JP2003217359A - 伸縮性コード - Google Patents

伸縮性コード

Info

Publication number
JP2003217359A
JP2003217359A JP2002009957A JP2002009957A JP2003217359A JP 2003217359 A JP2003217359 A JP 2003217359A JP 2002009957 A JP2002009957 A JP 2002009957A JP 2002009957 A JP2002009957 A JP 2002009957A JP 2003217359 A JP2003217359 A JP 2003217359A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
elastic
tension
fibers
fiber
cord
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2002009957A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3585465B2 (ja
Inventor
Kiyotaka Sakai
清崇 酒井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SDK Co
Original Assignee
SDK Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SDK Co filed Critical SDK Co
Priority to JP2002009957A priority Critical patent/JP3585465B2/ja
Publication of JP2003217359A publication Critical patent/JP2003217359A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3585465B2 publication Critical patent/JP3585465B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 軽量で、絡まりにくく、断線しにくく、使い
勝手のよい伸縮性コードを提供する。 【解決手段】 1本又は複数本の弾性繊維11に所定の
張力をかけた状態で、該弾性繊維11の外周に沿って、
金属線12aが所定の編組密度で編まれて編組12で被
覆されている。伸縮性コード10に張力がかかると、弾
性繊維11及び編組12が伸び、張力が解除されると、
弾性繊維11及び編組12が元の長さに縮む。曲げ応力
や張力が加わっても、伸縮性コード10が弾性変形する
ので、屈曲強度や引張り強度等の機械的強度が大きい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ヘッドホン、イヤ
ホン、マイクロホン、イヤホン・マイクロホン等とスピ
ーカ、オーディオ機器、映像機器等とを接続するための
伸縮性コードに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ヘッドホン等とオーディオ機器等
とを接続するためのコードとして、例えば、3組(3
極)の絶縁電線が、ビニール等の外部被覆部材で被覆さ
れたものが知られている。外部被覆部材内の各絶縁電線
は、ウレタン被覆等で絶縁被覆された複数本の銅線等で
構成されている。
【0003】このようなコードは、例えば、一端にヘッ
ドホン等が接続され、他端にプラグが接続される。そし
て、オーディオ機器等に設けられたレセプタクルにプラ
グを挿入すれば、ヘッドホン等とオーディオ機器とが、
コードによって電気的に接続される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
コードでは、次のような課題があった。例えば、ヘッド
ホン等に接続されるコードでは、伸縮しないので、屈曲
や引張り、あるいは引掛け等によって該コードに折曲げ
応力や張力が働くと、コードが断線したり、あるいはコ
ードとプラグや機器等との接続箇所が断線しやすくなる
という問題があった。
【0005】このような問題を解決するために、絶縁電
線を被覆しているビニール等の外部被覆部材の肉厚を厚
くして、屈曲強度や引張り強度を大きくすることも行わ
れている。しかし、引掛け等によってコードとプラグや
機器等との接続箇所の断線を防止することができないば
かりか、外部被覆部材の肉厚を厚くすることによってコ
ード全体の重量が増加して重くなる。一方、軽量化のた
めに、外部被覆部材の肉厚を薄くしてコードを細くする
と、屈曲強度や引張り強度が小さくなって断線しやすく
なるばかりか、ヘッドホン等を使用しない時にコードを
束ねた場合、このコードが絡まりやすいので、使い勝手
が悪い等といった課題があった。
【0006】そのため、軽量で、絡まりにくく、しか
も、断線しにくく、使い勝手のよい伸縮性コードが望ま
れていた。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明のうちの第1の発明は、ヘッドホン等に使用
される伸縮性コードにおいて、伸び率数百%の伸縮性を
有し、張力をかけると、弾性変形により長さが伸びて外
径が小さくなり、該張力を解除すると、弾性復元力によ
り元の長さに縮んで外径が大きくなる1本又は複数本の
弾性繊維と、前記弾性繊維に所定の張力をかけた状態
で、該弾性繊維の外周に沿って、単線又は撚線からなる
金属線が所定の編組密度で編まれ、該張力が解除される
と、該弾性繊維の弾性復元力により該弾性繊維の外径が
大きくなって該金属線の編組密度が大きくなる編組と、
を備えている。
【0008】これにより、張力が加わらない時には、金
属線からなる編組の編組密度が大きく、内部の弾性繊維
の弾性力によって良好な屈曲力が得られる。引張りや引
掛け等によって伸縮性コードに張力がかかると、金属線
からなる編組の編組密度が小さくなる(即ち、粗くな
る)と共に、内部の弾性繊維が軸方向に弾性変形するの
で、該伸縮性コードの長さが伸びる。張力が解除される
と、弾性繊維の弾性復元力によって元の長さに縮んで外
径が大きくなる。弾性繊維が伸縮する時に、この外周を
覆っている編組が弾性繊維に常に圧接した状態で、該編
組の編組密度が変化するので、この編組が弾性繊維と一
体となって伸縮する。
【0009】第2の発明は、伸縮性コードにおいて、第
1の発明の弾性繊維及び編組と、前記弾性繊維及び前記
編組に所定の張力をかけた状態で、該編組の外周に沿っ
て、絶縁性繊維が所定の編組密度で編まれ、該張力が解
除されると、該弾性繊維の弾性復元力により該弾性組織
の外径が大きくなって該絶縁性繊維の編組密度が大きく
なる被覆部材とを備えている。
【0010】これにより、第1の発明の伸縮性コードの
外周を覆う被覆部材は、絶縁性繊維で編まれた編組で形
成されているので、伸縮性が阻害されることなく内部が
保護される。
【0011】第3の発明は、第2の発明の伸縮性コード
を絶縁電線として複数本有し、前記複数本の絶縁電線に
所定の張力をかけた状態で、該複数本の絶縁電線の外周
に沿って、絶縁性繊維が所定の編組密度で編まれ、該張
力が解除されると、該絶縁電線の弾性復元力により該絶
縁電線の外径が大きくなって該絶縁性繊維の編組密度が
大きくなる外部被覆部材とを備えている。
【0012】これにより、複数本の絶縁電線の外周を覆
う外部被覆部材は、絶縁性繊維で編まれた編組で形成さ
れているので、内部の絶縁電線の伸縮性が阻害されるこ
となく、内部がより強固に保護される。
【0013】第4の発明は、伸縮性コードにおいて、単
線又は撚線からなる複数本の絶縁電線と、前記複数本の
絶縁電線の周りに該絶縁電線に沿って配設され、伸び率
数百%の伸縮性を有し、張力をかけると、弾性変形によ
り長さが伸びて外径が小さくなり、該張力を解除する
と、弾性復元力により元の長さに縮んで外径が大きくな
る複数本の弾性繊維と、前記複数本の絶縁電線の周りに
配設された前記複数本の弾性繊維にのみ所定の張力をか
けた状態で、該複数本の弾性繊維の外周に沿って、絶縁
性繊維が所定の編組密度で編まれ、該張力が解除される
と、該弾性繊維の弾性復元力により該弾性繊維の外径が
大きくなって該絶縁性繊維の編組密度が大きくなる外部
被覆部材とを備えている。
【0014】これにより、伸縮性コードに張力が加わら
ない時には、内部の複数本の弾性繊維が弾性復元力によ
り縮んで外径が大きくなっており、この縮みに追従して
内部の複数本の絶縁電線が屈曲変形して縮んでいる。引
張りや引掛け等によって伸縮性コードに張力がかかる
と、外部被覆部材の編組密度が小さくなって(即ち、粗
くなって)伸びる。これに追従して内部の弾性繊維及び
絶縁電線の長さが伸びる。張力が解除されると、弾性繊
維の弾性復元力によって伸縮性コードが元の長さに縮
む。
【0015】第5の発明は、第4の発明の伸縮性コード
において、前記複数本の絶縁電線は、撚合されている。
これにより、撚合された複数本の絶縁電線は、この周り
の複数本の弾性繊維によって内部に保持され、外部被覆
部材からの飛び出しが阻止される。
【0016】第6の発明は、第1〜第5のいずれか1つ
の発明の伸縮性コードにおいて、前記弾性繊維は、ポリ
ウレタン繊維で形成している。
【0017】第7の発明は、伸縮性コードにおいて、撚
合された複数本の絶縁電線と、前記複数本の絶縁電線の
外周を、直接又は保護被覆部材を介して覆う弾性チュー
ブと、前記複数本の絶縁電線及び前記弾性チューブに所
定の張力をかけた状態で、該弾性チューブの外周に沿っ
て、繊維が所定の編組密度で編まれた外部被覆部材とを
有し、前記弾性チューブ及び前記外部被覆部材が、加熱
処理によりカール状に塑性変形されている。
【0018】これにより、弾性チューブ及び外部被覆部
材がカール状に塑性変形されているので、伸縮性コード
に張力がかからない時には、コード全体の長さが縮んで
いる。引張りや引掛け等によって伸縮性コードに張力が
かかると、弾性チューブが弾性変形して伸びると共に、
繊維で編まれた外部被覆部材の編組密度が小さく(即
ち、粗く)なって該弾性チューブに追従して伸びてい
き、コード全体が伸びる。張力が解除されると、弾性チ
ューブの復元力によって該弾性チューブがカール状に縮
むと共に、これに追従して外部被覆部材の編組密度が大
きくなり、コード全体の長さが元の長さに縮む。
【0019】第8の発明は、伸縮性コードにおいて、1
本又は複数本の補強繊維と共に撚合された複数本の絶縁
電線と、前記1本又は複数本の補強繊維と前記複数本の
絶縁電線との外周を、直接又は保護被覆部材を介して覆
う弾性チューブと、前記1本又は複数本の補強繊維、前
記複数本の絶縁電線、及び前記弾性チューブに所定の張
力をかけた状態で、該弾性チューブの外周に沿って、繊
維が所定の編組密度で編まれた外部被覆部材とを有し、
前記弾性チューブ及び前記外部被覆部材が、加熱処理に
よりカール状に塑性変形されている。これにより、1本
又は複数本の補強繊維が複数本の絶縁電線と共に撚合さ
れているので、該補強繊維によって引張力等の機械的強
度が向上する。
【0020】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態)図1(a)〜
(c)は本発明の第1の実施形態を示す単芯の伸縮性コ
ードの構成図であり、同図(a)は斜視図、同図(b)
は張力をかけた時の縦断面図、及び同図(c)は張力を
かけない時の縦断面図である。
【0021】この単芯の伸縮性コード10は、例えば、
外径が1mm程度であり、中心に外径が0.8mm程度
の1本又は複数本の弾性繊維11が設けられている。弾
性繊維11は、伸び率数百%の伸縮性を有し、張力をか
けると、図1(b)に示すように、弾性変形により長さ
が伸びて外径が小さくなり、張力を解除すると、図1
(c)に示すように、弾性復元力により元の長さに縮ん
で外径が大きくなる繊維であり、例えば、ポリウレタン
繊維等で形成されている。
【0022】弾性繊維11の外周は、編組12で被覆さ
れている。編組12は、単線又は撚線の銅線等の金属線
12aで編まれたものである。銅線等の金属線12a
は、例えば、外径が0.06mm程度であり、裸線、あ
るいはポリウレタン等の合成樹脂で被覆された被覆線で
構成されている。編組12は、弾性繊維11に所定の張
力をかけた状態で、該弾性繊維11の外周に沿って金属
線12aが所定の編組密度で編まれ、張力が解除される
と、弾性繊維11の弾性復元力で該弾性繊維11が縮む
ことによって該金属線12aの編組密度が大きくなり、
該弾性繊維11の外周面を圧接した状態で被覆してい
る。
【0023】このような単芯の伸縮性コード10は、例
えば、次のようにして製造される。予め、弾性繊維11
をドラムに巻取っておくと共に、金属線12aをボビン
に巻取っておく。編組打ち機に、金属線12aが巻かれ
たボビンを複数個セットし、ドラムから繰出された弾性
繊維11を中央にセットし、図1(b)に示すように、
この弾性繊維11に所定の張力をかけた状態で、該弾性
繊維11の周囲に金属線12aを複数打ちして編組12
を形成する。編組12を形成した後、弾性繊維11への
張力を小さくすると、図1(c)に示すように、弾性復
元力によって弾性繊維11が縮んで外径が大きくなり、
この周りを覆っている編組12の長さを縮めつつ外径方
向に押拡げようとするので、該編組12の編組密度が大
きくなり(即ち、編まれた金属線間の距離が小さくな
り)、この編組12が圧接した状態で弾性繊維11の外
周面に保持される。弾性繊維11の外周を編組12で被
覆した後、ドラムに巻取れば、伸縮性コード10の製造
が終了する。
【0024】このようにして製造された単芯の伸縮性コ
ード10を使用する場合、用途に応じて所定の長さに切
断し、ヘッドホンやプラグ等に半田付け等で接続すれ
ば、この伸縮性コード10によってヘッドホン等の電気
信号の伝送が行える。又、第2の実施形態で説明するよ
うに、この伸縮性コード10の外周を絶縁性被覆部材で
被覆し、種々の用途に使用するようにしてもよい。
【0025】この第1の実施形態では、次の(1)、
(2)のような作用、効果がある。 (1)伸び率数百%の伸縮性を有する弾性繊維11の外
周を、金属線12aからなる編組12で被覆しているの
で、張力をかけない時には、編組密度の大きな編組12
が弾性繊維11の外周面を圧接し、張力をかけた時に
は、弾性繊維11が伸びるが、これに圧接している編組
12も、編組密度が小さくなって伸びる。この際、編組
12によって弾性繊維11が中心軸方向へ締付けられ、
該弾性繊維11の伸びが数倍に抑えられるので、該弾性
繊維11の切断を防止できる。しかも、曲げ応力や張力
が加わっても、これに対応して伸縮性コード10が弾性
変形するので、切断しにくく、屈曲強度及び引張り強度
等の機械的強度が大きい。
【0026】(2)引張りや引掛け等によって伸縮性コ
ード10に張力が加わっても、これに対応して伸縮性コ
ード10が伸縮するので、プラグや機器等との接続箇所
が断線しなくなる。しかも、弾力性があるので、絡まり
にくく、使い勝手がよい。
【0027】(第2の実施形態)図2(a)〜(c)は
本発明の第2の実施形態を示す単芯の伸縮性コードの構
成図であり、同図(a)は斜視図、同図(b)は張力を
かけた時の縦断面図、及び同図(c)は張力をかけない
時の縦断面図であり、第1の実施形態を示す図1中の要
素と共通の要素には共通の符号が付されている。
【0028】この単芯の伸縮性コード20は、図1の伸
縮性コード10の外周が被覆部材21で絶縁被覆された
外径が1.2mm程度の絶縁電線である。即ち、弾性繊
維11の外周に編まれた金属線12aからなる編組12
を有する図1の伸縮性コード10の外周が、被覆部材2
1で被覆されている。被覆部材21は、太さが数十デニ
ール(但し、デニールは9000mが1gの糸を1とし
た数値)の絶縁性繊維(例えば、地球環境に優しい非塩
化ビニール系のポリエステル、ポリプロピレン、ナイロ
ン等の合成繊維等)21aで編まれた編組で形成されて
いる。被覆部材21は、図2(b)に示すように、弾性
繊維11及び編組12に所定の張力をかけた状態で、該
編組12の外周に沿って絶縁性繊維21aが所定の編組
密度で編まれ、図2(c)に示すように、張力が解除さ
れると、弾性繊維11の弾性復元力で該弾性繊維11が
縮むことによって該絶縁性繊維21aの編組密度が大き
くなり、該編組12の外周面を圧接した状態で被覆して
いる。
【0029】このような単芯の伸縮性コード20は、例
えば、次のようにして製造される。予め、弾性繊維11
及び編組12からなる図1の伸縮性コード10を、ドラ
ムに巻取っておく。編組打ち機に、絶縁性繊維21aが
巻かれたボビンを複数個セットし、ドラムから繰出され
た図1の伸縮性コード10を中央にセットし、図2
(b)に示すように、この伸縮性コード10に所定の張
力をかけた状態で、該伸縮性コード10の周囲に絶縁性
繊維21aを複数打ちして編組を施して被覆部材21を
形成する。被覆部材21を形成した後、伸縮性コード1
0への張力を小さくすると、図2(c)に示すように、
弾性繊維11の弾性復元力により伸縮性コード10の長
さが縮んで外径が大きくなり、その縮みによって編組1
2の外周面に圧接している被覆部材21の編組密度が大
きくなる。伸縮性コード10の外周を被覆部材21で被
覆した後、ドラムに巻取れば、伸縮性コード20の製造
が終了する。
【0030】このようにして製造された伸縮性コード2
0を使用する場合、用途に応じて所定の長さに切断す
る。切断された伸縮性コード20の両端部の被覆部材2
1を剥離し、金属線12aからなる編組12を露出させ
る。そして、この露出させた編組12を、半田付け等に
よってヘッドホンやプラグ等に接続すれば、この伸縮性
コード20によってヘッドホン等の電気信号の伝送が行
える。
【0031】この第2の実施形態では、第1の実施形態
の作用、効果の他に、さらに次の(a)のような作用、
効果がある。 (a)被覆部材21を、絶縁性繊維21aによる編組で
形成しているので、コード全体を軽量化できると共に、
機械的強度を向上できる。このため、コード全体の軽量
化により、首等にかけた時の身体への負担等を軽減でき
る。
【0032】(第3の実施形態)図3は、本発明の第3
の実施形態を示す3芯の伸縮性コードの斜視図であり、
第2の実施形態を示す図2中の要素と共通の要素には共
通の符号が付されている。
【0033】この3芯の伸縮性コード30は、図2の単
芯の伸縮性コード20でそれぞれ構成された3本の絶縁
電線20−1〜20−3を有し、この3本の絶縁電線2
0−1〜20−3の外周が外部被覆部材31で被覆され
ている。外部被覆部材31は、絶縁性繊維(例えば、地
球環境に優しい非塩化ビニール系のポリエステル、ポリ
プロピレン、ナイロン等の合成繊維等)31aで編まれ
た編組で形成されている。外部被覆部材31は、3本の
絶縁電線20−1〜20−3に所定の張力をかけた状態
で、この絶縁電線20−1〜20−3の外周に沿って絶
縁性繊維31aが所定の編組密度で編まれ、張力が解除
されると、絶縁電線20−1〜20−3の弾性復元力で
該絶縁電線20−1〜20−3が縮むことによって該絶
縁性繊維31aの編組密度が大きくなり、該絶縁電線2
0−1〜20−3の外周面を圧接した状態で被覆してい
る。
【0034】このような3芯の伸縮性コード30は、例
えば、次のようにして製造される。予め、3本の絶縁電
線20−1〜20−3をドラムに巻取っておく。編組打
ち機に、絶縁性繊維31aが巻かれたボビンを複数個セ
ットし、ドラムから繰出された絶縁電線20−1〜20
−3を中央にセットし、この絶縁電線20−1〜20−
3に所定の張力をかけて長さを伸ばした状態で、該絶縁
電線20−1〜20−3の周囲に絶縁性繊維31aを複
数打ちして編組を施して外部被覆部材31を形成する。
その後、張力を小さくすると、絶縁電線20−1〜20
−3の弾性復元力により長さが縮んで外径が大きくなる
ので、これをドラムに巻取れば、伸縮性コード30の製
造が終了する。このようにして製造された3芯の伸縮性
コード30は、種々の用途に使用できる。
【0035】この第3の実施形態では、第1及び第2の
実施形態の作用、効果の他に、さらに次の(b)、
(c)のような作用、効果がある。 (b)図2の単芯の伸縮性コード20に対し、3芯用に
適した用途に使用できる。
【0036】(c)絶縁電線20−1〜20−3の被覆
部材21の色彩や編み方等を変えることにより、自由度
の高いデザインを施すことが可能となり、これによって
装飾的価値を向上できる。
【0037】(第4の実施形態)図4(a)、(b)は
本発明の第4の実施形態を示す3芯の伸縮性コードの構
成図であり、同図(a)は斜視図、及び同図(b)は縦
断面図である。この3芯の伸縮性コード40は、3本の
絶縁電線41−1〜41−3を有している。各絶縁電線
41−1〜41−3は、単線又は撚線の銅線等の金属線
41aを有し、この金属線41aがポリウレタン等の合
成樹脂等で形成された被覆部材41bによって被覆され
ている。絶縁電線41−1〜41−3の周りには、この
絶縁電線41−1〜41−3に沿って、複数本の弾性繊
維42が配設されている。各弾性繊維42は、図1の弾
性繊維11とほぼ同様に、例えば、外径が0.8mm程
度のポリウレタン繊維等で形成され、伸び率数百%の伸
縮性を有し、張力をかけると、弾性変形により長さが伸
びて外径が小さくなり、張力を解除すると、弾性復元力
により元の長さに縮んで外径が大きくなる繊維である。
【0038】複数本の弾性繊維42の外周は、外部被覆
部材43で被覆されている。外部被覆部材43は、図3
の外部被覆部材31とほぼ同様に、絶縁性繊維(例え
ば、地球環境に優しい非塩化ビニール系のポリエステ
ル、ポリプロピレン、ナイロン等の合成繊維等)43a
で編まれた編組で形成されている。外部被覆部材43
は、複数本の弾性繊維42にのみ所定の張力をかけた状
態で、この複数本の弾性繊維42の外周に沿って、絶縁
性繊維43aが所定の編組密度で編まれ、張力が解除さ
れると、弾性繊維42の弾性復元力で該弾性繊維42が
縮むことによって該絶縁性繊維43aの編組密度が大き
くなり、該弾性繊維42の外周面を圧接した状態で被覆
している。
【0039】複数本の弾性繊維42内の3本の絶縁電線
41−14〜41−3は、外部被覆部材43からの飛び
出しを防止するために、撚合せた構造にすることが望ま
しい。
【0040】このような3芯の伸縮性コード40は、例
えば、次のようにして製造される。3本の絶縁電線41
−1〜41−3をバンチャーで撚合せてドラムに巻取
る。ドラムに巻取られた3本の絶縁電線41−1〜41
−3を繰出し、この外周を複数本の弾性繊維42で覆う
ように、該弾性繊維42を配置してドラムに巻取る。一
方、編組用の絶縁性繊維43aをボビンに巻取ってお
く。編組打ち機に、絶縁性繊維43aが巻かれたボビン
を複数個セットし、ドラムから繰出された、絶縁電線4
1−1〜41−3を覆う複数本の弾性繊維42を中央に
セットし、この複数本の弾性繊維42にのみ所定の張力
をかけて引伸ばした状態で、この複数本の弾性繊維42
の周囲に絶縁性繊維43aを複数打ちして編組を施して
外部被覆部材43を形成する。
【0041】複数本の弾性繊維42に対する張力を解除
すると、該弾性繊維42の弾性復元力により該弾性繊維
42の長さが縮んで外径が大きくなり、その縮みによっ
て外部被覆部材43の編組密度が大きくなる。弾性繊維
42の外径が大きくなると、この周りの外部被覆部材4
3によって該弾性繊維42が圧接された状態になる。こ
れをドラムに巻取れば、伸縮性コード40の製造が終了
する。
【0042】この第4の実施形態では、次の(i)〜
(iii)のような作用、効果がある。 (i)張力がかからない状態では、複数本の弾性繊維4
2が縮み、これに伴って内部の絶縁電線41−1〜41
−3も屈曲して縮んでいる。張力がかかると、複数本の
弾性繊維42が伸びると共に、内部の絶縁電線41−1
〜41−3も伸びる。これにより、図3の伸縮性コード
30に比べて伸縮率が若干劣るが、この伸縮性コード3
0とほぼ同様の作用、効果が得られる。
【0043】(ii)各絶縁電線41−1〜41−3の被
覆部材41bを、例えば、合成樹脂等で形成した場合、
図3の絶縁電線20−1〜20−3に比べて製造が容易
になり、これによって伸縮性コード40の製造が簡単に
なる。
【0044】(iii)3本の絶縁電線41−1〜41−
3を撚合せた構造にすると、屈曲や引張りの繰返しによ
り、該絶縁電線41−1〜41−3が編組からなる外部
被覆部材43から飛び出すことを、防止できる。しか
も、撚合せた絶縁電線41−1〜41−3の周りを複数
本の弾性繊維42で囲っているので、伸縮性コード40
の断面形状がほぼ円形になる。
【0045】(第5の実施形態)図5(a)、(b)は
本発明の第5の実施形態を示すカール状の伸縮性コード
の構成図であり、同図(a)は斜視図、及び同図(b)
はコード部分の縦断面図である。
【0046】このカール状の伸縮性コード50は、単芯
又は複数芯(例えば、3芯)のカール状コードであり、
1本又は複数本の補強繊維51と共に、3本の絶縁電線
52−1〜52−3が撚合されている。各絶縁電線52
−1〜52−3は、図4の絶縁電線41−1〜41−3
とほぼ同様に、単線又は撚線の銅線等の金属線52aを
有し、この金属線52aがポリウレタン等の合成樹脂等
で形成された被覆部材52bによって被覆されている。
撚合された補強繊維51及び絶縁電線52−1〜52−
3の外周は、紙等の保護被覆部材53を介して、弾性チ
ューブ54で被覆されている。弾性チューブ54は、弾
力性のある合成ゴム等で形成されている。
【0047】弾性チューブ54の外周は、外部被覆部材
55で被覆されている。外部被覆部材55は、繊維(例
えば、地球環境に優しい非塩化ビニール系のポリエステ
ル、ポリプロピレン、ナイロン等の合成繊維等)55a
で編まれた編組で形成されている。外部被覆部材55
は、補強繊維51、絶縁電線52−1〜52−3、保護
被覆部材53、及び弾性チューブ54に所定の張力をか
けた状態で、該弾性チューブ54の外周に沿って、繊維
55aが所定の編組密度で編まれた編組で形成されてい
る。そして、弾性チューブ54及び外部被覆部材55
が、加熱処理によりカール状に塑性変形されている。
【0048】このような3芯の伸縮性コード50は、例
えば、次のようにして製造される。補強芯線51及び絶
縁電線52−1〜52−3をバンチャーで撚合せ、この
外側に保護被覆部材53を巻付けて、ドラムに巻取る。
ドラムに巻取られた補強繊維51、絶縁電線52−1〜
52−3及び保護被覆部材53を繰出し、押出し機によ
って弾性チューブ54で被覆してドラムに巻取る。一
方、編組用の繊維55aをボビンに巻取っておく。編組
打ち機に、繊維55aが巻取られたボビンを複数個セッ
トし、ドラムから繰出された弾性チューブ54を中央に
セットし、この弾性チューブ54の全体に張力をかけた
状態で、外周に繊維55aを複数打ちして編組を施して
外部被覆部材55を形成し、ドラムに巻取る。これをド
ラムから繰出し、外部被覆部材55及び弾性チューブ5
4を加熱しつつカール状に塑性変形すれば、伸縮性コー
ド50の製造が終了する。
【0049】このようにして製造されたカール状の伸縮
性コード50では、張力が加わると、カール部分のピッ
チが広がって長さが伸び、張力を解除すると、弾性復元
力によってカール部分のピッチが狭くなって縮まる。
【0050】この第5の実施形態では、次の(イ)、
(ロ)のような作用、効果がある。 (イ)張力をかけることによってカール部分が伸縮す
る。この際、弾性チューブ54が、これに圧接する編組
からなる外部被覆部材55で被覆されているので、軽量
で、屈曲や引張りに対する機械的強度が大きい。
【0051】(ロ)補強芯線51はコードの機械的強度
を向上させるものであり、又、保護被覆部材53は、撚
合せた絶縁電線52−1〜52−3を弾性チューブ54
で被覆する際の製造を容易にする等のために設けられ
る。しかし、外側を編組からなる外部被覆部材55で機
械的強度を向上させているので、補強繊維51を省略す
ることも可能である。又、製造方法を工夫すること等に
より、保護被覆部材53を省略することも可能である。
このように補強繊維51や保護被覆部材53を省略すれ
ば、製造材料が少なくなって低コスト化が可能となる。
【0052】(変形例)本発明は、上記実施形態に限定
されず、種々の変形が可能である。この変形例として
は、例えば、次の(I)、(II)のようなものがあ
る。 (I)図3、図4及び図5の伸縮性コード30,40,
50は、3芯のコードであるが、これらを2芯や4芯等
のコードに変更することも可能である。 (II)実施形態の伸縮性コード10,20,30,4
0,50の形状、寸法、材料等は、種々のものに変更す
ることが可能である。
【0053】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、第1〜第3
の発明によれば、弾性繊維の外周をこれに圧接する編組
で被覆するようにしたので、曲げ応力や張力が加わって
も、弾性変形するので、屈曲強度や引張り強度等の機械
的強度が大きく、コード自体が断線しにくく、しかもこ
のコードとプラグや機器等との接続箇所が、張力等によ
って切断するといった不都合を防止できる。その上、弾
性繊維等によって弾力性があるので、絡まりにくく、し
かも軽量であるので、使い勝手がよい。
【0054】第4の発明によれば、弾性繊維が設けら
れ、曲げ応力や張力が加わってもコード全体が弾性変形
するので、屈曲強度や引張り強度等の機械的強度が大き
く、断線しにくく、弾力性によって絡まりにくく、軽量
で使い勝手がよい伸縮性コードを提供できる。
【0055】第5の発明によれば、複数本の絶縁電線が
撚合されているので、屈曲等によって絶縁電線が、編組
からなる外部被覆部材から飛び出すことを、防止でき
る。
【0056】第6の発明によれば、弾性繊維をポリウレ
タン繊維で形成しているので、伸縮率を大きくできる。
【0057】第7及び第8の発明によれば、伸縮可能な
カール状部分の弾性チューブの外周は、編組からなる外
部被覆部材が圧接した状態で被覆されているので、この
外部被覆部材によって機械的強度が向上する。従って、
軽量で、機械的強度が大きく、絡まりにくく、使い勝手
のよい伸縮性コードを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す単芯の伸縮性コ
ードの構成図である。
【図2】本発明の第2の実施形態を示す単芯の伸縮性コ
ードの構成図である。
【図3】本発明の第3の実施形態を示す3芯の伸縮性コ
ードの斜視図である。
【図4】本発明の第4の実施形態を示す3芯の伸縮性コ
ードの構成図である。
【図5】本発明の第5の実施形態を示すカール状の伸縮
性コードの構成図である。
【符号の説明】
10,20,30,40,50 伸縮性コード 11,42 弾性繊維 12 編組 12a,41a,52a 金属線 21,41b,52b 被覆部材 20−1〜20−3,41−1〜41−3,52−1〜
52−3 絶縁電線 21a,31a,43a 絶縁性繊維 31,43,55 外部被覆部材 51 補強繊維 53 保護被覆部材 54 弾性チューブ 55a 繊維

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 伸び率数百%の伸縮性を有し、張力をか
    けると、弾性変形により長さが伸びて外径が小さくな
    り、該張力を解除すると、弾性復元力により元の長さに
    縮んで外径が大きくなる1本又は複数本の弾性繊維と、 前記弾性繊維に所定の張力をかけた状態で、該弾性繊維
    の外周に沿って、単線又は撚線からなる金属線が所定の
    編組密度で編まれ、該張力が解除されると、該弾性繊維
    の弾性復元力により該弾性繊維の外径が大きくなって該
    金属線の編組密度が大きくなる編組と、 を備えたことを特徴とする伸縮性コード。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の弾性繊維及び編組と、 前記弾性繊維及び前記編組に所定の張力をかけた状態
    で、該編組の外周に沿って、絶縁性繊維が所定の編組密
    度で編まれ、該張力が解除されると、該弾性繊維の弾性
    復元力により該弾性繊維の外径が大きくなって該絶縁性
    繊維の編組密度が大きくなる被覆部材と、 を備えたことを特徴とする伸縮性コード。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の伸縮性コードを絶縁電線
    として複数本有し、 前記複数本の絶縁電線に所定の張力をかけた状態で、該
    複数本の絶縁電線の外周に沿って、絶縁性繊維が所定の
    編組密度で編まれ、該張力が解除されると、該絶縁電線
    の弾性復元力により該絶縁電線の外径が大きくなって該
    絶縁性繊維の編組密度が大きくなる外部被覆部材と、 を備えたことを特徴とする伸縮性コード。
  4. 【請求項4】 単線又は撚線からなる複数本の絶縁電線
    と、 前記複数本の絶縁電線の周りに該絶縁電線に沿って配設
    され、伸び率数百%の伸縮性を有し、張力をかけると、
    弾性変形により長さが伸びて外径が小さくなり、該張力
    を解除すると、弾性復元力により元の長さに縮んで外径
    が大きくなる複数本の弾性繊維と、 前記複数本の絶縁電線の周りに配設された前記複数本の
    弾性繊維にのみ所定の張力をかけた状態で、該複数本の
    弾性繊維の外周に沿って、絶縁性繊維が所定の編組密度
    で編まれ、該張力が解除されると、該弾性繊維の弾性復
    元力により該弾性繊維の外径が大きくなって該絶縁性繊
    維の編組密度が大きくなる外部被覆部材と、 を備えたことを特徴とする伸縮性コード。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の伸縮性コードにおいて、 前記複数本の絶縁電線は、撚合されていることを特徴と
    する伸縮性コード。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれか1項に記載の伸
    縮性コードにおいて、 前記弾性繊維は、ポリウレタン繊維で形成したことを特
    徴とする伸縮性コード。
  7. 【請求項7】 撚合された複数本の絶縁電線と、 前記複数本の絶縁電線の外周を、直接又は保護被覆部材
    を介して覆う弾性チューブと、 前記複数本の絶縁電線及び前記弾性チューブに所定の張
    力をかけた状態で、該弾性チューブの外周に沿って、繊
    維が所定の編組密度で編まれた外部被覆部材とを有し、 前記弾性チューブ及び前記外部被覆部材が、加熱処理に
    よりカール状に塑性変形されていることを特徴とする伸
    縮性コード。
  8. 【請求項8】 1本又は複数本の補強繊維と共に撚合さ
    れた複数本の絶縁電線と、 前記1本又は複数本の補強繊維と前記複数本の絶縁電線
    との外周を、直接又は保護被覆部材を介して覆う弾性チ
    ューブと、 前記1本又は複数本の補強繊維、前記複数本の絶縁電
    線、及び前記弾性チューブに所定の張力をかけた状態
    で、該弾性チューブの外周に沿って、繊維が所定の編組
    密度で編まれた外部被覆部材とを有し、 前記弾性チューブ及び前記外部被覆部材が、加熱処理に
    よりカール状に塑性変形されていることを特徴とする伸
    縮性コード。
JP2002009957A 2002-01-18 2002-01-18 伸縮性コード Expired - Fee Related JP3585465B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002009957A JP3585465B2 (ja) 2002-01-18 2002-01-18 伸縮性コード

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002009957A JP3585465B2 (ja) 2002-01-18 2002-01-18 伸縮性コード

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003217359A true JP2003217359A (ja) 2003-07-31
JP3585465B2 JP3585465B2 (ja) 2004-11-04

Family

ID=27647821

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002009957A Expired - Fee Related JP3585465B2 (ja) 2002-01-18 2002-01-18 伸縮性コード

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3585465B2 (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006190495A (ja) * 2004-12-28 2006-07-20 Yazaki Corp ワイヤハーネス
JP2006236861A (ja) * 2005-02-25 2006-09-07 Yazaki Corp 配線モジュール
WO2008078780A1 (ja) * 2006-12-26 2008-07-03 Asahi Kasei Fibers Corporation 伸縮電線及びその製造方法
WO2009157070A1 (ja) * 2008-06-25 2009-12-30 旭化成せんい株式会社 伸縮性信号伝送ケーブル
CN102074291B (zh) * 2009-11-23 2012-07-04 新疆天地集团有限公司 耳机线
JP2013178541A (ja) * 2008-12-26 2013-09-09 Asahi Kasei Fibers Corp 伸縮性光信号伝送ケーブル
CN103594198A (zh) * 2013-11-22 2014-02-19 东莞市瀛通电线有限公司 一种弹性耳机线的制备方法及制品
JP2017224395A (ja) * 2016-06-13 2017-12-21 日立金属株式会社 ケーブルユニット

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106409388B (zh) * 2016-09-29 2018-01-23 东莞市瀛通电线有限公司 一种改进型弹性耳机线

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006190495A (ja) * 2004-12-28 2006-07-20 Yazaki Corp ワイヤハーネス
JP2006236861A (ja) * 2005-02-25 2006-09-07 Yazaki Corp 配線モジュール
US8294029B2 (en) 2006-12-26 2012-10-23 Asahi Kasei Fibers Corporation Expandable electric cord and production method thereof
WO2008078780A1 (ja) * 2006-12-26 2008-07-03 Asahi Kasei Fibers Corporation 伸縮電線及びその製造方法
JPWO2008078780A1 (ja) * 2006-12-26 2010-04-30 旭化成せんい株式会社 伸縮電線及びその製造方法
JP4729106B2 (ja) * 2006-12-26 2011-07-20 旭化成せんい株式会社 伸縮電線及びその製造方法
TWI400722B (zh) * 2006-12-26 2013-07-01 Asahi Kasei Fibers Corp 伸縮電線及其製造方法
WO2009157070A1 (ja) * 2008-06-25 2009-12-30 旭化成せんい株式会社 伸縮性信号伝送ケーブル
AU2008358560B2 (en) * 2008-06-25 2012-09-06 Asahi Kasei Fibers Corporation Elastic signal transmission cable
US8969724B2 (en) 2008-06-25 2015-03-03 Asahi Kasei Fibers Corporation Elastic signal transmission cable
US9455072B2 (en) 2008-06-25 2016-09-27 Asahi Kasei Fibers Corporation Elastic signal transmission cable
JP2013178541A (ja) * 2008-12-26 2013-09-09 Asahi Kasei Fibers Corp 伸縮性光信号伝送ケーブル
CN102074291B (zh) * 2009-11-23 2012-07-04 新疆天地集团有限公司 耳机线
CN103594198A (zh) * 2013-11-22 2014-02-19 东莞市瀛通电线有限公司 一种弹性耳机线的制备方法及制品
JP2017224395A (ja) * 2016-06-13 2017-12-21 日立金属株式会社 ケーブルユニット

Also Published As

Publication number Publication date
JP3585465B2 (ja) 2004-11-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN101636795B (zh) 扁平电缆
JP2011029198A5 (ja)
JP2003217359A (ja) 伸縮性コード
JP2016110836A (ja) キャブタイヤケーブル、及び、コネクタ付ケーブル
US20100307789A1 (en) Cord
JP2015191705A (ja) ケーブル及びそれを用いたハーネス
JP2005141923A (ja) 多心ケーブル及び多心ケーブルの製造方法
JP2018037153A (ja) ケーブル
JP2005149963A (ja) シールドスリーブ
KR100751806B1 (ko) 신축성을 구비한 전선 케이블
JP3071579U (ja) コード
CN213400627U (zh) 一种耐弯折的导电线
CN114924371A (zh) 一种具有防屏蔽的抗拉的5g光纤带
JP2002313145A (ja) 伸縮電線及びその製造方法
JP2003281943A (ja) 信号伝送ケーブル及び電子機器
JP3147219B2 (ja) 高圧ケーブル
CN112164495A (zh) 一种高柔抗拉电缆及高抗拉弹簧电缆
JPH076635A (ja) 信号伝送ケーブル
JP2002116357A (ja) 可撓性光ファイバケーブル
JP3989084B2 (ja) 光カールケーブル
CN213400611U (zh) 一种带屏蔽功能的导电线
JP2003107307A (ja) 光ファイバケーブル用のテンションメンバ及びこれを用いた光ファイバケーブル
KR200411793Y1 (ko) 신축성을 구비한 전선 케이블
WO2011134392A1 (zh) 一种防止线缆缠绕装置
CN215007567U (zh) 一种高弹超柔软数据传输线

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040428

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20040511

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040707

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040803

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040803

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 6

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100813

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 9

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130813

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees