JP2003209943A - モータ - Google Patents

モータ

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JP2003209943A
JP2003209943A JP2002004726A JP2002004726A JP2003209943A JP 2003209943 A JP2003209943 A JP 2003209943A JP 2002004726 A JP2002004726 A JP 2002004726A JP 2002004726 A JP2002004726 A JP 2002004726A JP 2003209943 A JP2003209943 A JP 2003209943A
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JP
Japan
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stator
stator coil
circuit board
coil
stator yoke
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP2002004726A
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English (en)
Inventor
Koichi Saito
功一 斎藤
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Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Alps Electric Co Ltd filed Critical Alps Electric Co Ltd
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  • Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
  • Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)
  • Rotational Drive Of Disk (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、ステータコイルに通電した時に発
生する磁束を高密度に収束して、ロータ磁石のトルク性
能を向上させることが可能なモータを提供すること。 【解決手段】 ロータ磁石15と、このロータ磁石15
と面対向する位置に配置されたステータコイル13と、
このステータコイル13を支持するステータヨーク11
とを備え、ステータコイル13をステータヨーク11の
一方の面に直接固着すると共に、ステータコイル13近
傍のステータヨーク11に貫通穴11aを形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はモータに係わり、特
に情報機器におけるフレキシブルディスク等のディスク
駆動装置に使用される駆動源であるモータに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のモータは、図4に示すように、最
下部に円板状のステータヨーク1が配設されている。こ
のステータヨーク1の中央には固定軸2の一端部が圧入
等により固着されている。また、ステータヨーク1の上
面には、回路基板3が配設されている。前記回路基板3
の上面には、固定軸2を中心とした円周方向に、複数の
ステータコイル4が配設されて、ステータコイル4から
引き出された導線(図示せず)が回路基板3上の回路パ
ターン(図示せず)に半田付け等により接続されてい
る。そして、回路基板3は、ステータコイルに発生する
磁束の密度を高めるために、板厚が0.1mmと薄く形
成されている。
【0003】また、ステータコイル4と近接離間して面
対向する上方には、永久磁石からなるロータ磁石5が配
設され、このロータ磁石5は、回転自在のスピンドルハ
ブ6に取り付けられている。前記スピンドルハブ6は、
軸受け部7を介して固定軸2に回転自在に軸支されてお
り、スピンドルハブ6の外周部には、フレキシブルディ
スク等の磁気ディスク8が装着可能になっている。ま
た、固定軸2の上端部には抜け止め板9が軸止されてお
り、この抜け止め板9によりスピンドルハブ6を取り付
けた軸受け部7を抜け止めしている。このような従来の
モータは、ステータコイル4に通電してステータコイル
4を励磁すると、図5に示すような、ステータコイル4
に磁束Mが発生し、この磁束Mにより、ロータ磁石5の
回転が誘発されて、スピンドルハブ6が回転するように
なっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のモー
タは、回路基板3が絶縁材料なので、回路基板3の厚さ
を0.1mmと薄くしても磁気抵抗が大きくなり、図5
に示すように、磁束Mの密度が低くなって磁束Mを十分
に収束できなかった。そのために、スピンドルハブ6の
トルク性能が低下して、磁気ディスク8に大きな回転ト
ルクを伝達できないという問題があった。本発明は前述
したような問題点に鑑みてなされたもので、ステータコ
イルに通電した時に発生する磁束密度を高めて十分に収
束し、スピンドルハブのトルク性能を向上させることが
できるモータを提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の第1の解決手段として本発明のモータは、ロータ磁石
と、このロータ磁石と面対向する位置に配置されたステ
ータコイルと、このステータコイルを支持するステータ
ヨークとを備え、前記ステータコイルを前記ステータヨ
ークの一方の面に直接固着すると共に、前記ステータコ
イル近傍の前記ステータヨークに貫通穴を形成した構成
とした。
【0006】また、前記課題を解決するための第2の解
決手段として、前記ステータヨークは、前記一方の面と
反対側の他方の面に回路基板を取り付け、前記ステータ
ヨークの前記貫通穴と対向する部分の前記回路基板にも
貫通穴を設け、前記ステータコイルから引き出された導
線は、前記それぞれの貫通穴を挿通させて前記回路基板
に接続した構成とした。
【0007】また、前記課題を解決するための第3の解
決手段として、前記ステータヨークは、前記ステータコ
イルを固着した前記一方の面と同一面側に回路基板を配
設し、この回路基板は、前記ステータコイルが挿通可能
なコイル挿通穴を形成し、このコイル挿通穴内に前記ス
テータコイルを位置させて前記ステータヨークに直接固
着した構成とした。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に、本発明のサーマルヘッド
を図面に基づいて説明する。図1は本発明に関するモー
タの要部断面図であり、図2は本発に関するモータの要
部拡大断面図であり、図3は本発明の変形例を示す要部
拡大断面図である。
【0009】本発明のモータは、例えば情報機器等にお
けるフレキシブルディスクのディスク駆動装置等に用い
られており、図1に示すように、透磁率の大きな珪素鋼
板等からなる円板状のステータヨーク11が配設され、
このステータヨーク11は、厚さが略0.5mmと薄く
形成されている。前記ステータヨーク11は、後述する
ステータコイル13近傍に、所定の大きさの貫通穴11
aが形成されている。この貫通穴11aは、後述するド
ーナッツ状のステータコイル13の外周部近傍と内周部
近傍の、ステータヨーク11の2箇所に形成している。
前記ステータヨーク11の中央には、固定軸2の一端部
が圧入等により固着されて立設されている。
【0010】また、ステータヨーク11の一方の面であ
る図示上面には、固定軸2を中心とした所定の直径寸法
の円周上に、複数のステータコイル13が花弁状に配設
されている。このステータコイル13は、ドーナッツ状
に形成されており、図2に示すように、外周部と内周部
とから導線13aが、それぞれ引き出されている。ま
た、ステータヨーク11のステータコイル13を取り付
けた一方の面と反対側の他方の面(図示下面側)には、
回路基板14が接着剤等により取り付けられている。こ
の回路基板14は、ガラス入りエポキシ樹脂等からな
り、厚さが略0.1mmに形成されている。
【0011】また、回路基板14は、ステータヨーク1
1の貫通穴11aと対向する部分に貫通穴14aが形成
されている。前記ステータコイル13から引き出された
それぞれの導線13aは、貫通穴11a、13aを挿通
して回路基板14に半田Hで接続されている。そして、
回路基板14から導線13aを介してステータコイル1
3に通電することにより、ステータコイル13が励磁す
るようになっている。
【0012】また、ステータコイル13の上方には、ス
テータコイル13と面対向して近接離間するロータ磁石
15が配設されている。このロータ磁石15は、リング
状で固定軸12の軸方向に着磁されている。即ち、ロー
タ磁石15と面対向する位置にステータコイル13が配
設されている。そして、ロータ磁石15は、回転自在の
スピンドルハブ16に形成した凹部16aに接着剤等で
取り付けられて、ステータコイル13と面対向して近接
離間している。
【0013】また、スピンドルハブ16は、軸受け部1
7を介して固定軸12に回転自在に支持されている。ま
た、スピンドルハブ16の外周部には、フレキシブルデ
ィスク等の磁気ディスク18が装着可能になっている。
また、固定軸2の他端部である上端部には、固定軸12
に回転自在に軸支した軸受け部17を抜け止めするため
の抜け止め板19が軸止されている。
【0014】また、本発明に係わるステータコイル13
と回路基板14との接続作業は、ステータコイル13か
ら引き出されたそれぞれの導線13aを、ステータコイ
ル13の外周部、および内周部近傍に形成したそれぞれ
の貫通穴11a、14aを挿通して回路基板14側に引
き出す。この回路基板14側に引き出されたそれぞれの
導線13aは、回路基板14の回路パターン(図示せ
ず)に半田Hで接続するようになっている。そのため
に、ステータコイル13と回路基板14との接続作業
は、スピンドルハブ16を取り付けた後でも、モータを
図1に示す状態から裏返しにして、回路基板14の回路
パターンを見ながら行うことができる。
【0015】このような本発明のモータは、ステータコ
イル13に通電してスターコイル13が励磁されること
により、図2に示すような、ステータコイル13に磁束
Mが発生し、ロータ磁石15の回転が誘発される。そし
て、スピンドルハブ16が所定の回転トルクと回転スピ
ードで回転するようになっている。このような本発明の
モータは、ステータコイル13をステータヨーク11に
直接固着しているので、従来の技術で説明したような、
ステータコイル13に通電してスターコイル13を励磁
したときに、回路基板3の影響を受けず、図2に示すよ
うな、磁束Mの密度を高めて、磁束Mを十分に収束させ
ることができる。そのために、高密度の磁束Mにより、
大きなトルクの回転が誘発されてスピンドルハブ16が
回転し、スピンドルハブ16に装着した磁気ディスク1
8を大きな回転トルクで回転駆動させることができる。
【0016】また、本発明の変形例として、図3に示す
ように、ステータヨーク11は、ステータコイル13を
固着した一方の面(図示上面側)と同一面側に、回路基
板24を配設したものでも良い。このような本発明の変
形例の回路基板24は、ステータコイル13が挿通可能
なコイル挿通穴24aを形成し、このコイル挿通穴24
a内にステータコイル13を位置させてステータヨーク
11の一方の面に取り付けている。
【0017】このような変形例において、ステータコイ
ル13の内周部から引き出される導線13aは、内周部
近傍の貫通穴11aから一旦ステータコイル13の他方
の面側(図示下面側)に引き出され、外周部近傍の貫通
穴11aから回路基板24の回路パターン(図示せず)
に半田Hで接続するようになっている。このような本発
明の変形例は、ステータコイル13を回路基板24のコ
イル挿通穴24a内に沈ませてステータヨーク11に直
接取り付けているので、本発明のモータを薄くすること
ができる。
【0018】
【発明の効果】本発明のモータは、ステータコイルをス
テータヨークの一方の面に直接固着すると共に、ステー
タコイル近傍のステータヨークに貫通穴を形成したの
で、ステータコイルに通電して励磁したときに発生する
磁束の密度を高めることができる。 そのために、ロー
タ磁石を取り付けたスピンドルハブに大きな回転トルク
を伝達することができる。また、ステータヨークの貫通
穴から、ステータコイルの導線を挿通してステータヨー
クの他方の面に取り付けた回路基板に接続することがで
き、組立作業性の良いモータを提供できる。
【0019】また、ステータヨークは、一方の面と反対
側の他方の面に回路基板を取り付け、ステータコイルか
ら引き出された導線を、貫通穴を挿通させて回路基板に
接続したので、組立作業性が良い。
【0020】また、ステータヨークは、ステータコイル
を固着した一方の面と同一面側に回路基板を配設し、こ
の回路基板は、ステータコイルが挿通可能なコイル挿通
穴を形成し、このコイル挿通穴内にステータコイルを位
置させてステータヨークに直接固着したので、薄型化が
可能なモータを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に関するモータの要部断面図である。
【図2】本発に関するモータの要部拡大断面図である。
【図3】本発明の変形例を示す要部拡大断面図である。
【図4】従来のモータの要部断面図である。
【図5】従来のモータの要部拡大断面図である。
【符号の説明】
11 ステータヨーク 11a 貫通穴 12 固定軸 13 ステータコイル 14 回路基板 14a 貫通穴 15 ロータ磁石 16 スピンドルハブ 17 軸受け部 18 磁気ディスク 19 抜け止め板

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロータ磁石と、このロータ磁石と面対向
    する位置に配置されたステータコイルと、このステータ
    コイルを支持するステータヨークとを備え、前記ステー
    タコイルを前記ステータヨークの一方の面に直接固着す
    ると共に、前記ステータコイル近傍の前記ステータヨー
    クに貫通穴を形成したことを特徴とするモータ。
  2. 【請求項2】 前記ステータヨークは、前記一方の面と
    反対側の他方の面に回路基板を取り付け、前記ステータ
    ヨークの前記貫通穴と対向する部分の前記回路基板にも
    貫通穴を設け、前記ステータコイルから引き出された導
    線は、前記それぞれの貫通穴を挿通させて前記回路基板
    に接続したことを特徴とする請求項1記載のモータ。
  3. 【請求項3】 前記ステータヨークは、前記ステータコ
    イルを固着した前記一方の面と同一面側に回路基板を配
    設し、この回路基板は、前記ステータコイルが挿通可能
    なコイル挿通穴を形成し、このコイル挿通穴内に前記ス
    テータコイルを位置させて前記ステータヨークに直接固
    着したことを特徴とする請求項1記載のモータ。
JP2002004726A 2002-01-11 2002-01-11 モータ Withdrawn JP2003209943A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008199791A (ja) * 2007-02-13 2008-08-28 Daikin Ind Ltd 電機子、回転電機、圧縮機、送風機、空気調和機
US7924583B2 (en) 2007-02-06 2011-04-12 Abb Oy Method and arrangement in connection with inverter

Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7924583B2 (en) 2007-02-06 2011-04-12 Abb Oy Method and arrangement in connection with inverter
JP2008199791A (ja) * 2007-02-13 2008-08-28 Daikin Ind Ltd 電機子、回転電機、圧縮機、送風機、空気調和機

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