JP2003205253A - せん断式破砕装置及び自走式破砕機 - Google Patents

せん断式破砕装置及び自走式破砕機

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JP2003205253A
JP2003205253A JP2002007043A JP2002007043A JP2003205253A JP 2003205253 A JP2003205253 A JP 2003205253A JP 2002007043 A JP2002007043 A JP 2002007043A JP 2002007043 A JP2002007043 A JP 2002007043A JP 2003205253 A JP2003205253 A JP 2003205253A
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有正 大南
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純 池田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】回転刃を交換することなく、被破砕物の充分な
細片化を行うことができるせん断式破砕装置及びこれを
備えた自走式破砕機を提供する。 【解決手段】ハウジング本体9と、このハウジング本体
9内に略水平に設けられた複数の回転軸12と、これら
回転軸12に順次配設される複数の回転刃13と、この
回転刃13の下方位置におけるハウジング本体9内に設
けたスクリーン42とを備え、複数の回転刃13,13
の左・右側側壁9b,9c側に、破砕物戻し用の間隙M
を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被破砕物を噛み切
るように細くせん断するせん断式破砕装置及びこれを用
いた自走式破砕機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】破砕機は、例えばビル解体時に搬出され
るコンクリート塊や道路補修時に排出されるアスファル
ト塊などの建設現場で発生する大小さまざまな岩石・建
設廃材、あるいは産業廃棄物、及び自然石等を、作業現
場で所定の大きさに破砕することにより、廃材の再利
用、工事の円滑化、コスト削減等を図るものである。こ
の破砕機に備えられる破砕装置としては、いくつかの種
類が既に提唱されているが、建設廃材、家電品、プラス
チック廃材、古タイヤなどを破砕するのに特に好適なも
のとして、例えば特開平10−94738号公報に記載
のように、ハウジング内に略平行に配置された複数の回
転軸のそれぞれに略円盤形状の複数の回転刃とこれら回
転刃同士の間に介在配置される小径円盤形状のスペーサ
とを固定して回転体を構成し、複数のその回転体を互い
に隣接するもの同士が反対方向となるように回転させる
ことにより、被破砕物を噛み切るように細くせん断する
せん断式破砕装置(いわゆるシュレッダを含む2軸せん
断機等)が提唱されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術においては以下のような課題が存在する。すなわ
ち、近年、再生資源促進法(いわゆるリサイクル法)の
施行(平成3年10月)といった廃棄物再利用促進の背
景の下、破砕処理対象物となる被破砕物の大きさや性質
が多種多様化してきており、例えば、プラスチック廃材
や廃木材等あまり伸縮性のないものや、可燃ゴミ、生ゴ
ミ等の一般ゴミ等の比較的小さいもの等、比較的容易に
破砕できるものもあれば、例えば廃タイヤ等の伸縮性を
有するものや、布団、マットレス等、比較的大きく軟ら
かいもの等比較的破砕しにくいもの等も含まれるように
なってきている。
【0004】そして、上記した廃棄物再利用促進の機運
の下、上述のような種々雑多な被破砕物を、その種類に
かかわらず、リサイクル用途に応じて従来よりもより細
片化することが要求されつつある。
【0005】上記従来技術は、このような点に特に配慮
されておらず、近年の細片化促進のニーズを必ずしも充
分に満足できるものではなかった。このため、例えば被
破砕物を細片化しようとした場合、回転刃のフック数や
幅を変更しなければならず、非常に煩雑で面倒な作業と
なっていた。
【0006】本発明の目的は、回転刃を交換することな
く、被破砕物の充分な細片化を行うことができるせん断
式破砕装置及びこれを備えた自走式破砕機を提供するこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】(1)上記目的を達成す
るために、本発明のせん断式破砕装置は、ハウジング
と、このハウジング内に略水平方向に設けられた複数の
回転軸と、これら回転軸に順次配設される複数の回転刃
と、この回転刃の下方位置における前記ハウジング内に
設けたスクリーンとを備える。
【0008】本発明においては、回転軸に配設された複
数の回転刃によってせん断破砕された破砕物は、下方に
排出される前に回転刃の下方に設けられたスクリーンで
その大きさに応じて選別され、スクリーンの目の大きさ
よりも小さくなったものだけが破砕装置外へ排出され
る。このようにして、回転刃で破砕した破砕物のうち所
定の大きさより小さくなったものだけを排出するように
できるので、従来構造のように回転刃を交換することな
く、破砕物の充分な細片化を行うことができる。
【0009】(2)上記(1)において、好ましくは、
前記回転刃と前記ハウジング側壁との間に破砕物戻し用
の間隙を設ける。
【0010】これにより、スクリーンの目の大きさ以上
でありスクリーン上に残留している破砕物を、破砕物戻
し用の間隙を介して回転刃の噛みこみ側に戻し、スクリ
ーンの目の大きさより小さくなるまで繰り返し再破砕す
ることができる。この結果、投入したすべての被破砕物
について充分な細片化を行うことができる。
【0011】(3)上記(1)又は(2)において、ま
た好ましくは、前記スクリーンは、前記回転刃の回転軌
跡と所定間隔を保って配設されている。
【0012】これにより、回転刃とスクリーンとの間に
は常に所定のスペースが確保され、スクリーン上に滞留
する破砕物を回転刃の回転に伴ってスクリーンに押し込
むことができる。したがって、スクリーンによる破砕物
の選別性を向上することができる。
【0013】さらに、スクリーン上に所定のスペースが
保たれるために、スクリーン上に滞留する破砕物は破砕
刃により掻き上げられやすくなる。したがって、被破砕
物の充分な細片化を効率的に行うことができる。
【0014】(4)上記(3)において、さらに好まし
くは、前記回転刃は、前記スクリーン内に滞留した破砕
物を掻き上げる機能を有するフック部を備える。
【0015】(5)上記(1)乃至(4)のいずれか1
つにおいて、また好ましくは、前記スクリーンは、前記
ハウジングに着脱自在に取り付けてある。
【0016】(6)上記目的を達成するために、本発明
の自走式破砕機は、フレームと、このフレームに設けた
走行装置と、ハウジング、このハウジング内に略水平方
向に設けられた複数の回転軸、これら回転軸に順次配設
される複数の回転刃、この回転刃の下方位置における前
記ハウジング内に設けたスクリーンから構成され、前記
フレームの長手方向一方側に設けられるせん断式破砕装
置と、このせん断式破砕装置の上部に設けたホッパと、
前記せん断式破砕装置の下方位置から前記フレームの長
手方向外方位置まで延在するコンベアとを備える。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明のせん断式破砕装置
の一実施の形態を図面を用いて説明する。図1は、本発
明のせん断式破砕装置の一実施の形態を備えた自走式破
砕機の全体構造を表す側面図であり、図2は、図1に示
した自走式破砕機の上面図である。また、図3は、図1
中A方向から見た矢視正面図である。
【0018】これら図1乃至図3において、1は自走式
破砕機、2は、例えばグラップル等を装着した油圧ショ
ベル等の重機により被破砕物(例えば建設廃材、家電
品、プラスチック廃材、古タイヤ等)が投入されるホッ
パ、3は、前記ホッパ2に受け入れた被破砕物をせん断
破砕し下方へ排出するせん断式破砕装置(この例では2
軸シュレッダ)、4は、前記ホッパ2、前記せん断式破
砕装置3、及び後述の駆動装置10からなる破砕機本
体、5は、前記破砕機本体4の下方に設けられこの破砕
機本体4を搭載する走行体、6は、前記せん断式破砕装
置3により破砕され下方へ排出された破砕物を受け入れ
て前記自走式破砕機1の後方側(図1及び図2中右側、
以下単に後方側と記述する)に運搬し搬出するコンベ
ア、7は、前記コンベア6の上方に設けられこのコンベ
ア6上の搬送中の破砕物に含まれる磁性物(鉄筋等)を
磁気的に吸引除去する磁選機、8は、前記走行体5に搭
載された動力部としてのパワーユニットである。
【0019】前記ホッパ2は、被破砕物を受け入れる上
方に開放した拡径形状のホッパであり、前記せん断式破
砕装置3の上方に配置されている。なお、このホッパ2
は、前記せん断式破砕装置3のハウジング本体9の上部
に対し、例えばボルト及びナット等により着脱可能に取
り付けられている(図3参照)。
【0020】前記せん断式破砕装置3は、後述する本体
フレーム破砕装置取付け部5Aaの自走式破砕機1前方
側(図1及び図2中左側、図3中紙面手前側、以下単に
前方側と記述する)端部に搭載されている。このせん断
式破砕装置3は、せん断式破砕装置3よりも後方に設け
られた駆動装置10内に備えられる破砕装置用油圧(電
動でもよい)モータ11により駆動される。
【0021】図4は、このせん断式破砕装置3の詳細構
造を表した上面図であり、図5は、図4中B方向から見
た矢視正面図である。この図4及び図5において、12
は、前記ハウジング本体9内に略水平方向に配置された
断面が例えば略正多角形形状(本実施の形態では略四角
形形状(後述の図6参照))の回転軸、13は、中央部に
前記回転軸12挿通用の貫通孔13a(後述の図6参
照)を設けた略円盤状のディスク部13b(後述の図6
参照)の周方向に複数のフック部13c(後述の図6参
照)を有する一体型の回転刃、14は、この回転刃13
より小径で、中央部に前記回転軸12挿通用の貫通孔1
4a(後述の図6参照)を設けた円盤状のスペーサであ
り、前記回転軸12,12にこれら回転刃13及びスペ
ーサ14をそれぞれ交互に挿通し固定させて、回転体1
5,15を構成している。これら回転体15,15は、
それぞれの前記回転軸12,12が自走式破砕機1の前
後方向(図4中左右方向)に略沿うように互いに平行に
配設されており、また、互いの回転刃13,13同士が
径方向に一部重なり合い、噛み合うように配置されてい
る。なお、前記せん断式破砕装置3は、前記回転刃13
及びスペーサ14の外周側と前記ハウジング本体9との
間に一旦破砕された破砕物を前記回転体15,15の上
部に積極的に再び戻すための通路としての間隙Mを有し
ている。この間隙Mは、後述の図6に示すように、スペ
ーサ14とハウジング本体9との間に比較的大きな寸法
Wを備え、回転刃13の回転軌跡Rとハウジング本体
9との間には比較的小さな寸法Wを備えるものであ
る。そして、これら寸法W及びWが軸方向に交互に連
通することで、前記回転体15の回転刃13装着部の軸
方向長さと略同等の長さを備える1つの大きな空間とな
っている。
【0022】これら回転体15,15のうち、図4中上
側の回転体15の回転軸12の後方側(図4中右側)端
部には図示しない従動歯車が固定されており、下側の回
転体15の回転軸12の後方側端部には図示しない駆動
歯車が固定されている(図4にはそれら従動歯車及び駆
動歯車を収納する駆動部の上蓋9dのみを表示)。16
はこの図4中下側の回転体15の駆動歯車の後方側に連
結された入力軸で、この入力軸16が前記駆動装置10
内の前記破砕装置用油圧モータ11の出力軸11a(図
1参照)に接続されて、その駆動力が入力されるように
なっている。
【0023】すなわち、前記破砕装置用油圧モータ11
から前記入力軸16に入力された駆動力(トルク)が図
4中下側に示した回転体15に伝達されるとともに、図
4中上側に示した回転体15にも前述の駆動歯車及び従
動歯車を介して駆動力が伝えられ、これら回転体15,
15を被破砕物を迎え入れるように互いに逆方向に回転
させるようになっている。これにより、前記ホッパ2よ
り導入された被破砕物を互いの回転刃13,13間に噛
み込んで細片状にせん断し、所定の大きさに破砕する。
【0024】前記ハウジング本体9は、図4に示すよう
に略箱型形状をしており、前方側に前側側壁9a、前記
回転軸12の軸方向と略直角方向(すなわち自走式破砕
機1の幅方向、図4中上下方向)両側に左・右側側壁9
b,9cを備えている。また、このハウジング本体9の
上部前方には前記ホッパ2より導入される被破砕物を受
け入れるための開口9Aが設けられている。この開口9
Aの後方には、上述した駆動歯車及び従動歯車、並びに
前記両回転体15,15の回転軸12,12を前記ハウ
ジング本体9に対して回転自在に支持するベアリング
(図示せず)等を配置した前述の駆動部が設けられてい
る。
【0025】また、前記前側側壁9aには、前記回転刃
13、スペーサ14、及び後述するスクリーン42等の
取り出し用の開口(図示せず)が設けられている。この
開口を塞ぐ蓋プレート17は、この蓋プレート17及び
ハウジング前側側壁9aの周囲複数箇所(本実施の形態
では8箇所)に設けられた貫通孔(図示せず)に挿通さ
れたボルト18がナット19と締結することにより、前
記ハウジング本体9に対し固定されるようになってい
る。すなわち、前記ボルト18及びナット19を緩め前
記蓋プレート17をハウジング本体9から取り外したと
きには、上記開口を介して前記回転刃13、スペーサ1
4、及び後述のスクリーン42等を前方側へ抜き出すこ
とができるようになっている。
【0026】前記蓋プレート17は、略長方形状の本体
プレート17aとこの本体プレート17aの中心部から
後方に出っ張る形状で例えば溶接により固定された軸受
プレート17bとにより一体的に構成され、リブ17c
により補強されている。前記軸受プレート17bには、
前記回転体15の回転軸12挿通用の貫通孔(図示せ
ず)が設けられており、前記蓋プレート17が前記前側
側壁9aに締結した状態のとき(すなわち図4に示す状
態のとき)には、前記軸受プレート17bは回転軸12
を前記貫通孔に内設されたベアリング(図示せず)を介
して回転自在に支持するようになっている。なお、20
は、上記軸受プレート17bのベアリングに支持された
回転軸12の前方側末端を覆う軸受カバーである。
【0027】図1に戻り、前記走行体5は、本体フレー
ム5Aと、走行手段としての走行装置5Bとを備えてい
る。前記本体フレーム5Aは、例えば略長方形の枠体に
よって形成され、前記せん断式破砕装置3、前記ホッパ
2、及び前記パワーユニット8等を載置する破砕装置取
付け部5Aaと、この破砕装置取付け部5Aaと前記走
行装置5Bとを接続するトラックフレーム部5Abとか
ら構成されている。また、前記走行装置5Bは、駆動輪
21と、従動輪(アイドラ)22と、これらの間に掛け
渡された履帯(無限軌道履帯)23とから構成されてお
り、前記駆動輪21側に設けられた走行用油圧モータ2
4によって駆動力が与えられることにより自走式破砕機
1を走行させるようになっている。
【0028】前記コンベア6は、排出側(すなわち後方
側)部分が、前記パワーユニット8から突出して設けた
アーム部材25に、支持部材26,27を介し吊り下げ
支持されている。また、このコンベア6の排出側と反対
側(すなわち前方側)部分は、前記本体フレーム破砕装
置取付け部5Aaよりも下方に位置し、支持部材28を
介し前記破砕装置取付け部5Aaから吊り下げられるよ
うに支持されている。この結果、前記コンベア6は、前
記本体フレーム破砕装置取付け部5Aaの下方から前記
パワーユニット8の下方を通って、前記本体フレーム5
Aの後方側外方へ、上り傾斜で配置されている。
【0029】また、29はフレームであり、30はこの
フレーム29に支持される駆動輪、31はこの駆動輪3
0を駆動するコンベア用油圧モータ(図2参照)、32
は前記駆動輪30と従動輪(図示せず)との間に巻回し
て設けられたコンベアベルト、33は前記コンベアベル
ト32の搬送面を支持するローラである。このとき、3
4は、従動輪の回転軸を支持する軸受機構(図示せず)
を略水平方向に変位可能とする公知の張力調整機構であ
り、これによって上記コンベアベルト32の張力を調整
することができるようになっている。
【0030】なお、35は、前記せん断式破砕装置3の
下方に設けられ、このせん断式破砕装置3により破砕さ
れて生成した破砕物を下方へ導く破砕物シュートであ
る。前記コンベア6は、この破砕物シュート35から導
出された破砕物を、前記コンベアベルト32を循環駆動
することにより搬送し排出するようになっている。
【0031】前記磁選機7は、支持部材36を介し前記
アーム部材25より吊り下げ支持されており、前記コン
ベアベルト32の上方にこれと略直交するように配置し
た磁選機ベルト37と、図示しない磁力発生手段と、前
記磁選機ベルト37を駆動する磁選機用油圧モータ38
とを備えている。この磁選機7は、前記磁選機ベルト3
7を前記磁選機用油圧モータ38によって磁力発生手段
(図示せず)まわりに駆動することにより、磁力発生手
段からの磁力を前記磁選機ベルト37越しに作用させて
磁性物をこの磁選機ベルト37に吸着させた後、前記コ
ンベアベルト32と略直交する方向に搬送し、前記コン
ベア6の前記フレーム29に設けた磁性物シュート39
を介し前記コンベア6の側方に落下させるようになって
いる。
【0032】前記パワーユニット8は、前記本体フレー
ム破砕装置取付け部5Aaの後方側端部の上方に、パワ
ーユニット積載部材40を介し搭載されており、その左
前方側には運転席41が設けられている。このパワーユ
ニット8は、前記破砕装置用油圧モータ11、前記走行
用油圧モータ24、前記コンベア用油圧モータ31、及
び前記磁選機用油圧モータ38等の油圧アクチュエータ
へ圧油を吐出する油圧ポンプ(図示せず)と、これら油
圧ポンプを駆動する原動機としてのエンジン(図示せ
ず)と、これら油圧ポンプから前記各油圧アクチュエー
タ(破砕装置用油圧モータ11、走行用油圧モータ2
4、コンベア用油圧モータ31、磁選機用油圧モータ3
8)へ供給される圧油の流れをそれぞれ制御する複数の
コントロールバルブ(図示せず)を備えた制御弁装置
(図示せず)などを内蔵している。
【0033】以上のような構成の自走式破砕機1におい
て、本実施の形態の最も大きな特徴は、前記せん断式破
砕装置3のハウジング本体9内の回転体15,15の下
方に、破砕物の粒度調整用のスクリーンを脱着可能に設
けたことである。以下、前述の図4、図4中VI−VI断面
による横断面図である図6、及びせん断式破砕装置3の
詳細構造を示す下面図である図7を用いてこの詳細構造
を説明する。
【0034】これら図4、図6、及び図7において、4
2はスクリーン、43は、前記スクリーン42を支持及
びガイドするガイドレール、44は、前記スクリーン4
2を前記左・右側側壁9b,9cに固定する固定ボルト
である。
【0035】前記スクリーン42は、それぞれが短手方
向両端部に略鉛直方向に互いに略平行に配設された固定
プレート部42a,42aと、これら固定プレート部4
2a,42a間の略中央にこの固定プレート部42aと
略平行に配設された中間フレーム部42bと、これら固
定プレート部42a,42a及び中間フレーム部42b
間のそれぞれにこれら固定プレート部42a及び中間フ
レーム部42bと略直角方向(すなわちスクリーン42
の短手方向、図6中左右方向、図7中上下方向)に複数
配設された彎曲フレーム部42cとから構成されてい
る。すなわち、上記固定プレート部42a及び複数の彎
曲フレーム部42cにより形成され前記中間フレーム部
42bを軸として線対称な構造である2つの略部分円筒
面形状のフレーム構造体が、前記中間フレーム部42b
を挟んで並設された構成となっている。
【0036】このとき、前記固定プレート部42a及び
中間フレーム部42bは、回転体15の回転刃13装着
部の軸方向長さと略同等の長さを有しており、また前記
彎曲フレーム部42cの曲率半径は、前記回転体15の
回転刃13の回転軌跡R(図6中一点鎖線で示す)の曲
率半径より若干大きくなっている。このように、前記ス
クリーン42は、回転体15,15の回転刃13装着部
の軸方向全体に渡って回転体15,15の回転軌跡Rと
所定の間隔を保ってこれら回転体15,15の下部を覆
うように配設されている。
【0037】前記ガイドレール43は、例えば略四角柱
形状をしており、前記左・右側側壁9b,9cの内周面
に軸方向(図6中紙面に垂直方向)略水平に例えば溶接
により固定されている。すなわち、前記スクリーン42
は、両端の固定プレート部42aが上記ガイドレール4
3上に載置されることにより、回転体15,15の下方
に適宜なスペースを介在させて支持されている。また、
両端の固定プレート部42aが前記ガイドレール43上
を滑ることにより、前後方向(図6中紙面に垂直方向、
図7中左右方向)にスライドできるようになっている。
これにより、前述したように蓋プレート17をハウジン
グ本体9から取り外したとき、前側側壁9aの開口を介
し前記スクリーン42を前方側(図6中紙面の手前側、
図7中左側)から取り付け・取り外し可能な構造となっ
ている。
【0038】なお、前記スクリーン42をハウジング本
体9内に取り付けたときには、前記左・右側側壁9b,
9cの適宜複数箇所(本実施の形態においては一方の側
壁にそれぞれ3箇所、計6箇所)に設けた貫通孔(図示
せず)を挿通された前記固定ボルト44が、前記スクリ
ーン42の固定プレート部42a,42aに設けられた
ネジ孔(図示せず)に締結することにより、前記スクリ
ーン42はハウジング本体9に対し固定されるようにな
っている。
【0039】以上において、本体フレーム5Aは、特許
請求の範囲各項記載のフレームを構成し、ハウジング本
体9と蓋プレート17とがハウジングを構成し、左・右
側側壁9b,9cはハウジング側壁を構成する。
【0040】次に、本発明のせん断式破砕装置の一実施
の形態の動作及び作用を以下に説明する。上記構成の自
走式破砕機1において、破砕作業時には、例えばグラッ
プル等を装着した油圧ショベルによりホッパ2へ被破砕
物を投入すると、このホッパ2で受け入れられた被破砕
物はせん断式破砕装置3へと導かれる。このせん断式破
砕装置3内において、回転体15,15の回転刃13,
13によりせん断破砕された破砕物は、回転体15,1
5の下方に押し出され前記スクリーン42上に落ちる。
【0041】ここで、上述したようにスクリーン42上
には回転体15,15とスクリーン42との間に所定の
スペースが確保されており、スクリーン42上に落下し
た破砕物は回転刃13の回転に伴ってスクリーン42に
押し込まれる。これにより、スクリーン42による破砕
物の選別性を向上することができる。さらに、上記所定
のスペースが確保されていることにより、スクリーン4
2上に滞留する破砕物を後述のように破砕刃13のフッ
ク部13cにより掻き上げやすくする効果もある。
【0042】このとき、破砕された破砕物がスクリーン
42の目の大きさよりも小さい場合は、破砕物はスクリ
ーン42を通過しせん断式破砕装置3の下方へ排出され
る。一方、破砕物がスクリーン42の目の大きさ以上の
場合は破砕物はスクリーン42を通過できずその上に残
留し、この結果、回転刃13,13のフック部13cに
引っ掛かり掻き揚げられ前述した回転刃13及びスペー
サ14の外周側と左・右側側壁9b,9cとの間隙Mを
通って再び回転体15,15上の回転刃13,13の噛
み込み側(上方側)に戻される。これにより、一旦破砕
された破砕物は再び回転刃13,13によりせん断破砕
され、回転体15,15の下方に押し出される。
【0043】このようにして、破砕物はスクリーン42
を通過する大きさとなるまで繰り返しせん断破砕され
る。これにより、投入した全ての被破砕物はスクリーン
42の目の大きさより小さくなるまで細かくせん断破砕
される。以上のようにして、回転刃13で破砕した破砕
物のうち所定の大きさより小さくなったものだけを排出
するようにできるので、従来構造のように回転刃を交換
することなく、破砕物の充分な細片化を行うことができ
る。
【0044】上記のようにしてスクリーン42を通過し
た破砕物は、せん断式破砕装置3から下方の前記破砕物
シュート35を介してコンベア6の前記コンベアベルト
32上に落下し、途中磁選機7により磁性物を吸着され
ながら後方へ排出される。
【0045】一方、破砕物の大きさを調節する場合に
は、作業者はまず、前記蓋プレート17とハウジング本
体9を締結固定している前記ボルト18及びナット19
を緩めて取り外し、人手(又はレバーブロック等の適当
な冶工具を用いてもよい)により蓋プレート17を前記
前側側壁9aと平行を保った状態で前方に略水平にスラ
イドさせる。これにより、前記軸受プレート17bの貫
通孔に内設されたベアリングが回転軸12,12より引
き抜かれ、蓋プレート17をハウジング本体9から取り
外すことができる。
【0046】次に、作業者は左・右側側壁9b,9cと
スクリーン42を固定している前記固定ボルト44を全
て緩め取り外し、上記のように蓋プレート17を取り外
したことにより露出した前側側壁9aの開口を介してス
クリーン42を前方にスライドさせ、ハウジング本体9
より取り外す。なお、上記蓋プレート17の取り外し作
業及びスクリーン42を固定する固定ボルト44の取り
外し作業は、どちらを先に行っても構わないのは言うま
でもない。
【0047】その後、作業者は上記と逆の手順で、露出
した前側側壁9aの開口を介して新たな適宜の目の大き
さのスクリーン42をハウジング本体9内に差し入れ、
前記ガイドレール43上を後方へスライドさせる。スク
リーン42を所定の位置までスライドさせたら、全ての
固定ボルト44を左・右側側壁9b,9cの貫通孔に挿
通しスクリーン42の固定プレート部42a,42aの
ネジ孔に締結して、スクリーン42をハウジング本体9
に固定する。
【0048】次に、蓋プレート17をハウジング前側側
壁9aと平行かつ軸受プレート17bの貫通孔の中心と
回転軸12の軸心を合わせた状態とし、後方側へ略水平
にスライドさせる。これにより軸受プレート17のベア
リングに回転軸12が挿通され、蓋プレート17がハウ
ジング前側側壁9aに密着したらボルト18及びナット
19により蓋プレート17をハウジング本体9に締結固
定する。
【0049】このような手順により、例えば、破砕物の
大きさを大きくしたい場合にはスクリーン42を図8
(a)に示すような目の大きいスクリーン42′に交換
し、また破砕物の大きさを小さくしたい場合には図8
(b)に示すような目の小さいスクリーン42″に交換
することで、排出される破砕物の大きさを自在にかつ容
易に調節することができる。
【0050】なお、上記本発明のせん断式破砕機の一実
施の形態においては、スクリーン42をガイドレール4
3を利用してスライドさせ前側側壁9aの開口から取り
付け・取り外しを行うようにしたが、これに限らない。
すなわち、図9に示すように、ガイドレール43を設け
ずスクリーン42を固定ボルト44のみで支持固定し、
ハウジング本体9の下部開口9Bを介してハウジング本
体9の下方より取り付け・取り外しを行うようにしても
よい。
【0051】次に、本発明のせん断式破砕装置の他の実
施の形態を図10及び図11を用いて以下に説明する。
本実施の形態は、スクリーン若しくはクリーナを選択的
に取り付け可能な構造としたものである。図10は、本
発明のせん断式破砕装置の他の実施の形態におけるスク
リーン取り付け時の横断面図であり、上記本発明の一実
施の形態における図6に相当する図である。この図10
において、図6と同様の部分には同符号を付し説明を省
略する。
【0052】図10において、42a′は、前記回転体
15と略同等の高さを有した固定プレート部、42′
は、両端に前記固定プレート部42a′,42a′を備
えたスクリーン、45は、前記固定プレート部42a′
を支持する取り付け部材、46は、この取り付け部材4
5を前記左・右側側壁9b,9cにそれぞれ固定してい
る固定ボルトである。
【0053】前記取り付け部材45は、前記スクリーン
42′と略同等の軸方向の長さを有し、L字型の断面形
状をしている。この取り付け部材45,45は、一方の
側壁の内周面に鉛直方向上下に互いに向かい合うように
設けられ、その一対の取り付け部材45,45の溝部4
5a,45aに前記固定プレート部42a′の上下端部
が摺動可能に嵌合している。すなわち、左・右側側壁9
b,9cの内周面にそれぞれ設けられた一対の取り付け
部材45,45の溝部45a,45aに、前記固定プレ
ート部42a′,42a′が嵌合することにより、前記
スクリーン42′は前後方向(図10中紙面に垂直方
向)にスライド可能に支持されている。
【0054】なお、それぞれの取り付け部材45は、左
・右側側壁9b,9cの適宜複数箇所に設けられた貫通
孔(図示せず)に挿通された前記固定ボルト46がこれ
ら取り付け部材45の上記貫通孔と対応する位置に設け
られたネジ孔(図示せず)に締結することにより、ハウ
ジング本体9に対して固定されている。
【0055】一方、図11は、本発明のせん断式破砕装
置の他の実施の形態におけるクリーナ取り付け時の横断
面図である。図11において、47はクリーナ、48
は、内周面に前記クリーナ47を固定されたクリーナ支
持部材である。
【0056】前記クリーナ47は、ハウジング本体9の
左・右側側壁9b,9cの内周側に前記クリーナ支持部
材48及び取り付け部材45を介して設けられ、回転体
15の各スペーサ14の外周側に臨むように、これらス
ペーサ14とほぼ同数配置されている。これらのクリー
ナ47は、通常のこの種のせん断式破砕装置に備えられ
る公知のものであり、破砕作業を行う際に一旦せん断破
砕され回転体15の下方側へ押し出された破砕物がスペ
ーサ14又は回転刃13に巻きつき又は引っかかりを起
こして再び回転体15の上方側に戻ってくることを防ぐ
ために設けられている。
【0057】前記クリーナ支持部材48は、前記クリー
ナ47の側断面面積より若干大きな面積を有したプレー
トであり、内周面に前記クリーナ47が例えば溶接によ
り固定されている。このクリーナ支持部材48の上下方
向端部が前述の一対の取り付け部材45,45の溝部4
5a,45aに摺動可能に嵌合することにより、前記ク
リーナ47はこのクリーナ支持部材48と共に前後方向
(図11中紙面に垂直方向)にスライド可能に支持され
ている。なお、特に図示しないが、隣り合うクリーナ支
持部材48,48の間に例えば位置決めプレートを挿入
することで、前記クリーナ47の回転体15に対する軸
方向の位置を決めるようになっている。
【0058】次に、上記構成の本発明のせん断式破砕装
置の他の実施の形態の動作及び作用を以下に説明する。
【0059】(1)スクリーン42′を用いる場合 作業者は、前述の本発明の一実施の形態と同様に、前記
蓋プレート17と前記ハウジング本体9を締結固定して
いる前記ボルト18及びナット19を緩め、前記軸受プ
レート17bのベアリングから回転軸12,12を引き
抜き、蓋プレート17をハウジング本体9から取り外
す。
【0060】次に、上記のように蓋プレート17を取り
外したことにより露出した前側側壁9aの開口を介し
て、適宜の目の大きさの前記スクリーン42′をハウジ
ング本体内に差し入れる。このとき、スクリーン42′
の両端の前記固定プレート部42a′,42a′を、前
記左・右側側壁9b,9cの内周面にそれぞれ設けた前
記取り付け部材45,45の溝部45a,45aに嵌合
させる。その後、固定プレート部42a′の上下端部を
一対の溝部45a,45aと摺動させることにより、ス
クリーン42′をハウジング本体9内後方へスライドさ
せる。
【0061】所定の位置までスクリーン42′をスライ
ドさせたら、作業者は、軸受プレート17bのベアリン
グに回転軸12,12を挿通させ、蓋プレート17をハ
ウジング前側側壁9aにボルト18及びナット19によ
り締結固定する。
【0062】この状態で、作業者が破砕作業を開始する
と、被破砕物は回転刃13,13によりスクリーン4
2′を通過するまで繰り返しせん断破砕され、これによ
り全ての被破砕物が充分に細片化されてせん断式破砕装
置3から下方へ排出される。
【0063】なお、排出される破砕物の大きさを変更す
る場合には、作業者は、上記と同様の手順で目の大きさ
の異なるスクリーンに適宜交換すれば足りる。
【0064】(2)クリーナ47を用いる場合 作業者は、まず上記と同様の手順で蓋プレート17を取
り外す。その後、露出した前側側壁9aの開口を介し、
回転体15,15の前方側のものから回転刃13及びス
ペーサ14を順次交互に前方に抜き取る。このようにし
て、全ての回転刃13及びスペーサ14を抜き出す。
【0065】次に、回転刃13及びスペーサ14をそれ
ぞれ1枚ずつ回転軸12,12に差し込み、スペーサ1
4に対応する側壁側の一対の取り付け部材45,45に
は前方側からクリーナ47及びクリーナ支持部材48を
嵌合させ、上記スペーサ14の取り付け位置までスライ
ドさせる。また、反対側(回転刃13に対応する側)の
側壁の一対の取り付け部材45,45には前述した位置
決めプレートを前方側から嵌合させ、同様に上記回転刃
13の取り付け位置までスライドさせる。このようにし
て、回転軸12,12に前方側から回転刃13又はスペ
ーサ14を順次交互に差し入れると共に、左・右側側壁
9b,9c内周面の取り付け部材45,45に順次交互
にクリーナ47及びクリーナ支持部材48又は位置決め
プレートを嵌合・スライドさせる。全ての回転刃13、
スペーサ14、クリーナ47、及び位置決めプレートの
組み入れが終わったら、軸受プレート17のベアリング
に回転軸12,12を挿通させ蓋プレート17をボルト
18及びナット19によりハウジング本体9に締結固定
する。
【0066】以上説明したように、上記本発明のせん断
式破砕装置の他の実施の形態によれば、前述した本発明
の一実施の形態と同様にスクリーン42′を用いること
により被破砕物の充分な細片化を行うことができ、さら
に、用途に応じてクリーナ47を取り付けた従来構造に
よる破砕作業をも選択的に行うことができる。
【0067】
【発明の効果】本発明によれば、せん断式破砕装置のハ
ウジング内に設けた複数の回転刃の下方にスクリーンを
設けることで、回転刃で破砕した破砕物のうち所定の大
きさより小さくなったものだけを排出するようにでき
る。これにより、回転刃を交換することなく、破砕物の
充分な細片化を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のせん断式破砕装置の一実施の形態を備
えた自走式破砕機の全体構造を表す側面図である。
【図2】本発明のせん断式破砕装置の一実施の形態を備
えた自走式破砕機の全体構造を表す上面図である。
【図3】図1中A方向から見た矢視正面図である。
【図4】本発明のせん断式破砕装置の一実施の形態の詳
細構造を表した上面図である。
【図5】図4中B方向から見た矢視正面図である。
【図6】図4中VI−VI断面による横断面図である。
【図7】本発明のせん断式破砕装置の一実施の形態の詳
細構造を表した下面図である。
【図8】本発明のせん断式破砕装置の一実施の形態にお
ける、スクリーンの変形例(目の粗いもの、及び目の細
かいもの)をそれぞれ取り付けた状態を表す下面図であ
る。
【図9】本発明のせん断式破砕装置の一実施の形態の変
形例を表す横断面図である。
【図10】本発明のせん断式破砕装置の他の実施の形態
における、スクリーン取り付け時を表す横断面図であ
る。
【図11】本発明のせん断式破砕装置の他の実施の形態
における、クリーナ取り付け時を表す横断面図である。
【符号の説明】
1 自走式破砕機 2 ホッパ 3 せん断式破砕装置 5A 本体フレーム(フレーム) 5B 走行装置 6 コンベア 9 ハウジング本体(ハウジング) 9b 左側側壁(ハウジング側壁) 9c 右側側壁(ハウジング側壁) 12 回転軸 13 回転刃 13c フック部 42 スクリーン 45 取り付け部材 47 クリーナ M 間隙
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 池田 純 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機株 式会社土浦工場内 (72)発明者 橋本 謙太郎 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機株 式会社土浦工場内 Fターム(参考) 4D065 CA12 CB02 CC01 CC08 DD08 DD26 EB20 ED12 ED23 4D067 DD04 DD08 DD14 EE04 EE17 GA06 GA18 GA20 GB03

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ハウジングと、 このハウジング内に略水平方向に設けられた複数の回転
    軸と、 これら回転軸に順次配設される複数の回転刃と、 この回転刃の下方位置における前記ハウジング内に設け
    たスクリーンとを備えたことを特徴とするせん断式破砕
    装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載のせん断式破砕装置におい
    て、前記回転刃と前記ハウジング側壁との間に破砕物戻
    し用の間隙を設けたことを特徴とするせん断式破砕装
    置。
  3. 【請求項3】請求項1又は2記載のせん断式破砕装置に
    おいて、前記スクリーンは、前記回転刃の回転軌跡と所
    定間隔を保って配設されていることを特徴とするせん断
    式破砕装置。
  4. 【請求項4】請求項3記載のせん断式破砕装置におい
    て、前記回転刃は、前記スクリーン内に滞留した破砕物
    を掻き上げる機能を有するフック部を備えることを特徴
    とするせん断式破砕装置。
  5. 【請求項5】請求項1乃至4のいずれかに記載のせん断
    式破砕装置において、前記スクリーンは、前記ハウジン
    グに着脱自在に取り付けてあることを特徴とするせん断
    式破砕装置。
  6. 【請求項6】フレームと、 このフレームに設けた走行装置と、 ハウジング、このハウジング内に略水平方向に設けられ
    た複数の回転軸、これら回転軸に順次配設される複数の
    回転刃、及びこの回転刃の下方位置における前記ハウジ
    ング内に設けたスクリーンから構成され、前記フレーム
    の長手方向一方側に設けられるせん断式破砕装置と、 このせん断式破砕装置の上部に設けたホッパと、 前記せん断式破砕装置の下方位置から前記フレームの長
    手方向外方位置まで延在するコンベアとを備えたことを
    特徴とする自走式破砕機。
JP2002007043A 2002-01-16 2002-01-16 せん断式破砕装置及び自走式破砕機 Pending JP2003205253A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100789935B1 (ko) * 2004-02-19 2008-01-02 가부시키 가이샤 킨키 전단식 파쇄기 및 전단식 파쇄 방법
KR101587849B1 (ko) * 2015-09-15 2016-01-22 (유) 씨엠에스이엔지 파쇄기
KR20160100429A (ko) * 2015-02-13 2016-08-24 (주) 다원산업 재활용 수거 봉지 파봉장치

Cited By (4)

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KR20160100429A (ko) * 2015-02-13 2016-08-24 (주) 다원산업 재활용 수거 봉지 파봉장치
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