JPH11254375A - パラレルロボット - Google Patents

パラレルロボット

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JPH11254375A
JPH11254375A JP6178898A JP6178898A JPH11254375A JP H11254375 A JPH11254375 A JP H11254375A JP 6178898 A JP6178898 A JP 6178898A JP 6178898 A JP6178898 A JP 6178898A JP H11254375 A JPH11254375 A JP H11254375A
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rotary motor
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rotary
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Takahiko Nagaoka
孝彦 長岡
Jiro Matsuyama
二郎 松山
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 構造の単純化、小型化およびコストダウンを
実現する。 【解決手段】 べースプレート1とエンドプレート2
と、前記べースプレート1と前記エンドプレート2を連
結し、2自由度で移動・位置決めが可能な第1リンク群
6、および第2リンク7からなる3本の連結連鎖と、前
記第1リンク群6の前記エンドプレート2側と前記第2
リンク7の一端とを回転自在に連結した1自由度を有す
るジョイント4と、前記第2リンク7の他端を前記エン
ドプレート2に回転自在に連結した3自由度を有するジ
ョイント5と、前記第1リンク群6の前記べースプレー
ト側近傍に配置され、前記第1リンク群6を回転駆動す
る回転式モータ9a,9bを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、作業対象物のハ
ンドリングや組立などに使用して好適な、3次元空間内
で所定の位置、姿勢を決定することが可能なパラレルロ
ボットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、所定の空間内で位置、姿勢を決定
することが可能なパラレルロボットには、例えば日経メ
カニカル.1995年.450号.30頁に示されるよ
うにリンクが伸縮する伸縮型、リンクが屈曲する屈曲
型、リンクが開閉する開閉型などの大きく分類して3種
類の機構方式がある。
【0003】図8は、特開平3−294193号公報に
示された伸縮型パラレル機構であるスチュワートプラッ
トフォーム方式の従来のパラレルロボットの構成を示す
平面図である。図において、101はべースプレート、
102はエンドプレート、106は6本の直動式モータ
を含んだ伸縮可能なリンク、103はリンク106のべ
ースプレート101側とべースプレート101を連結さ
せる2自由度を有するジョイント、105はリンク10
6のエンドプレート102側とエンドプレート102を
連結させる3自由度を有するジョイントである。
【0004】次に動作について説明する。伸縮可能なリ
ンク106の長さを、それぞれ所定の長さに決定するこ
とにより、リンク106のエンドプレート102側の6
つの先端位置の組合せにより生成される平面によりエン
ドプレート102の位置、姿勢を決定することが可能に
なる。
【0005】図9は、特開平6−270077号公報に
示された屈曲型パラレル機構方式の従来のパラレルロボ
ットの構成を示す斜視図である。図において、201は
べースプレート、202はエンドプレートであり、べー
スプレート201とエンドプレート202は6本の連結
連鎖で連結されている。206は第1リンク、207は
第2リンク、209は第1リンク206を回転させる回
転式モータ、205は第1リンク206のエンドプレー
ト202側と第2リンク207のべースプレート201
側を連結させる3自由度を有するジョイント、および第
2リンク207のエンドプレート202側とエンドプレ
ート202を連結させる3自由度を有するジョイントで
ある。
【0006】次に動作について説明する。べースプレー
ト201に取付けられた回転式モータ209をそれぞれ
所定の角度に停止させることにより、回転式モータ20
9の回転軸に取り付けられた第1リンク206のエンド
プレート側の先端位置が決定され、第1リンク206の
エンドプレート202側の一端と第2リンク207のべ
ースプレート201側の一端は3自由度を有するジョイ
ント205で連結されていることから、第2リンク20
7他端に半球面状の動作範囲が発生し、これら6つの半
球面状の動作範囲の組合せから、エンドプレート202
の所定の位置、姿勢を3次元空間内で決定することが可
能になる。
【0007】図10は、特開平9−19842号公報に
示された開閉型パラレル機構方式の従来のパラレルロボ
ットの構成を示す斜視図である。図において、301は
べースプレート、302はエンドプレート、310は直
動式モータにより動作する移動子、306は移動子31
0とエンドプレート302を連結する6本のリンク、3
04はべースプレート301と前記直動式モータの取付
け角度を決定する回転式モータ、305は移動子310
とリンク306のべースプレート301側の一端とを連
結させる3自由度を有したジョイント、およびリンク3
06のエンドプレート302側の他端とエンドプレート
302とを連結させる3自由度を有するジョイントを示
している。
【0008】次に動作について説明する。べースプレー
ト301へ所定の角度に停止して取付けられた前記直動
式モータにより直線的に移動が可能な6個の移動子31
0を所定の位置に停止させることにより、リンク306
先端に半球面状の動作範囲が発生し、これら6つの半球
面状の動作範囲の組合せから、リンク306の先端に取
付けられたエンドプレート302の位置、姿勢を所定の
空間内に決定することが可能となる。
【0009】図11は、特開昭63−150178号公
報に示されたエンドプレートが3本のリンクで連結支持
されたパラレル機構方式の従来のパラレルロボットの構
成を示す斜視図である。図において、401はべースプ
レート、402はエンドプレート、413はべースプレ
ート401とエンドプレート402を連結する6本の連
結連鎖、406は第1リンク、407は第2リンク、4
09aは直動式モータ、409bは回転式モータ、41
0は直動式モータ409aにより動作させられる移動
子、404は移動子410に組み込まれた1自由度を有
するジョイント、および第1リンク406のエンドプレ
ート402側の一端と第2リンク407のべースプレー
ト401側の一端を連結させる1自由度を有するジョイ
ント、405は第2リンク407のエンドプレート40
2側の他端とエンドプレート402を連結する3自由度
を有するジョイントである。
【0010】次に動作について説明する。直動式モータ
409aが動作することにより、移動子410と移動子
410の1自由度を有するジョイント404に直動運動
が発生し、また、回転式モータ409bが動作すること
により移動子410の1自由度のジョイント404に回
転運動が発生することから、移動子410の1自由度ジ
ョイント404は直動、回転運動を起こす。前記両方の
各モータを所定の位置に停止させることにより、連結さ
れている第1リンク406のエンドプレート402側の
一端の位置が決定する。第1リンク406のエンドプレ
ート402側の一端と第2リンク407のべースプレー
ト401側の一端は1自由度を有するジョイント404
で回転自在に連結されていることにより、第2リンク4
07のエンドプレート402側に円弧状の動作範囲が発
生し、3つの各円弧の組合せにより、第2リンク407
の他端と3自由度を有するジョイント405により回転
自由に取付けられたエンドプレート402の位置、姿勢
を所定の空間内に決定することが可能になる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従来のパラレルロボッ
トは以上のように構成されているので、図8、図9およ
び図10に示す6自由度パラレルロボットでは、べース
プレートとエンドプレートを連結させる連結連鎖が少な
くとも6本あり、そのためべースプレート上およびエン
ドプレート上に6個以上のジョイントを配置する必要が
あり、全体の構造が複雑になり、6自由度パラレルロボ
ット本体を小型化することが困難になるという課題があ
った
【0012】また、6本以上のリンクを必要とすること
から、リンク間の干渉の問題から動作範囲が制限され、
さらに、図8および図10に示すパラレルロボットでは
直動式モータが使用されていることから構造が複雑にな
り小型化が困難になるという課題があった。
【0013】さらに、図10に示すパラレルロボットで
はエンドプレートを3本のリンクで連結支持している
が、図8および図10に示すパラレルロボットと同様に
直動式モータが使用されており、構造が複雑になり小型
化が困難であり、直動式モータには一般的にボールねじ
が使用されていることから、直動式モータの動作速度が
ボールねじの危険速度に制約され、この結果、パラレル
ロボットの高速動作が制限されるという課題があった。
【0014】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、構造を単純にして小型化を容易に
し、安価に製作することができるパラレルロボットを得
ることを目的とする。
【0015】また、高速で動作させることが可能なパラ
レルロボットを得ることを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】この発明に係るパラレル
ロボットは、固定する側のべースプレートと、ツールを
取り付ける側のエンドプレートと、前記べースプレート
と前記エンドプレートを連結し、2自由度で移動・位置
決めが可能な第1リンクまたは複数のリンクで構成され
た第1リンク群、および第2リンクからなる3本の連結
連鎖と、前記第1リンクまたは前記第1リンク群の前記
エンドプレート側と前記第2リンクの一端とを回転自在
に連結した1自由度を有する第1のジョイントと、前記
第2リンクの他端を前記エンドプレートに回転自在に連
結した3自由度を有する第2のジョイントと、前記第1
リンクまたは前記第1リンク群の前記べースプレート側
近傍に配置され、前記第1リンクまたは前記第1リンク
群を回転駆動する回転式モータとを備えるようにしたも
のである。
【0017】この発明に係るパラレルロボットは、連結
連鎖毎に設けられ、エンドプレートに連結した各第2リ
ンクの他端に対し球面状の動作範囲を発生させる、第1
リンクまたは第1リンク群のべースプレート側近傍に配
置されてモータ回転軸が互いに直交した第1の回転式モ
ータおよび第2の回転式モータを備えるようにしたもの
である。
【0018】この発明に係るパラレルロボットは、モー
タ本体がべースプレート側に固定され、モータ回転軸が
互いに直交している第1の回転式モータおよび第2の回
転式モータと、一つの辺が前記べースプレート側に位置
し、各リンクがそれぞれ回転自在な2自由度を有するジ
ョイントを介して連結され、前記べースプレート側に位
置する前記辺の両端部がそれぞれ前記2自由度を有する
ジョイントを介して前記第1の回転式モータおよび前記
第2の回転式モータのモータ回転軸に連結され、前記べ
ースプレート側の辺に対向するエンドプレート側の辺が
第2リンクの一端へ1自由度を有する第1のジョイント
を介して回転自在に連結された平行四辺形リンクで構成
された第1リンク群を備えるようにしたものである。
【0019】この発明に係るパラレルロボットは、モー
タ本体がべースプレート側に固定された第2の回転式モ
ータと、モータ本体が前記第2の回転式モータのモータ
回転軸へ固定された第1の回転式モータと、前記第2の
回転式モータのモータ回転軸の回転と、当該第2の回転
式モータのモータ回転軸の回転に伴ってモータ本体が回
転する前記第1の回転式モータのモータ回転軸の回転と
により、第2リンクの他端に対し球面状の動作範囲を発
生させ、第1リンクのベースプレート側の端が前記第1
の回転式モータのモータ回転軸側へ連結された構成を備
えるようにしたものである。
【0020】この発明に係るパラレルロボットは、連結
連鎖毎に設けられ、エンドプレートに連結した各第2リ
ンクの他端に対し平面状の動作範囲を発生させる、第1
リンクまたは第1リンク群のべースプレート側近傍に配
置されてモータ回転軸が互いに平行な第1の回転式モー
タおよび第2の回転式モータと、前記第1の回転式モー
タおよび前記第2の回転式モータのモータ回転軸と直交
する回転軸により回動自在に前記べースプレートへ取り
付けられた第1リンクまたは第1リンク群を備えるよう
にしたものである。
【0021】この発明に係るパラレルロボットは、モー
タ回転軸と直交する回転軸に各モータ本体が固定され、
モータ回転軸が互いに平行な第1の回転式モータおよび
第2の回転式モータと、4本のリンクからなる平行四辺
形リンクで構成された第1リンク群を、前記第1の回転
式モータの回転により前記平行四辺形リンクが形成する
平面と平行な方向に変形可能にするための、前記回転軸
に連結した回転軸連結ジョイントと、前記4本のリンク
が前記平行四辺形リンクを形成する平面と平行な方向に
1自由度の回転自由度を有するジョイントを介して連結
され、前記平行四辺形リンクのべースプレート側に位置
する辺の一端部が、前記1自由度を有するジョイントを
介して前記第2の回転式モータのモータ回転軸に連結さ
れるとともに、前記回転軸連結ジョイントを介して前記
第1の回転式モータのモータ回転軸へ連結され、前記べ
ースプレート側の一辺と対向するエンドプレート側の辺
と第2リンクの一端が1自由度を有する第1のジョイン
トを介して回転自在に連結された第1リンク群とを備え
るようにしたものである。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1は、この実施の形態1の第1リンク
に平行四辺形リンクを持ったパラレルロボットの構成を
示す斜視図、図2は図1における連結連鎖の1組を模式
的に表現した斜視図である。図において、1はベースプ
レート、2はエンドプレート、7は第2リンク(連結連
鎖)、11aと11bは第1リンク群6を構成している
リンク(連結連鎖)、8aは第1リンク群6を構成して
いるリンク(連結連鎖)、図2に示す9aと9bは回転
式モータ(第1の回転式モータ,第2の回転式モータ)
であり、べースプレート1上に固定されて互いにモータ
回転軸が直交するように配置されている。
【0023】3はジョイント(2自由度を有するジョイ
ント)であり、図2に示すように回転式モータ9aと第
1リンク群6、回転式モータ9bと第1リンク群6、第
1リンク群6のリンク11a,11bとリンク8aをそ
れぞれX軸,Y軸回りに回転自在に連結しており、回転
式モータ9a、9bのモータ回転軸は各ジョイント3の
十字片と結合されている。4はリンク8aと第2リンク
7を連結している1自由度を有するジョイント(第1の
ジョイント)、5は第2リンク7とエンドプレート2を
回転自在に連結している3自由度を有するジョイント
(第2のジョイント)である。
【0024】次に動作について説明する。べースプレー
ト1に固定されている回転式モータ9aは、第1リンク
群6である平行四辺形リンクを当該平行四辺形リンクの
面内方向(Y軸回り)に動作させ、回転式モータ9bは
前記平行四辺形リンクの面が倒れる方向(X軸回り)に
動作させる。また、回転式モータ9aと回転式モータ9
bは独立して駆動され、所定の回転角度で停止すること
により、リンク8aに取付けられているジョイント4の
位置を所定の空間内で決定することができる。リンク8
aと第2リンク7の一端は1自由度を有するジョイント
4で回転自在に連結されているため、第2リンク7の他
端には球面状の動作範囲が発生する。べースプレート1
とエンドプレート2を連結している連結連鎖は3本存在
するため、これら3つの球面の組合せからエンドプレー
ト2の位置、姿勢を決定することが可能になる。
【0025】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、ベースプレート1にモータ本体が固定された回転式
モータ9a,9bをそれぞれ駆動させることにより、エ
ンドプレート2の位置、姿勢を決定することができるた
め、構造が単純化されて小型化が容易になり、直動式モ
ータを用いないので製作コストも安価になるパラレルロ
ボットが得られる効果がある。また、直動式モータを用
いない構成であることから、高速動作を容易かつ安全に
実現できるパラレルロボットが得られる効果がある。
【0026】特に、べースプレート1とエンドプレート
2を連結する連結連鎖を3本で構成したことにより、べ
ースプレート1上およびエンドプレート2上のジョイン
トの個数が半減でき、構造の単純化および小型化が実現
でき、また安価に構成できるパラレルロボットが得られ
る効果がある。
【0027】さらに、回転式モータ9a,9bの各モー
タ回転軸を互いに直交させて第1リンク群6のべースプ
レート1側に配置し、回転式モータ9aにより平行四辺
形リンクを当該平行四辺形リンクの面内方向に動作さ
せ、また回転式モータ9bにより前記平行四辺形リンク
の面が倒れる方向に動作させる構成であることから、回
転式モータ9a,9bの質量が第1リンク群6の駆動負
荷になることなく第2リンク7の他端に球面状の動作範
囲を発生させることができ、高速動作が可能になるパラ
レルロボットが得られる効果がある。
【0028】さらに、平行四辺形リンクを採用したこと
により、リンクを動作させる回転式モータ9a,9bを
べースプレート1に固定することができ、回転式モータ
9a,9bの質量が第1リンク群6の駆動負荷となら
ず、高速動作が可能になるパラレルロボットが得られる
効果がある。
【0029】実施の形態2.図3は、この実施の形態2
のパラレルロボットの構成を示す斜視図であり、図4は
図3における連結連鎖の1組を模式的に表現した斜視図
である。図3および図4において、図1および図2と同
一または相当の部分については同一の符号を付し説明を
省略する。図4において、回転式モータ(第1の回転式
モータ)19aおよび回転式モータ(第2の回転式モー
タ)19bは各モータ回転軸が互に直交するように配置
されている。また、回転式モータ19bは図3に示すべ
ースプレート1に固定され、回転式モータ19aの本体
は、回転式モータ19bのモータ回転軸に一端が固定さ
れた例えばL字形状の取付金具51の他端へ固定されて
いる。56は第1リンク(連結連鎖)であり、回転式モ
ータ19aのモータ回転軸に、例えば継手53を介して
一端が固定され、回転式モータ19bを介してベースプ
レート1へ連結されている。57は第1リンク56と第
2リンク7を回転自在に連結している1自由度を有した
ジョイント(第1のジョイント)である。
【0030】次に動作について説明する。べースプレー
ト1に固定されている回転式モータ19bを所定の角度
で停止させると、回転式モータ19bのモータ回転軸に
連結されている回転式モータ19aと第1リンク56が
X軸回りの所定の角度へ回転して停止し、第1リンク5
6の他端の位置は所定の範囲内で一点に決定される。第
1リンク56の他端と第2リンク7の一端はジョイント
57で回転自在に連結されているため、第2リンク7の
他端には円弧状の動作範囲が発生する。
【0031】また、回転式モータ19aが所定の角度回
転すると継手53を介して連結されている第1リングが
Y軸回りの前記所定の角度へ回転し、前記所定の角度に
応じて前記第2リンク7の他端も回転し、第2リンク7
の他端には回転式モータ19aの回転により円弧状の動
作範囲が発生する。そして、回転式モータ19a,19
bの回転により第2リンク7の他端には球面状の動作範
囲が発生する。
【0032】べースプレート1とエンドプレート2を連
結している連結連鎖は3本存在するため、3つの球面状
の動作範囲の組合せから所定の範囲内でエンドプレート
2の位置、姿勢を決定することが可能になる。
【0033】以上のように、この実施の形態2によれ
ば、回転式モータ19a,19bをそれぞれ駆動させる
ことにより、前記実施の形態1と同様にエンドプレート
2の位置、姿勢を決定することができる。この場合、回
転式モータ19a,19bそれぞれの円弧状の動作範囲
が、第2リンク7の他端に球面状の動作範囲を発生させ
るため、前記実施の形態1に比べてリンクの構造が単純
化されて小型化が容易になり、ジョイントの個数も大幅
に低減することが可能となり、また直動式モータを用い
ないので製作コストも安価になるパラレルロボットが得
られる効果がある。
【0034】また、直動式モータを用いない構成である
ことから、高速動作を容易かつ安全に実現できるパラレ
ルロボットが得られる効果がある。
【0035】実施の形態3.図5は、この実施の形態3
のパラレルロボットにおける連結連鎖の1組を模式的に
表現した斜視図である。全体の構成は図3と同様であ
る。図5において図4と同一または相当の部分について
は同一の符号を付し説明を省略する。この実施の形態3
では、回転式モータ19bのモータ回転軸はZ軸と平行
に位置している。回転式モータ19aと回転式モータ1
9bは、互いのモータ回転軸がY−Z平面上で直交する
ように配置され、回転式モータ19bはべースプレート
1に固定されている。また、回転式モータ19aは回転
式モータ19bのモータ回転軸に一端が取付けられた例
えばL字形状の取付金具51の他端へ固定されている。
そして、モータ19aのモータ回転軸は継手53を介し
て、第1リンクのベースプレート側の端と連結されてい
る。
【0036】次に動作について説明する。べースプレー
ト1に固定されている回転式モータ19bを所定の角度
で停止させると、回転式モータ19bのモータ回転軸に
連結されている回転式モータ19aと第1リンク56は
所定の角度へ回転して停止する。
【0037】第1リンク56の他端と第2リンク7の一
端はジョイント57で回転自在に連結されているため、
第1リンク56と第2リンク7とが直線上にあれば第2
リンク7の他端は回転するだけであるが、第1リンク5
6と第2リンク7とがジョイント57で屈曲して角度を
有していれば、第2リンク7の他端には円弧状の動作範
囲が発生する。
【0038】また、回転式モータ19aが所定の角度回
転すると、前記所定の角度に応じて前記第2リンク7の
他端も回転し、第2リンク7の他端には回転式モータ1
9aの回転により円弧状の動作範囲が発生する。そし
て、回転式モータ19a,19bの回転により第2リン
ク7の他端には球面状の動作範囲が発生する。べースプ
レート1とエンドプレート2を連結している連結連鎖は
3本存在するため、3つの球面状の動作範囲の組合せか
ら所定の範囲内でエンドプレート2の位置、姿勢を決定
することが可能になる。
【0039】以上のように、この実施の形態3によれ
ば、回転式モータ19a,19bをそれぞれ駆動させる
ことにより、前記実施の形態2と同様にエンドプレート
2の位置、姿勢を決定することができる。この場合、回
転式モータ19a,19bそれぞれの円弧状の動作範囲
が、第2リンク7の他端に球面状の動作範囲を発生させ
るため、前記実施の形態2と同様にリンクの構造が単純
化されて小型化が容易になり、ジョイントの個数も大幅
に低減することが可能となり、また直動式モータを用い
ないので製作コストも安価になるパラレルロボットが得
られる効果がある。また、直動式モータを用いない構成
であることから、高速動作を容易かつ安全に実現できる
パラレルロボットが得られる効果がある。
【0040】実施の形態4.図6は、この実施の形態4
のパラレルロボットにおける連結連鎖の1組を模式的に
表現した斜視図である。図6において、62はエンドプ
レート、63は2自由度を有したジョイント、57は1
自由度を有するジョイント(第1のジョイント)、64
は同じく1自由度を有するジョイント、68aと68b
と71aと71bは第1リンク群(連結連鎖)を形成し
ているリンクである。72は図示していないべースプレ
ートへ回転自在に支持されており、回転式モータ(第1
の回転式モータ)69a,回転式モータ(第2の回転式
モータ)69bのモータ回転軸と直交する回転軸であ
り、ジョイント63の一方の十字片へ固定されている。
回転式モータ69a,69b本体は回転軸72へ固定さ
れ、回転軸72が回転すれば回転軸72と一体的に回転
する。回転式モータ69bのモータ回転軸はリンク68
aの一端が固定された1自由度を有するジョイント64
に取り付けられている。この回転式モータ69bのモー
タ回転軸が取り付けられている1自由度を有するジョイ
ント64は、ジョイント63の他方の十字片係合部材へ
固定されている。回転式モータ69aのモータ回転軸
は、ジョイント63の前記他方の十字片係合部材へ固定
されている。87は第2リンク(連結連鎖)、85はエ
ンドプレート62と第2リンク87を回転自在に連結す
る3自由度を有するジョイントである。
【0041】次に動作について説明する。回転式モータ
69aを所定の角度に停止させると第1リンク群を構成
しているリンク71aの先端位置が所定の範囲内で決定
する。回転式モータ69bを所定の角度に停止させると
リンク68aの先端位置が決定し、リンク68aとリン
ク71bは1自由度を有するジョイント64により連結
されているため、リンク71bのZ軸方向の位置が決定
される。リンク71bとリンク68bも1自由度を有す
るジョイント64により連結されているため、リンク7
1bの姿勢とリンク68bの姿勢を決定することができ
る。第2リンク87はリンク68bと1自由度を有する
ジョイント57により連結されていることより、第2リ
ンク87の先端には平面状の動作範囲が発生する。べー
スプレートとエンドプレート62を連結している連結連
鎖は3本存在するため、3つの平面の組合せからエンド
プレート62の位置、姿勢を所定の範囲内に決定するこ
とが可能になる。
【0042】以上のように、この実施の形態4によれ
ば、回転式モータ69aを回転させることでY軸回りの
円弧状の動作範囲が発生する。また、回転式モータ69
bを回転させることで、前記回転式モータ69aによる
Y軸回りの円弧状の動作に対しZ軸方向への動きを付加
することができ、また、回転軸72による各連結連鎖の
第1リンク群の回動は、3本ある連結連鎖における各連
結連鎖の第1リンク群が各連結連鎖の回転式モータによ
り駆動されたときの体勢に応じて自動的に行われ回動位
置が決定され、べースプレートとエンドプレート62を
連結している3本の連結連鎖によりエンドプレート62
の位置、姿勢を所定の範囲内に決定でき、直動式モータ
を用いないので製作コストが安価になり、また、高速動
作を容易かつ安全に実現できるパラレルロボットが得ら
れる効果がある。
【0043】実施の形態5.図7は、この実施の形態5
のパラレルロボットにおける連結連鎖の1組を模式的に
表現した斜視図である。図7において図6と同一または
相当の部分については同一の符号を付し説明を省略す
る。図7において、回転軸92は図示していないべース
プレートへ回転自在に取り付けられており、第1リンク
96を回転式モータ69a,69bのモータ回転軸と直
交する方向へ回転自在にする回転軸、94はタイミング
ベルト、95aは回転式モータ69aのモータ回転軸に
固定されたプーリである。96は第1リンク(連結連
鎖)、97は第1リンク96のエンドプレート62側と
第2リンク87の一端とを回転自在に連結した1自由度
を有するジョイント(第1のジョイント)である。回転
式モータ69a,69b本体は回転軸92に固定されて
おり、回転軸92の回転に伴って一体的に回転する。ま
た、回転式モータ69a,69bは、第1リンク96に
対しそれぞれのモータ回転軸が直交するように配置され
ており、回転式モータ69bのモータ回転軸はジョイン
ト63の十字片係合部材を介して第1リンク96に取り
付けられており第1リンク96を回転させることができ
る。プーリ95aは、タイミングベルト94を介してプ
ーリ95bを回転させる。プーリ95bはジョイント9
7を介して第2リンク87と連結されているため、第2
リンク87を回転させることができる。
【0044】次に動作について説明する。回転式モータ
69bを所定の位置に停止させると、回転式モータ69
bのモータ回転軸と連結されている第1リンク96が所
定の位置に決定される。同様に回転式モータ69aを所
定の位置に停止させると、プーリ95aとタイミングベ
ルト94とプーリ95bを介して第2リンク87が所定
の位置に決定される。第1リンク96と第2リンク87
の先端には、べースプレート上に回転自在に取り付けら
れた回転軸92を中心に平面状の動作範囲が発生する。
べースプレートとエンドプレート62を連結している連
結連鎖は3本存在するため、3つの円弧の組合せからエ
ンドプレート62の位置、姿勢を所定の範囲内に決定す
ることが可能になる。
【0045】以上のように、この実施の形態5によれ
ば、回転式モータ69aの回転により第2リンク87先
端にはX軸回りの円弧状の動作範囲が発生する。また、
前記回転式モータ69aの回転による円弧状の動作範囲
に加えて、回転式モータ69bの回転によりY−Z平面
上に平面状の動作範囲を発生させることができる。ま
た、回転軸92による各連結連鎖の第1リンク96の回
動は、3本ある連結連鎖における各連結連鎖の第1リン
クが各連結連鎖の回転式モータにより駆動されたときの
体勢に応じて自動的に行われ回動位置を決定することが
できる。また、リンクの構造がタイミングベルトを用い
ることで単純化されていることから小型化および軽量化
が実現でき、また直動式モータを用いないので製作コス
トも安価になるパラレルロボットが得られる効果があ
る。また、直動式モータを用いない構成であることか
ら、高速動作を容易かつ安全に実現できるパラレルロボ
ットが得られる効果がある。
【0046】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、べー
スプレートとエンドプレートを連結する連結連鎖を3本
で構成するため、特に前記エンドプレート上のジョイン
トの個数を3個で構成でき、構造の単純化および小型化
が容易になり、安価に構成できる効果がある。
【0047】また、平行四辺形リンクを採用し、当該平
行四辺形リンクのベースプレート側の辺の両端を、モー
タ回転軸が互に直交する各回転式モータでそれぞれ駆動
し、リンクを動作させる構成であることから、回転式モ
ータをべースプレートに固定することができ、回転式モ
ータの質量が第1リンク群の駆動負荷にならず、高速動
作が実現できる効果がある。
【0048】また、モータ本体がべースプレート側に固
定された第2の回転式モータのモータ回転軸の回転と、
モータ本体が前記第2の回転式モータのモータ回転軸へ
固定された第1の回転式モータのモータ回転軸の回転と
により、第2リンクの他端に対し球面状の動作範囲を発
生させるように構成したので、リンク構造の単純化およ
び小型化が容易になり、安価に構成できる効果がある。
【0049】また、エンドプレートに連結した各第2リ
ンクの他端に対し円弧状の動作範囲を発生させる、第1
リンクまたは第1リンク群のべースプレート側近傍に配
置されてモータ回転軸が互いに平行な第1の回転式モー
タおよび第2の回転式モータを連結連鎖毎に設け、前記
第1の回転式モータおよび前記第2の回転式モータのモ
ータ回転軸と直交する回転軸により第1リンクまたは第
1リンク群が回動自在に前記べースプレートへ取り付け
られた構成を備えたので、前記回転軸による各連結連鎖
の第1リンクまたは第1リンク群の回動は、3本ある連
結連鎖における各連結連鎖の第1リンクまたは第1リン
ク群が回転式モータにより駆動されたときの体勢に応じ
て自動的に行われ回動位置が決定されるため、構造の単
純化および小型化が容易になり、高速動作が可能で安価
に構成できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1の平行四辺形リンク
を採用したパラレルロボットの構成を示す斜視図であ
る。
【図2】 この発明の実施の形態1の平行四辺形リンク
を採用したパラレルロボットにおける連結連鎖の1組を
模式的に表現した斜視図である。
【図3】 この発明の実施の形態2のパラレルロボット
の構成を示す斜視図である。
【図4】 この発明の実施の形態2のパラレルロボット
における連結連鎖の1組を模式的に表現した斜視図であ
る。
【図5】 この発明の実施の形態3のパラレルロボット
における連結連鎖の1組を模式的に表現した斜視図であ
る。
【図6】 この発明の実施の形態4のパラレルロボット
における連結連鎖の1組を模式的に表現した斜視図であ
る。
【図7】 この発明の実施の形態5のパラレルロボット
における連結連鎖の1組を模式的に表現した斜視図であ
る。
【図8】 従来の伸縮型の6自由度パラレルロボットの
構成を示す平面図である。
【図9】 従来の屈曲型の6自由度パラレルロボットの
構成を示す斜視図である。
【図10】 従来の開閉型の6自由度パラレルロボット
の構成を示す斜視図である。
【図11】 従来のべースプレートとエンドプレートを
3本のリンクで連結支持した6自由度パラレルロボット
の構成を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 ベースプレート、2,62 エンドプレート、3
ジョイント(2自由度を有するジョイント)、4,5
7,97 ジョイント(第1のジョイント)、5ジョイ
ント(第2のジョイント)、6 第1リンク群、7,8
7 第2リンク(連結連鎖)、8a,11a,11b
リンク(連結連鎖)、9a,9b 回転式モータ(第1
の回転式モータ,第2の回転式モータ)、19a,69
a 回転式モータ(第1の回転式モータ)、19b,6
9b 回転式モータ(第2の回転式モータ)、56,9
6 第1リンク(連結連鎖)、63 ジョイント、64
ジョイント(1自由度を有するジョイント)、68a,
68b,71a,71bリンク(第1リンク群,連結連
鎖)、72,92 回転軸。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定する側のべースプレートと、 ツールを取り付ける側のエンドプレートと、 前記べースプレートと前記エンドプレートを連結し、2
    自由度で移動・位置決めが可能な第1リンクまたは複数
    のリンクで構成された第1リンク群、および第2リンク
    からなる3本の連結連鎖と、 前記第1リンクまたは前記第1リンク群の前記エンドプ
    レート側と前記第2リンクの一端とを回転自在に連結し
    た1自由度を有する第1のジョイントと、 前記第2リンクの他端を前記エンドプレートに回転自在
    に連結した3自由度を有する第2のジョイントと、 前記第1リンクまたは前記第1リンク群の前記べースプ
    レート側近傍に配置され、前記第1リンクまたは前記第
    1リンク群を回転駆動する回転式モータとを備えたパラ
    レルロボット。
  2. 【請求項2】 回転式モータは、 連結連鎖毎に設けられ、エンドプレートに連結した各第
    2リンクの他端に対し球面状の動作範囲を発生させる、
    第1リンクまたは第1リンク群のべースプレート側近傍
    に配置されてモータ回転軸が互いに直交した第1の回転
    式モータおよび第2の回転式モータを備えていることを
    特徴とする請求項1記載のパラレルロボット。
  3. 【請求項3】 第1の回転式モータおよび第2の回転式
    モータのモータ本体はべースプレート側に固定されてお
    り、 第1リンク群は、 一つの辺が前記べースプレート側に位置し、各リンクが
    それぞれ回転自在な2自由度を有するジョイントを介し
    て連結され、前記べースプレート側に位置する前記辺の
    両端部がそれぞれ前記2自由度を有するジョイントを介
    して前記第1の回転式モータおよび前記第2の回転式モ
    ータのモータ回転軸に連結され、前記べースプレート側
    の辺に対向するエンドプレート側の辺が第2リンクの一
    端へ1自由度を有する第1のジョイントを介して回転自
    在に連結された平行四辺形リンクで構成されていること
    を特徴とする請求項2記載のパラレルロボット。
  4. 【請求項4】 第2の回転式モータのモータ本体はべー
    スプレート側に固定されており、 第1の回転式モータのモータ本体は前記第2の回転式モ
    ータのモータ回転軸へ固定されており、 前記第2の回転式モータのモータ回転軸の回転と、当該
    第2の回転式モータのモータ回転軸の回転に伴ってモー
    タ本体が回転する前記第1の回転式モータのモータ回転
    軸の回転とにより、第2リンクの他端に対し球面状の動
    作範囲を発生させ、第1リンクのベースプレート側の端
    は、前記第1の回転式モータのモータ回転軸側へ連結さ
    れていることを特徴とする請求項2記載のパラレルロボ
    ット。
  5. 【請求項5】 回転式モータは、 連結連鎖毎に設けられ、エンドプレートに連結した各第
    2リンクの他端に対し平面状の動作範囲を発生させる、
    第1リンクまたは第1リンク群のべースプレート側近傍
    に配置されてモータ回転軸が互いに平行な第1の回転式
    モータおよび第2の回転式モータを備え、 第1リンクまたは第1リンク群は、 前記第1の回転式モータおよび前記第2の回転式モータ
    のモータ回転軸と直交する回転軸により回動自在に前記
    べースプレートへ取り付けられていることを特徴とする
    請求項1記載のパラレルロボット。
  6. 【請求項6】 第1の回転式モータおよび第2の回転式
    モータの各モータ本体は、当該各回転式モータのモータ
    回転軸と直交する回転軸に固定されており、 4本のリンクからなる平行四辺形リンクで構成された第
    1リンク群を、前記第1の回転式モータの回転により前
    記平行四辺形リンクが形成する平面と平行な方向に変形
    可能にするための、前記回転軸に連結した回転軸連結ジ
    ョイントを有し、 前記第1リンク群は、 前記4本のリンクが前記平行四辺形リンクを形成する平
    面と平行な方向に1自由度の回転自由度を有するジョイ
    ントを介して連結され、前記平行四辺形リンクのべース
    プレート側に位置する辺の一端部が、前記1自由度を有
    するジョイントを介して前記第2の回転式モータのモー
    タ回転軸に連結されるとともに、前記回転軸連結ジョイ
    ントを介して前記第1の回転式モータのモータ回転軸へ
    連結され、前記べースプレート側の一辺と対向するエン
    ドプレート側の辺と第2リンクの一端が1自由度を有す
    る第1のジョイントを介して回転自在に連結されている
    ことを特徴とする請求項5記載のパラレルロボット。
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