JP2003212769A - L−グルタミンおよびアズレンスルホン酸ナトリウムを含有する速崩錠または口腔内崩壊錠並びにその製造方法 - Google Patents

L−グルタミンおよびアズレンスルホン酸ナトリウムを含有する速崩錠または口腔内崩壊錠並びにその製造方法

Info

Publication number
JP2003212769A
JP2003212769A JP2002328183A JP2002328183A JP2003212769A JP 2003212769 A JP2003212769 A JP 2003212769A JP 2002328183 A JP2002328183 A JP 2002328183A JP 2002328183 A JP2002328183 A JP 2002328183A JP 2003212769 A JP2003212769 A JP 2003212769A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
disintegrating tablet
tablet
orally
glutamine
lactose
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2002328183A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4174300B2 (ja
JP2003212769A5 (ja
Inventor
Itaru Tomiyama
格 冨山
Yasushi Tomiyama
泰 冨山
Michihiro Takeshita
通廣 竹下
Tomonori Shimada
知則 島田
Motohiro Ota
元洋 太田
Yasushi Watanabe
靖 渡邊
Hiroichi Yoshimoto
博一 吉本
Naohiro Saito
直浩 齊藤
Kiyoshi Morimoto
清 森本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kotobuki Seiyaku Co Ltd
KH Neochem Co Ltd
Original Assignee
Kotobuki Seiyaku Co Ltd
Kyowa Hakko Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kotobuki Seiyaku Co Ltd, Kyowa Hakko Kogyo Co Ltd filed Critical Kotobuki Seiyaku Co Ltd
Priority to JP2002328183A priority Critical patent/JP4174300B2/ja
Publication of JP2003212769A publication Critical patent/JP2003212769A/ja
Publication of JP2003212769A5 publication Critical patent/JP2003212769A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4174300B2 publication Critical patent/JP4174300B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
  • Medicinal Preparation (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 L−グルタミンとアズレンスルホン酸ナトリ
ウムとを含有する速崩錠または口腔内崩壊錠並びにその
製造方法を提供する。 【解決手段】 L−グルタミン、アズレンスルホン酸ナ
トリウムおよび崩壊剤を含む混合物を、乳糖含有水溶液
を結合剤として用いて造粒し乾燥して得られる造粒物を
圧縮成形して得られる実質的に発泡成分を含まない速崩
錠または口腔内崩壊錠並びにその製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、L−グルタミンと
アズレンスルホン酸ナトリウムとを含有する速崩錠また
は口腔内崩壊錠およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】L−グルタミンとアズレンスルホン酸ナ
トリウムとを含有する経口投与錠剤は、胃潰瘍、十二指
腸潰瘍、胃炎等の胃腸障害治療薬として、経口投与錠剤
や散剤といった剤形のものが幅広く使用されている。
【0003】しかしながら経口投与錠剤は服用時に多量
の水を必要とし、また嚥下力の弱い高齢者や小児にとっ
ては服薬しづらいといった問題がある。
【0004】また散剤は服用時に水を必要とし、また服
用時に粉がこぼれるといった問題がある。
【0005】このため患者、医師、薬剤師等から、L−
グルタミンとアズレンスルホン酸ナトリウムとを含有す
る製剤であって服用時に水を必要としないか、少量の水
で服用できる、服用時に粉がこぼれるといった問題の無
い速崩錠または口腔内崩壊錠を提供して欲しいという要
望がある。
【0006】かかる要望に応えるものとしては、例えば
特許文献1に記載のアズレンスルホン酸ナトリウムグル
タミン経口用錠剤が既に提案されている。
【0007】しかしながら、特許文献1に記載のアズレ
ンスルホン酸ナトリウムグルタミン経口用錠剤は、錠剤
中に炭酸金属塩と有機酸とを含有し口腔内で唾液と接触
すると炭酸金属塩が分解し炭酸ガス(CO2ガス)を発
生することにより錠剤の崩壊を促進する、いわゆる発泡
錠であるため口腔内への刺激がある。
【0008】また、L−グルタミンとアズレンスルホン
酸ナトリウムとを含有する速崩錠または口腔内崩壊錠で
は、L−グルタミンの含有量に対しアズレンスルホン酸
ナトリウムの含有量が著しく少ないため、L−グルタミ
ン、アズレンスルホン酸ナトリウム、炭酸金属塩、有機
酸を単純に混合して成形材料を準備し、これを圧縮成形
した場合には、錠剤中にアズレンスルホン酸ナトリウム
が均一に分散しない錠剤が製造される場合がある。
【0009】また、速崩錠または口腔内崩壊錠として、
水または唾液に対する崩壊時間を短時間にするために、
成形材料を圧縮する際の圧縮力を低くすると、錠剤の保
存中、搬送中に加わる外部からの力により錠剤に欠けが
生じ易くなるという問題もある。
【特許文献1】特開2000−26286号公報
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、服用時に水
を必要とせず、口腔内で唾液と接触することで速やかに
崩壊する服用しやすいL−グルタミンとアズレンスルホ
ン酸ナトリウムとを含有する速崩錠または口腔内崩壊錠
並びにその製造方法を提供することを目的としている。
【0011】また本発明は、L−グルタミンとアズレン
スルホン酸ナトリウムとを含有する製剤であって、アズ
レンスルホン酸ナトリウムの安定性に優れた速崩錠また
は口腔内崩壊錠並びにその製造方法を提供することを目
的としている。
【0012】また本発明は、アズレンスルホン酸ナトリ
ウムが、錠剤中に均一に分散しているL−グルタミンと
アズレンスルホン酸ナトリウムとを含有する速崩錠また
は口腔内崩壊錠並びにその製造方法を提供することを目
的としている。
【0013】また、本発明は、口腔内において崩壊時間
が短く、且つ、保存や運搬中に、外部から力が加わって
も錠剤に欠けが生じ難い、L−グルタミンとアズレンス
ルホン酸ナトリウムとを含有する速崩錠または口腔内崩
壊錠並びにその製造方法を提供することを目的としてい
る。
【0014】また、本発明は、錠剤中に、発泡成分を含
んでおらず、口腔内への刺激が少ない、L−グルタミン
とアズレンスルホン酸ナトリウムとを含有する速崩錠ま
たは口腔内崩壊錠並びにその製造方法を提供することを
目的としている。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は下記(1)〜
(8)に関する。
【0016】(1) L−グルタミン、アズレンスルホ
ン酸ナトリウムおよび崩壊剤を含む混合物を、乳糖含有
水溶液を結合剤として用いて造粒し乾燥して得られる造
粒物を圧縮成形して得られる実質的に発泡成分を含まな
い速崩錠または口腔内崩壊錠。
【0017】(2) L−グルタミン、アズレンスルホ
ン酸ナトリウムおよび崩壊剤を含む混合物を、乳糖含有
水溶液を結合剤として用いて造粒し乾燥して得られる造
粒物と、添加剤との混合物からなる成形材料を圧縮成形
して得られる実質的に発泡成分を含まない速崩錠または
口腔内崩壊錠。
【0018】(3) 造粒物中に無水乳糖が形成されて
いる、前記(1)または(2)に記載の速崩錠または口
腔内崩壊錠。
【0019】(4) 外部滑沢錠である前記(1)〜
(3)のいずれかに記載の速崩錠または口腔内崩壊錠。
【0020】(5) L−グルタミン、アズレンスルホ
ン酸ナトリウムおよび崩壊剤を含む混合物を準備する工
程と、該混合物を、乳糖含有水溶液を結合剤として用い
て造粒し乾燥して造粒物を製造する工程と、該造粒物を
圧縮成形する工程とを備える、実質的に発泡成分を含ま
ない、速崩錠または口腔内崩壊錠の製造方法。
【0021】(6) L−グルタミン、アズレンスルホ
ン酸ナトリウムおよび崩壊剤を含む混合物を準備する工
程と、該混合物を、乳糖含有水溶液を結合剤として用い
て造粒し乾燥して造粒物を製造する工程と、該造粒物と
添加剤とを混合して成形材料を準備する工程と、該成形
材料を圧縮成形する工程とを備える、実質的に発泡成分
を含まない速崩錠または口腔内崩壊錠の製造方法。
【0022】(7) 造粒物の製造工程で無水乳糖が形
成される前記(5)または(6)に記載の速崩錠または
口腔内崩壊錠の製造方法。
【0023】(8) 該成形材料を圧縮成形する工程
が、成形材料表面に滑沢剤を塗布した杵、臼を用いて、
該成形材料を、圧縮成形したことを特徴とする、前記
(5)〜(7)のいずれかに記載の速崩錠または口腔内
崩壊錠の製造方法。
【0024】
【発明の実施の形態】本発明の速崩錠は、少量の水で服
用できる錠剤を意味する。また本発明の口腔内崩壊錠
は、水無しで服用できるいわゆる口腔内速崩壊錠を意味
する。速崩錠および口腔内崩壊錠の口腔内での崩壊時間
としては、60秒以下が好ましく、30秒以下が特に好
ましい。本発明の速崩錠または口腔内崩壊錠の強度は、
30N以上が好ましく、40N以上がより好ましく、5
0N以上が特に好ましい。本願発明の速崩錠または口腔
内崩壊錠中のL−グルタミンの含量は特に制限はない
が、30〜99.9重量%が好ましく、50〜98重量
%がより好ましく、70〜95重量%が特に好ましい。
【0025】本願発明の速崩錠または口腔内崩壊錠中の
アズレンスルホン酸ナトリウムの含量は特に制限はない
が、0.001〜5.0重量%が好ましく、0.01〜
3重量%がより好ましく、0.03〜1重量%が特に好
ましい。
【0026】本願発明の速崩錠または口腔内崩壊錠にお
いて崩壊剤は2種類以上含まれていてもよい。
【0027】崩壊剤としては、クロスポピドン、クロス
カルメロースナトリウム、低置換ヒドロキシプロピルセ
ルロース、カルボキシメチルセルロース、カルボキシメ
チルセルロースカルシウム、カルボキシメチルスターチ
ナトリウムがあげられ、クロスポビドンが好ましい。
【0028】崩壊剤は、製造される速崩錠または口腔内
崩壊錠中に、1〜30重量%、好ましくは1〜15重量
%、より好ましくは1〜10重量%となるように配合す
る。乳糖は市販のものを用いることができる。
【0029】本発明において結合剤として用いる乳糖含
有水溶液に由来する乳糖の量は、速崩錠または口腔内崩
壊錠1錠中、1〜30重量%が好ましく、1〜20重量
%がより好ましく、1〜10重量%が特に好ましい。
【0030】乳糖含有水溶液中の乳糖の濃度は、特に制
限はないが、1.0〜40重量%が好ましく、2〜30
重量%がより好ましく、5〜20重量%が特に好まし
い。
【0031】乳糖は、それ自身が、炭水化物としての栄
養を有すると同時に、水に溶けるが、水に溶けても粘性
が低いという性質を有する。
【0032】また、この速崩錠または口腔内崩壊錠中に
は、添加剤が添加されていてもよい。添加剤は、本発明
の速崩錠または口腔内崩壊錠の製造過程のいずれに添加
されてもよく、例えば、L−グルタミン、アズレンスル
ホン酸ナトリウムおよび崩壊剤を含む混合物に混合して
使用されてもよく、またL−グルタミン、アズレンスル
ホン酸ナトリウムおよび崩壊剤を含む混合物を造粒して
得られる造粒物に混合して使用してもよい。
【0033】添加剤としては、医薬品に添加することが
できる成分であれば特に制限はないが、例えば、香料、
甘味剤、矯味剤、着色剤、流動化剤、滑沢剤、賦形剤が
あげられ、単独または組み合わせて使用される。これら
の速崩錠または口腔内崩壊錠中の濃度は、特に制限はな
いが各々微量〜10重量%が好ましく、0.001〜5
重量%がより好ましく、0.01〜2重量%が特に好ま
しい。
【0034】しかしながら本願発明の添加剤には、炭酸
塩と有機酸等の組合せからなる発泡成分は実質的に含ま
れない。
【0035】香料としては、例えば、柑橘系のフレーバ
ー、メントール等のような医薬品、食品で汎用されるも
のを用いることができ、甘味剤および矯味剤としては、
例えば、アスパルテーム、グルコース、フルクトース、
サッカリン等があげられる。
【0036】着色剤としては、例えば、ベータカロチン
等の食用色素や黄色三二酸化鉄、赤色三二酸化鉄等をあ
げることができる。
【0037】流動化剤または滑沢剤としては、タルク、
軽質無水ケイ酸、ケイ酸カルシウム、合成ケイ酸アルミ
ニウム、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸カル
シウム、フマル酸ステアリルナトリウム等をあげること
ができる。
【0038】賦形剤としては、例えばトレハロース、マ
ンニトールまたは乳糖等をあげることができる。
【0039】本発明に係る速崩錠または口腔内崩壊錠
は、錠剤内部に滑沢剤を含んでいても良いが、錠剤内部
に滑沢剤が含まれていると滑沢剤の撥水性が原因となっ
て錠剤の水に対する濡れ性が、錠剤内部に滑沢剤が含ま
れていない錠剤に比べて、低下するという現象が生じる
ので錠剤の内部に滑沢剤を含有しないものが好ましい。
【0040】滑沢剤は、錠剤化する成形材料の流動性を
改善するためや、製造される錠剤に、スティッキング
や、ラミネーションや、キャッピング等の打錠障害や、
打錠工程における杵や臼のギシツキを防止するために、
通常、成形材料中に添加される成分であり例えば、ステ
アリン酸、ステアリン酸マグネシウムやステアリン酸カ
ルシウム等のステアリン酸金属塩、フマル酸ステアリル
ナトリウム、ショ糖脂肪酸エステル、タルク等があげら
れる。
【0041】本発明の、速崩錠または口腔内崩壊錠は、
L−グルタミン、アズレンスルホン酸ナトリウムおよび
崩壊剤を含む混合物を乳糖含有水溶液を結合剤に用いて
造粒し乾燥して得られる造粒物を圧縮成形することによ
り製造される。
【0042】造粒方法としては、特に制限はないが、例
えば流動層造粒、転動流動層造粒、攪拌造粒、高速攪拌
造粒、押出造粒等の湿式造粒よる調製が好ましい。これ
ら造粒物の粒度や比表面積は打錠に差し支えない流動性
があれば特に限定されず任意に設定することができる。
【0043】乳糖含有水溶液は、乳糖を純水等の水に溶
解して製造することができ、溶解温度は特に制限がない
が、40〜100℃が好ましく、50〜95℃が好まし
く、60〜90℃が特に好ましい。造粒温度は特に制限
はないが、40〜100℃が好ましく、40〜95℃が
より好ましく、50〜90℃が特に好ましい。これによ
りアミノ酸粒子−アミノ酸粒子間、崩壊剤粒子−崩壊剤
粒子間、アミノ酸粒子−崩壊剤粒子間を結合している結
合剤(乳糖)中に無水乳糖結晶が形成されやすくなり、
これが、外部からの物理的な力に対して、形態保持性を
より発揮しやすくなる。
【0044】なお、本発明の速崩錠または口腔内崩壊錠
中には、無水乳糖結晶が存在している場合には、例え
ば、該存在は例えば薬剤学、48(1)、1(1988
年)に記載のX線回折方法等で確認することができる。
【0045】乾燥方法としては特に制限はないが、例え
ば流動層乾燥、通風乾燥、減圧乾燥等があげられる。乾
燥温度は特に制限はないが、40〜100℃が好まし
く、50〜95℃が好ましく、60〜90℃が特に好ま
しい。
【0046】本発明において、錠剤の製造方法は特に制
限はなく、例えばロータリー式打錠機を用いて行うこと
ができる。打錠機としては、杵および臼に滑沢剤を塗布
する装置を備えないものも使用できるが、杵および臼に
滑沢剤を塗布する装置を備えたものを用いることが好ま
しい。圧縮形成は、滑沢剤を塗布した杵および臼または
滑沢剤を塗布していない杵および臼を用いて行うことが
できる。
【0047】
【実施例】実施例1 L−グルタミン(協和発酵工業社製)4534g、アズ
レンスルホン酸ナトリウム(寿製薬社製)15g、クロ
スポビドン(商品名:ポリプラスドンXL−10、アイ
エスピー・ジャパン社製)250gを攪拌造粒機(製品
名:VG−25型、パウレック社製)に投入し、5分間
混合した。乳糖(日本薬局方品)150gを60〜70
℃の温度範囲に加温した精製水750gに溶解させ室温
まで放冷した後、混合物に添加し5分間練合を行い、
0.8mm口径のスクリーンを装着した押出造粒機(商
品名:DGL−1型、不二パウダル社製)に投入し押出
造粒した。その後速やかに流動層乾燥機(WSG−5
型、グラット社製)に移し、80℃の吸気温度で約15
分間乾燥をした。得られた乾燥物を28号金網で整粒し
打錠用顆粒とした。φ13mm平面杵を装着したロータ
リー型打錠機(商品名:AP−15型、畑鉄工所製)
に、打錠用顆粒を臼内に充填する前に上および下杵の表
面、臼壁にステアリン酸マグネシウムを塗布する装置を
装着し、錠剤重量728mg、打錠圧20kNで圧縮成
形し口腔内速崩錠または口腔内崩壊錠を得た。
【0048】実施例2 L−グルタミン(協和発酵工業社製)4534g、アズ
レンスルホン酸ナトリウム(寿製薬社製)15g、クロ
スポビドン(商品名:ポリプラスドンXL−10、アイ
エスピー・ジャパン社製)125gを攪拌造粒機(VG
−25型、パウレック社製)に投入し、5分間混合し
た。乳糖150gを加温した精製水750gに溶解させ
室温まで放冷した後、混合物に添加し5分間練合を行
い、0.8mm口径のスクリーンを装着した押出造粒機
(DGL−1型、不二パウダル社製)に投入し押出造粒
した。その後速やかに流動層乾燥機(WSG−5型、グ
ラット社製)に移し、80℃の吸気温度で約15分間乾
燥をした。得られた乾燥物を28号金網で整粒し、その
整粒物1950g、クロスポビドン50g、L−メント
ール1gを混合し、打錠用顆粒とした。φ13mm平面
杵を装着したロータリー型打錠機(AP−15型、畑鉄
工所製)に、打錠用顆粒を臼内に充填する前に上および
下杵の表面、臼壁にステアリン酸マグネシウムを塗布す
る装置を装着し、錠剤重量728mg、打錠圧20kN
で圧縮成形し口腔内速崩錠または口腔内崩壊錠を得た。
【0049】実施例3 実施例1で得られた乾燥整粒物1980g、ステアリン
酸マグネシウム20gを混合し、打錠用顆粒とした。φ
13mm平面杵を装着したロータリー型打錠機(AP−
15型、畑鉄工所製)を用いて、錠剤重量728mg、
打錠圧20kNで圧縮成形し速崩錠または口腔内崩壊錠
を得た。 比較例1 L−グルタミン(協和発酵工業社製)4534g、アズ
レンスルホン酸ナトリウム(寿製薬社製)15g、クロ
スポビドン(商品名:ポリプラスドンXL−10、アイ
エスピー・ジャパン社製)250gを攪拌造粒機(VG
−25型、パウレック社製)に投入し、5分間混合し
た。精製水750gを混合物に添加し5分間練合を行
い、0.8mm口径のスクリーンを装着した押出造粒機
(DGL−1型、不二パウダル社製)に投入し押出造粒
した。その後速やかに流動層乾燥機(WSG−5型、グ
ラット社製)に移し、80℃の吸気温度で約15分間乾
燥をした。得られた乾燥物を28号金網で整粒し、その
整粒物2980g、ステアリン酸マグネシウム20gを
混合し打錠用顆粒とした。φ13mm平面杵を装着した
ロータリー型打錠機(AP−15型、畑鉄工所製)を用
いて、錠剤重量706mg、打錠圧20kNで圧縮成形
し錠剤を得た。
【0050】比較例2 L−グルタミン(協和発酵工業社製)4534g、アズ
レンスルホン酸ナトリウム(寿製薬社製)15g、クロ
スポビドン(商品名:ポリプラスドンXL−10、アイ
エスピー・ジャパン社製)250g、乳糖150gを攪
拌造粒機(VG−25型、パウレック社製)に投入し、
5分間混合した。精製水750gを混合物に添加し5分
間練合を行い、0.8mm口径のスクリーンを装着した
押出造粒機(DGL−1型、不二パウダル社製)に投入
し押出造粒した。その後通風箱型乾燥機(日本乾燥機
製、TE-81型)を用いて、通風温度40℃で18時間乾
燥した。得られた乾燥物を28号金網で整粒し、その整
粒物2980g、ステアリン酸マグネシウム20gを混
合し打錠用顆粒とした。φ13mm平面杵を装着したロ
ータリー型打錠機(AP−15型、畑鉄工所製)を用い
て、錠剤重量728mg、打錠圧20kNで圧縮成形し
錠剤を得た。
【0051】比較例3 L−グルタミン(協和発酵工業社製)4534g、アズ
レンスルホン酸ナトリウム(寿製薬社製)15g、クロ
スポビドン(商品名:ポリプラスドンXL−10、アイ
エスピー・ジャパン社製)250gを攪拌造粒機(VG
−25型、パウレック社製)に投入し、5分間混合し
た。乳糖150gを加温した精製水750gに溶解させ
室温まで放冷した後、混合物に添加し5分間練合を行
い、0.8mm口径のスクリーンを装着した押出造粒機
(DGL−1型、不二パウダル社製)に投入し押出造粒
した。その後速やかに流動層乾燥機(WSG−5型、グ
ラット社製)に移し、80℃の吸気温度で約15分間乾
燥をした。得られた乾燥物を28号金網で整粒し、その
整粒物3600g、クエン酸180g、炭酸水素ナトリ
ウム180g、ステアリン酸マグネシウム40gを混合
し打錠用顆粒とした。φ13mm平面杵を装着したロー
タリー型打錠機(AP−15型、畑鉄工所製)を用い
て、錠剤重量800mg、打錠圧20kNで圧縮成形し
錠剤を得た。
【0052】試験例1 次に、上記した実施例1〜3および比較例1〜3の各々
の速崩錠または口腔内崩壊錠について、錠剤硬度試験
と、口腔内崩壊時間試験とを行った。
【0053】尚、錠剤硬度試験は、錠剤硬度計(商品
名:TH−303MP型、富山産業社製)を用い、各々
の錠剤10錠の硬度を測定し、その平均値を算出するよ
うにした。
【0054】また、口腔内崩壊時間試験は、健康な成人
10名に、各々の錠剤を口腔内に入れてもらい、各々の
錠剤を口腔内に入れてから、唾液のみにて、錠剤が崩壊
するまでの時間を測定し、その平均値を算出するように
した。
【0055】結果を、表1に示す。
【0056】
【表1】 表1の結果から、実施例1〜3の速崩錠または口腔内崩
壊錠は、いずれも、保存や運搬時に、錠剤に割れや欠け
が生ぜず、実用レベルで問題が無いとされる、40N以
上の錠剤硬度を有していた。一方、比較例1〜3の速崩
錠または口腔内崩壊錠は、実用レベルの錠剤で必要とさ
れる錠剤硬度(40N)以下であった。
【0057】また、実施例1〜3の速崩錠または口腔内
崩壊錠は、いずれも、口腔内に錠剤を入れてから30秒
以内に錠剤が口腔内で完全に崩壊したのに対し、比較例
1〜3の速崩錠または口腔内崩壊錠は、口腔内に錠剤を
入れてから完全に崩壊するまでに、30秒以上の時間を
要した。
【0058】以上の結果から、実施例1〜3の速崩錠ま
たは口腔内崩壊錠は、実用レベルの錠剤として必要とさ
れる錠剤硬度を有し、且つ、口腔内で速やかに崩壊する
という優れた崩壊特性を有する速崩錠または口腔内崩壊
錠であることが明らかになった。
【0059】また、実施例1〜3の速崩錠または口腔内
崩壊錠は、発泡成分を含んでいないため、口腔内に対す
る刺激が無いという長所を有する。
【0060】また、実施例1〜3の速崩錠または口腔内
崩壊錠は、製造される錠剤に打錠工程においてスティッ
キングが発生しなかったのに対し、錠剤強度を高めた比
較例3の速崩錠または口腔内崩壊錠の一部にスティッキ
ングが発生したものが観察された。
【0061】また、実施例1〜3の速崩錠または口腔内
崩壊錠を対比した場合には、実施例3の速崩錠または口
腔内崩壊錠(内部滑沢錠剤)に比べ、実施例1〜2の速
崩錠または口腔内崩壊錠(外部滑沢錠剤)の方が、口腔
内で速やかに崩壊し、且つ錠剤強度が高いことが明らか
になった。
【0062】
【発明の効果】本発明により、服用時に水を必要とせ
ず、口腔内で唾液と接触することで速やかに崩壊する服
用しやすいL−グルタミンとアズレンスルホン酸ナトリ
ウムとを含有する速崩錠または口腔内崩壊錠並びにその
製造方法が提供される。
【0063】また本発明により、L−グルタミンとアズ
レンスルホン酸ナトリウムとを含有する含有する製剤で
あって、アズレンスルホン酸ナトリウムの安定性に優れ
た速崩錠または口腔内崩壊錠並びにその製造方法が提供
される。
【0064】また本発明により、アズレンスルホン酸ナ
トリウムが、錠剤中に均一に分散しているL−グルタミ
ンとアズレンスルホン酸ナトリウムとを含有する速崩錠
または口腔内崩壊錠並びにその製造方法が提供される。
【0065】また、本発明により、口腔内において崩壊
時間が短く、且つ、保存や運搬中に、外部から力が加わ
っても錠剤に欠けが生じ難い、L−グルタミンとアズレ
ンスルホン酸ナトリウムとを含有する速崩錠または口腔
内崩壊錠並びにその製造方法が提供される。
【0066】また、本発明により、錠剤中に、発泡成分
を含んでおらず、口腔内への刺激が少ない、L−グルタ
ミンとアズレンスルホン酸ナトリウムとを含有する速崩
錠または口腔内崩壊錠並びにその製造方法が提供され
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61P 43/00 121 A61P 43/00 121 (72)発明者 冨山 泰 長野県埴科郡坂城町大字坂城6351番地 壽 製薬株式会社内 (72)発明者 竹下 通廣 長野県埴科郡坂城町大字坂城6351番地 壽 製薬株式会社内 (72)発明者 島田 知則 長野県埴科郡坂城町大字坂城6351番地 壽 製薬株式会社内 (72)発明者 太田 元洋 静岡県駿東郡長泉町下土狩1188 協和醗酵 工業株式会社富士工場内 (72)発明者 渡邊 靖 静岡県駿東郡長泉町下土狩1188 協和醗酵 工業株式会社富士工場内 (72)発明者 吉本 博一 静岡県駿東郡長泉町下土狩1188 協和醗酵 工業株式会社富士工場内 (72)発明者 齊藤 直浩 静岡県駿東郡長泉町下土狩1188 協和醗酵 工業株式会社富士工場内 (72)発明者 森本 清 静岡県駿東郡長泉町下土狩1188 協和醗酵 工業株式会社富士工場内 Fターム(参考) 4C076 AA36 BB22 CC16 DD41C DD67A EE16A FF05 FF06 FF09 FF33 GG12 4C206 AA01 GA20 JA06 MA02 MA03 MA04 MA05 MA55 MA77 NA02 ZA68 ZC75

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 L−グルタミン、アズレンスルホン酸ナ
    トリウムおよび崩壊剤を含む混合物を、乳糖含有水溶液
    を結合剤として用いて造粒し乾燥して得られる造粒物を
    圧縮成形して得られる実質的に発泡成分を含まない速崩
    錠または口腔内崩壊錠。
  2. 【請求項2】 L−グルタミン、アズレンスルホン酸ナ
    トリウムおよび崩壊剤を含む混合物を、乳糖含有水溶液
    を結合剤として用いて造粒し乾燥して得られる造粒物
    と、添加剤との混合物からなる成形材料を圧縮成形して
    得られる実質的に発泡成分を含まない速崩錠または口腔
    内崩壊錠。
  3. 【請求項3】 造粒物中に無水乳糖が形成されている、
    請求項1または2に記載の速崩錠または口腔内崩壊錠。
  4. 【請求項4】 外部滑沢錠である請求項1〜3のいずれ
    かに記載の速崩錠または口腔内崩壊錠。
  5. 【請求項5】 L−グルタミン、アズレンスルホン酸ナ
    トリウムおよび崩壊剤を含む混合物を準備する工程と、
    該混合物を、乳糖含有水溶液を結合剤として用いて造粒
    し乾燥して造粒物を製造する工程と、該造粒物を圧縮成
    形する工程とを備える、実質的に発泡成分を含まない速
    崩錠または口腔内崩壊錠の製造方法。
  6. 【請求項6】 L−グルタミン、アズレンスルホン酸ナ
    トリウムおよび崩壊剤を含む混合物を準備する工程と、
    該混合物を、乳糖含有水溶液を結合剤として用いて造粒
    し乾燥して造粒物を製造する工程と、該造粒物と添加剤
    とを混合して成形材料を準備する工程と、該成形材料を
    圧縮成形する工程とを備える、実質的に発泡成分を含ま
    ない速崩錠または口腔内崩壊錠の製造方法。
  7. 【請求項7】 造粒物の製造工程で無水乳糖が形成され
    る請求項5または6に記載の速崩錠または口腔内崩壊錠
    の製造方法。
  8. 【請求項8】 該成形材料を圧縮成形する工程が、成形
    材料表面に滑沢剤を塗布した杵、臼を用いて、該成形材
    料を、圧縮成形したことを特徴とする、請求項5〜7の
    いずれかに記載の速崩錠または口腔内崩壊錠の製造方
    法。
JP2002328183A 2001-11-13 2002-11-12 L−グルタミンおよびアズレンスルホン酸ナトリウムを含有する速崩錠または口腔内崩壊錠並びにその製造方法 Expired - Lifetime JP4174300B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002328183A JP4174300B2 (ja) 2001-11-13 2002-11-12 L−グルタミンおよびアズレンスルホン酸ナトリウムを含有する速崩錠または口腔内崩壊錠並びにその製造方法

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001-347300 2001-11-13
JP2001347300 2001-11-13
JP2002328183A JP4174300B2 (ja) 2001-11-13 2002-11-12 L−グルタミンおよびアズレンスルホン酸ナトリウムを含有する速崩錠または口腔内崩壊錠並びにその製造方法

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2003212769A true JP2003212769A (ja) 2003-07-30
JP2003212769A5 JP2003212769A5 (ja) 2005-07-21
JP4174300B2 JP4174300B2 (ja) 2008-10-29

Family

ID=27667145

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002328183A Expired - Lifetime JP4174300B2 (ja) 2001-11-13 2002-11-12 L−グルタミンおよびアズレンスルホン酸ナトリウムを含有する速崩錠または口腔内崩壊錠並びにその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4174300B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005206519A (ja) * 2004-01-22 2005-08-04 Ss Pharmaceut Co Ltd 用時溶解型速溶性固形製剤
JP2010116337A (ja) * 2008-11-12 2010-05-27 Kotobuki Seiyaku Kk 安定なエグアレンナトリウム固形製剤
JP2010241745A (ja) * 2009-04-07 2010-10-28 Kotobuki Seiyaku Kk 小腸粘膜障害の予防・治療薬剤としての医薬組成物
JP2014024872A (ja) * 2013-11-07 2014-02-06 Kotobuki Seiyaku Kk 安定なエグアレンナトリウム固形製剤

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005206519A (ja) * 2004-01-22 2005-08-04 Ss Pharmaceut Co Ltd 用時溶解型速溶性固形製剤
JP4547161B2 (ja) * 2004-01-22 2010-09-22 エスエス製薬株式会社 用時溶解型速溶性固形製剤
JP2010116337A (ja) * 2008-11-12 2010-05-27 Kotobuki Seiyaku Kk 安定なエグアレンナトリウム固形製剤
JP2010241745A (ja) * 2009-04-07 2010-10-28 Kotobuki Seiyaku Kk 小腸粘膜障害の予防・治療薬剤としての医薬組成物
JP2014024872A (ja) * 2013-11-07 2014-02-06 Kotobuki Seiyaku Kk 安定なエグアレンナトリウム固形製剤

Also Published As

Publication number Publication date
JP4174300B2 (ja) 2008-10-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4551092B2 (ja) 口腔内速崩壊性錠剤
JP5583012B2 (ja) 口腔内速崩壊錠及びその製造方法
JP4365095B2 (ja) 口腔内速崩壊錠
US20040071772A1 (en) Preparations quickly disintegrating in oral cavity
US20100080847A1 (en) Medicinal compositions quickly disintegrating in the oral cavity and process for producing the same
JP2006077018A (ja) 口腔内速崩壊錠
WO2002070013A1 (fr) Utilisation d'une poudre sechee par atomisation contenant un alcool de sucre
US20100092564A1 (en) Composition of and Method for Preparing Orally Disintegrating Tablets
JP4438121B2 (ja) 口腔内速崩錠及びその製造方法
JP4358117B2 (ja) 口腔内速崩壊錠
JPWO2003041698A1 (ja) アミノ酸含有口腔内速崩壊錠及びその製造方法
JP5572321B2 (ja) 被覆微粒子含有口腔内崩壊錠
JP2003176242A (ja) 速崩壊性圧縮成型物及びその製造法
JP2003212769A (ja) L−グルタミンおよびアズレンスルホン酸ナトリウムを含有する速崩錠または口腔内崩壊錠並びにその製造方法
JP4695581B2 (ja) 口腔内速崩壊性錠剤
JP3637968B1 (ja) 胃内崩壊性錠剤
JP2005029557A (ja) 口腔内速崩壊性錠剤およびその製造方法
JP7360460B2 (ja) 口腔内崩壊錠及びその製造方法
JPH11508579A (ja) 治療用発泡性組成物
WO1999055311A1 (fr) Comprimes se desagregeant rapidement dans la cavite buccale et procede de production desdits comprimes
JP2004300150A (ja) 口腔内速崩壊性錠剤及びその製法
JP2002265389A (ja) 錠剤およびその製造法

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20041209

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041209

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080722

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080818

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4174300

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110822

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110822

Year of fee payment: 3

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110822

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120822

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120822

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130822

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term