JP2003209885A - 通信端末 - Google Patents

通信端末

Info

Publication number
JP2003209885A
JP2003209885A JP2002007747A JP2002007747A JP2003209885A JP 2003209885 A JP2003209885 A JP 2003209885A JP 2002007747 A JP2002007747 A JP 2002007747A JP 2002007747 A JP2002007747 A JP 2002007747A JP 2003209885 A JP2003209885 A JP 2003209885A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
call
forced
incoming call
communication terminal
response
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002007747A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuji Matsuo
哲司 松尾
Toshifumi Yamamoto
敏文 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2002007747A priority Critical patent/JP2003209885A/ja
Publication of JP2003209885A publication Critical patent/JP2003209885A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Telephone Function (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 着信側のユーザが応答指示のための操作を行
うことができない状況であっても通信を開始することを
可能とする。 【解決手段】 発信時にユーザにより強制着信が指定さ
れたならば、主制御部13は強制着信を要求するための
要求情報をSETUP messageに付加した上で発信を行う。
着信時に到来したSETUP messageに要求情報が付加され
ていないならば、主制御部13はユーザにより応答キー
8aが押下されるのを待って着信に対する応答処理を実
行する。しかしSETUP messageに要求情報が付加されて
いるならば、主制御部13はユーザにより応答キー8a
が押下されるのを待たずに着信に対する応答処理を実行
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、着信側が着信に対
する所定の応答処理を行うことにより発信側との間の通
信リンクが形成される通信システムで使用される例えば
携帯電話端末などの通信端末に関する。
【0002】
【従来の技術】携帯電話端末は、着信が発生した場合に
その旨を鳴音などによりユーザに対して報知する。この
状態で携帯電話端末は、ユーザにより応答指示がなされ
るのを待ち受ける。そしてユーザにより応答指示がなさ
れたならば、携帯電話端末は着信に対する応答処理を行
う。応答処理を行うことで、発信元の端末との間の通信
リンクが形成され、通信が可能となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来技術においては、何らかの事情で着信側のユーザ
が応答指示のための操作を行うことができない場合に
は、着信に対する応答処理が実行されないため、通信を
行うことができなかった。
【0004】本発明はこのような事情を考慮してなされ
たものであり、その目的とするところは、着信側のユー
ザが応答指示のための操作を行うことができない状況で
あっても通信を開始することを可能とする通信端末を提
供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
めに本発明は、発信機能を有する通信端末に、強制着信
を要求する発信を行うか否かのユーザ指定を受け付ける
第5受付手段と、この第5受付手段により受け付けられ
たユーザ指定が強制着信を要求する発信を行うことを示
す場合に、強制着信を指定する発信情報の送信を発信の
ために行う強制着信要求手段とを備えた。
【0006】また着信機能を有する通信端末に、前記応
答処理の実行のユーザ指定を受け付ける第1受付手段
と、到来した着信情報により強制着信が指定されている
か否かを判定する第1判定手段と、この第1判定手段に
より強制着信が指定されていないと判定された場合には
前記第1受付手段により前記ユーザ指定が受け付けられ
たことに応じて前記応答処理を実行し、また前記第1判
定手段により強制着信が指定されていると判定された場
合には前記第1受付手段により前記ユーザ指定が受け付
けられるのを待たずに前記応答処理を実行する応答手段
とを備えた。
【0007】このような手段を講じたことにより、発信
側の通信端末にてユーザが強制着信を指定した場合に
は、発信側の通信端末からは強制着信を指定する発信情
報が送信される。着信側の通信端末では、着信時に到来
した着信情報により強制着信が指定されているか否かが
判定される。着信側の通信端末では、強制着信が指定さ
れていない場合には第1受付手段により応答処理の実行
のユーザ指定が受け付けられるのを待って応答処理が実
行されるが、強制着信が指定されている場合には応答処
理の実行のユーザ指定を待たずに応答処理が実行され
る。従って、発信側からの指定により、着信側のユーザ
の操作を介することなく通信リンクを形成させることが
可能となる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明のい
くつかの実施形態につき説明する。
【0009】(第1の実施形態)図1は本発明の第1実
施形態に係る携帯電話端末のブロック図である。
【0010】図1に示すように第1実施形態の携帯電話
端末は、アンテナ1、無線部2、通話制御部3、スピー
カ4、レシーバ5、マイクロホン6、外部入出力部7、
キーユニット8、記憶部9、カメラ10、液晶表示器
(LCD)11、画像処理部12および主制御部13を
有している。
【0011】図示しない基地局から送信された無線信号
は、アンテナ1で受信されたのち無線部2に入力され
る。無線部2は、上記無線信号に対し、ダウンコンバー
ト、逆拡散、および直交復調を行う。これによりデータ
レートに応じた所定のフォーマットの復調データまたは
パケットデータが得られる。無線部2は、復調データは
通話制御部3に、またパケットデータは主制御部13へ
それぞれ出力する。
【0012】通話制御部3は、復調データに対し、AM
R伸長処理およびPCM復号を行う。これにより、アナ
ログ受話信号が得られる。このアナログ受話信号は、通
話制御部3で増幅されたのちスピーカ4またはレシーバ
5に供給される。これにより、スピーカ4またはレシー
バ5より受話音声が出力される。
【0013】ユーザが発した音声などの周囲音はマイク
ロホン6によりアナログ送話信号に変換される。アナロ
グ送話信号は、マイクロホン6から通話制御部3へと与
えられる。通話制御部3は、アナログ送話信号に対し、
増幅、PCM符号化を行う。これにより、送信音声デー
タが得られる。送信音声データは、通話制御部3から無
線部2に与えられる。
【0014】通話制御部3へは、必要に応じてパケット
データが主制御部13から与えられる。
【0015】無線部2は、送信音声データおよびパケッ
トデータに対し、圧縮符号化および誤り訂正符号化をそ
れぞれ施す。無線部2は、これら符号化後の送信音声デ
ータおよびパケットデータを多重化し、送信データを得
る。無線部2は、送信データによる搬送波信号の変調お
よびスペクトラム拡散処理を施し、送信信号を得る。さ
らに無線部2は、送信信号に対し、アップコンバート、
不要成分除去および増幅などを施した上で、アンテナ1
へと供給する。これにより、送信信号はアンテナ1から
基地局に向けて無線送信される。
【0016】外部入出力部7には、必要に応じて図示し
ない外部機器が接続される。外部入出力部7は、接続さ
れた外部機器との主制御部13との間でのデータの入出
力をインタフェースする。
【0017】キーユニット8には、ユーザによるさまざ
まな指示を受け付けるための多数のキースイッチが設け
られている。キーユニット8は、これらのキースイッチ
の押下によるユーザ指示を入力し、入力内容を主制御部
13に対して通知する。キーユニット8が有するキース
イッチには、応答キー8aおよび切替キー8bが含まれ
る。これらの応答キー8aおよび切替キー8bは、図2
に示すようにそれぞれ独立したキーとして筐体100の
前面に設けられている。応答キー8aは、着信に対する
ユーザによる応答指定を受け付ける。切替キー8bは、
強制着信に関する設定のユーザによる切替指定を受け付
ける。
【0018】記憶部9は、例えばフラッシュメモリなど
を用いてなる。記憶部9は、各種の設定情報、各種の受
信データ、あるいは本装置で作成された各種の送信デー
タなど、さまざまなデータを記憶する。記憶部9の記憶
領域の一部は、電話帳領域9aおよびパスワード記憶領
域9bとして使用される。電話帳領域9aは、発信の際
に用いるために複数の電話番号を記憶する。パスワード
記憶領域9bは、予めユーザにより指定されるパスワー
ドを記憶する。
【0019】カメラ10は、任意の被写体を撮影し、画
像信号を生成する。カメラ10は、生成した画像信号を
画像処理部12へと与える。
【0020】LCD11は、主制御部13の制御の下に
画像処理部12により駆動され、ユーザに提示するべき
各種の画像を表示する。このLCD11により表示され
る画像は、例えば通信相手の端末の電話番号や自端末の
動作状態をはじめ、WEBサイトからのダウンロード情
報、送受信メールあるいは動画像などである。
【0021】画像処理部12は、カメラ10から与えら
れる画像信号に対してディジタル化および符号化を行
う。画像処理部12は、符号化された画像データを主制
御部13に与える。画像処理部12は、主制御部13か
ら与えられる符号化画像データの復号およびアナログ化
を行う。画像処理部12は、アナログ化後に得られる画
像信号をLCD11に与える。
【0022】主制御部13は、例えばプロセッサを主体
としてなり、ソフトウェア処理により各部の制御処理を
行うことで、携帯電話端末としての動作を実現する。ま
た主制御部13はソフトウェア処理を実行することで、
例えば音声通話機能などのような携帯電話端末における
周知の一般的な機能を実現するための制御手段としての
他に、発信モード登録手段13a、発信モード受付手段
13b、パスワード受付手段13c、強制着信要求手段
13d、切替手段13e、比較手段13f、着信種別判
定手段13g、応答手段13hおよびモード設定手段1
3iとして動作する。
【0023】発信モード登録手段13aは、電話帳領域
9aに記憶されている電話番号のそれぞれについて、そ
の電話番号への発信時に強制着信要求を行う旨のユーザ
指定に応じて、その旨を電話帳領域9aに登録する。電
話帳領域9aには図3に示すように、強制着信要求がO
N設定されていることを電話番号に対応付けて登録して
おくことができる。
【0024】発信モード受付手段13bは、発信を行う
毎に、強制着信要求を行うか否かのユーザ指定を受け付
ける。
【0025】パスワード受付手段13cは、強制着信要
求を伴う発信が指定された際に、ユーザによるパスワー
ド指定を受け付ける。
【0026】強制着信要求手段13dは、強制着信要求
の実行が要求されたことに応じ、発信の際に強制着信の
ための要求情報の送信を行う。
【0027】切替手段13eは、着信待ち受け状態にお
ける切替キー8bの押下に応じて、強制着信の許可/禁
止を切り替える。
【0028】比較手段13fは、強制着信要求がなされ
た際に、要求情報とともに到来するパスワードをパスワ
ード記憶領域9bに記憶されているパスワードと比較す
る。
【0029】着信種別判定手段13gは、着信が発生し
た際に、その着信が強制着信要求を伴うものであるか否
かを判定する。
【0030】応答手段13hは、着信に対する応答処理
を実行する。
【0031】そしてモード設定手段13iは、強制着信
要求を伴う着信に対して応答手段13hが応答処理を行
うことで開始される通信状態においては、通話モードを
ハンズフリーモードに強制設定する。
【0032】次に以上のように構成された携帯電話端末
の動作につき説明する。なお、音声通話機能などのよう
な携帯電話端末における一般的な機能を実現するための
処理や、マルチメディアファイルの受信の処理は従来と
同様であるのでその説明は省略する。そしてここでは、
強制着信に関する動作につき詳細に説明する。
【0033】この携帯電話端末から発信しようとすると
き、通常発信と緊急発信とが選択的に使用できる。
【0034】ユーザにより通常発信が指定されたなら
ば、主制御部13は図4に示すような通常発信処理を実
行する。
【0035】主制御部13はステップST1において、
発信先の指定を受け付ける。ここでの発信先の指定は、
キーユニット8のテンキーを使用しての電話番号入力に
よっても良いし、あるいは電話帳領域9aに記憶されて
いる電話番号を選択することによっても良い。主制御部
13はステップST2において、発信先の指定が電話帳
領域9aからの選択により行われたか否かを確認する。
【0036】電話帳領域9aからの選択により行われた
ことを確認したならば、主制御部13はステップST3
において、選択された電話番号に関する強制着信要求の
電話帳領域9aでの設定がONとなっているか否かを確
認する。電話帳領域9aでの強制着信要求の設定は、電
話帳登録や電話帳編集の際のメニュー操作によりユーザ
により任意になされる。
【0037】強制着信要求がONであることを確認した
ならば、主制御部13はステップST4において、要求
フラグをONにする。この後に主制御部13はステップ
ST5において、キーユニット8に設けられている発信
キーが押下されるのを待ち受ける。
【0038】一方、発信先の指定が電話帳領域9aから
の選択により行われていないことをステップST2にて
確認した場合、あるいは選択された電話番号に関する強
制着信要求の電話帳領域9aでの設定がONとはなって
いないことをステップST3にて確認した場合、主制御
部13は処理をステップST6に移行する。主制御部1
3はステップST6およびステップST7において、発
信キーまたは切替キー8bが押下されるのを待ち受け
る。切替キー8bが押下されたことをステップST7に
て確認したならば、主制御部13はステップST8にお
いて、要求フラグを反転させ、この上でステップST6
およびステップST7の待ち受け状態に戻る。なお要求
フラグは、初期にはOFFとされている。
【0039】発信キーが押下されたことをステップST
5またはステップST6にて確認したならば、主制御部
13はステップST9において、要求フラグがONであ
るか否かを確認する。要求フラグがONであることを確
認したならば、主制御部13はステップST10におい
て、ユーザによるパスワード指定を受け付ける。主制御
部13はステップST11において、ステップST1で
指定された発信先への発信を行う。このとき主制御部1
3は、SETUP messageには強制着信を要求するための所
定の要求情報と、ステップST10で指定されたパスワ
ードとを付加する。
【0040】しかし、要求フラグがONではないことを
ステップST9にて確認したならば、主制御部13はス
テップST12において、要求情報およびパスワードの
付加を行うことなく、通常通りの発信処理を行う。
【0041】ステップST11またはステップST12
で発信を行った後に、主制御部13はステップST13
において、キーユニット8にて終話キーが押下されるの
を待ち受ける。この間、上記発信に対して発信先の端末
が応答を行ったならば、発信先の端末との間に通信リン
クが形成されて通信状態となっている。発信先の端末が
応答しないならば、呼出し状態が継続される。
【0042】終話キーが押下されたことが確認できたな
らば、主制御部13はステップST14において、終話
処理を行う。終話処理は、上記のような状態を解消して
着信待ち受け状態に戻るための周知の処理である。
【0043】終話処理が完了したならば、主制御部13
は通常発信処理を終了する。
【0044】このように通常発信の際には、電話帳領域
9aにて強制着信要求がON設定されている電話番号が
発信先として選択された場合、あるいはユーザにより切
替キー8bの操作により強制着信要求がON設定された
場合に、要求情報の送信による強制着信要求が実行され
る。
【0045】ところで、ユーザにより緊急発信が指定さ
れたならば、主制御部13は図5に示すような緊急発信
処理を実行する。
【0046】主制御部13はステップST21におい
て、発信先の指定を受け付ける。ここでの発信先の指定
は、キーユニット8のテンキーを使用しての電話番号入
力によっても良いし、あるいは電話帳領域9aに記憶さ
れている電話番号を選択することによっても良い。この
後に主制御部13はステップST22において、発信キ
ーが押下されるのを待ち受ける。
【0047】発信キーが押下されたことを確認したなら
ば、主制御部13はステップST23において、ステッ
プST21で指定された発信先への発信を行う。このと
き主制御部13は、SETUP messageには緊急発信である
ことを示す所定の緊急発信情報と要求情報とを付加す
る。
【0048】ステップST23で発信を行った後に、主
制御部13はステップST24において、終話キーが押
下されるのを待ち受ける。この間、上記発信に対して発
信先の端末が応答を行ったならば、発信先の端末との間
に通信リンクが形成されて通信状態となっている。発信
先の端末が応答しないならば、呼出し状態が継続され
る。
【0049】終話キーが押下されたことが確認できたな
らば、主制御部13はステップST25において、終話
処理を行う。終話処理が完了したならば、主制御部13
は通常発信処理を終了する。
【0050】このように緊急発信の際には、要求情報の
送信による強制着信要求が自動的に実行される。
【0051】さて、着信が発生した場合には、主制御部
13は図6に示すような着信処理を実行する。
【0052】主制御部13はステップST31におい
て、送られてきたSETUP message中に緊急発信情報が有
るか否かを確認する。緊急発信情報が無いことを確認し
た場合、主制御部13はステップST32において、送
られてきたSETUP message中に要求情報が有るか否かを
確認する。要求情報が有ることを確認したならば、主制
御部13はステップST33において、強制着信が許可
されているか否かを確認する。強制着信の許可/禁止
は、着信待ち受け状態における切替キー8bの押下によ
り主制御部13が受け付ける。つまり、強制着信が許可
されている際の着信待ち受け状態にて切替キー8bが押
下されたならば、主制御部13は強制着信を禁止する。
強制着信が禁止されている際の着信待ち受け状態にて切
替キー8bが押下されたならば、主制御部13は強制着
信を許可する。
【0053】強制着信が許可されていることを確認した
ならば、主制御部13はステップST34において、SE
TUP messageに付加されてくるはずであるパスワードを
パスワード記憶手段9bに記憶されているパスワードと
比較する。そして主制御部13はステップST35にお
いて、両パスワードが一致したか否かを確認する。
【0054】パスワードが一致しないことをステップS
T35にて確認した場合、要求情報が無いことをステッ
プST32にて確認した場合、あるいは強制着信が禁止
されていることをステップST33にて確認した場合、
主制御部13はステップST36において、通常着信動
作を実行する。通常着信動作は、例えばユーザにより指
定された着信メロディを再生するなどの動作である。こ
の上で主制御部13はステップST37において、応答
キー8aが押下されるのを待ち受ける。
【0055】さて、緊急発信情報があることをステップ
ST31にて確認した場合、主制御部13はステップS
T38において、緊急着信動作は、例えば緊急時用の着
信音を鳴動するなどの通常着信動作とは異なる動作であ
る。そして主制御部13はステップST39およびステ
ップST40において、SETUP message中に要求情報が
有り、かつ強制着信が許可されているか否かを確認す
る。要求情報が無かったり、あるいは強制着信が禁止さ
れていることを確認したならば、主制御部13はステッ
プST37に移行して応答キー8aが押下されるのを待
ち受ける。
【0056】応答キー8aが押下されたことをステップ
ST37にて確認した場合、主制御部13はステップS
T41において、ユーザ設定に応じた通話モードを通話
制御部3に設定する。通話モードとしては、ハンドセッ
トモードとハンズフリーモードとが有る。ハンドセット
モードが設定された場合、通話制御部3は受話音声をレ
シーバ5から出力させる。これにより、ユーザがレシー
バ5に耳を近接させた状態で、ユーザのみが受話音声を
聞きながらの通話が行える。ハンズフリーモードが設定
された場合、通話制御部3は受話音声をスピーカ4から
拡声出力させる。これにより、ユーザは携帯電話端末を
持たない状態での通話が行える。これらのモードのいず
れを有効とするかはユーザにより任意に設定される。
【0057】主制御部13はステップST42におい
て、着信に対する応答処理を行う。
【0058】このように、SETUP message中に要求情報
が無い場合、要求情報が有っても強制着信が禁止されて
いる場合、あるいは通常発信がなされていてSETUP mess
age中のパスワードがパスワード記憶領域9bに記憶さ
れているパスワードと一致しない場合には、主制御部1
3はユーザにより応答キー8aが押下されるのを待ち、
応答キー8aが押下されたことに応じて着信応答を行
う。
【0059】これに対して、両パスワードが一致すると
ステップST35で確認した場合、あるいは強制着信が
許可されているとステップST40で確認した場合、主
制御部13はステップST43において、ユーザ設定に
拘わらずにハンズフリーモードを通話制御部3に設定す
る。そして主制御部13は、応答キー8aの押下を待つ
ことなく、ステップST42にて応答処理を行う。
【0060】応答処理を行ったこと応じて発信端末との
間に通信リンクが形成され、通話状態となる。このよう
な通話状態にて、主制御部13はステップST44にお
いて、終話キーが押下されるのを待ち受ける。そして終
話キーが押下されたことを確認したならば、主制御部1
3はステップST45において、終話処理を行う。終話
処理が完了したならば、主制御部13は着信処理を終了
する。
【0061】以上のように第1実施形態によれば、この
実施形態の携帯通信端末どうしでの通話を行おうとする
場合、発信側でSETUP message中に要求情報を付加して
発信を行うことにより、着信側にてユーザによる応答指
定を待たずに自動的に応答させることができる。この結
果、着信側のユーザが応答指定を行うことができない状
況であっても、通話を開始することが可能となる。
【0062】また、発信側の強制着信要求に応じての応
答を行うことにより開始される通話状態では、ハンズフ
リーモードが自動的に設定される。従って、着信側のユ
ーザが携帯電話端末を持つことも困難な状況にあったと
しても、通話を行うことが可能となる。
【0063】また、強制着信の許可/禁止をユーザが任
意に設定できる。そしてこの実施形態の携帯電話端末
は、強制着信が禁止されているときには、強制着信が要
求されても自動的な応答は行わない。このため、着信側
のユーザが強制着信を受けたくない状況にある場合に
は、強制着信を禁止に設定しておくことで、強制着信を
拒否することが可能である。
【0064】また、強制着信の許可/禁止の設定は、切
替キー8bの押下により受け付ける。従って、ユーザは
非常に簡易な操作により強制着信の許可/禁止の設定を
行うことができる。
【0065】また、通常発信での強制着信要求の場合、
発信側のユーザにパスワードを指定させ、これをSETUP
messageに付加して着信側の端末に通知する。着信側の
端末では、通知されたパスワードとパスワード記憶領域
9bに記憶されているパスワードとが一致する場合にの
み強制着信要求に対する自動応答を行う。従って、着信
側の端末のユーザが定めたパスワードを知っている発信
者からの強制着信のみを受けるようにすることができ、
いたずらや間違いによる強制着信が行われてしまうこと
を防止することができる。
【0066】また、緊急発信での強制着信要求の場合に
はパスワードの比較を行わないので、緊急な状況で発信
者がパスワードを指定する手間を省くことができる。こ
の結果、緊急発信を速やかに行うことが可能となる。
【0067】また、電話帳領域9aに記憶された電話番
号のそれぞれに対して強制着信要求を行うか否かを登録
しておくことができる。そして強制着信要求を行うこと
が登録された電話番号が電話帳領域9aより発信先とし
て選択された場合、自動的に強制着信要求を行う。従っ
て、定常的に強制着信をさせたい相手が居る場合、ユー
ザは発信のたびに強制着信要求の実行を指定する必要が
なく、ユーザの負担が軽減される。
【0068】また、緊急発信が指定された場合には、強
制着信要求を自動的に行う。従って、緊急時には着信側
の応答指定を待たずに通話状態を形成することが可能と
なり、緊急連絡を速やかに行うことが可能となる。しか
も、発信側のユーザは緊急発信の指定と強制着信要求の
実行の指定との双方を行う必要が無いから、緊急発信の
ための操作が簡易となり、緊急発信を速やかに行うこと
ができる。
【0069】(第2の実施形態)図7は本発明の第2実
施形態に係る携帯電話端末のブロック図である。なお、
図7において図1と同一部分には同一符号を付し、その
詳細な説明は省略する。
【0070】図7に示すように第2実施形態の携帯電話
端末は、アンテナ1、無線部2、通話制御部3、スピー
カ4、レシーバ5、マイクロホン6、外部入出力部7、
キーユニット8、記憶部9、カメラ10、液晶表示器
(LCD)11、画像処理部12および主制御部14を
有している。
【0071】すなわち第2実施形態の携帯電話端末は、
前述の第1実施形態の携帯電話端末における主制御部1
3に代えて主制御部14を備えたものである。
【0072】主制御部14は、例えばプロセッサを主体
としてなり、ソフトウェア処理により各部の制御処理を
行うことで、携帯電話端末としての動作を実現する。ま
た主制御部14はソフトウェア処理を実行することで、
例えば音声通話機能などのような携帯電話端末における
周知の一般的な機能を実現するための制御手段としての
他に、発信モード登録手段13a、発信モード受付手段
13b、パスワード受付手段13c、強制着信要求手段
13d、切替手段13e、比較手段13f、着信種別判
定手段13g、応答手段13h、通話モード受付手段1
4aおよびモード設定手段14bとして動作する。
【0073】すなわち、主制御部14は、第1実施形態
の主制御部13におけるモード設定手段13iに代えて
モード設定手段14bとして動作する。また主制御部1
4は、通話モード受付手段14aとして動作する機能が
追加されている。
【0074】通話モード受付手段14aは、強制着信要
求を伴う着信に対して応答手段13hが応答することに
より開始される通話状態で使用する通話モードのユーザ
指定を受け付ける。
【0075】モード設定手段14bは、強制着信要求を
伴う着信に対して応答手段13hが応答処理を行うこと
で開始される通信状態においては、通話モードを通話モ
ード受付手段14aにより受け付けられているモードに
設定する。
【0076】次に以上のように構成された携帯電話端末
の動作につき説明する。なお、第2実施形態の携帯通信
端末の動作は基本的には第1実施形態の携帯電話端末に
準じている。そこでここでは、第1実施形態と異なる動
作のみを説明する。
【0077】まず、主制御部14は、任意のタイミング
でユーザによりなされる指定に基づいて強制着信時用の
通話モードをハンドセットモードおよびハンズフリーモ
ードのいずれかに設定しておく。
【0078】さて、着信が発生した場合には、主制御部
14は図8に示すような着信処理を実行する。なお、図
8において図6と同一のステップには同一の符号を付
し、その詳細な説明は省略する。
【0079】この第2実施形態における着信処理が第1
実施形態における着信処理と異なるのは、強制着信要求
に対して自動応答する際の通話モードの設定処理にあ
る。すなわち、両パスワードが一致するとステップST
35で確認した場合、あるいは強制着信が許可されてい
るとステップST40で確認した場合、主制御部13は
ステップST51において、ハンドセットモードおよび
ハンズフリーモードのうちで強制着信時用としてユーザ
設定されているモードを通話制御部3に設定する。そし
て主制御部13は、処理をステップST42に移行す
る。
【0080】このように第2実施形態によれば、発信側
の強制着信要求に応じての応答を行うことにより開始さ
れる通話状態で使用される通話モードは、着信側のユー
ザが任意に定めることが可能となる。これにより、個々
のユーザの使用状況に合わせた柔軟な運用が可能とな
る。
【0081】(第3の実施形態)図9は本発明の第3実
施形態に係る携帯電話端末のブロック図である。なお、
図9において図1と同一部分には同一符号を付し、その
詳細な説明は省略する。
【0082】図9に示すように第3実施形態の携帯電話
端末は、アンテナ1、無線部2、通話制御部3、スピー
カ4、レシーバ5、マイクロホン6、外部入出力部7、
キーユニット8、記憶部9、カメラ10、液晶表示器
(LCD)11、画像処理部12および主制御部15を
有している。
【0083】すなわち第3実施形態の携帯電話端末は、
前述の第1実施形態の携帯電話端末における主制御部1
3に代えて主制御部15を備えたものである。
【0084】主制御部15は、例えばプロセッサを主体
としてなり、ソフトウェア処理により各部の制御処理を
行うことで、携帯電話端末としての動作を実現する。ま
た主制御部15はソフトウェア処理を実行することで、
例えば音声通話機能などのような携帯電話端末における
周知の一般的な機能を実現するための制御手段としての
他に、発信モード登録手段13a、発信モード受付手段
13b、パスワード受付手段13c、切替手段13e、
比較手段13f、着信種別判定手段13g、応答手段1
3h、相手モード受付手段15a、強制着信要求手段1
5b、通話モード判定手段15cおよびモード設定手段
15dとして動作する。
【0085】すなわち、主制御部15は、第1実施形態
の主制御部13における強制着信要求手段13dに代え
て強制着信要求手段15bとして動作する。主制御部1
5は、第1実施形態の主制御部13におけるモード設定
手段13iに代えてモード設定手段15dとして動作す
る。また主制御部14は、相手モード受付手段15aお
よび通話モード判定手段15cとして動作する機能が追
加されている。
【0086】相手モード受付手段15aは、強制着信要
求を伴う発信を行う際に、発信先の端末で使用させる通
話モードに関するユーザ指定を受け付ける。
【0087】強制着信要求手段15bは、強制着信要求
の実行が要求されたことに応じ、要求情報と、ユーザに
より指定された通話モードを示す通話モード情報の送信
を行う。
【0088】通話モード判定手段15cは、強制着信要
求を伴う着信の際に、通話モード情報に基づいて発信元
が指定する通話モードを判定する。
【0089】モード設定手段15dは、強制着信要求を
伴う着信に対して応答手段13hが応答処理を行うこと
で開始される通信状態においては、通話モードを通話モ
ード判定手段15cにより判定されたモードに設定す
る。
【0090】次に以上のように構成された携帯電話端末
の動作につき説明する。なお、第3実施形態の携帯通信
端末の動作は基本的には前述の第1実施形態の携帯電話
端末に準じている。そこでここでは、第1実施形態と異
なる動作のみを説明する。
【0091】ユーザにより通常発信が指定されたなら
ば、主制御部15は図10に示すような通常発信処理を
実行する。なお、図10において図4と同一のステップ
には同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。ま
たステップST1〜ステップST8は図示を省略してい
る。
【0092】ステップST10にてパスワード指定を受
け付けたのちに、主制御部15はステップST61にお
いて、発信先の端末での通話モードに関するユーザ指定
を受け付ける。続いて主制御部13はステップST62
において、ステップST1で指定された発信先への発信
を行う。このとき主制御部15は、SETUP messageに要
求情報およびパスワードの他に、ステップST61で指
定された通話モードを示す通話モード情報を付加する。
そしてステップST62での発信が完了したならば、主
制御部15は処理をステップST13に移行する。
【0093】ところで、ユーザにより緊急発信が指定さ
れたならば、主制御部15は図11に示すような緊急発
信処理を実行する。なお、図11において図5と同一の
ステップには同一の符号を付し、その詳細な説明は省略
する。
【0094】発信キーが押下されたことをステップST
22にて確認したならば、主制御部15はステップST
71において、発信先の端末での通話モードに関するユ
ーザ指定を受け付ける。続いて主制御部15はステップ
ST72において、ステップST21で指定された発信
先への発信を行う。このとき主制御部15は、SETUPmes
sageには緊急発信情報および要求情報の他に、ステップ
ST71で指定された通話モードを示す通話モード情報
を付加する。そしてステップST72での発信が完了し
たならば、主制御部15は処理をステップST24に移
行する。
【0095】さて、着信が発生した場合には、主制御部
15は図12に示すような着信処理を実行する。なお、
図12において図6と同一のステップには同一の符号を
付し、その詳細な説明は省略する。
【0096】この第3実施形態における着信処理が前述
の第1実施形態における着信処理と異なるのは、強制着
信要求に対して自動応答する際の通話モードの設定処理
にある。すなわち、両パスワードが一致するとステップ
ST35で確認した場合、あるいは強制着信が許可され
ているとステップST40で確認した場合、主制御部1
5はステップST81において、SETUP message中の通
話モード情報により通知される通話モードを判定する。
そして主制御部15はステップST82において、ステ
ップST81で判定した通話モードを通話制御部3に設
定する。そして主制御部15は、処理をステップST4
2に移行する。
【0097】このように第3実施形態によれば、発信側
の強制着信要求に応じての応答を行うことにより開始さ
れる通話状態で使用される通話モードは、発信側のユー
ザが任意に定めることが可能となる。これにより、発信
側が発信を行う事情に応じて相手の通話モードを選択す
ることが可能となり、柔軟な運用が可能となる。
【0098】(第4の実施形態)図13は本発明の第4
実施形態に係る携帯電話端末のブロック図である。な
お、図13において図1と同一部分には同一符号を付
し、その詳細な説明は省略する。
【0099】図13に示すように第4実施形態の携帯電
話端末は、アンテナ1、無線部2、通話制御部3、スピ
ーカ4、レシーバ5、マイクロホン6、外部入出力部
7、キーユニット8、カメラ10、液晶表示器(LC
D)11、画像処理部12、記憶部16および主制御部
17を有している。
【0100】すなわち第4実施形態の携帯電話端末は、
前述の第1実施形態の携帯電話端末における記憶部9お
よび主制御部13に代えて記憶部16および主制御部1
7を備えたものである。
【0101】記憶部16は、例えばフラッシュメモリな
どを用いてなる。記憶部16は、各種の設定情報、各種
の受信データ、あるいは本装置で作成された各種の送信
データなど、さまざまなデータを記憶する。記憶部16
の記憶領域の一部は、電話帳領域16aとして使用され
る。図14に示すように、電話帳領域16aは、発信の
際に用いるために複数の電話番号を記憶する。また電話
帳領域16aは、強制着信要求がON設定されているこ
とを各電話番号に対応付けて登録しておくことができ
る。さらに電話帳領域16aは、強制着信の許可/禁止
を各電話番号に対応付けて登録しておくことができる。
【0102】主制御部17は、例えばプロセッサを主体
としてなり、ソフトウェア処理により各部の制御処理を
行うことで、携帯電話端末としての動作を実現する。ま
た主制御部17はソフトウェア処理を実行することで、
例えば音声通話機能などのような携帯電話端末における
周知の一般的な機能を実現するための制御手段としての
他に、発信モード登録手段13a、発信モード受付手段
13b、切替手段13e、着信種別判定手段13g、応
答手段13h、モード設定手段13i、強制着信要求手
段17a、比較手段17bおよび許可/禁止登録手段1
7cとして動作する。
【0103】すなわち、主制御部17は、第1実施形態
の主制御部13におけるパスワード受付手段13cが省
かれている。また主制御部17は、第1実施形態の主制
御部13における強制着信要求手段13dに代えて強制
着信要求手段17aとして動作する。主制御部17は、
第1実施形態の主制御部13における比較手段13fに
代えて比較手段17bとして動作する。また主制御部1
4は、許可/禁止登録手段17cとして動作する機能が
追加されている。
【0104】強制着信要求手段17aは、強制着信要求
の実行が要求されたことに応じ、要求情報の送信を行
う。強制着信要求手段13dと異なるのは、要求情報と
ともにパスワードを送信する機能を持たないことであ
る。
【0105】比較手段17bは、強制着信要求がなされ
た際に、発番号通知機能により通知される電話番号と電
話帳領域16aに記憶されている電話番号とを比較す
る。
【0106】そして許可/禁止登録手段17cは、電話
帳領域16aに記憶されている電話番号のそれぞれに関
しての強制着信の許可/禁止のユーザ指定を受け付け、
それを電話帳領域16aに登録する。
【0107】次に以上のように構成された携帯電話端末
の動作につき説明する。なお、第4実施形態の携帯通信
端末の動作は基本的には前述の第1実施形態の携帯電話
端末に準じている。そこでここでは、第1実施形態と異
なる動作のみを説明する。
【0108】ユーザにより通常発信が指定されたなら
ば、主制御部17は図15に示すような通常発信処理を
実行する。なお、図15において図4と同一のステップ
には同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。ま
たステップST1〜ステップST8は図示を省略してい
る。
【0109】要求フラグがONであることをステップS
T9にて確認したならば、主制御部13はステップST
91において、ステップST1で指定された発信先への
発信を行う。このとき主制御部17は、SETUP message
には要求情報を付加する。主制御部17は、ユーザによ
るパスワード指定は受け付けない。従って主制御部17
は、SETUP messageへのパスワードの付加も行わない。
そしてステップST91での発信が完了したならば、主
制御部17は処理をステップST13に移行する。
【0110】さて、着信が発生した場合には、主制御部
17は図16に示すような着信処理を実行する。なお、
図16において図6と同一のステップには同一の符号を
付し、その詳細な説明は省略する。
【0111】この第4実施形態における着信処理が前述
の第1実施形態における着信処理と異なるのは、強制着
信要求を伴う通常着信の際に強制着信を行うか否かの判
定処理にある。
【0112】要求情報が有ることをステップST32に
て確認した場合、主制御部17はステップST101に
おいて、発番号通知機能により通知されてくる電話番号
(以下、発信元番号と称する)を電話帳領域16aに記
憶されている電話番号と比較する。そして主制御部17
はステップST102において、発信元番号と電話帳領
域16aに記憶されているいずれかの電話番号とが一致
したか否かを確認する。一致したことを確認した場合
に、主制御部17はステップST103において、発信
元番号に関して強制着信の許可が登録されているか否か
を確認する。
【0113】強制着信の許可が登録されていることを確
認したならば、主制御部17は処理をステップST43
に移行する。発信元番号が電話帳領域16aに記憶され
ているいずれの電話番号とも一致しないことをステップ
ST102にて確認した場合、あるいは発信元番号に関
して強制着信の禁止が登録されていることをステップS
T103にて確認した場合、主制御部17は処理をステ
ップST36に移行する。
【0114】一方、要求情報が有ることをステップST
39にて確認した場合、主制御部17はステップST1
04において、発信元番号を電話帳領域16aに記憶さ
れている電話番号と比較する。そして主制御部17はス
テップST105において、発信元番号と電話帳領域1
6aに記憶されているいずれかの電話番号とが一致した
か否かを確認する。一致したことを確認した場合に、主
制御部17はステップST106において、発信元番号
に関して強制着信の許可が登録されているか否かを確認
する。
【0115】強制着信の許可が登録されていることを確
認したならば、主制御部17は処理をステップST43
に移行する。発信元番号が電話帳領域16aに記憶され
ているいずれの電話番号とも一致しないことをステップ
ST105にて確認した場合、あるいは発信元番号に関
して強制着信の禁止が登録されていることをステップS
T106にて確認した場合、主制御部17は処理をステ
ップST36に移行する。
【0116】このように第4実施形態によれば、電話帳
領域16aに記憶されていて、しかも電話帳領域16a
にて強制着信の許可が登録されている電話番号が発番号
通知機能により通知された着信の際にのみ強制着信要求
に対する自動応答が行われる。すなわち第4実施形態
は、第1実施形態におけるパスワードとして発信側端末
の電話番号を使用するのである。従って、ユーザは、強
制着信要求を伴う発信の際にパスワードを入力する必要
が無くなり、操作が簡易となる。またユーザは、強制着
信を受けるためのパスワードの設定と、その設定したパ
スワードの他者への通知とを行う必要が無くなり、ユー
ザの負担が軽減される。
【0117】また、強制着信を許可する電話番号の記憶
を電話帳領域16aを流用して行う。このため、強制着
信を許可する電話番号を記憶するための記憶領域を別途
確保する必要が無い。一般に強制着信を許可する相手は
親しい人であり、電話帳登録される人であることが予測
される。このような使用状況であれば、強制着信を許可
する電話番号の登録を別途行う必要が無くなるから、ユ
ーザの負担が軽減される。また、同一の電話番号を重複
して記憶しておく必要が無くなるので、記憶部16の記
憶領域の有効利用が可能となる。
【0118】また、電話帳領域16aに強制着信の許可
が登録された電話番号の相手からの強制着信のみを受け
付けるようにしている。これにより、電話帳領域16a
には強制着信を許可しない相手の電話番号も登録してお
くことが可能である。すなわち、「発信対象とはなる
が、強制着信は受け付けない」といった相手の電話番号
も電話帳領域16aに登録しておくことが可能であり、
電話帳領域16aへの柔軟な電話番号登録が可能とな
る。
【0119】(第5の実施形態)図17は本発明の第5
実施形態に係る携帯電話端末のブロック図である。な
お、図17において図1と同一部分には同一符号を付
し、その詳細な説明は省略する。
【0120】図17に示すように第5実施形態の携帯電
話端末は、アンテナ1、無線部2、通話制御部3、スピ
ーカ4、レシーバ5、マイクロホン6、外部入出力部
7、キーユニット8、記憶部9、カメラ10、液晶表示
器(LCD)11、画像処理部12、GPSユニット2
0および主制御部21を有している。
【0121】すなわち第2実施形態の携帯電話端末は、
前述の第1実施形態の携帯電話端末における主制御部1
3に代えて主制御部21を備えるとともに、GPSユニ
ット20を新たに設けたものである。
【0122】GPSユニット20は、GPS衛星から送
られてくる信号に基づいて、本携帯電話端末の現在位置
を判定する。GPSユニット20は、判定した現在位置
を示す位置情報を主制御部21へと与える。
【0123】主制御部21は、例えばプロセッサを主体
としてなり、ソフトウェア処理により各部の制御処理を
行うことで、携帯電話端末としての動作を実現する。ま
た主制御部21はソフトウェア処理を実行することで、
例えば音声通話機能などのような携帯電話端末における
周知の一般的な機能を実現するための制御手段としての
他に、発信モード登録手段13a、発信モード受付手段
13b、パスワード受付手段13c、強制着信要求手段
13d、切替手段13e、比較手段13f、着信種別判
定手段13g、応答手段13h、モード設定手段13i
および位置情報送信手段21aとして動作する。
【0124】すなわち、主制御部21は、第1実施形態
の主制御部13に位置情報送信手段21aとして動作す
る機能が追加されている。
【0125】位置情報送信手段21aは、緊急発信や緊
急着信に応じて通信リンクが成立した際に、この通信リ
ンクへと位置情報を送信する。
【0126】次に以上のように構成された携帯電話端末
の動作につき説明する。なお、第5実施形態の携帯通信
端末の動作は基本的には第1実施形態の携帯電話端末に
準じている。そこでここでは、第1実施形態と異なる動
作のみを説明する。
【0127】ユーザにより緊急発信が指定されたなら
ば、主制御部21は図18に示すような緊急発信処理を
実行する。なお、図18において図5と同一のステップ
には同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
【0128】発信をステップST23にて行ったのち、
主制御部21はステップST111において、通信リン
クが成立するのを待ち受ける。通信リンクが成立したこ
とを確認したならば、主制御部21はステップST11
2において、GPSユニット20から位置情報を取得
し、この位置情報を通信リンクへと送信する。こののち
に主制御部21は、処理をステップST24に移行す
る。
【0129】さて、着信が発生した場合には、主制御部
21は図19に示すような着信処理を実行する。なお、
図19において図6と同一のステップには同一の符号を
付し、その詳細な説明は省略する。またステップST3
1〜ステップST41およびステップST43は図示を
省略している。
【0130】応答処理をステップST42にて行ったの
ち、主制御部21はステップST121において、今回
の着信が緊急着信であったのか否かを確認する。緊急着
信であることを確認したならば、主制御部21はステッ
プST122において、GPSユニット20から位置情
報を取得し、この位置情報をステップST42にて応答
処理を行ったことに応じて成立する通信リンクへと送信
する。こののちに主制御部21は、処理をステップST
24に移行する。今回の着信が緊急着信では無いことを
ステップST121にて確認したならば、主制御部21
はステップST122を行うことなしにステップST4
4に処理を移行する。
【0131】このように第5実施形態によれば、緊急発
信が指定された場合には、強制着信要求が自動的に行わ
れ、着信側では自動応答がなされて通信リンクが速やか
に形成される。そして通信リンクが形成されたならば、
その通信リンクへと発信側および着信側の端末がそれぞ
れ、自己の現在位置を示す位置情報を送信する。従っ
て、ユーザは送られてくる位置情報に基づいて相手の居
場所を即座に知ることが可能である。
【0132】なお、本発明は前記各実施形態に限定され
るものではない。例えば強制着信の要求情報は、発信端
末の指示に応じて通信網が着信端末へと送信することと
しても良い。
【0133】また、緊急発信の場合にもパスワード照合
を行うようにしても良い。
【0134】また本発明は、携帯電話端末とは異なる種
類の通信端末にも適用が可能である。
【0135】また、強制着信の許可/禁止の切り替えの
指定は、メニュー操作により受け付けるようにしても良
い。このとき、操作メニューが階層構造をなすならば、
強制着信の許可/禁止の切り替えの指定を受け付けるメ
ニューはできるだけ上位の階層におくことが望ましい。
【0136】また前記第4実施形態では、電話帳領域1
6aに記憶された全ての電話番号を強制着信を許可する
対象としても良い。あるいは、強制着信を許可する電話
番号を電話帳領域16aとは別の記憶領域に登録するこ
ととしても良い。
【0137】また前記第5実施形態では、通常発信や通
常着信の時に位置情報の送信を行うこととしても良い。
【0138】また前記第5実施形態では、発信側および
着信側のいずれか一方のみで位置情報の送信を行うこと
としても良い。
【0139】このほか、本発明の要旨を逸脱しない範囲
で種々の変形実施が可能である。
【0140】
【発明の効果】本発明によれば、発信側の通信端末にて
ユーザが強制着信を指定した場合には、発信側の通信端
末は強制着信を指定する発信情報を送信する。着信側の
通信端末は、着信時に到来した着信情報により強制着信
が指定されているか否かを判定する。着信側の通信端末
は、強制着信が指定されていない場合には第1受付手段
により応答処理の実行のユーザ指定が受け付けられるの
を待って応答処理を実行するが、強制着信が指定されて
いる場合には応答処理の実行のユーザ指定を待たずに応
答処理を実行する。従って、発信側からの指定により、
着信側のユーザの操作を介することなく通信リンクを形
成させることが可能となり、この結果、着信側のユーザ
が応答指示のための操作を行うことができない状況であ
っても通信を開始することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態に係る携帯電話端末のブロック
図。
【図2】第1実施形態に係る携帯電話端末の外観を示す
図。
【図3】図1中の電話帳領域9aの構成を模式的に示す
図。
【図4】第1実施形態における通常発信処理のフローチ
ャート。
【図5】第1実施形態における緊急発信処理のフローチ
ャート。
【図6】第1実施形態における着信処理のフローチャー
ト。
【図7】第2実施形態に係る携帯電話端末のブロック
図。
【図8】第2実施形態における着信処理のフローチャー
ト。
【図9】第3実施形態に係る携帯電話端末のブロック
図。
【図10】第3実施形態における通常発信処理のフロー
チャート。
【図11】第3実施形態における緊急発信処理のフロー
チャート。
【図12】第3実施形態における着信処理のフローチャ
ート。
【図13】第4実施形態に係る携帯電話端末のブロック
図。
【図14】図13中の電話帳領域16aの構成を模式的
に示す図。
【図15】第4実施形態における通常発信処理のフロー
チャート。
【図16】第4実施形態における着信処理のフローチャ
ート。
【図17】第5実施形態に係る携帯電話端末のブロック
図。
【図18】第5実施形態における緊急発信処理のフロー
チャート。
【図19】第5実施形態における着信処理のフローチャ
ート。
【符号の説明】
1…アンテナ 2…無線部 3…通話制御部 4…スピーカ 5…レシーバ 6…マイクロホン 7…外部入出力部 8…キーユニット 8a…応答キー 8b…切替キー 9,16…記憶部 9a,16a…電話帳領域 9b…パスワード記憶手段 10…カメラ 11…液晶表示器(LCD) 12…画像処理部 13,14,15,17,21…主制御部 13a…発信モード登録手段 13b…発信モード受付手段 13c…パスワード受付手段 13d,15b,17a…強制着信要求手段 13e…切替手段 13f,17b…比較手段 13g…着信種別判定手段 13h…応答手段 13i,14b,15d…モード設定手段 14a…通話モード受付手段 15a…相手モード受付手段 15c…通話モード判定手段 17c…禁止登録手段 21a…位置情報送信手段 20…GPSユニット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04B 7/26 106A Fターム(参考) 5K027 AA06 AA11 HH03 5K067 AA21 BB03 BB04 DD13 DD16 DD17 DD20 DD23 DD24 EE02 EE10 FF02 FF38 GG11 HH11 HH22 KK15

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 着信に対する所定の応答処理を行うこと
    により、発信を行った端末との間の通信リンクが形成さ
    れる通信端末において、 前記応答処理の実行のユーザ指定を受け付ける第1受付
    手段と、 到来した着信情報により強制着信が指定されているか否
    かを判定する第1判定手段と、 この第1判定手段により強制着信が指定されていないと
    判定された場合には前記第1受付手段により前記ユーザ
    指定が受け付けられたことに応じて前記応答処理を実行
    し、また前記第1判定手段により強制着信が指定されて
    いると判定された場合には前記第1受付手段により前記
    ユーザ指定が受け付けられるのを待たずに前記応答処理
    を実行する応答手段とを具備した通信端末。
  2. 【請求項2】 前記応答手段が前記ユーザ指定が受け付
    けられるのを待たずに前記応答処理を実行した後の通話
    モードをハンズフリーモードに設定するモード設定手段
    を備えた請求項1に記載の通信端末。
  3. 【請求項3】 通話モードとしてハンドセットモードお
    よびハンズフリーモードを有した通信端末であって、 前記ハンドセットモードおよび前記ハンズフリーモード
    のいずれを有効とするかのユーザ指定を受け付ける第2
    受付手段と、 前記応答手段が前記ユーザ指定が受け付けられるのを待
    たずに前記応答処理を実行した後の通話モードを、前記
    第2受付手段により受け付けられたユーザ指定で有効と
    されているモードに設定するモード設定手段とを具備し
    た請求項1に記載の通信端末。
  4. 【請求項4】 通話モードとしてハンドセットモードお
    よびハンズフリーモードを有した通信端末であって、 着信情報により前記ハンドセットモードおよび前記ハン
    ズフリーモードのいずれを有効とすると指定されている
    かを判定する第2判定手段と、 前記応答手段が前記ユーザ指定が受け付けられるのを待
    たずに前記応答処理を実行した後の通話モードを、前記
    第2判定手段により判定されたモードに設定するモード
    設定手段とを具備した請求項1に記載の通信端末。
  5. 【請求項5】 強制着信を禁止するか否かのユーザ指定
    を受け付ける第3受付手段を備え、 かつ前記応答手段は、前記第3受付手段により受け付け
    られたユーザ指定により強制着信が禁止されている場合
    には、前記第1判定手段により強制着信が指定されてい
    ると判定された場合にも前記第1受付手段により前記ユ
    ーザ指定が受け付けられたことに応じて前記応答処理を
    実行する請求項1に記載の通信端末。
  6. 【請求項6】 前記第3受付手段は、 キースイッチと、 このキースイッチの操作に応じて強制着信の許可/禁止
    を切り替える切替手段とを具備する請求項5に記載の通
    信端末。
  7. 【請求項7】 ユーザにより指定されたパスワードを記
    憶するパスワード記憶手段と、 前記着信情報に示される所定情報と前記パスワード記憶
    手段に記憶されているパスワードとを比較する比較手段
    とを具備し、 かつ前記応答手段は、前記比較手段により不一致と判定
    されているときには、前記第1判定手段により強制着信
    が指定されていると判定された場合にも前記第1受付手
    段により前記ユーザ指定が受け付けられたことに応じて
    前記応答処理を実行する請求項1に記載の通信端末。
  8. 【請求項8】 前記比較手段でパスワードと比較する所
    定情報は、発番号通知情報である請求項7に記載の通信
    端末。
  9. 【請求項9】 複数の電話番号を記憶する電話番号記憶
    手段を備えた通信端末であって、 かつ前記電話番号記憶手段を前記パスワード記憶手段と
    して使用し、 かつ前記比較手段は、前記電話番号記憶手段に記憶され
    ている電話番号をパスワードとして使用する請求項8に
    記載の通信端末。
  10. 【請求項10】 前記電話番号記憶手段に記憶された電
    話番号のそれぞれについて強制着信を許可するか否かの
    ユーザ指定を受け付ける第4受付手段を備え、 かつ前記比較手段は、前記電話番号記憶手段に記憶され
    た電話番号のうちで前記第4受付手段により受け付けら
    れたユーザ指定により強制着信が許可されている電話番
    号のみを前記パスワードとして使用する請求項9に記載
    の通信端末。
  11. 【請求項11】 現在位置を検出する位置検出手段と、 前記第1受付手段により前記ユーザ指定が受け付けられ
    るのを待たずに前記応答手段により前記応答処理が実行
    された場合に、前記位置検出手段により検出された現在
    位置を示す位置情報を前記応答処理により形成された通
    信リンクへと送信する位置情報送信手段とを具備した請
    求項1に記載の通信端末。
  12. 【請求項12】 緊急着信を受けた場合には通常着信動
    作とは異なる緊急着信動作を行う機能を有した通信端末
    であって、 前記位置情報送信手段は、強制着信を指定しての緊急着
    信の時にのみ前記位置情報を送信する請求項11に記載
    の通信端末。
  13. 【請求項13】 発信に対して発信先の端末が所定の応
    答処理を行うことにより、前記発信先の端末との間の通
    信リンクが形成される通信端末において、 強制着信を要求する発信を行うか否かのユーザ指定を受
    け付ける第5受付手段と、 この第5受付手段により受け付けられたユーザ指定が強
    制着信を要求する発信を行うことを示す場合に、強制着
    信を指定する発信情報の送信を発信のために行う強制着
    信要求手段とを具備した通信端末。
  14. 【請求項14】 発信先の端末の通話モードをハンドセ
    ットモードおよびハンズフリーモードのいずれとするか
    のユーザ指定を受け付ける第6受付手段を備え、 かつ前記強制着信要求手段は、強制着信を指定する発信
    情報には前記第6受付手段により受け付けられたユーザ
    指定が示すモードも示す請求項13に記載の通信端末。
  15. 【請求項15】 ユーザによるパスワードの指定を受け
    付ける第7受付手段を備え、 かつ前記強制着信要求手段は、強制着信を指定する発信
    情報には前記第7受付手段により受け付けられたユーザ
    指定が示すパスワードも示す請求項13に記載の通信端
    末。
  16. 【請求項16】 複数の電話番号を記憶する電話番号記
    憶手段を備えた通信端末であって、 前記電話番号記憶手段に記憶された電話番号のそれぞれ
    について強制着信を要求する発信を行うか否かのユーザ
    指定を受け付ける第8受付手段を備え、 かつ前記第5受付手段は、前記第8受付手段により受け
    付けられたユーザ指定が強制着信を要求する発信を指定
    する電話番号を発信先として指定するユーザ指定を強制
    着信を要求する発信を行うことのユーザ指定として受け
    付ける請求項13に記載の通信端末。
  17. 【請求項17】 発信先の端末に通常着信動作とは異な
    る緊急着信動作を行わせるための緊急発信を行う機能を
    有した通信端末であって、 前記強制着信要求手段は、前記緊急発信が行われる場合
    には強制着信を指定する発信情報の送信を発信のために
    行う請求項13に記載の通信端末。
  18. 【請求項18】 現在位置を検出する位置検出手段と、 前記強制着信要求手段により強制着信を指定する発信情
    報の送信が発信のために行われた場合に、前記位置検出
    手段により検出された現在位置を示す位置情報を前記発
    信に応じて形成された通信リンクへと送信する位置情報
    送信手段とを具備した請求項13に記載の通信端末。
  19. 【請求項19】 発信先の端末に通常着信動作とは異な
    る緊急着信動作を行わせるための緊急発信を行う機能を
    有した通信端末であって、 前記位置情報送信手段は、強制着信を指定する発信情報
    の送信を伴って緊急発信が行われた場合にのみ、その発
    信に応じて形成された通信リンクへと前記位置情報を送
    信する請求項18に記載の通信端末。
JP2002007747A 2002-01-16 2002-01-16 通信端末 Pending JP2003209885A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002007747A JP2003209885A (ja) 2002-01-16 2002-01-16 通信端末

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002007747A JP2003209885A (ja) 2002-01-16 2002-01-16 通信端末

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003209885A true JP2003209885A (ja) 2003-07-25

Family

ID=27646187

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002007747A Pending JP2003209885A (ja) 2002-01-16 2002-01-16 通信端末

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003209885A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007505563A (ja) * 2003-09-08 2007-03-08 モトローラ・インコーポレイテッド プッシュ・トゥ・リッスン遠隔監視のための方法
JP2010530664A (ja) * 2007-06-08 2010-09-09 リサーチ イン モーション リミテッド 移動体通信装置を伴う切断緊急呼および他の通信の処理ならびに移動体通信装置の遠隔モニターの処理用の方法および装置
WO2011096061A1 (ja) * 2010-02-04 2011-08-11 ティーオーエー株式会社 通信システム、通信端末、交換機及び自動着信方法
JP2012523204A (ja) * 2009-04-06 2012-09-27 クアルコム,インコーポレイテッド ワイヤレス通信システム内の高優先度通信セッション
US8577404B2 (en) 2008-07-15 2013-11-05 Qualcomm Incorporated Prioritization of group communications at a wireless communication device
US8738058B2 (en) 2009-04-06 2014-05-27 Qualcomm Incorporated High-priority communications sessions within a wireless communications system
US8755831B2 (en) 2009-03-24 2014-06-17 QYALCOMM Incorporated Selectively allocating data channel resources to wireless communication devices within a wireless communications system
US9020111B2 (en) 2008-05-27 2015-04-28 Qualcomm Incorporated Setting up a communication session within a wireless communications system

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007505563A (ja) * 2003-09-08 2007-03-08 モトローラ・インコーポレイテッド プッシュ・トゥ・リッスン遠隔監視のための方法
JP2010530664A (ja) * 2007-06-08 2010-09-09 リサーチ イン モーション リミテッド 移動体通信装置を伴う切断緊急呼および他の通信の処理ならびに移動体通信装置の遠隔モニターの処理用の方法および装置
JP2013219784A (ja) * 2007-06-08 2013-10-24 Blackberry Ltd 移動体通信装置を伴う切断緊急呼および他の通信の処理ならびに移動体通信装置の遠隔モニターの処理用の方法および装置
US9020111B2 (en) 2008-05-27 2015-04-28 Qualcomm Incorporated Setting up a communication session within a wireless communications system
US8577404B2 (en) 2008-07-15 2013-11-05 Qualcomm Incorporated Prioritization of group communications at a wireless communication device
US9014741B2 (en) 2008-07-15 2015-04-21 Qualcomm Incorporated Prioritization of group communications at a wireless communication device
US9426632B2 (en) 2008-07-15 2016-08-23 Qualcomm Incorporated Prioritization of group communications at a wireless communication device
US8755831B2 (en) 2009-03-24 2014-06-17 QYALCOMM Incorporated Selectively allocating data channel resources to wireless communication devices within a wireless communications system
JP2012523204A (ja) * 2009-04-06 2012-09-27 クアルコム,インコーポレイテッド ワイヤレス通信システム内の高優先度通信セッション
US8738058B2 (en) 2009-04-06 2014-05-27 Qualcomm Incorporated High-priority communications sessions within a wireless communications system
WO2011096061A1 (ja) * 2010-02-04 2011-08-11 ティーオーエー株式会社 通信システム、通信端末、交換機及び自動着信方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8036363B2 (en) Communication terminal apparatus, communication method, and recording medium for establishing communications with a plurality of persons in a plurality of communication manners
US7421270B2 (en) Method of remotely changing operating characteristics of a communications device
CN101009733B (zh) 一种提供振铃音的方法、装置及终端
JP2003209885A (ja) 通信端末
JP4191016B2 (ja) 電話端末の通話モード切替方式
JP2000253455A (ja) 無線携帯端末
US20080305785A1 (en) Information processing apparatus
JP3763443B2 (ja) 複合情報装置、着信処理方法および記憶媒体
JPH11155051A (ja) ファクシミリ装置
JPH06232962A (ja) 移動通信端末装置
JP2003046676A (ja) テレビ電話機能付き電話機
JP2000059483A (ja) コードレス電話機
JP2001285448A (ja) 移動無線電話機および電話機
JP2003309876A (ja) 携帯通信機器
JP3214359B2 (ja) 携帯無線電話装置
JP3777779B2 (ja) 通信装置および記憶媒体
JP2004112820A (ja) 携帯テレビ電話端末
JP2009239445A (ja) 情報通信端末
JP2898085B2 (ja) 待時応答機能付電話交換システム
JP3475103B2 (ja) 電話機
JP2000324235A (ja) 移動無線端末装置
JP2748357B2 (ja) 有線接続機能付携帯電話機
JP2522578B2 (ja) オ―トダイヤル式網制御装置
JP4086513B2 (ja) 移動機
JP3246414B2 (ja) 携帯端末装置

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040406