JP2002098244A - 湯水混合水栓における弁ユニット設置機構 - Google Patents

湯水混合水栓における弁ユニット設置機構

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JP2002098244A
JP2002098244A JP2000285798A JP2000285798A JP2002098244A JP 2002098244 A JP2002098244 A JP 2002098244A JP 2000285798 A JP2000285798 A JP 2000285798A JP 2000285798 A JP2000285798 A JP 2000285798A JP 2002098244 A JP2002098244 A JP 2002098244A
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JP
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valve unit
hot
adapter
water
faucet
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JP2000285798A
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Akira Nishioka
明 西岡
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SanEi Faucet Manufacturing Co Ltd
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SanEi Faucet Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 底面部に混合湯水の吐出口が形成された水栓
胴体に専用の弁ユニットだけではなく別の弁ユニットを
内蔵させることができる湯水混合水栓における弁ユニッ
ト設置機構を提供すること。 【解決手段】 底面部10aに混合湯水の吐出口11が
形成された水栓胴体12に、ハンドル操作される湯水調
整用の弁ユニット2を内蔵してある湯水混合水栓におい
て、前記底面部に上載されるアダプタ40を着脱自在に
設け、大きな弁ユニット13を内蔵させるときは前記ア
ダプタを取り外し、小さな弁ユニット2を内蔵させると
きは前記アダプタを装着してこのアダプタの上に前記小
さな弁ユニットを載置するように構成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、底面部に混合湯
水の吐出口が形成された水栓胴体に専用の弁ユニットだ
けではなく別の弁ユニットを内蔵させることで汎用性を
持たせた新規な湯水混合水栓における弁ユニット設置機
構に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば図5、図6に示すように、シング
ルレバー式の湯水混合水栓Dは、その下部に設けられた
取り付け手段T’によって、取り付け台Tの上面に固定
されており、上流部に、湯供給管(図示せず)に連通す
る湯流路1aと水供給管(図示せず)に連通する水流路
1bを有するとともに、前記湯流路1a、水流路1bか
ら導入する湯、水を混合するための弁ユニット(カート
リッジ)2を内蔵している。
【0003】この弁ユニット2は、略円筒状のケース体
20を有し、弁ユニット2の直下に位置する水栓胴体1
00の上面部Qに着脱自在に設けられ、弁ユニット2に
設けられた混合湯水の吐出口Mと、水栓胴体100に設
けられた混合湯水の導入口101が連通するように構成
されている。この上面部Qには、弁ユニット2の底面部
20aの所定位置に形成された環状突起20cが係合す
る位置決め用の係合溝20dが形成されている。ケース
体20の底面部20aには、前記吐出口Mを形成するた
めの孔200と、湯流路1aに連通する湯孔(図示せ
ず)と、水流路1bに連通する水孔(図示せず)が開設
されている。そして、前記弁ユニット2は、ケース体2
0内に、前記湯流路1a,水流路1bのそれぞれに連通
される弁孔3a,3b(図7参照)と湯水混合水流路1
cに連通される混合水用弁孔3cとが開設された固定デ
ィスク3、この固定ディスク3に水密状態に摺動自在に
上載された可動ディスク4、この可動ディスク4の上方
に回動自在に挿入された合成樹脂材よりなるガイド5、
およびガイド5に回動自在でかつ傾動可能に枢支され上
部に突出する栓棒6を設けており、この栓棒6にハンド
ル7を固定している。すなわち、ケース体20の底面部
20aの上に固定ディスク3と可動ディスク4がこの順
に設けられている。
【0004】前記弁ユニット2のケース体20の外径h
は例えば4cmである。
【0005】前記栓棒6は支点6aを中心に枢支されて
おり、その栓棒6の下端が可動ディスク4の上部に設け
られた凹部4aに係入している。また、前記ガイド5に
は、その外周の適所に一体的に係止突起を形成し、この
係止突起が前記ケース体20の内周面に形成された係止
溝103に嵌合することにより、前記ハンドル7の回動
範囲が冷水から熱湯までの操作範囲に限定され、必要以
上に回転しないように構成されている。また、栓棒6の
下端が可動ディスク4の上部に設けられた凹部4aに係
入している。9は、弁ユニット2を組み立てた状態で、
栓棒6の上方から装着される係合部材である。4cは、
可動ディスク4の下面に形成された略楕円形の湯水混合
流路である。
【0006】そして、前記ハンドル7の操作によって前
記弁ユニット2内の可動ディスク4の回動および平行移
動を自在に行え、湯水混合栓Dは、ハンドル7の傾動操
作によって混合水の吐出流量を適宜に調節でき、その回
動操作によって湯水の混合割合を適宜に調節できるよう
に構成にされている。
【0007】例えば、湯水の混合割合を調節するにあた
り、ハンドル7を左方向に回動するように力を加えたと
きには、図7(A)に示すように、可動ディスク4が栓
棒6の働きで回動し、前記湯水混合流路4cが湯用弁孔
3aのみを混合水弁孔3cと連通させるようになり、混
合水弁孔3c側には熱湯のみが供給される。また、図7
(B)に示すように、可動ディスク4が栓棒6の働きで
回動し、前記湯水混合流路4cに重なる湯用弁孔3aと
水用弁孔3bとの割合は、湯用弁孔3aの方が大きくな
る。また逆に、ハンドル7を右方向に回動するように力
を加えたときには、図7(C)に示すように、可動ディ
スク4がレバー6の働きで回動し、前記湯水混合流路4
cに重なる湯用弁孔3aと水用弁孔3bとの割合は、水
用弁孔3bの方が大きくなる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】一方、図4、図3
(B)に示すように、下部10の底面部分10aに混合
湯水の吐出口11が形成された水栓胴体12に、外径H
が4.6cmの円筒状のケース体14を備えた専用の弁
ユニット13を内蔵してある湯水混合水栓15があるけ
れども、専用の弁ユニット13に替えてこれとは別の前
記弁ユニット2を水栓胴体12に内蔵設置させることは
できず、汎用性がなかった。これは、前記弁ユニット2
のケース体20は弁ユニット13のケース体14よりも
小さい外径hを有する上に、前記弁ユニット13の下部
と弁ユニット13が上載される水栓胴体12の上載部の
構成が弁ユニット2専用の湯水混合水栓Dのものとは異
なるからである。なお、図4、図3(B)において、図
5〜図7に示した符号と同一のものは、同一または相当
物である。
【0009】すなわち、図4、図3(B)において、1
6は、ロアーディスクで、このロアーディスク16に相
当するものが前記湯水混合栓Dにはなかった。ロアーデ
ィスク16は、弁ユニット13のケース体14内に設け
られた固定ディスク3を上載する。つまり、ロアーディ
スク16には、固定ディスク3に開設された湯用弁孔
(図示せず)に連通する湯弁孔(図示せず)が開設さ
れ、また、固定ディスク3に開設された水用弁孔(図示
せず)に連通する水弁孔(図示せず)が開設され、ま
た、固定ディスク3に開設された湯水混合水用弁孔3c
に連通する混合水用弁孔M’が開設されている。
【0010】更に、水栓胴体12の中間部に位置する弁
ユニット上載部分19には、一方の偏心管18を介して
湯供給管17に連通する湯供給通路400と、図示しな
いが他方の偏心管を介して水供給管に連通する水供給通
路600とが形成されている。この湯供給通路400は
ロアーディスク16の前記湯弁孔(図示せず)に連通す
る。また、水供給通路600はロアーディスク16の前
記水弁孔(図示せず)に連通する。このロアーディスク
16は、水栓胴体12に位置決めされるよう下面に環状
の突起片500が形成され、この突起片500が係入可
能な大きさの係止溝18が水栓胴体12の弁ユニット上
載部分19の所定位置に形成されている。この上載部分
19は、ロアーディスク16の前記混合水用弁孔M’に
連通する混合水導入口30を有する。
【0011】また、弁ユニット13のケース体14の下
部が水栓胴体12の前記弁ユニット上載部分19に内嵌
する。なお、31は、ブッシング、32は、カバー受
け、33は、カバーである。
【0012】本発明は上述の事柄に留意してなされたも
ので、その目的は、底面部に混合湯水の吐出口が形成さ
れた水栓胴体に専用の弁ユニットだけではなく別の弁ユ
ニットを内蔵させることができる湯水混合水栓における
弁ユニット設置機構を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明は、底面部に混合湯水の吐出口が形成され
た水栓胴体に、ハンドル操作される湯水調整用の弁ユニ
ットを内蔵してある湯水混合水栓において、前記底面部
に上載されるアダプタを着脱自在に設け、大きな弁ユニ
ットを内蔵させるときは前記アダプタを取り外し、小さ
な弁ユニットを内蔵させるときは前記アダプタを装着し
てこのアダプタの上に前記小さな弁ユニットを載置する
ように構成している。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて説明する。図1、図2、図3(A)は、この発明の
一実施形態を示す。なお、図1、図2、図3(A)にお
いて、図3(B)、図4〜図7に示した符号と同一のも
のは、同一または相当物である。
【0015】この発明の特徴は、例えば外径Hが4.6
cmの円筒状のケース体14を備えた弁ユニット13専
用の水栓胴体12に例えば外径hが4.0cmの円筒状
のケース体20を備えた小さな弁ユニット2を内蔵させ
るときは水栓胴体12内にアダプタ40を装着し、この
アダプタ40の上に前記小さな弁ユニット2を載置する
ように構成した点である。
【0016】図1、図2、図3(A)において、40
は、アダプタで、偏平な円柱体で構成され、上面mに、
段差50が形成された環状壁52と、弁ユニット2の底
面部20aの所定位置に形成された環状突起20cが係
合する位置決め用の係合溝58が形成されている一方、
下面nに、水栓胴体12の前記弁ユニット上載部分19
の所定位置に形成された前記係止溝18に係合してアダ
プタ40を水栓胴体12に位置決めするための突起片5
3を有する。前記環状壁52の内径rは、弁ユニット2
の外径hに等しい。
【0017】また、上面m、下面nを貫く形で、弁ユニ
ット2のケース体20の底面部20aに設けた前記孔2
00に形成された前記吐出口Mに連通する混合水連通孔
51と、水栓胴体12に形成された前記湯供給通路40
0に連通する湯連通孔55と、水栓胴体12に形成され
た前記水供給通路600に連通する水連通孔56とが穿
設されている。
【0018】アダプタ40の外径Sは、前記弁ユニット
13のケース体14の外径に等しい。よって、図4、図
3(B)に示すハンドル7、カバー33、カバー受け3
2、ブッシング31を取り外し、水栓胴体12の前記弁
ユニット上載部分19から下部が内嵌している前記弁ユ
ニット13を取り外し、前記弁ユニット13に替えてア
ダプタ40を前記弁ユニット上載部分19に内嵌させる
ことができる。続いて、前記弁ユニット2をアダプタ4
0の上面mに形成された環状壁52はめ込むだけの容易
な作業で前記弁ユニット13専用の水栓胴体12に前記
弁ユニット13よりも小さな前記弁ユニット2を載置で
きる。
【0019】なお、60は、前記混合水連通孔51と、
湯連通孔55と、水連通孔56の下面n側において、こ
れら孔のまわりに形成された溝61にはめ込まれたOリ
ングである。そのため、水栓胴体12とアダプタ40間
のシール性をより向上できる。
【0020】また、81は、ブッシング、82は、カバ
ーである。
【0021】
【発明の効果】この発明では、底面部に混合湯水の吐出
口が形成された水栓胴体に専用の弁ユニットだけではな
く別の弁ユニットを内蔵させることで汎用性を持たせた
湯水混合水栓における弁ユニット設置機構を提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態を示す全体構成説明図で
ある。
【図2】(A)は、上記実施形態における要部を示す平
面図である。(B)は、(A)のB−B’線断面図であ
る。(C)は、(A)のC−C’線断面図である。
(D)は、上記実施形態における要部を示す底面図であ
る。
【図3】(A)は、上記実施形態における要部分解斜視
図である。(B)は、取り替え前の湯水混合水栓の構成
部材を示す要部分解斜視図である。
【図4】取り替え前の湯水混合水栓を示す全体構成説明
図である。
【図5】別の湯水混合水栓を示す全体構成説明図であ
る。
【図6】前記別の湯水混合水栓の要部を示す構成説明図
である。
【図7】前記別の湯水混合水栓の動作説明図である。
【符号の説明】
2,13…弁ユニット、12…水栓胴体、15,D…湯
水混合水栓、40…アダプタ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底面部に混合湯水の吐出口が形成された
    水栓胴体に、ハンドル操作される湯水調整用の弁ユニッ
    トを内蔵してある湯水混合水栓において、前記底面部に
    上載されるアダプタを着脱自在に設け、大きな弁ユニッ
    トを内蔵させるときは前記アダプタを取り外し、小さな
    弁ユニットを内蔵させるときは前記アダプタを装着して
    このアダプタの上に前記小さな弁ユニットを載置するよ
    うに構成したことを特徴とする湯水混合水栓における弁
    ユニット設置機構。
JP2000285798A 2000-09-20 2000-09-20 湯水混合水栓における弁ユニット設置機構 Pending JP2002098244A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104565478A (zh) * 2014-11-14 2015-04-29 宁波敏宝卫浴五金水暖洁具有限公司 一种分离式水龙头阀体结构
JP2018031152A (ja) * 2016-08-23 2018-03-01 株式会社タカギ 水栓装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN104565478A (zh) * 2014-11-14 2015-04-29 宁波敏宝卫浴五金水暖洁具有限公司 一种分离式水龙头阀体结构
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