JP2003209155A - 搬送アーム - Google Patents

搬送アーム

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JP2003209155A
JP2003209155A JP2002008676A JP2002008676A JP2003209155A JP 2003209155 A JP2003209155 A JP 2003209155A JP 2002008676 A JP2002008676 A JP 2002008676A JP 2002008676 A JP2002008676 A JP 2002008676A JP 2003209155 A JP2003209155 A JP 2003209155A
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JP2002008676A
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Toshihiko Mitsuyoshi
敏彦 光吉
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JEL Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 半導体基板等の搬送の際に、安定した状態で
の十分な基板距離の搬送を実現する。 【解決手段】共有短節を介して連結された第1平行リン
ク10と第2平行リンク20の各アームが構成する平行
四辺形を変形させて第2平行リンク20の自由端に設け
られた搬送台50を、第1平行リンク10の短いアーム
11,12と第2平行リンク20の長いアーム21,2
2のなす角度を変化させ、第1平行リンク10と第2平
行リンク20との間のベース30上に、共有短節に直交
する方向にガイドレールを有するリニアガイド32と、
ガイドレール上を走行するスライダと短節両端で第1平
行リンク10と第2平行リンク20のアーム端を軸支す
る関節とをリニアガイドの中心軸に関して対称にそれぞ
れ連結した同期リンク40とを備えるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は搬送アームに係り、
半導体製造装置等に搭載され、基板を十分な搬送距離を
搬送させるのに、安定した状態で高精度に搬送できるこ
とができるようにした搬送アームに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に半導体製造装置内には所定の動作
シーケンスでウェハ等の基板を移動させる基板搬送装置
が備えられている。この種の基板搬送装置には高精度の
動作及び塵等が発生しないクリーンな動作環境が要求さ
れている。出願人は、すでにこの要請に応えるために、
基板等の搬送を高精度に行えることができ、また可動部
の摩耗等がほとんどないクリーンな環境を長期にわたっ
て保持でき、耐久性に富む搬送アームを提案している
(特開2001−185596号公報参照)。
【0003】図8(a)は出願人が既に提案した搬送ア
ーム100の屈曲状態、図8(b)は同アームの伸長状
態を示した平面図である。搬送アーム100は、全体が
基台プレート102の回転軸R101、R102に支持された
2組の平行リンク110,120が短節を共有して連結
され、一体として動作するように構成されている。
【0004】搬送アーム100は2本の平行配置された
アーム111,112の軸端を結んでなる短節113の
1方の関節114を駆動回転軸R101とし、他の関節1
15を従動回転軸R102としている。駆動回転軸R101
回転により短節113に対向する他の短節116とで平
行四辺形を保持してアーム111,112をそれぞれの
回転軸R101、R102に対して旋回させる第1平行リンク
110と、第1平行リンク110の短節116と共有す
る短節126を有し、この短節126の両端関節12
7,128に2本の平行配置されたアーム121,12
2の各端が連結された第2平行リンク120とを、短節
116(126)に直交する方向に直線案内するリニア
ガイド132(図8(b))を主構造とし、第1平行リ
ンク110のアーム111に付与された旋回動作によっ
てリニアガイド132のスライダ131を直線移動させ
ることで第2平行リンク120のアーム122を反対向
き等角度に旋回させる同期リンク140と、図示しない
基板等の搬送対象を載置する搬送台150とを備えてい
る。
【0005】このような構成からなる搬送アーム100
では、回転軸R101に関する反時計回りの旋回動作によ
り、搬送アームは図8(a)に示した状態からの平行リ
ンク110,120を変形させることにより、搬送台1
50を矢印A方向に図8(b)の状態まで直線移動させ
るようになっている。図9は、このときの搬送アーム1
00の平行リンクの伸長状態及び屈曲状態を線図で示し
たリンク機構図である。同図に示したように、この搬送
アーム100では屈曲状態において基台プレート102
(図8(a))の回転により、旋回半径Rrで搬送台1
50を所定回転方向に所定角度だけ旋回させる一方、ア
ームの伸長により矢印A方向へ搬送距離Lだけ直線移動
させることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、半導体製造
装置や基板自体の大型化に対応して搬送距離を大きく確
保できる搬送アームを備える基板搬送装置の開発が求め
られている。この場合、図9に示したような平行リンク
機構では搬送距離を大きくすると、旋回半径も大きくな
ってしまう。このため、プラットホーム部分を大きく設
定しなければならないという問題がある。
【0007】そこで、本発明の目的は上述した従来の技
術が有する問題点を解消し、高精度の基板搬送が可能
で、旋回半径に対して大きな搬送距離が確保できるよう
にした搬送アームを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は第1平行リンクと第2平行リンクとを、共
有短節を介して連結するとともに、一端が回転駆動軸に
連結された駆動クランクの他端を前記第1平行リンクの
一のアームの中間位置に連結し、前記駆動クランクを介
して付与された旋回動作により、前記第1平行リンク及
び前記第2平行リンクのアームが構成する平行四辺形を
変形させて前記第2平行リンクの自由端に設けられた搬
送台を、前記第1平行リンクと第2平行リンクの各アー
ムのなす角度を変化させて所定の軌跡で移動させるよう
にした搬送アームにおいて、前記第1平行リンクと第2
平行リンクとの間のベース上に、前記共有短節に直交す
る方向にガイドレールを有するリニアガイドと、前記ガ
イドレール上を走行するスライダと前記短節両端で前記
第1平行リンクと第2平行リンクのアーム端を軸支する
関節軸とを前記リニアガイドの中心軸に関して対称にそ
れぞれ連結した同期リンクとを備え、前記第1平行リン
クのアームと第2平行リンクのアームとの連結部におけ
る屈伸動作を介して前記リニアガイドに関して等角度で
開閉するようにしたことを特徴とする。
【0009】他の発明として、第1平行リンクと第2平
行リンクとを、共有短節を介して連結するとともに、一
端が回転駆動軸に連結された駆動クランクの他端を前記
第1平行リンクの一のアームの中間位置に連結し、前記
駆動クランクを介して付与された旋回動作により、前記
第1平行リンク及び前記第2平行リンクのアームが構成
する平行四辺形を変形させて前記第2平行リンクの自由
端に設けられた搬送台を、前記第1平行リンクのアーム
と第2平行リンクのアームのなす角度を変化させて所定
の軌跡で移動させるようにした搬送アームにおいて、前
記第1平行リンクのアームの中間位置に前記共有短節の
軸線方向と直交方向にリニアガイドの一端を回動可能に
連結するとともに、該リニアガイド上を直線走行するス
ライダに前記第2平行リンクの一方のアームを延長させ
たアーム端を回動可能に連結し、前記第1平行リンクの
アームと第2平行リンクのアームとの連結部における屈
伸動作を介して前記リニアガイドに関して等角度で開閉
するようにしたことを特徴とする。
【0010】これらのとき、前記第1平行リンクのアー
ムに付与された旋回動作により前記リニアガイドのスラ
イダを直線移動させ、この直線移動に伴う前記連結部に
おける屈伸動作を介して前記第2平行リンクのアームを
反対向き等角度に旋回させて前記第2平行リンクの自由
端に設けられた搬送台を所定の軌跡で移動させるように
することが好ましい。
【0011】さらに、更なる特徴として第1平行リンク
と第2平行リンクとを、共有短節を介して連結するとと
もに、一端が回転駆動軸に連結された駆動クランクの他
端を前記第1平行リンクの一のアームの中間位置に連結
し、前記回転駆動軸により付与された旋回動作により、
前記駆動クランクを介して前記第1平行リンク及び前記
第2平行リンクのアームが構成する平行四辺形を変形さ
せて前記第2平行リンクの自由端に設けられた搬送台
を、前記第1平行リンクのアームと第2平行リンクのア
ームのなす角度を変化させて所定の軌跡で移動させるよ
うにした搬送アームにおいて、前記搬送台の搬送方向と
直交方向に基線リニアガイドを設け、該基線リニアガイ
ド上を直線走行するスライダに前記第1平行リンクの前
記第2平行リンクとの共有短節と反対側の短節の一部を
一体化させることを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の搬送アームの一実
施の形態について、添付図面を参照して説明する。図1
は基台プレート2の回転軸R1に連結された駆動クラン
ク3と、端部が基台プレート2に支持された基線リニア
ガイド4と、この基線リニアガイド4に支持された搬送
アーム1全体を示した平面図である。搬送アーム1は、
図8に示した公知の2組の平行リンクを用いた搬送アー
ムと同様に短節26を共有して連結し動作する2組の平
行リンク10,20とから構成されている。
【0013】すなわち、搬送アーム1を構成する2組の
平行リンク10,20のうち、第1平行リンク10は、
基台プレート2の一部に端部が固定支持された基線リニ
アガイド4のガイドレール5上を走行するスライダ6と
一体なベースプレート7に2本の平行配置されたアーム
11,12の軸端が関節J1,J2を介して回転自在に定
着されている。このベースプレート7が第1平行リンク
10の一方の短節13を構成している。さらに、アーム
11の中間位置には、駆動クランク3の一端3aが回動
自在に定着されている。この駆動クランク3の他端3b
は基台プレート2の回転軸R1に連結され、図示しない
駆動源、伝達機構を介して付与される回転駆動力によっ
て角度制御可能に旋回駆動される。
【0014】ベースプレート7は基線リニアガイド4の
ガイドレール5に沿って低摩擦にて走行可能なスライダ
6と一体形成されたプレートからなり、プレート7上に
第1平行リンク10の関節J1,J2が設けられている。
ガイドレール5の長さは駆動クランク3の旋回によりス
ライダ6が直線移動可能な長さに設定されている。
【0015】このように2組の平行リンク10,20
は、基線リニアガイド4のガイドレール5上のベースプ
レート7にそれぞれの一端が関節J1,J2において回動
自在に定着されたアーム11,12で構成された第1平
行リンク10と、ベースプレート7の短節13に対向す
る対の短節16と、第2平行リンク20の短節26とを
共有短節とし、この短節の両端の関節J3,J4に2本の
平行配置されたアーム21,22の各端が連結された第
2平行リンク20とから構成されている。
【0016】2組の平行リンク10,20は、関節
3,J4が設けられたガイドベース30上を直線移動可
能にした同期リンク40を介して等角開閉可能に連結さ
れている。同期リンク40はリニアガイド32を主構成
とし、リニアガイド32のガイドレール33を直線走行
するスライダ31によりガイドベース30を、その短節
26(16)に直交する方向に直線案内する。このとき
スライダ31の関節J6と対応する関節J3,J4間は、リ
ニアガイド32の中心軸Crに関して対称に配置された
中間関節軸J5を有した2組のレバー(後述する)によ
って連結されている。
【0017】一方、第1平行リンク10のアーム11の
端部近傍の下面には駆動クランク3の先端3aが回動可
能に連結されている。駆動クランク3を介してアーム1
1に付与された旋回動作により基線リニアガイド4のス
ライダ6をガイドレール5に沿って直線移動させるとと
もに、アーム11を所定角度分、旋回させることができ
る。この第1平行リンク10の変形に伴い、同期リンク
40を介して第2平行リンク20のアーム21を反対向
き等角度に旋回させることができる。このとき第2平行
リンク20においてガイドベース30と反対側の自由端
で短節23を構成する位置には図示しない基板等の搬送
対象を載置する搬送台50が取り付けられている。本実
施の形態では第1平行リンク10のアーム長は、第2平
行リンク20のアーム長の2倍の長さに設定されてい
る。このため第1平行リンク10のアーム11,12が
駆動クランク3の旋回により回動した際の移動量(搬送
距離L)は図8に示した従来の搬送アームの場合の1.
5倍にすることができる。なお、このときの搬送台50
の移動軌跡は第1平行リンク10と第2平行リンク20
のアーム長比により、直線軌跡(2:1)及びそれ以外
の曲線軌跡とすることができることはいうまでもない。
【0018】ここで、同期リンク40を構成するリニア
ガイド32のレバー群の構成について図4,図5を参照
して説明する。同期リンク40は図4に分解して示した
ように、リニアガイド32のガイドベース30の下面側
に取り付けられたガイドレール33に沿ってスライド可
能に取り付けられたスライダ31と、関節J3,J4のそ
れぞれの下端部に連結された第1レバー41,42と、
この第1レバー41,42にそれぞれ関節J5を介して
連結され、他端が連結部J6を介してスライダ31のガ
イドレール33を挟んだ両側部に連結された第2レバー
43,44とから構成されている。またガイド対称軸C
rに関して対向配置された2組の同期リンク40のそれ
ぞれの第1レバー41,42及び第2レバー43,44
はスライダ31の移動に従ってガイド対称軸Crに関し
て対称な形状で伸長、屈曲する。すなわち、図4に示し
たように、基板搬送過程において、スライダ31は関節
3,J4から遠ざかるようにガイドレール33上をスラ
イドする。なお、図5でも説明のために、第1平行リン
ク10と第2平行リンク20とを分離して示し、第1平
行リンク10側のレバー41,43を重複して示してい
る。
【0019】次に、上述した搬送アーム1の動作につい
て図1〜図3及び図4,図5を参照して説明する。図1
は、アーム伸長動作の中間行程を示しており、図2は屈
曲時、図3は最大伸長時を示している。図2に示した駆
動クランク3位置を原点とし、この位置から回転軸R1
を矢印方向(時計回り方向)に角度θだけ旋回すると、
アーム11はベースプレート7上に位置する関節J1
りに角度−θだけ回動するとともに、スライダ6はガイ
ドレール5に沿ってX方向に直線移動する。このときア
ーム12は第1平行リンク10を構成するため、アーム
11と同様に旋回する。そしてアーム12の関節J2
端の関節J4の端部に固着された第1レバー42(図4
参照)全体もアーム12と同方向に旋回する。このとき
関節軸J5を介して連結された第2レバー44の先端が
ガイドレール33上のスライダ31の連結点J6に連結
されているため、その移動方向はリニアガイド32によ
り規制される。このため、アーム12の旋回に伴う第1
レバー42の移動は第2レバー43先端の連結点J6
介してリニアガイド32に沿ったスライダ31の直線運
動に変換される。このスライダ31のガイド対称軸Cr
に関して対称な位置には同期リンク40の第2レバー4
3の連結点J6が位置する。また、連結点J6には第2レ
バー43と第1レバー41とがリニアガイド32に関し
て対称配置されているため、第2レバー43と第1レバ
ー41も同期して伸長し、この伸長により第1レバー4
1は時計回りに旋回する。この結果、第1レバー41が
回転不能に固着された関節J3に時計方向の角度θ分の
回転が付与される(図4→図5参照)。このとき第2平
行リンク20のアーム21が関節軸J3に対して回転不
能に連結されているため、アーム21に時計回り方向角
度θの回転が付与され、第2平行リンク20全体は時計
回り方向角度θだけ各アーム21,22が関節軸J 3
4をそれぞれの回転中心として時計方向回りに旋回す
る。これにより搬送台50は図1に示したように、仮想
線C上を矢印A方向に移動させ、図3に示した最遠点位
置まで搬送台50を移動することができる。
【0020】図6は、図1〜図3に示した搬送アーム1
のリンク機構の動作を模式的に示したリンク機構図であ
る。本実施の形態における搬送アームでは、駆動クラン
ク3をおよそ90°近く旋回させることにより最屈曲位
置と最大伸長位置との間をほぼ直線移動させることがで
きる。
【0021】図7は、リニアガイド32の取付位置を図
1に示した位置から変更した変形例の構成をリンク機構
図で示したものである。同図に示した搬送アーム1で
は、リニアガイド32は第1平行リンク10のアーム1
1の中間位置に回動可能に取着する一方、第2平行リン
ク20のアーム22の一端を関節より先まで延長してリ
ニアガイド32上のスライダ31に回動自在に取着し
た。この構成からなる搬送アームでは旋回する駆動クラ
ンク3を介してアーム11が旋回する際に図6に示した
場合と同様に2組の平行リンク10,20が対称軸に関
して等角に開閉する。これにより、第1平行リンク10
のアーム11の旋回に応じて第2平行リンクの短節26
側の搬送台50を仮想線Cに関して直線移動させること
ができる。
【0022】上述の説明は基台プレート2に設けられた
駆動回転軸R1に連結された駆動クランク3の旋回によ
る各動作について述べているが、この基台プレート2が
図示しない所定の回転中心に関して旋回でき、さらに駆
動クランク3の旋回もできるような連星構造にあっても
よく、その場合には基台プレート2の動作及び搬送台5
0の直線動作を複合した搬送アーム1の使用が可能とな
る。また、基台プレート2の平面形状等は図示した円板
形状に限定されないことはいうまでもなく、搬送台50
の原点位置及び各アームの最大伸長位置も適用装置の仕
様によって適宜設定できることはいうまでもない。
【0023】
【発明の効果】以上に述べたように、本発明によれば基
板搬送時の旋回半径に対して十分な搬送距離を確保する
ことができ、これにより基板等の対象物を高精度で搬送
することができ、作業効率を向上させることができると
いう効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による搬送アームの一実施の形態を示し
た平面図。
【図2】図1に示した搬送アームのアーム屈曲状態を示
した平面図。
【図3】図1に示した搬送アームのアーム最大伸長状態
を示した平面図。
【図4】同期リンクの構成を説明するために示した部分
分解図(屈曲状態)。
【図5】同期リンクの構成を説明するために示した部分
分解図(伸長状態)。
【図6】図1〜図3に示した搬送アームの動作を示した
リンク機構図。
【図7】同期リンクの変形例を備えた搬送アームの動作
を示したリンク構成図。
【図8】従来の搬送アームの一例(屈曲、伸長状態)を
示した平面図。
【図9】図8に示した搬送アームの動作を示したリンク
機構図。
【符号の説明】
1 搬送アーム 2 基台プレート 3 駆動クランク 4 基線リニアガイド 5 ガイドレール 6 スライダ 7 ベースプレート 10 第1平行リンク 11,12,21,22 アーム 20 第2平行リンク 32 リニアガイド 40 同期リンク Ji 関節

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1平行リンクと第2平行リンクとを、共
    有短節を介して連結するとともに、一端が回転駆動軸に
    連結された駆動クランクの他端を前記第1平行リンクの
    一のアームの中間位置に連結し、前記駆動クランクを介
    して付与された旋回動作により、前記第1平行リンク及
    び前記第2平行リンクのアームが構成する平行四辺形を
    変形させて前記第2平行リンクの自由端に設けられた搬
    送台を、前記第1平行リンクのアームと第2平行リンク
    のアームのなす角度を変化させて所定の軌跡で移動させ
    るようにした搬送アームにおいて、 前記第1平行リンクと第2平行リンクとの間のベース上
    に、前記共有短節に直交する方向にガイドレールを有す
    るリニアガイドと、前記ガイドレール上を走行するスラ
    イダと前記短節両端で前記第1平行リンクと第2平行リ
    ンクのアーム端を軸支する関節軸とを前記リニアガイド
    の中心軸に関して対称にそれぞれ連結した同期リンクと
    を備え、前記第1平行リンクのアームと第2平行リンク
    のアームとの連結部における屈伸動作を介して前記リニ
    アガイドに関して等角度で開閉するようにしたことを特
    徴とする搬送アーム。
  2. 【請求項2】第1平行リンクと第2平行リンクとを、共
    有短節を介して連結するとともに、一端が回転駆動軸に
    連結された駆動クランクの他端を前記第1平行リンクの
    一のアームの中間位置に連結し、前記駆動クランクを介
    して付与された旋回動作により、前記第1平行リンク及
    び前記第2平行リンクのアームが構成する平行四辺形を
    変形させて前記第2平行リンクの自由端に設けられた搬
    送台を、前記第1平行リンクのアームと第2平行リンク
    のアームのなす角度を変化させて所定の軌跡で移動させ
    るようにした搬送アームにおいて、 前記第1平行リンクのアームの中間位置に前記共有短節
    の軸線方向と直交方向にリニアガイドの一端を回動可能
    に連結するとともに、該リニアガイド上を直線走行する
    スライダに前記第2平行リンクの一方のアームを延長さ
    せたアーム端を回動可能に連結し、前記第1平行リンク
    のアームと第2平行リンクのアームとの連結部における
    屈伸動作を介して前記リニアガイドに関して等角度で開
    閉するようにしたことを特徴とする搬送アーム。
  3. 【請求項3】前記第1平行リンクのアームに付与された
    旋回動作により前記リニアガイドのスライダを直線移動
    させ、この直線移動に伴う前記連結部における屈伸動作
    を介して前記第2平行リンクのアームを反対向き等角度
    に旋回させて前記第2平行リンクの自由端に設けられた
    搬送台を所定の軌跡で移動させるようにしたことを特徴
    とする請求項1または請求項2に記載の搬送アーム。
  4. 【請求項4】第1平行リンクと第2平行リンクとを、共
    有短節を介して連結するとともに、一端が回転駆動軸に
    連結された駆動クランクの他端を前記第1平行リンクの
    一のアームの中間位置に連結し、前記回転駆動軸により
    付与された旋回動作により、前記駆動クランクを介して
    前記第1平行リンク及び前記第2平行リンクのアームが
    構成する平行四辺形を変形させて前記第2平行リンクの
    自由端に設けられた搬送台を、前記第1平行リンクのア
    ームと第2平行リンクのアームのなす角度を変化させて
    所定の軌跡で移動させるようにした搬送アームにおい
    て、 前記搬送台の搬送方向と直交方向に基線リニアガイドを
    設け、該基線リニアガイド上を直線走行するスライダに
    前記第1平行リンクの前記第2平行リンクとの共有短節
    と反対側の短節の一部を一体化させたことを特徴とする
    搬送アーム。
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