JP2003218283A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents
半導体装置およびその製造方法Info
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Abstract
突起電極を有する半導体装置およびその製造方法を提供
することにある。 【解決手段】 半導体チップ4を樹脂封止した突起形状
としての封止材6と同一面上の基板10上には、接続用
パッド2が形成される。突起電極9の融点以下で溶ける
フィルム8a、8bが、基板10上に積層され封止材6
を覆う。フィルム8a、8bに設けられた接続用パッド
2に対応する開口に、半田ペースト11を充填する。加
熱により、半田ペースト11が硬化して接続用パッド2
に接する突起電極9を形成し、フィルム8a、8bが溶
融し半導体装置20の隙間を充填する。
Description
れた半導体装置および半導体装置ならびにその製造方法
に係り、特に基板上に突起電極を有する半導体装置に関
するものである。
板上に形成された回路パターンに、半田等の接合材を用
いて電気的に接続されている。近年、半導体素子の微細
化や半導体装置の小型化に対応して、突起電極を用い
て、実装基板上に半導体装置を接続する方法が提案され
ている。この方法によれば、実装基板上の回路パターン
に対して突起電極の位置決めを行い、加熱により突起電
極の表面を溶融し回路パターンに固着すれば、実装基板
と半導体装置との接続が容易に達成されることから、効
果的な実装方法として注目されている。
体装置の製造方法に対する従来技術として、特開平9−
55448号公報および特開2000−269378号
公報に示すように、半導体装置にスクリーンマスクを重
ねてスクリーン印刷を行い、突起電極を形成する方法が
知られている。
導電性粒子と接続性を有する樹脂の混合物である導電性
ペーストをインクとし、メタルマスクをスクリーンマス
クとしてスクリーン印刷する。そして、メタルマスクを
つけたまま加熱を行い、硬化させた後、メタルマスクを
取り外すことにより、突起電極を形成している。
す。導電性パターン102が形成された絶縁性テープ1
07を絶縁性接着剤(図示せず)を介して、金属基板1
01に固着する。また、半導体チップ104を、導電性
接着剤108の層を介して金属基板101に固着する。
なお、半導体チップ104搭載領域の金属基板101に
は、段差を設けて凹部が形成されている。半導体チップ
104は、ワイヤ105を介して導電性パターン102
と電気的に接続されている。
104を完全に被覆するように、封止材106を、金属
基板101上に積層する。メタルマスク103を封止材
106上に載置する。導電性パターン102の形成位置
に対応しているメタルマスク103の開口に導電性ペー
ストを充填する。そして、加熱して、導電性ペーストを
硬化させ、導電性パターン102に対して形成される突
起電極109を形成する。その後、メタルマスク103
は取り外される。
においては、開口された補助フィルム基板を銅箔付きフ
ィルム基板の銅箔の付いていない側に貼り、銅箔を加工
して接続用パッドを形成し、突起電極を形成する位置上
の補助フィルム基板とフィルム基板に開口を形成する。
補助フィルム基板をスクリーンマスクとしてスクリーン
印刷により半田ペーストを塗布し、半田ペースト内の有
機系材料を蒸発させるために加熱する。その後、補助フ
ィルム基板を引き剥がし、突起電極を形成している。こ
のとき、突起電極の反対側、すなわち、フィルム基板の
銅箔形成側には、半導体チップが搭載され、樹脂封止さ
れている。
突起電極形成方法では、突起電極を形成することによ
っ、半導体装置の全高が高くなってしまっている。しか
し、近年の携帯電話やPDA等の情報端末の普及には、
内蔵半導体装置の小型化・軽量化が大きく寄与してお
り、今後もさらなる半導体装置の小型化・軽量化が望ま
れている。このような環境下においては、半導体装置の
全高が高くなることは課題となる。
おいては、図5に示すように、メタルマスク103を封
止材106上に密着させて載置するので、封止材106
の上面を面一にする必要がある。そのため、半導体チッ
プ104搭載領域の金属基板101を、凹部に加工して
いる。このことによって、金属基板101に段差を設け
て凹部に加工した分だけ、半導体装置100の全高は高
くなっている。
01には段差間における折り曲げ領域が必要になってい
る。このことによって、半導体装置100の小型化に対
する要請にも反している。
においては、半導体チップが樹脂封止された面とは異な
るフィルム基板の面に突起電極を形成しているので、半
導体装置の全高は突起電極の高さの分だけ、突起電極を
形成する前の半導体装置の全高よりも高くなっている。
の全高が高くなることを抑えるために、図6に示すよう
に、基板111に段差を設けず平面状とし、かつ半導体
チップ112を樹脂封止して形成した突起形状113を
有する面と同一面上の基板111に突起電極を形成する
場合を考える。このようにして、突起形状113と同一
面の基板111上に、突起形状113とほぼ同じ高さを
有する突起電極を形成すれば、半導体装置の全高をほぼ
変えずに、突起電極を有する半導体装置が得られる。
のスクリーンマスクとしてのメタルマスク114には特
殊な加工が必要になる。すなわち、突起形状113に合
わせてメタルマスク114をへこませ、ざぐり形状11
5を加工する必要がある。しかし、このような形状のメ
タルマスク114を作成することは、半導体装置がファ
インピッチ用であるときには、特に困難である。
薄いことに加えて、エッチングを用いて加工するため、
ざぐり部115の厚みの管理が難しいので、メタルマス
ク114の強度が不足しやすい。
めに、ざぐり後のメタルマスク厚を厚くすると、メタル
マスク114の総厚は厚くなってしまう。例えば、90
μmの深さのざぐり部を形成しようとすると、メタルマ
スク114の総厚は180μm必要となる。従来のファ
インピッチ用メタルマスクの総厚150μmと比べる
と、30μm厚くなり、導電性ペーストの抜け性が悪化
し、均一な形状の突起電極を形成することが難しくな
る。
ストが離れること、あるいは、導電性ペーストのマスク
からの転写を意味している。図7を用いて抜け性につい
て説明する。
性パターン122に対応して、導電性ペースト123
を、穴径D、高さT1を有するマスク124を用いてス
クリーン印刷する。次に、加熱して導電性ペースト12
3を硬化した後、図7(b)に示すようにマスク124
を引き剥がし、突起電極125を形成する。
上の導電性パターン122に対応して、導電性ペースト
133を、穴径D、高さT2を有するマスク134を用
いてスクリーン印刷する。ただし、高さT2は高さT1
より高い。次に、図7(b)と同様、加熱して導電性ペ
ースト133を硬化した後、図7(d)に示すように、
マスク134を引き剥がし、突起電極135を形成す
る。
側に導電性ペースト123は上手く転写されて、均一な
形状の突起電極125を形成している。一方、マスク1
34の高さT2が、マスク124の高さT1よりも高い
ことによって、導電性ペースト133のマスク134か
らの抜け性が悪化し、図7(d)に示すように、基板1
21側に導電性ペースト133が上手く転写されずに、
マスク134に残るようになる。この結果、一部が欠け
て不均一な形状の突起電極125が形成されやすくな
る。なお、同じ高さのマスクの場合、穴径Dが小さいほ
ど、抜け性は悪化する。
は突起形状113が段差として存在する。この場合に
は、段差付近でメタルマスク114の浮きが生じ、導電
性ペーストがマスク穴に十分に充填されないため、抜け
性(転写性)は悪化する。よって、この場合にも、不均
一な形状の突起電極が形成されやすい。
されたもので、その目的は、突起電極を有し、全高が低
く、生産性と信頼性とを向上できる、半導体装置および
実装基板に実装された半導体装置、並びにその製造方法
を提供することにある。
は、上記の課題を解決するために、略平板状の基板上に
半導体チップが搭載され、上記半導体チップおよび実装
基板とに電気的に接続されるとともに、上記基板から突
出する突起電極を有し、上記実装基板に実装された半導
体装置において、上記半導体チップを封止して形成され
た突起形状と上記突起電極とが、上記基板の同一面上に
位置し、上記半導体装置と上記実装基板との隙間を充填
している絶縁性の副基材を有していることを特徴として
いる。
導体チップの搭載領域と突起電極の形成領域との間に、
段差が全くもしくはほぼ無い基板を意味している。
は、突起形状と突起電極と実装基板との間、突起電極同
士および実装基板との間、突起電極と半導体装置側端面
との間、および突起形状と実装基板との間を意味してい
る。
が略平板状の基板の同一面上に位置し、半導体装置と実
装基板との隙間を副基材が充填している。
る基板の面が異なる特開2000−269378号公報
と異なり、突起電極と突起形状とが基板の同一面上に形
成されるので、半導体装置の全高が高くなることを抑え
ることができる。
55448号公報に示すように、基板を折り曲げられて
はいないので、半導体装置の全高が高くなることを抑え
ることができる。また、折り曲げにより生じる折り曲げ
領域も必要としないので、半導体装置の小型化に対する
要請にも対応することができる。
填している副基材により、半導体装置内の各要素間およ
び半導体装置と実装基板との接続強度が向上し、信頼性
を向上できる。
解決するために、基板上に半導体チップが搭載され、上
記半導体チップと電気的に接続されるとともに、上記基
板から突出する突起電極を有する半導体装置において、
上記半導体チップを封止して形成された突起形状と上記
突起電極とが、上記基板の同一面上に位置し、上記半導
体装置の隙間を充填している絶縁性の副基材を有してい
ることを特徴としている。
突起電極との間、突起電極同士間、突起電極と半導体装
置側端面との間、および突起形状最上部から突起電極の
頂部により形成される面までの高さを有する突起形状の
上部を意味している。
が基板の同一面上に位置し、半導体装置の隙間を副基材
が充填している。
基板の面が異なる特開2000−269378号公報と
異なり、突起電極と突起形状とが基板の同一面上に形成
されるので、半導体装置の全高が高くなることを抑える
ことができる。
部を充填している副基材により、半導体装置内の各要素
間の接続強度が向上し、信頼性を向上できる。
い。
に示すように、基板は折り曲げられてはいないので、半
導体装置の全高が高くなることを抑えることができる。
また、折り曲げにより生じる折り曲げ領域も必要としな
いので、半導体装置の小型化に対する要請にも対応する
ことができる。
解決するために、上記の構成に加えて、上記基板上に、
上記半導体チップが、複数積層されることを特徴として
いる。
体チップを封止して形成された突起形状と突起電極とが
基板の同一面側に位置し、半導体装置の隙間または半導
体装置と実装基板との隙間を副基材が充填している。
できるので、一層高い集積化を確実な接続をもって実現
できる。
解決するために、上記の構成に加えて、上記の半導体装
置が、複数積層されることを特徴としている。
向上させた半導体装置が、実装基板上に複数積層され、
さらに、半導体装置間にも副基材が充填している。
できるので、一層高い集積化を確実な接続をもって実現
できる。
記の課題を解決するために、基板上に半導体チップが搭
載され、上記半導体チップおよび実装基板とに電気的に
接続されるとともに、上記基板から突出する上記突起電
極を有し、実装基板に実装された半導体装置の製造方法
において、上記半導体チップを搭載した面と同一面上の
基板に、導電体を形成する工程と、上記導電体と電気的
に接続された上記半導体チップを封止し、突起形状を形
成する工程と、上記突起電極の融点以下で溶け、絶縁性
を有する副基材により、突起電極の形成領域を除いて上
記基板および突起形状を覆う工程と、上記突起電極の形
成領域に対して上記副基材に設けられた開口に導電性ペ
ーストを充填する工程と、上記半導体装置を上記実装基
板に搭載する工程と、加熱により、上記導電性ペースト
を硬化させて上記導電体に接する突起電極を形成する段
階と、上記副基材が溶融(溶解)し上記半導体装置と上
記実装基板との隙間を充填する段階と、上記突起電極を
介して上記半導体装置と上記実装基板とを電気的に接続
する段階とを有する工程とを含むことを特徴としてい
る。
パタ−ンなどであり、基板上に設けられ、半導体チップ
および突起電極と電気的に接続されるものである。
とは限らず、時間的にオーバーラップしていてもよい。
たす副基材に設けられた開口に導電性ペーストを充填し
た後、加熱し、導電体に接する突起電極を突起形状と同
一面上の基板に形成し、副基材が溶融し半導体装置と実
装基板との隙間を充填し、突起電極を介して半導体装置
と実装基板とが電気的に接続される。
る基板の面が異なる特開2000−269378号公報
とは異なり、突起電極と突起形状とが基板の同一面上に
形成されるので、半導体装置の全高が高くなることを抑
えることができる。
起形状を覆うので、特開平9−55448号公報に示す
ように、印刷マスクを載置する面を面一にするために、
基板を折り曲げる必要がなくなり、半導体装置の全高が
高くなることを抑えることができる。また、折り曲げに
より生じる折り曲げ領域も必要としないので、半導体装
置の小型化に対する要請にも対応することができる。
副基材が充填し残存することにより、半導体装置と実装
基板との接続強度が向上し、信頼性を向上できる。これ
により、さらに、印刷マスクとしての役割を果たした副
基材を引き剥がす必要がないので、導電性ペーストの抜
けに関する問題は発生せず、均一な形状の突起電極を確
実に形成できる。
極の形成と、副基材による半導体装置と実装基板との隙
間の充填と、半導体装置と実装基板との電気的な接続と
が、加熱により同じ工程で連続的に行うことができる。
よって、従来は別の工程にて行っていた突起電極の形成
と実装基板への実装とが、同じ工程で行うことができる
ので工程を簡素化できる。
記の課題を解決するために、基板上に半導体チップが搭
載され、上記半導体チップと電気的に接続されるととも
に、上記基板から突出する突起電極を有する半導体装置
の製造方法において、上記半導体チップを搭載した面と
同一面上の基板に、導電体を形成する工程と、上記導電
体と電気的に接続された上記半導体チップを封止し、突
起形状を形成する工程と、上記突起電極の融点以下で溶
け、絶縁性を有する副基材により、突起電極の形成領域
を除いて上記基板および突起形状を覆う工程と、上記突
起電極の形成領域に対して上記副基材に設けられた開口
に導電性ペーストを充填する工程と、加熱により、上記
導電性ペーストを硬化させて上記導電体に接する突起電
極を形成する段階と、上記副基材が溶融し上記半導体装
置の隙間を充填する段階とを有する工程とを含むことを
特徴としている。
とは限らず、時間的にオーバーラップしていてもよい。
割を果たす副基材に設けられた開口に導電性ペーストを
充填した後、加熱し、導電体に接する突起電極を突起形
状と同一面上の基板に形成し、副基材が溶融し半導体装
置の隙間を充填する。
る基板の面が異なる特開2000−269378号公報
とは異なり、突起電極と突起形状とが基板の同一面上に
形成されるので、半導体装置の全高が高くなることを抑
えることができる。
起形状を覆うので、特開平9−55448号公報に示す
ように、印刷マスクを載置する面を面一にするために、
基板を折り曲げる必要がなくなり、半導体装置の全高が
高くなることを抑えることができる。また、折り曲げに
より生じる折り曲げ領域も必要としないので、半導体装
置の小型化に対する要請にも対応することができる。
し残存することにより、半導体装置の要素間の接続強度
が向上し、信頼性を向上できる。これにより、さらに、
印刷マスクとしての役割を果たした副基材を引き剥がす
必要がないので、導電性ペーストの抜けに関する問題は
発生せず、均一な形状の突起電極を確実に形成できる。
記の課題を解決するために、上記の構成に加えて、上記
副基材として、突起形状の形成領域に対応する開口と突
起電極の形成領域に対応する開口とを有する第1の副基
材と、突起電極の形成領域に対応する開口を有する第2
の副基材とを用いることを特徴としている。
成領域を除いて基板および突起形状を覆う副基材とし
て、突起形状の形成領域に対応する開口と突起電極の形
成領域に対応する開口とを有する第1の副基材と、突起
電極の形成領域に対応する開口を有する第2の副基材と
を用いている。
口を有する第1の副基材と、突起形状の形成領域に対応
する開口を有さない第2の副基材とを用いることによっ
て、突起形状を覆う副基材を容易に構成することができ
る。
を有する第1および第2の副基材を用いることによっ
て、突起電極の形成領域に対応する開口を有するととも
に基板を覆う副基材を容易に構成することができる。ま
た、突起電極の形成領域に対応する開口に導電性ペース
トを充填することにより、突起電極の形成も容易に行う
ことができる。
記の課題を解決するために、上記の方法に加えて、上記
副基材に設けられた開口に上記導電性ペーストを充填す
る上記工程が、スクリーン印刷によることを特徴として
いる。
られた開口に、スクリーン印刷を用いて導電性ペースト
を充填する。このことにより、例えば、射出ノズルから
導電性ペーストを射出することにより充填する場合等に
比べて、広く用いられている方法であるので、副基材の
開口に導電性ペーストを容易に充填することができる。
一形態の半導体装置の製造方法を、図1に基づいて説明
すれば、以下のとおりである。なお、図1はプリント基
板12(図1(d)、(e))に実装された半導体装置
20の製造工程に沿った断面図である。
の基板10として、半導体装置20を構成する各種回路
素子を平板状の基板10の片面に配する片面配線基板が
用いられている。すなわち、IC、LSI等から成る半
導体チップ4は、絶縁性接着剤7を用いて基板10に搭
載され、モールド成型を用いて樹脂により成形された封
止材6で覆われている。
からなる絶縁性の基材1、銅等の良導体金属からなる接
続用パッド(導電体)2、エポキシ系材料からなるソル
ダーレジスト3により構成されている。なお、ソルダー
レジスト3とは、基材1上の特定領域に施す耐熱性被覆
材料であり、後述する工程の際に基材1上の特定領域以
外に半田ペーストが付かないようにするレジストであ
る。このソルダーレジスト3は、封止材6および後述す
る突起電極9(図1(e))の形成する領域以外の、基
材1あるいは接続用パッド2上に形成されている。ま
た、半導体チップ4は、ワイヤ5を介して接続用パッド
2に電気的に接続されている。
の融点以下で溶融し、半導体装置20の隙間に充填する
特徴を有する絶縁性の副基材としてのフィルム8a(第
1の副基材)およびフィルム8b(第2の副基材)を準
備する。
封止材6の高さ、すなわち、ソルダーレジスト3の表面
上から封止材6の最上部までの高さ550μmとほぼ同
じ(±10μm程度)になるようにする。しかし、フィ
ルム8aの総厚みが550μm程度になるのであれば、
フィルム8aは1枚でも、複数枚を接着剤を介して重ね
合わせても構わない。
フィルム8aと封止材6との貼り合わせ精度の問題によ
り、フィルム8aと封止材6との間の隙間を完全になく
すことは難しく、フィルム8bをフィルム8aおよび封
止材6上に貼り付けることによって、前述の隙間に半田
ペースト11が入り込むことを防ぐことができる。な
お、フィルム8bの厚みは30μm程度である。この厚
みは、半導体装置の全高を抑えるためには薄い方がよい
が、封止材6で覆われた半導体チップ4を保護するため
に必要な厚みでもあり、フィルム8bの強度から決定さ
れる値である。
が設けられていない状態での半導体装置20の全高、す
なわち、基材1の厚みと封止材6の厚みとの総厚は、7
00μmである。
2上の突起電極9を形成する領域に対応する開口および
封止材6の外形に合わせた開口を、フィルム8aに施し
ておく。ただし、位置合わせの精度を考慮して、封止材
6の外形に合わせた開口に対しては50μm程度大きめ
に開口しておく。同様にして、フィルム8bには、上記
の突起電極9を形成する領域に対応する部分のみをエッ
チングにて開口しておく。なお、フィルム8a、8bへ
のエッチングは、薬液や酸素プラズマを用いて行えばよ
い。しかし、フィルム8a、8bの開口方法としては、
エッチングにこだわらず、ドリルやパンチングを用いて
もよい。
機物であり、ICとパッケージ基板を接着する機能を有
するシートであるダイボンドシートや、非導電性フィル
ム(NCF:Non Conductive fil
m)が適用できる。なお、後述するリフロー炉による加
熱により、半導体装置20の突起電極9との隙間を十分
に充填するくらいまで粘度が低下し、温度が降下すると
硬化する性質を持つフィルムであって、加熱時に低下し
た粘度は、上記性質を満たしかつゲル状の形状を保つ程
度であることを特徴とするフィルムであればよい。
の接続用パッド2と、フィルム8aに設けられた突起電
極9を形成する領域に対応する開口との位置合わせを行
い、接着剤(図示せず)を介して、フィルム8aをソル
ダーレジスト3上に貼り付ける。その後、基板10の接
続用パッド2と、フィルム8bの突起電極9を形成する
領域に対応する開口との位置合わせを行い、接着剤(図
示せず)を介して、フィルム8bをフィルム8a上に貼
り付ける。
たフィルム8a、8bをスクリーンマスクとして半田ペ
ースト11をインクとしてスクリーン印刷し、接続用パ
ッド2上の突起電極9を形成する領域に対応する開口に
半田ペースト11を充填する。その後、フィルム8bお
よび半田ペースト11上に耐熱性のテープ(図示せず)
を貼り付ける。このテープによって、次のダイシング時
に切りくずによる半田ペースト11の汚染防止が可能に
なる。
グを行い、半導体装置20を個片に切り分ける。その
後、半田ペースト11を下向きにして、半導体装置20
をプリント基板(実装基板)12に搭載する。このと
き、半田ペースト11がプリント基板12上の対応する
接続端子14の真上に搭載できるように、プリント基板
12に設けられた位置決めマーク(図示せず)を用い
て、画像認識により位置決めを行う。
が搭載される面側は、半田ペースト11に対応する領域
には接続端子14が、それ以外の領域にはソルダーレジ
スト13が形成されている。
ト基板12を、雰囲気を窒素とし、リフロー炉に投入す
る。リフロー炉は、予熱段階の約130℃からMax温
度240℃〜260℃まで、加熱されて除々に温度が上
昇する。この温度上昇に伴う、半導体装置20内の変化
を以下に説明する。
が硬化して、突起電極9を形成する。なお、このとき、
半田ペースト11内の溶剤等の有機系材料が蒸発し、図
示しない隙間から逃げ出る。しかし、プリント基板12
に実装された半導体装置20が完成した図1(e)の状
態において、プリント基板12上の接続端子14と、基
板10上の接続用パッド2との、突起電極9を介しての
電気的な接続は確実に達成されるので、溶剤等の有機系
材料の蒸発による突起電極9の容積減少は問題にはなら
ない。
℃にて、フィルム8a、8bは粘度が下がりゲル状にな
り、半導体装置20とプリント基板12との隙間を充填
する。ここで、半導体装置20とプリント基板12との
隙間とは、封止材6と突起電極9とプリント基板12と
の間、突起電極9同士およびプリント基板12との間、
突起電極9と半導体装置20側端面との間、および封止
材6とプリント基板12との間を意味している。
〜260℃まで加熱を続けると、半田が完全に溶解し、
プリント基板12上の接続端子14と半導体装置20の
接続パッド2とが完全に濡れる。
り約200℃にて半田が凝固し始める。さらに温度が下
がり160℃〜180℃に達するとゲル状であったフィ
ルム8が再硬化する。
2との隙間を充填していたフィルム8は、そのまま硬化
するので、半導体装置20とプリント基板12との接続
強度が向上し、信頼性向上に寄与する。また、半田ペー
スト11が硬化して形成された突起電極9の表面が溶融
することによって、プリント基板12上にある接続端子
14と突起電極9との電気的な接続が達成される。
半導体装置20のプリント基板12への実装が完了す
る。
いたフィルム8a、8bは、従来のメタルマスクのよう
に引き剥がす必要がないので、半田ペースト11の抜け
性は問題にならず、均一な形状の突起電極9を確実に形
成することができる。
12に実装された半導体装置20について図1(e)に
基づいて説明すれば、以下のとおりである。
着剤7を用いて半導体チップ4が搭載され、樹脂からな
る封止材6で覆われている。
された側と同一面側の基板10上に、突起電極9が設け
られている。すなわち、基材1上の接続用パッド2上に
均一な円柱形状の突起電極9が複数設けられている。
板12上の接続端子14とが、電気的に接続されている
ことにより、半導体装置20のプリント基板12への実
装が行われている。
との隙間が、絶縁性の副基材としてのフィルム8により
充填されている。これにより、半導体装置20とプリン
ト基板12との接続強度が向上し、信頼性向上に寄与し
ている。
える。
導体装置20の全高、すなわち、基材1の厚みと封止材
6の厚みとの総厚は、700μmであった。フィルム8
bの厚み、すなわち、封止材6の最上部から突起電極9
の頂部までの高さは30μmである。よって、半導体装
置20の全高は730μmとなり、突起電極9が設けら
れていない状態での半導体装置20の全高から30μm
しか高くなっておらず、ほぼ半導体装置20の全高を変
えることなく突起電極9が形成できている。
モールド成型を用いたが、この他に常温で液状の封止材
を用いて真空差圧印刷を行い、その後の加熱により封止
材を硬化させる方法を用いても良い。真空差圧印刷は、
減圧下で印刷を行うことにより、常圧より隙間に封止材
が入りやすいという利点を有している。
実装、リフローという順番にこだわる事は無い。実装、
リフロー後に個片に切り分けても良い。
の半導体装置の製造方法について図2に基づいて説明す
れば、以下のとおりである。なお、図2は、半導体チッ
プを複数積層した構成のチップレベル積層半導体装置4
0の製造工程に沿った断面図である。
体装置40において、平板状の基板30は、例えばポリ
イミド等からなる絶縁性の基材21、銅等の良導体金属
からなる接続用パッド(導電体)22、エポキシ系材料
からなるソルダーレジスト23により構成されている。
基板30の総厚、すなわち基材21の厚みとソルダーレ
ジスト23の厚みとの合計は280μmである。
プ24が、絶縁性接着剤27を介して基材21に搭載さ
れ、その後、この半導体チップ24の上に絶縁性接着剤
27を介して厚み125μmの別の半導体チップ34が
搭載される。また、接続用パッド22と電気的に接続さ
れ、かつ同じ側の基材21の面上に、導電性パターン
(導電体)37が形成されている。ワイヤ25により半
導体チップ24、34と導電性パターン37とを電気的
に接続した後、液状の封止材26を注入し、加熱(キュ
ア)して封止材26を硬化させることによって封止され
る。
半田ペースト31の融点以下で溶融し、半導体装置40
の隙間に充填する特徴を有する絶縁性の副基材としての
厚さ50μm程度のフィルム28a(第1の副基材)、
および厚さ30μm程度のフィルム28b(第2の副基
材)を準備する。
ての液状の封止材26の高さ、すなわち、ソルダーレジ
スト23の表面上から封止材26の最上部までの高さ、
例えば300μmとほぼ同じ(±10μm程度)である
ことが好ましく、接着剤を介して、複数枚のフィルム2
8aが重ね合わされて構成されている。
チングを用いて、接続用パッド22上の突起電極29を
形成する領域および封止材26に対応する開口をフィル
ム28aに、突起電極29を形成する領域に対応する開
口をフィルム28bに形成する。
ィルム28aに設けられた突起電極29を形成する領域
に対応する開口との位置合わせを行い、接着剤(図示せ
ず)を介して、フィルム28aをソルダーレジスト23
上に貼り付ける。その後、基板30の接続用パッド22
と、フィルム28bの突起電極29を形成する領域に対
応する開口との位置合わせを行い、接着剤(図示せず)
を介して、フィルム28bをフィルム28a上に貼り付
ける。
をスクリーンマスクとして半田ペースト31をインクと
してスクリーン印刷し、接続用パッド22上のフィルム
28a、28bの開口に半田ペースト31を充填する。
その後、フィルム28bおよび半田ペースト31上に耐
熱性のテープ(図示せず)を貼り付ける。このテープに
よって、次のダイシング時に切りくずによる半田ペース
ト31の汚染防止が可能になる。
ングを行い、半導体装置40を個片に切り分け、半田ペ
ースト31が下向きになるように上下反転を行う。
する実装用のプリント基板(実装基板)32に半導体装
置40を搭載する。この時、半田ペースト31がプリン
ト基板32にある接続端子34の真上に搭載できるよう
に、位置決めマーク(図示せず)をプリント基板32に
設けておき、画像認識により位置決めを行う。
が搭載される面側は、半田ペースト31に対応する領域
には接続端子34が、それ以外の領域にはソルダーレジ
スト33が形成されている。
ト基板32を、雰囲気を窒素とし、リフロー炉に投入す
る。リフロー炉は、予熱段階の約130℃からMax温
度240℃〜260℃まで、加熱されて除々に温度が上
昇する。この温度上昇に伴う、半導体装置40の変化
は、前述した実施の形態における半導体装置20の変化
と同様であるので、詳細な説明は省略する。
て突起電極29を形成した後、突起電極29の表面が溶
融し、プリント基板32上にある接続端子34と突起電
極29との電気的な接続が達成される。
に、半導体装置40のプリント基板32への実装が完了
する。
a、28bは、半導体装置40とプリント基板32との
隙間に充填し、再硬化した状態で残る。これにより、半
導体装置40とプリント基板32との接続強度が向上
し、信頼性向上に寄与する。また、スクリーンマスクと
して用いたフィルム28a、28bは、従来のメタルマ
スクのように引き剥がす必要がないので、半田ペースト
31の抜け性は問題にならず、均一な形状の突起電極2
9を確実に形成することができる。
実装、リフローという順番にこだわる事は無い。実装、
リフロー後に個片に切り分けても良い。
の形態の半導体装置の製造方法について図3に基づいて
説明すれば、以下のとおりである。
パッケージレベル積層半導体装置60の製造工程に沿っ
た断面図である。
0は、例えばポリイミド等からなる絶縁性の基材41、
銅等の良導体金属からなる導電性パターン(導電体)4
2、エポキシ系材料からなるソルダーレジスト43によ
り構成されている。
厚みとソルダーレジスト43の厚みとの総厚みは130
μmである。100μmまで研磨した半導体チップ44
は、基材41上に加熱(キュア)して液状の封止材46
を硬化させることによって封止されている。
2が形成され、貫通孔(ビア)56を介して、両面の電
気的接触が取れており、さらにワイヤ45により半導体
チップ44と導電性パターン42とが電気的に接続され
ている。ソルダーレジスト43は、封止材46および後
述する突起電極49(図3(c))の形成する領域以外
の、基材41あるいは導電性パターン42上の両面に形
成されている。
1の融点以下で溶融し、半導体装置60の隙間に充填す
る特徴を有する絶縁性の副基材としての厚さ50μm程
度のフィルム48a(第1の副基材)、および厚さ30
μm程度のフィルム48b(第2の副基材)を準備す
る。
の封止材46の高さ、すなわち、ソルダーレジスト43
の表面上から封止材46の最上部までの高さは50μm
とほぼ同じ(±10μm)であることが好ましい。
チングを用いて、フィルム48aには導電性パターン4
2上の突起電極49を形成する領域および封止材46に
対応する開口を形成し、フィルム48bには上記の突起
電極49を形成する領域に対応する開口を形成する。
の導電性パターン42と、フィルム48aに設けられた
突起電極49を形成する領域に対応する開口との位置合
わせを行い、接着剤(図示せず)を介して、フィルム4
8aをソルダーレジスト43上に貼り付ける。その後、
基板50の導電性パターン42と、フィルム48bの突
起電極49を形成する領域に対応する開口との位置合わ
せを行い、接着剤(図示せず)を介して、フィルム48
bをフィルム48a上に貼り付ける。
を導電性パターン42上のフィルム48a、48bの開
口に半田ペースト51を充填する。その後、フィルム4
8bおよび半田ペースト51上に耐熱性のテープ(図示
せず)を貼り付ける。このテープによって、次のダイシ
ング時に切りくずによる半田ペースト51の汚染防止が
可能になる。
0を個片に切り分け、図3(c)に示すように、半田ペ
ースト51が下向きになるように上下反転を行い、回路
を有する実装用のプリント基板(実装基板)52に搭載
する。続いて、半導体装置60と同様に製造した別の半
導体装置55を、プリント基板52に搭載済みの半導体
装置60の上に搭載する。なお、図3(c)では、2個
の半導体装置のみを搭載しているが、搭載する半導体装
置の個数はこれに限らず、必要な数だけ半導体装置を搭
載してもよい。これらの搭載は画像認識により位置決め
をして行う。
が搭載される側は、半田ペースト51に対応する領域に
は接続端子54が、それ以外の領域にはソルダーレジス
ト53が形成されている。
導体装置55、60が搭載されたプリント基板52を、
雰囲気を窒素とし、リフロー炉に投入する。リフロー炉
は、予熱段階の約130℃からMax温度240℃〜2
60℃まで、除々に加熱されて温度が上昇する。この温
度上昇に伴う、半導体装置55、60の変化は、前述し
た実施の形態における半導体装置20の変化と同様であ
るので、詳細な説明は省略する。
た後、半導体装置50とプリント基板52との隙間だけ
ではなく、半導体装置50と半導体装置55との隙間に
もフィルム48が充填し、そのまま再硬化する。
うに、半導体装置55、60のプリント基板52への実
装が完了する。
a、48bは、半導体装置55、60とプリント基板5
2との隙間に充填し、再硬化した状態で残る。これによ
り、半導体装置55、60とプリント基板52との接続
強度が向上し、信頼性向上に寄与する。また、スクリー
ンマスクとして用いたフィルム48a、48bは、従来
のメタルマスクのように引き剥がす必要がないので、半
田ペースト51の抜け性は問題にならず、均一な形状の
突起電極49を確実に形成することができる。
実装、積層後リフローという順番にこだわる事は無い。
多数個の半導体装置が搭載されているフレーム状態で積
層し、リフロー後に個片に切り分けても良い。
の一形態の半導体装置の製造方法について図4に基づい
て説明すれば、以下のとおりである。なお、図4は、半
導体装置80単体の製造工程に沿った断面図である。
の製造工程は、上述した半導体装置20の製造工程であ
る図1(a)〜図1(c)と同じであるので、説明を省
略する。
8bの開口に半田ペースト11を充填した後、雰囲気を
窒素とし、半導体装置80を炉に投入する。
8a、8bが再硬化する温度まで、加熱されて除々に温
度が上昇する。この温度上昇に伴う、半導体装置80の
変化を以下に説明する。
が、硬化して突起電極9を形成する。なお、このとき、
半田ペースト11内の溶剤等の有機系材料が蒸発し、逃
げ出る。しかし、半導体装置80が完成した図4(d)
の状態において、突起電極9の上端面はほぼ均一面を形
成している程度である。よって、溶剤等の有機系材料の
蒸発による突起電極9の容積減少は問題にはならない。
℃にて、フィルム8a、8bは粘度が下がりゲル状にな
り、半導体装置80の隙間を充填する。ここで、半導体
装置80の隙間とは、封止材6と突起電極9との間、突
起電極9同士間、突起電極9と半導体装置20側端面と
の間、および封止材6最上部から突起電極9の頂部によ
り形成される面までの高さを有する封止材6の上部を意
味している。
〜260℃まで加熱を続けると、半田が完全に溶解し、
半導体装置80の接続パッド2が完全に濡れる。
り約200℃にて半田が凝固し始める。さらに温度が下
がり160℃〜180℃に達するとゲル状であったフィ
ルム8が再硬化する。
いたフィルム8は、そのまま硬化するので、、基板1
0、半導体チップ4を覆う封止材6および突起電極9と
の接続強度が向上し、信頼性向上に寄与する。
0を個片に切り分け、図4(d)に示されるように、単
体としての半導体装置80が完成する。
いたフィルム8a、8bは、従来のメタルマスクのよう
に引き剥がす必要がないので、半田ペースト11の抜け
性は問題にならず、均一な形状の突起電極9を確実に形
成することができる。
に切り分けという順番にこだわる事は無い。切り分けた
後に加熱しても良い。
ついて図4(d)に基づいて説明すれば、以下のとおり
である。
着剤7を用いて半導体チップ4が搭載され、樹脂からな
る封止材6で覆われている。
された側と同一面側の基板10上に、突起電極9が設け
られている。すなわち、基材1上の接続用パッド2上に
均一な円柱形状の突起電極9が複数設けられている。
縁性の副基材としてのフィルム8により、半導体装置2
0の隙間は充填されている。
体装置80の隙間を、フィルム8により充填されること
によって、基板10、半導体チップ4を覆う封止材6お
よび突起電極9との接続強度が向上し、信頼性向上に寄
与している。
える。
導体装置80の全高、すなわち、基材1の厚みと封止材
6の厚みとの総厚は、700μmである。封止材6の最
上部から突起電極9の頂部までの高さは30μmであ
る。なお、この高さは、封止材6で覆われた半導体チッ
プ4を保護するために必要なフィルム8の厚みである。
よって、半導体装置20の全高は730μmとなり、突
起電極9が設けられていない状態での半導体装置80の
全高から30μmしか高くなっておらず、ほぼ半導体装
置80の全高を変えることなく突起電極9を形成できて
いる。
しての接続用パッド2、22または導電性パターン42
上の突起電極9、29、49を形成する領域に対応した
開口が個々に形成されたフィルム8aとフィルム8b、
フィルム28aとフィルム28b、フィルム48aとフ
ィルム48bとを貼り合わせていた。しかし、突起形状
である封止材6、26、46に対応して開口されている
フィルムと未開口のフィルムを貼り付け、その後、突起
電極9、29、49を形成する領域に対応した開口を、
エッチレート制御が可能であるエキシマレーザーやYA
Gレーザー等のレーザー照射により、フィルムを一度に
形成しても良い。
8a、8b、28a、28b、48a、48bの開口部
に半田ペースト11、31、51を充填する場合につい
て説明した。しかし、これに限らず、Sn/Cu、Sn
/Sb、Sn/Zn/Cu、Sn/Ag/Cu、Sn/
Ag/Cu/Bi等の鉛を含まない鉛フリー半田ペース
トを充填してもよい。この場合、人体に有害な鉛を含ま
ない利点を有している。
を副基材として貼り付けたが、代わりに副基材のフィル
ムと同等の溶融・硬化の性質を有するレジスト材を塗布
してもよい。
炉の雰囲気は、窒素であったが、空気でもよい。
ンディングを用いた例について述べたが、突起状の接続
電極を用いたバンプボンディングを用いてもよい。
の突起電極の形成領域に対応する開口に対して、スクリ
ーン印刷を用いて半田ペーストを充填していたが、例え
ば、射出ノズルから半田ペーストを射出することにより
充填してもよい。これにより、圧力をかけて半田ペース
トを射出することになるので、フィルムの開口に半田ペ
ーストを高密度に充填することができる。
た突起形状を有する基板面側に、外部接続端子である突
起電極を容易に形成するには、突起電極の外形寸法に合
わせてくり貫かれ、かつ接続用パッド部が開口された副
基材を、突起形状を有する面に貼り付け、基板面上の段
差をなくすことが重要である。引き剥がす必要のない副
基材をマスクとして用いれば、半田ペーストの抜け性が
問題にならないので、開口部に半田ペーストを充填後、
リフローに投入することにより突起形状を有する面に突
起電極9を容易に形成できる。突起形状を有する面側に
突起電極を形成したことにより、半導体装置の全高を低
く抑えることができる。
に、半田ペーストの融点以下で溶け、半導体装置と実装
基板との隙間或いは突起電極周囲の隙間に充填される特
徴を持つ副基材を用いることにより、副基材の引き剥が
し工程を省略でき、生産性の向上が図れ、半導体装置の
信頼性も向上する。
いて突起形状と同一面側に半田等からなる均一な形状を
有する突起電極を形成し半導体装置の全高を抑えること
ができ、且つ半導体実装時に半田ペーストの融点以下で
溶け、半導体装置と実装基板の隙間或いは突起電極の周
囲の隙間に充填される副基材を用いることで引き剥がし
工程の省略が図れ、半導体装置の信頼性も向上する。
プが基板上に搭載され、該半導体チップが樹脂封止され
た突起形状を有し、該突起形状と突起電極(外部接続端
子)を基板の同一面側に持つ半導体装置において、突起
電極の側部と前記突起形状の側部と上面とに突起電極の
融点より低い、絶縁性の有機物が配され、該有機物の上
面と突起電極の上面の高さが同じであるとしてもよい。
起電極が導電性ペーストからなっているとしてもよい。
電性ペーストが半田ペーストまたは無鉛半田ペーストか
らなっているとしてもよい。
の一面に半導体チップが搭載され、樹脂封止された突起
形状を有し、前記突起形状と同一面に外部接続用パッド
を持つ基板に外部接続端子の融点以下で溶け、前記外部
接続用パッドが開口した副基材で前記突起形状を覆い、
副基材の開口内に導電性ペーストを充填して、外部接続
用パッド上に突起電極が形成されるとしてもよい。
て、開口部を充填する前記導電性ペーストは半田ペース
トであるとしてもよい。
略平板状の基板上に半導体チップが搭載され、上記半導
体チップおよび実装基板とに電気的に接続されるととも
に、上記基板から突出する突起電極を有し、上記実装基
板に実装された半導体装置において、上記半導体チップ
を封止して形成された突起形状と上記突起電極とが、上
記基板の同一面上に位置し、上記半導体装置と上記実装
基板との隙間を充填している絶縁性の副基材を有してい
る構成である。
面状の基板の同一面上に位置し、半導体装置と実装基板
との隙間を副基材が充填している。
る基板の面が異なる特開2000−269378号公報
と異なり、突起電極と突起形状とが基板の同一面上に形
成されるので、半導体装置の全高が高くなることを抑え
ることができる。
55448号公報に示すように、基板を折り曲げられて
はいないので、半導体装置の全高が高くなることを抑え
ることができる。また、折り曲げにより生じる折り曲げ
領域も必要としないので、半導体装置の小型化に対する
要請にも対応することができる。
填している副基材により、半導体装置内の各要素間およ
び半導体装置と実装基板との接続強度が向上し、信頼性
を向上できる。
板上に半導体チップが搭載され、上記半導体チップと電
気的に接続されるとともに、上記基板から突出する突起
電極を有する半導体装置において、上記半導体チップを
封止して形成された突起形状と上記突起電極とが、上記
基板の同一面上に位置し、上記半導体装置の隙間を充填
している絶縁性の副基材を有している構成である。
の同一面上に位置し、半導体装置の隙間を副基材が充填
している。
る基板の面が異なる特開2000−269378号公報
と異なり、突起電極と突起形状とが基板の同一面上に形
成されるので、半導体装置の全高が高くなることを抑え
ることができる。
部を充填している副基材により、半導体装置内の各要素
間の接続強度が向上し、信頼性を向上できる。
い。
に示すように、基板を折り曲げられてはいないので、半
導体装置の全高が高くなることを抑えることができる。
また、折り曲げにより生じる折り曲げ領域も必要としな
いので、半導体装置の小型化に対する要請にも対応する
ことができる。
記の構成に加えて、上記基板上に、上記半導体チップ
が、複数積層される構成である。
プを封止して形成された突起形状と突起電極とが基板の
同一面側に位置し、半導体装置の隙間または半導体装置
と実装基板との隙間を副基材が充填している。
できるので、一層高い集積化を確実な接続をもって実現
できる。
記の構成に加えて、上記の半導体装置が、複数積層され
る構成である。
より信頼性を向上させた半導体装置が、実装基板上に複
数積層され、さらに、半導体装置間にも副基材が充填し
ている。
できるので、一層高い集積化を確実な接続をもって実現
できる。
ように、基板上に半導体チップが搭載され、上記半導体
チップおよび実装基板とに電気的に接続されるととも
に、上記基板から突出する上記突起電極を有し、実装基
板に実装された半導体装置の製造方法において、上記半
導体チップを搭載した面と同一面上の基板に、導電体を
形成する工程と、上記導電体と電気的に接続された上記
半導体チップを封止し、突起形状を形成する工程と、上
記突起電極の融点以下で溶け、絶縁性を有する副基材に
より、突起電極の形成領域を除いて上記基板および突起
形状を覆う工程と、上記突起電極の形成領域に対して上
記副基材に設けられた開口に導電性ペーストを充填する
工程と、上記半導体装置を上記実装基板に搭載する工程
と、加熱により、上記導電性ペーストを硬化させて上記
導電体に接する突起電極を形成する段階と、上記副基材
が溶融(溶解)し上記半導体装置と上記実装基板との隙
間を充填する段階と、上記突起電極を介して上記半導体
装置と上記実装基板とを電気的に接続する段階とを有す
る工程とを含む方法である。
基材に設けられた開口に導電性ペーストを充填した後、
加熱し、導電体に接する突起電極を突起形状と同一面上
の基板に形成し、副基材が溶融し半導体装置と実装基板
との隙間を充填し、突起電極を介して半導体装置と実装
基板とが電気的に接続される。
る基板の面が異なる特開2000−269378号公報
とは異なり、突起電極と突起形状とが基板の同一面上に
形成されるので、半導体装置の全高が高くなることを抑
えることができる。
起形状を覆うので、特開平9−55448号公報に示す
ように、印刷マスクを載置する面を面一にするために、
基板を折り曲げる必要がなくなり、半導体装置の全高が
高くなることを抑えることができる。また、折り曲げに
より生じる折り曲げ領域も必要としないので、半導体装
置の小型化に対する要請にも対応することができる。
副基材が充填し残存することにより、半導体装置と実装
基板との接続強度が向上し、信頼性を向上できる。これ
により、さらに、印刷マスクとしての役割を果たした副
基材を引き剥がす必要がないので、導電性ペーストの抜
けに関する問題は発生せず、均一な形状の突起電極を確
実に形成できる。
極の形成と、副基材による半導体装置と実装基板との隙
間の充填と、半導体装置と実装基板との電気的な接続と
が、加熱により同じ工程で連続的に行うことができる。
よって、従来は別の工程にて行っていた突起電極の形成
と実装基板への実装とが、同じ工程で行うことができる
ので工程が簡素化できる。
ように、基板上に半導体チップが搭載され、上記半導体
チップと電気的に接続されるとともに、上記基板から突
出する突起電極を有する半導体装置の製造方法におい
て、上記半導体チップを搭載した面と同一面上の基板
に、導電体を形成する工程と、上記導電体と電気的に接
続された上記半導体チップを封止し、突起形状を形成す
る工程と、上記突起電極の融点以下で溶け、絶縁性を有
する副基材により、突起電極の形成領域を除いて上記基
板および突起形状を覆う工程と、上記突起電極の形成領
域に対して上記副基材に設けられた開口に導電性ペース
トを充填する工程と、加熱により、上記導電性ペースト
を硬化させて上記導電体に接する突起電極を形成する段
階と、上記副基材が溶融し上記半導体装置の隙間を充填
する段階とを有する工程とを含む方法である。
たす副基材に設けられた開口に導電性ペーストを充填し
た後、加熱し、導電体に接する突起電極を突起形状と同
一面上の基板に形成し、副基材が溶融し半導体装置の隙
間を充填する。
る基板の面が異なる特開2000−269378号公報
とは異なり、突起電極と突起形状とが基板の同一面上に
形成されるので、半導体装置の全高が高くなることを抑
えることができる。
起形状を覆うので、特開平9−55448号公報に示す
ように、印刷マスクを載置する面を面一にするために、
基板を折り曲げる必要がなくなり、半導体装置の全高が
高くなることを抑えることができる。また、折り曲げに
より生じる折り曲げ領域も必要としないので、半導体装
置の小型化に対する要請にも対応することができる。
し残存することにより、半導体装置の要素間の接続強度
が向上し、信頼性を向上できる。これにより、さらに、
印刷マスクとしての役割を果たした副基材を引き剥がす
必要がないので、導電性ペーストの抜けに関する問題は
発生せず、均一な形状の突起電極を確実に形成できる。
ように、上記の方法に加えて、上記副基材としては、突
起形状の形成領域に対応する開口と突起電極の形成領域
に対応する開口とを有する第1の副基材と、突起電極の
形成領域に対応する開口を有する第2の副基材とを用い
る方法である。
を除いて基板および突起形状を覆う副基材として、突起
形状の形成領域に対応する開口と突起電極の形成領域に
対応する開口とを有する第1の副基材と、突起電極の形
成領域に対応する開口を有する第2の副基材とを用いて
いる。
口を有する第1の副基材と、突起形状の形成領域に対応
する開口を有さない第2の副基材とを用いることによっ
て、突起形状を覆う副基材を容易に構成することができ
る。
を有する第1および第2の副基材を用いることによっ
て、突起電極の形成領域に対応する開口を有するととも
に基板を覆う副基材を容易に構成することができる。ま
た、突起電極の形成領域に対応する開口に導電性ペース
トを充填することにより、突起電極の形成も容易に行う
ことができる。
ように、上記の方法に加えて、上記副基材に設けられた
開口に上記導電性ペーストを充填する上記工程が、スク
リーン印刷による方法である。
開口に、スクリーン印刷を用いて導電性ペーストを充填
する。このことにより、例えば、射出ノズルから導電性
ペーストを射出することにより充填する場合等に比べ
て、広く用いられている方法であるので、副基材の開口
に導電性ペーストを容易に充填することができる。
程に従って示した、本実施の形態の半導体装置の断面図
である。
て示した、本実施の別の形態の半導体装置の断面図であ
る。
て示した、本実施のさらに別の形態の半導体装置の断面
図である。
て示した、本実施のさらに別の形態の半導体装置の断面
図である。
極を形成する場合の、半導体装置の断面図である。
あり、(a)、(c)は導電性ペースト充填後の、
(b)、(d)はスクリーンマスクを引き剥がし後の、
半導体装置の断面図である。
Claims (8)
- 【請求項1】略平板状の基板上に半導体チップが搭載さ
れ、上記半導体チップおよび実装基板とに電気的に接続
されるとともに、上記基板から突出する突起電極を有
し、上記実装基板に実装された半導体装置において、 上記半導体チップを封止して形成された突起形状と上記
突起電極とが、上記基板の同一面上に位置し、 上記半導体装置と上記実装基板との隙間を充填している
絶縁性の副基材を有していることを特徴とする半導体装
置。 - 【請求項2】基板上に半導体チップが搭載され、上記半
導体チップと電気的に接続されるとともに、上記基板か
ら突出する突起電極を有する半導体装置において、 上記半導体チップを封止して形成された突起形状と上記
突起電極とが、上記基板の同一面上に位置し、 上記半導体装置の隙間を充填している絶縁性の副基材を
有していることを特徴とする半導体装置。 - 【請求項3】上記基板上に、上記半導体チップが、複数
積層されることを特徴とする請求項1または2に記載の
半導体装置。 - 【請求項4】上記半導体装置が、複数積層されることを
特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載の半導体
装置。 - 【請求項5】基板上に半導体チップが搭載され、上記半
導体チップおよび実装基板とに電気的に接続されるとと
もに、上記基板から突出する突起電極を有し、上記実装
基板に実装された半導体装置の製造方法において、 上記半導体チップを搭載した面と同一面上の基板に、導
電体を形成する工程と、上記導電体と電気的に接続され
た上記半導体チップを封止し、突起形状を形成する工程
と、上記突起電極の融点以下で溶け、絶縁性を有する副
基材により、突起電極の形成領域を除いて上記基板およ
び突起形状を覆う工程と、上記突起電極の形成領域に対
して上記副基材に設けられた開口に導電性ペーストを充
填する工程と、上記半導体装置を上記実装基板に搭載す
る工程と、加熱により、上記導電性ペーストを硬化させ
て上記導電体に接する突起電極を形成する段階と、上記
副基材が溶融し上記半導体装置と上記実装基板との隙間
を充填する段階と、上記突起電極を介して上記半導体装
置と上記実装基板とを電気的に接続する段階とを有する
工程とを含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項6】基板上に半導体チップが搭載され、上記半
導体チップと電気的に接続されるとともに、上記基板か
ら突出する突起電極を有する半導体装置の製造方法にお
いて、上記半導体チップを搭載した面と同一面上の基板
に、導電体を形成する工程と、上記導電体と電気的に接
続された上記半導体チップを封止し、突起形状を形成す
る工程と、上記突起電極の融点以下で溶け、絶縁性を有
する副基材により、突起電極の形成領域を除いて上記基
板および突起形状を覆う工程と、上記突起電極の形成領
域に対して上記副基材に設けられた開口に導電性ペース
トを充填する工程と、加熱により、上記導電性ペースト
を硬化させて上記導電体に接する突起電極を形成する段
階と、上記副基材が溶融し上記半導体装置の隙間を充填
する段階とを有する工程とを含むことを特徴とする半導
体装置の製造方法。 - 【請求項7】上記副基材として、突起形状の形成領域に
対応する開口と突起電極の形成領域に対応する開口とを
有する第1の副基材と、突起電極の形成領域に対応する
開口を有する第2の副基材とを用いることを特徴とする
請求項5または6に記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項8】上記副基材に設けられた開口に上記導電性
ペーストを充填する上記工程が、スクリーン印刷による
ことを特徴とする請求項5から7の何れか1項に記載の
半導体装置の製造方法。
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2002
- 2002-01-22 JP JP2002012950A patent/JP3833541B2/ja not_active Expired - Fee Related
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