JP4317407B2 - シングルレバー式水栓 - Google Patents

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この発明は、シングルレバー式水栓に関する。
本出願人は、図5に示すような回転式操作ハンドル71により水道水などを吐水する自在水栓72に代えて、図4に示すような、水栓基部79と、この水栓基部79によって保持される吐水管78と、前記水栓基部79から吐水管78に送られる水の流量を調整するための流量調整機構75とを備えたシングルレバー式水栓76を提案している。この水栓76は、供給路80が水配管に連通しており、流量調整機構75は、水栓基部79の収容空間S内に収容される図4に示すような二つのディスク73,74を有するものであり、操作レバー77は上下方向に回動させる構成であることから、軸芯まわりに回動させる回転式操作ハンドル71に比して、流量調整および止水のための操作をより小さい力で行うことが可能となる。また、前記水栓76では、前記二つのディスク73,74がセラミックにより成形されていることから、水栓76自体の耐久性、耐熱性が向上し、長寿命化を図ることができるとともに、完全な止水を行え、水漏れを確実に防いで無駄な吐水を防止することができるとともに、流量調整機構75を、吐水管78を保持する水栓基部79に無駄なスペースを設ける必要無く組み込むことが可能であることから、その構成をコンパクトなものとすることができる。例えば、水栓基部79の収容空間Sを形成する胴79aの外径Hは30mmである。
一方、図6、図7に示すように、シングルレバー式の湯水混合水栓Dは、湯流路81a、水流路81bから導入する湯、水を混合するための弁ユニット(カートリッジ)82を内蔵している。この弁ユニット82は、略円筒状のケース体83を有し、弁ユニット82の直下に位置する水栓胴体84の上面部Qに着脱自在に設けられている。弁ユニット82には混合湯水の吐出口Mが設けられ、この吐出口Mと、水栓胴体84に設けられた混合湯水の導入口85が連通するように構成されている。上面部Qには、弁ユニット82の底面部82aの所定位置に形成された環状突起82cが係合する位置決め用の係合溝82dが形成されている。ケース体83は、前記吐出口Mを形成するための孔86と、湯流路81aに連通する湯孔(図示せず)と、水流路81bに連通する水孔(図示せず)が開設されている。そして、前記弁ユニット82は、ケース体83内に、前記湯流路81a,水流路81bのそれぞれに連通される弁孔93a,93b(図8参照)と湯水混合水流路81cに連通される混合水用弁孔93cとが開設された固定ディスク93、この固定ディスク93に水密状態に摺動自在に上載された可動ディスク94、この可動ディスク94の上方に回動自在に挿入された合成樹脂材よりなるガイド95、およびガイド95に回動自在でかつ傾動可能に枢支され上部に突出する栓棒96を設けており、この栓棒96にハンドル97を固定している。すなわち、ケース体82の底面部82aの上に固定ディスク93と可動ディスク94がこの順に設けられている。そして、前記ハンドル97の操作によって前記弁ユニット82内の可動ディスク94の回動および平行移動を自在に行え、湯水混合栓Dは、ハンドル97の傾動操作によって混合水の吐出流量を適宜に調節でき、その回動操作によって湯水の混合割合を適宜に調節できるように構成にされている。例えば、湯水の混合割合を調節するにあたり、ハンドル97を左方向に回動するように力を加えたときには、図8(A)に示すように、可動ディスク94が栓棒96の働きで回動し、前記湯水混合流路4cが湯用弁孔93aのみを混合水弁孔93cと連通させるようになり、混合水弁孔93c側には熱湯のみが供給される。また、図8(B)に示すように、可動ディスク94が栓棒96の働きで回動し、前記湯水混合流路94cに重なる湯用弁孔93aと水用弁孔93bとの割合は、湯用弁孔93aの方が大きくなる。また逆に、ハンドル97を右方向に回動するように力を加えたときには、図8(C)に示すように、可動ディスク94がレバー96の働きで回動し、前記湯水混合流路94cに重なる湯用弁孔93aと水用弁孔93bとの割合は、水用弁孔93bの方が大きくなる。
特開2001−329582号公報 特開2002−098244号公報
しかしながら、前記弁ユニット82のケース体83の外径hは、前記シングルレバー式水栓76の胴79aの外径Hよりも大きく例えば40mmであった。また、前記シングルレバー式水栓76は前記シングルレバー式の湯水混合水栓Dよりも、胴79aの外径Hが10mm程度小さくてコンパクトではあるが、水を前記吐水管78から吐出させるだけで、前記シングルレバー式の湯水混合水栓Dのように適宜温度の湯水混合水も吐出できるコンパクトなシングルレバー式水栓が望まれる。
この発明は、上述の事柄に留意してなされたもので、その目的は、湯または水あるいは湯水混合水を吐水管から吐出させることができるコンパクトなシングルレバー式水栓を提供することである。
上記目的を達成するために、この発明のシングルレバー式水栓は、水栓本体内から吐水管に送られる湯または水あるいは湯水混合水の流量を調整するための流量調整機構が、固定ディスク、この固定ディスク上に回転移動可能に設けられた下側可動ディスクおよびこの下側可動ディスク上に直線移動可能に設けられた上側可動ディスクの三つのディスクと、上下方向の回動により前記上側可動ディスクを直線移動させ、それによって、吐水状態と止水状態に切替えるとともに、吐水時において、左右方向の回動により前記下側可動ディスクを回転移動させ、それによって、湯または水あるいは湯水混合水を前記吐水管から吐出させうる一つの操作レバーとを有する。
また、この発明は別の観点から、水栓基部と、この水栓基部によって保持される吐水管と、前記水栓基部から吐水管に送られる湯または水あるいは湯水混合水の流量を調整するとともに、止水状態と吐水状態に切替えるための流量調整機構とを備えたシングルレバー式水栓であって、前記水栓基部は、前記流量調整機構を保持する空間と、前記流量調整機構に水を導入するための一つの水導入路、前記流量調整機構に湯を導入するための一つの湯導入路および前記流量調整機構からの水または湯あるいは湯水混合水を前記吐水管に導出するための一つの導出路を有しており、また、前記流量調整機構が、固定ディスク、この固定ディスク上に回転移動可能に設けた下側可動ディスクおよびこの下側可動ディスク上に直線移動可能に設けた上側可動ディスクの三つのディスクを有するとともに、一つの操作レバーを有し、更に、前記固定ディスクは、前記水導入路および湯導入路にそれぞれ連通する水導入貫通孔および湯導入貫通孔と前記導出路に連通する導出貫通孔の三つの貫通孔を有し、また、前記下側可動ディスクは、前記固定ディスクの前記水導入貫通孔または湯導入貫通孔に連通する一つの導入連通孔と前記固定ディスクの前記導出貫通孔に常時連通する導出連通孔の二つの連通孔を有し、更に、前記上側可動ディスクは、前記下側可動ディスクとの接合面に形成された凹部を有し、前記操作レバーの上下方向の回動により前記上側可動ディスクの前記凹部を前記下側可動ディスクの前記導入連通孔を閉塞する閉塞位置と、前記凹部を前記下側可動ディスクの前記導入連通孔および前記導出連通孔に跨がる開放位置とに移動させるよう構成される一方、前記操作レバーの左右方向の回動により前記下側可動ディスクの前記導入連通孔を前記固定ディスクの前記水導入貫通孔にまたは湯導入貫通孔にあるいは前記水導入貫通孔および湯導入貫通孔にまたがる状態で連通させるように構成してあることを特徴とするシングルレバー式水栓を提供する。
この発明では、一つの操作レバーの上方向の回動により上側可動ディスクを直線移動させ、それによって吐水状態とした上で、前記操作レバーの左右方向の回動により下側可動ディスクを回転移動させることにより、水配管から供給される水だけではなく、湯配管から供給される湯または湯水混合水を吐水管から吐出させるコンパクトなシングルレバー式水栓を提供できる。
また、この発明では、一つの操作レバーの上方向の回動により上側可動ディスクを直線移動させ、それによって上側可動ディスクにおける下側可動ディスクとの接合面に形成された凹部を前記下側可動ディスクに設けた二つの導入連通孔および前記導出連通孔に跨がる開放位置に移動させた上で、前記操作レバーの例えば左方向の回動により下側可動ディスクを回転移動させることにより、下側可動ディスクの前記導入連通孔を前記固定ディスクの前記水導入貫通孔に連通させることで水配管から水を供給できるようにするとともに、前記操作レバーを例えば右方向に回動させることにより、下側可動ディスクの前記導入連通孔を前記固定ディスクの前記湯導入貫通孔に連通させることができて湯配管から湯を供給でき、更には、下側可動ディスクの前記導入連通が前記固定ディスクの前記水導入貫通孔と湯導入貫通孔をまたぐように前記操作レバーを回動させることにより、適宜温度の湯水混合水を吐水管から吐出させることができる。また、この発明では、通常のシングルレバー式の湯水混合水栓に比して胴径を小さくできる。
以下、この発明の実施形態を、図を参照しながら説明する。なお、それによってこの発明は限定されるものではない。
図1〜図3は、この発明の一実施形態を示す。図1〜図3において、シングルレバー式水栓D’は、水栓基部(水栓本体)1と、この水栓基部1によって保持される吐水管2と、前記水栓基部1から吐水管2に送られる湯または水あるいは湯水混合水の流量を調整するとともに、止水状態と吐水状態に切替えるための流量調整機構3とを備えている。前記水栓基部1は、前記流量調整機構3を保持する空間S’と、前記流量調整機構3に水を導入するための一つの水導入路4、前記流量調整機構3に湯を導入するための一つの湯導入路5および前記流量調整機構3からの水または湯あるいは湯水混合水を前記吐水管2に導出するための一つの導出路6を有する。また、前記流量調整機構3は、セラミック製の固定ディスク7、この固定ディスク7上に回転移動可能に設けたセラミック製の下側可動ディスク8およびこの下側可動ディスク8上に直線移動可能に設けたセラミック製の上側可動ディスク9の三つのディスクを有するとともに、一つの操作レバー10を有する。前記固定ディスク7は、前記水導入路4および湯導入路5にそれぞれ連通する水導入貫通孔11および湯導入貫通孔12と前記導出路6に連通する導出貫通孔13の三つの貫通孔を有し、また、前記下側可動ディスク8は、前記固定ディスク7の前記水導入貫通孔11または湯導入貫通孔12に連通する一つの導入連通孔14と前記固定ディスク7の前記導出貫通孔13に常時連通する導出連通孔15の二つの連通孔を有する。
下側可動ディスク8の前記導入連通孔14は、入口である下端開口14aと出口である上端開口14bを有する。上端開口14bは円形であり、また、下端開口14aが上端開口14bよりも面積が大きくなるように形成されている。また、前記導出連通孔15は、入口である上端開口15aと出口である下端開口15bを有する。上端開口15aは略楕円形であり、また、下端開口15bは略三日月状であり、下端開口15bが上端開口15aよりも面積が大きくなるように形成されている。
また、固定ディスク7の前記水導入貫通孔11と湯導入貫通孔12は同形であり、水導入貫通孔11は、入口である下端開口11aと出口である上端開口11bを有する。上端開口11bは略菱形であり、また、下端開口11aは円形であり、下端開口11aが上端開口11bよりも面積が大きくなるように形成されている。また、湯導入貫通孔12は、入口である下端開口12aと出口である上端開口12bを有する。上端開口12bは略菱形であり、また、下端開口12aは円形であり、下端開口12aが上端開口12bよりも面積が大きくなるように形成されている。固定ディスク7の前記導出貫通孔13は、入口である上端開口13aと出口である下端開口13bを有する。上端開口13aは略楕円形であり、また、下端開口13bは円形でであり、上端開口13aが下端開口13bよりも面積が大きくなるように形成されている。
更に、上側可動ディスクは9、前記下側可動ディスク8との接合面に形成された凹部20を有し、前記操作レバー10の上下方向の回動により前記上側可動ディスク9の前記凹部20を前記下側可動ディスク8の前記導入連通孔14を閉塞する閉塞位置と、前記凹部20を前記下側可動ディスク8の前記導入連通孔14および前記導出連通孔15に跨がる開放位置とに移動させるよう構成される。また、前記操作レバー10の左右方向の回動により前記下側可動ディスク8の前記導入連通孔14を、図3(B)に示すように、前記固定ディスク7の前記水導入貫通孔11に連通させるように構成したり、または、図3(C)に示すように、前記導入連通孔14を湯導入貫通孔12に連通させるように構成したり、あるいは図示はしないが前記導入連通孔14を前記水導入貫通孔11および湯導入貫通孔12にまたがる状態で連通させるように構成してある。
そして、下側可動ディスク8の周縁部の対向する位置には、下側支持部材21の係合片22,22に係止される係合凹部23,23が設けられている。固定ディスク7は、水栓基部1の上面に設けた平面視リング状の凹所1d内において内側および外側に設けられる環状の小パッキン24および環状の大パッキン25の上面に配置される。上側可動ディスク9の周縁部の対向する位置には、係止凹部26,26が設けられており、この係止凹部26,26に係止する係止片27,27を両端に垂下状に有するガイド28が、上側可動ディスク9の上面に載設されている。このガイド28は、たとえば合成樹脂材からなり、その上面には、突設体29が設けられている。この突設体29の中央部には、支持部30が設けられている。下側支持部材21は、たとえば合成樹脂製であり、下側支持部材21に着脱自在に係止することが可能な上側支持部材31が設けてある。上側支持部材31は、下部の周縁部の対向する位置に垂下状に支持片33,33を有するとともに、上部には前記操作レバー10を支持するための支持体34を有している。前記係合片33の下端部には、係止部33aが形成されている。上側支持部材31は、その上面の中央部にガイド孔36を有し、このガイド孔36に直交する位置に貫通孔37を有している。また、前記ガイド孔36の両側壁の対向する位置には、突条体(図示せず)が形成されている。下側支持部材21は、環状部材40と、この環状部材40の対向する位置に立設された係合片22,22とからなる。係合片22の上端部には、上側支持部材31の係止部33aに係止させることが可能な係止部41が形成されている。操作レバー10は、たとえば合成樹脂製であり、連動部材43およびガイド28を介して上側可動ディスク9と連動するように構成されている。連動部材43は、たとえば金属材からなり、下部に軸孔43aを有するとともに、下端部に下端突子43bを有している。そして、上側支持部材31の貫通孔37および軸孔43aを貫通するピン50によって、連動部材43は、その下部が上側支持部材31のガイド孔36を挿通し、前記下端突子43bが前記ガイド28の支持部30に嵌入された状態に保持されることになる。また、連動部材43は、前記ピン50によって軸支される軸支部分に部分円弧面43cを有しており、この部分円弧面43cに前記突条体が摺接し、止水を司るように構成されている。操作レバー10は、装着部10aと、この装着部10aの端部から前方へ延設された把持部10bとからなる。装着部10aの内部には、前記連動部材43の上部が嵌合される保持部10cが形成されており、保持部10cの螺孔10dを挿通したネジ55が、連動部材43の嵌合凹部43dに係止することで、操作レバー10が連動部材43に固定され、操作レバー10を回動することにより、連動部材43およびガイド28を介して上側可動ディスク9が前後方向に移動する。
而して、図1に実線で示す操作レバー10を上方向に動かすと、図3(B)に示すように上側可動ディスク9が前方向(g方向)に移動することで、凹部20を介して導入連通孔14および前記導出連通孔15が連通し吐出状態になる。続いて、操作レバー10の右方向の回動により前記下側可動ディスク8の前記導入連通孔14を、図3(B)に示すように、前記固定ディスク7の前記水導入貫通孔11に連通させ、これにより水が吐出する。また、操作レバー10の左方向の回動により図3(C)に示すように、前記導入連通孔14を湯導入貫通孔12に連通させ、これにより湯が吐出する。また、操作レバー10を回動させて中央位置あるいはその左右位置に持ってくると導入連通孔14を前記水導入貫通孔11および湯導入貫通孔12にまたがる状態で連通させることができ、適宜温度の湯水混合水が吐出する。
しかも、湯配管からの湯の供給と、水配管からの水の供給と、適宜温度の湯水混合水の供給とを、通常のシングルレバー式の湯水混合水栓に比して胴径を小さなコンパクト化されたシングルレバー式水栓D’から得ることができる。
この発明の一実施形態における使用状態を示す構成説明図である。 上記実施形態における流量調整機構を示す要部分解斜視図である。 (A)は、上記実施形態における止水動作を示す構成説明図である。(B)は、水を吐出させる動作の手順を示す構成説明図である。(C)は、湯を吐出させる動作の手順を示す構成説明図である。(D)は、上記実施形態で用いた固定ディスクを示す下面図である。 従来例における使用状態を示す構成説明図である。 従来例の特徴を説明するために用いられた断面図である。 通常のシングルレバー式の湯水混合水栓を示す構成説明図である。 上記通常のシングルレバー式の湯水混合水栓の動作を示す構成説明図である。 上記通常のシングルレバー式の湯水混合水栓における二つのディスクの動作を示す図である。
1 水栓基部(水栓本体)
2 吐水管
3 流量調整機構
7 固定ディスク
8 下側可動ディスク
9 上側可動ディスク
10 操作レバー
D’ シングルレバー式水栓

Claims (2)

  1. 水栓本体内から吐水管に送られる湯または水あるいは湯水混合水の流量を調整するための流量調整機構が、固定ディスク、この固定ディスク上に回転移動可能に設けられた下側可動ディスクおよびこの下側可動ディスク上に直線移動可能に設けられた上側可動ディスクの三つのディスクと、上下方向の回動により前記上側可動ディスクを直線移動させ、それによって、吐水状態と止水状態に切替えるとともに、吐水時において、左右方向の回動により前記下側可動ディスクを回転移動させ、それによって、湯または水あるいは湯水混合水を前記吐水管から吐出させうる一つの操作レバーとを有することを特徴とするシングルレバー式水栓。
  2. 水栓基部と、この水栓基部によって保持される吐水管と、前記水栓基部から吐水管に送られる湯または水あるいは湯水混合水の流量を調整するとともに、止水状態と吐水状態に切替えるための流量調整機構とを備えたシングルレバー式水栓であって、前記水栓基部は、前記流量調整機構を保持する空間と、前記流量調整機構に水を導入するための一つの水導入路、前記流量調整機構に湯を導入するための一つの湯導入路および前記流量調整機構からの水または湯あるいは湯水混合水を前記吐水管に導出するための一つの導出路を有しており、また、前記流量調整機構が、固定ディスク、この固定ディスク上に回転移動可能に設けた下側可動ディスクおよびこの下側可動ディスク上に直線移動可能に設けた上側可動ディスクの三つのディスクを有するとともに、一つの操作レバーを有し、更に、前記固定ディスクは、前記水導入路および湯導入路にそれぞれ連通する水導入貫通孔および湯導入貫通孔と前記導出路に連通する導出貫通孔の三つの貫通孔を有し、また、前記下側可動ディスクは、前記固定ディスクの前記水導入貫通孔または湯導入貫通孔に連通する一つの導入連通孔と前記固定ディスクの前記導出貫通孔に常時連通する導出連通孔の二つの連通孔を有し、更に、前記上側可動ディスクは、前記下側可動ディスクとの接合面に形成された凹部を有し、前記操作レバーの上下方向の回動により前記上側可動ディスクの前記凹部を前記下側可動ディスクの前記導入連通孔を閉塞する閉塞位置と、前記凹部を前記下側可動ディスクの前記導入連通孔および前記導出連通孔に跨がる開放位置とに移動させるよう構成される一方、前記操作レバーの左右方向の回動により前記下側可動ディスクの前記導入連通孔を前記固定ディスクの前記水導入貫通孔にまたは湯導入貫通孔にあるいは前記水導入貫通孔および湯導入貫通孔にまたがる状態で連通させるように構成してあることを特徴とするシングルレバー式水栓。
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