、ステップ908で、2回目以降の受信であるか否かが判断される。最初の受信である場合には、処理はステップ906に戻る。
【0049】
2回目以降の受信である場合には、メモリ87に記憶されている、前回受信された画像との差分をCPU82により求める。ステップ912で、差分が所定の値より小さいと判断された場合には、画像に変化がない、すなわち、異常がない、ということであるから、処理はステップ906に戻る。所定の値はユーザにより任意に設定することができる。
【0050】
差分が所定の値より大きいと判断された場合には、異常がある可能性があるため、ステップ914で、当該画像をハードディスク86に記憶し、ステップ916で、通信回路88により、予め、設定されているメールアドレスを用いて、ユーザの携帯電話に当該画像を添付したメールを送信する。
【0051】
ステップ918で、クレードル60からの終了指示信号を受信したか否かが判断される。終了指示信号が受信されない場合は、ステップ906〜918の処理が繰り返される。終了指示信号が受信された場合は、監視モード撮影の設定を解除し、すなわち、ディスプレイ81、スピーカ83、各種ランプなどをONにし、パーソナル・コンピュータ80の外観を通常の動作状態に戻し、監視モード撮影処理を終了する。
【0052】
なお、ステップ912で、差分が所定値よりも大きい場合には、クレードル60に異常を示す信号を送信することにより、撮影指示信号を送信する間隔を短くするようにしてもよい。これにより、異常が生じた場合の画像を多く取得することができる。さらに、差分が所定値よりも小さい状態に移行した場合には、クレードル60に異常がないことを示す信号を送信することにより、撮影指示信号を送信する間隔を元に戻すことができる。
【0053】
また、本実施の形態では、画像の差分が所定の値より大きいか否かにより、異常があるか否かを判断しているが、本発明はこれに限定されず、例えば、オプティカル・フローの検出など、既存のオブジェクトの移動検出処理を使用することができる。
【0054】
なお、本実施の形態では、クレードル60の監視モード制御回路61が監視モード撮影処理の制御を行うものとしたが、本発明はこれに限定されない。例えば、クレードル60は、監視モード制御回路61の代わりに信号生成回路のみを有することができる。この場合、デジタル・カメラ10のCPU36が制御を行う。詳細には、監視モード撮影開始スイッチ67がユーザにより押下されると、信号生成回路は監視モード撮影開始を指示する信号を生成し、デジタル・カメラ10に送信する。CPU36は、監視モード撮影開始を指示する信号にもとづいて、デジタル・カメラ10を外観上撮影していない状態に設定し、図示されないタイミング・ジェネレータのタイミングを設定することにより所定の時間ごとに撮影を行うように制御する。
【0055】
また、本実施の形態では、撮影システムは、デジタル・カメラ10、クレードル60、パーソナル・コンピュータ80、携帯電話90により構成されるが、本発明はこれに限定されず、例えば、デジタル・カメラ10、クレードル60だけで構成されてもよいし、デジタル・カメラ10、クレードル60、パーソナル・コンピュータ80により構成されてもよい。端末装置として、携帯電話90を使用したが、本発明はこれに限定されず、例えば、PDA、パーソナル・コンピュータなどであってもよい。
【0056】
監視モード撮影開始スイッチ67は、クレードル60の底面にあるものとしたが、監視モード撮影開始スイッチ67は認識が困難な部分にあればよく、例えば、クレードル60の背面にあってもよい。
【0057】
ステップ812、および、ステップ918において、終了指示信号を受信した場合、デジタル・カメラ10およびパーソナル・コンピュータ80は、外観を通常動作の状態に戻して、監視モード撮影処理を終了するものとしたが、本発明はこれに限定されず、例えば、デジタル・カメラ10、パーソナル・コンピュータ80のすべての機能をOFFにして終了してもよい。また、監視モード撮影処理において、デジタル・カメラ10は電力を消費するため、監視モード撮影処理を行う間、クレードル60に接続されているAC電源、もしくはパーソナル・コンピュータ80から電源の供給を受けることが好ましい。
【0058】
なお、本実施の形態では、被写体を撮影して静止画像を生成するものとしたが、動画像を生成するようにしてもよい。また、本実施の形態のデジタル・カメラ10は、室内への不法侵入者の顔を撮影することができるように、例えば、部屋の扉付近の高さ1.5〜1.8メートル付近にレンズ12を向けて配置されることが好ましいが、窓の外に向けて配置することもできる。これにより、室外の車両やオートバイ、もしくは徘徊者の監視に使用することもできる。
【0059】
本実施の形態では、クレードル60とデジタル・カメラ10とをUSBインタフェースにより接続したが、本発明はこれに限定されない。例えば、イーサネット(R)、RS232Cなどのインタフェースにより接続されてもよい。また、クレードル60とパーソナル・コンピュータ80との接続は、例えば、ワイヤレスLAN、Bluetoothなどによるワイヤレス接続であってもよい。
【0060】
このように本実施の形態の撮影システムは、撮影装置としてのデジタル・カメラ10と、該デジタル・カメラ10を充電する充電装置としてのクレードル60と、該デジタル・カメラ10に監視モード撮影を行わせる制御手段としての監視モード制御回路61と、を含む。
【0061】
すなわち、撮影システムは、普及しているデジタル・カメラ10と、該デジタル・カメラ10を充電するクレードル60と、を含み、該デジタル・カメラに監視モード撮影を行わせるようにしているので、本発明は、外観上監視カメラであることが明らかでない、撮影システムを提供することができる。これによれば、別途、監視カメラを購入する必要がないため、経費を低減することができる。
【0062】
なお、本実施の形態では、デジタル・カメラ10がクレードル60に載置されるものとしたが、本発明はこれに限定されず、例えば、デジタル・カメラ10が充電装置の内部または下部に装着されるような形態であってもよい。
【0063】
撮影システムの制御手段は、デジタル・カメラ10およびクレードル60のいずれかに含まれることができる。
【0064】
すなわち、撮影システムの制御手段は、デジタル・カメラ10のCPU36であってもよく、クレードル60の監視モード制御回路61であってもよい。制御手段がデジタル・カメラ10のCPU36である場合には、例えば、ファームウェアとして監視モード撮影用の制御プログラムをメモリ26にインストールすることにより、一般のデジタル・カメラ10を本発明の撮影システムに適用することができ、制御手段がクレードル60の監視モード制御回路61である場合には、一般のデジタル・カメラ10をそのまま本発明の撮影システムに適用することができる。これによれば、別途、監視カメラを購入する必要がないため、経費を低減することができる。
【0065】
撮影システムのデジタル・カメラ10は複数の報知手段、すなわち、画像モニタ40、各種ランプ、サウンド機能などを有し、監視モード撮影は、これらの報知手段の少なくとも一つを動作させない周期的な撮影であってよい。
【0066】
すなわち、監視モード撮影は、撮影装置の動作を示す報知手段の少なくとも一つを動作させない周期的な撮影であるため、報知手段の少なくとも一つが動作しないことにより、外観上撮影を実施していることが明らかでなく、かつ、周期的な撮影を行うことができる。なお、すべての報知手段を動作させないのではなく、充電中であることを示すランプを点灯させておくことにより、外観上、充電中であるように見せることができる。
【0067】
撮影システムのデジタル・カメラ10は、周囲の明るさに応じてストロボ30を発光させるオートストロボ機能を有し、監視モード撮影は、該オートストロボ機能を動作させない撮影であってよい。
【0068】
すなわち、監視モード撮影は、オートストロボ機能を動作させない撮影であるため、ストロボが動作しないことにより、外観上撮影を実施していることが明らかでない、撮影システムを提供することができる。
【0069】
撮影システムの充電装置としてのパーソナル・コンピュータ80は、監視モード撮影によって得られた第1の画像と第2の画像とにもとづいて、所定領域に変化が生じたか否かを判断してもよい。
【0070】
パーソナル・コンピュータ80は、画像を記憶する記憶手段としてのハードディスク86を有し、上記所定領域に変化が生じたことを判断した場合、第2の画像を該ハードディスク86に記憶することができる。
【0071】
すなわち、本発明は、所定領域に変化が生じた場合、第2の画像をハードディスク86に記憶することができる。これにより、必要とされるハードディスク86の記憶容量を低減することができるとともに、異常があると判断された際に撮影された被写体の画像を容易に取得することができる。
【0072】
なお、本実施の形態では、第2の画像のみをハードディスク86に記憶したが、本発明はこれに限定されず、例えば、第1の画像および第2の画像の双方、もしくは、2つの画像の差分を記憶してもよい。
【0073】
撮影システムは、パーソナル・コンピュータ80と通信する端末装置としての携帯電話90をさらに含み、該パーソナル・コンピュータ80は、送信手段としての通信回路88をさらに有し、所定領域に変化が生じたことを判断した場合、第2の画像を該携帯電話90に送信する。
【0074】
すなわち、本発明は、所定領域に変化が生じたことを判断した場合、第2の画像を携帯電話90に送信することができる。これにより、携帯電話90を所有するユーザは即時に異常を知ることができる。
【0075】
なお、本実施の形態では、第2の画像を添付したメールを送信するが、本発明はこれに限定されず、例えば、変化発生を報知するメッセージのみを送信してもよい。
【0076】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の撮影システムは、撮影装置と、該撮影装置を装着可能で、かつ、装着した状態で該撮影装置を充電する充電装置と、を含み、該充電装置に該撮影装着が装着された場合に、該撮影装置に監視モード撮影を行わせるようにしているので、外観上監視カメラであることが明らかでない、撮影システムを提供することができる、という効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における撮影システムを示す。
【図2】本発明の実施の形態におけるデジタル・カメラを示す。
【図3】本発明の実施の形態におけるデジタル・カメラの構成図を示す。
【図4】本発明の実施の形態におけるクレードルを示す。
【図5】本発明の実施の形態におけるクレードルの構成図を示す。
【図6】本発明の実施の形態におけるパーソナル・コンピュータの構成図を示す。
【図7】本発明の実施の形態におけるクレードルによる処理を示すフローチャートである。
【図8】本発明の実施の形態におけるデジタル・カメラによる処理を示すフローチャートである。
【図9】本発明の実施の形態におけるパーソナル・コンピュータによる処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10    デジタル・カメラ
60    クレードル
80    パーソナル・コンピュータ
90    携帯電話

Claims (8)

  1. 所定領域を撮影する撮影装置と、
    前記撮影装置を装着可能で、かつ、装着した状態で、該撮影装置を充電する充電装置と、
    前記充電装置に前記撮影装置が装着された場合、前記撮影装置に監視モード撮影を行わせる制御手段と、
    を含む撮影システム。
  2. 前記制御手段は、前記撮影装置および前記充電装置のいずれかに含まれる、請求項1に記載の撮影システム。
  3. 前記撮影装置は複数の報知手段を有し、
    前記監視モード撮影は、前記報知手段の少なくとも一つを動作させない周期的な撮影である、
    請求項1または2に記載の撮影システム。
  4. 前記撮影装置は撮影の際に補助光を発生する発光手段を有し、
    前記制御手段は、前記監視モード撮影の場合、前記発光手段を動作させずに撮影を行わせる、
    請求項1〜3のいずれか一項に記載の撮影システム。
  5. 前記制御手段は、前記監視モード撮影によって得られた第1の画像と第2の画像とにもとづいて、前記所定領域に変化が生じたか否かを判断する、請求項1〜4のいずれか一項に記載の撮影システム。
  6. 前記充電装置は、画像を記憶する記憶手段をさらに有し、
    前記制御手段は、前記所定領域に変化が生じたことを判断した場合、前記第1の画像および前記第2の画像の少なくとも一方を前記記憶手段に記憶するように、該記憶手段を制御する、
    請求項5に記載の撮影システム。
  7. 前記充電装置と通信する端末装置をさらに含み、
    前記充電装置は、前記制御手段が、前記所定領域に変化が生じたことを判断した場合、変化を示す情報を前記端末装置に送信する送信手段をさらに有する、
    請求項5または6に記載の撮影システム。
  8. 撮影装置と、該撮影装置を装着した状態で充電する充電装置と、を備える撮影システムにおける撮影方法であって、
    前記充電装置に装着された状態で、前記撮影装置に監視モード撮影の開始を指示するステップと、
    前記指示により、前記撮影装置が監視モード撮影を行うステップと、
    を有する撮影方法。
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CN112805554A (zh) * 2018-08-30 2021-05-14 佳能弗吉尼亚股份有限公司 自主监视系统
CN115514901A (zh) * 2022-09-09 2022-12-23 维沃移动通信有限公司 曝光时间调整方法及其电路

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