JP2003195388A - ストロボ機能を備えたカメラ装置 - Google Patents

ストロボ機能を備えたカメラ装置

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JP2003195388A
JP2003195388A JP2001395184A JP2001395184A JP2003195388A JP 2003195388 A JP2003195388 A JP 2003195388A JP 2001395184 A JP2001395184 A JP 2001395184A JP 2001395184 A JP2001395184 A JP 2001395184A JP 2003195388 A JP2003195388 A JP 2003195388A
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strobe
external strobe
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JP2001395184A
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Yoshinao Shimada
義尚 島田
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】特に専用外部ストロボ及び汎用外部ストロボの
両方を使用する場合でも、簡単な操作で適正なストロボ
撮影を実現できるカメラ装置を提供することにある。 【解決手段】システムコントローラ1は、ストロボ装着
部12に専用外部ストロボ15が装着されて、シンクロ
端子13に汎用外部ストロボ14が接続されたことを検
知すると、ストロボ撮影時に、汎用外部ストロボ14を
発光させると同時に、専用外部ストロボ15の発光量を
抑制させて発光させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般的にはデジタ
ルカメラ又は銀塩カメラに関し、特に内蔵ストロボ以外
に外部ストロボの使用可能なカメラ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、デジタルカメラや、銀塩フイルム
を使用する銀塩カメラ等のカメラでは、撮影時に被写体
に対してストロボ発光させるためのストロボユニット
(内蔵ストロボと呼ぶ)が標準装備されているものが一
般的である。
【0003】ところで、撮影状況によっては、内蔵スト
ロボによる発光(即ち、光量)だけでは不十分な場合も
少なくない。このような撮影状況に適合するストロボ発
光を確保したい場合や、または意図的に多様なストロボ
撮影を実現したい場合を考慮して、外部ストロボの使用
が可能なカメラもある。
【0004】外部ストロボは、各種のタイプに分類でき
るが、専用外部ストロボと、汎用外部ストロボとに大別
することができる。専用外部ストロボは、当該カメラの
本体により発光制御(調光制御)が可能であるように設
計されたものである。一方、汎用外部ストロボは、カメ
ラの本体からの指示に応じて発光するが、調光などの制
御をストロボ側で実行するように設計されたものであ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のカメラでは、内
蔵ストロボ以外に、専用外部ストロボや、汎用外部スト
ロボを使用して、撮影状況等に合わせた多様なストロボ
撮影が可能になっている。しかしながら、専門的知識の
ない一般ユーザには、カメラ本体により自動制御可能な
内蔵ストロボ以外の外部ストロボの取り扱いは、必ずし
も容易ではない。特に、専用外部ストロボ及び汎用外部
ストロボの両方を使用する場合に、カメラのストロボ発
光全体の光量が過大になるなどの問題がある。
【0006】また、プリ発光機能を有する専用外部スト
ロボを、汎用外部ストロボと共に使用する場合、プリ発
光機能にために、ストロボの最大発光光量を有効に使え
ないことがある。
【0007】そこで、本発明の目的は、特に専用外部ス
トロボ及び汎用外部ストロボの両方を使用する場合で
も、簡単な操作で適正なストロボ撮影を実現できるカメ
ラ装置を提供することにある。また、本発明の他の目的
は、プリ発光制御機能を持つ専用外部ストロボ及び汎用
外部ストロボの両方を使用する場合でも、ストロボの装
着状態に応じて、発光量を有効的に利用したストロボ撮
影を実現できるカメラ装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の観点は、専用外
部ストロボ及び汎用外部ストロボのいずれも使用可能な
カメラ装置において、特に両者を同時に使用する場合の
ストロボ制御技術に関するものである。
【0009】即ち、本発明の観点に従った第1の形態に
係るカメラ装置は、カメラ本体により調光制御が可能な
専用外部ストロボを装着できるストロボ装着部と、前記
専用外部ストロボと、調光制御機能またはマニュアル発
光制御機能を備えた汎用外部ストロボとを接続可能なス
トロボ接続用端子部と、前記ストロボ装着部に前記専用
外部ストロボが装着された状態で、前記ストロボ接続用
端子部に前記汎用外部ストロボが接続されたことを検知
する検知手段と、前記検知手段の検知結果に応じて、前
記専用外部ストロボの発光量を、撮影時に設定される目
標発光量よりも所定量だけ減少させるストロボ発光制御
を実行するストロボ制御手段とを備えたものである。
【0010】ここで、ストロボ装着部とは、例えばカメ
ラ本体に設けられたホットシュー(ストロボの台座)に
相当する構成要素である。また、ストロボ接続用端子部
は、例えばカメラ本体に設けられた専用又は汎用のシン
クロ端子に相当する構成要素である。
【0011】このような構成であれば、カメラ本体に、
専用外部ストロボ及び汎用外部ストロボの両方が装着さ
れた場合に、撮影動作に同期して、当該各外部ストロボ
の発光を制御する場合に、専用外部ストロボの発光量を
抑制することができる。このため、ストロボ全体の発光
量が過大になることを未然に回避し、特別の複雑な操作
を要することなく、撮影状況などに適合するストロボ撮
影を実現できる。
【0012】また、本発明の観点に従った第2の形態に
係るカメラ装置は、カメラ本体により調光制御が可能な
専用外部ストロボを装着できるストロボ装着部と、前記
専用外部ストロボと、調光制御機能またはマニュアル発
光制御機能を備えた汎用外部ストロボとを接続可能なス
トロボ接続用端子部と、前記ストロボ装着部に前記専用
外部ストロボが装着された状態で、前記ストロボ接続用
端子部に前記汎用外部ストロボが接続されたことを検知
する検知手段と、前記検知手段の検知結果に応じて、前
記汎用外部ストロボの発光を禁止するストロボ発光制御
を実行するストロボ制御手段とを備えたものである。
【0013】更に、本発明の観点に従った第3の形態に
係るカメラ装置は、カメラ本体により調光制御が可能な
専用外部ストロボを装着できるストロボ装着部と、前記
専用外部ストロボと、調光制御機能またはマニュアル発
光制御機能を備えた汎用外部ストロボとを接続可能なス
トロボ接続用端子部と、前記ストロボ装着部に前記専用
外部ストロボが装着された状態で、前記ストロボ接続用
端子部に前記汎用外部ストロボが接続されたことを検知
する検知手段と、前記検知手段の検知結果に応じて、前
記専用外部ストロボのプリ発光制御をオフし、前記専用
外部ストロボ及び前記汎用外部ストロボを発光させる制
御を実行するストロボ発光制御を実行するストロボ制御
手段とを備えたものである。
【0014】このような構成であれば、専用外部ストロ
ボ及び汎用外部ストロボの両方を使用する場合でも、ス
トロボの装着状態に応じて、発光量を有効的に利用した
ストロボ撮影を実現できる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して、本発明の実
施の形態を説明する。
【0016】図1は、本実施形態に関するデジタルカメ
ラの要部を示すブロック図である。但し、同実施形態
は、ストロボ制御系が同様の構成であれば、銀塩フイル
ムを使用する銀塩カメラにも適用できる。
【0017】(カメラの構成)同実施形態のデジタルカ
メラは、図1に示すように、カメラ本体内に、システム
コントローラ1と、撮像処理系2と、操作部3と、LC
D(液晶)モニタ4と、ストロボ制御部10とを有す
る。システムコントローラ1は、マイクロプロセッサ
(CPU)及びその制御プログラムを格納したメモリか
ら構成されている。システムコントローラ1は、同実施
形態に関するストロボ制御以外に、撮影動作に必要な各
種の画像処理、画像圧縮/伸張処理、AE処理、AF処
理、操作入力処理、及び表示制御等の制御動作を実行す
る。を含むレンズ駆動制御、及び同実施形態に関係する
ストロボ制御等を実行する。
【0018】撮像処理系2は、ズームレンズやフォーカ
スレンズ等を含む撮影レンズ群と、撮像素子(CCD)
や撮像回路(A/Dコンバータも含む)等を含む回路
群、及びバッファメモリを有し、カメラのメイン要素で
ある。操作部3は、レリーズ(シャッタ)ボタン、選択
用十字キー、モード(撮影、ストロボなど)の設定用ダ
イヤル、OKスイッチ、及び内蔵ストロボのスイッチな
どを有する。LCDモニタ4は、撮像処理系2により得
られた撮影画像や、操作用メニュ画面などを表示する。
【0019】ストロボ制御部10は、システムコントロ
ーラ1の制御下で、内蔵ストロボ11、汎用外部ストロ
ボ14、及び専用外部ストロボ15の各発光制御を実行
する。また、ストロボ制御部10は、シンクロ端子(専
用または汎用シンクロ端子)13に接続される汎用外部
ストロボ14または専用外部ストロボ15の検知信号、
及びホットシュー(ストロボの台座)12に装着される
専用外部ストロボ15の検知信号をシステムコントロー
ラ1に伝達する機能も有する。
【0020】ここで、専用外部ストロボ15は、システ
ムコントローラ1により発光制御(調光制御)が可能で
あるように設計されたものである。一方、汎用外部スト
ロボ14は、システムコントローラ1からの指示に応じ
て発光するが、調光などの制御をストロボ側で実行する
ように設計されたものである。
【0021】カメラ本体30は、例えば図3(Aは正面
から見た図、Bは側面から見た図)に示すような外観で
ある。カメラ本体30は、撮影レンズ31の光軸方向に
発光する位置に内蔵ストロボ11を有する。また、同図
(B)に示すように、外部ストロボの装着用部材とし
て、前述したホットシュー12及びシンクロ端子13が
設けられている。内蔵ストロボ11は、使用しない場合
にはカメラ本体30の内部に収納されて、使用時にスト
ロボ光が有効となるようにポップアップされるポップア
ップ機構に組み込まれている。
【0022】なお、これ以外の要素として、カメラ本体
30には、撮影画像(圧縮されたデジタル画像データ)
を保存するための記録媒体(例えばメモリカード)を装
着するためのカードスロットなどが設けられている。ま
た、撮影画像をカメラ本体30の外部に出力するための
外部出力用インターフェースも設けられている。
【0023】(ストロボ制御動作)以下図1と図3のカ
メラにおける実施形態として、図2及び図4のフローチ
ャートを参照してストロボ制御動作を説明する。
【0024】同実施形態では、カメラ本体30の内蔵ス
トロボ11と共に、汎用外部ストロボ14及び専用外部
ストロボ15が使用可能であり、両方同時または一方を
使用する場合を想定する。ここで、図2に示すように、
同実施形態の専用外部ストロボ15は、カメラ本体30
のシステムコントローラ1によるプリ発光による自動調
光制御(プリ調光オート)が可能である。これ以外の通
常オート(自動調光モード)及び指定ガイドナンバ(G
N)に応じた発光制御(GN指定モード)は、専用外部
ストロボ15自体の機能によりストロボ側で実行され
る。また、汎用外部ストロボ14は、システムコントロ
ーラ1による発光のオン/オフ制御が可能であるが、調
光制御機能となる通常オート(自動調光モード)による
発光制御及びマニュアル発光制御機能となる指定ガイド
ナンバ(GN)に応じた発光制御についてはストロボ側
で実行制御される。
【0025】システムコントローラ1は、前述したよう
に、ストロボ制御部10を通じてシンクロ端子13に汎
用外部ストロボ14が接続されているか否かを電気的或
いは機械的に検知する。また、ホットシュー12に専用
外部ストロボ15が装着されたか否かを、電気的或いは
機械的に検知する(ステップS1)。システムコントロ
ーラ1は、各外部ストロボ14,15が接続されている
場合には、専用外部ストロボ15の発光量を抑制する制
御を実行する(ステップS2のYES,S3のYES,
S4)。
【0026】具体的には、システムコントローラ1は、
ストロボ撮影時に、プリ発光による調光モードで、目標
発光量に対して所定の量だけ発光量を減少させる。そし
て、システムコントローラ1は、汎用外部ストロボ14
に対して発光を指示し、当該汎用外部ストロボ14と共
に、発光量を抑制した専用外部ストロボ15を発光させ
る(ステップS5)。ここで、プリ発光の信号は専用ス
トロボのみに設けられた接点に対して発せられるもので
あり、汎用ストロボ14は当該信号により発光すること
はない。
【0027】なお、シンクロ端子13に汎用外部ストロ
ボ14が接続されていない場合には、システムコントロ
ーラ1は、通常のプリ調光オートモードで専用外部スト
ロボ15を発光させる(ステップS3のNO,S9)。
一方、ホットシュー12に専用外部ストロボ15が装着
されていない場合には、システムコントローラ1は、シ
ンクロ端子13に接続された汎用外部ストロボ14を発
光させる(ステップS2のNO,S6,S7)。また、
システムコントローラ1は、シンクロ端子13に接続さ
れた専用外部ストロボ15を発光させる(ステップS2
のNO,S6,S8)。
【0028】以上要するに、同実施形態によれば、汎用
外部ストロボ14及び専用外部ストロボ15の両方を使
用したストロボ撮影を行なうことができる。この場合、
同実施形態では、シンクロ端子13に接続されている汎
用外部ストロボ14を発光させると共に、ホットシュー
12に装着された専用外部ストロボ15の発光量を抑制
することができる。従って、カメラのストロボ全体の発
光量が過大になるような事態を回避できるため、適切な
ストロボ撮影を実現できる。
【0029】(変形例1)図5は同実施形態の変形例に
関するフローチャートである。本変形例は、汎用外部ス
トロボ14及び専用外部ストロボ15の両方がカメラ本
体30に接続されている場合には、汎用外部ストロボ1
4の発光を禁止する機能に関する。
【0030】まず、システムコントローラ1は、シンク
ロ端子13に汎用外部ストロボ14が接続されているか
否かを電気的或いは機械的に検知する。また、ホットシ
ュー12に専用外部ストロボ15が装着されているか否
かを電気的或いは機械的に検知する(ステップS1
1)。システムコントローラ1は、各外部ストロボ1
4,15が接続されている場合には、シンクロ端子13
に接続された汎用外部ストロボ14の発光を禁止する
(ステップS12のYES,S13のYES,S1
4)。そして、システムコントローラ1は、ストロボ撮
影時に、内蔵ストロボ11と共に、ホットシュー12に
接続された専用外部ストロボ15を通常のプリ調光オー
トモードで発光させる(ステップS15)。なお、シン
クロ端子13に汎用外部ストロボ14が接続されていな
い場合には、システムコントローラ1は、汎用外部スト
ロボ14の発光禁止の制御を実行することなく、専用外
部ストロボ15を通常のプリ調光オートモードで発光さ
せる(ステップS13のNO,S15)。
【0031】一方、ホットシュー12に専用外部ストロ
ボ15が装着されていない場合には、システムコントロ
ーラ1は、シンクロ端子13に接続された汎用外部スト
ロボ14を発光させる(ステップS12のNO,S1
6,S17)。また、システムコントローラ1は、シン
クロ端子13に接続された専用外部ストロボ15を発光
させる(ステップS12のNO,S16,S15)。
【0032】以上要するに、本変形例によれば、汎用外
部ストロボ14または専用外部ストロボ15のいずれか
を使用したストロボ撮影を行なうことができる。この場
合、本変形例では、ホットシュー12に専用外部ストロ
ボ15が装着されている場合には、シンクロ端子13に
接続されている汎用外部ストロボ14の発光を禁止させ
る。従って、カメラのストロボ全体の発光量が過大にな
るような事態を回避できるため、適切なストロボ撮影を
実現できる。なお、ホットシュー12に専用外部ストロ
ボ15が装着されていない場合には、シンクロ端子13
に接続されている汎用外部ストロボ14を、内蔵ストロ
ボ11と共に発光させる。
【0033】ここで、本変形例の方法をマクロ撮影モー
ド時に適用できる。即ち、例えば20cm〜80cm程
度の近接撮影であるマクロ撮影モード時に、図5のフロ
ーチャートの制御を実行して、シンクロ端子13に接続
されている汎用外部ストロボ14の発光を禁止させるこ
とにより、内蔵ストロボ11または専用外部ストロボ1
5のみを使用したストロボ撮影を実現できる。即ち、シ
ンクロ端子13に汎用外部ストロボ14が接続されてい
る状態で、マクロ撮影モードを設定する、或いはマクロ
領域でのストロボ撮影を実行すると、内蔵ストロボ11
と共に汎用外部ストロボ14を発光させることになる。
このため、マクロ撮影モードではストロボ全体の発光量
が過大になるが、本変形例の方法を適用すれば、例えば
内蔵ストロボ11のみによる適切なマクロ撮影でのスト
ロボ撮影を実現できる。
【0034】(変形例2)図6は同実施形態の変形例2
に関するフローチャートである。本変形例は、汎用外部
ストロボ14及び専用外部ストロボ15の両方がカメラ
本体30に接続されている場合には、専用外部ストロボ
15のプリ発光による調光モードでの発光制御をオフす
る機能に関する。
【0035】まず、システムコントローラ1は、シンク
ロ端子13に汎用外部ストロボ14が接続されているか
否かを電気的或いは機械的に検知する。また、ホットシ
ュー12に専用外部ストロボ15が装着されているか否
かを電気的或いは機械的に検知する(ステップS2
1)。システムコントローラ1は、各外部ストロボ1
4,15が接続されている場合、専用外部ストロボ15
及び内蔵ストロボ11のプリ発光による調光モードでの
発光制御をオフする(ステップS22のYES,S23
のYES,S24)。そして、システムコントローラ1
は、ストロボ撮影時に、内蔵ストロボ11と共に、専用
外部ストロボ15及び汎用外部ストロボ14を発光させ
る(ステップS25)。この場合、専用外部ストロボ1
5は、システムコントローラ1による制御ではなく、ス
トロボ自体に設けられた自動調光モード或いはGN指定
モードで発光する。また、内蔵ストロボ11も、予め決
定されたGNoで発光する。但し、システムコントロー
ラ1は、専用外部ストロボ15及び内蔵ストロボ11の
機能を完全にオフさせてもよい。
【0036】シンクロ端子13に汎用外部ストロボ14
が接続されていない場合には、システムコントローラ1
は、専用外部ストロボ15を通常のプリ調光オートモー
ドで発光させる(ステップS23のNO,S27)。一
方、ホットシュー12に専用外部ストロボ15が装着さ
れていない場合には、システムコントローラ1は、シン
クロ端子13に接続された汎用外部ストロボ14を発光
させる(ステップS22のNO,S26,S28)。ま
た、システムコントローラ1は、シンクロ端子13に接
続された専用外部ストロボ15を発光させる(ステップ
S22のNO,S26,S27)。
【0037】以上要するに、本変形例によれば、汎用外
部ストロボ14及び専用外部ストロボ15を効果的に使
用したストロボ撮影を行なうことができる。この場合、
本変形例では、ホットシュー12に専用外部ストロボ1
5が装着されている場合には、専用外部ストロボ15
を、ストロボ自体に設けられた自動調光モード或いはG
N指定モードで発光させる。これによって、外部ストロ
ボを多灯することによる大光量をマニュアル的に指定で
きると共に、例えば、多灯ストロボ撮影で使用される、
ある1灯のストロボ発光を検出して発光同期とし、他の
全てのストロボを発光させる光トリガ方式ストロボ発光
を併用することもできる。
【0038】なお、同実施形態及び各変形例において、
外部ストロボ14,15の発光制御をシステムコントロ
ーラ1が自動的に実行する機能について説明した。しか
し、これに限ることなく、操作部3からユーザがマニュ
アルで設定することにより、同実施形態及び各変形例で
の外部ストロボ14,15の発光制御を実行する構成で
もよい。また、カメラ本体30の内蔵ストロボ11を外
部ストロボ14,15と同時に発光する場合について説
明したが、これに限ることなく、内蔵ストロボ11を使
用せずに、外部ストロボ14,15のみでのストロボ撮
影の場合にも適用できる。
【0039】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、専
用外部ストロボ及び汎用外部ストロボの使用可能なカメ
ラ装置において、カメラのストロボ発光全体の光量が過
大になるような事態を未然に回避し、簡単な操作で適正
なストロボ撮影を実現できる。また、専用外部ストロボ
がプリ発光制御機能を持つ場合でも、外部ストロボの装
着状態に応じて、ストロボの最大発光量まで有効に利用
したストロボ撮影を実現できる。従って、一般ユーザで
も、撮影状況等に合わせた多様なストロボ撮影を行なう
ことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に関するデジタルカメラの要
部を示すブロック図。
【図2】同実施形態に関する外部ストロボの制御項目を
説明するための図。
【図3】同実施形態に関するカメラ本体の外観を示す
図。
【図4】同実施形態に関するストロボ制御動作の手順を
説明するためのフローチャート。
【図5】同実施形態の変形例1に関するストロボ制御動
作の手順を説明するためのフローチャート。
【図6】同実施形態の変形例2に関するストロボ制御動
作の手順を説明するためのフローチャート。
【符号の説明】
1…システムコントローラ 2…撮像処理系 3…操作部 4…LCDモニタ 10…ストロボ制御部 11…内蔵ストロボ 12…ホットシュー(ストロボ装着部) 13…シンクロ端子(ストロボ接続用端子部) 14…汎用外部ストロボ 15…専用外部ストロボ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カメラ本体により調光制御が可能な専用
    外部ストロボを装着できるストロボ装着部と、 前記専用外部ストロボと、調光制御機能またはマニュア
    ル発光制御機能を備えた汎用外部ストロボとを接続可能
    なストロボ接続用端子部と、 前記ストロボ装着部に前記専用外部ストロボが装着され
    た状態で、前記ストロボ接続用端子部に前記汎用外部ス
    トロボが接続されたことを検知する検知手段と、 前記検知手段の検知結果に応じて、前記専用外部ストロ
    ボの発光量を、撮影時に設定される目標発光量よりも所
    定量だけ減少させるストロボ発光制御を実行するストロ
    ボ制御手段とを具備したことを特徴とするカメラ装置。
  2. 【請求項2】 カメラ本体により調光制御が可能な専用
    外部ストロボを装着できるストロボ装着部と、 前記専用外部ストロボと、調光制御機能またはマニュア
    ル発光制御機能を備えた汎用外部ストロボとを接続可能
    なストロボ接続用端子部と、 前記ストロボ装着部に前記専用外部ストロボが装着され
    た状態で、前記ストロボ接続用端子部に前記汎用外部ス
    トロボが接続されたことを検知する検知手段と、 前記検知手段の検知結果に応じて、前記汎用外部ストロ
    ボの発光を禁止するストロボ発光制御を実行するストロ
    ボ制御手段とを具備したことを特徴とするカメラ装置。
  3. 【請求項3】 前記ストロボ制御手段は、前記ストロボ
    装着部に前記専用外部ストロボが装着されていない状態
    で、前記ストロボ接続用端子部に前記汎用外部ストロボ
    が接続されている場合には、前記汎用外部ストロボを発
    光させる制御を実行することを特徴とする請求項2に記
    載のカメラ装置。
  4. 【請求項4】 前記ストロボ制御手段は、前記カメラ本
    体がマクロ撮影モードが設定された場合には、前記スト
    ロボ接続用端子部に接続された前記汎用外部ストロボの
    発光を禁止するストロボ発光制御を実行することを特徴
    とする請求項2に記載のカメラ装置。
  5. 【請求項5】 カメラ本体により調光制御が可能な専用
    外部ストロボを装着できるストロボ装着部と、 前記専用外部ストロボと、調光制御機能またはマニュア
    ル発光制御機能を備えた汎用外部ストロボとを接続可能
    なストロボ接続用端子部と、 前記ストロボ装着部に前記専用外部ストロボが装着され
    た状態で、前記ストロボ接続用端子部に前記汎用外部ス
    トロボが接続されたことを検知する検知手段と、 前記検知手段の検知結果に応じて、前記専用外部ストロ
    ボのプリ発光制御をオフし、前記専用外部ストロボ及び
    前記汎用外部ストロボを発光させる制御を実行するスト
    ロボ発光制御を実行するストロボ制御手段とを具備した
    ことを特徴とするカメラ装置。
  6. 【請求項6】 前記ストロボ制御手段は、前記検知手段
    の検知結果に応じて、前記専用外部ストロボの動作をオ
    フするストロボ発光制御を実行することを特徴とする請
    求項5に記載のカメラ装置。
  7. 【請求項7】 前記ストロボ制御手段は、前記検知手段
    の検知結果に応じて、前記専用外部ストロボのプリ発光
    制御をオフさせると共に、前記専用外部ストロボに設け
    られている自動調光モードで、前記専用外部ストロボを
    発光させるストロボ発光制御を実行することを特徴とす
    る請求項5に記載のカメラ装置。
  8. 【請求項8】 前記ストロボ制御手段は、前記検知手段
    の検知結果に応じて、前記専用外部ストロボのプリ発光
    制御をオフさせると共に、前記専用外部ストロボに設定
    されたガイドナンバに従って、前記専用外部ストロボを
    発光させるストロボ発光制御を実行することを特徴とす
    る請求項5に記載のカメラ装置。
  9. 【請求項9】 前記ストロボ接続用端子部は、専用シン
    クロ端子又は規格化された汎用シンクロ端子のいずれか
    であることを特徴とする請求項1から請求項8のいずれ
    か1項に記載のカメラ装置。
  10. 【請求項10】 前記ストロボ制御手段の動作を、前記
    カメラ本体側で選択的に設定できる設定手段を備えてい
    ることを特徴とする請求項1から請求項8のいずれか1
    項に記載のカメラ装置。
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