JP2000125838A - 吸い殻入れ - Google Patents

吸い殻入れ

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JP2000125838A
JP2000125838A JP10307615A JP30761598A JP2000125838A JP 2000125838 A JP2000125838 A JP 2000125838A JP 10307615 A JP10307615 A JP 10307615A JP 30761598 A JP30761598 A JP 30761598A JP 2000125838 A JP2000125838 A JP 2000125838A
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JP
Japan
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lid
butts
pot
accumulated
cigarette
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Pending
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JP10307615A
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English (en)
Inventor
Eiji Saito
英司 斎藤
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Japan Tobacco Inc
Original Assignee
Japan Tobacco Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 溜まった吸い殻が延焼して煙を発生し続ける
のを防止できる吸い殻入れを提供する。 【解決手段】 喫煙用スタンド1は、立設されたスタン
ドベース2を備え、このスタンドベース2内に吸い殻を
溜めるポット8を収容している。ポット8の上面開口部
には蓋体18が設けられており、この蓋体18はシャフ
ト20を軸線として揺動自在である。灰落とし孔6を通
じて投入された吸い殻は、シュート28に案内されて落
下し、蓋体18上の片側部分22に溜まる。溜まった吸
い殻の重量で蓋体18の平衡が崩れると、蓋体18は片
側部分22を押し下げるように傾動し、その上に溜まっ
ていた吸い殻をポット8の内部に落下させる。この後、
蓋体18は平衡を取り戻して休止姿勢に復帰するので、
これによりポット8の内部が閉塞される。この状態でポ
ット8内に溜まった吸い殻に着火しても、その燃焼は早
期に収まる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は例えば、公衆の喫
煙場所に設置して使用するのに好適した吸い殻入れに関
する。
【0002】
【関連する背景技術】この種の吸い殻入れは、例えば据
え置き型の喫煙用スタンド(スモーキングスタンド)に
利用されている。具体的には、喫煙用スタンドは立設さ
れたスタンドベースを備えており、吸い殻入れはこのス
タンドベースの内部に収容されている。スタンドベース
の上部は灰落とし孔を有したカバーに覆われており、灰
落とし孔を通じて投入された吸い殻は、スタンドベース
内の吸い殻入れに受け止められる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、公衆の喫煙
場所等にあっては喫煙用スタンドを利用する喫煙者の数
も多く、それ故、吸い殻入れには常時、多量の吸い殻が
溜まる傾向にある。溜まった吸い殻に部分的に着火する
と、その燃焼が広範囲に広がり、吸い殻が連続的に延焼
することがある。このような吸い殻の延焼は喫煙用スタ
ンドから長時間に亘って煙を発生させるため、その都
度、消火作業にあたる必要があるし、そのための監視負
担も大きい。
【0004】この発明は上述の事情に基づいてなされた
もので、その目的とするところは、溜まった吸い殻の延
焼を防止することができ、また、特別な監視を不要とす
る吸い殻入れを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明の吸い殻入れは、吸い殻入れ本体の開口
部に揺動自在な蓋体を設け、この蓋体の休止姿勢にて吸
い殻入れ本体の開口部を閉じる一方、蓋体の揺動により
その開口部を開くものとしている。また、吸い殻入れ
は、蓋体上の揺動軸線から片側の領域のみに吸い殻の落
下を案内する案内手段を備えている(請求項1)。
【0006】上述した吸い殻入れによれば、通常は蓋体
がその休止姿勢にあって、吸い殻入れ本体の開口部を閉
じている。吸い殻入れに向けて投下された吸い殻は、案
内手段により案内されて上述した蓋体の片側領域のみに
落下し、この片側領域に溜まる。溜まった吸い殻の重量
で蓋体が休止姿勢から一方に傾くと、その分だけ吸い殻
入れ本体の開口部が開かれるので、吸い殻は蓋体上を滑
り、開かれた開口部を通じて吸い殻入れ本体の内部に落
ちる。この後、蓋体は揺動してその休止姿勢に復帰し、
吸い殻入れ本体の開口部を閉じる。このとき吸い殻入れ
本体の内部は閉塞された状態にあるので、内部に溜まっ
た吸い殻に着火しても、その燃焼は酸素欠乏により自然
に収まる。また、吸い殻入れ本体の内部から煙が一度に
漏れ出ることはない。
【0007】吸い殻入れ本体は、上端が開口した中空の
スタンドベース内に収容することができ、この場合、上
述した案内手段は、スタンドベース内に形成されて、そ
の上面開口から吸い殻入れ本体の開口部に通じる吸い殻
落とし通路と、その途中に設けられたシュートとを含む
ことができる(請求項2)。この場合、スタンドベース
の上面開口を通じて投入された吸い殻は、吸い殻落とし
通路を落下して蓋体上に落ちる。また、殆どの吸い殻は
シュートに案内されることで、確実に蓋体上の片側の領
域に落下することができる。
【0008】上述した片側の領域は、蓋体が休止姿勢に
あるとき揺動軸線から吸い殻入れ本体の内面に向けて下
方に傾斜した傾斜面を有するので(請求項3)、この傾
斜面上に吸い殻入れ本体上面との間にスペースが形成さ
れ、蓋体上の片側領域に落下した吸い殻をこの傾斜面上
のスペースに確実に溜めることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、上述した吸い殻入れの実施
例を説明する。図1を参照すると、喫煙用スタンド1は
据え置き型のスタンドベース2を備えており、このスタ
ンドベース2は中空の略四角柱形状をなしている。スタ
ンドベース2の頂部にはカバー4が被せられており、こ
のカバー4には複数の灰落とし孔6が形成されている。
喫煙者はこれら灰落とし孔6を通じてスタンドベース2
内に吸い殻を投入することができる。
【0010】図2を参照すると、スタンドベース2は上
端が開口し、その内部に吸い殻入れ本体としてポット8
が収容されている。ポット8は上面が開口しており、そ
の開口領域は灰落とし孔6の領域に略対応した大きさを
有している。スタンドベース2の内面とポット8の外側
との間はストッパプレート10により塞がれている。よ
り詳しくは、図3に示されるようにストッパプレート1
0はその縁12がスタンドベース2の内面に沿って上方
に折り返されており、この縁12にてスタンドベース2
内に取り付けられている。また、ストッパプレート10
の中央部には挿通孔14が形成されており、ポット8は
この挿通孔14内に上方から挿通されている。一方、ポ
ット8の縁16はフランジ状に形成されており、ポット
8はこの縁16の部位にてストッパプレート10に支持
されている。
【0011】図2及び図3から明らかなように、ポット
8の開口部は蓋体18により閉じられている。具体的に
は、蓋体18はポット8の開口部に揺動自在に設けられ
ており、その揺動中心としてシャフト20を有してい
る。シャフト20は蓋体18の下面に取り付けられてお
り、その両端は蓋体18の外周縁から突出して延びてい
る。ポット8の側壁21には、シャフト20に対応して
図示しない挿通孔が形成されており、シャフト20の突
出端部はそれぞれ、対応する挿通孔に挿通されている。
この状態で蓋体18はポット8に揺動自在に支持され、
シャフト20を中心とする平衡を保持して図3に示す位
置に休止している。
【0012】また、蓋体18はシャフト20の軸線(揺
動軸線)に沿って山形に折り曲げられており、その軸線
より一方の片側部分22は、上述の休止姿勢でポット8
の内面に向けて下方に傾斜した状態にあり、他方の片側
部分24は略水平な状態にある。また、上述したスタン
ドベース2内には、その上端開口とポット8との間に吸
い殻落とし通路26が形成されており、この通路26は
ポット8の開口部に通じている。通路26の途中にはシ
ュート28が設けられており、その案内面は上述した蓋
体18の片側部分22に向けて延びている。なお、スタ
ンドベース2の内面には、シュート28の両側に位置し
て一対のガイドブラケット30が取り付けられており、
シュート28はこれらガイドブラケット30を介してス
タンドベース2に取り付けられている。
【0013】上述した喫煙用スタンド1の使用時、灰落
とし孔6を通じて投入された吸い殻は上述した通路26
を落下し、蓋体18上に落ちる。このとき、吸い殻はシ
ュート28を介して落下することで、蓋体18のうちシ
ャフト20(揺動軸線)より片側の領域、つまり、上述
した片側部分22の上に落ちる。なお、吸い殻はシュー
ト28を介さずに灰落とし孔6から直接、通路26を通
って片側部分22の上に落下することもできる。
【0014】次に、図4及び図5を参照して蓋体18の
作動を説明する。上述のように吸い殻Tは蓋体18の片
側部分22の上に落下して、図4に示されるように片側
部分22の上に溜まる。なお、図示のように片側部分2
2とポット8の上面との間には、吸い殻Tを一時的に溜
めるためのスペースが形成される。この片側部分22の
上にある程度の量の吸い殻Tが溜まると、その重量で蓋
体18の平衡が崩れ、蓋体18は図5に示されるように
片側部分22を押し下げる方向に傾く。このような蓋体
18の傾動は、蓋体18の周縁とポット8の内面との間
にてポット8の開口部を開くので、片側部分22の上に
溜まっていた吸い殻Tは蓋体18上を滑り、開かれた開
口部を通じて図示のようにポット8の内部に落下する。
【0015】吸い殻Tが片側部分22の上から滑り落ち
ると、蓋体18は平衡を取り戻すので、蓋体18は本来
の休止姿勢に復帰するべくシャフト20を中心として揺
動し、この後、図中2点鎖線で示される位置でその揺動
を休止する。また、蓋体18が休止姿勢に復帰すると、
ポット8の内部は閉塞された状態となる。上述のよう
に、喫煙用スタンド1に投入された吸い殻は一旦、蓋体
18の片側部分22の上に溜まり、この後、纏まってポ
ット8内に落下する。このとき、ポット8の内部は蓋体
18により閉塞されるので、ポット8内に溜まった吸い
殻に着火しても、その燃焼は早期に収まり、長時間に亘
って延焼し続けることはない。また、ポット8の内部で
吸い殻が燃焼しても、その煙が一度に漏れ出ることがな
いので、喫煙用スタンド1の周辺に煙を散布させること
はない。
【0016】また、喫煙用スタンド1が多数の喫煙者に
利用され、連続的に吸い殻が投入された状況にあって
は、上述した蓋体18の作動が繰り返し行われる。この
場合、投入された吸い殻は略一定量毎にポット8内に落
下し、その都度、蓋体18がポット8内を閉塞するの
で、確実にその延焼が防止される。従って、喫煙用スタ
ンド1の利用が頻繁に行われる状況にあっても、その監
視負担は大幅に軽減される。
【0017】この発明は上述した一実施例に制約される
ものではない。スタンドベース2、ポット8及び蓋体1
8の形状は種々に変形可能であり、例えばスタンドベー
ス2を円筒形状としたり、また、ポット8を角筒形状と
して蓋体8を矩形に形成することもできる。蓋体18に
はバランスウェイトを取り付けることもできる。この場
合、蓋体18の慣性マスが増大するので、その休止姿勢
への復帰がよりスムーズとなる。
【0018】また、上述の実施例では、蓋体18がシャ
フト20を軸線とする平衡を維持して図3の姿勢に休止
するものとしているが、例えばストッパを介して蓋体1
8を休止姿勢に保持してもよい。この場合、図5に示さ
れるように吸い殻Tが落下した後、蓋体18は揺動する
ことなく休止姿勢に復帰できる。また、この場合、蓋体
18において他方の片側部分24の方のモーメントを予
め大きく設定していてもよい。
【0019】上述の実施例ではポット8とスタンドベー
ス2とは別体とされているが、これらを一体としてもよ
い。具体的には、吸い殻入れ本体としてスタンドベース
2を適用し、スタンドベース2の内部に蓋体18を設け
ることができる。その他、この発明の吸い殻入れは据え
置き型の喫煙用スタンドだけでなく、地上固定型のスタ
ンド、建物の壁面や支柱の外面に設置される吸い殻入れ
として、また、卓上用の吸い殻入れとして広範囲に適用
可能である。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の吸い殻
入れによれば、溜まった吸い殻が延焼し続けることがな
く、また、煙の発生も抑えているから、公衆の喫煙場所
に設置するための吸い殻入れとして非常に好適する。ま
た、特別な消火作業や監視の必要がなく、喫煙者が安心
して使用できる。
【0021】請求項2の吸い殻入れによれば、簡易な構
造にして確実な蓋体の作動が得られ、また、請求項3の
吸い殻入れによれば、蓋体の作動による吸い殻の受け止
め及び落下が確実に行われる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の吸い殻入れを適用した喫煙用スタンド
の斜視図である。
【図2】図1の喫煙用スタンドの平面図である。
【図3】図2中、III−III線に沿う喫煙用スタンドの断
面図である。
【図4】蓋体の作動を説明するための縦断面図である。
【図5】図4の状態から蓋体が傾いたときの状態を示し
た図である。
【符号の説明】
1 喫煙用スタンド 2 スタンドベース 8 ポット 18 蓋体 20 シャフト 22 片側部分 26 吸い殻落とし通路 28 シュート

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面が開口した吸い殻入れ本体と、 前記吸い殻入れ本体の開口部に揺動自在に設けられ、休
    止姿勢で前記吸い殻入れ本体の開口部を閉じ、一方、揺
    動して前記開口部を開く蓋体と、 前記蓋体上の揺動軸線から片側の領域のみに吸い殻の落
    下を案内する案内手段とを具備したことを特徴とする吸
    い殻入れ。
  2. 【請求項2】 前記吸い殻入れ本体は上端が開口した中
    空のスタンドベース内に収容されており、 前記案内手段は、前記スタンドベース内に形成され、前
    記スタンドベースの上面開口から前記吸い殻入れ本体の
    開口部に通じる吸い殻落とし通路と、この吸い殻落とし
    通路の途中に設けられたシュートとを含むことを特徴と
    する請求項1に記載の吸い殻入れ。
  3. 【請求項3】 前記片側の領域は、前記蓋体が休止姿勢
    にあるとき前記揺動軸線から前記吸い殻入れ本体の内面
    に向けて下方に傾斜した傾斜面を有することを特徴とす
    る請求項1又は2に記載の吸い殻入れ。
JP10307615A 1998-10-28 1998-10-28 吸い殻入れ Pending JP2000125838A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ES2253958A1 (es) * 2003-12-03 2006-06-01 Genoveva Ruiz Teixidor Cenicero.
JP2007024437A (ja) * 2005-07-20 2007-02-01 Shuuei Shoko:Kk シガーライター付きスタンド
JP7339674B2 (ja) 2020-12-24 2023-09-06 株式会社リレー 灰皿

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