JP2003200414A - 混練装置 - Google Patents
混練装置Info
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- JP2003200414A JP2003200414A JP2001400714A JP2001400714A JP2003200414A JP 2003200414 A JP2003200414 A JP 2003200414A JP 2001400714 A JP2001400714 A JP 2001400714A JP 2001400714 A JP2001400714 A JP 2001400714A JP 2003200414 A JP2003200414 A JP 2003200414A
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- Preparation Of Clay, And Manufacture Of Mixtures Containing Clay Or Cement (AREA)
- Mixers Of The Rotary Stirring Type (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】貯留手段内の混練物残量を許容レベル内に維持
できるようにする。 【解決手段】貯留槽40を備えた混練装置が、該貯留槽
内の混練物残量を検出するための距離センサ43を備え
ている。
できるようにする。 【解決手段】貯留槽40を備えた混練装置が、該貯留槽
内の混練物残量を検出するための距離センサ43を備え
ている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、土木、建築分野
等で用いられる、セメントペースト(セメントミル
ク)、モルタル、コンクリート等のペースト状混練物を
製造する混練装置に関するもので、特に、混練物を一時
的に貯留する、貯留槽を有する混練装置に関するもので
ある。
等で用いられる、セメントペースト(セメントミル
ク)、モルタル、コンクリート等のペースト状混練物を
製造する混練装置に関するもので、特に、混練物を一時
的に貯留する、貯留槽を有する混練装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、地盤改良の工事などにおいて、セ
メントペースト(セメントミルク)、モルタル、コンク
リート等のペースト状混練物が用いられている。この混
練物は、パン型(たらい型ともいう)2槽式のグラウト
ミキサや連続混練装置を用いて製造されている。
メントペースト(セメントミルク)、モルタル、コンク
リート等のペースト状混練物が用いられている。この混
練物は、パン型(たらい型ともいう)2槽式のグラウト
ミキサや連続混練装置を用いて製造されている。
【0003】前記ミキサでは、上部の槽に各1バッチ分
ずつそれぞれ計算してある粉体、水及び薬剤を投入して
混練する。そして、一定時間混練した後、上部の槽の一
部を開口して混練物を下部の槽に移動させる。下部の槽
(貯留槽)では、材料分離が起こらないように攪拌しな
がら混練物を圧送装置へ供給し、注入等を行っている。
ずつそれぞれ計算してある粉体、水及び薬剤を投入して
混練する。そして、一定時間混練した後、上部の槽の一
部を開口して混練物を下部の槽に移動させる。下部の槽
(貯留槽)では、材料分離が起こらないように攪拌しな
がら混練物を圧送装置へ供給し、注入等を行っている。
【0004】又、連続混練装置は、原料投入口より移送
ケーシングに供給される被混練物を混練ケーシングに移
送する移送スクリュウと、該混練ケ−シングの導入部に
設置した着脱可能な流路制御板と、該混練ケーシング内
に設置され移送スクリュウと同軸の混練羽根とを備え、
前記ケーシング内で製造された混練物は、貯留槽を介し
て圧送装置に供給されている。をている。
ケーシングに供給される被混練物を混練ケーシングに移
送する移送スクリュウと、該混練ケ−シングの導入部に
設置した着脱可能な流路制御板と、該混練ケーシング内
に設置され移送スクリュウと同軸の混練羽根とを備え、
前記ケーシング内で製造された混練物は、貯留槽を介し
て圧送装置に供給されている。をている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来例では、前記ミキ
サや連続混練装置で混練した混練物は、一旦貯留槽に排
出され、その貯留槽から更に圧送装置に供給されてい
る。この貯留槽には、連続して混練物が排出されるが、
その排出量と圧送装置への供給量とのバランスが崩れる
と、貯留槽内の混練物残量が許容レベル外となる。
サや連続混練装置で混練した混練物は、一旦貯留槽に排
出され、その貯留槽から更に圧送装置に供給されてい
る。この貯留槽には、連続して混練物が排出されるが、
その排出量と圧送装置への供給量とのバランスが崩れる
と、貯留槽内の混練物残量が許容レベル外となる。
【0006】そのため、該残量が上限許容レベルを超え
た場合には、混練物が貯留槽から溢れ出てしまい、ま
た、逆に、下限許容レベル未満の場合には、混練物の圧
送装置への供給量が減少し、設計量の供給が困難とな
る。また、貯留槽の無い連続混練装置(特開平5−34
5121号公報)の場合は、混練している混練物の外
観、ゲルタイム、コンシステンシー、粘性度等の性状
を、注入等の作業中は確認することができない。
た場合には、混練物が貯留槽から溢れ出てしまい、ま
た、逆に、下限許容レベル未満の場合には、混練物の圧
送装置への供給量が減少し、設計量の供給が困難とな
る。また、貯留槽の無い連続混練装置(特開平5−34
5121号公報)の場合は、混練している混練物の外
観、ゲルタイム、コンシステンシー、粘性度等の性状
を、注入等の作業中は確認することができない。
【0007】この発明は、上記事情に鑑み、貯留手段の
混練物残量を許容レベル内に維持できるようにすること
を目的とする。
混練物残量を許容レベル内に維持できるようにすること
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、粉体と液状
物とを混合して混練物を製造する混練手段と、該混練手
段から供給される混練物を貯留させる貯留手段と、を備
えた混練装置において;前記貯留手段に混練物残量感知
手段が設けられていることを特徴とする。
物とを混合して混練物を製造する混練手段と、該混練手
段から供給される混練物を貯留させる貯留手段と、を備
えた混練装置において;前記貯留手段に混練物残量感知
手段が設けられていることを特徴とする。
【0009】この発明は、粉体と液状物と液状薬剤とを
混合して混練物を製造する混練手段と、該混練手段から
供給される混練物を貯留させる貯留手段と、を備えた混
練装置において;前記貯留手段に混練物残量感知手段が
設けられていることを特徴とする。
混合して混練物を製造する混練手段と、該混練手段から
供給される混練物を貯留させる貯留手段と、を備えた混
練装置において;前記貯留手段に混練物残量感知手段が
設けられていることを特徴とする。
【0010】混練物残量感知手段は、レベルセンサであ
ることを特徴とする。又、レベルセンサは、その検出出
力を混練装置のコンピュータに送出することを特徴とす
る。貯留手段は、連続混練装置の貯留槽、又は、パン型
ミキサのアジテータであることを特徴とする。
ることを特徴とする。又、レベルセンサは、その検出出
力を混練装置のコンピュータに送出することを特徴とす
る。貯留手段は、連続混練装置の貯留槽、又は、パン型
ミキサのアジテータであることを特徴とする。
【0011】この発明は、粉体を収容する粉体タンク
と、液状物を収容する液状物タンクと、前記各タンクか
ら供給される粉体、液状物を混練する混連手段と、該混
練手段から供給される混練物を貯留する貯留手段と、該
貯留手段に連結された圧送手段と、を備えた混練装置に
おいて;前記各タンクからの供給量の制御と、前記混練
手段及び圧送手段の制御と、を行う制御手段と、前記貯
留手段に設けられ、混練物残量を検出してその検出出力
を前記制御手段に送出するレベルセンサと、を備えてい
ることを特徴とする。
と、液状物を収容する液状物タンクと、前記各タンクか
ら供給される粉体、液状物を混練する混連手段と、該混
練手段から供給される混練物を貯留する貯留手段と、該
貯留手段に連結された圧送手段と、を備えた混練装置に
おいて;前記各タンクからの供給量の制御と、前記混練
手段及び圧送手段の制御と、を行う制御手段と、前記貯
留手段に設けられ、混練物残量を検出してその検出出力
を前記制御手段に送出するレベルセンサと、を備えてい
ることを特徴とする。
【0012】この発明は、粉体を収容する粉体タンク
と、液状物を収容する液状物タンクと、液状薬剤を収容
する液状薬剤タンクと、前記各タンクから供給される粉
体、液状物、液状薬剤を混練する混連手段と、該混練手
段から供給される混練物を貯留する貯留手段と、該貯留
手段に連結された圧送手段と、を備えた混練装置におい
て;前記各タンクからの供給量の制御と、前記混練手段
及び圧送手段の制御と、を行う制御手段と、前記貯留手
段に設けられ、混練物残量を検出してその検出出力を前
記制御手段に送出するレベルセンサと、を備えているこ
とを特徴とする。
と、液状物を収容する液状物タンクと、液状薬剤を収容
する液状薬剤タンクと、前記各タンクから供給される粉
体、液状物、液状薬剤を混練する混連手段と、該混練手
段から供給される混練物を貯留する貯留手段と、該貯留
手段に連結された圧送手段と、を備えた混練装置におい
て;前記各タンクからの供給量の制御と、前記混練手段
及び圧送手段の制御と、を行う制御手段と、前記貯留手
段に設けられ、混練物残量を検出してその検出出力を前
記制御手段に送出するレベルセンサと、を備えているこ
とを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明は、貯留手段の混練物残量
を検出し、その検出結果に基づいて混練装置を制御し、
前記混練物の残量を許容レベル内に維持するものであ
る。
を検出し、その検出結果に基づいて混練装置を制御し、
前記混練物の残量を許容レベル内に維持するものであ
る。
【0014】
【実施例】この発明の第1実施例を図1〜図4により説
明する。粉体タンク1には、粉体Fが収容されている。
この粉体Fとして、例えば、ポルトランドセメント、ア
ルミナセメント、コロイドセメント、超微粒子セメン
ト、フライアッシュセメント、高炉セメント、エコセメ
ント等のセメント、ポゾラン物質、スラグ粉末等の潜在
水硬牲物質、セメント系固化材、急硬剤やセメント膨張
剤等の粉体混和剤(材)、細骨材若しくはこれらの2種
以上の混合物等が用いられる。この粉体タンク1の下部
には、定量供給装置2が設けられている。この装置2
は、モータ2mにより駆動され、該タンク1内の粉体を
定量づづ竪型ミキサ10に供給する。
明する。粉体タンク1には、粉体Fが収容されている。
この粉体Fとして、例えば、ポルトランドセメント、ア
ルミナセメント、コロイドセメント、超微粒子セメン
ト、フライアッシュセメント、高炉セメント、エコセメ
ント等のセメント、ポゾラン物質、スラグ粉末等の潜在
水硬牲物質、セメント系固化材、急硬剤やセメント膨張
剤等の粉体混和剤(材)、細骨材若しくはこれらの2種
以上の混合物等が用いられる。この粉体タンク1の下部
には、定量供給装置2が設けられている。この装置2
は、モータ2mにより駆動され、該タンク1内の粉体を
定量づづ竪型ミキサ10に供給する。
【0015】粉体タンク1の出口1bは、竪型ミキサ1
0の上部入口10aに連続している。該ミキサ10は、
ケーシング本体11と、該ケーシング本体11と同心状
の回転軸12と、該回転軸12に固定された羽根13〜
15と、を備えている。前記回転軸12は、モータ10
mにより回転する。
0の上部入口10aに連続している。該ミキサ10は、
ケーシング本体11と、該ケーシング本体11と同心状
の回転軸12と、該回転軸12に固定された羽根13〜
15と、を備えている。前記回転軸12は、モータ10
mにより回転する。
【0016】ケーシング本体11の上部10Aは逆円錐
台状に形成され、該上部10Aには、片羽根13が収容
されている。この片羽根13は、上部10A内で回転
し、粉体タンク1から供給される粉体Fを均一に胴部1
1B内に落下させる。
台状に形成され、該上部10Aには、片羽根13が収容
されている。この片羽根13は、上部10A内で回転
し、粉体タンク1から供給される粉体Fを均一に胴部1
1B内に落下させる。
【0017】胴部11Bは、直筒状に形成され、該胴部
11Bには、攪拌羽根14が収容されている。 ケーシ
ング本体11の下部11Cは、前記胴部11Bより小径
の円筒状に形成され、該下部11Cの内面には、櫛歯状
の邪魔板11Dが設けられ、該邪魔板11Dの空間部に
対応するように、練り羽根15が配置されている。前記
下部11Cは、下部槽16に臨んでおり、該下部槽16
の上部には、出口16bが設けられている。
11Bには、攪拌羽根14が収容されている。 ケーシ
ング本体11の下部11Cは、前記胴部11Bより小径
の円筒状に形成され、該下部11Cの内面には、櫛歯状
の邪魔板11Dが設けられ、該邪魔板11Dの空間部に
対応するように、練り羽根15が配置されている。前記
下部11Cは、下部槽16に臨んでおり、該下部槽16
の上部には、出口16bが設けられている。
【0018】胴部11Bの下部側には、混合液入口18
が設けられている。この混合液入口18は、図3に示す
ように、接線方向で、かつ、上向きに傾斜している。こ
の傾斜角度θは、必要に応じて決定されるが、例えば、
傾斜角度θとして1度〜30度が選ばれる。
が設けられている。この混合液入口18は、図3に示す
ように、接線方向で、かつ、上向きに傾斜している。こ
の傾斜角度θは、必要に応じて決定されるが、例えば、
傾斜角度θとして1度〜30度が選ばれる。
【0019】液状物タンク20には、液状物W、即ち、
液体を含有し流動性を有するもの、が収容されている。
この液状物Wとして、例えば、水や溶液等の液体、懸濁
液、懸濁質、エマルジョン、ペースト等、が用いられ
る。この液状物タンク20の出口は、モータ21mの付
いたポンプ21の入口に接続され、該ポンプ21の出口
は第1パイプ23を介して混合液入口18に連結されて
いる。
液体を含有し流動性を有するもの、が収容されている。
この液状物Wとして、例えば、水や溶液等の液体、懸濁
液、懸濁質、エマルジョン、ペースト等、が用いられ
る。この液状物タンク20の出口は、モータ21mの付
いたポンプ21の入口に接続され、該ポンプ21の出口
は第1パイプ23を介して混合液入口18に連結されて
いる。
【0020】液状薬剤タンク30には、液状薬剤Mが収
容されている。この液状薬剤Mとして、例えば、急結剤
を含む急硬材や遅延剤等の凝結時間調整剤、分散剤等、
ゲルタイム調整剤、膨張剤、防錆剤、防凍剤、着色材、
水和熱抑制剤、増粘剤、保水剤、収縮低減剤、セメント
ポリマ、フィラ、水中不分離性混和剤等の混和剤や混和
材等、が用いられる。
容されている。この液状薬剤Mとして、例えば、急結剤
を含む急硬材や遅延剤等の凝結時間調整剤、分散剤等、
ゲルタイム調整剤、膨張剤、防錆剤、防凍剤、着色材、
水和熱抑制剤、増粘剤、保水剤、収縮低減剤、セメント
ポリマ、フィラ、水中不分離性混和剤等の混和剤や混和
材等、が用いられる。
【0021】この液状薬剤タンク30の出口は、モータ
31mの付いたポンプ31の入口に接続され、該ポンプ
31の出口は第2パイプ33を介して第1パイプ23の
合流部33pに接続されている。 液状物タンク20の
液状物Wと液状薬剤タンク30の液状薬剤Mとは、前記
合流部33pで混合され混合液W・Mとなって混合液入
口18に圧送される。
31mの付いたポンプ31の入口に接続され、該ポンプ
31の出口は第2パイプ33を介して第1パイプ23の
合流部33pに接続されている。 液状物タンク20の
液状物Wと液状薬剤タンク30の液状薬剤Mとは、前記
合流部33pで混合され混合液W・Mとなって混合液入
口18に圧送される。
【0022】下部槽16の出口16bは、貯留槽40を
介してモータ41m付きダイヤフラムポンプ41に連結
されている。前記貯留槽40の上部には、混練物残量感
知手段43が設けられている。この混練物残量感知手段
43として、レベルセンサ、例えば、図4に示すような
距離センサが用いられる。この距離センサ43は、貯留
槽40の開口部に対向して配設されており、貯留槽40
内の混練物100の液面が、予め設定されている上限液
面レベル40H、又は、下限液面レベル40Lに達した
か否かを検出する。
介してモータ41m付きダイヤフラムポンプ41に連結
されている。前記貯留槽40の上部には、混練物残量感
知手段43が設けられている。この混練物残量感知手段
43として、レベルセンサ、例えば、図4に示すような
距離センサが用いられる。この距離センサ43は、貯留
槽40の開口部に対向して配設されており、貯留槽40
内の混練物100の液面が、予め設定されている上限液
面レベル40H、又は、下限液面レベル40Lに達した
か否かを検出する。
【0023】ダイヤフラムポンプ41は、圧送装置であ
り、流量計50を介してノズル55に接続されている。
この流量計50は、ポンプ41からの混練物100の吐
出量を検出する。
り、流量計50を介してノズル55に接続されている。
この流量計50は、ポンプ41からの混練物100の吐
出量を検出する。
【0024】制御盤60には、コンピュータ61が配設
されており、該コンピュータ61には、定量供給装置2
のモータ2m、竪型ミキサ10のモータ10m、ダイヤ
フラムポンプ41のモータ41m、距離センサ43、ポ
ンプ21のモータ21m、ポンプ31のモータ31m、
がそれぞれ接続されている。なお、70は、操作パネル
で、前記コンピュータ61に接続されている。この操作
パネル70には、混練を開始させるスタートボタン71
と、水洗いを開始させる洗浄ボタン72と、運転を停止
させるストップボタン73と、が配設されている。図1
において、IVはインバータを示す。
されており、該コンピュータ61には、定量供給装置2
のモータ2m、竪型ミキサ10のモータ10m、ダイヤ
フラムポンプ41のモータ41m、距離センサ43、ポ
ンプ21のモータ21m、ポンプ31のモータ31m、
がそれぞれ接続されている。なお、70は、操作パネル
で、前記コンピュータ61に接続されている。この操作
パネル70には、混練を開始させるスタートボタン71
と、水洗いを開始させる洗浄ボタン72と、運転を停止
させるストップボタン73と、が配設されている。図1
において、IVはインバータを示す。
【0025】次に、本実施例の作動について説明する。
操作パネル70により、水(液状物W)設定量(100
%)の内割りとして、添加剤(液状薬剤M)を比率設定
する。そうすると、コンピュータ61が二液の流量を自
動設定する。
操作パネル70により、水(液状物W)設定量(100
%)の内割りとして、添加剤(液状薬剤M)を比率設定
する。そうすると、コンピュータ61が二液の流量を自
動設定する。
【0026】操作パネル70のスタートボタン71を押
すと、各モータが始動し、粉体タンク1から定量ずつ粉
体Fが竪型ミキサ10に投入されると共に、液状物タン
ク20の液状物W、液状薬剤タンク30の液状薬剤Mも
前記ミキサ10に供給される。
すと、各モータが始動し、粉体タンク1から定量ずつ粉
体Fが竪型ミキサ10に投入されると共に、液状物タン
ク20の液状物W、液状薬剤タンク30の液状薬剤Mも
前記ミキサ10に供給される。
【0027】ミキサ10の上部10Aに流入した粉体F
は、片羽根13に掻き落とされながら胴部11B内に落
下する。液状物Wと液状薬剤Mとは、混合部33pで混
合されて混合液W・Mとなって混合液入口18からミキ
サ10内に圧送される。この時、混合液入口18が接線
方向で、かつ、上向きに傾斜しているので、該混合液W
・Mは旋回流A10となりながら胴部11Bの内面に沿
って上昇し、粉体Fと混合される。そのため、胴部11
Bの内面は、前記旋回流A10に洗われるので、粉体F
が内面に付着するのを防止することができる。
は、片羽根13に掻き落とされながら胴部11B内に落
下する。液状物Wと液状薬剤Mとは、混合部33pで混
合されて混合液W・Mとなって混合液入口18からミキ
サ10内に圧送される。この時、混合液入口18が接線
方向で、かつ、上向きに傾斜しているので、該混合液W
・Mは旋回流A10となりながら胴部11Bの内面に沿
って上昇し、粉体Fと混合される。そのため、胴部11
Bの内面は、前記旋回流A10に洗われるので、粉体F
が内面に付着するのを防止することができる。
【0028】胴部11Bで混合攪拌され、製造された混
練物100は、練り羽根15により更に攪拌されながら
下部槽16に落下し、出口16bから貯留槽40内に供
給される。該貯留槽40内の混練物残量は、距離センサ
43により監視されており、その検出出力は、制御盤6
0のコンピュータ61に出力される。なお、該出口16
b、又は、貯留槽40から所定の初期性状(外観、ゲル
タイム、フロー値、粘性等)を確認するための混練物1
00のサンプルを必要により採取することができる。
練物100は、練り羽根15により更に攪拌されながら
下部槽16に落下し、出口16bから貯留槽40内に供
給される。該貯留槽40内の混練物残量は、距離センサ
43により監視されており、その検出出力は、制御盤6
0のコンピュータ61に出力される。なお、該出口16
b、又は、貯留槽40から所定の初期性状(外観、ゲル
タイム、フロー値、粘性等)を確認するための混練物1
00のサンプルを必要により採取することができる。
【0029】前記距離センサ43が、上限液面レベル4
0H、即ち、混練物残量が上限設定値を超えた液面にな
ったこと、を検出すると、制御盤60のコンピュータ6
1は、モータ2m、21m、31m、を減速させ、粉体
F、液状物W、液状薬剤Mの供給量を減らして混練量を
少なくする。この時、コンピュータ61は、粉体F、液
状物W、液状薬剤Mの各供給量が、所定の割合になるよ
うに制御する。なお、場合によっては、前記モータの運
転を停止させ、混練り作業を中止させることもある。
0H、即ち、混練物残量が上限設定値を超えた液面にな
ったこと、を検出すると、制御盤60のコンピュータ6
1は、モータ2m、21m、31m、を減速させ、粉体
F、液状物W、液状薬剤Mの供給量を減らして混練量を
少なくする。この時、コンピュータ61は、粉体F、液
状物W、液状薬剤Mの各供給量が、所定の割合になるよ
うに制御する。なお、場合によっては、前記モータの運
転を停止させ、混練り作業を中止させることもある。
【0030】逆に、前記距離センサ43が、下限液面レ
ベル40L、即ち、混練物残量が下限設定値を下回る液
面になったこと、を検出すると、制御盤60のコンピュ
ータ61は、モータ2m、21m、31m、を増速さ
せ、粉体F、液状物W、液状薬剤Mの供給量を増やして
混練量を多くする。この時、コンピュータ61は、粉体
F、液状物W、液状薬剤Mの各供給量が、所定の割合に
なるように制御する。なお、前記モータの運転を停止し
たために、下部液面レベル40Lに達したときには、制
御盤60は、前記モータ2m、21m、31mを始動さ
せる。
ベル40L、即ち、混練物残量が下限設定値を下回る液
面になったこと、を検出すると、制御盤60のコンピュ
ータ61は、モータ2m、21m、31m、を増速さ
せ、粉体F、液状物W、液状薬剤Mの供給量を増やして
混練量を多くする。この時、コンピュータ61は、粉体
F、液状物W、液状薬剤Mの各供給量が、所定の割合に
なるように制御する。なお、前記モータの運転を停止し
たために、下部液面レベル40Lに達したときには、制
御盤60は、前記モータ2m、21m、31mを始動さ
せる。
【0031】貯留槽40内の混練物100は、ダイヤフ
ラムポンプ41によりノズル55に圧送される。この
時、混練物100の圧送量は、流量計50により計測さ
れており、その計測値はコンピュータ61へ送出されて
る。コンピュータ61は、前記計測値と予め設定されて
いる設計値とが一致しないときには、モータ41m、モ
ータ2m、モータ10m、モータ21m、モータ31m
の回転数を変更させてダイヤフラムポンプ41、定量供
給装置2、ポンプ21、ポンプ31及び竪型ミキサ10
を変速させ、混練物の吐出量が設計値になる様に調整す
る。
ラムポンプ41によりノズル55に圧送される。この
時、混練物100の圧送量は、流量計50により計測さ
れており、その計測値はコンピュータ61へ送出されて
る。コンピュータ61は、前記計測値と予め設定されて
いる設計値とが一致しないときには、モータ41m、モ
ータ2m、モータ10m、モータ21m、モータ31m
の回転数を変更させてダイヤフラムポンプ41、定量供
給装置2、ポンプ21、ポンプ31及び竪型ミキサ10
を変速させ、混練物の吐出量が設計値になる様に調整す
る。
【0032】連続混練中に、環境が急変した場合、例え
ば、地盤注入材工事中に岩盤のクラックから注入材が漏
れだした場合には、液状薬剤タンク30から供給される
凝結時間調整剤(ゲルタイム調整剤)の量を瞬時に増や
し(硬化促進剤の場合)若しくは減らし(遅延材の場
合)、凝結時間及びゲルタイムの短かい混練物を製造
し、供給する。こらにより注入材の漏れを止めることが
できる。
ば、地盤注入材工事中に岩盤のクラックから注入材が漏
れだした場合には、液状薬剤タンク30から供給される
凝結時間調整剤(ゲルタイム調整剤)の量を瞬時に増や
し(硬化促進剤の場合)若しくは減らし(遅延材の場
合)、凝結時間及びゲルタイムの短かい混練物を製造
し、供給する。こらにより注入材の漏れを止めることが
できる。
【0033】注入材の漏れが止まった後、再び液状物と
液状薬剤の供給量を調整し、混練物のゲルタイムを元に
戻す。この様に、作業現場の環境に対応して自由にゲル
タイムを調整することができる。
液状薬剤の供給量を調整し、混練物のゲルタイムを元に
戻す。この様に、作業現場の環境に対応して自由にゲル
タイムを調整することができる。
【0034】混練作業が終了したときには、ストップボ
タン73を押して運転を停止する。運転停止後、洗浄ボ
タン72を押してミキサ10等の水洗いを行う。ボタン
72を押すと、モータ21m、41m、10mが始動
し、液状物タンク20内の水Wがミキサ10内に噴射さ
れる。この時、モータ10mは、混練時より高速に回転
するので、該水Wが羽根13〜15、胴部11B、邪魔
板11D及び下部槽16に付着した粉体Fを効率よく除去
する。又、混合液入口18は接線方向で、かつ、上向き
に傾斜しているので、水Wは胴部11Bの内面に沿って
旋回しながら上昇し、該内面に付着している混練物を洗
い流す。
タン73を押して運転を停止する。運転停止後、洗浄ボ
タン72を押してミキサ10等の水洗いを行う。ボタン
72を押すと、モータ21m、41m、10mが始動
し、液状物タンク20内の水Wがミキサ10内に噴射さ
れる。この時、モータ10mは、混練時より高速に回転
するので、該水Wが羽根13〜15、胴部11B、邪魔
板11D及び下部槽16に付着した粉体Fを効率よく除去
する。又、混合液入口18は接線方向で、かつ、上向き
に傾斜しているので、水Wは胴部11Bの内面に沿って
旋回しながら上昇し、該内面に付着している混練物を洗
い流す。
【0035】ミキサ10内の水Wは、貯留槽40内に流
下し、ダイヤフラムポンプ41を介してノズル55から
放出される。その為、ダイヤフラムポンプ41、流量計
50、ノズル55等は前記水Wにより洗浄され、混練物
が除去される。
下し、ダイヤフラムポンプ41を介してノズル55から
放出される。その為、ダイヤフラムポンプ41、流量計
50、ノズル55等は前記水Wにより洗浄され、混練物
が除去される。
【0036】この発明の第2実施例を図5により説明す
る。粉体タンク101には、第1実施例と同様な粉体
F、が収容されている。この粉体タンク101には、ス
クリューコンベア102が設けられている。このコンベ
ア102は、モータ102mにより駆動され、該タンク
101内の粉体Fをパン型ミキサ110に供給する。
る。粉体タンク101には、第1実施例と同様な粉体
F、が収容されている。この粉体タンク101には、ス
クリューコンベア102が設けられている。このコンベ
ア102は、モータ102mにより駆動され、該タンク
101内の粉体Fをパン型ミキサ110に供給する。
【0037】前記ミキサ110は、ケーシング本体11
1と、該ケーシング本体111と同心状の回転軸112
と、該回転軸112に固定された混練羽根113と、を
備えている。前記回転軸112は、モータ110mによ
り回転する。
1と、該ケーシング本体111と同心状の回転軸112
と、該回転軸112に固定された混練羽根113と、を
備えている。前記回転軸112は、モータ110mによ
り回転する。
【0038】液状物タンク120には、前記第1実施例
と同様な液状物Wが収容されている。この液状物タンク
120の出口は、モータ120mの付いたポンプの入口
に接続され、該ポンプの出口はパン型ミキサ110に連
通している。
と同様な液状物Wが収容されている。この液状物タンク
120の出口は、モータ120mの付いたポンプの入口
に接続され、該ポンプの出口はパン型ミキサ110に連
通している。
【0039】液状薬剤タンク130には、第1実施例と
同様な液状薬剤Mが収容されている。この液状薬剤タン
ク130の出口は、モータ130mの付いたポンプの入
口に接続され、該ポンプの出口はパン型ミキサ110に
連通している。液状物タンク120の液状物Wと液状薬
剤タンク130の液状薬剤Mとは、それぞれ別個に前記
ミキサ110に供給される。
同様な液状薬剤Mが収容されている。この液状薬剤タン
ク130の出口は、モータ130mの付いたポンプの入
口に接続され、該ポンプの出口はパン型ミキサ110に
連通している。液状物タンク120の液状物Wと液状薬
剤タンク130の液状薬剤Mとは、それぞれ別個に前記
ミキサ110に供給される。
【0040】ミキサ110の排出口114は、アジテー
タ140を介してポンプ141に連結されている。アジ
テータ140には、攪拌羽根142と混練物残量感知手
段143とが設けられている。この攪拌羽根142はモ
ータ142mにより回転する回転軸142aに固定され
ている。混練物残量感知手段数143として、レベルセ
ンサ143が用いられ、アジテータ140内の混練物2
00の液面が、予め設定されている上限液面レベル14
0H、又は、下限液面レベル140Lに達したか否かを
検出する。
タ140を介してポンプ141に連結されている。アジ
テータ140には、攪拌羽根142と混練物残量感知手
段143とが設けられている。この攪拌羽根142はモ
ータ142mにより回転する回転軸142aに固定され
ている。混練物残量感知手段数143として、レベルセ
ンサ143が用いられ、アジテータ140内の混練物2
00の液面が、予め設定されている上限液面レベル14
0H、又は、下限液面レベル140Lに達したか否かを
検出する。
【0041】ポンプ141は、圧送装置であり、圧力計
145、流量計150を介して図示しないノズルに接続
されている。この圧力計145は混練物の圧力を計測
し、又、流量計150は、ポンプ141からの混練物2
00の吐出量を検出する。
145、流量計150を介して図示しないノズルに接続
されている。この圧力計145は混練物の圧力を計測
し、又、流量計150は、ポンプ141からの混練物2
00の吐出量を検出する。
【0042】制御盤160には、コンピュータ161が
配設されており、該コンピュータ161には、スクリュ
ーコンベア102のモータ102m、ミキサ110のモ
ータ110m、レベルセンサ143、攪拌羽根142の
モータ142m、ポンプ141のモータ141m、液状
物タンク120のモータ120m、液状薬物タンク13
0のモータ130m、シャッタ115を開閉させる開閉
モータ114m、がそれぞれ接続されている。
配設されており、該コンピュータ161には、スクリュ
ーコンベア102のモータ102m、ミキサ110のモ
ータ110m、レベルセンサ143、攪拌羽根142の
モータ142m、ポンプ141のモータ141m、液状
物タンク120のモータ120m、液状薬物タンク13
0のモータ130m、シャッタ115を開閉させる開閉
モータ114m、がそれぞれ接続されている。
【0043】なお、170は、操作パネルで、前記コン
ピュータ161に接続されている。この操作パネル17
0には、混練を開始又は停止させるボタン171と、粉
体Fの流量を設定するツマミ172、液状物wの流量を
設定するツマミ173、液状薬剤Mの流量を設定するツ
マミ174、混練物200の送量を設定するツマミ17
5と、が配設されている。
ピュータ161に接続されている。この操作パネル17
0には、混練を開始又は停止させるボタン171と、粉
体Fの流量を設定するツマミ172、液状物wの流量を
設定するツマミ173、液状薬剤Mの流量を設定するツ
マミ174、混練物200の送量を設定するツマミ17
5と、が配設されている。
【0044】次に、本実施例の作動について説明する。
操作パネル170のツマミ172、173,174,1
75を回し、粉体F、液状物W、液状薬剤M、混練物2
00の流量を設定する。
操作パネル170のツマミ172、173,174,1
75を回し、粉体F、液状物W、液状薬剤M、混練物2
00の流量を設定する。
【0045】操作パネル170のスタートボタン171
を押すと、モータ102m、120m、130m、が始
動し、粉体タンク101から粉体Fがミキサ110に投
入されると共に、液状物タンク120の液状物W、液状
薬剤タンク130の液状薬剤Mも前記ミキサ110に供
給され、所定割合の配合となる。
を押すと、モータ102m、120m、130m、が始
動し、粉体タンク101から粉体Fがミキサ110に投
入されると共に、液状物タンク120の液状物W、液状
薬剤タンク130の液状薬剤Mも前記ミキサ110に供
給され、所定割合の配合となる。
【0046】なお、粉体F、液状物w、液状薬剤Mの各
送量は、モータ102m、120m、130mそれぞれ
の回転数及び回転時間を調整することにより制御しても
良いし、又、m、ミキサ110の下部にロードセルを設
置して該ロードセルからコンピュータ161に送出させ
る値からミキサ110に供給された材料の重量を算出し
て各モータの始動、停止を制御することにより制御して
も良い。
送量は、モータ102m、120m、130mそれぞれ
の回転数及び回転時間を調整することにより制御しても
良いし、又、m、ミキサ110の下部にロードセルを設
置して該ロードセルからコンピュータ161に送出させ
る値からミキサ110に供給された材料の重量を算出し
て各モータの始動、停止を制御することにより制御して
も良い。
【0047】ミキサ110のモータ110mを所定時間
駆動させて混練羽根113を回転させ、粉体F、液状物
W及び液状薬剤Mを混合して、混練物200を製造す
る。所定時間混練後、シャッタ115を開閉させる開閉
モータ114mを駆動させ、ミキサ110の排出口11
4をほぼ混練物200が排出できる時間開き、該混練物
200をアジテータ140内に排出させる。その後、該
モータ114mを逆転させてミキサ110の排出口11
4を閉じる。
駆動させて混練羽根113を回転させ、粉体F、液状物
W及び液状薬剤Mを混合して、混練物200を製造す
る。所定時間混練後、シャッタ115を開閉させる開閉
モータ114mを駆動させ、ミキサ110の排出口11
4をほぼ混練物200が排出できる時間開き、該混練物
200をアジテータ140内に排出させる。その後、該
モータ114mを逆転させてミキサ110の排出口11
4を閉じる。
【0048】モータ142mは、始動スイッチ171の
オンにより始動し、混練物200が材料分離しない程度
の回転数で攪拌羽根142を回転させる。なお、混練物
が材料分離を起こしにくい場合は、攪拌は行わなくても
良く、この場合にはアジテータの代わりにホッパを用い
ても良い。
オンにより始動し、混練物200が材料分離しない程度
の回転数で攪拌羽根142を回転させる。なお、混練物
が材料分離を起こしにくい場合は、攪拌は行わなくても
良く、この場合にはアジテータの代わりにホッパを用い
ても良い。
【0049】ポンプ141のモータ141mが駆動して
おり、アジテータ140内の混練物200は排出口14
0aから圧力計145、流量計150を介して、図示し
ないノズルから放出される。この時、圧力計145及び
流量計150の測定値は、コンピュータ161に送出さ
れる。流量計150の計測値が設定値と異なる場合、コ
ンピュータ161は、所望の流量になるように、インバ
ータIVを介してポンプ141のモータ141mの回転数
を変化させ、ポンプ141からの混練物200の圧送量
を調節する。
おり、アジテータ140内の混練物200は排出口14
0aから圧力計145、流量計150を介して、図示し
ないノズルから放出される。この時、圧力計145及び
流量計150の測定値は、コンピュータ161に送出さ
れる。流量計150の計測値が設定値と異なる場合、コ
ンピュータ161は、所望の流量になるように、インバ
ータIVを介してポンプ141のモータ141mの回転数
を変化させ、ポンプ141からの混練物200の圧送量
を調節する。
【0050】レベルセンサ143は、アジテータ140
の液面レベルを検出しており、その検出値をコンピュー
タ161に出力している。前記センサ143が、上限液
面レベル143H、即ち、混練物残量が上限設定値を超
えた液面になったこと、を検出し、その検出出力が制御
盤160のコンピュータ161に送出されると、該コン
ピュータ161はモータ102m、120m、130
m、110mを停止させ、粉体F、液状物W、液状薬剤
Mの供給を停止させると共に、シャッタ115を閉じ、
混練物のアジテータ140への供給を停止する。
の液面レベルを検出しており、その検出値をコンピュー
タ161に出力している。前記センサ143が、上限液
面レベル143H、即ち、混練物残量が上限設定値を超
えた液面になったこと、を検出し、その検出出力が制御
盤160のコンピュータ161に送出されると、該コン
ピュータ161はモータ102m、120m、130
m、110mを停止させ、粉体F、液状物W、液状薬剤
Mの供給を停止させると共に、シャッタ115を閉じ、
混練物のアジテータ140への供給を停止する。
【0051】逆に、前記センサ143が、下限液面レベ
ル143L、即ち、混練物残量が下限設定値を超えた液
面になったこと、を検出し、その検出出力が制御盤16
0のコンピュータ161に入力されると、制御盤160
は、モータ102m、120m、130m、110mを
始動させる。そうすると、混練物200が製造されると
共に、該混練物200がアジテータ140に供給され
る。
ル143L、即ち、混練物残量が下限設定値を超えた液
面になったこと、を検出し、その検出出力が制御盤16
0のコンピュータ161に入力されると、制御盤160
は、モータ102m、120m、130m、110mを
始動させる。そうすると、混練物200が製造されると
共に、該混練物200がアジテータ140に供給され
る。
【0052】圧力計145は、混練物の圧力を測定して
おり、その圧力が設定値以上になった場合、コンピュー
タ161がモータ102m、120m、130m、14
0m、141mを停止させ、管の破裂や充填物(混練
物)の漏れを防ぐ。この時、モータ142m、110m
は、継続して運転し、材料分離が起きないようにする。
混練作業が終了したときには、ボタン171を押して運
転を停止する。
おり、その圧力が設定値以上になった場合、コンピュー
タ161がモータ102m、120m、130m、14
0m、141mを停止させ、管の破裂や充填物(混練
物)の漏れを防ぐ。この時、モータ142m、110m
は、継続して運転し、材料分離が起きないようにする。
混練作業が終了したときには、ボタン171を押して運
転を停止する。
【0053】
【発明の効果】この発明は、以上のように構成したの
で、貯留槽やアジテータなどの貯留手段内の混練物残量
を検出することができる。そのため、その検出結果に基
づいて前記残量を許容レベル内に維持することができ
る。
で、貯留槽やアジテータなどの貯留手段内の混練物残量
を検出することができる。そのため、その検出結果に基
づいて前記残量を許容レベル内に維持することができ
る。
【図1】本発明の第1実施例を示すブロック図である。
【図2】竪型ミキサの拡大縦断面図である。
【図3】図2のIII-III線拡大断面図である。
【図4】距離センサの使用状態を示す拡大図である。
【図5】本発明の第2実施例を示すブロック図である。
1 粉体タンク
10 竪型ミキサ
20 液状物タンク
21m モータ
30 液状薬剤タンク
31m モータ
40 貯留槽
43 距離センサ
50 流量計
60 制御盤
70 操作パネル
100 混練物
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考)
B28C 7/16 B28C 7/16
(72)発明者 礒田 英典
東京都中央区日本橋本町4丁目8番15号
太平洋マテリアル株式会社内
(72)発明者 松井 悟
東京都中央区日本橋本町4丁目8番15号
太平洋マテリアル株式会社内
Fターム(参考) 4G037 AA02 AA03 AA11 AA18 EA04
4G056 AA07 DA05 DA08
4G078 AA20 AB02 BA05 CA01 CA05
CA13 CA20 DA03 EA10
Claims (8)
- 【請求項1】粉体と液状物とを混合して混練物を製造す
る混練手段と、該混練手段から供給される混練物を滞留
させる貯留手段と、を備えた混練装置において;前記貯
留手段に混練物残量感知手段が設けられていることを特
徴とする混練装置。 - 【請求項2】粉体と液状物と液状薬剤とを混合して混練
物を製造する混練手段と、該混練手段から供給される混
練物を滞留させる貯留手段と、を備えた混練装置におい
て;前記貯留手段に混練物残量感知手段が設けられてい
ることを特徴とする混練装置。 - 【請求項3】混練物残量感知手段が、レベルセンサであ
ることを特徴とする請求項1、又は、記載の混練装置。 - 【請求項4】レベルセンサが、その検出出力を混練装置
のコンピュータに送出することを特徴とする請求項3記
載の混練装置。 - 【請求項5】貯留手段が、連続混練装置の貯留槽である
ことを特徴とする請求項1、又は、2記載の混練装置。 - 【請求項6】貯留手段が、パン型ミキサのアジテータで
あることを特徴とする請求項1、又は、2記載の混練装
置。 - 【請求項7】粉体を収容する粉体タンクと、液状物を収
容する液状物タンクと、前記各タンクから供給される粉
体、液状物を混練する混連手段と、該混練手段から供給
される混練物を貯留する貯留手段と、該貯留手段に連結
された圧送手段と、を備えた混練装置において;前記各
タンクからの供給量の制御と、前記混練手段及び圧送手
段の制御と、を行う制御手段と、 前記貯留手段に設けられ、混練物残量を検出してその検
出出力を前記制御手段に送出するレベルセンサと、 を備えていることを特徴とする混練装置。 - 【請求項8】粉体を収容する粉体タンクと、液状物を収
容する液状物タンクと、液状薬剤を収容する液状薬剤タ
ンクと、記各タンクから供給される粉体、液状物、液状
薬剤を混練する混連手段と、該混練手段から供給される
混練物を貯留する貯留手段と、該貯留手段に連結された
圧送手段と、を備えた混練装置において;前記各タンク
からの供給量の制御と、前記混練手段及び圧送手段の制
御と、を行う制御手段と、 前記貯留手段に設けられ、混練物残量を検出してその検
出出力を前記制御手段に送出するレベルセンサと、 を備えていることを特徴とする混練装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001400714A JP2003200414A (ja) | 2001-12-28 | 2001-12-28 | 混練装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001400714A JP2003200414A (ja) | 2001-12-28 | 2001-12-28 | 混練装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003200414A true JP2003200414A (ja) | 2003-07-15 |
Family
ID=27639934
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001400714A Pending JP2003200414A (ja) | 2001-12-28 | 2001-12-28 | 混練装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003200414A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20170128171A (ko) * | 2017-11-02 | 2017-11-22 | (주)평화하이텍 | 혼화제 저장탱크의 재고측정 장치 |
JP2020523228A (ja) * | 2017-06-14 | 2020-08-06 | エックストゥリーイー | 建築構造物の積層造形ロボット用のセメント質材料ビーズを押し出すシステム |
-
2001
- 2001-12-28 JP JP2001400714A patent/JP2003200414A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020523228A (ja) * | 2017-06-14 | 2020-08-06 | エックストゥリーイー | 建築構造物の積層造形ロボット用のセメント質材料ビーズを押し出すシステム |
JP7132955B2 (ja) | 2017-06-14 | 2022-09-07 | エックストゥリーイー | 建築構造物の積層造形ロボット用のセメント質材料ビーズを押し出すシステム |
KR20170128171A (ko) * | 2017-11-02 | 2017-11-22 | (주)평화하이텍 | 혼화제 저장탱크의 재고측정 장치 |
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