JP2018514997A - プログラマブル高速イコライザ及び関連方法 - Google Patents
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Abstract
プログラマブルイコライザ及び関連方法が提供される。イコライザは、第1の電圧レール(Vdd)と第2の電圧レール(接地)との間に、それぞれ、一対の入力FET及び一対の負荷抵抗器と直列に結合された一対の電流設定式電界効果トランジスタ(FET)を含む。プログラマブル等化回路は、入力FETのソース間に結合され、複数の選択可能な抵抗性経路及び可変キャパシタを備え、これらはまた、複数の選択可能な容量性経路としても構成され得る。選択可能な抵抗性経路の各々(加えて、選択可能な容量性経路の各々)は、入力FETのソース間で、対応する抵抗性(又は、容量性)経路を選択的に結合するための選択FETを含む。入力FETのうちの1つに基準ゲート電圧でバイアスがかけられるケースでは、各選択FETのソースは、そのような入力FETのソースに結合される。【選択図】図3
Description
[0001]本願は、参照により本明細書に組み込まれる、2015年3月30日に出願された仮出願第62/140,364号への優先権を主張する。
[0002]本開示の態様は一般に、信号等化及びフィルタ処理に関し、より具体的には、低電力プログラマブルイコライザ又はフィルタ及び関連方法に関する。
[0003]データ送信機(例えば、ダイナミックランダムアクセスメモリ(DRAM))は典型的に、プリント基板(PCB)金属化トレース又は通信ケーブルのような通信媒体を通じてデータ受信機(例えば、システムオンチップ(SoC))にデータを送信する。そのような通信媒体は典型的に、ローパスフィルタに類似した伝達関数を有し、すなわち、特定の周波数以上(例えば、カットオフ周波数)では、データ信号の減衰が、周波数とともに増加する。データが送信機から受信機に送られ得るレートは、カットオフ周波数に依存し、すなわち、より高いカット周波数−より高いデータレート、より低いカット周波数−より低いデータレートである。
[0004]通信媒体の固有の低周波数応答を補償するための1つの技法は、受信機において等化デバイス、すなわちイコライザを使用することである。イコライザは、典型的な通信媒体を介した信号送信に関連付けられたより高い周波数の固有の減衰を補償するために、受信信号のより高い周波数にゲインを提供する周波数応答を有する。従って、受信機においてイコライザを用いることで、データ送信機と受信機との間のより高いデータレートが達成され得る。
[0005]1つ又は複数の実施形態の基本的な理解を提供するために、以下に、そのような実施形態の簡略化された概要を提示する。この概要は、予期される全ての実施形態の広範な概観ではなく、また、全ての実施形態の主要又は重要な要素を特定するわけではないことも、任意又は全ての実施形態の範囲を定めるわけではないことも意図される。その唯一の目的は、後に提示されるより詳細な説明への前置きとして、簡略化された形式で1つ又は複数の実施形態のいくつかの概念を提示することである。
[0006]本開示の態様は、等化又はフィルタ処理アプリケーションに好適な装置を提供する。具体的には、装置は、第1のゲートと、第1のドレインと、第1のソースとを含む第1のFETと、ここにおいて、第1のゲートは、入力信号を受けるように構成される、第2のゲートと、第2のドレインと、第2のソースとを含む第2のFETと、複数の選択可能な抵抗性経路と、ここにおいて、各選択可能な抵抗性経路は、選択デバイスと直列に結合された第1の抵抗器を備え、選択デバイスは、セレクト信号に基づいて、第1のノードと第2のノードとの間で、対応する選択可能な抵抗性経路を結合するように構成され、第1の抵抗器は、第1のノードに結合された第1の端を含む、を備える。
[0007]本開示の別の態様は、入力信号に基づいて出力信号を発生させる方法を提供する。方法は、電流を発生させることと、電流の少なくとも一部を、第1のノードと第2のノードとの間に結合された等化回路を通して流す(steer)ことと、ここにおいて、電流の少なくとも一部は、入力信号の第1の論理電圧に応答して、第1のノードから第2のノードに等化回路を通して流され、電流の少なくとも一部は、入力信号の第2の論理電圧に応答して、第2のノードから第1のノードに等化回路を通して流され、等化回路は、複数の選択可能な抵抗性経路を備え、各選択可能な抵抗性経路は、選択デバイスと直列に結合された抵抗器を備え、選択デバイスは、セレクト信号に基づいて、第1のノードと第2のノードとの間で、対応する選択可能な抵抗性経路を結合するように構成され、第1の抵抗器は、第1のノードに結合された第1の端を含む、出力信号を発生させるために、抵抗性デバイスを通して電流の少なくとも一部を供給することとを備える。
[0008]本開示の別の態様は、入力信号に基づいて出力信号を発生させるための装置に関する。装置は、電流を発生させるための手段と、電流の少なくとも一部を、第1のノードと第2のノードとの間に結合された等化回路を通して流すための手段と、ここにおいて、電流の少なくとも一部は、入力信号の第1の論理電圧に応答して、第1のノードから第2のノードに等化回路を通して流され、電流の少なくとも一部は、入力信号の第2の論理電圧に応答して、第2のノードから第1のノードに等化回路を通して流され、等化回路は、複数の選択可能な抵抗性経路を備え、各選択可能な抵抗性経路は、選択デバイスと直列に結合された抵抗器を備え、選択デバイスは、セレクト信号に基づいて、第1のノードと第2のノードとの間で、対応する選択可能な抵抗性経路を結合するように構成され、第1の抵抗器は、第1のノードに結合された第1の端を含む、出力信号を発生させるために、抵抗性デバイスを通して電流の少なくとも一部を供給するための手段とを備える。
[0009]前述した目的及び関連する目的の達成のために、1つ又は複数の実施形態は、以下で十分に説明され、かつ、特許請求の範囲において具体的に示される特徴を備える。以下の説明及び添付の図面は、1つ又は複数の実施形態の実例となる特定の態様を詳細に示す。しかしながら、これらの態様は、様々な実施形態の原理が用いられ得る様々な方法のほんの一部しか示さず、説明の実施形態は、そのような態様及びそれらの等価物の全てを含むことが意図される。
[0020]添付の図面に関連して以下に示される発明の詳細な説明は、様々な構成の説明を意図したものであり、本明細書で説明される概念が実施され得る唯一の構成を表すことを意図したものではない。詳細な説明は、様々な概念の完全な理解を提供するために特定の詳細を含む。しかしながら、これらの概念がこれらの特定の詳細なしに実施され得ることは当業者には明らかになるであろう。いくつかの事例では、そのような概念を曖昧にしないために、周知の構造及び構成要素はブロック図の形式で示される。
[0021]図1Aは、本開示の態様に係る、例示的な通信システム100のブロック図を例示する。通信システム100は、1つ又は複数の伝送線120を通じて第2のデバイス130に結合された第1のデバイス110を備える。1つ又は複数の伝送線120は、1つ又は複数の金属化トレース、1つ又は複数の通信ケーブル、又は他のタイプの伝送線を備え得る。追加的に、1つ又は複数の伝送線120は、それぞれ、1つ又は複数のシングルエンド信号又は1つ又は複数の差動信号を送信するために構成され得る。
[0022]この例では、第1のデバイス110は、1つ又は複数の伝送線120を通じて第2のデバイス130にデータを送るように構成される。例えば、通信システム100がメモリサブシステムとして構成されている場合、第1のデバイス110は、動的ランダムアクセスメモリ(DRAM)のようなメモリ回路を備え得、第2のデバイス130は、システムオンチップ(SOC)のようなプロセッサベースのデバイスを備え得る。この例では、第1のデバイス110が第2のデバイス130にデータを送っているが、第2のデバイス130が第1のデバイスにデータを送り得ること、又は、両方のデバイス110及び130が双方向に互いにデータを送信し得ることは理解されるべきである。
[0023]この例では、第1のデバイス110は、それぞれ、1つ又は複数の伝送線120を通じて1つ又は複数のデータ信号を第2のデバイス130に送信するための、入力/出力(I/O)ドライバのような、1つ又は複数の送信機回路(TX)112を備える。この関連で、第2のデバイス130は、それぞれ、1つ又は複数の伝送線120を通じて第1のデバイス110から1つ又は複数のデータ信号を受けるための1つ又は複数の受信機回路(RX)132を備える。
[0024]図1Bは、本開示の別の態様に係る、1つ又は複数の例示的な伝送線120の各々の例示的な周波数応答のグラフを例示する。グラフのx、すなわち水平軸は、周波数を表し、グラフのy、すなわち垂直軸は、信号減衰を表す。実線は、伝送線120の固有の周波数応答を描写する。
[0025]伝送線120の各々は一般に、分路寄生キャパシタンスに結合された直列抵抗及び寄生インダクタとしてモデリングされる。このように、各伝送線120の周波数応答は、ローパスフィルタに類似する。すなわち、伝送線120は、低周波数又はカットオフ周波数fc1を下回る周波数については(例えば、3dB減衰、すなわち半値電力において)比較的小さい信号減衰を示す。カットオフ周波数fc1よりも上では、減衰は、周波数とともに単調に増加する。
[0026]伝送線120を通じて送信されるデータ信号の最大データレートは一般に、伝送線に関連付けられたカットオフ周波数fc1に比例するかそれに関係している。すなわち、伝送線120に関連付けられたより高いカットオフ周波数fc1は、伝送線120についてのより高い達成可能なデータレートになり、反対に、伝送線120に関連付けられたより低いカットオフ周波数fc1は、伝送線120についてのより低い達成可能なデータレートになる。その理由は、伝送線120の固有の低周波数応答が、データ信号のより高い周波数成分(例えば、カットオフ周波数fc1を上回る周波数成分)を破損するためである。
[0027]図1Cは、本開示の別の態様に係る、第2のデバイス130において用いられる例示的な受信機回路132のブロック図を例示する。受信機回路132は、アナログフロントエンド134と、イコライザ136と、ダウンストリーム信号処理を実行するための他の回路(図示されない)とを備え得る。アナログフロントエンド134は、データ信号を受け、データ処理のためにアナログ信号を構成する。イコライザ136は、伝送線120の固有のローパス周波数応答を補償するために、規定の周波数応答を提供するように構成される。
[0028]図1Dは、本開示の別の態様に係る、例示的なイコライザ136の周波数応答のグラフを例示する。グラフのx、すなわち水平軸は、周波数を表し、グラフのy、すなわち垂直軸は、信号ゲインを表す。示されるように、イコライザ136の周波数応答は、伝送線120のカットオフから周波数fc1より高い周波数fc2のあたりの周波数範囲において、受けたデータ信号にゲインを提供するように構成される。故に、図1Bからわかるように、伝送線120及びイコライザ136の組み合わせられた伝達関数は、カットオフ周波数をfc2へと効率的に拡張する、補償された周波数応答を生成し、これは、点線で表される。これは、伝送線120を介したより高いデータレートを可能にする。
[0029]図2は、本開示の別の態様に係る、例示的なプログラマブルイコライザ200の回路図を例示する。イコライザ200は、前述したイコライザ136の例示的な実現であり得る。具体的には、イコライザ200は、入力差動信号(Vin_p,Vin_n)を受け、出力差動信号(Vout_p,Vout_n)を発生させるように構成され、ここで、出力信号は、イコライザ200の周波数応答によって強化されたより高い周波数を含む。
[0030]具体的には、イコライザ200は、第1の電圧レールVddと第2の電圧レール(例えば、接地)との間に直列に結合された第1のP型金属酸化膜半導体電界効果トランジスタ(FET)(以降、「PMOSデバイス」)P1と、第2のPMOSデバイスP2と、第1の負荷抵抗器RL1とを備える。イコライザ200は、第1の電圧レールVddと第2の電圧レール、すなわち接地との間に直列に結合された第3のPMOSデバイスP3と、第4のPMOSデバイスP4と、第2の負荷抵抗器RL2とを更に備える。
[0031]入力差動信号の正の成分Vin_p及び負の成分Vin_nは、それぞれ、PMOSデバイスP2及びP4のゲートに適用される。出力信号の正の成分Vout_p及び負の成分Vout_nは、それぞれ、PMOSデバイスP4及びP2のドレインにおいて生成される。電流ミラー回路202は、PMOSデバイスP1及びP3を通る電流Iを設定するために、これらのデバイスのゲートにバイアスをかけるためのバイアス電圧Vbiasを発生させる。
[0032]イコライザ200の等化構成要素又は回路は、PMOSデバイスP2及びP4のそれぞれのソース間に並列に接続された可変キャパシタCeqと可変抵抗器Reqとを含む。可変キャパシタCeqは、バラクタタで、又は、2つ以上の選択可能な容量性経路で実現され得る。同様に、可変抵抗器Reqは、各々が、一対の選択PMOSデバイス(PS1対からPSN対)間に置かれている抵抗器(例えば、R1からRN)を含む、N個(N≧2)の選択可能な抵抗性経路で実現され得る。選択信号S1からSNは、それぞれ、選択PMOSデバイス対PS1からPSNのゲートに適用される。出力信号の歪みを回避するために、選択可能な抵抗性経路を含むイコライザ200は対称にされる、すなわち、これが、選択可能な抵抗性経路ごとに2つの選択PMOSデバイスの間に抵抗器が置かれる理由である。
[0033]動作中、入力信号の正の成分Vin_p及び負の成分Vin_nが、それぞれ、論理的にハイ及びローであるとき、PMOSデバイスP2及びP4は、それぞれ、オフ及びオンにされる。これにより、(点線の曲線で示されるように)電流Iは、PMOSデバイスP1から、選択された又は可変の等化構成要素Req及びCeqを通り、PMOSデバイスP4及び負荷抵抗器RL2を通って、接地へと流れる。同様に、入力信号の正の成分Vin_p及び負の成分Vin_nが、論理的にロー及びハイであるとき、PMOSデバイスP2及びP4は、それぞれ、オン及びオフにされる。これにより、(実線の曲線で示されるように)電流Iは、PMOSデバイスP3から、選択された又は可変の等化構成要素Req及びCeqを通り、PMOSデバイスP2及び負荷抵抗器RL1を通って、接地へと流れる。
[0034]故に、電流Iが、PMOSデバイスP2及びP4のそれぞれのソース間に並列に接続された有効な抵抗器Req及び有効なキャパシタCeqを通って流れるため、等化構成要素は、直列接続された並列RC回路として動作する。すなわち、より低い周波数において、直列接続された並列RC回路のインピーダンスはより高く、これは、RC回路を介してより高い信号損失に帰着する。故に、より低い周波数におけるプログラマブルイコライザ200のゲインはより低い。反対に、より高い周波数において、直列接続された並列RC回路のインピーダンスはより低く、これは、RC回路を介してより少ない信号損失に帰着する。故に、より高い周波数におけるプログラマブルイコライザ200のゲインはより高い。
[0035]実効抵抗Req及び実効キャパシタンスCeqの特定の選択又は調整は、プログラマブルイコライザ200の周波数応答に影響を及ぼす。例えば、図1Dに示されている例示的な周波数応答を参照すると、Req及びCeqの選択又は調整は、fc1及びfc2のあたりのゲイン領域における(上方向又は下方向への)周波数シフトと、ゲイン領域における(より高い又はより低い)ゲインの量とに帰着し得る。故に、Req及びCeqの適切な選択及び/又は変動を通して、図1Bに(点線で)示されているような伝送線120の周波数応答を補償する全体的な周波数応答が達成され得る。
[0036]イコライザ200にはいくつかの欠点が存在する。第1に、各選択可能な抵抗性経路における2つの選択PMOSデバイス(PS1からPSN)は、それらにわたって電圧低下を引き起こす(I×2Rds、ここで、Rdsは、各デバイスのドレイン−ソース抵抗である)。結果として、オンにされた入力PMOSデバイスP2又はP4のソースにおける電圧は、Vddよりも大幅に低い。これは、オンにされたPMOSデバイスP2又はP4のゲート−ソース電圧Vgsを低減させ、これは、デバイスをオンにすること及び出力信号の電圧に悪影響を与え得る。最悪のシナリオの場合のこれに対処するために、電源電圧Vddが高められ得る。しかしながら、これは、より多くの消費電力に帰着する。故に、これらの電圧低下のため、出力電圧ヘッドルームはより小さいといわれている。
[0037]第2に、選択PMOSデバイス(PS1からPSN)のゲート−ソース電圧(Vgs)は、イコライザ200の切替え動作中、変動する。これは、PMOSデバイスP2及びP4のソースに結合されている、これらの選択デバイスのソースにおける電圧が、入力信号Vin_p及びVin_nの状態に依存して、ハイとローとの間で変動するためである。変動するVgsは、選択PMOSデバイスのドレイン−ソース抵抗(Rds)変動を生じさせる。各選択可能な抵抗性経路には2つの選択PMOSデバイスが存在するため、これらデバイスのうちの一方は、もう一方のデバイスとは異なるVgs、故に異なるRdsを有するだろう。このように、イコライザ200は、もはや対称ではなく、これは、出力信号の歪みを生じさせる。
[0038]第3に、対称要件により、各選択可能な抵抗性経路は、2つの選択PMOSデバイス(PS1対からPSN対)を必要とし、これは、貴重な集積回路(IC)ダイ面積を消費する。第4に、各選択PMOSデバイス(PS1からPSN)は、ゲート−ソース寄生キャパシタンスを追加し、これは、イコライザ200の高周波数性能を低減する。
[0039]図3は、本開示の別の態様に係る、例示的なプログラマブルイコライザ300の回路図を例示する。第1に、イコライザ300は、ダブルエンド又は差動ではなくシングルエンドにされる。これは、イコライザ200が対称である必要があるという要件を撤廃するために行われる。イコライザ300をシングルエンドにするために、一定の基準電圧Vref(例えば、Vdd/2又はVddと接地との間の何らかの他の好適な値)が、PMOSデバイスP4のゲートに印加され、シングルエンド入力信号Vinが、PMOSデバイスP2のゲートに適用される。イコライザ300が対称である必要がないため、選択可能な抵抗性経路の各々は、単一選択PMOSデバイス(P11からP1N)を含む。追加的に、各選択可能な抵抗性経路内で、選択PMOSデバイス(P11からP1N)は、選択PMOSデバイスのソースが(基準電圧)PMOSデバイスP4のソースに結合され、選択PMOSデバイスのドレインが抵抗器(R1からRN)に結合され、ゲートが経路選択信号(S11からS1N)を受けるように構成される、ように構成される。
[0040]イコライザ300の利点は次の通りである:(1)対称要件の撤廃により、各選択可能な抵抗性経路は、単一選択PMOSデバイスで構成されることが可能になる−これは、前述したように、各選択経路を介したより少ないIR損失(I×Rds対2I×Rds)、故に、より多くの出力電圧ヘッドルームにつながる、(2)選択PMOSデバイスが、イコライザの切替え動作中、選択PMOSデバイスのVgsを略一定に保つために経路のVref側に接続される(PMOSデバイスP4のソースは、略一定の基準電圧Vrefにより略一定である)−これは、出力信号の歪みを低減する、(3)各経路に2つに対して単一選択PMOSデバイスを実現するためにより少ないICダイ面積が必要とされる−又は代替的に、単一選択PMOSデバイスが、その抵抗Rdsを低減するために2倍の大きさに作られ、より多くの出力電圧ヘッドルームのために、各経路によるIR損失を低減し得る、(4)各経路に2つではなく1つの選択PMOSデバイスにより、より低いゲート−ソース寄生キャパシタンス、それによって、イコライザ300のための改善された高周波数性能に帰着する。
[0041]示されるように、イコライザ300の可変キャパシタCeqは、M個(M≧2)の選択可能な容量性経路として実現され得、各経路は、キャパシタ(C1からCM)及び単一選択PMOSデバイス(P21からP2M)を含む。キャパシタC1からCMは、金属酸化膜半導体キャパシタ(MOS CAP)、金属絶縁体金属(MIM)キャパシタ、金属酸化物金属(MOM)キャパシタのような、オンチプキャパシタとして実現され得る。バラクタのような可変キャパシタが選択可能な容量性経路のうちの1つ又は全ての代わりになり得ることは理解されるべきである。
[0042]選択可能な抵抗性経路に類似して、各選択可能な容量性経路の選択PMOSデバイス(P21からP2M)は、選択PMOSデバイスのソースが(基準電圧)PMOSデバイスP4のソースに結合され、選択PMOSデバイスのドレインがキャパシタ(C1からCM)に結合され、ゲートが経路選択信号(S21からS2M)を受けるように構成されるように位置している。単一選択PMOSデバイスと基準電圧PMOSデバイスP4のソースに結合されたそのソースを有することで抵抗性経路に当てはまる利点は、容量性経路にも当てはまる。すなわち、各容量性経路に単一選択PMOSデバイスが存在するため、2つの選択PMOSデバイスを含む容量性経路と比べてIR損失及び寄生容量はより少ない。更に、各容量性経路における選択PMOSデバイスのソースが基準電圧PMOSデバイスP4のソースに結合されるため、VgsそしてRdsは、実質的に一定であり、それにより、出力信号の歪みはより低い。
[0043]イコライザ300の動作は、イコライザ200のものに類似する。故に、シングルエンド入力電圧Vinが論理的にハイである(基準電圧よりも高い)とき、PMOSデバイスP2よりも、PMOSデバイスP4がオンにされる。結果として、(例えば、Iより小さい)電流は、選択された等化回路Req及びCeqを通って、PMOSデバイスP1のドレインからPMOSデバイスP4のソースへと流れる。反対に、シングルエンド入力電圧Vinが論理的にローである(基準電圧よりも低い)とき、PMOSデバイスP4よりも、PMOSデバイスP2がオンにされる。結果として、(例えば、Iより小さい)電流は、選択された等化回路Req及びCeqを通って、PMOSデバイスP3のドレインからPMOSデバイスP2のソースへと流れる。等化回路の有効なReq及びCeqに基づいて、イコライザ300は、前述したように、特定の周波数ゲイン応答を示す。
[0044]図4は、本開示の別の態様に係る、別の例示的なプログラマブルイコライザ400の回路図を例示する。具体的には、イコライザ400は、前述したPMOSイコライザ300のNMOSバージョンである。すなわち、イコライザ400内のFETは、n型金属酸化膜半導体(NMOS)FET(以降、「NMOSデバイス」)である。追加的に、NMOS実現のため、イコライザ400のデバイスの配列は、PMOSイコライザ300のデバイスに対して反転されている。
[0045]より具体的には、プログラマブルイコライザ400は、第1の電圧レール(例えば、Vdd)と第2の電圧レール(例えば、接地)との間に結合された第1の負荷抵抗器RL1と、NMOSデバイスN2と、NMOSデバイスN1とを備える。イコライザ400は、Vddと接地との間に直列に結合された第2の負荷抵抗器RL2と、NMOSデバイスN4と、NMOSデバイスN3とを更に備える。イコライザ400は、デバイスN1及びN3を通して電流を設定するために、NMOSデバイスN1及びN3のゲートに対するバイアス電圧Vbiasを発生させるための電流ミラー回路402を更に備える。NMOSデバイスN2のゲートは、シングルエンド入力信号Vinを受けるように構成され、NMOSデバイスN4のゲートは、基準電圧Vref(例えば、Vdd/2又はVddと接地との間の何らかの他の好適な値)を受けるように構成される。出力信号の正の成分Vout_p及び負の成分Vout−Nを、それぞれ、NMOSデバイスN4及びN2のドレインにおいて発生させる。
[0046]プログラマブルイコライザ400は、NMOSデバイスN2及びN4のソース間に並列に結合された、N個(N≧2)の選択可能な抵抗性経路と、M個(M≧2)の選択可能な容量性経路とを含む等化回路を更に備える。抵抗性経路の各々は、選択NMOSデバイス(N11からN1N)と直列である抵抗器(R1からRN)を備える。各選択NMOSデバイス(N11からN1N)は、基準電圧NMOSデバイスN4のソースに結合されたソースと、対応する抵抗器(R1からRN)に結合されたドレインと、対応する選択信号(S11からS1N)を受けるように構成されたゲートとを備える。選択信号S11からS1Nの状態に基づいて、選択された並列の抵抗性経路は、NMOSデバイスN2及びN4のソース間に等価抵抗Reqを提供する。
[0047]同様に、容量性経路の各々は、選択NMOSデバイス(N21からN2M)と直列であるキャパシタ(C1からCM)を備える。各選択NMOSデバイス(N21からN2M)は、基準電圧NMOSデバイスN4のソースに結合されたソースと、対応するキャパシタ(C1からCN)に結合されたドレインと、対応する選択信号(S21からS2M)を受けるように構成されたゲートとを備える。選択信号S21からS2Mの状態に基づいて、選択された並列の容量性経路は、NMOSデバイスN2及びN4のソース間に等価キャパシタンスCeqを提供する。バラクタのような可変キャパシタが選択可能な容量性経路のうちの1つ又は全ての代わりになり得ることは理解されるべきである。
[0048]動作中、電流ミラー回路402によって制御されている、NMOSデバイスN1及びN3は、等化構成要素Req及びCeqを通して電流を設定する。入力NMOS N2は、入力信号Vinに基づいて電流ステアリングデバイスとして動作する。例えば、入力電圧Vinが論理的にハイである場合、NMOSデバイスN4よりも、NMOSデバイスN2がオンにされる。結果として、(例えば、Iよりも小さい)電流は、等化構成要素Req及びCeqを通って、NMOSデバイスN2のソースからNMOSデバイスN3のドレインへと流れる。反対に、入力電圧Vinが論理的にローである場合、NMOSデバイスN2よりも、NMOSデバイスN4がオンにされる。結果として、(例えば、Iよりも小さい)電流は、等化構成要素Req及びCeqを通って、NMOSデバイスN4のソースからNMOSデバイスN1のドレインへと流れる。選択された等化構成要素Req及びCeqのRC回路は、プログラマブルイコライザ400に所望の周波数ゲイン応答を提供する。
[0049]図5は、本開示の別の態様に係る、別の例示的なプログラマブルイコライザ500の回路図を例示する。具体的には、イコライザ500は、前述したシングルエンドPMOSイコライザ300の差動信号バージョンである。すなわち、イコライザ300にあるように、シングルエンド入力信号Vin及び基準電圧VrefがPMOSデバイスP2及びP4のそれぞれのゲートに印加される代わりに、イコライザ500では、入力差動信号の正の成分Vin_p及び負の成分Vin_nがPMOSデバイスP2及びP4のそれぞれのゲートに適用される。
[0050]更に、差動信号イコライザの対称要件により、各選択可能な抵抗性経路は、一対の抵抗器(R1対からRN対)間に位置している単一選択PMOSデバイス(P11からP1N)を備える。同様に、各選択可能な容量性経路は、一対の選択PMOSデバイス(P21からP2M)間に位置している(C1からCMに対応する)キャパシタを備える。バラクタのような可変キャパシタが選択可能な容量性経路のうちの1つ又は全ての代わりになり得ることは理解されるべきである。
[0051]動作中に、入力電圧の正の成分Vin_p及び負の成分Vin_nが、それぞれ、ハイ及びロー論理電圧であるとき、PMOSデバイスP4及びP2が、それぞれ、オン及びオフにされる。結果として、(例えば、略Iの)電流は、選択された等化回路Req及びCeqを通って、PMOSデバイスP1のドレインからPMOSデバイスP4のソースへと流れる。反対に、入力電圧の正の成分Vin_p及び負の成分Vin_nが、それぞれ、ロー及びハイ論理電圧であるとき、PMOSデバイスP2及びP4が、それぞれ、オン及びオフにされる。結果として、(例えば、略Iの)電流は、選択された等化回路Req及びCeqを通って、PMOSデバイスP3のドレインからPMOSデバイスP2のソースへと流れる。等化回路の有効なReq及びCeqに基づいて、イコライザ500は、前述したように、特定の周波数ゲイン応答を示す。
[0052]図6は、本開示の別の態様に係る、更に別の例示的なプログラマブルイコライザ600の回路図を例示する。具体的には、イコライザ600は、前述したPMOSイコライザ500のNMOSバージョンである。すなわち、イコライザ600内のFETは、代わりに、NMOSデバイスである。追加的に、NMOS実現のため、NMOSイコライザ600のデバイスの配列は、PMOSイコライザ500のデバイスに対して反転されている。
[0053]動作中に、入力電圧の正の成分Vin_p及び負の成分Vin_nが、それぞれ、ハイ及びロー論理電圧であるとき、NMOSデバイスN2及びN4は、それぞれ、オン及びオフにされる。結果として、(例えば、略Iの)電流は、選択された等化回路Req及びCeqを通って、NMOSデバイスN2のソースからNMOSデバイスN3のドレインへと流れる。反対に、入力電圧の正の成分Vin_p及び負の成分Vin_nが、それぞれ、ロー及びハイ論理電圧であるとき、NMOSデバイスN4及びN2は、それぞれ、オン及びオフにされる。結果として、(例えば、略Iの)電流は、選択された等化回路Req及びCeqを通って、NMOSデバイスN4のソースからNMOSデバイスN1のドレインへと流れる。等化回路の有効なReq及びCeqに基づいて、イコライザ600は、前述したように、特定の周波数ゲイン応答を示す。
[0054]図7は、本開示の別の態様に係る、入力信号を等化する例示的な方法700のフロー図を例示する。方法700によれば、電流を発生させる(ブロック702)。例えば、イコライザ300及び500を参照すると、PMOSデバイスP1及びP3は、電流を発生させるための手段の例である。イコライザ400及び600を参照すると、NMOSデバイスN1及びN3は、電流を発生させるための手段の例である。
[0055]更に、方法700によれば、電流の少なくとも一部は、入力信号に基づいて、等化回路を通して流される(ブロック704)。例えば、イコライザ300及び500を参照すると、PMOSデバイスP2及びP2/P4は、それぞれ、シングルエンド入力信号Vin又は差動入力信号Vin_p及びVin_nに基づいて、電流の少なくとも一部を等化回路Req−Ceqを通して流すための手段の例である。イコライザ400及び600を参照すると、NMOSデバイスN2及びN2/N4は、それぞれ、シングルエンド入力信号Vin又は差動入力信号Vin_p及びVin_nに基づいて、電流の少なくとも一部を等化回路Req−Ceqを通して流すための手段の例である。
[0056]追加的に、方法700によれば、電流の少なくとも一部は、出力信号を発生させるために、抵抗性デバイスを通して供給される(ブロック706)。例えば、イコライザ300及び500を参照すると、抵抗性デバイスRL1及びRL2とPMOSデバイスP2及びP4との結合は、抵抗性デバイスを通して電流の少なくとも一部を供給するための手段の例である。イコライザ400及び600を参照すると、抵抗性デバイスRL1及びRL2とNMOSデバイスN2及びN4との結合は、抵抗性デバイスを通して電流の少なくとも一部を供給するための手段の例である。
[0057]本明細書で説明された例示的なプログラマブルイコライザの記述では、イコライザは、伝送線、それによって入力信号を受けた、の固有の周波数応答を補償するために、プログラマブル周波数ゲイン応答を入力信号に適用すると説明されているが、フィルタ処理アプリケーションのような他のアプリケーションでは、イコライザ又はより一般には装置が使用され得ることは理解されるべきである。本明細書で説明されたプログラマブルイコライザの等化構成要素又は回路は、所望のアプリケーションに依存して、可変インダクタ若しくは複数の選択可能な誘導経路又は可変/選択可能な抵抗器、キャパシタ、及びインダクタの他の組み合わせを追加的に含むように構成され得る。
[0058]本開示の先の説明は、当業者が本開示を実施又は使用することを可能にするために提供される。本開示に対する様々な修正は当業者には容易に明らかであり、本明細書で定義された包括的な原理は、本開示の精神又は範囲から逸脱することなく、他の変形に適用され得る。故に、本開示は、本明細書で説明された例に制限されることを意図せず、本明細書で開示された原理及び新規な特徴に合致する最も広い範囲が与えられるべきである。
[0058]本開示の先の説明は、当業者が本開示を実施又は使用することを可能にするために提供される。本開示に対する様々な修正は当業者には容易に明らかであり、本明細書で定義された包括的な原理は、本開示の精神又は範囲から逸脱することなく、他の変形に適用され得る。故に、本開示は、本明細書で説明された例に制限されることを意図せず、本明細書で開示された原理及び新規な特徴に合致する最も広い範囲が与えられるべきである。
以下に本願発明の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]
装置であって、
第1のゲートと、第1のドレインと、第1のソースとを含む第1のFETと、ここにおいて、前記第1のゲートは、入力信号を受けるように構成される、
第2のゲートと、第2のドレインと、第2のソースとを含む第2のFETと、
複数の選択可能な抵抗性経路と
を備え、ここにおいて、各選択可能な抵抗性経路は、選択デバイスと直列に結合された第1の抵抗器を備え、前記選択デバイスは、セレクト信号に基づいて、第1のノードと第2のノードとの間に、対応する前記選択可能な抵抗性経路を結合するように構成され、前記第1の抵抗器は、前記第1のノードに結合された第1の端を含む、
装置。
[C2]
前記第2のFETの前記第2のゲートは、基準電圧を受けるように構成される、C1に記載の装置。
[C3]
前記第1のFET及び前記第2のFETは、それぞれ、第1のPMOSデバイス及び第2のPMOSデバイスを備え、前記第1のノード及び前記第2のノードは、それぞれ、前記第1のソース及び前記第2のソースと合致する、C2に記載の装置。
[C4]
前記選択デバイスは、前記第2のPMOSデバイスの前記第2のソースに結合されたソースと、前記対応する選択可能な抵抗性経路の前記第1の抵抗器の第2の端に結合されたドレインと、前記セレクト信号を受けるように構成されたゲートとを含む選択PMOSデバイスを備える、C3に記載の装置。
[C5]
前記第1のFET及び前記第2のFETは、それぞれ、第1のNMOSデバイス及び第2のNMOSデバイスを備え、前記第1のノード及び前記第2のノードは、それぞれ、前記第1のソース及び前記第2のソースと合致する、C2に記載の装置。
[C6]
前記選択デバイスは、前記第2のNMOSデバイスの前記第2のソースに結合されたソースと、対応する前記選択可能な抵抗性経路の前記第1の抵抗器の第2の端に結合されたドレインと、前記セレクト信号を受けるように構成されたゲートとを含む選択NMOSデバイスを備える、C5に記載の装置。
[C7]
前記第1のノードと前記第2のノードとの間に結合された可変容量性素子を更に備える、C1に記載の装置。
[C8]
複数の選択可能な容量性経路を更に備え、ここにおいて、各選択可能な容量性経路は、別の選択デバイスと直列に結合されたキャパシタを備え、前記別の選択デバイスは、別のセレクト信号に基づいて、前記第1のノードと前記第2のノードとの間に前記対応する選択可能な容量性経路を結合するように構成される、C1に記載の装置。
[C9]
前記入力信号は、差動入力信号を備え、前記第2のFETの前記第1のゲートは、前記差動入力信号の第1の成分を受けるように構成され、前記第2のFETの前記第2のゲートは、前記差動入力信号の第2の成分を受けるように構成される、C1に記載の装置。
[C10]
各選択可能な抵抗性経路は、前記第1の抵抗器及び選択デバイスと直列に結合された第2の抵抗器を更に備える、C9に記載の装置。
[C11]
前記第1のFET及び前記第2のFETは、それぞれ、第1のPMOSデバイス及び第2のPMOSデバイスを備え、前記選択可能な抵抗性経路の各々の前記選択デバイスは、PMOSデバイスを備える、C10に記載の装置。
[C12]
前記第1のFET及び前記第2のFETは、それぞれ、第1のNMOSデバイス及び第2のNMOSデバイスを備え、前記選択可能な抵抗性経路の各々の前記選択デバイスは、NMOSデバイスを備える、C10に記載の装置。
[C13]
第3のゲートと、第3のドレインと、第3のソースとを含む第3の電界効果トランジスタ(FET)と、
第1の電圧レールと第2の電圧レールとの間に前記第1のFET及び前記第3のFETと直列に結合された第1の負荷抵抗器と、
第4のゲートと、第4のドレインと、第4のソースとを含む第4のFETと、ここにおいて、前記第4のFETの前記第4のゲート及び前記第3のFETの前記第3のゲートは、互いに結合され、前記第3のFET及び前記第4のFETを通るドレイン−ソース電流を設定するためのバイアス電圧を受けるように構成される、
前記第1の電圧レールと前記第2の電圧レールとの間に前記第2のFET及び前記第4のFETと直列に結合された第2の負荷抵抗器と
を更に備え、ここにおいて、出力信号は、それぞれ、前記第1のFETと前記第1の負荷抵抗器との間に及び前記第2のFETと前記第2の負荷抵抗器の間に位置している第3のノード及び第4のノードにおいて生成される、
C1に記載の装置。
[C14]
入力信号に基づいて出力信号を発生させるための方法であって、
電流を発生させることと、
前記電流の少なくとも一部を、第1のノードと第2のノードとの間で等化回路を通して流すことと、ここにおいて、前記電流の前記少なくとも一部は、前記入力信号の第1の論理電圧に応答して、前記第1のノードから前記第2のノードに前記等化回路を通して流され、前記電流の前記少なくとも一部は、前記入力信号の第2の論理電圧に応答して、前記第2のノードから前記第1のノードに前記等化回路を通して流され、前記等化回路は、複数の選択可能な抵抗性経路を備え、各選択可能な抵抗性経路は、選択デバイスと直列に結合された抵抗器を備え、前記選択デバイスは、セレクト信号に基づいて、前記第1のノードと前記第2のノードとの間で、対応する前記選択可能な抵抗性経路を結合するように構成され、前記第1の抵抗器は、前記第1のノードに結合された第1の端を含む、
前記出力信号を発生させるために、抵抗性デバイスを通して前記電流の前記少なくとも一部を供給することと
を備える方法。
[C15]
前記電流の前記少なくとも一部を、前記第1のノードから前記第2のノードに前記等化回路を通して流すことは、
前記第1のノードに結合された第1のソースを含む第1のPMOSデバイスの第1のゲートに前記第1の論理電圧を印加することと、
前記第2のノードに結合された第2のソースを含む第2のPMOSデバイスの第2のゲートに基準電圧を印加することと
を備え、ここにおいて、前記第1の論理電圧は、前記基準電圧よりも大きい、
C14に記載の方法。
[C16]
前記電流を、前記第2のノードから前記第1のノードに前記等化回路を通して流すことは、
前記第1のノードに結合された第1のソースを含む第1のPMOSデバイスの第1のゲートに前記第2の論理電圧を印加することと、
前記第2のノードに結合された第2のソースを含む第2のPMOSデバイスの第2のゲートに基準電圧を印加することと
を備え、ここにおいて、前記第2の論理電圧は、前記基準電圧よりも小さい、
C14に記載の方法。
[C17]
前記選択デバイスは、前記第2のPMOSデバイスの前記第2のソースに結合された第3のソースを含む第3のPMOSデバイスを備える、
C16に記載の方法。
[C18]
前記電流を、前記第1のノードから前記第2のノードに前記等化回路を通して流すことは、
前記第1のノードに結合された第1のソースを含む第1のNMOSデバイスの第1のゲートに前記第1の論理電圧を印加することと、
前記第2のノードに結合された第2のソースを含む第2のNMOSデバイスの第2のゲートに基準電圧を印加することと
を備え、ここにおいて、前記第1の論理電圧は、前記基準電圧よりも大きい、
C14に記載の方法。
[C19]
前記選択デバイスは、前記第2のNMOSデバイスの前記第2のソースに結合された第3のソースを含む第3のNMOSデバイスを備える、
C18に記載の方法。
[C20]
前記電流を、前記第2のノードから前記第1のノードに前記等化回路を通して流すことは、
前記第1のノードに結合された第1のソースを含む第1のNMOSデバイスの第1のゲートに前記第2の論理電圧を印加することと、
前記第2のノードに結合された第2のソースを含む第2のNMOSデバイスの第2のゲートに基準電圧を印加することと
を備え、ここにおいて、前記第2の論理電圧は、前記基準電圧よりも小さい、
C14に記載の方法。
[C21]
前記電流を、前記第1のノードから前記第2のノードに前記等化回路を通して流すことは、
前記第1のノードに結合された第1のソースを含む第1のPMOSデバイスの第1のゲートに前記第1の論理電圧を印加することと、
前記第2のノードに結合された第2のソースを含む第2のPMOSデバイスの第2のゲートに前記第2の論理電圧を印加することと
を備える、C14に記載の方法。
[C22]
前記電流を、前記第2のノードから前記第1のノードに前記等化回路を通して流すことは、
前記第1のノードに結合された第1のソースを含む第1のPMOSデバイスの第1のゲートに前記第2の論理電圧を印加することと、
前記第2のノードに結合された第2のソースを含む第2のPMOSデバイスの第2のゲートに前記第1の論理電圧を印加することと
を備える、C14に記載の方法。
[C23]
前記電流を、前記第1のノードから前記第2のノードに前記等化回路を通して流すことは、
前記第1のノードに結合された第1のソースを含む第1のNMOSデバイスの第1のゲートに前記第1の論理電圧を印加することと、
前記第2のノードに結合された第2のソースを含む第2のNMOSデバイスの第2のゲートに前記第2の論理電圧を印加することと
を備える、C14に記載の方法。
[C24]
前記電流を、前記第2のノードから前記第1のノードに前記等化回路を通して流すことは、
前記第1のノードに結合された第1のソースを含む第1のNMOSデバイスの第1のゲートに前記第2の論理電圧を印加することと、
前記第2のノードに結合された第2のソースを含む第2のNMOSデバイスの第2のゲートに前記第1の論理電圧を印加することと
を備える、C14に記載の方法。
[C25]
入力信号に基づいて出力信号を発生させるための装置であって、
電流を発生させるための手段と、
前記電流の少なくとも一部を、第1のノードと第2のノードとの間で等化回路を通して流すための手段と、ここにおいて、前記電流の前記少なくとも一部は、前記入力信号の第1の論理電圧に応答して、前記第1のノードから前記第2のノードに前記等化回路を通して流され、前記電流の前記少なくとも一部は、前記入力信号の第2の論理電圧に応答して、前記第2のノードから前記第1のノードに前記等化回路を通して流され、前記等化回路は、複数の選択可能な抵抗性経路を備え、各選択可能な抵抗性経路は、選択デバイスと直列に結合された抵抗器を備え、前記選択デバイスは、セレクト信号に基づいて、前記第1のノードと前記第2のノードとの間に、対応する前記選択可能な抵抗性経路を結合するように構成され、前記第1の抵抗器は、前記第1のノードに結合された第1の端を含む、
前記出力信号を発生させるために、抵抗性デバイスを通して前記電流の前記少なくとも一部を供給するための手段と
を備える装置。
[C26]
前記電流を流すための前記手段は、
前記第1のノードに結合された第1のソースを含む第1のPMOSデバイスの第1のゲートに前記第1の論理電圧又は前記第2の論理電圧を印加するための手段と、
前記第2のノードに結合された第2のソースを含む第2のPMOSデバイスの第2のゲートに基準電圧を印加するための手段と
を備え、ここにおいて、前記第1の論理電圧は、前記基準電圧よりも大きい、又は、前記第2の論理電圧は、前記基準電圧より小さい、
C25に記載の装置。
[C27]
前記選択デバイスは、前記第2のPMOSデバイスの前記第2のソースに結合された第3のソースを含む第3のPMOSデバイスを備える、
C26に記載の装置。
[C28]
前記電流を流すための前記手段は、
前記第1のノードに結合された第1のソースを含む第1のNMOSデバイスの第1のゲートに前記第1の論理電圧又は前記第2の論理電圧を印加するための手段と、
前記第2のノードに結合された第2のソースを含む第2のNMOSデバイスの第2のゲートに基準電圧を印加するための手段と
を備え、ここにおいて、前記第1の論理電圧は、前記基準電圧よりも大きい、又は、前記第2の論理電圧は、前記基準電圧より小さい、
C25に記載の装置。
[C29]
前記選択デバイスは、前記第2のNMOSデバイスの前記第2のソースに結合された第3のソースを含む第3のNMOSデバイスを備える、
C28に記載の装置。
[C30]
前記電流を流すための前記手段は、
前記第1のノードに結合された第1のソースを含む第1のFETの第1のゲートに前記第1の論理電圧又は前記第2の論理電圧を印加するための手段と、
前記第2のノードに結合された第2のソースを含む第2のFETの第2のゲートに前記第2の論理電圧又は前記第1の論理電圧を印加するための手段と
を備える、C25に記載の装置。
以下に本願発明の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]
装置であって、
第1のゲートと、第1のドレインと、第1のソースとを含む第1のFETと、ここにおいて、前記第1のゲートは、入力信号を受けるように構成される、
第2のゲートと、第2のドレインと、第2のソースとを含む第2のFETと、
複数の選択可能な抵抗性経路と
を備え、ここにおいて、各選択可能な抵抗性経路は、選択デバイスと直列に結合された第1の抵抗器を備え、前記選択デバイスは、セレクト信号に基づいて、第1のノードと第2のノードとの間に、対応する前記選択可能な抵抗性経路を結合するように構成され、前記第1の抵抗器は、前記第1のノードに結合された第1の端を含む、
装置。
[C2]
前記第2のFETの前記第2のゲートは、基準電圧を受けるように構成される、C1に記載の装置。
[C3]
前記第1のFET及び前記第2のFETは、それぞれ、第1のPMOSデバイス及び第2のPMOSデバイスを備え、前記第1のノード及び前記第2のノードは、それぞれ、前記第1のソース及び前記第2のソースと合致する、C2に記載の装置。
[C4]
前記選択デバイスは、前記第2のPMOSデバイスの前記第2のソースに結合されたソースと、前記対応する選択可能な抵抗性経路の前記第1の抵抗器の第2の端に結合されたドレインと、前記セレクト信号を受けるように構成されたゲートとを含む選択PMOSデバイスを備える、C3に記載の装置。
[C5]
前記第1のFET及び前記第2のFETは、それぞれ、第1のNMOSデバイス及び第2のNMOSデバイスを備え、前記第1のノード及び前記第2のノードは、それぞれ、前記第1のソース及び前記第2のソースと合致する、C2に記載の装置。
[C6]
前記選択デバイスは、前記第2のNMOSデバイスの前記第2のソースに結合されたソースと、対応する前記選択可能な抵抗性経路の前記第1の抵抗器の第2の端に結合されたドレインと、前記セレクト信号を受けるように構成されたゲートとを含む選択NMOSデバイスを備える、C5に記載の装置。
[C7]
前記第1のノードと前記第2のノードとの間に結合された可変容量性素子を更に備える、C1に記載の装置。
[C8]
複数の選択可能な容量性経路を更に備え、ここにおいて、各選択可能な容量性経路は、別の選択デバイスと直列に結合されたキャパシタを備え、前記別の選択デバイスは、別のセレクト信号に基づいて、前記第1のノードと前記第2のノードとの間に前記対応する選択可能な容量性経路を結合するように構成される、C1に記載の装置。
[C9]
前記入力信号は、差動入力信号を備え、前記第2のFETの前記第1のゲートは、前記差動入力信号の第1の成分を受けるように構成され、前記第2のFETの前記第2のゲートは、前記差動入力信号の第2の成分を受けるように構成される、C1に記載の装置。
[C10]
各選択可能な抵抗性経路は、前記第1の抵抗器及び選択デバイスと直列に結合された第2の抵抗器を更に備える、C9に記載の装置。
[C11]
前記第1のFET及び前記第2のFETは、それぞれ、第1のPMOSデバイス及び第2のPMOSデバイスを備え、前記選択可能な抵抗性経路の各々の前記選択デバイスは、PMOSデバイスを備える、C10に記載の装置。
[C12]
前記第1のFET及び前記第2のFETは、それぞれ、第1のNMOSデバイス及び第2のNMOSデバイスを備え、前記選択可能な抵抗性経路の各々の前記選択デバイスは、NMOSデバイスを備える、C10に記載の装置。
[C13]
第3のゲートと、第3のドレインと、第3のソースとを含む第3の電界効果トランジスタ(FET)と、
第1の電圧レールと第2の電圧レールとの間に前記第1のFET及び前記第3のFETと直列に結合された第1の負荷抵抗器と、
第4のゲートと、第4のドレインと、第4のソースとを含む第4のFETと、ここにおいて、前記第4のFETの前記第4のゲート及び前記第3のFETの前記第3のゲートは、互いに結合され、前記第3のFET及び前記第4のFETを通るドレイン−ソース電流を設定するためのバイアス電圧を受けるように構成される、
前記第1の電圧レールと前記第2の電圧レールとの間に前記第2のFET及び前記第4のFETと直列に結合された第2の負荷抵抗器と
を更に備え、ここにおいて、出力信号は、それぞれ、前記第1のFETと前記第1の負荷抵抗器との間に及び前記第2のFETと前記第2の負荷抵抗器の間に位置している第3のノード及び第4のノードにおいて生成される、
C1に記載の装置。
[C14]
入力信号に基づいて出力信号を発生させるための方法であって、
電流を発生させることと、
前記電流の少なくとも一部を、第1のノードと第2のノードとの間で等化回路を通して流すことと、ここにおいて、前記電流の前記少なくとも一部は、前記入力信号の第1の論理電圧に応答して、前記第1のノードから前記第2のノードに前記等化回路を通して流され、前記電流の前記少なくとも一部は、前記入力信号の第2の論理電圧に応答して、前記第2のノードから前記第1のノードに前記等化回路を通して流され、前記等化回路は、複数の選択可能な抵抗性経路を備え、各選択可能な抵抗性経路は、選択デバイスと直列に結合された抵抗器を備え、前記選択デバイスは、セレクト信号に基づいて、前記第1のノードと前記第2のノードとの間で、対応する前記選択可能な抵抗性経路を結合するように構成され、前記第1の抵抗器は、前記第1のノードに結合された第1の端を含む、
前記出力信号を発生させるために、抵抗性デバイスを通して前記電流の前記少なくとも一部を供給することと
を備える方法。
[C15]
前記電流の前記少なくとも一部を、前記第1のノードから前記第2のノードに前記等化回路を通して流すことは、
前記第1のノードに結合された第1のソースを含む第1のPMOSデバイスの第1のゲートに前記第1の論理電圧を印加することと、
前記第2のノードに結合された第2のソースを含む第2のPMOSデバイスの第2のゲートに基準電圧を印加することと
を備え、ここにおいて、前記第1の論理電圧は、前記基準電圧よりも大きい、
C14に記載の方法。
[C16]
前記電流を、前記第2のノードから前記第1のノードに前記等化回路を通して流すことは、
前記第1のノードに結合された第1のソースを含む第1のPMOSデバイスの第1のゲートに前記第2の論理電圧を印加することと、
前記第2のノードに結合された第2のソースを含む第2のPMOSデバイスの第2のゲートに基準電圧を印加することと
を備え、ここにおいて、前記第2の論理電圧は、前記基準電圧よりも小さい、
C14に記載の方法。
[C17]
前記選択デバイスは、前記第2のPMOSデバイスの前記第2のソースに結合された第3のソースを含む第3のPMOSデバイスを備える、
C16に記載の方法。
[C18]
前記電流を、前記第1のノードから前記第2のノードに前記等化回路を通して流すことは、
前記第1のノードに結合された第1のソースを含む第1のNMOSデバイスの第1のゲートに前記第1の論理電圧を印加することと、
前記第2のノードに結合された第2のソースを含む第2のNMOSデバイスの第2のゲートに基準電圧を印加することと
を備え、ここにおいて、前記第1の論理電圧は、前記基準電圧よりも大きい、
C14に記載の方法。
[C19]
前記選択デバイスは、前記第2のNMOSデバイスの前記第2のソースに結合された第3のソースを含む第3のNMOSデバイスを備える、
C18に記載の方法。
[C20]
前記電流を、前記第2のノードから前記第1のノードに前記等化回路を通して流すことは、
前記第1のノードに結合された第1のソースを含む第1のNMOSデバイスの第1のゲートに前記第2の論理電圧を印加することと、
前記第2のノードに結合された第2のソースを含む第2のNMOSデバイスの第2のゲートに基準電圧を印加することと
を備え、ここにおいて、前記第2の論理電圧は、前記基準電圧よりも小さい、
C14に記載の方法。
[C21]
前記電流を、前記第1のノードから前記第2のノードに前記等化回路を通して流すことは、
前記第1のノードに結合された第1のソースを含む第1のPMOSデバイスの第1のゲートに前記第1の論理電圧を印加することと、
前記第2のノードに結合された第2のソースを含む第2のPMOSデバイスの第2のゲートに前記第2の論理電圧を印加することと
を備える、C14に記載の方法。
[C22]
前記電流を、前記第2のノードから前記第1のノードに前記等化回路を通して流すことは、
前記第1のノードに結合された第1のソースを含む第1のPMOSデバイスの第1のゲートに前記第2の論理電圧を印加することと、
前記第2のノードに結合された第2のソースを含む第2のPMOSデバイスの第2のゲートに前記第1の論理電圧を印加することと
を備える、C14に記載の方法。
[C23]
前記電流を、前記第1のノードから前記第2のノードに前記等化回路を通して流すことは、
前記第1のノードに結合された第1のソースを含む第1のNMOSデバイスの第1のゲートに前記第1の論理電圧を印加することと、
前記第2のノードに結合された第2のソースを含む第2のNMOSデバイスの第2のゲートに前記第2の論理電圧を印加することと
を備える、C14に記載の方法。
[C24]
前記電流を、前記第2のノードから前記第1のノードに前記等化回路を通して流すことは、
前記第1のノードに結合された第1のソースを含む第1のNMOSデバイスの第1のゲートに前記第2の論理電圧を印加することと、
前記第2のノードに結合された第2のソースを含む第2のNMOSデバイスの第2のゲートに前記第1の論理電圧を印加することと
を備える、C14に記載の方法。
[C25]
入力信号に基づいて出力信号を発生させるための装置であって、
電流を発生させるための手段と、
前記電流の少なくとも一部を、第1のノードと第2のノードとの間で等化回路を通して流すための手段と、ここにおいて、前記電流の前記少なくとも一部は、前記入力信号の第1の論理電圧に応答して、前記第1のノードから前記第2のノードに前記等化回路を通して流され、前記電流の前記少なくとも一部は、前記入力信号の第2の論理電圧に応答して、前記第2のノードから前記第1のノードに前記等化回路を通して流され、前記等化回路は、複数の選択可能な抵抗性経路を備え、各選択可能な抵抗性経路は、選択デバイスと直列に結合された抵抗器を備え、前記選択デバイスは、セレクト信号に基づいて、前記第1のノードと前記第2のノードとの間に、対応する前記選択可能な抵抗性経路を結合するように構成され、前記第1の抵抗器は、前記第1のノードに結合された第1の端を含む、
前記出力信号を発生させるために、抵抗性デバイスを通して前記電流の前記少なくとも一部を供給するための手段と
を備える装置。
[C26]
前記電流を流すための前記手段は、
前記第1のノードに結合された第1のソースを含む第1のPMOSデバイスの第1のゲートに前記第1の論理電圧又は前記第2の論理電圧を印加するための手段と、
前記第2のノードに結合された第2のソースを含む第2のPMOSデバイスの第2のゲートに基準電圧を印加するための手段と
を備え、ここにおいて、前記第1の論理電圧は、前記基準電圧よりも大きい、又は、前記第2の論理電圧は、前記基準電圧より小さい、
C25に記載の装置。
[C27]
前記選択デバイスは、前記第2のPMOSデバイスの前記第2のソースに結合された第3のソースを含む第3のPMOSデバイスを備える、
C26に記載の装置。
[C28]
前記電流を流すための前記手段は、
前記第1のノードに結合された第1のソースを含む第1のNMOSデバイスの第1のゲートに前記第1の論理電圧又は前記第2の論理電圧を印加するための手段と、
前記第2のノードに結合された第2のソースを含む第2のNMOSデバイスの第2のゲートに基準電圧を印加するための手段と
を備え、ここにおいて、前記第1の論理電圧は、前記基準電圧よりも大きい、又は、前記第2の論理電圧は、前記基準電圧より小さい、
C25に記載の装置。
[C29]
前記選択デバイスは、前記第2のNMOSデバイスの前記第2のソースに結合された第3のソースを含む第3のNMOSデバイスを備える、
C28に記載の装置。
[C30]
前記電流を流すための前記手段は、
前記第1のノードに結合された第1のソースを含む第1のFETの第1のゲートに前記第1の論理電圧又は前記第2の論理電圧を印加するための手段と、
前記第2のノードに結合された第2のソースを含む第2のFETの第2のゲートに前記第2の論理電圧又は前記第1の論理電圧を印加するための手段と
を備える、C25に記載の装置。
Claims (30)
- 装置であって、
第1のゲートと、第1のドレインと、第1のソースとを含む第1のFETと、ここにおいて、前記第1のゲートは、入力信号を受けるように構成される、
第2のゲートと、第2のドレインと、第2のソースとを含む第2のFETと、
複数の選択可能な抵抗性経路と
を備え、ここにおいて、各選択可能な抵抗性経路は、選択デバイスと直列に結合された第1の抵抗器を備え、前記選択デバイスは、セレクト信号に基づいて、第1のノードと第2のノードとの間に、対応する前記選択可能な抵抗性経路を結合するように構成され、前記第1の抵抗器は、前記第1のノードに結合された第1の端を含む、
装置。 - 前記第2のFETの前記第2のゲートは、基準電圧を受けるように構成される、請求項1に記載の装置。
- 前記第1のFET及び前記第2のFETは、それぞれ、第1のPMOSデバイス及び第2のPMOSデバイスを備え、前記第1のノード及び前記第2のノードは、それぞれ、前記第1のソース及び前記第2のソースと合致する、請求項2に記載の装置。
- 前記選択デバイスは、前記第2のPMOSデバイスの前記第2のソースに結合されたソースと、前記対応する選択可能な抵抗性経路の前記第1の抵抗器の第2の端に結合されたドレインと、前記セレクト信号を受けるように構成されたゲートとを含む選択PMOSデバイスを備える、請求項3に記載の装置。
- 前記第1のFET及び前記第2のFETは、それぞれ、第1のNMOSデバイス及び第2のNMOSデバイスを備え、前記第1のノード及び前記第2のノードは、それぞれ、前記第1のソース及び前記第2のソースと合致する、請求項2に記載の装置。
- 前記選択デバイスは、前記第2のNMOSデバイスの前記第2のソースに結合されたソースと、対応する前記選択可能な抵抗性経路の前記第1の抵抗器の第2の端に結合されたドレインと、前記セレクト信号を受けるように構成されたゲートとを含む選択NMOSデバイスを備える、請求項5に記載の装置。
- 前記第1のノードと前記第2のノードとの間に結合された可変容量性素子を更に備える、請求項1に記載の装置。
- 複数の選択可能な容量性経路を更に備え、ここにおいて、各選択可能な容量性経路は、別の選択デバイスと直列に結合されたキャパシタを備え、前記別の選択デバイスは、別のセレクト信号に基づいて、前記第1のノードと前記第2のノードとの間に前記対応する選択可能な容量性経路を結合するように構成される、請求項1に記載の装置。
- 前記入力信号は、差動入力信号を備え、前記第2のFETの前記第1のゲートは、前記差動入力信号の第1の成分を受けるように構成され、前記第2のFETの前記第2のゲートは、前記差動入力信号の第2の成分を受けるように構成される、請求項1に記載の装置。
- 各選択可能な抵抗性経路は、前記第1の抵抗器及び選択デバイスと直列に結合された第2の抵抗器を更に備える、請求項9に記載の装置。
- 前記第1のFET及び前記第2のFETは、それぞれ、第1のPMOSデバイス及び第2のPMOSデバイスを備え、前記選択可能な抵抗性経路の各々の前記選択デバイスは、PMOSデバイスを備える、請求項10に記載の装置。
- 前記第1のFET及び前記第2のFETは、それぞれ、第1のNMOSデバイス及び第2のNMOSデバイスを備え、前記選択可能な抵抗性経路の各々の前記選択デバイスは、NMOSデバイスを備える、請求項10に記載の装置。
- 第3のゲートと、第3のドレインと、第3のソースとを含む第3の電界効果トランジスタ(FET)と、
第1の電圧レールと第2の電圧レールとの間に前記第1のFET及び前記第3のFETと直列に結合された第1の負荷抵抗器と、
第4のゲートと、第4のドレインと、第4のソースとを含む第4のFETと、ここにおいて、前記第4のFETの前記第4のゲート及び前記第3のFETの前記第3のゲートは、互いに結合され、前記第3のFET及び前記第4のFETを通るドレイン−ソース電流を設定するためのバイアス電圧を受けるように構成される、
前記第1の電圧レールと前記第2の電圧レールとの間に前記第2のFET及び前記第4のFETと直列に結合された第2の負荷抵抗器と
を更に備え、ここにおいて、出力信号は、それぞれ、前記第1のFETと前記第1の負荷抵抗器との間に及び前記第2のFETと前記第2の負荷抵抗器の間に位置している第3のノード及び第4のノードにおいて生成される、
請求項1に記載の装置。 - 入力信号に基づいて出力信号を発生させるための方法であって、
電流を発生させることと、
前記電流の少なくとも一部を、第1のノードと第2のノードとの間で等化回路を通して流すことと、ここにおいて、前記電流の前記少なくとも一部は、前記入力信号の第1の論理電圧に応答して、前記第1のノードから前記第2のノードに前記等化回路を通して流され、前記電流の前記少なくとも一部は、前記入力信号の第2の論理電圧に応答して、前記第2のノードから前記第1のノードに前記等化回路を通して流され、前記等化回路は、複数の選択可能な抵抗性経路を備え、各選択可能な抵抗性経路は、選択デバイスと直列に結合された抵抗器を備え、前記選択デバイスは、セレクト信号に基づいて、前記第1のノードと前記第2のノードとの間で、対応する前記選択可能な抵抗性経路を結合するように構成され、前記第1の抵抗器は、前記第1のノードに結合された第1の端を含む、
前記出力信号を発生させるために、抵抗性デバイスを通して前記電流の前記少なくとも一部を供給することと
を備える方法。 - 前記電流の前記少なくとも一部を、前記第1のノードから前記第2のノードに前記等化回路を通して流すことは、
前記第1のノードに結合された第1のソースを含む第1のPMOSデバイスの第1のゲートに前記第1の論理電圧を印加することと、
前記第2のノードに結合された第2のソースを含む第2のPMOSデバイスの第2のゲートに基準電圧を印加することと
を備え、ここにおいて、前記第1の論理電圧は、前記基準電圧よりも大きい、
請求項14に記載の方法。 - 前記電流を、前記第2のノードから前記第1のノードに前記等化回路を通して流すことは、
前記第1のノードに結合された第1のソースを含む第1のPMOSデバイスの第1のゲートに前記第2の論理電圧を印加することと、
前記第2のノードに結合された第2のソースを含む第2のPMOSデバイスの第2のゲートに基準電圧を印加することと
を備え、ここにおいて、前記第2の論理電圧は、前記基準電圧よりも小さい、
請求項14に記載の方法。 - 前記選択デバイスは、前記第2のPMOSデバイスの前記第2のソースに結合された第3のソースを含む第3のPMOSデバイスを備える、
請求項16に記載の方法。 - 前記電流を、前記第1のノードから前記第2のノードに前記等化回路を通して流すことは、
前記第1のノードに結合された第1のソースを含む第1のNMOSデバイスの第1のゲートに前記第1の論理電圧を印加することと、
前記第2のノードに結合された第2のソースを含む第2のNMOSデバイスの第2のゲートに基準電圧を印加することと
を備え、ここにおいて、前記第1の論理電圧は、前記基準電圧よりも大きい、
請求項14に記載の方法。 - 前記選択デバイスは、前記第2のNMOSデバイスの前記第2のソースに結合された第3のソースを含む第3のNMOSデバイスを備える、
請求項18に記載の方法。 - 前記電流を、前記第2のノードから前記第1のノードに前記等化回路を通して流すことは、
前記第1のノードに結合された第1のソースを含む第1のNMOSデバイスの第1のゲートに前記第2の論理電圧を印加することと、
前記第2のノードに結合された第2のソースを含む第2のNMOSデバイスの第2のゲートに基準電圧を印加することと
を備え、ここにおいて、前記第2の論理電圧は、前記基準電圧よりも小さい、
請求項14に記載の方法。 - 前記電流を、前記第1のノードから前記第2のノードに前記等化回路を通して流すことは、
前記第1のノードに結合された第1のソースを含む第1のPMOSデバイスの第1のゲートに前記第1の論理電圧を印加することと、
前記第2のノードに結合された第2のソースを含む第2のPMOSデバイスの第2のゲートに前記第2の論理電圧を印加することと
を備える、請求項14に記載の方法。 - 前記電流を、前記第2のノードから前記第1のノードに前記等化回路を通して流すことは、
前記第1のノードに結合された第1のソースを含む第1のPMOSデバイスの第1のゲートに前記第2の論理電圧を印加することと、
前記第2のノードに結合された第2のソースを含む第2のPMOSデバイスの第2のゲートに前記第1の論理電圧を印加することと
を備える、請求項14に記載の方法。 - 前記電流を、前記第1のノードから前記第2のノードに前記等化回路を通して流すことは、
前記第1のノードに結合された第1のソースを含む第1のNMOSデバイスの第1のゲートに前記第1の論理電圧を印加することと、
前記第2のノードに結合された第2のソースを含む第2のNMOSデバイスの第2のゲートに前記第2の論理電圧を印加することと
を備える、請求項14に記載の方法。 - 前記電流を、前記第2のノードから前記第1のノードに前記等化回路を通して流すことは、
前記第1のノードに結合された第1のソースを含む第1のNMOSデバイスの第1のゲートに前記第2の論理電圧を印加することと、
前記第2のノードに結合された第2のソースを含む第2のNMOSデバイスの第2のゲートに前記第1の論理電圧を印加することと
を備える、請求項14に記載の方法。 - 入力信号に基づいて出力信号を発生させるための装置であって、
電流を発生させるための手段と、
前記電流の少なくとも一部を、第1のノードと第2のノードとの間で等化回路を通して流すための手段と、ここにおいて、前記電流の前記少なくとも一部は、前記入力信号の第1の論理電圧に応答して、前記第1のノードから前記第2のノードに前記等化回路を通して流され、前記電流の前記少なくとも一部は、前記入力信号の第2の論理電圧に応答して、前記第2のノードから前記第1のノードに前記等化回路を通して流され、前記等化回路は、複数の選択可能な抵抗性経路を備え、各選択可能な抵抗性経路は、選択デバイスと直列に結合された抵抗器を備え、前記選択デバイスは、セレクト信号に基づいて、前記第1のノードと前記第2のノードとの間に、対応する前記選択可能な抵抗性経路を結合するように構成され、前記第1の抵抗器は、前記第1のノードに結合された第1の端を含む、
前記出力信号を発生させるために、抵抗性デバイスを通して前記電流の前記少なくとも一部を供給するための手段と
を備える装置。 - 前記電流を流すための前記手段は、
前記第1のノードに結合された第1のソースを含む第1のPMOSデバイスの第1のゲートに前記第1の論理電圧又は前記第2の論理電圧を印加するための手段と、
前記第2のノードに結合された第2のソースを含む第2のPMOSデバイスの第2のゲートに基準電圧を印加するための手段と
を備え、ここにおいて、前記第1の論理電圧は、前記基準電圧よりも大きい、又は、前記第2の論理電圧は、前記基準電圧より小さい、
請求項25に記載の装置。 - 前記選択デバイスは、前記第2のPMOSデバイスの前記第2のソースに結合された第3のソースを含む第3のPMOSデバイスを備える、
請求項26に記載の装置。 - 前記電流を流すための前記手段は、
前記第1のノードに結合された第1のソースを含む第1のNMOSデバイスの第1のゲートに前記第1の論理電圧又は前記第2の論理電圧を印加するための手段と、
前記第2のノードに結合された第2のソースを含む第2のNMOSデバイスの第2のゲートに基準電圧を印加するための手段と
を備え、ここにおいて、前記第1の論理電圧は、前記基準電圧よりも大きい、又は、前記第2の論理電圧は、前記基準電圧より小さい、
請求項25に記載の装置。 - 前記選択デバイスは、前記第2のNMOSデバイスの前記第2のソースに結合された第3のソースを含む第3のNMOSデバイスを備える、
請求項28に記載の装置。 - 前記電流を流すための前記手段は、
前記第1のノードに結合された第1のソースを含む第1のFETの第1のゲートに前記第1の論理電圧又は前記第2の論理電圧を印加するための手段と、
前記第2のノードに結合された第2のソースを含む第2のFETの第2のゲートに前記第2の論理電圧又は前記第1の論理電圧を印加するための手段と
を備える、請求項25に記載の装置。
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