JP2003207331A - トロリコンベヤにおけるレール摩耗検査車および装置 - Google Patents

トロリコンベヤにおけるレール摩耗検査車および装置

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JP2003207331A JP2002003336A JP2002003336A JP2003207331A JP 2003207331 A JP2003207331 A JP 2003207331A JP 2002003336 A JP2002003336 A JP 2002003336A JP 2002003336 A JP2002003336 A JP 2002003336A JP 2003207331 A JP2003207331 A JP 2003207331A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パワーレールの下フランジ上面の摩耗を自動
的に検査する。 【解決手段】 レール摩耗検査車は、横断面I字形パワ
ーレール11の下フランジ33上面のフランジ左右両側を転
動する左右の走行輪121を有する車本体101と、ウェッブ
31を挟んでその左右両側に位置するように車本体101に
それぞれ設けられている左右の上下動体131と、各上下
動体131に、左右対応する側の下フランジ33下面の下方
に位置するようにそれぞれ取付られている左右の基準ロ
ーラ141と、各基準ローラ141を、左右対応する側におい
て下フランジ33下面に当接させるように各上下動体131
を上向きに付勢している弾性体138と、各基準ローラ141
を下フランジ33下面に当接させた状態で、同下フランジ
33上面と相対させられるように各上下動体131にそれぞ
れ取付られている左右の下向き非接触式変位センサ142
とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば、工場の
生産ラインに用いられるトロリコンベヤ、とくに、建物
の天井付近の空間を有効活用できるオーバーヘッド形式
のトロリコンベヤにおいて、トロリが走行するレールの
摩耗状態を検査するためのレール摩耗検査車に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のトロリコンベヤとしては、エン
ドレス状経路を形成しかつ中央ウェッブおよび上下フラ
ンジを有する横断面I字形パワーレールと、パワーレー
ルにそって走行させられる多数のトロリと、これらトロ
リを牽引駆動するエンドレスチェーンとを備えているも
のが良く知られている。
【0003】トロリは、左右の走行輪を有している。左
右の走行輪は、パワーレールの下フランジ上面のフラン
ジ左右両側をそれぞれ転動する。そのため、パワーレー
ルの下フランジ上面に摩耗が集中して発生し易い。とこ
ろが、パワーレールが上下にうねっている場合、その谷
部分をトロリが走行するときには、そのトロリはチェー
ンの張力によって走行輪がパワーレールの下フランジ上
面から浮上がり、その上フランジ下面と接触することに
なる。そのため、上フランジ下面にも摩耗は発生する。
さらに、トロリは横振れをすることがある。横振れをす
るトロリは、姿勢が傾くことで、左右の走行輪の一方が
浮上がる。浮上がったローラは、その上角部がウェッブ
の左右両側面のいずれかと接触する。そのため、摩耗は
ウェッブの左右両側面にも発生する。
【0004】当然のことながら、レールは摩耗しすぎる
と危険である。そこで、摩耗の度合いを常に把握してお
かなければならない。ひどい摩耗が発見されると、その
部分を切断除去して、新しいものと取り替える必要があ
る。また、上フランジの下面およびウェッブの左右両側
面の摩耗に限っては、新しいものと交換する代わりに、
補強板を張付けるといった処置をすることもあった。
【0005】従来、摩耗の点検を自動的に行う車は実用
化されておらず、点検は人手に頼るしかなかった。コン
ベヤ経路の高所にある部分や、他の加工機械に邪魔され
る等で接近し難い部分も多くあるため、作業は多大な手
間と時間を要するものであった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、上記状況
に鑑みてなされたもので、摩耗部位の特定と、摩耗の程
度とを自動的に正確に知ることができるトロリコンベヤ
におけるレール摩耗検査車を提供することを目的とする
ものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明による第1のレ
ール摩耗検査車は、中央ウェッブおよび上下フランジを
有する横断面I字形パワーレールと、パワーレールにそ
って走行させられるトロリとを有しているトロリコンベ
ヤにおいて、下フランジ上面のフランジ左右両側を転動
する左右の走行輪を有する車本体と、ウェッブを挟んで
その左右両側に位置するように車本体にそれぞれ設けら
れている左右の上下動体と、各上下動体に、左右対応す
る側の下フランジ下面の下方に位置するようにそれぞれ
取付られている左右の基準ローラと、各基準ローラを、
左右対応する側において下フランジ下面に当接させるよ
うに各上下動体を上向きに付勢している弾性体と、各基
準ローラを下フランジ下面に当接させた状態で、同下フ
ランジ上面と相対させられるように各上下動体にそれぞ
れ取付られている左右の下向き非接触式変位センサとを
備えているものである。
【0008】この発明による第1のレール摩耗検査車で
は、センサからパワーレールの下フランジ上面までの距
離がセンサによって測定される。トロリの走行により、
同下フランジ上面には摩耗は生じるが、同下フランジ下
面には摩耗は生じないため、同下フランジ下面からセン
サまでの距離は常に一定に保持される。したがって、セ
ンサによって測定された距離の変化は、摩耗に起因する
ものであるから、同下フランジ上面の摩耗を自動的に検
査することができる。
【0009】この発明による第2のレール摩耗検査車
は、中央ウェッブおよび上下フランジを有する横断面I
字形パワーレールと、パワーレールにそって走行させら
れるトロリとを有しているトロリコンベヤにおいて、下
フランジ上面のフランジ左右両側を転動する左右の走行
輪を有する車本体と、ウェッブを挟んでその左右両側に
位置するように車本体にそれぞれ設けられている左右の
上下動体と、各上下動体に、左右対応する側の下フラン
ジ下面の下方に位置するようにそれぞれ取付られている
左右の基準ローラと、各基準ローラを、左右対応する側
において下フランジ下面に当接させるように各上下動体
を上向きに付勢している弾性体と、各基準ローラを下フ
ランジ下面に当接させた状態で、左右対応する側の上フ
ランジ下面と相対させられるように各上下動体にそれぞ
れ取付られている左右の上向き非接触式変位センサとを
備えているものである。
【0010】この発明による第2のレール摩耗検査車で
は、センサからパワーレールの上フランジ下面までの距
離がセンサによって測定される。トロリの走行により、
同上フランジ下面には摩耗は生じるが、同パワーレール
の下フランジ下面には摩耗は生じないため、同下フラン
ジ下面からセンサまでの距離は常に一定に保持される。
したがって、センサによって測定された距離の変化は、
摩耗に起因するものであるから、同上フランジ下面の摩
耗を自動的に検査することができる。
【0011】さらに、各センサを挟んでその前後に位置
するように各上下動体に前後の防護ローラが取付られて
おり、前後の防護ローラの上端を結ぶレベルよりもセン
サが下方に退去させられていると、パワーレールの上フ
ランジ下面に異物等が付着していると、これを防護ロー
ラを乗越えることになるが、その際に、上下動体ととも
にセンサが下降させられる。したがって、センサが異物
等に衝突することを防止できる。
【0012】この発明による第3のレール摩耗検査車
は、中央ウェッブおよび上下フランジを有する横断面I
字形パワーレールと、パワーレールにそって走行させら
れるトロリとを有しているトロリコンベヤにおいて、下
フランジ上面のフランジ左右両側を転動する左右の走行
輪を有する車本体と、車本体に設けられている左右動体
と、ウェッブ左側面の左方に位置するように左右動体に
取付られている基準ローラと、基準ローラを、ウェッブ
左側面に当接させるように左右動体を右向きに付勢して
いる弾性体と、基準ローラをウェッブ左側面に当接させ
た状態で、ウェッブ右側面と相対させられるように左右
動体に取付られている左向き接触式変位センサとを備え
ているものである。
【0013】この発明による第3のレール摩耗検査車で
は、センサからパワーレールのウェッブ右側面までの距
離がセンサによって測定される。トロリの走行により、
同ウェッブの左右両側面の双方に摩耗は生じる可能性が
ある。同ウェッブの左側面に摩耗が生じているか、否か
に関わらず、同ウェッブの左側面に基準ローラは常時当
接させられているため、センサによって測定された距離
の変化は、同ウェッブの左右両側面に生じた摩耗を合わ
せた摩耗に起因するものであるから、同ウェッブ両側面
の摩耗を自動的に検査することができる。
【0014】さらに、左右動体が、基準ローラを取付け
た左半体およびセンサを取付けた右半体によって構成さ
れており、弾性体が、左右半体を互いに当接させるよう
に左半体を右向きに付勢している第1弾性体および右半
体を左向きに付勢している第2弾性体によって構成され
ており、第1弾性体の弾性力が第2弾性体の弾性力より
も大であり、各センサを挟んでその前後に位置するよう
に右半体に前後の防護ローラが取付られており、前後の
防護ローラの左端を結ぶ直線よりもセンサが右方に退去
させられていると、パワーレールのウェッブ右側面に異
物等が付着していると、これを防護ローラを乗越えるこ
とになるが、その際に、右半体とともにセンサが右動さ
せられる。したがって、センサが異物等に衝突すること
を防止できる。パワーレールのウェッブ左側面に異物等
が付着している場合は、これを基準ローラが乗り越え
る。
【0015】また、基準ローラおよびセンサが左右半体
とともに互いに接近・離隔しうるから、測定に際し、検
査車をパワーレールにセットする場合、基準ローラおよ
びセンサを離隔させておくことができ、セットを容易に
行うことができる。
【0016】この発明によるレール摩耗検査装置は、第
1〜第3レール摩耗検査車が、パワーレールにそって一
列に並んで移動しうるように連結されており、先頭のレ
ール摩耗検査車がトロリによって牽引されうるようにな
されているものである。
【0017】この発明によるレール摩耗検査装置では、
パワーレールの下フランジ上面、上フランジ下面および
ウェッブ両側面の摩耗を同時に検査することができる。
しかも、各面の検査は、それ専用の検査車によって行わ
れるため、精度の好い正確な検査が保証される。
【0018】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態を図面を参
照してつぎに説明する。
【0019】以下の説明において、前後とは、図1を参
照して、その左側を前(図1矢印A)、これと反対側を
後といい、左右とは、後方から見て、その左右の側を左
右というものとする。
【0020】まず、トロリーコンベヤの概要を説明す
る。
【0021】図1を参照すると、前向きにのびたパワー
レール11と、パワーレール11上を走行する前後のパワー
トロリ12と、パワーレール11の下方にこれと平行にのび
たフリーレール13と、フリーレール13上を走行する前後
のフリートロリ14とが示されている。
【0022】パワーレール11とフリーレール13の間を駆
動チェーン15がのびており、これに、パワートロリ12が
連結されている。駆動チェーン15には、前パワートロリ
12に近接して、駆動爪16が下方突出状に設けられてい
る。前フリートロリ14には、駆動爪16と係合・離脱自在
に係合させられたドッグ17が設けられている。前後のフ
リートロリ14にはロードバー18が渡されている。
【0023】図3を参照すると、パワーレール11は、横
断面I字形状レール部材21によって構成されている。レ
ール部材21は、垂直状中央ウェッブ31および水平状上下
フランジ32、33を有している。上フランジ32上面および
下フランジ33下面は、ともに水平である。一方、上フラ
ンジ32下面および下フランジ33上面は、両縁にいくにし
たがって厚みを薄くするように傾斜させられている。
【0024】各パワートロリ12は、下フランジ33上面の
フランジ左右両側をそれぞれ転動する左右のローラ34を
有している。
【0025】図13を参照すると、フリーレール13は、
開口同士向き合わせた左右一対の横断面コ字形状レール
部材41によって構成されている。各レール部材41は、垂
直状中央ウェッブ51および水平状上下フランジ52、53を
有している。パワーレール11と同様に、上フランジ52上
面および下フランジ53下面は、ともに水平であるが、上
フランジ52下面および下フランジ53上面は、傾斜させら
れている。
【0026】各フリートロリ14は、両レール部材41の下
フランジ53上面にまたがった状態で走行するもので、同
両下フランジ53上面をそれぞれ転動する左右のローラ54
を有している。
【0027】つぎに、レール摩耗検査装置について、以
下に詳細に説明する。
【0028】再び、図1を参照すると、パワーレール11
に第1〜第3検査車61〜63が前から後にかけて順に載せ
られるとともに、フリートロリ14に第4検査車64が載せ
られている。また、ロードバー18にはコントロールパネ
ル65が搭載されている。コントロールパネル65には、図
示しないが、パソコン、バッテリー、アンプ等が備えら
れている。第1〜第4検査車61〜64とコントロールパネ
ル65は電気的に接続されている。
【0029】後パワートロリ12および第1検査車61に第
1連結ロッド71が、第1検査車61および第2検査車62に
第2連結ロッド72が、第2検査車62および第3検査車63
に第3連結ロッド73がそれぞれ渡されている。これによ
り、後パワートロリ12によって牽引されながら、第1〜
第3検査車61〜63が一列に並んで前向きに走行させられ
るようになっている。この状態で、第1〜第3検査車61
〜63は、それぞれが自由に上下に揺動しうるようになっ
ている。さらに、前フリートロリ14および第4検査車64
には第4連結ロッド74が渡されている。第4検査車64も
また上下揺動自在である。
【0030】図2〜図4に、第1検査車61が詳細に示さ
れている。
【0031】第1検査車61は、車本体101を有してい
る。車本体101は、パワーレール11のウェッブ31下部か
ら下フランジ33にかけての部分を挟んで相対させられた
左右一対の垂直状側板111と、同下フランジ33の下方を
潜らされて両側板111の下縁部前後両端に渡されている
前後一対のスペーサバー112とを備えている。
【0032】前スペーサバー112の左右両端部のほぼ真
上に位置するように両側板111対向面に左右一対の前走
行輪121が取付けられるとともに、後スペーサバー112の
左右両端部のほぼ真上に位置するように両側板111対向
面に左右一対の後走行輪121が取付られている。これら
前後走行輪121のうち、左側の前後走行輪121は、下フラ
ンジ33上面のフランジ左側に載せられ、その右側の走行
輪121は、下フランジ33上面のフランジ右側に載せられ
ている。
【0033】両前走行輪121の斜め後下方に位置するよ
うに両側板111に左右一対の水平状前案内ローラ122が取
付けられるとももに、両後走行輪121の斜め前下方に位
置するように両側板111に左右一対の水平状後案内ロー
ラ122が取付けられている。これら対をなす前後の案内
ローラ122は、下フランジ33の先端縁部をそれぞれ挟み
付けている。
【0034】各側板111の前後方向中央部には2つの縦
長孔状ガイド孔123が上下に並んであけられている。
【0035】各ガイド孔123を内側から被覆するように
両側板111対向面の前後方向中央部には左右一対の縦長
方形垂直板状上下動体131がそれぞれ摺接させられてい
る。各上下動体131には上下2つの水平ガイドピン132、1
33が外側方に突出させられるように設けられており、こ
れらガイドピン132、133は、左右対応する側の側板111の
ガイド孔123に貫通させられている。各ガイドピン132の
突出端部には、対応するガイド孔123の両縁部にまたが
るように六角形状フランジ134、135が設けられている。
上下のフランジ134、135のうち、上フランジ134の外周面
には環状溝136が形成されている。
【0036】上フランジ134を挟んでその前後において
上フランジ134よりも上方レベルに位置するように側板1
11外側面に前後のばね掛け137が設けられている。各側
板111の外側面に当てられて前後方向にのびたばね棒138
が下向きに膨らんだアーチを描くようにばね棒138の長
さの中央部が環状溝136に下側からはめ入れられもとと
もに、ばね棒138の両端部が前後のばね掛け137にそれぞ
れ上側から掛け止められている。これにより、上下動体
131は、上向きに付勢されている。
【0037】左右両上下動体131の対向面下端部には左
右一対の垂直状基準ローラ141が取付られている。両基
準ローラ141は、下フランジ33下面の左右両縁部にそれ
ぞれ当接させられている。この状態で、左右一対の変位
センサ142が下フランジ33上面の左右両縁部とそれぞれ
一定間隔をおいて相対するように上下動体131の対向面
にブラケット143を介して下向きに取付られている。
【0038】変位センサ142は、非接触磁気式近接セン
サであって、その基準軸を傾斜した下フランジ33上面と
直交させるように垂直線に対して傾斜させている。変位
センサ142によって、センサ142から下フランジ33上面ま
での距離が検出される。
【0039】パワートロリ12の走行により、下フランジ
33上面には摩耗が生じるが、下フランジ33下面には摩耗
が生じることはない。
【0040】レール摩耗の検査に際し、パワートロリ12
とともに第1検査車61が移動させられる。この移動の
間、基準ローラ141は下フランジ33下面に当接させられ
た状態に保持される。これにより、下フランジ33下面か
らセンサ142までの距離は、常に、一定に保持される。
下フランジ33上面に摩耗が生じていない場合、下フラン
ジ33上面からセンサ142までの距離は、既知の設定値で
ある。下フランジ33上面に摩耗が生じている場合、下フ
ランジ33上面からセンサ142までの距離がセンサ142によ
って検出されると、この検出値から設定値を差引いた値
が摩耗量となる。
【0041】図5〜図7に、第2検査車62が詳細に示さ
れている。第2検査車62は、第1検査車61とよく似てい
る構造のものである。以下、第1検査車61と第2検査車
62の相違点のみを説明する。図5〜図7において、図2
〜図4に示す部分と対応する部分には同一の符号を付し
て示している。
【0042】第1検査車61のセンサ142は、下フランジ3
3上面と相対させられているが、第2検査車62のセンサ1
42は、上フランジ32下面と相対させられるように上下動
体131に上向きに取付けられている。
【0043】さらなる相違点は、センサ142を挟んでそ
の前後に位置するように前後一対の垂直状防護ローラ25
1が各上下動体131に取付られていることである。防護ロ
ーラ251は、上フランジ32下面に対し極僅かな間隔をお
いて相対させられている。前後の防護ローラ251上端を
結ぶレベルよりも、センサ142は、僅かな距離εだけ下
方に退去させられている。
【0044】基準ローラ141によって、下フランジ33下
面から第2検査車62のセンサ142までの距離も常に一定
に保持される。第2検査車62において、上フランジ32下
面の摩耗量検出は、第1検査車61による場合に準じる。
【0045】下フランジ32下面に補強板(図示しない)
が張付けられていることがある。第2検査車62の走行時
に、補強板のところに第2検査車62が差し掛かった際、
補強板に防護ローラ251が当接すると、補強板が防護ロ
ーラ251を押下げる。これにより、上下動体131がセンサ
142とともに下降させられることとなって、補強板にセ
ンサ142が衝突することが防止される。
【0046】図8〜図11は、第3検査車63を詳細に示
すものである。
【0047】第3検査車63は、車本体301を有してい
る。車本体301は、第1検査車61と同様に、左右一対の
垂直状側板311を有している。第1検査車61では、前後
スペーサバー112は、両側板111の下縁部前後両端に渡さ
れているが、第3検査車63では、両側板311の下縁部前
後両端から中央寄りの位置に前後のスペーサバー312が
渡されている。これらのスペーサバー312は、後述する
が、ガイドロッドを兼用する。
【0048】左右一対ずつの前後走行輪321および案内
ローラ322が各側板311に取付られている様子は、これも
また、第1検査車61との場合と同じである。これ以外
に、第3検査車63には、左右一対ずつの垂直状前後飛跳
防止ローラ323が追加されている。飛跳防止ローラ323
は、下フランジ33下面左右両縁部に対し僅かな間隔をお
いて相対させられている。また、各側板311の中央には
円形状ばね孔324があけられている。
【0049】そして、第3検査車63では、第1検査車61
の上下動体131に代えて、車本体301に左右動体331が装
備されている。
【0050】左右動体331は、前後のスペーサバー312に
これらにまたがってそれぞれ摺動自在に支持されている
左半体331Aおよび右半体331Bよりなる。
【0051】左半体331Aの右側面には右向き当接面331a
が設けられるとともに、右半体331Bの左側面に左向き当
接面331bが設けられている(図11)。
【0052】左半体331Aの左側面には逆L字状左ブラケ
ット332の垂直壁下端部が固定されている。左ブラケッ
ト332の水平壁には水平状基準ローラ341が取付られてい
る。右半体331Bの右側面に逆L字状右ブラケット333の
垂直壁下端部が固定されている。右ブラケット333の水
平壁の先端部には垂下壁334が設けられ、これにセンサ3
42が左向きに取付られている。センサ142を挟んでその
前後両側に位置して前後一対の水平状防護ローラ351が
右ブラケット333の水平壁に取付られている。
【0053】左側板311のばね孔324を被覆するようにば
ね孔324開口縁部外面に左ばね押板361が取付られてい
る。この左ばね押板361と左ブラケット332垂直壁の高さ
の中程に、左圧縮ばね362がばね孔324に通されるように
介在させられている。右側板311のばね孔324開口縁部外
面には右ばね押板363が取付られている。この右ばね押
板363と右ブラケット333垂直壁の高さの中程に、右圧縮
ばね364がばね孔324に通されるように介在させられてい
る。
【0054】左圧縮ばね362の弾性力は、右圧縮ばね364
の弾性力よりも大きく設定されている。双方のばね362、
364の弾性力を差し引き分の弾性力によって、全体とし
て、左右動体331は右向きに付勢されている。この状態
で、左半体331Aおよび右半体331Bの当接面331a、331b同
士は、当接させられている。さらに、基準ローラ341
は、ウェッブ31左側面に当接させられるとともに、セン
サ342は、ウェッブ31右側面に対し一定間隔をおいて相
対させられている。
【0055】第2検査車62の場合に準じて、両防護ロー
ラ351の左端を結ぶ直線よりもセンサー342は、僅かな距
離εだけ、右方に後退させられている。
【0056】ウェッブ31の左右両側面の双方には摩耗が
生じる可能性がある。ウェッブ32の左側面に摩耗が生じ
るか、否かに係わらず、ウェッブ31の左側面に基準ロー
ラ341は、常に当接させられた状態に保持される。ウェ
ッブ31の左右両側面の双方に摩耗が生じていない場合、
ウェッブ31左側面からセンサ342までの距離は、既知の
設定値である。ウェッブ31右側面からセンサ342までの
距離は、センサ342によって検出される。この検出値か
ら設定値を差引いた値が、ウェッブ31の左右両側面の摩
耗量を合わせた値となる。
【0057】ウェッブ31の右側面に補強板等が張付けら
れている場合、その補強板等を防護ローラ351が乗り越
えていく。このときに、基準ローラ341はウェッブ31左
側面に当接されたままで左半体331Aは移動させられない
が、右半体331Bだけが右動させられる。これにより、セ
ンサ342が補強板等に衝突することが防止されること
は、第2検査車62の場合と同じである。また、ウェッブ
31の左側面に補強板等が張付けられている場合は、左半
体331Aとともに基準ローラ341が左動させられることに
より、基準ローラ341が補強板を乗り越えていく。
【0058】第4検査車64は、図12〜図15に示すよ
うに、車本体401を有している。車本体401は、上本体41
1および下本体412と、上本体411および下本体412間中央
部に介在させられているスペーサ413とよりなる。
【0059】上本体411は、横断面略U字状のもので、
左右一対の両上側壁421および底壁422よりなる。下本体
412は、横断面略逆U字状のもので、左右一対の両下側
壁423および頂壁424よりなる。スペーサ413は、直方体
ブロック状のもので、フリーレール13の下フランジ53先
端縁部間に位置させられている。これにより、上本体41
1はフリーレール13内に収められ、下本体412はフリーレ
ール13下方に突出させられている。
【0060】両上側壁421対向面の前端部には左右一対
の前走行輪431が取付けられるとともに、両上側壁421対
向面の後端部に左右一対の後走行輪431が取付けられて
いる。これらの走行輪431は、同下フランジ53上面に載
せられている。また、前後走行輪431のうち、左右の前
走行輪431の車軸は、一体化されている。さらに、両前
走行輪431の真上に位置するように左右一対の前飛跳防
止ローラ432が、両後走行輪431の真上に位置するように
左右一対の後飛跳防止ローラ432がそれぞれ両上側壁421
対向面にそれぞれ取付られている。これら飛跳防止ロー
ラ432は、上フランジ52下面と僅かな間隔をおいて相対
させられている。
【0061】スペーサ413を挟んでその前後に位置する
ように上本体411および下本体412間に前後の水平揺動体
441が介在させられている。図15に詳細に示すよう
に、前水平揺動体441は、揺動中心から互いに反対方向
にのびた一対のアームを一体化したようなものである。
前水平揺動体441の両端部には一対の前案内ローラ442が
取付けられている。前水平揺動体441は、図15中、時
計方向に揺動させられるように前捩りばね443によって
付勢されている。後水平揺動体441については詳しく図
示しないが、これにも、前水平揺動体441と同様に、一
対の後案内ローラ442および後捩りばね443が備えられて
いる。
【0062】前後の水平揺動体441は、スペーサ413と同
様に、同下フランジ53先端縁部間に位置させられてい
る。この状態で、前後の案内ローラ442は、同下フラン
ジ53先端縁部の対向面に押圧されている。これにより、
前後の水平揺動体441は、車本体401を、これがフリーレ
ール13の幅方向中心に位置決めされるように付勢してい
る。
【0063】両上側壁421の前端部間には第1投光器451
が水平後向きに搭載されている。下フランジ53を挟んで
第1投光器451の丁度上下反対側に位置させられるよう
に両下側壁423前端間に第2投光器452が搭載されてい
る。第1投光器451よりも若干低レベルとなるように両
上側壁421の後端部間には第1カメラ461が水平前向きに
搭載されている。第2投光器452と同じように、第1カ
メラ461の丁度上下反対側に位置させらせるように両下
側壁423後端間に第2カメラ462が搭載されている。
【0064】第1投光器451の光軸上には第1ミラー471
が配置されている。第1ミラー471は、その反射面を水
平線に対して45°の角度をもたせて斜め前下に向けて
いる。第2投光器452の光軸上には第2ミラー472が第1
ミラー471とは逆向きに傾斜させられるように配置され
ている。第1カメラ461の撮像軸上には第3ミラー473が
配置されている。第3ミラー473の反射面は、水平線に
対して45°よりは小さい角度をもたされて斜め後下を
向いている。第3ミラー473の傾斜角度については後述
する。同じように、第2カメラ462の撮像軸上には第4
ミラー474が第2ミラー472とは逆向きに傾斜させられる
ように配置されている。
【0065】第1および第2投光器471、472からは、側
面から見ると一直線状をなすが、平面から見ると所定の
角度α(図14)をもって拡がるレーザ光束が投射され
る。第1投光器471から後向きに投射された光束は、第
1ミラー471によって反射されて、垂直下向きにその向
きを変えられ、下フランジ53上面を照射する。これによ
り、同下フランジ53上面には横断状光帯が現れる。第2
投光器472から後向きに投射された光束は、第2ミラー4
72によって反射されて、垂直上向きにその向きを変えら
れ、下フランジ53下面を照射する。これにより、同下フ
ランジ53下面には横断状光帯が現れる。
【0066】下フランジ53上面の横断状光帯は、第1カ
メラ461によって受像される。そのため、同光帯からの
入射角と第1カメラ461への反射角が等しくなるように
第3ミラー473の角度が設定されている。一方、同下フ
ランジ53下面の横断状光帯は、第2カメラ462によって
受像される。これを可能とするように、第3ミラー473
に準じて、第4ミラー474の角度が設定されている。第
1および第2カメラ461、462による撮影角度βが図13
に示されている。
【0067】右側の前走行輪431の内側面周方向の一部
にはレジストマーク481が表示されている。これを検出
しうるように同前走行輪431の内側にフォトセンサ482が
配置されている。
【0068】フリーレール13上をフリートロリ14が走行
することにより、フリーレール13の下フランジ53上面に
だけ摩耗が生じる。勿論、同下フランジ53下面には摩耗
が生じないから、第2カメラ462で受像した光帯の画像
は、変化することなく、常に一定の形状、位置等を表示
する。一方、下フランジ53上面に生じた摩耗により、第
2カメラ462で受像した光帯の画像は様々に変化する。
第1および第2カメラ461、462で受像した光帯の画像
は、パソコンに入力され、様々に画像処理される。変化
しない第2カメラ462の画像を基準として、第2カメラ4
62の画像から第1カメラ461の画像までの距離、すなわ
ち下フランジ53の厚みを算出することができる。算出し
た厚みに基づいて、下フランジ53が摩耗していない場合
の既知のデータから、摩耗量を逆算することも可能であ
る。さらには、第1および第2カメラ461、462の画像を
合体させるように画像処理することにより、下フランジ
53を断面表示することも可能である。
【0069】また、下フランジ53そのものが変形したと
しても、その変形を検出できると同時に、変形に関わり
なく、摩耗量を検出することができる。
【0070】フォトセンサ482は、前走行輪431の正逆方
向の回転数をそれぞれ検出しうるものである。フォトセ
ンサ482の検出信号に基づいて、仮に、前走行輪431がス
リップしたとしても、これを補正しながら、第4検査車
63の基準位置からの移動量が検出される。これらのデー
タは、パソコンに入力される。パソコンには、上記した
摩耗量がリアルタイムで入力されることにより、摩耗部
位および摩耗程度が自動的に把握される。
【0071】
【発明の効果】この発明による第1のレール摩耗検査車
によれば、パワーレールの下フランジ上面の摩耗を自動
的に検査することができる。
【0072】この発明による第2のレール摩耗検査車に
よれば、パワーレールの上フランジ下面の摩耗を自動的
に検査することができる。
【0073】この発明による第3のレール摩耗検査車に
よれば、パワーレールのウェッブ左右両側面の摩耗を自
動的に検査することができる。この発明によるレール摩
耗検査装置によれば、パワーレールの下フランジ上面、
上フランジ下面およびウェッブ両側面の摩耗を同時に検
査することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によるレール摩耗検査装置を備えたト
ロリーコンベヤの側面図である。
【図2】同検査装置を構成する第1検査車の側面図であ
る。
【図3】図2のIII−III線にそう垂直横断面図である。
【図4】同IV−IV線にそう垂直横断面図である。
【図5】同検査装置を構成する第2検査車の側面図であ
る。
【図6】図5のVI−VI線にそう垂直横断面図である。
【図7】同VII−VII線にそう垂直横断面図である。
【図8】同検査装置を構成する第3検査車の側面図であ
る。
【図9】図8のIX−IX線にそう垂直横断面図である。
【図10】同X−X線にそう垂直横断面図である。
【図11】同XI−XI線にそう水平縦断面図である。
【図12】同検査装置を構成する第4検査車の垂直縦断
面図である。
【図13】図12のXIII−XIII線にそう垂直横断面図で
ある。
【図14】同XIV−XIV線にそう垂直横断面図である。
【図15】同XV−XV線にそう水平縦断面図である。
【符号の説明】
11 パワーレール 12 パワートロリ 31 ウェッブ 32 上フランジ 33 下フランジ 61 第1検査車 62 第2検査車 63 第3検査車 101 車本体 121 走行輪 131 上下動体 138 ばね 141 基準ローラ 142 センサ 301 車本体 321 走行輪 341 基準ローラ 342 センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2F069 AA24 BB25 BB40 CC10 DD15 DD16 GG04 GG06 GG52 GG63 GG64 GG65 GG72 HH09 HH30 JJ06 JJ25 MM04 MM14 MM32 3F025 CA24 CB10

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中央ウェッブ31および上下フランジ32、3
    3を有する横断面I字形パワーレール11と、パワーレー
    ル11にそって走行させられるトロリ12とを有しているト
    ロリコンベヤにおいて、 下フランジ33上面のフランジ左右両側を転動する左右の
    走行輪121を有する車本体101と、ウェッブ31を挟んでそ
    の左右両側に位置するように車本体101にそれぞれ設け
    られている左右の上下動体131と、各上下動体131に、左
    右対応する側の下フランジ33下面の下方に位置するよう
    にそれぞれ取付られている左右の基準ローラ141と、各
    基準ローラ141を、左右対応する側において下フランジ3
    3下面に当接させるように各上下動体131を上向きに付勢
    している弾性体138と、各基準ローラ141を下フランジ33
    下面に当接させた状態で、同下フランジ33上面と相対さ
    せられるように各上下動体131にそれぞれ取付られてい
    る左右の下向き非接触式変位センサ142とを備えている
    レール摩耗検査車。
  2. 【請求項2】 中央ウェッブ31および上下フランジ32、3
    3を有する横断面I字形パワーレール11と、パワーレー
    ル11にそって走行させられるトロリ12とを有しているト
    ロリコンベヤにおいて、 下フランジ33上面のフランジ左右両側を転動する左右の
    走行輪121を有する車本体101と、ウェッブ33を挟んでそ
    の左右両側に位置するように車本体101にそれぞれ設け
    られている左右の上下動体131と、各上下動体131に、左
    右対応する側の下フランジ33下面の下方に位置するよう
    にそれぞれ取付られている左右の基準ローラ141と、各
    基準ローラ141を、左右対応する側において下フランジ3
    3下面に当接させるように各上下動体131を上向きに付勢
    している弾性体138と、各基準ローラ141を下フランジ33
    下面に当接させた状態で、左右対応する側の上フランジ
    32下面と相対させられるように各上下動体131にそれぞ
    れ取付られている左右の上向き非接触式変位センサ142
    とを備えているレール摩耗検査車。
  3. 【請求項3】 各センサ142を挟んでその前後に位置す
    るように各上下動体131に前後の防護ローラ251が取付ら
    れており、前後の防護ローラ251の上端を結ぶレベルよ
    りもセンサ142が下方に退去させられている請求項2に
    記載のレール摩耗検査車。
  4. 【請求項4】 中央ウェッブ31および上下フランジ32、3
    3を有する横断面I字形パワーレール11と、パワーレー
    ル11にそって走行させられるトロリ12とを有しているト
    ロリコンベヤにおいて、 下フランジ33上面のフランジ左右両側を転動する左右の
    走行輪321を有する車本体301と、車本体301に設けられ
    ている左右動体331と、ウェッブ31左側面の左方に位置
    するように左右動体331に取付られている基準ローラ341
    と、基準ローラ341を、ウェッブ31左側面に当接させる
    ように左右動体331を右向きに付勢している弾性体と、
    基準ローラ341をウェッブ31左側面に当接させた状態
    で、ウェッブ31右側面と相対させられるように左右動体
    331に取付られている左向き接触式変位センサ342とを備
    えているレール摩耗検査車。
  5. 【請求項5】 左右動体331が、基準ローラ341を取付け
    た左半体331Aおよびセンサ342を取付けた右半体331Bに
    よって構成されており、弾性体が、左右半体331A、331B
    を互いに当接させるように左半体331Aを右向きに付勢し
    ている第1弾性体362および右半体331Bを左向きに付勢
    している第2弾性体364によって構成されており、第1
    弾性体362の弾性力が第2弾性体364の弾性力よりも大で
    あり、各センサ342を挟んでその前後に位置するように
    右半体331Bに前後の防護ローラ351が取付られており、
    前後の防護ローラ351の左端を結ぶ直線よりもセンサ342
    が右方に退去させられている請求項4に記載のレール摩
    耗検査車。
  6. 【請求項6】 請求項1、2および4にそれぞれ記載の
    3つのレール摩耗検査車61〜63が、パワーレール11にそ
    って一列に並んで移動しうるように連結されており、先
    頭のレール摩耗検査車61がトロリ12によって牽引されう
    るようになされているレール摩耗検査装置。
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