JP2003212404A - 給紙方法および給紙制御装置 - Google Patents
給紙方法および給紙制御装置Info
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Abstract
の生産性を向上させることのできる給紙方法および給紙
制御装置を提供する。 【解決手段】画像形成装置内での用紙位置を推定する用
紙位置推定制御部103が用紙排出を検知した際に、排
出後用紙位置推定制御部104に通知し、その通知を受
けた排出後用紙位置推定制御部104がタイマ114を
起動して用紙排出後の経過時間を計時し、該計時結果に
基づいて、排出後用紙位置推定制御部104が排出後の
用紙位置を推定し、その結果を給紙制御を行う用紙搬送
制御部102に通知する。
Description
給紙制御装置に関し、特に、画像形成装置における給紙
方法および給紙制御装置に関する。
は、給紙する用紙の間隔をその最小間隔よりも長くする
必要がある場合がある。
様々なものがあるが、その1つには、プロセスコントロ
ールと呼ばれるものがある。プロセスコントロールは、
用紙の給紙間隔を長くして、その間にドラム上に濃度検
出用のトナー像を作り濃度を測定し、測定した濃度に応
じてドラムに印加する電圧を変更したり、トナー供給量
を変更したりする処理である。
コントロールがある。例えば、A0等の広幅用紙に対応
する画像形成装置でA4等の比較的狭幅の用紙への印刷
を行った場合に、フューザは、A4用紙が通過した中央
部分の温度が下がり、両端部分の温度が上昇することと
なる。この直後に、A0等の広幅の用紙への印刷を行う
と、フューザ温度の不均一さが悪影響を及ぼすことがあ
る。このため、給紙間隔を長くして、その間にユーザの
温度を均一に戻す処理を行うこととなる。
用紙を排出した後に、後処理装置で後処理を行わせるこ
とができるものがある。後処理装置で行う後処理には、
Staple(ホチキス)、Punch(穴)、Folder(紙折り)
等の様々なものがある。後処理には、ホチキス等の比較
的短時間で処理できるものもあるが、紙折り等のように
処理を行うのに比較的長時間を要するものもある。そし
て、比較的長時間を要する後処理は、場合によっては、
画像形成装置の最小の給紙間隔よりも長時間を要するこ
とがある。
紙間隔をその最小間隔よりも長くしなければならない場
合があり、このような場合には、画像形成装置は、その
給紙間隔を考慮して給紙開始のタイミングを制御する必
要がある。図13は、従来の給紙開始のタイミング制御
の流れを示すフローチャートである。
は、給紙要求が生じると、まず、搬送中の用紙の有無を
確認する(ステップ801)。そして、搬送中の用紙が
無い場合には(ステップ802でYES)、直ちにタイ
マを起動する(ステップ803)。また、搬送中の用紙
が有った場合には(ステップ802でNO)、用紙の排
出を待ち、用紙が排出された後に(ステップ802でY
ES)、タイマを起動する(ステップ803)。
隔に対応して設定した時間を待ち(ステップ804でN
O)、タイマがタイムアップ、つまり、設定した時間が
経過すると(ステップ804でYES)、給紙を開始す
る(ステップ805)。
送中の用紙が有る場合には、当該用紙が排出された後に
一定時間の経過を待ち、搬送中の用紙が無い場合であっ
ても、一定時間の経過を待って給紙を開始している。こ
のため、例えば、後処理装置での処理時間が比較的長い
場合であっても、後処理速度に応じた間隔で給紙が行え
るようになっている。
た従来の処理では、先の用紙が排出された後に、十分な
時間が経過していた場合であっても、給紙要求後に設定
した時間の経過を待ってから給紙を開始するため、生産
性が低下することがあった。
時期に行い、画像形成装置の生産性を向上させることの
できる給紙方法および給紙制御装置を提供することを目
的とする。
ため、請求項1の発明は、画像形成装置へ用紙を給紙す
る給紙方法において、前記画像形成装置から排出された
用紙の用紙後端位置を推定し、該推定した用紙後端位置
に基づいて、新たな用紙の給紙を開始することを特徴と
する。
において、前記推定は、前記画像形成装置が用紙を排出
してからの経過時間に基づいて行うことを特徴とする。
において、新たな用紙の給紙指示があった際に、前記画
像形成装置が用紙を排出してから所定時間が経過してい
る場合には、直ちに新たな用紙を給紙し、前記所定時間
が経過していない場合には、該所定時間の経過を待って
新たな用紙を給紙することを特徴とする。
において、前記所定時間は、給紙する新たな用紙の給紙
元に応じて異なることを特徴とする。
のいずれかの発明において、前記用紙は、ロール紙であ
り、所定の長さに切断された後に前記画像形成装置から
排出されることを特徴とする。
のいずれかの発明において、前記画像形成装置は、排出
後の用紙に、後処理装置で後処理を行わせることを特徴
とする。
において、前記画像形成装置から排出された用紙の用紙
後端位置は、前記後処理装置での後処理過程に対応する
ことを特徴とする。
用紙を給紙する給紙制御装置において、前記画像形成装
置から排出された用紙の排出後の用紙後端位置を推定す
る推定手段と、前記推定手段が推定した用紙後端位置に
基づいて、新たな用紙の給紙開始時期を決定する制御手
段とを具備することを特徴とする。
において、前記推定手段は、前記画像形成装置が用紙を
排出してからの経過時間を計時する計時手段と、前記計
時手段が所定の時間を計時した際に、新たな給紙の開始
を許可する許可手段とを具備することを特徴とする。
明において、前記制御手段は、新たな用紙の給紙指示が
あった際に、前記許可手段が給紙の開始を許可している
場合には、直ちに新たな用紙を給紙し、前記許可手段が
給紙の開始を許可していない場合には、前記許可手段に
よる給紙の開始の許可を待って新たな用紙を給紙するこ
とを特徴とする。
明において、前記許可手段は、給紙元毎に異なる時間の
経過で新たな給紙の開始を許可することを特徴とする。
11のいずれかの発明において、前記用紙は、ロール紙
であり、所定の長さに切断された後に前記画像形成装置
から排出されることを特徴とする。
12のいずれかの発明において、前記画像形成装置は、
排出後の用紙に、後処理装置で後処理を行わせることを
特徴とする。
発明において、前記推定手段は、前記後処理装置での後
処理過程を前記用紙後端位置に対応させて推定すること
を特徴とする。
よび給紙制御装置の一実施の形態について、添付図面を
参照して詳細に説明する。
の接続構成例を示した図である。同図に示すように、画
像形成装置1は、給紙装置2と給紙装置3、上位装置
4、後処理装置5と接続される。
画像形成装置1に用紙を供給する。上位装置4は、画像
形成装置1に印刷指示を発するとともに、印刷データを
送出する。後処理装置5は、画像形成装置1が排出した
用紙に対して、紙折り等の後処理を施す。
給紙装置3における用紙の搬送について説明する。図2
は、画像形成装置1および給紙装置2、給紙装置3の断
面の概略を示した図である。
装置2、給紙装置3は、積み重ねられて配置され、用紙
を搬送する搬送路10が接続される。
−1、給紙部11−2、給紙部11−3、給紙部11−
4、給紙部11−5のいずれかから用紙が給紙されるこ
ととなる。給紙部11−1、給紙部11−2、給紙部1
1−3、給紙部11−4は、それぞれロール紙を自動給
紙し、給紙部11−5は、カット紙を手動(手差し)給
紙する。
11−3、給紙部11−4、給紙部11−5のいずれか
から給紙された用紙には、ドラム12でトナーによる画
像が転写され、フューザ13でトナーによる画像が用紙
上に定着される。なお、実際の画像形成処理は、他の図
示しない部位による処理も必要であるが、ここでの説明
は省略する。
送ローラ14(14−1乃至14−14)と用紙を検出
するセンサ15(15−1乃至15−18)がそれぞれ
複数設けられており、この他にロール紙である用紙を切
断するカッタ16−1、カッタ16−2が設けられてい
る。
送ローラ14−9とカッタ16−1の距離よりも長く切
断する場合に、カットループ(用紙のたるみ)を生成す
るための開閉バッフル17が設けられている。
給紙を行う場合には、まず、搬送ローラ14−7により
用紙が搬送され、以後、順に搬送ローラ14−8、搬送
ローラ14−9により用紙が搬送される。この搬送によ
り、用紙の先端がカッタ16−2を越え、その先端とカ
ッタ16−2の間の長さが所望の用紙の長さに達した場
合には、用紙の搬送を一時停止し、カッタ16−2で用
紙を切断する。また、用紙が所望の長さに達しないうち
に当該用紙の先端がセンサ15−11に検知されると、
搬送ローラ14−9を停止させ開閉バッフル17を開
き、用紙にカットループを生成し、一定の長さのカット
ループが生成されると再び搬送ローラ14−9を駆動す
る。その後、カッタ16−2での用紙の位置が所望の長
さとなると、搬送ローラ14−8および搬送ローラ14
−7を停止させて、カッタ16−2が用紙を切断する。
このとき、先に生成したカットループのため、搬送ロー
ラ14−9を停止させる必要はない。用紙の先端がセン
サ15−11に検知された際にカットループを生成する
のは、ドラム12で用紙上への画像の転写が開始された
後には、用紙搬送の速度変更や停止を行うことができな
いためである。
合には、順に搬送ローラ14−5、搬送ローラ14−
6、搬送ローラ14−8、搬送ローラ14−9により用
紙が搬送される。用紙の切断は、給紙部11−1からの
給紙の場合と同様に、カッタ16−2により行われる。
には、順に搬送ローラ14−3、搬送ローラ14−4、
搬送ローラ14−6、搬送ローラ14−8、搬送ローラ
14−9により用紙が搬送される。そして、用紙の先端
がカッタ16−1を越え、その先端とカッタ16−1の
間の長さが所望の用紙の長さに達した場合には、用紙の
搬送を一時停止し、カッタ16−1で用紙を切断する。
また、用紙が所望の長さに達しないうちに当該用紙の先
端がセンサ15−11に検知された場合は、同様にカッ
トループを生成する。
に、順に搬送ローラ14−1、搬送ローラ14−2、搬
送ローラ14−4、搬送ローラ14−6、搬送ローラ1
4−8、搬送ローラ14−9により用紙が搬送され、カ
ッタ16−1で用紙が切断される。
の切断や画像の転写を行うために、搬送路10内におけ
る用紙の位置を把握し、適切な搬送制御を行う必要があ
る。そこで、画像形成装置1の用紙搬送制御について説
明する。
示した図である。ただし、図3においては、用紙の搬送
制御に関わる部分のみを示している。
ント指示受付部101と用紙搬送制御部102、用紙位
置推定制御部103、排出後用紙位置推定制御部10
4、ローラ制御部105、センサ検出部106、タイマ
制御部107を具備して構成される。この制御部100
を構成する各部は、ハードウェアとして構成されてもよ
く、ソフトウェアとして構成されてもよい。
に示した搬送ローラ14(14−1乃至14−14)を
駆動する複数のモータを1つのブロックとして示したも
ので、センサ112は、図2に示したセンサ15(15
−1乃至15−18)のそれぞれを1つのブロックとし
て示したものである。タイマ113とタイマ114は、
所定の時間を計時するもので、ハードウェア若しくはソ
フトウェアにより構成される。
は、上位装置4からのプリント指示を受け付け、プリン
ト指示を受け付けると用紙搬送制御部102にプリント
動作の開始を依頼する。用紙搬送制御部102は、用紙
位置推定制御部103に対して各種の通知を依頼し、こ
れに対応して通知される搬送中の用紙の有無や位置、排
出後用紙位置推定制御部104から通知される排出後の
推定用紙位置等に基づいてローラ制御部105に搬送ロ
ーラ14の回転要求を発する。
部105から通知される搬送ローラ14の回転速度(の
変化)やセンサ検出部106から通知されるセンサ15
の用紙の検知状態(センサのon/off)、タイマ制
御部107に依頼した一定時間の計時結果等に基づい
て、搬送中の用紙位置を推定し、用紙搬送制御部102
に通知する。
位置推定制御部103から通知される用紙排出のタイミ
ングとタイマ114による所定時間の計時結果に基づい
て、排出後の用紙位置を推定し、用紙搬送制御部102
に通知する。
02からの搬送ローラ14の回転要求に基づいて、モー
タ111、つまり、搬送ローラ14を駆動するそれぞれ
のモータの駆動制御を行う。
まり、センサ15のそれぞれの用紙検出状態(センサ出
力のon/off)を取得して、用紙位置推定制御部1
03に通知する。
部103からの依頼に基づいて、タイマ113を起動
し、タイマ113が所定時間を計時すると、その結果を
受けて用紙位置推定制御部103へ所定時間の計時を通
知する。
紙位置の推定処理について説明する。搬送路10内を搬
送される用紙は、必ずしも一定の大きさではない。その
ため、用紙位置の推定は、用紙の先端位置と後端位置と
を推定することで行う。
説明する。図4は、用紙先端位置の推定処理の流れを示
すフローチャートであり、図5は、用紙先端位置の推定
結果例を示した図である。
ともに開始され、まず、給紙元に基づいて用紙先端を搬
送する搬送ローラを設定する(ステップ201)。例え
ば、給紙元が給紙部11−1である場合には、用紙先端
の搬送ローラとして搬送ローラ14−8を設定する。こ
のとき、用紙の先端位置は、不明としておく。
過、つまり、センサ15−10に検知されるのを待ち
(ステップ202でNO)、センサ15−10が用紙先
端を検知、つまり、センサ15−10がoffからon
に状態変化した旨をセンサ検出部106から通知される
と(ステップ202でYES)、搬送路10内でのセン
サ15−10の位置、-333mmを用紙先端位置として設定
する(ステップ203)。なお、-333mmと表示される位
置は、ドラム12の位置を基準として給紙側(上流)を
マイナス値で表し、排出側(下流)をプラス値で表した
ものである。
の排出を意味するものでなければ(ステップ204でN
O)、タイマ制御部107に所定時間の計時を依頼し、
タイマ制御部107がタイマ113を起動する(ステッ
プ205)。
サ15−11を通過する前に(ステップ206でNO、
ステップ207でNO)、タイマ113が所定時間であ
る100msを計時すると(ステップ206でYES)、タ
イマ制御部107が所定時間の計時を用紙位置推定制御
部103に通知し、用紙位置推定制御部103が用紙先
端位置を算出する(ステップ208)。用紙位置推定制
御部103は、ローラ制御部105から搬送ローラ14
−8の搬送速度100mm/sを取得する。用紙先端位置は、
設定している搬送ローラ14−8の搬送速度が100mm/
s、計時時間が100ms、設定されている用紙先端位置が-3
33mmであることから、-333[mm]+100[mm/s]×100[ms]=-
323[mm]と算出される。
送ローラである搬送ローラ14−9の位置(-214mm)を
通過した位置でなければ(ステップ209でNO)、再
び、タイマ制御部107に所定時間の計時を依頼し、タ
イマ制御部107がタイマ113を起動する(ステップ
205)。
を算出した際に(ステップ208)、算出した用紙先端
位置が-213mm、つまり、用紙搬送ローラ14−9を通過
した位置であった場合には(ステップ209でYE
S)、用紙先端の搬送ローラとして搬送ローラ14−9
を設定する(ステップ210)。
先端が次のセンサであるセンサ15−11に検知され
る、つまり、センサ15−11がoffからonに状態
変化した旨をセンサ検出部106から通知されると(ス
テップ207でYES)、センサ15−11の位置、-2
01mmを用紙先端位置として設定する(ステップ20
3)。
後のセンサであるセンサ15−18に検知される、つま
り、センサ15−18がoffからonに状態変化した
旨をセンサ検出部106から通知されると(ステップ2
07でYES)、用紙先端位置を排出に設定するととも
に、用紙先端搬送ローラを不明に設定し(ステップ20
3)、用紙先端が排出されたものとして(ステップ20
4でYES)、用紙先端位置推定処理を終了する。
て説明する。図6は、用紙後端位置の推定処理の流れを
示すフローチャートであり、図7は、用紙後端位置の推
定結果例を示した図である。
ともに開始され、まず、用紙の切断位置に基づいて用紙
後端を搬送する搬送ローラを設定する(ステップ30
1)。例えば、用紙の切断がカッタ16−2により行わ
れた場合には、用紙後端の搬送ローラとして搬送ローラ
14−9を設定する。このとき、用紙の後端位置は、不
明としておく。
過、つまり、センサ15−10に検知されるのを待ち
(ステップ302でNO)、センサ15−10が用紙後
端を検知、つまり、センサ15−10がonからoff
に状態変化した旨をセンサ検出部106から通知される
と(ステップ302でYES)、センサ15−10の位
置、-333mmを用紙後端位置として設定する(ステップ3
03)。
の排出を意味するものでなければ(ステップ304でN
O)、タイマ制御部107に所定時間の計時を依頼し、
タイマ制御部107がタイマ113を起動する(ステッ
プ305)。
サ15−11を通過する前に(ステップ306でNO、
ステップ307でNO)、タイマ113が所定時間であ
る100msを計時すると(ステップ306でYES)、タ
イマ制御部107が所定時間の計時を用紙位置推定制御
部103に通知し、用紙位置推定制御部103が用紙後
端位置を算出する(ステップ308)。用紙位置推定制
御部103は、ローラ制御部105から搬送ローラ14
−9の搬送速度100mm/sを取得する。用紙後端位置は、
設定している搬送ローラ14−9の搬送速度が100mm/
s、計時時間が100ms、設定されている用紙後端位置が-3
33mmであることから、-333[mm]+100[mm/s]×100[ms]=-
323[mm]と算出される。
搬送ローラである搬送ローラ14−9の位置(-214mm)
を通過した位置でなければ(ステップ309でNO)、
再び、タイマ制御部107に所定時間の計時を依頼し、
タイマ制御部107がタイマ113を起動する(ステッ
プ305)。
を算出した際に(ステップ308)、算出した用紙後端
位置が-213mm、つまり、用紙搬送ローラ14−9を通過
した位置であった場合には(ステップ309でYE
S)、用紙後端の搬送ローラとして搬送ローラ14−1
3を設定する(ステップ310)。
後端が次のセンサであるセンサ15−11に検知され
る、つまり、センサ15−11がonからoffに状態
変化した旨をセンサ検出部106から通知されると(ス
テップ307でYES)、センサ15−11の位置、-2
01mmを用紙後端位置として設定する(ステップ30
3)。
後のセンサであるセンサ15−18に検知される、つま
り、センサ15−18がonからoffに状態変化した
旨をセンサ検出部106から通知されると(ステップ3
07でYES)、用紙後端位置を排出に設定するととも
に、用紙後端搬送ローラを不明に設定し(ステップ30
3)、用紙後端が排出されたものとして(ステップ30
4でYES)、用紙後端位置推定処理を終了する。
の排出後の用紙位置推定処理について説明する。排出後
用紙位置推定制御部104が推定した排出後の用紙位置
は、用紙搬送制御部102による次の用紙の搬送開始の
タイミング判断に利用されるため、ここでは、用紙搬送
制御部102による給紙制御についても併せて説明す
る。
における排出後の用紙位置推定処理の流れを示すフロー
チャートであり、図9は、用紙搬送制御部102による
給紙開始処理の流れを示すフローチャートである。
位置推定制御部103から用紙後端が排出されたことが
通知されると処理を開始し、まず、排出後の用紙位置を
給紙不可位置に設定する(ステップ401)。そして、
タイマ114を起動して所定時間を計時させる(ステッ
プ402)。その後、タイマ114が所定時間を計時す
ると(ステップ403でYES)、この通知を受けた排
出後用紙位置推定制御部104は、排出後の用紙位置を
給紙可能位置に設定し(ステップ404)、排出後の用
紙位置推定処理を終了する。
が発生すると、まず、搬送路10内を搬送中の用紙の有
無を用紙位置推定制御部103に確認する(ステップ5
01)。確認の結果、搬送中の用紙が無ければ(ステッ
プ502でYES)、排出後の用紙位置を排出後用紙位
置推定制御部104に確認する(ステップ503)。そ
の結果、排出後の用紙位置が給紙可能位置であれば(ス
テップ504でYES)、用紙搬送制御部102は、新
たな用紙の給紙を開始する(ステップ505)。
用紙が有ると確認された場合には(ステップ502でN
O)、用紙の排出を待ってから排出後の用紙位置を確認
し、ステップ503において、排出後の用紙位置が給紙
不可位置であれば(ステップ504でNO)、給紙可能
位置になるのを待ってから新たな用紙の給紙を開始する
こととなる。
送制御部102は、不要な時間を待つことなく、新たな
用紙の給紙を開始することができる。
が計時した1つの経過時間にのみ基づいて、給紙開始の
可否を判断していた。したがって、用紙の先端位置が搬
送路10内の所定の位置にある場合、例えば、用紙先端
位置がカッタ16−1の位置にある場合にのみ適切なタ
イミングで給紙を行うことができる。しかしながら、実
際には、給紙すべき用紙の先端は、様々な位置にある
(例えば、給紙部11−1から連続給紙を行う場合に
は、用紙先端は、カッタ16−2の位置となり、給紙部
11−3の位置にある場合には、用紙先端は、カッタ1
6−1の位置となる等)。そのため、排出後用紙位置推
定制御部104では、複数の経過時間に基づいて、給紙
の可否を判断するようにすることもできる。
の可否を判断する排出後用紙位置推定処理の流れを示す
フローチャートである。
位置推定制御部103から用紙後端が排出されたことが
通知されると処理を開始し、まず、排出後の用紙位置を
給紙不可位置に設定する(ステップ451)。そして、
タイマ114を起動して所定時間を計時させる(ステッ
プ452)。その後、タイマ114が所定時間を計時す
ると(ステップ453でYES)、この通知を受けた排
出後用紙位置推定制御部104は、給紙パターン1(給
紙開始から用紙排出までに要する時間が最も短時間の給
紙パターン)での排出後の用紙位置を給紙可能位置に設
定し(ステップ454)、再びタイマ114を起動する
(ステップ455)。
時すると(ステップ456でYES)、この通知を受け
た排出後用紙位置推定制御部104は、給紙パターン2
(給紙パターン1の次に時間を要する給紙パターン)で
の排出後の用紙位置を給紙可能位置に設定する(ステッ
プ457)。
後に給紙パターンN(給紙開始から用紙排出までが最も
長い時間の給紙パターン)での排出後の用紙位置を給紙
可能位置に設定して(ステップ458)、排出後の用紙
位置推定処理を終了する。
置推定制御部104が給紙の可否を判断する場合を説明
したが、給紙可否の判断を用紙搬送制御部102に行わ
せることもできる。
4における排出後の用紙位置推定処理の別の流れを示す
フローチャートであり、図12は、用紙搬送制御部10
2による給紙開始処理の別の流れを示すフローチャート
である。
制御部104は、用紙位置推定制御部103から用紙後
端が排出されたことが通知されると処理を開始し、タイ
マ114を起動する(ステップ601)。そして、用紙
搬送制御部102から用紙排出後の経過時間の通知を要
求されると(ステップ602でYES)、経過時間を通
知し(ステップ603)、以後同様の処理を繰り返す。
が発生すると、まず、搬送路10内を搬送中の用紙の有
無を用紙位置推定制御部103に確認する(ステップ7
01)。確認の結果、搬送中の用紙が無ければ(ステッ
プ702でYES)、用紙排出後の経過時間を排出後用
紙位置推定制御部104に確認する(ステップ70
3)。その結果、用紙排出後の経過時間が新たな用紙を
給紙できる時間を超えていれば(ステップ704でYE
S)、用紙搬送制御部102は、新たな用紙の給紙を開
始する(ステップ705)。
用紙が有ると確認された場合には(ステップ702でN
O)、用紙の排出を待ってから用紙排出後の経過時間を
確認し、ステップ703において、用紙排出後の経過時
間が給紙可能な時間に満たない場合であれば(ステップ
704でNO)、給紙可能な時間の経過を待ってから新
たな用紙の給紙を開始することとなる。
することで用紙の給紙間隔がその最小間隔よりも長くな
る場合を例としたが、後処理装置を用いない場合であっ
ても、給紙間隔を長くする必要がある場合、例えば、プ
ロセスコントロールやフューザの温度コントロールを行
う場合であっても、同様に最適な間隔で給紙を行うよう
にすることができる。
ば、画像形成装置から排出された用紙の位置を推定する
ように構成したので、新たな用紙の給紙を無駄な時間を
要することなく、適切なタイミングで行うことができ、
結果として画像形成装置の生産性を向上させることが可
能となる。
を示した図である。
の断面の概略を示した図である。
る。
ャートである。
ャートである。
後の用紙位置推定処理の流れを示すフローチャートで
る。
れを示すフローチャートである。
する排出後用紙位置推定処理の流れを示すフローチャー
トである。
出後の用紙位置推定処理の別の流れを示すフローチャー
トである。
別の流れを示すフローチャートである。
すフローチャートである。
Claims (14)
- 【請求項1】 画像形成装置へ用紙を給紙する給紙方法
において、 前記画像形成装置から排出された用紙の用紙後端位置を
推定し、該推定した用紙後端位置に基づいて、新たな用
紙の給紙を開始することを特徴とする給紙方法。 - 【請求項2】 前記推定は、 前記画像形成装置が用紙を排出してからの経過時間に基
づいて行うことを特徴とする請求項1記載の給紙方法。 - 【請求項3】 新たな用紙の給紙指示があった際に、前
記画像形成装置が用紙を排出してから所定時間が経過し
ている場合には、直ちに新たな用紙を給紙し、前記所定
時間が経過していない場合には、該所定時間の経過を待
って新たな用紙を給紙することを特徴とする請求項2記
載の給紙方法。 - 【請求項4】 前記所定時間は、 給紙する新たな用紙の給紙元に応じて異なることを特徴
とする請求項3記載の給紙方法。 - 【請求項5】 前記用紙は、 ロール紙であり、所定の長さに切断された後に前記画像
形成装置から排出されることを特徴とする請求項1乃至
4のいずれかに記載の給紙方法。 - 【請求項6】 前記画像形成装置は、 排出後の用紙に、後処理装置で後処理を行わせることを
特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の給紙方
法。 - 【請求項7】 前記画像形成装置から排出された用紙の
用紙後端位置は、 前記後処理装置での後処理過程に対応することを特徴と
する請求項6記載の給紙方法。 - 【請求項8】 画像形成装置へ用紙を給紙する給紙制御
装置において、 前記画像形成装置から排出された用紙の排出後の用紙後
端位置を推定する推定手段と、 前記推定手段が推定した用紙後端位置に基づいて、新た
な用紙の給紙開始時期を決定する制御手段とを具備する
ことを特徴とする給紙制御装置。 - 【請求項9】 前記推定手段は、 前記画像形成装置が用紙を排出してからの経過時間を計
時する計時手段と、 前記計時手段が所定の時間を計時した際に、新たな給紙
の開始を許可する許可手段とを具備することを特徴とす
る請求項8記載の給紙制御装置。 - 【請求項10】 前記制御手段は、 新たな用紙の給紙指示があった際に、前記許可手段が給
紙の開始を許可している場合には、直ちに新たな用紙を
給紙し、前記許可手段が給紙の開始を許可していない場
合には、前記許可手段による給紙の開始の許可を待って
新たな用紙を給紙することを特徴とする請求項9記載の
給紙制御装置。 - 【請求項11】 前記許可手段は、 給紙元毎に異なる時間の経過で新たな給紙の開始を許可
することを特徴とする請求項9記載の給紙制御装置。 - 【請求項12】 前記用紙は、 ロール紙であり、所定の長さに切断された後に前記画像
形成装置から排出されることを特徴とする請求項8乃至
11のいずれかに記載の給紙制御装置。 - 【請求項13】 前記画像形成装置は、 排出後の用紙に、後処理装置で後処理を行わせることを
特徴とする請求項8乃至12のいずれかに記載の給紙制
御装置。 - 【請求項14】 前記推定手段は、 前記後処理装置での後処理過程を前記用紙後端位置に対
応させて推定することを特徴とする請求項13記載の給
紙制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002014568A JP2003212404A (ja) | 2002-01-23 | 2002-01-23 | 給紙方法および給紙制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002014568A JP2003212404A (ja) | 2002-01-23 | 2002-01-23 | 給紙方法および給紙制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003212404A true JP2003212404A (ja) | 2003-07-30 |
Family
ID=27651205
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002014568A Pending JP2003212404A (ja) | 2002-01-23 | 2002-01-23 | 給紙方法および給紙制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003212404A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006171422A (ja) * | 2004-12-16 | 2006-06-29 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
JP2020118901A (ja) * | 2019-01-25 | 2020-08-06 | 株式会社沖データ | 画像形成装置 |
-
2002
- 2002-01-23 JP JP2002014568A patent/JP2003212404A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006171422A (ja) * | 2004-12-16 | 2006-06-29 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
JP4658586B2 (ja) * | 2004-12-16 | 2011-03-23 | 株式会社リコー | 画像形成装置 |
JP2020118901A (ja) * | 2019-01-25 | 2020-08-06 | 株式会社沖データ | 画像形成装置 |
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