JP3067680U - 線香立て - Google Patents
線香立てInfo
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- JP3067680U JP3067680U JP1999007320U JP732099U JP3067680U JP 3067680 U JP3067680 U JP 3067680U JP 1999007320 U JP1999007320 U JP 1999007320U JP 732099 U JP732099 U JP 732099U JP 3067680 U JP3067680 U JP 3067680U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- incense
- stick
- incense stick
- tubular body
- tubular
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 線香が風又は衝撃等により倒れたり、燃え残
りが生じないようにする。 【解決手段】 基部11上に筒状部13を立設し、筒状
部13内に不燃性の繊維により形成した筒状体15を嵌
着し、筒状体15の下端に不燃性の繊維により形成した
底部17を設け、筒状体15内に火の付いた線香19を
立て掛ける。
りが生じないようにする。 【解決手段】 基部11上に筒状部13を立設し、筒状
部13内に不燃性の繊維により形成した筒状体15を嵌
着し、筒状体15の下端に不燃性の繊維により形成した
底部17を設け、筒状体15内に火の付いた線香19を
立て掛ける。
Description
【0001】
本考案は火をつけた線香を立てた状態に支持するための線香立て(香炉)に関す るものである。本考案による線香立ては例えば仏壇や墓等に備え付けられるもの である。
【0002】
線香立てとしては、図3に示すように、上側を開口した容器1内に灰3を収納し 、該灰3に線香5の下端を突き刺すことにより線香5を立てるようにしたものが 一般に使用されている。
【0003】
しかるに、上記従来の線香立てにおいては次のような問題がある。
【0004】 (イ)線香立て内の灰が柔らかいときには、下端を該灰に突き刺して立てた火の 付いた線香が風又は衝撃等により倒れるおそれがある。このように線香が倒れた ときには、線香立ての近傍に灰が散乱することになる。
【0005】 (ロ)また、線香立て内の灰が柔らかいときには、下端を該灰に突き刺して立て た火の付いた線香が風又は衝撃等により倒れて線香立ての外部に落下するおそれ がある。火の付いた状態で線香立ての外部に落下した線香は、仏壇や畳を焦がす だけでなく、火災の原因ともなり得るものである。
【0006】 (ハ)線香立て内の灰が硬いときには、線香における灰に埋もれた下端部5a( 図3参照)が燃えないまま残ることになる。灰中に線香の下端部が燃え残ってい ると、灰が汚くなると共に新しい線香が立て難くなる。
【0007】 (ニ)線香立て内の灰が硬いときには、線香の下端を該灰に突き刺すことが困難 になり、線香の下端を灰に突き刺す際に該線香が折れるおそれもある。
【0008】 (ホ)墓に備え付けられた線香立ての場合、カラスが火の付いた線香をくわえて 持ち去ることがある。カラスがくわえた線香を落下させたときには、火災を発生 させるおそれもあり得る。
【0009】 本考案は上記従来の線香立てにおける上述の如き問題を解決しようとしてなされ たものである。
【0010】
上記課題を解決するために、本考案は下記の線香立てを提供する。
【0011】 (1)基部上には筒状部を立設し、該筒状部内には不燃性の繊維により形成した 筒状体を嵌着し、該筒状体の下端には不燃性の繊維により形成した底部を設け、 該筒状体内に火の付いた線香を立て掛けるようにしたことを特徴とする線香立て (請求項1)。
【0012】 (2)前記筒状体内に火の付いた線香を立て掛けたときに該筒状体の上縁におけ る線香の近傍部が線香の上端よりも上方に突出するようになす(請求項2)。
【0013】 (3)前記筒状部の上縁と前記筒状体の上縁はそれぞれ前部が後部よりも低くな るように傾斜させる(請求項3)。
【0014】
[請求項1の線香立て] 本考案による線香立てにおいては、灰は全く使用されていない。即ち、火の付い た線香は単に筒状体内に立て掛ければよく、線香の下端を底部に突き刺す必要は ない。従って、線香立てに線香を立てる作業は極めて容易であり、線香の下端が 折れることはなく、また線香の下端部が燃え残ることはない。線香は筒状体内に 立て掛けられるため、線香が風又は衝撃等により倒れるおそれはない。従って、 線香立ての近傍に灰が散乱し、或いは火災が発生するおそれもない。線香は筒状 部又は基部に直に接触することはなく、専ら不燃性の繊維により形成された筒状 体と不燃性の繊維により形成された底部とに接触するため、線香は消えることな く下端まで完全に燃焼する。因みに、火の付いた線香が筒状部又は基部に直に接 触しているときには、熱が該筒状部又は基部に吸収されるため、線香の火が消え るおそれがある。また、線香は筒状体内に立て掛けられるものであるため、墓に 備え付けられた線香立ての場合においても、カラスが火の付いた線香をくわえて 持ち去るようなことはない。
【0015】 [請求項2の線香立て] 請求項2の線香立てにおいては、筒状体内に火の付いた線香を立て掛けたときに 該筒状体の上縁における線香の近傍部が線香の上端よりも上方に突出するように したため、線香の灰が筒状体の外に落下することはない。即ち、線香立ての近傍 に線香の灰が散乱することはない。
【0016】 [請求項3の線香立て] 請求項3の線香立てにおいては、筒状部の上縁と筒状体の上縁はそれぞれ前部が 後部よりも低くなるように傾斜しているため、線香を筒状体内に立て掛けたとき に火の付いた線香の上端が焼香者等から十分に見える。
【0017】
次に、本考案の実施の形態を添付図面に従って説明する。 符号11に示すものは線香立ての基部である。基部11上には筒状部13を立設 する。基部11は筒状部13に対し着脱自在としてもよいが、基部11と筒状部 13とを一体的に形成してもよい。基部11と筒状部13は例えば金属、陶器等 により形成する。筒状部13には好ましくは通気孔14を形成する。
【0018】 筒状部13内には不燃性の繊維により形成した筒状体15を嵌着し、該筒状体1 5の下端には不燃性の繊維により形成した底部17を設け、該筒状体15内に火 の付いた線香19を立て掛けるようにする。筒状体15と底部17とを形成する 不燃性の繊維は一例としてガラス繊維とする。筒状体15は例えば網状に形成す る。また、筒状体15と底部17とはそれぞれ別体のものであってもよいが、筒 状体15と底部17とを一体的に形成してもよい。
【0019】 筒状体15内に火の付いた線香19を立て掛けたときに該筒状体15の上縁1 5aにおける線香の近傍部15a’が線香19の上端19aよりも上方に突出す るようになす。
【0020】 筒状部13の上縁13aと筒状体15の上縁15aはそれぞれ前部(図2におけ る左部)が後部(図2における右部)よりも低くなるように傾斜させることが望 ましい。
【0021】
[請求項1の線香立て] 本考案による線香立てにおいては、灰は全く使用されていない。即ち、火の付い た線香は単に筒状体内に立て掛ければよく、線香の下端を底部に突き刺す必要は ない。従って、線香立てに線香を立てる作業は極めて容易であり、線香の下端が 折れることはなく、また線香の下端部が燃え残ることはない。線香は筒状体内に 立て掛けられるため、線香が風又は衝撃等により倒れるおそれはない。従って、 線香立ての近傍に灰が散乱し、或いは火災が発生するおそれもない。線香は筒状 部又は基部に直に接触することはなく、専ら不燃性の繊維により形成された筒状 体と不燃性の繊維により形成された底部とに接触するため、線香は消えることな く下端まで完全に燃焼する。因みに、火の付いた線香が筒状部又は基部に直に接 触しているときには、熱が該筒状部又は基部に吸収されるため、線香の火が消え るおそれがある。また、線香は筒状体内に立て掛けられるものであるため、墓に 備え付けられた線香立ての場合においても、カラスが火の付いた線香をくわえて 持ち去るようなことはない。
【0022】 [請求項2の線香立て] 請求項2の線香立てにおいては、筒状体内に火の付いた線香を立て掛けたときに 該筒状体の上縁における線香の近傍部が線香の上端よりも上方に突出するように したため、線香の灰が筒状体の外に落下することはない。即ち、線香立ての近傍 に線香の灰が散乱することはない。
【0023】 [請求項3の線香立て] 請求項3の線香立てにおいては、筒状部の上縁と筒状体の上縁はそれぞれ前部が 後部よりも低くなるように傾斜しているため、線香を筒状体内に立て掛けたとき に火の付いた線香の上端が焼香者等から十分に見える。
【図1】本考案による線香立ての一例を示す斜視図であ
る。
る。
【図2】同上線香立ての断面図である。
【図3】従来の線香立てを示す断面図である。
1 容器 3 灰 5 線香 5a 下端部 11 基部 13 筒状部 13a 上縁 14 通気孔 15 筒状体 15a 上縁 15a’ 近傍部 17 底部 19 線香 19a 上端
Claims (3)
- 【請求項1】 基部上には筒状部を立設し、該筒状部内
には不燃性の繊維により形成した筒状体を嵌着し、該筒
状体の下端には不燃性の繊維により形成した底部を設
け、該筒状体内に火の付いた線香を立て掛けるようにし
たことを特徴とする線香立て。 - 【請求項2】 前記筒状体内に火の付いた線香を立て掛
けたときに該筒状体の上縁における線香の近傍部が線香
の上端よりも上方に突出するようにしたことを特徴とす
る請求項1の線香立て。 - 【請求項3】 前記筒状部の上縁と前記筒状体の上縁は
それぞれ前部が後部よりも低くなるように傾斜させたこ
とを特徴とする請求項1又は2の線香立て。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1999007320U JP3067680U (ja) | 1999-09-27 | 1999-09-27 | 線香立て |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1999007320U JP3067680U (ja) | 1999-09-27 | 1999-09-27 | 線香立て |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3067680U true JP3067680U (ja) | 2000-04-07 |
Family
ID=43201200
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1999007320U Expired - Lifetime JP3067680U (ja) | 1999-09-27 | 1999-09-27 | 線香立て |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3067680U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011050547A (ja) * | 2009-09-01 | 2011-03-17 | Ryuko:Kk | 線香運搬具 |
-
1999
- 1999-09-27 JP JP1999007320U patent/JP3067680U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011050547A (ja) * | 2009-09-01 | 2011-03-17 | Ryuko:Kk | 線香運搬具 |
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