JP2003216469A - デジタルデータ記録装置、デジタルデータ再生装置、デジタルデータ記録方法及びデジタルデータ再生方法 - Google Patents
デジタルデータ記録装置、デジタルデータ再生装置、デジタルデータ記録方法及びデジタルデータ再生方法Info
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- JP2003216469A JP2003216469A JP2002012371A JP2002012371A JP2003216469A JP 2003216469 A JP2003216469 A JP 2003216469A JP 2002012371 A JP2002012371 A JP 2002012371A JP 2002012371 A JP2002012371 A JP 2002012371A JP 2003216469 A JP2003216469 A JP 2003216469A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ディレクトリエントリ及びFATの情報が失
われてもデータを正常に再生できるようにする。 【解決手段】 データを記録するクラスタに、データと
共にファイル名及びクラスタ順位を示す情報を記録し
て、ディレクトリエントリ及びFATの情報が失われた
場合には、データと共に記録されたファイル名及びクラ
スタ順位を示す情報に基づいてデータを再生する。
われてもデータを正常に再生できるようにする。 【解決手段】 データを記録するクラスタに、データと
共にファイル名及びクラスタ順位を示す情報を記録し
て、ディレクトリエントリ及びFATの情報が失われた
場合には、データと共に記録されたファイル名及びクラ
スタ順位を示す情報に基づいてデータを再生する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フラッシュメモリ
等の不揮発性半導体記録媒体を用いたデジタルデータの
記録装置、記録方法、再生装置及び再生方法に関する。
等の不揮発性半導体記録媒体を用いたデジタルデータの
記録装置、記録方法、再生装置及び再生方法に関する。
【0002】
【従来の技術】フラッシュメモリを記録媒体として用
い、デジタルデータ例えばデジタル音声信号を記録する
装置が実用に供されている。
い、デジタルデータ例えばデジタル音声信号を記録する
装置が実用に供されている。
【0003】このような装置はテープレコーダに代わる
録音装置として使われるのが一般であり、例外として例
えば、デジタルカメラで撮影した静止画を記録するため
の装置として利用されることもある。
録音装置として使われるのが一般であり、例外として例
えば、デジタルカメラで撮影した静止画を記録するため
の装置として利用されることもある。
【0004】半導体記録媒体に記録される音声或いは画
像データは、MS−DOS(MicroSoft Disk Operating
System)(登録商標)或いはその他のフォーマットを
用いてファイルとして管理されるのが一般である。
像データは、MS−DOS(MicroSoft Disk Operating
System)(登録商標)或いはその他のフォーマットを
用いてファイルとして管理されるのが一般である。
【0005】記録媒体としてのフラッシュメモリは、記
録領域が複数のブロックに分割され、ブロック単位でデ
ータの消去を行ってから、データの記録が行われる。複
数のブロックに跨る容量のデータを記録する場合、必ず
しも物理的もしくは論理的に連続するブロックに記録す
る必要はなく、離散的に記録することが可能である。記
録領域のブロックの単位は、クラスタ(Cluster)と呼
ばれ、離散的に記録した際にデータをつなぎ合わせてフ
ァイルとして構築する必要があるこのため、クラスタの
順序を示す情報をFAT(File Allocation Table)に
記録していた。
録領域が複数のブロックに分割され、ブロック単位でデ
ータの消去を行ってから、データの記録が行われる。複
数のブロックに跨る容量のデータを記録する場合、必ず
しも物理的もしくは論理的に連続するブロックに記録す
る必要はなく、離散的に記録することが可能である。記
録領域のブロックの単位は、クラスタ(Cluster)と呼
ばれ、離散的に記録した際にデータをつなぎ合わせてフ
ァイルとして構築する必要があるこのため、クラスタの
順序を示す情報をFAT(File Allocation Table)に
記録していた。
【0006】しかしながら、このような記録方式におい
ては、何らかの原因でFAT情報が失われると、もはや
データをファイルとして読み出すことが不可能になると
いう問題を有している。
ては、何らかの原因でFAT情報が失われると、もはや
データをファイルとして読み出すことが不可能になると
いう問題を有している。
【0007】図5は、フラッシュメモリ内部の構成の一
例を示している。
例を示している。
【0008】フラッシュメモリ51は、複数のブロック
に分割され、クラスタ番号が例えば0から順番に399
9番まで付されている。当然ながらこのクラスタ番号の
最終値(3999)は、メモリの記憶容量に応じた値と
なる。
に分割され、クラスタ番号が例えば0から順番に399
9番まで付されている。当然ながらこのクラスタ番号の
最終値(3999)は、メモリの記憶容量に応じた値と
なる。
【0009】各クラスタには、一例として、クラスタ番
号0の領域に、ディレクトリエントリ(Directory Ent
ry)情報が記録され、クラスタ番号1の領域に、FAT
が記録されている。クラスタ番号2の領域にファイル1
の3番目のデータブロックが記録され、クラスタ番号3
の領域にファイル1の4番目のデータブロックが記録さ
れる。次のクラスタ番号4の領域は空き領域であり、ク
ラスタ番号5にファイル1の5番目のデータブロックが
記録され、クラスタ番号6は空き領域である。次のクラ
スタ番号7,8にファイル1の6番目(最終)のデータ
ブロックとファイル1の1番目のデータブロックが記録
される。さらに、クラスタ番号11,14,15の各領
域にファイル1の2番目のデータブロックと、ファイル
2の1番目のデータブロックとファイル2の2番目(最
終)のデータブロックがそれぞれ記録される。その他の
クラスタ番号のに領域は空き領域となっている。
号0の領域に、ディレクトリエントリ(Directory Ent
ry)情報が記録され、クラスタ番号1の領域に、FAT
が記録されている。クラスタ番号2の領域にファイル1
の3番目のデータブロックが記録され、クラスタ番号3
の領域にファイル1の4番目のデータブロックが記録さ
れる。次のクラスタ番号4の領域は空き領域であり、ク
ラスタ番号5にファイル1の5番目のデータブロックが
記録され、クラスタ番号6は空き領域である。次のクラ
スタ番号7,8にファイル1の6番目(最終)のデータ
ブロックとファイル1の1番目のデータブロックが記録
される。さらに、クラスタ番号11,14,15の各領
域にファイル1の2番目のデータブロックと、ファイル
2の1番目のデータブロックとファイル2の2番目(最
終)のデータブロックがそれぞれ記録される。その他の
クラスタ番号のに領域は空き領域となっている。
【0010】ディレクトリエントリ情報は、図6に示す
ようにファイル名(File Name)、FATエントリ(FA
T Entry)、ファイルサイズ(File Size)、その他の
情報でなる。
ようにファイル名(File Name)、FATエントリ(FA
T Entry)、ファイルサイズ(File Size)、その他の
情報でなる。
【0011】また、FATには図7に示すように、情報
がクラスタ番号に対応するように記録されている。すな
わち、番号8に対して11が記録されている。これはク
ラスタ番号8に記録されたデータブロックの次のデータ
はクラスタ番号11の領域に記録されていること意味す
る。同様に次の番号11に対して2が記録され、番号2
に対して3が記録され、番号3に対して5が記録され、
番号5に対して7が、番号7に対してFFFnが記憶されて
おり、クラスタ番号11の次のデータがクラスタ番号
2、3、5、7に順次記録され、クラスタ番号7でその
ファイルのデータが終了することを意味している。ま
た、0が記録されている個所は空き領域を意味する。
がクラスタ番号に対応するように記録されている。すな
わち、番号8に対して11が記録されている。これはク
ラスタ番号8に記録されたデータブロックの次のデータ
はクラスタ番号11の領域に記録されていること意味す
る。同様に次の番号11に対して2が記録され、番号2
に対して3が記録され、番号3に対して5が記録され、
番号5に対して7が、番号7に対してFFFnが記憶されて
おり、クラスタ番号11の次のデータがクラスタ番号
2、3、5、7に順次記録され、クラスタ番号7でその
ファイルのデータが終了することを意味している。ま
た、0が記録されている個所は空き領域を意味する。
【0012】さらに、次のファイルがクラスタ番号14
とクラスタ番号15の領域に記録されていることが示さ
れている。
とクラスタ番号15の領域に記録されていることが示さ
れている。
【0013】このような、FAT情報でデータを管理す
る方法については、例えば特開2001−325127
号に示されている。
る方法については、例えば特開2001−325127
号に示されている。
【0014】以上のように従来のデジタルデータ記録装
置においては、FATに、再生時にクラスタを繋げてフ
ァイルを構築するためのデータが記録されており、再生
時には、まず、再生しようとするファイルを指定するこ
とで、ディレクトリエントリ内のファイル名に対応する
FATエントリを基に、そのファイルの先頭クラスタデ
ータを読み出して、そのクラスタから順にデータの読み
出しが行なわれる。
置においては、FATに、再生時にクラスタを繋げてフ
ァイルを構築するためのデータが記録されており、再生
時には、まず、再生しようとするファイルを指定するこ
とで、ディレクトリエントリ内のファイル名に対応する
FATエントリを基に、そのファイルの先頭クラスタデ
ータを読み出して、そのクラスタから順にデータの読み
出しが行なわれる。
【0015】このディレクトリエントリ情報及びFAT
情報は、例えば電源電圧が不安定であったり、それら情
報を書き換えているときに電源が落とされたりした場合
に失われることがあり、ディレクトリエントリの情報、
FATの情報が失われると、ファイルデータを再生でき
ないということが発生する。ディレクトリエントリ情報
及びFAT情報が失われても、データそのものが失われ
ていることはほとんどなく、何らかの対策を施してデー
タを再生できるようにすることが強く要望されている。
情報は、例えば電源電圧が不安定であったり、それら情
報を書き換えているときに電源が落とされたりした場合
に失われることがあり、ディレクトリエントリの情報、
FATの情報が失われると、ファイルデータを再生でき
ないということが発生する。ディレクトリエントリ情報
及びFAT情報が失われても、データそのものが失われ
ていることはほとんどなく、何らかの対策を施してデー
タを再生できるようにすることが強く要望されている。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】このように、フラッシ
ュメモリを用いた従来のデジタルデータ記録装置では、
ディレクトリエントリ或いはFATの情報が何らかの原
因で失われてしまうと、データを再生することができな
いという問題があった。
ュメモリを用いた従来のデジタルデータ記録装置では、
ディレクトリエントリ或いはFATの情報が何らかの原
因で失われてしまうと、データを再生することができな
いという問題があった。
【0017】本発明は、以上の点に鑑みてなされたもの
であり、データを記録するクラスタ内にファイル識別情
報とクラスタ順番番号を示す情報を記録するように構成
することで、ディレクトリエントリ或いはFATの情報
が失われた場合でも、データの再生を可能としたデジタ
ルデータ記録装置、再生装置、記録方法、再生方法を提
供することを目的とする。
であり、データを記録するクラスタ内にファイル識別情
報とクラスタ順番番号を示す情報を記録するように構成
することで、ディレクトリエントリ或いはFATの情報
が失われた場合でも、データの再生を可能としたデジタ
ルデータ記録装置、再生装置、記録方法、再生方法を提
供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明のデジタルデータ
記録装置は、複数のブロックで構成されるデータ記録領
域を有する半導体記録媒体を備えたデジタルデータ記録
装置において、前記データが記録されるブロックに、前
記データを特定する情報と当該データが記録される前記
ブロックの順序を示す情報を記録する管理情報記録手段
を備えたことを特徴とする。
記録装置は、複数のブロックで構成されるデータ記録領
域を有する半導体記録媒体を備えたデジタルデータ記録
装置において、前記データが記録されるブロックに、前
記データを特定する情報と当該データが記録される前記
ブロックの順序を示す情報を記録する管理情報記録手段
を備えたことを特徴とする。
【0019】本発明によれば、データを記録するブロッ
クに、データを特定する情報とデータが記録されるブロ
ックの順序を示す管理情報を記録するものであるため、
データが読み出せれば、管理情報も読み出すことができ
るため、データの再生が確実に行なえるものである。
クに、データを特定する情報とデータが記録されるブロ
ックの順序を示す管理情報を記録するものであるため、
データが読み出せれば、管理情報も読み出すことができ
るため、データの再生が確実に行なえるものである。
【0020】また本発明のデジタルデータ記録装置は、
複数のブロックを有し、該ブロック単位で記録されたデ
ータの消去及びデータの記録が行われる半導体記録媒体
に、所定のデータを複数のブロックに記録する際にデー
タの連続性を確保するための情報を前記半導体記憶媒体
の所定領域に記録するようにしたデジタルデータの記録
装置において、前記データが記録される各ブロックに、
前記データを特定する情報と当該データが記録される前
記ブロックの順序を示す情報を記録する管理情報記録手
段を備えたことを特徴とする。
複数のブロックを有し、該ブロック単位で記録されたデ
ータの消去及びデータの記録が行われる半導体記録媒体
に、所定のデータを複数のブロックに記録する際にデー
タの連続性を確保するための情報を前記半導体記憶媒体
の所定領域に記録するようにしたデジタルデータの記録
装置において、前記データが記録される各ブロックに、
前記データを特定する情報と当該データが記録される前
記ブロックの順序を示す情報を記録する管理情報記録手
段を備えたことを特徴とする。
【0021】本発明によれば、FATデータが失われて
も、各ブロックにデータと共にデータを特定する情報
と、当該データが記録されるブロックの順序を示すデー
タが記録されているので、それを再生することでデータ
を完全に再生することができる。
も、各ブロックにデータと共にデータを特定する情報
と、当該データが記録されるブロックの順序を示すデー
タが記録されているので、それを再生することでデータ
を完全に再生することができる。
【0022】さらに、本発明のデジタルデータの再生装
置は、複数のブロックを有し、該ブロック単位でデータ
の記録及び消去が行われ、さらに所定のデータを複数の
ブロックに記録する際にデータの連続性を確保するため
の情報が所定領域に記録されると共に、前記データが記
録されるブロックに、前記データを特定する情報と当該
データが記録される前記ブロックの順序を示す情報が記
録された半導体記録媒体から前記記録データを再生する
装置であって、前記装置は、前記データの連続性を確保
するための情報が得られたか否か判定する手段と、判定
手段が得られないと判定した際に、前記データを特定す
る情報と当該データが記録される前記ブロックの順序を
示す情報を認識して、該再生情報に基づき前記データを
再生する再生制御手段とを備えたことを特徴とする。
置は、複数のブロックを有し、該ブロック単位でデータ
の記録及び消去が行われ、さらに所定のデータを複数の
ブロックに記録する際にデータの連続性を確保するため
の情報が所定領域に記録されると共に、前記データが記
録されるブロックに、前記データを特定する情報と当該
データが記録される前記ブロックの順序を示す情報が記
録された半導体記録媒体から前記記録データを再生する
装置であって、前記装置は、前記データの連続性を確保
するための情報が得られたか否か判定する手段と、判定
手段が得られないと判定した際に、前記データを特定す
る情報と当該データが記録される前記ブロックの順序を
示す情報を認識して、該再生情報に基づき前記データを
再生する再生制御手段とを備えたことを特徴とする。
【0023】本発明によれば、データの連続性を確保す
るための情報が得られない場合に、データを特定する情
報と当該データが記録される前記ブロックの順序を示す
情報を検索して認識し、それによって得た情報に基づき
前記データを再生するので、完全な再生が行なえるもの
である。
るための情報が得られない場合に、データを特定する情
報と当該データが記録される前記ブロックの順序を示す
情報を検索して認識し、それによって得た情報に基づき
前記データを再生するので、完全な再生が行なえるもの
である。
【0024】さらに、本発明のデジタルデータ記録方法
は、複数のブロックを有し、該ブロック単位で記録され
たデータの消去及びデータの記録が行われる半導体記録
媒体に、所定のデータを複数のブロックに記録する際に
データの連続性を確保するための情報を前記半導体記憶
媒体の所定領域に記録するようにしたデジタルデータの
記録方法において、前記データが記録される各ブロック
に、前記データを特定する情報と当該データが記録され
る前記ブロックの順序を示す情報を記録するステップを
備えたことを特徴とする。
は、複数のブロックを有し、該ブロック単位で記録され
たデータの消去及びデータの記録が行われる半導体記録
媒体に、所定のデータを複数のブロックに記録する際に
データの連続性を確保するための情報を前記半導体記憶
媒体の所定領域に記録するようにしたデジタルデータの
記録方法において、前記データが記録される各ブロック
に、前記データを特定する情報と当該データが記録され
る前記ブロックの順序を示す情報を記録するステップを
備えたことを特徴とする。
【0025】本発明によれば、FATデータが失われて
も、各ブロックにデータと共にデータを特定する情報
と、当該データが記録されるブロックの順序を示すデー
タが記録されているので、それを再生することでデータ
を完全に再生することができる。
も、各ブロックにデータと共にデータを特定する情報
と、当該データが記録されるブロックの順序を示すデー
タが記録されているので、それを再生することでデータ
を完全に再生することができる。
【0026】さらに、本発明のデジタルデータの再生方
法は、複数のブロックを有し、該ブロック単位でデータ
の記録及び消去が行われ、さらに所定のデータを複数の
ブロックに記録する際にデータの連続性を確保するため
の情報が所定領域に記録されると共に、前記データ画記
録されるブロックの一部に、前記データを特定する情報
と当該データが記録される前記ブロックの順序を示す情
報が記録された半導体記録媒体から前記記録データを再
生する方法であって、前記データの連続性を確保するた
めの情報が得られたか否か判定するステップと、判定ス
テップが得られないと判定した際に、前記データを特定
する情報と当該データが記録される前記ブロックの順序
を示す情報を認識するステップと、認識した情報に基づ
き前記データを再生するステップとを備えたことを特徴
とする。
法は、複数のブロックを有し、該ブロック単位でデータ
の記録及び消去が行われ、さらに所定のデータを複数の
ブロックに記録する際にデータの連続性を確保するため
の情報が所定領域に記録されると共に、前記データ画記
録されるブロックの一部に、前記データを特定する情報
と当該データが記録される前記ブロックの順序を示す情
報が記録された半導体記録媒体から前記記録データを再
生する方法であって、前記データの連続性を確保するた
めの情報が得られたか否か判定するステップと、判定ス
テップが得られないと判定した際に、前記データを特定
する情報と当該データが記録される前記ブロックの順序
を示す情報を認識するステップと、認識した情報に基づ
き前記データを再生するステップとを備えたことを特徴
とする。
【0027】本発明によれば、データの連続性を確保す
るための情報が得られない場合に、データを特定する情
報と当該データが記録される前記ブロックの順序を示す
情報を検索して認識し、認識した情報に基づき前記デー
タを再生するので、完全な再生が行なえるものである。
るための情報が得られない場合に、データを特定する情
報と当該データが記録される前記ブロックの順序を示す
情報を検索して認識し、認識した情報に基づき前記デー
タを再生するので、完全な再生が行なえるものである。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
を説明する。
を説明する。
【0029】図1は本発明のデジタルデータの記録装置
を示すブロック図である。11はマイクであり、音声を
電気信号に変換して増幅器12に出力する。増幅器12
は、音声信号を増幅してコーデック(Codec)IC(Int
egrated Circuit)13に供給し、コーデックIC1
3で、デジタル信号に変換され、DSP(DigitalSigna
l Processor)14に供給される。DSPでは、デジタ
ル音声データの符号化圧縮処理が行なわれ、圧縮された
デジタル音声データはMPU(Micro Processing Uni
t)15によってフラッシュメモリ16に書き込まれ
る。コントローラ17は、ユーザによって操作され、再
生時には、MPU15によってフラッシュメモリ16か
らデータが読み出され、DSP14で伸張復号化処理が
施され、コーデックIC13でアナログ音声信号に変換
される。アナログ音声信号は増幅器17で増幅され、ス
ピーカ18によって出力される。
を示すブロック図である。11はマイクであり、音声を
電気信号に変換して増幅器12に出力する。増幅器12
は、音声信号を増幅してコーデック(Codec)IC(Int
egrated Circuit)13に供給し、コーデックIC1
3で、デジタル信号に変換され、DSP(DigitalSigna
l Processor)14に供給される。DSPでは、デジタ
ル音声データの符号化圧縮処理が行なわれ、圧縮された
デジタル音声データはMPU(Micro Processing Uni
t)15によってフラッシュメモリ16に書き込まれ
る。コントローラ17は、ユーザによって操作され、再
生時には、MPU15によってフラッシュメモリ16か
らデータが読み出され、DSP14で伸張復号化処理が
施され、コーデックIC13でアナログ音声信号に変換
される。アナログ音声信号は増幅器17で増幅され、ス
ピーカ18によって出力される。
【0030】さらに、記録、再生、消去等の動作モード
を設定するための図示しない複数のキーを備えた操作入
力部19と、動作モード、ファイルリスト或いは時刻等
の表示を行う表示部20が設けられ、MPU15に接続
されている。また、各部に動作電源を供給するめたの電
池21と電池の出力電圧を必要な電圧に変換するための
DC(直流)/DC(直流)コンバータ22と、電源ス
イッチ23が設けられており、MPU15には、DC/
DCコンバータ22の出力がそのまま電源として供給さ
れ、フラッシュメモリ16、DSP14、コーデックI
C13には電源スイッチ23を介して動作電源が供給さ
れる。
を設定するための図示しない複数のキーを備えた操作入
力部19と、動作モード、ファイルリスト或いは時刻等
の表示を行う表示部20が設けられ、MPU15に接続
されている。また、各部に動作電源を供給するめたの電
池21と電池の出力電圧を必要な電圧に変換するための
DC(直流)/DC(直流)コンバータ22と、電源ス
イッチ23が設けられており、MPU15には、DC/
DCコンバータ22の出力がそのまま電源として供給さ
れ、フラッシュメモリ16、DSP14、コーデックI
C13には電源スイッチ23を介して動作電源が供給さ
れる。
【0031】以上のように構成された装置において、録
音を行うには、ユーザは操作入力部19のキーを操作し
て、MPU15に装置を記録モードに設定するための信
号を与える。それによって、MPU15は、コントロー
ル信号出力端子CTLから電源スイッチ23をオンさせ
る制御信号を出力し、コーデックIC13、DSP1
4、フラッシュメモリ16の各電源端子Vccに電源を
供給して記録動作を実行可能な体勢を整える。
音を行うには、ユーザは操作入力部19のキーを操作し
て、MPU15に装置を記録モードに設定するための信
号を与える。それによって、MPU15は、コントロー
ル信号出力端子CTLから電源スイッチ23をオンさせ
る制御信号を出力し、コーデックIC13、DSP1
4、フラッシュメモリ16の各電源端子Vccに電源を
供給して記録動作を実行可能な体勢を整える。
【0032】また、このときMPU15は、記録しよう
とするデータのファイルを特定する一連番号を発番する
と共に、FAT情報に基づいてフラッシュメモリ16の
空き領域を特定して、フラッシュメモリ16に記録され
ているディレクトリエントリにファイル名としての番号
と、先頭クラスタの番号を記録する。
とするデータのファイルを特定する一連番号を発番する
と共に、FAT情報に基づいてフラッシュメモリ16の
空き領域を特定して、フラッシュメモリ16に記録され
ているディレクトリエントリにファイル名としての番号
と、先頭クラスタの番号を記録する。
【0033】MPU15は、DSP14から出力される
圧縮されたデジタル音声データを、FATエントリの先
頭クラスタから順に記録するが、本発明の装置は、この
ときに各クラスタにデジタル音声データを全て記録する
のではなく、音声データを記録する各クラスタの一部に
付加情報記録領域を設けて、そこに、ファイルを特定す
る情報と、クラスタの順位を示すデータを記録するもの
である。
圧縮されたデジタル音声データを、FATエントリの先
頭クラスタから順に記録するが、本発明の装置は、この
ときに各クラスタにデジタル音声データを全て記録する
のではなく、音声データを記録する各クラスタの一部に
付加情報記録領域を設けて、そこに、ファイルを特定す
る情報と、クラスタの順位を示すデータを記録するもの
である。
【0034】クラスタ内の記録状況を図2に示す。
【0035】図2において、枠外の数字はバイト(Byt
e)序数を示すもので、1から512までは全てデータ
が記録され、513から付加情報が記録されることが示
されている。すなわち、513,514はファイルを特
定するファイル名(例えば001)が記録される領域で
あり、515,516にクラスタ順位が記録される。5
15に記録される数字は、次のデータブロックが記録さ
れるクラスタ番号を示すもので、いわゆるFATの情報
に等しい。
e)序数を示すもので、1から512までは全てデータ
が記録され、513から付加情報が記録されることが示
されている。すなわち、513,514はファイルを特
定するファイル名(例えば001)が記録される領域で
あり、515,516にクラスタ順位が記録される。5
15に記録される数字は、次のデータブロックが記録さ
れるクラスタ番号を示すもので、いわゆるFATの情報
に等しい。
【0036】すなわち、例えば図2に示すクラスタが、
仮に、図7のFATのクラスタ番号3の内部のものであ
るとすると、クラスタ順位情報として5が記録される。
仮に、図7のFATのクラスタ番号3の内部のものであ
るとすると、クラスタ順位情報として5が記録される。
【0037】MPUは次の5番目のクラスタにも同様
に、バイト序数1から512までデータを記録し、51
3にファイル名(001)を記録し、515にクラスタ
順位の情報を記録する。このときのクラスタ順位情報
は、図7のFATでは7が記録される。
に、バイト序数1から512までデータを記録し、51
3にファイル名(001)を記録し、515にクラスタ
順位の情報を記録する。このときのクラスタ順位情報
は、図7のFATでは7が記録される。
【0038】このようにして、ファイル名001のデー
タが、クラスタ番号7まで記録されて記録動作が終了す
る。なお、番号7のクラスタに記録される付加情報のク
ラスタ順位情報は、FFFhである。
タが、クラスタ番号7まで記録されて記録動作が終了す
る。なお、番号7のクラスタに記録される付加情報のク
ラスタ順位情報は、FFFhである。
【0039】次に再び、録音を開始するとMPU16
は、自動的に新たなファイル名(0002)を割り当
て、ファイルを特定する情報とする。データの記録は、
クラスタ番号14から開始してクラスタ番号15で記録
を終了する。 このとき番号14のクラスタには、付加
情報としてファイル名0002と、クラスタ順位情報1
5が記録され、15番クラスタには付加情報としてファ
イル名0002とFFFh情報が記録される。
は、自動的に新たなファイル名(0002)を割り当
て、ファイルを特定する情報とする。データの記録は、
クラスタ番号14から開始してクラスタ番号15で記録
を終了する。 このとき番号14のクラスタには、付加
情報としてファイル名0002と、クラスタ順位情報1
5が記録され、15番クラスタには付加情報としてファ
イル名0002とFFFh情報が記録される。
【0040】以上のように記録されたデータを再生する
には、ユーザは操作入力部19のキーを操作して、フラ
ッシュメモリ16からディレクトリエントリ情報を読み
出して、ファイル名の一覧表示のためのデータを生成し
て、それを表示部20に供給して表示させる。
には、ユーザは操作入力部19のキーを操作して、フラ
ッシュメモリ16からディレクトリエントリ情報を読み
出して、ファイル名の一覧表示のためのデータを生成し
て、それを表示部20に供給して表示させる。
【0041】表示部20に表示されたファイルの一覧か
ら所望のファイルを選択することで、その再生が開始さ
れる。このとき、MPU16は、ディレクトリエントリ
及びFATの情報が正常に読み出せるか否かの判定を行
い、正常に読み出せたら、ディレクトリエントリ及びF
AT情報に基づいてデータの再生を行行なう。この再生
動作は、操作入力部19の停止キーが操作されるか或い
はデータが全て再生されるまで実行される。
ら所望のファイルを選択することで、その再生が開始さ
れる。このとき、MPU16は、ディレクトリエントリ
及びFATの情報が正常に読み出せるか否かの判定を行
い、正常に読み出せたら、ディレクトリエントリ及びF
AT情報に基づいてデータの再生を行行なう。この再生
動作は、操作入力部19の停止キーが操作されるか或い
はデータが全て再生されるまで実行される。
【0042】ディレクトリエントリ及びFATの情報が
正常に読み出せない場合には、MPU16は、データと
共にクラスタに記録されたファイル名及びクラスタ順位
情報に基づいてデータを再生する。その際、まず、目的
のファイルの最初のデータが記録されているブロックを
検索してそのブロックに記録されているデータを再生
し、同時にその次のデータが記録されたクラスタ情報を
得て、データの再生が終了したら得られたクラスタ情報
に対応するクラスタに移ってデータの再生とクラスタ順
位情報の再生を行なう。以降その繰り返しでデータの再
生が行なわれる。この再生動作は、操作入力部19の停
止キーが操作されるか或いはデータが全て再生されるま
で実行される。
正常に読み出せない場合には、MPU16は、データと
共にクラスタに記録されたファイル名及びクラスタ順位
情報に基づいてデータを再生する。その際、まず、目的
のファイルの最初のデータが記録されているブロックを
検索してそのブロックに記録されているデータを再生
し、同時にその次のデータが記録されたクラスタ情報を
得て、データの再生が終了したら得られたクラスタ情報
に対応するクラスタに移ってデータの再生とクラスタ順
位情報の再生を行なう。以降その繰り返しでデータの再
生が行なわれる。この再生動作は、操作入力部19の停
止キーが操作されるか或いはデータが全て再生されるま
で実行される。
【0043】記録動作時のフローチャートを図3に示
す。
す。
【0044】ステップ3aで開始され、ステップ3bで
ディレクトリエントリにファイル名、先頭クラスタ番号
を記録し、ステップ3cで先頭クラスタへのデータ、フ
ァイル名及びクラスタ順位情報の記録を実行する。次
に、ステップ3dで停止キーが押されたか否かが判定さ
れ、操作された場合にはステップ3eでFATの更新を
行なって、ステップ3fで終了となる。
ディレクトリエントリにファイル名、先頭クラスタ番号
を記録し、ステップ3cで先頭クラスタへのデータ、フ
ァイル名及びクラスタ順位情報の記録を実行する。次
に、ステップ3dで停止キーが押されたか否かが判定さ
れ、操作された場合にはステップ3eでFATの更新を
行なって、ステップ3fで終了となる。
【0045】停止キーが押されない場合には、ステップ
3gで、メモリに空きがあるか否か判定され、空きがな
い場合にはステップ3eを経て終了となる。メモリに空
きがある場合には、ステップ3hで記録すべきデータが
そろったか否か判定される。すなわち、データをクラス
タ単位で記録するために、クラスタの容量に対応した量
のデータがそろったか否かの判定がなされる。そろわな
い場合には、ステップ3dに戻ってデータの蓄積を継続
する。
3gで、メモリに空きがあるか否か判定され、空きがな
い場合にはステップ3eを経て終了となる。メモリに空
きがある場合には、ステップ3hで記録すべきデータが
そろったか否か判定される。すなわち、データをクラス
タ単位で記録するために、クラスタの容量に対応した量
のデータがそろったか否かの判定がなされる。そろわな
い場合には、ステップ3dに戻ってデータの蓄積を継続
する。
【0046】記録データがそろったらステップ3iで次
クラスタの選択が行なわれ、次いでステップ3jでディ
レクトリエントリの更新が行なわれ、ステップ3kでF
ATの更新が実行された後、ステップ3lで、選択され
たクラスタにデータ、ファイル名及びクラスタ順位情報
の記録が行なわれ、ステップ3dに戻る。
クラスタの選択が行なわれ、次いでステップ3jでディ
レクトリエントリの更新が行なわれ、ステップ3kでF
ATの更新が実行された後、ステップ3lで、選択され
たクラスタにデータ、ファイル名及びクラスタ順位情報
の記録が行なわれ、ステップ3dに戻る。
【0047】再生動作時のフローチャートを図4に示
す。
す。
【0048】ステップ4aで開始され、ステップ4bで
ファイルの選択が実行され、次にステップ4cで、ディ
レクトリエントリ及びFATの情報が正常に読み出せる
か否かの判定が実行され、正常に読み出せれば、ステッ
プ4dに移ってディレクトリエントリ及びFATに基づ
くデータの再生が行なわれる。データの再生は、ステッ
プ4eで停止キーが操作されたことが判定されたか、ス
テップ4fで再生データなくなったことが判定されるま
で実行される。停止キーが操作されたか或いは再生デー
タがなくなったらステップ4gで終了となる。
ファイルの選択が実行され、次にステップ4cで、ディ
レクトリエントリ及びFATの情報が正常に読み出せる
か否かの判定が実行され、正常に読み出せれば、ステッ
プ4dに移ってディレクトリエントリ及びFATに基づ
くデータの再生が行なわれる。データの再生は、ステッ
プ4eで停止キーが操作されたことが判定されたか、ス
テップ4fで再生データなくなったことが判定されるま
で実行される。停止キーが操作されたか或いは再生デー
タがなくなったらステップ4gで終了となる。
【0049】ステップ4cで、ディレクトリエントリ及
びFATの情報が正常に読み出せなかったことが判定さ
れた場合には、ステップ4hに移ってクラスタに記録さ
れたファイル名及びクラスタ順位情報に基づくデータの
再生が実行される。
びFATの情報が正常に読み出せなかったことが判定さ
れた場合には、ステップ4hに移ってクラスタに記録さ
れたファイル名及びクラスタ順位情報に基づくデータの
再生が実行される。
【0050】すなわち、まず、そのファイルのクラスタ
順位の最初の順位が記録されたクラスタの検索が行なわ
れ、最初の順位が検索されたらそのクラスタに記録され
たデータを再生すると共にファイル名及びクラスタ順位
情報を認識し、次に認識したクラスタ順位情報のクラス
タに飛んでそのクラスタのデータを再生すると共にファ
イル名及びクラスタ順位情報を認識する。その繰り返し
でデータの再生が実行される。データの再生は、ステッ
プ4iで停止キーが操作されたことが判定されたか、ス
テップ4jで再生データなくなったことが判定されるま
で実行される。停止キーが操作されたか或いは再生デー
タがなくなったらステップ4gで終了となる。
順位の最初の順位が記録されたクラスタの検索が行なわ
れ、最初の順位が検索されたらそのクラスタに記録され
たデータを再生すると共にファイル名及びクラスタ順位
情報を認識し、次に認識したクラスタ順位情報のクラス
タに飛んでそのクラスタのデータを再生すると共にファ
イル名及びクラスタ順位情報を認識する。その繰り返し
でデータの再生が実行される。データの再生は、ステッ
プ4iで停止キーが操作されたことが判定されたか、ス
テップ4jで再生データなくなったことが判定されるま
で実行される。停止キーが操作されたか或いは再生デー
タがなくなったらステップ4gで終了となる。
【0051】本発明は以上のように、ファイル名及びク
ラスタ順位情報をデータと共に各クラスタに記録するよ
うにしたので、ディレクトリエントリ及びFATの情報
が正常に再生できない場合であってもデータを正常に再
生できるようになるものである。
ラスタ順位情報をデータと共に各クラスタに記録するよ
うにしたので、ディレクトリエントリ及びFATの情報
が正常に再生できない場合であってもデータを正常に再
生できるようになるものである。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のデジタル
データ再生装置によれば、ファイル名及びクラスタ順位
情報をデータと共に各クラスタに記録するようにしたの
で、ディレクトリエントリ及びFATの情報が正常に再
生できない場合であってもデータを正常に再生できるよ
うになるものである。
データ再生装置によれば、ファイル名及びクラスタ順位
情報をデータと共に各クラスタに記録するようにしたの
で、ディレクトリエントリ及びFATの情報が正常に再
生できない場合であってもデータを正常に再生できるよ
うになるものである。
【図1】本発明に係る、デジタルデータ記録装置の一実
施の形態を示すブロック図。
施の形態を示すブロック図。
【図2】図1に示す装置に適用されるフラッシュメモリ
内のデータ構成を説明するための図。
内のデータ構成を説明するための図。
【図3】図1に示す装置の動作を説明するためのフロー
チャート。
チャート。
【図4】図1に示す装置の動作を説明するためのフロー
チャート。
チャート。
【図5】フラッシュメモリ内のデータ構成を説明するた
めの図。
めの図。
【図6】フラッシュメモリ内のデータ構成を説明するた
めの図。
めの図。
【図7】フラッシュメモリ内のデータ構成を説明するた
めの図。
めの図。
11…マイク
12,17…増幅器
13…コーデックIC(A/D,D/Aコンバータ)
14…DSP
15…MPU
16…フラッシュメモリ
19…操作入力部
20…表示部
Claims (10)
- 【請求項1】 複数のブロックで構成されるデータ記録
領域を有する半導体記録媒体を備えたデジタルデータ記
録装置において、 前記データが記録されるブロックに、前記データを特定
する情報と当該データが記録される前記ブロックの順序
を示す情報を記録する管理情報記録手段を備えたことを
特徴とするデジタルデータ記録装置。 - 【請求項2】 複数のブロックを有し、該ブロック単位
で記録されたデータの消去及びデータの記録が行われる
半導体記録媒体に、所定のデータを複数のブロックに記
録する際にデータの連続性を確保するための情報を前記
半導体記憶媒体の所定領域に記録するようにしたデジタ
ルデータ記録装置において、 前記データが記録されるブロックに、前記データを特定
する情報と当該データが記録される前記ブロックの順序
を示す情報を記録する管理情報記録手段を備えたことを
特徴とするデジタルデータ記録装置。 - 【請求項3】 前記複数のブロックはクラスタであり、
前記デジタルデータはファイル形式の集合体として構成
され、前記管理情報記録手段は、前記ファイルを特定す
る情報と前記クラスタ順番情報を記録するものであるこ
とを特徴とする請求項1または2に記載のデジタルデー
タ記録装置。 - 【請求項4】 複数のブロックを有し、該ブロック単位
でデータの記録及び消去が行われ、さらに所定のデータ
を複数のブロックに記録する際にデータの連続性を確保
するための情報が所定領域に記録されると共に、前記デ
ータが記録されるブロックに、前記データを特定する情
報と当該データが記録される前記ブロックの順序を示す
情報が記録された半導体記録媒体から前記記録データを
再生する装置であって、前記装置は、前記データの連続
性を確保するための情報が得られたか否か判定する手段
と、 判定手段が情報が得られないと判定した際に、前記デー
タを特定する情報と当該データが記録される前記ブロッ
クの順序を示す情報を認識して、認識した情報に基づき
前記データを再生する再生制御手段と、 を備えたことを特徴とするデジタルデータ再生装置。 - 【請求項5】 前記複数のブロックはクラスタであり、
前記デジタルデータはファイル形式の集合体として構成
され、前記データを特定する情報と当該データが記録さ
れる前記ブロックの順序を示す情報は、前記ファイルを
特定する情報と前記クラスタ順番情報であることを特徴
とする請求項4に記載のデジタルデータ再生装置。 - 【請求項6】 複数のブロックで構成されるデータ記録
領域を有する半導体記録媒体にデジタルデータを記録す
るデジタルデータの記録方法において、 前記データが記録されるブロックに、前記データを特定
する情報と当該データが記録される前記ブロックの順序
を示す管理情報を記録するステップを有することを特徴
とするデジタルデータ記録方法。 - 【請求項7】 複数のブロックを有し、該ブロック単位
で記録されたデータの消去及びデータの記録が行われる
半導体記録媒体に、所定のデータを複数のブロックに記
録する際にデータの連続性を確保するための情報を前記
半導体記憶媒体の所定領域に記録するようにしたデジタ
ルデータの記録方法において、 前記データが記録される各ブロックに、前記データを特
定する情報と当該データが記録される前記ブロックの順
序を示す管理情報を記録するステップを備えたことを特
徴とするデジタルデータ記録方法。 - 【請求項8】 前記複数のブロックはクラスタであり、
前記デジタルデータはファイル形式の集合体として構成
され、前記管理情報は、前記ファイルを特定する情報と
前記クラスタ順番情報でなるものであることを特徴とす
る請求項6または7に記載のデジタルデータ記録方法。 - 【請求項9】 複数のブロックを有し、該ブロック単位
でデータの記録及び消去が行われ、さらに所定のデータ
を複数のブロックに記録する際にデータの連続性を確保
するための情報が所定領域に記録されると共に、前記デ
ータが記録されるブロックの一部に、前記データを特定
する情報と当該データが記録される前記ブロックの順序
を示す情報が記録された半導体記録媒体から前記記録デ
ータを再生する方法であって、 前記データの連続性を確保するための情報が得られたか
否か判定するステップと、 判定ステップが情報を得られないと判定した際に、前記
データを特定する情報と当該データが記録される前記ブ
ロックの順序を示す情報を認識するステップと、 認識した情報に基づき前記データを再生するステップ
と、 を備えたことを特徴とするデジタルデータ再生方法。 - 【請求項10】 前記複数のブロックはクラスタであ
り、前記デジタルデータはファイル形式の集合体として
構成され、前記データを特定する情報と当該データが記
録される前記ブロックの順序を示す情報は、前記ファイ
ルを特定する情報と前記クラスタ順番情報であることを
特徴とする請求項9に記載のデジタルデータ再生方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002012371A JP2003216469A (ja) | 2002-01-22 | 2002-01-22 | デジタルデータ記録装置、デジタルデータ再生装置、デジタルデータ記録方法及びデジタルデータ再生方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002012371A JP2003216469A (ja) | 2002-01-22 | 2002-01-22 | デジタルデータ記録装置、デジタルデータ再生装置、デジタルデータ記録方法及びデジタルデータ再生方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003216469A true JP2003216469A (ja) | 2003-07-31 |
Family
ID=27649597
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002012371A Pending JP2003216469A (ja) | 2002-01-22 | 2002-01-22 | デジタルデータ記録装置、デジタルデータ再生装置、デジタルデータ記録方法及びデジタルデータ再生方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003216469A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006018594A (ja) * | 2004-07-01 | 2006-01-19 | Mitsubishi Electric Corp | 情報処理装置 |
JP2007179478A (ja) * | 2005-12-28 | 2007-07-12 | I-O Data Device Inc | ファイル管理方法、ファイル管理プログラム、ファイル管理装置およびデータ構造 |
WO2008026466A1 (fr) * | 2006-08-31 | 2008-03-06 | Sharp Kabushiki Kaisha | Système de fichiers |
WO2008132795A1 (ja) * | 2007-04-25 | 2008-11-06 | Panasonic Corporation | 情報再生方法及び情報再生装置 |
-
2002
- 2002-01-22 JP JP2002012371A patent/JP2003216469A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006018594A (ja) * | 2004-07-01 | 2006-01-19 | Mitsubishi Electric Corp | 情報処理装置 |
JP4558393B2 (ja) * | 2004-07-01 | 2010-10-06 | 三菱電機株式会社 | 情報処理装置 |
JP2007179478A (ja) * | 2005-12-28 | 2007-07-12 | I-O Data Device Inc | ファイル管理方法、ファイル管理プログラム、ファイル管理装置およびデータ構造 |
WO2008026466A1 (fr) * | 2006-08-31 | 2008-03-06 | Sharp Kabushiki Kaisha | Système de fichiers |
WO2008132795A1 (ja) * | 2007-04-25 | 2008-11-06 | Panasonic Corporation | 情報再生方法及び情報再生装置 |
JP5132676B2 (ja) * | 2007-04-25 | 2013-01-30 | パナソニック株式会社 | 情報再生方法及び情報再生装置 |
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