JP2003200482A - 空洞含有フィルム成形用未延伸シートの製造方法及び空洞含有フィルム - Google Patents

空洞含有フィルム成形用未延伸シートの製造方法及び空洞含有フィルム

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JP2003200482A JP2001397772A JP2001397772A JP2003200482A JP 2003200482 A JP2003200482 A JP 2003200482A JP 2001397772 A JP2001397772 A JP 2001397772A JP 2001397772 A JP2001397772 A JP 2001397772A JP 2003200482 A JP2003200482 A JP 2003200482A
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polymer
void
film
forming
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靖 佐々木
Mutsuo Nishi
睦夫 西
Katsufumi Kumano
勝文 熊野
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  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 非相溶ポリマーの含有量に関わらず、非相溶
ポリマーが内部に均一に分散された空洞含有フィルム成
形用未延伸シートの製造方法、及びフィルム内部に空洞
を多数含有する均質なフィルムを提供する。 【解決手段】 マトリクスポリマーと該ポリマーに非相
溶なポリマーとを押出機内で溶融混合し、次いで、スリ
ットによって隔てられた一連のチャンバを有する伸長流
動ミキサを通過させた後、ダイから押出して未延伸シー
トを製造することを特徴とする空洞含有フィルム成形用
未延伸シートの製造方法。さらに、前記製造方法によっ
て得られた未延伸シートを少なくとも1軸方向に延伸し
て得られる空洞含有フィルム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、非相溶ポリマーが
内部に均一に分散された空洞含有フィルム成形用未延伸
シートの製造方法及び、フィルム内部に空洞を多数含有
する均質な空洞含有フィルムに関する。
【0002】
【従来の技術】合成樹脂を主原料とする空洞含有フィル
ムは、その内部に形成された多数の独立空洞(ボイド)
によってフィルム自体を軽量化できる点や、筆記性や鮮
明な印刷・転写性が得られることから、合成紙(紙代替
物)としての活用がすすんでいる。
【0003】その中でも、ポリエチレンテレフタレート
(PET)に代表されるポリエステルを主体とする空洞
含有フィルムは、優れた耐熱性と強度特性を併せ持つた
め、感熱転写記録を始めとする各種記録材料用、配送伝
票用、ラベル用等に幅広く用いられている。
【0004】なお、ポリエステルを主体とする空洞含有
フィルムの製造方法としては、ポリエステルに非相溶な
熱可塑性ポリマーを添加して2軸延伸したもの(例え
ば、特開昭49−134755号公報、特公昭54−2
9550号公報、特開平4−296819号公報、特開
平8−143692号公報など)が開示されている。
【0005】しかしながら、フィルム内部に空洞含有構
造を形成することは、延伸フィルム本来のしなやかな特
性(可撓性)を低下させることも事実である。具体的な
問題としては、フィルムを少したわませただけでフィル
ム表面にシワが入ったり、厚紙のように容易に折れを生
じたりする問題が挙げられる。
【0006】このように、フィルム内部の空洞含有構造
による軽量性、クッション性、筆記性、印刷鮮明性、転
写性と、可撓性とを両立することは、技術的に困難な課
題である。この課題を解決するためには、非相溶ポリマ
ーをフィルム内部にきめ細かく分散させ、ひいてはフィ
ルム内部にきめ細かな空洞を多数含有する均質なフィル
ムを製造する技術が不可欠である。
【0007】そして、この問題を解決するため、これま
でにもいくつかの試みがなされている。ポリエステルを
主体とする空洞含有フィルムの例では、ポリエチレング
リコールまたはその誘導体をポリエステル中に添加する
方法(特許第2952918号公報)、空洞形成剤とし
てポリスチレンと2種のポリオレフィンとを特定の混合
比で併用添加する方法(特開平10−338763号公
報)等が開示されている。
【0008】しかしながら、これらの方法では、非相溶
ポリマーの平均分散径を低下させることは可能であって
も、その粒度分布を向上させ、粗粒分散した非相溶ポリ
マーの発生を抑制することは困難であった。そのため、
粗粒分散した非相溶ポリマーによって粗大ボイドが生
じ、フィルムの可撓性が十分には向上されないという問
題があった。
【0009】さらに、フィルム内部に多くの空洞を形成
させるためには、マトリクスポリマーに対する非相溶ポ
リマーの配合率を高める必要がある。しかし、非相溶ポ
リマーの配合率を高めれば高めるほど、非相溶ポリマー
の分散径は急激に増大し、フィルムの可撓性は著しく低
下してしまう。そして、この問題に対しては、前記の方
法は全く効果をなさない。
【0010】また、ポリエチレングリコールをなどを添
加する方法では、それ自体が極めて酸化劣化しやすいこ
とから、自己回収原料を用いてフィルムを製造した場
合、製造時の破れが多発したり、フィルムが著しい黄色
味を呈するという問題もある。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、非相
溶ポリマーの含有量に関わらず、非相溶ポリマーが内部
に均一に分散された空洞含有フィルム成形用未延伸シー
トの製造方法、及びフィルム内部に均質な微細空洞を多
数含有するフィルムを提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】すなわち、前記課題を解
決することができた空洞含有フィルム成形用未延伸シー
トの製造方法とは、マトリクスを構成する熱可塑性ポリ
マー(以下マトリクスポリマーと略)と当該マトリクス
ポリマーに非相溶の熱可塑性ポリマー(以下非相溶ポリ
マーと略)との混合物からなり、少なくとも1軸方向の
延伸に供することによってマトリクスポリマー/非相溶
ポリマー界面に空洞を発現させる機能を有する空洞含有
フィルム成形用未延伸シートの製造方法であって、前記
マトリクスポリマーと前記非相溶ポリマーとを押出機内
で溶融、混合後、当該溶融ポリマー混合物を、スリット
によって隔てられた一連のチャンバを有する伸長流動ミ
キサを通過させた後、ダイから押出して未延伸シートを
製造することを特徴とする空洞含有フィルム成形用未延
伸シートの製造方法である。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明におけるマトリクスポリマ
ーとは、フィルム成形が可能な熱可塑性ポリマーであれ
ば何ら制限されるものではなく任意であるが、ポリエス
テルまたはポリプロピレンが好ましく、特にポリエステ
ルが好ましい。
【0014】ここで、ポリエステルとは、テレフタル
酸、イソフタル酸、ナフタレンジカルボン酸のごとき芳
香族ジカルボン酸又はそのエステルとエチレングリコー
ル、ジエチレングリコール、1,3−プロパンジオー
ル、1,4−ブタンジオール、ネオペンチルグリコール
のごときグリコールとを重縮合させて製造されるポリエ
ステルである。これらのポリエステルは芳香族ジカルボ
ン酸とグリコールとを直接エステル化反応させた後重縮
合させる方法のほか、芳香族ジカルボン酸のアルキルエ
ステルとグリコールとをエステル交換反応させた後重縮
合させるか、あるいは芳香族ジカルボン酸のジグリコー
ルエステルを重縮合させるなどの方法によって製造する
ことができる。
【0015】かかるポリエステルの代表例としてはポリ
エチレンテレフタレート、ポリトリメチレンテレフタレ
ート、ポリブチレンテレフタレートあるいはポリエチレ
ン−2,6−ナフタレートなどが挙げられる。このポリ
エステルはホモポリマーであってもよく、第三成分を共
重合したものであっても良い。
【0016】いずれにしても本発明においては、エチレ
ンテレフタレート単位、トリメチレンテレフタレート単
位、ブチレンテレフタレート単位あるいはエチレン−
2,6−ナフタレート単位が70モル%以上、好ましく
は80モル%以上、さらに好ましくは90モル%以上で
あるポリエステルを用いることが好ましい。なお、上記
ポリエステルは単独で使用してもよく、あるいは2種以
上混合して使用してもよい。
【0017】本発明における非相溶ポリマーとは、フィ
ルムの延伸工程においてマトリックスポリマーとの界面
に空洞を形成することが可能な熱可塑性樹脂であれば何
ら制限されるものではないが、例えばポリメチルペンテ
ンやポリプロピレン、ポリエチレン等のポリオレフィン
系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリアクリル系樹脂、ポ
リカーボネート系樹脂、ポリスルホン系樹脂、セルロー
ス系樹脂、ポリフェニレンエーテル系樹脂等が例示され
る。なお、非相溶ポリマーとしては、スチレン系ポリマ
ー及び/またはオレフィン系ポリマーを用いることが好
ましく、さらにはスチレン系ポリマーとオレフィン系ポ
リマーを併用して用いることが特に好ましい。
【0018】本発明における前記非相溶ポリマーのマト
リクスポリマ中への混合率は、任意であり特に制限され
るものではないが、前記非相溶ポリマーの混合率の上限
値は、未延伸シート重量に対して40重量%が好まし
く、より好ましくは35重量%、特に好ましくは30重
量%である。また、前記非相溶ポリマーの混合率の下限
値は、未延伸シート重量に対して1重量%が好ましく、
より好ましくは3重量%、特に好ましくは5重量%であ
る。
【0019】非相溶ポリマーの混合率が1重量%未満で
は、フィルム延伸工程での空洞形成が乏しくなる傾向が
あり、逆に非相溶ポリマーの混合率が40重量%を超え
るとフィルムの延伸工程で破断が頻発しやすくなり、フ
ィルムを工業的に生産することが困難となる。
【0020】また、本発明においては、必要に応じてマ
トリクスポリマー及び非相溶ポリマー以外の成分を混合
してもかまわない。特に、隠蔽性や白色度をを向上させ
るため、無機または有機の粒子を必要に応じて含有させ
ることが好ましい。使用可能な粒子としては、シリカ、
カオリナイト、タルク、炭酸カルシウム、ゼオライト、
アルミナ、硫酸バリウム、カーボンブラック、酸化亜
鉛、酸化チタン、硫化亜鉛、有機白色顔料等が例示され
るが特に限定されるものではない。また、蛍光増白剤や
紫外線カット剤、酸化防止剤、界面活性剤等を添加して
もかまわない。
【0021】また、フィルム製造時に製品とならなかっ
た屑フィルムを溶融して再ペレットしたチップを自己回
収原料として再利用したり、ペットボトル等の外部回収
原料をフィルム原料として再利用してもかまわない。こ
の場合、好ましい回収原料の配合率は25重量%以上で
あり、より好ましくは30重量%以上、最も好ましくは
50重量%以上である。
【0022】本発明に用いられる押出機は、単軸押出し
機あるいは2軸押出し機等が使用可能である。
【0023】次に、本発明においては、マトリクスポリ
マーと非相溶ポリマーとを押出機内で溶融、混合後、当
該溶融ポリマー混合物を、スリットによって隔てられた
一連のチャンバを有する伸長流動ミキサを通過させる必
要がある。本発明における伸長流動ミキサとは、溶融ポ
リマーの流れ方向にスリットによって隔てられた一連の
チャンバを有するスタティックミキサであれば何ら制限
されるものではなく任意である。なお、より好ましく
は、USP5,451,106あるいはWO99/16
50公報に開示された装置(図1、図2参照)が例示さ
れる。
【0024】すなわち、「液体のための伸長流動ミキサ
であって、内面を有するキャビティを規定し、前記キャ
ビティへの入口(12a)を有するハウジング(10)
を含み、前記入口は、液体の加圧源に接続可能であり、
入口から離れたハウジングの端は、混合液のための出口
(19)を有し、さらに、前記キャビティ内に位置する
マンドレル(30)を含み、前記マンドレルは突出(3
2’)を担持し、前記突出は、突出の外エッジに向かっ
て収束する側面を有し、前記外エッジは、キャビティの
前記内面と協働し、突出と内面との間の空間を、スリッ
トによって隔てられる一連のチャンバ(C1、C2、
…)に分割して、液体が入口から出口に移動する際にす
べての前記チャンバおよびスリットを通って連続的に通
過するようにし、前記側面は、スリットに収束的に入る
ところとスリットから発散的に出るところとを備え、前
記スリットは、入口に隣接する上流チャンバ(C1)か
ら出口へと液体の流れの方向に減少する断面積を有し、
さらに、スリット間隙を調節するための手段(22、2
3)を含み、前記マンドレルは、ハウジングの内側表面
(11a)と協働して上流チャンバへ入口を接続する螺
旋状の通路を形成し、液体を前記上流チャンバに分配す
る螺旋状の溝(34)が設けられる側部を有することを
特徴とする、伸長流動ミキサ」である。
【0025】そして、押出機とダイとの間に、上記の伸
長流動ミキサを設置することによって、未延伸シート内
部でのマトリクスポリマー中での非相溶ポリマー分散体
の分散粒子径の粒度分布を大幅に向上させ、粗粒分散し
た非相溶ポリマーを除去することができる。その結果、
非相溶ポリマーが内部に均一に分散された空洞含有フィ
ルム成形用未延伸シート及び、内部に空洞を多数含有す
る均質なフィルムを得ることができる。
【0026】なお、未延伸シート内部での非相溶ポリマ
ーの分散状態に関しては、その最大分散径を10μm未
満に制御することが好ましく、より好ましくは9μm未
満、さらに好ましくは6μm未満、最も好ましくは5μ
m未満である。最大分散径の下限値は、技術的な困難性
の点から0.01μmである。
【0027】また、前記伸長流動ミキサの設置部位は、
押出機とダイとをつなぐメルトラインであれば特に制限
されず任意であるが、押出機先端から前記伸長流動ミキ
サ入り口部に至るメルトラインの平均滞留時間を180
秒以上とし、伸長流動ミキサ出口部からダイ出口部まで
のメルトラインの平均滞留時間を180秒未満とするこ
とが好ましい。ここで、メルトラインの平均滞留時間と
は、メルトライン容積(cc)を吐出量(cc/秒)で
除した数値のことである。
【0028】押出機先端から前記伸長流動ミキサ入り口
部に至るメルトラインの平均滞留時間は、ポリマーの熱
劣化による強度低下や着色の点から、その上限値を36
00秒とすることがさらに好ましい。
【0029】伸長流動ミキサ出口部からダイ出口部まで
のメルトラインの平均滞留時間は、空洞含有フィルム成
形用未延伸シートの厚み均一性の点から、その下限値を
0.5秒とすることがさらに好ましい。
【0030】そして、押出機先端から前記伸長流動ミキ
サ入り口部に至るメルトラインの平均滞留時間が180
秒未満の場合には、非相溶ポリマーの最大分散径を10
μm未満に制御することは比較的容易であるが、押出し
機の設定条件やスクリュー形状によって分散径が変動し
やすくなるので好ましくない。
【0031】また、伸長流動ミキサ出口部からダイ出口
部までのメルトラインの平均滞留時間が180秒以上の
場合には、伸長流動ミキサ通過後に非相溶ポリマーが再
凝集しやすく、未延伸シート内部での非相溶ポリマーの
最大分散径を10μm以下に制御することが困難となる
ので好ましくない。
【0032】さらに、伸長流動ミキサ入口部での樹脂圧
力と伸長流動ミキサ出口部での樹脂圧力との差圧は、1
0MPa以下であることが好ましい。前記差圧の下限値
は、ミキサー内でのポリマー劣化物の抑制の点から、
0.1MPaであることがさらに好ましく、特に好まし
くは1MPaである。また、前記差圧の上限値は5MP
aが特に好ましい。そして、前記差圧が10MPaを超
える場合には、押出し機への負荷が大きくなって吐出量
が低下しやすくなるので好ましくない。
【0033】次に、前記伸長流動ミキサを通過した溶融
ポリマー混合物を、ダイから押出し、回転する冷却ドラ
ム上にキャスティングすることによって、未延伸シート
を製造することができる。冷却ドラムへのキャスティン
グに際しては、静電密着法やエアナイフ法を用いること
ができる。
【0034】次に、前記の方法で製造した未延伸シート
を、少なくとも1軸方向、好ましくは2軸方向に延伸成
形し、空洞含有フィルムを製造する。
【0035】縦延伸は、周速が異なる2本あるいは多数
本のロール間で延伸する。このときの加熱手段として
は、加熱ロールを用いる方法でも非接触の加熱方法を用
いる方法でもよく、それらを併用してもよい。
【0036】ただし、マトリクスポリマーと非相溶ポリ
マーとの界面に均一に空洞を発現させるためには、加熱
ロールを用いて未延伸シートをマトリクスポリマーの2
次転移温度以下の温度、好ましくは50〜70℃に均一
加熱した後、未延伸シートの片面もしくは両面から赤外
線加熱ヒータを用いて加熱し、均一延伸に必要十分な熱
量を供給して瞬間的に延伸を開始・完了させる方法を採
用することが好ましい。この場合の好ましい縦延伸倍率
は、2.8〜4.0倍であり、さらに好ましくは3.0
〜3.6倍である。
【0037】次いで、縦1軸延伸フィルムをテンターに
導入し、フィルムを横方向に延伸する。好ましい延伸温
度は100〜160℃であるが、前記温度範囲内で加熱
昇温しつつ延伸処理を施すことがさらに好ましい。ま
た、好ましい横延伸倍率は3.2〜4.2倍であり、さ
らに好ましくは3.5〜4.0倍の範囲である。なお、
フィルの縦延伸を省略し、横1軸延伸フィルムとしても
良い。
【0038】このようにして得られた延伸フィルムに対
し、テンター内で熱処理を施す。熱処理温度の設定は、
200〜240℃の範囲が好ましく、210〜230℃
の範囲がさらに好ましい。
【0039】また、空洞含有フィルムの厚みは、用途に
応じて適宜設定すればよいが、20〜500μmである
ことが好ましい。
【0040】さらに、未延伸シート及び空洞含有フィル
ムは、単層であってもよく、複合フィルムであっても良
い。塗布層を有していても良い。
【0041】
【実施例】以下に、本発明の実施例および比較例を示
す。まず、本発明で用いた特性の評価方法は以下の通り
である。
【0042】(1)ポリエステルの固有粘度 フェノール60重量%と1,1,2,2−テトラクロロ
エタン40重量%の混合溶媒にポリエステル原料を溶解
し、固形分をガラスフィルターで濾過した後、30℃に
て測定した。
【0043】(2)ポリメチルペンテン及びポリスチレ
ンの溶融粘度(ηo、ηs) 樹脂温度285℃、剪断速度100/秒における溶融粘
度を、島津製作所製フローテスター(CFT−500)
を用いて測定した。なお、剪断速度100/秒での溶融
粘度の測定は、剪断速度を100/秒に固定して行うこ
とが困難であるため、適当な荷重を用いて、100/秒
未満の任意の剪断速度および当該速度よりも大きい任意
の剪断速度で溶融粘度を測定し、縦軸に溶融粘度、横軸
に剪断速度をとり、両対数グラフにプロットした。前記
の2点を直線で結び、内挿により剪断速度100/秒で
の溶融粘度(η:ポイズ)を求めた。
【0044】(3)未延伸シート内部での非相溶ポリマ
ーの最大分散径 未延伸シートを液体窒素で冷却し、押出し方向に平行に
割断する。次いで割断面をカーボン蒸着して走査型電子
顕微鏡で観察し、拡大倍率1000倍で画像を写真撮影
をし、80μm×80μmの視野中で最大径を有する分
散粒子または分散粒子の脱落孔の最大径を計測する。こ
れと同じ操作を10回くり返し、得られた測定値の平均
値を非相溶ポリマーの最大分散径とした。
【0045】実施例1及び2 (空洞形成剤の製造)溶融粘度(ηo)1,300ポイ
ズのポリメチルペンテン(PMP)樹脂60重量%、溶
融粘度2,000ポイズのポリプロピレン(PP)樹脂
20重量%、及び溶融粘度(ηs)3,900ポイズの
ポリスチレン(PS)樹脂20重量%をペレット混合し
て、285℃に温調したベント式二軸押出機に供給、混
練して空洞形成剤(原料a)を製造した。
【0046】(ポリエステルの製造)シリカ粒子含有ポ
リエチレンテレフタレート(PET)樹脂を次の方法で
得た。エステル化反応缶を昇温し、200℃に到達した
時点で、テレフタル酸を86.4重量部及びエチレング
リコールを64.4重量部からなるスラリーを仕込み、
攪拌しながら触媒として三酸化アンチモンを0.03重
量部及び酢酸マグネシウム4水和物を0.088重量
部、トリエチルアミンを0.16重量部添加した。
【0047】次いで、加圧昇温を行いゲージ圧0.34
3MPa、240℃の条件で、加圧エステル化反応を行
った。その後、エステル化反応缶内を常圧に戻し、リン
酸トリメチル0.040重量部を添加した。さらに、2
60℃に昇温し、リン酸トリメチルを添加した15分後
に、平均粒子径(島津製作所製、SA−CP3)が1.
0μmの凝集体シリカ粒子のエチレングリコールスラリ
ー(スラリー濃度:140g/L)を、生成ポリエステ
ルに対し、500ppmとなるよう添加した。15分
後、得られたエステル化反応生成物を重縮合反応缶に移
送し、280℃の減圧下で重縮合反応を行った。重縮合
反応終了後、95%カット径が28μmのナスロン製フ
ィルターで濾過処理を行い、固有粘度が0.62dl/
gのポリエチレンテレフタレート(原料b)を製造し
た。
【0048】(未延伸シートの製造)加熱真空乾燥を施
した前記原料を、実施例1では原料aと原料bのブレン
ド比(重量比)をa/b=10/90とし、実施例2で
は前記ブレンド比(重量比)をa/b=30/70とな
るようにペレット混合し、フィルムの原料とした。
【0049】次に、この原料を2軸押出機に供給して溶
融混練し、ギアポンプ(250cc/分に設定)を経由
して、フィルタユニット(95%カット径が28μmの
ナスロン製フィルタを装着)に供給、濾過したのち、ア
ダプターを介して溶融ポリマーを伸長流動ミキサに導い
た。
【0050】伸長流動ミキサには、Extensional Flow M
ixer Inc.社(カナダ国)製のEFM−100を用い
た。この伸長流動ミキサの基本構造は図1に示した通り
であり、同心円状のチャンバとスリットとを交互に3連
配置したものを用いた。そしてスリット部の間隙は、
1.5mm〜0.025mmの範囲で制御した。
【0051】次いで、伸長流動ミキサを経由したポリマ
ーをコートハンガーダイに供給し、表面温度30℃の冷
却ドラム上にキャストして、厚さ700mmの未延伸シ
ートを製造した。
【0052】このとき、押出機先端から伸長流動ミキサ
入り口部に至るメルトラインの平均滞留時間は約350
秒、伸長流動ミキサ出口部からダイ出口部までのメルト
ラインの平均滞留時間は約30秒であった。また、伸長
流動ミキサ入口部での樹脂圧力と伸長流動ミキサ出口部
での樹脂圧力との差圧は、表1に示した通りであった。
このようにして得られた未延伸シートについて、その内
部での非相溶ポリマーの最大分散径を評価し、表1に示
した。
【0053】比較例1及び2 前記実施例1及び実施例2において、伸長流動ミキサを
取り外し、フィルタユニットとダイとを単管で直結し
た。それ以外は実施例と同様の方法で未延伸シートを製
造した。得られた未延伸シートについて、その内部での
非相溶ポリマーの最大分散径を評価し、表1に示した。
【0054】
【表1】
【0055】表1及び図2から、次のように考察するこ
とができる。本発明の要件を満足する実施例1及び実施
例2では、非相溶ポリマーの混合率に関わらず、非相溶
ポリマーが微分散化していることがわかる。これに対し
本発明の要件を満足しない比較例1及び比較例2では、
非相溶ポリマーの分散径が実施例1及び実施例2のそれ
よりも大きく、特に非相溶ポリマーの混合率が大きい比
較例2では、最大分散径が著しく大きくなることがわか
る。
【0056】次に、前記実施例1(スリット間隙:0.
125mm)及び比較例1で得られた未延伸シートを2
軸延伸し、空洞含有フィルムを製造した。まず、未延伸
シートを、加熱ロールを用いて65℃に加熱した後、周
速が異なるロール間で3.4倍に延伸した。このとき、
低速ロールと高速ロールの中間部に、フィルムを挟んで
対向する位置に集光IRヒータを設置し、フィルムを均
一延伸するために必要十分な熱量をフィルムの両面から
均等に与えた。
【0057】次いで、得られた縦1軸延伸フィルムをテ
ンターに導入し、120℃から150℃に加熱昇温しつ
つ幅方向に3.9倍の延伸を行った。さらに、テンター
内で、220℃で7秒間の熱処理を施して、空洞含有フ
ィルムを製造した。
【0058】得られた2軸延伸フィルムの断面を電子顕
微鏡で観察したところ、実施例1の未延伸シートを2軸
延伸して得られたフィルムでは微細な空洞が均一に形成
されていたのに対し、比較例1の未延伸シートを2軸延
伸したものでは、空洞の大きさにバラツキが大きく、不
均一であった。
【0059】また、直径約1.5mmの金属ピンにこれ
らのフィルムを半回転分巻きつけて指で挟んで回し、シ
ワの発生状況を調査した。その結果、前者ではほとんど
シワが認められなかったのに対し、後者では多数のシワ
が発生していた。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように、本発明により、非
相溶ポリマーの含有量に関わらず、非相溶ポリマーが内
部に均一に分散された空洞含有フィルム成形用未延伸シ
ート及び、フィルム内部に均質な微細空洞を多数含有す
るフィルムを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に用いることができる伸長流動ミキサー
の一例の断面図である。
【図2】図1の伸長流動ミキサにおいて、スリットによ
って隔てられた一連のチャンバ部分を拡大した断面図で
ある。
【符号の説明】
10 ハウジング 11 キャビティの側壁 11a ハウジング10の内部表面 11b ダイメンバー20によって形成されたキャビテ
ィ末端までの表面 12 トッププレート 12a 入口孔 13 ボルト 14 アダプタープレート 14a 入口孔 15 ボルト 16 側孔 18 エンドクロージャ 18a メインディスク部 18b 側壁部 18c 延長突起 19 出口孔 20 可動式ダイメンバー(エンドプレート) 20’ 同心環状の突出部(突出32’と対向) 20” フェイス部(フェイス32”と平行面を形成) 20a 出口孔 22 アジャスティングプレート 23 スクリュースレッド 24 孔 25 ボルト 26 孔 30 マンドレル 32 上部ダイメンバー 32a 中央突起 32’ 同心環状の突出部(突出20’と対向) 32” フェイス部(フェイス20”と平行面を形成) 33 ボルト 34 螺旋状の溝 36 放射状の通路 E スリットによって隔てられた対向エッジ C1 上流チャンバ C2 中間チャンバ C3 中間チャンバ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C08J 9/00 C08J 9/00 A C08L 23/00 C08L 23/00 23/20 23/20 25/04 25/04 67/00 67/00 71/02 71/02 101/00 101/00 // B29K 23:00 B29K 23:00 29:00 29:00 67:00 67:00 101:12 101:12 105:04 105:04 B29L 7:00 B29L 7:00 (72)発明者 熊野 勝文 福井県敦賀市東洋町10番24号 東洋紡績株 式会社フィルム開発研究所敦賀フィルムセ ンター内 Fターム(参考) 4F071 AA14 AA21 AA22 AA43 AA51 AH19 BA01 BB06 BC01 4F074 AA24 AA26 AA32 AA65 AA66 AA76 CA02 CA03 4F207 AA03 AA13 AA24 AG01 AR02 AR11 KA01 KA17 KF14 KK13 KK30 KL40 KL84 KL94 KW41 4F210 AA03 AA11 AA12 AA13 AA24 AA50 AG01 AG20 QC06 QG01 QG18 4J002 AB012 BB032 BB122 BB172 BC012 BG002 CF031 CF041 CF051 CF061 CF071 CF081 CG002 CH072 CN032 FD090 GK03

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マトリクスを構成する熱可塑性ポリマー
    (以下、マトリクスポリマーと略)と当該マトリクスポ
    リマーに非相溶の熱可塑性ポリマー(以下、非相溶ポリ
    マーと略)との混合物から主としてなる空洞含有フィル
    ム成形用未延伸シートの製造方法であって、前記マトリ
    クスポリマーと前記非相溶ポリマーとを押出機内で溶融
    混合後、当該溶融ポリマー混合物を、スリットによって
    隔てられた一連のチャンバを有する伸長流動ミキサを通
    過させた後、ダイから押出して未延伸シートを製造する
    ことを特徴とする空洞含有フィルム成形用未延伸シート
    の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記未延伸シート内部での前記非相溶ポ
    リマー分散体の最大分散径を10μm以下に制御するこ
    とを特徴とする請求項1記載の空洞含有フィルム成形用
    未延伸シートの製造方法。
  3. 【請求項3】 前記押出機のスクリュー先端部から前記
    伸長流動ミキサ入口部に至るメルトラインの平均滞留時
    間が180秒以上であり、前記伸長流動ミキサ出口部か
    ら前記ダイ出口部までのメルトラインの平均滞留時間が
    180秒未満であることを特徴とする請求項1または2
    記載の空洞含有フィルム成形用未延伸シートの製造方
    法。
  4. 【請求項4】 前記伸長流動ミキサ入口部での樹脂圧力
    と前記伸長流動ミキサ出口部での樹脂圧力との差圧が1
    0MPa以下であることを特徴とする請求項1乃至3記
    載の空洞含有フィルム成形用未延伸シートの製造方法。
  5. 【請求項5】 前記マトリクスポリマーがポリエステル
    であることを特徴とする請求項1乃至4記載の空洞含有
    フィルム成形用未延伸シートの製造方法。
  6. 【請求項6】 前記非相溶ポリマーがスチレン系ポリマ
    ー及び/またはオレフィン系ポリマーであることを特徴
    とする請求項5記載の空洞含有フィルム成形用未延伸シ
    ートの製造方法。
  7. 【請求項7】 原料としてポリアルキレングリコールま
    たはその誘導体を用いないかまたはその混合率をフィル
    ム全体重量に対して0.5重量%未満とすることを特徴
    とする請求項5または6記載の空洞含有フィルム成形用
    未延伸シートの製造方法。
  8. 【請求項8】 前記非相溶ポリマーがポリメチルペンテ
    ンであり、かつ原料としてポリアルキレングリコールま
    たはその誘導体をシート全体重量に対して0.5重量%
    以上含有させることを特徴とする請求項5記載の空洞含
    有フィルム成形用未延伸シートの製造方法。
  9. 【請求項9】 フィルム原料として25重量%以上の回
    収原料を用いることを特徴とする請求項5乃至8記載の
    空洞含有フィルム成形用未延伸シートの製造方法。
  10. 【請求項10】 請求項1乃至9記載の製造方法によっ
    て得られた未延伸シートを少なくとも1軸方向に延伸し
    て得られる空洞含有フィルム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011052096A (ja) * 2009-09-01 2011-03-17 Konica Minolta Business Technologies Inc 難燃性ポリエステル樹脂組成物およびその製造方法
JP2011148851A (ja) * 2010-01-19 2011-08-04 Konica Minolta Business Technologies Inc 難燃性ポリエステル樹脂組成物

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