JP2003204134A - 電子部品実装済回路基板、及び電子部品実装方法 - Google Patents

電子部品実装済回路基板、及び電子部品実装方法

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JP2003204134A
JP2003204134A JP2002000632A JP2002000632A JP2003204134A JP 2003204134 A JP2003204134 A JP 2003204134A JP 2002000632 A JP2002000632 A JP 2002000632A JP 2002000632 A JP2002000632 A JP 2002000632A JP 2003204134 A JP2003204134 A JP 2003204134A
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JP
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electronic component
circuit board
extending portion
electronic
lead electrode
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Application number
JP2002000632A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Uchiyama
博之 内山
Masato Hirano
正人 平野
Kunio Sakurai
邦男 桜井
Akihito Hatakeyama
秋仁 畠山
Masaki Watanabe
正樹 渡辺
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リード電極付の電子部品を回路基板の両面に
実装する場合において、安価かつ小型化を実現可能な、
電子部品実装済回路基板、及びリード電極付き電子部品
を回路基板の両面に実装する電子部品実装方法を提供す
る。 【解決手段】 第1電子部品121の第1リード電極1
22に含まれる第1延在部分122aを回路基板111
の第1面111aに接合することで、リード電極を有す
る電子部品を表面実装型の電子部品に変更することがで
きる。よって、リード電極を有する第1電子部品及び第
2電子部品131を回路基板の両面に実装することがで
きる。したがって、比較的安価なリード電極を有する電
子部品を使用して、回路基板の小型化を図ることがで
き、回路基板の小型化と低コスト化とを両立することが
可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リード電極を有す
る電子部品を回路基板の両面に実装した電子部品実装済
回路基板、及びリード電極を有する電子部品を回路基板
の両面に実装する電子部品実装方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電子機器の小型化及び高機能化の
要求に伴って電子部品は小型化され、プリント回路基板
上に高密度に実装されるようになってきた。従来の半田
付け方式では、電子部品の本体から突き出しているリー
ド電極をプリント回路基板に設けられたスルーホールに
挿入した後に半田付けを行う方式がとられていた。しか
しながら、この方式では接合点に必ずスルーホールが必
要となり、高密度実装が阻害されると同時に電子部品自
体もリード電極を設けなければならないことから、電子
部品の小型化が困難であった。そこで、電子部品の電極
を部品本体の表面に設け、電子部品の大きさ自体も小型
化した表面実装型の電子部品が登場した。表面実装型の
電子部品はプリント回路基板の表面に設けられた電極に
接合材料としてクリーム半田などを予め形成しておき、
電子部品を搭載後にプリント回路基板自体を加熱して半
田付けを行うリフロー半田付けが適用されている。
【0003】一方、小型化の要求が少ない機器や、高電
圧及び大電流が印加される例えば電源回路等では旧来の
リード電極付きの電子部品が用いられており、フロー半
田付けにより半田付けが行われている。なぜならば、リ
ード電極付きの電子部品の方が表面実装型の電子部品に
比べてコストが低く、商品に対する小型化要求が小さい
機器においてはコストを優先してリード電極付きの電子
部品が使用されるからである。又、高電圧及び大電流が
印加される回路においては、表面実装型の部品が使用で
きない場合がある。これは表面実装型の電子部品は、全
体が小型化されているために、高電圧を印加するのに必
要である十分な絶縁耐圧が確保できないためであり、大
電流を印加するのに必要である電流容量が確保できない
ためである。従って、これらの回路ではリード電極付き
の電子部品が採用され続けている。
【0004】ここで図20を参照して、従来のリード電
極付き電子部品を用いたフロー半田付け工程について説
明する。図20に示すように、プリント回路基板11に
は所定の位置にスルーホール20が設けられている。こ
こで電子部品1のリード電極3が挿入されるスルーホー
ル20の構造は2つ存在する。プリント回路基板11の
片面側にしか配線パターン13が存在しない場合には部
品挿入用の穴のみが開口されており、プリント回路基板
の表面に電極が配置される構造になっている。又、プリ
ント回路基板11の両面に配線パターン13が存在する
場合には上下の配線パターン13を電気的に接続するた
め、開口部の表面が銅メッキされており、プリント回路
基板11の半田付けがなされる面には大きめの電極12
が配置される構造となっている。一般的にスルーホール
といえば後者の構造を指すが、ここでは、説明の便宜
上、電子部品のリード電極を挿入するために設けられて
いるという用途から、両構造ともスルーホールと総称す
る。
【0005】次に、リード電極付きの電子部品1を所定
の位置のスルーホール20に挿入する。リード電極付き
の電子部品1は大きく3つの構造に分けられる。第1の
構造は、図20に示すようにリード電極3が電子部品1
の両端から突き出ている構造であり、一般的にアキシャ
ル部品と呼ばれている電子部品である。該アキシャル部
品は、金属皮膜抵抗やダイオード等の電子部品に採用さ
れている。このようなアキシャル部品は、自動挿入機に
よりプリント回路基板11のスルーホール20に挿入さ
れることが多い。アキシャル部品は、リード電極3の先
端をそれぞれ一定の間隔でテープに固定された状態で供
給されており、上記自動挿入機ではまず、テープとリー
ド電極3との境目あたりでリード電極3を所定の長さに
切断し、次いで部品本体に近いところで両方のリード電
極3を約90°の角度で折り曲げる。このとき、2本の
リード電極3は同じ方向に曲げられる。この状態でリー
ド電極3の切断された先端がプリント回路基板11のス
ルーホール20と同じ位置になるように配置され、挿入
される。このとき、プリント回路基板11の下側からア
ンビルと呼ばれる金型がリード電極3の先端に押し当て
られ、リード電極3がプリント回路基板11から抜けな
いようにするために、図20に示すように、両方のリー
ド電極3の先端部分がほぼ向き合う方向に折り曲げる。
この工程をクリンチと呼ぶ。
【0006】次にリード電極付き電子部品1の第2の構
造を図21に示す。これは、電子部品1の本体の一方か
らリード電極3が2本突き出している構造であり、一般
的にラジアル部品と呼ばれている電子部品である。該ラ
ジアル部品は、アルミ電解コンデンサや円筒型コイル等
の電子部品に採用されている。上記ラジアル部品も自動
挿入機によりプリント回路基板11のスルーホール20
に挿入されることが多い。ラジアル部品は、リード電極
3の先端が揃えられて一定の間隔でテープに固定された
状態で供給されており、上記自動挿入機ではまず、テー
プとリード電極3の境目あたりでリード電極3を所定の
長さに切断する。この状態でリード電極3の切断された
先端がプリント回路基板11のスルーホール20と同じ
位置になるように配置され、リード電極3がスルーホー
ル20に挿入される。そして上記アキシャル部品と同様
にリード電極3の先端がクリンチにより曲げられるが、
折り曲げる方向は両方のリード電極3の先端部分が互い
に異なる方向、図示のように外側へ向かう方向とされ
る。これはラジアル部品では両方のリード電極3間の距
離が小さいために、内側に曲げると両方のリード電極3
の先端が接触するためである。
【0007】第3の構造は、上記2つの構造に該当しな
い電子部品の全ての構造であり、規定の形態は存在しな
い。一般的には3本以上のリード電極3を有する電子部
品1が該当し、図22に示すような放熱板19を取り付
けることの多いトランジスタやダイオードブリッジ、大
きなコイルを有するトランス、及び容量の大きい角型の
コンデンサ等が存在する。いずれも電子部品1の本体が
大きい。これらの電子部品1は一般的に大型異型部品と
呼ばれており、ほとんどの場合、人手によりリード電極
3はプリント回路基板11のスルーホール20に挿入さ
れる。又、リード電極3の先端はほとんどクリンチされ
ることはない。
【0008】上述のような各種形態の電子部品1におい
て、次の工程では、電子部品1を搭載したプリント回路
基板11は、フロー半田付け装置に投入され、半田付け
が行われる。フロー半田付けは、加熱し溶融した半田を
ノズルから噴出させたところに、プリント回路基板11
の半田付けを行う面を接触させることにより、必要な部
分にのみ半田付けを行う方式である。プリント回路基板
11は、まずフラクサと呼ばれるフラックス塗布部を通
過し、半田付け面にフラックスが塗布される。ついで、
プリヒートと呼ばれる工程において予備加熱をされ、フ
ラックス中の有機溶剤分を蒸発させ、フラックス成分を
活性化させる。次いで、溶融半田に接触させ、半田付け
が行われる。プリント回路基板11上の電極、及び電子
部品1のリード電極3等の金属部分にのみ半田は濡れ性
を示し、樹脂で構成されている、プリント回路基板のそ
の他の部分は半田をはじくために、所定の位置のみに半
田を付着させ、リード電極3と電極とを接合することが
できる。
【0009】次に表面実装型の電子部品で使用されるリ
フロー半田付けの各工程について説明する。リフロー半
田付けによる実装方法は接合材料として、例えばクリー
ム半田を用いる。クリーム半田は半田粉末にフラックス
と溶剤を配合してペースト状に形成したものであり、メ
タルマスクと呼ばれる印刷版を用いてプリント回路基板
の所定の電極上に印刷される。次いで、電子部品装着機
により表面実装型の電子部品を、上記クリーム半田が印
刷された上記電極上に装着する。ここで使用される表面
実装型の電子部品は一般に一定の間隔でテープ上に固定
され巻き取られている荷姿で供給されており、電子部品
装着機に設けられた吸着ノズルによりテープから吸い上
げられ、認識カメラにより吸着ノズルに吸い上げられて
いる部品の形状、姿勢を判断した後に適切な補正を行っ
てプリント回路基板上に配置される。又、表面実装型の
コネクタ等の比較的大きな部品や吸い上げるための平面
部分が存在しない部品を装着するときには、4方向に機
械的な爪がついたチャックにより部品を摘み上げて、適
切な位置補正を行った後にプリント回路基板上に配置さ
れる。次いで、電子部品が搭載されたプリント回路基板
をリフロー炉と呼ばれる加熱炉に投入して、プリント回
路基板ごと加熱することによりクリーム半田を溶融さ
せ、電子部品と電極との接合を行う。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような電子部品の実装方法では、リード電極付きの電子
部品を使用した回路において小型化を図ることができな
いという問題点がある。即ち、リード電極付きの電子部
品において、一般的なリード電極の直径は0.65mm
から1.0mm程度であり、このリード電極を挿入する
ためのスルーホールの直径は、リードの直径よりも大き
くとるために1.0mmから2.0mm程度となる。さ
らにスルーホールの表面には半田付けを行うための電極
が設けられており、2.0mmから3.0mm程度の直
径となる。従って、異なる電位にある2つのリード電極
付きの電子部品を隣接配置する場合、スルーホールとプ
リント回路基板上の電極が重ならないように配置しなけ
ればならないので、スルーホールの中心間距離を2.0
mmより小さくすることはできない。
【0011】又、上述のように、リード電極付きの電子
部品はフロー半田付けで実装されるため、半田付けが可
能となる面は、プリント基板の一面のみである。これは
半田付けを行う面に電子部品が配置されていると、電子
部品が加熱溶融された半田噴流内に浸漬されてしまうた
めである。つまり、通常の共晶半田の融点は183℃で
あり、通常フロー半田付け装置においては溶融半田の温
度は230℃程度としている。一方、電解コンデンサ等
の電子部品は、その耐熱温度が100℃以下であり、
又、熱変形温度が130℃程度であるPBTやABS等
の樹脂でモールドされている電子部品も多数存在してお
り、溶融半田に接触させることができないからである。
さらに、通常のフロー半田付け装置では、溶融半田を噴
流させているノズルと、上記溶融半田が接するプリント
回路基板の半田接触面とのクリアランスが3〜5mm程
度であるために、耐熱温度の高い部品であっても上記ノ
ズルに接触してしまうために半田付けすることができな
い。従って、リード電極付きの電子部品をプリント回路
基板に両面配置することはできない。
【0012】さらには、リード電極付きの電子部品に
は、上記大型異型部品も多数使用されるため、プリント
回路基板上のデッドスペースが多くなり、表面実装型の
部品を両面に高密度に配置できる実装方法に比ベ、プリ
ント回路基板上の面積を有効に活用できない。この問題
点は、リード電極付きの電子部品を表面実装型の電子部
品に置きかえることが困難である高電圧及び大電流が印
加される回路において顕著に現れてくる。又、リード電
極付きの電子部品を表面実装型の電子部品に置き換える
ことにより小型化は達成できるが、コストが上がってし
まうという問題点もある。よってコスト優先となる機器
においては、コストを上げずに小型化することができな
い。本発明は、このような問題点を解決するためになさ
れたもので、リード電極付の電子部品を回路基板の両面
に実装する場合において、安価かつ小型化を実現可能
な、電子部品実装済回路基板、及びリード電極付き電子
部品を回路基板の両面に実装する電子部品実装方法を提
供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は以下のように構成する。即ち、本発明の第
1態様の電子部品実装済回路基板は、互いに対向する第
1面及び第2面を有し該第1面及び第2面に電子部品が
設けられる回路基板と、上記第1面に平行又はほぼ平行
に延在する第1延在部分を含む第1リード電極を有し、
上記第1延在部分が上記第1面にて電気的に接合され上
記第1面に実装される第1電子部品と、上記第2面から
回路基板を貫通して挿入され上記第1面にて電気的に接
合される第2リード電極を有し上記第2面に実装される
第2電子部品と、を備えたことを特徴とする。
【0014】又、上記第2電子部品は、上記第1電子部
品に比べて平面形状が大きく、上記第1電子部品は、上
記第2面に実装された上記第2電子部品に対向して上記
第1面上に実装することもできる。
【0015】又、上記第1リード電極は、上記第1電子
部品の本体部から突出し上記本体部に交差する方向に延
在し上記第1延在部分につながる第2延在部分をさらに
有することもできる。
【0016】又、上記第2延在部分は、上記本体部に対
してほぼ直角に延在し、上記第1延在部分は、上記本体
部に直交しかつ上記第2延在部分に対して80〜140
度の角度にて折り曲げることもできる。
【0017】又、上記第2延在部分は、上記本体部に対
してほぼ直角に延在し、上記第1延在部分は、上記本体
部に平行でありかつ上記第2延在部分に対してほぼ直交
することもできる。
【0018】又、上記第2延在部分は、上記本体部と上
記第1面との隙間を1mm以下にする長さを有すること
もできる。
【0019】さらに本発明の第2態様における電子部品
実装方法は、互いに対向する第1面及び第2面を有し該
第1面及び第2面に電子部品が設けられる回路基板に対
して、上記第1面に平行又はほぼ平行に延在する第1延
在部分を含む第1リード電極を有する第1電子部品につ
いて、上記第1面にて上記第1延在部分を電気的に接合
し、第2電子部品の第2リード電極を上記第2面から上
記回路基板を貫通して挿入し、上記第1面にて電気的に
接合する、ことを特徴とする。
【0020】又、上記第2態様において、リフロー半田
付けにて上記第1電子部品の上記第1延在部分を上記第
1面に接合した後、上記第1面に突出した上記第2リー
ド電極へクリーム半田を供給して熱風にて上記クリーム
半田を溶融させて上記接合を行うこともできる。
【0021】又、上記第2態様において、接着剤にて上
記第1電子部品を上記第1面に固定して上記第1延在部
分を上記第1面に接合した後、上記第1面に突出した上
記第2リード電極へクリーム半田を供給して熱風にて上
記クリーム半田を溶融させて上記接合を行うこともでき
る。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態である、電子部
品実装済回路基板、及び電子部品実装方法について、図
を参照しながら以下に説明する。尚、各図において同じ
構成部分については同じ符号を付している。又、回路基
板の機能を果たす一例として本実施形態ではプリント基
板を例に採る。又、第1リード電極付きの第1電子部品
の機能を果たす一例として、本実施形態では、アキシャ
ル部品である金属皮膜固定抵抗器を例に採るが、該金属
皮膜固定抵抗器に限定するものではない。
【0023】図1に示すように、本実施形態における電
子部品実装済回路基板101は、互いに対向する第1面
111a及び第2面111bを有し、該第1面111a
に第1電子部品121が、第2面111bに第2電子部
品131がそれぞれ設けられる。尚、図1に示すように
本実施形態では、回路基板111の第1面111aのみ
に、第1電子部品121と接続される電極112、及び
第2電子部品131と接続される電極113を設け、第
1面111aのみにて、第1電子部品121と電極11
2との電気的接続、及び第2電子部品131と電極11
3との電気的接続を行っているが、該形態に限定される
ものではない。即ち、図1に示す構成に加えて、上記第
2面111bにも第1電子部品121を設け、かつ上記
第1面111aにも第2電子部品131を設け、それぞ
れ第2面111bにて電気的接続を行っても良い。ここ
で、上記第1電子部品121は、本実施形態では図2に
示すように、円筒形の部品本体部121aの両端から各
第1リード電極122が互いに異なる方向へ突出した構
造を有し、本実施形態での金属皮膜抵抗器において、部
品本体部121aの直径は2.3mm、その長さは6.
35mmであり、各第1リード電極122は、直径が
0.65mm、長さが30mmである。
【0024】上述のように本実施形態の電子部品実装済
回路基板101では、第1面111a及び第2面111
bの両面に、リード電極付きの電子部品を実装すること
が可能となる。これは、第1電子部品121における第
1リード電極122を以下に説明する工程にて成形する
ことで可能となる。即ち、上記第1電子部品121は、
本実施形態では図2に示すように、各第1リード電極1
22における各端部を幅6mmの一対の紙テープ151
にて5mmのピッチPにて保持して供給される。ここで
紙テープ151は、2枚のテープを貼り合わせた2重構
造であり、第1リード電極122の上記端部は、上記2
枚のテープにて挟まれ保持される。そして、第1リード
電極122と紙テープ151との境目付近152で第1
リード電極122が切断されることで、図3に示すよう
に、第1電子部品121が供給される。上記切断は、図
4に示すように、2本の保持部材153にて、第1リー
ド電極122の上記部品本体部121a付近を保持し、
不図示のカッターにて切断する。
【0025】次いで、図4に示すように、保持部材15
3で保持された第1リード電極122の両側から上記部
品本体部121aを挟む方向へ駆動装置155にて成形
用部材154を移動させる。該移動により、上記第1リ
ード電極122の一部分であり部品本体部121aから
突出した部分が該部品本体部121aに交差する方向に
延在するように折り曲げられる。このように折り曲げら
れた部分を第2延在部分122bとする。
【0026】次いで、上記第2延在部分122bを有す
る第1リード電極122を、図5に示すように、成型用
部材156−1及び支持部材156−2を有する金型1
56に装填する。上記第2延在部分122bは、上記支
持部材156−2にて支持され、第1リード電極122
の内、第2延在部分122bを除いた残りの部分、即ち
第1延在部分122aは、上記成形用部材156−1に
接触する。該成形用部材156−1は、駆動装置157
にて移動し、第2延在部分122bに対して第1延在部
分122aを折り曲げる。上記第1延在部分122aに
おける折り曲げ角度θは、上記部品本体部121aに直
交しかつ上記第2延在部分122bに対して、一例とし
て90度の角度である。これによりプリント回路基板1
11の第1面111aに形成されている電極112に第
1電子部品121を装着するために、上記電極112に
平行となる上記第1延在部分122aが形成される。こ
のようにして、図6に示す第1電子部品121が完成す
る。
【0027】ここで、上記第1延在部分122aにおけ
る上記第2延在部分122bに対する折り曲げ角度θ
は、上記90度に限定されるものではない。即ち、上記
成形用部材156−1の移動量を制御することで、上記
第1延在部分122aにおける折り曲げ角度θを、上記
部品本体部121aに直交しかつ上記第2延在部分12
2bに対して80〜140度の角度とすることができ
る。例えば、図15に示すように、上記角度θが略12
0度となるように折り曲げることにより、部品本体部1
21aの自立性、即ち回路基板111に第1電子部品1
21を載置したときに転倒し難くして安定性を高めるこ
とができ、好適である。図1、図9、図11〜図14で
は、上記角度θを略120度とした第1電子部品121
が示されている。尚、図5には、上記角度θにおいて9
0度まで第1延在部分122aの折り曲げが可能な金型
を図示している。一方、図19に示すように、支持部材
156−2における上記第2延在部分122bの挿入穴
の角度を変更した金型を用いることで、上記角度θを上
記80〜140度まで任意の角度にて第1延在部分12
2aを折り曲げることができる。
【0028】又、図11に示すように、部品本体部12
1aの下面とプリント回路基板111の第1面111a
との隙間123は、上記第1リード電極122、電極1
12及びクリーム半田115に関する寸法を合わせた値
を超える値、即ち部品本体部121aが電極112等に
接触しない値であればよいが、1mm以下にすること
で、回路基板111の搬送時にも第1電子部品121が
安定して保持されて好適である。尚、このとき、上記第
2延在部分122bは、上記隙間123を上記1mm以
下にするための長さにてなる。
【0029】このように第1リード電極122を変形さ
せた第1電子部品121は、このままプリント回路基板
111上に実装することができるが、本実施形態では、
自動装着を行うため、図7に示すエンボステープ161
に第1電子部品121を収納する。エンボステープ16
1は、ABS製の基材164と、カバーテープ163と
から構成され、上記基材164には、第1リード電極1
22を折り曲げた第1電子部品121を収納するリード
部品収納部162を形成している。リード部品収納部1
62は、上記部品本体部121aを収納する本体部収納
部162−1と、第1延在部分122a及び第2延在部
分122bを有する第1リード電極122を収納する延
在部分収納部162−2とから構成される。延在部分収
納部162−2は、上記本体部収納部162−1よりも
深く形成され、第1リード電極122が直接に本体部収
納部162−1と接触しない構造としている。該構造に
より、折り曲げた第1リード電極122がさらに振動等
により変形することを防止することができる。又、上記
カバーテープ163は、透明な樹脂テープであり、上記
基材164に貼り付けられて、第1電子部品121がリ
ード部品収納部162から脱落することを防止する。
【0030】このような部品供給テープ161を使用す
ることで、例えば図18に示すような部品実装機500
にて標準で装備されている、部品供給装置に相当するパ
ーツカセット530に当該テープ161を装填すること
ができる。よって、新たな設備投資をせずに、後述の小
型化を実現できるという効果がある。
【0031】尚、図18に示す部品実装機500におい
て、510は回路基板111の搬送を行う基板搬送用コ
ンベアであり、540はトレイタイプの部品供給装置で
あり、550は上記パーツカセット530及びトレイタ
イプ部品供給装置540から供給される電子部品を保持
し回路基板111上の実装位置へ自動装着する部品保持
装置、520は上記部品保持装置550を支持しつつ該
部品保持装置550をX,Y方向へ移動させる移動装
置、及び560は当該部品実装機500における動作を
制御する制御装置である。
【0032】次に、第1電子部品121を回路基板11
1の上記第1面111aに実装する工程について図8及
び図9を参照して説明する。まず、図8に示すように、
プリント回路基板111の第1面111aに形成されて
いる電極112、及びその他必要な部分に、導電材料、
本実施形態ではクリーム半田115を印刷する。該クリ
ーム半田115の印刷は、一般的なクリーム半田印刷機
を使用し、版としてステンレス製のメタルマスクを介し
て行う。尚、本実施形態では、上述のようにプリント回
路基板111として片面配線の、紙フェノール基板を使
用した。
【0033】次いで、図9に示すように、上述の部品供
給テープ161を装填した部品供給装置530を備えた
自動部品実装機500にて、上記電極112上に第1電
子部品121を実装する。このとき、図示するように、
第1電子部品121における上記第1延在部分122a
は、電極112上で、かつ電極112と平行に位置す
る。尚、上記第1電子部品121の実装とともに、上記
部品実装機にて通常の表面実装型の電子部品等も上記第
1面111aに実装する。
【0034】次いで、上述のように第1面111aに第
1電子部品121等を実装した回路基板111を、熱風
循環方式のリフロー炉に投入し、クリーム半田115を
加熱溶融させることにより、第1電子部品121の半田
付けを行う。よって、図10に示すように、上記第1面
111aの電極112上に第1電子部品121の上記第
1延在部分122aが接合され、第1面111a上に第
1電子部品121が実装される。
【0035】次いで、図11に示すように、プリント回
路基板111を反転し、該回路基板111の第2面11
1bから、第2電子部品131の第2リード電極132
を回路基板111の貫通穴116に貫通させる。これに
て、第2電子部品131を上記第2面111bに装填す
る。尚、上記第2リード電極132は、変形されていな
い。
【0036】次いで、図12に示すように、回路基板1
11に挿入され上記第1面111aの電極113から突
出している上記第2電子部品131の第2リード電極1
32に対して、上記第1面111a側からクリーム半田
115を供給ノズル173を介して供給する。該クリー
ム半田115の供給は、図示するように、クリーム半田
115の供給及び上記供給ノズル173の移動を行う塗
布装置171にて行われる。
【0037】次いで、図13に示すように、上記電極1
13及び第2リード電極132に塗布されたクリーム半
田115に対して、熱風供給装置173から熱風用ノズ
ル174を介して熱風が吹きつけられる。該熱風の熱に
よりクリーム半田115を溶融させ、その後、冷却して
凝固させることで、電極113と第2リード電極132
との半田付けを行う。
【0038】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、リード電極付きの電子部品121について、第1リ
ード電極122を折り曲げることで、表面実装型の電子
部品の形態に変更することができる。よって、第1リー
ド電極122を回路基板111に貫通させることなく回
路基板111の両面に実装することができる。したがっ
て、比較的安価なリード電極を有する電子部品を使用し
て、回路基板111の小型化を図ることができ、回路基
板111の小型化と低コスト化とを両立することが可能
となる。
【0039】さらに、従来、回路基板111における占
有面積が第1電子部品121に比べて大きい第2電子部
品131と、第1電子部品121とが実装される場合、
具体的にはトランスや大型の電解コンデンサ等と、リー
ド電極付きの金属皮膜固定抵抗器等とが回路基板に実装
される場合、上記トランス等と上記金属皮膜固定抵抗器
等とを同一面にしか実装することができなかった。しか
しながら、本実施形態によれば、上述のように回路基板
111の両面にリード電極付きの電子部品を実装するこ
とが可能であることから、図14に示すように、第2面
111bに取り付けられ、占有面積の大きい、トランス
133や大型の電解コンデンサ134等の第2電子部品
131の直下に、占有面積が小さい金属皮膜固定抵抗器
等の第1電子部品121を第1面111aに実装するこ
とができる。したがって、回路基板111上のデッドス
ペースを削減でき、回路基板111上の面積を有効に活
用することができる。よって、回路基板111の小型化
を実現することができる。
【0040】第2電子部品131の第2リード電極13
2と電極113との接合を、熱風の熱によりクリーム半
田115を溶融させることから、リード電極付きの第1
電子部品121が回路基板111に実装された後に、リ
ード電極付きの第1電子部品131を容易に回路基板1
11に実装することができ、小型化を実現できる。
【0041】上記第1電子部品121の変形例として下
記の第1電子部品121−1の形態を採る場合もある。
即ち、上記第1電子部品121では、上述したように、
第1延在部分122aと電極112とはリフロー半田付
け方法にて接合される。一方、例えば、リード電極付き
の第1電子部品121−1としてアキシャル部品である
整流ダイオードの場合、該整流ダイオードは、部品本体
内部にてリード電極が半田付けされており、上記リフロ
ー半田付けによる高温にて半田付けすることはできな
い。そこで、まず、上記第1電子部品121−1を回路
基板111に載置する前に、図16に示すように、第1
電子部品121−1の部品本体部121a−1に対応す
る回路基板111の第1面111a上の場所に接着剤1
17を塗布する。接着剤117の塗布は、シリンジによ
り1箇所ずつの塗布が可能な自動塗布機を用いる。又、
接着剤117として、電子部品仮止め用として一般的に
使用されているエポキシ系の接着剤を使用する。
【0042】次いで、図17に示すように、上記接着剤
117が塗布された位置に対応して、第1電子部品12
1−1を自動装着機にて実装する。該実装動作により、
部品本体部121a−1は、接着剤117に接触し、接
着剤117の粘着性により第1電子部品121−1は、
回路基板111の第1面111aに保持される。又、こ
のとき、第1電子部品121−1の第1延在部分122
aは、上記第1面111aに形成されている電極112
に接触する。次いで、熱風循環式の加熱炉にプリント回
路基板111ごと投入し、接着剤117を硬化させる。
次いで、プリント回路基板111を反転させて、上述の
場合と同様に、上記第2電子部品131を上記第2面1
11b側から実装する。次いで、上述したように、第2
電子部品131の第2リード電極132と上記電極11
3とにクリーム半田115が塗布されるが、このとき、
さらに第1電子部品121−1の第1延在部分122a
と電極112とに対しても塗布する。
【0043】さらに又、上記第1電子部品121では、
上述したように、上記第1延在部分122aは、上記部
品本体部121aに直交しかつ上記第2延在部分122
bに対して80〜140度の角度にて折り曲げられてい
る。しかしながら、該形態に限定されるものではなく、
図17に示す第1電子部品121−1のように、上記第
2延在部分122bは、上記部品本体部に対してほぼ直
角に延在し、上記第1延在部分122aは、上記部品本
体部に平行でありかつ上記第2延在部分122bに対し
てほぼ直交して延在させることもできる。この場合、第
1電子部品121−1は、図15に示すように第1リー
ド電極122を折り曲げた場合に比べて第1電子部品1
21−1の自立性、即ち安定性が低く、第1電子部品1
21−1の転倒の可否は、接着剤117の粘着性に依存
することになる。よって、この場合、部品本体部121
a−1の下面とプリント回路基板111の第1面111
aとの上記隙間123は、接着剤117の塗布高さより
も低くすることが望ましい。例えば上記隙間123を1
mm以下にすることで、クリーム半田115や接着剤1
17とに対する第1電子部品121−1の密着を確実に
でき、第1電子部品121−1は安定して保持されて好
適である。
【0044】
【発明の効果】以上詳述したように本発明の第1態様の
電子部品実装済回路基板、及び第2態様の電子部品実装
方法によれば、第1リード電極を有する第1電子部品の
上記第1リード電極に含まれる第1延在部分を回路基板
の第1面に接合することで、リード電極を有する電子部
品を表面実装型の電子部品に変更することができる。よ
って、リード電極を有する第1電子部品及び第2電子部
品を回路基板の両面に実装することができる。したがっ
て、比較的安価なリード電極を有する電子部品を使用し
て、回路基板の小型化を図ることができ、回路基板の小
型化と低コスト化とを両立することが可能となる。
【0045】又、比較的平面形状が大きく回路基板の第
2面に実装される第2電子部品に対向して、平面形状の
小さい第1電子部品を上記回路基板の第1面に配置する
ことで、回路基板上を有効利用することができ、さらに
上記小型化及び低コスト化を図ることが可能となる。
【0046】上記第1電子部品の第1リード電極におけ
る第1延在部分を、当該第1電子部品の本体部に直交し
第2延在部分に対して80〜140度の角度にて折り曲
げることで、当該第1電子部品を回路基板に載置したと
きの安定性を高めることができる。又、上記本体部と回
路基板の第1面との隙間を1mm以下にすることで、第
1電子部品を例えば接着剤にて回路基板に取り付ける場
合には、第1電子部品と回路基板との密着性を向上させ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態である電子部品実装済回路
基板の断面図である。
【図2】 図1に示す電子部品実装済回路基板にて使用
される第1電子部品の供給用の形態である。
【図3】 図2に示す供給用形態から第1電子部品を分
離した状態を示す図である。
【図4】 図1に示す電子部品実装済回路基板にて使用
される第1電子部品の第1リード電極を折り曲げる動作
を説明するための図である。
【図5】 図4に引き続いて上記第1リード電極を折り
曲げる動作を説明するための図である。
【図6】 図1に示す電子部品実装済回路基板にて使用
される第1電子部品の一形態における斜視図である。
【図7】 図6に示す第1電子部品を部品実装機にて自
動的に供給するための部品収納テープの斜視図である。
【図8】 図1に示す電子部品実装済回路基板の製造工
程を説明するための図であり、実装前の回路基板を示す
図である。
【図9】 図1に示す電子部品実装済回路基板の製造工
程を説明するための図であり、回路基板に第1電子部品
を載置した状態を示す図である。
【図10】 図9に示す状態の斜視図である。
【図11】 図1に示す電子部品実装済回路基板の製造
工程を説明するための図であり、図9に示す回路基板に
第2電子部品を装着した状態を示す図である。
【図12】 図1に示す電子部品実装済回路基板の製造
工程を説明するための図であり、第2電子部品の第2リ
ード電極にクリーム半田を塗布した状態を示す図であ
る。
【図13】 図1に示す電子部品実装済回路基板の製造
工程を説明するための図であり、図12に示すクリーム
半田部分を加熱している状態を示す図である。
【図14】 図1に示す電子部品実装済回路基板におい
て、大型の第2電子部品の直下に第1電子部品を配置し
た状態を示す図である。
【図15】 図1に示す電子部品実装済回路基板にて使
用される第1電子部品の他の形態を示す図である。
【図16】 本発明の実施形態における電子部品実装済
回路基板における第1電子部品の実装方法の一つであっ
て、回路基板上に接着剤を塗布した状態を示す図であ
る。
【図17】 図16に示す接着剤上に第1電子部品を実
装した状態を示す図である。
【図18】 図1及び図17に示す電子部品実装済回路
基板を製造する電子部品実装機の斜視図である。
【図19】 図5に示す金型の変形例を示す図である。
【図20】 リード電極を有する電子部品を回路基板へ
実装する従来の方法の一例を説明するための図である。
【図21】 リード電極を有する電子部品を回路基板へ
実装する従来の方法の他の例を説明するための図であ
る。
【図22】 リード電極を有する電子部品を回路基板へ
実装する従来の方法のさらに他の例を説明するための図
である。
【符号の説明】
101…電子部品実装済回路基板、111…回路基板、
111a…第1面、111b…第2面、115…クリー
ム半田、117…接着剤、121、121−1…第1電
子部品、121a、121a−1…部品本体部、122
…第1リード電極、122a…第1延在部分、122b
…第2延在部分、123…隙間、131…第2電子部
品。
フロントページの続き (72)発明者 桜井 邦男 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 畠山 秋仁 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 渡辺 正樹 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5E336 AA05 AA08 AA14 BB02 BC02 CC03 CC55 EE03 GG05

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに対向する第1面(111a)及び
    第2面(111b)を有し該第1面及び第2面に電子部
    品(121、131)が設けられる回路基板(111)
    と、 上記第1面に平行又はほぼ平行に延在する第1延在部分
    (122a)を含む第1リード電極(122)を有し、
    上記第1延在部分が上記第1面にて電気的に接合され上
    記第1面に実装される第1電子部品(121、121−
    1)と、 上記第2面から回路基板を貫通して挿入され上記第1面
    にて電気的に接合される第2リード電極(132)を有
    し上記第2面に実装される第2電子部品(131)と、
    を備えたことを特徴とする電子部品実装済回路基板。
  2. 【請求項2】 上記第2電子部品は、上記第1電子部品
    に比べて平面形状が大きく、上記第1電子部品は、上記
    第2面に実装された上記第2電子部品に対向して上記第
    1面上に実装される、請求項1記載の電子部品実装済回
    路基板。
  3. 【請求項3】 上記第1リード電極は、上記第1電子部
    品の本体部(121a、121a−1)から突出し上記
    本体部に交差する方向に延在し上記第1延在部分につな
    がる第2延在部分(122b)をさらに有する、請求項
    1又は2記載の電子部品実装済回路基板。
  4. 【請求項4】 上記第2延在部分は、上記本体部に対し
    てほぼ直角に延在し、上記第1延在部分は、上記本体部
    に直交しかつ上記第2延在部分に対して80〜140度
    の角度にて折り曲げられている、請求項3記載の電子部
    品実装済回路基板。
  5. 【請求項5】 上記第2延在部分は、上記本体部に対し
    てほぼ直角に延在し、上記第1延在部分は、上記本体部
    に平行でありかつ上記第2延在部分に対してほぼ直交す
    る、請求項3記載の電子部品実装済回路基板。
  6. 【請求項6】 上記第2延在部分は、上記本体部と上記
    第1面との隙間(123)を1mm以下にする長さを有
    する、請求項3から5のいずれかに記載の電子部品実装
    済回路基板。
  7. 【請求項7】 互いに対向する第1面(111a)及び
    第2面(111b)を有し該第1面及び第2面に電子部
    品(121、131)が設けられる回路基板(111)
    に対して、上記第1面に平行又はほぼ平行に延在する第
    1延在部分(122a)を含む第1リード電極(12
    2)を有する第1電子部品(121、121a)につい
    て、上記第1面にて上記第1延在部分を電気的に接合
    し、 第2電子部品(131)の第2リード電極(132)を
    上記第2面から上記回路基板を貫通して挿入し、上記第
    1面にて電気的に接合する、ことを特徴とする電子部品
    実装方法。
  8. 【請求項8】 リフロー半田付けにて上記第1電子部品
    の上記第1延在部分を上記第1面に接合した後、上記第
    1面に突出した上記第2リード電極へクリーム半田(1
    15)を供給して熱風にて上記クリーム半田を溶融させ
    て上記接合を行う、請求項7記載の電子部品実装方法。
  9. 【請求項9】 接着剤(117)にて上記第1電子部品
    を上記第1面に固定して上記第1延在部分を上記第1面
    に接合した後、上記第1面に突出した上記第2リード電
    極へクリーム半田(115)を供給して熱風にて上記ク
    リーム半田を溶融させて上記接合を行う、請求項7記載
    の電子部品実装方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008044619A (ja) * 2006-08-10 2008-02-28 Koa Corp 電子部品

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