JP2003202996A - アプリケーションシステム間の機能的統合システム及びプログラム - Google Patents

アプリケーションシステム間の機能的統合システム及びプログラム

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JP2003202996A
JP2003202996A JP2001401876A JP2001401876A JP2003202996A JP 2003202996 A JP2003202996 A JP 2003202996A JP 2001401876 A JP2001401876 A JP 2001401876A JP 2001401876 A JP2001401876 A JP 2001401876A JP 2003202996 A JP2003202996 A JP 2003202996A
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JP2001401876A
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Wataru Watanabe
渡 渡辺
Takanori Ozaki
隆則 尾崎
Masahiro Sasaki
雅広 佐々木
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Japan Digital Laboratory Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 独立した複数のシステム間でのスムースなデ
ータの連動性と独立した複数のアプリケーションシステ
ム間の関連する画面にスムースな連携性を持たせたシス
テム間の機能的統合システム及びプログラムの提供。 【解決手段】 関連する各アプリケーションシステム
(以下、システム)を統合メニュー30で括ってボタン
表示し、実行中のシステム36に関連するボタン33〜
35を差別表示する。ボタン33〜35のいずれかをク
リックすると対応するシステムが起動し、現在表示され
ている画面に連携する連動先システムの画面が表示され
る。また、データ連動するシステムのボタン33、35
にマーク61、62を表示するので、マークされている
ボタンをクリックして対応するシステムのデータ連動処
理プログラムを起動してデータ連動処理を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、会計システム、法
人税申告書システムといったようにそれぞれ独立して運
用されている複数の異なるアプリケーションシステムの
うち関連するアプリケーションシステムを機能的に統合
して運用するためのアプリケーションシステム統合運用
技術に関する。
【0002】
【従来の技術】会計事務所等でコンピュータを用いて行
なう顧客の会計事務処理や税務事務処理等のサービス業
務がある。
【0003】このようなサービス業務をコンピュータで
処理する方式として、会計事務処理や税務事務処理を、
(1)会計システム、勘定科目内訳書システム、減価償
却システム、消費税申告書システム、法人税申告書シス
テム、事業概況説明書システム(以上、法人の場合)、
会計システム、青色申告決算書システム、所得税確定申
告書システム、減価償却システム、消費税申告書システ
ム(以上、個人事業者の場合)というように、各業務毎
に作成されたプログラム群及びファイルからなる各アプ
リケーションシステムをコンピュータにインストール
し、必要なアプリケーションシステムをそれぞれ起動し
て実行するように構成された「独立システム」と、
(2)各業務を統合的に処理可能に作成されたプログラ
ム群及びファイルからなるアプリケーションシステムを
コンピュータにインストールし、必要な業務を(例え
ば、メニューで選択して)実行するように構成された
「トータルシステム」がある。
【0004】上記(1)の処理方式では各アプリケーシ
ョンシステムが独立しているのでアプリケーションシス
テム間の「データ連動」(例えば、アプリケーションシ
ステムAのファイルX内のデータがアプリケーションシ
ステムBのファイルY内のあるデータに関連する場合、
ファイルXを更新するとアプリケーションシステムBの
ファイルYを更新する必要が生じること)を行なうため
にアプリケーションシステムの切替えを行なっている。
【0005】一例として、アプリケーションシステムA
を「会計システム」、アプリケーションシステムBを
「勘定科目内訳書システム」とし、「勘定科目内訳書シ
ステム」で連動が必要なデータを「会計システム」で編
集した場合、次のような手順で「データ連動処理」を実
行している。 「勘定科目内訳書システム」の連動処理でデータを使
用するため「会計システム」を終了する。
【0006】「勘定科目内訳書システム」を起動す
る。 データ編集された顧客を選択する。 データ連動処理を実行する。
【0007】このような「データ連動」時のアプリケー
ションシステムの切替え方法としてオペレータによる切
替え方式と、公開公報「特開2001−12596
9」、「特開2001−142959」等に開示の自動
切替え方式がある。
【0008】なお、手動切替え方式のなかで、公開公報
「特開2001−306776」に開示の方式のよう
に、連動データの抽出処理/取り込み処理をモジュール
化し、データの抽出側でも取りこみ側でも処理が行な
え、「データ連動」の処理を簡素化しているものもあ
る。
【0009】また、同一アプリケーションシステム内で
画面Rのあるデータ項目をポイントすると関連する他の
画面Sが自動的に開かれる(表示される)といった「画
面連携」処理は、異なるアプリケーションシステム間で
は手動、つまりオペレータによるアプリケーションシス
テムの切替え操作によって行なわれている。
【0010】一例として、アプリケーションシステムA
を「法人税申告書システム」、アプリケーションシステ
ムBを「会計システム」とし、「法人税申告書システ
ム」にてある顧客(会社)の処理を実行している際に、
「会計システム」で同じデータを参照しようとする場合
は、次のような手順で「画面連動」を実行している。 「会計システム」を起動させる(「法人税申告書シス
テム」はバックグラウンド処理に切替えられる)。
【0011】「会計システム」の画面で「法人税申告
書システム」にて使用している顧客(会社)を選択す
る。 上記により「会計システム」で表示される顧客の画
面で「法人税申告書システム」に関連付けられているデ
ータをオペレータが選択してその顧客及びデータに関連
付けられている「会計システム」の画面に切替える。
【0012】これに対し、上記(2)の方式では各業務
が全体として統合されていることが前提であるため、
「データ連動」や「画面連携」は最初からスムースに行
なわれるように構成され、ユーザは「データ連動」時や
「画面連携」時にアプリケーションシステムの切替え等
を意識する必要がない。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記
(1)の方式では「データ連動」時及び「画面連携」時
に次のような問題点があった。 (イ)データ連動 オペレータによる手動切替え方式;オペレータによる
手動切替え方式では、アプリケーションシステムA(例
えば、「会計システム」)で使用しているデータは他の
異なるアプリケーションシステムB(例えば、「勘定科
目内訳書システム」)から読み書きできないようにロッ
クしてあるので、アプリケーションシステムBで「デー
タ連動」処理するためには上述したようにアプリケーシ
ョンシステムAをオペレータの手によって終了させなけ
ればならず、使い勝手が悪いといった問題点があった。
また、アプリケーションシステムBでのデータ連動処理
はオペレータ任せであり、オペレータが連動処理への移
行が必要であることを知らなかったり忘れていたりする
と連動処理が実行されない場合が生じ、結果として「デ
ータ連動」ができなかったり、手間取ったりすることが
生じ得るといった点;なお、公開公報「特開2001−
306776」に開示の方式ではデータの抽出側でも取
りこみ側でも処理が行なえ、「データ連動」の処理を簡
素化しているが、上述の場合と同様にデータ連動処理は
オペレータ任せであり、結果として「データ連動」がで
きなかったり、手間取ったりすることが生じ得る。更
に、簡素化されているため、連動処理の忘れが生じる可
能性があるといった点; 自動切替え方式;公開公報「特開2001−1259
69」、「特開2001−142959」に開示の自動
切替え方式では、自動的にアプリケーションシステムA
のデータ(「会計システムの会計データ)をアプリケー
ションシステムBのデータ(「勘定科目内訳書システ
ム」の内訳書データ)で関連付けているため、「データ
連動」を全く意識する必要がなく、申告業務に習熟して
いない事務担当者でも処理ができる。しかしながら、自
動的に「データ連動」が行なわれてしまうため、税理士
など申告業務等にノウハウを有する専門家にとって、意
図しないデータ連動が行なわれてしまう等々といった不
都合がある点。 (ロ)「画面連携」 アプリケーションシステムBにおける会社選択や関連画
面への切替えがオペレータ任せであり、アプリケーショ
ンシステムBの画面上でアプリケーションシステムAに
おいて顧客Cに関連付けられているデータをオペレータ
が選択して顧客C及びそのデータに関連付けられている
アプリケーションシステムAの画面に切替えているの
で、オペレータが両アプリケーションシステムにおいて
関連付けられている各データを覚えているか、操作のた
びに説明書を読んで理解する必要があり、使い勝手が悪
く操作ミスが生じやすいといった点。
【0014】一方、上記(2)の方式では、「トータル
システム」として構成されているため、「データ連動」
時や「画面連携」時にアプリケーションシステムの切替
え等を意識する必要がないが、独立システムとして動作
させることができないので「データ連動」や「画面連
携」が必要のないケースでも、独立システムであるなら
ば必要のない、所定の手続きを実行しなければならない
という煩わしさがある。
【0015】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであり、独立した複数のアプリケーションシス
テム間でのデータの切れ目のないスムースな連動性と独
立した複数のアプリケーションシステム間の関連する画
面にスムースな連携性を持たせたアプリケーションシス
テム間の機能的統合システム及びプログラムの提供を目
的とする。
【0016】また、本発明は、法人申告に係わるアプ
リケーションシステム間の機能的統合システム及びプロ
グラムの提供と、個人申告に係わるアプリケーション
システム間の機能的統合システム及びプログラムの提供
を第2の目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、第1の発明のアプリケーションシステム間の機能的
統合システムは、アプリケーションシステムを識別する
第1の識別情報と該アプリケーションシステムに関連す
る他のアプリケーションシステムを識別する第2の識別
情報とを登録したメニュー情報を統合システムに関連す
る複数のアプリケーションシステムについて記憶した統
合メニュー情報記憶手段を備えたことを特徴とする。
【0018】また、第2の発明は上記第1の発明のアプ
リケーションシステム間の機能的統合システムにおい
て、メニュー情報は、第1の識別情報に対応する指示用
表示情報を含み、アプリケーションシステムの実行時に
表示される画面上に、統合メニュー情報記憶手段に記憶
されている複数のアプリケーションシステムに対応付け
られた複数の指示用表示情報を表示する指示情報表示手
段と、複数の指示用表示情報の中から所望の指示用表示
情報を選択する選択手段と、を備えたことを特徴とす
る。
【0019】また、第3の発明は上記第2の発明のアプ
リケーションシステム間の機能的統合システムにおい
て、指示情報表示手段は、複数の指示用表示情報を横長
の短冊形状の枠内に整列させ、画面の上方又は下方に表
示することを特徴とする。
【0020】また、第4の発明は上記第2の発明のアプ
リケーションシステム間の機能的統合システムにおい
て、指示情報表示手段は、複数の指示用表示情報を縦長
の短冊形状の枠内にそれぞれ整列させ、画面の左端側又
は右端側に表示することを特徴とする。
【0021】また、第5の発明は上記第2の発明のアプ
リケーションシステム間の機能的統合システムにおい
て、複数の指示用表示情報に実行されるアプリケーショ
ンシステムにデータ連動する他のアプリケーションシス
テムの指示用表示情報が含まれている場合はその指示用
表示情報を差別表示する差別表示手段を備えたこと、を
特徴とする。
【0022】また、第6の発明は上記第5の発明のアプ
リケーションシステム間の機能的統合システムにおい
て、アプリケーションシステムの実行中に、差別表示手
段によって差別表示されている指示用表示情報が選択さ
れたとき、該選択された指示用表示情報に対応するアプ
リケーションシステムを起動する関連システム起動手段
を備えたことを特徴とする。
【0023】また、第7の発明は上記第2の発明のアプ
リケーションシステム間の機能的統合システムにおい
て、統合メニュー情報記憶手段に異なるアプリケーショ
ンシステム毎に作成されたメニュー情報を追加するメニ
ュー情報追加記憶手段を備えたことを特徴とする。
【0024】また、第8の発明は上記第2の発明のアプ
リケーションシステム間の機能的統合システムにおい
て、指示用表示情報のうち、データが更新されているア
プリケーションシステムのデータに連動するデータを有
する他のアプリケーションシステムの指示用表示情報に
対応付けてデータ更新を通知するデータ更新通知手段を
備えたことを特徴とする。
【0025】また、第9の発明は上記第8の発明のアプ
リケーションシステム間の機能的統合システムにおい
て、データ更新通知手段による通知は、データが更新さ
れているアプリケーションシステムの指示用表示情報の
上、下、左又は右のいずれかにマークを重畳表示するこ
とによって行なわれることを特徴とする。
【0026】また、第10の発明は上記第8又は第9の
発明のアプリケーションシステム間の機能的統合システ
ムにおいて、アプリケーションシステムの実行中に、差
別表示されている指示用表示情報のうち、データ更新通
知手段によってデータ更新が通知されている指示用表示
情報が選択されたとき、該選択された指示用表示手段に
対応するアプリケーションシステムのデータ連動処理プ
ログラムを自動的に起動するデータ連動処理起動手段を
備えたことを特徴とする。
【0027】また、第11の発明は上記第8又は第9の
発明のアプリケーションシステム間の機能的統合システ
ムにおいて、アプリケーションシステムのデータ連動処
理プログラムを、該アプリケーションシステムの実行中
に、差別表示されている指示用表示情報のうち、データ
更新通知手段によってデータ更新が通知されている指示
用表示情報が選択されたとき動作させるか、差別表示さ
れている指示用表示情報のうちデータ更新通知手段によ
ってデータ更新が通知されると自動的に動作させるかを
択一的に設定する連動方式設定手段を備えたことを特徴
とする。
【0028】また、第12の発明は上記第10又は第1
1の発明のアプリケーションシステム間の機能的統合シ
ステムにおいて、アプリケーションシステムの実行によ
り更新がなされたデータのコピーを作成する連動用デー
タ作成手段を備え、データ連動処理起動手段によって起
動された連動処理プログラムは連動用データ作成手段に
よってコピーされたデータを用いてデータ連動処理を行
なうこと、を特徴とする。
【0029】また、第13の発明は上記第2の発明のア
プリケーションシステム間の機能的統合システムにおい
てアプリケーションシステムの実行時に表示される画面
と該アプリケーションシステムに関連するアプリケーシ
ョンシステムの画面とを対応付けた連携画面情報と、ア
プリケーションシステムの実行中に、指示用表示情報の
一つが選択されたとき、該選択された指示用表示情報に
対応するアプリケーションシステムで表示される画面を
連携画面情報に基いて決定する連携画面決定手段と、を
備えたことを特徴とする。
【0030】また、第14の発明は上記第2の発明のア
プリケーションシステム間の機能的統合システムにおい
て、アプリケーションシステムの実行時に表示される画
面と該アプリケーションシステムに関連するアプリケー
ションシステムの画面とを対応付けた連携画面情報と、
データ更新通知手段による通知が行なわれている前の指
示用表示情報の一つが選択されたとき、該選択された指
示用表示情報に対応するアプリケーションシステムで表
示される画面を連携画面情報に基いて決定する連携画面
決定手段と、を備えたことを特徴とする。
【0031】また、第15の発明のアプリケーションシ
ステム間の機能的統合システムは、サーバと、該サーバ
と通信ネットワークを介して接続する複数の端末を備え
たネットワークシステムにおいて、複数の端末はそれぞ
れ各端末にアプリケーションシステムを識別する第1の
識別情報と該アプリケーションシステムに関連する他の
アプリケーションシステムを識別する第2の識別情報と
を登録したメニュー情報を統合システムに関連する複数
のアプリケーションシステムについて記憶した統合メニ
ュー情報記憶手段を備えたことを特徴とする。
【0032】また、第16の発明は上記第15の発明の
アプリケーションシステム間の機能的統合システムにお
いて、アプリケーションシステムの実行時に表示される
画面上に、統合メニュー情報記憶手段に記憶されている
複数のアプリケーションシステムに対応付けられた複数
の指示用表示情報を表示する指示情報表示手段と、複数
の指示用表示情報の中から所望の指示用表示情報を選択
する選択手段と、を備え、複数の端末の各メニュー情報
は、第1の識別情報に対応する指示用表示情報を含むこ
とを特徴とする。
【0033】また、第17の発明は上記第15の発明の
アプリケーションシステム間の機能的統合システムにお
いて、複数の端末は、複数の指示用表示情報に実行され
るアプリケーションシステムにデータ連動する他のアプ
リケーションシステムの指示用表示情報が含まれている
場合はその指示用表示情報を差別表示する差別表示手段
を備えたこと、を特徴とする。
【0034】また、第18の発明は上記第17の発明の
アプリケーションシステム間の機能的統合システムにお
いて、複数の端末は、アプリケーションシステムの実行
中に、差別表示手段によって差別表示されている指示用
表示情報が選択されたとき、該選択された指示用表示情
報に対応するアプリケーションシステムを起動する関連
システム起動手段を備えたことを特徴とする。
【0035】また、第19の発明は上記第15の発明の
アプリケーションシステム間の機能的統合システムにお
いて、複数の端末は、統合メニュー情報記憶手段に異な
るアプリケーションシステム毎に作成されたメニュー情
報を追加するメニュー情報追加記憶手段を備えたことを
特徴とする。
【0036】また、第20の発明は上記第15の発明の
アプリケーションシステム間の機能的統合システムにお
いて、サーバは、複数の端末のうちのいずれかが実行中
のアプリケーションでデータを更新した場合に、更新さ
れたデータに対応付けて作成されているデータ更新情報
を更新するデータ更新情報管理手段と、複数の端末でデ
ータ更新情報を調べ、連動データ間のデータ更新の有無
を検出するデータ更新検出手段と、データ更新検出手段
により連動データ間のデータ更新が検出されたとき、そ
の検出結果を含む報知情報を複数の端末に通信ネットワ
ークを介して同報送信する報知情報送信手段と、を備
え、複数の端末は、サーバから送信される報知情報を受
信して保持する報知情報待ち受け手段と、保持されてい
る報知情報を調べ、実行されるアプリケーションシステ
ムにデータ連動する他のアプリケーションシステムのデ
ータが更新されていると、該他のアプリケーションシス
テムの指示用表示情報に対応付けてデータ更新を通知す
るデータ更新通知手段と、を備えたことを特徴とする。
【0037】また、第21の発明は上記第20の発明の
アプリケーションシステム間の機能的統合システムにお
いて、複数の端末は、アプリケーションシステムの実行
中に、差別表示手段によって差別表示されている指示用
表示情報のうち、データ更新通知手段によってデータ更
新が通知されている指示用表示情報が選択されたとき、
該選択された指示用表示手段に対応するアプリケーショ
ンシステムのデータ連動処理プログラムを自動的に起動
するデータ連動処理起動手段を備えたことを特徴とす
る。
【0038】また、第22の発明は上記第20の発明の
アプリケーションシステム間の機能的統合システムにお
いて、複数の端末は、アプリケーションシステムのデー
タ連動処理プログラムを、該アプリケーションシステム
の実行中に、差別表示されている指示用表示情報のう
ち、データ更新通知手段によってデータ更新が通知され
ている指示用表示情報が選択されたとき動作させるか、
差別表示されている指示用表示情報のうちデータ更新通
知手段によってデータ更新が通知されると自動的に動作
させるかを択一的に設定する連動方式設定手段を備えた
ことを特徴とする。
【0039】また、第23の発明は上記第21又は第2
2の発明のアプリケーションシステム間の機能的統合シ
ステムにおいて、サーバは、アプリケーションシステム
の実行により更新がなされたデータのコピーを作成する
連動用データ作成手段を備え、データ連動処理起動手段
によって起動された連動処理プログラムは、通信ネット
ワークを介して、連動用データ作成手段によってコピー
されたデータを用いてデータ連動処理を行なうこと、を
特徴とする。
【0040】また、第24の発明は上記第15の発明の
アプリケーションシステム間の機能的統合システムにお
いて、複数の端末は、アプリケーションシステムの実行
時に表示される画面と、該アプリケーションシステムに
関連するアプリケーションシステムの画面を対応付けた
連携画面情報と、アプリケーションシステムの実行中
に、指示用表示情報の一つが選択されたとき、該選択さ
れた指示用表示情報に対応するアプリケーションシステ
ムで表示される画面を連携画面情報に基いて決定する連
携画面決定手段と、を備えたことを特徴とする。
【0041】また、第25の発明は上記第15の発明の
アプリケーションシステム間の機能的統合システムにお
いて、複数の端末は、アプリケーションシステムの実行
時に表示される画面と、該アプリケーションシステムに
関連するアプリケーションシステムの画面を対応付けた
連携画面情報と、データ更新通知手段による表示が行な
われているアプリケーションシステムの指示用表示情報
の一つが選択されたとき、該選択された指示用表示情報
に対応するアプリケーションシステムで表示される画面
を連携画面情報に基いて決定する連携画面決定手段と、
を備えたことを特徴とする。
【0042】また、第26の発明の法人申告又は個人申
告に係わる各アプリケーションシステム間の機能的統合
システムは、アプリケーションシステムを識別する第1
の識別情報と該アプリケーションシステムに関連する他
のアプリケーションシステムを識別する第2の識別情報
とを登録したメニュー情報を統合システムに関連する複
数のアプリケーションシステムについて記憶した統合メ
ニュー情報記憶手段と、アプリケーションシステムの実
行時に表示される画面と該アプリケーションシステムに
関連するアプリケーションシステムの画面とを対応付け
た連携画面情報と、アプリケーションシステムの実行時
に表示される画面上に、統合メニュー情報記憶手段に記
憶されている複数のアプリケーションシステムに対応付
けられた複数のメニュー情報に含まれている指示用表示
情報を表示する指示情報表示手段と、複数の指示用表示
情報に実行中のアプリケーションシステムにデータ連動
する他のアプリケーションシステムの指示用表示情報が
含まれている場合はその指示用表示情報を差別表示する
差別表示手段と、複数の指示用表示情報の中から所望の
指示用表示情報を選択する選択手段と、実行中のアプリ
ケーションシステムより更新がなされたデータのコピー
を作成する連動用データ作成手段と、指示情報表示手段
によって表示されている指示用表示情報のうち、データ
が更新されているアプリケーションシステムのデータに
連動するデータを有する他のアプリケーションシステム
の指示用表示情報に対応付けてデータ更新を通知するた
めの表示を行なうデータ更新通知手段と、データ連動処
理プログラムを起動するデータ連動処理起動手段と、デ
ータ連動処理プログラムを、該アプリケーションシステ
ムの実行中に、差別表示手段によって差別表示されてい
る指示用表示情報のうち、データ更新通知手段によって
データ更新が通知されている指示用表示情報が選択され
たとき動作させるか、差別表示されている指示用表示情
報のうちデータ更新通知手段によってデータ更新が通知
されると自動的に動作させるかを択一的に設定する連動
方式設定手段と、指示用表示情報が選択されたとき、該
選択された指示用表示情報に対応するアプリケーション
システムで表示される画面を連携画面情報に基いて決定
する連携画面決定手段と、を備え、データ連動処理起動
手段によって起動された連動処理プログラムは連動用デ
ータ作成手段によってコピーされたデータを用いてデー
タ連動処理を行なうこと、を特徴とする。
【0043】また、第27の発明の法人申告又は個人申
告に係わる各アプリケーションシステム間の機能的統合
システムは、サーバと、該サーバと通信ネットワークを
介して接続する複数の端末を備えたネットワークシステ
ムにおいて、複数の端末は、インストールされているア
プリケーションシステムを識別する第1の識別情報と該
アプリケーションシステムに関連する他のアプリケーシ
ョンシステムを識別する第2の識別情報とを登録したメ
ニュー情報を統合システムに関連する複数のアプリケー
ションシステムについて記憶した統合メニュー情報記憶
手段と、アプリケーションシステムの実行時に表示され
る画面と該アプリケーションシステムに関連するアプリ
ケーションシステムの画面とを対応付けた連携画面情報
と、アプリケーションシステムの実行時に表示される画
面上に、統合メニュー情報記憶手段に記憶されている複
数のアプリケーションシステムに対応付けられた複数の
メニュー情報に含まれている指示用表示情報を表示する
指示情報表示手段と、複数の指示用表示情報に実行され
るアプリケーションシステムにデータ連動する他のアプ
リケーションシステムの指示用表示情報が含まれている
場合はその指示用表示情報を差別表示する差別表示手段
と、複数の指示用表示情報の中から所望の指示用表示情
報を選択する選択手段と、サーバから送信される報知情
報を受信して保持する報知情報待ち受け手段と、保持さ
れている報知情報を調べ、実行されるアプリケーション
システムにデータ連動する他のアプリケーションシステ
ムのデータが更新されていると、該他のアプリケーショ
ンシステムの指示用表示情報に対応付けてデータ更新を
通知するデータ更新通知手段と、データ連動処理プログ
ラムを起動するデータ連動処理起動手段と、データ連動
処理プログラムを、該アプリケーションシステムの実行
中に、差別表示手段によって差別表示されている指示用
表示情報のうち、データ更新通知手段によってデータ更
新が通知されている指示用表示情報が選択されたとき動
作させるか、差別表示されている指示用表示情報のうち
データ更新通知手段によってデータ更新が通知されると
自動的に動作させるかを択一的に設定する連動方式設定
手段と、指示用表示情報が選択されたとき、該選択され
た指示用表示情報に対応するアプリケーションシステム
で表示される画面を連携画面情報に基いて決定する連携
画面決定手段と、を備え、サーバは、複数の端末のうち
のいずれかが実行中のアプリケーションでデータを更新
した場合に、更新されたデータに対応付けて作成されて
いるデータ更新情報を更新するデータ更新情報管理手段
と、アプリケーションシステムの実行により更新がなさ
れたデータのコピーを作成する連動用データ作成手段
と、データ更新情報を調べ、連動データ間のデータ更新
の有無を検出するデータ更新検出手段と、データ更新検
出手段により連動データ間のデータ更新を検出したと
き、その検出結果を含む報知情報を複数の端末に通信ネ
ットワークを介して同報送信する報知情報送信手段と、
を備え、データ連動処理起動手段によって起動された連
動処理プログラムは、通信ネットワークを介して、連動
用データ作成手段によってコピーされたデータを用いて
データ連動処理を行なうこと、を特徴とする。
【0044】また、第28の発明の統合システム用プロ
グラムは、インストールされているアプリケーションプ
ログラムのうち、関連する複数のアプリケーションシス
テムを機能的に統合した統合システムにおいて実行可能
なプログラムであって、複数のアプリケーションシステ
ムのいずれかが起動されたとき、表示される画面に複数
のアプリケーションシステムの名称を指示用表示情報と
してそれぞれ表示するステップと、表示されている複数
の指示用表示情報に実行中のアプリケーションシステム
にデータ連動する他のアプリケーションシステムの指示
用表示情報が含まれている場合はその指示用表示情報を
差別表示するステップと、を含むことを特徴とする。
【0045】また、第29の発明の統合システム用プロ
グラムは、インストールされているアプリケーションプ
ログラムのうち、関連する複数のアプリケーションシス
テムを機能的に統合した統合システムにおいて実行可能
なプログラムであって、複数のアプリケーションシステ
ムのいずれかが起動されたとき、表示される画面に複数
のアプリケーションシステムの名称を指示用表示情報と
してそれぞれ表示するステップと、表示されている複数
の指示用表示情報に実行中のアプリケーションシステム
にデータ連動する他のアプリケーションシステムの指示
用表示情報が含まれている場合はその指示用表示情報を
差別表示するステップと、実行中のアプリケーションシ
ステムより更新がなされたデータのコピーを作成するス
テップと、差別表示されている指示用表示情報のうち、
データが更新されているアプリケーションシステムのデ
ータに連動するデータを有する他のアプリケーションシ
ステムの指示用表示情報に対応付けてデータ更新を通知
するステップと、差別表示されている指示用表示情報の
うち、データ更新が通知されている指示用表示情報が選
択されたか否かを判定するステップと、データ更新が通
知されている指示用表示情報が選択されたとき、該選択
された指示用表示手段に対応するアプリケーションシス
テムのデータ連動処理プログラムを自動的に起動するス
テップと、データ更新を通知されている指示用表示情報
の一つが選択されたとき、該選択された指示用表示情報
に対応するアプリケーションシステムで表示される画面
を連携画面情報に基いて決定するステップと、を備えた
ことを特徴とする。また、第30の発明の統合システム
用プログラムは、サーバと、該サーバと通信ネットワー
クを介して接続する複数の端末を備えたネットワークシ
ステムにおいて、インストールされているアプリケーシ
ョンプログラムのうち、関連する複数のアプリケーショ
ンシステムを機能的に統合した統合システムにおいて端
末側で実行可能なプログラムであって、複数のアプリケ
ーションシステムのいずれかが起動されたとき、表示さ
れる画面に複数のアプリケーションシステムの名称を指
示用表示情報としてそれぞれ表示するステップと、表示
されている複数の指示用表示情報に実行中のアプリケー
ションシステムにデータ連動する他のアプリケーション
システムの指示用表示情報が含まれている場合はその指
示用表示情報を差別表示するステップと、を含むことを
特徴とする。
【0046】また、第31の発明の統合システム用プロ
グラムは、サーバと、該サーバと通信ネットワークを介
して接続する複数の端末を備えたネットワークシステム
において、インストールされているアプリケーションプ
ログラムのうち、関連する複数のアプリケーションシス
テムを機能的に統合した統合システムにおいて端末側で
実行可能なプログラムであって、複数のアプリケーショ
ンシステムのいずれかが起動されたとき、表示される画
面に複数のアプリケーションシステムの各名称を指示用
表示情報として表示するステップと、表示されている複
数の指示用表示情報に実行中のアプリケーションシステ
ムにデータ連動する他のアプリケーションシステムの指
示用表示情報が含まれている場合はその指示用表示情報
を差別表示するステップと、サーバから送信される報知
情報を受信して保持するステップと、アプリケーション
プログラムが起動されたとき、保持されている報知情報
を調べるステップと、起動されたアプリケーションシス
テムのデータが更新されているか否かを判定するステッ
プと、更新されたデータに連動するデータを有する他の
アプリケーションシステムの指示用表示情報に対応付け
てデータ更新を通知するステップと、差別表示されてい
る指示用表示情報のうち、データ更新が通知されている
指示用表示情報が選択されたか否かを判定するステップ
と、データ更新を通知されている指示用表示情報が選択
されたとき、該選択された指示用表示手段に対応するア
プリケーションシステムのデータ連動処理プログラムを
自動的に起動するステップと、データ更新が通知されて
いる指示用表示情報の一つが選択されたとき、該選択さ
れた指示用表示情報に対応するアプリケーションシステ
ムで表示される画面を連携画面情報に基いて決定するス
テップと、を備えたことを特徴とする。
【0047】また、第32の発明の統合システム用プロ
グラムは、サーバと、該サーバと通信ネットワークを介
して接続する複数の端末を備えたネットワークシステム
において、インストールされているアプリケーションプ
ログラムのうち、関連する複数のアプリケーションシス
テムを機能的に統合した統合システムにおいてサーバ側
で実行可能なプログラムであって、複数の端末のうちの
いずれかが実行中のアプリケーションでデータを更新し
た場合に、更新されたデータに対応付けて作成されてい
るデータ更新情報を更新するステップと、実行中のアプ
リケーションシステムより更新がなされたデータのコピ
ーを作成するステップと、データ更新情報を調べ、連動
データ間のデータ更新の有無を検出するステップと、デ
ータ更新が検出されたとき、その検出結果を含む報知情
報を複数の端末に通信ネットワークを介して同報送信す
るステップと、を備えたことを特徴とする。
【0048】
【発明の実施の形態】以下の説明では、統合システムと
して法人申告統合システムを、法人申告に係わる独立し
たアプリケーションシステム(以下、システムと記す)
として、法人税申告書システム、減価償却システム、消
費税申告書システム、事業概況システム、勘定科目内訳
書システム及び会計システムを例として説明するが、本
発明の適用範囲はこれら法人申告統合システムに限定さ
れない。例えば、個人事業に係わる、会計システム、減
価償却システム及び消費税申告書システム等を機能的に
統合した個人申告システムや販売管理システム、在庫管
理システム、仕入管理システム、手形管理システム等の
ようなシステムを機能的に統合した営業管理システム
や、給与計算システム、人事システムのような独立シス
テム間の機能的統合にも適用できる。また、より一般的
には、関連するシステム同士をデータ連動及び画面提携
といった機能面で統合する場合にも適用できる。
【0049】〔第1の実施の形態〕:処理装置が単体
(スタンドアローン)の場合 本実施の形態の説明では単体で本発明の統合システムを
実現する例について説明し、LAN構成でサーバと複数
のワークステーションを用いたネットワークシステムで
の統合システムについては後述の第2の実施の形態にお
いて説明する。
【0050】A−1.ハードウエア構成 図1は本発明のシステム間の機能的統合システム(以
下、統合システムと記す)を適用可能な処理装置の一実
施例のハードウエア構成を示すブロック図である。
【0051】図1で、処理装置1は、制御部10、キー
入力部11、選択・指示部12、データ読取部13、表
示部14、保存記憶メモリ15及びプリンタ16を備え
ている。
【0052】制御部10は、CPU、プログラム格納メ
モリおよびRAM等の周辺回路(図示せず)からなり、
上述の各構成部分の動作及び処理装置1全体の動作を制
御する。また、プログラム格納メモリには制御プログラ
ム、統合システム用のプログラム(以下、統合メインプ
ログラム)と統合システム用画面フォーマットデータや
定数等を格納している。
【0053】キー入力部11はデータ入力用のキーボー
ドやファンクションキー等を供え、オペレータはメモ等
を基にデータの入力を行う。選択・指示部12はマウス
等のポインティングデバイス及び画面上に表示される選
択ボタンや後述する統合メニュー(図3)の選択メニュ
ーや選択項目を示すボタン(指示用表示情報)からな
り、オペレータによりポイント操作が行われると制御部
10に選択された情報(又は、画面上の指定位置情報)
を送る。
【0054】データ読取部13は入力帳票等の原稿に記
入又は印刷された文字データを読み取る。なお、統合シ
ステムに機能的に統合される独立システムが文字認識を
行なわない場合はデータ読取部13は不要である。ま
た、統合システムに機能的に統合されるシステムが画像
処理を含む場合はデータ読取部13はスキャナー又はデ
ジタルカメラからの画像データを入力するインターフェ
イス等で置き換えてもよい。
【0055】表示部14はディスプレイ等の表示装置か
らなり、処理選択メニューを表示すると共に、入力画面
や帳票等の表示を行う。また、キー入力されたデータを
入力画面の所定の位置に表示する。
【0056】保存記憶メモリ15は、HD(ハードディ
スク)、MO(光ディスク)やFD(フロッピディス
ク)等のようにデータの保存記憶及び読み出しが可能な
メモリであり、統合システム及び各システムで規定され
たファイル領域が確保されており、各ファイルには各シ
ステムでの処理によって入力、加工又は編集された対応
のデータが記憶される。また、各種フォルダを格納する
フォルダ領域が確保されていると共に、プログラム格納
領域が確保され、インストールされた各種システム(こ
の例では、法人税申告書システム、減価償却システム、
消費税申告書システム、勘定科目内訳書システム及び会
計システム)用プログラム群と各画面フォーマットデー
タや定数等を格納している。
【0057】プリンタ16は統合システムに含まれるシ
ステムが文字や帳票又は計算結果等の印刷出力を伴うも
のである場合に必要な構成であり、統合システムに含ま
れるシステム全体が文字や帳票又は計算結果等の印刷出
力を伴なわない場合は不要となる。
【0058】A−2.統合メインプログラム 図2は統合メインプログラムの構成例を示すブロック図
であり、統合システムを統括するプログラム(以下、統
合メインプログラム2)は後述する統合メニュー(図
3)を表示するための統合メニュー処理モジュール2
1、データ連動処理を行なうためのデータ連動処理モジ
ュール22及び画面連携を行なうための画面連携処理モ
ジュール23を含み、各アプリケーションモジュールの
パッケージに含まれている統合システムメニューのアド
レス等を記憶する統合メニュー管理フォルダ(図4
(b)、(b’))20を保存記憶メモリ15上に確保
する。なお、連動方式設定手段241を設けるようにし
てもよい。
【0059】統合メニュー処理モジュール21は後述
(図7)するような指示情報表示手段211、関連シス
テム起動手段212、差別表示手段213及びメニュー
情報追加手段214を含んでいる。
【0060】データ連動処理モジュール22は後述(図
10)するようなデータ更新情報220、連動用ファイ
ル作成手段221、データ更新情報管理手段222、デ
ータ更新検出手段223、データ更新通知手段224及
びデータ連動処理起動手段225を含んでいる。
【0061】画面連携処理モジュール23は、後述(図
14)するような連携画面情報テーブル230及び連携
画面決定手段231を含んでいる。
【0062】A−3.統合メニュー 図3は本発明のシステム間の機能的統合システム(以
下、統合システムと記す)のキーである統合メニューの
一実施例を示す図である。統合メニューは関連する業務
をまとめ、図3に示すような横長(或いは縦長)のバー
のような形状のメニューを各システムで表示される画面
の上端又は下端(或いは左端又は右端)に表示し、オペ
レータがマウス等で指定可能に構成されている。すなわ
ち、統合メニューは図3に示すように関連業務を括って
表示する。
【0063】図3の例で、統合メニュー30は法人申告
統合システムに関連するシステム名を表示したボタン、
つまり、法人税31、減価償却32、消費税33、事業
概況34、勘定科目内訳35、会計36のボタン(指示
用表示情報)で構成されている。
【0064】統合システムが関連業務の括りで各システ
ムを統合するために、各アプリケーションに関連する業
務を括ったメニュー情報50(図5)を各システムのパ
ッケージ(各アプリケーションシステムを実行可能に構
成されたプログラムパッケージ)に持たせるように構成
する。このメニュー情報は統合メインプログラムによっ
て保存記憶メモリ15に確保されているフォルダ(統合
メニュー管理フォルダ20)に設定される。
【0065】つまり、あるシステムを格納したプログラ
ムパッケージを処理装置1にインストールすると、統合
メインプログラム2(図2)はそのパッケージが持って
いるメニュー情報50を保存記憶メモリ15に確保され
た統合メニュー管理フォルダ20(図4の例では「RE
NMENU」フォルダ)に追加する。
【0066】各メニュー情報には図5に示すようにその
ジョブ(JOB)すなわち、システム(アプリケーショ
ンプログラム)を起動するボタンの表示名称が含まれて
いるので、統合システム(例えば、法人申告統合システ
ム)を起動した場合、統合メニュー管理フォルダ20に
設定された各メニュー情報に含まれるシステムの識別情
報(実施例では略称を含む業務名称)が図3に示すよう
に統合メニュー30にボタンの表示名称として表示され
る。
【0067】また、処理装置1で他の統合システム(例
えば、個人申告システム)を起動すると、その統合メニ
ュー管理フォルダに設定されている関連するシステムの
メニュー情報に含まれるボタン表示名称が図3に示した
ような統合メニュー形式のボタンとして処理画面の上端
(又は下端)或いは左端(又は右端)に表示される。
【0068】図4は設定されたメニュー情報と統合メニ
ューの関係を示す説明図であり、いま、処理装置1に、
法人申告統合システムの関連システムとして図4(a)
に示すように法人税申告書システム、減価償却システ
ム、消費税申告書システム、事業概況システム及び勘定
科目内訳書システムがインストールされており、各シス
テムのパッケージはメニュー情報として法人税申告書シ
ステムメニュー情報、減価償却システムメニュー情報、
消費税申告書システムメニュー情報、事業概況システム
メニュー情報及び勘定科目内訳書システムメニュー情報
を含んでいる。この場合、法人申告統合システムのフォ
ルダ「RENMENU」には図4(b)に示すように、
法人税申告書システムメニュー情報、減価償却システム
メニュー情報、消費税申告書システムメニュー情報、事
業概況システムメニュー情報及び勘定科目内訳書システ
ムメニュー情報がメニュー情報として記憶される。ま
た、法人申告統合システムの統合メニュー30’は図4
(c)に示すように法人税31、減価償却32、消費税
33、事業概況34及び勘定科目内訳35の5つのボタ
ンからなる。
【0069】ここで、新たに、図4(a’)に示すよう
に会計システム41を処理装置1にインストールする
と、統合システムのフォルダ「RENMENU」には図
4(b’)に示すように会計システムメニュー情報42
がインストールされ、法人申告統合システムを起動する
と図3に示したような6つのボタンからなる統合メニュ
ー30が表示される。
【0070】A−4.メニュー情報 図5はメニュー情報の構成例を示す図であり、メニュー
情報50は統合システムの識別情報が記憶された統合シ
ステム識別情報格納欄51、アプリケーションシステム
の識別情報が記憶されたアプリケーション識別情報(第
1の識別情報)欄52、そのアプリケーションプログラ
ムの格納されている領域情報を記憶する格納アドレス欄
53、統合メニューに表示する名称が記憶された表示名
欄54及び関連するアプリケーションシステムの識別情
報が記憶されたアプリケーション識別情報欄55−1〜
55−n、その関連アプリケーションのデータ連動処理
プログラム名が記憶されたデータ連動処理プログラム名
欄56−1〜56−n、連動するデータファイル名称が
記憶された連動ファイル名欄57−1〜57−nから構
成されている。なお、実施例ではn=4であり、4個の
関連アプリケーション欄が設けられているが、これに限
定されない。また、関連するアプリケーションの数が4
以下の場合は空いた欄にはスペースが埋め込まれる。ま
た、実施例ではアプリケーション識別情報欄52及びア
プリケーション識別情報欄55−1〜55−nにはジョ
ブ番号が記憶されているがジョブ番号に限定されない。
【0071】法人申告統合システムの識別情報を「0
1」とし、法人税申告書システムに関連するシステムを
会計システムと構成した場合、法人税申告書システムの
ジョブ番号を「3511」、表示名を「法人税」、会計
システムのジョブ番号を「0102」、連動ファイル名
を「F0102」(会計データファイル)とすると、法
人税申告書システムのプログラムパッケージに含まれて
いるメニュー情報50の統合システム識別情報格納欄5
1にはスペースが、アプリケーション識別情報欄52に
は「3511」が、格納アドレス欄53にはスペース
が、表示名欄54には「法人税」が、関連するアプリケ
ーションシステムの識別情報欄55−1には「010
2」が、データ連動処理プログラム名欄56−1にはデ
ータ連動処理プログラム名「PF0102」が、連動フ
ァイル名欄57−1には「F0102」が記憶される。
また、アプリケーション識別情報欄55−2〜55−
4、データ連動処理プログラムアドレス欄56−2〜5
6−4にはスペースが、連動ファイル名欄57−2〜5
7−4にはスペースがパッケージ作成時に登録される。
【0072】ここで、法人申告統合システムの関連シス
テムとして法人税申告書システムのプログラムパッケー
ジを処理装置1にインストールすると、プログラムパッ
ケージのメニュー情報が税務申告統合システムの統合メ
ニュー管理フォルダ(図4(b)、(b’))に登録さ
れる。この際、統合システム識別情報格納欄51には
「01」が記憶され、格納アドレス欄53にはこのプロ
グラムパケージに含まれていたプログラムが格納された
保存記憶メモリ15上のアドレス情報が記憶され、る。
また、統合メニュー30には「法人税」と表示されたボ
タンが追加される。
【0073】なお、法人税申告書システムの関連システ
ムは会計システムであり、減価償却システムの関連シス
テムは法人税申告書システムであり、消費税申告書シス
テム、事業概況システム及び勘定科目内訳書システムの
関連システムは会計システムであり、会計システムの関
連システムは上述したように消費税申告書システム、事
業概況システム及び勘定科目内訳書システムである。
【0074】従って、統合メニュー管理フォルダに法人
申告統合システムのメニュー情報として法人税申告書シ
ステムメニュー情報、減価償却システムメニュー情報、
消費税申告書システムメニュー情報、事業概況システム
メニュー情報、勘定科目内訳書システムメニュー情報及
び会計システムメニュー情報が設定された場合は、各メ
ニュー情報のアプリケーション識別情報欄55には上述
した各関連システムのジョブ番号が記憶される。なお、
実施例では減価償却システムのジョブ番号を1251、
消費税申告書システムのジョブ番号を2021、事業概
況システムのジョブ番号を0032、勘定科目内訳書シ
ステムのジョブ番号を3302、会計システムのジョブ
番号を0102としている。
【0075】また、個人事業関係では個人申告統合シス
テムとして青色申告システム、確定申告システム、会計
システム、減価償却システム及び消費税申告書システム
を関連システムとして括ることができる。この場合、青
色申告システム、減価償却システム及び消費税申告書シ
ステムの関連システムは会計システムであり、確定申告
システムの関連システムは青色申告システムであり、会
計システムの関連システムは青色申告システム、減価償
却システム及び消費税申告書システムとなる。
【0076】従って、統合メニュー管理フォルダに個人
申告統合システムのメニュー情報として青色申告システ
ムメニュー情報、確定申告システムメニュー情報、会計
システムメニュー情報、減価償却システムメニュー情報
及び消費税申告書システムメニュー情報が登録された場
合は、各メニュー情報のアプリケーション識別情報欄5
5には上述した各関連システムのジョブ番号が記憶され
る。
【0077】上記A−1、A−2、A−3及びA−4で
述べたように、システムに関連する業務を括った統合メ
ニューファイルを各システムのパッケージに持たせるよ
うに構成し、この統合メニューファイルはプログラムパ
ッケージのインストール時にあるフォルダに登録(設
定)されるように構成し、パッケージに含まれるシステ
ムを起動するボタン(選択・指示手段(業務名称(略称
等)等で表示される))が関連するシステムの統合メニ
ューに追加するように統合システムを構成したことによ
り、処理装置1へのパッケージのインストール時の設定
により、統合システムとして動作させることも独立シス
テムとして動作させることも可能となるので、従来技術
の「トータルシステム」のように「データ連動」や「画
面連携」が必要のないケースでも「トータルシステム」
として、独立システムであるならば必要のない、所定の
手続きを実行しなければならないといったことが生じな
い。また、各システムのパッケージにファイルを持たせ
たことにより、統合システムへのシステムの追加が容易
にできる。
【0078】A−5.関連システムの差別表示 統合メニュー30で括られているシステムはそれぞれの
システムが持っているデータに関しても、例えば、会計
システムで会計データの修正を行なうと、勘定科目内訳
書システムの内訳データを訂正する必要が生じる等々、
連動する可能性が高い。そこで、統合メニュー30の各
ボタン(指示用表示情報)のうち現在フォアグラウンド
で動作中のシステムの実行により連動するデータを持つ
他のシステムに対応するボタンの色表示を図6に示すよ
うに統合メニュー30の各ボタンの表示色とは変え、目
立つように別の色で表示(差別表示)する。なお、実施
例では連動データを有するシステムに対応するボタンの
差別表示方法は表示色の変更に限定されず、他のボタン
と区別できるように表示できればよい(例えば、反転表
示したり、ブリンクさせるようにしてもよい)。
【0079】図6は統合メニューにおける関連システム
の差別表示の一実施例を示す図であり、法人申告システ
ムにおいて会計システムを動作させている場合の統合メ
ニュー30の差別表示例を示す。図6で、動作中の会計
システムに対応する会計ボタン36はプッシュされた状
態で表示され、会計システムに連動するデータを有す
る、消費税申告書システムに対応する消費税ボタン3
3、事業概況システムに対応する事業概況ボタン34、
勘定科目内訳書システムに対応する勘定科目内訳書ボタ
ン35は他のボタンとは異なった色で表示されている。
なお、消費税ボタン33及び勘定科目ボタン35の上側
に表示されている「*」マーク61、62はデータ連動
するシステムを示す(後述のA−7、A−8参照)。
【0080】上記差別表示は統合メインプログラム2の
差別表示手段213(図2)によって行なわれる。差別
表示手段213は図7のフローチャートに示すように統
合メニュー管理フォルダ20の会計システムメニュー情
報を参照してデータ連動処理を行なう必要のあるシステ
ムがあった場合にそのシステムに対応する統合メニュー
30のボタンを差別表示する。
【0081】上記A−5で述べたように統合メニューに
表示されるボタンのうち、実行しているシステムとデー
タが連動する他のシステムに対応するボタン(又はメニ
ュー)を表示色変更等の方法で差別表示するように構成
したことにより、画面上でオペレータは記憶を呼び戻し
たり操作マニュアルを見なくても連動処理するデータを
認識することができ、データ連動処理のし忘れを防止で
きる。
【0082】A−6.統合メインプログラムの動作例 図7は総合メニュー表示時の統合メインプログラムの動
作例(統合メニュー処理モジュールの動作に相当する部
分)を示すフローチャートであり、法人申告統合システ
ムを例とした動作例を示す。なお、この例では、法人申
告統合システムのメニュー情報として統合メニュー管理
フォルダ20にメニュー情報として法人税申告書システ
ムメニュー情報、減価償却システムメニュー情報、消費
税申告書システムメニュー情報、事業概況システムメニ
ュー情報、勘定科目内訳書システムメニュー情報及び会
計システムメニュー情報が設定されているものとし、設
定されている関連システムのうちのあるシステム(図7
の例では会計システム)を実行するものとする。
【0083】また、図7でステップS1、S2は統合メ
インプログラム2(図2)の統合メニュー処理モジュー
ル21中の指示情報表示手段211の動作に相当し、ス
テップS3〜S6は差別表示手段213の動作に相当
し、ステップS7は関連システム起動手段212の動作
に相当する。
【0084】図7で、オペレータが会計システムを起動
し、会計データ入力処理を選択すると会計データ入力画
面が表示される(ステップS0)。
【0085】この際、統合メインプログラム2の統合メ
ニュー処理モジュール21に含まれる指示情報表示手段
211により統合メニュー管理フォルダ20に設定され
ている各システムのメニュー情報のうち、統合システム
識別情報が会計システムのメニュー情報統合システム識
別情報欄51の内容(この例では「01」)と一致する
メニュー情報が検索される(ステップS1)。更に、検
索されたメニュー情報の表示名欄54から表示名である
「法人税」、「減価償却」、「消費税」、「事業概
況」、「勘定科目内訳」が取り出され、それぞれ対応す
るメニュー情報と関連付けられたボタンとして会計デー
タ入力画面の上部に横長のバー形状の統合メニュー30
(図3)にまとめられて表示される(ステップS2)。
【0086】次に、統合メニュー処理モジュール21に
含まれる差別表示手段213により、会計システムメニ
ュー情報の連動ファイル名欄57−1〜57−4が参照
され、ファイル名が記憶されている場合はステップS4
に遷移し、ファイル名が記憶されていない場合はステッ
プS7に遷移する(ステップS3)。
【0087】会計システムメニュー情報にはデータ連動
するデータファイル名「F2021」、「F003
2」、「F3302」があるので、それぞれに対応する
ジョブ番号「2021」、「0032」、「3302」
が対応するアプリケーション識別情報欄55から取り出
される(ステップS4)。更に、取り出されたジョブ番
号と上記ステップS1で検索したメニュー情報のアプリ
ケーション識別情報欄52に記憶されたジョブ番号が比
較され(ステップS5)、ジョブ番号が一致したメニュ
ー情報に対応する統合メニュー30の消費税ボタン3
3、事業概況ボタン34及び勘定科目内訳書ボタン35
の表示色が図6に示したように変更される(ステップS
6)。
【0088】次に、オペレータが所望のボタンをマウス
12でクリックすると、統合メニュー処理モジュール2
1に含まれる関連システム起動手段212によりオペレ
ータがクリックしたボタンに対応するシステムのメニュ
ー情報のアプリケーション識別情報欄52から当該シス
テムのジョブ番号が取り出され、当該システムを実行す
るプログラムが起動される(ステップS7)。
【0089】図8は総合メニュー追加時の統合メインプ
ログラムの動作例を示すフローチャートであり、処理装
置1にプログラムパッケージ(この例では会社概況シス
テム)をインストールする場合の動作例を示す。なお、
図8でステップT2〜T5の動作はメニュー情報追加手
段214の動作に相当する。
【0090】図8で、インストールプログラムにより、
会社概況システムのプログラムパッケージが処理装置1
の保存記憶メモリ15にインストールされる(ステップ
T0)。
【0091】インストールが終わると、統合メニュー処
理モジュール21に含まれるメニュー情報追加手段21
4により、メニュー情報が統合メニュー管理フォルダ2
0にコピーされる(ステップT1)。
【0092】次に、表示部14の画面上に統合システム
識別情報の入力を促すメッセージを表示する。オペレー
タが法人申告システムの識別情報「01」を入力すると
(ステップT2)、上記ステップT1でコピーされた会
社概況システムのメニュー情報の統合システム識別情報
欄51に入力された識別情報「01」が設定され(ステ
ップT3)、更に、メニュー情報の格納アドレス欄53
にインストールされた会社概況システムのプログラムの
格納アドレス(先頭番地)が記憶される(ステップT
4)。
【0093】また、会社概況システムメニュー情報の表
示名欄54から表示名である「会社概況」が取り出さ
れ、会社概況システムメニュー情報と関連付けられたボ
タンとして統合メニュー30に追加表示される(ステッ
プT5)。
【0094】なお、図8にしめしたフローチャートでは
統合システムの識別情報を入力するようにしたが、これ
に限定されず、インストール時に識別情報を自動設定す
るようにしてもよい。また、インストール時に設定変更
可能に構成してもよい。
【0095】A−7.データ更新情報 前述したA−5で差別表示手段213により差別表示さ
れた関連システムのうち、実行中のシステムが自己のデ
ータを更新したとき、そのデータ更新が実際に影響を及
ぼす関連システムが何かをオペレータに知らせることが
できればオペレータはデータに更新があったことを認識
でき、データ連動処理のし忘れをより効果的に防止でき
る。
【0096】そこで、本発明では、実行中のシステムが
データを更新したとき影響を受けるデータを持つシステ
ムに対応するボタンに対応付けてマークを表示し、デー
タ更新があったことを通知する。このためには、データ
を更新したシステムとデータ更新がされたことにより影
響を受けるデータを持つシステムの間でデータ更新を把
握する必要がある。また、オペレータが(又は、自動的
に)関連するシステムの連動処理に切替えたとき、切替
えられたシステムはデータ更新したシステムがどのデー
タを更新したかを把握する必要がある。
【0097】そこで、データ更新されたシステムのデー
タとデータ連動するデータを持つシステム間でのデータ
更新情報を検出するための手段として、各システムのデ
ータファイルとそのデータの更新により図9に示すよう
なデータ更新情報を備えるようにする。
【0098】図9はデータ更新及び連動処理時のデータ
更新情報の遷移説明図である。
【0099】データ更新情報220は図9に示すように
データ連動するデータファイルの対応項目(図9の例で
は種類欄)と項目ごとの更新日時からなるテーブル形式
で構成され、インストールされたシステムのうち「デー
タ更新側の連動するデータファイルの数」×「データ連
動側の連動するデータファイルの数」分ずつ保存記憶メ
モリ15上に領域確保されている。
【0100】例えば、法人申告統合システムにおいて、
会計システムの会計ファイルは消費税申告書システムの
消費税ファイルと勘定科目内訳書システムの内訳書ファ
イルと連動するので、会計システムに関してはデータ更
新情報220は会計ファイルと消費税ファイル、会計フ
ァイルと内訳書ファイルの2組作成される。他のシステ
ムについても同様に連動するファイルの数だけ保存記憶
メモリ15上に確保され、図9に示すように各項目ごと
に更新日時を書き込めるテーブル形式で作成される。
【0101】図9で、(a)は会計システムをデータ更
新側システムとしたときの会計ファイルのデータ更新情
報220−1と会計システムにデータ連動する勘定科目
内訳書システムの内訳書ファイルのデータ更新情報22
0−2を示し、データ連動済みの状態を示している。デ
ータ連動済みの場合は会計ファイルの各項目のデータ更
新日時がデータ連動する内訳書ファイルの各項目のデー
タ更新日時より先(会計ファイルのデータ更新日時<内
訳書ファイルのデータ更新日時)になっている。
【0102】次に、(b)は会計ファイルを更新した場
合のデータ更新情報220−1の内容を示し、「仕訳」
及び「残」のデータ更新時間が更新されている。なお、
内訳書ファイルは更新されていないのでデータ更新情報
220−1の内容は220−2と同様である。
【0103】また、(c)は(b)のデータ更新情報2
20−1、220−2と同様であり、勘定科目内訳書シ
ステムが起動され且つデータ連動前の状態を示す。デー
タ連動が行なわれていないため会計ファイルの「仕訳」
及び「残」項目の更新日時が内訳書ファイル「明細金
額」及び「会計の残」項目の更新日時より後(会計ファ
イルのデータ更新日時>内訳書ファイルのデータ更新日
時)になっている。
【0104】更に、(d)は起動された勘定科目内訳書
システムのデータ連動処理により、「明細金額」及び
「会計の残」項目のデータが更新された結果、データ更
新情報220−2の「明細金額」及び「会計の残」項目
の更新日時がデータ更新時に変更された状態を示す。な
お、会計ファイルは更新されていないのでデータ連動す
る内訳書ファイルのデータ更新情報220−1の「仕
訳」及び「残」項目の更新日時がデータ連動する内訳書
ファイルの各項目のデータ更新日より先(会計ファイル
のデータ更新日<内訳書ファイルのデータ更新日)にな
っている。
【0105】A−8.統合メインプログラムのデータ更
新通知動作例 図10はスタンドアローンの処理装置で行なわれるデー
タ更新通知動作の説明図であり、図11はデータ更新通
知動作時の統合システムメインプログラム(データ連動
処理モジュール22)の動作例を示すフローチャート、
図12は連動元データの排他処理の説明図である。な
お、図11の説明では、具体例として、データ更新側の
システムを「会計システム」、データ更新によって影響
を受けるデータをもつシステム(データ連動側システ
ム)を「消費税申告書システム」及び「勘定科目内訳書
システム」として説明する。
【0106】なお、図11でステップU2は統合メイン
プログラム2(図2)のデータ連動処理モジュール22
中の連動用ファイル作成手段221の動作に相当し、ス
テップU3、U9はデータ更新情報管理手段222の動
作に相当し、ステップU4はデータ更新検出手段223
の動作に相当し、ステップU5、U6はデータ更新通知
手段224の動作に相当し、ステップU7はデータ連動
処理起動手段225の動作に相当する。
【0107】図11で、処理装置1(図1)における処
理の実行中に図10()及び図12()に示すよう
に当該実行中のシステムでデータ更新が行なわれると
(この例では、会計システムでデータ入力修正等により
会計ファイルのデータ更新があると)(ステップU
1)、連動用ファイル作成手段221は図12()に
示すように更新されたデータを連動用データファイルに
書きこむ。連動用データファイルは保存記憶メモリ15
に作成しているが、データ連動処理が終わると不用とな
るためRAM上に作成するように構成してもよい(ステ
ップU2)。
【0108】また、データ更新情報管理手段222はデ
ータ更新情報のうち、データ更新側システムのファイル
のデータ更新情報についてデータ項目別に更新日時を書
き込む。図9の例では図9(a)データ更新情報220
−1の「仕訳」、「残」項目の更新日時を図9(b)の
データ更新情報220−1の「仕訳」、「残」項目の更
新日時のように変更する(ステップU3)。
【0109】データ更新検出手段223は現在フォアグ
ラウンドで実行中のシステム(この例では会計システ
ム)のデータ更新情報(220−1)を常時監視し、デ
ータ更新側の更新時間とデータ連動側の更新時間(この
例では会計ファイルの更新時間と内訳書ファイルの更新
時間)を比較してデータ更新側の更新時間>データ連動
側の更新時間の場合つまり、データ更新が検出された場
合は図12()に示すように連動用データファイル上
に書き込まれたデータに対応付けて更新フラグセットを
セットして、ステップU5に遷移し、データ更新側の更
新時間≧データ連動側の更新時間の場合はデータ更新が
検出されないものとしてステップU1に遷移する(ステ
ップU4)。
【0110】データ更新通知手段224は上記ステップ
U3でデータ更新が検出されると、統合メニュー管理フ
ォルダ20のメニュー情報のうち、現在フォアグラウン
ドで実行中のシステムのメニュー情報(この例では会計
システムメニュー情報)の連動ファイル名欄57を参照
し、連動ファイル名欄にファイル名が記憶されている欄
に対応する関連アプリケーション情報欄55に記憶され
ているジョブ番号を取り出す。この例では、消費税申告
書システム及び勘定科目内訳ファイルのジョブ番号が取
り出される(ステップU5)。次に、取り出されたジョ
ブ番号と統合メニュー管理フォルダ20の各メニュー情
報のアプリケーション識別情報欄52に記憶されたジョ
ブ番号を比較し、ジョブ番号が一致したメニュー情報に
対応するボタン35にマークを表示する。この例では図
6に示したように消費税ボタン33と勘定科目内訳書ボ
タン35の上側に「*」マーク61、62が表示され
る。つまり、図10()に示すようにデータ連動処理
を行なうシステムに通知を行なう(ステップU6)。
【0111】次に、オペレータがマークのあるボタンを
マウス12でクリックすると、データ連動処理起動手段
225は、現在実行中のシステムのメニュー情報のオペ
レータがクリックしたボタンに対応する関連アプリケー
ション識別情報欄55からジョブ番号を取り出すと共
に、対応するデータ連動処理プログラム名欄56からデ
ータ連動処理プログラム名を取り出し、データ連動する
システムのプログラム群の中のデータ処理連動プログラ
ムを起動する(ステップU7)。
【0112】連動側システムのデータ連動処理プログラ
ムは上記ステップU2で作成した連動用データファイル
を用いて連動側のデータファイルの更新を行なう(図1
1()、図12())。この例では、「*」マーク
62をクリックすると勘定科目内訳書システムのデータ
連動処理プログラムが起動され、上記ステップU2で作
成した連動データファイル、つまり、更新された会計デ
ータのコピーデータを用いて内訳書ファイルの対応する
データの更新が行なわれる。なお、オペレータがマーク
のあるボタンをクリックしない場合は、ステップU1に
戻る(ステップU8)。
【0113】データ連動処理が終わると、データ更新情
報管理手段222は図9(d)に示すように連動処理に
より更新されたファイルのデータ更新情報(この例では
内訳書ファイルのデータ更新情報220−2の「明細金
額」及び「会計の残」項目)の更新時間を更新する(ス
テップU9)。
【0114】なお、上記ステップU6でデータ更新通知
手段224をジョブ番号が一致したメニュー情報に対応
するボタン35にマークを表示するように構成したが、
データ更新の通知方法はマーク表示に限定されない。
【0115】上記構成により、データ更新側(この例で
は会計システム側)では他システムに関連するデータの
更新なのかそうでないのかを全く感知する必要なく、自
システムのデータ更新のみを管理し、連動側システム
(この例では勘定科目内訳書システム)は更新を検知し
たい他システムの情報を管理している。従って、オペレ
ータはデータ連動する他のシステムについて考慮しなく
ても、現在実行中のシステムのデータ更新が他のシステ
ムのデータに影響を及ぼすか否かを、統合メニュー30
に表示されるマーク表示のみで知ることができる。
【0116】つまり、統合メニューに表示されるボタン
のうち、実行しているシステムとデータが連動する他の
システムに対応するボタン(又はメニュー)を表示色変
更等の方法で差別表示したうえに、更に、データが更新
されたシステムに対応するボタンをそのボタン上(又は
その近傍)にマーク表示で通知可能に構成したことによ
り、オペレータはデータに更新があったことを認識で
き、データ連動処理のし忘れをより効果的に防止でき
る。
【0117】(変形例):データ連動の自動化 上記実施例ではステップU6で手動によるシステム切替
えを行なうように構成したが、データ連動処理起動手段
225を設定によりステップU6を無効化可能に構成
し、統合メニュー30の各ボタン(指示用表示情報)の
うちマーク表示されているボタンがクリックされたとき
データ連動処理プログラムを起動させるようにさせる
か、ステップU6で無効化し差別表示されているボタン
にマーク表示がされると自動的にデータ連動処理プログ
ラムを起動させるようにさせるか、を択一的に設定する
連動方式設定手段241(図2)を設けるようにしても
よい。なお、連動方式設定手段241による設定は連動
側のシステムを起動前に行なえるように構成してもよ
い。
【0118】このように、手動によるデータ連動処理へ
の移行または自動によるデータ連動かを統合システムの
インストール時に設定できるように構成することによ
り、税理士や経理士、会計士等のように税務処理や会計
処理にノウハウを持つ事務所では統合システムを手動に
よる「データ連動」に設定しておくことによりノウハウ
を生かした処理を可能とし、そのような専門家がいない
通常の会社や個人事業者は「自動によるデータ連動」の
設定を行なっておけば、専門知識のないオペレータでも
簡単にデータ連動処理を行なうことができる。
【0119】(連動元データの排他処理)また、上記ス
テップU2でデータ更新のあったデータファイルのコピ
ーを作成するように構成したことにより、ステップU8
でデータ連動処理プログラム(内訳書データ更新プログ
ラム)がフォアグラウンドジョブとして実行され、ステ
ップU1で実行中のデータ更新側のシステムはバックグ
ラウンドジョブとして実行されるが、データ更新側のシ
ステム(この例では「会計システム」)で使用している
データ(連動元データ)の値がデータ連動処理プログラ
ムで更新されるとデータ更新側で処理されるデータが編
集されてしまって異なってしまうといった不都合が生じ
ない。つまり、更新された連動元データファイルのコピ
ーを連動用データファイルとして用いるのでバックグラ
ウンド処理が実行中であっても連動用データファイルの
内容はデータ更新時のままであり、バックグラウンドジ
ョブによる影響を受けない。従って、従来のようにデー
タ更新側のデータファイルがバックグラウンド処理によ
り変更するような事態を避けるためデータ更新のあった
データファイルをロックしておき、データ連動処理時に
はデータ更新した側のシステムを終了してデータのロッ
クを解除する必要がなくデータ連動処理への移行が切れ
目なくスムースに行なうことができる。
【0120】A−9.画面連携 図13は画面連携の一実施例を示す図であり、図13
(a)は実行中の法人税申告書システムの画面100を
示し、図13(b)は関連システムである会計システム
の連携画面1600を示す。
【0121】法人税申告書システムの実行中に関連する
会計システムを選択すると仕訳計処理プログラムが起動
するように構成してあるので、オペレータが会計ボタン
35をクリックして会計システムを選択すると会計シス
テムが起動し、直ちに仕訳計処理プログラムが起動す
る。この際、実行中の法人システムの画面100(図1
3(a))に会計システムの仕訳計画面1600(図1
3(b))が重畳表示されるので、オペレータは両画面
を比較参照することができる。また、オペレータが戻り
ボタン131をクリックすると元の画面100に戻る。
【0122】A−10.連携画面情報 図14は連携する画面を決定する際に用いる連携画面情
報の一実施例を示す図であり、連携画面情報230は図
14に示すように画面連携する相手先のシステムのジョ
ブ番号である相手先ジョブ番号141を横軸に、画面連
携元のシステムの画面IDである画面番号142を横軸
にした2次元テーブル形式で構成され、相手先画面ID
143が2次元テーブルの元(要素)として配列されて
いる。従って、相手先ジョブ番号141と画面連携先の
ジョブ番号がわかれば現在表示されている画面IDから
連携先の画面ID144を決定することができる。この
連携画面決定は統合メインプログラム2(図2)の画面
連携処理モジュール23の連携画面決定手段231によ
って行なわれる。なお、画面連携情報はテーブル形式の
データとしてファイル化しておくことが望ましい。
【0123】図14の例は現在実行中のシステムを法人
税申告書システムとし、図13の統合メニュー30の会
計ボタン35をクリックしてその関連システムである会
計システムを選択した例であり、連携画面決定手段23
1は選択された会計システムのジョブ番号「0102」
と実行中の法人システムで表示されていた画面ID「1
00」から連携画面ID「1600」を決定する。
【0124】A−11.統合メインプログラムの画面連
携動作例 図15は連携画面表示時の統合メインプログラムの動作
例を示すフローチャートである。以下、図13、図14
により説明する。なお、図15でステップV2、V3は
統合メインプログラム2(図2)の画面連携処理モジュ
ール23中の連携画面決定手段231の動作に相当す
る。
【0125】現在表示している画面上の統合メニュー3
0の差別表示されているボタンのうちの一つをオペレー
タがマウス12でクリックすると、実行中のシステムに
関連するシステムが関連システム起動手段212(又
は、データ連動処理起動手段2225)により起動され
る。図示の例では、実行中の法人システムで表示してい
る画面100の統合メニュー30の会計ボタン35をク
リックすると会計システムが起動され、ついで仕訳計処
理プログラムが起動される(ステップV1)。
【0126】この際、連携画面決定手段231は起動さ
れた関連システムのジョブ番号と実行中であったシステ
ムで表示されていた画面のID「100」を基に、連携
画面情報230をサーチして、連携して表示される画面
のID「1600」を決定し(ステップV2)、会計シ
ステムに画面ID「1600」を通知する(つまり、会
計システムに画面ID「1600」を渡す(ステップV
3)。
【0127】会計システムは、画面ID「1600」の
画面データを取り出し現在表示されている法人システム
の画面に重畳表示する(ステップV4)。
【0128】上述したように、予め「呼び出しする画
面」と「呼び出される画面」に画面IDを割り当て提携
画面情報として連携画面情報230に登録しておき、関
連システムの起動時にそのジョブ番号と表示されていた
画面IDを基に、提携画面情報から連携画面のIDを求
め、その結果を起動されているシステムに通知するの
で、各システムは自システムの画面IDを把握している
だけでよく、他システムの画面IDを知る必要がない。
従って、画面提携処理について各システムは別途処理を
講ずる必要がない。
【0129】また、実行中のシステムで表示されている
画面の統合メニュー上の関連するシステムに対応するボ
タンを選択・指定するだけで連携する画面を表示できる
ので、従来のようにオペレータが両アプリケーションシ
ステムにおいて関連付けられている各データを覚えてい
るか、操作のたびに説明書を読んで理解する必要がな
く、画面の切替えを切れ目なくスムースに行なうことが
できる。
【0130】〔第2の実施の形態〕:ネットワーク構成
の場合 本実施の形態の説明ではLAN構成でサーバと複数のワ
ークステーションを用いたネットワークシステムでの統
合システムについて述べる。
【0131】B−1.ネットワーク構成 図16は本発明の統合システムを適用可能なネットワー
ク構成の一実施例を示す図であり、統合システム200
は大容量の保存記憶メモリ(図示せず)を備えたサーバ
7と、サーバ7と複数の端末Ws1、Ws2、Ws3、
・・とを接続する通信ネットワークからなるLAN(Lo
cal Area Network)構成をなすが、これに限定されな
い。なお、端末Ws1、Ws2、Ws3、・・は以下の
説明ではワークステーションとしたが、第1の実施の形
態で説明したA−1のハードウエア構成で述べた処理装
置1(図1)の構成及び機能に通信制御機能を付加した
構成の端末でもよい。
【0132】B−2.統合メインプログラム(端末側、
サーバ側) 図17はネットワーク構成における統合メインプログラ
ムの構成例を示すブロック図であり、統合システムを統
括するプログラム(以下、統合メインプログラム8)は
サーバ7側で実行されるデータ連動処理モジュール81
と、端末Ws1、Ws2、Ws3、・・側で個々に実行
される統合メニュー処理モジュール21、データ連動モ
ジュール82及び画面連携処理モジュール83を含み、
端末Ws1、Ws2、Ws3、・・の保存記憶メモリに
統合メニュー管理フォルダ20を個々に確保する。な
お、個々の端末Ws1、Ws2、Ws3、・・にインス
トールされる統合メインプログラム8が後述する連動方
式設定手段841を含むように構成してもよい。
【0133】また、端末Ws1、Ws2、Ws3、・・
側で個々に実行される統合メニュー処理モジュール21
と統合メニュー管理フォルダ20の構成及び機能は、図
2の統合メニュー処理モジュール21と図2及び図4
(b)の統合メニュー管理フォルダ20の構成及び機能
と同様でよい。
【0134】サーバ7側にインストールされるデータ連
動処理モジュール81は後述(図20、図21)するよ
うなデータ更新情報810、連動用ファイル作成手段8
11、データ更新情報管理手段812、データ更新検出
手段813及び報知情報送信手段814を含んでいる。
【0135】また、端末Ws1、Ws2、Ws3、・・
側にインストールされるデータ連動処理モジュール82
は後述(図20、図21)するような、報知情報待ち受
け手段821、データ更新通知手段822及びデータ連
動処理起動手段823を含んでいる。また、画面連携処
理モジュール83は連携画面情報830及び連携画面決
定手段831を含んでいる。
【0136】B−3.統合メニュー、メニュー情報、関
連システムの差別表示等 本実施の形態で端末Ws1、Ws2、Ws3、・・側に
表示される統合メニューの意味や表示方法等は、前述し
た第1の実施の形態の説明(A−3の統合メニュー(図
3)、(図4)の説明)で述べた統合メニュー30の意
味及び表示方法と同様でよい。また、端末Ws1、Ws
2、Ws3、・・側の統合メニュー管理フォルダ20に
記憶されるメニュー情報は第1の実施の形態の説明(A
−4のメニュー情報(図5)の説明)で述べたメニュー
情報50の意味及び構成と同様でよい。更に、関連シス
テムの差別表示の意味や表示方法は前述した第1の実施
の形態の説明(A−5の関連システムの差別表示(図
6)の説明))で述べたマーク61,62の意味及び表
示方法と同様でよい。
【0137】また、統合メニュー表示時の統合メインプ
ログラムの動作も前述した図7のフローチャートに示し
た動作と同様である。また、アプリケーションシステム
の各端末へのインストール時の動作も前述した図8のフ
ローチャートに示した動作と同様である。
【0138】B−7.データ更新情報 データ更新情報210はサーバ側のRAM又は保存記憶
メモリに記憶されるが、データ更新情報810の意味及
び構成は前述した第1の実施の形態の説明(A−7のデ
ータ更新情報(図9の説明))で述べたデータ更新情報
210の意味及び構成と同様でよい。端末Ws1、Ws
2、Ws3、・・のいずれかでデータ更新を行なうと、
データ更新情報810のうちのデータ更新を行なったシ
ステムが持つファイルのデータ更新日時がデータ更新情
報管理手段812によって更新される。
【0139】B−8.LAN構成におけるデータ更新通
知動作 図18はLAN構成におけるデータ更新通知動作の説明
図であり、図18(a)は同じ端末とサーバとの間で行
なわれるデータ更新通知動作の説明図、図18(b)は
異なった端末とサーバとの間で行なわれるデータ更新通
知動作の説明図である。
【0140】図18(a)に示す例で、端末Wsで、
「会計システム」が「勘定科目内訳書システム」に連動
するサーバ7に格納されているデータを更新した場合、
サーバ7は保存記憶メモリ180に記憶されているデー
タ更新情報を更新し、端末Wsに対し更新メッセージ
を送ってデータの更新を知らせるので、端末Wsは
「勘定科目内訳書システム」を起動してデータ連動処理
を行なう。
【0141】同様に、図18(b)に示す例では、端
末Ws1で、「会計システム」が「勘定科目内訳書シス
テム」に連動するサーバ7に格納されているデータを更
新した場合、サーバ7は保存記憶メモリ180に記憶さ
れているデータ更新情報を更新し、更新検出要求のあ
った端末Ws2に対し更新メッセージ(報知情報)を送
ってデータの更新を知らせる。端末Ws2は「勘定科
目内訳書システム」を起動してデータ連動処理を行な
う。この間、データ更新側システム(会計システム)は
他システムに関連するデータの更新か否かを全く感知す
る必要がない。
【0142】LAN構成の場合、同報送信機能を備えた
報知情報送信手段814により上記の更新メッセージ
(報知情報)を各端末に同報送信するように構成するの
で、「会計システム」を実行する端末と「勘定科目内訳
書システム」を実行する端末が同じ装置であっても(図
18(a))、異なる端末であっても(図18
(b))、更新メッセージを送ることができる。これに
より、「会計システム」は他システムのことを全く感知
することなく、「勘定科目内訳システム」は「会計シス
テム」のデータ更新が自システムに関連するデータ更新
であったのか否かを検知することができる。
【0143】B−9.統合メインプログラムのデータ更
新通知動作例 図19はLAN構成における異なる端末間のデータ更新
通知の説明図であり、符号181はサーバ7の保存記憶
メモリに記憶されている会計ファイル、符号182は会
社別に設けられ保存記憶メモリに記憶されている会社デ
ータベース(ファイル)、符号183は保存記憶メモリ
に記憶されている内訳ファイルを示す。また、符号〜
は図20のフローチャートのステップ番号W1〜W8
に対応する。
【0144】図20はデータ更新通知時の統合メインプ
ログラムの動作例を示すフローチャートである。図20
のフローチャートの説明では、データ更新側の端末Ws
Aで実行されるシステムを「会計システム」とし、デー
タ更新によって影響を受けるデータをもつシステム(こ
の例では、「勘定科目内訳書システム」)を実行するデ
ータ連動側を端末WsBとして説明する。
【0145】また、図20でステップW3−1はサーバ
側で実行されるデータ連動処理モジュール81中の連動
用ファイル作成手段811の動作に相当し、ステップW
3−2はデータ更新管理手段812の動作に相当し、ス
テップW4はデータ更新検出手段813の動作に相当
し、ステップW5は報知情報送信手段814の動作に相
当する。また、ステップW2は端末側で実行される統合
メインプログラム8(図17)のデータ連動処理モジュ
ール82中の報知情報待ち受け手段821の動作に相当
し、W7はデータ更新通知手段822の動作に相当し、
ステップW8はデータ連動処理起動手段823の動作に
相当する。
【0146】図20で、端末WsBにおいて勘定科目内
訳処理システムが起動されると、勘定科目内訳書システ
ムは統合メインプログラム2に対し更新の有無を監視し
てほしいデータのチェック依頼、つまり、勘定科目内訳
書システムのデータに影響を及ぼす(=連動する)デー
タを持つ他システムのデータ更新の更新検出要求を受け
取ったデータ更新の検出要求を行なう(ステップW
1)。
【0147】勘定科目内訳書システムから更新検出要求
を受け取った統合メインプログラム8ではデータ更新通
知手段822がサーバ7からブロードキャストメッセー
ジ(データ更新報知情報)を受け取っているか否かを調
べ、受け取っている場合はステップW6に遷移する。ま
た、受け取っていない場合このステップを繰り返して監
視を続行する(ステップW2)。
【0148】一方、サーバ7は通信ネットワーク8を介
して接続している各端末WsA、WsB、WsC・・・
で各システムの実行中にサーバ7が保有しているファイ
ルのデータを更新すると、連動ファイル作成手段811
は更新されたデータ連動用データファイル(図示せず)
にコピーする(=書き込む)。つまり、この例では、端
末WsAがサーバ7の会計ファイル181の会計データ
を更新すると更新されたデータを連動用データファイル
にコピーする(ステップW3−1)。
【0149】また、この際、データ更新情報管理手段8
12は会社データベース182のデータ更新情報のう
ち、データ更新側システムのファイルのデータ更新情報
についてデータ項目別に更新日時を更新する(ステップ
W3−2)。
【0150】データ更新検出手段223はデータ更新情
報220を常時監視し、データ更新側の更新時間とデー
タ連動側の更新時間(図9の例で、会計ファイルの「更
新時間と内訳書ファイルの更新時間)を比較してデータ
更新側の更新時間>ータ連動側の更新時間の場合つま
り、データ更新が検出された場合は上記ステップW3−
1で連動用データファイルにコピーされたデータに対応
付けて更新フラグをセットする(ステップW4)。
【0151】次に、報知情報送信手段814が上記ステ
ップW3−1で作成された連動用データファイルと上記
ステップW4でセットされた更新フラグを含むブロード
キャストメッセージ(データ更新報知情報)をサーバ7
に接続している端末WsA、WsB、WsC・・・に送
信し、ステップW3−1に戻る(ステップW5)。
【0152】サーバ7から端末WsBにブロードキャス
トメッセージが送信されると、報知情報待ち受け手段8
21はそれを受信し、連動データファイル内のコピーデ
ータと対応付けられている更新フラグを取り出して端末
WsBにインストールされているシステムに連動するコ
ピーデータ及び更新フラグからなる更新用ファイルを作
成する(ステップW6)。
【0153】データ更新通知手段224は更新用ファイ
ルが作成されている場合は、統合メニュー管理フォルダ
20のメニュー情報のうち、更新用ファイルに書きこま
れているデータの作成元の端末WsAで実行中のシステ
ムのメニュー情報(この例では会計システムメニュー情
報)の連動ファイル名欄57を参照し、連動ファイル名
欄57にファイル名が記憶されている欄に対応する関連
アプリケーション情報欄55に記憶されているジョブ番
号(この例では、勘定科目内訳ファイルのジョブ番号)
を取り出し、取り出されたジョブ番号と統合メニュー管
理フォルダ20の各メニュー情報のアプリケーション識
別情報欄52に記憶されたジョブ番号を比較し、ジョブ
番号が一致したメニュー情報に対応するボタン35にマ
ークを表示する。なお、更新用ファイルが作成されてい
ない場合はステップW2に戻る(ステップW7)。
【0154】次に、オペレータが現在実行中のシステム
のボタン上にマークがある場合はそのボタンをマウス1
2でクリックするとデータ連動処理起動手段225は、
現在実行中のシステム(この例では、勘定科目内訳シス
テム)のデータ連動処理プログラムを起動する。なお、
オペレータがマークのあるボタンをクリックしない場合
は、ステップW2に戻る(ステップW8)。
【0155】データ連動処理プログラムは上記ステップ
W6で作成した更新用ファイルの更新データ(この例で
は更新された会計データ)を用いて現在実行中のシステ
ム(この例では、内訳書ファイル)の対応するデータ項
目の更新を行なう(ステップW9)。
【0156】データ連動処理が終わると、端末WsBか
らデータ連動終了通知が送信されるので、サーバ7のデ
ータ更新情報管理手段222は図9(d)に示したよう
に連動処理により更新されたファイルのデータ更新情報
の更新時間を更新する(ステップW10)。
【0157】上記構成により、データ更新側(この例で
は会計システム側)では他システムに関連するデータの
更新なのかそうでないのかを全く感知する必要なく、自
システムのデータ更新のみを管理し、連動側システム
(この例では勘定科目内訳書システム)は更新を検知し
たい他システムの情報を管理できる。従って、オペレー
タはデータ連動する他のシステムについて考慮しなくて
も、現在実行中のシステムのデータ更新が他のシステム
のデータに影響を及ぼすか否かを、第1の実施の形態と
同様、統合メニュー30に表示されるマーク表示のみで
知ることができる。
【0158】つまり、統合メニューに表示されるボタン
のうち、実行しているシステムとデータが連動する他の
システムに対応するボタン(又はメニュー)を表示色変
更等の方法で差別表示したうえに、更に、データが更新
されたシステムに対応するボタンをそのボタン上(又は
その近傍)に通知可能に構成したことにより警告(実施
例ではマーク表示)がなされるので、オペレータは他の
端末で現在自端末で実行しているシステムに影響を与え
るデータに更新があったことを認識でき、データ連動処
理のし忘れをより効果的に防止できる。
【0159】また、端末で別のシステムを実行中でもそ
の端末にインストールされているシステムに連動するデ
ータが更新された場合は対応するシステムに関連付けて
通知を行なう(実施例では、統合メニュー上のボタンに
マーク表示する)ことができるので、データの更新を検
知することができる。例えば、勘定科目内訳書システム
が起動されていない場合でも他の端末で会計データが更
新されるとそれが通知され、オペレータは会計データに
変更があったことを知ることができる。 (変形例):データ連動の自動化 上記実施例ではステップW8で手動によるシステム切替
えを行なうように構成したが、データ連動処理起動手段
225を設定により、ステップW8を無効化可能に構成
し、統合メニュー30の各ボタン(指示用表示情報)の
うちマーク表示されているボタンがクリックされたとき
データ連動処理プログラムを起動させるようにさせる
か、ステップW8を無効化し差別表示されているボタン
にマーク表示がされると自動的にデータ連動処理プログ
ラムを起動させるようにさせるかを択一的に設定する連
動方式設定手段841(図17)を設けるようにしても
よい。なお、連動方式設定手段841による設定を連動
側のシステムの起動前に行なえるように構成してもよ
い。
【0160】このように、データ更新があった場合、手
動によるデータ連動処理への移行または自動によるデー
タ連動かを設定できるように構成することにより、ネッ
トワークシステムにおいても、税理士や経理士、会計士
等のように税務処理や会計処理にノウハウを持つ事務所
では端末側を「手動によるデータ連動」に設定しておく
ことによりノウハウを生かした処理を可能とし、そのよ
うな専門家がいない通常の会社や個人事業者は端末側を
「自動によるデータ連動」に設定を行なっておけば、専
門知識のないオペレータでも簡単にデータ連動処理を行
なうことができる。
【0161】また、端末のうち、一部を「手動によるデ
ータ連動」に設定し、他を「自動によるデータ連動」に
設定することもできる。このように設定を行なえば、経
験や知識による判断を要する作業は「手動によるデータ
連動」に設定した端末で行ない、定型的な作業は「自動
によるデータ連動」に設定した端末でオペレータが行な
うようにすることができる。
【0162】(連動元データの排他処理)また、上記図
20のステップW3−1で更新のあったデータを連動デ
ータファイルにコピーし、ステップW5で更新データの
コピーを含むブロードキャストメッセージを各端末に同
報送信しているが、ステップW6で、ブロードキャスト
データを受信した各端末側では連動するデータのみを取
り出し、統合メニューにマーク表示してデータ更新通知
を行ない、ステップW7で手動或いは自動的にデータ連
動プログラムを起動し、更新されたデータのコピーデー
タのうち連動するデータに基いて、データ連動処理を行
なうことができるので、データ更新側の端末とデータ連
動側の端末が異なっていてもデータ更新側の端末で実行
されているシステム(この例では「会計システム」)で
使用しているデータ(連動元データ)の値がデータ連動
処理プログラムで更新されるとデータ更新側の端末で実
行中のシステムで処理されるデータが編集されてしまっ
て異なってしまうといった不都合が生じない。つまり、
更新された連動元データファイルのコピーを連動用デー
タファイルとして用いるのでデータ更新側端末で関連す
るシステムが実行中であっても連動用データファイルの
内容はデータ更新時のままであり、連動側システムのデ
ータ連動処理による影響を受けない。従って、従来のよ
うにデータ更新側のデータファイルをロックしておき、
データ連動処理時にはデータ更新した側のシステムを終
了してデータのロックを解除する必要がなくデータ連動
処理への移行が切れ目なくスムースに行なうことができ
る。
【0163】B−10.画面連携、連携画面情報 画面連携及び画面連携情報830の意味及び機能は第1
の実施例のA−9、A−10の説明で述べた画面連携及
び画面連携情報230の意味及び機能と同様である。
【0164】B−11.統合メインプログラムの画面連
携動作例 図21はLAN構成における統合メインプログラムの画
面連携動作例を示すフローチャートである。
【0165】図21で、前述した図20のステップW8
でデータ連動処理が起動されると(ステップX1)、連
携画面決定手段831は端末WsAで実行中のシステ
ム、つまり、データ更新側のシステムのジョブ番号とデ
ータ連動処理で表示されている画面のIDを基に、連携
画面情報830をサーチして、連携して表示される画面
のIDを決定し(ステップX2)、現在端末WsBで実
行中のデータ連動処理プログラム(図20の例では勘定
科目内訳書システムのデータ連動処理プログラム)に通
知する(つまり、画面IDを渡す)(ステップX3)。
【0166】端末WsBで実行中のデータ連動処理プロ
グラムシステムは、通知された画面IDの画面データを
取り出し現在表示されている画面に重畳表示する(ステ
ップX4)。
【0167】上述したように、予め「呼び出しする画
面」と「呼び出される画面」に画面IDを割り当て提携
画面情報として連携画面情報230に登録しておき、関
連システムの起動時にそのジョブ番号と表示されていた
画面IDを基に、提携画面情報から連携画面のIDを求
め、その結果を起動されているシステムに通知するの
で、LAN構成の場合も各システムは自システムの画面
IDを把握しているだけでよく、他システムの画面ID
を知る必要がない。従って、画面提携処理について各シ
ステムは別途処理を講ずる必要がない。また、実行中の
システムで表示されている画面の統合メニュー上の関連
するシステムに対応するボタンを選択・指定するだけで
連携する画面を表示できるので、画面の切替えを切れ目
なくスムースに行なうことができる。
【0168】以上、本発明の一実施例について説明した
が本発明は上記実施例に限定されるものではなく、種々
の変形実施が可能であることはいうまでもない。
【0169】
【発明の効果】上記説明したように、スタンドアローン
の処理装置またはネットワークに接続する端末に統合メ
インプログラムを備え、それら処理装置又は各端末で実
行するアプリケーションシステムのプログラムパッケー
ジがインストールされるたびに、関連する統合システム
にメニュー情報を登録して、関連するアプリケーション
システムを括るようにし、それらの属する統合メニュー
に指示可能な表示情報(例えば、ボタン)を表示するよ
うに構成し、関連するシステムを差別表示すると共に、
データ連動するシステムや連携する画面を対応付けて構
成したので、インストールされている各アプリケーショ
ンシステムは実行時に統合されている他のシステムを一
切考慮することなしにデータ連動や画面提携をスムース
に行なうことができる。
【0170】また、関連する統合システムにアプリケー
ションシステムのメニュー情報を追加可能に構成したの
で、アプリケーションシステムを随時統合メニューに追
加できる。これにより、統合するアプリケーションシス
テムを固定することなく関連する各アプリケーションシ
ステムを統合することが可能となり、プログラムのバー
ジョンアップに対してもバージョンアッププログラムの
インストール時にメニュー情報を変更するだけで対応で
きる。
【0171】また、手動によるデータ連動処理への移行
または自動によるデータ連動のいずれかを設定できるよ
うに構成できるので、税理士や経理士、会計士等のよう
に税務処理や会計処理にノウハウを持つ事務所では処理
装置を「手動によるデータ連動」に設定してノウハウを
生かした処理を行なうことができる。また、そのような
専門家がいない通常の会社や個人事業者は処理装置を
「自動によるデータ連動」に設定して専門知識のないオ
ペレータでも簡単にデータ連動処理を行なうようにする
ことができる。
【0172】また、ネットワークシステムの場合、端末
のうち、一部を「手動によるデータ連動」に設定し、他
を「自動によるデータ連動」に設定し、経験や知識によ
る判断を要する作業は「手動によるデータ連動」に設定
した端末で行ない、定型的な作業は「自動によるデータ
連動」に設定した端末でオペレータが行なうようにする
ことができる。
【0173】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシステム間の機能的統合システムを適
用可能な処理装置の一実施例のハードウエア構成を示す
ブロック図である。
【図2】統合メインプログラムの構成例を示すブロック
図である。
【図3】統合メニューの一実施例を示す図である。
【図4】統合メニュー管理フォルダ、メニュー情報及び
統合メニューの関係を示す説明図である。
【図5】メニュー情報の構成例を示す図である。
【図6】統合メニューにおける関連システムの差別表示
の一実施例を示す図である。
【図7】総合メニュー表示時の統合メインプログラムの
動作例を示すフローチャートである。
【図8】総合メニュー追加時の統合メインプログラムの
動作例を示すフローチャートである。
【図9】データ更新及び連動処理時のデータ更新情報の
遷移説明図である。
【図10】スタンドアローンの処理装置で行なわれるデ
ータ更新通知動作の説明図である。
【図11】データ更新通知動作時の統合システムメイン
プログラムの動作例を示すフローチャートである。
【図12】連動元データの排他処理の説明図である。
【図13】画面連携の一実施例を示す図である。
【図14】連携する画面を決定する際に用いる連携画面
情報の一実施例を示す図である。
【図15】連携画面表示時の統合メインプログラムの動
作例を示すフローチャートである。
【図16】本発明の統合システムを適用可能なネットワ
ーク構成の一実施例を示す図である。
【図17】ネットワーク構成における統合メインプログ
ラムの構成例を示すブロック図である。
【図18】LAN構成におけるデータ更新通知動作の説
明図である。
【図19】異なる端末間のデータ更新通知の説明図であ
る。
【図20】LAN構成におけるデータ更新通知時の統合
メインプログラムの動作例を示すフローチャートであ
る。
【図21】LAN構成における統合メインプログラムの
画面連携動作例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 処理装置 2、8 統合メインプログラム 12 マウス(選択手段) 14 表示部 20 統合メニュー管理フォルダ(統合メニュー情報記
憶手段) 30、30’ 統合メニュー 31〜36 ボタン(指示用表示情報) 50 メニュー情報 211 指示情報表示手段 212 関連システム起動手段 213 差別表示手段 214 メニュー情報追加手段 220、810 データ更新情報 221、811 連動用ファイル作成手段 222、812 データ更新情報管理手段 223、813 データ更新検出手段 224、822 データ更新通知手段 225、823 データ連動処理起動手段 230、830 連携画面情報テーブル(連携画面情
報) 231、831 連携画面決定手段 241、841 連動方式設定手段 814 報知情報送信手段 821 報知情報待ち受け手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐々木 雅広 東京都江東区新砂1−2−3 株式会社日 本デジタル研究所内 Fターム(参考) 5B069 AA01 FA06 HA01 5B098 AA10 GA04 GA07 GA08

Claims (32)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アプリケーションシステムを識別する第
    1の識別情報と該アプリケーションシステムに関連する
    他のアプリケーションシステムを識別する第2の識別情
    報とを登録したメニュー情報を前記統合システムに関連
    する複数のアプリケーションシステムについて記憶した
    統合メニュー情報記憶手段を備えたことを特徴とするア
    プリケーションシステム間の機能的統合システム。
  2. 【請求項2】 前記メニュー情報は、前記第1の識別情
    報に対応する指示用表示情報を含み、 前記アプリケーションシステムの実行時に表示される画
    面上に、前記統合メニュー情報記憶手段に記憶されてい
    る複数のアプリケーションシステムに対応付けられた複
    数の指示用表示情報を表示する指示情報表示手段と、 前記複数の指示用表示情報の中から所望の指示用表示情
    報を選択する選択手段と、を備えたことを特徴とする請
    求項1記載のアプリケーションシステム間の機能的統合
    システム。
  3. 【請求項3】 前記指示情報表示手段は、前記複数の指
    示用表示情報を横長の短冊形状の枠内に整列させ、前記
    画面の上方又は下方に表示することを特徴とする請求項
    2記載のアプリケーションシステム間の機能的統合シス
    テム。
  4. 【請求項4】 前記指示情報表示手段は、前記複数の指
    示用表示情報を縦長の短冊形状の枠内にそれぞれ整列さ
    せ、前記画面の左端側又は右端側に表示することを特徴
    とする請求項2記載のアプリケーションシステム間の機
    能的統合システム。
  5. 【請求項5】 前記複数の指示用表示情報に前記実行さ
    れるアプリケーションシステムにデータ連動する他のア
    プリケーションシステムの指示用表示情報が含まれてい
    る場合はその指示用表示情報を差別表示する差別表示手
    段を備えたこと、を特徴とする請求項2記載のアプリケ
    ーションシステム間の機能的統合システム。
  6. 【請求項6】 アプリケーションシステムの実行中に、
    前記差別表示手段によって差別表示されている指示用表
    示情報が選択されたとき、該選択された指示用表示情報
    に対応するアプリケーションシステムを起動する関連シ
    ステム起動手段を備えたことを特徴とする請求項5記載
    のアプリケーションシステム間の機能的統合システム。
  7. 【請求項7】 前記統合メニュー情報記憶手段に異なる
    アプリケーションシステム毎に作成された前記メニュー
    情報を追加するメニュー情報追加記憶手段を備えたこと
    を特徴とする請求項2記載のアプリケーションシステム
    間の機能的統合システム。
  8. 【請求項8】 前記指示用表示情報のうち、データが更
    新されているアプリケーションシステムのデータに連動
    するデータを有する他のアプリケーションシステムの指
    示用表示情報に対応付けてデータ更新を通知するデータ
    更新通知手段を備えたことを特徴とする請求項2記載の
    アプリケーションシステム間の機能的統合システム。
  9. 【請求項9】 前記データ更新通知手段による通知は、
    前記データが更新されているアプリケーションシステム
    の指示用表示情報の上、下、左又は右のいずれかにマー
    クを重畳表示することによって行なわれることを特徴と
    する請求項8記載のアプリケーションシステム間の機能
    的統合システム。
  10. 【請求項10】 アプリケーションシステムの実行中
    に、前記差別表示されている指示用表示情報のうち、前
    記データ更新通知手段によってデータ更新が通知されて
    いる指示用表示情報が選択されたとき、該選択された指
    示用表示手段に対応するアプリケーションシステムのデ
    ータ連動処理プログラムを起動するデータ連動処理起動
    手段を備えたことを特徴とする請求項8又は9記載のア
    プリケーションシステム間の機能的統合システム。
  11. 【請求項11】 アプリケーションシステムのデータ連
    動処理プログラムを、該アプリケーションシステムの実
    行中に、前記差別表示されている指示用表示情報のう
    ち、前記データ更新通知手段によってデータ更新が通知
    されている指示用表示情報が選択されたとき動作させる
    か、前記差別表示されている指示用表示情報のうち前記
    データ更新通知手段によってデータ更新が通知されると
    自動的に動作させるかを択一的に設定する連動方式設定
    手段を備えたことを特徴とする請求項8又は9記載のア
    プリケーションシステム間の機能的統合システム。
  12. 【請求項12】 前記アプリケーションシステムの実行
    により更新がなされたデータのコピーを作成する連動用
    データ作成手段を備え、 前記データ連動処理起動手段によって起動された連動処
    理プログラムは前記連動用データ作成手段によってコピ
    ーされたデータを用いてデータ連動処理を行なうこと、
    を特徴とする請求項10又は11記載のアプリケーショ
    ンシステム間の機能的統合システム。
  13. 【請求項13】 アプリケーションシステムの実行時に
    表示される画面と該アプリケーションシステムに関連す
    るアプリケーションシステムの画面とを対応付けた連携
    画面情報と、 前記アプリケーションシステムの実行中に、前記指示用
    表示情報の一つが選択されたとき、該選択された指示用
    表示情報に対応するアプリケーションシステムで表示さ
    れる画面を前記連携画面情報に基いて決定する連携画面
    決定手段と、を備えたことを特徴とする請求項2記載の
    アプリケーションシステム間の機能的統合システム。
  14. 【請求項14】 アプリケーションシステムの実行時に
    表示される画面と該アプリケーションシステムに関連す
    るアプリケーションシステムの画面とを対応付けた連携
    画面情報と、前記データ更新通知手段による通知が行な
    われている前の指示用表示情報の一つが選択されたと
    き、該選択された指示用表示情報に対応するアプリケー
    ションシステムで表示される画面を前記連携画面情報に
    基いて決定する連携画面決定手段と、を備えたことを特
    徴とする請求項2記載のアプリケーションシステム間の
    機能的統合システム。
  15. 【請求項15】 サーバと、該サーバと通信ネットワー
    クを介して接続する複数の端末を備えたネットワークシ
    ステムにおいて、 前記複数の端末はそれぞれ各端末にアプリケーションシ
    ステムを識別する第1の識別情報と該アプリケーション
    システムに関連する他のアプリケーションシステムを識
    別する第2の識別情報とを登録したメニュー情報を前記
    統合システムに関連する複数のアプリケーションシステ
    ムについて記憶した統合メニュー情報記憶手段を備えた
    ことを特徴とするアプリケーションシステム間の機能的
    統合システム。
  16. 【請求項16】 前記アプリケーションシステムの実行
    時に表示される画面上に、前記統合メニュー情報記憶手
    段に記憶されている複数のアプリケーションシステムに
    対応付けられた複数の指示用表示情報を表示する指示情
    報表示手段と、前記複数の指示用表示情報の中から所望
    の指示用表示情報を選択する選択手段と、を備え、前記
    複数の端末の各メニュー情報は、前記第1の識別情報に
    対応する指示用表示情報を含むことを特徴とする請求項
    15記載のアプリケーションシステム間の機能的統合シ
    ステム。
  17. 【請求項17】 前記複数の端末は、前記複数の指示用
    表示情報に前記実行されるアプリケーションシステムに
    データ連動する他のアプリケーションシステムの指示用
    表示情報が含まれている場合はその指示用表示情報を差
    別表示する差別表示手段を備えたこと、を特徴とする請
    求項15記載のアプリケーションシステム間の機能的統
    合システム。
  18. 【請求項18】 前記複数の端末は、アプリケーション
    システムの実行中に、前記差別表示手段によって差別表
    示されている指示用表示情報が選択されたとき、該選択
    された指示用表示情報に対応するアプリケーションシス
    テムを起動する関連システム起動手段を備えたことを特
    徴とする請求項17記載のアプリケーションシステム間
    の機能的統合システム。
  19. 【請求項19】 前記複数の端末は、前記統合メニュー
    情報記憶手段に異なるアプリケーションシステム毎に作
    成された前記メニュー情報を追加するメニュー情報追加
    記憶手段を備えたことを特徴とする請求項15記載のア
    プリケーションシステム間の機能的統合システム。
  20. 【請求項20】 前記サーバは、 前記複数の端末のうちのいずれかが実行中のアプリケー
    ションでデータを更新した場合に、更新されたデータに
    対応付けて作成されているデータ更新情報を更新するデ
    ータ更新情報管理手段と、 前記複数の端末で前記データ更新情報を調べ、連動デー
    タ間のデータ更新の有無を検出するデータ更新検出手段
    と、 前記データ更新検出手段により連動データ間のデータ更
    新が検出されたとき、その検出結果を含む報知情報を前
    記複数の端末に前記通信ネットワークを介して同報送信
    する報知情報送信手段と、を備え、 前記複数の端末は、 前記サーバから送信される報知情報を受信して保持する
    報知情報待ち受け手段と、 前記保持されている報知情報を調べ、前記実行されるア
    プリケーションシステムにデータ連動する他のアプリケ
    ーションシステムのデータが更新されていると、該他の
    アプリケーションシステムの指示用表示情報に対応付け
    てデータ更新を通知するデータ更新通知手段と、を備え
    たことを特徴とする請求項15記載のアプリケーション
    システム間の機能的統合システム。
  21. 【請求項21】 前記複数の端末は、アプリケーション
    システムの実行中に、前記差別表示手段によって差別表
    示されている指示用表示情報のうち、前記データ更新通
    知手段によってデータ更新が通知されている指示用表示
    情報が選択されたとき、該選択された指示用表示手段に
    対応するアプリケーションシステムのデータ連動処理プ
    ログラムを自動的に起動するデータ連動処理起動手段を
    備えたことを特徴とする請求項20記載のアプリケーシ
    ョンシステム間の機能的統合システム。
  22. 【請求項22】 前記複数の端末は、アプリケーション
    システムのデータ連動処理プログラムを、該アプリケー
    ションシステムの実行中に、前記差別表示されている指
    示用表示情報のうち、前記データ更新通知手段によって
    データ更新が通知されている指示用表示情報が選択され
    たとき動作させるか、前記差別表示されている指示用表
    示情報のうち前記データ更新通知手段によってデータ更
    新が通知されると自動的に動作させるかを択一的に設定
    する連動方式設定手段を備えたことを特徴とする請求項
    20記載のアプリケーションシステム間の機能的統合シ
    ステム。
  23. 【請求項23】 前記サーバは、前記アプリケーション
    システムの実行により更新がなされたデータのコピーを
    作成する連動用データ作成手段を備え、 前記データ連動処理起動手段によって起動された連動処
    理プログラムは、前記通信ネットワークを介して、前記
    連動用データ作成手段によってコピーされたデータを用
    いてデータ連動処理を行なうこと、を特徴とする請求項
    21又は22記載のアプリケーションシステム間の機能
    的統合システム。
  24. 【請求項24】 前記複数の端末は、アプリケーション
    システムの実行時に表示される画面と、該アプリケーシ
    ョンシステムに関連するアプリケーションシステムの画
    面を対応付けた連携画面情報と、 前記アプリケーションシステムの実行中に、前記指示用
    表示情報の一つが選択されたとき、該選択された指示用
    表示情報に対応するアプリケーションシステムで表示さ
    れる画面を前記連携画面情報に基いて決定する連携画面
    決定手段と、 を備えたことを特徴とする請求項15記載のアプリケー
    ションシステム間の機能的統合システム。
  25. 【請求項25】 前記複数の端末は、アプリケーション
    システムの実行時に表示される画面と、該アプリケーシ
    ョンシステムに関連するアプリケーションシステムの画
    面を対応付けた連携画面情報と、前記データ更新通知手
    段による表示が行なわれている前記アプリケーションシ
    ステムの指示用表示情報の一つが選択されたとき、該選
    択された指示用表示情報に対応するアプリケーションシ
    ステムで表示される画面を前記連携画面情報に基いて決
    定する連携画面決定手段と、を備えたことを特徴とする
    請求項15記載のアプリケーションシステム間の機能的
    統合システム。
  26. 【請求項26】 アプリケーションシステムを識別する
    第1の識別情報と該アプリケーションシステムに関連す
    る他のアプリケーションシステムを識別する第2の識別
    情報とを登録したメニュー情報を前記統合システムに関
    連する複数のアプリケーションシステムについて記憶し
    た統合メニュー情報記憶手段と、 アプリケーションシステムの実行時に表示される画面と
    該アプリケーションシステムに関連するアプリケーショ
    ンシステムの画面とを対応付けた連携画面情報と、 アプリケーションシステムの実行時に表示される画面上
    に、前記統合メニュー情報記憶手段に記憶されている複
    数のアプリケーションシステムに対応付けられた複数の
    前記メニュー情報に含まれている指示用表示情報を表示
    する指示情報表示手段と、 前記複数の指示用表示情報に前記実行中のアプリケーシ
    ョンシステムにデータ連動する他のアプリケーションシ
    ステムの指示用表示情報が含まれている場合はその指示
    用表示情報を差別表示する差別表示手段と、 前記複数の指示用表示情報の中から所望の指示用表示情
    報を選択する選択手段と、 前記実行中のアプリケーションシステムより更新がなさ
    れたデータのコピーを作成する連動用データ作成手段
    と、 前記指示情報表示手段によって表示されている指示用表
    示情報のうち、データが更新されているアプリケーショ
    ンシステムのデータに連動するデータを有する他のアプ
    リケーションシステムの指示用表示情報に対応付けてデ
    ータ更新を通知するための表示を行なうデータ更新通知
    手段と、 データ連動処理プログラムを起動するデータ連動処理起
    動手段と、 前記データ連動処理プログラムを、該アプリケーション
    システムの実行中に、前記差別表示手段によって差別表
    示されている指示用表示情報のうち、前記データ更新通
    知手段によってデータ更新が通知されている指示用表示
    情報が選択されたとき動作させるか、前記差別表示され
    ている指示用表示情報のうち前記データ更新通知手段に
    よってデータ更新が通知されると自動的に動作させるか
    を択一的に設定する連動方式設定手段と、 前記指示用表示情報が選択されたとき、該選択された指
    示用表示情報に対応するアプリケーションシステムで表
    示される画面を前記連携画面情報に基いて決定する連携
    画面決定手段と、を備え、 前記データ連動処理起動手段によって起動された連動処
    理プログラムは前記連動用データ作成手段によってコピ
    ーされたデータを用いてデータ連動処理を行なうこと、
    を特徴とする法人申告又は個人申告に係わる各アプリケ
    ーションシステム間の機能的統合システム。
  27. 【請求項27】 サーバと、該サーバと通信ネットワー
    クを介して接続する複数の端末を備えたネットワークシ
    ステムにおいて、 前記複数の端末は、 インストールされているアプリケーションシステムを識
    別する第1の識別情報と該アプリケーションシステムに
    関連する他のアプリケーションシステムを識別する第2
    の識別情報とを登録したメニュー情報を前記統合システ
    ムに関連する複数のアプリケーションシステムについて
    記憶した統合メニュー情報記憶手段と、 アプリケーションシステムの実行時に表示される画面と
    該アプリケーションシステムに関連するアプリケーショ
    ンシステムの画面とを対応付けた連携画面情報と、 アプリケーションシステムの実行時に表示される画面上
    に、前記統合メニュー情報記憶手段に記憶されている複
    数のアプリケーションシステムに対応付けられた複数の
    前記メニュー情報に含まれている指示用表示情報を表示
    する指示情報表示手段と、 前記複数の指示用表示情報に前記実行されるアプリケー
    ションシステムにデータ連動する他のアプリケーション
    システムの指示用表示情報が含まれている場合はその指
    示用表示情報を差別表示する差別表示手段と、 前記複数の指示用表示情報の中から所望の指示用表示情
    報を選択する選択手段と、 前記サーバから送信される報知情報を受信して保持する
    報知情報待ち受け手段と、 前記保持されている報知情報を調べ、前記実行されるア
    プリケーションシステムにデータ連動する他のアプリケ
    ーションシステムのデータが更新されていると、該他の
    アプリケーションシステムの指示用表示情報に対応付け
    てデータ更新を通知するデータ更新通知手段と、 データ連動処理プログラムを起動するデータ連動処理起
    動手段と、 前記データ連動処理プログラムを、該アプリケーション
    システムの実行中に、前記差別表示手段によって差別表
    示されている指示用表示情報のうち、前記データ更新通
    知手段によってデータ更新が通知されている指示用表示
    情報が選択されたとき動作させるか、前記差別表示され
    ている指示用表示情報のうち前記データ更新通知手段に
    よってデータ更新が通知されると自動的に動作させるか
    を択一的に設定する連動方式設定手段と、 前記指示用表示情報が選択されたとき、該選択された指
    示用表示情報に対応するアプリケーションシステムで表
    示される画面を前記連携画面情報に基いて決定する連携
    画面決定手段と、を備え、 前記サーバは、 前記複数の端末のうちのいずれかが実行中のアプリケー
    ションでデータを更新した場合に、更新されたデータに
    対応付けて作成されているデータ更新情報を更新するデ
    ータ更新情報管理手段と、 前記アプリケーションシステムの実行により更新がなさ
    れたデータのコピーを作成する連動用データ作成手段
    と、 前記データ更新情報を調べ、連動データ間のデータ更新
    の有無を検出するデータ更新検出手段と、 前記データ更新検出手段により連動データ間のデータ更
    新を検出したとき、その検出結果を含む報知情報を前記
    複数の端末に前記通信ネットワークを介して同報送信す
    る報知情報送信手段と、を備え、 前記データ連動処理起動手段によって起動された連動処
    理プログラムは前記通信ネットワークを介して前記連動
    用データ作成手段によってコピーされたデータを用いて
    データ連動処理を行なうこと、 を特徴とする法人申告又は個人申告に係わる各アプリケ
    ーションシステム間の機能的統合システム。
  28. 【請求項28】 インストールされているアプリケーシ
    ョンプログラムのうち、関連する複数のアプリケーショ
    ンシステムを機能的に統合した統合システムにおいて実
    行可能なプログラムであって、 前記複数のアプリケーションシステムのいずれかが起動
    されたとき、表示される画面に前記複数のアプリケーシ
    ョンシステムの名称を指示用表示情報としてそれぞれ表
    示するステップと、 前記表示されている複数の指示用表示情報に前記実行中
    のアプリケーションシステムにデータ連動する他のアプ
    リケーションシステムの指示用表示情報が含まれている
    場合はその指示用表示情報を差別表示するステップと、
    を含むことを特徴とする統合システム用プログラム。
  29. 【請求項29】 インストールされているアプリケーシ
    ョンプログラムのうち、関連する複数のアプリケーショ
    ンシステムを機能的に統合した統合システムにおいて実
    行可能なプログラムであって、 前記複数のアプリケーションシステムのいずれかが起動
    されたとき、表示される画面に前記複数のアプリケーシ
    ョンシステムの名称を指示用表示情報としてそれぞれ表
    示するステップと、 前記表示されている複数の指示用表示情報に前記実行中
    のアプリケーションシステムにデータ連動する他のアプ
    リケーションシステムの指示用表示情報が含まれている
    場合はその指示用表示情報を差別表示するステップと、 前記実行中のアプリケーションシステムより更新がなさ
    れたデータのコピーを作成するステップと、 前記差別表示されている指示用表示情報のうち、データ
    が更新されているアプリケーションシステムのデータに
    連動するデータを有する他のアプリケーションシステム
    の指示用表示情報に対応付けてデータ更新を通知するス
    テップと、 前記差別表示されている指示用表示情報のうち、データ
    更新が通知されている指示用表示情報が選択されたか否
    かを判定するステップと、 前記データ更新が通知されている指示用表示情報が選択
    されたとき、該選択された指示用表示手段に対応するア
    プリケーションシステムのデータ連動処理プログラムを
    自動的に起動するステップと、 前記データ更新を通知されている指示用表示情報の一つ
    が選択されたとき、該選択された指示用表示情報に対応
    するアプリケーションシステムで表示される画面を前記
    連携画面情報に基いて決定するステップと、を備えたこ
    とを特徴とする統合システム用プログラム。
  30. 【請求項30】 サーバと、該サーバと通信ネットワー
    クを介して接続する複数の端末を備えたネットワークシ
    ステムにおいて、インストールされているアプリケーシ
    ョンプログラムのうち、関連する複数のアプリケーショ
    ンシステムを機能的に統合した統合システムにおいて前
    記端末側で実行可能なプログラムであって、 前記複数のアプリケーションシステムのいずれかが起動
    されたとき、表示される画面に前記複数のアプリケーシ
    ョンシステムの名称を指示用表示情報としてそれぞれ表
    示するステップと、 前記表示されている複数の指示用表示情報に前記実行中
    のアプリケーションシステムにデータ連動する他のアプ
    リケーションシステムの指示用表示情報が含まれている
    場合はその指示用表示情報を差別表示するステップと、
    を含むことを特徴とする統合システム用プログラム。
  31. 【請求項31】 サーバと、該サーバと通信ネットワー
    クを介して接続する複数の端末を備えたネットワークシ
    ステムにおいて、インストールされているアプリケーシ
    ョンプログラムのうち、関連する複数のアプリケーショ
    ンシステムを機能的に統合した統合システムにおいて前
    記端末側で実行可能なプログラムであって、 前記複数のアプリケーションシステムのいずれかが起動
    されたとき、表示される画面に前記複数のアプリケーシ
    ョンシステムの各名称を指示用表示情報として表示する
    ステップと、 前記表示されている複数の指示用表示情報に前記実行中
    のアプリケーションシステムにデータ連動する他のアプ
    リケーションシステムの指示用表示情報が含まれている
    場合はその指示用表示情報を差別表示するステップと、 前記サーバから送信される報知情報を受信して保持する
    ステップと、 前記アプリケーションプログラムが起動されたとき、前
    記保持されている報知情報を調べるステップと、前記起
    動されたアプリケーションシステムのデータが更新され
    ているか否かを判定するステップと、更新されたデータ
    に連動するデータを有する他のアプリケーションシステ
    ムの指示用表示情報に対応付けてデータ更新を通知する
    ステップと、 前記差別表示されている指示用表示情報のうち、データ
    更新が通知されている指示用表示情報が選択されたか否
    かを判定するステップと、 前記データ更新を通知されている指示用表示情報が選択
    されたとき、該選択された指示用表示手段に対応するア
    プリケーションシステムのデータ連動処理プログラムを
    自動的に起動するステップと、 前記データ更新が通知されている指示用表示情報の一つ
    が選択されたとき、該選択された指示用表示情報に対応
    するアプリケーションシステムで表示される画面を前記
    連携画面情報に基いて決定するステップと、を備えたこ
    とを特徴とする統合システム用プログラム。
  32. 【請求項32】 サーバと、該サーバと通信ネットワー
    クを介して接続する複数の端末を備えたネットワークシ
    ステムにおいて、インストールされているアプリケーシ
    ョンプログラムのうち、関連する複数のアプリケーショ
    ンシステムを機能的に統合した統合システムにおいて前
    記サーバ側で実行可能なプログラムであって、 前記複数の端末のうちのいずれかが実行中のアプリケー
    ションでデータを更新した場合に、更新されたデータに
    対応付けて作成されているデータ更新情報を更新するス
    テップと、 前記実行中のアプリケーションシステムより更新がなさ
    れたデータのコピーを作成するステップと、 前記データ更新情報を調べ、連動データ間のデータ更新
    の有無を検出するステップと、 前記データ更新が検出されたとき、その検出結果を含む
    報知情報を前記複数の端末に前記通信ネットワークを介
    して同報送信するステップと、を備えたことを特徴とす
    る統合システム用プログラム。
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