JP5895625B2 - モルタルの施工方法 - Google Patents

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Description

本発明は、土木・建築工事に用いられるモルタルの施工方法に関する。
土木・建築分野の各種工事は、施工個所に応じてグラウト材やセルフレベリング材などが用いられ、流動性や施工性、良好な硬化特性を有する材料が提案されている。
特許文献1では、流動性や材料分離抵抗性が良好で、硬化後のひび割れ抵抗性に優れるグラウト材が開示され、材料分離抵抗性を有していることから、ミキサーで水硬性組成物と水とを連続的に混練して、得られたスラリーをポンプで長距離圧送して施工場所へ順点できるとている。
また、水分蒸発速度を低減して緻密な表面が得られる水硬系物質の硬化体を提供することを目的として、特許文献2には、水硬系物質を石灰系水溶液と混練して得た未硬化水硬系物質を微水滴養生と蒸気養生もしくは湿空養生との併用養生を施すことを特徴とする、水硬性物質の製造方法が開示されている。
特開2010−95389号公報 特開平04−209780号公報
しかしながら、施工現場でモルタル生成装置を用いて、水硬性組成物及び水を連続して混練し、得られたモルタルを施工現場で打設する際、打設個所の移動やホースの取り回し等により、施工が一時中断することが多々ある。その場合、モルタルは、モルタル生成装置に収容されたまま混練され続ける。中断時間が長くなると、モルタルは過剰に混練されることから、モルタルの水和反応が促進させられ、凝結が始まる時間(凝結時間の始発)が短くなる。その結果、施工箇所によってモルタルの凝結時間の始発の差が大きく異なり、設計通りに硬化せず、構造物は不連続になることから、ひび割れを生じる場合がある。そのため、モルタルを調製(混練)する条件が異なる場合でも、水和反応が安定し、凝結時間の始発の変動が少ないモルタルが望まれている。ここで、特許文献1は主に流動性や材料分離抵抗性向上によるポンプ圧送性向上に係る技術であり、また、特許文献2は主に蒸気養生時の水分蒸発速度を低減して緻密な表面を得る技術であり、これらの先行技術文献には、本願の課題であるモルタルを調整する条件の違いが凝結時間の始発へ与える影響を低減する技術的思想がない。
そこで、本発明は、モルタルを調製する条件が異なり、過剰に混練される場合でも、水和反応の促進が適度に抑制され、凝結時間の始発に差異が生じにくいモルタルの施工方法を提供することを目的とする。
本発明者らは、水硬性組成物及び水溶液を連続して混練し、モルタルを生成する工程において、モルタルを構成する水溶液に水酸化カルシウム水溶液を用いることにより、上記課題を解決できることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち本発明は、モルタル生成装置を用いて、水硬性組成物及び水溶液を連続して混練し、モルタルを生成する工程と、モルタルを施工現場で施工する工程と、を有するモルタルの施工方法であって、水硬性組成物は、水硬性成分としてポルトランドセメントを含み、水溶液は、水酸化カルシウム水溶液である、モルタルの施工方法を提供する。
上記モルタルの施工方法は、モルタル生成装置の混練時間の影響を受けにくい安定した水和特性により、調製条件の違いによる凝結時間への影響を受けにくい安定したモルタルを施工することができる。
本発明のモルタルの施工方法において、水硬性組成物が、さらに、細骨材及び流動化剤を含むことが好ましい、これにより、モルタルの流動特性をより確実に向上させて施工することができる。
本発明のモルタルの施工方法において、水酸化カルシウム水溶液が、25℃において、該水溶液100g中に水酸化カルシウムが0.085g以上溶解していると、調製条件の違いによる凝結時間への影響をより受けにくい安定したモルタルを得ることができるという、本発明を奏する効果をより一層有効かつ確実に得ることができる。
本発明のモルタルの施工方法において、水酸化カルシウム水溶液が、飽和水酸化カルシウム水溶液であると、調製条件の違いによる凝結時間への影響をより受けにくい安定したモルタルを得ることができるという、本発明を奏する効果をさらに一層有効かつ確実に得ることができる。
本発明のモルタルの施工方法において、上記モルタル生成装置は、軸部材の外周面に複数の羽根が形成され、軸部材が回転することにより、上記水硬性組成物及び水溶液を混練しながら軸部材の基端側から終端側に向けてモルタルを移送する混練スクリューが設けられた混練装置と、混練装置に水硬性組成物を移送するためのホッパースクリューを有するホッパーと、混練装置から吐出されたモルタルを収容するためのリザーバと、リザーバ内のモルタルを外部へ吐出するためのスネークポンプと、スネークポンプから吐出されたモルタルを移送するための移送パイプと、を備えることが好ましい。
このようなモルタル生成装置を用いることで、モルタルを連続して生成することができ、施工現場での大量打設がより可能となり、工期を短縮するという効果をより一層確実に得ることができる。
また、モルタル生成装置が、水硬性組成物をホッパーに供給する水硬性組成物供給装置を更に備えることで、モルタルの大量打設をより確実にする。
さらに、モルタル生成装置が、水溶液を混練装置に供給する水溶液供給装置を更に備えることで、水溶液供給設備が無い場所での施工を可能にする。
上記モルタル生成装置が、車輌に搭載されていると、水硬性組成物の施工現場までの移動や現場での施工をより簡便にできる。
本発明によれば、施工現場においてモルタル生成装置でモルタルを調製する条件が異なり、過剰に混練される場合でも、水和反応の促進が適度に抑制され、凝結時間の始発に差異が生じにくく、ひび割れ等の不具合を抑制できるモルタルの施工方法を提供することができる。
モルタル生成装置を模式的に示す図である。 車輌に搭載したモルタル生成装置を模式的に示す背面図である。 車輌に搭載したモルタル生成装置を模式的に示す側面図である。
本発明のモルタルの施工方法は、モルタル生成装置を用いて、水硬性成分としてポルトランドセメントを含む水硬性組成物及び水酸化カルシウム水溶液を連続して混練し、モルタルを生成する工程と、モルタルを施工現場で施工する工程とを有する。
本発明に係るモルタルの施工方法の好適な実施形態について、以下、図面を参照しながら説明する。
<モルタル生成装置>
図1は、本実施形態に係るモルタル生成装置を模式的に示す図である。本実施形態に係るモルタル生成装置は、軸部材の外周面に複数の羽根が形成され、軸部材が所定方向に回転することにより、水硬性組成物及び水溶液を混練しながら軸部材の基端側から終端側に向けて混練物(モルタル)を移送する混練スクリュー26が設けられた混練装置2bと、混練装置2bに水硬性組成物を移送するためのホッパースクリュー22を有するホッパー2aと、混練装置から吐出されたモルタルを収容するためのリザーバ2cと、リザーバ2c内のモルタルを外部へ吐出するためのスネークポンプ2dと、スネークポンプ2dから吐出されたモルタルを移送するための移送パイプ2eと、を備えることが好ましい。
上記モルタル生成装置は、図1に示すように、ホッパー2a、混練装置2b、リザーバ2c、スネークポンプ2d、移送パイプ2e、操作盤2f及び給水口27を備えており、水硬性組成物及び水溶液を連続混練してモルタルを生成する。
ホッパー2aは、投入された水硬性組成物を混練装置2b側に供給する。ホッパー2aは、広口の投入口21がホッパー2aの本体上部に形成されているとともに、隣接する混練装置2bと連通する開口部をこの本体下部側壁に有する。そして、ホッパー2aの本体内下部にはホッパースクリュー22が略水平に設けられ、ホッパー2aの外部に設置されたモータ23によって回転駆動される。この場合、モータ23による回転駆動力は動力伝達ベルト24を介してホッパースクリュー22側に伝達される。ここで、モータ23は油圧式または電動式のものが用いられる。
ホッパースクリュー22は、螺旋状の羽根が外周面に巻き付くように形成されている。ここで、投入口21に投入される水硬性組成物は、ホッパースクリュー22の回転運動によって混練装置2bに移送される。
混練装置2bは、混練室25と、混練スクリュー(ミキサスクリュー)26とを有する。混練室25は、筒状(中空の円柱状)を成し、長手方向が略水平となるように設置されている。混練室25は、長手方向における二つの端部のうち、一方の端部にはホッパー2a内の下部に連通する開口部が設けられ、他の端部近傍には吐出部28に連通する開口部が設けられている。そして、混練室25の内部には長手方向に沿ってミキサスクリュー26が設置されている。混練装置2bは、ミキサスクリュー26の回転によってホッパー2aから移送された水硬性組成物を水溶液とともに混練室25内で混練する。ここで、混練室25の側壁でホッパー2a側に位置する所定箇所には移送パイプ6bに連通する給水口27が形成されており、この移送パイプ6bと給水口27とを介して混練室25内に水溶液が供給される。
移送パイプ6bは、施工現場の水溶液供給装置とゴムホース等で連結することで、水溶液を移送することが可能となる。水溶液の供給量の調整は、操作者が、流量メータを目視で確認しながら水溶液調整バルブをバルブ操作することによって行う。流量メータ及び水溶液調整バルブは、操作盤2fの近辺に配置され、特に、操作しやすく、そして見やすい場所に配置されるのが好ましい。
また、吐出部28は、混練室25とリザーバ2cとを連通し、混練室25内で混練されたモルタルをリザーバ2cに吐出するためのものである。また、ミキサスクリュー26は、ホッパー2aのホッパースクリュー22と一体形成されており(或いは、連結固定されている)、ホッパースクリュー22とともに、モータ23によって回転駆動される。
ミキサスクリュー26の回転数は、300rpm以上とするが、400rpm以上が好ましく、500rpm以上がより好ましく、600rpm以上が更に好ましい。このように、ミキサスクリュー26の回転数が300rpm以上と高いため、モルタルに対する混練がより十分に行われる。ここで、このミキサスクリュー26の回転数は、操作者が後述の操作盤2fを操作することにより、所望の値に設定することが可能である。
リザーバ2cは、吐出部28を介して混練装置2bから吐出された混練物(モルタル)を一旦収容するためのものである。このようにモルタルがリザーバ2cにて一旦収容されるので、スネークポンプ2dによってリザーバ2cから所望とする割合(吐出量)でモルタルを外部に吐出可能となる。
リザーバ2cは、本体内上部に広口の拡開部29が形成され、さらに、本体内下部にはスターラースクリュー30と移送スクリュー31とが略水平に設けられている。スターラースクリュー30と移送スクリュー31とは何れも、リザーバ2cの本体内下部において、互いに対向する二つの側壁のほぼ一方から他方に至る長さを有する。そして、スターラースクリュー30はモータ32によって回転駆動され、移送スクリュー31はモータ33によって回転駆動される。モータ33による回転駆動力は、動力伝達ベルト34を介して移送スクリュー31側に伝達される。ここで、モータ32,33は油圧式又は電動式のものが用いられる。
リザーバ2cの下部側壁には隣接するスネークポンプ2dに連通する開口部が形成されている。この開口部を介して、リザーバ2c内の移送スクリュー31と、スネークポンプ2d内の図示しないスクリューとが一体的に連結(形成)されている。このため、スネークポンプ2d内のスクリューは、移送スクリュー31の回転に伴って回転する。このようにスネークポンプ2d内のスクリューが回転することによってリザーバ2c内のモルタルが移送パイプ2eを介して外部に吐出され、施工現場で施工される。
操作盤2fは、ホッパー2a、混練装置2b及びリザーバ2cの各々に設置されたホッパースクリュー22、ミキサスクリュー26、スターラースクリュー30及び移送スクリュー31の各回転駆動を作業者が操作するための各種操作レバーや各種操作スイッチ等を有する。さらに、必要に応じて操作盤2fは、水溶液を移送する移送パイプ6bと連結して、給水口27へ供給する水溶液の供給量を調節する水溶液調整バルブと流量メータを有する。
上記のような構成のモルタル生成装置では、ホッパー2aに投入された水硬性組成物が、ホッパースクリュー22の回転により混練装置2bに移送される。そして、混練装置2bでは、ミキサスクリュー26の回転により、ホッパー2aから移送された水硬性組成物が給水口27を介して供給された水溶液と混練され、モルタルが生成される。混練装置2bによって生成されたモルタルは、吐出部28を介してリザーバ2cに吐出され、ここで、スターラースクリュー30の回転により攪拌されながら一旦収容される。攪拌されたモルタルは、移送スクリュー31の回転によってスネークポンプ2dに移送され、さらに、スネークポンプ2dから移送パイプ2eを介して外部に吐出され、施工現場で施工される。
モルタル生成装置は、必要に応じて水硬性組成物供給装置を備えることができる。そして、ホッパー2aに粉体原料を連続して自動供給できる装置であれば、市販の装置を組み合わせて用いることができる。
水硬性組成物供給装置の一例として図2及び図3に示すように、水硬性組成物をミキサポンプに自動供給するためのものであり、水硬性組成物を収容する水硬性組成物タンク5aと、この水硬性組成物タンク5a内の水硬性組成物をホッパー2a側に移送するためのスクリューコンベア5b、5cとを有する。水硬性組成物タンク5aの本体底面に、スクリューコンベア5cが配置され、水硬性組成物をスクリューコンベア5b側に放出するための放出口が形成され、粉体原料タンク5aの本体上部には粉体原料の補充供給を受けるための開口部53が形成されている。
スクリューコンベア5bは、粉体原料タンク5a内の水硬性組成物をホッパー2a側に移送するためのものであり、一端が水硬性組成物タンク5aの本体底面に配置されたスクリューコンベア5cの放出口に位置し、他端には水硬性組成物を放出するための放出口52が形成されている。そして、この放出口52はホッパー2aの投入口21付近に位置している。このスクリューコンベア5bでは、粉体原料タンク5aの放出口から放出された粉体原料が放出口52まで移送され、そして、この放出口52からホッパー2aに放出される。
モルタル生成装置は、必要に応じて水溶液供給装置を備えることができる。そして、給水口27と連結して水溶液を供給できる装置であれば、市販の装置を組み合わせて用いることができる。
図2は、車輌に搭載したモルタル生成装置を模式的に示す背面図であり、図3は、車輌に搭載したモルタル生成装置を模式的に示す側面図である。
モルタル生成装置は、必要に応じてトラック等の車輌71に搭載することができる。例えば、図2及び図3に示すように、車輌71の荷台部分に、水硬性組成物供給装置及び水溶液供給装置を備えるモルタル生成装置を配置することができる。
水溶液供給装置の一例として図2及び図3に示すように、水溶液供給装置は、水溶液を収容する水溶液タンク6aと、この水溶液タンク6aに収容された水溶液を混練装置2bに移送するための移送パイプ6bと、水溶液タンク6aに収容されている水溶液を汲み上げる水溶液供給ポンプ6cと、混練装置2b内に供給する水溶液の供給量を調整する水溶液調整バルブと、流量メータとを有する。水溶液の調整は、操作者が、流量メータを目視で確認しながら水溶液調整バルブをバルブ操作することによって行う。流量メータ及び水溶液調整バルブは、操作盤2fの近辺に配置され、特に、操作しやすく、そして見やすい場所に配置されるのが好ましい。例えば、操作盤2fと、水溶液を移送する移送パイプ6bとを連結して、給水口27へ供給する水溶液の供給量を調節する水溶液調整バルブと流量メータを操作盤2fに組み込むことも可能である。
このようなモルタル生成装置を用いることで、モルタルを連続して生成することができ、施工現場での大量打設がより可能となり、工期を短縮することができる。
<水硬性組成物>
本実施形態に係る水硬性組成物の一例を説明する。本実施形態の水硬性組成物は、水硬性成分としてポルトランドセメントを含む。
ポルトランドセメントとしては、普通ポルトランドセメント、早強ポルトランドセメント、超早強ポルトランドセメント、中庸熱ポルトランドセメント、低熱ポルトランドセメント及び耐硫酸塩ポルトランドセメントから選ばれる少なくとも一種を用いることができる。速硬性の観点から、普通ポルトランドセメント、早強ポルトランドセメント又は超早強ポルトランドセメントを用いることが好ましい。
本実施形態に係る水硬性組成物は、さらに、細骨材及び流動化剤を含むことが好ましい。
細骨材としては、珪砂、川砂、陸砂、海砂、砕砂等の砂類、スラグ細骨材、再生細骨材のほか、アルミナクリンカー骨材、ウレタン砕、EVAフォーム及び発砲樹脂等の樹脂粉砕物から適宜選択して用いることが好ましい。特に細骨材としては、珪砂、川砂、陸砂、海砂、砕砂等の砂類及びアルミナクリンカー骨材から選択したものを好適に用いることが好ましい。
細骨材は、最大粒子径が1400μm以下であり、且つ粒子径63μm以下の粒子の含有割合が10質量%以下であることが好ましく、最大粒子径が1180μm以下であり、且つ粒子径63μm以下の粒子の含有割合が5質量%以下であることがより好ましく、最大粒子径が1000μm以下であり、且つ粒子径63μm以下の粒子の含有割合が3質量%以下であることが更に好ましい。
本実施形態の水硬性組成物は、粒子径が上述の範囲にある細骨材を含むことによって、本発明のモルタルの強度特性や寸法安定性の向上をより確実にすることができる。
細骨材の粒子径は、JIS Z 8801:2006に規定される呼び寸法の異なる数個の篩いを用いて測定することができる。また、本明細書において、「最大粒子径が1400μm以下であり」とは、篩目1400μmの篩を用いたときに、細骨材が篩目1400μmの篩いを全て通過することであり、「粒子径63μm以下の粒子の含有割合」とは、篩目63μmの篩いを用いたときに、篩目63μmの篩いを通過する粒子の細骨材全体に対する含有割合(質量%)をいう。
細骨材の含有量は、ポルトランドセメント100質量部に対して、好ましくは50〜400質量部であり、より好ましくは70〜300質量部であり、更に好ましくは90〜200質量部であり、特に好ましくは100〜150質量部である。
本実施形態の水硬性組成物は、細骨材の含有量を上述の範囲とすることによって、本発明のモルタルの硬化後の強度特性や寸法安定性の向上をより確実にすることができる。
流動化剤としては、減水効果を合わせ持つ、メラミンスルホン酸のホルムアルデヒド縮合物、カゼイン、カゼインカルシウム、ポリカルボン酸系、ポリエーテル系及びポリエーテルポリカルボン酸系等の市販の流動化剤から選ばれる少なくとも一種を用いることが好ましく、特にポリエーテル系又はポリエーテルポリカルボン酸系等の市販の流動化剤を用いることが好ましい。
本実施形態の水硬性組成物が流動化剤を含むことにより、より少ない量の水溶液との混練においても高い流動性を有するモルタルを得ることができるので好ましい。また、流動性を低下することなく、水溶液/水硬性組成物比を小さくできることにより、強度特性がより向上するので好ましい。
流動化剤の含有量は、ポルトランドセメント100質量部に対して、好ましくは0.04〜2.0質量部であり、より好ましくは0.06〜1.0質量部であり、更に好ましくは0.08〜0.5質量部であり、特に好ましくは0.1〜0.2質量部である。
本実施形態の水硬性組成物は、流動化剤の含有量を上述の範囲とすることによって、本発明のモルタルの流動性や硬化後の強度特性の向上をより確実にすることができる。
以上のとおり、本実施形態に係る水硬性組成物は、ポルトランドセメントを含む。さらに、細骨材や流動化剤を含むことが好ましく、本発明のモルタルの流動性や硬化後の強度特性、寸法安定性をより好ましくする。
本実施形態の水硬性組成物は、上記の成分に加えて、本発明のモルタルの特性を損なわない範囲で、石膏、アルミナセメント、無機質微粉末、無機系膨張材、金属系膨張材、凝結調整剤、増粘剤、消泡剤、収縮低減剤、樹脂粉末等を好適に添加することができる。
石膏は、無水石膏、半水石膏、二水石膏等の石膏がその種類を問わず、一種又は二種以上の混合物として好適に添加することができる。石膏を添加することで、モルタルの寸法安定性の向上をより確実にする。
アルミナセメントは、鉱物組成の異なるものが数種知られ市販されているが、何れも主成分はモノカルシウムアルミネート(CA)であり、市販品はその種類によらず好適に添加することができる。アルミナセメントを添加することで、モルタルの硬化特性(速硬性)や寸法安定性の向上をより確実にする。
無機質微粉末は、フライアッシュ、高炉スラグ、製鋼スラグ、各種セラミック、炭酸カルシウムなどの微粉末や、これらを摩砕処理、熱処理、分級処理などによって粒子の平均円形度を高めた微粉末の一種又は二種以上を混合して好適に添加することができる。無機質微粉末を添加することで、モルタルの流動性や寸法安定性の向上をより確実にする。
無機系膨張材は、カルシウムサルフォアルミネート系ではアウイン、石灰系では生石灰、生石灰−石膏系、仮焼ドロマイト等が挙げられ、これらから選ばれた少なくとも1種を好適に添加することができる。石灰系膨張材としては、生石灰、生石灰−石膏系が好ましく、中でも生石灰−石膏系が特に好ましい。無機系膨張材を添加することで、モルタルの寸法安定性の向上をより確実にする。
金属系膨張材は、アルミニウム粉、鉄粉などの金属粉を好適に添加することができる。中でも比重の面から、アルミニウム粉を添加することが特に好ましい。アルミニウム粉は、JIS K 5906:1998「塗装用アルミニウム顔料」の第2種に準ずるものを好適に添加することができる。金属系膨張材を添加することで、モルタルの寸法安定性の向上をより確実にする。
凝結調整剤は、水和反応を促進する凝結促進剤及び水和反応を遅延する凝結遅延剤がある。凝結促進剤及び凝結遅延剤の各々の成分(種類)、添加量及び添加比率を適宜選択して好適に添加することで、モルタルの流動性、流動保持性、凝結時間の詳細な調整をより確実にする。
増粘剤は、セルロース系、蛋白質系、ラテックス系、及び水溶性ポリマー系などを好適に添加することができる。中でもセルロース系増粘剤を添加することが好ましい。増粘剤を添加することで、モルタルの材料分離抵抗性の向上をより確実にする。
消泡剤は、シリコーン系、アルコール系、ポリエーテル系、鉱物油系などの合成物質又は植物由来の天然物質など、公知のものを好適に添加することができる。消泡剤を添加することで、モルタルの表面性状や強度特性の向上をより確実にする。
収縮低減剤は、公知の収縮低減剤を好適に添加することができる。収縮低減剤としては、アルキレンオキシド重合物を化学構造の骨格に有するものなどが好ましい。例えばポリプロピレングリコール、ポリ(プロピレン・エチレン)グリコールなどのポリアルキレングリコール類及び炭素数1〜6のアルコキシポリ(プロピレン・エチレン)グリコールなどの一般に公知のものから好適に選択して添加することができる。収縮低減剤を添加することで、モルタルの寸法安定性の向上をより確実にする。
樹脂粉末は、特にその種類は限定されず、公知の製造方法で製造されたものを好適に添加することができ、ブロッキング防止剤を主に樹脂の表面に付着させた樹脂粉末が好ましい。また、水性ポリマーディスパージョンを噴霧やフリーズドライなどの方法で溶媒除去し、乾燥させた樹脂粉末が好ましい。樹脂粉末は、エチレン/酢酸ビニル共重合体、酢酸ビニル/ベオバ共重合体、又は酢酸ビニル/ベオバ/アクリル共重合体、スチレン/アクリル共重合体及びアクリル/メタアクリル共重合体などのアクリル系重合体を主成分とする樹脂粉末であることが好ましい。これにより、モルタルを硬化させた際の表面特性や下地との接着性や曲げ強度特性の向上をより確実にする。
<モルタル>
本発明のモルタルの施工方法に係るモルタルは、水硬性成分としてポルトランドセメントを含む水硬性組成物と水酸化カルシウム水溶液とを配合し、混練することにより得られる。また、モルタルを調製する条件(混練機の混練時間や回転数など)が異なり、過剰に混練される場合でも、水和反応の促進が適度に抑制され、凝結時間の始発に差異が生じにくくするために、本実施形態に係る水酸化カルシウム水溶液は、25℃において、該水溶液100g中に水酸化カルシウムが0.085g以上溶解していることが好ましく、0.113g以上溶解していることがより好ましく、0.141g以上溶解していることがさらに好ましく、0.168g以上溶解していることが特に好ましい。水酸化カルシウムが上述の範囲で溶解していることにより、調製条件による水和反応への影響をより受けにくくする。
一般的にポルトランドセメント粒子は、水と接した後に、該粒子自体が溶解し、カルシウムイオンが放出される。その後核化および水和物の析出が生じ、これを水和反応という。ポルトランドセメントを含むモルタルを過度に混練すると、ポルトランドセメント粒子の表面(例えば、電気二重層)が乱されるため該粒子の溶解が過度に進み、その結果水和反応が促進される。水を上述の水酸化カルシウム水溶液とすることで、セメント粒子表面のイオン平衡層の厚みが増加するため、過度に混練した場合でも、水和反応の促進を適度に抑制できる。
また、上述の水酸化カルシウム水溶液は、飽和水酸化カルシウム水溶液であることで、調製条件による水和反応への影響をより受けにくくすることを一層確実にするので好ましい。さらに、所定のカルシウムイオン濃度を有する水酸化カルシウム水溶液が水酸化カルシウムに対して過飽和であれば、水和反応の促進を適度に抑制する効果がより大きくなることから、水酸化カルシウム水溶液は、過飽和水酸化カルシウム水溶液であることがより好ましい。
水酸化カルシウムは、市販のものを用いることができる。水への溶解性の面から、篩上45μm残分は0.5%以下が好ましく、0.4%以下がより好ましく、0.3%以下が更に好ましく、0.15%以下が特に好ましい。
本実施形態に係るモルタルは、例えば、水硬性組成物を袋物の形態で施工現場に搬入し、施工場所の近傍で現場設置型の混合・混練装置やハンドミキサー等の混合機を用いて、所定量の水酸化カルシウム水溶液を配合して、混練することにより、モルタルを得ることができる。また、モルタルを調製する際に、水酸化カルシウム水溶液の配合量を適宜変更することによって、モルタルのフロー値を調整することができる。
ここでフロー値とは、厚さ5mmのみがき板ガラスの上に内径50mm、高さ100mmの塩化ビニル製パイプを置き、モルタルを充填した後、パイプを垂直に引き上げる。モルタルの広がりが静止した後、直角2方向の直径(mm)を測定し、その平均値をフロー値(mm)とする。
水酸化カルシウム水溶液の配合量は、水硬性成分100質量部に対して、好ましくは32〜52質量部であり、より好ましくは35〜49質量部であり、更に好ましくは37〜47質量部である。水酸化カルシウム水溶液の配合量が上述の範囲内で水硬性組成物と混練されることにより、好適な流動性を有するモルタルとなる。
本実施形態のモルタルのフロー値は、好ましくは160〜290mmであり、より好ましくは170〜280mmであり、更に好ましくは180〜260mmである。フロー値を上述の範囲とすることにより、一層優れた流動性を有するモルタルを得ることができる。
本実施形態のモルタルは、水硬性成分としてポルトランドセメントを含む水硬性組成物と水酸化カルシウム水溶液とを配合し、混練して調製され、所定の時間経過した後に、凝結が開始する(凝結時間の始発)。モルタルを調製する条件(混練機の混練時間や回転数など)が施工箇所により異なっても、設計通りに硬化し、ひび割れ等の不具合が生じないために、調製条件の違いによる凝結時間の始発の差を一定以下に保つ必要がある。ここで、凝結時間の始発は、JIS R 5201:1997「セメントの物理試験方法」に記載の試験方法に準拠して測定される。
凝結時間の始発の差は、好ましくは30分以内であり、より好ましくは20分以内であり、更に好ましくは15分以内である。凝結時間の始発の差を上述の範囲とすることにより、ひび割れ等の不具合のない、優れた硬化体が得られる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に何ら限定されるものではない。
以下に実施例と比較例を挙げて本発明の内容をより詳細に説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
[使用材料]
以下(1)〜(4)に示す原材料を準備した。
(1)水硬性成分
・ポルトランドセメント、CEM I 42.5R(Lafarge Germany社製、ブレーン比表面積=2960cm/g)
(2)細骨材[S]
・珪砂(Quarz Werke社製、篩を使用して測定した珪砂の粒度構成を表1に示す。)
Figure 0005895625
(3)流動化剤[PCE]
・ポリエーテルポリカルボン酸系流動化剤(BASF Construction Polymers社製、商品名:Melflux2651F)
(4)水溶液
・水溶液A : 水道水
・水溶液B : 飽和の水酸化カルシウム水溶液(水酸化カルシウム:宇部マテリアルズ社製、消石灰超特号、篩上45μm残分0.1%)
ここで、水溶液Bは、20℃の水1000gに上述の水酸化カルシウム50gを加え、ケミスターラーを用いて3分間攪拌して水酸化カルシウムを溶解させた後に、未溶解の水酸化カルシウムを除去して、飽和水酸化カルシウム水溶液を得た。
実施例及び比較例のモルタルを得るための上記材料の配合割合(質量部)は表2のとおりとした。
Figure 0005895625
[モルタルの調製]
温度20℃、湿度65%の恒温室において、恒温室と同温度に養生した水硬性組成物と水溶液を用い、2Lのポリ容器に表2に示す水溶液を270g入れ、タービン羽根を取り付けた攪拌機を使用し、300rpmで撹拌しながら水硬性組成物1500gを全量投入後、700rpmで所定時間混練して、モルタルを調製した。混練時間は1分間、2分間、7分間の3通りとした。
[物性の評価方法]
得られたモルタルを用いて以下(1)及び(2)に示す測定を行った。
(1)フロー試験
厚さ5mmのみがき板ガラスの上に内径50mm、高さ100mmの塩化ビニル製パイプを置き、モルタルを充填した後、パイプを垂直に引き上げた。広がりが静止した後に、直角2方向の直径を測定し、その平均値をフロー値(mm)とした。評価結果を表3に示す。
(2)凝結試験(凝結時間の始発)
JIS R 5201:1997「セメントの物理試験方法」に記載の試験方法に準拠して測定した。測定は温度20℃、湿度65%の恒温室にて行った。また、混練時間の違いによる始発への影響を、始発の一番遅い時間から始発の一番早い時間を差し引いて、始発の差(分)として求めた。評価結果を表3に示す。
Figure 0005895625
表3に示すように、混練時間の違いによるフロー値への影響は、実施例1及び比較例1ともに大きな違いは確認されなかった。しかしながら、実施例1のモルタルは、始発の差が15分であり、混練時間が異なっても凝結時間への影響は小さく、始発の差が小さいことが確認された。一方、比較例1は、始発の差が80分と大きいことが確認された。比較例1は、混練時間の増加と共に、水和反応が促進され、凝結時間の始発が早いことが確認された。
以上のことから、水硬性成分としてポルトランドセメントを含む水硬性組成物と石灰系水溶液とを配合し、混練して得られる本発明のモルタルは、調製する条件が異なる場合でも、水和反応の促進を適度に抑制し、凝結時間の始発に差異が生じにくいモルタルであり、施工現場においてモルタル生成装置でモルタルを調製する条件が異なり、過剰に混練される場合でも、水和反応の促進が適度に抑制され、凝結時間の始発に差異が生じにくく、ひび割れ等の不具合を抑制できるモルタルの施工方法を提供することができる。
2a…ホッパー、2b…混練装置、2c…リザーバ、2d…スネークポンプ、2e…移送パイプ、2f…操作盤、21…投入口、22…ホッパースクリュー、23…モーター、24…動力伝達ベルト、25…混練室、26…混練スクリュー、27…給水口、28…吐出口、29…拡開部、30…スターラースクリュー、31…移送スクリュー、32,33…モーター、34…動力伝達ベルト、5a…水硬性組成物タンク、5b,5c…スクリューコンベア、51…水硬性組成物、52…放出口、53…開口部、6a…水溶液タンク、6b…移送パイプ、6c…水溶液ポンプ、71…車輌。

Claims (8)

  1. モルタル生成装置を用いて、水硬性組成物及び水溶液を連続して混練し、モルタルを生成する工程と、前記モルタルを施工現場で施工する工程と、を有するモルタルの施工方法であって、
    前記水硬性組成物は、水硬性成分としてポルトランドセメントを含み、
    前記水溶液は、水酸化カルシウム水溶液である、モルタルの施工方法。
  2. 前記水硬性組成物は、さらに、細骨材及び流動化剤を含む、請求項1に記載のモルタルの施工方法。
  3. 前記水酸化カルシウム水溶液は、25℃において、該水溶液100g中に水酸化カルシウムが0.085g以上溶解している、請求項1または請求項2に記載のモルタルの施工方法。
  4. 前記水酸化カルシウム水溶液は、飽和水酸化カルシウム水溶液である、請求項1〜3のいずれか1項に記載のモルタルの施工方法。
  5. 前記モルタル生成装置は、
    軸部材の外周面に複数の羽根が形成され、前記軸部材が回転することにより、前記水硬性組成物及び前記水溶液を混練しながら前記軸部材の基端側から終端側に向けてモルタルを移送する混練スクリューが設けられた混練装置と、
    前記混練装置に前記水硬性組成物を移送するためのホッパースクリューを有するホッパーと、
    前記混練装置から吐出された前記モルタルを収容するためのリザーバと、
    前記リザーバ内のモルタルを外部へ吐出するためのスネークポンプと、
    前記スネークポンプから吐出されたモルタルを移送するための移送パイプと、を備える、
    請求項1〜4のいずれか1項に記載のモルタルの施工方法。
  6. 前記モルタル生成装置が、前記水硬性組成物を前記ホッパーに供給する水硬性組成物供給装置を更に備える、
    請求項5に記載のモルタルの施工方法。
  7. 前記水溶液を前記混練装置に供給する水溶液供給装置を更に備える、
    請求項5または請求項6に記載のモルタルの施工方法。
  8. 前記モルタル成装置が、車輌に搭載されている、
    請求項5〜7のいずれか1項に記載のモルタルの施工方法。
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