JP2007513561A - レーク受信器を有する端末 - Google Patents

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Abstract

フィンガを持つレーク受信器を有する移動端末、基地局及びネットワークノードのような端末は、シンボルを逆拡散するために比較的多くの計算が実行されることを要する。前記フィンガ内の乗算器、積分器及びダンパをアダマール変換器(62)で置き換えることにより、直交チャネル符号を持つ幾つかのシンボルのチップは、同時に逆拡散されることができ、前記端末及び前記レーク受信器は、より効率的になる。フィンガ(34)の逆拡散セクション(60)は、アダマール変換器(62)とダウンサンプラ(71−73)を有するシリアル−パラレル変換器(61)とを有する。前記端末は、ユニバーサル移動通信システム(UMTS)における高速ダウンリンクパケットアクセス端末(HSDPA)であり、使用される逆チャネル符号の数は、使用される逆拡散係数の少なくとも10%である。例えば、使用される逆拡散係数は16に等しく、使用される逆チャネル符号の最大の可能な数は、前記端末の性能クラスに依存して5、10又は15に等しい。

Description

本発明は、フィンガを持つレーク受信器を有する端末と、フィンガを有し、端末において使用されるレーク受信器と、レーク受信器において使用されるフィンガと、デスクランブルされた(descrambled)信号を逆拡散(despreading)する方法と、デスクランブルされた信号を逆拡散するプロセッサプログラムプロダクトとに関する。
このような端末の例は、ユニバーサル移動通信システム(UMTS)における移動端末、基地局及びネットワークノードである。
従来技術の端末は、国際出願公報WO02/01747から既知であり、これは、第2頁第4−8行においてフィンガを持つレーク受信器を持つ移動無線装置を開示している。
レーク受信器は、送信された信号のマルチパス成分をフィンガ(又はレークアーム)に個別に処理させ、次いでこれらのエネルギを結合することにより、例えば送信された信号が受信前に障害物を介して反射される場合に存在するマルチパス伝播を利用する。これに対して、特に、前記フィンガ(又はレークアーム)は、マルチパス成分を追跡し、逆拡散する。このようなレーク受信器は、例えば符号分割多重アクセス通信システム(CDMA)又は広帯域符号分割多重アクセス通信システム(WCDMA)で使用される。
各シンボルが例えば16のチップを有し、複素数値乗算が4つの実数値乗算及び2つの実数値加算を有することを用いて、フィンガごとに、1つのシンボルをデスクランブルするために、64の実数値乗算及び32の実数値加算に等しい16の複素数値乗算が行われる必要があり、前記シンボルの実部及び虚部を逆拡散するために、32の実数値乗算が逆チャネル符号(de-channelization code)ごとに行われる必要があり、積分及びダンピング(dumping)のために、30の実数値加算に等しい15の複素数値加算が行われる必要がある。したがって、5つのチャネルが使用される(5つの逆チャネル符号が使用される)場合、64+5×32=224の実数乗算及び32+5×30=182の実数加算が実行される必要があり、10のチャネルが使用される(10の逆チャネル符号が使用される)場合、64+10×32=384の実数乗算及び32+10×30=332の実数加算が実行される必要があり、15のチャネルが使用される(15の逆チャネル符号が使用される)場合、64+15×32=544の実数乗算及び32+15×30=482の実数加算が(シンボルごとに)実行される必要がある。
既知の端末は、とりわけ、シンボルを逆拡散するために比較的多くの計算が実行されることを必要とするため不利である。
本発明の目的は、とりわけ、シンボルを逆拡散するために比較的少数の計算が実行されることを必要とする端末を提供することである。
本発明の他の目的は、とりわけ、シンボルを逆拡散するために比較的少数の計算が実行されることを必要とするレーク受信器、フィンガ、方法及びプロセッサプログラムプロダクトを提供することである。
本発明による端末は、フィンガを持つレーク受信器を有し、前記フィンガはアダマール変換器(Hadamard transformer)を有する。
例えば高速アダマール変換器即ちFHTのようなアダマール変換器を前記フィンガに導入することにより、直交チャネル符号(channelization code)を持つ幾つかのシンボルのチップは、同時に逆拡散されることができる。アダマール変換器により変換されるのに適した構造を持ついわゆるウォルシュ符号(Walsh code)である拡散符号又は逆チャネル符号により、シンボルの逆拡散はより効率的に行われることができる。シンボルをデスクランブルするために、本発明による端末は、依然として64の実数値乗算及び32の実数値加算を必要とする。しかしながら逆拡散に対して、拡散係数が16に等しい場合、長さ16のアダマール変換器は、使用される逆チャネル符号の数に関わらず、128の実数値加算に等しい64の複素数値加算のみを必要とする。したがって、要約すると、本発明による端末は、乗算に関してより効率的であり、5以上の逆チャネル符号が使用される場合の加算に関してより効率的であり、3以上の逆チャネル符号が使用される場合の全体的な演算においてより効率的である。
国際特許出願公報WO02/01747が第2頁においてレーク受信器の同期セクションにおけるアダマール変換器の使用を更に開示していることに注意すべきである。この同期セクションは、チャネルを検索し、他の端末を識別するが、シンボルの逆拡散に関係していない。フィンガは、シンボルをデスクランブル及び逆拡散するが、チャネルの検索及び他の端末の識別に関係しない。
本発明による前記端末の一実施例は、前記フィンガがデスクランブルセクション及び逆拡散セクションを有し、前記逆拡散セクションがアダマール変換器を有することにより規定される。上述されたように、前記逆チャネル符号又は拡散符号は、(この段階では)アダマール変換器により変換されるのに適していないスクランブル符号とは逆に、アダマール変換器により変換されるのに適した構造を持ついわゆるウォルシュ符号である。
本発明による前記端末の一実施例は、前記デスクランブルセクションが、フィンガ入力信号をデスクランブルするために前記フィンガ入力信号に複素共役スクランブル符号を乗算する乗算器を有し、前記逆拡散セクションが、デスクランブルされた信号をシリアル−パラレル変換するシリアル−パラレル変換器を更に有し、前記シリアル−パラレル変換器が、前記アダマール変換器の入力部に結合されたダウンサンプラを有し、且つチャネルごとに逆拡散されたシンボルを生成するセレクタを有し、前記セレクタが、前記アダマール変換器の出力部に結合されることにより規定される。前記シリアル−パラレル変換器及び前記ダウンサンプラは、前記デスクランブルされた信号を減少されたサンプリングレートでパラレル信号に変換し、前記アダマール変換器は、これらの信号をアダマールマトリクス演算により変換されたパラレル信号に変換し、前記変換されたパラレル信号は前記セレクタに供給される。
各乗算器、シリアル−パラレル変換器、ダウンサンプラ、アダマール変換器及びセレクタは、単独のハードウェアユニット、より大きなハードウェアユニットの一部、ソフトウェアモジュール又はより大きなソフトウェアモジュールの一部であってもよい。したがって、入力部(出力部)は、ハードウェア入力部(出力部)又はソフトウェア入力部(出力部)であってもよい。
本発明による前記端末の一実施例は、前記レーク受信器が、
他のフィンガと、
周波数変換された信号を遅延し、前記フィンガ宛のフィンガ信号及び前記他のフィンガ宛の他のフィンガ信号を生成する遅延セクションと、
前記周波数変換された信号を受信し、これに応答して前記遅延セクションを制御する同期セクションと、
を更に有することにより規定される。
通常は、1つの端末は例えば3又は5のフィンガを有する。好ましくは、各フィンガは同様な構成を持ち、夫々が前記アダマール変換器に基づく。
本発明による前記端末の一実施例は、前記端末がユニバーサル移動通信システムにおける高速ダウンリンクパケットアクセス端末であり、使用される逆チャネル符号の数が、使用される逆拡散係数の少なくとも10%であることにより規定される。本発明による前記端末の効率は、前記逆拡散係数に関して使用される逆チャネル符号の数の増加する割合だけ増加する。基本的な状況において、例えば256の逆拡散係数を考慮して例えば3つの逆チャネル符号が使用される場合、換言すると、使用される逆チャネル符号の数が前記使用される逆拡散係数の約1パーセントである場合、前記アダマール変換器が依然として使用されることができるが、この場合、実質的には効率を増加しない。
本発明による前記端末の一実施例は、前記使用される逆拡散係数が16に等しく、使用される逆チャネル符号の最大の可能な数が5、10又は15に等しいことにより規定される。この高速ダウンリンクパケットアクセス端末は、近い将来、普及すると予測される。符号の最大の可能な数は、前記端末の性能クラスに応じて、5、10又は15である。
フィンガを有し、端末において使用される本発明によるレーク受信器は、前記フィンガがアダマール変換器を有することにより規定される。
レーク受信器において使用される本発明によるフィンガは、前記フィンガがアダマール変換器を有することにより規定される。
デスクランブルされた信号を逆拡散する本発明による方法は、アダマール変換するステップを有する。
デスクランブルされた信号を逆拡散するプロセッサプログラムプロダクトは、アダマール変換するファンクションを有する。
本発明による前記レーク受信器、本発明による前記フィンガ、本発明による前記方法及び本発明による前記プロセッサプログラムプロダクトの実施例は、本発明による前記端末の実施例に対応する。
本発明は、とりわけ、既知の端末がシンボルを逆拡散するのに比較的多くの計算が実行されることを必要とするという洞察に基づき、とりわけ、アダマール変換器、逆チャネル符号又は拡散符号をいわゆるウォルシュ符号の形式に変換するのに適しているという基本的アイデアに基づく。
本発明は、とりわけ、シンボルを逆拡散するのに比較的少数の計算が実行されることを必要とする端末を提供する問題を解決し、とりわけ、本発明による前記端末が、乗算に関してより効率的であり、5以上の逆チャネル符号が使用される場合に加算に関してより効率的であり、3以上の逆チャネル符号が使用される場合に全体の演算においてより効率的である点で有利である。
本発明のこれら及び他の態様は、以下に記載される実施例を参照して説明され、明らかになる。
例えばユニバーサル移動通信システム(UMTS)等における移動端末、基地局又はネットワークノードのような図1に示される本発明による端末1は、無線段2と、レーク受信器3と、出力段4とを有する。無線段2は、無線周波数信号を受信するアンテナを有する。前記アンテナは、周波数変換された信号を生成するためにミキサ21の第1の入力部に結合される。これに対して、ミキサ21の第2の入力部は、振動信号を受信するためにオシレータ22に結合される。レーク受信器3は、前記周波数変換された信号を受信する同期セクション31と、前記周波数変換された信号を受信する遅延セクション32とを有し、遅延セクション32は同期セクション31により制御される。レーク受信器3は、本発明によるフィンガ33ないし35を更に有し、フィンガ33ないし35の入力部は遅延セクション32の出力部に結合される。前記フィンガの出力部は、結合器36の入力部に結合され、結合器36の出力部は出力段4の入力部に結合される。この出力段4は、例えば、全て図示されていない処理ユニット及び/又はマン・マシン・インターフェースを有する。
図1に示される本発明による端末1の機能は、本発明による1つ以上のフィンガの構成及び機能を除き、当業者にとって共通の一般的な知識である。本発明によるこのようなフィンガは、図2に示される。
図2に示される本発明によるフィンガ34は、デスクランブルセクション50及び逆拡散セクション60を有する。デスクランブルセクション50は、遅延セクション32の出力部から生じるフィンガ入力信号をデスクランブルするために複素共役スクランブル符号と前記フィンガ入力信号を乗算する乗算器52を有する。この複素共役スクランブル符号は、生成器51から生じる。逆拡散セクション60は、乗算器52の出力部から生じるデスクランブルされた信号をシリアル−パラレル変換するシリアル−パラレル変換器61を有する。このシリアル−パラレル変換器61は、ダウンサンプラ71ないし73を有する。最下位ダウンサンプラ73の入力部は、シリアル−パラレル変換されたデスクランブルされた信号を受信し、前記最下位ダウンサンプラ以外のダウンサンプラの入力部は、この信号を1サイクルだけ遅延する遅延ブロックを介して受信し、最上位ダウンサンプラ以外のダウンサンプラ72の入力部は、夫々1サイクルだけ遅延する遅延ブロック82及び全ての下位の遅延ブロックを介してこの信号を受信し、最上位ダウンサンプラ71の入力部は、夫々1サイクルだけ遅延する遅延ブロック81及び遅延ブロック82並びに全ての下位の遅延ブロックを介してこの信号を受信する。ダウンサンプラ71ないし73の出力部は、アダマール変換器62の入力部に結合される。出力部においてチャネルごとに逆拡散されたシンボルを生成するセレクタ63は、アダマール変換器62の出力部に結合された入力部を有する。シリアル−パラレル変換器61及びダウンサンプラ71ないし73は、前記デスクランブルされた信号を減少されたサンプリングレートでパラレル信号に変換し、アダマール変換器62は、これらの信号をアダマールマトリクス演算により変換されたパラレル信号に変換し、前記変換されたパラレル信号はセレクタ63に供給される。
アダマール変換器62は、例えば、高速アダマール変換器を有する。通常は、レーク受信器3は、3つ又は5つのフィンガ33ないし35を有し、第1のフィンガ33は、遅延セクション32の第1の出力部から第1のフィンガ信号を受信し、第2のフィンガ34は、遅延セクション32の第2の出力部から第2のフィンガ信号を受信し、第3のフィンガ35は、遅延セクション32の第3の出力部から第3のフィンガ信号を受信し、以下同様である。遅延セクション32において、幾つかのシリアル遅延ユニットが見いだされることができ、例えば第1の遅延ユニットの第1の入力部が遅延セクション32の第1の出力部を形成し、前記第1の遅延ユニットの第1の出力部が遅延セクション32の第2の出力部を形成し、第2の遅延ユニットの第1の出力部が遅延セクション32の第3の出力部を形成し、以下同様である。これにより、同期セクション31は、各遅延ユニットの遅延及び/又はオフセット遅延及び/又は遅延ユニットの追加/除去等を制御する。好ましくは、各フィンガ33ないし35は、同じ構成を持つ。
シリアル−パラレル変換器61に入る信号は、デスクランブル後の後続のチップのストリーム、即ち拡散/キャナライズされたシンボルのストリームである。2つの符号が、4に等しい拡散係数を持ち、符号1=1,1,1,1及び符号2=1,−1,1,−1を持ち、シンボルs1n(n=0,1,2)及びs2n(n=0,1,2)を持ち、このフィンガにおける伝播チャネル歪がgn(n=0,1,2)である(シンボル内で大きくは変更しない)場合、以下のような12の後続のチップが存在する。
g0*(s10+s20), g0*(s10−s20), g0*(s10+s20), g0*(s10−s20), g1*(s11+s21), g1*(s11−s21), g1*(s11+s21), g1*(s11−s21), g2*(s12+s22), g2*(s12−s22), g2*(s12+s22), g2*(s12−s22)。
アダマール変換器62は、ブロック変換であり、即ち同じ長さのベクトルへのシンボルの16の後続のチップのグループ分けが、アダマール変換を行うことができるようにするために必要とされる。
ダウンサンプラ71ないし73を離れる信号は、以下のように構成されることができ、これにより3つのダウンサンプラ71ないし73及び2つの遅延ブロック81及び82のみが存在することを提案する。例えば、..., v-1, v0, v1, v2, v3, v4, v5, v6, ...のようなデータストリームが、ダウンサンプラ73に供給され、遅延ブロック82を介してダウンサンプラ72に供給され、遅延ブロック82及び81を介してダウンサンプラ71に供給される。結果として、ダウンサンプラ73は遅延されていない信号を受信し、ダウンサンプラ72は1サイクルだけ遅延された信号を受信し、ダウンサンプラ71は2サイクルだけ遅延された信号を受信する。
−遅延されていない信号(ダウンサンプラ73): v0, v1, v2, v3, v4, v5, v6
−1だけ遅延された信号(ダウンサンプラ72): v-1, v0, v1, v2, v3, v4, v5
−2だけ遅延された信号(ダウンサンプラ71): v-2, v-1, v0, v1, v2, v3, v4
これらの3つの信号の3によるダウンサンプリングは、
−ダウンサンプラ71: ..., v-2, v1, v4, ...
−ダウンサンプラ72: ..., v-1, v2, v5, ...
−ダウンサンプラ73: ..., v0, v3, v6, ...
を供給する。
これは、シリアル−パラレル変換の3つの後続の入力サンプルからなる、各サイクルにおいて長さ3のベクトル(例えば与えられた例においてはv=[v1, v2, v3])を供給する。
アダマール変換器62の入力信号は、上で言及されたシリアル−パラレル変換器61に入る信号による入力信号の後続のサンプルのベクトルである。4に等しい拡散係数に対して、前記入力信号は、例えば以下のベクトルである。
v0=[g0*(s10+s20), g0*(s10−s20), g0*(s10+s20), g0*(s10−s20)]
v1=[g1*(s11+s21), g1*(s11−s21), g1*(s11+s21), g1*(s11−s21)]
v2=[g2*(s12+s22), g2*(s12−s22), g2*(s12+s22), g2*(s12−s22)]
アダマール変換器62の出力信号は、(チャネル歪係数gnを依然として含む)逆拡散されたシンボルのベクトルである。この場合、
V0=[s10*g0, s20*g0, 0, 0]、
V1=[s11*g1, s21*g1, 0, 0]、
V2=[s12*g2, s22*g2, 0, 0]、
であり、両方のゼロは、2つの残りの符号が使用されないことにより毎回存在する。与えられた例において、長さ4のアダマールマトリクスは、以下のように見える。
1 1 1 1
1 -1 1 -1
1 1 -1 -1
1 -1 -1 1
このマトリクスのライン/列は、チャネル符号であり、例えば使用される2つの符号は、例えば第1及び第2の列である。
上の例から明らかになるように、前記符号のサブセットのみ(前記例において4つのうち2つ)が使用されることができる。この場合、アダマール変換器62の他の出力信号は、全く意味を持たず、即ち捨てられることができる。セレクタ63のタスクは、まさにこれを行う、即ちこの場合に4つの出力信号うち2つを選ぶことである。使用される符号(=マトリクスの列)の数は、例えば他の端末と共に先に取り決められるので、予め知られている。
端末1は、ユニバーサル移動通信システム(UMTS)における高速ダウンリンクパケットアクセス端末(HSDPA)であってもよく、使用される逆チャネル符号の数は、使用される逆拡散係数の少なくとも10%である。本発明による端末1の効率は、前記逆拡散係数に関して使用される逆チャネル符号の数の増加する割合だけ増加する。基本的な状況において、例えば256の逆拡散係数を考慮して例えば3つの逆チャネル符号が使用される場合、換言すると、使用される逆チャネル符号の数が使用される逆拡散係数の約1パーセントである場合、アダマール変換器62は依然として使用されることができるが、この場合、実質的には効率を増加しない。好ましくは、使用される逆拡散係数は、前記端末の性能クラスに依存して5、10又は15に等しい。この高速ダウンリンクパケットアクセス端末1は、近い将来に普及すると予測される。
各乗算器52、生成器51、シリアル−パラレル変換器61、ダウンサンプラ71ないし73、アダマール変換器62及びセレクタ63は、単独のハードウェアユニット、より大きなハードウェアユニットの一部、ソフトウェアモジュール又はより大きなソフトウェアモジュールの一部であってもよい。したがって、入力部(出力部)は、ハードウェア入力部(出力部)又はソフトウェア入力部(出力部)であってもよい。他のユニット(の一部)及び他のモジュール(の一部)は、本発明の範囲から外れることなく存在することができる。
上述の実施例は本発明を限定するのではなく説明し、当業者が添付の請求項の範囲から外れることなく多くの代替実施例を設計することができることに注意すべきである。請求項において、括弧間に配置された参照符号は、前記請求項を限定するように解釈されるべきでない。動詞“有する”及びその活用形の使用は、請求項に記載された要素又はステップ以外の要素又はステップの存在を除外しない。要素に先行する冠詞“1つの”は、複数のこのような要素の存在を除外しない。本発明は、幾つかの別個の要素を有するハードウェアによって、及び適切にプログラムされたコンピュータによって実施されることができる。特定の方策が互いに異なる従属請求項に記載されるという単なる事実は、これらの方策の組み合わせが有利に使用されることができないことを示さない。
本発明によるレーク受信器を有する本発明による端末をブロック図形式で示す。 アダマール変換器を有する本発明によるフィンガをブロック図形式で示す。

Claims (10)

  1. フィンガを持つレーク受信器を有する端末において、前記フィンガがアダマール変換器を有する端末。
  2. 前記フィンガが、デスクランブルセクション及び逆拡散セクションを有し、前記逆拡散セクションが前記アダマール変換器を有する、請求項1に記載の端末。
  3. 前記デスクランブルセクションが、フィンガ入力信号をデスクランブルするために前記フィンガ入力信号に複素共役スクランブル符号を乗算する乗算器を有し、前記逆拡散セクションが、デスクランブルされた信号をシリアル−パラレル変換するシリアル−パラレル変換器を更に有し、前記シリアル−パラレル変換器が、前記アダマール変換器の入力部に結合されたダウンサンプラを有し、チャネルごとに逆拡散されたシンボルを生成するセレクタを有し、前記セレクタが前記アダマール変換器の出力部に結合される、請求項2に記載の端末。
  4. 前記レーク受信器が、
    他のフィンガと、
    周波数変換された信号を遅延し、前記フィンガ宛のフィンガ信号及び前記他のフィンガ宛の他のフィンガ信号を生成する遅延セクションと、
    前記周波数変換された信号を受信し、これに応答して前記遅延セクションを制御する同期セクションと、
    を更に有する、請求項3に記載の端末。
  5. 前記端末が、ユニバーサル移動通信システムにおける高速ダウンリンクパケットアクセス端末であり、使用される逆チャネル符号の数が、使用される逆拡散係数の少なくとも10パーセントである、請求項1に記載の端末。
  6. 前記使用される逆拡散係数が16に等しく、使用される逆チャネル符号の最大の可能な数が5、10又は15に等しい、請求項5に記載の端末。
  7. フィンガを有し、端末において使用されるレーク受信器において、前記フィンガがアダマール変換器を有するレーク受信器。
  8. レーク受信器において使用されるフィンガにおいて、アダマール変換器を有するフィンガ。
  9. デスクランブルされた信号を逆拡散する方法において、アダマール変換するステップを有する方法。
  10. デスクランブルされた信号を逆拡散するプロセッサプログラムにおいて、アダマール変換するファンクションを有するプロセッサプログラム。
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