JP2003204673A - 電源装置 - Google Patents

電源装置

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JP2003204673A
JP2003204673A JP2002000338A JP2002000338A JP2003204673A JP 2003204673 A JP2003204673 A JP 2003204673A JP 2002000338 A JP2002000338 A JP 2002000338A JP 2002000338 A JP2002000338 A JP 2002000338A JP 2003204673 A JP2003204673 A JP 2003204673A
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Japan
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power supply
supply circuit
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primary power
circuit
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JP2002000338A
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Takahiro Kosaka
隆裕 小坂
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一次電源回路の負荷状態によって自動的に出
力電圧を切り替えることを特徴としたものである。 【解決手段】 抵抗1と抵抗1に流れる電流量によって
トランジスタQ3のオン・オフを決定し、抵抗1の抵抗
値は装置側が通常動作状態となった時に流れる電流では
抵抗1で発生する電位差がトランジスタQ3をオンでき
るような抵抗値とし、待機時などの軽負荷時に流れる電
流では抵抗1で発生する電位差がトランジスタQ3をオ
フするような抵抗値の間に設定することにより自動的に
出力電圧を切り替える構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電源装置において
所定の出力電圧を必要としない場合には、自動で出力電
圧を下げる切替を行う制御(国際特許分類 H02M
3/28)に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の電源装置は特開2000−245
153号公報に示すようなものが知られている。従来の
電源装置について図面を用いて説明する。
【0003】図2において一次電源回路の出力電圧は、
切替信号Scが「Low」(以下、「L」と記す)のと
きは切替トランジスタQ1は遮断状態なので、ツエナー
ダイオードZD11(10V)とツエナーダイオードZ
D12(32V)のツエナー電圧の和である42Vに設
定され、切替信号Scが「High」(以下、「H」と
記す)のときは切替トランジスタQ11が導通状態なの
で、ツエナーダイオードZD12はバイパスされる結
果、ツエナーダイオードZD11のみのツエナー電圧で
ある10Vに設定されるように構成される。
【0004】このような回路において、一次電源回路の
出力電圧の供給先回路又は素子が常時定格電圧を必要と
しない時に、切替信号ScをHとし一次電源回路の出力
電圧を10Vの出力電圧が二次電源回路PS2に入力さ
れるので、その分だけ一次電源回路の出力電圧の供給先
回路又は素子における損失が減少し、また二次電源回路
の入出力電圧差を小さく抑え、二次回路電源内の消費電
力も削減される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように前記電源装
置においては、一次側電源回路の出力電圧を切り替える
ためには外部からの制御信号を必要としていた。つま
り、機器の動作状態などを制御している装置側から必要
に応じて電源電圧を切り替えるために特別な制御信号を
出力する必要があり、また、電源回路側では制御信号を
受け電源電圧を切り替える動作を行う必要があった。
【0006】ここで、電源にACアダプターを使用し装
置側と分離することによって、既存のACアダプターを
装置側の仕様に応じて使い分け汎用性を高めコストメリ
ットを出したり、省スペースを特徴とする機器の場合、
前記の出力電圧を切り替えるための制御信号を伝達する
為に装置側と電源側との間を接続しているケーブルや電
源ジャックに信号ラインを増やす必要がある。しかし、
日本電子機械工業会(EIAJ)で規定されている電源
ジャックはプラス極とマイナス極の2極しかない為、汎
用的な部材が使用できない問題がある。また、制御信号
を別のケーブルで構成しようとした場合、ACアダプタ
ー側ではケースなど既存の外郭部材そのままでは使用で
きないため、金型変更が必要になるなどの問題があっ
た。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決する為
に、本発明の電源装置は、一次電源回路と、前記一次電
源回路の出力を入力とする回路又は素子および二次電源
回路を備える電源装置において、前記一次電源回路の負
荷状態によって自動的に出力電圧を切り替えることを特
徴としたものである。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の電源装置は、一次電源回
路の負荷状態によって自動的に出力電圧を切り替えるこ
とを特徴とするものであって、機器の動作状態などを制
御している装置側から必要に応じて電源電圧を切り替え
るための特別な制御信号を必要としないことを特徴とす
るものである。以下に、本発明の一実施の形態について
図1、図2を用いて説明する。
【0009】(実施の形態1)図1において、一次電源
回路の出力は、ツエナーダイオードZD1とツエナーダ
イオードZD2の両方のツエナー電圧の和となり、フォ
トカプラPC内のフォトダイオードPD1からの制御信
号によりフォトトランジスタPQ1が導通し、一次側制
御回路1によりトランジスタQ4を制御する。ここで、
装置側が通常動作状態となった場合、抵抗1には電流が
流れ、この抵抗1に発生する電位差がトランジスタQ3
のベース−エミッタ間の電圧となり、このトランジスタ
Q3をオンできる程度まで抵抗1に発生する電圧が高く
なると、トランジスタQ3がオンして、トランジスタQ
2をオンさせる。
【0010】次にトランジスタQ2がオンするとトラン
ジスタQ1のベース−エミッタ間電圧がLとなる為、ツ
エナーダイオードZD2が有効となり、一次電源の出力
がツエナーダイオードZD1とツエナーダイオードZD
2の和の電圧で設定された出力電圧となる。例えば、従
来例で述べている場合ではツエナーダイオードZD1が
10V、ツエナーダイオードZD2が32Vである為、
ツエナー電圧の和は42Vとなり、一次電源の出力は4
2Vに設定される。
【0011】次に、装置側が待機状態など軽負荷状態と
なった場合には、抵抗1に流れる電流が減少し、トラン
ジスタQ3をオン出来なくなると、トランジスタQ2が
オフし、トランジスタQ1のベース−エミッタ間電圧が
Hとなり、トランジスタQ1がオンし、ツエナーダイオ
ードZD2が無効となり、ツエナーダイオードZD1の
ツエナー電圧だけとなり、一次電源出力が下がることに
なる。例えば従来例で述べている場合ではツエナーダイ
オードZD1が10Vである為、ツエナー電圧の和も1
0Vとなり、一次電源の出力は10Vに設定される。
【0012】ここで、抵抗1と抵抗1に流れる電流量に
よってトランジスタQ3のオン・オフを決定するが、抵
抗1の抵抗値は装置側が通常動作状態となった時に流れ
る電流では抵抗1で発生する電位差がトランジスタQ3
をオンできるような抵抗値とし、待機時などの軽負荷時
に流れる電流では抵抗1で発生する電位差がトランジス
タQ3をオフするような抵抗値の間にあればよい。
【0013】また、一次電源回路の出力電圧を決定する
ツエナーダイオードZD1とツエナーダイオードZD2
のツエナー電圧の決定は、装置側が待機時など軽負荷と
なった場合に出力1及び出力2を生成する二次電源回路
が必要とする電圧のいずれか高いほうの電圧をもってし
てツエナーダイオードZD2の値を決定し、通常動作時
に出力1及び出力2を生成する二次電源回路が必要とす
る電圧のいずれか高いほうの電圧からツエナーダイオー
ドZD2のツエナー電圧の差を取った電圧とすればよ
い。従来例で述べている場合ではツエナーダイオードZ
D1が10Vで、ツエナーダイオードZD2が32Vで
あり、通常動作時に一次側電源の出力電圧は42Vとな
り、待機時など軽負荷時には10Vに設定される。
【0014】以上のように、上記構成によれば、負荷電
流の変化により自動的に一次電源回路側でのみ出力電圧
を切り替えることが可能となり、装置側から通常動作時
と待機時の切替を行う為の切替信号が必要ない構成とす
ることが可能となる。
【0015】次に、待機時など軽負荷時に一次電源回路
の電圧を下げることよる電力損失は以下の式で算出され
る。
【0016】 出力1の電力損失はP1=(V1^2)/R1 ここで、出力1の電圧をV1、待機時に出力1に接続さ
れている抵抗をR2、出力1での電力損失をP1とす
る。
【0017】二次電源回路の電力損失は、 P2=V1*I1 +(V1−V2)*I2=(I1+
I2)V1−V2*I2 ここで、出力1の電圧をV1、制御ICに流入する電流
をI1、Q4に流入する電流をI2とする。
【0018】上記式(1)および式(2)によってわか
るように、式(1)で示されるように、出力1での電力
損失は、一次電源電圧の二乗に比例して低下することが
わかる。また、出力2にでの電力損失に関わる制御IC
と出力2を生成するQ4での損失の合計は、通常状態と
待機状態で出力2に関わる(V2xI2)は変わらない
為、一時電源電圧に比例して低下することがわかる。
【0019】以上のように、上記構成によれば、負荷電
流の変化により自動的に一次電源回路側でのみ出力電圧
を切り替えることが可能となり、装置側から通常動作時
と待機時の切替を行う為の切替信号が必要ない構成とす
ることが可能となり、電力損失を低減することが可能と
なる。
【0020】
【発明の効果】出力電圧を切り替えるための制御信号を
伝達する為に装置側と電源側との間を接続しているケー
ブルや電源ジャックに信号ラインを増やす必要が無く汎
用的な部材を使用し、ケースなどの既存の外郭部材もそ
のまま使用し、負荷電流の変化により自動的に一次電源
回路側でのみ出力電圧を切り替えることが可能な、電力
損失を低減することが可能となる電源装置とすることが
出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態例である電源装置の構成
【図2】従来の電源装置の構成を示す図
【符号の説明】
1 一次側制御回路 PC フォトカプラ PD1 フォトダイオード PQ1 フォトトランジスタ Q1、Q2,Q3、Q4、Q5 トランジスタ R1、R2 抵抗 ZD1、ZD2 ツエナーダイオード

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一次電源回路と前記一次電源回路の出力
    を入力とする回路又は素子および二次電源回路を備える
    電源装置において、前記一次電源回路の負荷状態によっ
    て自動的に出力電圧を切り替えることを特徴とする電源
    装置。
  2. 【請求項2】 一次電源回路の出力電圧を切り替える負
    荷点を設定する手段と、前記一次電源回路の負荷を検出
    する手段と、前記一次電源回路の出力を入力とする回路
    又は素子および二次電源回路を備える電源装置におい
    て、前記検出手段の出力により前記一次電源回路の負荷
    が前記設定負荷よりも低いときに、前記一次電源回路の
    出力電圧を下げることを特徴とする電源装置。
  3. 【請求項3】 前記一次電源回路の出力を入力とする回
    路又は素子および二次電源回路において、通常動作状態
    における負荷と、回路の主動作を停止し待機状態におけ
    る負荷との間の点に前記一次電源回路の出力電圧を切り
    替える負荷点を設定する手段と、前記一次電源回路の負
    荷を検出する手段と、前記検出手段の出力により前記一
    次電源回路の負荷が前記設定負荷よりも低いときに前記
    一次電源回路の出力を入力とする回路又は素子および二
    次電源回路が所定の電圧を必要とする電圧まで前記一次
    電源回路の出力電圧を下げることを特徴とする請求項2
    に記載の電源装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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