JP4438121B2 - 口腔内速崩錠及びその製造方法 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術】
本発明は、口腔内で素早く崩壊もしくは溶解する錠剤、及びその製造方法に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
【従来の技術】
近年、嚥下困難になりやすい高齢者や小児にとっても服用しやすい経口投与剤の開発が行われている。中でも口腔内ですばやく崩壊もしくは溶解する口腔内速崩錠は、服用が容易であり、シロップなどの液剤に比べ1回の服用も正確であることから、その構成や製造方法について種々の報告がされている。
【0004】
しかし、凍結乾燥法で製造される速崩錠(例えば特公昭62−50445号公報記載の発明)は、錠剤の硬度がPTP包装から取り出す際に押し出すことができないほど低いため、容器の裏面のシールをはがして速崩錠を取り出す構造の包装材が必要となる。さらに、製剤化の工程中や携帯中及び服用の際に錠剤のくずれや割れが生じやすく、取り扱い性に課題を残している。
【0005】
また、圧縮成形法による速崩錠の製法(特開平5−271054号公報に記載の発明)は、顆粒を湿らせて打錠し成形するものであるが、通常の打錠機を用いると杵へ顆粒等が付着するなどの打錠障害が生じると考えられ、この障害を克服する工夫が必要である。
【0006】
また、一般に錠剤を打錠する際にはロータリー式打錠機が汎用されているが、製造工程及び流通過程において錠剤の形状を維持するために充分な錠剤硬度を得るためには、大きな打錠圧力が必要となり、その結果、錠剤の速崩性をも同時に維持することは困難である。一方で、ロータリー式打錠機を使用することなく、口腔内速崩錠を製造する場合は、設備投資や特別な技術開発が必要となる。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、ロータリー式打錠機を用いつつも、口腔内での崩壊性ならびに取り扱い性に優れる速崩錠、ならびにこれを製造する方法を提供するものである。
【0008】
本発明者らは、上記課題を解決するため鋭意検討した結果、特定の糖と膨潤性賦形剤とを湿式造粒した顆粒を調製し、この顆粒にさらに結晶性セルロースを加えて打錠することにより、所望の口腔内速崩錠を製造できることを見出した。
【0009】
すなわち本発明は、水に対する溶解性の高い糖類と膨潤性賦形剤とを湿式造粒して調製した顆粒と、結晶セルロースとを打錠して得られる口腔内速崩錠と、その製造方法である。
【0010】
本発明の速崩錠は、以下の工程により調製することができる。
【0011】
まず、糖と膨潤性賦形剤を混合し、必要に応じてこれに結合剤を加えて、湿式造粒法を用いて圧縮性が高く溶解性の高い顆粒を製造する。この顆粒に対して、さらに結晶セルロースを加えて低打錠圧で打錠する。
【0012】
この方法により、口腔内で5秒から数十秒程ですみやかに崩壊する、優れた服用性を有する口腔内速崩錠を調製することができる。また、この様にして得た本発明の速崩錠は、PTP包装から押し出すことができる硬度を有している。すなわち本発明の速崩錠は、錠剤の包装に多用されるPTP包装から服用前に指で押し出す際に、崩れ若しくは割れることなく押し出すことができる硬度を有するものである。
【0013】
本発明で使用される糖類は、水に対する溶解性に優れた糖類を使用する。例えば蔗糖、ソルビトール、エリスリトール、キシリトールが使用でき、中でも清涼感があり溶解性の高い点でエリスリトール、キシリトールが特に好ましい。これら糖類は単独でまたは二種以上を併用して用いても良い。
【0014】
顆粒中の糖類の量は、口腔内での溶解性を考慮して多量に配合することが好ましく、顆粒全体に対して40%重量以上、好ましくは60〜95重量%である。また、本発明の顆粒中に含まれる膨潤性賦形剤は、水分の存在下で膨潤する性質の賦形剤であれば特に限定されるものではない。例えば、結晶セルロース、カルボキシメチルセルロースカルシウム(CMC−Ca)、低置換度ヒドロキシプロピルセルロース(L−HPC)、クロスポビドン、クロスカルメロースナトリウム等を例示できる。これら膨潤性賦形剤は単独でまたは二種以上を併用して用いても良く、特に速崩錠の硬度と崩壊の点で結晶セルロースとクロスポビドンの併用が最も好ましい。
【0015】
この顆粒中への膨潤性賦形剤の配合は、錠剤の圧縮成型性の向上に加え、打錠障害の回避の点で重要である。顆粒中の膨潤性賦形剤の配合量は膨潤性賦形剤の種類により異なるが、顆粒全体に対して40%以下、好ましくは5〜20重量%さらに好ましくは10〜15%である。
【0016】
本発明で行うことができる湿式造粒法には、高速撹拌造粒、練合造粒、流動層造粒、転動流動層造粒等があるが、顆粒の圧縮性顆粒及び錠剤中への水の浸透性を考慮すると流動型の造粒機が好ましい。また、噴霧乾燥機等の造粒機を用いることもできる。具体的には、それぞれの方法に応じて市販されている各種造粒装置を、その機器の操作方法に従って使用すればよい。
【0017】
尚、本発明では、ヒドロキシプロピルセルロース(HPC)等の結合剤を加えて造粒することも可能である。本発明において結合剤を加える方法としては、結合剤を造粒前に粉体として加える、または造粒溶媒に溶解させる、あるいはその造粒前の粉体と造粒溶媒の両方に加える等の何れの方法でも行うことができる。
ただし、結合剤の効果は錠剤の速崩性と相反するものであるから、造粒時に使用する結合剤は少量とすることが好ましく、特に造粒溶媒に結合剤を溶解して使用する場合には、造粒溶媒由来の結合剤の重量を、顆粒全体の4重量%以下、特に2重量%以下とすることが好ましい。
【0018】
この様にして得られる顆粒とともに打錠する結晶セルロースは、錠剤の崩壊性や強度、製剤時の打錠障害との関係においてきわめて重要である。
【0019】
例えば、後述の比較例7に見られるように、顆粒外に崩壊剤としてL−HPCを加えた場合、結晶セルロース(実施例4)と比較して硬度が低くなる傾向がある(図2)。また、クロスポビドンを顆粒外に配合した場合(比較例5及び6)には、押し上げレール値が高くなり、打錠障害発生の傾向が認められる(図1)。また、顆粒外に結晶セルロースを配合しないもの(比較例4)では、押し上げレール値が高く、打錠障害が起こる傾向がある(図1)。
【0020】
特に、打錠障害を起こしやすいエリスリトールやキシリトール等の糖類を用いて打錠する際には、硬度の確保及び打錠障害の回避という点で、顆粒外への結晶セルロースの使用が有利であるということができる。
【0021】
その使用量は、口腔内でのざらつきを増さない程度に押さえる必要があるが、好ましくは錠剤重量に対して30重量%以下、さらに好ましくは15%重量以下とすればよい。
【0022】
本発明においては、上記顆粒と結晶性セルロースとの混合物を打錠する際に滑沢剤を加えることもできる。本発明で使用できる滑沢剤としては、ステアリン酸マグネシウムやステアリン酸カルシウム等を例示することができる。滑沢剤を用いる方法としては、打錠する混合粉末に加える方法、あるいは打錠時に杵または臼に直接滑沢剤を付着させる方法の何れでもよい。
【0023】
ただし、滑沢剤は一般に疎水性で、錠剤の崩壊性を低下させるものでもあることから、その使用量は錠剤全体に対して0.5重量%以下とすることが好ましい。 本発明のPTP包装から押し出し可能な口腔内速崩錠に必要とされる硬度(必要硬度)は、調製する錠剤の径によって異なるが、例えば、錠剤径が6mmまたは8mmのときの必要硬度は1kg、錠剤径が10mmのときの必要硬度が2kg、錠剤径が15mmまたは20mmのときの必要硬度は3kgとすればよい。 また、上記の必要硬度を得るための打錠圧は、錠剤の重量とその形状によって適宜調整する必要がある。実施例1〜実施例3に示した錠剤径8mm隅角平面の口腔内速崩錠を調製するときの、錠剤重量と一般的な打錠機であるロータリー型打錠機を用いた場合の打錠圧との関係を表1に示す。硬度測定は、シュロイニゲル硬度計を用いて10回行い、結果をその平均で示した。
【0024】
【表1】
Figure 0004438121
【0025】
上記に例示する以外の径、重量、および形状の口腔内速崩錠を調製しようとする場合は、上記例示に基づき、錠剤の径、重量、および形状の変更に応じて打錠圧を調整すればよい。
【0026】
【発明の実施の形態】
本発明の口腔内速崩錠は上述のようにして製造することができるが、打錠時において、増量剤としての賦形剤(直打用賦形剤も含む)、矯味剤、崩壊助剤等として知られる軽質無水ケイ酸等を、適宜使用することもできる。
【0027】
また、本発明において、薬物は顆粒中あるいは顆粒外に任意に配合することができる。その際、不快な味を適当な方法でマスキング処理した薬剤や、配合禁忌を回避するため予め造粒された薬剤、薬物の放出速度を制御するために、疎水性皮膜、胃溶性皮膜または腸溶性皮膜等を施したマイクロカプセル等も、本発明に使用することができる。
【0028】
本発明に使用可能な薬物としては、その物性的な理由による制約はなく、消炎剤、血管拡張剤、中枢神経薬、向精神薬、抗躁鬱剤、抗ヒスタミン剤、緩下剤、ビタミン剤、整腸剤、胃腸薬、高血圧治療剤、低血圧治療剤、抗血小板凝集剤、解熱剤、鎮咳剤、喘息防止剤、鎮うん剤、鎮痙剤、利尿剤、抗ガン剤、ペプチド性医薬品、駆虫剤、抗生物質、滋養強壮剤など、経口投与可能な薬物であれば何れも使用可能である。
【0029】
【発明の効果】
本発明の口腔内速崩錠は、一般的な錠剤の製造機器をそのまま使用して簡便に製造することができ、崩壊性と服用感に優れると共に、PTP包装材から押し出して取り出すことができる等の操作性にも優れるものである。
【0030】
【実施例】
以下に実施例をあげて本発明を詳しく説明するがこれらは本発明を限定するものではない。
【0031】
実施例1
エリスリトール(微粉)543.6g、結晶セルロース72g、クロスポビドン36g、HPC36g、軽質無水ケイ酸7.2gを混合し、36メッシュ(M)で篩過した(表2の実施例1の混合粉体)。この混合粉体を流動層造粒機(FLO−1、フロイント製)を使用し、HPC1%、軽質無水ケイ酸2.5%を含む水懸濁液(表2の実施例1の結合液)を用い造粒した。
【0032】
造粒物を22Mで篩過後、造粒物450gを結晶セルロース50g、ステアリン酸カルシウム1.0gからなる混合物(表2の実施例1の顆粒外混合物)と混合後、ロータリー打錠機(コレクト12 菊水製作所製)を用いて、ターンテーブル回転数を30rpmとし、8mmφ隅角平面の杵で打錠した(表2の実施例1)。
実施例2
表2の実施例2に示す原料成分を用い、転動流動造粒機(ニューマルメライザーNQ−160、フジパウダル製)を用いた以外は実施例1と同様の操作を行い、8mmφ隅角平面の錠剤を得た。
【0033】
実施例3
表2の実施例3に示す原料成分を用い、結合液中の軽質無水ケイ酸を除き、更に転動流動層造粒機を用いた以外は実施例1と同様の操作を行い、8mmφ隅角平面の錠剤を得た。
【0034】
実施例4
表2の実施例4に示す原料成分を用い、造粒機として流動層造粒機(FLO−1、フロイント社製)を用い、実施例1と同様の操作を行い(打錠機:コレクト12、菊水製作所製)、8mmφ隅角平面の錠剤を得た。
【0035】
実施例5
表2の実施例4に示す原料成分のエリスリトールをキシリトールに変え、実施例4と同様の操作を行い、8mmφ隅角平面の錠剤を得た。
【0036】
実施例6
表2の実施例4に示す原料成分のエリスリトールをソルビトールに変え、実施例4と同様の操作を行い、8mmφ隅角平面の錠剤を得た。
【0037】
実施例7
表2の実施例7に示す原料成分を用い、造粒機として流動層造粒機(FLO−1、フロイント社製)を用い、実施例4と同様の操作を行い(打錠機:コレクト12、菊水製作所製)、8mmφ隅角平面の錠剤を得た。
【0038】
【表2】
Figure 0004438121
【0039】
比較例1
直打用乳糖560g、L−HPC140g、ステアリン酸カルシウム1.4gを混合後、ロータリー打錠機(コレクト12 菊水製作所製)を用いて、ターンテーブル回転数を30rpmとし、8mmφ隅角平面の杵で打錠した。
【0040】
比較例2
エリスリトール(粉砕品)350g、直打用乳糖210g、結晶セルロース140g及びステアリン酸カルシウム1.4gを混合後、ロータリー打錠機(コレクト12、菊水製作所製)を用いて、比較例1と同様にして8mmφ隅角平面の杵で打錠した。
【0041】
比較例3
結晶セルロース679g、軽質無水ケイ酸21g、ステアリン酸カルシウム1.4gを混合後、ロータリー打錠機(コレクト12、菊水製作所製)を用いて、比較例1と同様にして8mmφ隅角平面の杵で打錠した。
【0042】
比較例4
表2の実施例4に示す顆粒外の結晶セルロースを抜き、その等量を顆粒内のエリスリトールとして増量した他は実施例4と同様な操作を行い、8mmφ隅角平面の錠剤を得た(表3の比較例4)。
【0043】
比較例5
表2の実施例4に示す顆粒外の結晶セルロースをクロスポビドンに変えた以外は実施例4と同様な操作を行い、8mmφ隅角平面の錠剤を得た(表3の比較例5)。
【0044】
比較例6
表2の実施例4に示す顆粒外の結晶セルロースをクロスポビドンに変え、さらに減量した以外は実施例4と同様な操作を行い、8mmφ隅角平面の錠剤を得た(表3の比較例6)。
【0045】
比較例7
表2の実施例4に示す顆粒外の結晶セルロースをL−HPCに変えた以外は実施例4と同様な操作を行い、8mmφ隅角平面の錠剤を得た(表3の比較例7)。
【0046】
【表3】
Figure 0004438121
【0047】
試験例
実施例1〜3及び比較例1〜3で得られた錠剤について、硬度及び口腔内での崩壊時間を測定した。硬度測定は、シュロイニゲル硬度計を用いて10回行い、結果をその平均で示した。また、口腔内での崩壊時間の測定は、健康な成人男子が口腔内にいれ完全に崩壊するまでの時間を測定して行い、結果を2回行った平均で示した。この結果を表4に示す。
【0048】
【表4】
Figure 0004438121
【0049】
上記のように、実施例1〜3の本発明の口腔内速崩錠は、適度な硬度と崩壊性を示した。
【0050】
一方、比較例1は水に対して溶解性の高い糖であるエリスリトールを、水に対する溶解性が低い乳糖に置換したものであるが、この錠剤は30秒程度で崩壊するものの、低打錠圧で打錠しても10秒程度で崩壊するものは得られなかった。比較例2は湿式造粒することなく直打法で調製したものであるが、錠剤硬度が低く、逆に強く打錠して硬度を高めると速崩性が失われた。比較例3は膨潤性の繊維を多量に配合したものであるが、口腔内のざらつき感の発生が認められた。
【0051】
性の低下が認められた。
【0052】
また、実施例4及び比較例4〜7で得られた錠剤について硬度4kgに換算した口腔内崩壊時間を表5に記す。
【0053】
【表5】
Figure 0004438121
【0054】
L−HPCを顆粒外に配合したもの(比較例7)が、崩壊時間が遅延しているのに対し、他の例では崩壊時間に大きな差はなかった。
【0055】
以上の結果より、崩壊時間については、顆粒の内外に膨潤性賦形剤を配合しても影響を及ぼさないこともあるが、圧縮成型性(錠剤硬度)の向上及び打錠障害回避には、顆粒内に膨潤性賦形剤、さらに顆粒の外側に結晶セルロースを配合する必要がある。
【図面の簡単な説明】
図1は、実施例4に記載の本発明と、比較例4〜7に記載の錠剤との押し上げレール値の実測値を示す。
図2は、実施例4に記載の本発明と、比較例4〜7に記載の錠剤との錠剤硬度の実測値を示す。

Claims (2)

  1. エリスリトール、結晶セルロース及びクロスポビドンを含有する混合粉体を湿式造粒して調製した顆粒と、結晶セルロースとを打錠して得られる口腔内速崩錠。
  2. エリスリトール、結晶セルロース及びクロスポビドンを含有する混合粉体を湿式造粒して調製した顆粒と、結晶セルロースとを打錠することを特徴とする、口腔内速崩錠の製造方法。
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