JP2013219784A - 移動体通信装置を伴う切断緊急呼および他の通信の処理ならびに移動体通信装置の遠隔モニターの処理用の方法および装置 - Google Patents

移動体通信装置を伴う切断緊急呼および他の通信の処理ならびに移動体通信装置の遠隔モニターの処理用の方法および装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2013219784A
JP2013219784A JP2013103912A JP2013103912A JP2013219784A JP 2013219784 A JP2013219784 A JP 2013219784A JP 2013103912 A JP2013103912 A JP 2013103912A JP 2013103912 A JP2013103912 A JP 2013103912A JP 2013219784 A JP2013219784 A JP 2013219784A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
call
message
incoming call
mobile
mobile station
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2013103912A
Other languages
English (en)
Inventor
Wijayanathan Maiyuran
ウィジャヤナサン メイユラン
Naqvi Noushad
ナクヴィ ノーシャッド
W Weigle Ingo
ダブリュー. ウェイゲール インゴ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
BlackBerry Ltd
Original Assignee
BlackBerry Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from EP07109922.0A external-priority patent/EP2001253B1/en
Priority claimed from US11/760,120 external-priority patent/US7933581B2/en
Application filed by BlackBerry Ltd filed Critical BlackBerry Ltd
Publication of JP2013219784A publication Critical patent/JP2013219784A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W76/00Connection management
    • H04W76/50Connection management for emergency connections
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M1/00Substation equipment, e.g. for use by subscribers
    • H04M1/72Mobile telephones; Cordless telephones, i.e. devices for establishing wireless links to base stations without route selection
    • H04M1/724User interfaces specially adapted for cordless or mobile telephones
    • H04M1/72403User interfaces specially adapted for cordless or mobile telephones with means for local support of applications that increase the functionality
    • H04M1/72418User interfaces specially adapted for cordless or mobile telephones with means for local support of applications that increase the functionality for supporting emergency services
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W4/00Services specially adapted for wireless communication networks; Facilities therefor
    • H04W4/12Messaging; Mailboxes; Announcements
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W4/00Services specially adapted for wireless communication networks; Facilities therefor
    • H04W4/90Services for handling of emergency or hazardous situations, e.g. earthquake and tsunami warning systems [ETWS]
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W88/00Devices specially adapted for wireless communication networks, e.g. terminals, base stations or access point devices
    • H04W88/02Terminal devices
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W4/00Services specially adapted for wireless communication networks; Facilities therefor
    • H04W4/20Services signaling; Auxiliary data signalling, i.e. transmitting data via a non-traffic channel

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Business, Economics & Management (AREA)
  • Emergency Management (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Environmental & Geological Engineering (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)
  • Telephone Function (AREA)

Abstract

【課題】移動体通信装置を伴う切断緊急呼および他の通信の処理ならびに移動体通信装置の遠隔モニターの処理用の方法および装置の提供。
【解決手段】例示的な一例において、パブリックセーフティー応答ポイントエンティティを用いる緊急呼は、ワイヤレス通信ネットワークを介して、移動体通信装置によって確立される。緊急呼が切断される場合、移動体装置は、パブリックセーフティー応答ポイントエンティティからの、継続される緊急呼のための着信呼メッセージを受信するようにモニターする。そのような着信呼メッセージを受信することに応答して、移動体装置は、可聴のアラートを生成することを控え、そのユーザインタフェースを介していかなるマニュアル応答も検出することなく、パブリックセーフティー応答ポイントエンティティからの継続される緊急呼に自動的に応答する。
【選択図】図3

Description

本発明の開示は、一般に、ワイヤレス通信ネットワークにおいて動作する移動体通信装置を含む、切断された緊急呼および切断された他の通信の処理、ならびにそのような移動体通信装置の遠隔のモニターの処理に関する。
移動体通信装置について、技術は、連邦通信委員会(FCC)の要求によって、ワイヤレスサービスプロバイダーにより開発されており、緊急呼を伴う移動体装置の的確な位置を捜し出すために、連邦通信委員会は、Enhanced 911(E−911)におけるロケーション発見能力を高度化することを求められる。
FCCは、フェーズ単位でE−911を公開する。フェーズ0は、基本的な911の処理であり、そこで、ワイヤレス緊急呼は、適切なパブリックセーフティー応答ポイント(public safety answering point)(PSAP)へ送信される。ワイヤレスサービスプロバイダーは、たとえ発呼者がそれらのサービスへの加入者でない場合でも、呼をPSAPへ指向させなければならない。フェーズ1において、FCCは、移動体装置の電話番号がそれぞれのワイヤレス緊急呼を用いて表示されることを必要とし、切断がある場合に、PSAPオペレータがコールバックすることを可能にする。フェーズ2(最後のフェーズ)において、FCCは、ワイヤレス緊急呼の間、比較的限定された緯度および経度の情報を配信するために、移動体装置がGPSの機能性を有することを必要とする。ロケーション情報は、50〜300メートル以内で正確であるべきである。
必要とされていることは、移動体通信装置についての切断された緊急呼および切断された他の通信の処理、ならびにそのような装置の遠隔のモニターの処理のための方法および装置であり、それにより、ワイヤレス通信ネットワークにおけるこれらおよび他の高度化を促進する。
移動体通信装置についての切断された緊急呼および切断された他の通信の処理、ならびにそのような移動体通信装置の遠隔のモニターの処理に用いられる方法および装置が、本明細書に述べられる。例示的な一実施形態において、パブリックセーフティー応答ポイントエンティティを用いる緊急呼は、ワイヤレス通信ネットワークを介して、移動体通信装置によって確立される。緊急呼が切断される場合、移動体装置は、パブリックセーフティー応答ポイントエンティティからの、継続される緊急呼のための着信呼メッセージを受信するようにモニターする。そのような着信呼メッセージを受信することに応答して、移動体装置は、可聴のアラートを生成することを控え、そのユーザインタフェースを介していかなるマニュアル応答も検出することなく、パブリックセーフティー応答ポイントエンティティからの継続される緊急呼に自動的に応答する。一つの特定のアプローチにおいて、着信呼メッセージが切断後の期間内に受信される場合、かつ、着信呼メッセージのデータ表示が、メッセージが継続される緊急呼または自動応答のためのものであることを表示する場合、移動体装置は、自動的にその呼に応答する。そうでなければ、着信呼メッセージが、切断後の期間外で受信される場合か、または、データ表示が、着信呼メッセージが継続される緊急呼もしくは自動応答のためのものであることを表示しない場合、移動体装置は、着信呼メッセージと関連した呼に自動的に応答することを控える。
(項目1)
移動体通信装置によって用いられ、ワイヤレス通信ネットワークを介して着信呼を処理する方法であって、
該方法は、
該ワイヤレス通信ネットワークを介して、呼出しエンティティからの着信呼のための着信呼メッセージを受信することをモニターするアクトと、
該着信呼メッセージの1つ以上のデータフィールドにおけるデータ表示を受信するアクトと、
該呼出しエンティティからの該着信呼に対応する該着信呼メッセージが無音自動応答のためのものであることを該データ表示が示す場合には、
該着信呼をアラートするために該移動体通信装置において可聴のアラートを生成することを控えることと、
該移動体通信装置のユーザインタフェースを介してマニュアル応答信号を検出することなく、該着信呼が該移動体通信装置によって自動的に応答されるようにすることと を行うアクトと、
該呼出しエンティティからの該着信呼に対応する該着信呼メッセージが無音自動応答のためのものであることを該データ表示が示さない場合には、
該マニュアル応答信号を検出することなく、該着信呼が該移動体通信装置によって自動的に応答されるようにすることを控えることと、
該ユーザインタフェースを介して該マニュアル応答信号を検出したことに応答して、該着信呼が応答されるようにすることと
を行うアクトと
を含む、方法。
(項目2)
前記着信呼メッセージが無音自動応答のためのものであることを前記データ表示が示す場合には、該着信呼が緊急呼を含み、前記呼出しエンティティがパブリックセーフティー応答ポイントエンティティを含む、項目1に記載の方法。
(項目3)
前記ユーザインタフェースが、複数のキーと、スピーカーと、マイクロホンとを含み、前記着信呼が前記移動体通信装置によって自動的に応答されるようにする前記アクトは、該移動体通信装置において該マイクロホンが可聴の信号を受信することを可能にする更なるアクトを含む、項目1に記載の方法。
(項目4)
前記移動体通信装置が、該移動体通信装置への着信呼のための、マニュアル応答モードおよび自動応答モードのうちの1つを設定するための1つ以上のデータフィールドにおけるプログラム可能なデータ表示を含むメモリを含み、該マニュアル応答モードが有効にされたことを該プログラム可能なデータ表示が示す場合には、前記マニュアル応答信号を検出することなく、該着信呼が該移動体通信装置によって自動的に応答されるようにする前記アクトが行われる、項目1に記載の方法。
(項目5)
前記移動体通信装置が、該移動体通信装置への着信呼のための、可聴のアラート応答モードおよび無音の応答モードのうちの1つを設定するための1つ以上のデータフィールドにおけるプログラム可能なデータ表示を含むメモリを含み、該可聴のアラート応答モードが有効にされたことを該プログラム可能なデータ表示が示す場合には、該移動体通信装置における該着信呼をアラートするための可聴のアラートを生成することを控える前記アクトが行われる、項目1に記載の方法。
(項目6)
前記着信呼が無音かつ自動的に応答された後、前記移動体通信装置のロケーション情報が、受信エンティティへ送信されるようにすることをさらに含む、項目1に記載の方法。
(項目7)
メッセージを要求するメッセージを前記ユーザインタフェースを介して受信することと、
該メッセージがワイヤレス通信ネットワークを介して送信されるようにすることと、
該メッセージの送信からの期間を定義するタイマーを起動することと、
前記着信呼メッセージの1つ以上のデータフィールドにおけるデータ表示を受信することと、
該期間内に該着信呼メッセージが受信され、かつ、該着信呼メッセージが前記無音自動応答のためのものであることを該データ表示が示す場合には、前記マニュアル応答信号を検出することなく、該着信呼が該移動体通信装置によって自動的に応答されるようにすることと、
該期間外で該着信呼メッセージが受信される場合、または、該着信呼メッセージが該無音自動応答のためのものであることを該データ表示が示さない場合、該マニュアル応答信号を検出することなく、該呼に自動的に応答することを控えることと
をさらに含む、項目1に記載の方法。
(項目8)
メッセージ要求を前記ユーザインタフェースを介して受信することと、
該メッセージ要求が非緊急メッセージのためのものである場合には、該非緊急メッセージがワイヤレス通信ネットワークを介して送信されるようにすることと、
該メッセージ要求が緊急メッセージのためのものである場合には、
該緊急メッセージの送信からの期間を定義するタイマーを起動することと、
前記着信呼メッセージの1つ以上のデータフィールドにおける前記データ表示を受信することと、
該期間内に該着信呼メッセージが受信され、かつ、該着信呼メッセージが無音自動応答のためのものであることを該データ表示が示す場合には、前記マニュアル応答信号を検出することなく、該着信呼が該移動体通信装置によって自動的に応答されるようにすることと、
該期間外で該着信呼メッセージが受信される場合、または、該着信呼メッセージが無音自動応答のためのものであることを該データ表示が示さない場合には、該マニュアル応答信号を検出することなく、該呼に自動的に応答することを控えることと
をさらに含む、項目1に記載の方法。
(項目9)
前記移動体通信装置が、送受話器通話モードおよびスピーカーホン通話モードを有し、前記方法は、
該着信呼メッセージが無音自動応答のためのものであることを該データ表示が示す場合には、前記ユーザインタフェースを介してマニュアルスピーカーホン起動信号を検出することなく、該移動体通信装置のスピーカーホン通話モードを有効にすること
を行う更なるアクトを含む、項目1に記載の方法。
(項目10)
コンピュータ読み取り可能な媒体と、該コンピュータ読み取り可能な媒体の中に格納されるコンピュータの命令とを含むコンピュータプログラム製品として具体化される項目1に記載の方法であって、該コンピュータの命令は、該方法を実行するために、前記移動体通信装置の1つ以上のプロセッサによって実行可能である、項目1に記載の方法。
(項目11)
移動体通信装置であって、
該移動体通信装置は、
ワイヤレス通信ネットワークを介した通信に適合されたワイヤレストランシーバーと、
該ワイヤレストランシーバーに結合された1つ以上のプロセッサと、
該1つ以上のプロセッサに結合されたユーザインタフェースと
を含み、該1つ以上のプロセッサは、
該ワイヤレストランシーバーを介して、呼出しエンティティからの着信呼メッセージまたは着信呼を受信することをモニターすることと、
該着信呼メッセージの1つ以上のデータフィールドにおけるデータ表示を受信することと、
該呼出しエンティティからの該着信呼に対応する該着信呼メッセージが無音自動応答のためのものであることを該データ表示が示す場合には、
該着信呼をアラートするために該ユーザインタフェースにおいて可聴のアラートを生成することを控えることと、
該ユーザインタフェースを介してマニュアル応答信号を検出することなく、該着信呼が自動的に応答されるようにすることと、
該呼出しエンティティからの該着信呼に対応する該着信呼メッセージが無音自動応答のためのものであることを該データ表示が示さない場合には、
該ユーザインタフェースを介して該マニュアル応答信号を検出することなく、該着信呼が自動的に応答されるようにすることを控えることと、
該ユーザインタフェースを介して該マニュアル応答信号を検出したことに応答して、該着信呼が応答されるようにすることと
を行うように動作する、移動体通信装置。
(項目12)
前記着信呼メッセージが無音自動応答のためのものであることを前記データ表示が示す場合には、該着信呼が緊急呼であり、前記呼出しエンティティがパブリックセーフティー応答ポイントエンティティである、項目11に記載の移動体通信装置。
(項目13)
複数のキーと、スピーカーと、マイクロホンとを有する前記ユーザインタフェースと、
該移動体通信装置において該マイクロホンが可聴の信号を受信することを可能にすることによって、前記着信呼が自動的に応答されるようにするようにさらに動作する前記1つ以上のプロセッサと
をさらに含む、項目11に記載の移動体通信装置。
(項目14)
メモリをさらに含み、
該メモリは、前記移動体通信装置への着信呼のための、マニュアル応答モードおよび自動応答モードのうちの1つを設定するための1つ以上のデータフィールド上のプログラム可能なデータ表示を含み、
該マニュアル応答モードが有効にされたことを該プログラム可能なデータ表示が示す場合には、前記1つ以上のプロセッサは、前記ユーザインタフェースを介して前記マニュアル応答信号を検出することなく、該着信呼が自動的に応答されるようにするようにさらに動作する、
項目11に記載の移動体通信装置。
(項目15)
メモリをさらに含み、
該メモリは、前記移動体通信装置への着信呼のための、可聴のアラート応答モードおよび無音の応答モードのうちの1つを設定するための1つ以上のデータフィールドにおけるプログラム可能なデータ表示を含み、
前記1つ以上のプロセッサは、該可聴のアラート応答モードが有効にされたことを該プログラム可能なデータ表示が示す場合、該着信呼をアラートするための可聴のアラートを生成することを控えるようにさらに動作する、
項目11に記載の移動体通信装置。
(項目16)
前記着信呼が無音かつ自動的に応答された後、前記移動体通信装置のロケーション情報が受信エンティティへ送信されるようにするようにさらに動作する前記1つ以上のプロセッサをさらに含む、項目11に記載の移動体通信装置。
(項目17)
メッセージを要求するメッセージを前記ユーザインタフェースを介して受信することと、
該メッセージがワイヤレストランシーバーを介して送信されるようにすることと、
該メッセージの送信からの期間を定義するタイマーを起動することと、
前記着信呼メッセージの1つ以上のデータフィールドにおけるデータ表示を受信することと、
該期間内に該着信呼メッセージが受信され、かつ、該着信呼メッセージが前記無音自動応答のためのものであることを該データ表示が示す場合には、前記マニュアル応答信号を検出することなく、該着信呼が自動的に応答されるようにすることと、
該期間外で該着信呼メッセージが受信される場合、または、該着信呼メッセージが該無音自動応答のためのものであることを該データ表示が示さない場合には、該マニュアル応答信号を検出することなく、該呼に自動的に応答することを控えることと
を行うようにさらに動作する前記1つ以上のプロセッサをさらに含む、項目11に記載の移動体通信装置。
(項目18)
メッセージを要求するメッセージを前記ユーザインタフェースを介して受信することと、
該メッセージ要求が非緊急メッセージのためのものである場合には、該非緊急メッセージがワイヤレストランシーバーを介して送信されるようにすることと、
該メッセージ要求が緊急メッセージのためのものである場合には、
該緊急メッセージの送信からの期間を定義するタイマーを起動することと、
前記着信呼メッセージの1つ以上のデータフィールドにおける前記データ表示を受信することと、
該期間内に該着信呼メッセージが受信され、かつ、該着信呼メッセージが前記無音自動応答のためのものであることを該データ表示が示す場合には、前記マニュアル応答信号を検出することなく、該着信呼が自動的に応答されるようにすることと、
該期間外で該着信呼メッセージが受信される場合、または、該着信呼メッセージが該無音自動応答のためのものであることを該データ表示が示さない場合には、該マニュアル応答信号を検出することなく、該呼に自動的に応答することを控えることと
を行うようにさらに動作する前記1つ以上のプロセッサをさらに含む、項目11に記載の移動体通信装置。
(項目19)
前記移動体通信装置を送受話器通話モードおよびスピーカーホン通話モードにおいて動作させるようにさらに動作する前記1つ以上のプロセッサと、
該着信呼メッセージが無音自動応答のためのものであることを該データ表示が示す場合には、前記ユーザインタフェースを介してマニュアルスピーカーホン起動信号を検出することなく、該スピーカーホン通話モードを有効にするようにさらに動作する前記1つ以上のプロセッサと
をさらに含む、項目11に記載の移動体通信装置。
(項目20)
ワイヤレス通信ネットワークと、
該ワイヤレス通信ネットワークの中で動作する複数の移動体通信装置と
を含むワイヤレス通信システムであって、
各移動体通信装置は、項目11〜19のうちのいずれか一項に記載の移動体通信装置に応じて動作するように構成されている、ワイヤレス通信システム。
図1は、通信システムのブロック図であり、通信システムは、ワイヤレス通信ネットワークを介した通信のための移動体通信装置を含む。 図2は、図1のワイヤレスネットワークに用いられる移動体通信装置のより詳述された例である。 図3は、緊急呼および他の通信を処理するための、図1〜2に関して述べられる移動体通信装置のような移動体通信装置によって用いられる方法のフローチャートである。 図1〜2に関して述べられる移動体通信装置のような移動体通信装置のための緊急通信を処理することにおいて、図1のワイヤレス通信ネットワークのようなワイヤレス通信ネットワークにおいて用いられる方法のフローチャートである。 図5は、着信呼メッセージの例示的な記述であり、着信呼メッセージは、1つ以上のデータフィールドの中にデータ表示を有し得、それにより、着信呼メッセージが移動体通信装置によって継続される緊急呼(すなわち、移動体通信装置による自動的な応答)のためのものであるかどうかを示す。 図6は、移動体通信装置のメモリの例示的な記述であり、移動体通信装置のメモリは、その中に格納されるプログラム可能なデータ表示であって、移動体装置への着信呼のための可聴のアラート応答モードか、もしくは無音応答モードかのどちらかを設定し、かつ/または、移動体装置への着信呼のためのマニュアル応答モードか、もしくは自動応答モードかのどちらかを設定するためのデータ表示を有し得る。 図7は、移動体通信装置の機能のブロック図であり、そのブロック図は、移動体通信装置の送受話器通話モードおよびスピーカーホン通話モードに関連した機能性を説明し、それらのモードは、着信呼メッセージの1つ以上のデータフィールドにおけるデータ表示に基づいて制御され得る。 図8aおよび図8bは、1つのタイプの移動体通信装置の側面図であり、開いた位置(図8a)および閉じた位置(図8b)を有し、それらの位置は、本開示の技術において利用され得る。 図8aおよび図8bは、1つのタイプの移動体通信装置の側面図であり、開いた位置(図8a)および閉じた位置(図8b)を有し、それらの位置は、本開示の技術において利用され得る。 図9は、即時接続の特徴を説明するための呼のフロー図であり、即時接続の特徴は、GSM/GPRSネットワークのために、本発明の開示の緊急呼処理において利用され得る。
移動体通信装置を伴う、切断された緊急呼および切断された他の通信の処理、ならびにそのような移動体通信装置の遠隔のモニターの処理に用いられる方法および装置が、本明細書に述べられる。1つの例示的な例において、パブリックセーフティー応答ポイントエンティティを用いる緊急呼は、ワイヤレス通信ネットワークを介して、移動体通信装置によって確立される。緊急呼が切断される場合、移動体装置は、パブリックセーフティー応答ポイントエンティティからの継続される緊急呼のための着信呼メッセージを受信するようにモニターする。そのような着信呼メッセージを受信することに応じて、移動体装置は、可聴のアラートを生成することを控え、そのユーザインタフェースを介していかなるマニュアル応答も検出することなく、パブリックセーフティー応答ポイントエンティティからの継続される緊急呼に自動的に応答する。一つの特定のアプローチにおいて、着信呼メッセージが切断後の期間内に受信される場合、かつ、着信呼メッセージのデータ表示が、メッセージが継続される緊急呼または自動応答のためのものであることを表示する場合、移動体装置は、自動的にその呼に応答する。そうでなければ、着信呼メッセージが、切断後の期間外で受信される場合か、または、データ表示が、着信呼メッセージが継続される緊急呼もしくは自動応答のためのものであることを表示しない場合、移動体装置は、着信呼メッセージと関連した呼に自動的に応答することを控える。
利用され得る基本的なネットワークアーキテクチャを説明するために、図1は、通信システム100のブロック図を示し、通信システム100は、移動局(MS)102(移動体通信装置の一例)を含み、移動局102は、ワイヤレス通信ネットワーク104を介して通信する。移動局102は、好ましくは、ビジュアルなディスプレイ112と、キーボード114と、場合によれば1つ以上の補助のユーザインタフェース(UI)116を含み、それらのそれぞれは、制御装置106に結合される。制御装置106はまた、無線周波数(RF)発生器トランシーバー回路網108およびアンテナ110に結合される。典型的に、制御装置106は、中央処理ユニット(CPU)として具体化され、中央処理ユニットは、メモリコンポーネント(示されていない)の中のオペレーティングシステムソフトウェアを動かす。制御装置106は、標準的に、移動局102の全体的な動作を制御するが、通信機能と関連した信号処理動作は、典型的に、RFトランシーバー回路網108で行われる。制御装置106は、装置表示112とインタフェースで接続し、それにより、受信された情報、格納された情報、ユーザ入力などを表示する。キーボード114は、電話タイプのキーパッドまたは英数字のフルキーボードであり得、標準的に、移動局102におけるストレージに対するデータと、ワイヤレスネットワーク104への伝送のための情報と、電話をするための電話番号と、移動局102で実行されるコマンドと、おそらく他のユーザ入力または異なるユーザ入力とを入力するために提供される。
移動局102は、アンテナ110を介して、通信信号をワイヤレスリンク上のワイヤレスネットワーク104へ送信し、ワイヤレスリンク上のワイヤレスネットワーク104から通信信号を受信する。RFトランシーバー回路網108は、ワイヤレスネットワーク104の基地局制御装置128(後述される)の機能と類似した、例えば変調/復調と、おそらくエンコーディング/デコーディングと、暗号化/復号化とを含む機能を行う。RFトランシーバー回路網108が、特定のワイヤレスネットワークか、または移動局102が動作することを意図されるネットワークに適合されることは、当業者にとって明らかである。移動局102が十分に動作可能である場合、RFトランシーバー回路網108のRFトランスミッターは、典型的に、ネットワークに送信する場合にのみ電源を入れられ、ネットワークに送信しない場合、リソースを保存するために電源を切られる。同様に、RFトランシーバー回路網108のRFレシーバーは、典型的に、信号または情報を受信することが必要とされるまで(信号または情報を受信することが全く必要とされない場合)、指定された期間の間、電源を保存するために周期的に電源を切られる。
移動局102は、1つ以上の充電可能なバッテリー124を受容するためのバッテリーインタフェース122を含む。バッテリー124は、電気出力を移動局102の中の電気回路網に提供し、バッテリーインタフェース122は、バッテリー124に対する機械接続および電気接続を備える。バッテリーインタフェース122は、調整器126に結合され、調整器126は、装置への電力を調整する。移動局102はまた、Subscriber Identity Module(SIM)またはRemovable User
Identity Module(R−UIM)のようなメモリモジュール120を用いて動作し、メモリモジュール120は、インタフェース118で、移動局102と接続され、移動局102に挿入される。本発明の実施形態において、メモリモジュール120は、SIMである。SIM120は、移動局102のエンドユーザ(または加入者)を識別するのに用いられ、その装置を数ある中で個人のものにするのに用いられる。SIM120がなければ、移動局端末は、ワイヤレス104を介した通信に対して、完全に動作可能ではない。SIM120を移動局102に挿入することによって、エンドユーザは、彼の/彼女の加入したサービスのいずれかおよび全てにアクセスし得る。SIM120は、一般に、プロセッサおよび情報を格納するためのメモリを含む。SIM120は、SIMインタフェース118に結合されているので、それは、通信ライン144を介して制御装置106に結合される。加入者を識別するために、SIM120は、International Mobile Subscriber Identity(IMSI)のような一部のユーザパラメータを包含する。SIM120を用いる利点は、エンドユーザが必ずしも任意の単一の物理的な移動局に拘束されないことである。移動局に対する、予定帳(またはカレンダー)情報および最近の呼情報を含む、さらなるユーザ情報をも、SIM120は格納し得る。SIMまたはR−UIMに代わるものとして、移動局102は、移動局102の不揮発性メモリにサービスプロバイダーによってプログラムされた構成データに基づいて動作し得る。
移動局102は、データ通信装置か、セルラー方式の電話機か、データおよび音声の通信性能を有する複数機能の通信装置か、ワイヤレス通信に対して使用可能な携帯情報端末(PDA)か、または内部モデムを内蔵するコンピュータのような単一のユニットから成り得る。好ましくは、移動局102は、筐体(例えば、小型のプラスチックの筐体)を有する小型のポータブルの手持ち式の電話機のユニットであり、そのユニットは、本明細書に述べられる電気回路網およびコンポーネントを含有するか、または備える。あるいは、移動局102は、複数の別個のコンポーネントを含む複数モジュールユニットであり得、ワイヤレスのモデムに接続されるコンピュータまたは他の装置を含むが、これらを含むことには、決して限定されない。特に、例えば、図1の移動局のブロック図において、RFトランシーバー回路網108およびアンテナ110は、無線モデムユニットとしてインプリメントされ、無線モデムユニットは、ラップトップコンピュータ上のポートに挿入され得る。この場合において、ラップトップコンピュータは、ディスプレイ112、キーボード114および1つ以上の補助のUI116を含み得る。制御装置106は、モデムユニット内で、コンピュータのCPUとして具体化されるか、または別個のCPUとして具体かされるかのいずれかである。ワイヤレス通信をする能力が標準的にないコンピュータまたは他の機器が、上記に述べられるそれらのうちの一つのような単一ユニットの装置のRFトランシーバー回路網108およびアンテナ110に接続し、かつ、効率的に制御するように適合し得ることがまた、企図される。移動局102が、図2の移動局202と関連して、後述される通り比較的多くの特定のインプリメンテーションを有し得ることは、留意されたい。
移動局102は、ワイヤレスネットワーク104において、かつ、ワイヤレスネットワーク104を介して通信し、ワイヤレスネットワーク104は、例えば、セルラー方式の電気通信ネットワークであり得る。図1の実施形態において、ワイヤレスネットワーク104は、汎用パケット無線サービス(GPRS)技術および世界移動電話規格(GSM)技術に従って構成される。ワイヤレスネットワーク104は、GSM/GPRS技術に従って構成される場合、ネットワークおよび端末は、さらに、GSM進化型高速データ伝送(EDGE)またはEnhanced GPRS(EGPRS)に従って動作し得る。しかし、ネットワークアーキテクチャおよび通信プロトコルの任意の適したタイプが利用可能であり得る。例えば、ワイヤレスネットワーク104は、符号分割多重アクセス(CDMA)技術に従って構成され得る。別の例として、ネットワークは、Integrated Dispatch Enhanced Network(iDEN)に基づき得、iDENは、統合された音声およびデータのサービスを提供する大容量のデジタルのトランクされた(trunked)無線システムである。
このGSM/GPRS環境において、ワイヤレスネットワーク104は、複数の関連したタワー局(タワー局のうちの1つは図1に示される)を有する基地局制御装置(BSC)128、移動交換センター(MSC)130、信号システム7(SS7)ネットワーク140、ホーム・ロケーション・レジスタ(HLR)138、IPネットワーク134、Remote Authentication Dial−in User Service(RADIUS)サーバー136、Serving General Packet
Radio Service(GPRS)Support Node(SGSN)131、およびGateway GPRS Support Node(GGSN)132を含む。MSC130は、公衆交換電話網(PSTN)のようなBSC128および陸線ネットワーク142に結合される。SGSN131は、BSC128およびGGSN132に結合され、BSC128およびGGSN132は、次々に、公共のまたはプライベートのデータネットワーク144(インターネットのような)に結合される。HLR138は、MSC130、SGSN131およびGGSN132に結合される。SS7ネットワーク140は、通信のために陸線ネットワーク142に結合され、陸線ネットワーク142は、移動局102を呼の相手150(例えば、陸線電話機または他の移動局)か、または緊急呼センター152のような他の呼の相手と接続し得る。他方、IPネットワーク134は、通信のためにインターネット144に結合される。RADIUSサーバー136は、パケットデータサービスの認証、許可およびアカウンティング(AAA)に関連した機能を実行することを担当し、AAAサーバーと呼ばれ得る。
BSC128およびそのタワー局は、(固定された)トランシーバー機器と呼ばれ得る。トランシーバー機器は、一般に「セル」と呼ばれる特定の到達範囲エリアに、ワイヤレスネットワークの到達範囲を提供する。トランシーバー機器は、タワー局を介してそのセル内の移動局に通信信号を送信し、タワー局を介してそのセル内の移動局から通信信号を受信する。トランシーバー機器は、その制御装置の制御の下で、変調としての機能のような機能と、通常予め決定される特定の通信プロトコルおよびパラメータに従って移動局へ送信される信号のおそらくエンコーディングおよび/または暗号化とを標準的に行う。トランシーバー機器は、同様に、復調し、必要な場合に、そのセル内で移動局102から受信した任意の通信信号をおそらくはデコードおよび復号する。通信プロトコルおよびパラメータは、異なるネットワークの間で異なり得る。例えば、一ネットワークは、他のネットワークに比べて異なる周波数で、異なる変調方式および変調動作を採用し得る。
図1の通信システム100の中に示されるワイヤレスリンクは、ワイヤレスネットワーク104と移動局102との間で用いられる、1つ以上の異なるチャネル(典型的に、異なる無線周波数(RF)チャネル)および関連したプロトコルを表す。RFチャネルは、典型的に、移動局102の、全体の帯域における制限と、制限されたバッテリー電力とのために、保存されるべき制限されたリソースである。実際の実施におけるワイヤレスネットワークが、多数のセル(タワー局(すなわち、局区域)によってそれぞれ供給される)を含み得、ネットワーク到達範囲の所望の全ての広がりに依存することを、当業者は正しく認識する。全ての該当するコンポーネントは、複数のスイッチおよびルーター(示されていない)によって接続され、複数のネットワーク制御装置によって制御され得る。
ネットワークのオペレータに登録される全ての移動局102に対して、不変のデータ(移動局102のユーザのプロフィールのような)および一時的なデータ(移動局102の現在のロケーションのような)が、HLR138に格納される。移動局102への音声呼の場合において、HLR138は、移動局102の現在のロケーションを決定するために照会される。MSC130のVisitor Location Register(VLR)は、ロケーションエリアのグループを担当し、それらの移動局のデータを格納し、それらの移動局は、現在、担当のそのエリアの中に存在する。これは、比較的敏速なアクセスのためにHLR138からVLRに送信された、不変の移動局のデータの一部を含む。しかし、MSR130のVLRはまた、一時的な識別子のようなローカルデータを割り当て、格納し得る。オプションとして、MSR130のVLRは、GPRSと非GPRSとのサービスおよび機能性の比較的効率的な連携(例えば、SGSN131を介して比較的効率的に行われ得る、回路切り替えされた呼と、GPRSと非GPRSとの組み合わせられたロケーションの最新情報とに対するページング)のために高度化され得る。
GPRS Support Node(SGSN)131を供給することは、MSC130のような階層のレベルと同じであり、移動局の個々のロケーションの経過を追う。SGSN131はまた、セキュリティー機能およびアクセス制御を行う。Gateway GPRS Support Node(GGSN)132は、網間接続に外部のパケットスイッチされるネットワークを提供し、IPをベースとするGPRSバックボーンネットワークを介してSGSNs(SGSN131のような)と接続される。SGSN131は、既存のGSMによるものと同一のアルゴリズム、キーおよび基準に基づく、認証および暗号の設定の生成を行う。従来の動作において、セル選択は、移動局102か、またはトランシーバー機器命令移動局102によって、自律的に行われ得、それにより特定のセルを選択する。それが、ルーティングエリアとして知られる、別のセルまたは別のセルのグループを再選択するとき、移動局102は、ワイヤレスネットワーク104に通知する。
GPRSサービスにアクセスするために、移動局102は、GPRS「アタッチ」として知られることを行うことによって、その存在をワイヤレスネットワーク104に知らせる。この動作は、移動局102とSGSN131との間の論理的なリンクを確立し、移動局102が、例えば、SGSNを介したページ、着信GPRSデータの通達、またはGPRS上のSMSメッセージを受信するのに利用させる。GPRSデータを送信および受信するために、移動局102は、それが用いることを必要とするパケットデータアドレスを稼動させることを支援する。この動作は、移動局102にGGSN132を知らせ、外部のデータネットワークとの網間接続は、その後、開始する。ユーザデータは、移動局102と外部のデータネットワークとの間で、例えば、カプセル化およびトンネリングを用いて、透過的に移動させられる。データパケットは、GPRSに特有のプロトコル情報を備えられ、移動局102とGGSN132の間を移動させられる。
ワイヤレスネットワーク104は、移動局のロケーションを追跡することに対する位置追跡コンポーネントを含む。従来のGPSシステム154のGPS衛星を利用する全地球測位システム(GPS)に基づいて、移動局のロケーション情報が得られる。典型的な構成において、GPSシステム154は、12(12)時間ごとに地球を旋回する24(24)GPS衛星を含む。本発明の開示において、移動局102は、GPSシステム154から受信された信号に基づくGPS情報を得て、ワイヤレスネットワーク104の中のロケーションサーバー190を利用し、それにより、そのロケーションを測定および得る。ロケーションサーバー190は、MSC130および/またはIPネットワーク134に接続され、位置決定エンティティ(PDE)と呼ばれるものを含み得る。PDEは、GPSシステム154によって送信される信号およびデコーディング情報を受信するために、GPSレシーバー192に結合される。典型的な音声およびデータ通信のために利用される同じRFトランシーバー108を用いて(または、少なくともそれの一部を共有することによって)、移動局102が、GPSシステム154およびロケーションサーバー190からのGPS情報を受信し得ることに留意されたい。このようにして、GPSシステム154からのGPS情報を受信するために、移動局102において、別個のGPSレシーバーが利用されることは必要でない。あるいは、GPSシステム154からのGPS情報を受信するために、移動局102において、別個のGPSレシーバーが利用され得る。
Enhanced 911(E911)に対する、現在採用されている位置ロケーション技術の間で、Assisted GPS(A−GPS)は、解決策のうちの1つである。そのようなGPS技術は、TIA/EIA/IS−801−1のような標準仕様書の中で述べられる。1つの位置ロケーション技術が述べられる。移動局102を伴う音声呼の間に、リアルタイムのGPSロケーション情報が得られ得、受信エンティティに送られ得る。GPSロケーション情報を得るために、移動局102は、ワイヤレスネットワーク104の中の、GPSシステム154およびロケーションサーバー190とともに動作する。従来、移動局102は、GPS取得支援データを得、「GPS固定」と呼ばれることを行うためにそれを用いる。GPS固定のために、移動局102は、そのGPSレシーバーを、GPSシステム154のGPS信号周波数に同調させる。GPS固定の間に、移動局102は、GPSシステム154から受信されたGPS信号に基づくGPS擬似距離測定を行う。音声呼の間のいずれかのときに、移動局102は、GPS擬似距離データをロケーションサーバー190へ送り、ロケーションサーバー190は、それに基づいて、移動局102のロケーションを導き出す。ロケーションサーバー/PDE190は、このロケーション情報を受信エンティティ(例えば、パブリックセーフティー応答ポイント、すなわちPSAP)および/または移動局102へ送る。移動局によって受信された場合、移動局102は、ロケーション情報を受信エンティティ(例えば、PSAP)へ送り得る。
図2は、好ましい移動体通信装置または移動局(MS)202の詳細なブロック図である。移動局202は、好ましくは、少なくとも音声と高度なデータの通信性能を有する双方向通信装置であり、他のコンピュータシステムと通信する能力を含む。移動局202によって提供される機能性に依存して、移動局202は、データメッセージング装置、双方向ページャー、データメッセージング性能を有するセルラー方式の電話、ワイヤレスインターネット機器、または(電話通信性能を有するか、または有さない)データ通信装置と呼ばれ得る。移動局202は、地理的な到達範囲エリア内で、複数の基地局トランシーバーシステム200のうちのいずれか1つと通信し得る。図3および図4に関連して後により詳細に述べられる通り、移動局202は、移動局202が通信する基地局トランシーバーシステム200のうちの1つを選択するか、または選択を助ける。
移動局202は、通信サブシステム211を標準的に内蔵し、通信サブシステム211は、レシーバー212、トランスミッター214および関連するコンポーネントを含み、それらは例えば、1つ以上の(好ましくは、組み込まれた、または内部の)アンテナ要素216および218、ローカル発振器(LOs)213、ならびにデジタル信号プロセッサ(DSP)220のような処理モジュールである。通信サブシステム211は、図1に示されるRFトランシーバー回路網108およびアンテナ110と類似している。通信の分野における当業者にとって明白であるように、通信サブシステム211の特定の設計は、移動局202が動作するように意図される通信ネットワークに依存する。
必要とされるネットワーク登録または必要とされる起動手順が完了した後に、移動局202は、そのネットワーク上で通信信号を送信および受信し得る。そのネットワークを介してアンテナ216によって受信される信号は、レシーバー212に入力され、レシーバー212は、信号増幅、周波数のダウンコンバージョン、フィルタリング、チャネル選択などおよび、図2に示される例においては、アナログデジタル(A/D)変換のような一般的なレシーバー機能を行い得る。受信した信号のA/D変換は、DSP220において行われる復調およびデコーディングのような比較的複雑な通信機能を行うことを可能にする。同様の方法において、変調およびエンコーディングを含む、送信される信号は、例えばDSP220によって処理される。これらのDSP処理された信号は、デジタルアナログ(D/A)変換と、周波数のアップコンバージョンと、フィルタリングと、増幅と、アンテナ218を介した通信ネットワーク上の伝送とのために、トランスミッター214に入力される。DSP220は、通信信号を処理するだけでなく、レシーバーおよびトランスミッターの制御を提供する。例えば、レシーバー212およびトランスミッター214における通信信号に印加されるゲインは、DSP220においてインプリメントされる自動ゲイン制御アルゴリズムを介して、適応的に制御され得る。
ネットワークアクセスは、移動局202の加入者またはユーザと関連し、それゆえ移動局202は、Subscriber Identity Moduleまたは「SIM」カードまたはRemovable User Identity Module(R−UIM)のようなメモリモジュール262を必要とし、ネットワークにおいて動作するために移動局202のインタフェース264に挿入されるか、または接続される。あるいは、不揮発性メモリか、またはフラッシュメモリ224の一部は、サービスプロバイダーによって構成データとともにプログラムされることにより、移動局202は、ネットワークにおいて動作し得る。移動局202は、ポータブルの手持ち式のバッテリー式の装置であるため、それはまた、1つ以上の充電可能なバッテリー256を受容するためのバッテリーインタフェース254を含む。そのようなバッテリー256は、電気出力を移動局202内の全てでないにせよほとんどの電気回路網に提供し、バッテリーインタフェース254は、バッテリー256に対して機械接続および電気接続を提供する。バッテリーインタフェース254は、調整器(図2には示されていない)に結合され、調整器は、回路網の全てに電力を供給する。
移動局202は、マイクロプロセッサ238(マイクロプロセッサ238は、図1の制御装置106の一インプリメンテーションである)を含み、マイクロプロセッサ238は、移動局202の全体の動作を制御する。この制御は、呼、または本発明の開示の通信特徴を含む。通信機能は、少なくともデータおよび音声の通信を含み、通信サブシステム211を介して行われる。マイクロプロセッサ238はまた、ディスプレイ222、フラッシュメモリ224、ランダムアクセスメモリ(RAM)226、補助の入力/出力(I/O)サブシステム228、シリアルポート230、キーボード232、スピーカー234、マイクロホン236、短距離通信サブシステム240、および242で一般に設計される任意の他の装置サブシステムのようなさらなる装置サブシステムとやり取りする。図2に示されるサブシステムの一部は、通信関連の機能を行うのに対して、他のサブシステムは、「常駐の」機能または装置に搭載される機能を提供し得る。特に、キーボード232およびディスプレイ222のような一部のサブシステムは、例えば、通信ネットワーク上の伝送のためのテキストメッセージの入力のような通信関連の機能と、電卓または作業リストのような装置常駐機能との両方に対して用いられ得る。マイクロプロセッサ238によって用いられるオペレーティングシステムソフトウェアは、好ましくは、フラッシュメモリ224のような永続的な記憶装置に格納され、その記憶装置は、選択的に、リードオンリーメモリ(ROM)または同様のストレージ要素(示されていない)であり得る。オペレーティングシステム、特定の装置のアプリケーション、またはその部品が、RAM226のような不揮発の記憶装置に一時的にロードされ得ることを、当業者は正しく認識する。
マイクロプロセッサ238は、そのオペレーティングシステム機能に加えて、好ましくは、移動局202上のソフトウェアアプリケーションの実行を可能にする。基本的な装置の動作を制御する、所定の一組のアプリケーションは、少なくともデータおよび音声の通信アプリケーション(ネットワーク再確立方式のような)を含み、標準的に、その製造の間に移動局202上にインストールされる。移動局202上へロードされ得る好ましいアプリケーションは、電子メール、カレンダーイベント、音声メール、予定および作業項目のような(しかしそれらに限定されない)ユーザに関連したデータ項目を編成し、かつ、メッセージとして送る能力を有する個人情報管理(PIM)アプリケーションであり得る。必然的に、1つ以上のメモリの記憶装置は、移動局202およびSIM256上で利用可能であり、それにより、PIMデータ項目および他の情報のストレージを促進する。
PIMアプリケーションは、好ましくは、ワイヤレスネットワークを介してデータ項目を送信および受信する能力を有する。好ましい実施形態において、PIMデータ項目は、ホストコンピュータシステムに格納および/または関連した、移動局ユーザの対応するデータ項目と、シームレスに、統合され、同期され、ワイヤレスネットワークを介してアップデートされ、それにより、そのような項目に対して、移動局202についてミラーリングされるホストコンピュータを生成する。ホストコンピュータシステムが移動局ユーザの職場のコンピュータシステムであることが、特に有利である。さらなるアプリケーションはまた、ネットワーク、補助のI/Oサブシステム228、シリアルポート230、近距離の通信サブシステム240、または任意の他の適したサブシステム242を介して移動局202へロードされ得、マイクロプロセッサ238による実行のために、ユーザによって、RAM226の中か、または好ましくは不揮発性の記憶装置(示されていない)の中にインストールされ得る。そのようなアプリケーションのインストールにおける柔軟性は、移動局202の機能性を向上させ、装置に搭載される高度化された機能と、通信関連の機能との両方を提供し得る。例えば、セキュアな通信アプリケーションは、移動局202を用いて、電子商取引機能および他のそのような金銭上の取引が行われることを可能にし得る。
データ通信モードにおいて、テキストメッセージ、電子メールのメッセージまたはウェブページのダウンロードのような受信信号は、通信サブシステム211によって処理され、マイクロプロセッサ238に入力される。マイクロプロセッサ238は、ディスプレイ222か、または選択的に補助のI/O装置228への出力のために、好ましくは、信号をさらに処理する。移動局202のユーザはまた、例えば、ディスプレイ222と共に、キーボード232とおそらく補助のI/O装置228とを用いて、電子メールのメッセージのようなデータ項目を構成し得る。キーボード232は、好ましくは、完全な英数字のキーボードおよび/または電話タイプのキーパッドである。これらの構成された項目は、通信サブシステム211を介して通信ネットワーク上に送信され得る。
音声通信について、受信信号がスピーカー234に出力されることと、送信する信号がマイクロホン236によって生成されることとを除いて、移動局202の全体の動作は、実質的に同様である。あるいは、音声メッセージ録音サブシステムのような音声またはオーディオのI/Oサブシステムはまた、移動局202にインプリメントされ得る。一部の例として、音声またはオーディオの信号の出力は、好ましくは、スピーカー234を介して優先的に果たされ、ディスプレイ222はまた、音声呼の間か、または情報に関連した他の音声呼の間に、呼の相手の識別についての表示を提供するように用いられ得る。
図2のシリアルポート230は、ユーザのデスクトップコンピュータとの同期をするための携帯情報端末(PDA)タイプの通信装置の中に標準的にインプリメントされ、オプションではあるが、所望のコンポーネントである。シリアルポート230は、ユーザが外部の装置またはソフトウェアアプリケーションを介して基本設定を設定することを可能にし、ワイヤレス通信ネットワークを介するものとは別の方法で、移動局に情報を提供するか、または移動局202へソフトウェアをダウンロードすることによって、移動局202の性能を拡張する。代替のダウンロード経路は、例えば、直接の接続、かつ、そのように信頼できる接続、かつ、信用できる接続を介して移動局202へ暗号化キーをロードするように用いられ得、それにより、セキュアな装置の通信を提供する。
図2の短距離の通信サブシステム240は、さらなるオプションのコンポーネントであり、そのコンポーネントは、移動局202と、異なるシステムまたは装置との間の通信を提供し、その異なるシステムまたは装置は、同様の装置である必要はない。例えば、サブシステム240は、赤外線装置および関連した回路および関連したコンポーネント、またはBluetooth(登録商標)通信モジュールを含み得、それにより、同様に動作可能なシステムおよび装置との通信を提供する。Bluetooth(登録商標)は、Bluetooth SIGの登録商標である。
図1に戻って参照すると、移動局102は、移動局102のロケーションの識別のために、GPSロケーション情報を、要求するエンティティ(例えば、呼の相手150または緊急センター152を終端する)へ提供するように動作し得る。これを行うために、一部の異なる技術のうちの1つは、ワイヤレスネットワーク104において利用可能であり得る。その1つについて、移動局102は、動作についてのそのアイドルモードの間か、または音声呼の間に、GPSナビゲーションのタイプのデータが定期的にまたは周期的に要求され、受信され、メモリに格納されるようにする。GPSナビゲーションのタイプのデータは、「未加工の」ナビゲーションのデータか、または(選択的に)未加工のナビゲーションのデータから引き出されたデータであり得、未加工のナビゲーションのデータから引き出されたデータは、GPS天体位置表のパラメータデータおよび/またはGPSアルマナック(almanac)パラメータデータ(従ってその用語は「ナビゲーションのタイプの」データ)を含み得る。GPSナビゲーションのタイプのデータは、ワイヤレスネットワークか、または(選択的に)GPSシステム154から直接的にか、または両方を介して、ロケーションサーバー190から受信され得る。移動局102に対するGPS取得支援情報を導き出すために、ロケーションサーバー/PDE190が、三角測量手法/三辺測量手法を利用し、それにより移動局102の粗いロケーションを得ることに留意されたい。あるいは、基地局(単数または複数)からのブロードキャストのメッセージから入手し得る、供給する基地局(単数または複数)の経度および緯度は、ロケーションサーバー/PDE190についての粗いロケーションとして用いられ得、それにより移動局102に対するGPS取得支援情報を導き出す。
続いて、移動局102は、GPSロケーション情報を得るためのGPS手順を行う。特に、移動局102は、受信され、かつ、メモリに格納された直前のGPSナビゲーションのタイプのデータに基づいて、GPS取得支援データおよび/または感度支援データを導き出す。GPS取得支援データは、周辺の適切なGPS衛星と、適切なドップラー周波数と、適切な時間遅延ウィンドウ情報とを識別するデータを含み得る。感度支援データは、GPSナビゲーションのデータについての予測されたビットコンテンツ(bit contents)を含み、その予測されたビットコンテンツは、GPS固定が行われようとする時点で、GPS信号に調節される。次いで、移動局102は、GPS固定がGPSシステム154とともに行われることをもたらす。GPS固定の間に、移動局102のGPSレシーバー/ワイヤレスレシーバーは、GPS周波数に同調され、それによりGPSシステム154からのGPS信号を受信する。移動局102は、GPSシステム154から受信したGPS信号に基づいて、移動局102に関連したGPS測定データを得る。GPS測定データは、GPS擬似距離データであり得るか、またはGPS擬似距離データを含み得る。
音声呼の間に、トラフィックチャネルが、移動局102とワイヤレスネットワーク104との間で維持されることにより、例えば、音声通信は、移動局102のエンドユーザと終端する呼の相手150との間で行われ得る。終端する呼の相手150は、電話番号に関連し、電話番号は、移動局102のエンドユーザによって選択され得る。終端する呼の相手150は、任意の通常の、呼の相手(例えば、エンドユーザの家族、友人または同僚)か、または(選択的に)「911」と関連した緊急呼センターか、またはパブリックセーフティー応答ポイント(すなわちPSAP)のような他の緊急電話番号かであり得る。音声呼の間のいずれかのときに、移動局102は、ワイヤレスネットワーク104の基地局信号からの測定値が作成されることをもたらす。これらの測定値は、移動局102の粗いロケーションの提供の目的のためではなく、利用可能なGPS擬似距離が単独でそのロケーションを正確に決定するために十分でない場合に、むしろロケーションの正確性を高度化させるための、擬似距離の組み合わせの用途のために取得される。
次いで、移動局102は、測定データおよびロケーション決定に対する要求をロケーションサーバーまたはPDE190へ送信されるようにする。GPS測定データの送信は、ロケーションサーバー190または他の要求エンティティからの要求に応答して行われ得るか、または独立して移動局102によって行われ得る(例えば、「911」のような緊急番号のような電話番号がダイアルされることによって誘発される)。次いで、ロケーションサーバー/PDE190は、そのデータを用いて、三角測量技術/三辺測量技術に基づいて、移動局102のロケーションを計算する。移動局102のロケーション情報は、緯度、経度および標高の情報であるか、または緯度、経度および標高の情報を含む。ロケーションサーバー190は、結果として生じる移動局102のロケーション情報を直接に終端する呼の相手150に、その要求があろうとなかろうと送信し得る。あるいは、ロケーションサーバー190は、ロケーション情報を移動局102に送信し得、移動局102は、次に、終端する呼の相手190に送信する。代替のアプローチにおいて、移動局102が、MSのみのアプローチにおいて単独でロケーション情報を計算するように適合される場合に、ロケーションサーバー/PDE190は、上記に述べられるように利用される必要がない。
図3は、緊急通信の処理において、移動体通信装置による例示的な使用の方法のフローチャートである。その方法は、1つ以上の、プロセッサ、メモリ、ユーザインタフェースおよびそのワイヤレストランシーバー(例えば、図1、図2を参照)を用いて、述べられたような該当するシステムコンポーネントと関連して移動体装置によって行われ得る。その方法は、コンピュータプログラム製品でさらに具体化され得、コンピュータプログラム製品は、コンピュータ読み取り可能な媒体(例えば、メモリまたはコンピュータディスク)を含み、そこに格納されるコンピュータの命令を有し、その命令は、移動体装置の1つ以上のプロセッサ(例えばマイクロプロセッサ)によって実行可能である。
一般に、述べられるように、図3の方法は、パブリックセーフティー応答ポイント(PSAP)エンティティを用いた緊急呼を伴い、緊急呼は、ワイヤレスネットワークを介して移動体装置によって確立される。緊急呼が切断されると、移動体装置は、パブリックセーフティー応答ポイントエンティティからの、継続される緊急呼のための着信呼メッセージを受信するようにモニターする。そのような着信呼メッセージに応答して、移動体装置は、可聴のアラートを生成することを控え、そのユーザインタフェースを介していずれのマニュアル応答も検出することなく、パブリックセーフティー応答ポイントエンティティからの継続される緊急呼に自動的に応答する。初期の緊急呼からは、利用不能であった適切な情報は、それゆえ継続される緊急呼の中に得られ得る。この情報は、例えば、GPSベースのロケーション情報を含み得、そのロケーション情報は、移動体装置の地理的な位置を識別する。一つの特定のアプローチにおいて、着信呼メッセージが切断後の期間内に受信される場合、かつ、着信呼メッセージのデータ表示が、メッセージが継続される緊急呼または自動応答のためのものであることを表示する場合、移動体装置は、自動的に、その呼に応答する。そうでなければ、着信呼メッセージが、切断後の期間外で受信される場合か、または、データ表示が、着信呼メッセージが継続される緊急呼もしくは自動応答のためのものであることを表示しない場合、移動体装置は、着信呼メッセージと関連した呼に自動的に応答することを控える。
図3の開始ブロック300から始めると、移動体装置のエンドユーザがワイヤレス通信ネットワークを介して音声呼で電話をすることを試み得るとき、移動体装置は、ユーザの入力信号に対するそのユーザインタフェースをモニターする(図3のステップ302)。プロセッサが、ユーザインタフェースを介して音声呼に対する呼の要求を検出する場合(図3のステップ304)、プロセッサは、呼の要求が緊急呼に対するものであるかどうかを識別する(図3のステップ306)。呼の要求が緊急呼に対するものであるかどうかを識別するために、プロセッサは、その呼に対してエンドユーザによって入力または選択された所定のコード(例えば、911または同様のもの)か、緊急呼に対応する所定のユーザ入力選択(例えば、移動体装置によって提供される「PLACE EMERGENCY
CALL」ボタンまたはアイコンのユーザ選択)か、または移動体装置に関連したセンサー出力信号(例えば、移動体装置からの「マンダウン」信号)かを識別し得る。ステップ306において、呼の要求が非緊急呼に対するものである場合、プロセッサは、通常または従来の呼のセットアップ手順を行い、非緊急呼に対する処理を行う(図3のステップ308)。
ステップ306において識別されたときに呼の要求が緊急呼に対するものである場合、プロセッサは、緊急呼がワイヤレストランシーバーを介してPSAPエンティティへ導かれるようにする(図3のステップ318)。呼のセットアップの時間に、自動番号識別(ANI)、または移動体装置に関連した発信者識別(発信者ID)は、PSAPエンティティへ通信される(図3のステップ320)。ANI情報は、一意に移動体装置を識別する移動体識別子に対応する番号であり得るか、またはその番号を含み得る。PSAPエンティティが、ANI情報を受信し、着信呼に応答することによって、緊急呼は、ワイヤレスネットワークを介して、確立され、移動体装置とPSAPエンティティとの間で維持される(図3のステップ322)。その呼の間に、移動体装置は、PSAPエンティティからの任意のロケーション情報要求(例えば、GPS位置)を受信するためにモニターする(図3のステップ324)。ステップ324において識別されたときにロケーション情報要求が受信される場合、プロセッサは、移動体装置の地理的なロケーションに対応するロケーション情報がPSAPエンティティによる使用のために送信されるようにする(図3のステップ326)。これは、図1に関して上記に述べられる技術を用いて、少なくとも一部が行われ得る。あるいは、情報の送信が、移動局102によって自律的に行われ得る(すなわち、ステップ322の後に、ステップ324におけるいずれの要求も受信することなく、ステップ326が行われる)。PSAPエンティティは、それゆえ移動体装置の地理的なロケーションを獲得し得る。
条件にかなう場合、移動体装置とPSAPエンティティとの間の緊急呼の間に、全ての必要な情報が、適正に通信されることによって、緊急状況は、適正に扱われ得る。適切な情報の例は、移動体装置の電話番号(ANIまたは発信者ID)や、移動体装置の地理的なロケーション(GPSベースの地理的なロケーション)や、移動体装置のロケーションのアドレスや、移動体装置のエンドユーザの名前および他の関連する関係者の名前や、緊急状況を扱うための、エンドユーザに有用な情報などを含む。しかし、緊急呼が、尚早に切断されると、全ての該当する情報が適正に通信されないようになり得る(図3のステップ328)。緊急呼は、多くの異なる方法で、切断状態になり得る。例えば、移動体装置は、緊急呼の間に、ワイヤレスネットワークを含めた到達範囲の中に存在し得るが、次いで、その後、ワイヤレスネットワークを含めた到達範囲の外に存在するように位置を変え得るか、または新しい場所に移り得、それにより、呼が切断されるようにする。別の例として、緊急呼は、意図せずにまたは意図的に、エンドユーザまたは第三者によって終了させられ得る。
本明細書に述べられる通り、本開示発明の技術を利用し、PSAPエンティティは、継続される緊急呼において、移動体装置にコールバックすることができる。PSAPエンティティからのこの継続される緊急呼は、無音の音声呼および/または自動的に応答される音声呼であり得る。
プロセッサは、図3のステップ328で、緊急呼の切断を検出した場合、プロセッサは、タイマーを設定し得、起動し得る(図3のステップ330)。ステップ330におけるタイマー設定は、移動体装置によって利用され得、それにより、PSAPエンティティが移動体装置にコールバックし得る範囲内で、切断からの期間を定義する。その期間は、例えば、2〜10分の間のどこかになり得るが、他の期間も適し得る。
プロセッサは、次いで、ユーザインタフェースでのユーザの入力信号(ステップ302)と、ワイヤレストランシーバーを介した着信メッセージ(ステップ310)とについてモニターすることに戻る。好ましい方式において、ステップ302に関して、プロセッサは、タイマーによって定義される期間の間、エンドユーザによってワイヤレスネットワークを介して移動体装置から試みられるいずれの呼(おそらく、エンドユーザによる、任意の追跡の緊急呼を除く)も抑制する。タイマーの満了後、その処理は、エンドユーザによって移動体装置から試みられる呼を許可する。
切断後に、ステップ310において、ワイヤレストランシーバーを介したメッセージについてモニターする間、音声呼について移動体装置へ指向させられる着信呼メッセージは、受信され得る(図3のステップ312)。切断後に、着信呼メッセージは、PSAPエンティティからの継続される緊急呼のために存在し得る。PSAPエンティティは、移動体装置に関連した、ANI情報または発信者ID情報を利用し、それにより、この継続される緊急呼で電話をかける。ステップ312において、着信呼メッセージが全く受信されない場合、プロセッサは、ステップ302および310において、ユーザ入力信号および無線メッセージのためにモニターすることを継続する。
しかし、ステップ312において、移動体装置に指向させられる着信呼メッセージが受信される場合、着信呼メッセージが、移動体装置による無音および/または自動的な応答を必要とする呼のためのものかどうかを、プロセッサは識別する(図3のステップ314)。ステップ314に関連した第1の実施形態において、PSAPエンティティからの呼のための着信呼メッセージが、ステップ330において設定されたタイマーによって定義される期間内に受信される場合、プロセッサは、移動体装置のユーザインタフェースを介していずれのマニュアル応答も検出することなく、着信呼が自動的に応答されるようにする(図3のステップ332)。また、プロセッサは、その呼についてアラートするためのいずれの可聴のアラートも生成することを控える。しかし、着信呼メッセージが、タイマーによって定義される期間外で受信される場合、プロセッサは、着信呼のための通常または標準の呼の手順が行われるようにする(図3のステップ316)。標準の呼の手順のために、プロセッサは典型的に、着信呼のエンドユーザにアラートするために移動体装置において可聴のアラートが生成されるようにし、その呼が応答されるようにするためにプロセッサがユーザインタフェースを介してマニュアル応答信号を検出(例えば、キーもしくはボタンの操作か、または移動体装置の筐体の回転もしくはスライドの検出)することを必要とする。
ステップ314と関連した第2の実施形態において、呼が継続される緊急呼であることを示す(すなわち、無音および/または自動的な応答のための)データ表示を着信呼メッセージが含む場合、ステップ332において移動体装置のユーザインタフェースを介していずれのマニュアル応答も検出することなく、プロセッサは、着信呼が自動的に応答されるようにする。また、プロセッサは、その呼についてアラートするためのいかなる可聴のアラートも生成することを控える。下記の図5に関連する後述の議論を参照されたい。しかし、その呼が継続される緊急呼のためのものか、または無音自動応答のためのものかであることをデータ表示が示さない場合、ステップ316において、プロセッサは、着信呼のための通常または標準の呼の手順が行われるようにする。再度、標準の呼の手順において、プロセッサは典型的に、着信呼のエンドユーザにアラートするために移動体装置において可聴のアラートが生成されるようにし、その呼に応答するためにプロセッサがユーザインタフェースを介してマニュアル応答信号を検出することを必要とする。
ステップ314と関連した第3の実施形態において、PSAPエンティティからの呼のための着信呼メッセージが、ステップ330において設定されたタイマーによって定義される期間内に受信され、かつ、呼が継続される緊急呼であることを示す(すなわち、無音および/または自動的な応答のための)データ表示を着信呼メッセージが含む場合、ステップ332において、プロセッサは、移動体装置のユーザインタフェースを介していずれのマニュアル応答も検出することなく、着信呼が自動的に応答されるようにする。また、プロセッサは、その呼についてアラートするためのいずれの可聴のアラートも生成することを控える。しかし、着信呼メッセージが、タイマーによって定義される期間外で受信される場合、または、その呼が継続される緊急呼のためのものかもしくは無音自動応答のためのものかであることをデータ表示が示さない場合、ステップ316において、プロセッサは、着信呼のための通常または標準の呼の手順が行われるようにする。このようにして、この第3の実施形態において、自動/無音応答を導くための手段は、期間の変数とデータ表示の変数との両方に依存する。
ステップ314と関連した第4の実施形態において、PSAPエンティティからの呼のための着信呼メッセージが、ステップ330において設定されたタイマーによって定義される期間内に受信される場合、または、呼が継続される緊急呼であることを示す(すなわち、無音および/または自動的な応答のための)データ表示を着信呼メッセージが含む場合、ステップ332において移動体装置のユーザインタフェースを介していずれのマニュアル応答も検出することなく、プロセッサは、着信呼が自動的に応答されるようにする。また、プロセッサは、その呼についてアラートするためのいずれの可聴のアラートも生成することを控える。しかし、着信呼メッセージが、タイマーによって定義される期間外で受信され、かつ、その呼が継続される緊急呼のためのものか、または無音自動応答のためのものかであることをデータ表示が示さない場合、ステップ316において、プロセッサは、着信呼のための通常または標準の呼の手順が行われるようにする。このようにして、この第4の実施形態において、期間の変数とデータ表示の変数とは、独立し、自動/無音応答を導くための別個の手段を有利に提供する。ステップ332の後、継続される緊急呼が移動体装置によって自動的に応答される場合には、ステップ322において示される通り、移動体装置は、継続される緊急呼を維持する。ステップ群は、フローチャートにおいて規定される必要なステップだけ繰り返し得る。移動体装置とPSAPエンティティとの間の緊急呼の間、継続される緊急呼が、全ての必要な情報が確実に適正に通信され得るようにすることによって、緊急状況は適正に扱われ得る。
一つの特定の実施形態において、移動体装置が、ワイヤレスネットワークについての到達範囲外の状態に遭遇することによって、ステップ328における緊急呼の切断はもたらされる。緊急呼が切断されることをもたらした、ワイヤレスネットワークについての到達範囲外の状態の後、プロセッサは、ワイヤレスネットワークについての到達範囲内の状態が確保されたことを識別し得る。応答して、プロセッサは、メッセージがワイヤレスネットワークに送信されるようにする。ワイヤレスネットワークは、このメッセージを受信し、それにより、移動体装置が再び利用可能であることを識別し、このメッセージまたは対応するメッセージがPSAPエンティティへ通信され得、それにより、同様のものを表示する。その後、このメッセージに応答して、PSAPエンティティは、継続される緊急呼が移動体装置へ電話されるようにする。
図5は、着信呼メッセージ502の例示的な記述であり、着信呼メッセージ502は、1つ以上のデータフィールドの中にデータ表示506を有し得、それにより、着信呼メッセージ502が継続される緊急呼の移動体装置のための(すなわち、無音および/または自動的な応答のための)ものであるかどうかを示す。この実施形態において、着信呼メッセージ502は、無線インタフェースメッセージまたはエアインタフェースメッセージであり、無線インタフェースメッセージまたはエアインタフェースメッセージは、ワイヤレスネットワークの上を制御チャネルまたはページングチャネルを渡ってブロードキャストされる。環境または状況に依存して、着信呼メッセージ502は、ページメッセージ、呼制御メッセージまたはセットアップメッセージと呼ばれるか、または呼ばれ得る。データ表示506がビット表示である場合、例えば、ビット「1」は、着信呼が継続される緊急呼であること(すなわち、無音および/または自動的な応答のため)を示し得るのに対して、ビット「0」は、着信呼が継続される緊急呼でないこと(すなわち、無音および/または自動的な応答のためでない)を示し得る。着信呼メッセージ506は、着信呼が指向させられる移動体装置を一意に識別する移動体識別子504のような他の該当する情報も含む。ブロードキャストされるメッセージのためにモニターしている間、移動体装置のプロセッサは、移動体識別子504と、格納されるそれ自体の移動体識別子とを比較し、一致した場合、プロセッサは、図3のステップ314に関して述べられるようなアクトを行う。
自動応答のための同様のデータ表示506はまた、呼についてエンドユーザにアラートするための可聴のアラートを生成することなく、移動体装置が着信呼に無音で応答するように指示し得ることに留意されたい。代替の実施形態において、データ表示506は、移動体装置によって着信呼が自動的に応答されるものであることを表示するように利用されるが、着信呼メッセージの中の、データ表示506とは異なる別個のデータ表示は、その着信呼が無音で応答されるものであるか否かを表示するように利用される。
先行して図9を参照すると、GSM/GPRSネットワークのために、本発明の開示の呼処理において利用され得る、即時接続の特徴を説明するための呼のフロー図900の関連した一部が示される。呼のフロー図900は、GSM仕様書の中で述べられる通り、移動体装置のためのGSM呼制御レイヤー処理に基づく。MNCCは、Mobile Network Call Controlに対する頭文字であり、MMCCは、Mobility Management Call Controlに対する頭文字である。そのような処理は、図3のステップ312、314、316および320に関して行われ得る。処理904(U9 MT CALL CONFIRMED)で始まり、そこで、移動体装置によって通常の非緊急呼が受信され、移動体装置は、MNCC_ALERT_REQの後に処理906(DR(ALERT))へ進み、処理908(U7 CALL RECEIVED)によって続けられ、MNCC_SETUP_RESPの後に処理910(DR(CONN))によって続けられ、処理912(U8 CONNECT REQUEST)によって続けられる。しかし、継続される緊急呼(すなわち、無音の呼/自動的な呼)のために、処理904(MT CALL CONFIRMED)からの処理フローは、MNCC_SETUP_RESPの後に処理902へ直接進み、処理912(U8 CONNECT REQUEST)によって続けられる。明らかなように、移動体装置は、継続される緊急呼(即ち、無音の呼/自動的な呼)のために処理906、908および910を行うことを控えるが、その代わりにMNCC_SETUP_RESPおよび処理902を行う。図9に関する議論はこれで終了する。
好ましくは、移動体装置に対する呼のための自動的および/または無音の応答は、他のプログラム可能なデータ表示にもかかわらず行われ、他のプログラム可能なデータ表示は、移動体装置のために提供され得るか、または移動体装置によって利用され得る。説明するために、図6は、移動体装置のメモリ602の例示的な記述であり、移動体装置のメモリ602は、その中に格納されるプログラム可能なデータ表示604および606を有し得る。プログラム可能なデータ表示604は、移動体装置への着信呼のための可聴のアラート応答モードか、または無音応答モードかのどちらかを設定するためのものであるのに対して、プログラム可能なデータ表示606は、移動体装置への着信呼のためのマニュアル応答モードか、または自動応答モードかのどちらかを設定するためのものである。プログラム可能なデータ表示604および606は、所望される場合、エンドユーザがこれらのモードを変更し得るという点でプログラム可能である。プロセッサは、ユーザインタフェースというユーザの入力装置を介して受け取られるユーザの入力信号に基づいて、移動体装置のそのモードを制御および/または選択し得る。ユーザの入力装置は、例えば、移動体装置の1つ以上のボタンまたはキーであり得るか、またはそれらを含み得る。エンドユーザによる操作、ボタンまたはキーに応答して、プロセッサは、例えば、モードの間の選択またはトグルに備え得る。好ましくは、プロセッサは、グラフィカルユーザインタフェース(GUI)が視覚的ディスプレイにおいて提供され、表現されるようにし、グラフィカルユーザインタフェースは、異なるモード間のエンドユーザの選択のためのGUIボタンまたはメニューリストを含む。
再び、図6のプログラム可能なデータ表示606は、移動体装置の着信呼のための可聴のアラート応答モードか、または無音応答モードかのどちらかを設定するためのものである。プログラム可能なデータ表示がビット表示である場合、例えば、ビット「0」は、着信呼のための可聴のアラート応答モードが利用されるものであることを表示し得、ビット「1」は、着信呼のための無音応答モードが利用されるものであることを表示し得る。逆のビット定義または他のビット構成が、代替として利用され得ることに留意されたい。換言すれば、ビット「0」は、着信呼のための装置設定が利用されるものであることを表示し得、ビット「1」は、着信呼のための遠隔の無音応答制御が利用されるものであることを表示し得る。典型的に、プロセッサが、移動体装置への通常の着信音声呼のための着信呼メッセージを受信し、かつ、可聴のアラート応答モードが有効である場合、プロセッサは、ユーザインタフェースを介して可聴のアラートが生成されるようにし、それにより、エンドユーザに着信呼をアラートする。他方、プロセッサが、移動体装置への通常の着信音声呼のための着信呼メッセージを受信し、かつ、無音応答モードが有効である場合、プロセッサは、ユーザインタフェースを介して、エンドユーザに着信呼をアラートするためのいかなる可聴のアラートも生成されるようにすることを控える。しかし、プログラム可能なデータ表示606が、可聴のアラート応答モードを有効にするように設定されるが、着信音声呼のための着信呼メッセージが、無音の(自動的な)応答についてのデータ表示(例えば、図5参照)を有する場合、プロセッサは、それでもなお、ユーザインタフェースを介して、エンドユーザに着信呼をアラートするためのいかなる可聴のアラートも生成されるようにすることを控える。そのような機能性についての、一例の真理値表論理に対する下記の表1を参照されたい。
Figure 2013219784
他方、図6のプログラム可能なデータ表示604は、移動体装置のマニュアル応答モードか、または自動的な応答モードかのどちらかを設定するためのものである。プログラム可能なデータ表示がビット表示である場合、例えば、ビット「0」は、着信呼のためのマニュアル応答モードが利用されるものであることを表示し得、ビット「1」は、着信呼のための自動応答モードが利用されるものであることを表示し得る。逆のビット定義または他のビット構成が、代替として利用され得ることに留意されたい。換言すれば、ビット「0」は、着信呼のための装置設定が利用されるものであることを表示し得、ビット「1」は、着信呼のための遠隔の自動応答制御が利用されるものであることを表示し得る。典型的に、プロセッサが、移動体装置への通常の着信音声呼のための着信呼メッセージを受信し、かつ、マニュアル応答モードが有効である場合、プロセッサは、ユーザインタフェースを介した、エンドユーザによるマニュアル応答信号を検出することだけによって着信音声呼が応答されるようにする。他方、プロセッサが、移動体装置への通常の着信音声呼のための着信呼メッセージを受信し、かつ、自動応答モードが有効である場合、プロセッサは、ユーザインタフェースを介した、エンドユーザによるいかなるマニュアル応答信号も検出することなく、着信音声呼が自動的に応答されるようにする。しかし、プログラム可能なデータ表示604が、マニュアル応答モードを有効にするように設定されるが、着信音声呼のための着信呼メッセージが、無音の(自動的な)応答についてのデータ表示(例えば、図5参照)を有する場合、プロセッサは、それでもなお、ユーザインタフェースを介した、エンドユーザによるいかなるマニュアル応答信号も検出することなく、着信音声呼が自動的に応答されるようにする。そのような機能性についての、一例の真理値表論理に対する下記の表2を参照されたい。
Figure 2013219784
別のシナリオにおいて、再び、図6のプログラム可能なデータ表示606は、移動体装置の着信呼のための可聴のアラート応答モードか、または無音応答モードかのどちらかを設定するためのものである。しかし、プログラム可能なデータ表示606が、可聴のアラート応答モードを有効にするように設定されるが、着信音声呼のための着信呼メッセージが、無音の応答と自動的な応答との両方についてのデータ表示(例えば、図5参照)を有する場合、プロセッサは、ユーザインタフェースを介して、エンドユーザに着信呼をアラートするためのいかなる可聴のアラートも生成されるようにすることを控え、その呼が自動的に応答されるようにする(すなわち、装置設定がオーバーライドされる)。しかし、着信音声呼のための着信呼メッセージが、自動でない応答/無音でない応答のために設定されたデータ表示を有する時はいつも、装置設定は、利用され、無線のメッセージの中のデータ表示によってオーバーライドされない。そのような機能性についての、一例の真理値表論理に対する下記の表3を参照されたい。
Figure 2013219784
そこで、図4を参照すると、図4は、移動体通信装置のための緊急通信の処理に対して、ワイヤレス通信ネットワークにおいて用いられる一般的な方法のフローチャートを示し、その処理は、図3に関して述べられる方法を補い得る。その方法は、述べられる通り、1つ以上のネットワークプロセッサ、メモリおよびトランシーバーを用いて(例えば、図1参照)、該当するシステムコンポーネントに接続するワイヤレス通信ネットワークにおいて行われ得る。少なくともその方法の一部は、コンピュータプログラム製品においてさらに具体化され得、そのコンピュータプログラム製品は、コンピュータ読み取り可能な媒体の中に格納されるコンピュータの命令を有する、そのコンピュータ読み取り可能な媒体(例えば、メモリまたはコンピュータディスク)を含み、そのコンピュータの命令は、1つ以上のプロセッサ(例えばマイクロプロセッサ)によって実行可能である。
図4の開始ブロック400で始まり、ワイヤレスネットワークは、ワイヤレスネットワークにおける移動体通信装置の動作と、パブリックセーフティー応答ポイント(PSAP)エンティティとの間の緊急呼の確立を促進するように適合される(図4のステップ402)。緊急呼の間、ワイヤレスネットワークは、呼の終了メッセージまたは障害状態(例えば、到達範囲外の状態)を識別し得、呼の終了メッセージまたは障害状態は、緊急呼が切断されるようにする(図4のステップ404)。切断後のいずれかのときに、PSAPエンティティによって開始された、移動体装置との継続される緊急呼のためのメッセージを、ワイヤレスネットワークは受信する(図4のステップ406)。PSAPエンティティは、初期の緊急呼において前もって受信したANI情報または発信者ID情報を用いて、移動体装置への継続される緊急呼を開始する。メッセージの受信に応答して、ワイヤレスネットワークは、送信のために、ワイヤレスネットワークを介して移動体装置に指向させられる着信呼メッセージを生成する。着信呼メッセージを生成する場合、ワイヤレスネットワークは、着信呼メッセージの1つ以上のデータフィールドにおけるデータ表示を設定する(図4のステップ408)。移動体装置が、それのユーザインタフェースを介してマニュアル応答信号を検出することなく、その呼に自動的に応答するように指示することに、そのデータ表示は用いられるためのものである。そのデータ表示(または、異なる表示)はまた、継続される緊急呼についてアラートするための可聴のアラートを生成することを控えるように移動体装置に指示することに用いられるためのものであり得る。その後は、ワイヤレスネットワークは、継続される緊急呼のためのこの着信呼メッセージが移動体装置による受信のためにワイヤレスネットワークを介してブロードキャストされるようにする(図4のステップ410)。移動体装置は、自動および/または無音の手法で、継続される緊急呼に応答する。
本発明の開示についての他の関連する技術について、エンドユーザによるものであろうと第三者によるものであろうと、本明細書に述べられる緊急呼が、移動体装置での意図的なアクションまたは意図しないアクションに応答して切断され得ることに留意されたい。これが発生した場合、特別な技術が利用されないならば、PSAPエンティティと移動体装置との間の通信が、任意の継続される緊急呼において行われることは、不可能または困難なことであり得る。例えば、移動体装置が、落とされているか、エンドユーザから受け取られているか、またはそうでなくエンドユーザの届かない所に存在し得る。別の例のように、移動体装置の構成は、そのような継続される通信を容易に可能にし得ない。
この後者の問題をさらに説明するために、図8aおよび図8bは、筐体802を有する移動体装置の一構成の側面図を示し、筐体802は、開いた位置(図8a)および閉じた位置(図8b)を提供する。図8a〜8bの実施形態において、筐体802は、第1(先端)筐体部分804および第2(下部)筐体部分806を有し、第1筐体部分804および第2筐体部分806は、ヒンジアセンブリ808によって接続され、それにより、開いた位置および閉じた位置を提供する。あるいは、ヒンジアセンブリ808は、スライドアセンブリまたは回転軸アセンブリであり得、例えば、開いた位置および閉じた位置を提供するためのものであり得る。図8aおよび8bの実施形態において、第1筐体部分804は、ディスプレイ112およびスピーカー234を備え、第2筐体部分806は、キーボード114およびマイクロホン236を備えている。図8aにおける開いた位置は、ディスプレイ112、キーボード114、スピーカー234およびマイクロホン236を用いるために露出するのに対して、図8bにおける閉じた位置は、ディスプレイ112、キーボード114、スピーカー234およびマイクロホン236を覆うおよび/または非活動状態にする。図8bにおいて明らかなように、緊急呼の切断の後、移動体装置が閉じた位置の状態である場合、特別な技術が利用されないならば、継続される通信が、任意の継続される緊急呼において行われることは、不可能または困難であり得る。
この問題を解決するために、その技術において利用され得る移動体装置の一つのタイプは、音声呼のための送受話器通話モードおよびスピーカーホン通話モードを選択的に提供するように構成され得る。スピーカーホン変換器(例えば、図8aおよび8bのスピーカーホン変換器810)は、従来の送受話器スピーカーおよび送受話器マイクロホンに加えて提供される。図8aおよび8bにおいて例示される通り、このスピーカーホン変換器810は、そうでなければ送受話器スピーカー234および送受話器マイクロホン236を提供する筐体の外側または反対側に提供され得る。
さらに説明するために、図7は、移動体装置の音声呼のための通話モードと関連した機能性を説明するブロック図である。移動体装置の通話モードは、送受話器通話モード702、およびスピーカーホン通話モードまたは「ハンズフリー」通話モード704を含む。スイッチング回路706は、移動体装置のプロセッサに結合され得、移動体装置のプロセッサによって制御され得、それにより、送受話器通話モード702とピーカーホン通話モード704との間を切り換える。
送受話器通話モード702のために、プロセッサは、音声呼の間、エンドユーザが聞くためおよび通話するために、それぞれ、移動体装置の送受話器スピーカーおよび送受話器マイクロホン(その関連した回路網を含む)をスイッチング回路706を介して有効にする。有効にされた場合、送受話器スピーカー/送受話器マイクロホンおよび関連した回路網は、音声呼のオーディオ信号の伝達のための限定される専用の地理的範囲を提供する。音声呼の間、送受話器通話モード702において効率的に通信するために、エンドユーザは、移動体装置(例えば、ポータブルの手持ち式の電話機の装置)を手に持ち、それをエンドユーザの頭のそばに位置付けると、送受話器スピーカーはエンドユーザの耳の近傍にあり、送受話器マイクロホンはエンドユーザの口の近くにある。そうでなければ、オーディオ信号は、そのエンドユーザおよびその呼のもう一方の相手へ通信されるための十分な強度を有さない。
スピーカーホン通話モード704のために、プロセッサは、音声呼の間、エンドユーザが聞くためおよび通話するために、移動体装置の代替の変換器(スピーカー/マイクロホン)(その関連した回路網を含む)をスイッチング回路706を介して有効にする。スピーカーホン通話モード704が、「ハンズフリー」通話モードであり得るか、あるいは「ハンズフリー」通話モードと呼ばれ得る。有効にされた場合、スピーカーホン変換器および関連した回路網は、音声呼のオーディオ信号の伝達のための比較的広くブロードキャストされる地理的範囲を提供する。音声呼の間、スピーカーホン通話モード704において通信するために、エンドユーザは、移動体装置を、ユーザの手の中か、または適切な物体の表面上かのどちらかに保持し、適切な距離を隔てて(例えば、0.5〜1.5メートル内か、または0.5〜1.5メートルの間に)位置付ける。スピーカーホン通話モード704において、移動体装置とエンドユーザとの間の距離にもかかわらず、音声呼のオーディオ信号は、そのエンドユーザおよびその呼のもう一方の相手へ十分に伝達されるための十分な強度を有する。
プロセッサは、ユーザインタフェースというユーザの入力装置からの入力710に基づいて、移動体装置の通話モードを制御および/または選択し得る。ユーザの入力装置は、例えば、移動体装置の1つ以上のボタンまたはキーであり得るか、またはそれらを含み得る。エンドユーザによる操作、ボタンまたはキーに応答して、プロセッサは、音声呼の間、送受話器通話モード702とスピーカーホン通話モード704との間の選択またはトグルに備え得る。このようにして、プロセッサは、スピーカーホン通話モード704を起動するために、エンドユーザからのユーザインタフェースを介したマニュアルスピーカーホン起動信号を検出し得る。好ましくは、プロセッサは、グラフィカルユーザインタフェース(GUI)が視覚的ディスプレイにおいて提供され、表現されるようにし、グラフィカルユーザインタフェースは、送受話器通話モード702とスピーカーホン通話モード704との間のエンドユーザの選択のためのGUIボタンまたはメニューリストを含む。
プロセッサは、入力712に基づいて、移動体装置の通話モードを付加的にまたはもう一つの選択肢として制御し得、入力712は、PSAPエンティティからの着信呼メッセージの1つ以上のデータフィールド(例えば、図5参照)の中のデータ表示に対応する。データ表示がビット表示である場合、例えば、ビット「0」は、送受話器通話モード702が利用されるものであることを表示し得、ビット「1」は、スピーカーホン通話モード704が利用されるものであることを表示し得る。逆のビット定義または他のビット構成が、代替として利用され得ることに留意されたい。換言すれば、ビット「0」は、モード702または704の中での選択のために装置設定が利用されるものであることを表示し得、ビット「1」は、遠隔のスピーカーホン有効化のためのスピーカーホン通話モード704が利用されるものであることを表示(すなわち、装置設定をオーバーライドすること)し得る。着信呼メッセージの中に提供されるこのデータ表示への追加または代替において、そのようなデータ表示は、その呼の間、PSAPエンティティから移動体装置へ通信される任意の適切なメッセージの中(すなわち、その呼が進行中である間、トラフィックチャネルが確立された後に送信されるメッセージにおける受信データ表示)に提供され得る。
入力710(すなわち、ユーザの入力選択)と入力712(すなわち、無線のメッセージにおけるデータ表示)との両方が、移動体装置の通話モードの選択のために利用されるものである場合、論理708が提供され得る。論理708は、プロセッサを制御するハードウェアとしてまたはソフトウェアとして、移動体装置の中に提供され得る。図7の例に示される通り、論理708は、ORゲートか、またはその機能と同等のものであり得る。好ましくは、論理708は、下記の表4に提供される真理値表に従って動作するように適合され得る。
Figure 2013219784
例が提供されたが、任意の適切なタイプの論理は、移動体装置の通話モードの選択のために利用され得る。
それゆえに、移動体装置が、緊急呼の間、落とされているか、エンドユーザから受け取られているか、またはそうでなくエンドユーザの届かない所に存在し得るが、PSAPエンティティと移動体装置との継続される通信は、それでもなお、スピーカーホン通話モード制御を用いて有効である(例えば、PSAPエンティティが、少なくともエンドユーザに応じ得るか、少なくともエンドユーザに指示し得るか、またはそうでなければ少なくともエンドユーザと通信し得る)。移動体装置構成が、そうではなくそれを可能にし得ない場合(例えば、図8aおよび8bに関連した議論を参照)、継続される通信はまた、可能である。
代替の実施形態において、無線のメッセージにおけるデータ表示を用いた、移動体装置での自動応答モードおよび通話モードの遠隔の制御および遠隔の選択は、エンドユーザか、またはそれの任意の切断かによってなされるいかなる緊急呼も顧慮しないで、PSAPエンティティまたは他の第三者エンティティによって導かれ得る。エンティティによってなされる移動体装置への呼は、切断された移動体誘導の任意の緊急呼に応答してなされる必要のない単なる無音秘密呼または秘匿秘密呼で(上記で述べられるようにスピーカーホン通話モードが有効にされた状態で、またはその状態でなく)あり得る。例えば、無音呼または秘密呼は、移動体装置のエンドユーザが不当または不正な振る舞いに関係していることを識別したことに応答して、エンティティから移動体装置へ生成され得る。そのような実施形態に含まれる、移動体誘導の呼または呼の切断が存在しないとき、この代替の実施形態における移動体装置において、切断後の期間に対するタイマーは全く利用されない。そうでなければ、利用されるその技術は、上記に述べられるそれらの技術と同じか、または類似し得る。あるいは、そのような無音呼または秘密呼(上記で述べられるようにスピーカーホン通話モードが有効にされた状態で、またはその状態でなく)は、移動体装置から導かれた信号またはメッセージ(緊急または非緊急)についてのエンティティの受信に応答して、エンティティから移動体装置へなされ得る。好ましくは、そのメッセージは、緊急メッセージであり、緊急メッセージは、例えば、ショートテキストメッセージ(例えば、ショート・メッセージ・サービスまたはSMSメッセージ)または電子メール(Eメール)メッセージであり得、そのショートテキストメッセージまたは電子メールは、エンドユーザによって移動体装置のユーザインタフェースを介して受信され、ワイヤレスネットワークを介して送信される。そのようなメッセージは、図3のステップ306(すなわち、所定のコードまたは所定のユーザ入力選択)に関連した上記の技術と同じか、または類似した技術を用いて、緊急呼メッセージまたは非緊急呼メッセージとして検出され得る。この特定の代替の実施形態において、移動体誘導の初期の信号またはメッセージの後の期間に対するタイマーは、緊急呼切断の後の期間として、同じ手法または類似の手法において、移動体装置において利用され得る。
このようにして、ワイヤレス通信ネットワークを介して着信呼を処理するための移動体通信装置によって用いられる代替の方法において、その方法のステップは、ワイヤレス通信ネットワークを介して、着信呼のための着信呼メッセージを受信するためにモニターすることと、着信呼メッセージの1つ以上のデータフィールドにおけるデータ表示を受信することと、着信呼メッセージが無音自動応答のためのものであることをデータ表示が示す場合には、着信呼をアラートするために移動体通信装置において可聴のアラートを生成することを控えることと、移動体通信装置のユーザインタフェースを介してマニュアル応答信号を検出することなく、着信呼が移動体通信装置によって自動的に応答されるようにすることと、またはそうでなく着信呼メッセージが無音自動応答のためのものであることをデータ表示が示さない場合には、マニュアル応答信号を検出することなく、着信呼が移動体通信装置によって自動的に応答されるようにすることを控えることと、ユーザインタフェースを介してマニュアル応答信号を検出したことに応答して、着信呼が応答されるようにすることとを含む。
本発明の開示の主要な教示に従うと、移動体通信装置を伴う切断された緊急呼および切断された他の通信を処理することに用いられる方法および装置が述べられている。例示的な一実施形態において、パブリックセーフティー応答ポイントエンティティを用いる緊急呼は、ワイヤレス通信ネットワークを介して、移動体通信装置によって確立される。緊急呼が切断される場合、移動体装置は、パブリックセーフティー応答ポイントエンティティからの、継続される緊急呼のための着信呼メッセージを受信するようにモニターする。そのような着信呼メッセージを受信すること応答して、移動体装置は、可聴のアラートを生成することを控え、そのユーザインタフェースを介していかなるマニュアル応答も検出することなく、パブリックセーフティー応答ポイントエンティティからの継続される緊急呼に自動的に応答する。一つの特定のアプローチにおいて、着信呼メッセージが切断後の期間内に受信される場合、かつ、着信呼メッセージのデータ表示が、メッセージが継続される緊急呼または自動応答のためのものであることを表示する場合、移動体装置は、自動的にその呼に応答する。そうでなければ、着信呼メッセージが、切断後の期間外で受信される場合か、または、データ表示が、着信呼メッセージが継続される緊急呼もしくは自動応答のためのものであることを表示しない場合、移動体装置は、着信呼メッセージと関連した呼に自動的に応答することを控える。
ワイヤレス通信ネットワークを介して通信するように適合される移動体通信装置によって用いられる別の例示的な方法は、1つ以上のデータフィールドの中にデータ表示を有するメッセージをワイヤレス通信ネットワークを渡って受信することと、スピーカーホン通話モードが利用されるものであることをそのメッセージからのデータ表示が示す場合には、音声呼のために移動体通信装置のスピーカーホン通話モードを有効にすることと、そうでなければ、送受話器通話モードが利用されるものであることをそのメッセージからのデータ表示が示す場合には、音声呼のために移動体通信装置の送受話器通話モードを有効にすることとを伴う。そのような方法は、移動体通信装置のユーザインタフェースを介してマニュアル応答信号を検出することなく、第三者エンティティからの音声呼が移動体通信装置によって自動的に応答されるようにすることをさらに伴い得る。
本発明の好ましい実施形態が、説明され、述べられている一方で、本発明がそのように限定されないことは、理解されるべきである。添付の特許請求の範囲によって定義されるような本発明の精神および範囲から離れることなく、数多くの改良、変更、変形、代用および同等物が、当業者に見いだされる。

Claims (1)

  1. 本願明細書に記載された発明。
JP2013103912A 2007-06-08 2013-05-16 移動体通信装置を伴う切断緊急呼および他の通信の処理ならびに移動体通信装置の遠隔モニターの処理用の方法および装置 Pending JP2013219784A (ja)

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP07109922.0A EP2001253B1 (en) 2007-06-08 2007-06-08 Methods and apparatus for use in processing disconnected emergency calls and other communications involving mobile communication devices and the remote monitoring thereof
US11/760,120 2007-06-08
US11/760,120 US7933581B2 (en) 2007-06-08 2007-06-08 Methods and apparatus for use in processing disconnected emergency calls and other communications involving mobile communication devices and the remote monitoring thereof
EP07109922.0 2007-06-08

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010510627A Division JP2010530664A (ja) 2007-06-08 2008-06-06 移動体通信装置を伴う切断緊急呼および他の通信の処理ならびに移動体通信装置の遠隔モニターの処理用の方法および装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2013219784A true JP2013219784A (ja) 2013-10-24

Family

ID=40093117

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010510627A Pending JP2010530664A (ja) 2007-06-08 2008-06-06 移動体通信装置を伴う切断緊急呼および他の通信の処理ならびに移動体通信装置の遠隔モニターの処理用の方法および装置
JP2013103912A Pending JP2013219784A (ja) 2007-06-08 2013-05-16 移動体通信装置を伴う切断緊急呼および他の通信の処理ならびに移動体通信装置の遠隔モニターの処理用の方法および装置

Family Applications Before (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010510627A Pending JP2010530664A (ja) 2007-06-08 2008-06-06 移動体通信装置を伴う切断緊急呼および他の通信の処理ならびに移動体通信装置の遠隔モニターの処理用の方法および装置

Country Status (5)

Country Link
JP (2) JP2010530664A (ja)
KR (3) KR101302239B1 (ja)
CN (1) CN101772968B (ja)
CA (1) CA2689320C (ja)
WO (1) WO2008148213A1 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2548387A1 (en) 2010-03-19 2013-01-23 Nokia Corp. Method and apparatus for emergency call handling
JP5418394B2 (ja) * 2010-04-28 2014-02-19 ブラザー工業株式会社 無線通信装置
EP2472839B1 (en) * 2011-01-04 2015-12-23 BlackBerry Limited Handling emergency calls on an electronic device
US8594614B2 (en) * 2011-01-04 2013-11-26 Blackberry Limited Handling emergency calls on an electronic device
EP3043540A1 (en) 2015-01-12 2016-07-13 Alcatel Lucent Control of user equipment functionality
US20180324300A1 (en) * 2017-05-08 2018-11-08 Qualcomm Incorporated Emergency call detection system
CN111836246B (zh) * 2019-08-12 2023-03-14 维沃移动通信有限公司 业务优化方法,通信设备及存储介质

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09247748A (ja) * 1996-03-01 1997-09-19 Mitsubishi Electric Corp 緊急呼制御方式
JP2000196491A (ja) * 1998-12-24 2000-07-14 Toshiba Corp 移動無線端末装置
JP2001222783A (ja) * 2000-02-09 2001-08-17 Denso Corp 緊急通報装置
JP2003209885A (ja) * 2002-01-16 2003-07-25 Toshiba Corp 通信端末
JP2004140838A (ja) * 2002-10-16 2004-05-13 Lucent Technol Inc 緊急コールバック方法

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6990349B1 (en) * 1998-11-20 2006-01-24 Nortel Networks Limited System and method for reconnecting a mobile station to an emergency operator
EP1145034B1 (en) * 1999-01-08 2007-06-20 TruePosition, Inc. Bandwidth synthesis for wireless location system
US7783299B2 (en) * 1999-01-08 2010-08-24 Trueposition, Inc. Advanced triggers for location-based service applications in a wireless location system
DE60001443T2 (de) * 2000-01-31 2003-11-20 Lucent Technologies Inc Verfahren und Vorrichtung zum automatischen Ruf-wiederherstellen in einem Kommunikationssystem
US7623447B1 (en) * 2000-04-10 2009-11-24 Nokia Corporation Telephony services in mobile IP networks
US7231232B2 (en) * 2002-02-13 2007-06-12 Osann Jr Robert Courtesy answering solution for wireless communication devices
US7190947B2 (en) * 2003-02-07 2007-03-13 Motorola Inc. Priority E911 call back during access class restrictions
US6839023B1 (en) * 2003-06-23 2005-01-04 Lucent Technologies Inc. Network support for access to location information of a mobile device
CN1878401B (zh) * 2006-01-24 2010-05-12 华为技术有限公司 移动终端紧急呼叫回呼方法及系统

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09247748A (ja) * 1996-03-01 1997-09-19 Mitsubishi Electric Corp 緊急呼制御方式
JP2000196491A (ja) * 1998-12-24 2000-07-14 Toshiba Corp 移動無線端末装置
JP2001222783A (ja) * 2000-02-09 2001-08-17 Denso Corp 緊急通報装置
JP2003209885A (ja) * 2002-01-16 2003-07-25 Toshiba Corp 通信端末
JP2004140838A (ja) * 2002-10-16 2004-05-13 Lucent Technol Inc 緊急コールバック方法

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
JPN6014038666; 'Digital cellular telecommunications system (Phase 2+);Mobile radio interface layer 3 specification(G' GSM TECHNICAL SPECIFICATION v.5.3.0, 199607, p.105,106,108,117,119, ETSI *

Also Published As

Publication number Publication date
CA2689320A1 (en) 2008-12-11
CA2689320C (en) 2014-12-02
KR20120073332A (ko) 2012-07-04
KR20120139843A (ko) 2012-12-27
WO2008148213A4 (en) 2009-02-26
KR101262618B1 (ko) 2013-05-08
KR101222824B1 (ko) 2013-01-15
KR101302239B1 (ko) 2013-09-02
KR20100029121A (ko) 2010-03-15
CN101772968A (zh) 2010-07-07
WO2008148213A1 (en) 2008-12-11
JP2010530664A (ja) 2010-09-09
CN101772968B (zh) 2013-02-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7933581B2 (en) Methods and apparatus for use in processing disconnected emergency calls and other communications involving mobile communication devices and the remote monitoring thereof
JP2013219784A (ja) 移動体通信装置を伴う切断緊急呼および他の通信の処理ならびに移動体通信装置の遠隔モニターの処理用の方法および装置
US8078195B2 (en) Methods and apparatus for facilitating the determination of GPS location information for a mobile station without disrupting communications of voice call
US8626148B2 (en) Text message transmissions indicating failure of recipient mobile device to connect with a call
EP2341360A1 (en) Automated locating of a mobile station without an alert at the mobile station
EP3698562B1 (en) Emergency location informer system
EP2001253B1 (en) Methods and apparatus for use in processing disconnected emergency calls and other communications involving mobile communication devices and the remote monitoring thereof
US8126423B2 (en) E911 location reporting without PSAP support
US20110319074A1 (en) Method and apparatus for low cost cellular roaming
EP1580569B1 (en) Methods and apparatus for facilitating the determination of GPS location information for a mobile station without disrupting communications of a voice call

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140417

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140716

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140910

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20141209

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20150226