JP2003210311A - 線香立て - Google Patents

線香立て

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JP2003210311A
JP2003210311A JP2002012474A JP2002012474A JP2003210311A JP 2003210311 A JP2003210311 A JP 2003210311A JP 2002012474 A JP2002012474 A JP 2002012474A JP 2002012474 A JP2002012474 A JP 2002012474A JP 2003210311 A JP2003210311 A JP 2003210311A
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JP
Japan
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incense
holder
ash
support
stick
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Application number
JP2002012474A
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English (en)
Inventor
Hidehito Kozu
秀仁 神津
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KOZU SEKIZAITEN KK
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KOZU SEKIZAITEN KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 墓参りにおいて線香を墓前に供える際に、線
香を立てた状態で好適に供えることができる線香立てを
提供する。 【解決手段】 線香を立てた状態で支持する線香立て部
2と、該線香立て部2の下方に配置し、前記線香立て部
2に供えられた線香の灰を受ける灰受け部4とを備えた
線香立て10であって、前記線香立て部2が、支持枠部
16により線香を立てる線香受け6を支持して設けら
れ、前記灰受け部4が、前後方向に引き出し可能に形成
されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、墓前等に線香を供
える際に使用する線香立てに関し、より詳細には、線香
を立てて好適に供えることができる線香立てに関する。
【0002】
【従来の技術】墓参りにおいて線香を墓前に供えた際に
は、参拝後、線香を供えた状態のままその場所を離れる
ことから、線香を安全に保持させて供えることが必要で
ある。従来は、墓石に線香を立てる穴を設け、この穴に
線香を差し込んで立てるようにするものが主流であっ
た。しかし、線香を穴に差し込んで線香を焚いた場合、
線香の灰が穴に入り込み穴を塞いでしまう等の問題があ
った。そのため、現在は、線香を横にして線香を焚く図
4に示すような線香置き皿100が一般に使用されてい
る。
【0003】図4に示す線香置き皿100は、上部が開
口した箱体102の開口部を網104によって覆うよう
にしたものであり、線香を供える際には、火をつけた線
香を横にして網104の上に置くようにする。この線香
置き皿100は線香を横にして供えることで、線香を安
定して保持でき、線香の灰が箱体102内に溜まること
から、墓前周辺を清潔に保つことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、線香置
き皿100を用いて線香を横にした状態で墓前等に供え
ることは、従来までの線香を立てて供える習慣と異なる
ことから違和感があり、見栄えもよくない。また、一度
に多くの線香を供える際に、線香を横置きにすると、線
香が上下に積み重なり、上にある線香の灰が下の線香に
被さることで、下にある線香の火を消してしまうことが
あった。
【0005】そこで、本発明はこれらの課題を解決すべ
くなされたものであり、その目的とするところは、線香
を立てた状態で好適に墓前に供えることができる線香立
てを提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため次の構成を備える。すなわち、線香を立てた
状態で支持する線香立て部と、該線香立て部の下方に配
置し、前記線香立て部に供えられた線香の灰を受ける灰
受け部とを備えた線香立てであって、前記線香立て部
が、支持枠部により線香を立てる線香受けを支持して設
けられ、前記灰受け部が、前後方向に引き出し可能に形
成されていることを特徴とする。また、前記線香受け
が、線香の下端を支持する立て部材と、該立て台部に立
てた線香の上方部を受け、線香を後方へ傾斜させて支持
する支持体を備えることを特徴とする。このように、線
香を傾斜させた状態に立たせることで、線香の灰が立て
台部に落ちるのを防ぎ、立て台部を清潔に保つことがで
きる。
【0007】また、前記支持体が、網によって形成され
ていることを特徴とする。これにより、網目の間から線
香の灰が落ち、かつ線香を安定して支持できることか
ら、線香を好適に供えることができる。また、前記支持
体が、左右方向に間隔をあけて、線香の倒れ防止用の凸
条部を備えていることを特徴とする。また、前記立て台
部が、前記支持体の最下位置から離間した下方に配置さ
れ、かつ前記立て台部の線香の支持面が、後部側が低位
となる傾斜面に形成されていることを特徴とする。これ
により、一定の短さになった線香を灰受けに落とすこと
が可能となり、立て台に灰が落ちることがない。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
について添付図面とともに詳細に説明する。図1は、本
発明に係る線香立ての一実施形態の構成を示す斜視図で
あり、図2は図1に示す線香立て10の縦断面図、図3
は図1に示す線香立て10の横断面図である。本実施形
態の線香立て10は、線香を立てて支持するための線香
立て部2と、線香立て部2の下方に配置した引き出し状
の灰受け部4とから成り、線香立て部2は、線香受け6
と、線香受け6を支持する支持枠部16で構成され、灰
受け部4は灰受け30と取り出し板32で構成されてい
る。
【0009】本実施形態における線香立て部2の支持枠
部16はステンレスで形成され、側面形状が略L字型を
なす一対の支持側板20,20の上端部分を上板22に
よって連結して構成される。支持側板20,20は、設
置状態で支持枠部16を起立させて支持するための水平
板21,21と、水平板21,21の前端部から上方に
延設される傾斜板25,25とを備える。傾斜板25,
25は、上方側が後方に傾斜するように設けられてい
る。図2に示すように、対向する水平板21,21間に
は、水平板21,21を連結するように支持ベース18
が設けられている。
【0010】支持枠部16には、線香を保持する線香受
け6が設置されている。線香受け6は、立て台部12と
支持体15で構成され、線香を傾斜した状態で支持する
ように形成している。支持体15は、傾斜板25の略上
端から中途位置にかけて、両傾斜板25,25に連結さ
せて設けている。本実施形態では、支持体15として、
高さ方向に間隔をあけた一定幅の網27,27・・を複
数設け、また、左右方向に一定間隔で、前方に突出する
凸条部28,28・・を設けている。網27,27・・
を高さ方向に離間して配置したことで、いろいろな長さ
の線香であっても供えることができ、上下の網27,2
7・・の空き部分から灰が灰受けに落ちやすくなる。
【0011】凸条部28,28・・は、支持体15に支
持された線香が倒れないように凸条部28で支持するた
めに設けてある。本実施形態では、個々の凸条部28,
28・・は、2本のワイヤを前後方向に配置し、網2
7,27・・よりもワイヤが若干前方に位置するように
した。ワイヤと網27,27・・が交差する位置では、
網27がワイヤを乗り越えるように折り曲げている。
【0012】立て台部12は、図1及び図2に示すよう
に、支持体15の最下位置から離間した下方において傾
斜板25,25に連結させて取り付けている。立て台部
12の線香支持面は、傾斜板25の長手方向に対して垂
直となるように設けている。これによって、立て台部1
2の線香支持面は、後部側が低位となる傾斜面となる。
立て台部12の前端縁には、立て台部12の面と垂直で
前端縁から上方に折れ曲がった折り返し部26を設けて
いる。折り返し部26を設け立て台部12を傾斜面に形
成したことで、線香を立て台部12に立てた際に、線香
が後方に移動し、支持体15に添って支持されやすくな
り、線香が立て台部12から前側に移動して落ちるのを
防いでいる。
【0013】本実施形態の線香立て部2においては、立
て台部12に下部を支持させた線香を、支持体15によ
り線香の上方部を受け、線香を後方へ傾斜させて支持す
るように形成することで、線香を立たせた状態で安定さ
せて保持でき、見栄えの良い線香立てとして提供するこ
とができる。また、傾斜させて線香を立たせていること
から、線香の灰が立て台部12に落ちず、立て台部12
を清潔な状態に保つことができる。
【0014】立て台部12に立てた線香を焚いた際の灰
は、線香立て10の下部に設けた灰受け部4により受け
られる。この灰受け部4は、灰受け30と取り出し板3
2で構成され、前後方向に引き出し可能に設けられてい
る。灰受け30は上面が開口した箱形状で、図2に示す
ように、線香立て10の支持ベース18と立て台部12
の間を前方から挿入して収まる大きさに形成している。
挿入した灰受け30の前方側面には取り出し板32を取
り付けている。取り出し板32は、灰受け30の側面よ
りも拡大した板状に形成され、線香立て10に収納した
際に、立て台部12の前端に当接するように形成されて
いる。ている。また、取り出し板32の上端中央部分に
は、引き出しを容易にするために、下方に突出する湾曲
形状に切り欠いた手かけ部33が設けられている。
【0015】灰受け部4は、線香の灰が線香立ての周辺
に散ばるのを防止するために設けているものであり、こ
の灰受け部4を線香立て10に引き出し可能に取り付け
ていることから、灰受け部4に溜まった灰は簡便に処分
することができる。
【0016】図2に示すように、支持体15の背面側に
は、傾斜板25,25の後端縁を連結した背板34を設
けている。この背板34は、傾斜板25の上端から中途
にかけて設けてあり、線香の灰が灰受け部4に入るよう
にガイドする作用をなす。
【0017】次に、本発明に係る線香立ての使用方法に
ついて説明する。本実施形態の線香立て10は、墓参り
時に墓前等に線香を供える際に、墓前に置いて使用する
ものである。使用時には、火をつけた線香の下端部を立
て台部12にのせ、線香の上方部を支持体15に支持さ
せる。線香受け6に支持された線香は、時間が経つにつ
れて短くなり、燃えた線香の灰は下に落ちて灰受け部4
に溜められる。徐々に短くなる線香は、支持体15の上
側の網27から順に下に向けて通過していき、最下位置
の網27の位置よりも短くなった時点で灰受け部4に落
ちる。このように、線香が一定の短さになると灰受け部
4に線香が落ちることから、立て台部12に灰及び燃え
残った線香が残らず、清潔に立て台部12を保つことが
できる。そして、灰受け部4に溜められた灰及び線香の
燃え残りを処分する際には、線香立て10から灰受け部
4を取り外して処分する。
【0018】墓前に線香を供える際には、線香を束にし
て供える場合がある。その際、図4に示すような線香置
き皿100に線香を寝かせて置くと、上下に重なり線香
の火が消えてしまう場合があったが、本発明の線香立て
10では、線香の灰が常に下方の灰受け30に落ちるよ
うになっていることから、線香の火が消えることがなく
好適に線香を供えることが可能である。
【0019】本発明に係る線香立ては、上述した実施形
態の線香立て10に限定されるものではない。例えば、
支持体15の形状は、本実施形態においては、高さ方向
に間隔を空けた網27,27・・を取り付けていたが、
支持体15として一面に網目を設けたものを使用しても
よい。また、網目を粗くし、なおかつ、網の交差部分の
凹凸を大きくした形状に支持体15を形成することで、
網の凹凸により線香が倒れないように支持でき、また、
灰受けに灰が落ちやすく形成することもできる。また、
支持体15として網を使用する場合、支持側板20,2
0の内面間に網を張るようにして、中央部が後方に湾曲
する形態とすることも可能である。
【0020】更に、本実施形態では、支持体15にワイ
ヤで凸条部28を形成したが、ワイヤにかえて高さ方向
に仕切り用の板を設けることで凸条部28とすることも
可能である。また、支持枠部16を、傾斜板25と水平
板21との連結部で屈曲するように形成して折りたたみ
を可能とし、設置場所で組み立てて使用することも可能
である。
【0021】なお、線香立てに宣伝用のシールを貼る場
合、図4に示す従来の線香置き台100においては、箱
体102側面にシールを貼ると、線香の熱により熱だれ
してすぐに剥がれてしまっていた。しかし、本発明の線
香立て10においては、線香立て部2と独立した灰受け
部4の取り出し板32前面にシールを貼ることで、取り
出し板32に線香の熱が伝わらず、シールの剥がれを防
止して長期間シールを貼っておくことが可能である。
【0022】
【発明の効果】本発明による線香立てによれば、上述し
たように、線香受けにより、線香を立てて供えることが
可能であることから見栄えがよい。また、線香を傾斜さ
せて立たせてあるために、線香の灰が立て台部に落ち
ず、線香立て部の下方に設けた灰受け部に溜めることが
できることから、線香の灰を簡便に処分することが可能
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る線香立ての一実施形態の構成を示
す斜視図である。
【図2】図1に示す線香立ての縦断面図である。
【図3】図1に示す線香立ての横断面図である。
【図4】線香置き皿の構成を示す斜視図である。
【符号の説明】
2 線香立て部 4 灰受け部 6 線香受け 10 線香立て 12 立て台部 15 支持体 16 支持枠部 20 支持側板 21 水平板 25 傾斜板 27 網 28 凸条部 30 灰受け 32 取り出し板

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 線香を立てた状態で支持する線香立て部
    と、該線香立て部の下方に配置し、前記線香立て部に供
    えられた線香の灰を受ける灰受け部とを備えた線香立て
    であって、 前記線香立て部が、支持枠部により線香を立てる線香受
    けを支持して設けられ、 前記灰受け部が、前後方向に引き出し可能に形成されて
    いることを特徴とする線香立て。
  2. 【請求項2】 前記線香受けが、線香の下端を支持する
    立て部材と、 該立て台部に立てた線香の上方部を受け、線香を後方へ
    傾斜させて支持する支持体を備えることを特徴とする請
    求項1記載の線香立て。
  3. 【請求項3】 前記支持体が、網によって形成されてい
    ることを特徴とする請求項2記載の線香立て。
  4. 【請求項4】 前記支持体が、左右方向に間隔をあけ
    て、線香の倒れ防止用の凸条部を備えていることを特徴
    とする請求項2又は3記載の線香立て。
  5. 【請求項5】 前記立て台部が、前記支持体の最下位置
    から離間した下方に配置され、かつ前記立て台部の線香
    の支持面が、後部側が低位となる傾斜面に形成されてい
    ることを特徴とする請求項2、3又は4記載の線香立
    て。
JP2002012474A 2002-01-22 2002-01-22 線香立て Pending JP2003210311A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106889856A (zh) * 2017-04-30 2017-06-27 张雪红 具插香处自动清灰功能的插香台及线香燃烧方法
CN106942988A (zh) * 2017-04-30 2017-07-14 张雪红 一种线香香插及线香燃烧方法

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CN106889856B (zh) * 2017-04-30 2023-09-05 张雪红 具插香处自动清灰功能的插香台及线香燃烧方法
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