JP2003206328A - イソシアヌレート基を有するポリイソシアネートの製造のための触媒及び方法並びにその使用 - Google Patents

イソシアヌレート基を有するポリイソシアネートの製造のための触媒及び方法並びにその使用

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JP2003206328A
JP2003206328A JP2002351409A JP2002351409A JP2003206328A JP 2003206328 A JP2003206328 A JP 2003206328A JP 2002351409 A JP2002351409 A JP 2002351409A JP 2002351409 A JP2002351409 A JP 2002351409A JP 2003206328 A JP2003206328 A JP 2003206328A
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エーヴァルト ミヒャエル
Manuela Windmueller
ヴィントミュラー マヌエラ
Waltraud Poersch
ペルシュ ヴァルトラウト
Stephan Kohlstruk
コールシュトゥルーク シュテファン
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一方で大きく増大された活性に優れている
が、それにもかかわらず確実な反応調節及びプロセス安
全性を可能にするイソシアヌレート基を有するポリイソ
シアネートの製造のための新規のSiベースの触媒を提
供する。 【解決手段】 イソシアネートの三量体化のための、 A)明細書中に記載のSi−N結合を有する有機ケイ素
化合物及び B)明細書中に記載の求核性のフッ素化剤 の1/100>A/B>100/1の比での反応生成物
からなる触媒を使用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はイソシアヌレート基
を有するポリイソシアネートの製造のための触媒及び方
法、それによって製造されるポリイソシアネート及びそ
の使用に関する。
【0002】
【従来の技術】高い耐光性及び耐候性を有する高価な1
成分及び2成分のポリウレタン塗料のために、イソシア
ネート成分として、特にイソシアヌレート基及びウレッ
トジオン基を有するポリイソシアネート混合物が使用さ
れる。イソシアネートのそのようなポリイソシアネート
へのオリゴマー化もしくは重合は既に長い間知られてい
る。触媒の選択に関して、使用されるべき有機イソシア
ネートに関して、又はプロセス技術的パラメータに関し
て互いに異なる一連の製造方法が開発されている(例え
ばGB−PS1391066号、EP82987号、D
E3902078号、EP339396号、EP224
165号;またH.J.Laas et al.のJ.Prakt. Chem. 336
(1994),185ff.を参照のこと)。
【0003】適当なイソシアネート、例えば芳香族、脂
環式及び脂肪族の二価及び多価のポリイソシアネートの
三量体化のために、種々の方法に従って製造できる(An
nalen der Chemie 562(1949), Seiten 75ff)。工業的
に特に、有機ポリアミンをホスゲン化して相応のポリカ
ルバミン酸塩化物にして、その熱分解により有機ポリイ
ソシアネート及び塩化水素にする製造が有利であると示
される。選択的に有機ポリイソシアネートはホスゲンを
使用しなくても、すなわちホスゲン不含法に従って製造
できる。EP−B−0126299号、EP12630
0号及びEP355443号の記述によれば、例えば
(脂環式)脂肪族のジイソシアネート、例えば1,6−
ヘキサメチレンジイソシアネート(HDI)及び/又は
アルキレン基中に6個の炭素原子を有する異性体の脂肪
族ジイソシアネート及び1−イソシアナト−3−イソシ
アナト−メチル−3,5,5−トリメチル−シクロヘキ
サン(イソホロンジイソシアネートもしくはIPDI)
は基礎となる(脂環式)脂肪族のジアミンを尿素及びア
ルコールと反応させて(脂環式)脂肪族のビスカルバミ
ン酸エステルにし、かつその熱分解により相応のジイソ
シアネート及びアルコールにすることによって製造でき
る。
【0004】オリゴマー化のために、(脂環式)脂肪族
のジイソシアネートを触媒の存在下に、場合により溶剤
及び/又は助剤の使用下に、所望の変換率に達するまで
反応させてよい。これに関連して、達成しようとする変
換率が一般に明らかに100%未満であるので部分的な
三量体化についても報告される。次いで、該反応を触媒
の失活によって中断し、かつ過剰のモノマーのジイソシ
アネートを通常のように、一般にフラッシュ蒸留又は薄
層蒸留によって分離する。失活は熱的に又は触媒阻害剤
の添加によって行われる。酸、例えばp−トルエンスル
ホン酸又はビス(2−エチルヘキシル)ホスフェート、
アルキル化剤又はアシル化試薬が適当である。
【0005】イソシアネートを、達成しようとするイソ
シアヌレート基及び場合によりウレットジオン基を有す
るポリイソシアネートに三量体化するための触媒とし
て、例えば第三級アミン、ホスフィン、アルカリフェノ
レート、アミノシラン、第四級アンモニウムヒドロキシ
ド又は第四級アンモニウムカーボネートを使用してよ
い。より適当なオリゴマー化触媒は、ヒドロキシアルキ
ルアンモニウムイオンの水酸化物、ハロゲン化物又はカ
ルボン酸塩(例えばEP351873号、EP7982
99号、US5290902号)、アルカリ金属塩並び
にアルキルカルボン酸のスズ塩、亜鉛塩もしくは鉛塩で
ある。触媒とは無関係に、種々の助触媒、例えばOH官
能化された化合物又は第二級アミン及びアルデヒドもし
くはケトンからのマンニッヒ塩基も可能である。
【0006】使用される触媒型及び反応温度に応じて、
イソシアヌレートもしくはウレットジオン基の種々の割
合を有するポリイソシアネートが得られる。これらの生
成物は主に澄明であるが、触媒型、ジイソシアネート品
質、反応温度及び反応様式に無関係に多かれ少なかれ強
く黄色の生成物である。しかしながら多価のポリウレタ
ン塗料の製造のためには、できるだけ低い色数を有する
生成物が望まれる。
【0007】適当な触媒の選択は、種々の基準に従って
行ってよい。
【0008】特に有利には工業的規模でのイソシアネー
トの三量体化に関しては、例えば第四級化ヒドロキシア
ルキルアンモニウムカルボキシレートをオリゴマー化触
媒として使用することである。コリン型の触媒は熱的に
反応性である。三量体化を停止することは、所望の変換
率を潜在的に品質を低下させる触媒阻害剤の添加によっ
て達成する場合には不必要である。その代わりに、意図
される熱的不活性化は最適なプロセスコントロールを可
能にする。プロセス安全性の観点においても熱反応性は
有利である。調節されない反応の“暴走”は、供給され
た触媒量が通常の量の何倍も上回らない場合には排除さ
れる。
【0009】高い色等級のイソシアヌレート基を有する
ポリイソシアネートの製造のためにアミノシリル化合物
が有利であると見なされる(US4412073号、U
S4537961号、US4675401号、US46
97014号)。更に、これらの化合物は確実な反応調
節を可能にし、かつ水又はアルコールによって容易に失
活できる。
【0010】ただアミノシリル触媒のクラスは、低い触
媒活性の欠点を有するので、経済的な空時収量は比較的
大量の触媒量の使用の場合にのみ実現できる。しかしな
がらこのことは、更なる欠点につながる。一方で、大き
く増大されるコストファクターを表し、該触媒は失活に
よって不可逆的に分解し、かつプロセスに有利に戻すこ
とができない。他方では、生成物中に必然的に大量の失
活した触媒が、場合によりその特性プロフィールに悪い
結果を伴って得られる。
【0011】従って、先行技術のアミノシリル化合物の
欠点を有さないイソシアヌレート基を有するポリイソシ
アネートの製造のためのSiベースの触媒が要求され
る。
【0012】
【特許文献1】GB−PS1391066号
【特許文献2】EP82987号
【特許文献3】DE3902078号
【特許文献4】EP339396号
【特許文献5】EP224165号
【特許文献6】EP−B−0126299号
【特許文献7】EP126300号
【特許文献8】EP355443号
【特許文献9】EP351873号
【特許文献10】EP798299号
【特許文献11】US5290902号
【特許文献12】US4412073号
【特許文献13】US4537961号
【特許文献14】US4675401号
【特許文献15】US4697014号
【非特許文献1】H.J.Laas et al.のJ.Prakt. Chem. 33
6(1994),185ff.
【非特許文献2】Annalen der Chemie 562(1949), Seit
en 75ff.
【0013】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、イソ
シアヌレート基を有するポリイソシアネートの製造のた
めの新規のSiベースの触媒を提供することであり、こ
れらの触媒は一方で大きく増大された活性に優れている
が、それにもかかわらず確実な反応調節及びプロセス安
全性を可能にする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の対象は、イソシ
アネートの三量体化のための、 A)一般式I R(4 - q)Si(NR (I) [式中、q=1又は2であり、Rは同時に又は互いに無
関係に飽和又は不飽和の直鎖状又は分枝鎖状の脂肪族又
は脂環式の基又は1〜16個のC原子を有するアリール
基、アラルキル基又はアルキルアリール基を表し、かつ
2つの基Rが1つのアルキレン架橋を介して互いに結合
していてよく、RはR、SiR又は式(II)
【0015】
【化11】
【0016】のアミド基を表し、RはR又はHであ
り、その際、Rがアミド基でない場合には、RはR
と一緒にアルキレン架橋を介して互いに結合していて
よく、かつRはR又はSiRである]で表される化
合物及び B)アルカリ金属フッ化物、アルカリ土類金属フッ化
物、ホスファゼニウムフッ化物、アルキルアリールアミ
ノ硫黄三フッ化物、ジアルキルアミノ硫黄三フッ化物、
ジアリールアミノ硫黄三フッ化物、テトラアルキルアン
モニウム−トリフェニルジフルオロケイ酸塩、テトラア
ルキルアンモニウム−トリフェニルジフルオロスズ酸塩
及びテトラアルキルアンモニウムヘキサフルオロケイ酸
塩、一般式(III)
【0017】
【化12】
【0018】[式中、R、R、R、R、R
、R及びRは1〜8個のC原子を有する分枝鎖
状又は非分枝鎖状の脂肪族の、場合によりアルコキシ置
換されたアルキル基を表し、かつそれぞれR及びR
のペア並びにR及びRのペア並びにR及びR
ペア並びにR及びRのペアは、場合によりヘテロ原
子O、S又はNを含有していてよいアルキレン架橋を介
して互いに結合していてよい]で表されるアミノホスホ
ニウムフッ化物の1/100>A/B>100/1の比
での反応生成物からなる触媒である。
【0019】本発明の対象は、 A)一般式I R(4 - q)Si(NR (I) [式中、q=1又は2であり、Rは同時に又は互いに無
関係に飽和又は不飽和の直鎖状又は分枝鎖状の脂肪族又
は脂環式の基又は1〜16個のC原子を有するアリール
基、アラルキル基又はアルキルアリール基を表し、かつ
2つの基Rが1つのアルキレン架橋を介して互いに結合
していてよく、RはR、SiR又は式(II)
【0020】
【化13】
【0021】のアミド基を表し、RはR又はHであ
り、その際、Rがアミド基でない場合には、RはR
と一緒にアルキレン架橋を介して互いに結合していて
よく、かつRはR又はSiRである]で表される化
合物及び B)アルカリ金属フッ化物、アルカリ土類金属フッ化
物、ホスファゼニウムフッ化物、アルキルアリールアミ
ノ硫黄三フッ化物、ジアルキルアミノ硫黄三フッ化物、
ジアリールアミノ硫黄三フッ化物、テトラアルキルアン
モニウム−トリフェニルジフルオロケイ酸塩、テトラア
ルキルアンモニウム−トリフェニルジフルオロスズ酸塩
及びテトラアルキルアンモニウムヘキサフルオロケイ酸
塩、一般式(III)
【0022】
【化14】
【0023】[式中、R、R、R、R、R
、R及びRは1〜8個のC原子を有する分枝鎖
状又は非分枝鎖状の脂肪族の、場合によりアルコキシ置
換されたアルキル基を表し、かつそれぞれR及びR
のペア並びにR及びRのペア並びにR及びR
ペア並びにR及びRのペアは、場合によりヘテロ原
子O、S又はNを含有していてよいアルキレン架橋を介
して互いに結合していてよい]で表されるアミノホスホ
ニウムフッ化物を1/100>A/B>100/1の比
で反応させた生成物からなる化合物である。
【0024】また本発明の対象は本発明による化合物及
び触媒の製造方法である。この場合、少なくとも1つの
適当な、少なくとも1つのSi−N結合を有する有機ケ
イ素化合物(化合物A)並びに少なくとも1つの適当な
求核性のフッ素化剤(化合物B)を、場合により溶媒和
剤(Solvatationsmittel)及び/又は錯形成剤及び/又
は相転移触媒の存在下に−20℃〜200℃の温度で互
いに反応させる。
【0025】本発明による化合物及び触媒の製造のため
に適当な化合物A)はアミノシラン、シリル尿素又はシ
ラザン又はそれらの混合物、例えばメチルアンモニウム
トリメチルシラン、ジメチルアミノトリメチルシラン、
ジブチルアミノトリメチルシラン、ジエチルアミノジメ
チルフェニルシラン、ビス(ジメチルアミノ)ジメチル
シラン、ビス(ジエチルアミノ)ジメチルシラン、ビス
(ジブチルアミノ)ジメチルシラン、ビス(ジメチルア
ミノ)メチルフェニルシラン、N−メチル−N−トリメ
チルシリル−N′−メチル−N′−ブチル尿素、N−ト
リメチルシリル−N−メチル−N′,N′−ジメチル尿
素、N−トリメチルシリル−N−エチル−N′,N′−
ジメチル尿素、N−トリメチルシリル−N−ブチル−
N′−ブチル−N′−トリメチルシリル尿素、トリメチ
ルシリルピロリジン、トリメチルシリルモルホリン、ト
リメチルシリルピペリジン、トリメチルシリルピパラジ
ン(piparadin)、ヘキサメチルジシラザン、ヘプタメ
チルジシラザン、1,3−ジエチル−1,1,3,3−
テトラメチルジシラザン、ヘキサエチルジシラザン及び
1,3−ジフェニル−1,1,3,3−テトラメチルジ
シラザンである。
【0026】本発明による化合物及び触媒の製造のため
に適当な化合物B)はアルカリ金属フッ化物及びアルカ
リ土類金属フッ化物、例えばフッ化カリウム、フッ化セ
シウム、ホスファゼニウムフッ化物、例えば1,1,
1,3,3,3−ヘキサキス(ジメチルアミノ)−ジホ
スファゼニウムフッ化物(文献:R.Schwesinger et a
l., Angew. Chem.103, 1991, 1376-1378)、一般式(I
II)
【0027】
【化15】
【0028】[式中、R、R、R、R、R
、R及びRは1〜8個のC原子を有する分枝鎖
状又は非分枝鎖状の脂肪族の、場合によりアルコキシ置
換されたアルキル基を表し、かつそれぞれR及びR
のペア並びにR及びRのペア並びにR及びR
ペア並びにR及びRのペアは、場合によりヘテロ原
子O、S又はNを含有していてよいアルキレン架橋を介
して互いに結合していてよい]で表されるアミノホスホ
ニウムフッ化物、例えばビス(2−メトキシエチル)ア
ミノ−トリス(ピロリジノ)ホスホニウムフッ化物、ビ
ス(2−メトキシエチル)アミノ−トリス(ピペリジ
ノ)ホスホニウムフッ化物、ビス(2−メトキシエチ
ル)アミノ−トリス(ジメチルアミノ)ホスホニウムフ
ッ化物、モルホリノ−トリス(ジエチルアミノ)ホスホ
ニウムフッ化物、ジアルキルアミノ硫黄三フッ化物、ジ
アリールアミノ硫黄三フッ化物又はアルキルアリールア
ミノ硫黄三フッ化物、例えばビス(2−メトキシエチ
ル)アミノ硫黄三フッ化物又はジエチルアミノ硫黄三フ
ッ化物並びにテトラブチルアンモニウムトリフェニルジ
フルオロケイ酸塩、テトラブチルアンモニウムトリフェ
ニルジフルオロスズ酸塩、テトラブチルアンモニウムヘ
キサフルオロケイ酸塩、例えばテトラブチルアンモニウ
ムトリフェニルジフルオロケイ酸塩、テトラブチルアン
モニウムトリフェニル−ジフルオロスズ酸塩及びテトラ
ブチルアンモニウムヘキサフルオロケイ酸塩である。
【0029】本発明による化合物及び触媒の製造は、
“その場で”行われる、すなわち三量体化を行うべきで
ある触媒はジイソシアネート基体又はポリイソシアネー
ト基体中に作成する。このために、触媒の形成のために
必要な成分A及びBを互いに無関係に相応のジイソシア
ネート又はポリイソシアネートに混入させる。選択的
に、触媒成分をまずイソシアネート基体の外部に物質で
もしくは溶剤中で互いに反応させ、かつ触媒をこのよう
に試作してよい。この製造は基本的に1種以上の溶媒和
剤及び/又は錯形成剤及び/又は相転移触媒の存在下に
行ってよい。適当な錯形成剤はポリエチレンオキシド、
例えばエチレングリコールジメチルエーテル又はポリエ
チレングリコールジメチルエーテル、クラウンエーテ
ル、例えばジベンゾ−18−クラウン−6又はN,N′
−ジベンジル−4,13−ジアザ−18−クラウン−6
又はクリプタンド、例えば1,10−ジアザ−4,7,
13,16,21−ペンタオキサビシクロ[8.8.
5]トリコサンである。適当な相転移触媒はポリイソシ
アネート基体に可溶性の有機アンモニウム塩及びホスホ
ニウム塩である。
【0030】また本発明の対象はモノイソシアネート、
ジイソシアネート又はポリイソシアネートの三量体化の
ための本発明による化合物及び触媒の使用である。
【0031】更に本発明の対象は、触媒によって誘発さ
れる有機のモノイソシアネート、ジイソシアネート又は
ポリイソシアネートの三量体化によってイソシアヌレー
ト基を有するポリイソシアネートを、三量体化触媒とし
て本発明による触媒を使用して製造する方法である。
【0032】更に本発明の対象は本発明による方法によ
って製造されるポリイソシアネート並びにその使用であ
る。
【0033】本発明によるポリイソシアネートの製造の
ために、全ての公知の脂肪族、脂環式、芳香脂肪族並び
に芳香族の70質量%未満のNCO含量のモノイソシア
ネート、ジイソシアネート並びにポリイソシアネートを
純粋形でか、又は任意の互いの混合物として使用してよ
い。例として、シクロヘキサンジイソシアネート、メチ
ルシクロヘキサンジイソシアネート、エチルシクロヘキ
サンジイソシアネート、プロピルシクロヘキサンジイソ
シアネート、メチル−ジエチル−シクロヘキサンジイソ
シアネート、フェニレンジイソシアネート、トルイレン
ジイソシアネート、ビス(イソシアナトフェニル)メタ
ン、プロパンジイソシアネート、ブタンジイソシアネー
ト、ペンタンジイソシアネート、ヘキサンジイソシアネ
ート(例えばヘキサメチレンジイソシアネート(HD
I)又は1,5−ジイソシアナト−2−メチルペンタン
(MPDI))、ヘプタンジイソシアネート、オクタン
ジイソシアネート、ノナンジイソシアネート(例えば
1,6−ジイソシアナト−2,4,4−トリメチルヘキ
サン及び1,6−ジイソシアナト−2,2,4−トリメ
チルヘキサン(TMDI))、ノナントリイソシアネー
ト(例えば4−イソシアナトメチル−1,8−オクタン
ジイソシアネート(TIN))、デカンジイソシアネー
ト及びデカントリイソシアネート、ウンデカンジイソシ
アネート及びウンデカントリイソシアネート、ドデカン
ジイソシアネート及びドデカントリイソシアネート、イ
ソホロンジイソシアネート(IPDI)、ビス(イソシ
アナトメチルシクロヘキシル)メタン(H12MD
I)、イソシアナトメチル−メチルシクロヘキシルイソ
シアネート、2,5(2,6)−ビス(イソシアナトメ
チルビシクロ[2.2.1]ヘプタン(NBDI)、
1,3−ビス(イソシアナトメチル)シクロヘキサン
(1,3−H−XDI)並びに1,4−ビス(イソシ
アナトメチル)シクロヘキサン(1,4−H−XD
I)が挙げられる。列挙したものは、例として挙げたイ
ソシアネートの全ての位置異性体及び立体異性体を含む
ことは明らかである。有利にはHDI、IPDI、MP
DI、TMDI、1,3−及び1,4−H−XDI、
NBDI並びにHDI及びIPDIからなる混合物が使
用される。
【0034】またモノイソシアネート、例えばエチルイ
ソシアネート、シクロヘキシルイソシアネート、フェニ
ルイソシアネート、トリルイソシアネート、ベンジルイ
ソシアネート並びに以下に挙げられる化合物:プロピル
イソシアネート、ヘキシルイソシアネート、オクチルイ
ソシアネート及びメトキシプロピルイソシアネートの全
ての位置異性体及び立体異性体は本発明による触媒の存
在下にイソシアヌレートに変換できる。
【0035】本発明による方法には、すなわちホスゲン
を使用するか、又は使用しないで合成経路にわたり使用
されるイソシアネートを製造することは重要でない。し
かしながら望ましいNCO含量の達成のために必要な触
媒量はモノイソシアネート、ジイソシアネート又はポリ
イソシアネートにも依存することを指摘する。経験によ
れば、イソシアネートの加水分解可能な塩素化合物に対
する増大された含量は触媒量の増大を必要とするので、
加水分解可能な塩素の触媒に対する阻害作用が想定され
る。
【0036】アミノシリル化合物と同様に、種々の求核
性フッ素化剤は、それらの中でも例えばフッ化カリウム
及びフッ化セシウムはイソシアネートの三量体化を誘導
する(EP0315692号;Y. Nambu, T. Endo, J.
Org. Chem. 1993, 58, 1932-1934を参照)。この両者の
種類の組合せから生じる本発明による触媒は、しかしな
がらより高い三量体化活性を有する。これらは化学的又
は部分的に熱的に不活性化できる。
【0037】本発明によるイソシアヌレート基を有する
ポリイソシアネートの製造のために、本発明による触媒
が三量体化されるべきモノイソシアネート、ジイソシア
ネート又はポリイソシアネート中に可溶性であるか、可
溶性でないかは重要でない。
【0038】部分的な三量体化によるイソシアヌレート
基を有するポリイソシアネートの製造は連続的に(管型
反応器又は槽カスケード)実施でき、又はバッチ式にも
実施できる。本発明による触媒は0.01〜5.0質量
%の低い濃度で使用される。厳密な量は個々の触媒、反
応目標及びプロセス様式に依存する。
【0039】三量体化は、0℃〜100℃、有利には2
0℃〜80℃の温度範囲で等温で実施してよい。該反応
は出発(ポリ)イソシアネート/混合物の関連するイソ
シアネート基の定量的な変換下に行ってよく、又は任意
の変換度において中断してよい。有利には10〜50%
の変換率を達成することに努める。所望の変換率が達成
されたら、三量体化は化学量論的量(未満)の量の不活
性化剤を供給することによって停止させる。触媒系の阻
害のために、例えば酸又は酸誘導体、例えばHCl、有
機スルホン酸又は亜リン酸及びリン酸の酸性エステルが
適当である。
【0040】反応の操作は発熱的にも設計されてよい。
この場合において、本発明による触媒及び出発(ポリ)
イソシアネートもしくは出発(ポリ)イソシアネート
(混合物)からなる反応混合物の温度は発熱的な三量体
化のために120〜160℃、有利には80〜120℃
に高める。選択的に本発明による触媒の形成のために必
要な成分もしくは触媒を試作形で、出発(ポリ)イソシ
アネートもしくは出発(ポリ)イソシアネート(混合
物)が発熱反応の開始に必要な温度に達した後で供給し
てよい。発熱反応を開始する厳密な温度は、とりわけイ
ソシアネート、個々の触媒の機能及び触媒濃度に依存
し、容易に実験的に調査できる。通例では、本発明によ
る触媒は220℃以下の温度が達成される発熱的に進行
する三量体化に関しては、熱により完全に分解される。
例えば50℃での貯蔵時の発熱的な三量体化の生成物の
進行するNCO損失は、触媒の熱による分解が定量的に
行われていないことを示している。この場合には、触媒
の完全な不活性化のために化学的な阻害剤を添加しなけ
ればならない。必要量は容易に実験的に調査できる。
【0041】本発明による方法は、溶剤不含でも、三量
体化のために予定されるモノイソシアネート、ジイソシ
アネート又はポリイソシアネートもしくはその混合物の
希釈下に行ってよい。希釈のためには、基本的にNCO
基に対して不活性の全ての有機化合物、例えばトルエ
ン、キシレン、高級芳香族化合物、エーテル及びエステ
ルが適当である。溶剤不含の変法が有利である。
【0042】イソシアヌレート基を有するポリイソシア
ネートの製造のために本発明による式(I)の触媒は、
使用される出発(ポリ)イソシアネートもしくは出発
(ポリ)イソシアネート(混合物)の質量に対して、有
利には0.01〜5質量%、好ましくは0.02〜3質
量%の量で使用される。厳密な量は容易に実験的に調査
でき、かつこれは個々の触媒の触媒活性、反応目標及び
方法様式に依存する。三量体化は等温又は発熱的に、連
続又は断続的に行ってよい。実施される触媒の化学的又
は熱的な不活性化の後に、未反応のモノマーは、モノイ
ソシアネート、ジイソシアネート又は低分子ポリイソシ
アネートであるにせよ、フラッシュ蒸留、薄層蒸留又は
抽出によって分離でき、かつ引き続き再利用できる。過
剰の出発イソシアネートの分離は、有利には本発明によ
るプロセス生成物がポリウレタン塗料分野及びポリウレ
タン被覆分野での使用のために規定されている場合に行
われる。
【0043】また本発明の対象は、ポリウレタン被覆、
ポリウレタン分散液、接着剤及び1成分及び2成分のポ
リウレタン系のポリイソシアネート成分としての、モノ
マー除去されたイソシアヌレート基を有するポリイソシ
アネートの使用である。
【0044】本発明により製造されるモノマー除去され
たイソシアヌレート基を有するイソシアヌレートは、ポ
リウレタン被覆、例えば皮革被覆及びテキスタイル被覆
のため、及びポリウレタン分散液及び接着剤のための有
用な中間生成物を表し、かつ耐候性及び耐光性のポリウ
レタン塗料のための1成分及び2成分のポリウレタン系
中のポリイソシアネート成分として特に有用である。こ
の場合、本発明によるプロセス生成物はそれ自体でも、
封鎖剤(Blockierungsmittel)で封鎖された形でも使用
されてよい。適当な封鎖剤は、この場合例えばラクタ
ム、例えばε−カプロラクタム、オキシム、例えばメチ
ルエチルケトキシム又はブタノンオキシム、トリアゾー
ル、例えば1H−1,2,4−トリアゾール、容易にエ
ノール化可能な化合物、例えばアセト酢酸エステル又は
アセチルアセトン又はマロン酸誘導体、例えばアルコー
ル基中に1〜10個のC原子を有するマロン酸ジエステ
ルである。
【0045】
【実施例】全てのパーセント表示は、特に記載がない限
りは質量%を意味する。全体の反応は窒素雰囲気下に実
施した。
【0046】例1(触媒のその場での製造及び三量体
化) a)800gのHDI、1.2g(0.15%)のフッ
化セシウム及び0.24g(0.35%)のヘプタメチ
ルジシラザンからなる混合物を撹拌下に緩慢に140℃
に加熱した。1時間後に、80℃に冷却し、不活性化の
ために0.12g(0.018%)のメタノールを混合
し、かつフッ化セシウムを濾過分離した。三量体化物は
43.3%のNCO含量を有していた(約24%の変換
率)。引き続き過剰のモノマーをフラッシュ蒸留によっ
てポリイソシアネートから留去した。モノマー除去され
た樹脂は23.1%のNCO含量を有していた。
【0047】b)800gのHDI及び2.4mlの
0.5モラーの溶液1,1,1,3,3,3−ヘキサキ
ス(ジメチルアミノ)ホスファゼニウムフッ化物及び
1.4g(0.18%)のヘプタメチルジシラザンから
なる混合物を慎重に80℃に加熱した。40分後に、反
応混合物のNCO含量は40.2%であった(約36%
の変換率)。該反応をHDI中のHCl2.5%溶液
5.8gの添加によって停止し、濾過し、かつ過剰のモ
ノマーをフラッシュ蒸留によって分離した。モノマー除
去されたポリイソシアネートは22.2%のNCO含量
を有していた。
【0048】c)800gのHDI及び0.7g(0.
08%)のテトラブチルアンモニウム−トリフェニルジ
フルオロケイ酸塩及び0.7g(0.08%)のヘプタ
メチルジシラザンからなる混合物を慎重に60℃に加熱
した。90分後に、反応混合物のNCO含量は38.7
%(約40%の変換率)であった。該反応をHDI中の
HClの2.5%溶液2.4gの添加によって停止し、
濾過し、かつ過剰のモノマーをフラッシュ蒸留によって
分離した。モノマー除去されたポリイソシアネートは2
1.9%のNCO含量を有していた。
【0049】例2(触媒のその場での製造及び三量体
化) a)800gのIPDI及び6.4mlの0.5モラー
の1,1,1,3,3,3−ヘキサキス(ジメチルアミ
ノ)ホスファゼニウムフッ化物及び1.4g(0.18
%)のヘプタメチルジシラザンの溶液からなる混合物を
慎重に60℃に加熱した。60℃での10分後に、反応
混合物のNCO含量は31.2%であった(約33%の
変換率)。該反応をHDI中の2.9%のHClの溶液
10.1gの添加によって停止させ、濾過し、かつ過剰
のモノマーをフラッシュ蒸留によって分離した。モノマ
ー除去されたポリイソシアネートは17.7%のNCO
含量を有していた。
【0050】例3(比較例、本発明ではない) a)1000gのHDI及び10g(1%)のヘプタメ
チルジシラザンからなる混合物を140℃で2時間撹拌
した。引き続き、室温に冷却し、反応混合物のNCO含
量を38.6%に規定した(約40%の変換率に相当す
る)。4gのメタノールでの触媒の不活性化の後に、過
剰のHDIをフラッシュ蒸留によって除去した。モノマ
ー除去されたポリイソシアネートは21.8%のNCO
含量を有していた。
【0051】b)800gのHDI及び4g(0.5
%)のヘプタメチルジシラザンからなる混合物を140
℃で4時間撹拌した。引き続き室温に冷却し、かつ反応
混合物のNCO含量を40.1%に規定した(約36%
の変換率に相当する)。1.6gのメタノールでの触媒
の不活性化の後に、過剰のHDIをフラッシュ蒸留によ
って除去した。モノマー除去されたポリイソシアネート
は22.0%のNCO含量を有していた。
【0052】c)800gのHDI及び8g(1%)の
ヘプタメチルジシラザンからなる混合物を100℃で8
時間撹拌した。引き続き室温に冷却し、反応混合物のN
CO含量を39.9%に規定した(約36%の変換率に
相当する)。3.2gのメタノールでの触媒の不活性化
の後に、過剰のHDIをフラッシュ蒸留によって除去し
た。モノマー除去されたポリイソシアネートは21.9
%のNCO含量を有していた。
【0053】例4(比較例、本発明によるものでない) 800gのIPDI及び8g(1%)のヘプタメチルジ
シラザンからなる混合物を100℃で2時間撹拌した。
変換率を確かめることができなかったので、更に140
℃で2時間撹拌した。変換率は3%未満であった。該反
応を中断し、後処理はほんの僅かな変換率を顧慮して省
いた。
【0054】例5(比較例、本発明によるものではな
い) a)800gのHDI及び1.2g(0.15%)のフ
ッ化セシウムからなる混合物を100℃に加熱し、その
温度で20分間静置した。変換率を確かめることができ
なかったので、更に温度を高め、かつ反応混合物を14
0℃で60分間撹拌した。変換率は5%未満であった。
該反応を中断し、後処理はほんの少しの変換率を顧慮し
て省いた。
【0055】b)800gのHDI及び7mlの0.5
モラーの1,1,1,3,3,3−ヘキサキス(ジメチ
ルアミノ)ホスファゼニウムフッ化物の溶液からなる混
合物を慎重に80℃に加熱した。30分後に反応混合物
のNCO含量は40.1%(約36%の変換率)であっ
た。該反応をHDI中の2.5%のHClの溶液5.1
gの添加によって停止し、かつ過剰のモノマーをフラッ
シュ蒸留によって分離した。モノマー除去されたポリイ
ソシアネートは22.4%のNCO含量を有していた。
【0056】c)800gのHDI及び1.3g(0.
16%)のテトラブチルアンモニウム−トリフェニルジ
フルオロケイ酸塩及び1.4g(0.18%)のヘプタ
メチルジシラザンからなる混合物を慎重に80℃に加熱
した。2時間後に反応混合物のNCO含量は39.8%
(約36%の変換率)であった。該反応をHDI中の
2.5%のHClの溶液3.5gの添加によって停止
し、濾過し、かつ過剰のモノマーをフラッシュ蒸留によ
って分離した。モノマー除去されたポリイソシアネート
は22.3%のNCO含量を有していた。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヴァルトラウト ペルシュ ドイツ連邦共和国 ヘルネ ロトゼンヴェ ーク 6 (72)発明者 シュテファン コールシュトゥルーク ドイツ連邦共和国 デュルメン アム ア ルテン シュターディオン 33 Fターム(参考) 4H049 VN01 VP01 VQ80 VR21 VR22 VR52 VR53 VU14 4H050 AA01 AA03 AB40 4J034 AA04 HA04 HA06 HA07 HA11 HA13 HC03 HC12 HC22 HC35 HC61 HC67 HC71 JA01 JA32 JA42 KA01 KB03 KD12 KD14 KD21 KD24 KD27 KE01 KE02 RA07 RA08 4J038 DG291 MA10 NA03 PC09 4J040 EF321 LA07

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 イソシアネートの三量体化のための、 A)一般式I R(4 - q)Si(NR (I) [式中、q=1又は2であり、Rは同時に又は互いに無
    関係に飽和又は不飽和の直鎖状又は分枝鎖状の脂肪族又
    は脂環式の基又は1〜16個のC原子を有するアリール
    基、アラルキル基又はアルキルアリール基を表し、かつ
    2つの基Rが1つのアルキレン架橋を介して互いに結合
    していてよく、RはR、SiR又は式(II) 【化1】 のアミド基を表し、RはR又はHであり、その際、R
    がアミド基でない場合には、RはRと一緒にアル
    キレン架橋を介して互いに結合していてよく、かつR
    はR又はSiRである]で表される化合物及びB)ア
    ルカリ金属フッ化物、アルカリ土類金属フッ化物、ホス
    ファゼニウムフッ化物、アルキルアリールアミノ硫黄三
    フッ化物、ジアルキルアミノ硫黄三フッ化物、ジアリー
    ルアミノ硫黄三フッ化物、テトラアルキルアンモニウム
    −トリフェニルジフルオロケイ酸塩、テトラアルキルア
    ンモニウム−トリフェニルジフルオロスズ酸塩及びテト
    ラアルキルアンモニウムヘキサフルオロケイ酸塩、一般
    式(III) 【化2】 [式中、R、R、R、R、R、R、R
    びRは1〜8個のC原子を有する分枝鎖状又は非分枝
    鎖状の脂肪族の、アルコキシ置換されていてよいアルキ
    ル基を表し、かつそれぞれR及びRのペア並びにR
    及びRのペア並びにR及びRのペア並びにR
    及びRのペアは、ヘテロ原子O、S又はNを含有して
    いてよいアルキレン架橋を介して互いに結合していてよ
    い]で表されるアミノホスホニウムフッ化物の1/10
    0>A/B>100/1の比での反応生成物からなる触
    媒。
  2. 【請求項2】 イソシアネートの三量体のための、 A)一般式I R(4 - q)Si(NR (I) [式中、q=1又は2であり、Rは同時に又は互いに無
    関係に飽和又は不飽和の直鎖状又は分枝鎖状の脂肪族又
    は脂環式の基又は1〜16個のC原子を有するアリール
    基、アラルキル基又はアルキルアリール基を表し、かつ
    2つの基Rが1つのアルキレン架橋を介して互いに結合
    していてよく、RはR、SiR又は式(II) 【化3】 のアミド基を表し、RはR又はHであり、その際、R
    がアミド基でない場合には、RはRと一緒にアル
    キレン架橋を介して互いに結合していてよく、かつR
    はR又はSiRである]で表される化合物及び B)アルカリ金属フッ化物、アルカリ土類金属フッ化
    物、ホスファゼニウムフッ化物、アルキルアリールアミ
    ノ硫黄三フッ化物、ジアルキルアミノ硫黄三フッ化物、
    ジアリールアミノ硫黄三フッ化物、テトラアルキルアン
    モニウム−トリフェニルジフルオロケイ酸塩、テトラア
    ルキルアンモニウム−トリフェニルジフルオロスズ酸塩
    及びテトラアルキルアンモニウムヘキサフルオロケイ酸
    塩、一般式(III) 【化4】 [式中、R、R、R、R、R、R、R
    びRは1〜8個のC原子を有する分枝鎖状又は非分枝
    鎖状の脂肪族の、アルコキシ置換されていてよいアルキ
    ル基を表し、かつそれぞれR及びRのペア並びにR
    及びRのペア並びにR及びRのペア並びにR
    及びRのペアは、ヘテロ原子O、S又はNを含有して
    いてよいアルキレン架橋を介して互いに結合していてよ
    い]で表されるアミノホスホニウムフッ化物を1/10
    0>A/B>100/1の比で反応させることによって
    得られる触媒。
  3. 【請求項3】 アミノシラン、シリル尿素及び/又はシ
    ラザンを出発成分A)として含有している、請求項1又
    は2記載の触媒。
  4. 【請求項4】 出発成分A)としてメチルアミノトリメ
    チルシラン、ジメチルアミノトリメチルシラン、ジブチ
    ルアミノトリメチルシラン、ジエチルアミノジメチルフ
    ェニルシラン、ビス(ジメチルアミノ)ジメチルシラ
    ン、ビス(ジエチルアミノ)ジメチルシラン、ビス(ジ
    ブチルアミノ)ジメチルシラン、ビス(ジメチルアミ
    ノ)メチルフェニルシラン、N−メチル−N−トリメチ
    ルシリル−N′−メチル−N′−ブチル尿素、N−トリ
    メチルシリル−N−メチル−N′,N′−ジメチル尿
    素、N−トリメチルシリル−N−エチル−N′,N′−
    ジメチル尿素、N−トリメチルシリル−N−ブチル−
    N′−ブチル−N′−トリメチルシリル尿素、トリメチ
    ルシリルピロリジン、トリメチルシリルモルホリン、ト
    リメチルシリルピペリジン、トリメチルシリルピパラジ
    ン、ヘキサメチルジシラザン、ヘプタメチルジシラザ
    ン、1,3−ジエチル−1,1,3,3−テトラメチル
    ジシラザン、ヘキサエチルジシラザン及び/又は1,3
    −ジフェニル−1,1,3,3−テトラメチルジシラザ
    ンを含有している、請求項1から3までのいずれか1項
    記載の触媒。
  5. 【請求項5】 フッ化カリウム、フッ化セシウム、1,
    1,1,3,3,3−ヘキサキス(ジメチルアミノ)−
    ジホスファゼニウムフッ化物を出発成分B)として含有
    している、請求項1から4までのいずれか1項記載の触
    媒。
  6. 【請求項6】 出発化合物B)としてビス(2−メトキ
    シエチル)アミノ−トリス(ピロリジノ)ホスホニウム
    フッ化物、ビス(2−メトキシエチル)アミノ−トリス
    (ピペリジノ)ホスホニウムフッ化物、ビス(2−メト
    キシエチル)アミノ−トリス(ジメチルアミノ)ホスホ
    ニウムフッ化物、モルホリノ−トリス(ジエチルアミ
    ノ)ホスホニウムフッ化物、ビス(2−メトキシエチ
    ル)アミノ硫黄三フッ化物、ジエチルアミノ硫黄三フッ
    化物、テトラブチルアンモニウムトリフェニルジフルオ
    ロケイ酸塩、テトラブチルアンモニウムトリフェニルジ
    フルオロスズ酸塩、テトラブチルアンモニウムヘキサフ
    ルオロケイ酸塩を含有している、請求項1から4までの
    いずれか1項記載の触媒。
  7. 【請求項7】 A)一般式I R(4 - q)Si(NR (I) [式中、q=1又は2であり、Rは同一又は互いに無関
    係に飽和又は不飽和の直鎖状又は分枝鎖状の脂肪族又は
    脂環式の基又は1〜16個のC原子を有するアリール
    基、アラルキル基又はアルキルアリール基を表し、かつ
    2つの基Rはアルキレン架橋を介して互いに結合してい
    てよく、RはR、SiR又は式(II) 【化5】 のアミド基を表し、RはR又はHであり、その際、R
    がアミド基でない場合には、RはRと一緒にアル
    キレン架橋を介して互いに結合していてよく、かつR
    はR又はSiRである]で表される化合物、 C)アルカリ金属フッ化物、アルカリ土類金属フッ化
    物、ホスファゼニウムフッ化物、アルキルアリールアミ
    ノ硫黄三フッ化物、ジアルキルアミノ硫黄三フッ化物、
    ジアリールアミノ硫黄三フッ化物、テトラアルキルアン
    モニウム−トリフェニルジフルオロケイ酸塩、テトラア
    ルキルアンモニウム−トリフェニルジフルオロスズ酸塩
    及びテトラアルキルアンモニウムヘキサフルオロケイ酸
    塩、一般式(III) 【化6】 [式中、R、R、R、R、R、R、R
    びRは1〜8個のC原子を有する分枝鎖状又は非分枝
    鎖状の脂肪族の、アルコキシ置換されていてよいアルキ
    ル基を表し、かつそれぞれR及びRのペア並びにR
    及びRのペア並びにR及びRのペア並びにR
    及びRのペアは、ヘテロ原子O、S又はNを有してい
    てよいアルキレン架橋を介して互いに結合していてよ
    い]で表されるアミノホスホニウムフッ化物の1/10
    0>A/B>100/1の比での反応生成物からなる化
    合物。
  8. 【請求項8】 出発化合物として、請求項3又は4の少
    なくとも1つの化合物及び請求項5又は6の少なくとも
    1つの化合物を含有する、請求項7記載の化合物。
  9. 【請求項9】 A)一般式I R(4 - q)Si(NR (I) [式中、q=1又は2であり、Rは同一又は互いに無関
    係に飽和又は不飽和の直鎖状又は分枝鎖状の脂肪族又は
    脂環式の基又は1〜16個のC原子を有するアリール
    基、アラルキル基又はアルキルアリール基を表し、かつ
    2つの基Rはアルキレン架橋を介して互いに結合してい
    てよく、RはR、SiR又は式(II) 【化7】 のアミド基を表し、RはR又はHであり、その際、R
    がアミド基でない場合には、RはRと一緒にアル
    キレン架橋を介して互いに結合していてよく、かつR
    はR又はSiRである]で表される化合物、 B)アルカリ金属フッ化物、アルカリ土類金属フッ化
    物、ホスファゼニウムフッ化物、アルキルアリールアミ
    ノ硫黄三フッ化物、ジアルキルアミノ硫黄三フッ化物、
    ジアリールアミノ硫黄三フッ化物、テトラアルキルアン
    モニウム−トリフェニルジフルオロケイ酸塩、テトラア
    ルキルアンモニウム−トリフェニルジフルオロスズ酸塩
    及びテトラアルキルアンモニウムヘキサフルオロケイ酸
    塩、一般式(III) 【化8】 [式中、R、R、R、R、R、R、R
    びRは1〜8個のC原子を有する分枝鎖状又は非分枝
    鎖状の脂肪族の、アルコキシ置換されていてよいアルキ
    ル基を表し、かつそれぞれR及びRのペア並びにR
    及びRのペア並びにR及びRのペア並びにR
    及びRのペアは、ヘテロ原子O、S又はNを有してい
    てよいアルキレン架橋を介して互いに結合していてよ
    い]で表されるアミノホスホニウムフッ化物を1/10
    0>A/B>100/1の比で、場合により溶媒和剤及
    び/又は錯形成剤及び/又は相転移触媒の存在下に−2
    0℃〜200℃の温度で反応させた生成物からなる化合
    物の製造方法。
  10. 【請求項10】 請求項3又は4及び5又は6に記載の
    出発化合物を使用する、請求項9記載の方法。
  11. 【請求項11】 モノイソシアネート、ジイソシアネー
    ト又はポリイソシアネートの三量体化のための、請求項
    1から8までのいずれか1項記載の化合物の使用。
  12. 【請求項12】 イソシアネート化合物として、脂肪
    族、脂環式、芳香脂肪族及び/又は芳香族のモノイソシ
    アネート、ジイソシアネート又はポリイソシアネートを
    使用する、請求項11記載の使用。
  13. 【請求項13】 シクロヘキサンジイソシアネート、メ
    チルシクロヘキサンジイソシアネート、エチルシクロヘ
    キサンジイソシアネート、プロピルシクロヘキサンジイ
    ソシアネート、メチル−ジエチル−シクロヘキサンジイ
    ソシアネート、フェニレンジイソシアネート、トルイレ
    ンジイソシアネート、ビス(イソシアナトフェニル)メ
    タン、プロパンジイソシアネート、ブタンジイソシアネ
    ート、ペンタンジイソシアネート、ヘキサンジイソシア
    ネート、例えばヘキサメチレンジイソシアネート(HD
    I)又は1,5−ジイソシアナト−2−メチルペンタン
    (MPDI)、ヘプタンジイソシアネート、オクタンジ
    イソシアネート、ノナンジイソシアネート、例えば1,
    6−ジイソシアナト−2,4,4−トリメチルヘキサン
    及び1,6−ジイソシアナト−2,2,4−トリメチル
    ヘキサン(TMDI)、ノナントリイソシアネート、例
    えば4−イソシアナトメチル−1,8−オクタンジイソ
    シアネート(TIN)、デカンジイソシアネート及びデ
    カントリイソシアネート、ウンデカンジイソシアネート
    及びウンデカントリイソシアネート、ドデカンジイソシ
    アネート及びドデカントリイソシアネート、イソホロン
    ジイソシアネート(IPDI)、ビス(イソシアナトメ
    チルシクロヘキシル)メタン(H12MDI)、イソシ
    アナトメチル−メチルシクロヘキシルイソシアネート、
    2,5(2,6)−ビス(イソシアナトメチル)ビシク
    ロ[2.2.1]ヘプタン(NBDI)、1,3−ビス
    (イソシアナトメチル)シクロヘキサン(1,3−H
    −XDI)又は1,4−ビス(イソシアナトメチル)シ
    クロヘキサン(1,4−H−XDI)を使用する、請
    求項12記載の使用。
  14. 【請求項14】 HDI、IPDI、MPDI、TMD
    I、1,3−及び1,4−H−XDI、NBDI又は
    HDI及びIPDIからなる混合物を使用する、請求項
    12記載の使用。
  15. 【請求項15】 モノイソシアネートとして、エチルイ
    ソシアネート、シクロヘキシルイソシアネート、フェニ
    ルイソシアネート、トリルイソシアネート、ベンジルイ
    ソシアネート並びに化合物:プロピルイソシアネート、
    ヘキシルイソシアネート、オクチルイソシアネート及び
    メトキシプロピルイソシアネートの全ての位置異性体及
    び立体異性体を使用する、請求項12記載の使用。
  16. 【請求項16】 イソシアヌレート基を有するポリイソ
    シアネートを有機のモノイソシアネート、ジイソシアネ
    ート又はポリイソシアネートの触媒により誘導される三
    量体化により製造するための方法において、 A)一般式I R(4 - q)Si(NR (I) [式中、q=1又は2であり、Rは同一又は互いに無関
    係に飽和又は不飽和の直鎖状又は分枝鎖状の脂肪族又は
    脂環式の基又は1〜16個のC原子を有するアリール
    基、アラルキル基又はアルキルアリール基を表し、かつ
    2つの基Rはアルキレン架橋を介して互いに結合してい
    てよく、RはR、SiR又は式(II) 【化9】 のアミドを表し、RはR又はHであり、その際、R
    がアミド基でない場合には、RはRと一緒にアルキ
    レン架橋を介して互いに結合していてよく、かつR
    R又はSiRである]で表される化合物、 B)アルカリ金属フッ化物、アルカリ土類金属フッ化
    物、ホスファゼニウムフッ化物、アルキルアリールアミ
    ノ硫黄三フッ化物、ジアルキルアミノ硫黄三フッ化物、
    ジアリールアミノ硫黄三フッ化物、テトラアルキルアン
    モニウム−トリフェニルジフルオロケイ酸塩、テトラア
    ルキルアンモニウム−トリフェニルジフルオロスズ酸塩
    及びテトラアルキルアンモニウムヘキサフルオロケイ酸
    塩、一般式(III) 【化10】 [式中、R、R、R、R、R、R、R
    びRは1〜8個のC原子を有する分枝鎖状又は非分枝
    鎖状の脂肪族の、アルコキシ置換されていてよいアルキ
    ル基を表し、かつそれぞれR及びRのペア並びにR
    及びRのペア並びにR及びRのペア並びにR
    及びRのペアは、ヘテロ原子O、S又はNを有してい
    てよいアルキレン架橋を介して互いに結合していてよ
    い]で表されるアミノホスホニウムフッ化物を1/10
    0>A/B>100/1の比で反応させた生成物からな
    る三量体化触媒を使用することを特徴とする方法。
  17. 【請求項17】 脂肪族、脂環式、芳香脂肪族又は芳香
    族のモノイソシアネート、ジイソシアネート又はポリイ
    ソシアネートを使用する、請求項16記載の方法。
  18. 【請求項18】 シクロヘキサンジイソシアネート、メ
    チルシクロヘキサンジイソシアネート、エチルシクロヘ
    キサンジイソシアネート、プロピルシクロヘキサンジイ
    ソシアネート、メチル−ジエチル−シクロヘキサンジイ
    ソシアネート、フェニレンジイソシアネート、トルイレ
    ンジイソシアネート、ビス(イソシアナトフェニル)メ
    タン、プロパンジイソシアネート、ブタンジイソシアネ
    ート、ペンタンジイソシアネート、ヘキサンジイソシア
    ネート、例えばヘキサメチレンジイソシアネート(HD
    I)又は1,5−ジイソシアナト−2−メチルペンタン
    (MPDI)、ヘプタンジイソシアネート、オクタンジ
    イソシアネート、ノナンジイソシアネート、例えば1,
    6−ジイソシアナト−2,4,4−トリメチルヘキサン
    及び1,6−ジイソシアナト−2,2,4−トリメチル
    ヘキサン(TMDI)、ノナントリイソシアネート、例
    えば4−イソシアナトメチル−1,8−オクタンジイソ
    シアネート(TIN)、デカンジイソシアネート及びデ
    カントリイソシアネート、ウンデカンジイソシアネート
    及びウンデカントリイソシアネート、ドデカンジイソシ
    アネート及びドデカントリイソシアネート、イソホロン
    ジイソシアネート(IPDI)、ビス(イソシアナトメ
    チルシクロヘキシル)メタン(H12MDI)、イソシ
    アナトメチル−メチルシクロヘキシルイソシアネート、
    2,5(2,6)−ビス(イソシアナトメチル)ビシク
    ロ[2.2.1]ヘプタン(NBDI)、1,3−ビス
    (イソシアナトメチル)シクロヘキサン(1,3−H
    −XDI)又は1,4−ビス(イソシアナトメチル)シ
    クロヘキサン(1,4−H−XDI)を使用する、請
    求項17記載の方法。
  19. 【請求項19】 HDI、IPDI、MPDI、TMD
    I、1,3−及び1,4−H−XDI、NBDI並び
    にHDI及びIPDIからなる混合物を使用する、請求
    項17記載の方法。
  20. 【請求項20】 エチルイソシアネート、シクロヘキシ
    ルイソシアネート、フェニルイソシアネート、トリルイ
    ソシアネート、ベンジルイソシアネート並びに化合物:
    プロピルイソシアネート、ヘキシルイソシアネート、オ
    クチルイソシアネート及びメトキシプロピルイソシアネ
    ートの全ての位置異性体及び立体異性体から選択される
    モノイソシアネートを使用する、請求項17記載の方
    法。
  21. 【請求項21】 イソシアヌレート基を有するポリイソ
    シアネートの製造を連続的又はバッチ式に実施する、請
    求項16から20までのいずれか1項記載の方法。
  22. 【請求項22】 触媒を0.01〜5.0質量%の濃度
    で使用する、請求項16から21までのいずれか1項記
    載の方法。
  23. 【請求項23】 製造を0℃〜100℃、有利には20
    ℃〜80℃の温度範囲において等温で実施する、請求項
    16から22までのいずれか1項記載の方法。
  24. 【請求項24】 請求項16から23までのいずれか1
    項記載の方法により製造されるイソシアヌレート基を有
    するポリイソシアネート。
  25. 【請求項25】 ポリウレタン被覆、ポリウレタン分散
    液、接着剤のための中間生成物として、かつ1成分及び
    2成分のポリウレタン系におけるポリイソシアネート成
    分としての、請求項16から23までのいずれか1項記
    載の方法によって製造される、モノマー除去されたイソ
    シアヌレート基含有のポリイソシアネートの使用。
  26. 【請求項26】 皮革被覆及びテキスタイル被覆又はポ
    リウレタン塗料のための、請求項25記載の使用。
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