JP2003207688A - 特殊形状を備えたスタブかしめバックボーン - Google Patents

特殊形状を備えたスタブかしめバックボーン

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JP2003207688A
JP2003207688A JP2003000516A JP2003000516A JP2003207688A JP 2003207688 A JP2003207688 A JP 2003207688A JP 2003000516 A JP2003000516 A JP 2003000516A JP 2003000516 A JP2003000516 A JP 2003000516A JP 2003207688 A JP2003207688 A JP 2003207688A
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housing
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Jack E Caveney
ジャック・イー・ケイヴニー
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Panduit Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 かしめプロセスの間に、かしめ領域における
頂部及び底部の挿入部分の内部におけるファイバー微小
屈曲を減少させ、かくしてファイバーの減衰を少なくさ
せる。 【解決手段】 光ファイバーを終端処理するための光フ
ァイバーコネクターが開示される。本コネクターは、対
向する第１及び第２の端部を有するハウジング３２を含
み、該ハウジングは、その第１の端部で光ファイバーを
受け取る。細長い部材３６が、該ハウジング内に保持可
能であり、該細長い部材３６はかしめ部４２を備えてい
る。挿入体５４、５６が、かしめ部４２内に配置可能で
ある。細長い部材３６のかしめ部４２は、ハウジング３
２内に配置され、かしめ部４２は、対向する第１及び第
２の端部と、該第１及び第２の端部の間にあるポイント
と、を備えている。更に、かしめ部４２は、該ポイント
から第１及び第２の端部の他方に向かってテーパーが形
成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ファイバーを終
端処理するための光ファイバーコネクターに係り、より
詳しくは、光ファイバーを終端処理するためのかしめ可
能な光ファイバーコネクターに関する。該コネクター
は、特殊形状を備えたかしめ領域を有するかしめ部を備
える。
【０００２】
【従来技術】典型的には、光ファイバーコネクターは、
図６に示されるように、かしめ領域の下で一定の負荷を
生成する、直線プロフィールのかしめ領域を有する、か
しめ部を備えている。しかしながら、直線プロフィール
のかしめ領域は、かしめられていない領域がかしめ領域
と交わるところのかしめ境界の端部において、突然の不
連続部分を持ち得る。この不連続部分は、スタブコネク
ター（stub connecter）の減衰を増大させかねない鋭角
的な微小屈曲部を形成し得る。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】かしめダイの力がかし
め領域に印加されたとき、かしめ境界の端部に最小の圧
縮力が存在し、かしめ領域の中間点付近に最大の圧縮力
が存在するように形成された特殊形状を備えたかしめ領
域を提供することが望ましい。
【０００４】かしめ境界の端部で滑らかに負荷遷移させ
る、かしめ領域を提供することも望ましい。かしめプロ
セスの間に、かしめ領域における頂部及び底部の挿入体
の内部でのファイバー微小屈曲を減少させ、かくしてフ
ァイバーの減衰を少なくさせるべく、光ファイバーケー
ブル（フィールドファイバー）に、ほぼ三角形の負荷分
布を印加することが更に望ましい。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、光ファイバー
を終端処理するための光ファイバーコネクターを備えて
いる。一態様では、本コネクターは、対向する第１及び
第２の端部を有するハウジングを含み、該ハウジング
は、その第１の端部で光ファイバーを受け取る。細長い
部材が、該ハウジング内に保持可能であり、該細長い部
材はかしめ部を備えている。挿入体は、かしめ部内に配
置可能である。細長い部材のかしめ部は、ハウジング内
に配置され、かしめ部は、対向する第１及び第２の端部
と、該第１及び第２の端部の間にあるポイントと、を備
えている。更に、かしめ部は、該ポイントから第１及び
第２の端部の他方に向かってテーパーが形成されていて
もよい。
【０００６】好ましくは、本コネクターは、細長い部材
のかしめ部内に配置可能である、２つの挿入体を備えて
いる。好ましくは、スタブファイバー（stub fiber）
は、２つの挿入体内のガラスファイバーコアと接触す
る。なお、スタブファイバーは、フェルール内のガラス
ファイバーコアと接触してもよい。
【０００７】好ましくは、かしめ部は、かしめダイの力
がかしめ部に印加されたとき、該力が、第１及び第２の
端部の間のポイントにおいてよりも、該第１及び第２の
端部においてより大きくなるように構成される。
【０００８】本発明は、光ファイバーを終端処理するた
めのかしめ可能な光ファイバーコネクターも備えてお
り、該コネクターは、対向するかしめダイを有するかし
めツールによりかしめ可能である。かしめダイの少なく
とも１つは、対向する第１及び第２の端部と、該第１及
び第２の端部の間にあるポイントと、を有する。このか
しめダイは、該ポイントから、該第１及び第２の端部の
一方に向かってテーパーが形成されている。好ましく
は、他方のかしめダイは、対向する第１及び第２の端部
と、該第１及び第２の端部の間にあるポイントと、を有
する。他方のかしめダイは、該ポイントから、該第１及
び第２の端部の一方に向かってテーパーが形成されてい
る。
【０００９】本発明は、光ファイバーコネクターを組み
立てるための方法も含んでいる。好ましくは、細長い部
材のかしめ部及び緩衝かしめ部は、同時にかしめられ
る。本発明は、光ファイバーコネクターを備えたガラス
ファイバーコアを有する多層化されたフィールド光ファ
イバーを終端処理するための方法を更に含んでいる。
【００１０】
【発明の実施の形態】本発明の図示の実施形態は、フィ
ールドで見出される光ファイバー（フィールドファイバ
ー）のコネクター内に予め配置された光ファイバー（ス
タブファイバー）への接続を容易にするためのＳＣスタ
イルの光ファイバーコネクターに関し、光ファイバー信
号（光）を、フィールドファイバーからスタブファイバ
ーへと、該ファイバー間のインターフェースで生じる信
号劣化が最小の状態で通過させることができるようにし
ている。
【００１１】２００１年１０月２３日に出願され、本願
発明の譲渡人により所有されている特許出願番号１０／
０１４９１５号の開示内容は、参照により本願に組み込
まれる。
【００１２】図１は、完全に組み立てられたＳＣスタイ
ルの光ファイバーコネクター１０の分解図を示してい
る。同図で理解することができるように、好ましい実施
形態では、コネクター１０は、外側ハウジング２０、内
側ハウジングアッセンブリ３０、かしめスリーブ８０及
びブート９０を備えている。コネクターは、光ファイバ
ーケーブル１００、例えば図１の断面で示されたもの等
に適用される。図２からも示されるように、内側ハウジ
ングアッセンブリ３０は、細長い金属製組み立て式のチ
ューブ状バックボーン３６を取り囲むプラスチック製内
側ハウジング３２と、螺旋スプリング４６と、円柱状光
沢セラミック製フェルール４８と、頂部挿入体５４と、
底部挿入体５６と、を備えている。
【００１３】特に、分解された図２でおそらくは最も良
く示されているように、バックボーン３６は、好ましく
は、そのボディ部４３の回りに配置された螺旋スプリン
グ４６を有し、頂部挿入体５４及び底部挿入体５６は、
各々、バックボーン３６のフェルール保持端部３８を通
して共同的に挿入され、そのガラスファイバーかしめ区
分４２内に至る。セラミック製フェルール４８は、フェ
ルール保持端部３８内に少なくとも部分的に挿入され、
そこで干渉適合摩擦（interference fit friction）に
よって維持され、これによって、ガラスファイバーかし
め区分４２内に挿入体５４及び５６を固定する。なお、
接着剤によってフェルール４８をフェルール保持端部３
８内に保持することもできる。次に、バックボーン、挿
入体、フェルール及びスプリングの組み立て体は、内側
ハウジング３２内に挿入され、その後に、波形端部キャ
ップ６６の前部分６８は、それが適所に掛かり止めされ
るまで、スプリング４６のバイアスに対抗して内側ハウ
ジング３２の後部内に挿入される。これにより、突起リ
ング４０が内側ハウジング３２の内部と接触するように
なるまでバックボーン３６を移動可能に前方に押した状
態を維持する。端部キャップ６６は、緩衝かしめ部４４
が端部キャップ６６の後部分７０を通って延在するよう
に、主要にはバックボーン３６のボディ部４３に亘って
適合する。図示の実施形態は、バックボーン３６と、そ
の構成部品区分とが円形／円柱であるように示している
が、それら及び後述される任意の協働的構造は、矩形／
多面形、又は、それ以外の形状とすることができる。
【００１４】頂部挿入体５４及び底部挿入体５６は、図
２の斜視図、及び、図３、４、８及び９の断面図に示さ
れるように、その後端部においてテーパー状導入部５８
を備えており、フィールドファイバー１００が後部から
それらの間に挿入されることを容易にしている。図５に
示されるように、挿入体の一方又は両方は、その各々の
係合表面に沿った溝部分６０、６２及び６４を備えてお
り、ガラスファイバー１０２が、挿入体の長手方向の長
さに沿ってそれらの間を通過し、セラミック製フェルー
ル４８のアパーチャ５０への後部入口部と整列すること
を可能にする。セラミック製フェルール４８も、ガラス
ファイバー１０２の挿入を容易にするため、その後端部
においてテーパー状導入部５２を備えるのが好ましい。
そのような導入部５２は、フェルールの略円錐破断部分
の形態を取り得る。
【００１５】現場では、コネクターへの挿入前に、フィ
ールドファイバー１００は、絶縁層及び任意の強化層
を、フィールドファイバーの端部から適切に剥ぎ取るこ
とにより準備される。図１で理解することができるよう
に、これらの層は、典型的には、例えば絶縁ゴム若しく
はプラスチック等のジャケット１０４と、絶縁ゴム若し
くはプラスチックからできた緩衝部１０６と、を備えて
いてもよい。例えばケブラー（登録商標）等の中間強化
層（図示せず）が、緩衝部１０６及びジャケット１０４
の間に外周に沿って存在するのが好ましい。ジャケット
１０４の一部分及び緩衝部１０６の一部分は、剥ぎ取ら
れる。今や露出されたガラスファイバー１０２は、適切
な長さにまで正確に裂き開かれる。
【００１６】一旦、内側ハウジング３０が完全に組み立
てられると、それは、かしめツール（図示せず）の下側
ガラスファイバーかしめダイ１２０上に配置される。こ
の時点では、かしめツールは、ダイ１２０上の適所にア
ッセンブリ３０を簡単に保持するため非常に軽い圧力で
閉じられる。ツールが閉じたとき、上側ガラスファイバ
ーかしめダイ１２２は、ダイ上の適所にアッセンブリを
固定するため、内側ハウジング３２の上側部分のかしめ
窓３４を貫通する。
【００１７】内側ハウジングアッセンブリ３０が完全に
組み立てられ、かしめツール上に適切に配置された後、
フィールドファイバー１００の裂き開かれた端部が、バ
ックボーン３６の緩衝かしめ部４４を通して挿入され
る。この裂き開かれた端部は、フェルール４８の後部に
入ってフェルール４８の狭い軸上アパーチャ５０内部の
適切に正確に裂き開かれ及び／又は磨き上げたスタブフ
ァイバー１１０と整列接触した状態になる前に、各々、
頂部挿入体５４及び底部挿入体５６の間を、バックボー
ン３６を通って移動する。
【００１８】一旦、フィールドファイバー１００が、セ
ラミック製フェルール４８内部のスタブファイバーと接
触するように内側ハウジングアッセンブリ３０内に完全
に挿入されると、かしめツールは、該ツールの好ましく
は相補的な上側ガラスファイバーかしめダイ１２２が、
内部に各々運搬された頂部挿入体５４及び底部挿入体５
６の回りのバックボーン３６のガラスファイバーかしめ
区分４２を圧縮するように、より強力に圧縮される。
【００１９】特殊形状を備えた、かしめ区分４２は、か
しめツールがかしめダイ１２０及び１２２に、かくし
て、かしめ区分４２に力を印加するとき、かしめ区分４
２の端部に最小の圧縮力が存在し、かしめ区分４２の中
間点付近で最大の圧縮力が存在するように形成されてい
る。特殊形状を備えた、かしめ区分４２は、頂部挿入体
５４及び底部挿入体５６を通してフィールドファイバー
１０に、ほぼ三角形分布プロフィールで、負荷を印加す
る。これは、頂部挿入体及び底部挿入体のかしめ領域及
び非かしめ領域の間で滑らかな負荷遷移を提供する。か
くして、負荷分布プロフィールが、突然の遷移無しにテ
ーパーが形成されているので、微小屈曲部は形成されな
い。
【００２０】本発明の別の好ましい実施形態では、図８
及び図９で理解することができるように、下側かしめダ
イ１３０及び上側かしめダイ１３２は、図１乃至７に示
された実施形態で開示されている、特殊形状を備えたか
しめ区分４２に類似した形状の特殊形状を備えた表面を
持っていてもよい。特殊形状を備えたかしめダイ１３０
及び１３２は、図７に示されたほぼ三角形状の負荷分布
プロフィールを提供するため、直線プロフィールかしめ
区分と共に利用することができる。
【００２１】開示された発明は、改善された光ファイバ
ーコネクターを提供する。なお、本発明の上述の図示さ
れた実施形態及び好ましい実施形態は、本発明に係るコ
ネクターが取り得る形態の包括的なリストではなく、そ
れらは、現在のところ理解されている本発明の一例とし
ての説明に役立つ実施形態として機能する。一例とし
て、これに限定されないが、例えばＦＪ又はＳＴスタイ
ルのコネクター等の非ＳＣスタイルの光ファイバーコネ
クターが、本発明の範囲内にあると考えられる。同様
に、図示の実施形態はマルチモードのケーブル接続に関
するが、単一モード接続も本発明により意図されてい
る。本発明の他の多くの形態が存在すると考えられる。
【図面の簡単な説明】
【図１】図１は、本発明の好ましい実施形態に係る、完
全に組み立てられたコネクターの分解図を示す。
【図２】図２は、図１のコネクターの組み立てられた内
部ハウジングアッセンブリの分解図を示す。
【図３】図３は、ダイの圧縮前における、かしめダイ内
の図１のコネクターの断面図を示す。
【図４】図４は、ダイの圧縮後における、かしめダイ内
の図１のコネクターの部分断面図を示す。
【図５】図５は、図４のライン５−５に沿って取られ且
つ矢印の方向に沿って眺めた、ダイの圧縮後における、
かしめダイ内の図１のコネクターの部分断面図を示す。
【図６】図６は、従来技術に係るかしめ領域に関する直
線的な負荷分布プロフィールを示す。
【図７】図７は、本発明の好ましい実施形態に係る、特
殊形状を備えたかしめ領域に関する負荷分布プロフィー
ルを示す。
【図８】図８は、本発明の別の好ましい実施形態に係
る、ダイの圧縮前における特殊形状を備えたかしめダイ
内のコネクターの部分断面図を示す。
【図９】図９は、ダイの圧縮後における特殊形状を備え
たかしめダイ内の図８のコネクターの部分断面図を示
す。
【符号の説明】
１０ 光ファイバーコネクター ２０ 外側ハウジング ３０ 内側ハウジングアッセンブリ ３２ プラスチック製内側ハウジング ３４ かしめ窓 ３６ 細長い金属製組み立て式のチューブ状バックボー
ン ３８ フェルール保持端部 ４０ 突起リング ４２ （特殊形状を備えた）ガラスファイバーかしめ区
分 ４３ バックボーンのボディ部 ４４ 緩衝かしめ部 ４６ 螺旋スプリング ４８ 円柱状光沢セラミック製フェルール ５０ アパーチャ ５２ テーパー状導入部 ５４ 頂部挿入体 ５６ 底部挿入体 ５８ テーパー状導入部 ６０、６２、６４ 溝部分 ６６ 波形端部キャップ ６８ 端部キャップの前部分 ７０ 端部キャップの後部分 ８０ かしめスリーブ ９０ ブート １００ 光ファイバーケーブル １０２ ガラスファイバー １０４ ジャケット １０６ 緩衝部 １２０ 下側ガラスファイバーかしめダイ １２２ 上側ガラスファイバーかしめダイ １３０ 下側かしめダイ １３２ 上側かしめダイ

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 光ファイバーを終端処理するための光フ
    ァイバーコネクターであって、 対向する第１及び第２の端部を有し、その第１の端部で
    前記光ファイバーを受け取る、ハウジングと、 前記ハウジング内で保持可能な細長い部材であって、該
    細長い部材は該ハウジング内に配置されているかしめ部
    を備え、該かしめ部は、対向する第１及び第２の端部
    と、該第１及び第２の端部の間のポイントと、を有し、
    該かしめ部は、該ポイントから該第１及び第２の端部の
    一方に向かってテーパーが形成されている、前記細長い
    部材と、 前記細長い部材のかしめ部内に配置可能である、少なく
    とも１つの挿入体と、を含む、光ファイバーコネクタ
    ー。
  2. 【請求項２】 前記かしめ部は、前記ポイントから前記
    第１及び第２の端部の他方に向かってテーパーが形成さ
    れている、請求項１に記載の光ファイバーコネクター。
  3. 【請求項３】 前記細長い部材のかしめ部内に配置可能
    である、２つの挿入体を更に含む、請求項１に記載の光
    ファイバーコネクター。
  4. 【請求項４】 前記細長い部材内に配置されたフェルー
    ルと、該フェルールのアパーチャ内に配置されたスタブ
    ファイバーと、を更に含む、請求項１に記載の光ファイ
    バーコネクター。
  5. 【請求項５】 前記光ファイバーは、ガラスファイバー
    コアを有する、請求項４に記載の光ファイバーコネクタ
    ー。
  6. 【請求項６】 前記スタブファイバーは、前記少なくと
    も１つの挿入体内のガラスファイバーコアと接触してい
    る、請求項５に記載の光ファイバーコネクター。
  7. 【請求項７】 前記スタブファイバーは、前記フェルー
    ルのガラスファイバーコアと接触している、請求項５に
    記載の光ファイバーコネクター。
  8. 【請求項８】 光ファイバーを終端処理するための光フ
    ァイバーコネクターであって、 対向する第１及び第２の端部を有し、その第１の端部で
    前記光ファイバーを受け取る、ハウジングと、 前記ハウジング内で保持可能な細長い部材であって、該
    細長い部材は該ハウジング内に配置されているかしめ部
    を備え、該かしめ部は、対向する第１及び第２の端部
    と、該第１及び第２の端部の間のポイントと、を有し、
    該かしめ部は、かしめダイの力がかしめ部に印加される
    とき、該力が前記ポイントよりも前記第１及び第２の端
    部においてより大きくなるように形成されている、前記
    細長い部材と、 前記細長い部材のかしめ部内に配置可能である、少なく
    とも１つの挿入体と、を含む、光ファイバーコネクタ
    ー。
  9. 【請求項９】 前記細長い部材のかしめ部内に配置可能
    である、２つの挿入体を更に含む、請求項８に記載の光
    ファイバーコネクター。
  10. 【請求項１０】 前記細長い部材内に配置されたフェル
    ールと、該フェルールのアパーチャ内に配置されたスタ
    ブファイバーと、を更に含む、請求項８に記載の光ファ
    イバーコネクター。
  11. 【請求項１１】 前記光ファイバーは、ガラスファイバ
    ーコアを有する、請求項１０に記載の光ファイバーコネ
    クター。
  12. 【請求項１２】 前記スタブファイバーは、前記少なく
    とも１つの挿入体内のガラスファイバーコアと接触して
    いる、請求項１１に記載の光ファイバーコネクター。
  13. 【請求項１３】 前記スタブファイバーは、前記フェル
    ールのガラスファイバーコアと接触している、請求項１
    １に記載の光ファイバーコネクター。
  14. 【請求項１４】 光ファイバーを終端処理するためのか
    しめ可能な光ファイバーコネクターであって、該コネク
    ターは、対向するかしめダイを有するかしめツールによ
    りかしめ可能であり、 対向する第１及び第２の端部を有し、その第１の端部で
    前記光ファイバーを受け取る、ハウジングと、 前記ハウジング内で保持可能であり、該ハウジング内に
    配置されているかしめ部を備える、細長い部材と、 前記細長い部材のかしめ部内に配置可能である、少なく
    とも１つの挿入体と、を含み、 前記かしめダイの少なくとも１つは、対向する第１及び
    第２の端部と、該第１及び第２の端部の間のポイント
    と、を有し、該少なくとも１つのかしめダイは、前記ポ
    イントから前記第１及び第２の端部の一つに向かってテ
    ーパーが形成されている、かしめ可能な光ファイバーコ
    ネクター。
  15. 【請求項１５】 前記かしめダイの他方は、対向する第
    １及び第２の端部と、該第１及び第２の端部の間のポイ
    ントと、を有し、該他方のかしめダイは、前記ポイント
    から前記第１及び第２の端部の一つに向かってテーパー
    が形成されている、請求項１４に記載のかしめ可能な光
    ファイバーコネクター。
  16. 【請求項１６】 前記細長い部材のかしめ部内に配置可
    能である、２つの挿入体を更に含む、請求項１４に記載
    の光ファイバーコネクター。
  17. 【請求項１７】 前記細長い部材内に配置されたフェル
    ールと、該フェルールのアパーチャ内に配置されたスタ
    ブファイバーと、を更に含む、請求項１４に記載の光フ
    ァイバーコネクター。
  18. 【請求項１８】 前記光ファイバーは、ガラスファイバ
    ーコアを有する、請求項１７に記載の光ファイバーコネ
    クター。
  19. 【請求項１９】 前記スタブファイバーは、前記少なく
    とも１つの挿入体内のガラスファイバーコアと接触して
    いる、請求項１８に記載の光ファイバーコネクター。
  20. 【請求項２０】 前記スタブファイバーは、前記フェル
    ールのガラスファイバーコアと接触している、請求項１
    ８に記載の光ファイバーコネクター。
  21. 【請求項２１】 光ファイバーコネクターを組み立てる
    方法であって、 対向する第１及び第２の端部を有するハウジングを提供
    し、 細長い部材であって、その一方の端部にあるフェルール
    保持部分と、該フェルール保持部分から区別されるかし
    め部とを備え、該かしめ部は、対向する第１及び第２の
    端部と、該第１及び第２の端部の間のポイントと、を有
    し、該かしめ部は、前記ポイントから前記第１及び第２
    の端部の一つに向かってテーパーが形成されている、前
    記細長い部材を提供し、 少なくとも１つの挿入体を提供し、 前端部と後端部とを有し、且つ、該前端部から該後端部
    まで延在するアパーチャを備える、フェルールを提供
    し、 前記フェルールのアパーチャに挿入可能にするのに十分
    に小さい幅寸法を有する、スタブファイバーを提供し、 前記スタブファイバーを前記フェルールのアパーチャに
    挿入し、 前記スタブファイバーを前記フェルールのアパーチャ内
    に取り付け、 前記少なくとも１つの挿入体を前記細長い部材のかしめ
    部内に挿入し、 前記フェルールを前記細長い部材のフェルール保持部分
    に少なくとも部分的に挿入し、 前記細長い部材のかしめ部内で前記挿入体を保持するよ
    うに該細長い部材のフェルール保持部分内で少なくとも
    部分的に前記フェルールを取り付け、 前記細長い部材のかしめ部をかしめ、 前記細長い部材を前記ハウジング内に挿入し、 前記細長い部材を前記ハウジング内に取り付ける、各工
    程を含む、方法。
  22. 【請求項２２】 前記かしめ部は、前記ポイントから前
    記第１及び第２の端部の他方に向かってテーパーが形成
    されている、請求項２１に記載の方法。
  23. 【請求項２３】 光ファイバーコネクターを組み立てる
    方法であって、 対向する第１及び第２の端部を有するハウジングを提供
    し、 細長い部材であって、その一方の端部にあるフェルール
    保持部分と、該フェルール保持部分から区別されるかし
    め部とを備え、該かしめ部は、対向する第１及び第２の
    端部と、該第１及び第２の端部の間のポイントと、を有
    し、該かしめ部は、前記ポイントから前記第１及び第２
    の端部の一つに向かってテーパーが形成されている、前
    記細長い部材を提供し、 少なくとも１つの挿入体を提供し、 前端部と後端部とを有し、且つ、該前端部から該後端部
    まで延在するアパーチャを備える、フェルールを提供
    し、 前記フェルールのアパーチャに挿入可能にするのに十分
    に小さい幅寸法を有する、スタブファイバーを提供し、 前記スタブファイバーを前記フェルールのアパーチャに
    挿入し、 前記スタブファイバーを前記フェルールのアパーチャ内
    に取り付け、 前記少なくとも１つの挿入体を前記細長い部材のかしめ
    部内に挿入し、 前記フェルールを前記細長い部材のフェルール保持部分
    に少なくとも部分的に挿入し、 前記細長い部材のかしめ部内で前記挿入体を保持するよ
    うに該細長い部材のフェルール保持部分内で少なくとも
    部分的に前記フェルールを取り付け、 緩衝かしめ部をかしめると同時に、前記細長い部材のか
    しめ部をかしめ、 前記細長い部材を前記ハウジング内に挿入し、 前記細長い部材を前記ハウジング内に取り付ける、各工
    程を含む、方法。
  24. 【請求項２４】 光ファイバーコネクターを備えたガラ
    スファイバーコアを有する多層形成されたフィールド光
    ファイバーを終端処理するための方法であって、 前記光ファイバーコネクターは、 対向する第１及び第２の端部と、 該ハウジング内に保持可能であり、前記対向する端部の
    一方から他方までほぼ延在している細長い部材であっ
    て、該ハウジングの第２の端部の近傍にあるフェルール
    保持部分と、該フェルール保持部分から区別されるかし
    め部とを備える、前記細長い部材と、 前記細長い部材のフェルール保持部分内に配置可能であ
    り、アパーチャが貫通するフェルールと、 前記細長い部材のかしめ部内に配置される少なくとも１
    つの挿入体と、 両端部を有し、前記フェルールのアパーチャ内に配置さ
    れる、スタブファイバーと、を備えており、 前記方法は、 対向するかしめダイを有するかしめツールであって、か
    しめダイの少なくとも１つが、対向する第１及び第２の
    端部と、該第１及び第２の端部の間のポイントと、を有
    し、該少なくとも１つのかしめダイは、該ポイントから
    前記第１及び第２の端部の一方に向かってテーパーが形
    成されている、前記かしめツールを提供し、 前記ガラスファイバーコアをさらすため、前記フィール
    ド光ファイバーから少なくとも１つの層を剥ぎ取り、 前記かしめツールのかしめダイの少なくとも１つに前記
    コネクターを配置し、 前記かしめツール上に前記コネクターを保持するため、
    該コネクターに亘って該かしめツールの向かい合わせに
    できるかしめダイを軽く閉じ、 前記ガラスファイバーコアを、前記細長い部材の端部を
    通して、前記ハウジングの第１の端部により近接して、
    前記フェルールのアパーチャ内へと、及び、前記スタブ
    ファイバーと接触するように挿入し、 前記細長い部材のかしめ部をかしめ、これにより、前記
    フィールドファイバーを前記フェルールのアパーチャ内
    でスタブファイバーと接触した状態に維持するように、
    前記かしめツールの向かい合わせにできるかしめダイ
    を、前記コネクターに亘って強力に閉じる、各工程を含
    む、方法。
  25. 【請求項２５】 前記かしめダイの他方は、対向する第
    １及び第２の端部と、該第１及び第２の端部の間のポイ
    ントと、を有し、該かしめダイの他方は、該ポイントか
    ら前記第１及び第２の端部の一方に向かってテーパーが
    形成されている、請求項２４に記載の方法。
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