JP2003204506A - 画像入力装置 - Google Patents

画像入力装置

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JP2003204506A
JP2003204506A JP2001402067A JP2001402067A JP2003204506A JP 2003204506 A JP2003204506 A JP 2003204506A JP 2001402067 A JP2001402067 A JP 2001402067A JP 2001402067 A JP2001402067 A JP 2001402067A JP 2003204506 A JP2003204506 A JP 2003204506A
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JP2001402067A
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Kazuyuki Seki
和之 関
Takayasu Koshiishi
隆保 輿石
Keiichi Suzuki
啓一 鈴木
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/60Control of cameras or camera modules
    • H04N23/64Computer-aided capture of images, e.g. transfer from script file into camera, check of taken image quality, advice or proposal for image composition or decision on when to take image
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    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
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    • H04N23/60Control of cameras or camera modules
    • H04N23/63Control of cameras or camera modules by using electronic viewfinders
    • H04N23/633Control of cameras or camera modules by using electronic viewfinders for displaying additional information relating to control or operation of the camera

Abstract

(57)【要約】 【課題】 プログラム転送が不要で簡単にデジタルカメ
ラの機能を設定することができ、各種入力モードの操
作、および操作手順を簡単に設定でき、操作性を向上で
きること。 【解決手段】 外部装置で作成されたフォーマットリス
トは、I/F部107を介して主制御部104に入力さ
れ、記録部105に記録される。主制御部104の処理
部131は、このフォーマットリストを解析し、記述順
に各入力タグが示す入力モードに自動的に遷移し、使用
者に入力を促す。操作者は、表示部102の表示内容に
基づき、操作部106を入力操作するだけで、要求にし
たがって各入力モードに対応した入力操作をおこなえる
ようになる。入力操作で完成したフォーマットリスト
は、I/F部107を介して外部装置に送信でき、外部
装置は要求した入力データを完成後のフォーマットリス
トにより得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、各種マルチメデ
ィア入力をおこなう、より詳しくは、静止画撮影、音声
記録、動画撮影、文字入力など、複数の入力モードを有
するデジタルカメラ装置等において、これら各入力モー
ドでの入力操作を簡単におこなえる画像入力装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】デジタルカメラの原型は電子スチルカメ
ラであり、1981年頃から実用化され流通している。
その後、撮像デバイスCCDの高精細化、低価格化、記
録媒体カードメモリの大容量化、小型化、静止画像圧縮
符号化方式JPEGの半導体チップの出現等によって、
より小型、低価格、高性能の現在のデジタルカメラに進
化してきている。
【0003】携帯電話の急激な普及や、ノートPCの小
型化、PDAの普及によって、移動中に機器を使用する
環境が整ってきている。このような環境下において、画
像入力手段として普及してきたデジタルカメラは、パー
ソナルコンピュータやネットワークに結合し、画像だけ
でなく音声、動画など、あらゆるイメージ情報のキャプ
チャとして、マルチメディアシステムの重要な要素にな
ってきている。
【0004】また、このデジタルカメラは、単にイメー
ジ情報のキャプチャ機能に限らず、近年研究が活発化し
てきている身につけるコンピュータ(ウェアラブル・コ
ンピュータ)の候補として、携帯電話、PDA、パーム
トップPCとともに期待されている機器であり、インタ
ーネットとの接続機能、個人情報管理機能や、プレゼン
機能等、より高機能化が望まれてきている。
【0005】従来、FlashPoint社のDigi
taスクリプトのように、デジタルカメラで利用できる
プログラム開発用言語が提供されている。Digita
スクリプトを使うことによって、以下の機能を実現でき
る。
【0006】a.カメラ操作を簡易化できる。 複数操作のスクリプトによる簡素化 反復作業の自動化(定型操作のスクリプト化) b.カメラ操作をカスタマイズできる。 c.撮影を簡易化できる。 手順化された撮影条件にしたがって撮影(撮り忘れや、
パラメータ設定忘れを防げる) d.PC上の業務用アプリケーションで必要なデータを
作成できる。 テキストおよび画像ファイルの引用を含むホームページ
(HTML文書)の作成 PC上の画像アプリケーションに渡せるデータをテキス
トファイルで作成
【0007】また、特開平10−341396号公報
(名称:デジタルカメラの機能付加方法およびデジタル
カメラ、出願人:セイコーエプソン社)のものは、外部
から必要な機能のプログラムをデジタルカメラ内部に取
り込み、所望の機能を実現したものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
技術は、外部でプログラムを作成し、デジタルカメラに
取り込んで所望の機能を実現するものであり、このプロ
グラム自体を取り込み使用するため、機能の変更毎にプ
ログラム全体の転送が必要となり、また、デジタルカメ
ラ内部にプログラム格納用の所定容量のメモリエリアが
必要であった。
【0009】デジタルカメラの機能の拡張によって、近
年は静止画撮影に限らず、音声録音、動画撮影、テキス
ト等の文字入力等、複数の入力モードでの入力操作が可
能となっているが、これら各種入力モードを手順化して
入力できる機能が要望されている。従来、一連の操作で
得られた各種入力データを所定のフォーマットで外部の
パーソナルコンピュータに出力できる機能はなかった。
【0010】この発明は、上述した従来技術による問題
点を解消するため、プログラム転送が不要で簡単にデジ
タルカメラの機能を設定することができ、各種入力モー
ドの操作、および操作手順を簡単に設定でき、操作性を
向上できる画像入力装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決し、
目的を達成するため、請求項1の発明にかかる画像入力
装置は、あらかじめパーソナルコンピュータ等の外部装
置にて、画像入力装置が保有する複数の異なる入力機能
を選択的に用いた入力操作の手順が記述されたフォーマ
ットリストを取り込み、記録する記録手段と、前記取り
込んだフォーマットリストの記述内容を解析し、解析結
果に対応する入力機能を選択して該当する入力モードに
遷移させ、該入力モードでの入力操作内容を表示出力す
る処理手段と、前記選択された入力モードを表示する表
示手段と、前記表示手段に表示された入力モードに基づ
くデータ入力操作をおこなうための操作手段と、を備え
たことを特徴とする。
【0012】この請求項1の発明によれば、外部装置で
作成された要求に沿った入力モードの入力操作内容が表
示され、この表示により適切な入力モードでの入力操作
を実行でき、操作性の向上が図れる。また、フォーマッ
トリストを取り込み解析する処理であるためプログラム
転送が不要で装置のメモリ容量を取らない。
【0013】また、請求項2の発明にかかる画像入力装
置は、請求項1に記載の発明において、前記複数の入力
機能は、静止画、音声、動画、文字の入力であり、前記
処理手段は、選択された入力機能に対応する静止画撮
影、音声記録、動画撮影、テキスト入力のうち該当する
入力モードに遷移して該入力モードを前記表示手段に表
示出力し、該入力モードでのデータ入力操作を実行させ
ることを特徴とする。
【0014】この請求項2の発明によれば、各入力モー
ドが表示手段に表示されるため、指示にしたがった入力
操作をおこなうだけで一連の入力処理を完了できるよう
になる。
【0015】また、請求項3の発明にかかる画像入力装
置は、請求項2に記載の発明において、前記処理手段
は、前記遷移した入力モードで入力操作されて得られた
データを、前記記録手段に記録したフォーマットリスト
の該当記述位置に関連付けて更新記録することを特徴と
する。
【0016】この請求項3の発明によれば、指示された
入力操作をすることにより、フォーマットリスト上の記
述位置に入力データが関連付けられるので、各入力モー
ドで入力された入力データは、フォーマットリストの記
述形式で一連化できるようになる。
【0017】また、請求項4の発明にかかる画像入力装
置は、請求項3に記載の発明において、前記処理手段
は、前記遷移した入力モードで入力操作されて得られた
データの記録条件、ファイル属性等の付帯情報を該デー
タに関連付けして前記フォーマットリストを更新記録す
ることを特徴とする。
【0018】この請求項4の発明によれば、特別な入力
操作をせずともデータの記録条件、ファイル属性等の付
帯情報が関連付けされるので、より詳細な情報を記録で
き、管理等に用いることができるようになる。
【0019】また、請求項5の発明にかかる画像入力装
置は、請求項3に記載の発明において、前記記録手段に
は、あらかじめ装置や使用者の属性に関する画像や文字
等のデータが入力、保存可能であり、前記処理手段は、
前記取り込んだフォーマットリストの記述内容を解析
し、解析結果に対応する入力機能を選択して該当する入
力モードに遷移させ、該入力モードでの入力操作を表示
出力するとともに、該フォーマットリストの記述内容が
前記保存された装置や使用者の属性の入力を示す場合、
該装置や使用者の属性データを前記記録手段から読み出
し該当する記述箇所に入れ込み、該フォーマットリスト
を更新記録することを特徴とする。
【0020】この請求項5の発明によれば、装置や使用
者の属性をフォーマットリストに入れ込み更新でき、特
別な操作を不要としてより詳細な情報をフォーマットリ
ストに盛り込むことができ管理等の利便性の向上が図れ
るようになる。
【0021】また、請求項6の発明にかかる画像入力装
置は、請求項1〜5のいずれか一つに記載の発明におい
て、前記フォーマットリストは、複数の入力用タグを備
えたHTML形式で記述されたものであり、前記処理手
段は、前記フォーマットリストに記述された該当する入
力用タグの記述内容を解析し、解析結果に対応する入力
機能を選択して該当する入力モードに遷移させ、該入力
モードでの入力操作を表示出力するとともに、該入力モ
ードで入力されたデータを前記フォーマットリストの該
当する入力用タグ部分にHTML形式で記述することを
特徴とする。
【0022】この請求項6の発明によれば、フォーマッ
トリストに汎用のHTML形式を用いることができ、各
入力タグ部分に入力データを埋め込むことができ、フォ
ーマットリストの作成、更新、管理を容易におこなえる
ようになる。
【0023】また、請求項7の発明にかかる画像入力装
置は、請求項1〜6のいずれか一つに記載の発明におい
て、前記処理手段は、前記取り込んだフォーマットリス
トの前記入力用タグの記述内容を解析し、解析結果に対
応する入力機能を選択して該当する入力モードに遷移さ
せ、該入力モードでの入力操作を検出した都度、前記フ
ォーマットリストのつぎの入力用タグの記述内容の解析
を実行し、対応する入力モードに順次遷移させることを
特徴とする。
【0024】この請求項7の発明によれば、入力タグを
順次解析し入力モード別の入力操作をおこなえるように
なるため、入力モードの変更操作が不要として一連の入
力要求を簡単におこなえるようになる。
【0025】また、請求項8の発明にかかる画像入力装
置は、請求項7に記載の発明において、前記処理手段
は、前記入力モードの遷移の自動実行あるいは手動実行
のいずれかあらかじめ設定された設定内容に基づき、自
動実行の設定時には、前記フォーマットリストの入力用
タグの記述内容の解析および該当する入力モードへの遷
移を自動実行する一方、手動実行の設定時には、前記操
作手段の操作選択に基づきつぎの入力用タグが示す入力
モードの遷移を手動実行可能なことを特徴とする。
【0026】この請求項8の発明によれば、フォーマッ
トリストの作成時に、入力モードの変更を自動変更する
構成と操作者の操作によって手動で変更することが任意
に設定でき、自動設定時には入力操作の自動化を図るこ
とができ、手動設定時には操作者の操作で入力モードが
切り替えられ現在の入力モードを容易に把握できるよう
になる。
【0027】また、請求項9の発明にかかる画像入力装
置は、請求項8に記載の発明において、前記処理手段
は、前記入力モードの遷移が手動実行に設定されている
場合、前記フォーマットリスト上でのつぎの入力用タ
グ、あるいは前回の入力用タグの記述内容の解析実行を
前記操作手段の操作入力に基づき任意に選択可能なこと
を特徴とする。
【0028】この請求項9の発明によれば、入力モード
の手動設定時に前回の入力タグに戻って再度同様の入力
操作をおこなうことができるため、誤操作時等に再度の
入力操作が可能で入力の利便性が向上できる。
【0029】また、請求項10の発明にかかる画像入力
装置は、画像入力装置に記録された複数の異なる入力デ
ータを記録保存する記録手段と、あらかじめパーソナル
コンピュータ等の外部装置にて、画像入力装置が保有す
る複数の異なる入力機能を選択的に用いた入力操作の手
順が記述されたフォーマットリストを取り込む機能を有
し、再生モード時には、該取り込んだフォーマットリス
トの入力用タグの記述内容を解析し、解析結果に対応し
て前記記録手段に記録されている入力データを該フォー
マットリストの入力タグの記述内容順に自動再生処理す
る処理手段と、前記選択された入力データを表示する表
示手段と、を備えたことを特徴とする。
【0030】この請求項10の発明によれば、再生モー
ドの選択時に入力データをフォーマットリストの記述内
容順に自動再生できるため、入力データの抜け、漏れを
容易に確認できるようになる。
【0031】また、請求項11の発明にかかる画像入力
装置は、請求項10に記載の発明において、前記処理手
段は、前記再生モードが手動実行に設定可能であり、該
手動実行の設定時には、操作手段の操作選択に基づき、
前記フォーマットリスト上でのつぎの入力用タグ、ある
いは前回の入力用タグの記述内容が示す入力データの再
生処理が実行可能なことを特徴とする。
【0032】この請求項11の発明によれば、再生方向
を任意に切り替えることができるため、入力データの抜
け、漏れをより簡単に確認できるようになる。
【0033】また、請求項12の発明にかかる画像入力
装置は、請求項請求項1〜9のいずれか一つに記載の発
明において、前記処理手段は、前記取り込んだフォーマ
ットリストの内容を解析による対応した入力モードへの
遷移時に、該入力モードで必要な入力操作の内容を前記
表示手段に文字等で案内表示することを特徴とする。
【0034】この請求項12の発明によれば、自動遷移
した各入力モードが表示されるため、現在の入力モード
を把握でき適切な入力操作がおこなえるようになる。
【0035】また、請求項13の発明にかかる画像入力
装置は、請求項12に記載の発明において、前記処理手
段は、前記取り込んだフォーマットリストの内容の解析
実行時に、該フォーマットリストに記述されている入力
タグの総個数と前記各入力モード毎の個数をカウント
し、前記表示手段に総入力件数と入力モード別の入力件
数、および項目リスト等のリスト入力情報を表示するこ
とを特徴とする。
【0036】この請求項13の発明によれば、入力操作
する前段階で、これから必要な入力操作の概要を操作回
数で把握することができるようになる。
【0037】また、請求項14の発明にかかる画像入力
装置は、請求項12,13のいずれか一つに記載の発明
において、前記処理手段は、前記取り込んだフォーマッ
トリストの内容の解析時に、該フォーマットリストをイ
メージ展開した画像を前記表示手段に表示し、該イメー
ジ展開したフォーマットリストに記述されている前記入
力タグ毎に、必要な入力モードでの入力操作内容をイメ
ージ化して表示することを特徴とする。
【0038】この請求項14の発明によれば、入力操作
する前段階で、これから必要な入力操作の概要と、一連
の各入力モードへの遷移を容易に把握することができる
ようになる。
【0039】また、請求項15の発明にかかる画像入力
装置は、請求項請求項1〜14のいずれか一つに記載の
発明において、前記フォーマットリストには、各入力モ
ードにおける撮影条件等の入力条件を設定可能な専用タ
グが記載され、前記処理手段は、前記取り込んだフォー
マットリストの内容の解析時に、専用タグの検出により
該専用タグが示す入力条件を自動設定することを特徴と
する。
【0040】この請求項15の発明によれば、フォーマ
ットリストの解析で各入力モードの撮影条件等入力条件
が自動設定されるため、特別な操作なしに適切かつ簡単
に所定精度の入力データを取得できるようになる。
【0041】また、請求項16の発明にかかる画像入力
装置は、請求項15に記載の発明において、前記処理手
段は、前記自動設定した入力条件の内容を前記表示手段
に表示することを特徴とする。
【0042】この請求項16の発明によれば、自動設定
された撮影条件等が表示され、この撮影条件を容易に把
握できるようになる。
【0043】また、請求項17の発明にかかる画像入力
装置は、請求項15,16のいずれか一つに記載の発明
において、装置には該装置が有する入力機能等の特性
や、使用者の属性が登録、あるいは設定可能であり、前
記処理手段は、前記取り込んだフォーマットリストの内
容の解析時に、前記専用タグを検出したときには、前記
装置の入力機能等の特性、使用者の属性に応じて該専用
タグが示す入力操作の必要の有無、入力条件の自動設定
等の一部/または全部を、有効/または無効に切り替え
可能なことを特徴とする。
【0044】この請求項17の発明によれば、装置の入
力機能や使用者の属性に応じて入力操作の有無、入力条
件が自動設定でき、単一のフォーマットリストをそれぞ
れ別の装置で取り込む構成時においても、各装置、操作
者別に適合した入力データを要求でき、フォーマットリ
ストの共通化、作成の容易化が図れる。
【0045】また、請求項18の発明にかかる画像入力
装置は、請求項1〜17のいずれか一つに記載の発明に
おいて、前記フォーマットリストには、操作入力された
入力データの送信先を設定可能な専用タグが記載され、
前記入力操作された入力データを外部に送信する通信処
理部を備え、前記処理手段は、前記取り込んだフォーマ
ットリストの内容の解析時に、前記送信先の専用タグを
検出したときには、前記入力データを前記送信先に送信
するために必要な送信条件を自動設定することを特徴と
する。
【0046】この請求項18の発明によれば、取り込ん
だフォーマットリストに基づき入力データを得て更新し
たフォーマットリストを指定された送信先に送信できる
ため、このフォーマットリストを用いて各装置で操作入
力された必要な入力データを外部装置に返送でき、所望
する入力データを集中して取得できる等、データ収集の
効率化、活用化が図れる。
【0047】また、請求項19の発明にかかる画像入力
装置は、請求項18に記載の発明において、前記処理手
段は、前記送信先がメールアドレスの場合、該メールア
ドレス宛に電子メールを送信し、該電子メールに前記入
力データを添付して送信するための送信条件を設定する
ことを特徴とする。
【0048】この請求項19の発明によれば、電子メー
ルを利用して入力データを送信先に簡単に送信できるよ
うになる。
【0049】また、請求項20の発明にかかる画像入力
装置は、請求項18に記載の発明において、前記処理手
段は、前記送信先がパーソナルコンピュータ等の外部装
置に対するダイレクト送信の場合、前記送信条件とし
て、該外部装置のコンピュータ名と、該コンピュータの
送信先フォルダを自動設定することを特徴とする。
【0050】この請求項20の発明によれば、外部装置
に直接入力データを簡単に送信できるようになる。
【0051】また、請求項21の発明にかかる画像入力
装置は、請求項18に記載の発明において、前記処理手
段は、前記送信先がFTPサーバーに対するファイル送
信の場合、前記送信条件として、該FTPサーバー名
と、該FTPサーバーの送信先フォルダを自動設定する
ことを特徴とする。
【0052】この請求項21の発明によれば、FTPサ
ーバーに入力データを簡単に送信できるようになる。
【0053】
【発明の実施の形態】以下に添付図面を参照して、この
発明にかかる画像入力装置の好適な実施の形態を詳細に
説明する。以下に説明する各実施の形態では、画像入力
装置として携帯型のデジタルカメラ装置を例に説明す
る。
【0054】図1は、デジタルカメラ装置の全体構成を
示すブロック図である。このデジタルカメラ装置100
は、カメラ部101,表示部102,画像データ録再部
103,主制御部104,記録部105,操作部10
6,I/F部107,カードスロット部108,音声デ
ータ録再部109,電源部110などによって構成され
ている。
【0055】カメラ部101は、被写体を撮像するCC
D121と、CCDドライバ122と、AF、シャッタ
ー、ストロボ等の駆動部123からなる。
【0056】主制御部104は、大略して処理部(CP
U)131,メモリ132,ポート133で構成されて
いる。処理部131は、装置全体の動作を統轄制御する
とともに、画像データの画像編集等を実行するための各
機能を有する。この処理部131は、カメラ処理部13
4,画像編集/合成処理部135,通信処理部136,
音声/動画処理部137,撮影リスト処理部138,コ
マンド処理部139,暗号化/すかし処理部140,文
字モード処理部141などから構成されている。
【0057】カメラ処理部134は、AE(露出)、C
CDAF(フォーカス)、AWB(ホワイトバランス)
等の設定、補正をおこなう。画像編集/合成処理部13
5は、撮影した画像データの画像編集(レタッチ、上書
文字等)をおこなう。通信処理部136は、画像データ
を電子メール等に添付可能な形式に変換し外部に送信す
る処理をおこなう。音声/動画処理部137は、装置で
音声、あるいは動画の記録、再生を制御し、また記録し
たこれらのデータに対するデータ圧縮をおこなう。
【0058】撮影リスト処理部138は、撮影した画像
データの撮影リスト、およびフォルダ管理をおこなう。
また、後述するフォーマットリストに記述順に装置の動
作(撮影、テキスト入力等)の手順を指示する。コマン
ド処理部139は、装置の各部の動作の制御時にやりと
りされるコマンドを解析して実行し動作を管理する。そ
して、フォーマットリスト入力時には、撮影リスト処理
部138の手順指示に基づき装置各部を動作制御する。
【0059】暗号化/すかし処理部140は、撮影した
画像データの外部出力の際所望時に、出力する画像デー
タを暗号化、あるいはすかし等の処理をおこなう。文字
モード処理部141は、撮影時の対象物が文字等の場合
にこの文字を鮮明に記録できるよう最適化された2値化
処理を実行する。
【0060】メモリ132は、内蔵メモリ142と、R
OM143からなる。内蔵メモリ142はSDRAMで
構成され、撮影時や画像処理時におけるテンポラリ(一
時格納)用として用いられる。ROM143は、FLA
SHROMからなり、装置全体のシステム制御用プログ
ラム、表示部での文字表示用フォント、アイコン等が格
納される。
【0061】画像データ録再部103は、主制御部10
4に対し画像データの記録(録画)、再生を制御し、表
示部102にこの画像をモニタ用として出力するもの
で、SDRAM等のフレームメモリ151と、画像制御
IC152からなる。画像制御IC152のCCD制御
部153は、CCDドライバ122に対する制御データ
を出力する。イメージプロセッシング部154は、撮影
した画像データをイメージ化する。画像圧縮・伸長部1
55は、画像データをたとえば汎用のJPEG形式で圧
縮、伸長する。
【0062】表示部102は、画像表示用の液晶表示部
(TFTLCD)161と、LCD制御部162,外部
出力端子163,増幅アンプ164などを有する。
【0063】記録部105は、フラッシュメモリで構成
され、撮影した画像データ(原画、サムネイル)、メー
ルデータ、音声データ、手書きデータ、ネットワークサ
ービス、後述するPCで作成されたフォーマットリスト
等の各種データを格納保持する。
【0064】操作部106は、装置の録再(撮影、再生
等)を操作するための操作ボタン171と、操作ボタン
171の操作状態を検出するCPU172と、CPU1
72駆動用のタイマ(RTC)173を備える。操作ボ
タン171は、モードダイヤルを含み各種設定をモード
別に容易におこなえるようになっている。この操作部1
06には、装置を遠隔操作するためのリモコン174を
有し、このリモコン174には操作内容を簡易表示する
LCD175が設けられている。
【0065】また、装置には、タッチパネル176が設
けられ、指やペンで設定等の操作が可能である。タッチ
パネル176は、入力パッド177と、A/D178
と、入力パッド上の接触位置(X−Y座標)を検出する
座標変換部179を有する。
【0066】I/F部107は、図示しないパーソナル
コンピュータ(PC)からフォーマットリストを取り込
み、また完成後のフォーマットリストを送信するための
インターフェイスであり、汎用のRS232C,USB
等のI/F端子181と、ドライバIC182等が設け
られている。
【0067】カードスロット部108は、画像データ等
をこのカードスロット部108に挿抜可能な各種外部記
憶媒体(たとえば、コンパクトフラッシュ(登録商
標)、PCカードなど)に記録するためのインターフェ
イスであり、形態別のカードスロット185,186
と、対応するI/F制御部187,188を有する。記
録部105に記録された画像データ等の各種データはこ
のカードスロット部108に装着された外部記憶媒体に
記録可能である。
【0068】音声データ録再部109は、録音用のマイ
ク191,増幅部192,録音再生用のスピーカー19
3等で構成される。電源部110は、上記各構成部の駆
動用の電源を供給する。
【0069】上記構成のデジタルカメラ装置100は、
カメラ部101で撮影された画像データ(動画を含む)
がデータライン195を介して主制御部104に出力さ
れる。主制御部104と、他の各構成部は内部バス19
6を介して接続されており、録再に必要なデータが相互
に送受される。
【0070】つぎに、本発明の特徴的機能であるフォー
マットリストを用いたマルチメディア入力機能について
説明する。この発明では、デジタルカメラ装置100の
基本機能であるイメージ情報のキャプチャ機能に加え、
事前にパーソナルコンピュータ(PC)等で作成したフ
ォーマットリストを取り込む機能を付加したものであ
る。
【0071】そして、取り込んだフォーマットリストに
基づき、画像/音声/動画/文字(テキスト)などの入
力情報を使用者に指示して入力させたり、自動で入力す
ることによって、要求に沿ったマルチメディア入力のフ
ォーマット作成をおこなうものである。
【0072】また、フォーマットリストに応じて記録さ
れた画像等の情報をPC等に取り込んで活用でき、この
フォーマットを、たとえばHTML形式で作成すると、
インターネット上のWebに直接掲載できるなどの有効
活用ができるものである。
【0073】以下、このマルチメディア入力機能に関す
る各種態様を説明する。デジタルカメラ装置100外部
のPC(図示せず)では、あらかじめデジタルカメラ装
置100でマルチメディア入力、すなわち、画像/音声
/動画/文字などの入力情報を使用者に指示して入力さ
せたり、自動で入力する機能を実行させるためのフォー
マットリストが作成される。
【0074】(実施の形態1)パーソナルコンピュータ
(PC)等の外部装置で作成されたフォーマットリスト
は、I/F部107を介して主制御部104に入力さ
れ、記録部105に記録される。主制御部104の処理
部131は、このフォーマットリストを解析してマルチ
メディア入力のための処理を実行する。具体的には、フ
ォーマットリストの解析により、入力モードへ自動的に
移動させ、使用者に入力を促す。この際、解析処理の結
果は表示部102に表示出力される。操作者は、表示部
102の表示内容に基づき、操作部106を入力操作す
る。
【0075】図2は、フォーマットリストの記述内容例
を示す図である。以下に説明する各実施形態では、フォ
ーマットリストにHTML形式の記述言語を用いた例で
説明する。処理部131は、フォーマットリストのIN
PUTタグのTYPEを解析することにより、テキスト
(TEXT)入力であるか、イメージ入力であるかを判
断する。たとえば、図示のイメージ入力の行では、SR
C定義で「dummy」ファイルの拡張子によってイメ
ージの種類を認識し、このイメージの種類に対応した入
力モードにして、カメラ部101での撮影を実行させ、
画像データを取り込む。
【0076】図3は、フォーマットリストに基づく入力
処理手順を示すフローチャートである。このフローチャ
ートに沿って入力処理内容を説明する。まず、処理部1
31は、表示部102の液晶表示部161上に操作案内
画面を表示する。操作者は、この表示画面を見ながらフ
ォーマットリストを選択する(ステップS301)。つ
ぎに、処理部131は選択されたフォーマットリストを
読み込み(ステップS302)、入力用タグの有無を検
出する(ステップS303)。入力用タグが終了した場
合には(ステップS303:いいえ)、つぎにステップ
S307に移行する。
【0077】入力用タグが検出されれば(ステップS3
03:はい)、対応した入力処理をおこなう(ステップ
S304)。この際の入力処理としては、静止画撮影、
音声記録、動画撮影、テキスト入力等のうちいずれかで
あり、フォーマットリストの記述順にこれらを順次選択
していく。
【0078】図4〜図8は、各入力モードの表示画面で
ある。フォーマットリストの入力タグの内容に応じて静
止画撮影、音声記録、動画撮影、文字入力、の各案内画
面が表示される。図4は、静止画撮影時の案内画面であ
り、撮影画像の表示、非表示と共に、操作案内の詳細情
報の表示および非表示を選択的に切り替えることができ
る。
【0079】図5は、音声記録時の案内画面であり、録
音時間等が表示される。図6は、動画撮影時の案内画面
であり、記録時間等が表示される。図7は、文字入力時
の案内画面であり、案内画面に表示されるキーボードキ
ーの操作で図8に示す文字キーが一覧表示され、文字
(カナ、英文字)を入力できる。
【0080】つぎに、リストの読み込み順に、入力処理
された各ファイルを識別子により関連付けてリストを埋
めていく(ステップS305)。図9は、操作者によっ
て各ファイルが埋め込まれた後のフォーマットリストの
完成例である。この例では、アンケート回答の結果、名
前、メールアドレス、感想文がTEXT(テキスト)入
力され、顔写真、全身動画、音声(自己紹介音声)、が
それぞれ入力されている。
【0081】入力されたファイルは、順次記録部105
に保存され(ステップS306)、リスト読み込みが完
了するまで(ステップS307:いいえ)、ステップS
302に復帰して上記内容を繰り返し処理する。リスト
読み込みが完了すると(ステップS307:はい)、完
成したフォーマットリストを記録部105に保存して
(ステップS308)、終了(リターン)する。
【0082】上記のように、PCから外部入力されたフ
ォーマットリストのタグを解析することによって入力モ
ードを判断し、装置は逐次適した入力モードに自動的に
遷移し、手順にしたがったマルチメディア入力を順次円
滑に遂行できるようになる。図10は、完成したフォー
マットリストを表示部102上にイメージ展開した画面
を示す図である。
【0083】図示のように、表示部102上には逐次、
入力モード(名前、メールアドレス、感想、顔写真、自
己紹介音声、全身動画)の各案内画面がイメージ表示さ
れ、使用者に入力を促す。操作者は、その都度、必要な
静止画撮影、動画撮影、テキスト入力等を指示に応じて
入力していくだけで、要求されたフォーマットを自動的
に完成させることができ、操作を簡単化できるようにな
る。
【0084】(実施の形態2)つぎに、この発明の実施
の形態2を説明する。この実施の形態2では、処理部1
31が、記録した条件やファイルの属性を、ファイル毎
に収集し、記録部105に記録する。
【0085】図11は、HTML形式で記述されたフォ
ーマットリストの例を示す図である。実施の形態1同様
に、処理部131は、フォーマットリストのINPUT
タグのTYPEを解析することにより、テキスト(TE
XT)入力であるか、イメージ入力であるかを判断し、
たとえば、図示のイメージ入力の行では、SRC定義で
「dummy」ファイルの拡張子によってイメージの種
類を認識し、このイメージの種類に対応した入力モード
に遷移し、カメラ部101での撮影を実行させ、画像デ
ータを取り込む。また、入力したファイルをフォーマッ
トリストのその位置に関連付けて記録し、さらに記録条
件やファイル属性などの情報をそのファイルに関連付け
て記録する。
【0086】図12は、実施の形態2による入力処理手
順を示すフローチャートである。まず、処理部131
は、表示部102の液晶表示部161上に操作案内画面
を表示する。操作者は、この表示画面を見ながらフォー
マットリストを選択する(ステップS1201)。つぎ
に、処理部131は選択されたフォーマットリストを読
み込み(ステップS1202)、入力用タグの有無を検
出する(ステップS1203)。入力用タグが終了した
場合には(ステップS1203:いいえ)、ステップS
1209に移行する。
【0087】入力用タグが検出されれば(ステップS1
203:はい)、対応した入力処理をおこなう(ステッ
プS1204)。この際の入力処理としては、静止画撮
影、音声記録、動画撮影、テキスト入力等のうちいずれ
かであり、フォーマットリストの記述順にこれらを順次
選択していく。この際、上述したように、図4〜図8の
各入力モードの表示画面が案内表示され、操作者は対応
する入力操作をおこなう。
【0088】つぎに、リストの読み込み順に、入力処理
された各ファイルを識別子により関連付けてリストを埋
めていく(ステップS1205)。図13は、操作者に
よって各ファイルが埋め込まれた後のフォーマットリス
トの完成例である。この例では、アンケート回答の結
果、名前、メールアドレス、感想文がTEXT(テキス
ト)入力され、顔写真、全身動画、音声(自己紹介音
声)、がそれぞれ入力されている。
【0089】入力されたファイルは、順次記録部105
に保存される(ステップS1206)。同時に、処理部
131は、記録条件、ファイル属性がが付されているか
否かを検出する(ステップS1207)。記録条件は、
各入力データの記録日時、撮影者、ファイル名、画素
数、フラッシュ光量、露出補正値、ホワイトバランス等
である。
【0090】この記録条件、ファイルの属性が付与され
ているときには(ステップS1207:はい)、これら
記録条件、ファイル属性をファイルに関連付けて記録部
105に保存する。属性が付与されていない場合には
(ステップS1207:いいえ)、ステップS1209
へ移行して、上記内容を繰り返し処理する。
【0091】リスト読み込みが完了するまでは(ステッ
プS1209:いいえ)、ステップS1202に復帰し
て上記内容を繰り返し処理する。リスト読み込みが完了
すると(ステップS1209:はい)、完成したフォー
マットリストを記録部105に保存して(ステップS1
210)、終了する。
【0092】図14は、完成したフォーマットリストを
イメージ展開し表示部102上に表示した案内画面を示
す図である。図示のように、表示部102上には逐次、
入力モード(名前、メールアドレス、感想、顔写真、自
己紹介音声、全身動画)の各案内画面が表示され、使用
者に入力を促す。操作者は、その都度、必要な静止画撮
影、動画撮影、テキスト入力等を指示に応じて入力して
いくだけで、要求されたフォーマットを自動的に完成さ
せることができ、操作を簡単化できるようになる。同時
に、図14の静止画の画像側部には、上記記録条件の一
覧が同時に表示され、記録条件を確認できるようになっ
ている。
【0093】(実施の形態3)本発明の実施の形態3で
は、デジタルカメラ装置100内部の記録部105など
に装置や使用者の属性があらかじめ登録可能に構成され
ている。そして、取り込んだフォーマットリストの内容
を解析した結果が、装置にあらかじめ登録されている上
記属性に関連している場合に、装置や使用者の属性をフ
ォーマットリストの該当する記述箇所に関連付けて記録
する構成である。
【0094】図15は、HTML形式で記述されたフォ
ーマットリストの例を示す図である。処理部131は、
フォーマットリストのINPUTタグのTYPEを解析
して、該当する入力モードに自動的に遷移する。また、
装置や使用者の属性があらかじめ登録されている場合、
フォーマットリストの該当箇所にこの属性内容を入れ込
む。
【0095】図16は、実施の形態3による入力処理手
順を示すフローチャートである。まず、処理部131
は、表示部102の液晶表示部161上に操作案内画面
を表示する。操作者は、この表示画面を見ながらフォー
マットリストを選択する(ステップS1601)。つぎ
に、処理部131は選択されたフォーマットリストを読
み込み(ステップS1602)、入力用タグの有無を検
出する(ステップS1603)。入力用タグが終了した
場合には(ステップS1603:いいえ)、ステップS
1606に移行する。
【0096】入力用タグが検出されると(ステップS1
603:はい)、この入力用タグが装置や使用者の属性
に関するものであるか否かを確認する(ステップS16
04)。装置や使用者の属性入力であれば(ステップS
1604:はい)、あらかじめ登録されている装置や使
用者の属性をフォーマットリストの該当する箇所に入れ
込み(ステップS1605)、ステップS1606に移
行する。一方、装置や使用者の属性入力でなければ(ス
テップS1604:いいえ)、入力用タグの記載内容に
対応する入力処理をおこなう(ステップS1607)。
【0097】この際の入力処理としては、静止画撮影、
音声記録、動画撮影、テキスト入力等のうちいずれかで
あり、フォーマットリストの記述順にこれらを順次選択
していく。この際、上述したように、図4〜図8の各入
力モードの表示画面が案内表示され、操作者は対応する
入力操作をおこなう。
【0098】つぎに、リストの読み込み順に、入力処理
された各ファイルを識別子により関連付けてリストを埋
めていく(ステップS1608)。図17は、上述した
装置や操作者の属性が装置によって自動入力された後の
フォーマットリストの完成例である。この例では、アン
ケート回答の結果、名前、メールアドレス、感想文がT
EXT(テキスト)入力され、顔写真、全身動画、音声
(自己紹介音声)、がそれぞれ自動入力されている。
【0099】入力されたファイルは、順次記録部105
に保存され(ステップS1609)る。この後、リスト
読み込みが完了するまでは(ステップS1606:いい
え)、ステップS1602に復帰して上記内容を繰り返
し処理する。リスト読み込みが完了すると(ステップS
1606:はい)、完成したフォーマットリストを記録
部105に保存して(ステップS1610)、終了す
る。
【0100】図18は、フォーマットリストを表示部1
02上にイメージ展開した図である。図示のように、表
示部102上には入力モード(名前、住所、電話番号、
生年月日、会社目、メールアドレス、感想、顔写真、自
己紹介音声、全身動画)の各案内画面が表示され、使用
者に入力を促す。
【0101】ここで、あらかじめ装置や操作者の属性が
保存されている場合、必要な静止画、動画、テキスト入
力等のデータをフォーマットリストの対応箇所に入れ込
まれて完成させることができ、操作をより簡単におこな
えるようになる。図示の例では、文字入力(名前、住
所、電話番号、生年月日、会社名、メールアドレス、感
想)が自動的に入力され、入力操作を容易化できるよう
になっている。
【0102】(実施の形態4)つぎに、この発明の実施
の形態4の構成を説明する。この実施の形態4では、フ
ォーマットリストの読み込み、および入力を使用者の選
択によって自動/あるいは手動で任意に移動切替可能に
構成したものである。
【0103】以下、図19のフローチャートを用いて実
施の形態4による入力操作の処理内容について説明す
る。まず、処理部131は、表示部102の液晶表示部
161上に操作案内画面を表示する。操作者は、この表
示画面を見ながらフォーマットリストを選択する(ステ
ップS1901)。つぎに、処理部131は選択された
フォーマットリストを読み込み(ステップS190
2)、入力用タグの有無を検出する(ステップS190
3)。入力用タグが終了した場合には(ステップS19
03:いいえ)、ステップS1907に移行する。
【0104】入力用タグが検出されれば(ステップS1
903:はい)、対応した入力処理をおこなう(ステッ
プS1904)。つぎに、リストの読み込み順に、入力
処理された各ファイルを識別子により関連付けてリスト
を埋めていく(ステップS1905)。入力されたファ
イルは、順次記録部105に保存される(ステップS1
906)。
【0105】この後、フォーマットリストの読み込みが
全て完了していない場合には(ステップS1907:い
いえ)、自動移動か否かが検出される(ステップS19
08)。この自動移動は、あらかじめ初期メニューのセ
ットアップモードで設定されるものであり、HTMLの
記述内容でつぎのリスト内容(入力タグ)への移動を自
動/あるいは手動で移動するよう設定できる。
【0106】自動移動が選択されているときには(ステ
ップS1908:はい)、ステップS1902へ復帰し
てつぎのリスト内容を読み込む。一方、手動選択時には
(ステップS1908:いいえ)、操作入力の待ち状態
となる(ステップS1909)。
【0107】操作者による操作入力は、つぎのリスト内
容への移動「進め」、あるいは、前回のリスト内容への
移動「戻り」が選択できる。この選択は、操作部106
に設けられた、移動キー(不図示)の操作によって選択
できるよう構成されている。ここで、選択が「進め」で
あれば(ステップS1910:進め)、ステップS19
02へ復帰する。選択が「戻り」であれば(ステップS
1910:戻り)、フォーマットリストの前回のリスト
内容(入力タグ)まで戻り(ステップS1911)、こ
の状態でステップS1902に復帰してこの前回のリス
ト内容を再度読み込む。
【0108】フォーマットリストの全読み込みが完了す
ると(ステップS1907:はい)、完成したフォーマ
ットリストを記録部105に保存して(ステップS19
12)、終了する。
【0109】フォーマットリストのリスト内容(入力タ
グ)を自動移動するよう設定されていれば、フォーマッ
トリストのリスト内容に対応した入力モードに逐次自動
的に遷移し、操作者は、案内された手順にしたがうだけ
でマルチメディア入力を順次円滑に遂行できるようにな
る。一方、手動移動の設定時には、入力モードを逐次確
認しながら入力操作できるようになる。また、前回の操
作入力を再度実行することもでき、誤入力の訂正を容易
におこなえるようになる。
【0110】(実施の形態5)実施の形態5は、デジタ
ルカメラ装置100にフォーマットリストを取り込み、
このフォーマットリストに基づき、デジタルカメラ装置
100に記憶されている入力データを再生表示する構成
である。デジタルカメラ装置100には、あらかじめ記
録部105、あるいはカードスロット部108に装着さ
れた外部記憶媒体に入力操作された各種入力データ(静
止画、動画、テキスト入力等)が記憶されている。この
再生は自動再生、あるいは手動再生が選択可能である。
【0111】図20は、上記再生機能(再生モード)の
処理内容を説明するフローチャートである。まず、操作
者は操作部106に設けられたモードダイヤル(不図
示)を操作して入力データを再生するための再生モード
を選択する(ステップS2001)。処理部131は、
表示部102の液晶表示部161上に取り込んだ操作案
内画面を表示する。操作者は、この表示画面を見ながら
フォーマットリストを選択する(ステップS200
2)。
【0112】つぎに、処理部131は選択されたフォー
マットリストを読み込み(ステップS2003)、入力
用タグの有無を検出する(ステップS2004)。入力
用タグが検出されれば(ステップS2004:はい)、
入力用タグに対応して記録されている入力データを表示
部102に表示する処理をおこなう(ステップS200
5)。この際に表示される入力データは、既に記録部1
05(あるいはカードスロット部108に装着された外
部記憶媒体)に記憶されている静止画撮影、音声記録、
動画撮影、テキスト入力等である。
【0113】入力用タグが終了した場合(ステップS2
004:いいえ)、および表示処理(ステップS200
5)実行後には、リスト読み込みが完了したか検出する
(ステップS2006)。リスト読み込みが完了してい
ない期間は(ステップS2006:いいえ)、以下に説
明する再生処理を継続する。
【0114】まず、自動再生か否かが検出される(ステ
ップS2007)。この自動再生は、あらかじめ初期メ
ニューのセットアップモードで設定されるものであり、
HTMLの記述内容でつぎのリスト内容(入力タグ)へ
の移動を自動/あるいは手動で移動するよう設定でき
る。
【0115】自動移動が選択されているときには(ステ
ップS2007:はい)、ステップS2003へ復帰し
てつぎのリスト内容を読み込む。一方、手動選択時には
(ステップS2007:いいえ)、操作入力の待ち状態
となる(ステップS2008)。
【0116】操作者による操作入力は、つぎのリスト内
容(表示への移動「進め」、あるいは、前回のリスト内
容への移動「戻り」が選択できる。この選択は、操作部
106に設けられた、移動キー(不図示)の操作によっ
て選択できるよう構成されている。ここで、選択が「進
め」であれば(ステップS2009:進め)、ステップ
S2003へ復帰する。選択が「戻り」であれば(ステ
ップS2009:戻り)、フォーマットリストの前回の
リスト内容まで戻り(ステップS2010)、この状態
でステップS2003に復帰してこの前回のリスト内容
を再度読み込む。フォーマットリストの全読み込みが完
了すると(ステップS2006:はい)、フォーマット
リストを記録部105に保存して(ステップS201
1)、終了する。
【0117】上記再生処理によれば、入力データを自動
で再生することができ、記憶されている入力データの抜
けや、漏れの確認を容易におこなうことができる。ま
た、再生表示内容の移動方向を送り/あるいは戻してお
こなうことができ、必要な箇所の表示を簡単におこなえ
るようになる。
【0118】(実施の形態6)つぎに、この発明の実施
の形態6の構成を説明する。この実施の形態では、処理
部131は、フォーマットリストの内容を解析して、解
析結果に対応する入力モードへ遷移した際に使用者に入
力操作内容をより具体的に案内する構成である。
【0119】たとえば、図21の案内画面に示すように
表示部102上には、タグの解析によって判断された入
力モードと指示内容を表示し、操作者に対し入力操作す
べき内容を、静止画、動画、音声、文字によって案内表
示する。これにより、操作者は表示部102上の表示内
容を見て適切な入力操作を誤り無く遂行できるようにな
る。なお、図21に表示された案内表示の内容は、上記
実施の形態1(図2のフォーマットリスト中の静止画撮
影に関する入力タグ)の記述箇所に対応したものであ
る。
【0120】(実施の形態7)つぎに、この発明の実施
の形態7の構成を説明する。この実施の形態では、処理
部131は、フォーマットリストの内容を解析すること
により、入力モードへの遷移前に入力すべき件数、項目
リスト等のリスト入力情報を案内する構成である。
【0121】図22は、このリスト入力情報の案内表示
にかかる処理内容を示すフローチャートである。以下に
説明する処理は、上述した各実施の形態で説明したフォ
ーマットリストの読み込み後であって各入力モードでの
データ入力前に自動実行される構成にできる他、操作部
106に設けられたモードダイヤル(不図示)を操作し
て編集モードに切り替えた後、フォーマットリストの読
み込み時に案内表示させる構成にできる。
【0122】まず、処理部131は、表示部102の液
晶表示部161上に操作案内画面を表示する。操作者
は、この表示画面を見ながらフォーマットリストを選択
する(ステップS2201)。つぎに、処理部131は
選択されたフォーマットリストを読み込み(ステップS
2202)、入力用タグの有無を検出する(ステップS
2203)。入力用タグが終了した場合には(ステップ
S2203:いいえ)、ステップS2206に移行す
る。
【0123】入力用タグが検出されれば(ステップS2
203:はい)、入力カウントを1カウントアップし保
持する(ステップS2204)。入力カウントは、フォ
ーマットリストに記載された入力タグの総個数(総入力
件数)に相当する。つぎに、入力モード毎にこの入力カ
ウントを分類する(ステップS2205)。この分類
は、マルチメディア入力の各内容、すなわち、静止画撮
影、音声記録、動画撮影、テキスト入力であり、各分類
別のカウント数を保持する。
【0124】フォーマットリスト読み込みが完了するま
での間は(ステップS2206:いいえ)、ステップS
2202に復帰して上記内容を繰り返し処理する。リス
ト読み込みが完了すると(ステップS2206:は
い)、上記リスト入力情報(総入力件数と、各分類毎別
の件数)を表示部102に案内表示し(ステップS22
07)、終了する。
【0125】図23は、表示部102上に表示されるリ
スト入力情報の表示例である。図示のように、これから
入力すべき総入力件数と、各分類別(静止画撮影、音声
記録、動画撮影、文字入力)の入力件数が一覧表示され
る。この一覧表示により、操作者は、入力モードで必要
な入力操作の総入力件数と、各分類別の件数を容易に把
握できるようになる。
【0126】(実施の形態8)つぎに、この発明の実施
の形態8の構成を説明する。この実施の形態では、処理
部131は、フォーマットリストの内容を解析して、事
前に使用者に入力すべきフォーマットリストを展開した
イメージを表示する構成である。
【0127】図24は、表示部102上に表示されるフ
ォーマットリストのイメージ展開例を示す図である。上
記の各実施の形態で説明したように、フォーマットリス
トをHTML形式で記述した場合、処理部131は、ブ
ラウザ等のアプリケーションでこのフォーマットリスト
を図示のようにイメージ展開する。
【0128】この際、ブラウザは、操作者による入力前
の各入力項目について、各入力モードが理解できるよう
に、擬似的に所定のイメージに置き換えて表示する機能
を有する。このため、各入力タグ部分の表示項目(案内
文章2401〜2404)を文字で表示させ、各案内文
章2401に対応する入力項目2405〜2408部分
には、入力箇所と内容を案内する擬似イメージを表示さ
せる。
【0129】たとえば、入力項目2405は、それぞれ
名前、住所、等に対応するテキスト文字の入力であるた
め、「TEXT入力」と表示させておく。入力項目24
06は、顔写真の静止画入力であるため、画像入力が必
要な枠と、「静止画入力」の文字と表示させておく。こ
れにより、操作者は案内文章2401〜2404を読
み、必要な入力操作を各入力項目2405〜2408の
表示によって容易に知ることができる。
【0130】なお、入力項目2405〜2408にそれ
ぞれ対応した入力モードでの入力操作後には、この入力
項目2405〜2408部分に入力操作に対応した文
字、画像等を表示させても良い。これに限らず入力済み
で有ることを示すマークやアイコンを表示させても良
い。
【0131】(実施の形態9)つぎに、この発明の実施
の形態9の構成を説明する。この実施の形態では、フォ
ーマットリストには、各入力モードにおける入力条件を
設定可能な専用タグが記載されており、取り込んだフォ
ーマットリストの内容の解析による対応した入力モード
へ遷移させ、専用タグの検出によってこの専用タグが示
す入力条件を自動設定する構成である。
【0132】図25にフォーマットリストの例を示す。
このフォーマットリストには、入力モードを決定するた
めの入力条件を設定する専用タグが記述されている。図
示の例ではフォーマットリストの先頭部分に、専用タグ
〈SHOTTERMS〉には、静止画の入力条件(撮影
条件)が設定されている。
【0133】撮影条件は、音声付き撮影の有無(SOU
ND)、日付入れ撮影の有無(DATE)、モノトーン
モード撮影の有無(TONE)、画質モード(PI
C)、画像サイズ(SIZE)がそれぞれ設定可能であ
る。
【0134】図26は、専用タグ検出による入力条件の
自動設定処理を示すフローチャートである。処理部13
1は、表示部102の液晶表示部161上に操作案内画
面を表示する。操作者は、この表示画面を見ながらフォ
ーマットリストを選択する(ステップS2601)。つ
ぎに、処理部131は選択されたフォーマットリストを
読み込み(ステップS2602)、入力用タグの有無を
検出する(ステップS2603)。入力用タグが終了し
た場合には(ステップS2603:いいえ)、ステップ
S2609に移行する。
【0135】入力用タグが検出されれば(ステップS2
603:はい)、この入力タグに対応した入力モードに
遷移させた入力処理をおこなうが、専用タグ検出時には
各入力モードにおける入力条件が自動設定される。フォ
ーマットリストに対し、専用タグはフォーマットリスト
の先頭部分に記載されるものであり、処理部131は、
ステップS2602の段階で専用タグの有無が検出され
ている。
【0136】そして、専用タグが検出されれば(ステッ
プS2604:はい)、専用タグに設定された上記例の
入力条件を自動設定し(ステップS2605)、また、
専用タグが検出されていなければ(ステップS260
4:いいえ)、入力条件を自動設定しない。つぎに、操
作者による入力処理(静止画撮影、音声記録、動画撮
影、テキスト入力等のうちいずれか)がおこなわれる
(ステップS2606)。
【0137】つぎに、リストの読み込み順に、入力処理
された各ファイルを識別子により関連付けてリストを埋
めていく(ステップS2607)。入力されたファイル
は、順次記録部105に保存され(ステップS260
8)、リスト読み込みが完了するまで(ステップS26
09:いいえ)、ステップS2602に復帰して上記内
容を繰り返し処理する。リスト読み込みが完了すると
(ステップS2609:はい)、完成したフォーマット
リストを記録部105に保存して(ステップS261
0)、終了する。
【0138】ところで、自動設定された入力条件(撮影
条件)は、表示部102に表示することができる。図2
7は、静止画撮影時の撮影条件の表示例を示す図であ
る。図示のように、自動設定された各撮影条件が表示部
102に表示される。
【0139】このように、フォーマットリストに入力条
件設定用の専用タグを設け、この専用タグを解析するこ
とによって入力条件(撮影条件)を自動設定することが
でき、撮影時等の設定作業が不要、あるいは大幅に簡易
化でき、入力操作を簡単にできるようになる。また、自
動設定した入力条件を表示部102に表示し操作者に伝
えることにより、誤操作を防止できるようになる。
【0140】(実施の形態10)つぎに、この発明の実
施の形態10の構成を説明する。この実施の形態では、
実施の形態9で説明した専用タグの検出時に、装置が有
する入力機能等の特性や、使用者の属性別に専用タグが
示す入力条件の自動設定の実行、あるいは非実行を切り
替え可能に構成したものである。
【0141】装置が有する入力機能等の特性や、使用者
別の入力処理の必要の有無等の属性は、あらかじめ装置
の記録部105等に登録可能である。また、操作時に設
定、および変更可能に構成されている。
【0142】そして、処理部131は、取り込んだフォ
ーマットリストの内容の解析時に、専用タグを検出した
後、前記装置の入力機能等の特性、使用者の属性に応じ
て、この専用タグが示す入力条件の自動設定を、一部/
または全部を有効/または無効に切り替える。
【0143】図28は、専用タグ検出による入力条件の
自動設定処理の有効/無効の切り替え処理内容を示すフ
ローチャートである。処理部131は、表示部102の
液晶表示部161上に操作案内画面を表示する。操作者
は、この表示画面を見ながらフォーマットリストを選択
する(ステップS2801)。つぎに、処理部131は
選択されたフォーマットリストを読み込み(ステップS
2802)、入力用タグの有無を検出する(ステップS
2803)。入力用タグが終了した場合には(ステップ
S2803:いいえ)、ステップS2811に移行す
る。
【0144】入力用タグが検出されれば(ステップS2
803:はい)、つぎに、専用タグの検出の有無を判断
する(ステップS2804)。専用タグが検出されれば
(ステップS2804:はい)、各入力モードにおける
入力条件の自動設定を有効/あるいは無効にする切り替
え処理を実行する。
【0145】まず、装置が保有する入力機能を記録部1
05から読み出し、専用タグが示す入力条件に適合した
装置であるか判断する(ステップS2805)。たとえ
ば、フォーマットリストに記述された入力条件の自動設
定が可能な機能を有するか判断する。入力条件に適合し
ていれば(ステップS2805:はい)、つぎに使用者
の属性判断(ステップS2806)に移行し、入力条件
に適合していない装置であれば(ステップS2805:
いいえ)、ステップS2808の入力処理(入力条件の
手動設定を伴う)に移行する。
【0146】なお、図25に示すように、専用タグはフ
ォーマットリストの先頭部分に記載されるものであり、
処理部131は、ステップS2802の段階で専用タグ
の有無が検出されている。
【0147】使用者の属性判断(ステップS2806)
では、操作者の属性を記録部105からの読み出し、あ
るいは操作者による設定で得て、専用タグが示す入力条
件に適合した使用者であるか判断する。たとえば、フォ
ーマットリストに記述された入力条件の自動設定が必要
な使用者であるか、入力タグ毎に入力処理が必要な使用
者であるか否か等、を判断する。
【0148】そして、使用者の属性判断でこの入力タグ
に対する入力処理が必要な操作者と判断すれば(ステッ
プS2806:はい)、専用タグに設定された入力条件
を自動設定し(ステップS2607)、また、この入力
タグに対する入力処理が不要な操作者と判断すれば(ス
テップS2806:いいえ)、入力処理自体をおこなわ
ずにステップS2811に移行する。
【0149】ステップS2807の処理で入力条件が自
動設定された状態、あるいは、専用タグが検出されず
(ステップS2804:いいえ)、入力条件の自動設定
を不実行の後、操作者による入力処理(静止画撮影、音
声記録、動画撮影、テキスト入力等のうちいずれか)が
おこなわれる(ステップS2808)。
【0150】つぎに、リストの読み込み順に、入力処理
された各ファイルを識別子により関連付けてリストを埋
めていく(ステップS2809)。入力されたファイル
は、順次記録部105に保存される(ステップS281
0)。この後、リスト読み込みが完了するまでの間は
(ステップS2811:いいえ)、ステップS2802
に復帰して上記内容を繰り返し処理する。リスト読み込
みが完了すると(ステップS2811:はい)、完成し
たフォーマットリストを記録部105に保存して(ステ
ップS2812)、終了する。
【0151】上記の処理によれば、装置に登録してある
装置の機能等の特性や、使用者の属性によって、入力処
理の要否や、入力条件(撮影条件)の自動設定等を切り
替えることができ、単一のフォーマットリストを用いつ
つ、異なるデジタルカメラ装置100で異なる入力条件
の設定、案内表示等がおこなえるようになり、装置の利
便性の向上、フォーマットリストの汎用化が可能とな
る。
【0152】(実施の形態11)つぎに、この発明の実
施の形態11の構成を説明する。この実施の形態では、
フォーマットリストの専用タグとして、通信モード時の
送信先を記述し、フォーマットリストの解析によって、
装置にあらかじめ設定されている送信先別の送信条件を
自動設定する構成である。デジタルカメラ装置100
は、通信処理部136を介して外部の各種サーバーに対
し、入力処理した入力データで完成されたフォーマット
リストを送信可能に構成されている。
【0153】図29は、送信先、送信条件の自動設定が
記述されたフォーマットリストを示す図である。図示の
ように、専用タグとして送信先設定〈FORM ACT
ION〉部分には、例1〜例3に示すようなサーバー別
の設定に関する記述がなされてある。
【0154】例1は、送信先がURLアドレスで記述さ
れたものであり、この場合、デジタルカメラ装置100
は、このURLアドレスのサーバー名(ricoh.c
o.jp),フォルダ名(/rdc−i700/pub
lic_html)宛に、入力データをFTPサーバー
宛にアップロードする送信条件を内部設定する。
【0155】例2は、送信先がメールアドレス(mai
lto:taro@kaihatsu.ricoh.c
o.jp)で記述されたものであり、この場合、デジタ
ルカメラ装置100は、このメールアドレスのメールサ
ーバー宛に、完成したフォーマットリストをメールへの
添付ファイルとして送信する送信条件を内部設定する。
【0156】例3は、パーソナルコンピュータ等外部P
Cへのダイレクト転送先のサーバー名(ricoh.c
o.jp),フォルダ名(rdc−i700/publ
ic)が記述されたものであり、この場合、デジタルカ
メラ装置100は、このサーバー宛に、完成したフォー
マットリストを送信する送信条件を内部設定する。
【0157】図30は、通信モード時の送信条件の自動
設定処理を説明するフローチャートである。まず、操作
者は操作部106に設けられたモードダイヤル(不図
示)を操作して入力データを送信するための通信モード
を選択する(ステップS3001)。処理部131は、
表示部102の液晶表示部161上に取り込んだ操作案
内画面を表示する。操作者は、この表示画面を見ながら
フォーマットリストを選択する(ステップS300
2)。
【0158】つぎに、処理部131は選択されたフォー
マットリストを読み込み(ステップS3003)、通信
にかかる送信設定された専用タグ〈FORM ACTI
ON〉を検出する(ステップS3004)。この送信先
設定の専用タグが検出されれば(ステップS3004:
はい)、送信先別に対応した送信条件を設定し、この設
定した送信条件を表示部102に表示する処理をおこな
い(ステップS3005)、ステップS3003に復帰
してつぎの送信先を探す。
【0159】通信にかかる送信設定された専用タグの検
出が終了すると(ステップS3004:いいえ)、フォ
ーマットリスト読み込みが完了したか検出される(ステ
ップS3006)。リスト読み込みが完了していない期
間は(ステップS3006:いいえ)、ステップS30
03に復帰して同様の処理を繰り返す。フォーマットリ
スト読み込みが完了すると(ステップS3006:は
い)、送信条件の設定を終了する。
【0160】図31は、電子メールを用いた送信設定時
の表示内容を示す図である。モードダイヤルで通信モー
ドが設定された後、取り込んだフォーマットリストにメ
ールサーバーが設定されていた場合は、図示のように、
メール送信画面が選択可能となり、確認キーの押下で図
32に示すように、電子メール作成画面が表示される。
【0161】作成画面では、宛先、タイトル、本文等の
入力画面が表示され、宛先項目3201部分には、フォ
ーマットリストに記載されていたメールアドレスが自動
的に入力される。なお、自動作成後にメールアドレスを
手動変更することもできる。これにより、処理部131
は、完成したフォーマットリストをこのメールへの添付
処理を実行し、通信処理部136を介してこのメールア
ドレス宛に送信処理する。
【0162】図33は、PCへのダイレクト送信設定時
の表示内容を示す図である。モードダイヤルで通信モー
ドが設定された後、取り込んだフォーマットリストにP
Cへのダイレクト送信の転送先サーバーが設定されてい
た場合、図示のように、ダイレクト送信画面が選択可能
となり、確認キーの押下で図34に示すように、送信先
項目3401が表示される。送信先確認後には、図35
に示すように送信先(PC)の転送先フォルダ項目35
01が表示される。
【0163】このように、転送先(PC)のサーバー、
フォルダ名は、フォーマットリストに記載されていたサ
ーバー名、フォルダ名が自動的に入力される。なお、自
動作成後に転送先を手動変更することもできる。これに
より、処理部131は、完成したフォーマットリストを
このPCに対しダイレクト送信する処理を実行し、通信
処理部136を介してこのサーバー宛に送信処理する。
【0164】図36は、FTPサーバーへアップロード
する際の表示内容を示す図である。モードダイヤルで通
信モードが設定された後、取り込んだフォーマットリス
トにFTPサーバーのURLアドレスが設定されていた
場合、図示のように、FTPアップロード送信画面が選
択可能となり、確認キーの押下で図37に示すように、
ダイヤルアップ接続先項目3701、およびFTPサー
バー項目3702、転送先フォルダ項目3703が表示
される。
【0165】このように、転送先のFTPサーバー、フ
ォルダ名は、フォーマットリストに記載されていたUR
Lアドレスが自動的に入力される。なお、自動作成後に
転送先を手動変更することもできる。これにより、処理
部131は、完成したフォーマットリストをこのFTP
サーバー宛にFTPアップロードする処理を実行し、通
信処理部136を介してこのFTPサーバー宛に送信処
理する。
【0166】以上説明したように、送信条件の設定を送
信先別に自動設定することができ、送信先、および送信
条件の設定を誤り無くでき、完成したフォーマットリス
トの送信にかかる設定を不要として操作性を大幅に向上
できるようになる。そして、フォーマットリストが上述
したような汎用のHTML形式で記述したものを用いる
ことにより、外部装置側では、デジタルカメラ装置10
0から送信された更新(完成した)フォーマットリスト
を、直接インターネットのWeb上に掲載できるなどの
活用ができるようになる。
【0167】このように、本発明によれば、外部装置側
では、必要な入力データを要求したフォーマットリスト
をデジタルカメラ装置100に送るだけで、デジタルカ
メラ装置100側から、要求した入力データを完成後の
フォーマットリストにより得ることができ、このフォー
マットリストに基づき各デジタルカメラ装置100で得
た入力データを活用できるようになる。
【0168】以上説明した各実施の形態では、画像入力
装置の具体例としてデジタルカメラ装置100を例に説
明したが、この発明の画像入力装置としては、他にデジ
タルカメラ付きPDA、ノートブック型パーソナルコン
ピュータ等にも同様に適用することができる。
【0169】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明によれば、あらかじめパーソナルコンピュータ等の
外部装置にて、画像入力装置が保有する複数の異なる入
力機能を選択的に用いた入力操作の手順が記述されたフ
ォーマットリストを取り込み、記録する記録手段と、前
記取り込んだフォーマットリストの記述内容を解析し、
解析結果に対応する入力機能を選択して該当する入力モ
ードに遷移させ、該入力モードでの入力操作内容を表示
出力する処理手段と、前記選択された入力モードを表示
する表示手段と、前記表示手段に表示された入力モード
に基づくデータ入力操作をおこなうための操作手段と、
を備えたので、外部装置で作成された要求に沿った入力
モードの入力操作内容が表示され、この表示により適切
な入力モードでの入力操作を実行でき、操作性の向上が
図れる。また、フォーマットリストを取り込み解析する
処理であるためプログラム転送が不要で装置のメモリ容
量を取らないという効果を奏する。
【0170】また、請求項2に記載の発明によれば、請
求項1に記載の発明において、前記複数の入力機能は、
静止画、音声、動画、文字の入力であり、前記処理手段
は、選択された入力機能に対応する静止画撮影、音声記
録、動画撮影、テキスト入力のうち該当する入力モード
に遷移して該入力モードを前記表示手段に表示出力し、
該入力モードでのデータ入力操作を実行させるので、指
示にしたがった入力操作をするだけで一連の入力処理を
完了できるという効果を奏する。
【0171】また、請求項3に記載の発明によれば、請
求項2に記載の発明において、前記処理手段は、前記遷
移した入力モードで入力操作されて得られたデータを、
前記記録手段に記録したフォーマットリストの該当記述
位置に関連付けて更新記録するので、指示された入力操
作をするだけで各入力モードで入力された入力データを
フォーマットリストの記述形式で一連化できるという効
果を奏する。
【0172】また、請求項4に記載の発明によれば、請
求項3に記載の発明において、前記処理手段は、前記遷
移した入力モードで入力操作されて得られたデータの記
録条件、ファイル属性等の付帯情報を該データに関連付
けして前記フォーマットリストを更新記録するので、特
別な入力操作をせずともデータの記録条件、ファイル属
性等の付帯情報が関連付けされるので、より詳細な情報
を記録でき、管理等に用いることができるという効果を
奏する。
【0173】また、請求項5に記載の発明によれば、請
求項3に記載の発明において、前記記録手段には、あら
かじめ装置や使用者の属性に関する画像や文字等のデー
タが入力、保存可能であり、前記処理手段は、前記取り
込んだフォーマットリストの記述内容を解析し、解析結
果に対応する入力機能を選択して該当する入力モードに
遷移させ、該入力モードでの入力操作を表示出力すると
ともに、該フォーマットリストの記述内容が前記保存さ
れた装置や使用者の属性の入力を示す場合、該装置や使
用者の属性データを前記記録手段から読み出し該当する
記述箇所に入れ込み、該フォーマットリストを更新記録
するので、装置や使用者の属性をフォーマットリストに
入れ込み更新でき、特別な操作を不要としてより詳細な
情報をフォーマットリストに盛り込むことができ管理等
の利便性の向上が図れるという効果を奏する。
【0174】また、請求項6に記載の発明によれば、請
求項1〜5のいずれか一つに記載の発明において、前記
フォーマットリストは、複数の入力用タグを備えたHT
ML形式で記述されたものであり、前記処理手段は、前
記フォーマットリストに記述された該当する入力用タグ
の記述内容を解析し、解析結果に対応する入力機能を選
択して該当する入力モードに遷移させ、該入力モードで
の入力操作を表示出力するとともに、該入力モードで入
力されたデータを前記フォーマットリストの該当する入
力用タグ部分にHTML形式で記述するので、フォーマ
ットリストに汎用のHTML形式を用いることができ、
各入力タグ部分に入力データを埋め込むことができ、フ
ォーマットリストの作成、更新、管理を容易におこなえ
るという効果を奏する。
【0175】また、請求項7に記載の発明によれば、請
求項1〜6のいずれか一つに記載の発明において、前記
処理手段は、前記取り込んだフォーマットリストの前記
入力用タグの記述内容を解析し、解析結果に対応する入
力機能を選択して該当する入力モードに遷移させ、該入
力モードでの入力操作を検出した都度、前記フォーマッ
トリストのつぎの入力用タグの記述内容の解析を実行
し、対応する入力モードに順次遷移させるので、入力タ
グを順次解析し入力モード別の入力操作をおこなえるよ
うになるため、入力モードの変更操作が不要として一連
の入力要求を簡単におこなえるという効果を奏する。
【0176】また、請求項8に記載の発明によれば、請
求項7に記載の発明において、前記処理手段は、前記入
力モードの遷移の自動実行あるいは手動実行のいずれか
あらかじめ設定された設定内容に基づき、自動実行の設
定時には、前記フォーマットリストの入力用タグの記述
内容の解析および該当する入力モードへの遷移を自動実
行する一方、手動実行の設定時には、前記操作手段の操
作選択に基づきつぎの入力用タグが示す入力モードの遷
移を手動実行可能としたので、フォーマットリストの作
成時に、入力モードの変更を自動変更する構成と操作者
の操作によって手動で変更することが任意に設定でき、
自動設定時には入力操作の自動化が図れ、手動設定時に
は操作者の操作で入力モードが切り替えられ現在の入力
モードを容易に把握できるという効果を奏する。
【0177】また、請求項9に記載の発明によれば、請
求項8に記載の発明において、前記処理手段は、前記入
力モードの遷移が手動実行に設定されている場合、前記
フォーマットリスト上でのつぎの入力用タグ、あるいは
前回の入力用タグの記述内容の解析実行を前記操作手段
の操作入力に基づき任意に選択可能としたので、入力モ
ードの手動設定時に前回の入力タグに戻って再度同様の
入力操作をおこなうことができ、誤操作時等に再度の入
力操作が可能で入力の利便性が向上できるという効果を
奏する。
【0178】また、請求項10に記載の発明によれば、
画像入力装置に記録された複数の異なる入力データを記
録保存する記録手段と、あらかじめパーソナルコンピュ
ータ等の外部装置にて、画像入力装置が保有する複数の
異なる入力機能を選択的に用いた入力操作の手順が記述
されたフォーマットリストを取り込む機能を有し、再生
モード時には、該取り込んだフォーマットリストの入力
用タグの記述内容を解析し、解析結果に対応して前記記
録手段に記録されている入力データを該フォーマットリ
ストの入力タグの記述内容順に自動再生処理する処理手
段と、前記選択された入力データを表示する表示手段
と、を備えたので、再生モードの選択時に入力データを
フォーマットリストの記述内容順に自動再生できるた
め、入力データの抜け、漏れを容易に確認できるという
効果を奏する。
【0179】また、請求項11に記載の発明によれば、
請求項10に記載の発明において、前記処理手段は、前
記再生モードが手動実行に設定可能であり、該手動実行
の設定時には、操作手段の操作選択に基づき、前記フォ
ーマットリスト上でのつぎの入力用タグ、あるいは前回
の入力用タグの記述内容が示す入力データの再生処理が
実行可能としたので、再生方向を任意に切り替えること
ができるため、入力データの抜け、漏れをより簡単に確
認できるという効果を奏する。
【0180】また、請求項12に記載の発明によれば、
請求項請求項1〜9のいずれか一つに記載の発明におい
て、前記処理手段は、前記取り込んだフォーマットリス
トの内容を解析による対応した入力モードへの遷移時
に、該入力モードで必要な入力操作の内容を前記表示手
段に文字等で案内表示するので、自動遷移した各入力モ
ードが表示されるため、現在の入力モードを把握でき適
切な入力操作がおこなえるという効果を奏する。
【0181】また、請求項13に記載の発明によれば、
請求項12に記載の発明において、前記処理手段は、前
記取り込んだフォーマットリストの内容の解析実行時
に、該フォーマットリストに記述されている入力タグの
総個数と前記各入力モード毎の個数をカウントし、前記
表示手段に総入力件数と入力モード別の入力件数、およ
び項目リスト等のリスト入力情報を表示するので、入力
操作する前段階で、これから必要な入力操作の概要を操
作回数で把握できるという効果を奏する。
【0182】また、請求項14に記載の発明によれば、
請求項12,13のいずれか一つに記載の発明におい
て、前記処理手段は、前記取り込んだフォーマットリス
トの内容の解析時に、該フォーマットリストをイメージ
展開した画像を前記表示手段に表示し、該イメージ展開
したフォーマットリストに記述されている前記入力タグ
毎に、必要な入力モードでの入力操作内容をイメージ化
して表示するので、入力操作する前段階で、これから必
要な入力操作の概要と、一連の各入力モードへの遷移を
容易に把握できるという効果を奏する。
【0183】また、請求項15に記載の発明によれば、
請求項請求項1〜14のいずれか一つに記載の発明にお
いて、前記フォーマットリストには、各入力モードにお
ける撮影条件等の入力条件を設定可能な専用タグが記載
され、前記処理手段は、前記取り込んだフォーマットリ
ストの内容の解析時に、専用タグの検出により該専用タ
グが示す入力条件を自動設定するので、フォーマットリ
ストの解析で各入力モードの撮影条件等入力条件が自動
設定されるため、特別な操作なしに適切かつ簡単に所定
精度の入力データを取得できるという効果を奏する。
【0184】また、請求項16に記載の発明によれば、
請求項15に記載の発明において、前記処理手段は、前
記自動設定した入力条件の内容を前記表示手段に表示す
るので、自動設定された撮影条件等が表示され、この撮
影条件を容易に把握できるという効果を奏する。
【0185】また、請求項17に記載の発明によれば、
請求項15,16のいずれか一つに記載の発明におい
て、装置には該装置が有する入力機能等の特性や、使用
者の属性が登録、あるいは設定可能であり、前記処理手
段は、前記取り込んだフォーマットリストの内容の解析
時に、前記専用タグを検出したときには、前記装置の入
力機能等の特性、使用者の属性に応じて該専用タグが示
す入力操作の必要の有無、入力条件の自動設定等の一部
/または全部を、有効/または無効に切り替え可能とし
たので、装置の入力機能や使用者の属性に応じて入力操
作の有無、入力条件が自動設定でき、単一のフォーマッ
トリストをそれぞれ別の装置で取り込む構成時において
も、各装置、操作者別に適合した入力データを要求で
き、フォーマットリストの共通化、作成の容易化が図れ
るという効果を奏する。
【0186】また、請求項18に記載の発明によれば、
請求項1〜17のいずれか一つに記載の発明において、
前記フォーマットリストには、操作入力された入力デー
タの送信先を設定可能な専用タグが記載され、前記入力
操作された入力データを外部に送信する通信処理部を備
え、前記処理手段は、前記取り込んだフォーマットリス
トの内容の解析時に、前記送信先の専用タグを検出した
ときには、前記入力データを前記送信先に送信するため
に必要な送信条件を自動設定するので、取り込んだフォ
ーマットリストに基づき入力データを得て更新したフォ
ーマットリストを指定された送信先に送信できるため、
このフォーマットリストを用いて各装置で操作入力され
た必要な入力データを外部装置に返送でき、所望する入
力データを集中して取得できる等、データ収集の効率
化、活用化が図れるという効果を奏する。
【0187】また、請求項19に記載の発明によれば、
請求項18に記載の発明において、前記処理手段は、前
記送信先がメールアドレスの場合、該メールアドレス宛
に電子メールを送信し、該電子メールに前記入力データ
を添付して送信するための送信条件を設定するので、電
子メールを利用して入力データを送信先に簡単に送信で
きるという効果を奏する。
【0188】また、請求項20に記載の発明によれば、
請求項18に記載の発明において、前記処理手段は、前
記送信先がパーソナルコンピュータ等の外部装置に対す
るダイレクト送信の場合、前記送信条件として、該外部
装置のコンピュータ名と、該コンピュータの送信先フォ
ルダを自動設定するので、外部装置に直接入力データを
簡単に送信できるという効果を奏する。
【0189】また、請求項21に記載の発明によれば、
請求項18に記載の発明において、前記処理手段は、前
記送信先がFTPサーバーに対するファイル送信の場
合、前記送信条件として、該FTPサーバー名と、該F
TPサーバーの送信先フォルダを自動設定するので、F
TPサーバーに入力データを簡単に送信できるという効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の本実施の形態にかかる画像入力装置
であるデジタルカメラ装置の全体構成を示すブロック図
である。
【図2】この発明の本実施の形態1にかかる画像入力装
置に取り込まれるフォーマットリストの記述内容例を示
す図である。
【図3】この発明の本実施の形態1にかかる画像入力装
置のフォーマットリストに基づく入力処理手順を示すフ
ローチャートである。
【図4】この発明の本実施の形態1にかかる画像入力装
置の静止画撮影時に表示される案内画面である。
【図5】この発明の本実施の形態1にかかる画像入力装
置の音声記録時に表示される案内画面である。
【図6】この発明の本実施の形態1にかかる画像入力装
置の動画撮影時に表示される案内画面である。
【図7】この発明の本実施の形態1にかかる画像入力装
置の文字入力時に表示される案内画面である。
【図8】この発明の本実施の形態1にかかる画像入力装
置の文字入力時に用いる文字キーの画面である。
【図9】この発明の本実施の形態1にかかる画像入力装
置のフォーマットリストの完成例を示す図である。
【図10】この発明の本実施の形態1にかかる画像入力
装置のフォーマットリストをイメージ展開した表示画面
である。
【図11】この発明の本実施の形態2にかかる画像入力
装置のフォーマットリストの記述内容例を示す図であ
る。
【図12】この発明の本実施の形態2にかかる画像入力
装置のフォーマットリストに基づく入力処理手順を示す
フローチャートである。
【図13】この発明の本実施の形態2にかかる画像入力
装置のフォーマットリストの完成例を示す図である。
【図14】この発明の本実施の形態2にかかる画像入力
装置のフォーマットリストをイメージ展開した表示画面
である。
【図15】この発明の本実施の形態3にかかる画像入力
装置のフォーマットリストの記述内容例を示す図であ
る。
【図16】この発明の本実施の形態3にかかる画像入力
装置のフォーマットリストに基づく入力処理手順を示す
フローチャートである。
【図17】この発明の本実施の形態3にかかる画像入力
装置のフォーマットリストの完成例を示す図である。
【図18】この発明の本実施の形態3にかかる画像入力
装置のフォーマットリストをイメージ展開した表示画面
である。
【図19】この発明の本実施の形態4にかかる画像入力
装置のフォーマットリストに基づく入力処理手順を示す
フローチャートである。
【図20】この発明の本実施の形態5にかかる画像入力
装置のフォーマットリストに基づく自動再生処理手順を
示すフローチャートである。
【図21】この発明の本実施の形態6にかかる画像入力
装置の入力操作の案内画面を示す図である。
【図22】この発明の本実施の形態7にかかる画像入力
装置のフォーマットリストに基づく入力処理手順を示す
フローチャートである。
【図23】この発明の本実施の形態7にかかる画像入力
装置のフォーマットリスト解析によるリスト入力情報の
表示例を示す図である。
【図24】この発明の本実施の形態8にかかる画像入力
装置のフォーマットリストのイメージ展開例を示す図で
ある。
【図25】この発明の本実施の形態9にかかる画像入力
装置のフォーマットリストの記述内容例を示す図であ
る。
【図26】この発明の本実施の形態9にかかる画像入力
装置のフォーマットリストに基づく入力処理手順を示す
フローチャートである。
【図27】この発明の本実施の形態9にかかる画像入力
装置のフォーマットリストに基づく入力条件の設定内容
の表示例を示す図である。
【図28】この発明の本実施の形態10にかかる画像入
力装置ののフォーマットリストに基づく入力処理手順を
示すフローチャートである。
【図29】この発明の本実施の形態11にかかる画像入
力装置のフォーマットリストの記述内容例を示す図であ
る。
【図30】この発明の本実施の形態11にかかる画像入
力装置のフォーマットリストに基づく送信条件の自動設
定処理手順を示すフローチャートである。
【図31】この発明の本実施の形態11にかかる画像入
力装置のフォーマットリスト解析による電子メール送信
時の表示例を示す図である。
【図32】この発明の本実施の形態11にかかる画像入
力装置の電子メール作成時の表示画面を示す図である。
【図33】この発明の本実施の形態11にかかる画像入
力装置のフォーマットリスト解析によるダイレクト送信
時の表示例を示す図である。
【図34】この発明の本実施の形態11にかかる画像入
力装置のダイレクト送信時の表示画面を示す図である。
【図35】この発明の本実施の形態11にかかる画像入
力装置のダイレクト送信時の表示画面を示す図である。
【図36】この発明の本実施の形態11にかかる画像入
力装置のフォーマットリスト解析によるFTPアップロ
ード時の表示例を示す図である。
【図37】この発明の本実施の形態11にかかる画像入
力装置のFTPアップロード時の表示画面を示す図であ
る。
【符号の説明】
100 デジタルカメラ装置 101 カメラ部 102 表示部 103 画像データ録再部 104 主制御部 105 記録部 106 操作部 107 I/F部 108 カードスロット部 109 音声データ録再部 110 電源部 121 CCD 122 CCDドライバ 123 駆動部 131 処理部(CPU) 132 メモリ 133 ポート 134 カメラ処理部 135 画像編集/合成処理部 136 通信処理部 137 音声/動画処理部 138 撮影リスト処理部 139 コマンド処理部 140 暗号化/すかし処理部 141 文字モード処理部 142 内蔵メモリ 143 ROM 151 フレームメモリ 152 画像制御IC 153 CCD制御部 154 イメージプロセッシング部 155 画像圧縮・伸長部 161 液晶表示部(TFTLCD) 162 LCD制御部 163 外部出力端子 164 増幅アンプ 171 操作ボタン 172 CPU 173 タイマ(RTC) 174 リモコン 175 LCD 176 タッチパネル 177 入力パッド 178 A/D 179 座標変換部 181 I/F端子 182 ドライバIC 185,186 カードスロット 187,188 I/F制御部 191 マイク 192 増幅部 193 スピーカー 195 データライン 196 内部バス 2401〜2404 案内文章 2405〜2408 入力項目 3201 宛先項目 3401 送信先項目 3501 転送先フォルダ項目 3701 ダイヤルアップ接続先項目 3702 FTPサーバー項目 3703 転送先フォルダ項目
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 啓一 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 Fターム(参考) 5C022 AA00 AB31 AC01 AC13 AC69 CA00 5C053 GB12 JA03 JA16 JA21 KA01 KA24 LA01 LA11 LA14 5E501 AB15 AC34 BA05 CB12 DA05 DA15 FA14 FA15

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 あらかじめパーソナルコンピュータ等の
    外部装置にて、画像入力装置が保有する複数の異なる入
    力機能を選択的に用いた入力操作の手順が記述されたフ
    ォーマットリストを取り込み、記録する記録手段と、 前記取り込んだフォーマットリストの記述内容を解析
    し、解析結果に対応する入力機能を選択して該当する入
    力モードに遷移させ、該入力モードでの入力操作内容を
    表示出力する処理手段と、 前記選択された入力モードを表示する表示手段と、 前記表示手段に表示された入力モードに基づくデータ入
    力操作をおこなうための操作手段と、 を備えたことを特徴とする画像入力装置。
  2. 【請求項2】 前記複数の入力機能は、静止画、音声、
    動画、文字の入力であり、 前記処理手段は、選択された入力機能に対応する静止画
    撮影、音声記録、動画撮影、テキスト入力のうち該当す
    る入力モードに遷移して該入力モードを前記表示手段に
    表示出力し、該入力モードでのデータ入力操作を実行さ
    せることを特徴とする請求項1に記載の画像入力装置。
  3. 【請求項3】 前記処理手段は、 前記遷移した入力モードで入力操作されて得られたデー
    タを、前記記録手段に記録したフォーマットリストの該
    当記述位置に関連付けて更新記録することを特徴とする
    請求項2に記載の画像入力装置。
  4. 【請求項4】 前記処理手段は、 前記遷移した入力モードで入力操作されて得られたデー
    タの記録条件、ファイル属性等の付帯情報を該データに
    関連付けして前記フォーマットリストを更新記録するこ
    とを特徴とする請求項3に記載の画像入力装置。
  5. 【請求項5】 前記記録手段には、あらかじめ装置や使
    用者の属性に関する画像や文字等のデータが入力、保存
    可能であり、 前記処理手段は、 前記取り込んだフォーマットリストの記述内容を解析
    し、解析結果に対応する入力機能を選択して該当する入
    力モードに遷移させ、該入力モードでの入力操作を表示
    出力するとともに、該フォーマットリストの記述内容が
    前記保存された装置や使用者の属性の入力を示す場合、
    該装置や使用者の属性データを前記記録手段から読み出
    し該当する記述箇所に入れ込み、該フォーマットリスト
    を更新記録することを特徴とする請求項3に記載の画像
    入力装置。
  6. 【請求項6】 前記フォーマットリストは、複数の入力
    用タグを備えたHTML形式で記述されたものであり、 前記処理手段は、前記フォーマットリストに記述された
    該当する入力用タグの記述内容を解析し、解析結果に対
    応する入力機能を選択して該当する入力モードに遷移さ
    せ、該入力モードでの入力操作を表示出力するととも
    に、該入力モードで入力されたデータを前記フォーマッ
    トリストの該当する入力用タグ部分にHTML形式で記
    述することを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに
    記載の画像入力装置。
  7. 【請求項7】 前記処理手段は、 前記取り込んだフォーマットリストの前記入力用タグの
    記述内容を解析し、解析結果に対応する入力機能を選択
    して該当する入力モードに遷移させ、該入力モードでの
    入力操作を検出した都度、前記フォーマットリストのつ
    ぎの入力用タグの記述内容の解析を実行し、対応する入
    力モードに順次遷移させることを特徴とする請求項1〜
    6のいずれか一つに記載の画像入力装置。
  8. 【請求項8】 前記処理手段は、 前記入力モードの遷移の自動実行あるいは手動実行のい
    ずれかあらかじめ設定された設定内容に基づき、自動実
    行の設定時には、前記フォーマットリストの入力用タグ
    の記述内容の解析および該当する入力モードへの遷移を
    自動実行する一方、手動実行の設定時には、前記操作手
    段の操作選択に基づきつぎの入力用タグが示す入力モー
    ドの遷移を手動実行可能なことを特徴とする請求項7に
    記載の画像入力装置。
  9. 【請求項9】 前記処理手段は、前記入力モードの遷移
    が手動実行に設定されている場合、前記フォーマットリ
    スト上でのつぎの入力用タグ、あるいは前回の入力用タ
    グの記述内容の解析実行を前記操作手段の操作入力に基
    づき任意に選択可能なことを特徴とする請求項8に記載
    の画像入力装置。
  10. 【請求項10】 画像入力装置に記録された複数の異な
    る入力データを記録保存する記録手段と、 あらかじめパーソナルコンピュータ等の外部装置にて、
    画像入力装置が保有する複数の異なる入力機能を選択的
    に用いた入力操作の手順が記述されたフォーマットリス
    トを取り込む機能を有し、再生モード時には、該取り込
    んだフォーマットリストの入力用タグの記述内容を解析
    し、解析結果に対応して前記記録手段に記録されている
    入力データを該フォーマットリストの入力タグの記述内
    容順に自動再生処理する処理手段と、 前記選択された入力データを表示する表示手段と、を備
    えたことを特徴とする画像入力装置。
  11. 【請求項11】 前記処理手段は、 前記再生モードが手動実行に設定可能であり、該手動実
    行の設定時には、操作手段の操作選択に基づき、前記フ
    ォーマットリスト上でのつぎの入力用タグ、あるいは前
    回の入力用タグの記述内容が示す入力データの再生処理
    が実行可能なことを特徴とする請求項10に記載の画像
    入力装置。
  12. 【請求項12】 前記処理手段は、 前記取り込んだフォーマットリストの内容を解析による
    対応した入力モードへの遷移時に、該入力モードで必要
    な入力操作の内容を前記表示手段に文字等で案内表示す
    ることを特徴とする請求項1〜9のいずれか一つに記載
    の画像入力装置。
  13. 【請求項13】 前記処理手段は、 前記取り込んだフォーマットリストの内容の解析実行時
    に、該フォーマットリストに記述されている入力タグの
    総個数と前記各入力モード毎の個数をカウントし、前記
    表示手段に総入力件数と入力モード別の入力件数、およ
    び項目リスト等のリスト入力情報を表示することを特徴
    とする請求項12に記載の画像入力装置。
  14. 【請求項14】 前記処理手段は、 前記取り込んだフォーマットリストの内容の解析時に、
    該フォーマットリストをイメージ展開した画像を前記表
    示手段に表示し、該イメージ展開したフォーマットリス
    トに記述されている前記入力タグ毎に、必要な入力モー
    ドでの入力操作内容をイメージ化して表示することを特
    徴とする請求項12,13のいずれか一つに記載の画像
    入力装置。
  15. 【請求項15】 前記フォーマットリストには、各入力
    モードにおける撮影条件等の入力条件を設定可能な専用
    タグが記載され、 前記処理手段は、 前記取り込んだフォーマットリストの内容の解析時に、
    専用タグの検出により該専用タグが示す入力条件を自動
    設定することを特徴とする請求項1〜14のいずれか一
    つに記載の画像入力装置。
  16. 【請求項16】 前記処理手段は、 前記自動設定した入力条件の内容を前記表示手段に表示
    することを特徴とする請求項15に記載の画像入力装
    置。
  17. 【請求項17】 装置には該装置が有する入力機能等の
    特性や、使用者の属性が登録、あるいは設定可能であ
    り、 前記処理手段は、 前記取り込んだフォーマットリストの内容の解析時に、
    前記専用タグを検出したときには、前記装置の入力機能
    等の特性、使用者の属性に応じて該専用タグが示す入力
    操作の必要の有無、入力条件の自動設定等の一部/また
    は全部を、有効/または無効に切り替え可能なことを特
    徴とする請求項15,16のいずれか一つに記載の画像
    入力装置。
  18. 【請求項18】 前記フォーマットリストには、操作入
    力された入力データの送信先を設定可能な専用タグが記
    載され、 前記入力操作された入力データを外部に送信する通信処
    理部を備え、 前記処理手段は、 前記取り込んだフォーマットリストの内容の解析時に、
    前記送信先の専用タグを検出したときには、前記入力デ
    ータを前記送信先に送信するために必要な送信条件を自
    動設定することを特徴とする請求項1〜17のいずれか
    一つに記載の画像入力装置。
  19. 【請求項19】 前記処理手段は、 前記送信先がメールアドレスの場合、該メールアドレス
    宛に電子メールを送信し、該電子メールに前記入力デー
    タを添付して送信するための送信条件を設定することを
    特徴とする請求項18に記載の画像入力装置。
  20. 【請求項20】 前記処理手段は、 前記送信先がパーソナルコンピュータ等の外部装置に対
    するダイレクト送信の場合、前記送信条件として、該外
    部装置のコンピュータ名と、該コンピュータの送信先フ
    ォルダを自動設定することを特徴とする請求項18に記
    載の画像入力装置。
  21. 【請求項21】 前記処理手段は、 前記送信先がFTPサーバーに対するファイル送信の場
    合、前記送信条件として、該FTPサーバー名と、該F
    TPサーバーの送信先フォルダを自動設定することを特
    徴とする請求項18に記載の画像入力装置。
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