JP2003214548A - 通路切替バルブ、及びその通路切替バルブを備えた軟水化装置 - Google Patents

通路切替バルブ、及びその通路切替バルブを備えた軟水化装置

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JP2003214548A JP2002015784A JP2002015784A JP2003214548A JP 2003214548 A JP2003214548 A JP 2003214548A JP 2002015784 A JP2002015784 A JP 2002015784A JP 2002015784 A JP2002015784 A JP 2002015784A JP 2003214548 A JP2003214548 A JP 2003214548A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 開閉弁と切替弁との間に軟水化装置や浄水器
等の機能を追加しても、通常の水栓と同様の使い勝手を
可能とする通路切替バルブを提供する。 【解決手段】 第1通路を開閉する開閉弁1と、第2通
路を2個の通路のいずれかに切り替える切替弁17を備
え、開閉弁1と切替弁17が1個の操作手段で操作され
る通路切替バルブ76とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水栓等に用いられ
る通路切替バルブ、及びその通路切替バルブを備えた軟
水化装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、水栓等に用いられる通路切替バル
ブとして、互いに摺接される固定弁体と可動弁体とを有
し、切替ハンドルを使って、固定弁体に対して可動弁体
を移動させ、摺接面に開口する固定弁体及び可動弁体の
各流路の連通または遮断を行うようにした摺接弁が知ら
れている(例えば、特開平11−182711号公報参
照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな摺接弁では遮断と各流路の連通が、摺接する固定弁
体と可動弁体とで行われるため、遮断する箇所と流路を
連通する箇所との間に、例えば軟水化装置や浄水器など
の機能を追加できないという問題があった。
【0004】本発明は、遮断する箇所と流路を連通する
箇所との間に機能追加をすることを容易とし、摺接弁同
様の使い勝手が得られる通路切替バルブ及びその通路切
替バルブを備えた軟水化装置を提供しようとするもので
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、次のものに関
する。 (1) 第1通路を開閉する開閉弁と、第2通路を2個
の通路のいずれかに切り替える切替弁を備え、開閉弁と
切替弁が1個の操作手段で操作される通路切替バルブ。 (2) 開閉弁と切替弁がそれぞれ回転軸を備え、操作
手段の操作により開閉弁と切替弁の回転軸が同時に回転
する上記(1)記載の通路切替バルブ。 (3) 回転軸が所定角度以上回転すると、第1通路が
開き、第2通路の2個の通路のうちの一方の通路が開
き、一方の通路が閉じる上記(2)記載の通路切替バル
ブ。 (4) 回転軸が所定角度以上回転すると、第1通路が
開き、第2通路の2個の通路のうちの一方の通路が開
き、第2通路の開口面積が、一定に保持される上記
(3)記載の通路切替バルブ。 (5) 開閉弁が、回転軸の角度に応じて第1通路の開
口面積を変化させる上記(2)〜(4)のいずれかに記
載の通路切替バルブ。 (6) 上記(1)〜(5)のいずれかに記載の通路切
替バルブを備えた軟水化装置。 (7) 陽イオン交換樹脂部と、陽イオン交換樹脂部へ
水を供給する供給管と、陽イオン交換樹脂部から軟水を
吐水させるための軟水管とを備えた軟水化装置で、前記
供給管が、上記(1)〜(5)のいずれかに記載の通路
切替バルブの第1通路に接続され、軟水管が第2通路に
接続される軟水化装置。
【0006】
【作用】第1通路を開閉する開閉弁と第2通路を2個の
通路のいずれかに切り替える切替弁との間に機能追加す
るには、開閉弁と切替弁に接続される通路を分離し、そ
の間に機能追加することで実現でき、さらに、開閉弁と
切替弁とを1個の操作手段で操作できるように構成する
ことで、通常の水栓同様の使い勝手を実現できる。この
構造の実現にあたって、開閉弁と切替弁がそれぞれ回転
軸を設け、どちらか一方を回転させることによって、も
う一方を回転させることができる。この構造によると、
回転軸が所定角度以上に回転すると、開閉弁が動作し、
第1通路が開き、切替弁が動作し、第2通路の一方の通
路が開き、一方の通路が閉じる構造になり、開閉弁、追
加した機能、切替弁の順に通水することができる。ま
た、追加した機能は、この機能の切替弁を含めた下流側
の水圧が内部水圧として作用し、特に切替弁の弁体の開
口面積によっては、内部水圧が上昇する。そこで、切替
弁が一方の通路を開いた後は、回転軸の回転に拘わら
ず、第2通路の開口面積を一定に保持する構造が必要で
ある。
【0007】一方、水栓には流量を調節する機能が付与
されている場合があり、本発明による通路切替バルブで
は、追加機能の上流側の開閉弁が、回転角度に応じて第
1通路の開口面積を変化させる構造にすることで、流量
を調整することが可能になる。
【0008】本発明による通路切替バルブを用いて機能
追加する軟水化装置では、一般的に陽イオン交換樹脂が
用いられ、陽イオン交換樹脂は、水道水中のカルシウム
イオン(Ca2+)と、マグネシウムイオン(M
2+)を除去することができる。初期段階では、イオ
ン交換樹脂の母体は、陰イオン(R−SO3−)に陽イ
オンであるナトリウムイオン(Na)が結合してい
る。水道水を陽イオン交換樹脂に導入すると、イオン交
換が始まり、Ca2+、Mg2+が樹脂に吸着され、そ
の代わりにNaを放出する。したがって、硬度成分で
あるCa2+、Mg2+が除去されることで軟水化され
る。このような陽イオン交換樹脂を備えた陽イオン交換
樹脂部へ水を供給する供給管が通路切替バルブの第1通
路に接続され、陽イオン交換樹脂部から軟水を吐水する
軟水管が第2通路に接続されるようにすれば、軟水化装
置でありながら、通常の水栓同様の使い勝手を得ること
が実現できる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の通路切替バルブにおける
開閉弁は、入口と出口の間に設けられ、その入口と出口
の間の通路を開閉するものであり、その形態は、弁体を
回転させる形態、弁体を進退させる形態、弁体を回転と
共に進退させる形態を用いることができる。本発明の通
路切替バルブにおける切替弁は、入口と2個の出口の間
に設けられ、入口と2個のうちの一方の出口の間の通路
に切り替えるものであり、その形態は、開閉弁同様、弁
体を回転させる形態、弁体を進退させる形態を用いるこ
とができる。弁体を回転させる形態としては、互いに摺
接される固定弁体と可動弁体とを有し、操作手段として
の切替ハンドルを使って、固定弁体に対して可動弁体を
移動させ、摺接面に開口する固定弁体及び可動弁体の各
通路の連通または遮断を行うものや、通路を設けた中空
のシリンダーに嵌合する円筒状の弁体に、各通路と連通
するように通路穴を設け、この弁体を回転させるものな
どが用いられる。弁体を進退させる形態としては、弁体
側にメネジを設け、回転軸にそのメネジと螺合するオネ
ジを設け、弁体を進退させ、通路を開閉するものや、弁
体を直線運動させるためのカムを有するものなどが用い
られる。
【0010】本発明の通路切替バルブにおける操作手段
としては、開閉弁と切替弁をこの操作手段1個で操作で
きるものであれば、特に限定されないが、操作の簡単さ
を考慮すると、比較的腕の長いハンドル状のものが好ま
しい。特に、開閉弁と切替弁に回転軸を備え、その回転
軸を同時に回転させるものが好ましい。同時に回転させ
るためには、開閉弁と切替弁と操作手段の軸を同軸する
ことや、開閉弁と切替弁と操作手段との間に歯車、ベル
ト等の伝達手段を介することもできる。また、開閉弁に
は、角度によって開閉ができるようにして、所定角度以
下では閉、所定角度以上では開というような構成とした
上で、切替弁が一方の通路が開、一方の通路を閉にする
ような構成にすることが好ましい。開閉弁として、摺接
弁を用い、切替弁として弁体が進退するものを用いる場
合、開閉弁の中心点から所定角度の範囲は閉、すなわち
固定弁体上を可動弁体が摺接した場合でも通路ができな
い状態とし、所定角度以上回転した場合、固定弁体と可
動弁体との間に通路が設けられる構造とすることができ
る。この回転と共に、切替弁では、開閉弁の通路が開に
なったときに、進退する弁体では、一方の通路を開き、
他方の通路を閉じる構造にすることが可能である。
【0011】切替弁で、一方の通路の開口面積を一定に
保持するためには、弁体を直線運動させるカムに回転運
動は許容して、直線運動のみを規制する規制部を設ける
ことが好ましい。これは、単なるカムでは、回転運動と
共に直線運動をするため、開口が一定しないことを防止
するためである。さらに開閉弁で、回転軸の角度に応じ
て通路の開口面積を変化させるには、摺接弁では、固定
弁体上で可動弁体を摺接させたときの開口面積が変化す
るように構成し、進退する弁では、弁体を3角錘状に形
成し、その3角錐が通路を進退する構成などを用いるこ
とができる。
【0012】本発明における軟水化装置は、水を軟水化
可能であれば特に限定されるものではないが、その内部
に陽イオン交換樹脂を有することが好ましい。また、上
記陽イオン交換樹脂の形状は、通水される水との接触面
積を大きくするために、繊維状、多孔質形状または粒状
等であることが好ましく、中でも直径1mm以下の粒状
のものが好ましい。陽イオン交換樹脂の量は、必要な軟
水量と原水硬度に応じて決定される。例えばシャワーで
約50Lの軟水が必要な場合は、原水硬度を約150m
g/Lとすると陽イオン交換樹脂は約200mL必要で
あるが、その軟水化装置が目標とする必要軟水量と、目
標とする原水硬度に応じて、各々決定される必要があ
る。ただし、陽イオン交換樹脂を通過した水の硬度は3
0mg/L以下となるようにすることが好ましい。硬度
30mg/L以下であると、石けんの泡立ちが良く、洗
浄力が上がり、湯垢も付きにくくなる。ここで述べる水
の硬度は、水中のカルシウム塩及びマグネシウム塩の含
有量で示される。
【0013】
【実施例】以下、本発明に係わる通路切替バルブの実施
例について、図1乃至図25に基づき説明する。図1は
本発明による通路切替バルブの一実施例による構造断面
図、図2は図1に示した通路切替バルブにおける固定弁
体の平面図、図3は固定弁体の断面図、図4は可動弁体
の平面図、図5は可動弁体の断面図であり、図1におい
て、開閉弁1は、固定弁体2と、可動弁体3と、可動弁
体3を回転させる回転軸4で構成され、さらに固定弁体
2と可動弁体3と回転軸4を収納するを収納する下ケー
ス5と、上ケース6とで構成されている。図2及び図3
に示すように、固定弁体2は、略円板状で、周囲に2個
の位置決め突起7を備えている。さらに、入口通路8と
出口通路9が、略半月状に各々対称に、固定弁体2の摺
接面から背面を貫通して開口が設けられている。図4及
び図5に示すように、可動弁体3は、略円形で、通路1
0が略半円状に、可動弁体3の摺接面から背面を貫通し
て開口が設けられている。背面側は、周囲に回転軸取付
け溝11を2個備え、通路10部分は、背面から摺接面
へ略半月状に凹部12が設けられている。また、固定弁
体2の入口通路8と出口通路9は、可動弁体3の通路1
0の形状とほぼ一致し、固定弁体2の出口通路9に可動
弁体3の開口のない箇所を重ねた場合、固定弁体2の出
口通路9の開口がすべて塞がれる。上記の固定弁体2と
可動弁体3の摺接面を合わせた状態での通路構成につい
て図6及び図7を用いて説明すると、第1通路13とし
ては、固定弁体2の背面から入口通路8、可動弁体3の
通路10、可動弁体3の背面、固定弁体2出口通路9で
構成され、この通路の開閉と通路の開口面積は、固定弁
体2の出口と可動弁体3との通路の間の摺接で決定され
る。固定弁体2の出口通路9と可動弁体3の開口のない
箇所が重なった状態では第1通路13が閉になるが、こ
の状態を後述する回転軸4の中点とする。この状態から
回転軸4を正方向または負方向へ回転させると、約20
度までは、固定弁体2の出口通路9が可動弁体3によっ
て閉塞され、約20度を超えてからは、固定弁体2の出
口通路9と可動弁体3の通路10が重なり第1通路13
が形成される。さらに90度までの回転範囲の中で、次
第に重なる部分の面積が大きくなり、結果として開口面
積が大きくなる。尚、正負方向90度までの回転規制
は、回転軸4と上ケース6で決定される。また、固定弁
体2と可動弁体3は、セラミック製で、摺接面にはグリ
スが塗布されて、摺動抵抗が小さくなるように構成され
ている。
【0014】図8〜図10は、図1に示した通路切替バ
ルブにおける回転軸4を示し、図8は左側面図、図9は
断面図、図10は右側面図であり、回転軸4は、前述の
可動弁体3の背面の凹部12と、2個の回転軸取付溝1
1に嵌合する凸部14を有する略円形状のフランジ部1
5と、フランジ部15中心から延設されたシャフト16
が設けられている。シャフト16の先端には、後述する
切替弁17の第1バルブシャフト32と嵌合する凹状の
セレーション18が設けられている。尚、凹部12と嵌
合するフランジ凸部14との間には水漏れ防止のパッキ
ン19(図1参照)が備えられている。シャフト16と
フランジ部15との根元には、回転軸4の回転を規制す
るための回転規制壁20が2個設けられ、後述する上ケ
ース6の内面に設けた回転規制ボス29に正負方向で9
0度のときに当接する。
【0015】図11〜図13は、図1に示した通路切替
バルブにおける下ケース5を示し、図11は側面図、図
12は正面図、図13は断面図であり、下ケース5は、
円筒キャップ形状をなし、キャップ内面に固定弁体の2
個の位置決め突起7に嵌合する2個の位置決め溝21が
キャップ内面の底部まで形成されている。またキャップ
底面には、固定弁体2の入口通路8、出口通路9に合致
する形状の入口通路22、出口通路23が形成されてい
る。また、円筒の外周面には、後述する上ケース6を係
止するための爪24が2個設けられている。この下ケー
ス5には、固定弁体2が収納され、固定弁体2の背面が
キャップ底面に当接されている。尚、キャップ底面と固
定弁体2との間には、入口通路8、22から出口通路
9、23への内部漏れを防止するためのパッキン25
(図1参照)が備えられている。この下ケース5に固定
弁体2を収納し、さらに可動弁体3が収納され、回転軸
4が取付けられる。
【0016】図14、図15は図1に示した通路切替バ
ルブにおける上ケースの側面図及び断面図で、上ケース
6は、中心部分に回転軸4のシャフト16が貫通する穴
26が設けられ、シャフト16を貫通しながら、回転軸
4のフランジ部15を覆うように取付けられる。また、
上ケース6の外周側には下ケース5側に向かって突出部
27が設けられ、突出部27の穴28が下ケース5の爪
24に係止される。また、内面には回転規制ボス29が
1個設けられ、回転軸4が正負方向に約90度回転した
ときに、フランジ部15根元の回転規制壁20が、回転
規制ボス29に当接される。
【0017】このような構成により、回転軸4の回転に
よって、固定弁体2に対して、可動弁体3が回転し、中
点から約20度までは、第1通路13が閉じ、約20度
から約90度までは第1通路13の開口面積が変化しな
がら開放される。
【0018】切替弁17は、図16に示すように、バル
ブ本体30と、本体カバー部材31と、第1バルブシャ
フト(回転軸)32と、第1弁体33、第2弁体34
と、弁体スプリング35と、可動シャフト36と、止め
輪37と、可動シャフトカバー部材38と、第2バルブ
シャフト39と、切替ハンドル40で構成されている。
バルブ本体30は、入口通路41と2個の出口通路4
2、43が設けられ、内面に第1段付部44、第2段付
部45、第3段付部46を有する形状をなしている。入
口通路41は、バルブ本体30の中央部に位置し、バル
ブ本体30外側から第2段付部45に連通している。2
個の出口通路42、43は、入口通路41両側の第1段
付部44、第3段付部46に連通している。また第3段
付部46の底面には、第1バルブシャフト(回転軸)3
2を貫通するための穴47が設けられている。本体カバ
ー部材31は、第1段付部44に嵌合し、中心部に第1
バルブシャフト32を貫通するための穴48が設けられ
ている。また内面側は、出口通路42と連通する横穴4
9が設けられている。尚、横穴49の両側は、バルブ本
体30内面との間をOリング50によってシールされて
いる。バルブ本体30と本体カバー部材31との組み合
わせによって、バルブ本体30内部は、第2通路75と
して、出口通路42が連通する第1室51、入口通路4
1が連通する第2室52、もう一方の出口通路43が連
通する第3室53を形成する。第1弁体33と第2弁体
34は、円板状で、一方の面にパッキン54が設けられ
ている。また中心部には穴82が設けられ、パッキン5
4と反対側の面には、弁体スプリング35の受け溝55
が設けられている。第1弁体33と第2弁体34は、第
2室52に、可動シャフト36に軸支されて収納され
る。また、各々の受け溝55が対向し、その間に弁体ス
プリング35が伸縮自在に収納される。さらに、第1弁
体33のパッキン54は、本体カバー部材31の端部側
のシール面に対向し、第2弁体34のパッキン54は、
バルブ本体30の第2段付部45のシール面に対向す
る。
【0019】図17は可動シャフトの側面図、図18は
断面図であり、可動シャフト36は、円筒形の段付部5
6、57と内部にカム58と規制部59を有するカム部
60とで構成される。また、段付部56、57の中心部
には、第1バルブシャフト32を貫通するための穴61
が設けられている。可動シャフト36の第1段付部56
には、前述の第1弁体33と第2弁体34と弁体スプリ
ング35が挿着され、弁体33、34の中心部と可動シ
ャフト36との間には、Oリング62が挿着されてい
る。また、第1段付部56の先端には止め輪37が挿着
され、第1弁体33が脱落しない構造になっている。一
方、第2段付部57は、バルブ本体30の第3段付部4
6の穴47に通され、この間にOリング83が挿着され
ている。カム部60は、可動シャフト36の第2段付部
57の外側に設けられ、底面から傾斜したカム58と、
このカム58の上端から円周方向に周設された規制部5
9が一体に設けられ、点対称に2箇所設けられている。
尚、カム58は、中点から正負方向に約20度の範囲
で、底面から規制部59へ傾斜している。
【0020】図19に示すように、可動シャフトカバー
部材31は、可動シャフト36のカム部60を覆うよう
に取付けられ、可動シャフト36側に、可動シャフト3
6のカム58に対向する第2カム63と、規制部59と
対向しない側に第2規制部64が立設されている。尚、
中心部には第2バルブシャフト39を貫通するための穴
65が設けられている。ここで、カム部60と可動シャ
フトカバー部材38とを組み合せた状態でのカム58と
規制部59、第2カム63と第2規制部64で形成され
た溝を円周に沿って展開してみると、図20に示すよう
に、傾斜溝66と傾斜溝66両端から円周方向に互いに
平行な平行溝67が、点対称に2個形成されていること
がわかる。
【0021】図21に示すように、第2バルブシャフト
39は、第1バルブシャフト32の端部に嵌合され、第
2バルブシャフト39の一方の端部は、切替ハンドル4
0を挿着するための凸状のセレーション68が設けられ
ている。また、カム部60に収納される位置では、ピン
部材69が傾斜溝66と平行溝67内に突設されてい
る。
【0022】第1バルブシャフト(回転軸)32は、本
体カバー部材31、バルブ本体30、可動シャフト36
を貫通し、一方の端部は、第2バルブシャフト39が挿
着され、もう一方の端部は、本体カバー部材31から露
出した位置に凸状のセレーション70(図16参照)が
設けられ、開閉弁1の回転軸4の凹状のセレーション1
8(図10参照)に嵌合する。尚、第1バルブシャフト
32が、本体カバー部材31、可動シャフト36を貫通
する部分ではOリング71、72が挿着されている。ま
た、下ケース5、上ケース6、バルブ本体30は、回転
しないように、特に図示しない水栓ボディに固定されて
いる。切替ハンドル40は、中心部に第2バルブシャフ
ト39の凸状のセレーション68に嵌合する凹状のセレ
ーション73が設けられ、さらにその外周に円形のハン
ドルが周設され、図22に示すようにハンドルから取っ
手74が突設されている。
【0023】このような構成の切替弁17の通路切替の
動作について、図20、図23、図24及び図25を用
いて説明する。まず、中点では、弁体スプリング35が
自由長になり、第1弁体33のパッキン54、第2弁体
34のパッキン54ともに、シール面にわずかに当接し
ている程度であり、場合によっては当接していない状態
もある。この状態から、第2バルブシャフト39、第1
バルブシャフト32を回転させると、ピン部材69が傾
斜溝66を通過する。このとき、第2バルブシャフト3
9の回転運動が、可動シャフト36の進退運動に変換さ
れる。例えば、可動シャフト36が本体カバー部材31
側へ移動すると、第2弁体34が、可動シャフト36の
第2段付部57によって移動し、弁体スプリング35が
第1弁体33を本体カバー部材31側へ付勢し、パッキ
ン54がシール面に当接される。このとき、第2室52
と第3室53が連通し、入口通路41と第3室53側の
出口通路43が開き、第1室側51の出口通路42が閉
じられる。さらに、第2バルブシャフト39が回転する
と、ピン部材69が平行溝67を通過するが、ここで
は、ピン部材69の回転方向と平行溝67の溝方向が同
じであるため、可動シャフト36は同一位置を保持さ
れ、結果として第2弁体34とシール面で構成される開
口面積は一定に保持される。また中点から、前述と逆方
向に回転すると、ピン部材69が傾斜溝66を通過する
間は、可動シャフト36がバルブ本体30外側に移動
し、第1弁体33が止め輪37によって移動し、弁体ス
プリング35が第2弁体34をバルブ本体30外側へ付
勢し、パッキン54がシール面に当接される。このとき
第1室51と第2室52が連通し、入口通路41と第1
室51側の出口通路42が開き、第3室側53の出口通
路43が閉じられる。さらに、ピン部材69が平行溝6
7を通過する場合は、前述同様に第1弁体33とシール
面で形成される開口面積は一定に保たれる。
【0024】以上のような開閉弁1と切替弁17を組み
合せた状態での一連動作について図25を用いて説明す
る。本実施例の通路切替バルブ76は、開閉弁1と切替
弁17の中点が合った状態で組立てられ、第1通路13
は閉じている。切替ハンドル40を回転すると、回転軸
4と第1バルブシャフト32、第2バルブシャフト39
が同軸で回転し、約20度を超えると、固定弁体2と可
動弁体3によって第1通路13が開き、この間に、ピン
部材69が傾斜溝66から平行溝67に移動し、例え
ば、第2弁体34が移動し、第2通路75として、切替
弁17の入口通路41と第3室53側の出口通路43が
開き、第1室51側の出口通路42が閉じることにな
る。さらに切替ハンドル40を回転すると、第1通路1
3の開口面積は変化し、第2通路75の開口面積は一定
に保持される。尚、切替ハンドル40は、回転軸4のフ
ランジ部15の回転規制壁20が、上ケース6内面の回
転規制ボス29に当接した位置で、回転を規制される。
【0025】さらに、本発明の実施例による通路切替バ
ルブ76を備えた軟水化装置の実施例について、図26
を用いて説明する。軟水化装置77は、陽イオン交換樹
脂78を収納した陽イオン交換樹脂部79と、陽イオン
交換樹脂部79へ水を供給するための供給管80と、陽
イオン交換樹脂部79から軟水を吐水させるための軟水
管81で構成され、供給管80が第1通路13に接続さ
れ、軟水管81が第2通路75に接続される。このよう
な軟水化装置77では、切替ハンドル40を操作して、
軟水を第2通路75の2個の通路のいずれかから吐水で
き、吐水を停止する場合は、切替ハンドル40を中点に
戻せばよいことになる。
【0026】
【発明の効果】本発明による通路切替バルブは、第1通
路を開閉する開閉弁と、第2通路を2個の通路のいずれ
かに切り替える切替弁を備え、開閉弁と切替弁が1個の
操作手段で操作できる構成としており、開閉弁と切替弁
との間に軟水化装置や浄水器等の機能を追加しても通常
の水栓と同様の使い勝手を可能にする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による通路切替バルブの構造
を示す断面図である。
【図2】図1に示した通路切替バルブにおける固定弁体
を摺接面から見た平面図である。
【図3】図2で示した固定弁体の断面図である。
【図4】図1に示した通路切替バルブにおける可動弁体
の摺接面から見た平面図である。
【図5】図4で示した可動弁体の断面図である。
【図6】図1で示した通路切替バルブにおける固定弁体
と可動弁体との位置関係を中点位置で示す説明図であ
る。
【図7】図6で示した固定弁体と可動弁体との位置関係
を第1通路が開いた状態で示す説明図である。
【図8】図1で示した通路切替バルブにおける回転軸の
左側面図である。
【図9】回転軸の断面図である。
【図10】回転軸の右側面図である。
【図11】図1で示した通路切替バルブにおける下ケー
スの側面図である。
【図12】下ケースの正面図である。
【図13】下ケースの断面図である。
【図14】図1で示した通路切替バルブにおける上ケー
スの側面図である。
【図15】上ケースの断面図である。
【図16】図1で示した通路切替バルブにおける切替弁
の構成を示す断面図である。
【図17】図16で示した切替弁の可動シャフトの側面
図である。
【図18】可動シャフトの断面図である。
【図19】図16で示した切替弁の可動シャフトカバー
部材の側面図である。
【図20】切替弁におけるカム部の構成を示す円周に沿
った展開図である。
【図21】図16で示した切替弁における第2バルブシ
ャフトの側面図である。
【図22】図1で示した通路切替バルブにおける切替ハ
ンドルの側面図である。
【図23】図16で示した切替弁の入口通路と第3室側
の出口通路が開いた状態の断面図である。
【図24】図16で示した切替弁の入口通路と第1室側
の出口通路が開いた状態の断面図である。
【図25】本発明による通路切替バルブにおける開閉弁
と切替弁の動作を示す概念図である。
【図26】本発明による通路切替バルブを用いた軟水化
装置の構成を示す説明図である。
【符号の説明】
1 開閉弁 2 固定弁体 3 可動弁体 4 回転軸 5 下ケース 6 上ケース 7 位置決め突起 8 入口通路 9 出口通路 10 通路 11 取付け溝 12 凹部 13 第1通路 14 凸部 15 フランジ部 16 シャフト 17 切替弁 18 セレーシ
ョン 19 パッキン 20 回転規制
壁 21 位置決め溝 22 入口通路 23 出口通路 24 爪 25 パッキン 26 穴 27 突出部 28 穴 29 回転規制ボス 30 バルブ本
体 31 本体カバー部材 32 第1バル
ブシャフト(回転軸) 33 第1弁体 34 第2弁体 35 弁体スプリング 36 可動シャ
フト 37 止め輪 38 可動シャ
フトカバー部材 39 第2バルブシャフト 40 切替ハン
ドル 41 入口通路 42 出口通路 43 出口通路 44 第1段付
部 45 第2段付部 46 第3段付
部 47 穴 48 穴 49 横穴 50 Oリング 51 第1室 52 第2室 53 第3室 54 パッキン 55 受け溝 56 第1段付
部 57 第2段付部 58 カム 59 規制部 60 カム部 61 穴 62 Oリング 63 第2カム 64 第2規制
部 65 穴 66 傾斜溝 67 平行溝 68 セレーシ
ョン 69 ピン部材 70 セレーシ
ョン 71 Oリング 72 Oリング 73 セレーション 74 取っ手 75 第2通路 76 通路切替
バルブ 77 軟水化装置 78 陽イオン
交換樹脂 79 陽イオン交換樹脂部 80 供給管 81 軟水管 82 穴 83 Oリング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 本橋 昭夫 茨城県下館市大字下江連1250番地 株式会 社日立ハウステック結城工場内 Fターム(参考) 2D060 BB09 BC12 CD10 3H067 AA13 AA33 BB03 CC01 CC46 DD03 DD12 DD24 4D025 AA03 AB19 BA08 BA13 BA22 BA25 BB12

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1通路を開閉する開閉弁と、第2通路
    を2個の通路のいずれかに切り替える切替弁を備え、開
    閉弁と切替弁が1個の操作手段で操作される通路切替バ
    ルブ。
  2. 【請求項2】 開閉弁と切替弁がそれぞれ回転軸を備
    え、操作手段の操作により開閉弁と切替弁の回転軸が同
    時に回転する請求項1記載の通路切替バルブ。
  3. 【請求項3】 回転軸が所定角度以上回転すると、第1
    通路が開き、第2通路の2個の通路のうちの一方の通路
    が開き、一方の通路が閉じる請求項2記載の通路切替バ
    ルブ。
  4. 【請求項4】 回転軸が所定角度以上回転すると、第1
    通路が開き、第2通路の2個の通路のうちの一方の通路
    が開き、第2通路の開口面積が、一定に保持される請求
    項3記載の通路切替バルブ。
  5. 【請求項5】 開閉弁が、回転軸の角度に応じて第1通
    路の開口面積を変化させる請求項2〜請求項4のいずれ
    かに記載の通路切替バルブ。
  6. 【請求項6】 請求項1〜請求項5のいずれかに記載の
    通路切替バルブを備えた軟水化装置。
  7. 【請求項7】 陽イオン交換樹脂部と、陽イオン交換樹
    脂部へ水を供給する供給管と、陽イオン交換樹脂部から
    軟水を吐水させるための軟水管とを備えた軟水化装置
    で、前記供給管が、請求項1〜請求項5のいずれかに記
    載の通路切替バルブの第1通路に接続され、前記軟水管
    が第2通路に接続される軟水化装置。
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