JP2003200460A - 光ディスク用金型 - Google Patents

光ディスク用金型

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JP2003200460A
JP2003200460A JP2001400419A JP2001400419A JP2003200460A JP 2003200460 A JP2003200460 A JP 2003200460A JP 2001400419 A JP2001400419 A JP 2001400419A JP 2001400419 A JP2001400419 A JP 2001400419A JP 2003200460 A JP2003200460 A JP 2003200460A
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stamper
insulating plate
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Kazuo Inoue
和夫 井上
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】断熱材の厚みの精度が加工容易で安価となり、
かつ、スタンパの仕様や成形条件に対応して適正な厚さ
の断熱板に交換が容易な光ディスク用金型を提供する。 【解決手段】キャビティ面の温度制御用の温調回路を設
けた鏡面部材6を備え、少なくとも一方に凹凸を有した
スタンパ3を装着して嵌合する一対の光ディスク用金型
において、スタンパ3と鏡面部材6との間に断熱板を含
む2枚以上の環状部材を厚さ方向に重ねて設ける。環状
部材は少なくとも断熱板18と厚み調整板19であり、
断熱板18の厚さに応じて予め準備した厚み調整板19
と交換することで調整が容易である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はスタンパに形成した
凹凸を転写させる光ディスク用金型に関する。
【0002】
【従来の技術】光ディスクの基板は熱可塑性樹脂を射出
成形して作っている。金型は大きくは一対の嵌合する部
材からなり、嵌合した部材間で形成されるキャビティに
溶融樹脂を充填し、冷却固化後、金型から取り出す。図
6に示す射出成形機の断面図を用いて光ディスク基板の
成形方法を説明する。図6において、101は射出成形
機の基台であり、射出系102と型締系103とを載せ
ている。射出系102には乾燥した樹脂を一旦貯めるミ
ニホッパ104があり、ここからスクリュ105にペレ
ット状の樹脂が供給される。スクリュ105の周囲には
ヒータ106があり、この熱で樹脂は溶融し、スクリュ
105が回転することで樹脂を混練しながら、スクリュ
105を後退して計量する。スクリュ105の根元には
射出ピストン107があり、計量した溶融樹脂を射出す
る。
【0003】従来の光ディスク基板に用いられるスクリ
ュ105はインラインスクリュで、計量と射出を同一ス
クリュで行っている。これは、樹脂のヤケ等を防止する
ためである。型締系103は2枚の大プレート108に
一対の嵌合する金型がボルトで取り付けられる。一方が
固定金型109であり、他方が可動金型110である。
この固定金型109と可動金型110とが閉じた状態で
両者の間にできるキャビティ111に溶融樹脂が充填さ
れる。この型締系103にはタイバー112があり、大
プレート108が平行に向き合ったまま可動側が移動す
るようにしている。直圧方式では可動側の大プレート1
08を型締ピストン113で押す。溶融樹脂は金型内で
型締圧をかけたまま冷却固化した後、取り出し機(図示
せず)で金型の外に取り出す。
【0004】図7に金型の断面図を示す。金型は上記の
ように固定金型1と可動金型2の1対から構成される。
ここでは、情報の凹凸を形成したスタンパ3を固定金型
1に装着する場合を示す。固定金型1には溶融樹脂が流
入するスプル部をもつスプルブッシュ4がある。スプル
ブッシュ4の周りにはスタンパホルダー5があり、スタ
ンパ3の内側を保持し、固定側鏡面盤6に装着する。固
定側鏡面盤6は固定側基盤7に取り付けられている。固
定側鏡面盤6の外側にはディスクの外周を規定する外周
リング8がある。外周リング8の外側の固定金型1の最
外周には固定側突き当てリング9があり、可動側突き当
てリング10と嵌合し突き当たることで位置出しを行
う。可動金型2は、内側から、エジェクタピン11、カ
ットパンチ12、エジェクタスリーブ13、可動側固定
ブッシュ14、可動側鏡面盤15がある。固定金型1と
可動金型2とが嵌合する際には、可動側鏡面盤15と可
動側突き当てリング10の間に外周リング8を介在させ
る。可動側鏡面盤15と可動側突き当てリング10とは
可動側基盤16に取り付けられている。キャビティ17
は固定金型1と可動金型2とが閉じた際にできる金型内
の空間であり、溶融樹脂がスプルブッシュ4から流れ込
んで固化後に基板となる。カットパンチ12は突き出し
て基板に内孔を形成する。エジェクタピン11とエジェ
クタスリーブ13は基板を金型から取り出す際に、それ
ぞれ、コールドスラグ部と成形基板部を突き出す。ま
た、基板を取り出す際は、固定金型1ではスプルブッシ
ュ4とスタンパホルダー5との間から、可動金型2では
可動側固定ブッシュ14と可動鏡面盤15との間から、
それぞれ、エアを吹き出す。
【0005】ここで、図7の固定側金型1で、キャビテ
ィ17近傍の構造が図8に示すようにスタンパ3と固定
鏡面盤6との間に断熱材18を設けることで、金型内に
充填された樹脂が急速に冷やされないようにして基板へ
のスタンパ3の凹凸の転写を向上させることが特開平7
−100866号公報に開示されている。この特開平7
−100866号公報では、断熱材18はスタンパ3と
鏡面盤との間に挟んだ構造が開示されている。
【0006】また、特開平6−198682号公報では
金型のキャビティを形成する面に熱伝導率の低いポリイ
ミド等の樹脂を設けることが開示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の図8のような金
型構造では、部材間の隙間精度の関係から断熱板の厚み
精度が必要とされる。しかし、セラミック等、一般に金
属でない材料からなる断熱板をミクロンオーダーで加工
することは難しく高価であった。また、スタンパ上に形
成されたピットや溝の寸法によって金型温度等の成形条
件は変える必要があり、この成形条件に対応して適正な
熱挙動をとる金型とするための断熱板の厚さは異なる
が、従来の金型構造では断熱板の厚さを変えるためには
鏡面盤を変える必要があり容易ではなかった。
【0008】本発明は、前記従来の問題を解決するた
め、断熱材の厚みの精度が加工容易な範囲のものとな
り、かつ、スタンパの仕様や成形条件に対応して適正な
厚さの断熱板に交換が容易な光ディスク用金型を提供す
ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の光ディスク用金型は、キャビティ面の温度制
御用の温調回路を設けた鏡面部材を備え、少なくとも一
方に凹凸を有したスタンパを装着して嵌合する一対の光
ディスク用金型において、前記スタンパと前記鏡面部材
との間に2枚以上の環状部材を厚さ方向に重ねて配置し
たことを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明においては、前記環状部材
のうちの1枚が他の部材より低熱伝導であるのが好まし
い。このようにすると、キャビティに流入した溶融樹脂
の冷却が遅くなって、スタンパと接している面の温度が
高く、かつ、この高温である時間が長くなるため、金型
温度を低くでき、光ディスク性能を向上できる。
【0011】また、前記環状部材のうち少なくとも1枚
の径方向の厚みを異ならせてもよい。このようにする
と、キャビティー内の樹脂の温度を均一化でき、光ディ
スク性能を向上できる。
【0012】また、低熱伝導の前記環状部材の厚みを内
径側で薄く外径側で厚してもよい。このようにすると、
金型のキャビティ内に流入した溶融樹脂は内周から外周
に流れるにつれて冷却されるが、外周にいくほど断熱板
の厚さが厚く冷えにくくでき、キャビティ内の樹脂の温
度をさらに均一化できる。
【0013】また、低熱伝導の環状部材の熱伝導率が2
0W/mK以下であると、さらに金型温度を低くでき、
光ディスク性能を向上できる。
【0014】また、前記環状部材のうち1枚は前記スタ
ンパから前記鏡面部材までの距離を調整する厚みの部材
にすると、他方の環状部材の厚さに応じて予め準備した
厚み調整板と交換することで、全体の厚み調整が容易と
なる。
【0015】また、前記環状部材のうちスタンパと隣接
する部材の面を研磨加工すると、他方の環状部材の表面
粗さが粗い場合であっても、成形した基板の信号面側に
スタンパを通して粗面が転写されにくくなり、信号のノ
イズを取り除くことができる。
【0016】また、前記環状部材のうちの1枚は成形さ
れた基板の厚みが一様になるように調整した厚みの部材
とすることにより、成形基板の厚さを平坦にできる。
【0017】また、前記環状部材のうちの1枚が他の部
材より低熱伝導であり、他の1枚が前記スタンパから前
記鏡面部材までの距離を調整する厚みの部材であり、前
記2つの環状部材が対で交換が可能であることにより、
低熱伝導の環状部材の厚みを変えたい場合も、環状部材
全体の厚さを変えずに交換できる。
【0018】本発明に実施の形態について、以下に図を
用いて具体的に説明する。
【0019】(実施の形態1)本実施の形態1に用いる
光ディスク用金型の構成は、従来の図7に対して固定金
型1の一部を図1に示すようにしたものである。これは
従来の構成図8ではスタンパ3と固定鏡面盤6との間に
環状の断熱板18を設けているだけなのに対して、図1
では断熱板18と固定鏡面盤6の間に環状の厚み調整板
19を設けている。従来の構成では断熱板18の厚みを
変えたい場合は固定鏡面盤6も新しいものと交換する必
要があるが、本発明の実施の形態1では断熱板18の厚
さに応じて予め準備した厚み調整板19と交換すること
で調整が容易である。
【0020】また、断熱板18の厚さの加工精度を上げ
なくとも断熱板18の厚さに応じて厚み調整板19でス
タンパ3から固定鏡面盤6までの距離を精度良く合せこ
むことができる。断熱板18には他の金型部材を構成し
ている金属とは異なりガラスや熱硬化性樹脂などが良
い。成形すべき光ディスクの大きさが、例えば直径12
0mm、厚さ1.2mmの場合、断熱板18の厚さは
0.3〜5mmの範囲が好ましい。断熱板18は、加工
のしやすさや精度は金属より劣る。しかし、厚さ調整板
19に金属を用いることで加工のしやすさと精度は向上
する。厚さ調整板19の厚みは1〜10mmの範囲が好
ましい。この厚さ調整板19は錆の防止のためにはステ
ンレス系の金属が良い。この構成にすることで断熱板1
8の加工時の破損を防止すると共に安価に加工ができ
る。
【0021】さらに、断熱板18と厚さ調整板19との
組合せを予め複数準備することで、光ディスク基板の要
求特性に適った断熱板18の厚さ選択ができるため光デ
ィスクの性能が良くなる。
【0022】断熱板18のない構成の金型と比べて固定
鏡面盤6の温調回路を流している水の温度(以下、金型
温度と呼ぶ)が10K以上低くてもスタンパ3上の凹凸
が転写できるかを検討した結果、断熱板18の熱伝導率
は20W/mK以下、好ましくは10W/mK以下であ
った。金型温度が低くても転写するのは断熱板18によ
ってキャビティ17に流入した溶融樹脂の冷却が遅くな
って、スタンパ3と接している面の温度が高く、かつ、
この高温である時間が長くなるためである。
【0023】(実施の形態2)本実施の形態2における
光ディスク用金型の一部構成を図2に示す。スタンパ3
と固定鏡面盤6との間に断熱板18と厚み調整板19を
設けることは実施の形態1と同様であるが、断熱板18
と厚み調整板19との位置が反転している。
【0024】この構成の場合は、実施の形態1では断熱
板18の表面粗さが粗い場合に成形した基板の信号面側
にスタンパ3を通して転写されて信号のノイズが上がる
おそれがあるのに対して、厚さ調整板19のスタンパ3
側の面を研磨加工できる材質にすることで取り除くこと
ができる。また、厚さ調整板19の表面に傷がついても
交換が容易である。
【0025】もちろん、実施の形態1と同様に、断熱板
18によって金型温度を低くしても転写するし、断熱板
18と厚さ調整板19との組み合わせで断熱板18の厚
さは任意に選択できるし、断熱板18には加工精度を必
要としないため断熱板18が歩留まり良く安価に作製で
きる。さらに、光ディスク基板の要望に適った断熱板1
8の厚さ選択ができるため光ディスクの性能が良くな
る。
【0026】(実施の形態3)本実施の形態3における
光ディスク用金型の一部構成を図3に示す。スタンパ3
と固定鏡面盤6との間に断熱板18と厚み調整板19を
設けることは実施の形態1と同様であるが、図3にはス
タンパ3と断熱板18との間にさらに環状の平坦板20
を設けている。このようにすると、断熱板18により金
型温度を低くしても転写できる。また、断熱板18と厚
さ調整板19との組み合わせで断熱板18の厚さは任意
に選択できる。また、断熱板18には加工精度を必要と
しないため断熱板18が歩留まり良く安価に作製でき
る。さらに、光ディスク基板の要望に適った断熱板18
の厚さ選択ができるため光ディスクの性能が良くなる。
【0027】また、平坦板20のスタンパ3との接触面
の面粗さを低くすることで成形基板のノイズレベルを抑
制できる。
【0028】(実施の形態4)本実施の形態4における
光ディスク用金型の一部構成を図4に示す。図4では実
施の形態1と比べて断熱板18と厚さ調整板19の径方
向での厚さが異なり、外周ほど断熱板18は厚く厚さ調
整板19は薄くなっている。金型のキャビティ17内に
流入した溶融樹脂は内周から外周に流れるにつれて冷却
されるが、外周にいくほど断熱板18の厚さが厚く冷え
にくくなっており、キャビティ17内の樹脂の温度が均
一化する。
【0029】もちろん、断熱板18により金型温度を低
くしても転写できる。また、断熱板18と厚さ調整板1
9との組み合わせで断熱板18の厚さは任意に選択でき
る。また、断熱板18には加工精度を必要としないため
断熱板18が歩留まり良く安価に作製できる。さらに、
光ディスク基板の要望に適った断熱板18の厚さ選択が
できるため光ディスクの性能が良くなる。さらに、断熱
板18と厚さ調整板19とが厚さ方向で反対になってい
ても構わない。
【0030】(実施の形態5)本実施の形態5における
光ディスク用金型の一部構成を図5に示す。図5では誇
張しているが実施の形態1と比べて厚さ調整板19の径
方向での厚さが異なる。通常の成形基板では径方向に厚
さ分布を持つが、本発明の実施の形態5では基板の径方
向の厚さムラを抑制する方向に厚さ調整板19の厚さを
設けることで基板の厚さは平坦にできる。もちろん、断
熱板18により金型温度を低くしても転写できる。断熱
板18と厚さ調整板19との組み合わせで断熱板18の
厚さは任意に選択できる。また、断熱板18には加工精
度を必要としないため断熱板18が歩留まり良く安価に
作製できる。さらに、光ディスク基板の要望に適った断
熱板18の厚さ選択ができるため光ディスクの性能が良
くなる。さらに、断熱板18と厚さ調整板19とが厚さ
方向で反対になっていても構わない。
【0031】本実施の形態ではスタンパ3と固定鏡面盤
6との間の環状部材の数が2つまたは3つの場合を示し
たが、もちろん、4つ以上であっても構わない。
【0032】また、本実施の形態ではスタンパ3を固定
金型1の方に装着する場合について示したが、もちろ
ん、スタンパ3を可動金型2の方に装着する場合でも同
様に当てはまる。
【0033】また、本実施の形態では、少なくとも断熱
板と厚さ調整板とをスタンパと鏡面部材との間に介在さ
せる構成について説明したが、熱伝導率が略同等の複数
の部材を重ねることで、1つの部材の場合に比べて厚さ
方向の部材間の熱伝導が低下して、断熱板を介在させる
のと同様の効果がある。スタンパと鏡面部材との間に介
在させる枚数は好ましくは3枚以上である。
【0034】
【発明の効果】本発明により、断熱板を高精度に加工す
る必要がないため安価に作製できる。また、断熱板が容
易に交換可能であり、スタンパ仕様や成形条件に対応し
た適正な厚みの断熱板にできるため基板特性が向上す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に用いる金型の部分構成
を示す断面図。
【図2】本発明の実施の形態2に用いる金型の部分構成
を示す断面図。
【図3】本発明の実施の形態3に用いる金型の部分構成
を示す断面図。
【図4】本発明の実施の形態4に用いる金型の部分構成
を示す断面図。
【図5】本発明の実施の形態5に用いる金型の部分構成
を示す断面図。
【図6】従来の成形機構造を示す断面図。
【図7】従来の金型構造を示す断面図。
【図8】従来の金型の部分構成を示す断面図。
【符号の説明】
1 固定金型 2 可動金型 3 スタンパ 4 スプルブッシュ 5 スタンパホルダー 6 固定鏡面盤 7 固定側基盤 8 外周リング 9 固定側突き当てリング 10 可動側突き当てリング 11 エジェクトピン 12 カットパンチ 13 エジェクタスリーブ 14 可動側固定ブッシュ 15 可動側鏡面盤 16 可動側基盤 17 キャビティ 18 断熱板 19 厚さ調整板 20 平坦板 101 土台 102 射出系 103 型締系 104 ミニホッパ 105 スクリュ 106 ヒータ 107 射出ピストン 108 大プレート 109 固定金型 110 可動金型 111 キャビティ 112 タイバー 113 型締ピストン

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャビティ面の温度制御用の温調回路を
    設けた鏡面部材を備え、少なくとも一方に凹凸を有した
    スタンパを装着して嵌合する一対の光ディスク用金型に
    おいて、前記スタンパと前記鏡面部材との間に2枚以上
    の環状部材を厚さ方向に重ねて配置したことを特徴とす
    る光ディスク用金型。
  2. 【請求項2】 前記環状部材のうちの1枚が他の部材よ
    り低熱伝導である請求項1に記載の光ディスク用金型。
  3. 【請求項3】 前記環状部材のうち少なくとも1枚の径
    方向の厚みが異なる請求項2に記載の光ディスク用金
    型。
  4. 【請求項4】 低熱伝導の前記環状部材の厚みを内径側
    で薄く外径側で厚くする請求項3に記載の光ディスク用
    金型。
  5. 【請求項5】 低熱伝導の前記環状部材の熱伝導率が2
    0W/mK以下である請求項2または3に記載の光ディ
    スク用金型。
  6. 【請求項6】 前記環状部材のうち1枚は前記スタンパ
    から前記鏡面部材までの距離を調整する厚みの部材とす
    る請求項1〜3のいずれかに記載の光ディスク用金型。
  7. 【請求項7】 前記環状部材のうちスタンパと隣接する
    部材の面を研磨加工する請求項1〜3のいずれかに記載
    の光ディスク用金型。
  8. 【請求項8】 前記環状部材のうちの1枚は成形された
    基板の厚みが一様になるように調整した厚みの部材とす
    る請求項1〜3のいずれかに記載の光ディスク用金型。
  9. 【請求項9】 前記環状部材のうちの1枚が他の部材よ
    り低熱伝導であり、他の1枚が前記スタンパから前記鏡
    面部材までの距離を調整する厚みの部材であり、前記2
    枚の環状部材が対で交換が可能である請求項1に記載の
    光ディスク用金型。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014014954A (ja) * 2012-07-06 2014-01-30 Apic Yamada Corp 樹脂モールド装置

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