JP2003087960A - 電源装置 - Google Patents

電源装置

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JP2003087960A
JP2003087960A JP2001270839A JP2001270839A JP2003087960A JP 2003087960 A JP2003087960 A JP 2003087960A JP 2001270839 A JP2001270839 A JP 2001270839A JP 2001270839 A JP2001270839 A JP 2001270839A JP 2003087960 A JP2003087960 A JP 2003087960A
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power
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earth leakage
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Yukio Yamazaki
幸雄 山崎
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 漏電ブレーカーにおける省電力化を実現した
電源装置を提供する。 【解決手段】 漏電ブレーカーの駆動用電力を電力変換
装置から供給する構成とした。本構成により、従来の商
用電源から直接供給する構成と異なり、商用電源の電圧
制御用の抵抗、変圧手段等の電源制御手段を漏電ブレー
カーの電源入力部に構成する必要がなく、これらの構成
部品、例えば抵抗等における電力消費を解消し、エネル
ギー効率を高められる。また、漏電ブレーカーの給電を
商用電源と、電力変換装置との2電源構成として、適
宜、漏電ブレーカーの内部電源を切り離して、電力変換
装置を利用することで、消費電力の低減を図るとともに
電力変換装置からの電源非供給状態においても漏電ブレ
ーカーが動作可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電源装置に係り、
特に漏電ブレーカーを持つ電源装置における消費電力低
減を実現するとともに、装置コスト低減を可能とした電
源装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機、プリンター等における電源装置
の構成例を図13に示す。電源装置は、図13に示すよ
うに、漏電ブレーカー1301、サーキットプロテクタ
あるいはヒューズなどによって構成される過電流保護装
置1302、ノイズフィルター1303、電力変換装置
1304が直列に接続され構成されている。電力変換装
置1304は、インバーターやコンバーター等であり、
昨今の消費電力低減の要請から、主電源部1311と、
副電源部1312とによって構成され、待機モードにお
いては、スイッチ1313がオフ(開)となり、副電源
部1312によって待機時に最低限必要な負荷に対する
電源供給を行なう構成となっている。
【0003】特に、複写機、プリンター等では定着器や
各部ヒータなどによりAC電源側配線が長く複雑なた
め、漏電時の安全性の確保及び、おおもとのブレーカー
を落とすことによる保障費の発生を防止するために、最
近は電源部に漏電ブレーカーを搭載する機器が増えてい
る。漏電ブレーカーには、大きく分けて電磁遮断機タイ
プのものと、差動検出型との2種類ある。しかし、電磁
遮断機タイプのものは大きく、価格が高いことから複写
機、プリンター等では差動検出型を搭載している。
【0004】差動検出型の漏電ブレーカーの構造を図1
4に示す。図14に示すように、負荷1402に供給さ
れるAC電源の活電部に、例えば人が触れることによっ
て発生する漏れ電流の有無を行きの電流と帰りの電流と
の電流差を検出する零相変流器(ZCT)1401で検
出し、その零相変流器(ZCT)1401の検出信号を
増幅器(AMP)1403で増幅し、コンパレータ14
04の出力により、漏洩電流が流れているかを判定し、
予め決められた漏洩電流が規定時間以上流れていると判
定されたときには、トリップコイルを動作させ、ブレー
カー接点部をオフする構成になっている。
【0005】しかし、漏電検出および、漏電遮断の動作
のためには、漏電ブレーカーに漏電ブレーカー駆動用電
力を供給することが必要であり、このため、例えば漏電
ブレーカー内部に漏電ブレーカー用駆動用電源を設けた
り、あるいはAC電源を漏電フレーカーに入力すること
により、常に電力を供給することが必要となり、漏電ブ
レーカー内部で電力の消費が発生することになる。ま
た、複写機、プリンター等における電源装置のノイズフ
ィルターにはコンデンサが接続されており、ACプラグ
を抜いた時にプラグに接触し感電するのを防止するた
め、放電用抵抗が接続されている。その抵抗もまた、常
に電力を消費している。
【0006】一方、世の中の動きとして、省エネへの要
求が高まってきており、複写機、プリンター等の製品に
おいても待機時に必要のない部分の電源を遮断する機能
などにより、消費電力数Wレベルまで低減されている
が、更なる改善が求められている。
【0007】省エネの観点から、漏電ブレーカー単体の
省電力化に関する構成を提案した特許出願として、例え
ば特開平2−97220、特開平5−174697があ
る。
【0008】特開平2−97220に記載の構成は、漏
電遮断器の検出部に対して電源を供給する電源部に定電
圧ダイオードと定電流ダイオードを並列に接続すること
で消費電力を低減させる構成を示している。しかしなが
ら、本構成は、ワールドワイド対応電源、すなわち10
0〜200V入力の各電圧に対応させる構成とした場
合、高電圧時の消費電力が大きくなり、入力電圧に比例
して損失が増加するという問題が発生する。また、特開
平5−174697においても、漏電遮断器の検出部に
電源を供給する電源部に定電圧ダイオードと定電流ダイ
オードを並列に接続する構成を開示しており、上記と同
様の問題がある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】複写機・プリンターへ
の省エネ要求は高まるばかりで、複写機・プリンターに
おける待機電力は世界的に1W以下の目標が掲げられて
いる。しかしながら、現実のEU(ヨーロッパ)向け機
器などでは電源装置の漏電ブレーカーやノイズフィルタ
ーにおいて約0.4Wも消費しており、1W以下を目指
すためには安全性などの必要機能を犠牲にせずに漏電ブ
レーカーを含む電源装置の損失を低減することが必須と
なっている。
【0010】また、漏電ブレーカーや電力変換装置な
ど、各構成部専用の部品をそれぞれ組み合わせて使用し
た装置構成とすると、漏電ブレーカーと電力変換装置の
各々に制御電圧用電源生成回路を構成することが必要と
なり、コスト面で見ても無駄が発生している。
【0011】本発明は、この様な問題に対処するために
なされたもので、第1として、漏電ブレーカーやノイズ
フィルターの単独機能では成し得なかった、電力消費の
低減を可能とする省エネに優れた電源装置を提供するこ
とを目的とする。また、第2として、機能の重複による
無駄を防ぐことによるコスト低減を実現した電源装置を
提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の側面は、
負荷に対する電力供給を行なう電源装置であり、前記電
源装置は、前記負荷に対する電力調整手段としての電力
変換装置と、主電源から前記電力変換装置に至る回路導
体中の電流検出により漏電を検出する漏電検出手段と、
前記漏電検出手段の漏電の検出に応じて前記電源から負
荷に至る電力供給を停止する制御部とを有する漏電ブレ
ーカーを有し、前記漏電ブレーカーは、前記電力変換装
置からの電力供給により動作する構成を有することを特
徴とする電源装置にある。本構成によれば、従来の商用
電源から直接供給する構成と異なり、商用電源の電圧制
御用の抵抗、変圧手段等の電源制御手段を漏電ブレーカ
ーの電源入力部に構成する必要がなく、これらの構成部
品、例えば抵抗等における電力消費を発生させることが
ないため、エネルギー効率の高い駆動用電源供給が可能
となる。
【0013】さらに、本発明の電源装置の一実施態様に
おいては、前記漏電ブレーカーは、前記主電源からの電
力供給、および、前記電力変換装置からの電力供給を切
り替えて動作する構成を有し、前記漏電ブレーカーは、
前記電力変換装置からの漏電ブレーカーに対する電力供
給が行われるまでの電力を前記主電源からの電力供給に
より動作する構成を有することを特徴とする。本構成に
よれば、外部電源を利用する構成とすることで、消費電
力の低減が図れるとともに主電源供給直後の電力変換装
置からの外部電源の非供給状態においても漏電ブレーカ
ーを動作させることが可能となる。
【0014】さらに、本発明の電源装置の一実施態様に
おいては、前記電力変換装置内部の制御回路駆動用電源
を、前記漏電ブレーカーに対する、前記電力変換装置か
らの電力供給源として用いる構成としたことを特徴とす
る。本構成によれば、電力変換装置内部に新たな回路構
成を設けることなく、漏電ブレーカーに対する電源供給
が可能となる。
【0015】さらに、本発明の電源装置の一実施態様に
おいては、前記電力変換装置は、前記漏電ブレーカーに
対する電力供給用回路として専用トランスを有する構成
であることを特徴とする。本構成によれば、任意の設定
電圧を調整して漏電ブレーカーに対する電源供給を行な
うことが可能となる。
【0016】さらに、本発明の電源装置の一実施態様に
おいては、前記電力変換装置は、前記漏電ブレーカーに
対する電力供給用回路として専用磁気結合型巻線を有す
る構成であることを特徴とする。本構成によれば、任意
の設定電圧を調整して漏電ブレーカーに対する電源供給
を行なうことが可能となる。
【0017】さらに、本発明の電源装置の一実施態様に
おいては、前記漏電ブレーカーは、前記主電源からの電
力供給、および、前記電力変換装置からの電力供給を切
り替えて動作する構成を有し、前記漏電ブレーカーは、
前記主電源からの電力供給をオンオフするスイッチと、
前記電力変換装置からの漏電ブレーカーに対する電力供
給が開始されたことの検出に応じて、前記スイッチをオ
フとして前記主電源からの電力供給を停止させる制御を
行なうスイッチ制御手段とを有する構成であることを特
徴とする。本構成によれば、外部電源を利用する構成と
することで、消費電力の低減が図れるとともに電力変換
装置からの外部電源の非供給状態においても漏電ブレー
カーを動作させることが可能となる。
【0018】さらに、本発明の電源装置の一実施態様に
おいては、前記電源装置は、主電源から前記電力変換装
置に至る回路導体中にノイズフィルターを有し、前記漏
電ブレーカーは、前記主電源からの電源供給停止時に前
記ノイズフィルターに蓄積された電荷の流路として電力
を消費する抵抗を含む電流経路を有し、前記ノイズフィ
ルター内部には放電抵抗を持たない構成としたことを特
徴とする。本構成によれば、ノイズフィルターに、放電
抵抗を設ける必要がなくなり、無駄な電力の消費を削減
できる。
【0019】さらに、本発明の電源装置の一実施態様に
おいては、前記電力変換装置は、負荷の動作モードにお
いて負荷に対する電力供給を行なう主電源部と、省エネ
モードにおいて負荷に対する電力供給を行なう副電源部
との2つの電力変換装置からなる構成を有し、前記漏電
ブレーカーは、前記主電源部からの電力供給により動作
する構成を有することを特徴とする。本構成によれば、
省エネモード時(Sleep mode)には、漏電ブ
レーカーが非動作状態に移行し、消費電力をさらに低減
させることが可能となる。
【0020】さらに、本発明の電源装置の一実施態様に
おいては、前記漏電ブレーカーは、内部に漏電ブレーカ
ー駆動用2次電池を有し、前記電力変換装置からの電力
供給の停止時に前記漏電ブレーカー駆動用2次電池によ
る電力供給により動作する構成としたことを特徴とす
る。本構成によれば、定常動作時は、電力変換装置から
漏電ブレーカーに対する給電を実行し、省エネモード時
のみ2次電池により動作させることが可能となる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の電源装置の詳細に
ついて図面を参照しながら説明する。
【0022】[実施例1]図1に本発明の実施例1に係
る電源装置の構成を示す。AC電源110から供給され
る電力は、漏電ブレーカー120、サーキットプロテク
タあるいはヒューズなどによって構成される過電流保護
装置130、ノイズフィルター140、電力変換装置1
50を介して、負荷160に供給される。ここでの負荷
160は例えばプリンタ、複写機等を構成する様々な電
力消費構成部品である。
【0023】漏電ブレーカー120は、漏電時にAC電
源110から供給される電源を遮断する遮断スイッチ
(SW)124を有し、遮断スイッチ(SW)124を
動作させるか否かの判定信号供給手段として、漏電によ
る電流の不平衡を検出する検出部(ZCT)123を有
する。検出部(ZCT)123の検出信号を入力して、
遮断スイッチ124をオフさせる制御を実行するのが制
御部(cont.1)121である。
【0024】本実施例の構成では、漏電ブレーカー12
0の検出部(ZCT)123の検出信号を入力し、この
入力信号に基づいて遮断スイッチ124をオフする制御
を実行する制御部(cont.1)121に対する駆動
電源を電力変換装置150から供給する。
【0025】漏電ブレーカー120駆動用電源は電力変
換装置150に構成した外部給電端子から制御部(co
nt.1)121のVcc端子を通して供給される。コ
ンデンサ122はVcc端子供給電圧の安定化用であ
る。漏電ブレーカー120は、電力変換装置150から
電力が供給される場合に駆動し、電力変換装置150か
らの電力の供給ストップにより非動作状態となり、電力
変換装置の動作状態に応じて漏電ブレーカー120の動
作がON/OFF制御される。
【0026】本実施例の構成によれば、漏電ブレーカー
の駆動用電源を商用電源(AC電源110)から直接入
力して使用する構成でないため、商用電源の電圧制御用
の抵抗、変圧手段等の電源制御手段を漏電ブレーカーの
電源入力部に構成する必要がなく、これらの構成部品、
例えば抵抗等において電力消費の発生がないため、エネ
ルギー効率の高い駆動用電源供給が可能となる。また、
上述のように、漏電ブレーカー内部に電源制御手段を構
成する必要がないため、装置の小型化、低コスト化が実
現される。
【0027】[実施例2]次に、図2を用いて本発明の
電源装置の実施例2について説明する。図1と同様、A
C電源210から供給される電源は、漏電ブレーカー2
20、サーキットプロテクタあるいはヒューズなどによ
って構成される過電流保護装置230、ノイズフィルタ
ー240、電力変換装置250を介して、負荷(図示せ
ず)に対する電力が供給される。
【0028】漏電ブレーカー220は、漏電時にAC電
源210から供給される電源を遮断する遮断スイッチ
(SW)224、漏電による電流の不平衡を検出する検
出部(ZCT)223を有する。検出部(ZCT)22
3の検出信号を入力して、遮断スイッチ224をオフさ
せる制御を実行するのが制御部(cont.1)221
である。
【0029】図2の構成は、遮断スイッチ(SW)22
4、漏電による電流の不平衡を検出する検出部(ZC
T)223、検出信号により遮断スイッチ224をオフ
させる制御部(cont.1)221を有する点は実施
例1と同様であるが、実施例2は、漏電ブレーカー駆動
用電源として、2つの駆動用電源構成を持つ。
【0030】第1の電源は、ダイオードブリッジ(D
B)225、抵抗(R1)226、コンデンサ(C1)
222からなる内部電源部であり、第2の電源は、実施
例1と同様、電力変換装置250から給電可能な外部給
電部である。
【0031】図2の2つの電源供給構成を持つ漏電ブレ
ーカーの動作について説明する。AC電源210投入直
後、すなわち、電力変換装置250からの外部給電が得
られない状態における漏電ブレーカー220の駆動用電
源はAC電源210である。この状態では、AC電源2
10をダイオードブリッジ(DB)225にて整流し、
抵抗(R1)226をとおしてコンデンサ(C1)22
2に駆動電源を充電して制御部221に電力を供給す
る。すなわち、AC電源210からの電力により漏電ブ
レーカーを動作させている。
【0032】次に、AC電源210投入後、所定時間経
過の後、漏電ブレーカー220の後段に接続された電力
変換装置250が起動して、電力変換装置250の出力
が安定化した時点では、先に説明した実施例1と同様、
電力変換装置250に構成した外部給電端子から制御部
(cont.1)221のVcc端子を通して漏電ブレ
ーカー220に電力を供給する。すなわち、電力変換装
置250からの電力により漏電ブレーカーを動作させて
いる。
【0033】本構成では、AC電源210投入直後、す
なわち、電力変換装置250からの外部給電が得られな
い状態でも、漏電ブレーカー220の動作が保証され、
さらに信頼性の高い漏電検出、電源遮断処理が可能とな
る。また、AC電源210投入後、所定時間経過の後、
漏電ブレーカー220の後段に接続された電力変換装置
250が起動して、電力変換装置250の出力が安定化
した時点では、電力変換装置250から電源供給を行な
うことが可能となり、例えば抵抗R1,226への電力
供給は電力変換装置から電源供給されるまでの間のみで
よく、抵抗値を大きくできるので無駄な消費電力が発生
せず、エネルギー効率の高い電源供給が実現される。
【0034】(電力変換装置側構成例)次に、図3を参
照して、上述した実施例1、実施例2における電力変換
装置からの漏電ブレーカーに対する電源供給構成の詳細
を説明する。図3には、先に図1を参照して説明した実
施例1に対応する構成を持つ漏電ブレーカーに対する電
力変換装置からの電源供給構成を示しているが、実施例
2の構成においても、電力変換装置からの漏電ブレーカ
ーに対する電源供給構成については、図3と同様の構成
とすることができる。
【0035】図3において、電力変換装置150は、A
C電源110から供給される電源を、漏電ブレーカー1
20、サーキットプロテクタあるいはヒューズなどによ
って構成される過電流保護装置130、ノイズフィルタ
ー140を介して受領し、ダイオードブリッジ(DB)
151にて整流し、制御回路(cont.2)152の
制御の下に、トランジスタ(Q3)、ダイオード(D
3)、コンデンサ(C3)等によって構成されるスイッ
チング回路を制御し、トランス(T1)153にて変圧
して負荷に対して電源供給を行なう。
【0036】漏電ブレーカー120の制御部(con
t,1)121に対する電源は、電力変換装置150内
のダイオードブリッジ(DB)151による整流後の制
御回路(cont.2)152の駆動用電源を取得する
構成としてある。この制御回路(cont.2)152
の駆動用電源を漏電ブレーカー120の制御部(con
t,1)121に対する電源として適用する。
【0037】本構成のように、商用電源としてのAC電
源110に接続された電力変換装置150の制御回路1
52の駆動用電源を漏電ブレーカー120に給電する構
成とすることで、従来の電力変換装置150をそのまま
適用しても、少数の部品追加、すなわち、漏電ブレーカ
ーに対する電源供給用の配線を電力変換装置に対して行
なうのみで漏電ブレーカーに対する電源供給構成が実現
される。また、本構成においても、実施例1の構成と同
様、商用電源を直接、漏電ブレーカー電源として用いた
場合の抵抗等によるエネルギー損失が発生することがな
いため、少ないエネルギーで漏電ブレーカーを動作可能
とすることができる。
【0038】(その他の電力変換装置側構成例)次に、
図4〜図6を参照して、本発明の電源装置における、漏
電ブレーカーに対して電源を供給する電力変換装置のそ
の他の構成例について説明する。
【0039】図4において、電力変換装置450は、A
C電源110から供給される電源を、漏電ブレーカー1
20、サーキットプロテクタあるいはヒューズなどによ
って構成される過電流保護装置130、ノイズフィルタ
ー140を介して受領し、ダイオードブリッジ(DB)
451にて整流し、制御回路(cont.2)452の
制御の下に、トランジスタ(Q3)、ダイオード(D
3)、コンデンサ(C3)等によって構成されるスイッ
チング回路を制御し、トランス(T2)453にて変圧
して負荷に対して電源供給を行なう。
【0040】図4に示す構成例においては、電力変換装
置400内部のトランス(T2)453に、漏電ブレー
カー120に対する給電用の別の専用トランスとして漏
電ブレーカー給電用トランス455を設け、その電力を
ダイオード:D2,461とコンデンサ:C2,462
により整流して、漏電ブレーカー120の制御部(co
nt.1)121のVcc端子に供給する構成としてい
る。
【0041】図5は、トランスによる絶縁を必要としな
い非絶縁型チョッパー回路を搭載した電力変換装置50
0の構成を示す。電力変換装置500は、AC電源から
供給される電源を、漏電ブレーカー120、過電流保護
装置130、ノイズフィルター140を介して受領し、
ダイオードブリッジ(DB)551にて整流し、制御回
路(cont.2)552の制御の下に、トランジスタ
(Q3)、ダイオード(D3)、コンデンサ(C3)等
によって構成されるスイッチング回路を制御し、非絶縁
型チョッパー回路553を介して負荷に対して電源供給
を行なう。
【0042】本構成では、非絶縁型チョッパー回路55
3を介した出力を漏電ブレーカー120の制御部(co
nt.1)121のVcc端子に供給する構成としてい
る。
【0043】図6は、図5の構成例と同様、トランスに
よる絶縁を必要としない非絶縁型チョッパー回路を搭載
した電力変換装置であり、電力変換装置600は、AC
電源から供給される電源を、漏電ブレーカー120、過
電流保護装置130、ノイズフィルター140を介して
受領し、ダイオードブリッジ(DB)651にて整流
し、制御回路(cont.2)652の制御の下に、ト
ランジスタ(Q3)、ダイオード(D3)、コンデンサ
(C3)等によって構成されるスイッチング回路を制御
し、非絶縁型チョッパー回路653を介して負荷に対し
て電源供給を行なう。
【0044】図6に示す構成例においては、漏電ブレー
カー120に対する給電部に、トランスによる絶縁を必
要としない非絶縁型チョッパー回路を搭載した電力変換
装置のチョークコイル:L1に別の磁気結合型巻線とし
て漏電ブレーカー給電専用の漏電ブレーカー給電用巻線
655を設け、漏電ブレーカー給電用巻線655を介し
て取得する電力をダイオード:D2,661とコンデン
サ:C2,662により整流して、漏電ブレーカー12
0の制御部(cont.1)121のVcc端子に供給
する構成としている。
【0045】図4〜図6のいずれの構成においても、漏
電ブレーカーの駆動用電源を商用電源(AC電源11
0)から直接入力して使用する構成でないため、商用電
源の電圧制御用の抵抗、変圧手段等の電源制御手段を漏
電ブレーカーの電源入力部に構成する必要がなく、これ
らの構成部品、例えば抵抗等において電力消費の発生が
ないため、エネルギー効率の高い駆動用電源供給が可能
となる。また、上述のように、漏電ブレーカー内部に電
源制御手段を構成する必要がないため、装置の小型化、
低コスト化が実現される。
【0046】さらに、図4、または図6に示した構成に
よれば、図4の漏電ブレーカー給電用トランス455ト
ランス、図6の漏電ブレーカー給電用巻線655の構成
を調整することで、任意の電圧値を得ることが可能とな
り、漏電ブレーカーに対応した適正な電圧値に調整可能
な構成とすることが可能となる。
【0047】[実施例3]次に、図7、図8を用いて本
発明の電源装置の実施例3について説明する。図1と同
様、AC電源710から供給される電源は、漏電ブレー
カー720、サーキットプロテクタあるいはヒューズな
どによって構成される過電流保護装置730、ノイズフ
ィルター740、電力変換装置750を介して、負荷
(図示せず)に対する電力が供給される。
【0048】漏電ブレーカー720は、漏電時にAC電
源710から供給される電源を遮断する遮断スイッチ
(SW)724、漏電による電流の不平衡を検出する検
出部(ZCT)723を有する。検出部(ZCT)72
3の検出信号を入力して、遮断スイッチ724をオフさ
せる制御を実行するのが制御部(cont.1)721
である。
【0049】図7の構成は、遮断スイッチ(SW)72
4、漏電による電流の不平衡を検出する検出部(ZC
T)723、検出信号により遮断スイッチをオフさせる
制御部(cont.1)721を有する構成であり、ま
た、漏電ブレーカー駆動用電源としては、ダイオードブ
リッジ(DB)725、抵抗(R1)726を介したA
C電源710、および、電力変換装置750との2つの
駆動用電源を持った構成としている。ここまでの構成
は、実施例2と同様である。
【0050】実施例3においては、抵抗(R1)726
と制御部721の間にスイッチ回路(SW2)727を
挿入し、スイッチ回路(SW2)727のオンオフ制御
を行うスイッチ制御回路(SW cont.)728を
設けている。
【0051】実施例3に示すスイッチ構成は、以下の動
作を実行する。すなわち、電力変換装置750から漏電
ブレーカー720に対する駆動電源が供給されると、ス
イッチ制御回路(SW cont.)728の制御のも
とにスイッチ回路(SW2)727をオフとする処理を
実行する。このスイッチ動作により、抵抗(R1)72
6での電力ロスが削減できる。
【0052】図7の構成を持つ漏電ブレーカーの動作シ
ーケンスについて説明する。AC電源710投入直後、
すなわち、電力変換装置750からの外部給電が得られ
ない状態での漏電ブレーカー720の駆動用電源はAC
電源710となる。この状態では、AC電源710をダ
イオードブリッジ(DB)725にて整流し、抵抗(R
1)726、オン状態のスイッチ回路(SW2)727
をとおしてコンデンサ(C1)722に駆動電源を充電
して制御部721に供給する。この処理によってAC電
源710からの電力により漏電ブレーカーを動作させて
いる。
【0053】次に、AC電源210投入後、所定時間経
過の後、漏電ブレーカー220の後段に接続された電力
変換装置250が起動して、電力変換装置250の出力
が安定化した状態に移行すると、先に説明した実施例1
と同様、電力変換装置250に構成した外部給電端子か
ら制御部(cont.1)221のVcc端子を通して
漏電ブレーカー220駆動用電源の供給が開始する。ま
た、この状態に移行する時点、すなわち、電力変換装置
750から漏電ブレーカー720に対する駆動電源が供
給されると、スイッチ制御回路(SW cont.)7
28の制御のもとにスイッチ回路(SW2)727をオ
フとする処理が実行される。
【0054】スイッチ回路(SW2)727がオフとな
ることにより、抵抗(R1)726への電力供給がスト
ップし、抵抗(R1)726における電力ロスが停止
し、電力消費が削減される。
【0055】本構成では、AC電源710投入直後、す
なわち、電力変換装置750からの外部給電が得られな
い場合における漏電ブレーカー720の動作が保証さ
れ、また電力変換装置750から漏電ブレーカー720
に対する駆動電源が供給された後は、スイッチ回路(S
W2)727をオフとすることで、抵抗(R1)726
での電力ロスが削減でき、低電力消費を実現できる。
【0056】図8は、図7のスイッチ回路(SW2)7
27、およびスイッチ制御回路(SW cont.)7
28の具体構成例を示した図である。
【0057】トランジスタQ1,801は抵抗R1,7
26と制御部721との間のスイッチ回路、すなわち図
7に示すスイッチ(SW2)727を構成しており、ト
ランジスタQ2,803、抵抗R2,804、抵抗R
3,805、ツェナーダイオードD1,806はスイッ
チ制御回路、すなわち図7に示すスイッチ制御回路72
8を構成している。
【0058】ツェナーダイオードD1,806は、動作
電圧が制御部721の動作開始電圧より十分高く、外部
(電力変換装置750)より供給される外部電源電圧よ
りトランジスタQ2,803のベースエミッタ間電圧
(Vbe)以上低いものを使用する。本構成における動
作について説明する。電源投入時、漏電ブレーカー72
0に対する電力変換装置750からの給電がない状態で
は、トランジスタQ1,801は抵抗R2,804を通
じてベース電流が供給されるためONとなり、抵抗R
1,726を通して、AC電源710、ダイオードブリ
ッジ(DB)725を介して電流が流れ、コンデンサC
1,722を充電して駆動用電圧が一定に達すると漏電
ブレーカーの制御部が動作を開始する。この時点では、
AC電源710が漏電ブレーカの駆動電源となる。
【0059】その後、電力変換装置750が動作を開始
すると電力変換装置750側から漏電ブレーカー720
駆動用外部電源が供給されるので、駆動用電圧が上昇し
てツェナーダイオードD1,806の電圧とトランジス
タQ2,803のVbeの合計以上になるとトランジス
タQ2,803がONになりトランジスタQ1,801
はオフ状態になり、AC電源710から漏電ブレーカー
720の制御部721への電力供給が停止され、電力変
換装置750からの電源供給に切り替えられる。
【0060】なお、電力変換装置750からの電源供給
に切り替えられた後の電力消費について考察すると、ト
ランジスタQ1,801のhfe(hybrid Fo
rward emitter)が100以上とすると抵
抗R2,804の値は抵抗R1,726の10倍以上に
できるので抵抗R2,804、抵抗R3,805、トラ
ンジスタQ2,803、ツェナーダイオードD1,80
6の電力損失は抵抗R1,726に比較して十分小さく
できるので、電力変換装置750からの電源供給に切り
替え後の電力消費は小さくなる。
【0061】[実施例4]次に、図9を用いて本発明の
電源装置の実施例4について説明する。図9に示す実施
例4は、ノイズフィルターの改善による消費電力低減を
実現した構成である。
【0062】従来型のノイズフィルターの構成につい
て、先の図8を用いて説明する。ノイズフィルター83
0には、ACプラグを抜いたときに感電しないように、
放電抵抗R4,831がとりつけられている。これは安
全規格でプラグを抜いて1秒後にプラグ両端の電圧を4
3V以下とすることが決められているために、ノイズフ
ィルター830内のコンデンサC5,C6の電荷を放電
させるためのものである。しかし、この放電抵抗R4,
831により無駄な電力が常に≒0.1Wも消費されて
いる。
【0063】実施例4は、このノイズフィルター内の放
電抵抗を省略した構成を持つ。図9に示すように、本実
施例4の構成のノイズフィルター930には、先の図8
に示す放電抵抗が設けられていない。図9の漏電ブレー
カー920の構成は、先の図7、図8を用いて説明した
と同様、抵抗(R1)726と制御部721の間に、ト
ランジスタQ1,801からなるスイッチ回路を構成
し、スイッチ回路(トランジスタQ1,801)のオン
オフ制御を行うため、トランジスタQ2,803、抵抗
R2,804、抵抗R3,805、ツェナーダイオード
D1,806によるスイッチ制御回路を構成している。
【0064】図9に示す構成における動作について説明
する。ACプラグ910を抜いたときには電力変換装置
950が停止し、それに伴い漏電ブレーカー920内の
スイッチ制御回路を構成するトランジスタQ2,803
がオフする。その後、ノイズフィルター930のコンデ
ンサC5,C6の電荷が抵抗R2,804を通してトラ
ンジスタQ1,801をONさせ抵抗R1,726を通
して電力消費が発生して放電できる。よって、ノイズフ
ィルター930内に放電抵抗を回路に挿入しなくても感
電を防止できる。すなわち主電源としてのACプラグ9
10からの電源供給停止時にノイズフィルター930に
蓄積された電荷が、漏電ブレーカー920に形成された
電力を消費する抵抗を含む電流経路に流れることによっ
て放電が可能となる。
【0065】本構成によれば、ノイズフィルターに、図
8に示すような放電抵抗R4,800を設ける必要がな
くなり、無駄な電力の消費を削減できる。
【0066】[実施例5]次に、図10を用いて本発明
の電源装置の実施例5について説明する。多くの複写機
やプリンターでは、省電力化を図るため、装置の動作時
と省エネモード時(Sleep mode)とで、異な
る電力変換装置により給電を行なう構成としている。す
なわち、図10に示すように、動作時には、定着装置や
メイン電源としての主電力変換装置である電源部2,1
002への給電を実行し、省エネモード時(Sleep
mode)には、SW3,1003をオフ(開)とす
ることにより電源部2,1002への給電を遮断し、タ
イマ、ディスプレイ表示等、省エネモード時(Slee
p mode)においても給電の必要な部分にのみ給電
を行なう副電力変換装置としての電源部1,1001を
介して給電を行い、電力消費を抑制している。
【0067】省エネモード時(Sleep mode)
は、SW3,1003をオフ(開)とすることにより基
本的にACラインに接続されている装置は、漏電ブレー
カー・サーキットプロテクタ・ノイズフィルター・待機
電源:電源部1,1001となる。省エネモード時(S
leep mode)は、動作状態となる装置の数も少
なく人も操作しないので、漏電の危険性は低く漏電ブレ
ーカー1020を停止させても安全上は問題がない。
【0068】よって、図10のようにメイン電源:電源
部2,1002から漏電ブレーカー1020駆動用電源
を供給する構成とし、省エネモード時(Sleep m
ode)は、漏電ブレーカー1020を停止させて、漏
電ブレーカーによる電力消費を抑えた構成とした。
【0069】本構成により、省エネモード時(Slee
p mode)には、漏電ブレーカー1020が非動作
状態に移行し、消費電力をさらに低減させることが可能
となる。
【0070】[実施例6]次に、図11を用いて本発明
の電源装置の実施例6について説明する。図11の漏電
ブレーカー1120は、電力変換装置1150からのみ
電源供給構成を持ち、AC電源1110からの電源供給
構成を持たない構成である。
【0071】電力変換装置1150からのみの電源供給
構成とした場合、万が一、漏電ブレーカー1120に対
して電源供給している電力変換装置1150装置が故障
した場合には、漏電ブレーカー1120の動作が停止す
ることになってしまう。図11に示す実施例6の構成
は、如何なるときにも漏電ブレーカーを動作可能として
安全性を確保するために、漏電ブレーカー1120の制
御部1121のVCC−GND間に外部給電電圧よりも
低いが制御部1121が動作可能な電圧を持ったバッテ
リーなどの2次電池:Bat.1127と逆流防止兼切
り替え回路用ダイオード:D5,1128を挿入した構
成とした。
【0072】本構成とすることで、漏電ブレーカー11
20に対して電力変換装置1150からの外部給電が途
絶えた場合でも、2次電池:Bat.1127が切り替
え回路のダイオードD5,1128を通して制御部11
21に給電することが可能となり、漏電ブレーカー11
20の動作状態を保持できる。
【0073】なお、2次電池:Bat.1127は、電
力変換装置1150からの外部給電時に充電可能な構成
とすることで、バッテリー切れによるバッテリー取り替
え処理を不要とすることが可能である。
【0074】上記バッテリーを持つ構成を、前述の実施
例5(図10参照)に示した2つの電源構成を持つ電源
装置に適用した構成例を図12に示す。図12は、先の
図10と同様、負荷の動作時用の電源部2,1202
と、省エネモード時(Sleep mode)に給電を
行なう電源部1,1201を有し、各電源切り換え用の
スイッチ1203を有している。
【0075】本構成において、定常動作時は、動作時用
の電源部2,1202から漏電ブレーカー1220に対
する給電を実行し、省エネモード時のみ2次電池:Ba
t.1227により動作させることが可能となる。
【0076】本構成においても、2次電池:Bat.1
227は、電力変換装置1202からの外部給電時に充
電可能な構成とすることで、バッテリー切れによるバッ
テリー取り替え処理を不要とすることが可能である。
【0077】以上、特定の実施例を参照しながら、本発
明について詳解してきた。しかしながら、本発明の要旨
を逸脱しない範囲で当業者が該実施例の修正や代用を成
し得ることは自明である。すなわち、例示という形態で
本発明を開示してきたのであり、限定的に解釈されるべ
きではない。本発明の要旨を判断するためには、冒頭に
記載した特許請求の範囲の欄を参酌すべきである。
【0078】
【発明の効果】以上、記述したように本発明の電源装置
によれば、漏電ブレーカーの駆動用電力を電力変換装置
から供給する構成としたので、従来の商用電源から直接
供給する構成と異なり、商用電源の電圧制御用の抵抗、
変圧手段等の電源制御手段を漏電ブレーカーの電源入力
部に構成する必要がなく、これらの構成部品、例えば抵
抗等における電力消費を発生させることがないため、エ
ネルギー効率の高い漏電ブレーカー駆動用電源供給が可
能となる。
【0079】また、本発明の電源装置によれば、漏電ブ
レーカー内部に電源制御手段を構成する必要がないた
め、装置の小型化、低コスト化が実現される。
【0080】また、漏電ブレーカーの給電構成を商用電
源を用いる内部電源と、電力変換装置からの外部電源と
の2電源構成として、適宜、漏電ブレーカーの内部電源
を切り離して、外部電源を利用する構成とすることで、
消費電力の低減が可能となるとともに電力変換装置から
の外部電源の非供給状態においても漏電ブレーカーを動
作させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の電源装置の構成例(実施例1)を示
す図である。
【図2】 本発明の電源装置の構成例(実施例2)を示
す図である。
【図3】 本発明の電源装置の構成例における電力変換
装置の給電構成を示す図である。
【図4】 本発明の電源装置の構成例における電力変換
装置の給電構成を示す図である。
【図5】 本発明の電源装置の構成例における電力変換
装置の給電構成を示す図である。
【図6】 本発明の電源装置の構成例における電力変換
装置の給電構成を示す図である。
【図7】 本発明の電源装置の構成例(実施例3)を示
す図である。
【図8】 本発明の電源装置の構成例(実施例3)の詳
細回路構成例を示す図である。
【図9】 本発明の電源装置の構成例(実施例4)を示
す図である。
【図10】 本発明の電源装置の構成例(実施例5)を
示す図である。
【図11】 本発明の電源装置の構成例(実施例6)を
示す図である。
【図12】 本発明の電源装置の実施例6の変形例を示
す図である。
【図13】 一般的な電源装置の構成例を示す図であ
る。
【図14】 一般的な電源装置の漏電ブレーカー構成例
を示す図である。
【符号の説明】
110 AC電源、120 漏電ブレーカー、121
制御部、122 コンデンサ、123 検出部、130
過電流保護装置、140 ノイズフィルター、150
電力変換装置、151 ダイオードブリッジ(D
B)、152 制御回路、153 トランス、160
負荷210 AC電源、220 漏電ブレーカー、22
1 制御部、222 コンデンサ、223 検出部、2
26 抵抗230 過電流保護装置、240 ノイズフ
ィルター、250 電力変換装置、400 電力変換装
置、451 ダイオードブリッジ(DB)、452 制
御回路、453 トランス、561 ダイオード、46
2 コンデンサ、500 電力変換装置、551 ダイ
オードブリッジ(DB)、552 制御回路、553
チョッパー回路600 電力変換装置、651 ダイオ
ードブリッジ(DB)、652 制御回路、653 チ
ョッパー回路655 漏電ブレーカー給電用巻線、66
1 ダイオード、662 コンデンサ、710 AC電
源、720 漏電ブレーカー、721 制御部、722
コンデンサ、723 検出部、726 抵抗、727
スイッチ回路、728 スイッチ制御回路、730
過電流保護装置、740 ノイズフィルター、750
電力変換装置、801 トランジスタQ1、803 ト
ランジスタQ2、804 抵抗R2、805抵抗R3、
806 ツェナーダイオードD1、830 ノイズフィ
ルター、831 抵抗R4910 AC電源、920
漏電ブレーカー、930 ノイズフィルター、950
電力変換装置、1001,1002 電力変換装置、1
003 スイッチ、1020 漏電ブレーカー、102
1 制御部、1120 漏電ブレーカー、1121 制
御部、1150 電力変換装置、1127 2次電池:
Bat.、1128 ダイオード1201,1202
電力変換装置、1203 スイッチ、1220 漏電ブ
レーカー、1221 制御部、1301 AC電源、1
302 過電流保護装置、1303 ノイズフィルタ
ー、1304 電力変換装置、1311 主電源部、1
312 副電源部、1313 スイッチ、1401 零
相変流器(ZCT)、1402 負荷、1403 増幅
器(AMP)、1404 コンパレータ、

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】負荷に対する電力供給を行なう電源装置で
    あり、 前記電源装置は、 前記負荷に対する電力調整手段としての電力変換装置
    と、 主電源から前記電力変換装置に至る回路導体中の電流検
    出により漏電を検出する漏電検出手段と、前記漏電検出
    手段の漏電の検出に応じて前記電源から負荷に至る電力
    供給を停止する制御部とを有する漏電ブレーカーを有
    し、 前記漏電ブレーカーは、前記電力変換装置からの電力供
    給により動作する構成を有することを特徴とする電源装
    置。
  2. 【請求項2】前記漏電ブレーカーは、前記主電源からの
    電力供給、および、前記電力変換装置からの電力供給を
    切り替えて動作する構成を有し、 前記漏電ブレーカーは、 前記電力変換装置からの漏電ブレーカーに対する電力供
    給が行われるまでの電力を主電源より供給することを特
    徴とする請求項1に記載の電源装置。
  3. 【請求項3】前記電力変換装置内部の制御回路駆動用電
    源を、前記漏電ブレーカーに対する、前記電力変換装置
    からの電力供給源として用いる構成としたことを特徴と
    する請求項1に記載の電源装置。
  4. 【請求項4】前記電力変換装置は、 前記漏電ブレーカーに対する電力供給用回路として専用
    トランスを有する構成であることを特徴とする請求項1
    に記載の電源装置。
  5. 【請求項5】前記電力変換装置は、 前記漏電ブレーカーに対する電力供給用回路として専用
    磁気結合型巻線を有する構成であることを特徴とする請
    求項1に記載の電源装置。
  6. 【請求項6】前記漏電ブレーカーは、前記主電源からの
    電力供給、および、前記電力変換装置からの電力供給を
    切り替えて動作する構成を有し、 前記漏電ブレーカーは、 前記主電源からの電力供給をオンオフするスイッチと、 前記電力変換装置からの漏電ブレーカーに対する電力供
    給が開始されたことの検出に応じて、前記スイッチをオ
    フとして前記主電源からの電力供給を停止させる制御を
    行なうスイッチ制御手段とを有する構成であることを特
    徴とする請求項1に記載の電源装置。
  7. 【請求項7】前記電源装置は、 主電源から前記電力変換装置に至る回路導体中にノイズ
    フィルターを有し、 前記漏電ブレーカーは、前記主電源からの電源供給停止
    時に前記ノイズフィルターに蓄積された電荷の流路とし
    て電力を消費する抵抗を含む電流経路を有し、 前記ノイズフィルター内部には放電抵抗を持たない構成
    としたことを特徴とする請求項1に記載の電源装置。
  8. 【請求項8】前記電力変換装置は、 負荷の動作モードにおいて負荷に対する電力供給を行な
    う主電源部と、 省エネモードにおいて負荷に対する電力供給を行なう副
    電源部との2つの電力変換装置からなる構成を有し、 前記漏電ブレーカーは、前記主電源部からの電力供給に
    より動作する構成を有することを特徴とする請求項1に
    記載の電源装置。
  9. 【請求項9】前記漏電ブレーカーは、内部に漏電ブレー
    カー駆動用2次電池を有し、 前記電力変換装置からの電力供給の停止時に前記漏電ブ
    レーカー駆動用2次電池による電力供給により動作する
    構成としたことを特徴とする請求項1に記載の電源装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101214868B1 (ko) 2012-05-15 2012-12-24 주식회사 코본테크 누전감지 ic의 전원공급을 반도체방식으로 제어하여 누전 비발생시 소비전력과 대기전력을 차단한 누전차단기
KR102060479B1 (ko) * 2017-11-30 2019-12-30 엘에스산전 주식회사 차단기
EP1833155B1 (de) * 2006-03-07 2020-07-15 Siemens Aktiengesellschaft Wechselrichter und Verfahren zum Betrieb des Wechselrichters

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