JP2003205551A - プラスチックパイプの接続方法及び接続構造 - Google Patents

プラスチックパイプの接続方法及び接続構造

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  • Branch Pipes, Bends, And The Like (AREA)
  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 繊維補強材を実質的に管軸方向に配列するよ
うに挿入したプラスチックパイプを接続する際、接続部
の強度をパイプ本体と同等以上にするプラスチックパイ
プの接続方法及び接続構造を提供する。 【解決手段】 樹脂からなる管状の内層31と外層32
との間に繊維補強材10を実質的に管軸方向に挿入した
プラスチックパイプ30,30’の管端同士を接続する
際に、両管端からそれぞれ外層32を切除すると共に、
繊維補強材10を反転させて内層31を露出させ、該内
層同士をバット融着した後、前記反転させた繊維補強材
10を再び内層の外周に戻し、該繊維補強材10を戻す
際にその内側及び外側の少なくとも一方に、樹脂を含浸
した繊維補強材10aを管軸方向に配列したシート層3
4,35又は樹脂板を両管端に跨がるように配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はプラスチックパイプ
の接続方法及び接続構造に関し、さらに詳しくは、繊維
補強材で補強された2本のプラスチックパイプの管端同
士を強固に連結する接続方法および接続構造に関する。
【0002】
【従来の技術】プラスチックパイプは金属パイプに比べ
て種々の点で利点があるため流体の輸送手段として広く
使用されている。例えば、金属に比べて軽量であるため
施工性に優れ、酸化しにくいため耐蝕性に優れ、かつ可
撓性であるため耐震性に優れている。また、金属に比べ
て可撓性であるため、製造工場で製造したパイプをリー
ルに連続的に巻き上げることができ、それを施工現場に
運搬することにより長距離を継目無しの状態に敷設する
ことができる。
【0003】しかし、例えば口径50cm以上の大口径
プラスチックパイプの場合には、リールに巻き上げるこ
とが不可能になるため、5〜20m程度の長さに切断し
た状態にして施工現場に運搬し、1本ずつ管端同士を融
着接合するようにしなければならない。しかし、繊維補
強材で補強されているプラスチックパイプの場合には、
管端同士を単に融着接合するだけでは接合箇所の引張り
強度が不足することがある。また、繊維補強材が融着部
に介在することにより、接続部のシール性が悪化すると
いうことがあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、樹脂
からなる管状の内層と外層との間に繊維補強材を実質的
に管軸方向に配列するように挿入したプラスチックパイ
プの管端同士を接続するに際し、接続部の強度をパイプ
本体と同等以上にすると共に良好なシール性を達成する
プラスチックパイプの接続方法及び接続構造を提供する
ことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明のプラスチックパイプの接続方法は、樹脂からなる管
状の内層と外層との間に繊維補強材を実質的に管軸方向
に配列するように挿入したプラスチックパイプの管端同
士を接続する方法であって、両管端からそれぞれ前記外
層を切除すると共に、前記繊維補強材を反転させて前記
内層を露出させ、該内層同士をバット融着した後、前記
反転させた繊維補強材を再び前記内層の外周に戻し、該
繊維補強材を戻す際にその内側及び外側の少なくとも一
方に、樹脂を含浸した繊維補強材を管軸方向に配列した
シート層又は樹脂板を両管端に跨がるように配置するこ
とを特徴とするものである。
【0006】また、本発明のプラスチックパイプの接続
構造は、樹脂からなる管状の内層と外層との間に繊維補
強材を実質的に管軸方向に配列するように挿入したプラ
スチックパイプの管端同士の接続構造であって、両管端
からそれぞれ前記外層を切除すると共に、前記内層同士
をバット融着し、前記繊維補強材の内側及び外側の少な
くとも一方に、樹脂を含浸した繊維補強材を管軸方向に
配列したシート層又は樹脂板を両管端に跨がるように配
置した構成からなることを特徴とするものである。
【0007】上記のように接続を行うプラスチックパイ
プの管端から外層を切除すると共に、繊維補強材を反転
させて内層を露出状態にし、繊維補強材を遠ざけた状態
で内層同士だけでバット融着するため、融着部に繊維補
強材を混入させることなく確実にシールすることができ
る。さらに、内層同士をバット融着した後は、反転させ
た繊維補強材を再び前記内層の外周に戻す際にその内側
及び外側の少なくとも一方に、樹脂を含浸した繊維補強
材を管軸方向に配列したシート層又は樹脂板を両管端に
跨がるように配置するため、その接続部をプラスチック
パイプの本体部(非接続部)と同等以上に大きな強度に
することができる。
【0008】さらに好ましくは、接続部の最外周に樹脂
層を被覆するとよく、この樹脂層の被覆により接続部の
強度とシール性を一層向上すると共に、外観を良好にす
ることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明において、管端同士を接続
する対象とするプラスチックパイプは、樹脂からなる管
状の内層と外層との間に繊維補強材を実質的に管軸方向
に配列するように挿入した構成からなる。ここで繊維補
強材を実質的に管軸方向に配列とは、繊維補強材の繊維
の長手方向が管軸方向に対して0°〜30°の角度範囲
にあることを意味する。このプラスチックパイプは水深
300m以上の深海から深層水を汲み上げるための輸送
管として有効である。
【0010】2本のプラスチックパイプの管端同士を接
続する方法は、まずプラスチックパイプの管端から外層
を管軸方向に一定長さ除去する。さらに、外層を除去し
た領域を被覆している繊維補強材の部分を剥離するよう
に反転させ、内層端部を露出状態にする。
【0011】両管端の内層を露出状態にしたら、それぞ
れの内層の端部を溶融し、互いに接圧することによりバ
ット融着する。このように内層端部を露出状態にし、繊
維補強材を反転させた状態にしてバット融着するため、
融着部に繊維補強材を混入させることなく良好なシール
性を有するように融着させることができる。
【0012】内層の端部同士をバット融着した後は、反
転状態にしてある上記の繊維補強材を元の内層の外周を
覆うように戻す。このように繊維補強材を元の位置に戻
す際に、戻す前の内層表面および戻した後の繊維補強材
の外側の少なくとも一方に、樹脂を含浸した繊維補強材
を実質的に管軸方向に配列したシート層を両管端に跨が
るように配置する。このように繊維補強材の内側と外側
との少なくとも一方であればよいが、プラスチックパイ
プの用途によっては、両側に配置することが望ましい。
【0013】ここでシート層を形成する繊維補強材が実
質的に管軸方向とは、繊維補強材の繊維の長手方向が管
軸方向に対して0°〜30°の角度範囲にあることを意
味する。このシート層の繊維補強材の配列方向と反転状
態を戻した繊維補強材の配列方向とは一致していること
が好ましいが、それぞれが管軸方向に対して0°〜30
°の範囲内にあれば互いに異なっていてもよい。
【0014】このように反転状態から戻した繊維補強材
の内側および外側の少なくとも一方にシート層を配置す
ることにより、内層端部の融着接続部をプラスチックパ
イプの本体部(非接続部)と同等以上に大きな強度にす
ることができる。
【0015】上記シート層は、作業現場において繊維補
強材に樹脂を含浸させながら施工されるが、これに代え
て、予め未硬化樹脂が含浸されているプリプレグシート
を使用するようにしてもよい。或いは、1枚又は複数枚
の樹脂板を組み付けるように使用してもよい。この場合
の樹脂板は、予めパイプ円筒面に沿うように湾曲成形し
たものを使用することが好ましい。プリプレグシートや
樹脂板の場合は、仮止めをしておき、その状態で加熱処
理することにより加熱硬化させるか又は熱融着させるよ
うにすればよい。
【0016】上記のように樹脂を含浸したシート層又は
樹脂板の配置による補強が完了したら、その最外周に樹
脂層を被覆するとよい。樹脂層を被覆することにより、
バット融着した内層同士の接続部の強度向上と共にシー
ル性も向上し、かつ外観を良好にすることができる。
【0017】樹脂層を設ける方法としては、樹脂パイプ
又は樹脂チューブで外側補強層の外周を覆ったのち、ヒ
ータ加熱により融着させるとか、接着剤を利用して接着
するとか、或いは熱収縮により密着させるなどがある。
また、樹脂テープを螺旋状に巻き付けて接着剤で接着す
るとか、加熱により融着してもよい。
【0018】本発明において、プラスチックパイプの内
層、外層および樹脂層を構成する樹脂としては、熱融着
が可能な熱可塑性樹脂を使用することが好ましい。熱可
塑性樹脂の種類は特に限定されないが、例えば、ポリエ
チレン、ポリプロピレン、ポリアミド、ポリエステルな
どを使用することができる。中でもポリエチレンが好ま
しい。
【0019】本発明において、プラスチックパイプの内
層と外層の間に補強用に挿入する繊維補強材や、補強用
に挿入されるシート層に使用される繊維補強材には、連
続する繊維フィラメント束が好ましく使用される。例え
ば、複数本の繊維フィラメント束を平行に引き揃え、こ
れら繊維フィラメント束を保持シートにより面状に支持
するようにしたものが好ましい。保持シートとしては、
図8に例示するように、経糸と緯糸とを粗い密度で係合
させたメッシュ状又はネット状のシートのほか、片面に
接着剤を塗布した合成樹脂フィルム或いは合成繊維不織
布などであってもよい。この場合の保持シートは片面で
もよいが、繊維フィラメント束を両側から挟むように両
面に使用するようにしてもよい。
【0020】繊維補強材を構成する繊維としては、補強
効果を有するものであれば特に種類は限定されない。例
えば、パラ系全芳香族ポリアミド繊維、ポリ−P−フェ
ニレンベンズビスオキサゾール繊維(PBO繊維)、液
晶性ポリエステル繊維、炭素繊維、ガラス繊維などを挙
げることができ、これらの中でも特にパラ系全芳香族ポ
リアミド繊維が好ましい。
【0021】また、上記シート層やプリプレグシートに
含浸させる樹脂には熱硬化性樹脂が使用され、その熱硬
化性樹脂としては、例えばエポキシ樹脂、不飽和ポリエ
ステル樹脂、フェノール樹脂などを使用するとよい。こ
の樹脂は施工時は未硬化状態であり、施工後の熱処理に
より硬化させられる。
【0022】本発明の接続方法が適用されるプラスチッ
クパイプの口径(呼び径)は特に限定されない。しか
し、好ましくは、リールに連続的に巻き上げることが難
しい大口径のプラスチックパイプ、特に口径50cm以
上のプラスチックパイプに適用する場合に好適である。
【0023】以下、本発明のプラスチックパイプの接続
方法を、図を参照して具体的に説明する。
【0024】図1において、30,30' は、互いに管
端同士を接続しようとするプラスチックパイプである。
これらプラスチックパイプ30,30' は、それぞれ内
層31と外層32が樹脂から管状に成形され、同心状に
配置されている。この内層31と外層32との間の環状
空間にシート状の繊維補強材10が実質的に管軸方向に
挿入されて補強層33を形成している。この繊維補強材
10の管軸方向に対する配列角度は0°〜30°の範囲
である。
【0025】2本のプラスチックパイプ30,30' の
管端同士を接続する方法は、まず図2に示すように、各
プラスチックパイプ30,30' の管端から外層32,
32を一定長さL,L’ずつを切除する。この外層32
が切除された領域を被覆していた繊維補強材10を内層
31の表面から剥離するようにラッパ状に反転させ、そ
の内層31を露出状態にする。
【0026】外層32を切除する長さL,L’は特に限
定されないが、内層31を十分な長さ露出させて、バッ
ト融着の際に繊維補強材10が融着部に及ばないように
する長さであればよい。また、長さLとL’とは、同一
であってもよく、異なっていてもよい。
【0027】次いで、上記のように露出状態にした内層
31,31の端部をそれぞれ溶融したのち、いずれか一
方を他方に押圧するか、或いは両方を同時に突き合わせ
押圧することにより、図3のように端部同士をバット融
着する。このようにバット融着する際、内層31の端部
を露出状態(裸状態)にし、端部に繊維補強材10が侵
入しないようにしているため、シール性に優れた融着を
行うことができる。
【0028】内層31,31の端部同士のバット融着が
終了すると、反転させていた繊維補強材10,10を、
再び内層21,21の外周に戻して被覆するようにする
が、その戻し作業の前に、図4に示すように、内層3
1,31同士のバット融着部の外周に、両管端に跨がる
ように繊維補強材10aに樹脂を含浸させたシート層3
4を配置する。シート層34の繊維補強材10aは管軸
方向に配列しており、管軸方向に対して0°〜30°の
角度範囲になっている。
【0029】次いで、図5に示すように、シート層34
の上に上記の反転させていた繊維補強材10,10を戻
し、そのシート層34の外周を覆うようにする。そし
て、更に図6に示すように、上記のように戻した繊維補
強材10,10の外側を別のシート層35で覆うように
する。シート層35はシート層34と同様に、実質的に
管軸方向に配列した繊維補強材10aに樹脂を含浸さ
せ、かつ両管端に跨がるように形成されている。このシ
ート層35の繊維補強材10aも、管軸方向に対して0
°〜30°の角度範囲になっている。
【0030】本発明において、シート層35の繊維補強
材10aの管軸方向とシート層34の繊維補強材10a
の管軸方向とは必ずしも一致している必要はなく、それ
ぞれ管軸方向に対し0°〜30°の角度範囲であれば、
互いに同一角度であっても、異なっていてもよい。ま
た、シート層34と35とは、少なくとも一方が配置さ
れておればよく、必ずしも両シート層34,35方が同
時に配置されることは必要ではない。また、これらシー
ト層34,35は、プリプレグシートや樹脂板に置き換
えるようにしてもよい。
【0031】上述のように接続されたプラスチックパイ
プ20,20' の管端同士の接続部は、図7に示すよう
に最外層に樹脂層36を被覆するように設けるのがよ
い。樹脂層36の形態は特に限定されないが、例えば、
樹脂チューブ又は樹脂パイプを被覆するか、樹脂テープ
を螺旋状に巻き付けたものがよい。接着は融着でもよ
く、接着剤でもよい。前者の樹脂チューブや樹脂パイプ
の場合は熱収縮による密着であってもよい。
【0032】図8は、本発明において、プラスチックパ
イプ本体の補強用、シート層の補強用などに使用される
繊維補強材を例示したものである。
【0033】この繊維補強材10,10aは、撚り糸又
は組紐からなる経糸6aと、無撚りマルチフィラメント
糸からなる緯糸6bとからネット状又はメッシュ状に保
持シート6を構成し、この保持シート6に対して、40
回/m以下の甘撚が施された繊維フィラメント束5を2
本毎の経糸6a,6a間に平行に、かつ緯糸6bの無撚
りマルチフィラメント糸を上下に振り分けるように挿通
して構成されている。このような構成により、繊維フィ
ラメント束5が2本の経糸6a,6aの間で左右に位置
ずれできるようになっている。
【0034】なお、図8に示す例では、保持シートとし
てネット状又はメッシュ状のシートが使用されている
が、これに代えて樹脂シート又は不織布シートを使用
し、その表面に複数本の繊維フィラメント束5を平行に
引き揃えて貼り付けるようにしてもよい。また、樹脂シ
ートや不織布シートの保持シートは、片側だけに使用し
てもよく、また2枚の間に繊維フィラメント束5を挟む
ようにしたものであってもよい。
【0035】
【発明の効果】上述したように、本発明によれば、接続
を行うプラスチックパイプの管端から外層を切除すると
共に、繊維補強材を反転させて内層を露出状態にし、繊
維補強材を遠ざけた状態で内層同士だけでバット融着す
るため、融着部に繊維補強材を混入させることなく確実
にシールすることができる。さらに、内層同士をバット
融着した後は、反転させた繊維補強材を再び前記内層の
外周に戻す際にその内側及び外側の少なくとも一方に、
樹脂を含浸した繊維補強材を管軸方向に配列したシート
層又は樹脂板を両管端に跨がるように配置するため、そ
の接続部をプラスチックパイプの本体部(非接続部)と
同等以上に大きな強度にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の接続方法に適用されるプラスチックパ
イプの接続前の管端部を一部断面にして示す側面図であ
る。
【図2】図1の工程から、管端の一部を処理した状態を
一部断面にして示す側面図である。
【図3】図2の工程から内層同士を融着した状態を示す
側面図である。
【図4】図3の工程から、バット融着した内層の表面に
最初のシート層を配置した状態を示す側面図である。
【図5】図4の工程から、反転させてあった繊維補強材
を元に戻す状態を示す側面図である。
【図6】図5の工程から、戻した繊維補強材の外側に2
番目のシート層を配置した状態を示す側面図である。
【図7】図6の工程ののち、樹脂層を被覆した状態を示
す側面図である。
【図8】本発明に使用される繊維補強材の一例を一部断
面にして示す斜視図である。
【符号の説明】
10,10a 繊維補強材 30,30' プラスチックパイプ 31 内層 32 外層 33 補強層 34,35 シート層 36 樹脂層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 津永 正行 大分県大分市大字勢家字春日浦843−18 三井金属エンジニアリング株式会社大分工 場内 (72)発明者 佐藤 政広 大分県大分市大字勢家字春日浦843−18 三井金属エンジニアリング株式会社大分工 場内 (72)発明者 川野 彰司 大分県大分市大字勢家字春日浦843−18 三井金属エンジニアリング株式会社大分工 場内 (72)発明者 酒井 麓郎 静岡県島田市細島1349番地の1 サカイ産 業株式会社内 (72)発明者 細田 栄次 静岡県島田市細島1349番地の1 サカイ産 業株式会社内 (72)発明者 角田 敦 東京都中央区日本橋本町1−5−6 東 レ・デュポン株式会社内 (72)発明者 八代 秀樹 東京都中央区日本橋本町1−5−6 東 レ・デュポン株式会社内 Fターム(参考) 3H019 FA07 FA11 FA14 4F211 AD05 AD12 AD16 AG03 AG08 TA01 TC11 TD07 TH18 TN02 TW26

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 樹脂からなる管状の内層と外層との間に
    繊維補強材を実質的に管軸方向に配列するように挿入し
    たプラスチックパイプの管端同士の接続方法であって、
    両管端からそれぞれ前記外層を切除すると共に、前記繊
    維補強材を反転させて前記内層を露出させ、該内層同士
    をバット融着した後、前記反転させた繊維補強材を再び
    前記内層の外周に戻す際にその内側及び外側の少なくと
    も一方に、樹脂を含浸した繊維補強材を管軸方向に配列
    したシート層又は樹脂板を両管端に跨がるように配置す
    るプラスチックパイプの接続方法。
  2. 【請求項2】 前記接続箇所の最外周に樹脂層を被覆し
    た請求項1に記載のプラスチックパイプの接続方法。
  3. 【請求項3】 前記内層及び外層が熱可塑性樹脂からな
    る請求項1又は2に記載のプラスチックパイプの接続方
    法。
  4. 【請求項4】 前記熱可塑性樹脂がポリエチレンである
    請求項3に記載のプラスチックパイプの接続方法。
  5. 【請求項5】 前記繊維補強材が、パラ系全芳香族ポリ
    アミド繊維、ポリ−P−フェニレンベンズビスオキサゾ
    ール繊維、液晶性ポリエステル繊維、炭素繊維又はガラ
    ス繊維である請求項1〜4のいずれかに記載のプラスチ
    ックパイプの接続方法。
  6. 【請求項6】 前記プラスチックパイプの口径が50c
    m以上である請求項1〜5のいずれかに記載のプラスチ
    ックパイプの接続方法。
  7. 【請求項7】 樹脂からなる管状の内層と外層との間に
    繊維補強材を実質的に管軸方向に配列するように挿入し
    たプラスチックパイプの管端同士の接続構造であって、
    両管端からそれぞれ前記外層を切除すると共に、前記内
    層同士をバット融着し、前記繊維補強材の内側及び外側
    の少なくとも一方に、樹脂を含浸した繊維補強材を管軸
    方向に配列したシート層又は樹脂板を両管端に跨がるよ
    うに配置した構成からなるプラスチックパイプの接続構
    造。
  8. 【請求項8】 前記接続箇所の最外周に樹脂層を被覆し
    た請求項7に記載のプラスチックパイプの接続構造。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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