JP2003199482A - パン類およびその製造方法 - Google Patents
パン類およびその製造方法Info
- Publication number
- JP2003199482A JP2003199482A JP2002001816A JP2002001816A JP2003199482A JP 2003199482 A JP2003199482 A JP 2003199482A JP 2002001816 A JP2002001816 A JP 2002001816A JP 2002001816 A JP2002001816 A JP 2002001816A JP 2003199482 A JP2003199482 A JP 2003199482A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- starch
- wheat flour
- bread
- flour
- pregelatinized
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Bakery Products And Manufacturing Methods Therefor (AREA)
Abstract
本来の形状、風味を有すると共に、餅風の食感、即ち、
もちもちした食感やしっとり感、旨味を有するパン類を
提供すること。 【解決手段】 パン類を製造する際の原料として、少な
くとも(イ)小麦粉、(ロ)α化小麦粉または/および
α化小麦澱粉、および(ハ)α−アミラーゼを用いたこ
とを特徴とするパン類。
Description
ての小麦粉の一部をα化させ、および/またはα化小麦
澱粉を加えることにより、製パン工程中の生地作製段階
で加熱工程を用いない、もちもち感、しっとり感および
旨味を有するパン類、その製造方法およびそのためのミ
ックスに関する。
しかもソフトであるにもかかわらずもちもち感およびし
っとり感を有するパン類を製造する方法として、本発明
者らは特願2000−218785で、小麦粉に常温水
を添加し、加熱下に混捏するか、あるいは小麦粉に熱湯
を添加し混捏して中麺を捏ね上げることを特徴とする湯
種と呼ばれる種を用いたパン類の製造方法を提案してお
り、この方法は商業的な成功をおさめている。該方法を
用いて製造すると、もちもち感やしっとり感、旨味を有
し、さらに長期間保存しても老化せず、もちもち感やし
っとり感が持続するパン類を製造することができる。
た湯種は、その作製に加熱を必要とし、さらに安定な製
造過程においては厳密な製造管理が不可欠であり、工程
管理が困難であるという問題があり、湯種を商業的に広
く供給することは困難を伴う。
あるパン類を製造するという目的では、α化澱粉を用い
る方法(特開昭59−175845号)、特定の加工澱
粉を用いる方法(特開平4−91744号、特開平5−
15296号)、小麦粉の一部を加工澱粉とグルテンで
置き換えてパンを品質改良する方法(特開平3−871
35号)、湿熱処理澱粉を用いて品質改良する方法(特
開平6−169680号)、ベーカリー食品用の加工澱
粉を含む油脂組成物(特開平5−153897号、特開
平8−196198号、特開平8−224057号)等
が提案されている。また、小麦粉をα化してパンを製造
するという方法として、例えば特開平10−29525
3や、特開昭59−175845等が提案されている。
ち感のあるパン類を実現、または示唆するものではなか
ったり、これらの方法によって製造されたパン類は、も
ちもち感は有しているが、しっとり感が足りなかった
り、また旨味等に乏しいという点があったりして、いず
れも全てを満足すべきものではない。
や生地を混捏する工程において加熱もしくは熱源を必要
とせず、パン本来の風味を有すると共に、餅風の食感、
即ち、もちもちした食感やしっとり感、旨味を有するパ
ン類を提供することにある。
状に鑑み、中麺や生地を混捏する工程における加熱を必
要とせず、もちもち感やしっとり感を有するパン類の製
造方法を検討した。その結果、パン類を製造する際の小
麦粉原料の一部を、小麦粉をα化させたα化小麦粉また
は/およびα化小麦澱粉で置き換え、さらにα−アミラ
ーゼをこれらに添加すると、予想外にも、もちもち感や
しっとり感を有し、かつ複雑な旨味を有するパン類が得
られることを知見し、さらに検討を重ね、本発明を完成
するに至った。
造する際の原料として、少なくとも(イ)小麦粉、
(ロ)α化小麦粉または/およびα化小麦澱粉、および
(ハ)α−アミラーゼを用いたことを特徴とするパン
類、(2) 所望によりさらにマルトース類を用いたこ
とを特徴とする上記(1)記載のパン類、(3) 小麦
粉、α化小麦粉または/およびα化小麦澱粉の重量割合
が50〜95:5〜50で、α−アミラーゼが、小麦粉
とα化小麦粉または/およびα化小麦澱粉の総量100
gに対して1〜1000ユニットであることを特徴とす
る上記(1)または(2)記載のパン類、(4) さら
に、副材料としてイースト、塩、および所望により糖
類、乳製品、油脂、卵等を用いたことを特徴とする上記
(1)〜(3)のいずれかに記載のパン類、(5) α
−アミラーゼが動物、植物、および微生物由来、好まし
くは穀類またはかび由来から選ばれる1種以上であるこ
とを特徴とする上記(1)〜(4)のいずれかに記載の
パン類、(6) パン類を製造する際の原料として、少
なくとも(イ)小麦粉、(ロ)α化小麦粉または/およ
びα化小麦澱粉、および(ハ)α−アミラーゼを用いた
ことを特徴とするパン類の製造方法、(7) 小麦粉、
α化小麦粉または/およびα化小麦澱粉の重量割合が5
0〜95:5〜50で、α−アミラーゼが、小麦粉とα
化小麦粉または/およびα化小麦澱粉の総量100gに
対して1〜1000ユニットであることを特徴とする上
記(6)記載のパン類の製造方法、(8) 少なくとも
(イ)小麦粉、(ロ)α化小麦粉または/およびα化小
麦澱粉、および(ハ)α−アミラーゼを含有することを
特徴とするパン類を製造するためのミックス、に関す
る。すなわち、本発明にあっては、中麺や生地の作製
に、熱源、加熱および厳密な製造管理を必要としない。
とは、α化処理を施された小麦粉をいう。α化処理は、
従来公知の方法により行われ得る。例えば、小麦粉の懸
濁液を加熱したロールに供給し、糊化した後ロール表面
の薄膜をかきとり、粉砕することにより得るホットロー
ル法等が知られている。具体的な工業的生産プロセスと
しては、加水混練工程、加熱工程、予備乾燥工程、本乾
燥工程、エージング工程、粉砕工程、篩分け工程、およ
び計量包装工程を順次行って製品を得るプロセスが知ら
れている。
化度は、通常約80%以上であり、好ましくは約80〜
90%程度である。α化度は、β−アミラーゼ・プルラ
ナーゼ法により測定される。この方法の詳細は下記す
る。
麦粉のかわりに単独で用いてもよいし、またはα化小麦
粉と混合して用いてもよい。α化小麦澱粉は、小麦澱粉
をα化処理して乾燥し、粉末にしたもので、常法に従っ
て製造することができる。即ち、小麦澱粉を水の存在
下、ドラムドライヤー、エクストルーダー、スプレード
ライヤー等を用いて加熱して澱粉質をα化、乾燥した
後、必要に応じて粉砕して粉末にして得られる。
α化澱粉質を含んでいてもよく、これらは澱粉、加工澱
粉をα化処理して乾燥し、粉末にしたもので、一般にα
化澱粉(α化加工澱粉を含む)、α化穀粉と称されてい
る製品を指称する。これらは、α化小麦澱粉を製造する
方法と同様にして製造することができる。
は、例えばコーンスターチ、馬鈴薯澱粉、米澱粉、ハイ
アミロースコーンスターチ、タピオカ澱粉、ワキシーコ
ーンスターチ等の市販の未処理澱粉が挙げられるし、加
工澱粉は市販の未処理澱粉を加工処理した澱粉で、具体
的には酸処理澱粉、次亜塩素酸ソーダ処理澱粉、架橋澱
粉、エーテル化澱粉、エステル化澱粉、架橋エーテル化
澱粉、架橋エステル化澱粉等が挙げられる。また、これ
ら澱粉、加工澱粉は組み合わせて用いることもできる。
1,4−グルコシド結合のみを加水分解する酵素で、ア
ミラーゼの一種である。本発明において使用できるα−
アミラーゼとしては、例えば動物(例えば唾液、臓器
等)、植物(例えば穀類等)、およびアスペルギルス
属、バチルス属等の微生物(例えばかび、菌等)由来の
ものが使用可能であり、好ましくは穀類またはかび由来
のものである。本発明においては、食品に使用可能なα
−アミラーゼであればいずれも使用でき、その起源、調
整法、純度等は問わず、何ら限定されるものではなく、
一般的に市販されているものが使用可能であり、これら
のα−アミラーゼは、単独または2種以上を混合して使
用してもよい。上述した微生物としては、例えばバシラ
ス・リケニフォミス(Bacillus lichen
iformis)、バシラス・サブチリス(Bacil
lussubtilis)等のバチルス属、例えばアス
ペルギラス・オリザ(Aspergillus ory
zae)等が挙げられる。
/およびα化小麦澱粉の重量割合は、約50〜95程
度:約5〜50程度であり、α−アミラーゼの使用割合
は、小麦粉とα化小麦粉または/およびα化小麦澱粉の
総量100gに対して約1〜1000ユニット程度であ
る。
における小麦粉の一部としてα化小麦粉または/および
α化小麦澱粉、および所望によりα−アミラーゼを使用
するものであって、他の添加物あるいは原料は従来公知
と同一であってよい。
に使用されている副材料、或はパンの種類、望まれる品
質等によって使用されている従来公知の材料を必要に応
じて必要量用いることができる。具体的には例えば、
卵、イースト、食塩、糖類(例えば砂糖等)、脱脂粉
乳、全粉乳等の乳製品、ショートニング、マーガリン、
バター、乳化油脂等の油脂類、グリセリン脂肪酸エステ
ル、ショ糖脂肪酸エステル等の乳化剤、シナモン、バジ
リコ等の香辛料、ブランデー、ラム酒等の洋酒類、レー
ズン、ドライチェリー等のドライフルーツ、アーモン
ド、ピーナツ等のナッツ類、アミラーゼ等の澱粉分解酵
素、香料(例えばバニラエッセンス等)、人口甘味料
(例えばアスパラテーム等)、食物繊維(例えば難消化
性デキストリン等)、活性グルテン、ココアパウダー等
が例示できる。
より小麦粉以外に小麦粉以外の穀粉を加えてもよい。そ
のような小麦粉以外の穀粉としては、例えば米粉、大麦
粉、ライ麦粉、オーツ粉、コーンフラワー、きな粉、も
ち粉、わらび餅粉、本葛粉、白玉粉等が挙げられる。
所望によりマルトース類を用いてもよい。そのようなマ
ルトース類としては、例えばマルトース、マルトトリオ
ース、マルトテトラオース、マルトペンタオース、マル
トヘキサオース、マルトヘプタオース等が挙げられ、好
ましくはマルトースである。
物繊維、ペプチド類、ビタミン類、ポリフェノール類、
ミネラル等を所望により添加してもよい。
より、パン類用生地に調製され、その配合割合は用いる
材料の種類によって異なり、一般的なパン類の製造方法
に従って適宜決定されうる。
く、例えばあんぱん、ジャムパン等の菓子パン、プルマ
ン、イギリスパン等の食パン類、バゲット、パリジャン
等のフランスパン、テーブルロール、カレーパン等の各
種食事パン、デニッシュ、クロワッサン、イーストドー
ナツ、中華まん等が挙げられる。
粉、α化小麦粉または/およびα化小麦澱粉、およびα
−アミラーゼを主原料とし、これにパン酵母・水等の副
材料を加え、更に他の原料を必要に応じて添加・混捏し
て得られた生地を、例えば蒸したり焼いたりあるいは油
揚げすることにより容易に製造される。
類の製造において使用される小麦粉の一部をα化小麦粉
または/およびα化小麦澱粉に置き換え、さらにα−ア
ミラーゼを加えることが特長であり、その他の方法なら
びに製造条件は、特に限定されることなく、従来公知の
ものに従ってよい。従って、パン類の製造として公知の
直捏法、中種法、中麺法、液種法等いずれかの方法によ
って本発明のパン類を製造してもよい。また、例えばノ
−タイム法、ストレ−ト法、オ−バ−ナイト法、低温長
時間法、冷凍生地等いずれの公知製パン技術も使用する
ことができる。
水10mlを添加してガラス製ホモジナイザ−で磨砕す
る。次いで、 (2)4mlの磨砕物を採取して、0.8mol/Lの
酢酸緩衝液(pH6.0)で50mlに定容する。これ
を試験管に4ml採取し、密栓をして40℃水浴中10
分間放置した酵素液(下記注参照)1mlを添加して4
0℃、30分間酵素処理する。その後、沸騰水浴中、5
分間加熱して、水15ml添加して検液(S)とする。 注)上記酵素液は、β−アミラーゼ(ナガセ生化学工業
製)0.0051gおよびプルラナーゼ(クルード;林
原生物科学研究所製)0.051gに0.8mol/L
酢酸緩衝液(pH6.0)30mlを加えて10分間振
とうし、濾過により不溶物を除去した液である。 (3)上記(1)によって得られる磨砕物の4mlを採
取し、10ml/L水酸化ナトリウム水溶液0.4ml
添加し、混合物を65℃水浴中で5分間加熱して糊化さ
せた後水冷する。2mol/L酢酸2mlで中和し、
0.8mol/L酢酸緩衝液(pH6.0)で50ml
に定容する。これを4ml試験管内に採取し、密栓をし
て40℃水浴中10分間放置する。これに上記(2)の
酵素液を1ml添加して、40℃3分間酵素処理する。
そして、沸騰水浴中、5分間加熱した後、水15ml添
加して検液(R)とする。なお、酵素液の代わりに上記
酵素液を沸騰水浴中で10分間加熱した液を添加するこ
と以外は検液(R)の調整方法と同様に操作した検液
(Ro)をブランクとする。 (4)検液(S)、検液(R)および検液(Ro)につ
いて下記のように、フェリシアンド法で還元糖量を測定
する。25ml容試験管内に検液(S)、(R)または
(Ro)1mlを採取する。下記するフェリシアンド試
液5mlを添加して、沸騰水浴中10分間加熱して、水
冷した後、420nmにおける吸光度を測定する。な
お、フェリシアンド試液は、赤血塩[K3Fe(CN)
6]0.37gおよび炭酸ナトリウム(無水)20.0
gを水に溶解して、1Lとすることにより製造するもの
である。 (5)α化度(%)の決定 計算式 α化度(%)=(BR−AS)×100/(BR−
AR) AS:フェリシアンド法による検液(S)の吸光度 AR:フェリシアンド法による検液(R)の吸光度 BR:フェリシアンド法によるブランク(Ro)の吸光
度
10重量部、マルトース3重量部、α−アミラーゼ(ビ
オザイムF10SD、天野製薬製)2ppm、砂糖7重
量部、食塩2重量部、イーストフード0.1重量部、シ
ョートニング4重量部、脱脂粉乳2重量部、生イースト
3重量部に水73重量部を加え混捏して生地を作り、発
酵させた後、常法により焼成することにより、食パンを
製造した。
(パンの製造法)に従い、パンを製造するために必要と
する全小麦粉100重量部のうち40重量部に20重量
部の熱湯を加え、混捏して中麺を捏ね上げた。捏ね上げ
られた中麺と、残りの小麦粉60重量部、砂糖7重量
部、食塩2重量部、イーストフード0.1重量部、ショ
ートニング4重量部、脱脂粉乳2重量部、生イースト3
重量部、および水50重量部を加え混捏して生地を作
り、発酵させた後焼成することにより食パンを製造し
た。
22〜40歳の男性14名の合計24名をモニターとし
て官能試験を行った。官能試験の評価は下記の基準によ
って行われた。5点:特に優れている、4点:優れてい
る、3点:普通、2点:劣っている、1点:特に劣って
いる。
りであった。本発明の方法により製造された食パンは、
特願2000−218785号のパン類の製造方法で焼
成された食パンと同様に、小麦粉独自の旨味を有してお
り、しかもソフトであるにもかかわらず、しっとりとし
たモチモチ感を有する食感になっていた。
感、しっとり感を有し、さらには複雑な旨味を有するパ
ン類を製造することができる。また、本発明は中麺や生
地を混捏する過程において加熱等の熱源を必要としない
ことから、工程管理が容易である。さらに、製造管理に
かかるコストを削減することができることから、安定な
供給が可能となり、商業的に広く供給することが可能と
なる。
8)
あるパン類を製造するという目的では、α化澱粉を用い
る方法(特開昭59−175845号)、特定の加工澱
粉を用いる方法(特開平4−91744号、特開平5−
15296号)、小麦粉の一部を化工澱粉とグルテンで
置き換えてパンを品質改良する方法(特開平3−871
35号)、湿熱処理澱粉を用いて品質改良する方法(特
開平6−169680号)、ベーカリー食品用の化工澱
粉を含む油脂組成物(特開平5−153897号、特開
平8−196198号、特開平8−224057号)等
が提案さている。また、小麦粉をα化してパンを製造す
るという方法として、例えば特開平10−295253
や、特開昭59−175845等が提案されている。
α化澱粉質を含んでいてもよく、これらは澱粉、化工澱
粉をα化処理して乾燥し、粉末にしたもので、一般にα
化澱粉(α化化工澱粉を含む)、α化穀粉と称されてい
る製品を指称する。これらは、α化小麦澱粉を製造する
方法と同様にして製造することができる。
は、例えばコーンスターチ、馬鈴薯澱粉、米澱粉、ハイ
アミロースコーンスターチ、タピオカ澱粉、ワキシーコ
ーンスターチ等の市販の未処理澱粉が挙げられ、化工澱
粉は市販の未処理澱粉を化工処理した澱粉で、具体的に
は酸処理澱粉、次亜塩素酸ソーダ処理澱粉、架橋澱粉、
エーテル化澱粉、エステル化澱粉、架橋エーテル化澱
粉、架橋エステル化澱粉等が挙げられる。また、これら
澱粉、化工澱粉は組み合わせて用いることもできる。
Claims (8)
- 【請求項1】 パン類を製造する際の原料として、少な
くとも(イ)小麦粉、(ロ)α化小麦粉または/および
α化小麦澱粉、および(ハ)α−アミラーゼを用いたこ
とを特徴とするパン類。 - 【請求項2】 所望によりさらにマルトース類を用いた
ことを特徴とする請求項1記載のパン類。 - 【請求項3】 小麦粉、α化小麦粉または/およびα化
小麦澱粉の重量割合が50〜95:5〜50で、α−ア
ミラーゼが、小麦粉とα化小麦粉または/およびα化小
麦澱粉の総量100gに対して1〜1000ユニットで
あることを特徴とする請求項1または2記載のパン類。 - 【請求項4】 さらに、副材料としてイースト、塩、お
よび所望により糖類、乳製品、油脂、卵を用いたことを
特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のパン類。 - 【請求項5】 α−アミラーゼが動物、植物、および微
生物由来から選ばれる1種以上であることを特徴とする
請求項1〜4のいずれかに記載のパン類。 - 【請求項6】 パン類を製造する際の原料として、少な
くとも(イ)小麦粉、(ロ)α化小麦粉または/および
α化小麦澱粉、および(ハ)α−アミラーゼを用いたこ
とを特徴とするパン類の製造方法。 - 【請求項7】 小麦粉、α化小麦粉または/およびα化
小麦澱粉の重量割合が50〜95:5〜50で、α−ア
ミラーゼが、小麦粉とα化小麦粉または/およびα化小
麦澱粉の総量100gに対して1〜1000ユニットで
あることを特徴とする請求項6記載のパン類の製造方
法。 - 【請求項8】 少なくとも(イ)小麦粉、(ロ)α化小
麦粉または/およびα化小麦澱粉、および(ハ)α−ア
ミラーゼを含有することを特徴とするパン類を製造する
ためのミックス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002001816A JP3650067B2 (ja) | 2002-01-08 | 2002-01-08 | パン類およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002001816A JP3650067B2 (ja) | 2002-01-08 | 2002-01-08 | パン類およびその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003199482A true JP2003199482A (ja) | 2003-07-15 |
JP3650067B2 JP3650067B2 (ja) | 2005-05-18 |
Family
ID=27641849
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002001816A Expired - Fee Related JP3650067B2 (ja) | 2002-01-08 | 2002-01-08 | パン類およびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3650067B2 (ja) |
Cited By (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006274100A (ja) * | 2005-03-30 | 2006-10-12 | Sanwa Denpun Kogyo Kk | 水溶性澱粉粉末およびその製造方法 |
JP2009273421A (ja) * | 2008-05-15 | 2009-11-26 | Matsutani Chem Ind Ltd | 食感の優れたベーカリー製品及びその製造法 |
JP2010263869A (ja) * | 2009-05-18 | 2010-11-25 | Fukumori Dou:Kk | パン又は菓子用添加剤、パン又は菓子用穀粉組成物及びパン又は菓子の製造方法 |
WO2011142439A1 (ja) * | 2010-05-13 | 2011-11-17 | オリエンタル酵母工業株式会社 | パン類等の品質改良方法 |
JP2011244777A (ja) * | 2010-05-28 | 2011-12-08 | Nisshin Oillio Group Ltd | 食パン類の製造方法 |
KR20120033281A (ko) | 2010-09-29 | 2012-04-06 | 마쓰다니가가꾸고오교가부시끼가이샤 | 식감 및 식미가 우수한 베이커리 제품 및 그 제조법 |
JP2012223095A (ja) * | 2011-04-15 | 2012-11-15 | Nisshin Seifun Group Inc | パン類およびその製造方法 |
JP2013027372A (ja) * | 2011-07-29 | 2013-02-07 | Niigata Univ | 紙容器入りパン及びその製造方法 |
CN103250770A (zh) * | 2013-05-24 | 2013-08-21 | 马氏庄园南京食品有限公司 | 一种香辣味吐司町及其制备方法 |
CN103262877A (zh) * | 2013-05-24 | 2013-08-28 | 马氏庄园南京食品有限公司 | 一种芝士味吐司町及其制备方法 |
WO2014103833A1 (ja) | 2012-12-26 | 2014-07-03 | 不二製油株式会社 | 水溶性エンドウ多糖類からなる小麦主体食品の物性改良剤 |
KR20160129001A (ko) | 2014-03-03 | 2016-11-08 | 마쓰다니가가꾸고오교가부시끼가이샤 | 베이커리 제품 및 그 제조 방법 |
JP2017000079A (ja) * | 2015-06-10 | 2017-01-05 | 松谷化学工業株式会社 | 低含油タイプパン及びその製造方法 |
KR20170063539A (ko) | 2014-09-26 | 2017-06-08 | 마쓰다니가가꾸고오교가부시끼가이샤 | 슬라이스 적성이 뛰어난 베이커리 제품 및 그 제조 방법 |
CN112889883A (zh) * | 2021-02-26 | 2021-06-04 | 安徽盼盼食品有限公司 | 一种多肽谷物发酵面包的制备工艺 |
-
2002
- 2002-01-08 JP JP2002001816A patent/JP3650067B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (17)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006274100A (ja) * | 2005-03-30 | 2006-10-12 | Sanwa Denpun Kogyo Kk | 水溶性澱粉粉末およびその製造方法 |
JP2009273421A (ja) * | 2008-05-15 | 2009-11-26 | Matsutani Chem Ind Ltd | 食感の優れたベーカリー製品及びその製造法 |
JP2010263869A (ja) * | 2009-05-18 | 2010-11-25 | Fukumori Dou:Kk | パン又は菓子用添加剤、パン又は菓子用穀粉組成物及びパン又は菓子の製造方法 |
JP5186615B2 (ja) * | 2010-05-13 | 2013-04-17 | オリエンタル酵母工業株式会社 | パン類等の品質改良方法 |
WO2011142439A1 (ja) * | 2010-05-13 | 2011-11-17 | オリエンタル酵母工業株式会社 | パン類等の品質改良方法 |
JP2011244777A (ja) * | 2010-05-28 | 2011-12-08 | Nisshin Oillio Group Ltd | 食パン類の製造方法 |
KR20120033281A (ko) | 2010-09-29 | 2012-04-06 | 마쓰다니가가꾸고오교가부시끼가이샤 | 식감 및 식미가 우수한 베이커리 제품 및 그 제조법 |
JP2012223095A (ja) * | 2011-04-15 | 2012-11-15 | Nisshin Seifun Group Inc | パン類およびその製造方法 |
JP2013027372A (ja) * | 2011-07-29 | 2013-02-07 | Niigata Univ | 紙容器入りパン及びその製造方法 |
WO2014103833A1 (ja) | 2012-12-26 | 2014-07-03 | 不二製油株式会社 | 水溶性エンドウ多糖類からなる小麦主体食品の物性改良剤 |
CN103250770A (zh) * | 2013-05-24 | 2013-08-21 | 马氏庄园南京食品有限公司 | 一种香辣味吐司町及其制备方法 |
CN103262877A (zh) * | 2013-05-24 | 2013-08-28 | 马氏庄园南京食品有限公司 | 一种芝士味吐司町及其制备方法 |
KR20160129001A (ko) | 2014-03-03 | 2016-11-08 | 마쓰다니가가꾸고오교가부시끼가이샤 | 베이커리 제품 및 그 제조 방법 |
KR20170063539A (ko) | 2014-09-26 | 2017-06-08 | 마쓰다니가가꾸고오교가부시끼가이샤 | 슬라이스 적성이 뛰어난 베이커리 제품 및 그 제조 방법 |
JP2017000079A (ja) * | 2015-06-10 | 2017-01-05 | 松谷化学工業株式会社 | 低含油タイプパン及びその製造方法 |
CN112889883A (zh) * | 2021-02-26 | 2021-06-04 | 安徽盼盼食品有限公司 | 一种多肽谷物发酵面包的制备工艺 |
CN112889883B (zh) * | 2021-02-26 | 2022-04-29 | 安徽盼盼食品有限公司 | 一种多肽谷物发酵面包的制备工艺 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3650067B2 (ja) | 2005-05-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6147688B2 (ja) | ベーカリー製品及びその製造方法 | |
CN102428982B (zh) | 口感口味优良的焙烤食品及其制造方法 | |
JP4682117B2 (ja) | ベーカリー食品用小麦粉代替物及びベーカリー食品 | |
AU2006232333B2 (en) | Food product | |
EP1736061B1 (en) | Method of improving properties of starch-containing food and use of a property-improving agent | |
JP7165238B2 (ja) | パン類の製造方法 | |
JP3650067B2 (ja) | パン類およびその製造方法 | |
JP7099819B2 (ja) | ベーカリー食品用ミックス | |
JP4995769B2 (ja) | 食感の優れたベーカリー製品及びその製造法 | |
JPWO2016046867A1 (ja) | スライス適性に優れたベーカリー製品及びその製造方法 | |
JPH10295253A (ja) | パン類及びその製造法 | |
JP2001045960A (ja) | 食物繊維強化パン及びその製法 | |
JP7014521B2 (ja) | ベーカリー製品用組成物、ベーカリー製品用生地、及びベーカリー製品の製造方法 | |
JP5813299B2 (ja) | ドライフルーツ入りパン類の製造方法 | |
WO2017170810A1 (ja) | 菓子類の食感改良剤及び菓子類の製造方法 | |
JP2003180233A (ja) | パン類およびその製造方法 | |
JP7023087B2 (ja) | パン類用素材、その製造方法及びこれを用いるパン類の製造方法 | |
JP7275545B2 (ja) | 酵素を用いた澱粉含有食品の製造方法 | |
JP6144041B2 (ja) | ベーカリー製品およびその製造法 | |
JPS6279745A (ja) | でんぷん質食品の老化防止方法 | |
JP6912085B2 (ja) | ベーカリー製品及びその製造方法 | |
JP2000333629A (ja) | 油揚げ即席麺類用小麦粉組成物 | |
WO2014162618A1 (ja) | 食品の製造方法、食品および食品用食感改良剤 | |
JP6092453B1 (ja) | パン改良剤及びパンの製造方法 | |
JP6573785B2 (ja) | 低含油タイプパン及びその製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20041027 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20041101 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20041228 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20050203 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20050216 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080225 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110225 Year of fee payment: 6 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |