JP2003211747A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 フォントメモリ不足に起因するエラー発生時
において、印刷データを再受信することなしに、保持し
ている印刷Jobを使用し、エラー発生頁以降の印刷を
最適な環境で行う画像形成装置を提供する。 【解決手段】 フォントメモリのメモリ領域不足に起因
するエラーが発生すると、印刷データ解析部4は、シス
テム制御部2にエラーが発生した旨を通知する。印刷デ
ータ解析部4は、エラーが発生した頁の情報を保持す
る。システム制御部2は、エラー発生直前までの印刷を
印刷部5に実行させる。システム制御部2は、ワークメ
モリ部3の割り当てを変更し、フォントメモリ領域を増
加させる。印刷部5は、メモリ領域が変更された旨の情
報を受け取ると、エラーが発生した頁以降の印刷を行
う。
において、印刷データを再受信することなしに、保持し
ている印刷Jobを使用し、エラー発生頁以降の印刷を
最適な環境で行う画像形成装置を提供する。 【解決手段】 フォントメモリのメモリ領域不足に起因
するエラーが発生すると、印刷データ解析部4は、シス
テム制御部2にエラーが発生した旨を通知する。印刷デ
ータ解析部4は、エラーが発生した頁の情報を保持す
る。システム制御部2は、エラー発生直前までの印刷を
印刷部5に実行させる。システム制御部2は、ワークメ
モリ部3の割り当てを変更し、フォントメモリ領域を増
加させる。印刷部5は、メモリ領域が変更された旨の情
報を受け取ると、エラーが発生した頁以降の印刷を行
う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置に関
し、特に、印刷時に自動でワークメモリ内のフォントメ
モリ領域を変更する画像形成装置に関する。
し、特に、印刷時に自動でワークメモリ内のフォントメ
モリ領域を変更する画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、プリンタのワークメモリは、ペ
ージメモリとフォントメモリとを有する。プリンタは、
印刷を行う際、ページメモリにおいて印刷する頁分のメ
モリ領域を確保し、確保したメモリ領域に1頁分のイメ
ージを書き込む。
ージメモリとフォントメモリとを有する。プリンタは、
印刷を行う際、ページメモリにおいて印刷する頁分のメ
モリ領域を確保し、確保したメモリ領域に1頁分のイメ
ージを書き込む。
【0003】また、フォントメモリには、印刷時に、F
ontデータ、中間言語、Display List
(バンドイメージ)が書き込まれる。印刷時のイメージ
抜け等は、フォントメモリが不足するために発生する。
また、通常のプリンタでは、印刷性能(スピード)を優
先させる為に、ページメモリが多く領域を確保してい
る。
ontデータ、中間言語、Display List
(バンドイメージ)が書き込まれる。印刷時のイメージ
抜け等は、フォントメモリが不足するために発生する。
また、通常のプリンタでは、印刷性能(スピード)を優
先させる為に、ページメモリが多く領域を確保してい
る。
【0004】従来、プリンタ機能を有する画像形成装置
は、接続されているホストPCから印刷データを受け取
り、印刷を行う際、メモリ不足が発生すると、印刷不良
の頁を出力し、印刷を停止していた。
は、接続されているホストPCから印刷データを受け取
り、印刷を行う際、メモリ不足が発生すると、印刷不良
の頁を出力し、印刷を停止していた。
【0005】従来、画像形成装置は、(フォント)メモ
リ不足のために処理できなかったJobを削除した後、
メモリ不足の旨をレポート印刷するか、自装置のパネル
に表示していた。ユーザは、上記のようなメモリ不足に
よる印刷不良が発生した場合は、画像形成装置のメモリ
を増設するか、メモリの割当てを手動で変更し、再度ホ
ストPCから印刷データを送り直していた。また、メモ
リ不足によるエラーが発生した後は、ユーザがPCから
印刷Jobを再送していた。さらに、エラー頁以降を印
刷する場合は、頁指定を行い印刷していた。
リ不足のために処理できなかったJobを削除した後、
メモリ不足の旨をレポート印刷するか、自装置のパネル
に表示していた。ユーザは、上記のようなメモリ不足に
よる印刷不良が発生した場合は、画像形成装置のメモリ
を増設するか、メモリの割当てを手動で変更し、再度ホ
ストPCから印刷データを送り直していた。また、メモ
リ不足によるエラーが発生した後は、ユーザがPCから
印刷Jobを再送していた。さらに、エラー頁以降を印
刷する場合は、頁指定を行い印刷していた。
【0006】また、特開2000−29645号公報が
開示するところのプリンタの制御方法、記録媒体及びプ
リンタ(以下、従来例1)では、メモリオーバーフロー
が発生した場合、一度ここまでの部分画像の印刷を行
い、その後自動又は手動で再給紙することにより、部分
画像が印刷された用紙に残りの部分画像を印刷してい
た。
開示するところのプリンタの制御方法、記録媒体及びプ
リンタ(以下、従来例1)では、メモリオーバーフロー
が発生した場合、一度ここまでの部分画像の印刷を行
い、その後自動又は手動で再給紙することにより、部分
画像が印刷された用紙に残りの部分画像を印刷してい
た。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来例
1を含む従来技術においては、従来の画像形成装置と同
様に、メモリのオーバーフローが発生すると、PCは、
オーバーフローが発生した位置からの続きのデータをプ
リンタに送るため、一部データを再送しなければならな
い可能性があり、PCおよび通信経路に不必要な負荷を
与える可能性があった。
1を含む従来技術においては、従来の画像形成装置と同
様に、メモリのオーバーフローが発生すると、PCは、
オーバーフローが発生した位置からの続きのデータをプ
リンタに送るため、一部データを再送しなければならな
い可能性があり、PCおよび通信経路に不必要な負荷を
与える可能性があった。
【0008】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
のであり、フォントメモリ不足に起因するエラー発生時
において、印刷データを再受信することなしに、保持し
ている印刷Jobを使用し、エラー発生頁以降の印刷を
最適な環境で行う画像形成装置を提供することを目的と
する。
のであり、フォントメモリ不足に起因するエラー発生時
において、印刷データを再受信することなしに、保持し
ている印刷Jobを使用し、エラー発生頁以降の印刷を
最適な環境で行う画像形成装置を提供することを目的と
する。
【0009】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、入力された印刷データをス
プールするスプール手段と、スプール手段によりスプー
ルされた印刷データを自装置が有するワークメモリに含
まれるフォントメモリ上に配置する第1のデータ配置手
段と、第1のデータ配置手段により配置された印刷デー
タからなる出力イメージを頁単位で印刷出力する第1の
印刷手段と、印刷時にフォントメモリのメモリ領域が不
足しているか否かを判定するメモリ領域判定手段と、メ
モリ領域判定手段により、フォントメモリのメモリ領域
が不足していると判定されると、メモリ領域不足に起因
するエラーが発生した頁の出力イメージの印刷を中断
し、スプール手段によりスプールされている印刷データ
を保持するデータ保持手段と、を有することを特徴とす
る。
め、請求項1記載の発明は、入力された印刷データをス
プールするスプール手段と、スプール手段によりスプー
ルされた印刷データを自装置が有するワークメモリに含
まれるフォントメモリ上に配置する第1のデータ配置手
段と、第1のデータ配置手段により配置された印刷デー
タからなる出力イメージを頁単位で印刷出力する第1の
印刷手段と、印刷時にフォントメモリのメモリ領域が不
足しているか否かを判定するメモリ領域判定手段と、メ
モリ領域判定手段により、フォントメモリのメモリ領域
が不足していると判定されると、メモリ領域不足に起因
するエラーが発生した頁の出力イメージの印刷を中断
し、スプール手段によりスプールされている印刷データ
を保持するデータ保持手段と、を有することを特徴とす
る。
【0010】また、請求項2記載の発明によれば、請求
項1記載の画像形成装置において、メモリ領域判定手段
により、フォントメモリのメモリ領域が不足していると
判定されると、ワークメモリにおけるフォントメモリの
メモリ領域の割合を変更するメモリ領域変更手段をさら
に有することを特徴とする。
項1記載の画像形成装置において、メモリ領域判定手段
により、フォントメモリのメモリ領域が不足していると
判定されると、ワークメモリにおけるフォントメモリの
メモリ領域の割合を変更するメモリ領域変更手段をさら
に有することを特徴とする。
【0011】また、請求項3記載の発明によれば、請求
項2記載の画像形成装置において、メモリ領域変更手段
は、メモリ領域判定手段により、フォントメモリのメモ
リ領域が不足していると判定されると、ワークメモリに
おけるフォントメモリのメモリ領域の割合を増加させる
ことを特徴とする。
項2記載の画像形成装置において、メモリ領域変更手段
は、メモリ領域判定手段により、フォントメモリのメモ
リ領域が不足していると判定されると、ワークメモリに
おけるフォントメモリのメモリ領域の割合を増加させる
ことを特徴とする。
【0012】また、請求項4記載の発明によれば、請求
項2または3記載の画像形成装置において、メモリ領域
変更手段により、フォントメモリのメモリ領域の割合が
変更された後に、データ保持手段により保持されている
印刷データを読み込み、メモリ領域の割合が変更された
フォントメモリ上に配置する第2のデータ配置手段と、
第2のデータ配置手段により配置された印刷データから
なる出力イメージのうち、メモリ領域不足に起因するエ
ラーが発生した頁以降の出力イメージを印刷出力する第
2の印刷手段と、をさらに有することを特徴とする。
項2または3記載の画像形成装置において、メモリ領域
変更手段により、フォントメモリのメモリ領域の割合が
変更された後に、データ保持手段により保持されている
印刷データを読み込み、メモリ領域の割合が変更された
フォントメモリ上に配置する第2のデータ配置手段と、
第2のデータ配置手段により配置された印刷データから
なる出力イメージのうち、メモリ領域不足に起因するエ
ラーが発生した頁以降の出力イメージを印刷出力する第
2の印刷手段と、をさらに有することを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一実施形態にお
ける画像形成装置の構成を示す図である。以下、図1を
用いて、本実施形態における画像形成装置の構成および
動作について説明する。
ける画像形成装置の構成を示す図である。以下、図1を
用いて、本実施形態における画像形成装置の構成および
動作について説明する。
【0014】画像形成装置は、ネットワークを介して接
続されているPC(図示せず)から印刷データを受け取
り、受け取ったデータに基づいた印刷を行う。また、画
像形成装置は、HDD(ハードディスクドライブ)1
と、システム制御部2と、ワークメモリ部3と、印刷デ
ータ解析部4と、印刷部5と、を有する。
続されているPC(図示せず)から印刷データを受け取
り、受け取ったデータに基づいた印刷を行う。また、画
像形成装置は、HDD(ハードディスクドライブ)1
と、システム制御部2と、ワークメモリ部3と、印刷デ
ータ解析部4と、印刷部5と、を有する。
【0015】HDD1は、PCから受け取った印刷デー
タ(Job)を格納し、スプラーの役目を行う。システ
ム制御部2は、本システム(画像形成装置)を制御す
る。ワークエリア部3は、データ処理を行う作業領域で
ある。印刷データ解析部4は、HDD1に蓄積されてい
る印刷データを読み込んで解析し、作像した後にワーク
エリア部3にデータを配置する。印刷部5は、印刷デー
タ解析部4によりワークエリア部3に作像された画像な
どを印刷する。
タ(Job)を格納し、スプラーの役目を行う。システ
ム制御部2は、本システム(画像形成装置)を制御す
る。ワークエリア部3は、データ処理を行う作業領域で
ある。印刷データ解析部4は、HDD1に蓄積されてい
る印刷データを読み込んで解析し、作像した後にワーク
エリア部3にデータを配置する。印刷部5は、印刷デー
タ解析部4によりワークエリア部3に作像された画像な
どを印刷する。
【0016】図2は、本発明の一実施形態における画像
形成装置による印刷動作の流れを示すフローチャートで
ある。以下、図1を用い、図2に沿って、本実施形態に
おける画像形成装置による印刷動作について説明する。
形成装置による印刷動作の流れを示すフローチャートで
ある。以下、図1を用い、図2に沿って、本実施形態に
おける画像形成装置による印刷動作について説明する。
【0017】まず、システム制御部2は、HDD1がP
Cから送られてきたJobを蓄積した旨の通知を、HD
D1から受け取ったか否かを判断する(ステップS10
1)。HDD1がJobを蓄積した旨の通知を受け取っ
ていないと判断された場合(ステップS101/N
o)、ステップS101の処理が繰り返される。
Cから送られてきたJobを蓄積した旨の通知を、HD
D1から受け取ったか否かを判断する(ステップS10
1)。HDD1がJobを蓄積した旨の通知を受け取っ
ていないと判断された場合(ステップS101/N
o)、ステップS101の処理が繰り返される。
【0018】HDD1がJobを蓄積した旨の通知を受
け取ったと判断された場合(ステップS101/Ye
s)、システム制御部2は、印刷データ解析部4にHD
D1に蓄積されたデータの解析(データ展開)の要求を
出す(ステップS102)。
け取ったと判断された場合(ステップS101/Ye
s)、システム制御部2は、印刷データ解析部4にHD
D1に蓄積されたデータの解析(データ展開)の要求を
出す(ステップS102)。
【0019】次に、印刷データ解析部4は、HDD1か
らデータを取り出し、印刷要求されたデータが、文字、
線、図形、およびイメージのうちのいずれであるかを解
析し、作像する(ステップS103)。
らデータを取り出し、印刷要求されたデータが、文字、
線、図形、およびイメージのうちのいずれであるかを解
析し、作像する(ステップS103)。
【0020】印刷データ解析部4は、解析・作像した各
データをワークメモリ部3に配置する(ステップS10
4)。
データをワークメモリ部3に配置する(ステップS10
4)。
【0021】図3は、本発明の一実施形態におけるワー
クメモリ部3を示す図である。(a)は、メモリ領域割
り当て変更前のワークメモリ部3を示し、(b)は、変
更後を示す。以下、図3の(a)を用いて、印刷データ
解析部4による印刷イメージの作成動作について説明す
る。
クメモリ部3を示す図である。(a)は、メモリ領域割
り当て変更前のワークメモリ部3を示し、(b)は、変
更後を示す。以下、図3の(a)を用いて、印刷データ
解析部4による印刷イメージの作成動作について説明す
る。
【0022】図3(a)に示されているように、ワーク
メモリ部3は、フォントメモリ領域10と、ページメモ
リ領域20と、を有する。フォントメモリ領域10に
は、フォント用メモリ11と、中間言語メモリ12と、
ディスプレイリスト13と、が含まれる。また、ページ
メモリ領域20には、ページメモリ21〜25が含まれ
る。
メモリ部3は、フォントメモリ領域10と、ページメモ
リ領域20と、を有する。フォントメモリ領域10に
は、フォント用メモリ11と、中間言語メモリ12と、
ディスプレイリスト13と、が含まれる。また、ページ
メモリ領域20には、ページメモリ21〜25が含まれ
る。
【0023】印刷データ解析部4は、HDD1に蓄積さ
れた印刷データを解析して、文字、線、図形、およびイ
メージのうちのいずれであるかを判定し、文字、線、図
形、およびイメージ(データ)を、それぞれフォント用
メモリ11および中間言語メモリ12に格納する。
れた印刷データを解析して、文字、線、図形、およびイ
メージのうちのいずれであるかを判定し、文字、線、図
形、およびイメージ(データ)を、それぞれフォント用
メモリ11および中間言語メモリ12に格納する。
【0024】ディスプレイリスト(バンド)13は、文
字、線、図形、およびイメージ(データ)が出力イメー
ジ上に配置される位置を示す情報である。
字、線、図形、およびイメージ(データ)が出力イメー
ジ上に配置される位置を示す情報である。
【0025】印刷データ解析部4は、ページメモリの領
域をある領域分毎に区切ったディスプレイリストに、解
析したデータを配置する。1つのバンドが完成すると、
印刷データ解析部4は、そのバンドに配置されたデータ
をページメモリに移動させる。印刷データ解析部4は、
この動作を何度か繰り返し、1つ以上のディスプレイリ
ストを組み合わせて1頁分のイメージ(出力データ)を
完成させる。
域をある領域分毎に区切ったディスプレイリストに、解
析したデータを配置する。1つのバンドが完成すると、
印刷データ解析部4は、そのバンドに配置されたデータ
をページメモリに移動させる。印刷データ解析部4は、
この動作を何度か繰り返し、1つ以上のディスプレイリ
ストを組み合わせて1頁分のイメージ(出力データ)を
完成させる。
【0026】ここで、再度図2に沿って本実施形態にお
ける画像形成装置による印刷動作について説明を進め
る。
ける画像形成装置による印刷動作について説明を進め
る。
【0027】印刷データ解析部4は、HDD1からデー
タを読んで、解析・作像し、ワークメモリ部3にデータ
を配置する(ステップS103、S104)。
タを読んで、解析・作像し、ワークメモリ部3にデータ
を配置する(ステップS103、S104)。
【0028】印刷データ解析部4は、1頁分の出力デー
タが完成するごとに、システム制御部2に、1頁分の出
力データが完成した旨を通知する(ステップS10
5)。
タが完成するごとに、システム制御部2に、1頁分の出
力データが完成した旨を通知する(ステップS10
5)。
【0029】システム制御部2は、印刷部5に対して、
完成したページの印刷を指示する(ステップS10
6)。印刷部5は、システム制御部2に指示されたペー
ジの出力イメージを実際に紙に転写する(ステップS1
07)。以上で、画像形成装置による印刷動作を終了す
る。
完成したページの印刷を指示する(ステップS10
6)。印刷部5は、システム制御部2に指示されたペー
ジの出力イメージを実際に紙に転写する(ステップS1
07)。以上で、画像形成装置による印刷動作を終了す
る。
【0030】図4は、本発明の一実施形態における画像
形成装置によるエラー発生時の印刷動作の流れを示すフ
ローチャートである。以下、図1を用い、図4に沿っ
て、本実施形態における画像形成装置によるエラー発生
時に印刷動作について説明する。
形成装置によるエラー発生時の印刷動作の流れを示すフ
ローチャートである。以下、図1を用い、図4に沿っ
て、本実施形態における画像形成装置によるエラー発生
時に印刷動作について説明する。
【0031】印刷データ解析部4は、データ解析を行っ
ている際に、フォントメモリの領域不足に起因するエラ
ーが発生したか否かを判断する(ステップS201)。
エラーが発生していないと判断された場合(ステップS
201/No)、ステップS201の処理が繰り返され
る。
ている際に、フォントメモリの領域不足に起因するエラ
ーが発生したか否かを判断する(ステップS201)。
エラーが発生していないと判断された場合(ステップS
201/No)、ステップS201の処理が繰り返され
る。
【0032】エラーが発生したと判断された場合(ステ
ップS201/Yes)、印刷データ解析部4は、シス
テム制御部2に対してエラーが発生した旨を通知する
(ステップS202)。また、印刷データ解析部4は、
エラーが発生した頁の情報を保持する(ステップS20
3)。
ップS201/Yes)、印刷データ解析部4は、シス
テム制御部2に対してエラーが発生した旨を通知する
(ステップS202)。また、印刷データ解析部4は、
エラーが発生した頁の情報を保持する(ステップS20
3)。
【0033】システム制御部2は、印刷部5に対して、
エラーが発生した直前の頁までの印刷を指示する(ステ
ップS204)。
エラーが発生した直前の頁までの印刷を指示する(ステ
ップS204)。
【0034】印刷部5は、エラー発生直前までの頁の印
刷指示を、システム制御部2から受け取ると、指示され
た印刷を行い、指示された頁の印刷終了後、システム制
御部2に、指示された頁の印刷が終了した旨を通知する
(ステップS205)。
刷指示を、システム制御部2から受け取ると、指示され
た印刷を行い、指示された頁の印刷終了後、システム制
御部2に、指示された頁の印刷が終了した旨を通知する
(ステップS205)。
【0035】次に、システム制御部2は、ワークメモリ
部3のワークメモリの割当てを変更し、印刷データ解析
部4に変更した旨を通知する(ステップS206)。
部3のワークメモリの割当てを変更し、印刷データ解析
部4に変更した旨を通知する(ステップS206)。
【0036】ここで、図3の(a)および(b)を用い
て、ワークメモリ部3におけるメモリ領域の割り当て変
更動作について説明する。図3の(a)は、メモリ割り
当て変更前のワークメモリ部3を示し、(b)は、メモ
リ割り当て変更後のワークメモリ部3を示す。
て、ワークメモリ部3におけるメモリ領域の割り当て変
更動作について説明する。図3の(a)は、メモリ割り
当て変更前のワークメモリ部3を示し、(b)は、メモ
リ割り当て変更後のワークメモリ部3を示す。
【0037】フォントメモリ領域不足に起因するエラー
が発生すると、システム制御部2は、ワークメモリ部3
におけるページメモリ領域20の一部をフォントメモリ
領域10に割り当て、ワークメモリ部3におけるフォン
トメモリ領域10の割合を増加させる。図3の(a)お
よび(b)に示されているように、フォント用メモリ1
1、中間言語メモリ12、およびディスプレイリスト1
3は、それぞれフォント用メモリ31、中間言語メモリ
32、およびディスプレイリスト33に変更され、それ
ぞれメモリ領域が増加されている。その結果、フォント
メモリ領域不足に起因するエラーが解消される。
が発生すると、システム制御部2は、ワークメモリ部3
におけるページメモリ領域20の一部をフォントメモリ
領域10に割り当て、ワークメモリ部3におけるフォン
トメモリ領域10の割合を増加させる。図3の(a)お
よび(b)に示されているように、フォント用メモリ1
1、中間言語メモリ12、およびディスプレイリスト1
3は、それぞれフォント用メモリ31、中間言語メモリ
32、およびディスプレイリスト33に変更され、それ
ぞれメモリ領域が増加されている。その結果、フォント
メモリ領域不足に起因するエラーが解消される。
【0038】ここで、再度図4に沿って、本実施形態に
おける画像形成装置による印刷動作について説明する。
おける画像形成装置による印刷動作について説明する。
【0039】印刷部5は、メモリ割り当てが変更された
旨の通知を、システム制御部2から受け取ると、HDD
1よりデータを読み込み、保持していたエラー発生頁ま
でのデータを読み飛ばし、エラーが発生した頁以降のデ
ータを展開する(ステップS207)。
旨の通知を、システム制御部2から受け取ると、HDD
1よりデータを読み込み、保持していたエラー発生頁ま
でのデータを読み飛ばし、エラーが発生した頁以降のデ
ータを展開する(ステップS207)。
【0040】その後、上記の動作を繰り返し、印刷部5
は、最終頁を印刷し終わるとシステム制御部2に印刷が
完了した旨を通知する(ステップS208)。システム
制御部2は、HDD1に蓄積されているJobを削除
し、次のJobがあれば、そのJobの印刷動作に移る
(ステップS209)。
は、最終頁を印刷し終わるとシステム制御部2に印刷が
完了した旨を通知する(ステップS208)。システム
制御部2は、HDD1に蓄積されているJobを削除
し、次のJobがあれば、そのJobの印刷動作に移る
(ステップS209)。
【0041】なお、本実施形態では、画像形成装置は、
PCから印刷データを受け取っていたが、他の外部機器
(例えば、スキャナ、キーボードなど)から入力される
としてもよい。
PCから印刷データを受け取っていたが、他の外部機器
(例えば、スキャナ、キーボードなど)から入力される
としてもよい。
【0042】また、画像形成装置は、入力された印刷デ
ータをスプールする処理と、スプールされた印刷データ
をフォントメモリ上に配置する処理と、配置された印刷
データからなる出力イメージを頁単位で印刷出力する処
理と、印刷時にフォントメモリのメモリ領域が不足して
いるか否かを判定する処理と、フォントメモリのメモリ
領域が不足していると判定されると、メモリ領域不足に
起因するエラーが発生した頁の出力イメージの印刷を中
断し、スプールされている印刷データを保持する処理
と、フォントメモリのメモリ領域が不足していると判定
されると、ワークメモリにおけるフォントメモリのメモ
リ領域の割合を変更する処理と、フォントメモリのメモ
リ領域の割合が変更された後に、保持している印刷デー
タを読み込み、メモリ領域の割合が変更されたフォント
メモリ上に配置する処理と、メモリ領域不足に起因する
エラーが発生した頁以降の出力イメージを印刷出力する
処理と、を行う。上記の処理は、画像形成装置が有する
コンピュータプログラムにより実行されるが、上記のプ
ログラムは、光ディスクあるいは磁気ディスク等の記録
媒体に記録され、上記の記録媒体からロードされるよう
にしてもよいし、所定のネットワークを介して接続され
ている外部機器からロードされるようにしてもよい。
ータをスプールする処理と、スプールされた印刷データ
をフォントメモリ上に配置する処理と、配置された印刷
データからなる出力イメージを頁単位で印刷出力する処
理と、印刷時にフォントメモリのメモリ領域が不足して
いるか否かを判定する処理と、フォントメモリのメモリ
領域が不足していると判定されると、メモリ領域不足に
起因するエラーが発生した頁の出力イメージの印刷を中
断し、スプールされている印刷データを保持する処理
と、フォントメモリのメモリ領域が不足していると判定
されると、ワークメモリにおけるフォントメモリのメモ
リ領域の割合を変更する処理と、フォントメモリのメモ
リ領域の割合が変更された後に、保持している印刷デー
タを読み込み、メモリ領域の割合が変更されたフォント
メモリ上に配置する処理と、メモリ領域不足に起因する
エラーが発生した頁以降の出力イメージを印刷出力する
処理と、を行う。上記の処理は、画像形成装置が有する
コンピュータプログラムにより実行されるが、上記のプ
ログラムは、光ディスクあるいは磁気ディスク等の記録
媒体に記録され、上記の記録媒体からロードされるよう
にしてもよいし、所定のネットワークを介して接続され
ている外部機器からロードされるようにしてもよい。
【0043】なお、上記の実施形態は本発明の好適な実
施の一例であり、本発明の実施形態は、これに限定され
るものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲におい
て種々変形して実施することが可能となる。
施の一例であり、本発明の実施形態は、これに限定され
るものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲におい
て種々変形して実施することが可能となる。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
フォントメモリ不足に起因するエラーが発生した場合、
スプールした印刷Jobを保持する。従って、メモリ不
足が発生しても、印刷Jobを再送する手間を省く事が
可能となる。
フォントメモリ不足に起因するエラーが発生した場合、
スプールした印刷Jobを保持する。従って、メモリ不
足が発生しても、印刷Jobを再送する手間を省く事が
可能となる。
【0045】また、本発明によれば、フォントメモリ不
足に起因するエラーが発生した場合、フォントメモリ領
域の割り当てを変更し、メモリ領域を増加させる従っ
て、ユーザが、メモリ割当ての設定を行う手間を省く事
が可能となる。
足に起因するエラーが発生した場合、フォントメモリ領
域の割り当てを変更し、メモリ領域を増加させる従っ
て、ユーザが、メモリ割当ての設定を行う手間を省く事
が可能となる。
【0046】また、本発明によれば、フォントメモリ不
足に起因するエラーが発生した場合、エラーが発生した
頁より前に印刷したデータの展開・出力を行わずに、エ
ラー発生以降の頁のデータのみを印刷する。従って、印
刷紙の消費を削減する事が可能となる。また、改めてユ
ーザが頁指定印刷を行う手間を省く事が可能となる。
足に起因するエラーが発生した場合、エラーが発生した
頁より前に印刷したデータの展開・出力を行わずに、エ
ラー発生以降の頁のデータのみを印刷する。従って、印
刷紙の消費を削減する事が可能となる。また、改めてユ
ーザが頁指定印刷を行う手間を省く事が可能となる。
【図1】本発明の一実施形態における画像形成装置の構
成を示す図である。
成を示す図である。
【図2】本発明の一実施形態における画像形成装置によ
る印刷動作の流れを示すフローチャートである。
る印刷動作の流れを示すフローチャートである。
【図3】(a)は、本発明の一実施形態におけるメモリ
領域割り当て変更前のワークメモリ部を示す図であり、
(b)は、本発明の一実施形態におけるメモリ領域割り
当て変更後のワークメモリ部を示す図である。
領域割り当て変更前のワークメモリ部を示す図であり、
(b)は、本発明の一実施形態におけるメモリ領域割り
当て変更後のワークメモリ部を示す図である。
【図4】本発明の一実施形態における画像形成装置によ
るエラー発生時の印刷動作の流れを示すフローチャート
である。
るエラー発生時の印刷動作の流れを示すフローチャート
である。
1 HDD
2 システム制御部
3 ワークメモリ部
4 印刷データ解析部
5 印刷部
10、30 フォントメモリ領域
11、31 フォント用メモリ
12、32 中間言語メモリ
13、33 ディスプレイリスト
20、40 ページメモリ領域
21〜25、41〜44 ページメモリ
Claims (4)
- 【請求項1】 入力された印刷データをスプールするス
プール手段と、 前記スプール手段によりスプールされた印刷データを自
装置が有するワークメモリに含まれるフォントメモリ上
に配置する第1のデータ配置手段と、 前記第1のデータ配置手段により配置された印刷データ
からなる出力イメージを頁単位で印刷出力する第1の印
刷手段と、 印刷時に前記フォントメモリのメモリ領域が不足してい
るか否かを判定するメモリ領域判定手段と、 前記メモリ領域判定手段により、前記フォントメモリの
メモリ領域が不足していると判定されると、前記メモリ
領域不足に起因するエラーが発生した頁の出力イメージ
の印刷を中断し、前記スプール手段によりスプールされ
ている印刷データを保持するデータ保持手段と、 を有することを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項2】 前記メモリ領域判定手段により、前記フ
ォントメモリのメモリ領域が不足していると判定される
と、前記ワークメモリにおける前記フォントメモリのメ
モリ領域の割合を変更するメモリ領域変更手段をさらに
有することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。 - 【請求項3】 前記メモリ領域変更手段は、 前記メモリ領域判定手段により、前記フォントメモリの
メモリ領域が不足していると判定されると、前記ワーク
メモリにおける前記フォントメモリのメモリ領域の割合
を増加させることを特徴とする請求項2記載の画像形成
装置。 - 【請求項4】 前記メモリ領域変更手段により、前記フ
ォントメモリのメモリ領域の割合が変更された後に、前
記データ保持手段により保持されている印刷データを読
み込み、前記メモリ領域の割合が変更されたフォントメ
モリ上に配置する第2のデータ配置手段と、 前記第2のデータ配置手段により配置された印刷データ
からなる出力イメージのうち、前記メモリ領域不足に起
因するエラーが発生した頁以降の出力イメージを印刷出
力する第2の印刷手段と、 をさらに有することを特徴とする請求項2または3記載
の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002017744A JP2003211747A (ja) | 2002-01-25 | 2002-01-25 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002017744A JP2003211747A (ja) | 2002-01-25 | 2002-01-25 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003211747A true JP2003211747A (ja) | 2003-07-29 |
Family
ID=27653326
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002017744A Pending JP2003211747A (ja) | 2002-01-25 | 2002-01-25 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003211747A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004106165A1 (ja) * | 2003-05-30 | 2004-12-09 | Nippon Seiki Co., Ltd. | 充填包装装置 |
JP2006217386A (ja) * | 2005-02-04 | 2006-08-17 | Nec Access Technica Ltd | 電話装置および着信拒否番号管理方法 |
-
2002
- 2002-01-25 JP JP2002017744A patent/JP2003211747A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004106165A1 (ja) * | 2003-05-30 | 2004-12-09 | Nippon Seiki Co., Ltd. | 充填包装装置 |
JP2006217386A (ja) * | 2005-02-04 | 2006-08-17 | Nec Access Technica Ltd | 電話装置および着信拒否番号管理方法 |
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