JP5813299B2 - ドライフルーツ入りパン類の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明はドライフルーツを練りこんだパン類に関し、特にドライフルーツを練りこんだパン類において、練りこんだドライフルーツの影響による老化を防止して、パン類の製造時のソフトな食感を長期にわたり持続するドライフルーツ入りパン類の製造方法及び該製造方法によって製造されたドライフルーツ入りパン類に関する。
レーズンやいちじくなどに代表されるドライフルーツを練りこんだパン類(以下、ドライフルーツ入りパン類という)は、味や見た目を楽しめるパンとして消費者の好評を得ている。一方で、このようなパン類はパン生地からフルーツへの水分移行やフルーツの酸によるpHの低下などにより、老化が早くなる傾向にある。そのため、製造後短期間で食べられない場合は、製造時のソフトな食感が失われ、商品価値が低下してしまい、ドライフルーツ入りパンの売上の伸び悩みに繋がっている。
このような問題を解決する手段として、ドライフルーツをカルシウム・ペクチンゲルでコーティングする方法が開示されている(特開2006―34274号公報)。この方法は、ドライフルーツを予めカルシウム液に浸漬し、その後高甘味度甘味料等を含有するペクチン液に浸漬することにより、ドライフルーツをカルシウム・ペクチンゲルでコーティングし、該ドライフルーツをパン生地等に練り込み加熱することにより、ドライフルーツからの色滲みや老化を防止するものである。しかしながら、この方法では、十分な老化抑制効果が得られない上に、その製造工程においても、通常の製パン工程の他にドライフルーツを処理する工程を増やす必要が生じ、製造工程上も制約がある。
一方で、もち種(ワキシー種)でん粉や、ヒドロキシプロピル化等の加工でん粉をパン類の製造に際して配合し、パン類の品質や食感等の改善を図る方法も開示されている。例えば、特開平5−292871号公報には、ワキシー種由来の穀物粉又はでん粉を使用することにより、糖配合量の少ないパン類の製造に於いて、機械による分割・成型を行っても、容積、外観、柔らかさ等の面で優れた品質を有するパン類を製造できることが開示されている。また、特開平10−295253号公報には、パン類の製造に際して、小麦粉原料に、タピオカでん粉やワキシーコーンスターチ或いは糯米でん粉等のヒドロキシプロピルでん粉又はアセチルでん粉を配合して、餅風の食感を有するパン類を製造する方法が開示されている。
更に、特開2007−325526号公報には、小麦粉を主原料とする原料穀粉100質量部に対して、α化した加工ワキシーポテトスターチ0.2〜10質量部を用いて製造されたベーカリー食品が開示されている。しかしながら、α化した加工ワキシーポテトスターチを配合したベーカリー食品は、ケーキ類、ドーナツ類、クッキー及びビスケット類について開示されているものの、いわゆるパン類については開示されていない。
更に、特開平11−243841号公報には、パン類の製造において、タピオカでん粉、小麦でん粉、又はワキシースターチ等と、ジェラガンガムを混合したものをα化したジェラガンガム含有α化でん粉を用いることにより、生地のべとつきがなく、食感、耐老化性の優れたパン類を製造する方法が開示されている。しかしながら、これら開示のものは、特にドライフルーツ入りパン類の製造におけるパン類の品質や食感等の改善に向けられたものではなく、上記のように、ドライフルーツ入りパンにおいて、フルーツへの水分移行やフルーツの酸によるpHの低下などによる老化により、製造時のソフトな食感が失われるというような問題に対する改善方法として適用できるものではない。
特開平5−292871号公報 特開平10−295253号公報 特開平11−243841号公報 特開2006−34274号公報 特開2007−325526号公報
本発明の課題は、ドライフルーツを練り込んだパン類において、練り込んだドライフルーツの影響による老化を防止して、パン類の製造時のソフトな食感を長期にわたり持続するドライフルーツ入りパン類の製造方法及び該製造方法によって製造されたドライフルーツ入りパン類を提供することにある。
本発明者らは、上記課題を解決すべく、ドライフルーツを練り込んだパン類において、練り込んだドライフルーツの影響による老化を防止して、パン類の製造時のソフトな食感を長期にわたり持続するパン類の製造方法について鋭意検討する中で、ドライフルーツ入りパン類の製造において、原料粉にもち種(ワキシー種)のα化ヒドロキシプロピルでん粉を配合することにより、練り込んだドライフルーツの影響による老化を防止して、パン類の製造時のソフトな食感を長期にわたり持続することが可能であることを見い出し、本発明を完成するに至った。本発明のパン類の製造方法は、原料粉にもち種のα化ヒドロキシプロピルでん粉を配合することにより実施することができるから、ほとんど製パンの工程を変更すること無く、ドライフルーツを練り込んでいないパンと同様に老化の遅い製品を得ることができるという製造方法上のメリットがある。
本発明のドライフルーツ入りパン類の製造方法において、用いるもち種のα化ヒドロキシプロピルでん粉は、その置換度が、0.12以上であることが好ましく、実用的には、0.12〜0.2の範囲が特に好ましい。もち種のα化ヒドロキシプロピルでん粉のパン類製造原料粉に対する配合量は、1〜10重量%であることが好ましい。本発明は、本発明のドライフルーツ入りパン類の製造方法によって製造されたパン類の製造時のソフトな食感を保持したドライフルーツ入りパン類を包含する。
すなわち具体的には本発明は、[1]小麦粉を主原料とし、イースト、食塩、水、イーストフード、副材料を加えてドウを形成し、発酵膨化させた後、加熱処理を行って製造するパン類において、ドライフルーツを練り込んだ、ドライフルーツ入りパン類の製造において、原料粉の一部に、もち種のα化ヒドロキシプロピルでん粉の置換度が0.12〜0.2である、もち種のα化ヒドロキシプロピルでん粉を、パン類製造原料粉に対して、配合量1〜10重量%で配合することを特徴とするドライフルーツによるパン類の老化を抑制し、ソフトな食感を保持したドライフルーツ入りパン類の製造方法からなる。
本発明によれば、ドライフルーツを練り込んだドライフルーツ入りパン類において、練り込んだドライフルーツによるパン類の老化を有効に抑制することができ、製造時のソフトな食感を長期にわたり持続する嗜好性の高いドライフルーツ入りパン類を提供することができる。本発明により提供されるドライフルーツ入りパン類は、製造後長い期間に渡って商品価値が落ちることが無いので、その流通販売に対して、商品価値の高いドライフルーツ入りパン類を提供することができる。
本発明は、ドライフルーツ入りパン類の製造において、原料粉にもち種(ワキシー種)のα化ヒドロキシプロピルでん粉を配合することにより、練り込んだドライフルーツの影響による老化を防止して、パン類の製造時のソフトな食感を長期にわたり持続するドライフルーツ入りパン類を製造することからなる。
本発明において、ドライフルーツ入りパン類の製造に用いられるドライフルーツとは、ぶどう、いちじく、ブルーベリー、杏などの果実を乾燥したものであり、代表的なドライフルーツとしてはレーズンを例示することができる。
本発明においてパン類とは、小麦粉を主原料とし、イースト、食塩、水、イーストフードのほか、必要な副材料を加えてドウを形成し、これを発酵膨化させた後、焼成、フライ、蒸し等の加熱処理を行ったもので、具体的にはプルマン、イギリス食パン等の食パン類、バゲット、パリジャン等のフランスパン、スイートロール、バンズ、テーブルロールなどの各種ロール類、あんパン、クリームパンなどの菓子パン類のほか、イーストドーナツ、中華まん、デニッシュペストリーなどと一般的に称されているものを指す。
なお、ここで副材料とは一般にパンの製造に使用されている副材料、或いはパンの種類、望まれる品質などによって使用されている副材料で、具体的にはもち種のα化ヒドロキシプロピル澱粉以外の澱粉や加工澱粉、砂糖、グルコース、異性化糖、オリゴ糖、でん粉分解物などの糖、脱脂粉乳、全乳粉末などの乳製品、ショートニング、マーガリン、バター、乳化油脂などの油脂類、グリセリン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステルなどの乳化剤、シナモン、バジリコなどの香辛料、ブランデー、ラム酒などの洋酒類、アーモンド、くるみ等のナッツ類、αアミラーゼ、βアミラーゼ、グルコアミラーゼなどの酵素類、ナチュラルチーズ、プロセスチーズ、ゴーダチーズ、チェダーチーズなどのチーズ類、膨張剤、無機塩類、ココアパウダー、香料、人工甘味料、食物繊維、活性グルテンが挙げられる。
本発明で用いるもち種(ワキシー種)のでん粉としては、例えば、ワキシーコーン澱粉、もち米澱粉、ワキシーポテト澱粉、ワキシー小麦澱粉又はそれらの内2種以上を混合したもの等が挙げられ、そのアミロペクチン含量は約88%以上である。
本発明で用いるヒドロキシプロピルでん粉は、上記のもち種でん粉に対し、プロピレンオキシドを作用させて、ヒドロキシプロピル化したでん粉である。これらは常法にしたがって製造される。すなわち、上記のようなもち種でん粉を、例えば、アルカリ性条件下にプロピレンオキサイドと40〜50℃で約10時間反応させることにより得られる。それらの置換度(でん粉の無水グルコース残基当たりのヒドロキシプロピル基のモル数で表す)は0.12以上であることが望ましい。置換度が0.12未満では老化抑制の効果は低くなる。置換度が0.12以上であれば、本発明の効果を得ることができるが、0.2を越えるものを製造することは技術的に困難であり、実用的には、置換度が0.12〜0.2のものが好ましい。ヒドロキシプロピルでん粉の置換度が上述の範囲にあれば、架橋処理をあわせて行ったものも使用できる。この際の架橋剤として、オキシ塩化リン、トリメタリン酸ナトリウムが挙げられる。
本発明のドライフルーツ入りパン類の製造方法において用いるもち種のα化ヒドロキシプロピルでん粉は、上述のもち種のヒドロキシプロピルでん粉をα化処理して粉末にしたものである。該α化でん粉は常法にしたがって製造することができる。すなわち、でん粉を水の存在下、ドラムドライヤー、エクストルーダー、スプレードライヤーなどを用いて加熱してでん粉質をα化、乾燥した後、必要に応じて粉砕して粉末にして得られる。
本発明のパン類の製造は、ドライフルーツを練りこんだパンの製造において、前記のもち種のα化ヒドロキシプロピルでん粉を原料粉に配合することにより行うことができる。その際の配合量はベーカーズ%で1〜10重量%、好ましくは3〜5重量%である。1重量%未満だと効果は得られず、10重量%を超えると、製パン適性が劣り、良好な製品が得られなくなる。なお、ここで「ベーカーズ%」とは、配合成分中の原料粉の重量を100%としたときの他の成分の割合を表す。
本発明のドライフルーツ入りパン類の製造方法は、その製造工程において、パン類の製造原料に上記のもち種のα化ヒドロキシプロピルでん粉を配合することに特徴があり、その他の製造条件は特に限定されることは無く、従来のドライフルーツ入りパン類の製造方法を踏襲することができる。すなわち、パン類の製造方法として一般的に行われている中種法、直捏法などいずれの方法でも製造でき、それらの製造方法に於いて、原料を混捏し、常法にしたがって発酵、分割、丸め、ねかし、成型、ホイロ等の工程を経て焼成、蒸す、フライするなどの加熱処理をして製造することができる。
また、冷凍耐性のあるイースト、酸化剤、デンプン分解酵素等を用いる冷凍生地の技術を適用すれば、冷凍生地に適用することもできるし、生理機能の付与や栄養素強化が望まれる場合、それぞれの機能を有する成分、例えば各種食物繊維、各種オリゴ糖、多価不飽和脂肪酸、ペプチド類、配糖体類、ビタミン類、ポリフェノール類、ミネラル等を所望により添加することができる。
かくして得られた本発明のドライフルーツ入りパン類は、ドライフルーツを練りこんでいながら、ドライフルーツを練りこんでいないパンと同様に老化が遅く、長期間に渡ってソフトな食感を楽しむことができるものである。
以下に実施例を挙げて本発明をより具体的に説明するが、本発明の技術的範囲はこれらの例示に限定されるものではない。
[α化ヒドロキシプロピルでん粉]
本発明の実施例に使用するα化でん粉及びα化ヒドロキシプロピルでん粉を表1に示す。なお、サンプル9のみα化処理を行っていないβでん粉である。
Figure 0005813299
[実施例1−2;比較例1−8]
表2の配合・工程でレーズン入り食パンを作成した。なお、加水量は添加するα化でん粉及びα化ヒドロキシプロピルでん粉によって最適量が異なり、それぞれ最適と思われる加水量で試作を行った。表2の数値はベーカーズ%を示す。
Figure 0005813299
これらのパンを製造後1日目、2日目、3日目のそれぞれに10人で試食し、ソフト感(非老化感)について、5点満点で採点した。その平均点を表3に示す。
なお、上記評価試験における5点満点の採点基準は以下のとおりである:
5点:非常にソフトでしっとりしている。
4点:ソフトでしっとりしている。
3点:標準的な質感である。
2点:ややパサツキが感じられる。
1点:パサツキがあり、硬さを感じる。
0点:商品価値がない。
Figure 0005813299
1日目は比較例2〜6のように、もち種ではないα化ヒドロキシプロピルでん粉を配合したパンは配合していない比較例1に対して高得点で、もち種のα化ヒドロキシプロピルでん粉を配合した実施例1〜2との差は小さい。しかし、3日目になると、比較例はすべて同等の点数になり、実施例との差は明らかである。また比較例8のようにもち種のβのヒドロキシプロピルでん粉を配合したものは比較例1と差が見られない。
[実施例3−4;比較例9−10]
表4の配合・工程でレーズン入り食パンを作成した。なお、加水量は添加するα化ヒドロキシプロピルでん粉の量よって最適量が異なり、それぞれ最適と思われる加水量で試作を行った。表4の数値はベーカーズ%を示す。
Figure 0005813299
これらのパンを製造後1日目、2日目、3日目のそれぞれに10人で試食し、ソフト感(非老化感)について、5点満点で採点した。その平均点を表5に示す。評価試験における5点満点の採点基準は、前記実施例のとおりである。なお、比較例10については作業性が悪くパンのボリュームも不完全であり、試食に至らなかった。
Figure 0005813299
比較例9、実施例3〜4とも1日目の評価は同程度だが、3日目では比較例9は比較例1と同様に点が下がり、実施例3〜4では点があまり下がらず、老化耐性が高まっている事がわかった。
[実施例5−6;比較例11]
表6の配合・工程でレーズン入りコッペパンを作成した。なお、加水量は添加するα化でん粉によって最適量が異なり、それぞれ最適と思われる加水量で試作を行った。表6の数値はベーカーズ%を示す。
Figure 0005813299
これらのパンを製造後1日目、2日目、3日目のそれぞれに10人で試食し、ソフト感(非老化感)について、5点満点で採点した。その平均点を表7に示す。なお、評価試験における5点満点の採点基準は、前記実施例のとおりである。
Figure 0005813299
実施例5及び実施例6と比較例11の結果に示されるように、食パンの場合と同様、実施例と比較例で、1日目での差は小さいが、3日目での差は大きいことが示された。
本発明によれば、練り込んだドライフルーツによるパン類の老化を有効に抑制することができ、製造時のソフトな食感を長期にわたり持続する嗜好性の高いドライフルーツ入りパン類を提供することができる。本発明により提供されるドライフルーツ入りパン類は、製造後長い期間に渡って商品価値が落ちることが無いので、その流通販売に対して、商品価値の高いドライフルーツ入りパン類を提供することができる。

Claims (1)

  1. 小麦粉を主原料とし、イースト、食塩、水、イーストフード、副材料を加えてドウを形成し、発酵膨化させた後、加熱処理を行って製造するパン類において、ドライフルーツを練り込んだ、ドライフルーツ入りパン類の製造において、原料粉の一部に、もち種のα化ヒドロキシプロピルでん粉の置換度が0.12〜0.2である、もち種のα化ヒドロキシプロピルでん粉を、パン類製造原料粉に対して、配合量1〜10重量%で配合することを特徴とするドライフルーツによるパン類の老化を抑制し、ソフトな食感を保持したドライフルーツ入りパン類の製造方法。
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