JP2003215286A - 原子炉用制御棒駆動装置用の操作組立体 - Google Patents

原子炉用制御棒駆動装置用の操作組立体

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JP2003215286A
JP2003215286A JP2002369121A JP2002369121A JP2003215286A JP 2003215286 A JP2003215286 A JP 2003215286A JP 2002369121 A JP2002369121 A JP 2002369121A JP 2002369121 A JP2002369121 A JP 2002369121A JP 2003215286 A JP2003215286 A JP 2003215286A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 原子炉(10)用CRD操作組立体のための
構造が簡易な操作装置(40)を提供する。 【解決手段】 原子炉(10)用CRD(20)のため
の操作装置(40)は、トラニオンカート(42)と、
トラニオンカートに連結されたタワー(50)と、この
タワーに連結された駆動ねじ(52)と、駆動ねじに移
動可能に連結されたエレベータ(54)と、タワーに連
結されエレベータを位置合わせする1つの摺動レール
(56、58)と、1つの摺動レール(56、58)に
摺動可能に係合された1つの線形軸受(120、12
2)とを含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は一般的に原子炉に関
し、より具体的には、原子炉における制御棒駆動装置
(CRD)の取り外し及び取り付けのための操作組立体
に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】沸騰水型原子炉(BW
R)の原子炉圧力容器(RPV)は、一般的に、ほぼ円
筒形の形状をしており、例えば底部ヘッドと取り外し可
能な上部ヘッドにより、両端が閉じられている。炉心は
RPV内に支持される。複数の制御棒が、炉心内に位置
させられ、下方より操作される。制御棒は、原子炉にお
ける過剰反応度を制御する。具体的には、炉心は、安全
な停止を保証し、原子炉を制御するための基本的な機構
を構成する制御棒を含む。制御棒の総数は、炉心の大き
さ及び配置構造によって異なり、通常50本から200
本の間である。例えば、完全に挿入された、完全に引き
出された、又はその間のどこかにあるといった制御棒の
位置決めは、複数の制御棒駆動装置(CRD)によって
行われる。
【0003】複数の開口部が、底部ヘッドに形成され、
CRDのような構成要素がRPV内に延びることができ
るようにする。制御棒駆動ハウジングが、底部ヘッドの
開口部を貫通し、RPVを通してCRDを固定するのを
助ける。CRDは、制御棒に連結され、炉心内に該制御
棒を位置決めするのを助ける。CRDは、制御棒駆動ハ
ウジングから容器下方領域内に延びる。
【0004】場合によっては、CRDは、保守、修理又
は交換のために取り外される。各々のCRDは、制御棒
駆動ハウジングから取り外され、容器下方領域から外へ
移送するために、ほぼ垂直位置からほぼ水平位置に回転
する際に、慎重に制御される。このような作業は、最小
限の人員によって実行され、被爆を軽減するように迅速
かつ能率的に遂行される必要がある。
【0005】CRDを操作するための少なくとも幾つか
の周知のシステムには、CRDがトラニオンカートによ
って支持されたタワー内に下げられることを可能にする
固定タワーシステムが含まれる。CRDがCRDハウジ
ングから取り外されると、この固定タワーシステムは、
該CRDとタワーを1つのユニットとして垂直から水平
に回転させる第2ウィンチ又は巻上げ機を用いる。トラ
ニオンカートは、固定されたCRDを備えた状態でタワ
ーが回転されるのを可能にする。たいていの場合、CR
Dを備えたタワーは、次に、容器下方領域から取り外さ
れる。CRDは、タワー内に固定されたエレベータによ
って上下させられる。少なくとも幾つかの周知のタワー
システムは、タワー内にエレベータを上下させるための
複雑なシステムを含む。
【0006】
【発明を解決するための手段】1つの態様において、原
子炉用のCRD操作組立体のための位置決め装置が、提
供される。この位置決め装置は、少なくとも1つの線形
摺動レールと、少なくとも1つの該摺動レールに連結さ
れた駆動ねじと、駆動ねじに移動可能に連結されたエレ
ベータと、エレベータに固定され、少なくとも1つの該
摺動レールに摺動可能に連結された少なくとも1つの線
形軸受とを含む。
【0007】別の態様において、原子炉用のCRDのた
めの操作組立体が、提供される。この操作組立体は、ト
ラニオンカートと、該トラニオンカートに連結されたタ
ワーと、該タワーに連結された駆動ねじと、該駆動ねじ
に移動可能に連結されたエレベータと、該タワーに連結
され、該エレベータを位置合わせする少なくとも1つの
摺動レールとを含む。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は、原子炉圧力容器14内に
配置された炉心12を含む沸騰水型原子炉10の断面図
である。原子炉圧力容器14は、原子炉圧力容器の支持
構造物16によって支持される。制御棒駆動装置(CR
D)20を含む複数の制御棒駆動ハウジング18が、原
子炉圧力容器14から延びる。各々のCRD20は、C
RDフランジ尾部22を含む。制御棒駆動装置の装置基
盤26は、容器下方領域24において原子炉圧力容器1
4の下に配置される。CRDの装置基盤26は、2つの
レール30及び32を含む。ウィンチカート34が、最
上部のレール32上に配置される。CRD操作組立体4
0は、垂直操作モードで示されており、下方のレール3
0に乗るようにされているトラニオンカート42を含
む。別のCRD操作組立体40は、水平移送モードで示
されている。
【0009】図2は、CRD操作組立体40の側面図で
ある。トラニオンカート42に加えて、各々のCRD操
作組立体40は、トラニオンカート42に連結されたタ
ワー50と、タワー50に連結された駆動ねじ52と、
該駆動ねじに移動可能に係合されたエレベータ54と、
タワー50に取り付けられた一対の線形摺動レール56
及び58とを含む。
【0010】トラニオンカート42は、複数のカートホ
イール60と、カートホイール60間を延びる支持フレ
ーム62と、支持フレーム62に連結された一対のトラ
ニオン車軸64とを含む。例示的な実施の形態におい
て、トラニオンカート42は、4つのカートホイール6
0を含む。トラニオンカート42は、トラニオン車軸6
4上でタワー50を支持し、水平移送モードと垂直操作
モードとの間でタワー50をピボット運動させるのを可
能にする。トラニオンカート42はまた、水平移送モー
ドのときに、CRD操作組立体40の運動も可能にす
る。
【0011】タワー50は、開放型キャビティ66と、
第1端部68と、第2端部70と、第1側面72と、第
2側面74と、タワー背面76とを含む。一対のピロー
ブロック78が、第1側面72及び第2側面74に取り
付けられる。ピローブロック78は、トラニオン車軸6
4と、トラニオンカート42にピボット運動可能に連結
されたタワー50を受ける。より具体的には、タワー5
0は、トラニオンカート車軸64の周りに水平移送モー
ドと垂直操作モードとの間をピローブロック78上でピ
ボット運動可能である。
【0012】タワー50は、ホイール組立体80と、第
1タイプレート82と、第2タイプレート84とを含
む。ホイール組立体80は、ピローブロック78から離
され、タワーの第2端部70にほぼ隣接して配置され
る。ホイール組立体80は、CRD操作組立体40の操
作を助けるように伸縮自在である、少なくとも1つのカ
ムホイール86を含む。例示的な実施の形態において
は、2つのカムホイール86が安定性のために設けら
れ、延ばされた位置で示されている。カムホイール86
は、トラニオンカートホイール60とほぼ位置整合し
て、レール30(図1に示す)上の作動を可能にする。
ホイール組立体80は、第2タイプレート84に固定さ
れる。
【0013】図3は、第1タイプレート82の概略拡大
端面図であり、図4は、第2タイプレート84の概略拡
大端面図である。図2、図3及び図4を参照すると、第
1タイプレート82は第1端部68にほぼ隣接して配置
され、第2タイプレート84は第2端部70にほぼ隣接
して配置される。第2タイプレート84は、駆動ねじ軸
受88とCRDボア92を含む。駆動ねじ軸受88は、
駆動ねじ52を支持しながら、駆動ねじ52の回転を助
ける。CRDボア92は、CRDフランジ尾部が第2タ
イプレート84を貫通することを可能にする。
【0014】第1タイプレート82は、駆動ねじ軸受9
4と、スラスト軸受96と、少なくとも1つのCRD支
持ローラ98とを含む。駆動ねじ軸受94及びスラスト
軸受96は、タワーの第1端部68に隣接して駆動ねじ
52を支持する。スラスト軸受96が、第1タイプレー
ト82に対する駆動ねじ52の直線運動を制限する。各
々のCRD支持ローラ98は、CRD操作組立体40が
水平移送モードにあるとき、第1タイプレート82から
延びて、CRD20を支持する。例示的な実施の形態に
おいて、2つの伸縮自在のCRD支持ローラ98が、第
1タイプレート82から延びる。第1タイプレート82
はまた、荷重移載装置100を含む。
【0015】駆動ねじ52は、ねじ切りされ、第2タイ
プレート84から第1ダイプレート82まで延びる。例
示的な実施の形態において、駆動ねじ52は、駆動ねじ
52から第1タイプレート82を貫通する駆動操作部1
06を含む。駆動操作部106は、手持ち式レンチ又は
携帯型動力付き駆動工具108(図8及び図9に示す)
を用いて、駆動ねじ52の回転を行わせるものである。
【0016】図5は、エレベータ54の断面図であり、
図6は、該エレベータ54の側面図である。図2、図5
及び図6を参照すると、エレベータ54は、エレベータ
プレート110と、エレベータナット用凹部112と、
エレベータナット114と、エレベータプレート110
を貫通する駆動ねじボア116と、線形軸受120及び
122とを含む。別の実施の形態において、1つの線形
軸受120は、エレベータ54から延びる。エレベータ
54は、線形摺動レール56から線形摺動レール58ま
でタワーの開放型キャビティ66をほぼ横切って延び
る。エレベータプレート110は、CRDフランジ尾部
22(図8に示す)を受け、かつ支持する大きさにされ
たCRD尾部用ボア124を含む。より具体的には、エ
レベータ54は、CRDフランジ尾部22がCRD尾部
用ボア124に部分的に挿入された状態でCRD20を
保持するようにされる。
【0017】エレベータナット用凹部112は、エレベ
ータナット114を受ける大きさにされる。例示的な実
施の形態において、エレベータナット用凹部112は、
エレベータプレート110内に機械加工され、円筒形の
断面を有する。駆動ねじボア116は、エレベータナッ
ト用凹部112と交差し、かつ駆動ねじ54がエレベー
タ54を貫通することを可能にする大きさにされる。
【0018】エレベータナット114は、駆動ねじ52
にねじ係合する大きさにされたねじ付きナットボア12
6を含む。エレベータナット114が、エレベータナッ
ト用凹部112に位置させられ、駆動ねじ52と係合さ
れるとき、エレベータナット114は、エレベータプレ
ート110との接触によって回転を抑制される。さら
に、エレベータナット114は、エレベータナット用凹
部112に保持される。ねじ係合されたエレベータナッ
ト114がエレベータナット用凹部112にある間に駆
動ねじ54が回転されると、エレベータナット114の
直線的な運動をもたらす。エレベータナット114がエ
レベータプレート110と接触しているため、エレベー
タナット114の直線的な移動は、エレベータ54の直
線的な運動をもたらす。より具体的には、駆動ねじ52
が回転すると、エレベータ54は、駆動ねじ52の回転
の方向に応じて、上下に動く。駆動ねじ52の回転は、
エレベータナット114と、エレベータプレート110
と、エレベータナット用凹部112とによって、エレベ
ータ54の直線運動に変換される。
【0019】線形軸受120及び122は各々、エレベ
ータプレート110から延びて、線形レール56及び5
8それぞれと摺動可能に係合する。線形軸受120及び
122は、エレベータ54が線形レール56及び58に
対してほぼ垂直に維持されるように、エレベータプレー
ト110を位置合わせする。線形レール56及び58は
ほぼ円筒形であり、線形レールをタワー50に連結する
支持ストラット130を備える。より具体的には、支持
ストラット130は、線形レール56及び58をタワー
の第1側面72及びタワーの第2側面74に固定する。
1つの実施の形態において、支持ストラット130は、
線形レール56及び58をタワーの側面72及び74に
固定するように、V字形の断面になっている。1つの実
施の形態において、線形レール56及び58は、断面が
長方形で、長方形の線形摺動軸受120及び122と係
合する。別の実施の形態において、線形レール56及び
58は、ダブテール形の断面になっており、線形摺動軸
受120及び122内のダブテール形スロットに受けら
れる。
【0020】図7は、本発明の別の実施形態によるCR
D位置決め装置200の側面図である。CRD位置決め
装置200もまた、原子炉10においてCRD20の操
作を助けるものである。CRD位置決め装置200は、
少なくとも1つの線形摺動レール202と、摺動レール
202に連結された駆動ねじ204と、駆動ねじ204
に移動可能に連結されたエレベータ206と、エレベー
タ206に固定され、かつ摺動レール202と摺動可能
に係合された少なくとも1つの線形軸受210とを含
む。線形摺動レール202と駆動ねじ204は、ほぼ平
行である。
【0021】線形サイドレール202は、第1端部21
2と第2端部214を含む。1つの実施の形態におい
て、線形サイドレール202は、ほぼ円形の断面になっ
ている。別の実施の形態において、線形サイドレール2
02は、ダブテール形の断面か、長方形の断面か、又は
他の同様な断面になっている。
【0022】駆動ねじ204は、ねじ切りされ、第1端
部220と第2端部222を含む。第1端部220は、
駆動ねじ204を回転させるための駆動操作部224を
含む。
【0023】第1タイプレート230は、線形サイドレ
ールの第1端部212及び駆動ねじの第1端部220に
連結され、第2タイプレート232は、線形サイドレー
ルの第2端部214及び駆動ねじの第2端部222に連
結される。第2タイプレート232は、駆動ねじ軸受2
34と、駆動ねじスラスト軸受236と、CRDボア2
40と、一対のホイール242とを含む。第2タイプレ
ートの駆動ねじ軸受234及びスラスト軸受236は、
駆動ねじ204を第2タイプレート232に連結しなが
ら、駆動ねじ204の回転を助ける。したがって、駆動
ねじ204及び線形サイドレール202は、それぞれの
第2端部222及び214で連結される。CRDボア2
40は、CRDフランジ尾部22が第2タイプレート2
32を貫通することを可能にする。
【0024】CRD位置決め装置の第1タイプレート2
30は、駆動ねじ軸受250と、スラスト軸受252
と、少なくとも1つのCRD支持ローラ254と、一対
のホイール256とを含む。駆動ねじ軸受250及びス
ラスト軸受252は、第1端部220で駆動ねじ204
を支持する。スラスト軸受252は、第1タイプレート
230に対する駆動ねじ204の直線運動を制限する。
CRD支持ローラ254は、CRD位置決め装置200
が水平移送モードにあるとき、第1タイプレート230
から延びて、CRD20を支持する。ホイール256
は、CRD位置決め装置200の移送を助けるものであ
る。第1タイプレート230は、駆動ねじ204と線形
摺動レール202をそれぞれの第1端部220及び21
2で連結して、構造的に安定した位置決め装置200を
形成する。
【0025】エレベータ206は、エレベータプレート
260と、エレベータナット用凹部262と、エレベー
タナット264と、エレベータプレート260を貫通す
る駆動ねじボア266とを含む。エレベータプレート2
60は、CRDフランジ尾部22を受け、かつ支持する
大きさにされたCRD尾部用ボア270を有する。エレ
ベータナット用凹部262は、エレベータナット264
を受ける大きさにされる。1つの実施の形態において、
エレベータナット用凹部262は、エレベータプレート
260内に機械加工され、円筒形の断面になっている。
駆動ねじボア266は、エレベータナット用凹部262
と交差し、駆動ねじ204がエレベータ206を貫通す
ることを可能にする大きさにされる。
【0026】エレベータナット264は、駆動ねじ20
4とねじ係合する。エレベータナット264がエレベー
タナット用凹部262に位置させられ、駆動ねじ204
と係合されるとき、エレベータナット264は、エレベ
ータプレート260との接触によって回転を抑制され
る。さらに、エレベータナット264は、エレベータナ
ット用凹部262に保持される。ねじ係合されたエレベ
ータナット264がエレベータナット用凹部262にあ
る間に駆動ねじ204を回転させることにより、エレベ
ータナット264の直線的な運動をもたらす。エレベー
タナット264が、エレベータプレート260と接触し
ているため、エレベータナット264の直線的な運動
は、エレベータ206の直線的な運動となる。より具体
的には、駆動ねじ204が回転すると、エレベータ20
6は駆動ねじ204の回転方向に応じて上下に動く。
【0027】線形軸受210は、エレベータ206に固
定され、かつ線形摺動レール202と係合するように延
びる。より具体的には、線形摺動レール202は、線形
軸受210内に摺動可能に保持される。線形軸受210
は、エレベータ206を線形軸受210にほぼ垂直に位
置合わせし、エレベータ206が駆動ねじ204の回転
によって再配置されるとき、その位置合わせを維持す
る。
【0028】使用において、CRD操作組立体40とC
RD位置決め装置200は、類似した方法で作動する。
図8及び図9は、CRD20を受けるところを示したC
RD操作組立体40の側面図である。図8を参照する
と、CRD操作組立体40は、垂直操作モードにおいて
1つのCRD20と位置合わせされる。延長チューブ3
00が、エレベータのCRDボア92に定置される。携
帯型動力付き駆動工具108は駆動操作部106に連結
され、駆動ねじ52を回転させるように操作され、延長
チューブ300がCRDフランジ尾部22と係合するよ
うに、エレベータ54をタワーの第1端部68に隣接し
た位置に移動させる。具体的には、延長チューブ用受け
カップ302が、CRD尾部22を受ける。CRD20
は、次にCRDハウジング18から切り離される。CR
D20は、延長チューブ300を介してエレベータ54
によって支持される。線形軸受120及び122は、エ
レベータプレート110から延びて、線形レール56及
び58と係合し、かつエレベータ54を線形レール56
及び58にほぼ垂直に位置合わせして、CRD20を支
持する。駆動ねじ52は、CRDフランジ尾部22が第
1タイプレート82に隣接するまで、エレベータ54を
下げるように操作される。
【0029】図8を参照すると、荷重移載装置100
は、CRDフランジ304と係合して、CRD20を支
持する。エレベータ54は、CRDフランジ尾部22か
ら延長チューブ300(図8に示す)を外すために下げ
られ、次にCRD尾部用ボア124においてCRDフラ
ンジ尾部22を受け、かつCRD20を支持するために
上げられる。荷重移載装置100が外され、駆動ねじ5
2が回転して、エレベータ54及びCRD20を下げ
る。CRD20が十分に下げられると、CRD操作組立
体40は、水平移送モードにピボット運動し、CRD2
0及びCRD操作組立体40は、要求に応じて、容器下
方領域24から移送される。
【0030】操作組立体40及び位置決め装置200
は、原子炉圧力容器14下のCRDハウジング18から
のCRD20の取り外し及び取り付けを助ける。操作組
立体40及び位置決め装置200は、構成要素の数が減
らされ、それにより汚染物質の削減を助ける。さらに、
操作組立体40は、維持費を全般的に節減し、停止時間
を減らして、従来のCRD操作装置と比べて、信頼性を
高め、保守時間を削減することができる。
【0031】本発明を、特定の実施の形態に関して説明
してきたが、当業者には、本発明が特許請求の範囲の技
術的範囲内の変更で実施できることが明らかであろう。
また特許請求の範囲に記載された符号は、理解容易のた
めであってなんら発明の技術的範囲を実施例に限縮する
ものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 原子炉の一部を切り欠いた部分断面図。
【図2】 図1に示すCRD操作組立体の側面図。
【図3】 図2に示す第1タイプレートの概略拡大端面
図。
【図4】 図2に示す第2タイプレートの概略拡大端面
図。
【図5】 図2に示すエレベータの断面図。
【図6】 図5に示すエレベータの側面図。
【図7】 CRD位置決め装置の側面図。
【図8】 図1及び図2に示すCRDを受けているCR
D操作組立体の側面図。
【図9】 図1及び図2に示すCRDを操作しているC
RD操作組立体の側面図。
【符号の説明】
10 沸騰水型原子炉 12 炉心 14 原子炉圧力容器 16 支持構造物 18 制御棒駆動ハウジング 20 制御棒駆動装置(CRD) 22 CRDフランジ尾部 24 容器下方領域 26 装置基盤 30、32 レール 34 ウィンチカート 40 CRD操作組立体 42 トラニオンカート

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原子炉(10)用制御棒駆動装置(CR
    D)操作組立体(40)のための位置決め装置であっ
    て、 少なくとも1つの線形摺動レール(56、58)と、 前記少なくとも1つの摺動レールに連結された駆動ねじ
    (52)と、 前記駆動ねじに移動可能に連結されたエレベータ(5
    4)と、 前記エレベータに取り付けられ、前記少なくとも1つの
    摺動レールと摺動可能に係合された少なくとも1つの線
    形軸受(120、122)と、を含むことを特徴とする
    位置決め装置。
  2. 【請求項2】 第1及び第2線形摺動レール(56、5
    8)を含み、前記駆動ねじ(52)は前記線形摺動レー
    ルの両方に連結され、前記エレベータ(54)は前記第
    1線形摺動レールに摺動可能に係合された第1線形軸受
    (120)と前記第2線形摺動レールに摺動可能に係合
    された第2線形軸受(122)とを含むことを特徴とす
    る、請求項1に記載の位置決め装置。
  3. 【請求項3】 前記駆動ねじ(52)が、第1タイプレ
    ート(82)によって前記線形摺動レール(56、5
    8)の第1端部(68)に連結され、第2タイプレート
    (84)によって前記線形摺動レールの第2端部(7
    0)に連結されていることを特徴とする、請求項2に記
    載の位置決め装置。
  4. 【請求項4】 前記第1タイプレート(82)が、前記
    駆動ねじ(52)を回転可能に支持するための、第1駆
    動ねじ軸受(94)と駆動ねじスラスト軸受(96)と
    を含むことを特徴とする、請求項3に記載の位置決め装
    置。
  5. 【請求項5】 前記第2タイプレート(84)が、前記
    駆動ねじ(52)を回転可能に支持するための駆動ねじ
    軸受(94)を含むことを特徴とする、請求項3に記載
    の位置決め装置。
  6. 【請求項6】 前記第1タイプレート(82)が、複数
    のCRD支持ローラ(98)を含むことを特徴とする、
    請求項3に記載の位置決め装置。
  7. 【請求項7】 前記エレベータ(54)が、エレベータ
    ナット用凹部(112)に受けられ、前記駆動ねじ(5
    2)に係合するようにされたエレベータナット(11
    4)を含むことを特徴とする、請求項1に記載の位置決
    め装置。
  8. 【請求項8】 前記エレベータナット(114)が、前
    記駆動ねじ(52)によって前記エレベータナット用凹
    部(112)に保持されることを特徴とする、請求項7
    に記載の位置決め装置。
  9. 【請求項9】 原子炉(10)用CRD(20)のため
    の操作組立体(40)であって、 トラニオンカート(42)と、 前記トラニオンカートに連結されたタワー(50)と、 前記タワーに連結された駆動ねじ(52)と、 前記駆動ねじに移動可能に連結されたエレベータ(5
    4)と、 前記タワーに連結され、前記エレベータを位置合わせす
    る少なくとも1つの摺動レール(56、58)と、を含
    むことを特徴とする操作組立体(40)。
  10. 【請求項10】 前記エレベータ(54)が、前記少な
    くとも1つの摺動レール(56、58)に摺動可能に係
    合された少なくとも1つの線形軸受(120、122)
    を含むことを特徴とする、請求項9に記載の操作組立体
    (40)。
  11. 【請求項11】 前記トラニオンカート(42)が、複
    数のホイール(60)と、前記タワー(50)を前記ト
    ラニオンカートにピボット運動可能に連結する複数のト
    ラニオン車軸とを含むことを特徴とする、請求項9に記
    載の操作組立体(40)。
  12. 【請求項12】 前記タワーが、該タワーに固定され、
    該タワーを前記トラニオンカート車軸(64)にピボッ
    ト運動可能に連結する複数のピローブロック(78)を
    含むことを特徴とする、請求項11に記載の操作組立体
    (40)。
  13. 【請求項13】 前記タワー(50)が、前記トラニオ
    ンカートから離して配設されたホイール組立体(80)
    を含むことを特徴とする、請求項9に記載の操作組立体
    (40)。
  14. 【請求項14】 前記ホイール組立体(80)が少なく
    とも1つのホイール(86)を含み、前記ホイールが突
    出位置から延長位置までピボット運動可能であることを
    特徴とする、請求項13に記載の操作組立体(40)。
  15. 【請求項15】 前記タワー(50)が、第1タイプレ
    ート(84)と第2タイプレート(82)とを含むこと
    を特徴とする、請求項9に記載の操作組立体(40)。
  16. 【請求項16】 前記第1タイプレート(82)が、前
    記駆動ねじ(204)を回転可能に支持するための、第
    1駆動ねじ軸受(94)と駆動ねじスラスト軸受(9
    6)とを含むことを特徴とする、請求項15に記載の操
    作組立体(200)。
  17. 【請求項17】 前記第2タイプレート(84)が、前
    記駆動ねじ(52)を回転可能に支持するための第2駆
    動ねじ軸受(94)を含むことを特徴とする、請求項1
    5に記載の操作組立体(40、200)。
  18. 【請求項18】 前記タワー(50)が、複数のCRD
    支持ローラ(98)を含むことを特徴とする、請求項9
    に記載の操作組立体(40)。
  19. 【請求項19】 前記エレベータ(54)が、エレベー
    タナット用凹部(112)に受けられ、前記駆動ねじ
    (52)と係合するようにされたエレベータナット(1
    14)を含むことを特徴とする、請求項9に記載の操作
    組立体(40、200)。
  20. 【請求項20】 前記エレベータナット(114)が、
    前記駆動ねじ(52)によって前記エレベータナット用
    凹部(112)に保持されることを特徴とする、請求項
    19に記載の操作組立体(40)。
  21. 【請求項21】 原子炉(10)用CRD(20)のた
    めの操作組立体(40)であって、 複数のトラニオン車軸(64)を含むトラニオンカート
    (42)と、 前記トラニオンカートにピボット運動可能に連結され、
    CRDを受ける大きさであって、ホイール組立体(8
    0)と、第1タイプレート(82)と、第2タイプレー
    ト(84)と、下方駆動ねじ軸受(88)と、上方駆動
    ねじ軸受と、駆動ねじスラスト軸受(96)とを含むタ
    ワー(50)と、 駆動ねじ操作部(106)を含み、前記下方駆動ねじ軸
    受(8)と、前記上方駆動ねじ軸受(94)と、前記駆
    動ねじスラスト軸受(96)とによって、前記タワー
    (50)に回転可能に連結されたねじ付き駆動ねじ(5
    2)と、 複数の線形軸受(120、122)と、CRD支持プレ
    ート(110)と、ナット用凹部(112)と、前記ナ
    ット用凹部に受けられたエレベータナットとを含み、前
    記エレベータナット(114)が前記駆動ねじにねじ係
    合しており、前記駆動ねじが前記ナット用凹部(11
    2)に前記エレベータナットを保持しているエレベータ
    (54)と、 前記タワーに連結され、前記エレベータの線形軸受の1
    つに各々が摺動可能に係合され、前記エレベータを位置
    合わせする複数の線形摺動レール(56、58)と、を
    含むことを特徴とする操作組立体。
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