JP2003211266A - 半田鏝及びコンデンサ内蔵圧電共振子の製造方法 - Google Patents
半田鏝及びコンデンサ内蔵圧電共振子の製造方法Info
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Abstract
望とする部分に高精度に半田付けを行うことができると
共に、所望とする部分に予備半田としての半田膜を高精
度に付与し得る半田鏝を提供する。 【解決手段】 棒状の鏝本体1、鏝本体2の先端側から
さらに先端側に延びるように設けられた突出部3とを有
し、鏝本体2の先端側において、先端に行くにつれて鏝
本体2の厚みが薄くなるように傾斜面部2aが設けられ
ており、傾斜面部2aにおいて供給された半田が速やか
に溶融されるように構成されており、鏝本体2の先端に
傾斜面部2aと連なるように、かつ鏝本体2の長さ方向
と直交するように直交面2bが形成されており、突出部
が、上記鏝本体よりも小さな径を有するように設けられ
ており、該突出部において溶融半田が先端側に導かれる
ように構成されている、半田鏝1。
Description
ンサ内蔵圧電共振子に関し、より詳細には複数本のリー
ド端子が圧電共振素子及びコンデンサ素子に接合されて
いるリードタイプのコンデンサ内蔵圧電共振子の製造方
法及び該製造方法に好適に用いられる半田鏝に関する。
2001−313534)には、圧電共振素子とコンデ
ンサ素子とを組み合わせてなるリード付のコンデンサ内
蔵圧電共振子の製造方法が開示されている。図13〜図
16は、この先行技術に記載の製造方法を説明するため
の各斜視図である。
1〜第3のリード端子101〜103が用意される。第
1〜第3のリード端子101〜103は、金属フープに
一端が連結されている。
104に浸漬され、引き上げられる。それによって、図
14に示すように、第3のリード端子103のコンデン
サ素子取付け部103aに予備半田107が付与され
る。
02の先端のL字形保持部101a,102aの内側に
フラックスが塗布される。次に、板状の圧電共振素子1
06がL字形保持部101a,102a間に保持され
る。
08,109を用いて、保持部101a,102aと圧
電共振素子106とが半田付けされる。半田鏝108,
109の先端には、半田液相線温度+130℃以上の温
度の溶融半田が予め付着されている。半田鏝108,1
09の先端を、保持部101a,102aに当接させる
ことにより、溶融半田が、圧電共振素子106の電極と
保持部101a,102aとに供給され、両者が接合さ
れる。このとき、同時に、保持部101a,102aの
圧電共振素子106が接合されている面とは反対側の面
にも半田が流れる。
共振素子106が接合されている面と反対側の面に半田
膜110a,110bが形成される。次に、図16に示
すように、コンデンサ素子112が、第1,第2のリー
ド端子101,102と、第3のリード端子103との
間に挿入される。そして、全体の温度が半田液相線温度
+20℃以上となるように、リフロー法により半田膜1
10a,110b,107が溶融され、コンデンサ素子
112が半田付けされる。この先行技術に記載の方法で
は、コンデンサ素子112の半田付けに際し半田鏝を必
要としないため、製造工程の簡略化が果たされる。
田鏝108,109では、単に先端に溶融半田が付着さ
れているだけであるため、圧電共振素子6とリード端子
101,102の半田付けされるべき部分を高精度に半
田付けすることが困難であった。すなわち、図15に示
されているように、半田膜110a,110bが形成さ
れるように十分な量の半田を供給して半田付けを行う場
合、圧電共振素子106のリード端子101,102が
接合される電極だけでなく、共振電極のような半田が付
与されることが望ましくない電極部分にも半田が付着す
ることがあった。
ための半田膜110a,110bをリード端子101,
102のコンデンサ素子が接合される部分に確実にかつ
高精度に形成することが困難であるという問題もあっ
た。
を解消し、例えば上記コンデンサ内蔵圧電共振子のよう
に、複数本のリード端子に複数の素子が半田付けされる
リード付電子部品の半田付けに好適に用いられ、所望と
する半田付け部分において高精度に半田付けを可能とす
る半田鏝、並びに該半田鏝を用いたコンデンサ内蔵圧電
共振子の製造方法を提供することにある。
棒状の鏝本体と、棒状の鏝本体と、前記鏝本体の先端か
ら突出されており、かつ前記鏝本体よりも細い突出部と
を備え、前記鏝本体の先端側において、先端側にいくに
つれて鏝本体の厚みが薄くなるように設けられており、
かつ半田を溶融するための傾斜面部が形成されており、
前記鏝本体の先端に、前記傾斜面部と連なり、かつ鏝本
体の長さ方向と直交する直交面が形成されており、前記
直交面の前記傾斜面部と連なる側とは反対側において前
記突出部が設けられていることを特徴とする。
記突出部の前記直交面に連なっている面が平面とされて
おり、かつ該平面が、突出部の基端側において幅が拡げ
られている。
は、エネルギー閉じ込め型の圧電共振素子にリード端子
を半田付けするための半田鏝であって、前記突出部の前
記平面の相対的に幅が拡げられている部分が、前記圧電
共振素子の一方主面に形成された電極の平面形状に応じ
た形状とされている。
電共振素子と、先端側部分で前記圧電共振素子に接合さ
れた第1,第2のリード端子と、第1,第2のリード端
子の圧電共振素子が接合されている部分よりも基端側に
おいて第1,第2のリード端子に接合されている板状の
コンデンサ素子と、前記コンデンサ素子の第1,第2の
リード端子に接合されている側とは反対側の面に接合さ
れている第3のリード端子とを備えるコンデンサ内臓圧
電共振子の製造方法であって、前記第3のリード端子に
コンデンサ素子を接合するための半田膜を形成する工程
と、請求項1〜3のいずれかに記載の半田鏝を用いて、
第1,第2のリード端子と圧電共振素子とを半田付けす
ると共に、第1,第2のリード端子のコンデンサ素子が
接合される部分に半田膜を形成する工程と、前記コンデ
ンサ素子を第1,第2のリード端子と第3のリード端子
との間に挿入し、前記半田膜を再溶融することによりコ
ンデンサ素子を第1〜第3のリード端子と接合する工程
とを備える、コンデンサ内臓圧電共振子の製造方法が提
供される。
製造方法の特定の局面では、前記第1〜第3のリード端
子が、少なくともコンデンサ素子が接合される部分を除
いて丸棒状の形状を有し、前記コンデンサ接合部が平板
状とされている。
の具体的な実施形態を説明することにより、本発明を明
らかにする。
の要部を示す斜視図である。半田鏝1は、棒状の鏝本体
2と、鏝本体2よりも径の小さな突出部3とを有する。
鏝本体2は、円柱状の形状を有するが、角柱状の形状を
有していてもよい。鏝本体2の先端側には、傾斜面部2
aが形成されている。傾斜面部2aは、鏝本体2の先端
側において、先端に行くにつれて鏝本体の厚みが薄くな
るように設けられている。傾斜面部2aは、供給される
半田を溶融する作用を果たす。
aが終了している。この傾斜面部の先端側に連なるよう
に、鏝本体2の先端には、鏝本体2の長さ方向と直交す
る直交面2bが形成されている。
反対側において、上記突出部3が設けられている。突出
部3は、鏝本体2の先端からさらに先端側に延びるよう
に設けられている。
部分が平面部3aとされている。平面部3aは、突出部
3の基端側、すなわち鏝本体2側において幅が相対的に
広くなるように構成されている。この相対的に幅が広げ
られている部分3a1は、後述する圧電共振素子の一方
主面に形成された不要振動抑制用電極の平面形状に応じ
た形状とされている。
た半田を半田鏝1の先端側に誘導するために設けられて
いる。次に、上記半田鏝1を用いた、コンデンサ内蔵圧
電共振子の製造方法を説明する。
11〜13を用意する。図4では省略されているが、図
5に示すように第1〜第3のリード端子11〜13は、
帯状の金属フープ14に一端が連結されている。第1〜
第3のリード端子11〜13は、全体が略丸棒状の形状
を有する。もっとも、リード端子11,12の先端に
は、丸棒の部分を押しつぶし、折り曲げ加工することに
よりL字形の保持部11a,12aが形成されている。
2b近傍に形成されているが、先端11b,12bに至
らなくともよい。また、リード端子11〜13には、同
じく押しつぶし加工により平板状のコンデンサ素子取付
け部11c,12c,13aが形成されている。
素子取付け部11c,12cは、同一平面上に位置して
いる。もっとも、第3のリード端子13のコンデンサ素
子取付け部13aは、コンデンサ素子取付け部11c,
12cとは異なる平面内に形成されている。これは、リ
ード端子11,12のコンデンサ素子取付け部11c,
12cと、第3のリード端子13のコンデンサ素子取付
け部13aとの間に後述のコンデンサ素子22を挿入す
るスペースを確保するためである。従って、コンデンサ
素子取付け部11c,12cと、コンデンサ素子取付け
部13aの対向している側の面間の距離は、挿入される
コンデンサ素子の厚みと同等とされている。
料については特に限定されず、アルミニウム、銅などの
適宜の金属材料を用いることができる。次に、図6に略
図的に示すように、第3のリード端子13の先端を、半
田液相線温度+30℃の温度に保たれた溶融半田Xに浸
漬し、引き上げる。このようにして、リード端子13の
コンデンサ素子取付け部13aに予備半田としての半田
膜が形成される。
液体に変化する温度を意味する。予備半田を付着させる
場合、溶融半田の温度は、半田液相線温度+20℃〜半
田液相線温度+70℃程度の溶融半田を用いることがで
きる。
の先端側から見た図で示すように、板状の圧電共振素子
16をL字形保持部11a,12a間に保持する。な
お、図7において、17は図6に示した工程により付着
された半田膜を示す。
形板状の形状を有するように示されているが、図2に、
圧電共振素子16の詳細を示す。圧電共振子16は、本
実施例では厚み縦モードを利用した圧電共振子であり、
矩形板状の圧電基板16aを有する。圧電基板16aの
両主面中央には、圧電基板16aを介して対向するよう
に共振電極16b,16cが形成されている。
6aの上面において、共振電極16bに連なるように端
子電極16dが形成されている。端子電極16dは、圧
電基板16aの端縁に沿うように形成されているが、圧
電基板16の側面16e側において、圧電基板16の中
央側に延びるように形成されている。すなわち、端子電
極16dの内周縁16d1は、図2に示すように曲線状
とされている。これは、端子電極16dが延長されて、
不要振動を抑制する電極部分16d2を形成するためで
ある。
極16dが設けられている側とは反対側の領域にも、同
様に不要振動抑制用電極16fが形成されている。圧電
基板16aの下面においても、同様に、不要振動抑制用
電極16g,16hが形成されている。
要スプリアスを抑制するために設けられているが、この
部分には半田が付与されることが望ましい。次に、図8
に示すように、半田鏝1,1を用いて、L字形保持部1
1a,12aと、圧電共振素子16とが半田付けされ
る。半田鏝1,1の先端には、半田液相線温度+130
℃以上の温度の溶融半田A,Bが予め付着されている。
溶融半田A,Bは、糸半田を半田鏝1,1に当接させる
ことにより形成される。この場合、半田鏝1が、前述し
た傾斜面部2aを有するため、傾斜面部2aにおいて糸
半田が溶融され、傾斜面部2aの傾斜に従って流下す
る。従って、溶融半田が、突出部3の平面部3aに確実
に導かれる。
面部3aに付与されていた溶融半田が、第1,第2のリ
ード端子11,12のコンデンサ素子取付け部11c,
12cにも付与され、半田膜20a,20bが形成され
る。
サ素子22が、第1〜第3のリード端子11〜13間に
挿入される。次にリフロー半田により図12に示すよう
に半田付けが完了される。
は、誘電体セラミックスよりなる矩形板状のコンデンサ
基板22aと、コンデンサ基板の第1の主面に形成され
た第1,第2の容量電極22b,22cと、第2の主面
に形成された第3の容量電極22dとを有する。第1,
第2の容量電極22b,22cと第3の容量電極22d
とは、コンデンサ基板22aを介して表裏対向されてい
る。また、第3の容量電極22dが、コンデンサ基板2
2aの第2の主面において略中央に形成されている。
付けに際し半田鏝を必要としないため、製造工程の簡略
化を果たすことができる。また、半田鏝1,1が、上記
形状を有するため、半田鏝を使用した作業により、圧電
共振素子16と第1,第2のリード端子11,12との
半田付けだけでなく、第1,第2のリード端子のコンデ
ンサ素子取付け部における半田膜の形成も容易に果たさ
れる。しかも、半田鏝1,1が、上記平面部3a及び傾
斜面部2aを有するため、圧電共振素子16とリード端
子11,12との接合並びにコンデンサ素子取付け部1
1c,12cにおける半田膜20a,20bの形成を容
易にかつ高精度に行うことができる。
工程が終了した後、公知の方法に従って樹脂外装が施さ
れ、それによってリード付のコンデンサ内蔵圧電共振部
品が得られる。
エネルギー閉じ込め型の圧電共振子を用いたが、本発明
において用いられる圧電共振子はこれに限定されるもの
ではなく、厚みすべりモードなどの他の振動モードを利
用したエネルギー閉じ込め型の圧電共振子であってもよ
い。また、第1,第2のリード端子は、上記のようにコ
ンデンサ素子取付け部が平板状とされていたが、平板状
とされていない丸棒状のリード端子を用いてもよい。も
っとも、上記コンデンサ素子の接合に必要な半田膜を確
実に形成するには、上記実施例のようにコンデンサ素子
取付け部は平板状に構成されていることが望ましい。
面部及び直交面が形成されており、傾斜面部により糸半
田などを容易に溶融することができ、かつ溶融された半
田を傾斜面部の傾斜を利用して直交面を経て突出部に導
くことができる。従って、突出部の先端側を利用して、
例えば本発明により製造されるコンデンサ内蔵圧電共振
子の第1,第2のリード端子のコンデンサ素子取付け部
に予備半田としての半田膜を容易に形成することができ
る。従って、リード端子を複数の素子に接合する場合、
上記突出部を利用することにより、複数の素子とリード
端子との接合部分における半田付けや予備半田の形成を
確実にかつ高精度に行うことができる。
されている場合には、該平面状に溶融半田を均一な厚み
に保持することができる。従って、該平面状の溶融半田
を、複数の半田接合部分に高精度に供給することができ
る。また、該平面が突出部の基端側において幅が広げら
れている場合には、平面の幅が広げられている部分を利
用して、半田による接合部分の面積が広い場合にも、確
実に半田付けを行うことができる。
ード端子を半田付けするための半田鏝であって、上記突
出部の上記平面の相対的に幅が広げられている部分が、
圧電共振素子の一方主面に形成された電極の平面形状に
応じた形状とされている場合には、確実に圧電共振素子
の上記電極表面に溶融半田を供給し、高精度に半田付け
を行うことができる。
の製造方法では、第3のリード端子のコンデンサ素子取
付け部に半田膜を形成し、本発明に係る半田鏝を用い
て、第1,第2のリード端子と圧電共振素子との半田付
け、並びに第1,第2のリード端子のコンデンサ素子取
付け部における半田膜の形成が行われる。従って、本発
明の半田鏝を用いた1回の作業で、圧電共振素子と第
1,第2のリード端子との半田付け及び第1,第2のリ
ード端子のコンデンサ素子取付け部の半田膜の形成を行
うことができる。しかも、半田鏝が、上記傾斜面部及び
突出部を有するため、第1,第2のリード端子のコンデ
ンサ素子取付け部に半田膜を高精度に形成することがで
きる。
に際し、半田鏝を用いた作業の回数を減らすことができ
ると共に、半田付けが高精度に行われた、信頼性に優れ
たコンデンサ内蔵圧電共振子の製造方法を提供すること
ができる。
ンデンサ素子が接合される部分を除いて丸棒状の形状を
有し、コンデンサ素子が接合される部分が平板状とされ
ている場合には、板状のコンデンサ素子を第1〜第3の
リード端子間に挿入し、かつ本発明に従ってコンデンサ
素子と第1〜第3のリード端子との半田付けを高精度に
かつ確実に行うことができる。
方法の一実施例で用意される圧電共振素子を説明するた
めの斜視図。
ンサ素子を説明するための模式的斜視図。
図。
れている状態を説明するための模式的部分切欠平面図。
のリード端子に半田膜を形成する工程を説明するための
略図的斜視図。
振素子を第1,第2のリード端子間に配置した状態を示
す略図的斜視図。
鏝を用いて、圧電共振素子と第1,第2のリード端子と
の半田付け及びコンデンサ素子取付け部への半田膜形成
工程を説明するための略図的斜視図。
鏝が当接されるリード端子のコンデンサ素子取付け部を
説明するための略図的平面図。
電共振素子と第1,第2のリード端子が半田付けされ、
かつ第1,第2のリード端子に半田膜が形成されている
状態を示す略図的斜視図。
田膜が付与された第1〜第3のリード端子上にコンデン
サ素子が配置された状態を示す略図的斜視図。
電共振素子及びコンデンサ素子が半田付けされた状態を
示す斜視図。
において、第2のリード端子に半田膜を付与する工程を
説明するための斜視図。
において、圧電共振素子を第1,第2のリード端子間に
配置した状態を示す斜視図。
において、第1,第2のリード端子と圧電共振素子との
半田付けを行った状態を示す斜視図。
において、圧電共振素子及びコンデンサ素子を第1〜第
3のリード端子に半田付けした状態を示す斜視図。
Claims (5)
- 【請求項1】 棒状の鏝本体と、 前記鏝本体の先端から突出されており、かつ前記鏝本体
よりも細い突出部とを備え、 前記鏝本体の先端側において、先端側にいくにつれて鏝
本体の厚みが薄くなるように設けられており、かつ半田
を溶融するための傾斜面部が形成されており、 前記鏝本体の先端に、前記傾斜面部と連なり、かつ鏝本
体の長さ方向と直交する直交面が形成されており、 前記直交面の前記傾斜面部と連なる側とは反対側におい
て前記突出部が設けられていることを特徴とする、半田
鏝。 - 【請求項2】 前記突出部の前記直交面に連なっている
面が平面とされており、かつ該平面が、突出部の基端側
において幅が拡げられている、請求項1に記載の半田
鏝。 - 【請求項3】 エネルギー閉じ込め型の圧電共振素子に
リード端子を半田付けするための半田鏝であって、前記
突出部の前記平面の相対的に幅が拡げられている部分
が、前記圧電共振素子の一方主面に形成された電極の平
面形状に応じた形状とされている、請求項2に記載の半
田鏝。 - 【請求項4】 板状の圧電共振素子と、 先端側部分で前記圧電共振素子に接合された第1,第2
のリード端子と、 第1,第2のリード端子の圧電共振素子が接合されてい
る部分よりも基端側において第1,第2のリード端子に
接合されている板状のコンデンサ素子と、 前記コンデンサ素子の第1,第2のリード端子に接合さ
れている側とは反対側の面に接合されている第3のリー
ド端子とを備えるコンデンサ内臓圧電共振子の製造方法
であって、 前記第3のリード端子にコンデンサ素子を接合するため
の半田膜を形成する工程と、 請求項1〜3のいずれかに記載の半田鏝を用いて、第
1,第2のリード端子と圧電共振素子とを半田付けする
と共に、第1,第2のリード端子のコンデンサ素子が接
合される部分に半田膜を形成する工程と、 前記コンデンサ素子を第1,第2のリード端子と第3の
リード端子との間に挿入し、前記半田膜を再溶融するこ
とによりコンデンサ素子を第1〜第3のリード端子と接
合する工程とを備える、コンデンサ内臓圧電共振子の製
造方法。 - 【請求項5】 前記第1〜第3のリード端子が、少なく
ともコンデンサ素子が接合される部分を除いて丸棒状の
形状を有し、前記コンデンサ素子が接合される部分が平
板状とされている、請求項4に記載のコンデンサ内臓圧
電共振子の製造方法。
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JP2002013231A JP3918088B2 (ja) | 2002-01-22 | 2002-01-22 | 半田鏝及びコンデンサ内蔵圧電共振子の製造方法 |
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