JP3236985U - 焼香台 - Google Patents

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広行 林田
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株式会社 次光
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Abstract

【課題】線香を極めて簡単に供えることができ、使い勝手がよく、線香が香炉外部に落ち難く安全性が格段に向上する焼香台を提供する。【解決手段】焼香台は、メッキ加工された鉄板製で上面が開放された矩形函状の受け皿部1、受け皿部1の内部に底面1b全体を覆うように平行かつ平面状に張設された網体4、通気口2cが穿設された左右の短辺側板2及び一対の線香支持ステー3とから構成する。線香支持ステー3は、線香Sを保持して受け皿部1の内側上方に横臥した状態、すなわち線香Sを略横向きに支持する。【選択図】図1

Description

本考案は、焼香台に関し、細長い棒状に形成された線香を概ね横向きに支持して焚く焼香台に関するものである。
線香は、葬儀等の宗教的な儀式等や茶会において焚かれたり、気分をリラックスさせるための芳香療法(アロマセラピー)として居住空間で焚かれたりするものであり、一般的には細長い棒状に形成されている。そして、従来、火の点いた線香を支持するためために香炉に溜まった灰に縦向きに挿入、すなわち、立てて支持される(例えば、特許文献1参照。)。
このように線香を立てて支持するタイプの焼香台は、灰に挿した長さの部分は必ず燃え残り、墓参や焼香が済んで、その場を離れた後、火が付いたままの線香が倒伏して仏壇や仏壇前の畳を焦がすようなことがある。こうした火事の原因にもなる不安定な状態を解消するために種々工夫がされている。
例えば、線香立て支持具を、軽量鋼材または金具で形成し、複数本の線香を立てるためのスプリングを設け、支持具下部に磁石かオモリを内蔵し、灰の代わりに容器に固定して、線香の転倒防止を図ると共に、スプリングの点接触状態を維持して燃え残りも無くなるように図るもの(特許文献2参照。)。同様に基台に埋め込まれた磁石に、線香下端の保持部を形成した金属コイルを吸着させることで線香の完全燃焼を図るものが提案されている(特許文献3参照。)。
しかしながら、上記した線香台は、線香を縦向きに支持しているため、風や振動等により、あるいは物品が衝突することで線香が不用意に倒れたり、折れたりし易く、着火したままの線香が外部に落ちるおそれがある。また、一般的な細長い棒状の線香は、直径が2~3mm程度であるため、挿入孔や把持溝は、当然、細微な形状となり形成し難く、内部の掃除も行い難いものとなる。
そこで、例えば、特許文献4に開示されているように、細長い棒状の線香を、受皿部の上方にて横向きに支持する線香台、線香置き部を、枠体とこの枠体を外縁部として同枠体に張られた金網とにより構成し、この金網上に線香を横向きに保持するもの(特許文献5参照。)。外側枠で形成された土台の中に入れる収納容器を設け、その中に蝋燭立てを設置し、線香の束を置く線香置き台の上に金網を敷き、炎が当たる部分に四角い網穴を開けて、容器の中から出る炎で着火させ、線香の灰は下の灰入れ容器の中に落ちて溜まるようにしたもの(特許文献6参照。)等が提案されている。
実用新案登録第3234707号公報 実用新案登録第3213617号公報 実用新案登録第3213648号公報 特開2005-21549号公報 実用新案登録第3167732号公報 特開2013-15004号公報
本考案もまた、前記従来技術の課題に鑑み、線香を極めて簡単に供えることができ、使い勝手がよく、線香が香炉外部に落ち難く安全性が格段に向上する焼香台を提供することを目的とする。
そこで、本考案の焼香台は、上面が開放されると共に、内部に網体が張設された受け皿部と、該受け皿部の上面に設けられ、棒状の線香を前記受け皿部の上方に横臥した状態で保持する凹所を有する少なくとも1本の線香支持ステーからなることを第1の特徴とする。また、前記線香支持ステーは、受け皿部に着脱自在に係止されることを第2の特徴とする。さらに、前記凹所サイズの異なる複数本の線香支持ステーを設け、保持する線香の数量又は向きに応じて選択可能とされていることを第3の特徴とする。
本考案によれば、下記の優れた効果がある。
(1)風の影響を受け難く、線香が外れたり途中で折れたりすることがなく、焼香台の外部に飛散し難く、安全性が向上する。
(2)線香は受け皿部から浮遊した状態で支持される。このため、線香は火が消え難く良好に燃焼する。
(3)線香の燃え残りがなく、完全に燃焼できる。
本考案に係る焼香台を示す(a)は斜視図、(b)は平面図である。 本考案に係る焼香台を示す(a)は正面図、(b)は(a)の右側面図である。 (a)は図1(b)のA―A線断面図、(b)は図1(b)のB―B線断面図である。
以下、本考案の実施の形態を図面に示す実施例に基づいて説明する。
図1乃至図3に、本考案に係る焼香台の一例を示す。この焼香台は、メッキ加工された鉄板製で上面が開放された矩形函状の受け皿部1、受け皿部1の内部に底面1b全体を覆うように平行かつ平面状に張設された網体4、通気口2cが穿設された左右の短辺側板2及び一対の線香支持ステー3を備えてなる。尚、本考案に係る焼香台の部材は、金属製に限らず、例えば、自然石や陶磁器製としてもよく、不燃性の材質で形成されたものであればよい。
すなわち、受け皿部1は、長方形状の底板1bから折曲して立設された一対の長辺側板1aと、この長辺側板1aの左右を包囲するように嵌め込み固着された短辺側板2とを備えており、短辺側板2には、受け皿1の内方に折曲して形成された上縁リブ2a、下端に形成された脚立2bを備える。
線香支持ステー3は、線香Sを保持して受け皿部1の内側上方に横臥した状態、すなわち線香Sを略横向きに支持するものであり、本実施例では、受け皿部1の対向する長辺側板1a同士に掛け渡し、着脱自在に嵌合して係止される。線香支持ステー3は、略中央部に所定長さL1又はL2及び深さHの線香保持凹所3aが折曲して形成されると共に、両端は下向きに略直角に折曲して係止片3bが形成されて構成されている。
線香支持ステー3に線香Sを支持する場合、すなわち、線香Sを本考案器具に装着する場合には、線香Sの端部を線香支持ステー3と網体4の間で保持するか、または、線香支持ステー3同士の間で保持する。すなわち、線香Sを略水平又はやや傾斜した状態に横臥して保持する。装着に際しては、線香Sの一端(上端)側を線香支持ステー3の線香保持凹所3aに配置し、他端(下端)側を受け皿部1の網体4上面又は他方の線香支持ステー3の線香保持凹所3aに載置すればよく、特段、線香Sの保持孔や溝は要しない。このため、線香Sを極めて簡単に装着することができる。
そして、線香Sが、受け皿部1の内側上方で概ね横向きに支持されるため、支持された線香Sの下方には、線香Sの略全長に亘って、網体4と受け皿部1が存在することになる。このため、風の影響を受け難く、その外力によって線香Sが外れたり、折れたとしても、線香Sは受け皿部1の外部に落ち難く、安全性が向上する。
したがって、線香Sは受け皿部1に横臥した状態、又は受け皿部1上で線香Sの一端(上端)が持ち上がり鋭角に傾斜して受け皿部1の上方に浮遊する状態となる。このため、線香Sの他端(下端)は、網体4とは点接触するのみとなり、火を点けた線香Sの良好な燃焼状態を維持することができる。
また、本実施例では、線香支持ステー3を人手で摘んで持ち上げ易くする手掛かりとなるように、係止片3bが左右に張り出す長方形状に形成されており、受け皿部1における線香支持ステー3の左右の移動、ステー間隔の調整や受け皿部1からの着脱作業を楽に行うことができるようにされている。
また、本実施例では、線香保持凹所3aのサイズ(長さL1、L2)が異なる2本の線香支持ステー3を設けているので、保持する線香Sの数量又は向きに応じて適宜選択可能とされている。また、線香Sが受け皿部1の内側、かつ浮遊状態で支持されることにより、一旦着火した線香Sは火が消え難く良好に燃焼する。さらに、受け皿部1に溜まった灰に埋没することもなく、外気等の風の影響も受け難いので、線香Sが燃え残ることがない。尚、線香保持凹所3aのサイズは長さL1、L2のみならず深さHを異ならせるものでもよい。
また、線香Sの燃えカスや灰等のゴミが邪魔することもなく新たな線香Sを装着できる。また、複数の線香Sを自在に装着できるので、アロマセラピー等において、香料の異なる複数種の線香Sを同時に焚くことができ、薫香をブレンドして楽しむこともできる。
以上、本考案に係る焼香台の一例を示したが、本考案に係る線香は、上記実施例に限定されることはなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲で、適宜構成が変更されたものであってもよい。例えば、線香保持部、より具体的にはステーを受け皿部と一体に形成し、受け皿部の上面に固着してもよい。また、受け皿部の形状としては、矩形状に限らず、円形、楕円形、三角形、5角形以上の多角形や五芒星のような星形多角形として、様々な形状の外観意匠とするものでもよい。
1 受け皿部
1a 長辺側板
1b 底板
2 短辺側板
2a 上縁リブ
2b 脚立
2c 通気口
3 線香支持ステー
3a ステーの線香保持凹所
3b ステー嵌合片
4 網体
S 線香
L1 線香保持凹所の長さ
L2 線香保持凹所の長さ
H 線香保持凹所の深さ

Claims (3)

  1. 上面が開放されると共に、内部に網体が張設された受け皿部と、該受け皿部の上面に設けられ、棒状の線香を前記受け皿部の上方に横臥した状態で保持する凹所を備えた少なくとも1本の線香支持ステーとからなることを特徴とする焼香台。
  2. 前記線香支持ステーは、受け皿部に着脱自在に係止可能であることを特徴とする請求項1記載の焼香台。
  3. 前記凹所サイズの異なる複数本の線香支持ステーを設け、保持する線香の数量又は向きに応じて選択可能とされていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の焼香台。
JP2022000311U 2022-02-03 2022-02-03 焼香台 Active JP3236985U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7470351B1 (ja) 2023-11-27 2024-04-18 株式会社阪本 線香用携帯型香炉

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