JP2003198504A - 逆拡散処理方法、拡散符号割当方法、移動体端末および基地局 - Google Patents

逆拡散処理方法、拡散符号割当方法、移動体端末および基地局

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JP2003198504A
JP2003198504A JP2001396071A JP2001396071A JP2003198504A JP 2003198504 A JP2003198504 A JP 2003198504A JP 2001396071 A JP2001396071 A JP 2001396071A JP 2001396071 A JP2001396071 A JP 2001396071A JP 2003198504 A JP2003198504 A JP 2003198504A
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stage
bit sequence
spreading
spreading code
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Michiaki Takano
道明 高野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バタフライ演算の演算回数を減らすことが可
能な逆拡散処理方法、拡散符号割当方法、移動体端末お
よび基地局を実現する。 【解決手段】 多重チップビット系列{B0(16,k);k=00〜
15}を基にバタフライ演算を繰返すことによって、チャ
ネライゼーション符号{Cch(16,k);k=00〜15}毎のシンボ
ルビット系列を復元するものにおいて、割当てられてい
ないチャネライゼーション符号に対応するバタフライ演
算を省略すること、あるいは、不要となるバタフライ演
算が少なくなるように符号割当てを行うことによって、
バタフライ演算を減らすことができ、逆拡散処理を軽減
することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CDMA(符号分割多
元接続)方式の移動体通信システムにおいて使用される
逆拡散処理方法、拡散符号割当方法、移動体端末および
基地局に関するものである。
【0002】
【従来の技術】W-CDMA(広帯域-CDMA)方式の移動体通
信システムでは、相互に直交する拡散符号を用いて信号
の多重化が実現される。拡散符号には、シンボル長の繰
返し周期を有するチャネライゼーション符号(Channeli
zation Code)と、シンボル長に比べ非常に長い繰返し
周期を有するスクランブル符号(Scrambling Code)と
があり、これらを用いて2重拡散が行われる。
【0003】3GPP(3rd Generation partnership Projec
t) TS(Technical Specification)25.213V3.6.0(2001-0
6)には、チャネライゼーション符号の作成方法が記載さ
れる。チャネライゼーション符号には、直交可変拡散率
(Orthogonal Variable Spreading Factor;OVSF)符号
が用いられるため、一定のチップレートに対し拡散率
(Spreading Factor;SF)を変えることによりシンボル
レートが可変となる。これにより、可変伝送レートに対
応可能となっている。ただし、通常は拡散率を固定して
使用することが一般的である。拡散率SF=16の場合、1
6の異なるチャネライゼーション符号Cch(SF,k)を作成
できる。kはチャネル識別のための番号であり、SF=16の
場合、k=0〜15である。
【0004】3GPP TR(Technical Report)25.848V4.0.0
(2001-03)には、特に、基地局から移動体端末に向かう
下り方向パケット伝送に関するチャネライゼーション符
号が記載される。
【0005】図20は、マルチコードによるパケット伝
送の場合の拡散符号割当を示す図である。図の場合、SF
=16,k=0〜15であり、Cch(SF,k)=Cch(16,00)〜Cch(16,1
5)である。マルチコードとは、複数のチャネライゼーシ
ョン符号を1セット(1セグメント)として、これを基
地局と1つの移動体端末との通信に使用する方式のこと
である。ここでは、k=6〜15の10個の符号をパケット
チャネルとして使用し、5個の符号を1セグメントとし
た場合を示している。
【0006】符号の割当て方としては、図にあるよう
に、k=6〜10のチャネライゼーション符号をユーザ1
に、k=11〜15のチャネライゼーション符号をユーザ2に
それぞれ割当てる方法や、k=6,8,10,12,14のチャネライ
ゼーション符号をユーザ1に、k=7,9,11,13,15のチャネ
ライゼーション符号をユーザ2に割当てる方法などが考
えられるが、3GPPでは拡散符号の割当て方について、特
に規定されておらず、拡散符号の割当て方によっては移
動体端末における演算量が多大となることも考えられ
る。
【0007】また、マルチコード伝送の場合、移動体端
末において複数の符号で逆拡散処理を行う必要がある
が、これを単一のバタフライ演算回路によりまとめて行
う方法がある。この方法では、単一のバタフライ演算回
路でまとめて複数符号の逆拡散処理を行うので、全拡散
符号に対応するデータを算出するためのバタフライ演算
が実行されてしまう。しかしながら、常時、全拡散符号
が割当て済となることは稀であり、割当てられていない
拡散符号に対応するデータを算出するためのバタフライ
演算は、無駄な演算といえる。
【0008】この他、バタフライ演算に関する先行技術
として、画像データの圧縮処理に用いられる特開平2-23
7372号公報がある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、バタ
フライ演算の演算回数を減らすことが可能な逆拡散処理
方法、拡散符号割当方法、移動体端末および基地局を実
現することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係る逆拡散処理
方法は、割当てられている拡散符号に対応したチップビ
ット系列を復元するためのバタフライ演算を除くバタフ
ライ演算のうちの少なくとも1つを省略するものであ
る。
【0011】また、本発明に係る逆拡散処理方法は、割
当てられている拡散符号に対応したチップビット系列を
復元するためのバタフライ演算を除く全てのバタフライ
演算を省略するものである。
【0012】また、本発明に係る移動体端末は、逆拡散
処理手段が、割当てられている拡散符号に対応したチッ
プビット系列を復元するためのバタフライ演算を除くバ
タフライ演算のうちの少なくとも1つを省略するもので
ある。
【0013】また、本発明に係る移動体端末は、逆拡散
処理手段が、基地局から通知された割当てられている拡
散符号に基づいて、省略するバタフライ演算を決定する
ものである。
【0014】また、本発明に係る基地局は、移動体端末
で行う処理のうち、多重チップビット系列に対しバタフ
ライ演算を繰返し行うことによって複数のチップビット
系列を分離して復元する逆拡散処理において、割当てら
れている拡散符号に対応したチップビット系列を復元す
るためのバタフライ演算を除くバタフライ演算のうちの
少なくとも1つを省略するときに、省略するバタフライ
演算を決定するために割当てられている拡散符号を移動
体端末に通知する通知手段を備えたものである。
【0015】また、本発明に係る拡散符号割当方法は、
割当てられた拡散符号に対応したチップビット系列を復
元するためのバタフライ演算の回数が最多となるように
拡散符号を割当てる場合に比べて、バタフライ演算の回
数が少なくとも1回は少なくなるように、拡散符号を割
当てるものである。
【0016】また、本発明に係る拡散符号割当方法は、
バタフライ演算の回数が最少となるように拡散符号を割
当てるものである。
【0017】また、本発明に係る拡散符号割当方法は、
割当て済の拡散符号が、第2ステージの第1演算または
第2演算を含むバタフライ演算により得られるシンボル
ビット系列に対応する拡散符号のみとなるように拡散符
号を割当てるものである。
【0018】また、本発明に係る拡散符号割当方法は、
割当て済の拡散符号が、第3ステージの第1演算〜第4
演算の多くともいずれか3つにより得られるシンボルビ
ット系列に対応する拡散符号のみとなるように拡散符号
を割当てるものである。
【0019】また、本発明に係る拡散符号割当方法は、
割当て済の拡散符号が、第3ステージの第1演算〜第4
演算のうち最少の演算により得られるシンボルビット系
列に対応する拡散符号のみとなるように拡散符号を割当
てるものである。
【0020】また、本発明に係る拡散符号割当方法は、
割当て済の拡散符号が、第4ステージの第1演算〜第8
演算の多くともいずれか7つにより得られるシンボルビ
ット系列に対応する拡散符号のみとなるように拡散符号
を割当てるものである。
【0021】また、本発明に係る拡散符号割当方法は、
割当て済の拡散符号が、第4ステージの第1演算〜第8
演算のうち最少の演算により得られるシンボルビット系
列に対応する拡散符号のみとなるように拡散符号を割当
てるものである。
【0022】また、本発明に係る基地局は、割当てられ
た拡散符号に対応したチップビット系列を復元するため
のバタフライ演算の回数が最大となるように拡散符号を
割当てる場合に比べて、バタフライ演算の回数が少なく
とも1回は少なくなるように、拡散符号割当手段が拡散
符号を割当てるものである。
【0023】
【発明の実施形態】実施の形態1.(Primary Scrambli
ng,5コードセグメンテーション) 図1は、本発明の実施の形態1に係る移動体通信システ
ムの構成を示す図である。移動体通信システムは、移動
体端末11、基地局12および基地局制御装置13から
構成される。移動体端末11は、ユーザによって携帯さ
れ、移動しながら基地局12との間で無線通信を行うこ
とが可能な端末である。基地局12は、特定の場所に設
置される装置であって、複数の移動体端末11との間で
同時に無線通信を行うことが可能である。また、基地局
12は、有線伝送路を介して上位装置である基地局制御
装置13に接続されており、基地局12が移動体端末1
1を有線通信回線に接続する役割を担っている。基地局
制御装置13は、複数の基地局12に接続され、基地局
12に関する各種制御を行うとともに、移動体端末11
を基地局12経由で公衆回線網に回線接続する。
【0024】このような移動体通信システムでは、移動
体端末11から発信された信号が、基地局12、基地局
制御装置13および公衆回線網(不図示)をこの順に経
由して通信相手まで伝送される。逆に、通信相手から発
信された信号は、公衆回線網、基地局制御装置13およ
び基地局12をこの順に経由して移動体端末11まで伝
送される。
【0025】図2は、図1における基地局の構成を示す
図である。図では、基地局の送信側の構成のみを記載し
ている。基地局は、チャネルコーディング部301、複数
の変調部302,303,…,304、複素加算器312およびリソー
ス管理部21および割当符号通知部22を備えている。
【0026】伝送する情報は、チャネルコーディング部
301に供給され、ここで、CRC(Cyclic Redundancy C
heck)符号の付加、ターボ符号化、レートマッチング、
インターリーブ、物理チャネル分割等のチャネルコーデ
ィングが行われる。チャネルコーディング部301の出力
は、複数の変調部302,302,303,…,304に供給される。変
調部302では、マッピング部305にてビットからシンボル
への変換が行われ、シンボル信号の実数部が乗算器306
に、虚数部が乗算器307に供給される。乗算器306では、
シンボル実数部とチャネライゼーション符号Cch(SF,k)
との乗算が行われ、ここでチャネライゼーション符号化
が行われる。すなわち、シンボルビット系列からチップ
ビット系列に変換される。
【0027】チャネライゼーション符号Cch(SF,k)は、3
GPP TS25.213V3.6.0(2001-06)に記載されているもので
ある。SFは拡散率を表し、kはチャネル識別番号を表し
ている。例えば、ここではCch(16,11)が用いられる。即
ち、拡散率SF=16、識別番号k=11である符号化が行われ
る。
【0028】乗算器306出力は乗算器308に供給され、こ
こでゲインGとの乗算が行われる。乗算器308出力は、
加算器310に供給される。同様に、シンボル虚数部も、
乗算器307にてチャネライゼーション符号化、乗算器309
でゲインGが乗算され、加算器310に供給される。加算
器310は、実数信号と虚数信号との加算を行う。加算器3
10出力は、乗算器311でCscr(M)との複素乗算が行われ
る。
【0029】Cscr(M)はスクランブル符号であり、Mはそ
の識別番号であり0〜8191のいずれかの値をとる。スク
ランブル符号には、プライマリ(Primary)スクランブ
ル符号とセカンダリ(Secondary)スクランブル符号と
があり、プライマリスクランブル符号は制御チャネルを
含むものであり、セカンダリスクランブル符号はこれを
含まない。ここでは、プライマリスクランブル符号を用
いるものとし、チャネライゼーション符号Cch(16,k)の
うちk=0〜5を制御チャネルとして使用する。
【0030】乗算器311でスクランブル符号化が行われ
た信号は、複素加算器312に供給される。変調部303、30
4でも復調器302と同様な変調が行われ複素加算器に供給
される。複素加算器312では、変調器302、303、…、304
の出力や、他のチャネル信号の複素加算を行って出力す
る。この出力信号は、波形整形フィルタを通し無線周波
数変換などを施され、送信信号(複素信号)として基地
局アンテナより各移動局に向けて送信される。
【0031】なお、変調部302、303、…、304、他チャ
ネル信号用の変調部では、全て異なるチャネライゼーシ
ョン符号が用いられ、スクランブル符号Cscr(M)は、本
実施の形態では全て同じ符号が用いられる。
【0032】リソース管理部21は、移動体端末毎に割当
て済のチャネライゼーション符号に関する情報を管理し
ている。割当符号通知部22は、リソース管理部21で管理
する情報をチェックし移動体端末に割当て済の符号を通
知する。符号の通知には、変調部302、303、…、304で
使うチャネルとは異なる他チャネル、たとえば制御チャ
ネルが使用される。符号割当部23は、リソース管理部21
の情報を参照して新規にチャネライゼーション符号を割
当てる。
【0033】図3は、参考例としての移動体端末の構成
を示す図である。図では、移動体端末の受信側の構成の
みを記載している。移動体端末は、逆拡散部313、複素
共役部314、逆拡散部315,316,…,317、デマッピング部3
18,319,320およびチャネルデコーディング部321を備え
ている。
【0034】受信信号(複素信号)は、Cscr(M)を複素
共役部314で複素共役したものにより、逆拡散部313で逆
拡散され、ここでスクランブル符号の除去が行われる。
逆拡散部313出力は、複数の符号を受信するため、各逆
拡散部315、316、…、317に供給される。逆拡散部315で
は、図2の変調部302に対応したチャネライゼーション
符号と乗算を行うことにより、該当するチャネルの抽出
が行われる。これは、チャネライゼーション符号が互い
に直交していることを利用しており、即ち、所望のチャ
ネライゼーション符号は相関値が大きく、そうでないも
のは相関値が0となることを利用している。実際には、
雑音や干渉により完全に0(ゼロ)とはならない。
【0035】抽出された信号は、デマッピング部318に
より、シンボルからビットへの変換が行われ、チャネル
デコーディング部に供給される。逆拡散部316、…、31
7、デマッピング部319、…、320を用いて他のチャネラ
イゼーション符号も同様に、所望の信号のみの抽出が行
われ、チャネルデコーディング部に供給される。チャネ
ルコーディング部321は、物理チャネル合成、デインタ
ーリーブ、レートデマッチング、ターボ復号、CRC除去
等が行われ、復号信号が抽出情報として出力される。
【0036】なお、図示していないが基準タイミング信
号受信やAFC(Automatic FrequencyControl)、AGC(Au
tomatic Gain Control)、RAKE受信、空間ダイバーシ
チ、チャネル推定等は周知の方法で実現できる。
【0037】図3の構成では、受信する符号数分の逆拡
散回路が必要となる。逆拡散部は回路規模が大きくな
り、それを回避するため、一般にFHT(高速アダマール変
換)という手法が用いられる(図4)。
【0038】図4は、図1における移動体端末の構成を
示す図である。図では、受信側の構成のみを示してい
る。図3と同一符号のものは、全く同じ回路である。従
って、図3との違いは、逆拡散部315、316、…、317の
代わりに単一のFHT部322が用いられることである。
【0039】また、基地局の割当符号通知部22から伝送
された割当符号情報は、制御チャネル等の他チャネル経
由で抽出されてFHT部322に通知される。
【0040】図5は、図4のFHT部の構成を示す図であ
る。FTH部は、バタフライ演算回路401、バッファ404、
割当て器405から構成される。バッファ404入力には逆拡
散器313の出力が供給され、バッファ404出力はデマッピ
ング部318、319、…、320に供給される。バタフライ演
算器401は、加算器402、加算器403から構成され、2つの
入力信号In1とIn2の加算結果In1+In2と減算結果In1-In2
を出力する。
【0041】なお、基地局から伝送された割当符号情報
は、割当器405に通知される。割当器405は、この情報に
基づいて不要なバタフライ演算を判定することで、その
バタフライ演算を省略する。
【0042】図6は、図5のバタフライ演算回路で行わ
れる第1演算例を示す図である。ここではシンボルビッ
ト系列の1シンボルに相当する多重化されたチップビッ
ト系列を{B0(k);k=00〜15}で表す。各B0(k)は、1チッ
プビットである。図では、演算の経過が見易くなるよう
にB0(k)を配列しているが、kは受信された多重チップビ
ット系列の先頭から順に番号が振られるものとする。多
重チップビット系列{B0(k);k=00〜15}に対して行われる
バタフライ演算は、第1ステージから第4ステージに分
けられる。第1ステージは、多重チップビット系列に対
して行われるバタフライ演算である。第2ステージは、
第1ステージのバタフライ演算による演算結果として得
られたビット系列{B1(k);k=00〜15}に対して行われるバ
タフライ演算である。第3ステージは、第2ステージの
バタフライ演算による演算結果として得られたビット系
列{B2(k);k=00〜15}に対して行われるバタフライ演算で
ある。第4ステージは、第3ステージのバタフライ演算
による演算結果として得られたビット系列{B3(k);k=00
〜15}に対して行われるバタフライ演算である。
【0043】まず、第1ステージでは、多重チップビッ
ト系列{B0(k);k=00〜15}の先頭から2ビットずつを1組
として順次、バタフライ演算回路に入力される。第1ス
テージの最初のバタフライ演算は、 In1=B0(00),In2=B0(01) から Out1=B0(00)+B0(01),Out2=B0(00)-B0(01) を求める演算である。以下、 {In1,In2}={B0(02),B0(03)},{B0(04),B0(05)},{B0(06),B0(07)} ,{B0(08),B0(09)},{B0(10),B0(11)},{B0(12),B0(13)},{B0(14),B0(15)} につき、順次バタフライ演算を実行し、 {Out1,Out2}={B0(02)+B0(03),B0(02)-B0(03)},{B0(04)+B0(05),B0(04)-B0(05)} ,{B0(06)+B0(07),B0(06)-B0(07)},{B0(08)+B0(09),B0(08)-B0(09)} ,{B0(10)+B0(11),B0(10)-B0(11)},{B0(12)+B0(13),B0(12)-B0(13)} ,{B0(14)+B0(15),B0(14)-B0(15)} を得る。第1ステージの演算結果については、バタフラ
イ演算回路の加算側から出力されたものOut1を順次{B1
(k);k=00〜07}とし、減算側から出力されたものOut2を
順次{B1(k);k=08〜15}とする。すなわち、{B1(k);k=00
〜15}は次のように定義される。 B1(00)=B0(00)+B0(01) B1(01)=B0(02)+B0(03) B1(02)=B0(04)+B0(05) B1(03)=B0(06)+B0(07) B1(04)=B0(08)+B0(09) B1(05)=B0(10)+B0(11) B1(06)=B0(12)+B0(13) B1(07)=B0(14)+B0(15) B1(08)=B0(00)-B0(01) B1(09)=B0(02)-B0(03) B1(10)=B0(04)-B0(05) B1(11)=B0(06)-B0(07) B1(12)=B0(08)-B0(09) B1(13)=B0(10)-B0(11) B1(14)=B0(12)-B0(13) B1(15)=B0(14)-B0(15) また、加算側からの演算結果{B1(k);k=00〜07}を第1グ
ループとし、減算側からの演算結果{B1(k);k=08〜15}を
第2グループとする。
【0044】次に、第2ステージでは、第1演算および
第2演算を行う。第1演算は、第1ステージの演算結果
のうち第1グループ、すなわちビット系列{B1(k);k=00
〜07}に対しバタフライ演算を行うものであり、第2演
算は、第1ステージの演算結果のうち第2グループ、す
なわちビット系列{B1(k);k=08〜15}に対しバタフライ演
算を行うものである。第2ステージの演算結果について
は、第1演算に関するバタフライ演算回路の加算側から
出力されたものOut1を順次{B2(k);k=00〜03}(第1グル
ープ)とし、第2演算に関するバタフライ演算回路の加
算側から出力されたものOut1を順次{B2(k);k=04〜07}
(第2グループ)とし、第1演算に関するバタフライ演
算回路の減算側から出力されたものOut2を順次{B2(k);k
=08〜11}(第3グループ)とし、第2演算に関するバタ
フライ演算回路の減算側から出力されたものOut2を順次
{B2(k);k=12〜15}(第4グループ)とする。すなわち、
{B2(k);k=00〜15}は次のように定義される。 B2(00)=B1(00)+B1(01) B2(01)=B1(02)+B1(03) B2(02)=B1(04)+B1(05) B2(03)=B1(06)+B1(07) B2(04)=B1(08)+B1(09) B2(05)=B1(10)+B1(11) B2(06)=B1(12)+B1(13) B2(07)=B1(14)+B1(15) B2(08)=B1(00)-B1(01) B2(09)=B1(02)-B1(03) B2(10)=B1(04)-B1(05) B2(11)=B1(06)-B1(07) B2(12)=B1(08)-B1(09) B2(13)=B1(10)-B1(11) B2(14)=B1(12)-B1(13) B2(15)=B1(14)-B1(15) 次に、第3ステージでは、第1演算〜第4演算を行う。
第1演算は、第2ステージの演算結果のうち第1グルー
プ、すなわちビット系列{B2(k);k=00〜03}に対しバタフ
ライ演算を行うものであり、第2演算は、第2ステージ
の演算結果のうち第2グループ、すなわちビット系列{B
2(k);k=04〜07}に対しバタフライ演算を行うものであ
り、第3演算は、第2ステージの演算結果のうち第3グ
ループ、すなわちビット系列{B2(k);k=08〜11}に対しバ
タフライ演算を行うものであり、第4演算は、第2ステ
ージの演算結果のうち第4グループ、すなわちビット系
列{B2(k);k=12〜15}に対しバタフライ演算を行うもので
ある。
【0045】第3ステージの演算結果については、第1
演算に関するバタフライ演算回路の加算側から出力され
たものOut1を順次{B3(00),B3(01)}(第1グループ)と
し、第2演算に関するバタフライ演算回路の加算側から
出力されたものOut1を順次{B3(02),B3(03)}(第2グル
ープ)とし、第3演算に関するバタフライ演算回路の加
算側から出力されたものOut1を順次{B3(04),B3(05)}
(第3グループ)とし、第4演算に関するバタフライ演
算回路の加算側から出力されたものOut1を順次{B3(06),
B3(07)}(第4グループ)とし、第1演算に関するバタ
フライ演算回路の減算側から出力されたものOut2を順次
{B3(08),B3(09)}(第5グループ)とし、第2演算に関
するバタフライ演算回路の減算側から出力されたものOu
t2を順次{B3(10),B3(11)}(第6グループ)とし、第3
演算に関するバタフライ演算回路の減算側から出力され
たものOut2を順次{B3(12),B3(13)}(第7グループ)と
し、第4演算に関するバタフライ演算回路の減算側から
出力されたものOut2を順次{B3(14),B3(15)}(第8グル
ープ)とする。
【0046】すなわち、{B3(k);k=00〜15}は次のように
定義される。 B3(00)=B2(00)+B2(01) B3(01)=B2(02)+B2(03) B3(02)=B2(04)+B2(05) B3(03)=B2(06)+B2(07) B3(04)=B2(08)+B2(09) B3(05)=B2(10)+B2(11) B3(06)=B2(12)+B2(13) B3(07)=B2(14)+B2(15) B3(08)=B2(00)-B2(01) B3(09)=B2(02)-B2(03) B3(10)=B2(04)-B2(05) B3(11)=B2(06)-B2(07) B3(12)=B2(08)-B2(09) B3(13)=B2(10)-B2(11) B3(14)=B2(12)-B2(13) B3(15)=B2(14)-B2(15) 次に、第4ステージでは、第1演算〜第8演算を行う。
第1演算は、第3ステージの演算結果のうち第1グルー
プ、すなわちビット系列{B3(00),B3(01)}に対しバタフ
ライ演算を行うものであり、第2演算は、第3ステージ
の演算結果のうち第2グループ、すなわちビット系列{B
3(02),B3(03)}に対しバタフライ演算を行うものであ
り、第3演算は、第3ステージの演算結果のうち第3グ
ループ、すなわちビット系列{B3(04),B3(05)}に対しバ
タフライ演算を行うものであり、第4演算は、第3ステ
ージの演算結果のうち第4グループ、すなわちビット系
列{B3(06),B3(07)}に対しバタフライ演算を行うもので
あり、第5演算は、第3ステージの演算結果のうち第5
グループ、すなわちビット系列{B3(08),B3(09)}に対し
バタフライ演算を行うものであり、第6演算は、第3ス
テージの演算結果のうち第6グループ、すなわちビット
系列{B3(10),B3(11)}に対しバタフライ演算を行うもの
であり、第7演算は、第3ステージの演算結果のうち第
7グループ、すなわちビット系列{B3(12),B3(13)}に対
しバタフライ演算を行うものであり、第8演算は、第3
ステージの演算結果のうち第8グループ、すなわちビッ
ト系列{B3(14),B3(15)}に対しバタフライ演算を行うも
のである。
【0047】第4ステージの演算結果については、第1
演算に関するバタフライ演算回路の加算側から出力され
たものOut1をB4(00)とし、第2演算に関するバタフライ
演算回路の加算側から出力されたものOut1をB4(01)と
し、第3演算に関するバタフライ演算回路の加算側から
出力されたものOut1をB4(02)とし、第4演算に関するバ
タフライ演算回路の加算側から出力されたものOut1をB4
(03)とし、第5演算に関するバタフライ演算回路の加算
側から出力されたものOut1をB4(04)とし、第6演算に関
するバタフライ演算回路の加算側から出力されたものOu
t1をB4(05)とし、第7演算に関するバタフライ演算回路
の加算側から出力されたものOut1をB4(06)とし、第8演
算に関するバタフライ演算回路の加算側から出力された
ものOut1をB4(07)とし、第1演算に関するバタフライ演
算回路の減算側から出力されたものOut2をB4(08)とし、
第2演算に関するバタフライ演算回路の減算側から出力
されたものOut2をB4(09)とし、第3演算に関するバタフ
ライ演算回路の減算側から出力されたものOut2をB4(10)
とし、第4演算に関するバタフライ演算回路の減算側か
ら出力されたものOut2をB4(11)とし、第5演算に関する
バタフライ演算回路の減算側から出力されたものOut2を
B4(12)とし、第6演算に関するバタフライ演算回路の減
算側から出力されたものOut2をB4(13)とし、第7演算に
関するバタフライ演算回路の減算側から出力されたもの
Out2をB4(14)とし、第8演算に関するバタフライ演算回
路の減算側から出力されたものOut2をB4(15)とする。
【0048】すなわち、{B4(k);k=00〜15}は次のように
定義される。 B4(00)=B3(00)+B3(01) B4(01)=B3(02)+B3(03) B4(02)=B3(04)+B3(05) B4(03)=B3(06)+B3(07) B4(04)=B3(08)+B3(09) B4(05)=B3(10)+B3(11) B4(06)=B3(12)+B3(13) B4(07)=B3(14)+B3(15) B4(08)=B3(00)-B3(01) B4(09)=B3(02)-B3(03) B4(10)=B3(04)-B3(05) B4(11)=B3(06)-B3(07) B4(12)=B3(08)-B3(09) B4(13)=B3(10)-B3(11) B4(14)=B3(12)-B3(13) B4(15)=B3(14)-B3(15) 最終的に、図6に示されるように、B4(00)〜B4(15)をCc
h(16,00)〜Cch(16,15)にそれぞれ対応させて、各チャネ
ライゼーション符号に対応した1シンボルとする。図6
から明らかなように、全ての組み合わせに関するバタフ
ライ演算を実行する場合、第1ステージ〜第4ステージ
のそれぞれにつき8回ずつ、合計32回のバタフライ演
算を要する。
【0049】次に、チャネライゼーション符号Cch(16,
k)のうち、Cch(16,00)〜Cch(16,05)が割当てられておら
ず(制御チャネルが空き)、Cch(16,06)〜Cch(16,15)の
10コードが全てパケットチャネルに割当てられている場
合のバタフライ演算について説明する。この場合は、Cc
h(16,00)〜Cch(16,05)に対応するシンボルビット系列を
算出するためだけに実行されるバタフライ演算、すなわ
ち、B4(00),B4(08),B4(04),B4(12),B4(02),B4(10)を算
出するための第4ステージの第1演算、第3演算および
第5演算が不要である。また、これらの演算に使用する
第3ステージの演算結果B3(00),B3(01),B3(08),B3(09)
を算出するための第3ステージの第1演算も不要であ
る。図6において、必要なバタフライ演算を実線で示
し、不要なバタフライ演算を点線で示している。このよ
うに、不要なバタフライ演算のうち、少なくとも1つを
省略することにより、移動体端末による逆拡散処理を軽
減することができる。また、不要なバタフライ演算の全
てを省略、すなわち、第3ステージの2回と第4ステー
ジの3回のバタフライ演算を省略することにより、移動
体端末による逆拡散処理を更に軽減することができる。
【0050】図7は、図5のバタフライ演算回路で行わ
れる第2演算例を示す図である。図7では、全チャネラ
イゼーション符号Cch(16,k)のうち、Cch(16,11)〜Cch(1
6,15)の5コードが割当て済の場合を示している。この
場合は、Cch(16,00)〜Cch(16,10)に対応するシンボルビ
ット系列を算出するためだけに実行されるバタフライ演
算、すなわち、B4(00),B4(08),B4(04),B4(12),B4(02),B
4(10),B4(06),B4(14),B4(01),B4(09)を算出するための
第4ステージの第1演算、第2演算、第3演算、第5演
算および第7演算が不要である。また、これらの演算に
使用する第3ステージの演算結果B3(00),B3(01),B3(0
8),B3(09),B3(04),B3(05),B3(12),B3(13)を算出するた
めの第3ステージの第1演算および第3演算も不要であ
る。さらに、これらの演算に使用する第2ステージの演
算結果B2(00),B2(02),B2(01),B2(03),B2(08),B2(10),B2
(09),B2(11)を算出するための第2ステージの第1演算
が不要である。図7においても、必要なバタフライ演算
を実線で示し、不要なバタフライ演算を点線で示してい
る。このように、不要なバタフライ演算のうち、少なく
とも1つを省略することにより、移動体端末による逆拡
散処理を軽減することができる。また、不要なバタフラ
イ演算の全てを省略、すなわち、第2ステージの4回、
第3ステージの4回と第4ステージの5回のバタフライ
演算を省略することにより、移動体端末による逆拡散処
理を更に軽減することができる。
【0051】図8は、図5のバタフライ演算回路で行わ
れる第3演算例を示す図である。図8では、全チャネラ
イゼーション符号Cch(16,k)のうち、Cch(16,06)〜Cch(1
6,10)の5コードが割当て済の場合を示している。この
場合は、Cch(16,00)〜Cch(16,05),Cch(16,11)〜Cch(16,
05)に対応するシンボルビット系列を算出するためだけ
に実行されるバタフライ演算、すなわち、B4(00),B4(0
8),B4(04),B4(12),B4(02),B4(10),B4(03),B4(11),B4(0
7),B4(15)を算出するための第4ステージの第1演算、
第3演算、第4演算、第5演算および第8演算が不要で
ある。また、これらの演算に使用する第3ステージの演
算結果B3(00),B3(01),B3(08),B3(09),B3(06),B3(07),B3
(14),B3(15)を算出するための第3ステージの第1演算
および第4演算も不要である。図8においても、必要な
バタフライ演算を実線で示し、不要なバタフライ演算を
点線で示している。このように、不要なバタフライ演算
のうち、少なくとも1つを省略することにより、移動体
端末による逆拡散処理を軽減することができる。また、
不要なバタフライ演算の全てを省略、すなわち、第3ス
テージの4回と第4ステージの5回のバタフライ演算を
省略することにより、移動体端末による逆拡散処理を更
に軽減することができる。
【0052】図9は、図5のバタフライ演算回路で行わ
れる第4演算例を示す図である。図9では、全チャネラ
イゼーション符号Cch(16,k)のうち、Cch(16,07),Cch(1
6,09),Cch(16,11),Cch(16,13),Cch(16,15)の5コードが
割当て済の場合を示している。この場合は、Cch(16,00)
〜Cch(16,05),Cch(16,06),Cch(16,08),Cch(16,10),Cch
(16,12),Cch(16,14)に対応するシンボルビット系列を算
出するためだけに実行されるバタフライ演算、すなわ
ち、B4(00),B4(08),B4(04),B4(12),B4(02),B4(10)を算
出するための第4ステージの第1演算、第3演算および
第5演算が不要である。また、これらの演算に使用する
第3ステージの演算結果B3(00),B3(01),B3(08),B3(09)
を算出するための第3ステージの第1演算も不要であ
る。図9においても、必要なバタフライ演算を実線で示
し、不要なバタフライ演算を点線で示している。このよ
うに、不要なバタフライ演算のうち、少なくとも1つを
省略することにより、移動体端末による逆拡散処理を軽
減することができる。また、不要なバタフライ演算の全
てを省略、すなわち、第3ステージの2回と第4ステー
ジの3回のバタフライ演算を省略することにより、移動
体端末による逆拡散処理を更に軽減することができる。
【0053】図10は、図1の基地局における符号割当
処理を示すフローチャートである。ここでは、1つの移
動体端末に割当てるコード数、すなわち1セグメントあ
たりのコード数を5コードとし、かつ、{Cch(16,k);k=0
6〜10}または{Cch(16,k);k=11〜15}のいずれかだけが割
当て可能とする。図10のステップ201は、{Cch(16,k);
k=11〜15}が空きであるか否かによって分岐する分岐ス
テップである。ステップ201において、"YES"ならば、処
理ステップ202に進み、{Cch(16,k);k=11〜15}の割当て
が実行される。分岐ステップ201において、"No"ならば
処理ステップ203に進み、{Cch(16,k);k=06〜10}の割当
てが実行される。
【0054】{Cch(16,k);k=06〜10}を割当てた場合(図
8)と{Cch(16,k);k=11〜15}を割当てた場合(図7)と
では、後者の方が不要となるバタフライ演算の回数が多
くなるため、図10で示したように、優先的に{Cch(16,
k);k=11〜15}を割当てることにより、移動体端末におけ
る逆拡散処理を軽減することができる。
【0055】このような符号割当ては、単純な演算を行
うだけで実現できるため、基地局の構成を複雑にするこ
とがなく、移動体端末においても、割当てられた符号に
関する演算のみを行えばよく、構成を複雑にすることが
ない。さらに、図10の場合、{Cch(16,k);k=06〜10}ま
たは{Cch(16,k);k=11〜15}の2通りのいずれを割当てた
かを基地局から移動体端末に通知するための信号とし
て、1ビットで充分であるため、シグナリングのための
通信量を小さく抑えることができる。
【0056】実施の形態2.(Primary Scrambling,2コ
ードセグメンテーション) 図11は、本発明の実施の形態2における符号割当手順
を示すフローチャートである。ここでは、1つの移動体
端末に割当てるコード数、すなわち1セグメントあたり
のコード数を2とする。図11のステップ501は、{Cch
(16,15),Cch(16,14)}が空きであるか否かによって分岐
する分岐ステップである。この分岐ステップ501におい
て、"YES"ならば、処理ステップ505により{Cch(16,15),
Cch(16,14)}の割当てが実行される。分岐ステップ501
が"No"ならば次の分岐ステップ502に移る。ステップ502
は{Cch(16,13),Cch(16,12)}が空きであるか否かによっ
て分岐する分岐ステップである。分岐ステップ502にお
いて、"YES"ならば、処理ステップ506により{Cch(16,1
3),Cch(16,12)}の割当てが実行される。分岐ステップ50
2が"No"ならば次の分岐ステップ503に移る。ステップ50
3は{Cch(16,11),Cch(16,10)}が空きであるか否かによっ
て分岐する分岐ステップである。分岐ステップ503にお
いて、"YES"ならば、処理ステップ507により{Cch(16,1
0),Cch(16,11)}の割当てが実行される。分岐ステップ50
3が"No"ならば次の分岐ステップ504に移る。ステップ50
4は{Cch(16,09),Cch(16,08)}が空きであるか否かによっ
て分岐する分岐ステップである。分岐ステップ504にお
いて、"YES"ならば、処理ステップ508により{Cch(16,0
8),Cch(16,09)}の割当てが実行される。分岐ステップ50
4が"No"ならば処理ステップ509により{Cch(16,06),Cch
(16,07)}の割当てが実行される。
【0057】図12は、実施の形態2におけるバタフラ
イ演算を示す図である。ここでは、割当て済のチャネラ
イゼーション符号が{Cch(16,15),Cch(16,14)}の場合の
演算が示されている。この場合は、Cch(16,00)〜Cch(1
6,13)に対応するシンボルビット系列を算出するためだ
けに実行されるバタフライ演算、すなわち、B4(00),B4
(08),B4(04),B4(12),B4(02),B4(10),B4(06),B4(14),B4
(01),B4(09),B4(05),B4(13),B4(03),B4(11)を算出する
ための第4ステージの第1演算〜第7演算が不要であ
る。また、これらの演算に使用する第3ステージの演算
結果B3(00),B3(01),B3(08),B3(09),B3(04),B3(05),B3(1
2),B3(13),B3(02),B3(03),B3(10),B3(11)を算出するた
めの第3ステージの第1演算〜第3演算も不要である。
さらに、これらの演算に使用する第2ステージの演算結
果B2(00),B2(02),B2(01),B2(03),B2(08),B2(10),B2(0
9),B2(11)を算出するための第2ステージの第1演算も
不要である。図12においても、必要なバタフライ演算
を実線で示し、不要なバタフライ演算を点線で示してい
る。このように、不要なバタフライ演算のうち、少なく
とも1つを省略することにより、移動体端末による逆拡
散処理を軽減することができる。また、不要なバタフラ
イ演算の全てを省略、すなわち、第2ステージの4回と
第3ステージの6回と第4ステージの7回のバタフライ
演算を省略することにより、移動体端末による逆拡散処
理を更に軽減することができる。
【0058】実施の形態3.(Primary Scrambling, SF
=32) 図13は、本発明の実施の形態3における符号割当手順
を示すフローチャートである。ここでは、拡散率SF=32
とし、1セグメントあたりのコード数を5とする。図1
3のステップ601は{Cch(32,k);k=27〜31}が空きである
か否かによって分岐する分岐ステップである。分岐ステ
ップ601において、"YES"ならば、処理ステップ604によ
り{Cch(32,k);k=27〜31}の割当てが実行される。分岐ス
テップ601が"No"ならば次の分岐ステップ602に移る。ス
テップ602は{Cch(32,k);k=22〜26}が空きであるか否か
によって分岐する分岐ステップである。分岐ステップ60
2において、"YES"ならば、処理ステップ605により{Cch
(32,k);k=22〜26}の割当てが実行される。分岐ステップ
602が"No"ならば次の分岐ステップ603に移る。ステップ
603は{Cch(32,k);k=17〜21}が空きであるか否かによっ
て分岐する分岐ステップである。分岐ステップ603にお
いて、"YES"ならば、処理ステップ606により{Cch(32,
k);k=17〜21}の割当てが実行される。ステップ603が"N
o"ならば処理ステップ607により{Cch(32,k);k=12〜16}
の割当てが実行される。
【0059】図14および図15は、実施の形態3にお
けるバタフライ演算を示す図である。ここでは、SF=3
2、割当て済のチャネライゼーション符号が{Cch(32,k);
k=27〜31}である場合を示している。シンボルビット系
列の1シンボルに相当する多重化されたチップビット系
列を{B0(k);k=00〜31}とする。
【0060】まず、全てのチャネライゼーション符号に
対応する1シンボルを算出するためのバタフライ演算に
つき説明する。
【0061】多重チップビット系列{B0(k);k=00〜31}に
対して行われるバタフライ演算は、第1ステージから第
5ステージに分けられる。第1ステージは、多重チップ
ビット系列に対して行われるバタフライ演算である。第
2ステージは、第1ステージのバタフライ演算による演
算結果として得られたビット系列{B1(k);k=00〜31}に対
して行われるバタフライ演算である。第3ステージは、
第2ステージのバタフライ演算による演算結果として得
られたビット系列{B2(k);k=00〜31}に対して行われるバ
タフライ演算である。第4ステージは、第3ステージの
バタフライ演算による演算結果として得られたビット系
列{B3(k);k=00〜31}に対して行われるバタフライ演算で
ある。第5ステージは、第4ステージのバタフライ演算
による演算結果として得られたビット系列{B4(k);k=00
〜31}に対して行われるバタフライ演算である。
【0062】まず、第1ステージでは、多重チップビッ
ト系列{B0(k);k=00〜31}の先頭から2ビットずつを1組
として順次、バタフライ演算回路に入力される。第1ス
テージの最初のバタフライ演算は、 In1=B0(00),In2=B0(01) から Out1=B0(00)+B0(01),Out2=B0(00)-B0(01) を求める演算である。以下、 {In1,In2}={B0(02),B0(03)},{B0(04),B0(05)},{B0(06),B0(07)} ,{B0(08),B0(09)},{B0(10),B0(11)},{B0(12),B0(13)},{B0(14),B0(15)} ,{B0(16),B0(17)},{B0(18),B0(19)},{B0(20),B0(21)},{B0(22),B0(23)} ,{B0(24),B0(25)},{B0(26),B0(27)},{B0(28),B0(29)},{B0(30),B0(31)} につき、順次バタフライ演算を実行し、 {Out1,Out2}={B0(02)+B0(03),B0(02)-B0(03)},{B0(04)+B0(05),B0(04)-B0(05)} ,{B0(06)+B0(07),B0(06)-B0(07)},{B0(08)+B0(09),B0(08)-B0(09)} ,{B0(10)+B0(11),B0(10)-B0(11)},{B0(12)+B0(13),B0(12)-B0(13)} ,{B0(14)+B0(15),B0(14)-B0(15)},{B0(16)+B0(17),B0(16)-B0(17)} ,{B0(18)+B0(19),B0(18)-B0(19)},{B0(20)+B0(21),B0(20)-B0(21)} ,{B0(22)+B0(23),B0(22)-B0(23)},{B0(24)+B0(25),B0(24)-B0(25)} ,{B0(26)+B0(27),B0(26)-B0(27)},{B0(28)+B0(29),B0(28)-B0(29)} ,{B0(30)+B0(31),B0(30)-B0(31)} を得る。第1ステージの演算結果については、バタフラ
イ演算回路の加算側から出力されたものOut1を順次{B1
(k);k=00〜15}とし、減算側から出力されたものOut2を
順次{B1(k);k=15〜31}とする。すなわち、{B1(k);k=00
〜31}は次のように定義される。 B1(00)=B0(00)+B0(01) B1(01)=B0(02)+B0(03) B1(02)=B0(04)+B0(05) B1(03)=B0(06)+B0(07) B1(04)=B0(08)+B0(09) B1(05)=B0(10)+B0(11) B1(06)=B0(12)+B0(13) B1(07)=B0(14)+B0(15) B1(08)=B0(16)+B0(17) B1(09)=B0(18)+B0(19) B1(10)=B0(20)+B0(21) B1(11)=B0(22)+B0(23) B1(12)=B0(24)+B0(25) B1(13)=B0(26)+B0(27) B1(14)=B0(28)+B0(29) B1(15)=B0(30)+B0(31) B1(16)=B0(00)-B0(01) B1(17)=B0(02)-B0(03) B1(18)=B0(04)-B0(05) B1(19)=B0(06)-B0(07) B1(20)=B0(08)-B0(09) B1(21)=B0(10)-B0(11) B1(22)=B0(12)-B0(13) B1(23)=B0(14)-B0(15) B1(08)=B0(16)-B0(17) B1(09)=B0(18)-B0(19) B1(10)=B0(20)-B0(21) B1(11)=B0(22)-B0(23) B1(12)=B0(24)-B0(25) B1(13)=B0(26)-B0(27) B1(14)=B0(28)-B0(29) B1(15)=B0(30)-B0(31) なお、上記B1(k)を含めたBn(k)を次の一般式にように表
記することができる。ただし、n=1,2,3,4,5、m=n-1とす
る。 Bn(00)=Bm(00)+Bm(01) Bn(01)=Bm(02)+Bm(03) Bn(02)=Bm(04)+Bm(05) Bn(03)=Bm(06)+Bm(07) Bn(04)=Bm(08)+Bm(09) Bn(05)=Bm(10)+Bm(11) Bn(06)=Bm(12)+Bm(13) Bn(07)=Bm(14)+Bm(15) Bn(08)=Bm(16)+Bm(17) Bn(09)=Bm(18)+Bm(19) Bn(10)=Bm(20)+Bm(21) Bn(11)=Bm(22)+Bm(23) Bn(12)=Bm(24)+Bm(25) Bn(13)=Bm(26)+Bm(27) Bn(14)=Bm(28)+Bm(29) Bn(15)=Bm(30)+Bm(31) Bn(16)=Bm(00)-Bm(01) Bn(17)=Bm(02)-Bm(03) Bn(18)=Bm(04)-Bm(05) Bn(19)=Bm(06)-Bm(07) Bn(20)=Bm(08)-Bm(09) Bn(21)=Bm(10)-Bm(11) Bn(22)=Bm(12)-Bm(13) Bn(23)=Bm(14)-Bm(15) Bn(08)=Bm(16)-Bm(17) Bn(09)=Bm(18)-Bm(19) Bn(10)=Bm(20)-Bm(21) Bn(11)=Bm(22)-Bm(23) Bn(12)=Bm(24)-Bm(25) Bn(13)=Bm(26)-Bm(27) Bn(14)=Bm(28)-Bm(29) Bn(15)=Bm(30)-Bm(31) また、加算側からの演算結果{B1(k);k=00〜15}を第1グ
ループとし、減算側からの演算結果{B1(k);k=16〜31}を
第2グループとする。
【0063】次に、第2ステージでは、第1演算および
第2演算を行う。第1演算は、第1ステージの演算結果
のうち第1グループ、すなわちビット系列{B1(k);k=00
〜15}に対しバタフライ演算を行うものであり、第2演
算は、第1ステージの演算結果のうち第2グループ、す
なわちビット系列{B1(k);k=16〜31}に対しバタフライ演
算を行うものである。
【0064】第2ステージの演算結果については、第1
演算に関するバタフライ演算回路の加算側から出力され
たものOut1を順次{B2(k);k=00〜07}(第1グループ)と
し、第2演算に関するバタフライ演算回路の加算側から
出力されたものOut1を順次{B2(k);k=08〜15}(第2グル
ープ)とし、第1演算に関するバタフライ演算回路の減
算側から出力されたものOut2を順次{B2(k);k=16〜23}
(第3グループ)とし、第2演算に関するバタフライ演
算回路の減算側から出力されたものOut2を順次{B2(k);k
=24〜31}(第4グループ)とする。
【0065】次に、第3ステージでは、第1演算〜第4
演算を行う。第1演算は、第2ステージの演算結果のう
ち第1グループ、すなわちビット系列{B2(k);k=00〜07}
に対しバタフライ演算を行うものであり、第2演算は、
第2ステージの演算結果のうち第2グループ、すなわち
ビット系列{B2(k);k=08〜15}に対しバタフライ演算を行
うものであり、第3演算は、第2ステージの演算結果の
うち第3グループ、すなわちビット系列{B2(k);k=16〜2
3}に対しバタフライ演算を行うものであり、第4演算
は、第2ステージの演算結果のうち第4グループ、すな
わちビット系列{B2(k);k=24〜31}に対しバタフライ演算
を行うものである。
【0066】第3ステージの演算結果については、第1
演算に関するバタフライ演算回路の加算側から出力され
たものOut1を順次{B3(k);k=00〜03}(第1グループ)と
し、第2演算に関するバタフライ演算回路の加算側から
出力されたものOut1を順次{B3(k);k=04〜07}(第2グル
ープ)とし、第3演算に関するバタフライ演算回路の加
算側から出力されたものOut1を順次{B3(k);k=08〜11}
(第3グループ)とし、第4演算に関するバタフライ演
算回路の加算側から出力されたものOut1を順次{B3(k);k
=12〜15}(第4グループ)とし、第1演算に関するバタ
フライ演算回路の減算側から出力されたものOut2を順次
{B3(k);k=16〜19}(第5グループ)とし、第2演算に関
するバタフライ演算回路の減算側から出力されたものOu
t2を順次{B3(k);k=20〜23}(第6グループ)とし、第3
演算に関するバタフライ演算回路の減算側から出力され
たものOut2を順次{B3(k);k=24〜27}(第7グループ)と
し、第4演算に関するバタフライ演算回路の減算側から
出力されたものOut2を順次{B3(k);k=28〜31}(第8グル
ープ)とする。
【0067】次に、第4ステージでは、第1演算〜第8
演算を行う。第1演算は、第3ステージの演算結果のう
ち第1グループ、すなわちビット系列{B3(k);k=00〜03}
に対しバタフライ演算を行うものであり、第2演算は、
第3ステージの演算結果のうち第2グループ、すなわち
ビット系列{B3(k);k=04〜07}に対しバタフライ演算を行
うものであり、第3演算は、第3ステージの演算結果の
うち第3グループ、すなわちビット系列{B3(k);k=08〜1
1}に対しバタフライ演算を行うものであり、第4演算
は、第3ステージの演算結果のうち第4グループ、すな
わちビット系列{B3(k);k=12〜15}に対しバタフライ演算
を行うものであり、第5演算は、第3ステージの演算結
果のうち第5グループ、すなわちビット系列{B3(k);k=1
6〜19}に対しバタフライ演算を行うものであり、第6演
算は、第3ステージの演算結果のうち第6グループ、す
なわちビット系列{B3(k);k=20〜23}に対しバタフライ演
算を行うものであり、第7演算は、第3ステージの演算
結果のうち第7グループ、すなわちビット系列{B3(k);k
=24〜27}に対しバタフライ演算を行うものであり、第8
演算は、第3ステージの演算結果のうち第8グループ、
すなわちビット系列{B3(k);k=28〜31}に対しバタフライ
演算を行うものである。
【0068】第4ステージの演算結果については、第1
演算に関するバタフライ演算回路の加算側から出力され
たものOut1を順次{B4(00),B4(01)}(第1グループ)と
し、第2演算に関するバタフライ演算回路の加算側から
出力されたものOut1を順次{B4(02),B4(03)}(第2グル
ープ)とし、第3演算に関するバタフライ演算回路の加
算側から出力されたものOut1を順次{B4(04),B4(05)}
(第3グループ)とし、第4演算に関するバタフライ演
算回路の加算側から出力されたものOut1を順次{B4(06),
B4(07)}(第4グループ)とし、第5演算に関するバタ
フライ演算回路の加算側から出力されたものOut1を順次
{B4(08),B4(09)}(第5グループ)とし、第6演算に関
するバタフライ演算回路の加算側から出力されたものOu
t1を順次{B4(10),B4(11)}(第6グループ)とし、第7
演算に関するバタフライ演算回路の加算側から出力され
たものOut1を順次{B4(12),B4(13)}(第7グループ)と
し、第8演算に関するバタフライ演算回路の加算側から
出力されたものOut1を順次{B4(14),B4(15)}(第8グル
ープ)とし、第1演算に関するバタフライ演算回路の減
算側から出力されたものOut2を順次{B4(16),B4(17)}
(第9グループ)とし、第2演算に関するバタフライ演
算回路の減算側から出力されたものOut2を順次{B4(18),
B4(19)}(第10グループ)とし、第3演算に関するバ
タフライ演算回路の減算側から出力されたものOut2を順
次{B4(20),B4(21)}(第11グループ)とし、第4演算
に関するバタフライ演算回路の減算側から出力されたも
のOut2を順次{B4(22),B4(23)}(第12グループ)と
し、第5演算に関するバタフライ演算回路の減算側から
出力されたものOut2を順次{B4(24),B4(25)}(第13グ
ループ)とし、第6演算に関するバタフライ演算回路の
減算側から出力されたものOut2を順次{B4(26),B4(27)}
(第14グループ)とし、第7演算に関するバタフライ
演算回路の減算側から出力されたものOut2を順次{B4(2
8),B4(29)}(第15グループ)とし、第8演算に関する
バタフライ演算回路の減算側から出力されたものOut2を
順次{B4(30),B4(31)}(第16グループ)とする。
【0069】次に、第5ステージでは、第1演算〜第1
6演算を行う。第1〜16演算は、それぞれ第4ステー
ジの演算結果のうち第1〜第16グループに対しバタフ
ライ演算を行うものである。
【0070】第4ステージの演算結果については、第1
演算に関するバタフライ演算回路の加算側から出力され
たものOut1をB5(00)とし、第2演算に関するバタフライ
演算回路の加算側から出力されたものOut1をB5(01)と
し、第3演算に関するバタフライ演算回路の加算側から
出力されたものOut1をB5(02)とし、第4演算に関するバ
タフライ演算回路の加算側から出力されたものOut1をB5
(03)とし、第5演算に関するバタフライ演算回路の加算
側から出力されたものOut1をB5(04)とし、第6演算に関
するバタフライ演算回路の加算側から出力されたものOu
t1をB5(05)とし、第7演算に関するバタフライ演算回路
の加算側から出力されたものOut1をB5(06)とし、第8演
算に関するバタフライ演算回路の加算側から出力された
ものOut1をB5(07)とし、第9演算に関するバタフライ演
算回路の加算側から出力されたものOut1をB5(08)とし、
第10演算に関するバタフライ演算回路の加算側から出
力されたものOut1をB5(09)とし、第11演算に関するバ
タフライ演算回路の加算側から出力されたものOut1をB5
(10)とし、第12演算に関するバタフライ演算回路の加
算側から出力されたものOut1をB5(11)とし、第13演算
に関するバタフライ演算回路の加算側から出力されたも
のOut1をB5(12)とし、第14演算に関するバタフライ演
算回路の加算側から出力されたものOut1をB5(13)とし、
第15演算に関するバタフライ演算回路の加算側から出
力されたものOut1をB5(14)とし、第16演算に関するバ
タフライ演算回路の加算側から出力されたものOut1をB5
(15)とし、第1演算に関するバタフライ演算回路の減算
側から出力されたものOut2をB5(16)とし、第2演算に関
するバタフライ演算回路の減算側から出力されたものOu
t2をB5(17)とし、第3演算に関するバタフライ演算回路
の減算側から出力されたものOut2をB5(18)とし、第4演
算に関するバタフライ演算回路の減算側から出力された
ものOut2をB5(19)とし、第5演算に関するバタフライ演
算回路の減算側から出力されたものOut2をB5(20)とし、
第6演算に関するバタフライ演算回路の減算側から出力
されたものOut2をB5(21)とし、第7演算に関するバタフ
ライ演算回路の減算側から出力されたものOut2をB5(22)
とし、第8演算に関するバタフライ演算回路の減算側か
ら出力されたものOut2をB5(23)とし、第9演算に関する
バタフライ演算回路の減算側から出力されたものOut2を
B5(24)とし、第10演算に関するバタフライ演算回路の
減算側から出力されたものOut2をB5(25)とし、第11演
算に関するバタフライ演算回路の減算側から出力された
ものOut2をB5(26)とし、第12演算に関するバタフライ
演算回路の減算側から出力されたものOut2をB5(27)と
し、第13演算に関するバタフライ演算回路の減算側か
ら出力されたものOut2をB5(28)とし、第14演算に関す
るバタフライ演算回路の減算側から出力されたものOut2
をB5(29)とし、第15演算に関するバタフライ演算回路
の減算側から出力されたものOut2をB5(30)とし、第16
演算に関するバタフライ演算回路の減算側から出力され
たものOut2をB5(31)とする。
【0071】最終的に、図15に示されるように、B5(0
0)〜B5(31)をCch(16,00)〜Cch(16,31)にそれぞれ対応さ
せて、各チャネライゼーション符号に対応した1シンボ
ルとする。図14および図15から明らかなように、全
ての組み合わせに関するバタフライ演算を実行するため
には、第1ステージ〜第5ステージのそれぞれにつき1
6回ずつ、合計80回のバタフライ演算を要する。
【0072】次に、チャネライゼーション符号Cch(32,
k)のうち、Cch(16,00)〜Cch(16,26)が割当てられておら
ず、Cch(16,27)〜Cch(16,31)の5コードがパケットチャ
ネルに割当てられている場合のバタフライ演算について
説明する。この場合は、Cch(16,00)〜Cch(16,26)に対応
するシンボルビット系列を算出するためだけに実行され
るバタフライ演算が不要である。すなわち、第5ステー
ジの第1演算〜第7演算、第9演算〜第11演算および
第13演算〜第15演算、第4ステージの第1演算〜第
3演算および第5演算〜第7演算、第3ステージの第1
演算〜第3演算、第2ステージの第1演算が不要であ
る。この不要なバタフライ演算のうち、少なくとも1つ
を省略することにより、移動体端末による逆拡散処理を
軽減することができる。また、不要なバタフライ演算の
全てを省略、すなわち、第2ステージの8回と第3ステ
ージの12回と第4ステージの12回と第5ステージの
13回とのバタフライ演算を省略することにより、移動
体端末による逆拡散処理を更に軽減することができる。
【0073】実施の形態4.(Secondary Scrambling,5
コードセグメンテーション) 図16は、本発明の実施の形態4における符号割当手順
を示すフローチャートである。ここでは、スクランブル
符号がセカンダリスクランブル符号である場合にも対応
可能となっており、SF=16、1セグメントあたりのコー
ド数を5とする。図16のステップ701は、プライマリ
スクランブル符号が用いられるか否かによって分岐する
分岐ステップである。分岐ステップ701が"YES"ならば、
処理ステップ705によりプライマリスクランブル符号で
のチャネライゼーション符号割当て、例えば、図10の
チャネライゼーション符号割当てが行われる。分岐ステ
ップ701が"No"ならば次の分岐ステップ702に移る。ステ
ップ702は{Cch(16,k);k=11〜15}が空きであるか否かに
よって分岐する分岐ステップである。分岐ステップ702
が"YES"ならば、処理ステップ706により{Cch(16,k);k=1
1〜15}の割当てが実行される。分岐ステップ702が"No"
ならば次の分岐ステップ703に移る。ステップ703は{Cch
(16,k);k=00〜04}が空きであるか否かによって分岐する
分岐ステップである。分岐ステップ703が"YES"ならば、
処理ステップ707により{Cch(16,k);k=00〜04}の割当て
が実行される。分岐ステップ703が"No"ならば処理ステ
ップ704により{Cch(16,k);k=06〜10}の割当てが実行さ
れる。
【0074】図17は、実施の形態4におけるバタフラ
イ演算を示す図である。図17では、全チャネライゼー
ション符号Cch(16,k)のうち、Cch(16,00)〜Cch(16,04)
の5コードが割当て済の場合を示している。この場合
は、Cch(16,05)〜Cch(16,15)に対応するシンボルビット
系列を算出するためだけに実行されるバタフライ演算、
すなわち、B4(06),B4(14),B4(01),B4(09),B4(05),B4(1
3),B4(03),B4(11),B4(07),B4(15)を算出するための第4
ステージの第2演算、第4演算、第6演算、第7演算お
よび第8演算が不要である。また、これらの演算に使用
する第3ステージの演算結果B3(02),B3(03),B3(10),B3
(11),B3(06),B3(07),B3(14),B3(15)を算出するための第
3ステージの第2演算および第4演算も不要である。さ
らに、これらの演算に使用する第2ステージの演算結果
B2(04),B2(06),B2(05),B2(07),B2(12),B2(14),B2(13),B
2(15)を算出するための第2ステージの第2演算が不要
である。図17においても、必要なバタフライ演算を実
線で示し、不要なバタフライ演算を点線で示している。
【0075】この不要なバタフライ演算のうち、少なく
とも1つを省略することにより、移動体端末による逆拡
散処理を軽減することができる。また、不要なバタフラ
イ演算の全てを省略、すなわち、第2ステージの4回、
第3ステージの4回と第4ステージの5回のバタフライ
演算を省略することにより、移動体端末による逆拡散処
理を更に軽減することができる。さらに、{Cch(16,k);k
=00〜04}、{Cch(16,k);k=06〜10}または{Cch(16,k);k=1
1〜15}の3通りのいずれを割当てたかを基地局から移動
体端末に通知するための信号として、2ビットで充分で
あるため、シグナリングのための通信量を小さく抑える
ことができる。
【0076】実施の形態5.(Walsh符号の割当て) 上記実施の形態1から4までは、3GPP TS25.213V3.6.0
(2001-06)に記載される生成方法によって定義されたチ
ャネライゼーション符号を用いた実施の形態を説明し
た。ここでは、Walsh系列によって定義される別のチャ
ネライゼーション符号を用いた実施の形態を説明する。
Walsh系列とは、アダマール行列の列ベクトルで定義さ
れる系列である。アダマール行列H(n)は以下のように定
義される。H(0)=+1
【数1】 (n=1,2,…) したがって、例えばSF=16の場合、Walsh系列は以下の通
りとなる。 W(16,00)={+1,+1,+1,+1,+1,+1,+1,+1,+1,+1,+1,+1,+1,+
1,+1,+1} W(16,01)={+1,-1,+1,-1,+1,-1,+1,-1,+1,-1,+1,-1,+1,-
1,+1,-1} W(16,02)={+1,+1,-1,-1,+1,+1,-1,-1,+1,+1,-1,-1,+1,+
1,-1,-1} W(16,03)={+1,-1,-1,+1,+1,-1,-1,+1,+1,-1,-1,+1,+1,-
1,-1,+1} W(16,04)={+1,+1,+1,+1,-1,-1,-1,-1,+1,+1,+1,+1,-1,-
1,-1,-1} W(16,05)={+1,-1,+1,-1,-1,+1,-1,+1,+1,-1,+1,-1,-1,+
1,-1,+1} W(16,06)={+1,+1,-1,-1,-1,-1,+1,+1,+1,+1,-1,-1,-1,-
1,+1,+1} W(16,07)={+1,-1,-1,+1,-1,+1,+1,-1,+1,-1,-1,+1,-1,+
1,+1,-1} W(16,08)={+1,+1,+1,+1,+1,+1,+1,+1,-1,-1,-1,-1,-1,-
1,-1,-1} W(16,09)={+1,-1,+1,-1,+1,-1,+1,-1,-1,+1,-1,+1,-1,+
1,-1,+1} W(16,10)={+1,+1,-1,-1,+1,+1,-1,-1,-1,-1,+1,+1,-1,-
1,+1,+1} W(16,11)={+1,-1,-1,+1,+1,-1,-1,+1,-1,+1,+1,-1,-1,+
1,+1,-1} W(16,12)={+1,+1,+1,+1,-1,-1,-1,-1,-1,-1,-1,-1,+1,+
1,+1,+1} W(16,13)={+1,-1,+1,-1,-1,+1,-1,+1,-1,+1,-1,+1,+1,-
1,+1,-1} W(16,14)={+1,+1,-1,-1,-1,-1,+1,+1,-1,-1,+1,+1,+1,+
1,-1,-1} W(16,15)={+1,-1,-1,+1,-1,+1,+1,-1,-1,+1,+1,-1,+1,-
1,-1,+1} ここで、実施の形態1で定義されたCch(SF,k)とWalsh系
列W(SF,k)との関係は以下のようになる。 W(16,00)=Cch(16,00) W(16,01)=Cch(16,08) W(16,02)=Cch(16,04) W(16,03)=Cch(16,12) W(16,04)=Cch(16,02) W(16,05)=Cch(16,10) W(16,06)=Cch(16,06) W(16,07)=Cch(16,14) W(16,08)=Cch(16,01) W(16,09)=Cch(16,09) W(16,10)=Cch(16,05) W(16,10)=Cch(16,13) W(16,12)=Cch(16,03) W(16,13)=Cch(16,11) W(16,14)=Cch(16,07) W(16,15)=Cch(16,15) 実施の形態5の構成は、実施の形態1〜4の構成を示し
た図1〜図4と同様の構成であり、Cch(SF,k)に代えてW
(SF,k)を使用する点が異なるのみである。
【0077】図18は、本発明の実施の形態5における
符号割当手順を示すフローチャートである。ここでは、
拡散率SF=16、1セグメントあたりのコード数を5とす
る。図18のステップ801は、{W(SF,k);k=13,03,11,07,
15}が空きであるか否かによって分岐する分岐ステップ
である。この分岐ステップ801が"YES"ならば、処理ステ
ップ803により{W(SF,k);k=13,03,11,07,15}の割当てが
実行される。分岐ステップ801が"No"ならば次の分岐ス
テップ802に移る。ステップ802は{W(SF,k);k=06,14,01,
09,05}が空きであるか否かによって分岐する分岐ステッ
プである。この分岐ステップ802が"YES"ならば、処理ス
テップ804により{W(SF,k);k=06,14,01,09,05}の割当て
が実行される。分岐ステップ802が"No"ならば処理ステ
ップ805により{W(SF,k);k=08,04,12,02,10}の割当てが
実行される。
【0078】図19は、実施の形態5におけるバタフラ
イ演算を示す図である。ここでは、割当て済のWalsh系
列によるチャネライゼーション符号が{W(SF,k);k=13,0
3,11,07,15}が用いられる場合を示している。演算の手
順については、図7で説明したものと全く同じである。
ただし、最終の演算結果であるB4(00)〜B4(15)と符号W
(16,00)〜W(16,15)との対応が異なる。
【0079】したがって、図7の場合と同様に、第4ス
テージの第1演算、第2演算、第3演算、第5演算およ
び第7演算が不要であり、第3ステージの第1演算およ
び第3演算も不要であり、第2ステージの第1演算が不
要である。この不要なバタフライ演算のうち、少なくと
も1つを省略することにより、移動体端末による逆拡散
処理を軽減することができる。また、不要なバタフライ
演算の全てを省略、すなわち、第2ステージの4回、第
3ステージの4回と第4ステージの5回のバタフライ演
算を省略することにより、移動体端末による逆拡散処理
を更に軽減することができる。さらに、{W(16,k);k=08,
04,12,02,10}、{W(16,k);k=06,14,01,09,05}または{W(1
6,k);k=13,03,11,07,15}の3通りのいずれを割当てたか
を基地局から移動体端末に通知するための信号として、
2ビットで充分であるため、シグナリングのための通信
量を小さく抑えることができる。
【0080】
【発明の効果】本発明に係る逆拡散処理方法にて、割当
てられている拡散符号に対応したチップビット系列を復
元するためのバタフライ演算を除くバタフライ演算のう
ちの少なくとも1つを省略することによって、バタフラ
イ演算回数を減らすことができるため、逆拡散処理を軽
減することができる。
【0081】また、本発明に係る逆拡散処理方法にて、
割当てられている拡散符号に対応したチップビット系列
を復元するためのバタフライ演算を除く全てのバタフラ
イ演算を省略することによって、バタフライ演算回数を
更に減らすことができるため、逆拡散処理を更に軽減す
ることができる。
【0082】また、本発明に係る移動体端末にて、逆拡
散処理手段が、割当てられている拡散符号に対応したチ
ップビット系列を復元するためのバタフライ演算を除く
バタフライ演算のうちの少なくとも1つを省略すること
によって、バタフライ演算回数を減らすことができるた
め、移動体端末での逆拡散処理を軽減でき、消費電力を
低減することができる。
【0083】また、本発明に係る移動体端末にて、逆拡
散処理手段が、基地局から通知された割当てられている
拡散符号に基づいて、省略するバタフライ演算を決定す
ることによって、不要なバタフライ演算を的確に省略す
ることができる。
【0084】また、本発明に係る基地局にて、多重チッ
プビット系列に対しバタフライ演算を繰返し行うことに
よって複数のチップビット系列を分離して復元する逆拡
散処理において、割当てられている拡散符号に対応した
チップビット系列を復元するためのバタフライ演算を除
くバタフライ演算のうちの少なくとも1つを省略すると
きに、省略するバタフライ演算を決定するために割当て
られている拡散符号を移動体端末に通知する通知手段を
備えたことによって、移動体端末において不要なバタフ
ライ演算を的確に省略することができる。
【0085】また、本発明に係る拡散符号割当方法に
て、割当てられた拡散符号に対応したチップビット系列
を復元するためのバタフライ演算の回数が最多となるよ
うに拡散符号を割当てる場合に比べて、バタフライ演算
の回数が少なくとも1回は少なくなるように、拡散符号
を割当てることによって、不要なバタフライ演算を増や
すことにより、バタフライ演算回数を減らすことがで
き、逆拡散処理を軽減することができる。
【0086】また、本発明に係る拡散符号割当方法に
て、バタフライ演算の回数が最少となるように拡散符号
を割当てることによって、不要なバタフライ演算を最大
数確保することにより、バタフライ演算を更に減らすこ
とができ、逆拡散処理を軽減することができる。
【0087】また、本発明に係る拡散符号割当方法に
て、割当て済の拡散符号が、第2ステージの第1演算ま
たは第2演算を含むバタフライ演算により得られるシン
ボルビット系列に対応する拡散符号のみとなるように拡
散符号を割当てるものである。
【0088】本発明に従えば、第2ステージの第1演算
または第2演算のいずれかが不要となるため、その分の
バタフライ演算を減らすことができる。
【0089】また、本発明に係る拡散符号割当方法に
て、割当て済の拡散符号が、第3ステージの第1演算〜
第4演算の多くともいずれか3つにより得られるシンボ
ルビット系列に対応する拡散符号のみとなるように拡散
符号を割当てることによって、第3ステージの第1演算
〜第4演算のいずれかが不要となるため、その分のバタ
フライ演算を減らすことができる。
【0090】また、本発明に係る拡散符号割当方法に
て、割当て済の拡散符号が、第3ステージの第1演算〜
第4演算のうち最少の演算により得られるシンボルビッ
ト系列に対応する拡散符号のみとなるように拡散符号を
割当てることによって、第3ステージの第1演算〜第4
演算のうち最多の演算を不要とするため、バタフライ演
算を更に減らすことができる。
【0091】また、本発明に係る拡散符号割当方法に
て、割当て済の拡散符号が、第4ステージの第1演算〜
第8演算の多くともいずれか7つにより得られるシンボ
ルビット系列に対応する拡散符号のみとなるように拡散
符号を割当てることによって、第4ステージの第1演算
〜第8演算のいずれかが不要となるため、その分のバタ
フライ演算を減らすことができる。
【0092】また、本発明に係る拡散符号割当方法に
て、割当て済の拡散符号が、第4ステージの第1演算〜
第8演算のうち最少の演算により得られるシンボルビッ
ト系列に対応する拡散符号のみとなるように拡散符号を
割当てることによって、第4ステージの第1演算〜第8
演算のうち最多の演算を不要とするため、バタフライ演
算を更に減らすことができる。
【0093】また、本発明に係る基地局にて、割当てら
れた拡散符号に対応したチップビット系列を復元するた
めのバタフライ演算の回数が最大となるように拡散符号
を割当てる場合に比べて、バタフライ演算の回数が少な
くとも1回は少なくなるように、拡散符号割当手段が拡
散符号を割当てることによって、不要なバタフライ演算
を増やすことにより、バタフライ演算回数を減らすこと
ができ、移動体端末の逆拡散処理を軽減することで、消
費電力を低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1に係る移動体通信システムの構
成を示す図である。
【図2】 図1における基地局の構成を示す図である。
【図3】 参考例としての移動体端末の構成を示す図で
ある。
【図4】 図1における移動体端末の構成を示す図であ
る。
【図5】 図4のFHT部の構成を示す図である。
【図6】 図5のバタフライ演算回路で行われる第1演
算例を示す図である。
【図7】 図5のバタフライ演算回路で行われる第2演
算例を示す図である。
【図8】 図5のバタフライ演算回路で行われる第3演
算例を示す図である。
【図9】 図5のバタフライ演算回路で行われる第4演
算例を示す図である。
【図10】 図1の基地局における符号割当処理を示す
フローチャートである。
【図11】 実施の形態2における符号割当手順を示す
フローチャートである。
【図12】 実施の形態2におけるバタフライ演算を示
す図である。
【図13】 実施の形態3における符号割当手順を示す
フローチャートである。
【図14】 実施の形態3におけるバタフライ演算を示
す図である。
【図15】 実施の形態3におけるバタフライ演算を示
す図である。
【図16】 実施の形態4における符号割当手順を示す
フローチャートである。
【図17】 実施の形態4におけるバタフライ演算を示
す図である。
【図18】 実施の形態5における符号割当手順を示す
フローチャートである。
【図19】 実施の形態5におけるバタフライ演算を示
す図である。
【図20】 マルチコードパケット伝送の場合の拡散符
号割当を示す図である。
【符号の説明】
11 移動体端末 12 基地局 13 基地局制御装置 21 リソース管理部 22 割当符号通知部 23 符号割当部 301 チャネルコーディング部 302,303,304 変調部 305 マッピング部 306,307,308,309,311 乗算器 310 加算器 312 多重化部 313,315,316,317 逆拡散部 314 複素共役部 318,319,320 デマッピング部 321 チャネルデコーディング部 322 FHT部 401 バタフライ演算器 402,403 加算器 404 バッファ 405 割当器

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シンボルビット系列が拡散処理されて生
    成されたチップビット系列を多重化した多重チップビッ
    ト系列に対し、バタフライ演算を繰返し行うことによっ
    て、複数のチップビット系列を分離して復元する逆拡散
    処理方法であって、割当てられている拡散符号に対応し
    たチップビット系列を復元するためのバタフライ演算を
    除くバタフライ演算のうちの少なくとも1つを省略する
    ことを特徴とする逆拡散処理方法。
  2. 【請求項2】 前記割当てられている拡散符号に対応し
    たチップビット系列を復元するためのバタフライ演算を
    除く全てのバタフライ演算を省略することを特徴とする
    請求項1記載の逆拡散処理方法。
  3. 【請求項3】 シンボルビット系列が拡散処理されて生
    成されたチップビット系列を多重化した多重チップビッ
    ト系列に対し、バタフライ演算を繰返し行うことによっ
    て、複数のチップビット系列を分離して復元する逆拡散
    処理手段を備え、基地局との間で無線通信を行う移動体
    端末であって、前記逆拡散処理手段は、割当てられてい
    る拡散符号に対応したチップビット系列を復元するため
    のバタフライ演算を除くバタフライ演算のうちの少なく
    とも1つを省略することを特徴とする移動体端末。
  4. 【請求項4】 前記逆拡散処理手段は、基地局から通知
    された割当てられている拡散符号に基づいて、省略する
    バタフライ演算を決定することを特徴とする請求項3記
    載の移動体端末。
  5. 【請求項5】 シンボルビット系列を拡散処理してチッ
    プビット系列を生成する拡散処理手段と、このチップビ
    ット系列を多重化して多重チップビット系列を生成する
    多重化手段とを備え、移動体端末との間で無線通信を行
    う基地局であって、前記移動体端末で行う処理のうち、
    前記多重チップビット系列に対しバタフライ演算を繰返
    し行うことによって複数のチップビット系列を分離して
    復元する逆拡散処理において、割当てられている拡散符
    号に対応したチップビット系列を復元するためのバタフ
    ライ演算を除くバタフライ演算のうちの少なくとも1つ
    を省略するときに、省略するバタフライ演算を決定する
    ために割当てられている拡散符号を前記移動体端末に通
    知する通知手段をさらに備えたことを特徴とする基地
    局。
  6. 【請求項6】 シンボルビット系列を拡散処理するため
    の拡散符号を割当てる拡散符号割当方法であって、前記
    拡散処理によって生成されたチップビット系列を多重化
    した多重チップビット系列に対し、バタフライ演算を繰
    返し行うことによって、複数のチップビット系列を分離
    して復元する逆拡散処理において、割当てられた拡散符
    号に対応したチップビット系列を復元するためのバタフ
    ライ演算の回数が最多となるように拡散符号を割当てる
    場合に比べて、バタフライ演算の回数が少なくとも1回
    は少なくなるように、拡散符号を割当てることを特徴と
    する拡散符号割当方法。
  7. 【請求項7】 前記バタフライ演算の回数が最少となる
    ように拡散符号を割当てることを特徴とする請求項6記
    載の拡散符号割当方法。
  8. 【請求項8】 全拡散符号の数が2(nは2以上の整
    数)であり、新たに拡散符号を割当てることにより合計
    n−1個以下の拡散符号を割当て済とする拡散符号割
    当方法であって、 逆拡散処理は、1シンボル相当の多重チップビット系列
    に対し先頭から2ビットずつバタフライ演算を行う第1
    ステージと、この第1ステージにおけるバタフライ演算
    の演算結果に対しバタフライ演算を行う第2ステージと
    を含み、 前記第2ステージは、前記第1ステージにおけるバタフ
    ライ演算の加算側から算出された演算結果を順に並べた
    ビット系列に対し先頭から2ビットずつバタフライ演算
    を行う第1演算と、前記第1ステージにおけるバタフラ
    イ演算の減算側から算出された演算結果を順に並べたビ
    ット系列に対し先頭から2ビットずつバタフライ演算を
    行う第2演算とを含み、 割当て済の拡散符号が、前記第2ステージの第1演算ま
    たは第2演算を含むバタフライ演算により得られるシン
    ボルビット系列に対応する拡散符号のみとなるように拡
    散符号を割当てることを特徴とする請求項6記載の拡散
    符号割当方法。
  9. 【請求項9】 全拡散符号の数が2(nは3以上の整
    数)であり、新たに拡散符号を割当てることにより合計
    3×2n−2個以下の拡散符号を割当て済とする拡散符
    号割当方法であって、 逆拡散処理は、1シンボル相当の多重チップビット系列
    に対し先頭から2ビットずつバタフライ演算を行う第1
    ステージと、この第1ステージにおけるバタフライ演算
    の演算結果に対しバタフライ演算を行う第2ステージ
    と、この第2ステージにおけるバタフライ演算の演算結
    果に対しバタフライ演算を行う第3ステージを含み、 前記第2ステージは、前記第1ステージにおけるバタフ
    ライ演算の加算側から算出された演算結果を順に並べた
    ビット系列に対し先頭から2ビットずつバタフライ演算
    を行う第1演算と、前記第1ステージにおけるバタフラ
    イ演算の減算側から算出された演算結果を順に並べたビ
    ット系列に対し先頭から2ビットずつバタフライ演算を
    行う第2演算とを含み、 前記第3ステージは、前記第2ステージの第1演算にお
    ける加算側から算出された演算結果を順に並べたビット
    系列に対し先頭から2ビットずつバタフライ演算を行う
    第1演算と、前記第2ステージの第2演算における加算
    側から算出された演算結果を順に並べたビット系列に対
    し先頭から2ビットずつバタフライ演算を行う第2演算
    と、前記第2ステージの第1演算における減算側から算
    出された演算結果を順に並べたビット系列に対し先頭か
    ら2ビットずつバタフライ演算を行う第3演算と、前記
    第2ステージの第2演算における減算側から算出された
    演算結果を順に並べたビット系列に対し先頭から2ビッ
    トずつバタフライ演算を行う第4演算とを含み、 割当て済の拡散符号が、前記第3ステージの第1演算〜
    第4演算の多くともいずれか3つにより得られるシンボ
    ルビット系列に対応する拡散符号のみとなるように拡散
    符号を割当てることを特徴とする請求項6記載の拡散符
    号割当方法。
  10. 【請求項10】 割当て済の拡散符号が、前記第3ステ
    ージの第1演算〜第4演算のうち最少の演算により得ら
    れるシンボルビット系列に対応する拡散符号のみとなる
    ように拡散符号を割当てることを特徴とする請求項9記
    載の拡散符号割当方法。
  11. 【請求項11】 全拡散符号の数が2(nは4以上の
    整数)であり、新たに拡散符号を割当てることにより合
    計7×2n−3個以下の拡散符号を割当て済とする拡散
    符号割当方法であって、 逆拡散処理は、1シンボル相当の多重チップビット系列
    に対し先頭から2ビットずつバタフライ演算を行う第1
    ステージと、この第1ステージにおけるバタフライ演算
    の演算結果に対しバタフライ演算を行う第2ステージ
    と、この第2ステージにおけるバタフライ演算の演算結
    果に対しバタフライ演算を行う第3ステージと、この第
    3ステージにおけるバタフライ演算の演算結果に対しバ
    タフライ演算を行う第4ステージとを含み、 前記第2ステージは、前記第1ステージにおけるバタフ
    ライ演算の加算側から算出された演算結果を順に並べた
    ビット系列に対し先頭から2ビットずつバタフライ演算
    を行う第1演算と、前記第1ステージにおけるバタフラ
    イ演算の減算側から算出された演算結果を順に並べたビ
    ット系列に対し先頭から2ビットずつバタフライ演算を
    行う第2演算とを含み、 前記第3ステージは、前記第2ステージの第1演算にお
    ける加算側から算出された演算結果を順に並べたビット
    系列に対し先頭から2ビットずつバタフライ演算を行う
    第1演算と、前記第2ステージの第2演算における加算
    側から算出された演算結果を順に並べたビット系列に対
    し先頭から2ビットずつバタフライ演算を行う第2演算
    と、前記第2ステージの第1演算における減算側から算
    出された演算結果を順に並べたビット系列に対し先頭か
    ら2ビットずつバタフライ演算を行う第3演算と、前記
    第2ステージの第2演算における減算側から算出された
    演算結果を順に並べたビット系列に対し先頭から2ビッ
    トずつバタフライ演算を行う第4演算とを含み、 前記第4ステージは、前記第3ステージの第1演算にお
    ける加算側から算出された演算結果を順に並べたビット
    系列に対し先頭から2ビットずつバタフライ演算を行う
    第1演算と、前記第3ステージの第2演算における加算
    側から算出された演算結果を順に並べたビット系列に対
    し先頭から2ビットずつバタフライ演算を行う第2演算
    と、前記第3ステージの第3演算における加算側から算
    出された演算結果を順に並べたビット系列に対し先頭か
    ら2ビットずつバタフライ演算を行う第3演算と、前記
    第3ステージの第4演算における加算側から算出された
    演算結果を順に並べたビット系列に対し先頭から2ビッ
    トずつバタフライ演算を行う第4演算と、前記第3ステ
    ージの第1演算における減算側から算出された演算結果
    を順に並べたビット系列に対し先頭から2ビットずつバ
    タフライ演算を行う第5演算と、前記第3ステージの第
    2演算における減算側から算出された演算結果を順に並
    べたビット系列に対し先頭から2ビットずつバタフライ
    演算を行う第6演算と、前記第3ステージの第3演算に
    おける減算側から算出された演算結果を順に並べたビッ
    ト系列に対し先頭から2ビットずつバタフライ演算を行
    う第7演算と、前記第3ステージの第4演算における減
    算側から算出された演算結果を順に並べたビット系列に
    対し先頭から2ビットずつバタフライ演算を行う第8演
    算とを含み、 割当て済の拡散符号が、前記第4ステージの第1演算〜
    第8演算の多くともいずれか7つにより得られるシンボ
    ルビット系列に対応する拡散符号のみとなるように拡散
    符号を割当てることを特徴とする請求項6記載の拡散符
    号割当方法。
  12. 【請求項12】 割当て済の拡散符号が、前記第4ステ
    ージの第1演算〜第8演算のうち最少の演算により得ら
    れるシンボルビット系列に対応する拡散符号のみとなる
    ように拡散符号を割当てることを特徴とする請求項11
    記載の拡散符号割当方法。
  13. 【請求項13】 シンボルビット系列を拡散処理するた
    めの拡散符号を割当てる拡散符号割当手段を備え、移動
    体端末との間で無線通信を行う基地局であって、前記拡
    散処理によって生成されたチップビット系列を多重化し
    た多重チップビット系列に対し、バタフライ演算を繰返
    し行うことによって、複数のチップビット系列を分離し
    て復元する逆拡散処理において、割当てられた拡散符号
    に対応したチップビット系列を復元するためのバタフラ
    イ演算の回数が最大となるように拡散符号を割当てる場
    合に比べて、バタフライ演算の回数が少なくとも1回は
    少なくなるように、拡散符号割当手段が拡散符号を割当
    てることを特徴とする基地局。
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