JP2003215874A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2003215874A
JP2003215874A JP2002013315A JP2002013315A JP2003215874A JP 2003215874 A JP2003215874 A JP 2003215874A JP 2002013315 A JP2002013315 A JP 2002013315A JP 2002013315 A JP2002013315 A JP 2002013315A JP 2003215874 A JP2003215874 A JP 2003215874A
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Mitsuru Yamada
満 山田
Masakuni Konshiya
将国 近者
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)
  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 第2の排紙トレイへの分岐手段を両面機能時
の分岐手段として兼用し、第2の排紙トレイ部で転写紙
をスイッチバックすることにより転写紙を反転し、オプ
ションで追加する部分を両面再給紙経路のみとする。 【解決手段】 画像形成部Aよりも上方位置であってス
キャナユニットよりも下方位置に上下位置関係で配置さ
れた第1及び第2の排紙トレイ25、31と、給紙手段
から第1及び第2の排紙トレイまで転写紙を上向きに搬
送する縦搬送路Bと、を備えたものにおいて、定着装置
6の上方に、搬送方向を切り替える搬送分岐手段33
と、正逆回転可能な排紙ローラ30を順次配置し、縦搬
送路を備えた画像形成装置の開放側面には、該縦搬送路
を開閉するためのドアユニット19と、両面再給紙経路
と搬送ローラを含む再給紙ユニット26と、が選択的に
着脱可能に構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の排紙トレイ
を有する複写機、デジタル複合機などの画像形成装置の
改良に関する。
【0002】
【従来の技術】画像形成装置においては近年、省資源、
環境保護の一環から、両面プリント機能の普及率が高ま
ってきており、比較的低速で小型の機器にまで両面プリ
ント機能が搭載されるようになってきている。また、そ
の一方で、低速で小型の機器については、両面プリント
機能を省略した省スペース化された低コストな機器に対
する需要も依然として根強く残っている。こういった市
場の多様な要望に対応するため、特開平10−2685
85号公報(リコー)の従来例のように、画像形成装置
に対して後付けによって両面機能を付加できるいわゆる
オプション対応の両面ユニットが従来より提案されてい
る。即ち、同公報には、縦搬送経路に手差しトレイを設
け、縦搬送経路の外側に両面ユニットを装着可能とし、
両面ユニットに取り外した手差しトレイを装着可能にす
る構成が開示されている。
【0003】しかし、この種のオプション対応の両面ユ
ニットは、その設置性を重視して、画像形成装置の外側
面に両面ユニットを付け足す構成を採用するため、両面
ユニットの厚みの分だけ機器の幅が大きくなってしまう
という欠点があった。即ち、画像形成装置の内部側方に
位置する縦搬送経路の外側に外装カバーが配置され、更
にその外側に両面ユニットが追加されるばかりでなく、
両面ユニットはその内部に転写紙を反転する反転部も装
備するため、これらの構成要素の付加によって両面ユニ
ットの厚みが増大し、画像形成装置の側方への突出量が
増大せざるを得ない。両面ユニットの厚みを少しでも小
さくするために、画像形成装置本体側に両面プリント機
能を実現するための分岐手段を取付けることが考えられ
るが、これをオプションとした場合、オプション対応時
の作業工数が増えてしまう。即ち、装置本体側面のカバ
ーを開けて、装置本体内部に手を加えてオプション対応
の作業を行う必要があるため、例えばユーザ設置の場合
に、設置作業が複雑、困難化し、設置性が損なわれてし
まうという欠点がある。この不具合を解消するには、サ
ービスエンジニアが設置場所に行って作業を行う必要が
あり、時間とコストがかかってしまう。更に、この不具
合を解消するために、予め反転ユニットを装置本体側に
取付けておくことも考えられるが、この場合、両面機能
を必要としないユーザにとっては、不要な部品が付いて
いることになり、コストアップにつながってしまう。ま
た、特公平8−18724号公報(キャノン)は、転写
部前後の搬送ガイドと両面再給紙経路とをそれぞれ一体
に構成することにより、ジャム紙の処理の効率化を図っ
ている。このようにオプションを考慮せずに両面機能の
搭載を前提とすれば、縦搬送経路と両面再給紙経路の片
側を一体化して省スペースな機械(外装カバーのスペー
スを減らせる)を作ることができるが、残念ながら、両
面機能を必要としない、低コスト思考のユーザのニーズ
には対応できないという欠点があった。さらに近年の傾
向として、複写機能とファクリミリ機能等の複数の機能
を併有したデジタル複合機などが普及してきたことによ
り、排紙トレイを複数装備し、例えば通常のコピーは第
1の排紙トレイへ、FAXやプリンタのアウトプットは
第2の排紙トレイへ選択して排出するタイプが増えてき
ている。このように転写紙を排出するトレイを仕分けす
る機能は大変便利であり、このような機能を実現する機
構をオプションで付加できる機器も多数あり、その装着
率は高くなってきている。また、このような排紙トレイ
を選択する機能を持つためには、定着装置の下流側に排
紙方向を切り替えるための分岐手段が必要である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように排紙トレイ
を選択する機能を備えたデジタル複合機において、オプ
ション対応の両面ユニットを付加しながらも、装置本体
の横幅の過大な増大を防止した画像形成装置は、これま
で提案されていない。本発明の目的は、複合機能を有し
た画像形成装置本体に対して、両面機能を実現するため
の両面ユニットをオプションで付加する時に、なるべく
省スペースで、そのコストを最小限に抑えながら、第2
の排紙トレイを装着することにある。具体的には、第2
の排紙トレイへの分岐手段を両面機能時の分岐手段とし
て兼用し、第2の排紙トレイ部で転写紙をスイッチバッ
クすることにより転写紙を反転し、オプションで追加す
る部分を両面再給紙経路のみとするものである。つま
り、両面機能を必要とするユーザのニーズにも、或いは
両面機能を必要としない低コスト思考のユーザのニーズ
にも夫々対応することができ、しかも一つの分岐手段に
よって排紙トレイと両面ユニットへの分岐を兼用し、更
に排紙手段とスイッチバック手段を兼用する等の配慮に
よって追加部品点数を減少させることにより、オプショ
ンユニットの突出量を減少することを可能とするもので
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1の発明は、積載した転写紙を一枚ずつ上方
へ給紙する給紙手段、給紙手段から給紙されてきた転写
紙上にトナー画像を形成する電子写真式の画像形成部、
画像形成部にて画像形成を受けた転写紙上のトナー像を
定着させる定着装置、及び原稿画像を読取るスキャナユ
ニットを順次上方に配置した画像形成装置であって、画
像形成部よりも上方位置であってスキャナユニットより
も下方位置に上下位置関係で配置された第1及び第2の
排紙トレイと、前記給紙手段から前記第1及び第2の排
紙トレイまで転写紙を上向きに搬送する縦搬送路と、を
備えたものにおいて、前記定着装置の上方に、搬送方向
を切り替える搬送分岐手段と、正逆回転可能な排紙ロー
ラを順次配置し、前記縦搬送路と近接した画像形成装置
の一側面は開放しており、該開放した一側面に対して
は、該縦搬送路を開閉するためのドアユニットと、両面
再給紙経路と搬送ローラを含む再給紙ユニットと、が選
択的に着脱可能に構成されていることを特徴とする。こ
の発明では、両面プリント機能を必要としない場合に画
像形成装置の開放した一側面に取付けられて縦搬送路を
開閉するためのドアユニットと、両面プリント機能を付
加する場合に使用する両面再給紙経路と搬送ローラを含
む再給紙ユニットと、を選択的に画像形成装置本体にコ
ンパーチブルに取付け可能にすることによって、販売時
には両面機能なしで出荷した装置本体に対して、ユーザ
のニーズによってオプションで両面プリント機能を付加
する場合には、装置本体側面のドアユニットを両面再給
紙ユニットに交換するだけで目的が達成できる。
【0006】請求項2の発明は、請求項1において、前
記ドアユニットと、前記再給紙ユニットを、夫々オプシ
ョン化されたユニットとすることを特徴とする。販売時
の画像形成装置には、その開放した側面にドアユニット
も両面再給紙ユニットも付けない構成として、双方をオ
プションとすることによって、オプション対応で不要に
なる部品(ドアユニットおよびドアユニットに付随する
部品、手差しユニットを内蔵する場合はその部品)を減
らすことができ、コストを低減することができる。請求
項3の発明は、請求項1又は2において、前記ドアユニ
ット、又は、前記再給紙ユニットを取付ける画像形成装
置の開放側面に、これを閉止するカバーを取付けたこと
を特徴とする。これによれば、請求項2の構成で発生す
る不具合を改善することができる。即ち、画像形成装置
の一側面を開放したままで、ドアユニット等を付けない
で出荷すると、梱包箱から装置を出した後に長時間放置
しておくことにより埃が装置内に入ってしまい、さまざ
まな部品を汚してしまう事態が考えられる。これによ
り、搬送ローラの汚れによる搬送不良や、転写ローラや
帯電ローラの汚れによる異常画像等、さまざまな不具合
が発生する恐れがある。また、装置内の感光体に光に対
する劣化を生じるOPC等の材料を使用している場合
は、カバーがないことによって感光体層が劣化し、正常
な帯電が得られずに、異常画像の発生が考えられる。こ
れらを防止しつつ、請求項第2項の効果を得るために、
出荷時にはドアユニットが取付く装置本体側面に簡易的
なコストの安いカバーを設け、埃や光の浸入を防ぐ。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示した実施
の形態により詳細に説明する。図1は本発明の第1の実
施形態に係る画像形成装置が両面機能を持たない構成と
なっている場合の内部構成を示す略図であり、図2は図
1の画像形成装置が両面機能を持つ構成となっている場
合の内部構成を示す略図である。図3は本発明の第2の
実施形態に係る画像形成装置の側面にドアユニット及び
両面再給紙ユニットを装着しない場合の内部構成を示す
略図である。図4は本発明の第3の実施形態に係る画像
形成装置の側面に簡易的なカバーを設けた場合の内部構
成を示す略図である。図1及び図2に基づいて請求項1
に対応する画像形成装置の構成を説明する。なお、図1
と図2に示した画像形成装置は、装置本体100側の構
成は共通しているが、オプションにて付加されるドアユ
ニット19と、両面再給紙ユニット26の点が異なって
いる。即ち、両面機能を付与されていない画像形成装置
の構成を示す図1において、感光体9を含んだ画像形成
部A付近前後の縦方向への転写紙搬送路(縦搬送路B)
の右側に位置するユニット化された部分をドアユニット
19と称する。また、両面機能を付与された画像形成装
置の構成を示す図2において、縦搬送経路Bの右側に位
置するユニット化された部分を両面再給紙ユニット26
と称する。ドアユニット19及び両面再給紙ユニット2
6を除いた装置本体100の構造体は、図1、図2とも
に同一構成であり、しかもドアユニット19或いは両面
再給紙ユニット26は、共通構造の装置本体100に対
して選択的に着脱可能となっている。
【0008】まず、図1、図2の画像形成装置に共通の
構成を図1に基づいて説明する。まず、後述するドアユ
ニット19、及び両面再給紙ユニット26を取付けてい
ない状態では、画像形成装置の一側面(縦搬送路Bに近
い右側面)は開放しており、縦搬送路Bが露出してい
る。この装置本体100の下部には給紙トレイ14があ
り、転写紙15が積載されている。給紙トレイ14の上
方には給紙コロ1があり、給紙コロ1に圧接しているフ
リクションパッド2により1枚ずつ分離して転写紙15
をレジストローラ3へと搬送する。給紙トレイ14、給
紙コロ、フリクションパッド2は、給紙手段を構成して
いる。レジストローラ3の上方には、縦搬送路Bを挟ん
で感光体(像担持体)9と転写ローラ13が配置され、
縦搬送路Bを上向きに移動する転写紙上に、感光体9上
のトナー画像を転写する。感光体9、現像手段10、帯
電手段11、クリーニング手段12、転写ローラ13、
感光体分離爪39は、画像形成部Aを構成している。画
像形成部Aの横方向には、書込光学系41が配置されて
いる。感光体9を含んだ画像形成部Aの上方には、定着
ローラ6aと加圧ローラ6bとからなる定着装置6が配
置され、熱と加圧により未定着トナー画像を転写紙に定
着する。定着装置の下流(上方)には、分岐爪33と図
示しない電磁ソレノイドからなる分岐手段が配置されて
おり、電磁ソレノイドが作動しない時には分岐爪33は
作動せずに破線の位置にあり、転写紙を下側の第1の排
紙トレイ25へと導き、電磁ソレノイドが作動した時に
は搬送方向を切り替え(実線の位置)、転写紙をさらに
上方の第2の排紙トレイ31へと導く。なお、第1及び
第2の排紙トレイ25、31は、画像形成部Aよりも上
側に位置し、且つコンタクトガラスCG上の原稿画像を
読取るスキャナユニット35よりも下方に位置してお
り、且つ縦搬送路Bの終端付近に位置している。第1の
排紙トレイ25の直前位置には、第1の排紙ローラ8が
配置され、第2の排紙トレイ31の直前位置には第2の
排紙ローラ30が配置されている。第1の排紙トレイ2
5は通常使用するためのトレイであり、250枚までの
排紙容量に絶えられる高さを有しており、第2の排紙ト
レイ31はFAXやプリンタ画像などを仕分けしたい時
に使用する補助的なトレイで100枚までの排紙容量を
有している。これらの排紙容量は当然大きい方が望まし
いが、過剰に容量を大きくすると機器の高さが大きくな
る不具合が生じる。排紙トレイの選択方法は色々と考え
られるが、装置本体の操作部から入力してRAMに記録
する方法や、プリンタドライバ上で設定する方法もあ
る。
【0009】次に、両面機能を付加していない図1の構
成を説明する。下部に位置する支軸40によって装置本
体100に対して内外へ開閉自在に支持されたドアユニ
ット19には、手差し台17が内外へ開閉自在に支持さ
れ、手差し台17にセットされる転写紙を給紙する手差
し給紙コロ18、フリクションパッド14から成る分離
部が設けられている。また、ドアユニット19の内側下
部には、装置本体側に設けた中継ローラ4と対をなす従
動ローラ5及びガイド板が設けられ、ドアユニット19
の中間部内側には一方のレジストローラ3や、転写ロー
ラ13及び転写ローラ前後のガイド板が取付けられてい
る。なお、転写ローラ13やレジストローラ3は図示の
ようにドアユニット19側に取付けても良いし、装置本
体100側に残しておいても良い。上記のようにドアユ
ニット19は装置本体100に取付けられている支軸4
0を支点として内外へ回動自在に支持されている。ま
た、ドアユニット19の装置本体100へのセットは、
ドアユニット側に回動自在に支持したロックレバー53
と、装置本体側のステー16との係合によって行われ
る。
【0010】次に、図1の装置本体に両面機能を付加し
た構成を図2に基づいて説明する。図1及び図2に示し
た共通構造体としての装置本体100には、ドアユニッ
ト19と両面再給紙ユニット26が選択的に取付けられ
る。図2は装置本体100の支軸40に対して両面再給
紙ユニット26の下部の軸穴を回動自在に装着する一方
で、装置本体側のステー16に対してロックレバー53
のフック部を係止した状態を示している。両面再給紙ユ
ニット26は、外側部分を構成する構造体26aと、内
側部分を構成する従動ガイド板26bと、から成る。構
造体26aの内側面と、従動ガイド板26bの外側面と
の間には、再給紙経路Cが形成されている。従動ガイド
板26bの内側面と装置本体100の側部との間には縦
搬送路Bが形成される。構造体26aの内側面には、3
本の搬送ローラ36、37、38が配置され、従動ガイ
ド板26bの外側面には各搬送ローラ36、37、38
と夫々対応する位置に3本の従動ローラ27、28、2
9が取付けられている。これらの搬送ローラ36、3
7、38には図示しないステッピングモータにより駆動
力が伝達され、モータが回転すると搬送ローラも同時に
回転する。構造体26aの一部(内側面)は再給紙経路
Cのガイド板を構成しており、従動ガイド板26bの外
側面との間に転写紙が通る再給紙経路Cを形成してい
る。また、両面再給紙ユニット26には、図1と同様に
手差し台17、給紙コロ18、フリクションパッド14
からなる手差し給紙部も内蔵している。従動ガイド板2
6bの上部には定着後の転写紙或いは再給紙経路Cへ向
かう転写紙を夫々ガイドする搬送ガイド板51が配置さ
れ、その下方には感光体9と対向する転写ローラ13が
取付けられ、転写ローラ13の上部には従動ガイド板2
6bの一部が定着前のガイド板52を形成している。構
造体26aは下部にある装置本体の支軸40に回動自在
に取付けられ、構造体26aに取付けられたロックレバ
ー53により装置本体のステー16にロックされる。ま
た、従動ガイド板26bは、構造体26aに対して回動
自在に取付けられているため、両面再給紙ユニット26
全体を装置本体100から開放した状態で、更に従動ガ
イド板26bを構造体26aから開放させて再給紙経路
Cを開放、露出することが可能になっている。この構成
は、再給紙経路内でのジャム処理の際に有益である。
【0011】次に、図2の装置構成における転写紙の流
れについて説明する。給紙手段により一枚ずつ給紙され
た転写紙は縦搬送路B内に入って上向きに搬送され、レ
ジストローラ3によって感光体9上の画像と同期を計っ
た後に感光体9へと送られ、転写ローラ13によりトナ
ー画像の転写を受け、定着装置によりトナー画像を定着
する。次に、両面プリントの場合は、分岐手段33の電
磁ソレノイドが作動し、転写紙は第2排紙トレイ31へ
と導かれる。第2排紙ローラ30は正逆回転可能なよう
にステッピングモータで駆動されており、最初は転写紙
を第2排紙トレイ31へと導く方向に回転した後に、転
写紙後端が反転センサ42部を通過した後に、制御部か
らの指令により逆転を開始し、転写紙をその後端から両
面再給紙経路Cへと導く(反転終了)。両面入り口セン
サ56で転写紙が再給紙経路Cへ進入したことを検知す
ると、制御部は図示しないステッピングモータを回転さ
せ、搬送ローラ36、37、38により転写紙を再度レ
ジストローラ3へと導き、以後は同様のプロセスで裏面
の画像を転写、定着し、最後は第1の排紙トレイ25へ
と転写紙を排出する。なお、ここで、第2排紙トレイ3
1を排紙口に選択している場合には、再度分岐手段33
により、第2排紙トレイ31へと転写紙を導き、この場
合は逆転をせずに排出させる。本実施形態の装置構成で
は、A4サイズ縦送りの長さまではインターリーブによ
る画像形成が可能となっており、全搬送路内に常に2枚
以上の転写紙を配置可能となっているため、1枚目の片
面をプリントし再給紙経路へと搬送している間に、2枚
目の片面をプリント可能であり、以降、1枚目の裏面、
3枚目の片面、2枚目の裏面、4枚目の片面とプリント
していくことで、両面プリント時の生産性を高めること
が可能になっている。また、図2のように両面再給紙ユ
ニット26が装着された時には、図示しない電線がプラ
グやコネクタにより装置本体100にセットされた時
に、装置本体側がこれを検知するようになっている。こ
のように本発明の実施形態では、画像形成部Aの上側に
位置する定着装置6の更に下流側(上側)位置に搬送方
向を切り替えるための搬送分岐手段33と、一旦排紙方
向へ排出した転写紙を逆方向へ戻すことができる正逆回
転可能な排紙ローラ30とを配置し、更に画像形成装置
の開放した側面には、閉止時には縦搬送路Bを形成し且
つ開放時には縦搬送路Bを露出させるためのドアユニッ
ト19と、両面再給紙経路Cと搬送ローラを含む再給紙
ユニット26とを選択的に取付け可能とした。このた
め、第2の排紙トレイ31への分岐手段を両面機能時の
分岐手段に兼用し、第2の排紙トレイ部で転写紙をスイ
ッチバックすることにより転写紙を反転し、オプション
で追加する部分を両面再給紙経路のみにできるので、両
面機能をオプションで付加する時に省スペースで、コス
トを最小限に抑えることが可能となり、第2の排紙トレ
イの効果(ファクシミリ装置、プリンタなどからのアウ
トプットを仕分けできる)が得られる。また、ユーザの
ニーズによってオプションで両面機能を付加する場合に
は、装置側面のドアユニット19を両面再給紙ユニット
26に交換するだけで、簡単な交換を行うことができ
る。
【0012】次に、図3により請求項2の発明に対応す
る実施形態を説明する。即ち、図3は、図1のドアユニ
ット19或いは、図2の両面再給紙ユニット26を取り
外した状態にある装置本体100の構成を示す図であ
り、この実施形態では装置本体100の右側面が開放し
た状態となっている。そこで、装置本体100にビニー
ル袋を被せて、ダンボールや発泡スチロール等の緩衝材
を介して、ダンボールの箱に梱包し、出荷する。ユーザ
が装置本体100を購入する時に、同時にオプションで
ドアユニット19または両面再給紙ユニット26を選択
して購入可能であり、ニーズにあったユニットを購入し
て装着することにより、両面機能が必要なユーザにも、
また不要なユーザにも、最小限のコストで画像形成装置
を提供できることとなる。この実施形態では、縦搬送路
Bを開放するためのドアユニット19と、両面再給紙経
路Cと搬送ローラを含む再給紙ユニット26を各々オプ
ションとして装置本体100に取付け可能とするによ
り、オプション対応で不要になる部品、例えば、ドアユ
ニット19およびドアユニットに付随する部品、手差し
ユニット17を内蔵する場合はその部品を減らすことが
でき、コストを低減できる。
【0013】次に図4に基づいて請求項2の発明に対応
する実施形態を説明する。この実施形態は、図3に示し
た装置本体100の右側面、即ちドアユニット19、両
面再給紙ユニット26といったオプションユニットが取
付く部分(筐体の開放部)に、ダミーの簡略カバー55
を装着して閉止したものである。この実施形態では、な
るべくコストをかけないように、形状を簡略化すること
を優先し、材質についても通常外装カバーで使用する難
燃剤が入った高コストなABSやPPE(ノリル)など
は用いず、コストの安いPS(ポリスチロール)やPP
(ポリプロピレン)を用いた。また色は遮光性を高める
為に黒が望ましい。また更なるコストダウンを図るため
には、樹脂を用いずに紙やフィルムを用いても良い。こ
の実施形態では、樹脂の簡略カバー55は装置本体の支
軸40の周りに回動自在に支持されており、上部をテー
プで固定している。この実施形態によれば、画像形成装
置側面の縦搬送路Bを開閉するためのドアユニット19
と、両面再給紙経路Cと搬送ローラを含む再給紙ユニッ
ト26が取付く開放部分にカバーを取付けたことによ
り、梱包箱から装置本体を出した後に長時間放置された
としても、埃が機内へ浸入したり、光による感光体の疲
労を防止することができ、搬送ローラの汚れによる搬送
不良や、転写ローラや帯電ローラの汚れによる異常画
像、感光体の光劣化による異常画像等の不具合を防止で
きる。
【0014】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、複数の
排紙トレイ中から任意の一つを選択して使用する機能を
備えたデジタル複合機において、オプション対応の両面
ユニットを付加しながらも、装置本体の横幅の過大な増
大を防止することができる。即ち、本発明は、画像形成
装置本体に対して、両面機能を実現するための両面ユニ
ットをオプションで付加する時に、なるべく省スペース
で、そのコストを最小限に抑えながら、第2の排紙トレ
イを装着することにある。具体的には、第2の排紙トレ
イへの分岐手段を両面機能時の分岐手段として兼用し、
第2の排紙トレイ部で転写紙をスイッチバックすること
により転写紙を反転し、オプションで追加する部分を両
面再給紙経路のみとするものである。
【0015】請求項1の発明によれば、画像形成部の上
側に位置する定着装置の更に上側位置に搬送方向を切り
替えるための搬送分岐手段と、一旦排紙方向へ排出した
転写紙を逆方向へ戻すことができる正逆回転可能な排紙
ローラとを配置した。この搬送分岐手段は、第2の排紙
トレイと両面再給紙経路への切替手段を兼用し、排紙ロ
ーラもスイッチバック手段を兼用している。更に画像形
成装置の開放した側面には、閉止時には縦搬送路を形成
し且つ開放時には縦搬送路Bを露出させるためのドアユ
ニットと、両面再給紙経路と搬送ローラを含む再給紙ユ
ニットとを選択的に取付け可能とした。このため、2つ
の用途を兼用する搬送分岐手段と、同じく排紙ローラを
用いて、両面機能時の分岐動作と、スイッチバック動作
を実現するので、オプションで追加する部分を両面再給
紙経路を備えた両面再給紙ユニットのみに限定できるこ
ととなり、両面機能をオプションで付加する時に省スペ
ースで、コストを最小限に抑えることが可能となる。こ
のため、第2の排紙トレイの効果(ファクシミリ装置、
プリンタなどからのアウトプットを仕分けできる)が得
られる。また、ユーザのニーズによってオプションで両
面プリント機能を付加する場合には、装置側面のドアユ
ニットを両面再給紙ユニットに交換するだけで、簡単な
交換を行うことができる。請求項2の発明では、搬送路
を開放するためのドアユニットと、両面再給紙経路と搬
送ローラを含む再給紙ユニットを各々オプションとする
により、オプション対応で不要になる部品(ドアユニッ
トおよびドアユニットに付随する部品、手差しユニット
を内蔵する場合はその部品)を減らすことができ、コス
トを低減できる。請求項3の発明では、画像形成装置側
面の搬送路を開閉するためのドアユニットと、両面再給
紙経路と搬送ローラを含む再給紙ユニットが取付く部分
に、カバーを取付けたことにより、梱包箱から装置を出
した後に、機器内へ埃や光が浸入することを防止し、搬
送ローラの汚れによる搬送不良や、転写ローラや帯電ロ
ーラの汚れによる異常画像、感光体の光劣化による異常
画像等の不具合を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る画像形成装置にドア
ユニットを取り付けた状態を示す内部構成図。
【図2】図1の画像形成装置に両面再給紙ユニットを取
り付けた状態を示す内部構成図。
【図3】画像形成装置の開放側面に何も取り付けていな
い状態を示す図。
【図4】画像形成装置の開放側面にカバーを取り付けた
状態を示す図。
【符号の説明】
1.給紙コロ 2.フリクションパッド 3.レジスト
ローラ 4.中継ローラ5.中継ローラ(従動) 6.
定着装置 8.第1排紙ローラ 9.感光体10.現像
ローラ 11.帯電ローラ 12.クリーニングブレー
ド 13.転写ローラ 14.給紙トレイ 15.転写
紙 16.ステー 17.手差し台18.手差し給紙コ
ロ 19.ドアユニット 25.第1排紙トレイ 2
6.両面再給紙ユニット 26a.構造体 26b.従
動ガイド板 27.28.29搬送(従動)ローラ 3
0.第2排紙ローラ 31.第2排紙トレイ 33.分
岐爪 34.手差しフリクションパッド 35.スキャ
ナ 36.37.38.搬送(駆動)ローラ 39.感
光体分離爪 40.支軸 41.光書込みユニット 4
2.反転センサ 50.ガイドコロ 51.定着後ガイ
ド板 52.ガイド板 53.ロックレバー 54.ガ
イドコロ 55.簡略カバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B41J 29/13 B65H 29/58 B 3F053 B65H 29/22 29/60 C 3F100 29/58 85/00 29/60 B41J 29/00 B 85/00 29/12 A Fターム(参考) 2C061 AP04 AP07 AQ06 AR03 AS02 BB02 BB33 CD01 CE01 CE07 CF06 CF14 2H028 BA06 BA09 BA16 2H071 AA42 BA02 BA13 BA14 DA01 DA05 DA12 DA22 DA24 EA04 2H072 CA01 CB01 CB02 JA02 3F049 AA10 DA12 EA17 LA01 LB03 3F053 EA02 EB01 EC02 ED15 LA02 LB03 3F100 AA01 CA15 EA03

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 積載した転写紙を一枚ずつ上方へ給紙す
    る給紙手段、給紙手段から給紙されてきた転写紙上にト
    ナー画像を形成する電子写真式の画像形成部、画像形成
    部にて画像形成を受けた転写紙上のトナー像を定着させ
    る定着装置、及び原稿画像を読取るスキャナユニットを
    順次上方に配置した画像形成装置であって、画像形成部
    よりも上方位置であってスキャナユニットよりも下方位
    置に上下位置関係で配置された第1及び第2の排紙トレ
    イと、前記給紙手段から前記第1及び第2の排紙トレイ
    まで転写紙を上向きに搬送する縦搬送路と、を備えたも
    のにおいて、 前記定着装置の上方に、搬送方向を切り替える搬送分岐
    手段と、正逆回転可能な排紙ローラを順次配置し、 前記縦搬送路と近接した画像形成装置の一側面は開放し
    ており、 該開放した一側面に対しては、該縦搬送路を開閉するた
    めのドアユニットと、両面再給紙経路と搬送ローラを含
    む再給紙ユニットと、が選択的に着脱可能に構成されて
    いることを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記ドアユニットと、前記再給紙ユニッ
    トを、夫々オプション化されたユニットとすることを特
    徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記ドアユニット、又は、前記再給紙ユ
    ニットを取付ける画像形成装置の開放側面に、これを閉
    止するカバーを取付けたことを特徴とする請求項1又は
    2に記載の画像形成装置。
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