JP2003203650A - 燃料電池 - Google Patents
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- Y02E60/30—Hydrogen technology
- Y02E60/50—Fuel cells
Abstract
滑かつ均一に供給し、良好な発電性能を得ることを可能
にする。 【解決手段】燃料電池10は、電解質膜・電極構造体1
4と、金属板製の第1および第2セパレータ16、18
とを備える。第1セパレータ16の一方の面16aに
は、燃料ガス流路36が形成される。燃料ガス流路36
は、電解質膜・電極構造体14に対向する面16a側に
突出する複数のエンボス部41と、2以上の前記エンボ
ス部41同士を連結して形成されるそれぞれ一対のリブ
状ガイド部42a、42bおよび42cとを備える。
Description
れぞれ電極を設けた電解質・電極接合体と、前記電解質
・電極接合体を挟持する一対の金属板製セパレータとを
備え、前記セパレータには、少なくとも燃料ガスまたは
酸化剤ガスである反応ガスを前記電解質・電極接合体の
電極面内に供給する反応ガス流路が形成された燃料電池
に関する。
C)は、高分子イオン交換膜(陽イオン交換膜)からな
る電解質膜(電解質)を採用している。この燃料電池
は、電解質膜の両側に、それぞれ触媒電極と多孔質カー
ボンからなるアノード側電極およびカソード側電極を対
設して構成される接合体(電解質・電極接合体)を、セ
パレータ(バイポーラ板)によって挟持することにより
構成される単位セル(単位発電セル)を備えている。通
常、この単位セルを所定数だけ積層した燃料電池スタッ
クが使用されている。
極に供給された燃料ガス、例えば、主に水素を含有する
ガス(以下、水素含有ガスともいう)は、触媒電極上で
水素がイオン化され、電解質膜を介してカソード側電極
側へと移動する。その間に生じた電子が外部回路に取り
出され、直流の電気エネルギとして利用される。なお、
カソード側電極には、酸化剤ガス、例えば、主に酸素を
含有するガスあるいは空気(以下、酸素含有ガスともい
う)が供給されているために、このカソード側電極にお
いて、水素イオン、電子および酸素が反応して水が生成
される。
に、アノード側電極に対向して燃料ガスを流すための燃
料ガス流路と、カソード側電極に対向して酸化剤ガスを
流すための酸化剤ガス流路とが設けられている。また、
セパレータ間には、必要に応じて冷却媒体を流すための
冷却媒体流路が前記セパレータの面方向に沿って設けら
れている。
下、単に反応ガス流路ともいう)並びに冷却媒体流路
は、一般的にセパレータの積層方向に貫通する流路入口
から流路出口に向かって前記セパレータの面内に設けら
れる複数本の流路溝を備えるとともに、この流路溝は、
直線溝や折り返し溝で構成されている。
小さな流路入口や流路出口が設けられる場合、前記流路
溝に沿って燃料ガス、酸化剤ガスまたは冷却媒体等の流
体をセパレータ面内に均一に流すために、前記流路入口
や前記流路出口の周囲にバッファ部が必要になってい
る。さらに、複数本の平行な流路溝では、特定の流路溝
に生成水が滞留し易くなり、この生成水の排出効率が低
下するおそれがある。
号公報に開示されている燃料電池用セパレータが知られ
ている。この従来技術では、図16に示すように、セパ
レータ板1を備え、このセパレータ板1は、エンボス加
工乃至ディンプル加工が容易な金属材料で構成されてお
り、その表裏両面には、数mm間隔で多数の突起2、3
がエンボス加工乃至ディンプル加工により形成されてい
る。
燃料ガス入口4aおよび燃料ガス出口4bが設けられる
とともに、前記セパレータ板1の上下両端縁部には、例
えば、酸化剤ガス入口5aおよび酸化剤ガス出口5bが
設けられている。
側に突出しており、前記突起2間には、燃料ガス入口4
aと燃料ガス出口4bとに連通する燃料ガス流路6が形
成されている。突起3は、セパレータ板1の他方の面1
b側に突出しており、前記突起3間には、酸化剤ガス入
口5aと酸化剤ガス出口5bとに連通する酸化剤ガス流
路7が形成されている。
ス入口4aに供給された燃料ガスは、セパレータ板1の
一方の面1aに供給されると、突起2間に連続して形成
されている燃料ガス流路6を通って図示しない電極に供
給されるとともに、未使用の燃料ガスが燃料ガス出口4
bに排出される。
化剤ガスは、セパレータ板1の他方の面1bに突起3間
に連続して形成されている酸化剤ガス流路7を介し、図
示しない電極に供給されるとともに、未使用の酸化剤ガ
スが酸化剤ガス出口5bに排出される。
板1では、突起2、3がそれぞれ異なる両側に突出して
形成されるとともに、それぞれ独立した前記突起2、3
により燃料ガス流路6および酸化剤ガス流路7が形成さ
れている。このため、面1a、1b内で燃料ガスおよび
酸化剤ガスが均一に流れず、燃料ガス流路6および酸化
剤ガス流路7内に燃料ガスや酸化剤ガスが十分に供給さ
れない領域が発生し易い。これにより、電極面内に燃料
ガスおよび酸化剤ガスを均一に供給することが困難にな
るとともに、生成水が突起3等に捕捉されて滞留し易
く、該生成水が排出され難いという問題が指摘されてい
る。
が同様に突起部間を連通して形成される場合がある。そ
の際、冷却媒体が流れ難い部分が発生すると、発電時の
電極の冷却が不十分となり、温度が高くなって湿度の低
下による抵抗過電圧が増加するという問題がある。
発生したり、電解質膜の温度上昇による耐久性の低下が
惹起されたりする。この種の性能低下を阻止するために
多量の冷却媒体を流そうとすると、システム全体の効率
が低下するとともに、圧損が増加するという不具合が惹
起されてしまう。
31号公報に開示されている燃料電池用のセパレータが
知られている。この従来技術では、ガス不透過の緻密性
カーボンにより形成されるセパレータを備え、前記セパ
レータの両面に複数の凸部を形成することによって、反
応ガス流路が形成されている。そして、反応ガス流路に
おける屈曲部には、等間隔の複数の溝を形成するコの字
状の屈曲部リブが形成されており、反応ガスが前記屈曲
部に沿って良好に流れるように構成されている。
レータが緻密性カーボンにより形成されており、靱性が
低く耐振破損性に劣るとともに、前記セパレータの板厚
が相当に大きなものとなってしまう。これにより、燃料
電池全体の小型および軽量化が達成されないという問題
が指摘されている。
り、セパレータの面内に沿って反応ガス等の流体を円滑
かつ均一に供給することができ、小型かつ簡単な構成
で、良好な発電性能を得ることが可能な燃料電池を提供
することを目的とする。
燃料電池では、薄板状の一対の金属板製セパレータを備
えており、少なくとも一方のセパレータに設けられる反
応ガス流路は、電極に対向する面側に突出する複数の突
起部と、2以上の前記突起部同士を連結して形成される
リブ状ガイド部とを備えている。ここで、突起部とは、
例えば、エンボス乃至ディンプルを含む凸部をいう。
部とリブ状ガイド部との案内作用下に、反応ガスを良好
に供給することができ、電極面内に反応ガスを均一に案
内することが可能になる。これにより、反応ガスを電極
面に十分に供給するとともに、前記反応ガスの流れ不良
による生成水の排出性の低下を有効に阻止することが可
能になる。
は、少なくとも一方のセパレータに、電解質・電極接合
体冷却用の冷却媒体を供給するための冷却媒体流路が設
けられるとともに、前記冷却媒体流路は、複数の突起部
と、2以上の前記突起部同士を連結して形成されるリブ
状ガイド部とを備えている。従って、電極面方向に沿っ
て冷却媒体を均一に案内することができ、燃料電池を良
好に冷却して発電性能を向上させることが可能になる。
に係る燃料電池(単位セル)10を組み込む燃料電池ス
タック12の要部分解斜視図であり、図2は、前記燃料
電池10の一部断面説明図である。
は、複数の燃料電池10が矢印A方向に積層されてい
る。燃料電池10は、電解質膜・電極構造体(電解質・
電極接合体)14と、前記電解質膜・電極構造体14を
挟持する第1および第2セパレータ16、18とを備え
る。第1および第2セパレータ16、18は、金属製薄
板により構成されている。
2セパレータ16、18の長辺(矢印B方向)側の一端
縁部には、矢印A方向に互いに連通して、冷却媒体を排
出するための冷却媒体出口20b、酸化剤ガス、例え
ば、酸素含有ガスを供給するための酸化剤ガス入口22
a、および燃料ガス、例えば、水素含有ガスを排出する
ための燃料ガス出口24bが設けられる。
2セパレータ16、18の長辺側の他端縁部には、矢印
A方向に互いに連通して、燃料ガスを供給するための燃
料ガス入口24a、酸化剤ガスを排出するための酸化剤
ガス出口22b、および冷却媒体を供給するための冷却
媒体入口20aが設けられる。
ーフルオロスルホン酸の薄膜に水が含浸されてなる固体
高分子電解質膜(電解質)26と、該固体高分子電解質
膜26を挟持するアノード側電極28およびカソード側
電極30とを備える。
30は、図2に示すように、カーボンペーパー等からな
るガス拡散層32a、32bと、白金合金が表面に担持
された多孔質カーボン粒子が前記ガス拡散層32a、3
2bの表面に一様に塗布されてなる電極触媒層34a、
34bとをそれぞれ有する。電極触媒層34a、34b
は、互いに固体高分子電解質膜26を介装して対向する
ように、前記固体高分子電解質膜26の両面に接合され
ている。
電解質膜・電極構造体14側の面16aには、燃料ガス
流路36が設けられるとともに、この燃料ガス流路36
は、燃料ガス入口24aと燃料ガス出口24bとに連通
する。
体14側の面18aには、酸化剤ガス入口22aと酸化
剤ガス出口22bとを連通する酸化剤ガス流路38が形
成される。第2セパレータ18の面18bには、冷却媒
体入口20aと冷却媒体出口20bとを連通する冷却媒
体流路40が形成される。
ータ16には、少なくとも面16a側に突出する複数の
突起部、例えば、エンボス部41が設けられるととも
に、電解質膜・電極構造体14内に燃料ガスを均一に案
内するために、2以上の前記エンボス部41同士を連結
してそれぞれ一対のリブ状ガイド部42a、42bおよ
び42cが形成される。エンボス部41とリブ状ガイド
部42a〜42cとにより燃料ガス流路36が構成され
る。
電面の外周縁部にかつ燃料ガスが流れ難い部分に対応し
略L字状に屈曲して上下に設けられる。リブ状ガイド部
42bは、リブ状ガイド部42aの内方に位置して、同
様に略L字状に屈曲して設けられるとともに、リブ状ガ
イド部42cは、前記リブ状ガイド部42bの内方に位
置し、L字状に屈曲して設けられている。リブ状ガイド
部42a〜42cは、外側から内側に向かってそれぞれ
の長さが短尺に設定されている。
ータ18には、面18a、18bに交互に突出して複数
のエンボス部44a、44bが設けられている。第2セ
パレータ18の面18aには、図4に示すように、2以
上のエンボス部44a同士を連結してそれぞれ一対のリ
ブ状ガイド部46a、46b、46cおよび46dが形
成される。複数のエンボス部44aとリブ状ガイド部4
6a〜46dとにより、酸化剤ガス流路38が構成され
る。
22aおよび酸化剤ガス出口22bに向かって水平方向
に突出するとともに、それぞれ鉛直方向に延在した後、
発電面の外周端縁側で水平方向に沿って一体的に延在し
ている。
46a内に位置し、かつ前記リブ状ガイド部46aと略
相似形状に設定されている。直線状のリブ状ガイド部4
6c、46dは、それぞれリブ状ガイド部46bの両端
部の水平延長線上に配置されている。換言すれば、リブ
状ガイド部46c、46dは、リブ状ガイド部46bの
両端部から分離して構成されている。
上のエンボス部44b同士を連結してそれぞれ一対のリ
ブ状ガイド部48a、48bおよび48cが形成され
る。複数のエンボス部44bとリブ状ガイド部48a〜
48cとにより冷却媒体流路40が構成される。リブ状
ガイド部48a〜48cは、第1セパレータ16のリブ
状ガイド部42a〜42c(図3参照)と同様に構成さ
れており、その詳細な説明は省略する。
なわち、面18a側のリブ状ガイド部46a〜46d
と、面18b側のリブ状ガイド部48a〜48cとが重
なる部分が存在すると、優先して流れを制御したい方の
リブを繋げる一方、他方のリブを分離させている。具体
的には、図6に示すように、冷却媒体流路40側のリブ
状ガイド部48bを連続させる一方、酸化剤ガス流路3
8側のリブ状ガイド部46bを分離させてリブ状ガイド
部46dを設けている。
について、以下に説明する。
内には、水素含有ガス等の燃料ガスと、酸素含有ガスで
ある空気等の酸化剤ガスと、純水やエチレングリコール
やオイル等の冷却媒体とが供給される。このため、燃料
電池スタック12では、矢印A方向に重ね合わされた複
数組の燃料電池10に対し、燃料ガス、酸化剤ガスおよ
び冷却媒体が、順次、供給される。
22aに供給された酸化剤ガスは、図1および図4に示
すように、第2セパレータ18に設けられている酸化剤
ガス流路38に導入され、電解質膜・電極構造体14を
構成するカソード側電極30に沿って移動する。一方、
燃料ガスは、図1および図3に示すように、燃料ガス入
口24aから第1セパレータ16の燃料ガス流路36に
導入され、電解質膜・電極構造体14を構成するアノー
ド側電極28に沿って移動する。
は、カソード側電極30に供給される酸化剤ガスと、ア
ノード側電極28に供給される燃料ガスとが、電極触媒
層34b、34a内で電気化学反応により消費され、発
電が行われる(図2参照)。
消費された燃料ガスは、燃料ガス出口24bに排出され
る(図3参照)。同様に、カソード側電極30に供給さ
れて消費された酸化剤ガスは、酸化剤ガス出口22bに
排出される(図4参照)。
却媒体は、第2セパレータ18の冷却媒体流路40に導
入される。この冷却媒体は、電解質膜・電極構造体14
を冷却した後、冷却媒体出口20bに排出される(図1
参照)。
図3に示すように、第1セパレータ16の面16aに設
けられている酸化剤ガス流路38が、複数のエンボス部
41と、2以上の前記エンボス部41同士を連結して形
成されるリブ状ガイド部42a〜42cとを備えてい
る。
料ガスが流れ難い部分に対応して設けられており、燃料
ガスは、燃料ガス流路36に沿って電極面内に均一に案
内される。これにより、燃料ガスを電極面に十分に供給
することができるとともに、前記燃料ガスの流れ不良に
よる生成水の排出性の低下を有効に阻止することが可能
になるという効果が得られる。
ボス部41のみが設けられた第1セパレータ16′で
は、燃料ガス入口24aから燃料ガス流路36′に燃料
ガスが供給されると、この燃料ガス流路36′には、前
記燃料ガスが流れ難い領域Sa、Sbが存在し易い。従
って、領域Sa、Sbに燃料ガスが十分に供給されず、
電解質膜・電極構造体14に燃料ガスを均一かつ良好に
供給することが困難になり、発電性能が低下するととも
に、前記領域Sa、Sbに生成水が滞留し易いという問
題がある。
ガスは、燃料ガス流路36全体に均一に分散して移動
し、前記燃料ガスを発電面全面に対して不足することな
く十分に供給することができる。これにより、燃料電池
10の発電性能が向上するとともに、圧損を有効に減少
させることが可能になる。
に、冷却媒体入口20aから前記冷却媒体流路40に冷
却媒体を均一に供給することができるとともに、この冷
却媒体を前記冷却媒体流路40から冷却媒体出口20b
に円滑に排出することが可能になる。このため、燃料電
池10の発電時の発熱を十分に冷却することができ、温
度の上昇に伴う湿度の低下が有効に回避され、抵抗過電
圧が増加することがない。しかも、発電面内の発電分布
のばらつきや固体高分子電解質膜26の温度上昇による
耐久性の悪化を阻止し、効率的な冷却機能を営むことが
できるという利点がある。
40側のリブ状ガイド部48bを連続させる一方、酸化
剤ガス流路38側のリブ状ガイド部46bを分離させて
リブ状ガイド部46dを設けている。このため、従来の
波板状の流路のように表裏の流路形状に制限がなく、酸
化剤ガス流路38および冷却媒体流路40を独立して設
けることができ、設計自由度が高いという効果がある。
2セパレータ16、18に突起部としてエンボス加工さ
れたエンボス部41、44aおよび44bを用いて説明
したが、これに限定されるものではなく、例えば、ディ
ンプル加工されたディンプル部(図示せず)を用いても
よい。また、以下に説明する他の実施形態でも、同様で
ある。
料電池を構成するセパレータ60の正面説明図である。
なお、図1に示す燃料電池10と同一の構成要素には同
一の参照符号を付して、その詳細な説明は省略する。ま
た、以下に説明する第3〜第9の実施形態においても同
様である。
媒体流路62が設けられるとともに、他方の面60bに
燃料ガス流路64が設けられる。冷却媒体流路62は、
面60a側に突出する複数のエンボス部66と、2以上
の前記エンボス部66同士を連結して形成されるそれぞ
れ一対のリブ状ガイド部68a、68bおよび68cと
を備える。リブ状ガイド部68a〜68cは、全体とし
て略L字状を有し、それぞれ3分割および2分割される
とともに、冷却媒体が流れ難い部分に対応して設けられ
ている。
る複数のエンボス部70と、2以上の前記エンボス部7
0同士を連結して形成されるそれぞれ一対のリブ状ガイ
ド部72a、72bおよび72cとを備える。リブ状ガ
イド部72a〜72cは、それぞれ略L字状に構成さ
れ、燃料ガス入口24aから供給される燃料ガスを電極
面全面に均一に案内して燃料ガス出口24bに排出する
ために、所定の位置に設定されている。
料電池を構成するセパレータ80の正面説明図である。
に冷却媒体出口20bと酸化剤ガス入口22aとが設け
られるとともに、長辺側の他端縁部に燃料ガス入口24
aと冷却媒体入口22aとが設けられる。セパレータ8
0の下端縁部には、酸化剤ガス出口22bと燃料ガス出
口24bとが形成される。セパレータ80の一方の面8
0aには、酸化剤ガス流路82が形成され、前記セパレ
ータ80の他方の面80bには、冷却媒体流路84が形
成される。
する複数のエンボス部88と、2以上の前記エンボス部
88同士を連結して形成されるリブ状ガイド部90a、
90b、90c、90dおよび90eとを備える。リブ
状ガイド部90a〜90eは、それぞれ所定の形状に設
定されており、酸化剤ガス入口22aから酸化剤ガス出
口22bに酸化剤ガスを良好に供給するように構成され
ている。
る複数のエンボス部92と、2以上の前記エンボス部9
2同士を連結して形成されるそれぞれ一対のリブ状ガイ
ド部94a、94bおよび94cとを備える。リブ状ガ
イド部94a〜94cは、略L字状に屈曲形成されてい
る。
燃料電池を構成するセパレータ100の正面説明図であ
る。
は、酸化剤ガス流路102が形成されるとともに、前記
セパレータ100の他方の面100bには、燃料ガス流
路104が形成される。酸化剤ガス流路102は、面1
00a側に突出する複数のエンボス部106と、2以上
の前記エンボス部106同士を連結して形成されるリブ
状ガイド部108a、108b、108cおよび108
dとを備える。リブ状ガイド部108b〜108dは、
分離形成されている。
出する複数のエンボス部110と、2以上の前記エンボ
ス部110同士を連結して形成されるリブ状ガイド部1
12a、112b、112c、112dおよび112e
とを備える。リブ状ガイド部112a〜112eは、略
L字状に屈曲して構成されている。
燃料電池を構成するセパレータ120の正面説明図であ
る。
は、燃料ガス流路122が設けられるとともに、面12
0b側には、冷却媒体流路124が設けられる。燃料ガ
ス流路122は、面120a側に突出する複数のエンボ
ス部126と、2以上の前記エンボス部126同士を連
結して形成されるそれぞれ一対のリブ状ガイド部12
8、a、128bおよび128cとを備える。リブ状ガ
イド部128a〜128cは、略L字状に屈曲して構成
されている。
出する複数のエンボス部130と、2以上の前記エンボ
ス部130同士を連結して形成されるそれぞれ一対のリ
ブ状ガイド部132a、132bおよび132cとを備
える。リブ状ガイド部132a〜132cは、略L字状
に屈曲して構成され、リブ状ガイド部128a〜128
cとは対称位置に配置されている。
燃料電池を構成するセパレータ140の正面説明図であ
る。
は、酸化剤ガス流路142が形成されるとともに、他方
の面140bには、冷却媒体流路144が形成される。
酸化剤ガス流路142は、面140a側に突出する複数
のエンボス部146と、2以上の前記エンボス部146
同士を連結して形成されるリブ状ガイド部148a、1
48b、148c、148dおよび148eとを備え
る。リブ状ガイド部148a〜148eは、略L字状に
構成されている。
出する複数のエンボス部150と、2以上の前記エンボ
ス部150同士を連結して形成され、鉛直方向に延在す
る複数本、例えば、7本のリブ状ガイド部152とを備
える。リブ状ガイド部152は、リブ状ガイド部148
a〜148eに重なり合う部分を分離して構成されてい
る。
燃料電池を構成するセパレータ160の正面説明図であ
る。
は、酸化剤ガス流路162が形成される一方、他方の面
160b側に燃料ガス流路164が形成される。酸化剤
ガス流路162は、面160a側に突出する複数のエン
ボス部166と、2以上の前記エンボス部166同士を
連結して形成されるそれぞれ一対のリブ状ガイド部16
8a、168bおよび168cとを備える。
出する複数のエンボス部170と、2以上の前記エンボ
ス部170同士を連結して形成されるそれぞれ一対のリ
ブ状ガイド部172a、172bおよび172cを備え
る。リブ状ガイド部168a〜168cおよび172a
〜172cは、略L字状に構成されており、それぞれ対
角位置に対応して配置されている。
燃料電池を構成するセパレータ180の正面説明図であ
る。
側には、燃料ガス流路182が形成される。燃料ガス流
路182は、面180a側に突出する複数のエンボス部
184と、2以上の前記エンボス部184同士を連結し
て形成されるそれぞれ一対のリブ状ガイド部186a、
186bおよび186cとを備える。リブ状ガイド部1
86a〜186cは、略L字状に屈曲して構成されてい
る。
燃料電池200の一部断面説明図である。この燃料電池
200は、第1および第2セパレータ202、204を
備え、前記第1および第2セパレータ202、204の
両面には、複数の突起部206a、206bおよび20
8a、208bが設けられる。突起部206a側に燃料
ガス流路36が形成されるとともに、突起部208a側
に酸化剤ガス流路38が形成される。
セパレータ202、204の厚さを薄肉化することによ
り、燃料ガス流路36および酸化剤ガス流路38の流路
面積を広く確保することができる。
板製セパレータを備え、少なくとも一方のセパレータに
設けられた反応ガス流路は、複数の突起部と、2以上の
前記突起部同士を連結して形成されたリブ状ガイド部と
を備えている。このため、反応ガスの流動不良を有効に
阻止することができ、電極面内に前記反応ガスを均一に
案内することが可能になる。これにより、反応ガスを電
極面に十分に供給するとともに、前記反応ガスの流れ不
良による生成水の排出性を低下させることがなく、効率
的かつ良好な発電機能を営むことができる。
込む燃料電池スタックの要部分解斜視図である。
説明図である。
の面の正面説明図である。
る。
構造のセパレータの正面説明図である。
するセパレータの正面説明図である。
するセパレータの正面説明図である。
成するセパレータの正面説明図である。
成するセパレータの正面説明図である。
成するセパレータの正面説明図である。
成するセパレータの正面説明図である。
成するセパレータの正面説明図である。
部断面説明図である。
る。
ック 14…電解質膜・電極構造体 16、18、60、80、100、120、140、1
60、180、202、204…セパレータ 20a…冷却媒体入口 20b…冷却媒体出
口 22a…酸化剤ガス入口 22b…酸化剤ガス
出口 24a…燃料ガス入口 24b…燃料ガス出
口 26…固体高分子電解質膜 28…アノード側電
極 30…カソード側電極 34a、34b…電
極触媒層 36、64、104、122、164、182…燃料ガ
ス流路 38、82、102、142、162…酸化剤ガス流路 40、62、84、124、144…冷却媒体流路 41、44a、44b、66、70、88、92、10
6、110、126、130、146、150、16
6、170、184…エンボス部 42a〜42c、46a〜46d、48a〜48c、6
8a〜68c、72a〜72c、90a〜90e、94
a〜94c、108a〜108d、112a〜112
e、128a〜128c、132a〜132c、148
a〜148e、152、168a〜168c、172a
〜172c、186a〜186c…リブ状ガイド部 206a、206b、208a、208b…突起部
Claims (2)
- 【請求項1】電解質の両側にそれぞれ電極を設けた電解
質・電極接合体と、前記電解質・電極接合体を挟持する
一対の金属板製セパレータとを備え、前記セパレータに
は、少なくとも燃料ガスまたは酸化剤ガスである反応ガ
スを前記電解質・電極接合体の電極面内に供給する反応
ガス流路が形成された燃料電池であって、 少なくとも一方のセパレータに形成された前記反応ガス
流路は、前記電極に対向する面側に突出する複数の突起
部と、 前記電極面内に前記反応ガスを均一に案内するために、
2以上の前記突起部同士を連結して形成されるリブ状ガ
イド部と、 により構成されることを特徴とする燃料電池。 - 【請求項2】請求項1記載の燃料電池において、少なく
とも一方のセパレータには、前記電解質・電極接合体を
冷却する冷却媒体を供給するための冷却媒体流路が設け
られるとともに、 前記冷却媒体流路は、前記反応ガス流路とは反対の面側
に突出する複数の突起部と、 前記電極面方向に沿って前記冷却媒体を均一に案内する
ために、2以上の前記突起部同士を連結して形成される
リブ状ガイド部と、 により構成されることを特徴とする燃料電池。
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