JP2003200466A - 光ディスク基板の製造方法および光ディスク用金型 - Google Patents

光ディスク基板の製造方法および光ディスク用金型

Info

Publication number
JP2003200466A
JP2003200466A JP2001400420A JP2001400420A JP2003200466A JP 2003200466 A JP2003200466 A JP 2003200466A JP 2001400420 A JP2001400420 A JP 2001400420A JP 2001400420 A JP2001400420 A JP 2001400420A JP 2003200466 A JP2003200466 A JP 2003200466A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stamper
mirror surface
optical disk
annular member
annular
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001400420A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Inoue
和夫 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2001400420A priority Critical patent/JP2003200466A/ja
Publication of JP2003200466A publication Critical patent/JP2003200466A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Manufacturing Optical Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】メンテナンスが容易で基板特性が安定する断熱
構造の金型を用いた光ディスクの製造方法および光ディ
スク用金型を提供する。 【解決手段】少なくとも一方に凹凸を形成したスタンパ
3を装着して嵌合する一対の金型を閉じ、金型間に形成
されるキャビティに溶融樹脂を流入し冷却固化後に金型
の外に取り出す光ディスク基板の製造方法において、ス
タンパ3の裏面と温調水路を設けた鏡面部材6との間
に、1枚以上の環状部材17を厚さ方向に介在させ、少
なくともスタンパ3を吸引孔C1,C2から真空吸引し
てスタンパ3と環状部材17とを鏡面部材6に取り付け
る。温調している鏡面部材6とスタンパ3を密着させる
ことで熱伝導を安定にして基板特性を安定させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はスタンパに形成した
凹凸を転写させる光ディスク基板の製造方法および光デ
ィスク用金型に関する。
【0002】
【従来の技術】光ディスクの基板は熱可塑性樹脂を射出
成形して作成されている。金型は大きくは一対の嵌合す
る部材からなり、嵌合した部材間で形成されるキャビテ
ィに溶融樹脂を充填し、冷却固化後、金型から取り出
す。
【0003】図13に示す射出成形機の断面図を用いて
光ディスク基板の成形方法を説明する。図13におい
て、101は射出成形機の土台であり、射出系102と
型締系103とを載せている。射出系102には乾燥し
た樹脂を一旦貯めるミニホッパ104があり、ここから
スクリュ105にペレット状の樹脂が供給される。スク
リュ105の周囲にはヒータ106があり、この熱で樹
脂は溶融し、スクリュ105が回転することで樹脂を混
練しながら、スクリュ105を後退して計量する。スク
リュ105の根元には射出ピストン107があり、計量
した溶融樹脂を射出する。従来の光ディスク基板に用い
られるスクリュ105はインラインスクリュで、計量と
射出を同一スクリュで行っている。これは、樹脂のヤケ
等を防止するためである。型締系103は2枚の大プレ
ート108に一対の嵌合する金型がボルトで取り付けら
れる。一方が固定金型109であり、他方が可動金型1
10である。この固定金型109と可動金型110とが
閉じた状態で両者の間にできるキャビティ111に溶融
樹脂が充填される。この型締系103にはタイバー11
2があり、大プレート108が平行に向き合ったまま可
動側が移動するようにしている。直圧方式では可動側の
大プレート108を型締ピストン113で押す。溶融樹
脂は金型内で型締圧をかけたまま冷却固化した後、取り
出し機(図示せず)で金型の外に取り出す。
【0004】図14に金型の断面図を示す。金型は上記
のように固定金型1と可動金型2の1対から構成され
る。ここでは、情報を記録するための凹凸を形成したス
タンパ3を固定金型1に装着する場合を示す。固定金型
1には溶融樹脂が流入するスプル部をもつスプルブッシ
ュ4がある。スプルブッシュ4の周りにはスタンパホル
ダー5があり、スタンパ3の内側を保持し、固定側鏡面
盤6に装着する。固定側鏡面盤6は固定側基盤7に取り
付けられている。固定側鏡面盤6の外側にはディスクの
外周を規定する外周リング8がある。外周リング8の外
側の固定金型1の最外周には固定側突き当てリング9が
あり、可動側突き当てリング10と嵌合し突き当たるこ
とで位置出しを行う。可動金型2は、内側から、エジェ
クタピン11、カットパンチ12、エジェクタスリーブ
13、可動側固定ブッシュ14、可動側鏡面盤15があ
る。固定金型1と可動金型2とが嵌合した際には、可動
側鏡面盤15と可動側突き当てリング10の間に外周リ
ング8を配置させる。可動側鏡面盤15と可動側突き当
てリング10とは可動側基盤16に取り付けられてい
る。カットパンチ12は樹脂が固化する前に突き出して
成形基板に内孔を形成する。エジェクタピン11とエジ
ェクタスリーブ13は固化後、成形基板を金型から取り
出す際に、それぞれ、コールドスラグ部と成形基板部を
突き出す。また、成形基板を取り出す際は、固定金型1
では通路Aがスプルブッシュ4とスタンパホルダー5と
の間に通じ、可動金型2では通路Bが可動側固定ブッシ
ュ14と可動鏡面盤15との間に通じ、それぞれ、エア
を吹き出す。
【0005】ここで、図14の固定側金型1で、キャビ
ティ近傍の構造が図15に示すようにスタンパ3と固定
鏡面盤6との間に断熱材17を設けることで、金型内に
充填された樹脂が急速に冷やされないようにして成形基
板へのスタンパ3の凹凸の転写を向上させることが特開
平5−96548号公報に開示されている。この断熱材
17を設ける方法は、従来は、特開平5−96548号
公報のようにスタンパ裏面に樹脂等を塗った層を設けた
り、特開平7−100866号公報のようにスタンパと
鏡面との間に断熱材を挟んでいた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の図15のような
断熱板17を設けた金型では、断熱板17は他の金型部
材と熱膨張率が異なるため十分に固定されていなかっ
た。しかし、金型部材と断熱板17との固定が不十分だ
と金型部材間での密着が安定しないために熱伝導が不安
定で成形した基板の特性がばらつくという課題があっ
た。また、金型部材が摩耗等により傷つきやすいという
課題があった。
【0007】特開平5−96548号公報のように断熱
層を設ける場合はスタンパとの密着性は良いが、断熱層
にゴミがつくと埋め込まれて成形基板上に欠陥として転
写されるためメンテナンスがむずかしいという課題があ
った。
【0008】本発明は、かかる課題を鑑み、メンテナン
スが容易で、かつ、安定に他の部材と密着固定ができ
て、光ディスク基板の特性が安定する光ディスク基板の
製造方法および光ディスク金型を提供することを目的と
する。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の光ディスク基板の第1番目の製造方法は、
少なくとも一方に凹凸を形成したスタンパを装着して嵌
合する一対の金型を閉じ、前記金型間に形成されるキャ
ビティに溶融樹脂を流入し冷却固化後に金型の外に取り
出す光ディスク基板の製造方法において、前記スタンパ
の裏面と温調水路を設けた鏡面部材との間に、1枚以上
の環状部材を厚さ方向に介在させ、少なくとも前記スタ
ンパを真空吸引して前記スタンパと前記環状部材とを前
記鏡面部材に取り付けることを特徴とする。
【0010】本発明の第2番目の製造方法は、少なくと
も一方に凹凸を形成したスタンパを装着して嵌合する一
対の金型を閉じ、前記金型間に形成されるキャビティに
溶融樹脂を流入し冷却固化後に金型の外に取り出す光デ
ィスク基板の製造方法において、前記スタンパの裏面と
温調水路を設けた鏡面部材との間に、1枚以上の環状部
材を厚さ方向に介在させ、少なくとも前記スタンパと前
記スタンパと隣接する側の前記環状部材とを真空吸引し
て前記鏡面部材に取り付けることを特徴とする。
【0011】本発明の第3番目の製造方法は、少なくと
も一方に凹凸を形成したスタンパを装着して嵌合する一
対の金型を閉じ、前記金型間に形成されるキャビティに
溶融樹脂を流入し冷却固化後に金型の外に取り出す光デ
ィスク基板の製造方法において、前記スタンパの裏面と
温調水路を設けた鏡面部材との間に、前記スタンパより
外径の小さい第1の環状部材と、第1の環状部材の外側
に嵌合する第2の環状部材とを介在させ、少なくとも前
記スタンパを第2の環状部材から真空吸引して前記スタ
ンパと第1の環状部材とを前記鏡面部材に取り付けるこ
とを特徴とする。
【0012】本発明の第4番目の製造方法は、少なくと
も一方に凹凸を形成したスタンパを装着して嵌合する一
対の金型を閉じ、前記金型間に形成されるキャビティに
溶融樹脂を流入し冷却固化後に金型の外に取り出す光デ
ィスク基板の製造方法において、前記スタンパの裏面と
温調水路を設けた鏡面部材との間に、前記スタンパより
外径の大きい環状部材を少なくとも1枚以上厚さ方向に
介在させ、前記環状部材を機械的に前記鏡面部材に押し
つけて取り付け、前記スタンパを真空吸引することを特
徴とする。
【0013】本発明の第5番目の製造方法は、少なくと
も一方に凹凸を形成したスタンパを装着して嵌合する一
対の金型を閉じ、前記金型間に形成されるキャビティに
溶融樹脂を流入し冷却固化後に金型の外に取り出す光デ
ィスク基板の製造方法において、前記スタンパの裏面と
温調水路を設けた鏡面部材との間に、前記スタンパより
内径の小さい環状部材を少なくとも1枚以上厚さ方向に
介在させ、少なくとも前記スタンパと隣接する側の前記
環状部材を機械的に前記鏡面部材に押しつけて取り付
け、前記スタンパを真空吸引することを特徴とする。
【0014】次に本発明の第1番目の光ディスク用金型
は、少なくとも一方に凹凸を形成したスタンパを装着し
て嵌合する一対の光ディスク用金型において、温調水路
と真空吸引通路とを有する鏡面部材と、前記鏡面部材と
前記スタンパとの間に、前記鏡面部材の真空吸引通路と
繋がり前記スタンパを真空吸引するための通路を有する
少なくとも1枚の環状部材を備えたことを特徴とする。
【0015】次に本発明の第2番目の光ディスク用金型
は、少なくとも一方に凹凸を形成したスタンパを装着し
て嵌合する一対の光ディスク用金型において、温調水路
と真空吸引通路とを有する鏡面部材と、前記鏡面部材と
前記スタンパとの間に、環状部材を少なくとも1つ厚さ
方向に備え、前記環状部材のうちの少なくとも1つに前
記鏡面部材の真空吸引通路の一部と繋がった通路を備
え、前記スタンパと前記環状部材の1つ以上とを真空吸
引する通路を備えたことを特徴とする。
【0016】次に本発明の第3番目の光ディスク用金型
は、少なくとも一方に凹凸を形成したスタンパを装着し
て嵌合する一対の光ディスク用金型において、温調水路
と真空吸引通路とを有する鏡面部材と、前記鏡面部材と
前記スタンパとの間に、外径が前記スタンパより小さい
第1の環状部材と、第1の環状部材の外側に前記鏡面部
材の真空吸引通路と繋がった通路を有する第2の環状部
材とを備え、前記スタンパを真空吸引する通路を備えた
ことを特徴とする。
【0017】次に本発明の第4番目の光ディスク用金型
は、少なくとも一方に凹凸を形成したスタンパを装着し
て嵌合する一対の光ディスク用金型において、温調水路
と真空吸引通路とを有する鏡面部材と、前記鏡面部材と
前記スタンパとの間に、外径が前記スタンパより小さい
第1の環状部材と、第1の環状部材の外側に前記鏡面部
材の真空吸引通路と一部が繋がった通路を有する第2の
環状部材とを備え、前記スタンパと第1の環状部材を真
空吸引する通路を備えたことを特徴とする。
【0018】次に本発明の第5番目の光ディスク用金型
は、少なくとも一方に凹凸を形成したスタンパを装着し
て嵌合する一対の光ディスク用金型において、温調水路
と真空吸引通路とを有する鏡面部材と、前記鏡面部材と
前記スタンパとの間に、外径が前記スタンパの外径より
大きく前記鏡面部材の真空吸引通路と繋がった通路を有
する環状部材を少なくとも1つ厚さ方向に備え、前記環
状部材の外周面を係止する部材で前記鏡面部材に固定す
ると共に前記環状部材の通路から前記スタンパを真空吸
引する通路を備えたことを特徴とする。
【0019】次に本発明の第6番目の光ディスク用金型
は、少なくとも一方に凹凸を形成したスタンパを装着し
て嵌合する一対の光ディスク用金型において、温調水路
と真空吸引通路とを有する鏡面部材と、前記鏡面部材と
前記スタンパとの間に、内径が前記スタンパの内径より
小さく前記鏡面部材の真空吸引通路と繋がった通路を有
する環状部材を少なくとも1つ厚さ方向に備え、前記環
状部材の内周面を外周端に段を設けたスタンパ押さえで
前記鏡面部材に係止すると共に前記環状部材の通路から
前記スタンパを真空吸引する通路を備えたことを特徴と
する。
【0020】
【発明の実施の形態】前記本発明の製造方法において
は、データ領域以外の内周または外周を真空吸引するこ
とが好ましい。データ領域を傷つけないためである。
【0021】前記方法においては、複数設けた真空吸引
経路は独立にすることが好ましい。吸引力を強め、1系
統に詰まりが生じた場合でも成形操作を可能にするため
である。また、少なくとも異なる部材を真空吸引する経
路は独立にすることも好ましい。
【0022】前記複数の環状部材がある場合に全て略同
等の外径とし、鏡面部材から最も遠い環状部材のみを前
記鏡面部材と厚さ方向のみを固定することが好ましい。
【0023】前記複数の環状部材がある場合に、鏡面部
材から遠い部材ほど外径を小さくし、全ての前記環状部
材を鏡面部材と厚さ方向のみを固定することが好まし
い。
【0024】前記複数の環状部材がある場合に全て略同
等の内径とし、鏡面部材から最も遠い環状部材のみを前
記鏡面部材と厚さ方向のみを固定することが好ましい。
【0025】前記複数の環状部材を備え、鏡面部材から
遠い部材ほど内径を大きくし、全ての前記環状部材を鏡
面部材と厚さ方向のみを固定することが好ましい。
【0026】また、前記環状部材を鏡面部材に固定する
部材と前記環状部材との間に緩衝材を設けたことが好ま
しい。
【0027】また、本発明の光ディスク用金型において
は、第1の環状部材の外周面を係止する部材として内終
端に段を設けた、スタンパの外周押さえを用いることが
好ましい。
【0028】また、前記環状部材を係止する箇所に緩衝
剤を介することが好ましい。
【0029】また、前記環状部材または第1の環状部材
の熱伝導率を20W/m・K以下とすることが好まし
い。
【0030】また、前記環状部材または第1の環状部材
の熱膨張率が隣接する部材の熱膨張率と異なることが好
ましい。
【0031】本発明に実施の形態について、以下に図を
用いて具体的に説明する。
【0032】(実施の形態1)本実施の形態1に用いる
光ディスク用金型の構成は、従来の図14に対して固定
金型1の一部を図1に示すようにしたものである。従来
の構成図15ではスタンパ3と固定鏡面盤6との間に環
状の断熱板17を設けているだけなので、スタンパ3と
外周リング8との間にはガス逃げのクリアランスがある
ため、金型から基板を剥離する毎にスタンパ3が断熱板
17から離れて外周リング8と当たる。断熱板17も固
定鏡面盤6と離れたりする。
【0033】一方、本実施の形態1では図1のように断
熱板17と固定鏡面盤6に真空吸引用の通路の孔C1と
C2が環状に配置されており、基板を形成するキャビテ
ィよりも外側でスタンパ3を真空吸引している。この結
果、スタンパ3と固定鏡面盤6との間にある断熱板17
とスタンパ3とが確実に固定鏡面盤6と密着する。そこ
で、スタンパ3と断熱板17と固定鏡面盤6との間の熱
伝導が安定するため成形された基板特性も安定する。ま
た、スタンパ3と外周リング8、スタンパ3と断熱板1
7、断熱板17と固定鏡面盤6のそれぞれの間で部材の
当たりがなくなり金型部材が傷つくのを軽減できる。
【0034】本実施の形態1ではスタンパ3の真空吸引
通路がC1とC2の二重であり、一重の場合より吸着力
を強くできる。また、C1とC2とで真空吸引を独立し
た別系統にすることで、一方の系統にトラブルが発生し
たとしてもスタンパ3を吸引する力が小さくなるだけで
スタンパ3と断熱板17と固定鏡面盤7の密着は保たれ
る。
【0035】また、スタンパ3の真空吸引の位置が基板
を形成するキャビティより外側のため、成形された基板
に真空吸引によって生じるスタンパの変形の影響が現れ
ない。ここでは、キャビティより外側にスタンパ3の真
空吸引の位置を持ってきたが、もちろん、成形基板のデ
ータ領域より外側であれば問題ない。
【0036】断熱板17は他の金型部材と熱膨張量が異
なる場合が多い。しかし、図1に示す真空吸引による断
熱板17の固定方法では、断熱板17は径方向に自由に
動け、かつ、外周で外周リング8と接触していないため
破損するおそれもない。
【0037】真空吸引通路C1とC2が通っている固定
鏡面盤6と断熱板17の表面にはそれぞれの孔の上に環
状の溝を設けることが望ましい。これにより真空吸引に
より固定する力が溝の面積に比例して増大する。
【0038】(実施の形態2)本実施の形態2に用いる
光ディスク用金型の構成は、従来の図14に対して固定
金型1の一部を図2に示すようにしたものである。図2
では断熱板17と固定鏡面盤6に貫通した真空吸引用通
路Cを設けて、スタンパ3を真空吸引している。また、
断熱板17は固定鏡面盤6に設けられた別の真空吸引通
路Dで真空吸引されて固定鏡面盤6に密着されている。
その結果、スタンパ3と断熱板17と固定鏡面盤6とは
それぞれが安定して密着するようになる。相互間の熱伝
導が安定するため成形された基板特性も安定する。ま
た、スタンパ3と外周リング8、スタンパ3と断熱板1
7、断熱板17と固定鏡面盤6のそれぞれの間で部材の
当たりがなくなり金型部材の傷つきを軽減できる。
【0039】ここで、スタンパ3を真空吸引する通路C
は基板が形成されるキャビティより外側にあり、スタン
パ3の吸引による変形が基板に影響しない。また、断熱
板17を真空吸引する通路Dは基板のデータ領域より外
側にあり、断熱板17の吸引による変形がスタンパ3を
通して基板に反映されない。
【0040】さらに、これらの真空吸引通路CとDとで
は真空吸引が独立した別系統である。これによって、一
方の系統にトラブルが発生したとしても、他方の真空吸
引に影響がない。特に真空吸引通路Cの方の系統が正常
に働いていればスタンパ3、断熱板17、固定鏡面盤6
のそれぞれの密着は保たれる。
【0041】断熱板17は他の金型部材と熱膨張量が異
なる場合が多い。しかし、図2に示す真空吸引による断
熱板17の固定方法では断熱板17は径方向に自由に動
け、かつ、外周で外周リング8と接触していないため破
損するおそれもない。
【0042】真空吸引通路Cはキャビティより外側に設
けたが、もちろん、データ領域より外であれば基板に影
響しないのでよい。また、断熱板17の厚みが十分厚く
て吸引による変形が無視できる場合は真空吸引通路Dの
位置はデータ領域より外側でなくとも構わない。
【0043】さらに、真空吸引通路CやDのそれぞれの
真空源が複数であってもよい。この場合は、1つの真空
源が故障しても吸引する力が弱くなるだけで吸引された
部材が外れるおそれがない。
【0044】真空吸引通路CまたはDが通っている固定
鏡面盤6と断熱板17の表面にはそれぞれの孔の上に環
状の溝を設けることが望ましい。これにより真空吸引に
より固定する力が溝の面積に比例して増大する。
【0045】(実施の形態3)本実施の形態3における
光ディスク用基板の金型の一部構成を図3に示す。本実
施の形態3は前記実施の形態2に対して断熱板17を真
空吸引するために固定鏡面盤6に設けた通路Eが内周に
形成されている点が異なる。この通路は成形される基板
のデータ域より内側が望ましい。これは、断熱板17に
生じた変形がスタンパ3を通して基板に反映させないた
めである。
【0046】この場合も実施の形態2と同様にスタンパ
3と断熱板17と固定鏡面盤6とはそれぞれが安定して
密着するようになる。そこで、相互間の熱伝導が安定す
るため成形された基板特性も安定する。また、スタンパ
3と外周リング8、スタンパ3と断熱板17、断熱板1
7と固定鏡面盤6のそれぞれの間で部材の当たりがなく
なり金型部材の傷つきを軽減できる。
【0047】これらの真空吸引通路CとEとは真空吸引
が独立した別系統である。そこで、一方の系統にトラブ
ルが発生したとしても他方の真空吸引には影響がない。
特に真空吸引通路Cの方の系統が正常に働いていればス
タンパ3、断熱板17、固定鏡面盤6のそれぞれの密着
は保たれる。
【0048】断熱板17は他の金型部材と熱膨張量が異
なる場合が多い。しかし、図3に示す真空吸引による断
熱板17の固定方法では断熱板17は径方向に自由に動
け、かつ、外周で外周リング8と接触していないため破
損するおそれもない。
【0049】真空吸引通路Cはキャビティより外側に設
けたが、もちろん、データ領域より外であれば基板に影
響しないのでよい。また、断熱板17の厚みが十分厚く
て吸引による変形が無視できる場合は真空吸引通路Eの
位置はデータ領域より内側でなくとも構わない。
【0050】さらに、真空吸引通路CやEのそれぞれの
真空源が複数であってもよい。この場合は、1つの真空
源が故障しても吸引する力が弱くなるだけで吸引された
部材が外れるおそれがない。
【0051】真空吸引通路CまたはEが通っている固定
鏡面盤6と断熱板17の表面にはそれぞれの孔の上に環
状の溝を設けることが望ましい。これにより真空吸引に
より固定する力が溝の面積に比例して増大する。
【0052】(実施の形態4)本実施の形態4における
光ディスク用金型の一部構成を図4に示す。図4は実施
の形態2に対して断熱板17と固定鏡面盤6との間に平
面板18を介在させている点が異なる。この平面板18
は金型部材作製の最後に厚みを調整するために設けたも
のである。前記実施の形態2における固定鏡面盤6は、
ここでは固定鏡面盤6と平面板18になっている。その
結果、スタンパ3と断熱板17と平面板18と固定鏡面
盤6とはそれぞれが安定して密着するようになる。相互
間の熱伝導が安定するため成形された基板特性も安定す
る。また、スタンパ3と外周リング8、スタンパ3と断
熱板17、断熱板17と平面板18、平面板18と固定
鏡面盤6のそれぞれの間で部材の当たりがなくなり金型
部材の傷つきを軽減できる。
【0053】ここで、スタンパ3を真空吸引する通路C
は基板が形成されるキャビティより外側にあり、スタン
パ3の吸引による変形が基板に影響しない。また、断熱
板17を真空吸引する通路Dは基板のデータ領域より外
側にあり、断熱板17の吸引による変形がスタンパ3を
通して基板に反映されない。
【0054】これらの真空吸引通路CとDとでは真空吸
引が独立した別系統である。これによって、一方の系統
にトラブルが発生したとしても他方の真空吸引に影響が
ない。特に真空吸引通路Cの方の系統が正常に働いてい
ればスタンパ3、断熱板17、平面板18、固定鏡面盤
6のそれぞれの密着は保たれる。
【0055】断熱板17は他の金型部材と熱膨張量が異
なる場合が多い。しかし、図4に示す真空吸引による断
熱板17の固定方法では断熱板17は径方向に自由に動
け、かつ、外周で外周リング8と接触していないため破
損するおそれもない。
【0056】真空吸引通路Cはキャビティより外側に設
けたが、もちろん、データ領域より外であれば基板に影
響しないのでよい。また、断熱板17の厚みが十分厚く
て吸引による変形が無視できる場合は真空吸引通路Dの
位置はデータ領域より外側でなくとも構わない。
【0057】さらに、真空吸引通路CやDのそれぞれの
真空源が複数であってもよい。この場合は、1つの真空
源が故障しても吸引する力が弱くなるだけで吸引された
部材が外れるおそれがない。
【0058】真空吸引通路CまたはDが通っている固定
鏡面盤6、平面板18と断熱板17の表面にはそれぞれ
の孔の上に環状の溝を設けることが望ましい。これによ
り真空吸引により固定する力が溝の面積に比例して増大
する。
【0059】(実施の形態5)本実施の形態5に用いる
光ディスク用金型の構成は、従来の図14に対して固定
金型1の一部を図5に示すようにしたものである。図5
では断熱板17の外側に固定鏡面盤6と嵌合する環状部
材19があり、この環状部材19には環状に複数の貫通
した孔が設けられていて、固定鏡面盤6に設けられた孔
と繋がっていて真空吸引用通路Cを形成する。この真空
吸引通路Cからスタンパ3を吸着することで、スタンパ
3と断熱板17が固定鏡面盤6に密着されている。この
結果、スタンパ3と断熱板17と固定鏡面盤6とはそれ
ぞれが安定して密着するようになる。そこで、相互間の
熱伝導が安定するため成形された基板特性も安定する。
また、スタンパ3と外周リング8、スタンパ3と断熱板
17、断熱板17と固定鏡面盤6のそれぞれの間で部材
の当たりがなくなり金型部材の傷つきを軽減できる。
【0060】ここで、環状部材19の内径は基板が形成
されるキャビティより外側にあり、断熱板17と環状部
材19との境界の隙間や段差の影響でスタンパ3が変形
しても、この変形が基板に転写されるのを防止する。
【0061】本実施の形態5では断熱板17に孔を設け
ていない構造である。したがって、断熱板の材料が加工
しにくかったり、機械的強度が弱い場合でも使用が可能
となる。
【0062】また、断熱板17は他の金型部材と熱膨張
量が異なる場合が多い。そこで断熱板17と環状部材1
9とは隙間を設けて相互に力が係らないようにする。こ
れによって、断熱板17は径方向に自由に動け、かつ、
外周で環状部材19と接触していないため破損するおそ
れもない。図5では環状部材19は固定鏡面盤6と嵌合
して位置出しを行い断熱板17との間に隙間を生じるよ
うにしている。
【0063】本実施の形態5では断熱板17の外径およ
び環状部材19の内径をキャビティより外側に設けた
が、もちろん、データ領域より外であれば基板に影響し
ないのでよい。
【0064】さらに、真空吸引通路Cの真空源が複数で
あってもよい。この場合は、1つの真空源が故障しても
吸引する力が弱くなるだけで吸引された部材が外れるお
それがない。
【0065】真空吸引通路Cが通っている固定鏡面盤6
と環状部材19の表面にはそれぞれの孔の上に環状の溝
を設けることが望ましい。これにより真空吸引により固
定する力が溝の面積に比例して増大する。
【0066】(実施の形態6)本実施の形態6に用いる
光ディスク用金型の構成は、前記実施の形態5を示す図
5に対して図6に示すように固定鏡面盤6に真空吸引通
路Dが環状に複数設けられていて、断熱板17を真空吸
引している。これによって、スタンパ3と断熱板17と
固定鏡面盤6とのそれぞれの密着がより安定する。そこ
で、相互間の熱伝導が安定するため成形された基板特性
も安定する。また、スタンパ3と外周リング8、スタン
パ3と断熱板17、断熱板17と固定鏡面盤6のそれぞ
れの間で当たりがなくなり金型部材の傷つきを軽減でき
る。
【0067】これらの真空吸引通路CとDとでは真空吸
引が独立した別系統である。これによって、一方の系統
にトラブルが発生したとしても他方の真空吸引に影響が
ない。特に真空吸引通路Cの方の系統が正常に働いてい
ればスタンパ3、断熱板17、平面板18、固定鏡面盤
6のそれぞれの密着は保たれる。
【0068】実施の形態5と同様に、環状部材19の内
径は基板が形成されるキャビティより外側にあり、断熱
板17と環状部材19との境界の隙間や段差の影響でス
タンパ3が変形しても、この変形が基板に転写されるの
を防止する。
【0069】本実施の形態6では断熱板17に孔を設け
ていない構造である。したがって、断熱板の材料が加工
しにくかったり、機械的強度が弱い場合でも使用が可能
となる。
【0070】また、断熱板17は他の金型部材と熱膨張
量が異なる場合が多い。そこで断熱板17と環状部材1
9とは隙間を設けて相互に力がかからないようにする。
これによって、断熱板17は径方向に自由に動け、か
つ、外周で環状部材19と接触していないため破損する
おそれもない。図6では環状部材19は固定鏡面盤6と
嵌合して位置出しを行い断熱板17との間に隙間を生じ
るようにしている。
【0071】本実施の形態6では断熱板17の外径およ
び環状部材19の内径をキャビティより外側に設けた
が、もちろん、データ領域より外であれば基板に影響し
ないのでよい。
【0072】さらに、真空吸引通路CやDの真空源が複
数であってもよい。この場合は、1つの真空源が故障し
ても吸引する力が弱くなるだけで吸引された部材が外れ
るおそれがない。
【0073】真空吸引通路CやDが通っている固定鏡面
盤6と環状部材19の表面にはそれぞれの孔の上に環状
の溝を設けることが望ましい。これにより真空吸引によ
り固定する力が溝の面積に比例して増大する。
【0074】(実施の形態7)本実施の形態7に用いる
光ディスク用金型の構成は、従来の図14に対して固定
金型1の一部を図7に示すようにしたものである。断熱
板17の外径はスタンパ3の外径より大きく、断熱板1
7の外周部でスタンパ3側の面を断熱板外周ホルダー2
0で係止する。断熱板外周ホルダー20はネジで固定鏡
面盤6に固定する。固定鏡面盤6と断熱板17には環状
に配置した複数の真空吸引通路Cが設けられていてスタ
ンパ3を真空吸引する。
【0075】この構成で、スタンパ3と断熱板17とが
確実に固定鏡面盤6と密着する。そこで、スタンパ3と
断熱板17と固定鏡面盤6との間の熱伝導が安定するた
め成形された基板特性も安定する。また、スタンパ3と
外周リング8、スタンパ3と断熱板17、断熱板17と
固定鏡面盤6のそれぞれの間で部材の当たりがなくなり
金型部材の傷つきを軽減できる。
【0076】図7ではスタンパ3の真空吸引の位置が基
板を形成するキャビティより外側のため成形された基板
に真空吸引によって生じるスタンパの変形の影響が現れ
ない。ここでは、キャビティより外側にスタンパ3の真
空吸引の位置を持ってきたが、もちろん、成形基板のデ
ータ領域より外側であれば問題ない。断熱板17は他の
金型部材と熱膨張量が異なる場合が多い。しかし、図7
に示す真空吸引による断熱板17の固定方法では断熱板
17は径方向に自由に動け、かつ、外周で断熱板外周ホ
ルダー20と隙間があって接触していないため破損する
おそれもない。真空吸引通路Cが通っている固定鏡面盤
6と断熱板17の表面にはそれぞれの孔の上に環状の溝
を設けることが望ましい。これにより真空吸引により固
定する力が溝の面積に比例して増大する。
【0077】さらに、真空吸引通路Cの真空源が複数で
あってもよい。この場合は、1つの真空源が故障しても
吸引する力が弱くなるだけで吸引された部材が外れるお
それがない。
【0078】また、断熱板17と断熱板外周ホルダー2
0との接触面にゴム等の緩衝剤を設けることが望まし
い。これは、接触面での断熱板17の摩耗を低減するた
めである。
【0079】(実施の形態8)本実施の形態8に用いる
光ディスク用金型の構成は、実施の形態7に対して図8
に示すように断熱板17の外周の固定が断熱板外周ホル
ダー20で行う代わりに外周リング8に段を設ける。
【0080】この構成でも、スタンパ3と断熱板17が
確実に固定鏡面盤6と密着する。そこで、スタンパ3と
断熱板17と固定鏡面盤6との間の熱伝導が安定するた
め成形された基板特性も安定する。また、スタンパ3と
外周リング8、スタンパ3と断熱板17、断熱板17と
固定鏡面盤6のそれぞれの間で部材の当たりがなくなり
金型部材の傷つきを軽減できる。
【0081】この構成では断熱板外周ホルダー20を設
ける必要がないため金型の構造が簡単になる。
【0082】図8ではスタンパ3の真空吸引の位置が基
板を形成するキャビティより外側のため成形された基板
に真空吸引によって生じるスタンパの変形の影響が現れ
ない。ここでは、キャビティより外側にスタンパ3の真
空吸引の位置を持ってきたが、もちろん、成形基板のデ
ータ領域より外側であれば問題ない。
【0083】断熱板17は他の金型部材と熱膨張量が異
なる場合が多い。しかし、図8に示す真空吸引による断
熱板17の固定方法では断熱板17は径方向に自由に動
け、かつ、外周で外周リング8と隙間があって接触して
いないため破損するおそれもない。
【0084】真空吸引通路Cが通っている固定鏡面盤6
と断熱板17の表面にはそれぞれの孔の上に環状の溝を
設けることが望ましい。これにより真空吸引により固定
する力が溝の面積に比例して増大する。
【0085】さらに、真空吸引通路Cの真空源が複数で
あってもよい。この場合は、1つの真空源が故障しても
吸引する力が弱くなるだけで吸引された部材が外れるお
それがない。
【0086】また、断熱板17と外周リング8との接触
面にゴム等の緩衝剤を設けることが望ましい。これは、
接触面での断熱板17の摩耗を低減するためである。
【0087】(実施の形態9)本実施の形態9に用いる
光ディスク用金型の構成は、前記実施の形態8に対して
図9に示すように断熱板17と固定鏡面盤6との間に平
面板18を介在させている点が異なる。この平面板18
は金型部材作製の最後に厚みを調整するために設けたも
のである。実施の形態8での固定鏡面盤6がここでは固
定鏡面盤6と平面板18になっている。ここでは、断熱
板17と平面板18の外径は、スタンパ3、断熱板1
7、平面板18の順に大きくなっており、断熱板17と
平面板18の固定が外周リング8に段を設けて行ってい
る。
【0088】本構成でも、スタンパ3と断熱板17と平
面板18と固定鏡面盤6とはそれぞれが安定して密着す
るようになる。そこで、相互間の熱伝導が安定するため
成形された基板特性も安定する。また、スタンパ3と外
周リング8、スタンパ3と断熱板17、断熱板17と平
面板18、平面板18と固定鏡面盤6のそれぞれの間で
部材の当たりがなくなり金型部材の傷つきを軽減でき
る。
【0089】図9ではスタンパ3の真空吸引の位置が基
板を形成するキャビティより外側のため成形された基板
に真空吸引によって生じるスタンパの変形の影響が現れ
ない。ここでは、キャビティより外側にスタンパ3の真
空吸引の位置を持ってきたが、もちろん、成形基板のデ
ータ領域より外側であれば問題ない。
【0090】断熱板17は他の金型部材と熱膨張量が異
なる場合が多い。しかし、図9に示す真空吸引による断
熱板17の固定方法では断熱板17は径方向に自由に動
け、かつ、外周で外周リング8と隙間があって接触して
いないため破損するおそれもない。
【0091】真空吸引通路Cが通っている固定鏡面盤6
と断熱板17の表面にはそれぞれの孔の上に環状の溝を
設けることが望ましい。これにより真空吸引により固定
する力が溝の面積に比例して増大する。
【0092】さらに、真空吸引通路Cの真空源が複数で
あってもよい。この場合は、1つの真空源が故障しても
吸引する力が弱くなるだけで吸引された部材が外れるお
それがない。
【0093】また、断熱板17と外周リング8との接触
面にゴム等の緩衝剤を設けることが望ましい。これは、
接触面での断熱板17の摩耗を低減するためである。
【0094】(実施の形態10)本実施の形態10に用
いる光ディスク用金型の構成は、従来の図14に対して
固定金型1の一部を図10に示すようにしたものであ
る。断熱板17の内径と固定鏡面盤6に設けられた孔の
外径はスタンパ3の内径より小さく、断熱板17の内周
部でスタンパ3側の面をスタンパホルダー5で係止す
る。スタンパホルダー5はネジで固定側基盤7に固定す
る。
【0095】固定鏡面盤6と断熱板17には互いの部材
で繋がっている複数の真空吸引通路Cがキャビティより
外側に環状に設けられていてスタンパ3を真空吸引す
る。
【0096】この構成で、スタンパ3と断熱板17とが
確実に固定鏡面盤6と密着する。そこで、スタンパ3と
断熱板17と固定鏡面盤6との間の熱伝導が安定するた
め成形された基板特性も安定する。また、スタンパ3と
外周リング8、スタンパ3と断熱板17、断熱板17と
固定鏡面盤6のそれぞれの間で部材の当たりがなくなり
金型部材の傷つきを軽減できる。
【0097】図10ではスタンパ3の真空吸引の位置が
基板を形成するキャビティより外側のため成形された基
板に真空吸引によって生じるスタンパの変形の影響が現
れない。ここでは、キャビティより外側にスタンパ3の
真空吸引の位置を持ってきたが、もちろん、成形基板の
データ領域より外側であれば問題ない。
【0098】断熱板17は他の金型部材と熱膨張量が異
なる場合が多い。しかし、図10に示す真空吸引による
断熱板17の固定方法では断熱板17は径方向に自由に
動け、かつ、外周で外周リング8と隙間があって接触し
ていないため破損するおそれもない。
【0099】真空吸引通路Cが通っている固定鏡面盤6
と断熱板17の表面にはそれぞれの孔の上に環状の溝を
設けることが望ましい。これにより真空吸引により固定
する力が溝の面積に比例して増大する。
【0100】さらに、真空吸引通路Cの真空源が複数で
あってもよい。この場合は、1つの真空源が故障しても
吸引する力が弱くなるだけで吸引された部材が外れるお
それがない。
【0101】また、断熱板17とスタンパホルダー5と
の接触面にゴム等の緩衝剤を設けることが望ましい。こ
れは、接触面での断熱板17の摩耗を低減するためであ
る。
【0102】(実施の形態11)本実施の形態11に用
いる光ディスク用金型の構成は、前記実施の形態10に
対して図11のように断熱板17と固定鏡面盤6との間
に平面板18を介在させている点が異なる。この平面板
18は金型部材作製の最後に厚みを調整するために設け
たものである。前記実施の形態10における固定鏡面盤
6は、ここでは固定鏡面盤6と平面板18になってい
る。スタンパ3の内径と断熱板17の内径と平面板18
の内径が順に小さくなるように構成されており、これに
対応するようにスタンパホルダー5には段がある。この
スタンパホルダー5を固定側基盤7にネジ等によって固
定することで、スタンパホルダー5の段の部分で断熱板
17と平面板18の固定を行っている。
【0103】固定鏡面盤6と断熱板17と平面板18に
は繋がっている複数の真空吸引通路Cがキャビティより
外側に環状に設けられていてスタンパ3を真空吸引す
る。
【0104】この構成で、スタンパ3と断熱板17と平
面板18と固定鏡面盤6とが確実に密着する。そこで、
スタンパ3と断熱板17と平面板18と固定鏡面盤6の
間の熱伝導が安定するため成形された基板特性も安定す
る。また、スタンパ3と外周リング8、スタンパ3と断
熱板17、断熱板17と平面板18、平面板18と固定
鏡面盤6のそれぞれの間で部材の当たりがなくなり金型
部材の傷つきを軽減できる。
【0105】図11ではスタンパ3の真空吸引の位置が
基板を形成するキャビティより外側のため成形された基
板に真空吸引によって生じるスタンパの変形の影響が現
れない。ここでは、キャビティより外側にスタンパ3の
真空吸引の位置を持ってきたが、もちろん、成形基板の
データ領域より外側であれば問題ない。
【0106】断熱板17は他の金型部材と熱膨張量が異
なる場合が多い。しかし、図11に示す真空吸引による
断熱板17の固定方法では断熱板17は径方向に自由に
動け、かつ、外周で外周リング8と隙間があって接触し
ていないため破損するおそれもない。
【0107】真空吸引通路Cが通っている固定鏡面盤6
と断熱板17の表面にはそれぞれの孔の上に環状の溝を
設けることが望ましい。これにより真空吸引により固定
する力が溝の面積に比例して増大する。
【0108】さらに、真空吸引通路Cの真空源が複数で
あってもよい。この場合は、1つの真空源が故障しても
吸引する力が弱くなるだけで吸引された部材が外れるお
それがない。
【0109】また、断熱板17とスタンパホルダー5と
の接触面にゴム等の緩衝剤を設けることが望ましい。こ
れは、接触面での断熱板17の摩耗を低減するためであ
る。
【0110】(実施の形態12)本実施の形態12は前
記実施の形態9と実施の形態11とを組み合わせたもの
で、図12に示すようにスタンパ3、断熱板17、平面
板18の内径がこの順に小さくなり、外径がこの順に大
きくなっている。そして、段を設けたスタンパホルダー
5を固定側基盤7にネジ等で固定することでスタンパ3
だけでなく断熱板17と平面板18の上面を固定鏡面盤
6に係止する。また、段を設けた外周リング8で断熱板
17と平面板18の上面を固定鏡面盤6に係止する。さ
らに断熱板17、平面板18、固定鏡面盤6には繋がっ
ている複数の真空吸引通路Cがキャビティより外側に環
状に設けられていてスタンパ3を真空吸引する。
【0111】この構成で、スタンパ3と断熱板17と平
面板18と固定鏡面盤6とが確実に密着する。そこで、
スタンパ3と断熱板17と平面板18と固定鏡面盤6と
の間の熱伝導が安定するため成形された基板特性も安定
する。また、スタンパ3と外周リング8、スタンパ3と
断熱板17、断熱板17と平面板18、平面板18と固
定鏡面盤6のそれぞれの間で部材の当たりがなくなり金
型部材の傷つきを軽減できる。
【0112】図12ではスタンパ3の真空吸引の位置が
基板を形成するキャビティより外側のため成形された基
板に真空吸引によって生じるスタンパの変形の影響が現
れない。ここでは、キャビティより外側にスタンパ3の
真空吸引の位置を持ってきたが、もちろん、成形基板の
データ領域より外側であれば問題ない。
【0113】断熱板17は他の金型部材と熱膨張量が異
なる場合が多い。しかし、図12に示す真空吸引による
断熱板17の固定方法では断熱板17は径方向に自由に
動け、かつ、外周で外周リング8と隙間があって接触し
ていないため破損するおそれもない。
【0114】真空吸引通路Cが通っている固定鏡面盤6
と断熱板17の表面にはそれぞれの孔の上に環状の溝を
設けることが望ましい。これにより真空吸引により固定
する力が溝の面積に比例して増大する。
【0115】さらに、真空吸引通路Cの真空源が複数で
あってもよい。この場合は、1つの真空源が故障しても
吸引する力が弱くなるだけで吸引された部材が外れるお
それがない。
【0116】また、断熱板17とスタンパホルダー5と
の接触面にゴム等の緩衝剤を設けることが望ましい。こ
れは、接触面での断熱板17の摩耗を低減するためであ
る。
【0117】
【発明の効果】本発明により、断熱板が他の部材と安定
に密着して固定される。この結果、金型の部材間での熱
伝達が安定するため基板の特性が安定する。また、金型
部材の摩耗等による傷つきも軽減される。さらに断熱板
の熱膨張量が他の金型部材と異なっていても互いに大き
な力がかからない構造であるため破損するおそれがな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に用いる金型の部分構成
を示す断面図。
【図2】本発明の実施の形態2に用いる金型の部分構成
を示す断面図。
【図3】本発明の実施の形態3に用いる金型の部分構成
を示す断面図。
【図4】本発明の実施の形態4に用いる金型の部分構成
を示す断面図。
【図5】本発明の実施の形態5に用いる金型の部分構成
を示す断面図。
【図6】本発明の実施の形態6に用いる金型の部分構成
を示す断面図。
【図7】本発明の実施の形態7に用いる金型の部分構成
を示す断面図。
【図8】本発明の実施の形態8に用いる金型の部分構成
を示す断面図。
【図9】本発明の実施の形態9に用いる金型の部分構成
を示す断面図。
【図10】本発明の実施の形態10に用いる金型の部分
構成を示す断面図。
【図11】本発明の実施の形態11に用いる金型の部分
構成を示す断面図。
【図12】本発明の実施の形態12に用いる金型の部分
構成を示す断面図。
【図13】従来の成形機構造を示す断面図。
【図14】従来の金型構造を示す断面図。
【図15】従来の金型の部分構造を示す断面図。
【符号の説明】
1 固定金型 2 可動金型 3 スタンパ 4 スプルブッシュ 5 スタンパホルダー 6 固定鏡面盤 7 固定側基盤 8 外周リング 9 固定側突き当てリング 10 可動側突き当てリング 11 エジェクトピン 12 カットパンチ 13 エジェクタスリーブ 14 可動側固定ブッシュ 15 可動側鏡面盤 16 可動側基盤 17 断熱材、断熱板 18 平面板 19 環状部材 20 断熱板外周ホルダー 101 土台 102 射出系 103 型締系 104 ミニホッパ 105 スクリュ 106 ヒータ 107 射出ピストン 108 大プレート 109 固定金型 110 可動金型 111 キャビティ 112 タイバー 113 型締ピストン

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも一方に凹凸を形成したスタン
    パを装着して嵌合する一対の金型を閉じ、前記金型間に
    形成されるキャビティに溶融樹脂を流入し冷却固化後に
    金型の外に取り出す光ディスク基板の製造方法におい
    て、 前記スタンパの裏面と温調水路を設けた鏡面部材との間
    に、1枚以上の環状部材を厚さ方向に介在させ、 少なくとも前記スタンパを真空吸引して前記スタンパと
    前記環状部材とを前記鏡面部材に取り付けることを特徴
    とする光ディスク基板の製造方法。
  2. 【請求項2】 少なくとも一方に凹凸を形成したスタン
    パを装着して嵌合する一対の金型を閉じ、前記金型間に
    形成されるキャビティに溶融樹脂を流入し冷却固化後に
    金型の外に取り出す光ディスク基板の製造方法におい
    て、 前記スタンパの裏面と温調水路を設けた鏡面部材との間
    に、1枚以上の環状部材を厚さ方向に介在させ、 少なくとも前記スタンパと前記スタンパと隣接する側の
    前記環状部材とを真空吸引して前記鏡面部材に取り付け
    ることを特徴とする光ディスク基板の製造方法。
  3. 【請求項3】 データ領域以外の内周または外周を真空
    吸引する請求項1または2に記載の光ディスク基板の製
    造方法。
  4. 【請求項4】 複数設けた真空吸引経路は独立にする請
    求項1または2に記載の光ディスク基板の製造方法。
  5. 【請求項5】 少なくとも異なる部材を真空吸引する経
    路は独立にする請求項2に記載の光ディスク基板の製造
    方法。
  6. 【請求項6】 少なくとも一方に凹凸を形成したスタン
    パを装着して嵌合する一対の金型を閉じ、前記金型間に
    形成されるキャビティに溶融樹脂を流入し冷却固化後に
    金型の外に取り出す光ディスク基板の製造方法におい
    て、 前記スタンパの裏面と温調水路を設けた鏡面部材との間
    に、前記スタンパより外径の小さい第1の環状部材と、 第1の環状部材の外側に嵌合する第2の環状部材とを介
    在させ、 少なくとも前記スタンパを第2の環状部材から真空吸引
    して前記スタンパと第1の環状部材とを前記鏡面部材に
    取り付けることを特徴とする光ディスク基板の製造方
    法。
  7. 【請求項7】 少なくとも一方に凹凸を形成したスタン
    パを装着して嵌合する一対の金型を閉じ、前記金型間に
    形成されるキャビティに溶融樹脂を流入し冷却固化後に
    金型の外に取り出す光ディスク基板の製造方法におい
    て、 前記スタンパの裏面と温調水路を設けた鏡面部材との間
    に、前記スタンパより外径の大きい環状部材を少なくと
    も1枚以上厚さ方向に介在させ、 前記環状部材を機械的に前記鏡面部材に押しつけて取り
    付け、 前記スタンパを真空吸引することを特徴とする光ディス
    ク基板の製造方法。
  8. 【請求項8】 複数の環状部材がある場合に全て略同等
    の外径とし、鏡面部材から最も遠い環状部材のみを前記
    鏡面部材と厚さ方向のみを固定する請求項7に記載の光
    ディスク基板の製造方法。
  9. 【請求項9】 複数の環状部材がある場合に、鏡面部材
    から遠い部材ほど外径を小さくし、全ての前記環状部材
    を鏡面部材と厚さ方向のみを固定する請求項7に記載の
    光ディスク基板の製造方法。
  10. 【請求項10】 少なくとも一方に凹凸を形成したスタ
    ンパを装着して嵌合する一対の金型を閉じ、前記金型間
    に形成されるキャビティに溶融樹脂を流入し冷却固化後
    に金型の外に取り出す光ディスク基板の製造方法におい
    て、 前記スタンパの裏面と温調水路を設けた鏡面部材との間
    に、前記スタンパより内径の小さい環状部材を少なくと
    も1枚以上厚さ方向に介在させ、 少なくとも前記スタンパと隣接する側の前記環状部材を
    機械的に前記鏡面部材に押しつけて取り付け、 前記スタンパを真空吸引することを特徴とする光ディス
    ク基板の製造方法。
  11. 【請求項11】 複数の環状部材がある場合に全て略同
    等の内径とし、鏡面部材から最も遠い環状部材のみを前
    記鏡面部材と厚さ方向のみを固定する請求項10に記載
    の光ディスク基板の製造方法。
  12. 【請求項12】 複数の環状部材を備え、鏡面部材から
    遠い部材ほど内径を大きくし、全ての前記環状部材を鏡
    面部材と厚さ方向のみを固定する請求項10に記載の光
    ディスク基板の製造方法。
  13. 【請求項13】 環状部材を鏡面部材に固定する部材と
    前記環状部材との間に緩衝材を設けた請求項7または1
    0記載の光ディスク基板の製造方法。
  14. 【請求項14】 少なくとも一方に凹凸を形成したスタ
    ンパを装着して嵌合する一対の光ディスク用金型におい
    て、 温調水路と真空吸引通路とを有する鏡面部材と、 前記鏡面部材と前記スタンパとの間に、前記鏡面部材の
    真空吸引通路と繋がり前記スタンパを真空吸引するため
    の通路を有する少なくとも1枚の環状部材を備えたこと
    を特徴とする光ディスク用金型。
  15. 【請求項15】 少なくとも一方に凹凸を形成したスタ
    ンパを装着して嵌合する一対の光ディスク用金型におい
    て、 温調水路と真空吸引通路とを有する鏡面部材と、 前記鏡面部材と前記スタンパとの間に、環状部材を少な
    くとも1つ厚さ方向に備え、前記環状部材のうちの少な
    くとも1つに前記鏡面部材の真空吸引通路の一部と繋が
    った通路を備え、 前記スタンパと前記環状部材の1つ以上とを真空吸引す
    る通路を備えたことを特徴とする光ディスク用金型。
  16. 【請求項16】 少なくとも一方に凹凸を形成したスタ
    ンパを装着して嵌合する一対の光ディスク用金型におい
    て、 温調水路と真空吸引通路とを有する鏡面部材と、 前記鏡面部材と前記スタンパとの間に、外径が前記スタ
    ンパより小さい第1の環状部材と、第1の環状部材の外
    側に前記鏡面部材の真空吸引通路と繋がった通路を有す
    る第2の環状部材とを備え、 前記スタンパを真空吸引する通路を備えたことを特徴と
    する光ディスク用金型。
  17. 【請求項17】 少なくとも一方に凹凸を形成したスタ
    ンパを装着して嵌合する一対の光ディスク用金型におい
    て、 温調水路と真空吸引通路とを有する鏡面部材と、 前記鏡面部材と前記スタンパとの間に、外径が前記スタ
    ンパより小さい第1の環状部材と、 第1の環状部材の外側に前記鏡面部材の真空吸引通路と
    一部が繋がった通路を有する第2の環状部材とを備え、 前記スタンパと第1の環状部材を真空吸引する通路を備
    えたことを特徴とする光ディスク用金型。
  18. 【請求項18】 少なくとも一方に凹凸を形成したスタ
    ンパを装着して嵌合する一対の光ディスク用金型におい
    て、 温調水路と真空吸引通路とを有する鏡面部材と、 前記鏡面部材と前記スタンパとの間に、外径が前記スタ
    ンパの外径より大きく前記鏡面部材の真空吸引通路と繋
    がった通路を有する環状部材を少なくとも1つ厚さ方向
    に備え、 前記環状部材の外周面を係止する部材で前記鏡面部材に
    固定すると共に前記環状部材の通路から前記スタンパを
    真空吸引する通路を備えたことを特徴とする光ディスク
    用金型。
  19. 【請求項19】 第1の環状部材の外周面を係止する部
    材として内終端に段を設けた、スタンパの外周押さえを
    用いる請求項18に記載の光ディスク用金型。
  20. 【請求項20】 少なくとも一方に凹凸を形成したスタ
    ンパを装着して嵌合する一対の光ディスク用金型におい
    て、 温調水路と真空吸引通路とを有する鏡面部材と、 前記鏡面部材と前記スタンパとの間に、内径が前記スタ
    ンパの内径より小さく前記鏡面部材の真空吸引通路と繋
    がった通路を有する環状部材を少なくとも1つ厚さ方向
    に備え、 前記環状部材の内周面を外周端に段を設けたスタンパ押
    さえで前記鏡面部材に係止すると共に前記環状部材の通
    路から前記スタンパを真空吸引する通路を備えたことを
    特徴とする光ディスク用金型。
  21. 【請求項21】 前記環状部材を係止する箇所に緩衝剤
    を介する請求項18または20に記載の光ディスク用金
    型。
  22. 【請求項22】 前記環状部材または第1の環状部材の
    熱伝導率を20W/m・K以下とする請求項14〜1
    8、20のいずれかに記載の光ディスク用金型。
  23. 【請求項23】 前記環状部材または第1の環状部材の
    熱膨張率が隣接する部材の熱膨張率と異なる請求項14
    〜18、20のいずれかに記載の光ディスク用金型。
JP2001400420A 2001-12-28 2001-12-28 光ディスク基板の製造方法および光ディスク用金型 Pending JP2003200466A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001400420A JP2003200466A (ja) 2001-12-28 2001-12-28 光ディスク基板の製造方法および光ディスク用金型

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001400420A JP2003200466A (ja) 2001-12-28 2001-12-28 光ディスク基板の製造方法および光ディスク用金型

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003200466A true JP2003200466A (ja) 2003-07-15

Family

ID=27639865

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001400420A Pending JP2003200466A (ja) 2001-12-28 2001-12-28 光ディスク基板の製造方法および光ディスク用金型

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003200466A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007083402A (ja) * 2005-09-20 2007-04-05 Meiki Co Ltd プレス装置およびプレス成形方法
JP2010188658A (ja) * 2009-02-19 2010-09-02 Toshiba Corp スタンパの成形方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007083402A (ja) * 2005-09-20 2007-04-05 Meiki Co Ltd プレス装置およびプレス成形方法
JP2010188658A (ja) * 2009-02-19 2010-09-02 Toshiba Corp スタンパの成形方法
JP4568366B2 (ja) * 2009-02-19 2010-10-27 株式会社東芝 スタンパの成形方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0610002B1 (en) Mold for injection molding of thermoplastic resin
US6422857B2 (en) Injection gate insulating and cooling apparatus
JP2824486B2 (ja) 光ディスク等用成型装置
JP3002418B2 (ja) 光ディスク成形用金型装置
JP2003200466A (ja) 光ディスク基板の製造方法および光ディスク用金型
JPS60245529A (ja) コンパクトデイスク或はビデオデイスク等の円盤状記録媒体成形用金型
JP2001079889A (ja) 成形金型
JP3992546B2 (ja) 射出成形装置および射出成形方法
JP3550461B2 (ja) プラスチック成形方法並びに光ディスクの製造方法
WO2005084910A1 (ja) ディスク成形用金型、調整部材及びディスク基板の成形方法
JP2000343562A (ja) 光記録ディスクの成形金型
JP3592246B2 (ja) 光ディスク基板の製造方法
JP2004167979A (ja) 基板成形用金型装置およびスタンパ
JPS62208916A (ja) 精密成形品の成形方法および装置
JP2003291178A (ja) 成形用金型装置
JP2004106493A (ja) プラスチック成形品の成形方法及びプラスチック成形用金型
JP2003200460A (ja) 光ディスク用金型
JPH09207176A (ja) 射出圧縮成形用の金型組立体及び射出圧縮成形方法
JP2002331551A (ja) 光ディスク射出成形用金型
JP2002018903A (ja) 極薄肉円盤成形用の金型およびスタンパ
JPH11291292A (ja) 成形金型
JP2000048416A (ja) 光ディスク基板成形用金型
JP2010064406A (ja) 射出成形金型および射出成形金型の外周スタンパホルダ
JP2000158502A (ja) 射出成形用の金型及びディスク基板の製造方法
JP2004199761A (ja) 光ディスク基板の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041027

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060216

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060418

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060517

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070123