JP2003198290A - 指数関数発生器及びそれを用いた可変利得増幅器 - Google Patents

指数関数発生器及びそれを用いた可変利得増幅器

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JP2003198290A JP2002276419A JP2002276419A JP2003198290A JP 2003198290 A JP2003198290 A JP 2003198290A JP 2002276419 A JP2002276419 A JP 2002276419A JP 2002276419 A JP2002276419 A JP 2002276419A JP 2003198290 A JP2003198290 A JP 2003198290A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 CMOS工程を用いて製造しても適切な指数
関数を獲得するできる指数関数発生器を提供する。 【解決手段】 入力された制御電圧を各々サンプリング
して互いに異なる傾きで変化する信号を生成するための
第1及び第2カーブ生成手段810、820と、前記第
1及び第2カーブ生成手段の出力信号を加算して近似的
な指数関数値を有する信号を出力するための加算手段8
30とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、半導体回路技術
に関し、特に、指数関数発生器及びそれを用いた可変利
得増幅器(variable gain amplif
ier、VGA)に関する。
【0002】
【従来の技術】移動通信システムにおける受信機は、広
い帯域の信号パワーを受信することになる。特に、広帯
域のデジタル符号分割多重接続(Code Divis
ion Multiple Access;以下、CD
MA)端末機に用いられる受信機は、適切な信号処理の
ため、受信された信号のパワーを制御すべきである。ま
た、CDMA端末機に用いられる送信機は、他の端末機
との過度な干渉を避けるため、送信パワーも制御すべき
である。一方、このようなパワー制御に対する考慮は、
狭帯域のアナログ周波数変調(FM)システムの送/受
信機にも適用される。
【0003】デュアルモードCDMA/FM移動通信シ
ステムは、デジタルCDMA変調及びアナログFM変調
の各々のために送/受信された信号に対するパワー制御
を提供すべきであり、このようなデュアルモード端末機
では、CDMA及びFM信号と関連された規格と動作範
囲を考慮しなければならないため、パワー制御過程が極
めて複雑である。従って、CDMA及びFM信号のため
の自動利得制御回路を個々に準備する場合、デュアルモ
ード端末機の複雑度とコストを高くする結果を招いてし
まう。従って、CDMA及びFM信号両者に対して動作
する自動利得制御回路が必要になった。このような自動
利得制御回路の一つである可変利得増幅器は、制御電圧
に比例する利得を提供する。可変利得増幅器は、印加さ
れた制御電圧に対して指数的な電圧利得を提供すること
によって、印加された制御電圧に線形的に比例する線形
のパワー利得をデシベル(dB)で提供する。可変利得
増幅器は、受信機、送信機を含む多くのアプリケーショ
ンに用いられることができる。
【0004】図1は、デュアルモードCDMA/FM送
/受信端末機に含まれた従来の可変利得増幅器(VG
A)のブロック図を示すものである(米国特許US58
80631号参照)。図1を参照すると、従来の可変利
得増幅器100は、入力端120と、二つの電流増幅器
160A、160Bとを備える。電流増幅器160A、
160Bを2段に直列接続したのは、可変利得増幅器1
00のダイナミックレンジを増大させるためのものであ
って、必要に応じてその数を調節することができる。
【0005】入力端120は、各々入力ポート171、
170を有したFM入力端121とCDMA入力端12
2とを別に備える。FM入力端121とCDMA入力端
122とは、FM/CDMAモード選択信号により制御
されるスイッチ123を介して、電流増幅器160Aに
選択的に接続される。また、可変利得増幅器100は、
複数のバイアスポート110、130、150A、15
0Bを備えるが、これらは可変利得増幅器100に印加
される制御電圧のためのものである。可変利得増幅器1
00を構成する各端の利得は、制御電圧(例えば、信号
強度を決定する受信機の検出回路により生成される制御
電圧)により制御される。各端は、トランジスタのよう
な能動素子を含む多様な構成要素によりなる。入力端1
20は、約3.6V程度の低い供給電源で動作するた
め、可変利得増幅器100の能動素子が非線形領域で動
作することと、入力信号が歪曲されることを防止するた
め、入力端120は入力電圧信号を電流信号に変換す
る。また、図1には、トランスコンダクタンスバイアス
制御回路140とそれに付属されたバイアスポート13
0が示されているが、これに対しては後述する。
【0006】図2は、上記図1のCDMA入力端122
の回路図である。CDMA入力端122は、ギルバート
セル減衰器(Gilbert cell attenu
ator)226と可変トランスコンダクタンス増幅器
227から構成され、以下の四つの機能を行う。第一
に、可変トランスコンダクタンス増幅器227は、入力
電圧信号を電流信号に変換する。第二に、可変トランス
コンダクタンス増幅器227とギルバートセル減衰器2
26との組合は、バイアスポート110での制御電圧を
線形的に調節することによって、指数的に変化する信号
の可変増幅を行う。第三に、可変トランスコンダクタン
ス増幅器227において増加されたエミッタデジェネレ
イション(emitter degeneratio
n)は、入力電圧信号が大きく、可変利得増幅器100
のIMD(inter moduration dis
tortion;相互変調歪み)が最も顕著である場
合、IMDを減少させる。すなわち、可変トランスコン
ダクタンス増幅器227でのエミッタデジェネレイショ
ンが増加することによって、CDMA入力端122のト
ランスコンダクタンス、さらにはIMDが減少される。
第四に、可変トランスコンダクタンス増幅器227での
減少されたエミッタデジェネレイションは、入力電圧信
号が小さく、ノイズ性能が最もクリティカルな場合、可
変利得増幅器100のノイズ特性を向上させる。すなわ
ち、可変トランスコンダクタンス増幅器227でのエミ
ッタデジェネレイションが減少することによって、CD
MA入力端122のトランスコンダクタンスは増加し、
受信機のノイズ特性を改善することになる。
【0007】可変トランスコンダクタンス増幅器227
は、二つのバイポーラ接合トランジスタ235、236
と、二つの電流ソース238、239と、電界効果トラ
ンジスタ237とから構成される。電流ソース238、
239は、各々バイポーラ接合トランジスタ235、2
36各々のエミッタに接続される。電界効果トランジス
タ237のソース端228及びドレイン端229は、各
々バイポーラ接合トランジスタ235、236のエミッ
タに接続される。入力ポート170の入力信号は、バイ
ポーラ接合トランジスタ235、236のベースに印加
され、可変トランスコンダクタンス増幅器227の出力
電流は、バイポーラ接合トランジスタ235、236の
コレクタから流れることになる。
【0008】可変トランスコンダクタンス増幅器227
のトランスコンダクタンスは、バイポーラ接合トランジ
スタ235、236のエミッタデジェネレイション(e
mitter degeneration)を変化させ
ることによって調節され、それにより可変利得増幅器1
00の利得が変化することになる。バイポーラ接合トラ
ンジスタ235、236のエミッタデジェネレイション
は、電界効果トランジスタ237のチャネル抵抗の変化
により生成される。電界効果トランジスタ237は、オ
ーミック領域で可変抵抗のように動作され、バイポーラ
接合トランジスタ235、236の両者に対し可変エミ
ッタデジェネレイションを提供する。従って、電界効果
トランジスタ237のドレイン−ソースバイアス電圧
は、電界効果トランジスタ237のニー電圧(knee
voltage)より小さくなければならない。バイ
アスポート124に印加される電圧を変化させて電界効
果トランジスタ237のゲート−ソース接合にかかる、
バイアスを調節することによって、チャネル抵抗は変化
することになる。可変トランスコンダクタンス増幅器2
27のトランスコンダクタンスは、電界効果トランジス
タ237のチャネル抵抗を減らすことによって増加させ
ることができる。
【0009】可変トランスコンダクタンス増幅器227
の差動出力電流は、ギルバートセル減衰器226に接続
される。ギルバートセル減衰器226は、入力された信
号の電流の大きさを変化させる。ギルバートセル減衰器
226は、第1バイポーラ接合トランジスタ対231、
234と、第2バイポーラ接合トランジスタ対232、
233から構成される。ギルバートセル減衰器226の
減衰レベルは、バイアスポート110に印加される制御
電圧により決定される。ギルバートセル減衰器226
は、可変トランスコンダクタンス増幅器227の出力電
流の大部分が第2バイポーラ接合トランジスタ対23
2、233より第1バイポーラ接合トランジスタ対23
1、234を介して流れるようにするため、バイアスポ
ート110に印加される制御電圧により第1バイポーラ
接合トランジスタ対231、234がバイアスされる場
合、可変トランスコンダクタンス増幅器227の出力電
流を減衰させる。従って、ギルバートセル減衰器226
の出力ポート190での出力電流は減少される。
【0010】一方、FM入力端121の回路構成は、電
界効果トランジスタ237を固定抵抗に置き換えること
を除けば、図2に示したCDMA入力端122の回路と
類似している。IS−95のような産業規格は、CDM
A入力信号の入力レベルに比べて、より低い入力レベル
での入力信号の圧縮を許容するため、FM入力端121
の固定抵抗は固定されたトランスコンダクタンスを提供
する。
【0011】図3は、上記図1のトランスコンダクタン
スバイアス制御回路140の回路図である。図3を参照
すると、トランスコンダクタンスバイアス制御回路14
0は、指数関数発生器(exponential fu
nction generator)360と、第1及
び第2演算増幅器回路353、354と、低域通過フィ
ルタ352と、電流ソース341とから構成される。指
数関数発生器360は、バイアスポート130に印加さ
れた制御電圧をその出力端358から第1演算増幅器回
路353に流れる二つの出力電流に変換する。二つの出
力電流の大きさの比は、制御電圧に指数的に比例する。
【0012】図4は、指数関数発生器360の回路図で
あって、指数関数発生器360はバイアスポート130
に印加された制御電圧を入力とする差動増幅器465
と、その出力により駆動される一対の電界効果トランジ
スタを含む電流ミラー474とから構成される。差動増
幅器465は、バイアスポート130にベースが接続さ
れた一対のバイポーラ接合トランジスタ461、462
とそれらに接続された電流ソース472とから構成さ
れ、一対の電界効果トランジスタを含む電流ミラー47
4は、四つの電界効果トランジスタ464、466、4
68、470から構成される。バイポーラ接合トランジ
スタ461、462の入力電圧−出力電流の指数的な関
係のために、バイポーラ接合トランジスタ461、46
2のコレクタ電流の比は、バイポーラ接合トランジスタ
461、462の間のベース電圧差(制御電圧信号によ
り決定される)に比例する。従って、バイアスポート1
30における線形的な差動電圧の変化は、出力端358
での指数的な関係を有する電流に変換される。電流ミラ
ー474は、単純にバイポーラ接合トランジスタ46
1、462により生成される指数的な関係を有する電流
を取り、その電流が差動増幅器465で用いられるよう
に供給する。
【0013】図3にもどって参照すると、第1及び第2
演算増幅器回路353、354は、指数関数発生器36
0と共に図2の電界効果トランジスタ237のチャネル
抵抗を制御する役割を行う。第1演算増幅器回路353
は、好ましくは電界効果トランジスタ237と同一のマ
スター電界効果トランジスタ344と、基準抵抗346
と、差動演算増幅器348とから構成される。指数関数
発生器360の出力電流は、マスター電界効果トランジ
スタ344と基準抵抗346に接続され、差動演算増幅
器348は、マスター電界効果トランジスタ344との
ゲートに印加されたバイアス電圧を変化させることによ
って、マスター電界効果トランジスタ344のドレイン
端及びソース端にかかる電圧と基準抵抗346の両端に
かかる電圧とが同等になるようにする。電界効果トラン
ジスタ237とマスター電界効果トランジスタ344と
のゲートに印加されるバイアス電圧は殆ど同じである。
しかし、バイアスポート124を介して電界効果トラン
ジスタ237に印加されたゲートバイアス電圧は、低域
通過フィルタ352を経ることになる。低域通過フィル
タ352は、直列抵抗350と分路(shunt)キャ
パシタ351とから構成され、トランスコンダクタンス
バイアス制御回路140から電界効果トランジスタ23
7に熱雑音(thermal noise)が注入され
ることを防止する。
【0014】第2演算増幅器回路354は、非反転の単
一利得演算増幅器349と、ソース端228及びドレイ
ン端229を介して、電界効果トランジスタ237のド
レイン−ソース電圧を感知する二つの抵抗345、34
7とから構成され、マスター電界効果トランジスタ34
4及び電界効果トランジスタ237が同一のソース電圧
を有するようにする。指数関数発生器360と電流ソー
ス341とは、マスター電界効果トランジスタ344に
接続され、基準抵抗346は、基準抵抗346による電
圧降下とマスター電界効果トランジスタ344のドレイ
ン−ソースを介した電圧降下とが電界効果トランジスタ
のニー(knee)電圧より少ないように設計される。
その結果、第1及び第2演算増幅回路353、354の
動作は、電界効果トランジスタ237とマスター電界効
果トランジスタ344とがこれらのオーミック領域内の
類似した静止点(quiescent point)で
動作するようにする。従って、電界効果トランジスタ2
37とマスター電界効果トランジスタ344とのチャネ
ル抵抗は、殆ど同一であり、バイアスポート130に印
加される線形的に調節された制御電圧によって指数的に
変化する。
【0015】図5は、上記図1の電流増幅器160A、
160Bの回路図である。図5を参照すると、電流増幅
器160の入力は、図1の入力端120の出力190や
他の電流増幅器の出力に接続される。電流増幅器160
は、ダーリントン差動増幅器510と、カスコード差動
増幅器520と、テール電流生成器570とから構成さ
れ、電流ソース596、598は、供給電源と共に電流
増幅器160にバイアスを提供する。
【0016】ダーリントン差動増幅器510は、複数の
バイポーラ接合トランジスタ580、586、588、
594と複数の抵抗582、584、590、592と
から構成され、増加された電流利得と工程変化への鈍感
性(insensitivity)を提供するために、
抵抗性分路−直列(shunt−series)フィー
ドバックを有する。カスコード差動増幅器520は、テ
ール電流を変化させることによって電流増幅器160の
電流利得を変化させることのできる差動電流ミラーを実
現する複数のバイポーラ接合トランジスタ500、50
2、504、506から構成され、テール電流発生器5
70で生成されるテール電流の比によって、可変電流増
幅を提供するトランスリニアループ(translin
ear loop)を提供する。電流増幅器160の利
得は、テール電流生成器570により制御される。テー
ル電流生成器570は、差動ポートを介してダーリント
ン差動増幅器510とカスコード差動増幅器520に接
続される。電流増幅器160の電流増幅は、図4の指数
関数発生器360により生成され、制御ポート150に
印加される制御電流を使用して指数的に変化する。一例
として、テール電流発生器570は、指数関数発生器と
一対のバイポーラ電流ミラーとから構成され、各々のバ
イポーラ電流ミラーは、複数の抵抗とバイポーラトラン
ジスタとから構成される。
【0017】上述したように、従来の可変利得増幅器
は、構成部毎にバイポーラ接合トランジスタを含んでい
るため、BiCMOS工程を利用して形成している。特
に、指数的な利得可変を有する指数関数発生器(図4参
照)の場合、バイポーラ接合トランジスタ素子自体の特
性を利用して、制御電圧を指数電流(exponent
ial current)に容易に変換することができ
る。それゆえ、生産コストが低く、集積度の高いCMO
S工程を用いる代わりに、BiCMOS工程を用いなけ
ればならなかった理由は、CMOS素子のトランスコン
ダクタンスが極めて小さくて、大きいサイズの素子を用
いても適切な指数関数発生器の実現が困難であるため、
バイポーラ接合トランジスタの使用は避けられないため
であり、CMOS工程によって増幅動作を行うバイポー
ラ接合トランジスタの特性を達成し得ることが困難であ
るためである。
【0018】ところが、指数関数発生器は、上述した可
変利得増幅器ではない他のアナログシステムにも広範囲
に適用されているため、CMOS工程を用いて指数関数
発生器を形成することが要求されている。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は上記
従来の指数関数発生器及びそれを用いた可変利得増幅器
における問題点に鑑みてなされたものであって、本発明
の目的は、CMOS工程を用いて製造しても適切な指数
関数を獲得するできる指数関数発生器を提供することに
ある。また、本発明の他の目的は、CMOS工程によっ
て履行することができる上記の指数関数発生器を備える
可変利得増幅器をを提供することにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
になされた本発明による指数関数発生器は、入力された
制御電圧を各々サンプリングして互いに異なる傾きで変
化する信号を生成するための第1及び第2カーブ生成手
段と、前記第1及び第2カーブ生成手段の出力信号を加
算して近似的な指数関数値を有する信号を出力するため
の加算手段とを備えることを特徴とする。
【0021】また、上記目的を達成するためになされた
本発明による可変利得増幅器は、差動入力信号を増幅し
て、制限された固定利得値を有する電圧信号を出力する
ための入力手段と、入力された制御電圧を各々サンプリ
ングして、互いに異なる傾きで変化する信号を生成する
ための第1及び第2カーブ生成手段を有し、前記第1及
び第2カーブ生成手段から出力された信号を加算して、
近似的な指数関数値を有する信号を出力するための指数
関数発生手段と、前記指数関数発生手段の出力信号に応
答して、指数制御電流を生成するための制御電流発生手
段と、前記指数制御電流に応答して前記入力手段から出
力された電圧信号に対して可変的に利得増幅を行うため
の少なくとも一つ以上の可変電圧増幅手段とを備え、C
MOS工程によって具現されることを特徴とする。
【0022】本発明では、指数関数発生器をCMOS工
程を用いて具現する。CMOS素子は、自体的に指数関
数を具現することが困難であるため、本発明では制御電
圧に対して互いに異なる傾きで変化する電圧信号を各々
生成し、二つの信号を加算して近似的な指数関数を具現
する方式を用いる。
【0023】また、本発明は、上記のような指数関数発
生器を含む可変利得増幅器を作製する場合、CMOS工
程を用いて具現化できるようにする。すなわち、CMO
S素子の特性劣化を考慮して入力端では固定利得増幅の
みを行うようにし、実質的な利得可変を行う可変利得セ
ル(差動電圧増幅器)のバイアス制御のために指数的な
制御電流を印加することによって利得を線形的に可変
し、工程、温度などの外部要素の変化に関わりなく安定
した動作をするようにオーミック領域で動作する電界効
果トランジスタを使用してロードを構成する。
【0024】
【発明の実施の形態】次に、本発明にかかる指数関数発
生器及びそれを用いた可変利得増幅器の実施の形態の具
体例を図面を参照しながら説明する。図6は、本発明の
一実施例にかかる可変利得増幅器700のブロック図で
ある。
【0025】図6を参照すると、本実施例にかかる可変
利得増幅器700は、入力端710と、指数関数発生器
720と、制御電流発生器730と、二つの可変利得セ
ル740A、740Bとから構成される。まず、入力端
710は、FMモードで動作するFM入力端712と、
CDMAモードで動作するCDMA入力端714とCD
MA/FMモード選択信号により制御されて、FM入力
端712とCDMA入力端714とを可変利得セル74
0Aに選択的に接続するためのスイッチ716を備え
る。ここで、FM入力端712とCDMA入力端714
各々は、通常の差動増幅器(CMOS工程により作製さ
れる)として実行され、入力されたFM/CDMA信号
のノイズ特性及び歪曲特性が劣化されない程度に固定利
得増幅を行う。このように、固定利得増幅を行う理由
は、CMOS素子の劣悪なトランスコンダクタンスを考
慮したものである。CMOS工程により作製された差動
増幅器は、公知の回路であるため、それに対する詳細構
成及び動作は省略する。
【0026】可変利得セル740A、740Bは、実質
的に利得を可変する部分であって、一種の電圧増幅器
(入力と出力とが全て電圧である)である。可変利得セ
ル740A、740BもCMOS工程により具現され、
半指数(Semi−exponential)化された
制御電流Ictrlによりその利得が可変される。指数
関数発生器720は、制御電圧Vctrlを指数関数に
変更する部分であって、これもCMOS工程により作製
される。制御電流発生器730は、指数関数発生器72
0から出力された指数電圧Vを入力し制御電流I
ctrlを生成するものであり、これもCMOS工程に
より作製される。
【0027】図7は、上記図6の指数関数発生器720
のブロック図である。図7を参照すると、指数関数発生
器720は、第1及び第2カーブ生成器810、820
とこれらの出力電圧を加算するための加算器830を備
える。ここで、第1及び第2カーブ生成器810、82
0は、入力された制御電圧V ctrlに対して互いに異
なる傾きで変化する電圧信号を各々生成し、加算器83
0でこれら二つの出力電圧を加算して、近似的な指数関
数を生成する方式を用いた。これはCMOSの特性を考
慮したものである。
【0028】図8は、上記図6の指数関数発生器720
の回路構成を例示するものである。図8を参照すると、
第1カーブ生成器810は、制御電圧Vctrlのレベ
ルを変化させるレベルシフタ812と、レベルシフタ8
12の出力電圧を電流に変換するためのV−I変換機8
14と、電流ミラー816とを備える。レベルシフタ8
12は、制御電圧Vctrlと出力ノードVN1との間
に接続された抵抗R1と、基準電圧Vrefと出力ノー
ドVN1との間に接続された抵抗R2とから構成され
る。電流ミラー816は、供給電源Vddに並列接続さ
れた2個の電流ソース818、819から構成される。
V−I変換機814は、レベルシフタ812の出力ノー
ドVN1を正入力とする演算増幅器817と、演算増幅
器817の出力とをゲート入力とする電界効果トランジ
スタM1と、電界効果トランジスタM1のドレインと接
地電源との間に接続された抵抗R3とから構成される。
電界効果トランジスタM1のドレインは、演算増幅器8
17の負入力端に接続され、電界効果トランジスタM1
のソースは、電流ソース818に接続される。
【0029】一方、第2カーブ生成器820は、寄生P
NPバイポーラ接合トランジスタQ1を備えることを除
外すれば、第1カーブ生成器810と対称的な構成を有
する。ここで、寄生PNPバイポーラ接合トランジスタ
Q1は、増幅動作を行わないので、優れた特性を要求せ
ず、従ってCMOS工程により容易に具現できる。そし
て、加算器830は、電流ソース819とそれに対応す
る第2カーブ生成器820の電流ソースの出力を加算し
て、指数電圧Vで出力し、指数電圧V端と接地電源
との間に接続された出力抵抗Rを備える。
【0030】上述したように構成された指数関数発生器
720において、第1カーブ生成器810の抵抗R3に
流れる電流Iは、VN1/R3として表すことができ
る。しかし、第2カーブ生成器820の抵抗R6に流れ
る電流Iは、抵抗R6と接地電源との間に接続された
寄生PNPバイポーラ接合トランジスタQ1のため、制
御電圧Vctrlに対して非線形的な関数となる。
【0031】寄生PNPバイポーラ接合トランジスタQ
1は、第2カーブ生成器820のレベルシフタ出力電圧
N2がしきい電圧を越えて、初めて動作することにな
り、寄生PNPバイポーラ接合トランジスタQ1は、そ
れ自身のダイオード特性により極めて小さいターンオン
抵抗を有することになる。従って、この場合の電流I
はVN2/R6に近似される。一方、指数関数発生器7
20の出力電圧Vは、(I+I)×Rと表すこと
ができるが、第1及び第2カーブ生成器810、820
の抵抗比にしたがって制御電圧Vctrlを各々他の値
でサンプリングすることにより、温度、製造工程などの
外部要素から独立的な半指数値を有する。
【0032】図9は、上記図6の制御電流発生器730
の回路構成を例示するものであって、CMOS工程によ
り作製される。図9を参照すると、制御電流発生器73
0は、指数関数発生器720から出力された指数電圧V
をゲート入力とする電界効果トランジスタM3と、電
流ミラーを構成する二つの電界効果トランジスタM10
0、M101とから構成される。電界効果トランジスタ
M3に入力された指数電圧Vによって、電界効果トラ
ンジスタM100に流れる電流が変化することになり、
電界効果トランジスタM101にミラーリングされた電
流値が変化して制御電流Ictrl’を出力することに
なる。
【0033】図10は、上記図6の可変利得セル740
A、740Bの回路構成を例示するものであって、CM
OS工程により作製される。図10を参照すると、可変
利得セル740は、バイアス制御部742と、電圧入力
部744と、ロード部746とから構成された差動増幅
器の構造を有する。バイアス制御部742は、制御電流
発生器730から出力された制御電流Ict rlを電流
ソースとして用い、電圧入力部744は、差動入力電圧
IN+、IN−をゲート入力とする二つの電界効果トラ
ンジスタM4、M5とから構成される。そして、ロード
部746は、有効ロード部748と、共通モードフィー
ドバック(common mode feedbac
k;以下CMFB)回路749と、その出力をゲート入
力とする二つの電界効果トランジスタM6、M7とから
構成される。
【0034】ここで、有効ロード部748は、電界効果
トランジスタM6、M7各々のドレイン端との間に接続
された二つの抵抗R7、R8と、二つの電界効果トラン
ジスタM8、M9とから構成される。ここで、二つの抵
抗R7、R8との間のノードは、CMFB回路749の
入力端に接続され、二つの電界効果トランジスタM8、
M9との間のノードは、第2定電圧VCM2に接続さ
れ、二つの電界効果トランジスタM8、M9のゲートは
供給電源Vddに共通に接続される。説明しない図面符
号であるOUT+、OUT−は、差動出力電圧を示す。
【0035】例えば、CMFB回路749は、バイアス
のために第1及び第2定電圧VCM 、VCM2を用
い、有効ロード部748内の二つの抵抗R7、R8(実
質的に同じ抵抗値を有する)の間のノードの電圧が入力
されて、その電圧と第1定電圧VCM1とを比較した
後、その結果に応じて出力端に接続された二つの電界効
果トランジスタM6、M7のゲートを制御することによ
って、[(Vout+)+(Vout−)]/2として
表される二つの抵抗R7、R8の間のノードの電圧が、
第1定電圧VCM1に保持されるようにする役割をす
る。すなわち、二つの抵抗R7、R8の間のノードをま
るでACグラウンドのような状態に保持する。
【0036】上記のように構成された可変利得セル74
0において、電圧入力部744の電界効果トランジスタ
M4、M5が飽和(Saturation)領域におい
て動作するようにすれば、可変利得セル740の電圧利
得は、電界効果トランジスタM4、M5のトランスコン
ダクタンスgm値と有効ロード部748の有効抵抗(e
ffective resistance、Reff
との積として表すことができる。下記の数式1は、可変
利得セル740の電圧利得Avを表すものである。
【数式1】 ここで、gmM4は、電界効果トランジスタM4のトラ
ンスコンダクタンス、μnはNMOSの移動度(mob
ility)、Coxは電界効果トランジスタM4のゲ
ート酸化膜キャパシタンス、(W/L)M4は電界効果
トランジスタM4のチャネルの長さ(length、
L)に対するチャネル幅(width、W)の比を各々
表す。
【0037】一方、有効抵抗Reffは、下記の数式2
のように表すことができる。
【数式2】 ここで、R0、M6は、電界効果トランジスタM6の出
力抵抗値、Rds、M は、電界効果トランジスタM8
のドレインソース抵抗値、VTNはNMOSのしきい電
圧を各々表したものである。
【0038】従って、前記数式1は、下記の数式3のよ
うに修正することができる。
【数式3】 この場合、トランスコンダクタンスgm値が二乗根形態
に表示されるので、可変利得セル740の電圧利得Av
は、線形性を有することができない。従って、この電圧
利得Avを線形化するため、指数関数発生器720で生
成された指数電圧Vを制御電流発生器730(図9参
照)で処理することによって、制御電流Ictrlを生
成することになる。
【0039】すなわち、制御電流発生器730の電界効
果トランジスタM3が十分に広い入力電圧範囲に対し
て、飽和領域で動作するように回路を構成すれば、電界
効果トランジスタM3のスクェアロー電流(squar
e law current)が生成され、制御電流発
生器730の入力が指数電圧Vであるので制御電流発
生器730の出力電流Ictrl’は、下記の数式4の
ように表すことができる。
【数式4】
【0040】一方、この値Ictrl’を電流ミラーを
介して可変利得セル740のバイアス制御電流I
ctrlに持ってくると、可変利得セル740の電圧利
得Avは、下記の数式5のように整理される。
【数式5】 ここで、電界効果トランジスタM8は、製造工程や温度
などの外部要素の変化に関わりなく安定動作を保持する
ようにオーミック領域で動作すべきであり、優れた線形
性を得るために、電界効果トランジスタM8のドレイン
−ソース電圧は、最小化されるべきである。CMFB回
路749を構成するのに用いられる第1及び第2定電圧
CM1、VCM2の電圧差が電界効果トランジスタM
8のドレインソース電圧になるため、線形性への調節が
可能である。
【0041】そして、電界効果トランジスタM4、M5
が飽和領域で動作するようにすれば、ノイズ特性も改善
され、可変利得セル740の電圧利得は、温度や製造工
程などの外部要素から独立的な値として示される。一
方、電界効果トランジスタM8のゲート電圧は、必ず供
給電源Vddである必要はなく、電界効果トランジスタ
M8がオーミック領域で動作するように考慮した値を決
定すれば良い。
【0042】尚、本発明は、上述の実施例に限られるも
のではない。本発明の技術的範囲から逸脱しない範囲内
で多様に変更実施することが可能である。例えば、上述
した実施例では指数関数発生器が可変利得増幅器に適用
される場合を例にして説明したが、本発明が他のアナロ
グシステムで指数関数発生器が用いられる場合にも適用
される。
【0043】
【発明の効果】上述したように、本発明による指数関数
発生器は、指数関数発生器をCMOS工程を用いて具現
することによって、生産コストを低減し、集積度を増大
させることができる。
【0044】また、本発明の指数関数発生器とそれを利
用した可変利得増幅器は、CMOS工程を用いて具現し
ながらも温度、製造工程などの外部特性変化に独立的で
あるため、量産性に優れている。さらに、本発明の可変
利得増幅器は、利得可変セルのバイアス電源ソースとし
て制御電流Ictrlを用いることによって、利得によ
る電流変化により電流消費を低減することができるとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のデュアルモードCDMA/FM端末機の
受信機に含まれた可変利得増幅器のブロック図である。
【図2】図1のCDMA入力端122の回路図である。
【図3】図1のトランスコンダクタンスバイアス制御回
路の回路図である。
【図4】図3の指数関数発生器の回路図である。
【図5】図1の電流増幅器の回路図である。
【図6】本発明の一実施例にかかる可変利得増幅器のブ
ロック図である。
【図7】図6の指数関数発生器のブロック図である。
【図8】図6の指数関数発生器の回路構成例示図であ
る。
【図9】図6の制御電流発生器の回路構成例示図であ
る。
【図10】図6の可変利得セルの回路構成例示図であ
る。
【符号の説明】
700 可変利得増幅器 710 入力端 712 FM入力端 714 CDMA入力端 716 スイッチ 720 指数関数発生器 730 制御電流発生器 740、740A、740B 可変利得セル 742 バイアス制御部 744 電圧入力部 746 ロード部 748 有効ロード部 749 共通モードフィードバック(CMFB)
回路 810 第1カーブ生成器 812 レベルシフタ 814 V−I変換機 816 電流ミラー 817 演算増幅器 818、819 電流ソース 820 第2カーブ生成器 830 加算器

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力された制御電圧を各々サンプリング
    して互いに異なる傾きで変化する信号を生成するための
    第1及び第2カーブ生成手段と、 前記第1及び第2カーブ生成手段の出力信号を加算して
    近似的な指数関数値を有する信号を出力するための加算
    手段とを備えることを特徴とする指数関数発生器。
  2. 【請求項2】 前記第1カーブ生成手段は、前記制御電
    圧の電圧レベルを変更するための第1レベルシフタ部
    と、 供給電源にバイアスされた第1電流ミラー部と、 前記第1電流ミラー部と接地電源との間に接続され、前
    記第1レベルシフタ部の出力電圧を入力して電流に変換
    するための第1V−I変換部とを備えることを特徴とす
    る請求項1に記載の指数関数発生器。
  3. 【請求項3】 前記第2カーブ生成手段は、前記制御電
    圧の電圧レベルを変更するための第2レベルシフタ部
    と、 供給電源にバイアスされた第2電流ミラー部と、 前記第2電流ミラー部に接続され、前記第2レベルシフ
    タ部の出力電圧を入力して電流に変換するための第2V
    −I変換部と、 前記第2V−I変換部と接地電源との間に接続され、接
    地電源をベース入力とし、CMOS工程によって形成さ
    れた寄生バイポーラ素子とを備えることを特徴とする請
    求項1に記載の指数関数発生器。
  4. 【請求項4】 前記加算手段は、指数関数発生器の出力
    端と接地電源との間に接続された出力抵抗を備え、前記
    第1及び第2電流ミラー部の出力を加算することを特徴
    とする請求項1に記載の指数関数発生器。
  5. 【請求項5】 前記第1及び第2レベルシフタ部は、各
    々、制御電圧端とレベルシフタ部の出力端との間に接続
    された第1抵抗と、 基準電圧端とレベルシフタ部の出力端との間に接続され
    た第2抵抗とを備えることを特徴とする請求項2または
    3に記載の指数関数発生器。
  6. 【請求項6】 前記第1及び第2V−I変換部は、各
    々、前記レベルシフタ部の出力信号を正入力とする演算
    増幅器と、 前記演算増幅器の出力をゲート入力とし、電流ミラー部
    にソースが接続され、前記演算増幅器の負入力端にドレ
    インが接続された電界効果トランジスタと、 前記電界効果トランジスタのドレインと接地電源との間
    に接続された抵抗とを備えることを特徴とする請求項2
    または3に記載の指数関数発生器。
  7. 【請求項7】 前記第1及び第2電流ミラー部は、各
    々、供給電源と前記電界効果トランジスタのソース端と
    の間に接続された第1電流ソースと、 供給電源と前記指数関数発生器の出力端との間に接続さ
    れた第2電流ソースとを備えることを特徴とする請求項
    2または3に記載の指数関数発生器。
  8. 【請求項8】 前記第1及び第2カーブ生成手段は、C
    MOS工程によって形成されることを特徴とする請求項
    1に記載の指数関数発生器。
  9. 【請求項9】 差動入力信号を増幅して、制限された固
    定利得値を有する電圧信号を出力するための入力手段
    と、 入力された制御電圧を各々サンプリングして、互いに異
    なる傾きで変化する信号を生成するための第1及び第2
    カーブ生成手段を有し、前記第1及び第2カーブ生成手
    段から出力された信号を加算して、近似的な指数関数値
    を有する信号を出力するための指数関数発生手段と、 前記指数関数発生手段の出力信号に応答して、指数制御
    電流を生成するための制御電流発生手段と、 前記指数制御電流に応答して前記入力手段から出力され
    た電圧信号に対して可変的に利得増幅を行うための少な
    くとも一つ以上の可変電圧増幅手段とを備え、 CMOS工程によって具現されることを特徴とする可変
    利得増幅器。
  10. 【請求項10】 前記指数関数発生手段の第1カーブ生
    成手段は、前記制御電圧の電圧レベルを変更するための
    第1レベルシフタ部と、 供給電源によってバイアスされた第1電流ミラー部と、 前記第1電流ミラー部と接地電源との間に接続され、前
    記第1レベルシフタ部の出力電圧を入力して、電流に変
    換するための第1V−I変換部とを備えることを特徴と
    する請求項9に記載の可変利得増幅器。
  11. 【請求項11】 前記指数関数発生手段の第2カーブ生
    成手段は、前記制御電圧の電圧レベルを変更するための
    第2レベルシフタ部と、 供給電源によってバイアスされた第2電流ミラー部と、 前記第2電流ミラー部に接続され、前記第2レベルシフ
    タ部の出力電圧を入力して電流に変換するための第2V
    −I変換部と、 前記第2V−I変換部と接地電源との間に接続され、接
    地電源をベース入力とし、CMOS工程によって形成さ
    れた寄生バイポーラ素子とを備えることを特徴とする請
    求項9に記載の可変利得増幅器。
  12. 【請求項12】 前記制御電流発生手段は、前記指数関
    数発生手段の出力信号をゲート入力とする電界効果トラ
    ンジスタと、 前記電界効果トランジスタに流れる電流をミラーリング
    して前記指数制御電流を出力するための電流ミラーとを
    備えることを特徴とする請求項9に記載の可変利得増幅
    器。
  13. 【請求項13】 前記可変電圧増幅手段は、前記指数制
    御電流を電流ソースとして用いるバイアス制御部と、 前記入力手段から出力された電圧信号を差動入力信号と
    して入力する信号入力部と、 供給電源と可変電圧増幅手段の差動出力端との間に接続
    されたロード部とを備えることを特徴とする請求項9に
    記載の可変利得増幅器。
  14. 【請求項14】 前記信号入力部は、前記入力手段から
    出力された電圧信号をそれぞれのゲート入力とし、前記
    バイアス制御部と前記差動出力端との間に接続されて、
    飽和領域で動作する第1及び第2電界効果トランジスタ
    を備えることを特徴とする請求項13に記載の可変利得
    増幅器。
  15. 【請求項15】 前記ロード部は、少なくともオーミッ
    ク領域で動作する電界効果トランジスタを有して構成さ
    れた有効ロードを備えることを特徴とする請求項13に
    記載の可変利得増幅器。
  16. 【請求項16】 前記有効ロードは、前記可変電圧増幅
    手段の差動出力端間に直列に接続され、実質的に同じ抵
    抗値を有する第1及び第2抵抗と、 前記差動出力端間に直列に接続され、オーミック領域で
    動作する第3及び第4電界効果トランジスタとを備える
    ことを特徴とする請求項15に記載の可変利得増幅器。
  17. 【請求項17】 前記ロード部は、前記第1抵抗と第2
    抵抗との間のノードの電圧と第1定電圧とを比較して、
    前記第1抵抗と第2抵抗との間のノードの電圧が前記第
    1定電圧と実質的に同じレベルを保持するようにするた
    めのフィードバック電圧を発生する共通モードフィード
    バック回路と、 前記供給電源と前記差動出力端との間に各々接続され、
    前記フィードバック電圧をゲート入力とする第5及び第
    6電界効果トランジスタとをさらに備え、 前記有効ロードの前記第3電界効果トランジスタと第4
    電界効果トランジスタとの間のノードには、前記第1定
    電圧と異なる電圧レベルの第2定電圧が印加されること
    を特徴とする請求項15または16に記載の可変利得増
    幅器。
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