JP2003211097A - 物品載置体 - Google Patents

物品載置体

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JP2003211097A JP2002011173A JP2002011173A JP2003211097A JP 2003211097 A JP2003211097 A JP 2003211097A JP 2002011173 A JP2002011173 A JP 2002011173A JP 2002011173 A JP2002011173 A JP 2002011173A JP 2003211097 A JP2003211097 A JP 2003211097A
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Toru Ishii
徹 石井
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ISHII SANGYO
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Abstract

(57)【要約】 【課題】様々な大きさや形状を有する物品を定位置及び
定姿勢に載置した状態に保持することができる物品載置
体を提供する。 【解決手段】トレイ10の支持リング12を案内レール
21の低位側に移動して、コイルスプリング16の復元
力に抗して押し下げ、載置部13を内周縁部と外周縁部
とが略水平となる状態に収縮して、果菜物Aの略全体を
載置部13の載置面よりも上方に突出又は露出する。支
持リング12を案内レール21の高位側に移動して、コ
イルスプリング16の復元力により押し上げ、載置部1
3を内周縁部から外周縁部に向けて徐々に高くなる状態
に伸張して、様々な大きさや形状を有する果菜物を定位
置及び定姿勢に保持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えばミカン、
リンゴ、トマト、柿、梨、桃、メロンなどの果菜物、胡
瓜、茄子、人参、長芋などの農作物、魚介類、球技用ボ
ール、食品、部品等の物品を載置又は搬送する作業に用
いられる物品載置体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上述例の果菜物を載置する第1従
来例のトレイ(特開平9−173992号公報)は、受
座に載置された果菜物を、トレイ本体の両側部に枢支し
た一対のクランプ(バネ線材)により押圧保持する。ま
た、第2従来例の選果皿(特開2000−140769
号公報)は、皿本体の内側周縁部に設けた受台を内側に
傾動して、皿本体内に収容された果菜物を受台により上
方から押え込んで保持する。また、第3従来例の選果皿
(特開2000−140768号公報)は、皿本体の内
周縁部に取付けた可撓性及び弾性を有する逆円錐台状の
弾性膜を、果菜物外面と略対応する形状に変形させて保
持する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した第1
及び第2従来例の皿は、果菜物を、一対のクランプ又は
複数の受台により押え込んで保持するので、例えば完熟
トマトや桃等のような表皮や肉質が軟らかい果菜物を保
持したとき、果菜物が押し潰されることがある。また、
クランプ及び受台による押圧力が弱いと、搬送時や進路
変更時に付与される衝撃や慣性により、果菜物の向きや
位置が変位したり、落下したりすることがある。
【0004】一方、第3従来例の選果皿は、弾性膜を、
果菜物外面と略対応する形状に変形させて保持するの
で、相互の接触面積及び接触抵抗が大きく、弾性膜によ
り保持された果菜物を持ち上げるとき、皿本体も一緒に
持ち上げられてしまうことがあるため、皿本体が浮き上
がるのを防止する手段を設けなければならず、果菜物を
分離する作業に手間が掛かるという問題点を有してい
る。
【0005】この発明は上記問題に鑑み、載置部を、支
持リングの上下動により収縮状態と伸張状態とに伸縮す
るので、様々な大きさや形状を有する物品を定位置及び
定姿勢に保持することができる物品載置体の提供を目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、物品が載置
される柔軟性を有する載置部の外周縁部を、載置体外周
部に対して上下動自在に取り付けられたリング状を有す
る支持部材の上端側外周縁部に固定すると共に、上記載
置部を、上記支持部材の上下動作に略対応して上記物品
が保持される伸張状態と、該物品の保持が解除される収
縮状態とに上下伸縮自在に設けた物品載置体であること
を特徴とする。
【0007】上述の物品は、例えばミカン、リンゴ、ト
マト、柿、梨、桃、メロンなどの果菜物、胡瓜、茄子、
人参、長芋などの農作物、魚介類、球技用ボール、食
品、部品等で構成することができる。また、載置部は、
例えば合成ゴムや軟質樹脂等の柔軟性を有する弾性体で
構成することができる。つまり、支持部材を上昇させ
て、載置部を内周縁部から外周縁部に向けて高くなる状
態に伸張すると共に、物品の外面形状に略対応して変位
させ、載置部に載置される物品を定位置及び定姿勢に保
持する。支持部材を降下させて、載置部を内周縁部と外
周縁部とが略水平となる状態に収縮し、物品の略全体を
載置部の載置面よりも上方に突出又は露出して保持を解
除する。
【0008】実施の形態として、上記支持部材を、上記
載置部が伸張される方向に押し上げる押し上げ手段(例
えばコイルスプリングや合成ゴム等の弾性体)を設ける
ことができる。また、上記支持部材を上下動するための
昇降手段(例えば案内レールやソレノイド、エアーシリ
ンダ、カム等)が係止される係止部(例えば係止溝や凹
部、凸部、突起、外周縁部等)を、該支持部材の縁部に
設けることができる。また、上記載置部を、該載置部の
内周縁部と外周縁部とが略水平となる収縮状態と、該載
置部の内周縁部から外周縁部に向けて高くなる伸張状態
とに伸縮可能に設けることができる。
【0009】
【作用及び効果】この発明によれば、物品載置体の載置
部を、支持部材の上下動により収縮状態と伸張状態とに
伸縮するので、物品の外面形状に略対応して載置部が変
位し、様々な大きさや形状を有する物品を定位置及び定
姿勢に保持することができと共に、搬送時や進路変更時
に於いて、物品の向きや位置が変位したり、落下したり
するのを防止することができる。且つ、載置部を伸縮す
るときに生じる衝撃が小さく、例えば載置体外面に突出
した金属製のピンや軸部等により載置部を伸縮するより
も重量が軽く、安価に製作することができる。
【0010】
【実施例】この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳
述する。図面は物品の一例である果菜物を載置及び搬送
するときに用いられるフリーのトレイを示し、図1、図
2に於いて、このトレイ10は、側面から見て略台形に
形成されたトレイ本体11と、トレイ本体11の外周面
に対して上下動自在に取り付けられた支持リング12
と、支持リング12の上面側に取り付けられた柔軟性を
有する載置部13とで構成される。
【0011】上述のトレイ本体11は、図3、図4にも
示すように、例えばプラスチックや金属等の材質により
平面から見て略丸形に形成され、後述する光源30(例
えばハロゲンランプや白熱電球等)から投光される光を
導光する略丸形の孔部11aを、トレイ本体11の底面
側中心部と後述する支持部11cの上面側中心部とに連
通して略鉛直方向に形成している。
【0012】且つ、底面から見て略正方形又は略丸形に
形成した薄型の記録媒体14(データキャリアやIDカ
ード等)を、孔部11aを中心として、トレイ本体11
の底面側中央部に形成した凹部11bに対して、トレイ
本体11の底面よりも内側に没した状態に取り付け、例
えば移動物や静止物等の物体が記録媒体14に接触する
のを防止している。また、記録媒体14を、例えばトレ
イ本体11や支持リング12等の側面又は上面に付設し
てもよい。
【0013】且つ、側面から見て略円柱状の支持部11
cを、トレイ本体11の上面側中央部に形成すると共
に、側面から見て略コーン状又は略ラッパ状に形成した
受け部15を、支持部11c上面に形成した孔部11a
の上端側開口部に対して嵌着固定している。また、受け
部15を、例えばネジ止め、貼着固定、接着固定する等
して孔部11aの上端側開口部に固定してもよい。
【0014】上述の受け部15は、例えばウレタンゴ
ム、スポンジゴム、軟質樹脂等の柔軟性を有する弾性体
により下端側開口部から上端側開口部に向けて徐々に大
径となる大きさ及び形状に形成され、果菜物Aを定位置
及び定姿勢に載置された状態に保持するのに必要な接触
抵抗も有している。且つ、略丸形の孔部15aを、トレ
イ本体11の孔部11aと連通して受け部15の上面側
中央部に形成している。また、果菜物Aの向きや姿勢を
保持するのに必要な接触抵抗を付与する突起や舌片等
を、載置部13の載置面や受け部15の受け面に複数形
成してもよい。
【0015】前述の支持リング12は、上述のトレイ本
体11と略同一又は異なる材質により平面から見て略円
筒状に形成され、支持部11cの外周面に対して上下動
自在に遊嵌している。且つ、支持リング12の内周面に
突設したピン12aを、支持部11cの外周面に形成し
た縦長の溝部11dに対して上下動自在に係止すると共
に、溝部11d及びピン12aを円周方向に対して所定
間隔に隔てて複数設けて回り止めしている。また、支持
リング12の係止溝12bと案内レール21との当接面
を、例えばフッ素樹脂等の接触抵抗の低い部材で被覆又
は形成したり、その当接面にローラを枢着する等しても
よい。
【0016】且つ、略板状又は略棒状の案内レール21
が係止される係止溝12bを、支持リング12の下端側
外周面に対して円周方向に連続して形成し、トレイ本体
11の下端側外周縁部に形成したガイド軸11eを、支
持リング12の下端側内周縁部に形成したガイド孔12
cに対して上下動自在に挿通すると共に、ガイド軸11
e及びガイド孔12cを円周方向に対して所定間隔に隔
てて複数設けて、そのガイド軸11eとガイド孔12c
との間に圧縮装填したコイルスプリング16の復元力に
より、支持リング12を略鉛直方向に対して押し上げら
れる方向に常時付勢している。なお、トレイ本体11及
び支持リング12を、例えばセラミックや木等の材質で
形成してもよい。
【0017】前述の載置部13は、図5にも示すよう
に、例えば合成ゴムや軟質樹脂等の柔軟性を有する弾性
体により平面から見て略円板状に形成され、略丸形の孔
部13aを、上述の孔部11a,15aと連通して載置
部13の載置面中心部に形成している。且つ、孔部13
aを中心として、線状の切込み部13bを円周方向に対
して所定間隔に隔てて複数形成し、その切込み部13b
を径方向に対して所定間隔に隔てて複数条形成すると共
に、切込み部13b…を内周部から外周部に向けて互い
違いとなるように配列している。
【0018】且つ、載置部13の外周縁部を、前述した
支持リング12の上端側外周縁部に嵌着固定して、支持
リング12の上下動作に略対応して載置部13の内周縁
部と外周縁部とが略水平となる収縮状態と、内周縁部か
ら外周縁部に向けて徐々に高くなる伸張状態とに上下伸
縮自在に設けている。また、載置部13の内周縁部をト
レイ本体11の支持部11cに固定してもよい。且つ、
載置部13の内外周縁部を、例えばネジ止め、貼着固
定、接着固定する等してトレイ本体11及び支持リング
12に固定し、載置部13を上下2段(又は2段以上)
に形成してもよい。
【0019】前述の記録媒体14は、搬送路下部に配設
した情報通信装置27に対峙され、後述する計測装置2
2から出力される計測情報に基づいて判定された果菜物
A個々の判定情報と、トレイ10固有の識別情報とを対
応させて記憶する。且つ、略丸形の孔部14aを、トレ
イ本体11の孔部11aと連通して記録媒体14の下面
側中心部に形成している。また、記録媒体14に代わる
他の識別方法として、例えば磁気ストライプやバーコー
ド等の記録媒体を付設してもよい。なお、上述の孔部1
1a,14a,15aは、略同一内径に形成され、最小
サイズの果菜物Aよりも大径に形成している。
【0020】図示実施例は上記の如く構成するものにし
て、以下、上述のトレイ10により果菜物Aを載置及び
搬送する方法を説明する。
【0021】先ず、図3、図6、図7にも示すように、
果菜物A…を、搬送コンベア20により一列に整列して
搬送されるトレイ10…に載置する場合、支持リング1
2をコイルスプリング16の復元力により上方に押し上
げて、載置部13を内周縁部から外周縁部に向けて徐々
に高くなる状態に伸張した後、果菜物Aを、例えば蔕部
が下向きとなる姿勢に揃えて載置部13内に収容し、定
位置及び定姿勢に載置された状態に受け部15で保持す
る。
【0022】次に、果菜物Aの外部及び内部の所定項目
を後述する計測装置22で計測したり、回転装置36で
所定角度に回転(表裏反転)したり、果菜物Aを取り除
いたりする場合、図1、図2にも示すように、支持リン
グ12の係止溝12bを、搬送路両側部又は一側部に架
設した案内レール21に係合して、案内レール21の高
位側から低位側に搬送しながら移動させ、支持リング1
2をコイルスプリング16の復元力に抗して下方に押し
下げ、載置部13を内周縁部と外周縁部とが略水平とな
る状態に収縮して、受け部15に載置された果菜物Aの
略全体を載置部13の載置面よりも上方に突出又は露出
した後、計測や取り除き等の作業を行う。
【0023】一方、計測後に於いて、図4にも示すよう
に、支持リング12の係止溝12bを、案内レール21
の低位側から高位側に搬送しながら移動させ、案内レー
ル21による押し下げを解除する。同時に、支持リング
12をコイルスプリング16の復元力により上方に押し
上げ、載置部13を内周縁部から外周縁部に向けて徐々
に高くなる略コーン状態に伸張して、載置部13を、様
々な大きさ(例えば大中小)の果菜物Aが定位置及び定
姿勢に保持される大きさ及び深さに伸張し、果菜物A外
面と略対応する形状に変形させて保持(ホールド)し、
位置や姿勢が変位するのを防止する。
【0024】上述の載置部13上方に突出する果菜物A
の外部項目(例えば等階級)を、図8に示す計測装置2
2で計測する場合、搬送路上に設定した計測区間に於い
て、搬送路上部に配設した撮像カメラ24と、搬送路両
側部(果菜物Aを中心として斜め前後)に配設した撮像
カメラ25…とで果菜物Aの表面側外部項目を撮像し、
後述する回転装置36で果菜物Aを表裏反転した後、そ
の果菜物Aの裏面側外部項目を裏面用撮像カメラ(図示
省略)で計測する。且つ、計測区間内又は計測区間の前
後にて、トレイ10に載置された果菜物Aの重量を、例
えばロードセル又は重量センサ等の重量計測装置(図示
省略)で計測する。
【0025】また、果菜物Aの内部項目(例えば糖酸
度)を計測する場合、図9に示すように、搬送路上部に
配設した柔軟性を有する遮光パッド33を搬送方向に移
動させながら昇降手段(例えばエアーシリンダやソレノ
イド等)により昇降して、図2又は図4に示す状態の果
菜物A上面に押圧する。同時に、果菜物A内部を透過し
た光源30の透過光を、遮光パッド33の受光孔33a
を介して、搬送路上部に配設した撮像カメラ26で撮像
する。上述の装置24〜26(CCDカメラ)に代わる
光学的計測手段として、例えばイメージセンサーやビデ
オカメラ等を用いてもよい。
【0026】一方、撮像カメラ24〜26から出力され
る画像情報に基づいて、果菜物Aの所定項目(例えば色
相、損傷、成熟度、大きさ、形状、高さ、幅、体積、重
量、偏平度、腐り具合、浮き皮具合、規格外等の等階級
及び糖酸度)を個々に判定すると共に、搬送路下部に配
設した情報通信装置27をトレイ10の記録媒体14に
対峙して、上述の判定情報とトレイ10固有の識別情報
とを対応させて記録媒体14に記録する。
【0027】また、内部項目の他の計測方法として、例
えば図10に示すように、回転装置36(例えば特願平
11−279291号又は特願2000−6672号
等)を構成する一対の保持体37により載置部13上方
に突出する果菜物Aを保持して所定角度(例えば略18
0度)に回転する。同時に、果菜物A上面に押圧された
遮光パッド33の受光窓33aを介して、果菜物Aを透
過した光源30の透過光を撮像カメラ26で計測しても
よい。
【0028】以上のように、トレイ10の載置部13
を、支持リング12の上下動により収縮状態と伸張状態
とに伸縮するので、果菜物Aの外面形状に略対応して載
置部13が変位し、様々な大きさや形状を有する果菜物
Aを定位置及び定姿勢に保持することができると共に、
搬送時や進路変更時に於いて、果菜物Aの向きや位置が
変位したり、落下したりするのを防止することができ
る。且つ、支持リング12を案内レール21に沿って上
下動するので、載置部12を伸縮するときに生じる衝撃
が小さく、例えばトレイ本体11外面に突出した金属製
のピンや軸部等により載置部13を伸縮するよりも重量
が軽く、安価に製作することができる。
【0029】且つ、載置部13を略水平となる状態に収
縮して、果菜物Aの略全体を載置部13の載置面よりも
上方に突出した状態に保持するので、果菜物Aの外部及
び内部の所定項目を計測したり、向きを変更したり、取
り除く等の作業が何等支承なく行える。
【0030】図11は、載置部13の他の伸縮構造を示
し、孔部13aを中心として、載置部13の載置面を円
周方向に対して所定間隔に隔てて複数に分割(例えば1
2等分)して、平面から見て略扇形状又は略三角形状の
支持片13c…を形成してもよい。また、図12に示す
ように、孔部13aを中心として、載置部13の載置面
を円周方向に対して複数に分割(例えば12等分)して
形成した支持片13cの支持片13cの両側縁部に、複
数の切込み部13dを径方向に対して所定間隔に隔てて
互い違いに形成してもよい。
【0031】加えて、図13に示すように、孔部13a
を中心として、載置部13の載置面を上下方向に対して
伸縮自在な蛇腹状に形成してもよく、上述の実施形態と
略同等の作用及び効果を奏することができる。なお、載
置部13を、例えば12等分以下又は12等分以上に分
割してもよい。
【0032】この発明の構成と、上述の実施例との対応
において、この発明の物品は、実施例の果菜物A(例え
ばミカン、リンゴ、トマト、柿、梨、桃、メロン)、農
作物(例えば胡瓜、茄子、人参、長芋等)、魚介類、球
技用ボール、食品、部品等に対応し、以下同様に、物品
載置体は、トレイ10対応し、載置体は、トレイ本体1
1に対応し、係止部は、係止溝12bや凹部、凸部、突
起等に対応し、押し上げ手段は、コイルスプリング16
や合成ゴム等の弾性体に対応し、昇降手段は、案内レー
ル21やソレノイド、エアーシリンダ、カム等に対応す
るも、この発明は、上述の実施例の構成のみに限定され
るものではない。
【0033】上述のトレイ10を構成は、例えば平面か
ら見て略正方形、略矩形、略五角形、略楕円形等の形状
を有するトレイにも適用することができる。
【0034】また、支持部材12を、例えばコイルスプ
リングや合成ゴム等の弾性体により載置部13が収縮さ
れる方向に対して付勢してもよい。
【0035】また、案内レール21に代わる他の上下動
手段として、例えばソレノイド、エアーシリンダ、カム
等の昇降手段により支持リング12を上下動したり、案
内レール自体を上述の昇降手段により上下動してもよ
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 果菜物を収縮状態の載置部に載置した状態を
示すトレイの斜視図。
【図2】 載置部の収縮状態を示す縦断側面図。
【図3】 果菜物を伸張状態の載置部に載置した状態を
示すトレイの斜視図。
【図4】 載置部の伸張状態を示す縦断側面図。
【図5】 線状の切欠き部を複数条形成した載置部を示
す平面図。
【図6】 搬送コンベアによるトレイの搬送状態を示す
側面図。
【図7】 搬送コンベアと案内レールとの配置状態を示
す平面図。
【図8】 果菜物の外部計測方法を示す正面図。
【図9】 果菜物の内部計測方法を示す正面図。
【図10】 果菜物の他の内部計測方法を示す正面図。
【図11】 略扇状の支持片を形成した載置部を示す平
面図。
【図12】 支持片に切欠き部を形成した載置部を示す
平面図。
【図13】 伸縮自在な蛇腹状に形成した載置部を示す
平面図。
【符号の説明】
A…果菜物 10…トレイ 11…トレイ本体 12…支持リング 12b…係止溝 13…載置部 14…記録媒体 15…受け部 16…コイルスプリング 20…搬送コンベア 21…案内レール

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】物品が載置される柔軟性を有する載置部の
    外周縁部を、載置体外周部に対して上下動自在に取り付
    けられたリング状を有する支持部材の上端側外周縁部に
    固定すると共に、上記載置部を、上記支持部材の上下動
    作に略対応して上記物品が保持される伸張状態と、該物
    品の保持が解除される収縮状態とに上下伸縮自在に設け
    た物品載置体。
  2. 【請求項2】上記載置部が伸張される方向に対して上記
    支持部材を押し上げる押し上げ手段を設けた請求項1記
    載の物品載置体。
  3. 【請求項3】上記支持部材を上下動するための昇降手段
    が係止される係止部を、該支持部材の縁部に設けた請求
    項1記載の物品載置体。
  4. 【請求項4】上記載置部を、該載置部の内周縁部と外周
    縁部とが略水平となる収縮状態と、該載置部の内周縁部
    から外周縁部に向けて高くなる伸張状態とに伸縮自在に
    設けた請求項1又は2記載の物品載置体。
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